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Schwarzer Kater 4 *SA

1:2014/02/13(木) 15:04:38 ID:???
「Schwarzer Kater 3」の続きです。
相変わらずSAオンリーほぼ初期メンバーのみ。
そしてリアルよりパラレルが多くAさん猫可愛がりなお話。

自分でもびっくりな4スレめに突入。
ここまできたら自分だけになっても妄想が続く限り書き続けたいです。
すでに妄想尽きて似た話がいっぱいありますが…今スレもどうぞよろしくお願いします☆彡

297:2014/04/06(日) 14:23:22 ID:???


「ちっ、厄介だな」
「急がないとまずいですよ」
「先ほどよりは少し小さくなっているようだが」
「力、尽きてきたか?」
「かもしれません」

光の外から声が聞こえる。
さっきまで全然見えなかった外がうっすらと透けて見え始めていた。
多分…向こうからも俺の姿が見えてると思う。
どうしてかはわからないけど、この光に手を出せないみたい。

今のうちに…。
光に包まれたままゆっくりと深呼吸した。

もう少し。
もう少しだけ。

力が体に宿ってくる。

「攻撃してみるか?早く力が尽きるかもしれない」
「本体に負担がかかりませんか?ただでさえ弱っているのに」
「だが時間もない。このまま触れない方がまずいだろう」
「では」

ばちりっ。
何かをはじく音とそれから光り。
中にいる俺はなんともない。
衝撃すらなかった。

「どうだ?」
「ほとんど変化はありませんね」
「もう一度、もう少し強くだ」
「はい」

また音がする。
ゆらりと光の玉が揺らいだ。

「よし、続けろ」
「はい」

ゆらゆら。
揺れて薄くなる光り。
もう少し時間が欲しかったけど…仕方ない。

もう一度大きく深呼吸した。

298:2014/04/06(日) 14:24:06 ID:???


「あっし」
「俊さん待ってください」

飛び出していこうとするその体を必死で引き止める。
気持ちはわかるけど無理ですって!

「ねっさん、何で止めるんじゃ」
「突っ込むには多すぎます…」
「けどっ」

想像よりも多くの猫又が残っていた。
いくら何でもこの人数を相手にしながら篤志さんを助けるのは難しい。

「それよりなにしてるんですかね?」

篤志さんに向けて力を使ってるように見えるけど…篤志さんの周りは光が覆っててそれが全ての攻撃をはじいていた。

「何じゃろう…。あっしの力、か?」
「そうかも。でも時間の問題ですね」

少しずつ光が小さく薄くなっていくのがここからでも確認できる。

「わしがひきつけるから…ねっさん、あっしを頼む」
「ダメです」
「何でじゃっ」
「俺がひきつけます。だから俊さんは篤志さんを助けてください。きっと篤志さんも俊さんを待ってるから」

小声で怒る俊さんに笑ってみせた。
篤志さんを助けるのは俊さんじゃないと。

絶対に篤志さんは俊さんを待ってる。
根拠はなくても自信はあった。

「けど…あの人数じゃ、お前もあぶねーぞ」
「馬鹿にしないでください。これでも結構強いんで」
「…ん」
「でもさすがに全部はひきつけられないと思うので、俊さんも気をつけて」
「わかった」

頷いた俊さんを見て、走って部屋の中に姿をさらす。
篤志さんばかり見ていた人たちが驚いてそれから慌てて騒ぎ出した。

「篤志さんは返してもらうよ」
「ちっ、良くここまで辿り着いたな。だが、独りでこの人数を相手に出来るかな?」
「さあ、やってみないとわからないよ」

さて、久しぶりに暴れようか。

299:2014/04/06(日) 14:25:01 ID:???
ねこまた。 >>296-298

少しずつの更新ですみません。
今回はねっさん活躍w
でも喋り方が…なんか違うような←
あちゅまでもう少し。

300名無しさん:2014/04/07(月) 11:53:22 ID:???

ね ねちゅーーーー!!!!かっこいいぞっ!
俊ちゃんがあちゅのそばに行くまで、お願いねっ!(T ^ T)
ままの愛情たっぷりの光の玉に守られているあちゅ
これでお外の天狗パパたちも遠慮せずに暴れまわっていると思います♪
わるいねこさんたちにデコピン炸裂ですっ♪
おでこから ぷしゅー・・っと煙り出して倒れているねこさんたちが見えますっ

あちゅもしかして、パワーアップしてすんごく強くなっちゃったりしてっキャハーッ//
輸血は必要なさそう・・・・じゃ、集めた姉ちゃんズの血液はわるいねこさんたちに
注射しておきますね♪
だってあちゅの血をコレクションするくらい血がお好きみたいですからこの変態め!←違うw

緋様っもしかしてもしかして、あちゅそろお歌会は今週参戦ですか?
ひょーーーーーーいよいよですねっ
テンション上がってきましたーーーー♪

A[・・・おれ、Hろさんが踊ってくれないと、やだもんっ!やんないもんっ!」(# ̄3 ̄)プイー
兄S「・・・またそんなわがまま・・・」(-。-;)
H「しょうがないなぁ〜」よしっ!踊っちゃうぞっ!(*^^*ゞポリポリ
兄S「・・っておいおい!」((((;゚Д゚))))
A「えへへー//Hろさん好き〜♪」(#^.^#)キャッキャ

・・・という感じでいつものハチキレダンスではなく、
あちゅの後ろでダンディーに踊ってくれるパパを妄想している1号ですっ

301:2014/04/07(月) 15:13:15 ID:???
>>300
あさ○ん仲間であちゅを救出♪
天狗ぱぱのデコピンはそれはもう凄い威力ですから…屍累々になってそうですw

いよいよですよ〜もしかしますよ〜!
はい。今週末の参戦です♪
初日ではないので初々しいあちゅ(笑)が見られないのは残念ですが一日済んでちょっと安心したけどまだぎこちないだろうあちゅも楽しみです。
ぼっちであちゅぐっずもあまり持たずの参戦ですが(´∇`;)
とにかく素晴らしい歌声と可愛らしい仕草とそれから脱いだり踊ったりなあちゅをがっつり堪能してきます☆
相変わらず記憶真っ白で帰ってきそう(笑)

ダンディーに踊るパパw
多分いるだろうダンサーのお姉さん達の後ろで踊るパパを思い浮かべちゃいました〜(笑)
さすがにないな…でも探してみよ←

いっそあちゅとぱぱでユニットを組んだらいいさ……ってごめんなさい、デレデレしちゃうパパしか思い浮かばないデス(゚Д゚;)

302:2014/04/07(月) 15:15:01 ID:???

