変身譚

116：名無しさん：2020/07/20(月) 21:52:55: 清と未菜は痩せるためランニングを始めるが、
遅いものの、ある程度は走れる未菜に対し、
清は少し走っただけで息が切れそうになってしまい、

「清君、始めたばかりだよ。」

そこへ級友らがやって来て、

「清、未菜と一緒に走り込みか。」
「今のうちに少しでも痩せないとな・・・」
「も、元に、いやそれ以上になってやる。」

発奮した清は未菜の支えもあり、徐々に痩せて、
顔の輪郭や腹周りなどが引き締まって、腹筋が硬くなり、
未菜も腰の辺りが括れていき、

「清君、結構痩せたね。」
「でも脇腹とかもう少し引き締めたいな。」
「さっきここへ来る前に流華さんが渡したいものがあるって・・・」

清と未菜がそれぞれ箱を開けてみると、
清が開けた箱には学校の授業でも穿かないVパンツ型の水着、
未菜が開けた箱にはハイレグ型と呼ばれる水着が入っており、

「流華さんなりの励ましだよきっと。」
「そ、そうか。」

それから数日が経ったある日、
清と未菜は未菜の家の向かいにあるプールへやって来るが、
皆、清の程良く盛り上がった胸筋、浮き出た腹筋、
未菜の腰の括れなどに注目しているようで、

「流華さんから貰った水着のせいかな、皆、見ているよ。」

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