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変身譚

65名無しさん:2020/01/25(土) 17:54:41


ある地方には褌を着けた男らが、
巨大な柱を担いでねり歩くという祭りがあるのだが、
中学生の幸生は捻挫をした父に代わって参加する羽目になり、

「こ、こんな恰好で・・・」

幸生が弛み気味な腹を押さえながら広場へ向かうと、
自分のように無理矢理参加させられた級友らを見て、

「(み、皆も同じか。)」

浮かない表情をしている幸生らに対し、
大学生などで構成され、祭りの中心的な存在である若衆と呼ばれる面々は、

「最初は恥ずかしいだろうけど、頑張れ。」
「無理に担がなくても触れるだけで良いから。」

こうして若衆らを中心に柱を担ぎながらねり歩くのだが、
若衆らが柱を高く掲げたりすると、
身長差もあって幸生ら中学生は柱から手が離れる事が度々あり、

「幸生、結構楽できそうだな。」
「そ、そうだね。」

だが、幸生らの通う中学校の近くまでねり歩いて広場へ戻る途中、
中学校と広場とを隔てる川にさしかかり、

「もしかして・・・」
「そうだ、このまま川に入る。」
「足は着く深さだし、大丈夫だって。」

皆と嫌々柱を担ぐ幸生らであったが、急に水が冷たく感じなくなった上、
柱を高く掲げられても余裕で手が届くようになり、
ふと級友らの顔を見ると顔つきが徐々に引き締まっていくではないか。
そして、広場へ戻ると、

「幸生、引き締まっているぞ。」
「お前こそ。」
「どうなって・・・」

参加する前は太り気味か痩せ気味だった幸生ら中学生は、
若衆と比べれば貧弱に見えるも、胸筋が少し盛り上がって、
腹筋が縦に浮き出て、
陰茎も亀頭がすっかり剥き出しになっており、
そんな幸生に若衆らは毛布を着せたり、味噌汁などを差し出し、

「また参加してくれよ。」

幸生は戸惑いながらも参加を承諾するのだった。


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