ねこまた。


ねっさんがあいつらをひきつけてくれとる間にこっそり回りこんだ。
それでもあっしの近くにはまだ何人かの二又の姿。
もう少し近くまで行かんと…。

「急げ」
「光が…消えます」

何度目かの攻撃をばちっとはじいた光の玉がすうっと消えてく。

「あっし!」

思わず人型になって飛び出した。

「お前っ」
「あっしを返せ!」

あっしまでの距離はあと少し。
じゃけど、その距離が遠く感じた。
捕まえようとする手を交わしてひたすら走る。

「待て!」
「っにゃ」

背中が熱くなってそれから痛みを感じた。
爪で裂かれた背中、けどかまわず走り続ける。

「あっし!」

光が消えてほんの少し浮いていたあっしの体がふわりと下りてきちょった。
手を差し伸べて…必死でその体を受け止める。

「っ…あっし」

くたりとした体。
すぐにわかる高い熱。
それでも…この手にその体温を感じられて一瞬泣きそうになった。
けどそんな感傷にひたっとる場合じゃなかった。
背中にまた痛みを感じる。

「っ!」
「しゅ…?」
「あっし」
「俊、ちゃん?」
「ん」

抱えた腕の中から小さな声が聞こえた。
ずっと聞きたかったあっしの声。

303:2014/04/07(月) 15:15:55 ID:???


「俊さん!」
「っ」

あっしに気をとられとるわしにねっさんの声が響いた。
しまった!
チラリと視線を向けると大きく振り上げられた爪。
咄嗟にあっしを守るように抱きしめた。

「俊ちゃっ、やだ!」
「うわぁ!」

さっきまであっしを覆っていた光が再度広がって…襲ってきていた猫又の悲鳴が聞こえる。

「…あっし?」
「俊ちゃんっ、大丈夫?痛くない?」
「平気じゃ…」
「…良かった」

あっしに痛くない?と聞かれて、さっき受けた背中の傷の痛みもなくなっていることに気がついた。
あっしの…力か?

「あっし」
「俊ちゃん…お、俺…ごめんなさい」
「バカタレ。話は帰ってからゆっくり聞いちゃる。とりあえずみんなと合流するで」
「ん」
「力、使ってきつくねえか?」
「平気。お母さんが守ってくれてるから」
「?」

よくわからんが、前みたいに力を使ったことでつらそうな様子はねえな。

「ちゃんと後で、説明するよ。それよりみんなも来てるの?」
「そうじゃ、ねっさん?!」

あっしの言葉に思い出して慌てて振り返る。
あいつらをひきつけてくれとったはず。
大丈夫やろうか…。
けど金の光が眩しくてすぐにはその姿を確認できん。

「ちょっと待って」

あっしが目を閉じるとわしらを覆っていた金の光がゆらりと揺らめいて消えた。

304:2014/04/07(月) 15:16:46 ID:???


「篤志さんっ、俊さん」
「ねっさん」
「良かった。無事、だね」
「ん。ごめんなさい」

走りよってくるねっさんはあちこち怪我はしてるようじゃけど、酷くはなさそうで安心する。
そしてふと気づいた。
まだかなり居ったはずの二又が全て床に倒れこんどった。

「これ…ねっさんが?」
「いや、半分は篤志さんの力だと思う」
「あっしの?」

さっきの金の光の力か?

「ちょっと加減がわからなくて」
「使えるようになったんか?」
「今だけね。これも後で説明する…」

頭を上げてわしを見あげとったあっしがゆっくりと頭を下ろす。

「大丈夫か?」
「ん。体熱いけどさっきよりだいぶまし」
「ヒロさん達に合流するまでもう少し頑張って」
「うん…あ、ねっさん怪我」

今度は金の光がねっさんの傷口を覆った。
すぐに消えた光の後には傷痕すら見当たらん。
すげぇ力じゃな。
わしの背中も同じように傷痕もねえんやろう。
自分の方がしんどいじゃろうに…。

「っ、ありがとう」
「あっし無理すんなよ」
「にゃ」

またくたりと力を抜いたあっしをそっと抱えなおす。

「俺が先に行きます」
「頼む」

ねっさんと顔を見合わせ動き出す。
なるべくあっしに負担がかからんよう気をつけながらヒロさん達に合流する為わしらは外を目指した。

305:2014/04/07(月) 15:17:54 ID:???


もう何も怖くない。
だって俊ちゃんの腕の中だもん。

熱い体を少しだけもてあましながらそれでもはっきりとみんなの気配を感じる。
二又たちの気配も。
建物の中ほとんどの二又が動いてないから、きっとヒロさん達に倒されたんだと思う。
その中で今でも強い気配を放ってるのは…多分俺を攫ったあの二又。

その気配がこっちに向かってきていた。

「俊ちゃん止まって」
「ねっさん、ストップ」
「はい?」
「あっし、どうした?」

心配そうに覗きこむ二人。

「あの人が来る」
「ほんまか?」
「うん、ヒロさんが後追ってきてるけど…あの人の方が早いね」

俊ちゃん達にはまだわからないみたい。

「どうする?」
「ここにいて」

俊ちゃんの声が少しだけ固くなった、
大丈夫だよ。

俊ちゃんの腕の中から廊下へと飛び降りる。

「あっし!」
「だいじょーぶ」

かっこよく着地出来ればよかったんだけど、体力の方がまだないみたい。
ふにゃりと床に伏せて俊ちゃんを見上げた。

「あっし…」
「本当に大丈夫だよ。ちょっと体に力入らないけど力は余ってるから」
「ほんまじゃな?それつこうて負担になったりせんか?」
「うん、大丈夫。今だけは大丈夫」
「どういうことですか?」
「ごめん、ちゃんと全部後で説明するよ」
「わかった」

不思議そうなねっさんに心配そうな俊ちゃん。
でも、俺の言うこと信じてくれたみたい。
手を伸ばせば届く距離で見守ってくれてる。

ありがとう。
馬鹿なことした俺を助けに来てくれて。心配してくれて。
ヒロさん達にもみんなにもちゃんとお礼とごめんなさい言わないとね。

近づいてくる大きな気配を感じながら俺はじっと廊下の向こうを見つめた。

306:2014/04/07(月) 15:24:21 ID:???

