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変身譚

152名無しさん:2021/11/27(土) 20:54:50
筋肉戦隊マッスルファイブ

中学生の赤村昇吾は、
謎の怪物に襲われそうになったところを黒ずくめの男女に助けられると、
ある研究所へと連れて行かれ、

「マッスルストーンをこちらに。」

研究所の所長と思われる女の指示で、
赤、青、緑、黒、黄の5色の石が運び出され、
そのうち赤い石を昇吾に近づけてみると、赤い光が昇吾へと降り注いで、

「ち、力が漲ってきて・・・」

華奢だった腕や脚に筋肉が付いて太さを増し始め、
肩幅が広がって胸に厚みが増していくなどして、
制服が否応なく裂けて勢い良くボタンが弾け飛ぶと、
肥大した亀頭が露出した陰茎が露わになり、

「ど、どうしよう。」

思わず股間を手で隠そうとすると、
まるでコーティングされるかのように、
赤いヘルメットとスーツが装着され、

「これって・・・」

こうして昇吾はマッスルレッドとして、
戦いに身を投じる事になり、翌日、普段と同じように目を覚ますと、

「あれが現実に起きた・・・」

ふとお腹を触ると、腹筋が少し硬くなって、
ほぼ平らだった胸も少し盛り上がっており、

「こ、これって・・・」

食事を済ませてから近くの本屋へ向かおうと、

「さっきからキョロキョロしているけど、道に迷っているのかな?」

自分とほぼ同年齢と思われる金髪で目が茶色の少年に声をかけてみると、

「あ、あの・・・」

「青山さんの娘さんが国際結婚したって聞いていたけど・・・」

青山譲治は久々に祖父母の家を訪れていたが、
どうも道に迷ってしまったらしく、

「それに話しかけようとしても、逃げられてばかりで・・・」
「見た目で君が日本語を話せると思わなかったのだと思うよ。」

すると異様な恰好をした一団を引き連れたタコのような怪物が暴れ出し、

「(変身した方が良いのかな・・・)」

昇吾がマッスルレッドに変身するのを躊躇していると、
研究所の所長から託された青いマッスルストーンが光って、
その光が譲治に注がれていくのだが、
すると少し弛み気味だったお腹がみるみる引き締まり、
肩や胸の筋肉が異様に盛り上がって着ていた服が大きく裂けると、
青いヘルメットとスーツが装着され、

「じょ、譲治・・・」

マッスルブルーへと変身した譲治が勇敢に立ち向かっているのを見て、
昇吾もマッスルレッドに変身して譲治と共にタコの怪物を撃退すると、

「昇吾もナイスファイトだったよ。」

昇吾と譲治は元の姿に戻ってみるのだが、

「譲治・・・」

譲治の腹周りの脂肪がほぼ落ちて、
顔つきも少し引き締まったのだが、
これはいくらマッスルストーンの力で筋肉質になっても、
元々の見た目がそれとかけ離れていれば、
変身する際の負担が大きくなってしまう。
その負担を軽減するために昇吾や譲治は逞しくなってきており、

「ワーオ、ニキビもすっかり消えている。」

思わぬ変化に対し譲治は嬉しそうであり、

「譲治は楽天的だな。」


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