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変身譚

146名無しさん:2021/02/28(日) 19:03:38
診察記録(加筆訂正版)

長らく医師をしてきたが、
一貴君の奇跡としか表現しようのない変わりようには言葉も出ない。

彼は病気のために入退院を繰り返してきて、
咳き込んだりしている上、自力で歩くのも困難で、
そのせいかふさぎ込む事が多く、
担当となった私はどう接していけば良いのか分からずにいた。

だがある日、診察のため病室を訪れた私は目を疑った。

「一貴君・・・」
「先生。」

自分だけで起き上がり、
私に対する受け答えも今までなら小声でたどたどしく話していたのが、
はっきりとした口調で話す上、
表情も少し朗らかになったように感じられた。

起き上がれるようになってから2、3日した頃から、
咳き込む事が徐々に少なくなって、
残す事も少なくなかった食事も完食するようになり、
ご両親は涙ながらに感謝の言葉を述べられたが、
実際のところ、私は一貴君が変わっていく過程を見るのがやっとであった。

担当となってから2ヶ月程で退院したが、
私は経過報告という事で診察を継続する事を一貴君とご両親に約束し、
退院してから初めての診察では多少背が高くなった程度であったのが、
診察を重ねていくにつれて、背が高くなるばかりか、
肩は張り出して、ほぼ平らだった胸に厚みが出て、
腕や脚もかなり太くなっていった。

しかも診察に臨む意識なども変わってきて、
診察していた当初は服を脱ぐのを躊躇っていたが、
逞しくなっていくのに合わせるように率先して上半身裸になるだけでなく、
下着以外の衣服も脱ぐようになったのには戸惑うばかり。

診察とはいえ、下着越しに盛り上がっているのを見るのは・・・

「明美先生、具合でも・・・」
「だ、大丈夫よ、一貴君。」

経過報告のためという名目で診察を始めてもうすぐ2年になるが、
病院はこれといった疾患が無いのを理由に退院して3ヶ月の段階で、
経過報告のための診察を終えた事にしており、
それからの診察は色々に理由をつけて私的に続けているに過ぎない。

一貴君やご両親に嘘を吐いてまでこんな事をしているのは、
一貴君が逞しくなっていった理由を知りたいという好奇心、
そして異性として認識していったためだろう。

そうした中、診察のため私の家へと訪れた一貴君が、
これまでのように下着以外の衣服を脱いでいくと、
厚みのある胸筋、割れ目が浮き出ている腹筋などが露わとなるが、
やはり下着からはみ出そうな程に勃っている陰茎も気になってしまう。


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