お返事 >>301
ねこまた。 >>302-305

あちゅと合流。
兄ちゃんズとも早く合流してさっさと退散しましょう。

307:2014/04/08(火) 16:12:19 ID:???

ねこまた。


大きな気配は俺達に気がついて足を止めた。
突然目の前に現れたように見える二又。
その速さは…多分ヒロさんより上かな?今だけだと思うけど。

「お前らっ」
「ねえ…もう止めよう?」

俺は伏せたままで彼を見上げる。
キツイ視線が俺を睨みつけるけど、今は怖くなんてないよ。

「いきなり何を言う」
「もう無理だよ?わかるでしょ?俺の血だって万能なわけじゃない」
「そんなことはないっ!これから研究を重ねれば時間を延ばすことだって可能なはずだ」
「そうやって利用することばかり考えるから…お母さんはあなた達を選ばなかったんだって、まだわからないの?」
「っ」

言葉に詰まった彼を見ているともう一つの大きな気配が現れた。

「篤志っ、俊、ネス!」
「ヒロさん…。心配かけてごめんなさい」
「ああ。篤志大丈夫か?」
「ん。へーき」

本当にごめんなさい。
そう思いながらヒロさんからまた彼に視線を移す。

「お母さんはこうなることを予想してた。だから、俺に力を残してくれたの」
「力?」
「困った時にお祈りしたら助けてくれるって」
「だから、何だ?!」

怒りに震える声。
でもどこか哀しそうな気がする。
もしかしてこの人は…。

「本当はお母さんのこと、好きだったの?」
「っうるさい!」
「篤志!」
「あっし!」

気がついたことを口にしたら逆上したのか大きな力を俺に向けて放つ。
慌てた俊ちゃん達の声が聞こえたけど、大丈夫だよ。

ほわりと俺を包み込む金の光。

308:2014/04/08(火) 16:12:57 ID:???


「っ、それは」
「あなたのやったことは許せない。だけど…」

俺を包んでいた金の光が今度はこっちを睨んでいる彼を包み込む。

「何を…っ」

慌てた声が途切れた。
今の俺なら、このまま彼を消してしまうことだって…出来る。
でも…。

「ヒロさん」
「なんだ?」

ヒロさんを呼ぶとすぐに走りよってきてくれた。

「どうしたらいい?」

お父さんを殺したヤツだけど、たくさんのこだまも消しちゃたヤツだけど…でも傷つけるのは嫌だ…。

「篤志」
「ヒロさん?」

優しい大きな手が俺を撫でてくれる。

「綺麗な毛がぼろぼろになっちまったな」
「にゃ…」
「こいつをどうするかは俺達に任せてくれるか?」
「…ん。わかった」

きっとヒロさんなら大丈夫だと思うから素直に頷いて、金の光を消した。
そこにいるのはぐったりした猫の姿。

「ありがとな」

ヒロさんが二又を摘み上げる。
そこまで見たらなんだか一気に疲れちゃった。

「あっし」
「俊ちゃん」

頭を前足に乗せたらそっと抱き上げられた体。
俊ちゃんの腕の中。
やっぱり安心する。

「あっし…大丈夫か?」
「んー。でもちょっと疲れちゃった。寝ててもいい?」
「ええよ。ちゃんと連れて帰っちゃるから」
「みゃ。俊ちゃ、ありが、とー」

309:2014/04/08(火) 16:13:44 ID:???


外にいた二又は全部動けなくした。
いっそのこと殺しちゃえと思わないでもなかったけど…きっとあっちゃんはそれを知ったら胸を痛めるだろうから我慢我慢。
タカヒロ達も怪我はないね。
アキラがちょっと張り切りすぎて盛大に突っ込んだから擦り傷だらけだけど、それはまあいいでしょ。

俊ちゃん達も大丈夫かな?
そう思っていたらアジトから出てくる人影。

「あっちゃん!」「篤志君!」
「「篤志!」」「篤志さんっ」

思わず全員で叫んだ。
俊ちゃんの腕の中にいるあっちゃん。
いつもふわっふわで綺麗な毛並みが今はぼろぼろになっていて痛々しい。
早く手当てしてあげた方が良さそう。
そう思ってたら、ヒロさんも同じ判断だった。

「急いで戻るから後は任せたぞ」
「了解です」
「俊、来い」
「ん」

ふわりと力をまとわせたヒロさんがあっちゃんを抱いてる俊ちゃんごと抱き上げた。
そしてすぐに姿が見えなくなる。

…後は任されたけどあっちゃんの様子が気になるなぁ。
大丈夫だと思うけど、でももし何かあったら…。
急にそんな不安に駆られた。

「まっちゃん、俺も戻るわ」
「仕方ないなぁ。うっさん後任せて大丈夫?」
「いいよ、まっちゃんとマキは戻って」
「ありがと、うっさん」

まっちゃんは手当ての手伝いをするから戻るのはともかく、俺はそんなに役に立たないんだけどさ。
それでも良いって言ってくれたうっさんに感謝。
実はあっちゃんだけじゃなく俊ちゃんのことも気になってる。
考えたくないけれど、あっちゃんに万が一のことがあったら俊ちゃんは独りになるから…。
それはきっと…すごくすごく辛いことだから…。

理由は全然違うけど、日本に来たばかりの頃を思い出した。
まあ俺の場合は…独りになって気楽だったんだけど、ねー。

「マキ」
「うぁっ、な、何?」
「ほら行くよ」
「篤志と俊ちゃんのこと頼むよ」
「うん」

つい考え込んじゃってたらまっちゃんとうっさんに声をかけられた。
あははー俺の気持ちバレてる?
まあそうだよね、ずっと一緒だし。
それにあの頃の同属達よりよっぽど俺のことをわかってくれてるんだよね。

心配そうなタカヒロとアキラ、それからねっさんを安心させるように笑って見せてまっちゃんと一緒に力を使って家へと急いだ。

310:2014/04/08(火) 16:15:39 ID:???

