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変身ロワイアルその6
672
:
変身─ファイナルミッション─(1)
◆gry038wOvE
:2015/12/31(木) 20:09:45 ID:GU7jrFVA0
──仮面ライダーの世界。
──プリキュアの世界。
──魔法少女の世界。
──テッカマンの世界。
──らんま1/2の世界。
──魔戒騎士の世界。
──ウルトラマンの世界。
──スーパー戦隊の世界。
あらゆる者が、戦いの終わりを見守った。
たとえ、ベリアルほどの実力を持つ者たれども、今この時ばかりは、彼らに戦いの行く末を任せるしかない。
大人たちもまた、子供のような心を胸に、勇士が立ち上がり、関門に辿り着く姿を見守り──その勝利を祈った。
「──やっとたどり着いたか。てめえらも」
この世界に住む血祭ドウコクは、少しばかりその中では異端だった。
六門船の揺れる船の上で、三途の川面に浮かんだ映像を、骨のシタリと共に眺めて、彼らが辿り着いた事実をさも当然のように受け入れ、そして、そこにガイアセイバーズがいるかのように、彼は呟いた。
シタリは、彼の方をちらりと見る。
「見せてみろよ……。──貴様らが勝つ姿を」
血祭ドウコクの言葉を聞き、その横顔を眺めた後で、シタリは再び、何も言わずに三途の川の方に視線を落とした。
彼が今、こんな事を言う友人を見て何を想ったかはわからない。
ただ、シタリもこんなご時世、ドウコクと同じ物を観たがっているという事だけは同じだった。
◆
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