ねこまた。 >>307-309

みんなと合流。そしてお家へ。
少し養生しましょう。
そしてまだまだ続く←あちゅ苛めも続く(((・・;)

Sちゃんでーぶいでー早く来ないかな〜。
他にもあちゅのてれびやららいぶやら…いろいろとソワソワしています(笑)

311名無しさん:2014/04/08(火) 22:58:10 ID:???
書き手さま更新ありがとうございます
毎日続き読めるかなーって覗きに来てます(*^^*)
あちゅとしゅんちゃんがまた一緒になれて良かった(涙)お話しに出てくる他のメンバーもみんな大好きです!!(*^^*)
続き楽しみに待っていますね

312名無しさん:2014/04/09(水) 10:23:23 ID:???

わるいねこさん、あちゅままのことすきだったんだー・・・( ´ ω ` )
しれっと聞いちゃうあちゅに撃沈www
失恋したんだーwwww
失恋はつらいよねー傷ついたよねーwwwひきずっちゃうよねーwww←いじわるっ

あちゅ、自分のちからをうまく使えるようになったみたいで。
なのに、わるいねこさんを傷つけたくないなんて、なんてやさしいの!
あちゅぼろぼろなのにっ!
じゃ、天狗パパと姉ちゃんズでどうするかこれからミーティングしますねっ
シリシリか・・・グルグルか・・・・デコピン・・・ブツブツブツブツ・・・

まきさん。。。独りになって、気楽だったんだけど、ねー。・・・って
まきさんもさびしんぼさんだなー・・
まきさんの過去が気になる1号でしたっ

313:2014/04/09(水) 15:28:58 ID:???

>>311
こちらこそ毎日覗きに来てくださってありがとうございますーo(^▽^)o
あちゅとしゅんちゃんだけでなく他のメンバーも好きでいてもらえて嬉しいですw
いい加減ファンタジー過ぎて皆様リアルの方がいいんじゃないだろうか?と考えることもありますが
相変わらずな感じでまだまだ続けていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします☆彡
あ、勝手に顔がニヤける←
コメントくださりありがとうございました(*^_^*)


>>312
しれっと聞いちゃうあちゅw
きっと本人もよく理解してないと思います(笑)
そして心の傷にぐりぐりと塩を塗りこむ姉1号様…すでにわるいねこさんへのお仕置きが始まってるΣ(・ω・ノ)ノ
うわ〜きっといろんな意味であちゅを攫ったことを後悔するだろうなぁ。
自業自得ですけどねw

マキさんの過去もちょっぴり触れられればいいなーと思いつつ、そんなに凄い過去は考えてないので大丈夫か?と今からガクブル…。
これも自業自得←

昨日のあちゅもまた可愛らしかったですねーw
俊ちゃんと二人であの展望台に行ってくれないかな〜←無理
生き生きとあちゅをいじめる俊ちゃんが思い浮かびます♪
そして「大丈夫やからほれ」とか言ってあちゅの手握って二人で夜景見てるといいよ(笑)

314:2014/04/09(水) 15:31:32 ID:???

ねこまた。


屋敷に戻り大事に抱きかかえた俊から篤志を受け取る。
不安そうな俊をひとなでした。

「俊、お湯くんでタオルも持ってきてくれ」
「ん」

何かをしてる方が気が楽だろうと用事を言いつけるとすぐに走って出て行く俊。
その姿を見送ってからそっと篤志をベッドへとおろした。

あいつら…酷い扱いしやがって。
普段綺麗な毛並みは汚れて艶がなくなっていて、そして小さな前足は一部毛が剃られて腫れている。
多分生かす為に点滴を付けられていたんだろう。

よたよたと俊がお湯を抱えて戻ってくる。

「ヒロさん…ん」
「サンキュ。濡らして体拭いてやって」
「おん」

前ほど弱い気配じゃねえから大丈夫だとは思うけど、体は酷い熱だな。
少しでも落ち着くようにと力を注ぐ。

「体力戻るには少し時間がかかるだろうけど、篤志は大丈夫だ」
「…ん」

口数少なくただ頷いた俊はタオルをぎゅっと絞るとそっと篤志の体を拭いはじめた。
元々大きくねえ体がますます小さくなった気がする。
俊もそれを感じてるんだろう。
小さく鼻をすする音が聞こえた。

「ヒロさん、あっしを助けてくれてありがとう」
「いいやたいしたことは出来なかった。ちゃんと守ってやれなくて悪かったな」

萎れた耳ごと頭をなでるとその頭が小さく振られる。

「なくなったモノは戻らない…だからみんなの分まで幸せにならねえとな」
「……ええんじゃろうか」

篤志を拭く手はそのままに小さな声が返ってきた。
幸せになってもいいか迷ってるのか?
自分達だけが生き延びて幸せになることが不安なのか?

「当たり前だ。親は自分の子供が幸せになることを祈ってるし、お前らの一族は他の種族と関わらない分家族みたいに仲良かっただろ?」
「ん」

さっきより力強く頷いた俊の頭をもう一度なでる。
迷えばいい。
だけど、お前らの傍には俺達がいるから。
ちょっと頼りねえかもしれないけど、守りたいと思ってるからな。

体を拭いて熱を発散できたおかげか少し落ち着いたか…?
さっきより穏やかな寝息になった篤志に俊と二人安心して顔を見合わせた。

315:2014/04/09(水) 15:32:39 ID:???


マキと一緒に屋敷に戻ってきて、すぐに部屋に駆け込むと俊ちゃんがちょっとびっくりした表情で迎えてくれた。

「あっちゃんは?」
「マキさん…早い、な」
「今までで最速だと思うよ」

そう、大変だったんだから。
一応速さならマキに負けないと思ってたけど、今回は付いていくのに必死だったからね。
俊ちゃんは心なしかあきれたような、でもどこか嬉しそうな表情。

「心配だったんだよ。で、あっちゃんは?」
「大丈夫じゃ。熱はまだ高いけど落ち着いちょる」
「そっか良かった」

ほっとしたのは俺も同じ。
そっと眠っている篤志を覗きこむ。

「しんどい思いさせてごめんね」

マキがポツリと言って指先で篤志の背中をなでた。
事情も思いも違うだろうけど…それでも二人の気持ちはマキが一番よくわかるんだろうな。

「俊ちゃんも頑張ったね」

まだ小さなその体を抱きしめ言ったら、俊ちゃんがきゅっと服を握って身を震わせた。

安心したかな?
篤志がいなくなったときからずっとずっと張り詰めてた気持ちが緩んだんだよね。
ぽたぽたと落ちる涙と小さな嗚咽。

「よしよし」

まだまだ子供だもん。
それなのに篤志を守るためにずっと頑張ってきたんだから、俊ちゃんほんと頑張ったね。

「まっちゃんいいなぁ」
「…マキさ?」

ぼそりと呟いたマキに俊ちゃんが涙目のまま顔を上げる。
あ…。

「俊ちゃん…かわいいっ」
「………」

やっぱり。
デレっと相好を崩したマキに俊ちゃんと二人で呆れた視線を向けた。

「いいじゃん、可愛いんだから」
「マキが拗ねても可愛くないから」
「まっちゃんひどっ」

そんな会話にまだ腕の中にいた俊ちゃんが少しだけ笑った。

316:2014/04/09(水) 15:34:51 ID:???


何とか後始末を終えた時にはもう疲れてそれから腹が減りすぎてていらいらしていた。

「お疲れ、うっさん。後始末ご苦労さま」
「…腹減った」
「ちゃんと用意できてるよ」

さすがまっちゃん。
出来てると聞いた瞬間に盛大になるお腹。
だけど、もっと気になることがある。

「篤志は?」
「ん、熱が高くて少し衰弱してるけど、今のとこは大丈夫だって」
「そか。覗いて来てもいいかな?」

大丈夫って聞いて安心したけど、助け出してから篤志の顔見てないし。

「いいよ。あ、ついでにこれ俊ちゃんに持って行ってくれる?」
「わかった」

差し出された俊ちゃんのご飯。
それを持って二人の部屋へ向かった。

「入るよー」
「うっさん?お帰り」
「ただいま」

ベッドの横に座っていた俊ちゃんが俺をチラリと見てそれからまたベッドへと視線を戻す。

「篤志、どう?」
「……目を覚まさん」
「そか。それだけ疲れてるんだね」

俊ちゃんの頭をぽんと叩いてお盆を机に置いた。
心配で離れられないんだろうなぁ。
寝ている篤志はほんの少ししんどそうな息をしてるけど表情は穏やかに見える。
いっぱい眠っていっぱい食べてそしたらすぐ元気になるよね。

「大丈夫だよ。ほらそんな顔してたら篤志が起きた時に心配するよ」
「…ん」
「とりあえずご飯食べな」
「……」

食欲なんてなさそうだね。

「ダメだよ。いつも篤志に言ってるでしょ?ちゃんと食べろって」
「そうじゃな」

それでも目を離さそうとしない俊ちゃん。
仕方ないなぁ。

「ちょっと待ってて」
「うっさん?」

離れていた机をずるずるとベッド横に引き寄せる。

「これなら少しは落ち着いて食べられるでしょ」
「あ、ありがと」
「よし、俺もここにいるし。食べちゃいな」
「けどうっさんも…腹へっとるじゃろ?」
「いいから。俊ちゃん顔色悪いし。そんなんじゃ篤志が気づいても俊ちゃんが倒れちゃうよ」
「…いただきます」
「えらいえらい」

素直に手を合わせて食べ始めた俊ちゃんをなでて、ゆっくりと口に運ぶのを見守った。
正直腹はすっげー減ってるけど。

317:2014/04/09(水) 15:37:12 ID:???


「俊ちゃん…あ、うっさん」

ちょっと用事を済ませて部屋に戻ってきたらうっさんがいた。
ご飯持って来てくれたんだ…というか、俊ちゃんちゃんと食べたんだね。
少しほっとする。

「マキー、後頼む。腹減ったぁ」
「あ、うっさん…ごめん」
「いいのいいの、俺が好きでいたんだから。マキ、後頼んだー」
「任せて」

うっさんはぐうっと盛大に鳴ってる腹を抱えて出て行った。
ご飯より優先させるなんてうっさんもかなり二人のこと好きなんだね〜。
なんてちょっと心が温かくなる。
まあ前からみんな二人のことが大好きなのはわかってたけど。

「俊ちゃんちゃんと食べたんだ」
「心配かけてすまん」
「そう思うのなら今度は寝ないとね」
「…それは」
「怖い?」
「…」

こくりと頷く俊ちゃん。
寝てるうちにまたあっちゃんがいなくなるかもしれないって思うのかな?
あっちゃんも俊ちゃんに頼り切ってるとこあるけど、俊ちゃんもあっちゃんの存在に縋ってるところがあるね。
うん、その気持ちはわからないでもない。

「だろうね。でも大丈夫俺がちゃんと見張ってるから。だからあっちゃんと一緒に寝ちゃいな」
「ええ、かな?」
「あっちゃんにとってもその方がいいと思うよ」

本来なら一人でゆっくり寝させてあげる方がいいだろうけど…きっと俊ちゃんと一緒にいる方が安心すると思う。
くるりと猫に戻った俊ちゃんを抱き上げてベッドに下ろすと、躊躇したように俺を見上げた。

「ほら」
「ありがと、マキさん」

なでた指先をざらりとなめられる。
こんな時じゃなかったら嬉しくて声を上げるとこだけど…我慢。
でもちょっと顔がにやけるのは許してもらおう。
俊ちゃんから舐められることなんて滅多にないからねー。

「どういたしまして。どうせ夜は起きてるしずっとここにいるから。何かあったらちゃんと起こすし安心しなさい」
「ん」

俊ちゃんがあっちゃんの隣にコロンと転がった。

「にゃ」
「あっし?」
「みー」

そしたらすぐにあっちゃんが小さく鳴いてもそもそと擦り寄る。
ほら、意識なくてもちゃんと俊ちゃんだってわかってるんだから。
もう可愛いなぁ。
俊ちゃんも何となく雰囲気が柔らかくなっていつもみたいにあっちゃんを舐め始めた。

「きっと熱もすぐ下がるよ。体力戻るのは少しかかるかもだけど、あいつらもいないしもう何も心配いらない」
「ん」
「お休み」

張り詰めてた気が完全に解れたみたい。
ウトウトし始めた俊ちゃんはすぐにくうくうと寝息を立て始めた。
あっちゃんにぴったり寄り添って。

「俊ちゃん…本当に良かったね」

独りじゃなくて。
独りにならなくて。

なんだか俺も凄い嬉しくてほっこりした気持ちを抱えてひたすら眠る二人を眺めていた。

318:2014/04/09(水) 15:38:30 ID:???

お返事 >>313
ねこまた。 >>314-317

それぞれのお兄ちゃん視点でお送りしました(笑)
そろそろあちゅに起きてもらいましょう。

昨日のてれびでのあちゅ…出会った事もないとか言いながら実はSちゃん思い浮かべながら妄想してたりして(笑)
あちゅ大丈夫、Sちゃんなら振り向いてくれるよー←これこそ妄想w

319:2014/04/10(木) 15:41:56 ID:???

ねこまた。


「に、にゃあ」
「…あっし?」

小さな声が聞こえた気がして慌ててを目を開けた。

「み…」
「あっし」

ほんの少しだけ目を開けて小さく鳴くあっし。
その顔を舐めてやるとぼんやりとわしを見上げる。

「…?」
「あっし、わかるか?」
「っ俊ちゃ!?」
「うおっ」

突然がばりと頭を上げるあっしとぶつかりそうになって仰け反った。
けど、あっしはいきなりだったからかまたぽすりと頭を落とす。

「あほっ、大丈夫か?」
「…俊ちゃ?」

大きく開いたあっしの目がみるみる潤んで涙が転がり落ちた。

「俊ちゃん…俊ちゃん?」
「ん」
「うっ…うぇ…夢、じゃないよね?」
「夢じゃねえよ。帰ってきたんじゃ。もう大丈夫やから」

あっしの頭を抱えるようにしてその涙を舐めとる。

夢じゃねえから。
ちゃんと居るから。
泣くな。

「ふぇ、ひくっ…しゅん、ちゃ」
「ちょ、落ち着け。もう怖くねーって」

宥めようと声をかけたが余計泣きだした。
まだ熱も高いから落ち着かんとしんどいじゃろう?

320:2014/04/10(木) 15:43:09 ID:???

「うぇ…うぇえぇぇぇ」
「あっし」

今までにねえぐらい泣き続けるあっし。
よっぽど怖かったんじゃろうな。

「うぇ、げほげほっ」
「あほ、泣きすぎじゃ」
「ん、うぇ…っく」

泣きやもうと必死になるあっしを見とったら、わしもあっしが今ここに居ることを…すげぇ実感できた。

「あっし…無事でよかった」

ほんま、無事で。
鼻の奥がつんとして視界が潤む。

「俊ちゃん」
「わりぃ」

あっしの額にぽたりと我慢しきれずに落ちた涙。
驚いたようなあっしが今度は頭を上げて熱い舌で必死に舐めてくれた。

「ごめん、ごめんなさい」
「ええよ。わしの方こそ気がついてやれんですまん」

あの時。様子がおかしいと頭のどこかでわかっとったのに。

「んーん。俺、怖かったの」
「あっし」
「もう大事な人、誰もなくしたくなかったの」
「わかったから泣くな」
「みゃぁ」

小さく呟いた声がまた泣きそうに聞こえてそっとあっしに頭を摺り寄せた。
それだけで熱く感じる体。

「まだ熱高いし体力も戻っとらんから休んどれ」
「にゃ。…俊ちゃん、いてね?」
「ん」

限界まで採血されてたようだとヒロさんに聞かされたときはあいつを殺してやりたいと思ったわ。

ぽすんとわしの首もとに顔を埋めて少しだけごそごそしたあっしはすぐにすうすうと穏やかに眠る。
少しくすぐってぇ。
けど、その感触がこいつが傍に居るのを思い知らせてくれてすげぇ嬉しかった。

321:2014/04/10(木) 15:44:07 ID:???


最初はみんなのところに戻れたのが夢みたいで、何度も何度も起きるたびに俊ちゃんがいることを確認した。
夢じゃないんだって。
熱くてだるい体は辛かったけど、俊ちゃんがいてくれるだけで気にならなくて…起きてるときは必死でくっついてた。

俊ちゃんごめん、俺邪魔だったよね。

そんな感じで数日を過ごして(ウトウトしてること多くてあまり記憶ないんだけど)
だんだんと熱も微熱になって体もラクになった。


「篤志、大丈夫か?」
「うん、平気」
「辛かったら言えよ」
「ん」

今、俺はテーブルの上に置かれたふかふかの毛布の中にいる。
見えるのはソファや床に座って俺を見てるみんなの少しだけ心配そうな顔。
横には俊ちゃんがぴったりくっついてくれてる。

ちゃんと説明できるかな?

「ヒロさん、みんなも…迷惑かけてごめんなさい」

ペコリと頭を下げる。
とりあえずはちゃんと謝ることからはじめなくちゃね。
何度言っても足りないぐらい迷惑かけたから。

「迷惑じゃなくて心配な?」
「みゃ」

ヒロさんの大きな手が振ってくる。
撫でられるその手が気持ちよくてゴロゴロ喉を鳴らした。

うん。心配かけてごめんなさい

「説明してくれるんでしょ?」
「マキさん。うん、ちゃんと説明する…上手くできるかわからないけど」

少しだけ不安な気持ち。
みんな、俺のことをどう思うかな?
このままここにいてもいいのかな?

「あのね、もうわかってると思うけどお母さんは特別な力を持ってて…」

俺が受け継いだ力のことを頑張って説明した
この血が持つ力のこと。

322:2014/04/10(木) 15:44:53 ID:???


「お母さんは争いが嫌いで、自分の血が嫌いで…だから俺のことも迷ったみたい。この力が引き継がれちゃうから」

実際に聞いたわけじゃないけど、あの時お母さんの力を感じてそれから流れてきたお母さんの気持ち。

「でもお父さんが説得して、それからお母さんも俺が出来たこと本当に喜んでくれたんだ」
「良かったね」

まっちゃんの笑顔に俺もちょっと嬉しくて頷く。
うん、お母さんのこと直接は知らないけど喜んでくれたことがわかってよかった。
本当はずっとずっと…産んだことを後悔したんじゃないかって心のどこかで思ってたから。

「お母さんは俺を生んだ事で力もそれから体も弱ってて…最後に残してくれたのがあの箱だったの」
「そういえば今は無いな。どうした?」
「あれは箱の形をしてたけど本当は箱じゃなくて、あれ自体が力で出来ててえっと…だから使ったら消えちゃって」

上手く説明できてるかな?

「昔お父さんが、困った時はあれにお祈りしなさいって」
「そうやったんか」
「うん。俺、あそこにいる間意識がはっきりしなくてずっと夢見てた。それで思い出してお祈りしたらなんか、力が体の中に入ってきて」
「それであの力か」
「ん。暖かくて安心できて…その力が俺の中に残ってて…けほ」
「篤志、はい」
「ありがと」

うっさんが差し出してくれたお水をペロッと口にする。

「休むか?」
「ううん」
「無理しないで良いよ?」
「大丈夫…気がついたら、俊ちゃんがいて怪我しててびっくりした」
「けどあっしが治してくれたな」
「うん、あの力は俺のもともとの力みたい。今でもちゃんと使えるよ」
「そうか。その力は負担かからねえのか?」
「ちょびっとだけ。基本的には平気。お母さんの力を貰ったから安定してるよ」
「ならえーけど」
「けどできるだけ使わないようにした方がいいな」
「にゃ」

はふっと息を吐く。
そんなに長い説明じゃないけどちょっと疲れた…。

323:2014/04/10(木) 15:45:41 ID:???

「あっし今日はもう止めとけ」
「でも」
「いいよ。大体のことはわかったし、これからもずっと一緒でしょ。聞く機会はいくらでもあるんだから」

マキさんが笑いながら言ってくれた言葉。
これからもずっと一緒。

俺の一番不安だったこと。

「いいの?俺、ここにいても…」
「何言ってんの?当たり前でしょ」

マキさんが軽く指先で俺の額をはじく。

「いたっ!マキしゃん…いたい」
「あっちゃん、可愛い〜」
「なんか平和が戻ったって感じですね」

うるうるしながら見あげたらマキさんがクネクネしてて(ちょっと怖い)
ずっと黙って話を聞いてたタカヒロが冷たい視線でマキさんが見ながら言った。

「…でも、ええの?本当に居っても」

俊ちゃんがヒロさんを見上げる。
俺が言いたいこと、俊ちゃんはわかってた。
俺が何を怖がってて、何を心配してるのかを。

「誰もダメなんて言わないよ?」
「でも…俺の血は」

力を増幅させる。
みんなが俺を利用するなんて少しも思わないけど…でも、俺の力がばれたらきっとまた同じようなことを考える人だっている。

「狙われるかもしれない…か?」
「ん」

だからここにいない方がいいかな、何て考えた。
俊ちゃんには迷惑かけちゃうけど前みたいに何も知らない俺じゃないから少しは役に立つだろうし。

「馬鹿だろ」
「は?」「みゃ?」

ヒロさんの言葉に俺と俊ちゃんの声が重なる。

「そんなことはわかってる」
「ヒロさん?」

俺と俊ちゃんの頭を軽く叩くその手。

324:2014/04/10(木) 15:46:18 ID:???

「あのな、危険な目に合うからって仲間を放り出せるかっての。それにな」
「?」

にやりとするヒロさん。
あの…ちょっと怖いんだけど…。

「もう2度とあんな思いさせねえよ」
「ちょっと、ヒロさんなんか雰囲気こえーんじゃけ、ど…」

俊ちゃんと二人ビクビクしながら見上げる。
怒ってるわけじゃないと思うんだけど…まっちゃん達は苦笑してるし。

「悪い、まあそんなこと子供が気にしなくていい。お前らぐらいちゃんと守ってやる。今度こそ必ずな」
「みゃぁ」
「ヒロさん、ありがとう」

ぽすんと乗っけられた掌が今度は俺達を撫でる。

いてもいいのかな?
頼っても、いいのかな?

「あっし」
「俊ちゃん…」
「世話に、なるか」
「ん」

みんなに迷惑をかけたくないけど、それ以上に本当はみんなといたい。
だから俊ちゃんの言葉に素直に頷いた。

「あっちゃん、俊ちゃんこれからもよろしくねー」
「マキさん」
「元気になったらまた遊びましょうね」
「そうそう」
「タカヒロ、アキラ…」
「一緒に昼寝もいいよね」
「うっさん」
「ご飯は大勢で食べる方が楽しいし」
「まっちゃん」
「決まりだな」
「ヒロさん…」

みんな大好き。
また泣きそうになって俊ちゃんを見たら俊ちゃんもうるうるしてた。

「さて、篤志はもうそろそろ休んだ方がいいだろ」

ヒロさんの言葉にみんな俺達をなでて部屋を出て行った。

「俊ちゃ…」
「良かったな」
「うん」

こつんと俊ちゃんと額くっつけて一緒に安心した。
俺達の故郷はなくなっちゃたし…他に仲間もいないけど、もう寂しくないよ。
だってみんながいるから。

ここが俺達のいる場所だから。

325:2014/04/10(木) 15:48:30 ID:???

ねこまた。 >>319-324

あまりいらない説明をグダグダとしました…。
また狙われちゃうかもしれないけどここにいてもいいのかなー?と不安な二人と今度こそ絶対守ってやると思うパパ達。
なんかこのまま終わってもよかったかも(笑)

あちゅらいぶが迫って落ち着きがない書き手です(笑)
纏まらないのもそのせいだってことにしておこう(´-ω-`)

326名無しさん:2014/04/10(木) 21:28:18 ID:???
あちゅー!
俊ちゃんやみんなの所に戻れて良かったねぇ゜゜(´O`)°゜
姉ちゃんズも喜んでるよー!
だから、来年もちゃんと戻ってくるんだよ←え?
それにしても姉san号が世間の荒波に呑まれてる内に俊ちゃんとマキ兄とsanぴーとかsanぴーとか…あちゅの願望が夢に出ちゃたの?
仕方ないねあちゅは、ク○ビッチだしインランのどMだもんね(←ヒドイ)

そして、そして
緋様ー!
いよいよですね!ですね!
○ソビッチなインランあちゅの歌って踊って脱ぐツアーが始まる訳ですね!!
終わったら俊ちゃんにお仕置きされちゃう訳ですね〜興奮(///ω///)♪

近頃の生あちゅはDVDとかではど〜しても色黒に映ってますが色白でエロいし髪形も気にるなぁ
私の参戦はまだまだ先なんですが緋様の萌えレポお待ちしてま〜す!

327名無しさん:2014/04/11(金) 11:50:00 ID:???

あーーーーーーぢゅーーーーーーーーっつ!!!
泣いていいよっ俊ちゃんも泣いていいよっ!
舐めあうふたりがかわいすぎるっ!←なんか書くとエロいっ
あのウッさんがお腹すいて機嫌悪いのにあちゅのほうが心配って・・
なかなか無いぞっ!

よかったよかったふたりの居場所が見つかって・・・
あちゅと俊ちゃん、兄ちゃんズ+アルファ そのうしろに姉ちゃんズ
役者が揃いましたねーーー♪
ねこまた。第一章が終わって、これから第二章ってことでどうでしょう?(#^.^#)フフフ

なんだか1号ソワソワしちゃってるんですが、緋様もソワソワソワしていることと思います。
更新どころじゃないでしょうからおとなしくつづきをおまちしています。
緋様のペースで!
あちゅの色香毒にヤラれて白目むいてる緋様を妄想しておきますー♪

楽しんできてくださいねっ!
インと言えば〜〜〜〜 ランッ♪

328:2014/04/11(金) 14:31:58 ID:???
緋さま。
あちゅを俊ちゃんと兄様たちのもとに返してくれてありがとうございます!
やっぱりこの二人と兄様たちは一緒にいてこそ幸せなんですね^^
後輩君たちもいっぱい頑張ってくれてありがとうでした。

そしてそして!
緋さまっ。あちゅそろお参戦なのでありますね!!!!!!!!!!
もう、にっちもさっちもどっちもこっちもwあちゅまちゅりですよ!
お色気ムンムンのあちゅにやられてきちゃってくださいね\(^o^)/

私は黄金週間に俊ちゃんとあちゅウィークを迎えるため
今から筋トレと脳トレwと心トレに励んでおります!

きっと今が一番ドキがムネムネしていることと思いますが
楽しんであちゅを堪能してきてくださいね〜♪

329:2014/04/11(金) 17:15:02 ID:???

>>326
姉san号様〜こんにちは。
あちゅみんなのところに戻れました♪
やっぱり一緒がいいなぁと書いてて思う自分。
それなのにまたなにやら事件を起こすんですが、それはもうちょっと落ち着いてからにしたいと思います←
sanぴー(笑)
突然思いついたらインランどMなあちゅになりました〜。
えろあちゅ降臨する時は何故か一緒にsan姉様を思い出します(コラ)

san様っホントいよいよです!
あちゅ自身が宣言してますからね〜えろあちゅも期待できそうなツアーw
久々に見た前回がすくりーん越しだったのでちょっと冷静に見れましたが、今度は生あちゅ生歌っ♪
すてーじ位置によってはあちゅの横とかお尻ばかり見る位置かもしれませんがそれはそれで…えへ
何とか意識を保って萌えれぽ頑張りたいと思います☆
一番心配なのは自分の記憶力だ〜(笑)


>>327
あちゅも俊ちゃんもやっと一緒になれていつも以上にべったりだと思いますw
うさちゃんがお腹よりもあちゅをとったこと気づいてもらえて嬉しいですー♪
普段飄々としててもあちゅを気に入ってるうさちゃん。
ねこまた。では結構活躍させられて満足です←
これから第二章っていいかもで…お話的には変わらないですが、書く気持ちも新たにがんばれそうw
とりあえず、このそわそわが落ち着いてから…。

本当に落ち着かなくて昨日なんだか突然目が覚めて1時間ぐらいジタバタしておりました。
目を閉じるとあちゅらいぶを思い浮かべてしまって←気が早すぎ
それなのに今日は何故か妙なお話を一気に書いてみたり…。
さすがに明日はそんな余裕もないと思いますのでお話はまたにして
あちゅの色香毒のれぽを頑張りたい…たい……白目むくのと同時に頭のなかもまっちろけにしないようにしなければ…(・ω・`;)

中々ない今回の機会を存分に楽しんできたいと思います♪


>>328
♪様、ありがとうございますっ。
すぐにあちゅを痛い目に合わせる私ですが、一番楽しいのはその後にみんなと一緒に居るあちゅを書くことですね。
みんなと、俊ちゃんと一緒に居て欲しいというのが一番心の奥にある願いみたいです。
だから今回のお話も最初に考えてたのと最後が違ってきちゃたのかと今納得…w
この先もずっとそんなみんなを妄想し続けます〜。

そして…そうなのですっ!今回はあちゅそろ参戦なのですよー!
やっとなまあちゅ参戦できます(T^T)。
本当にあちゅまちゅり☆が嬉しすぎて今からほんとドキがムネムネ…心臓イタイ…な私です。

♪様は黄金週間なんですねー。
そして俊ちゃんとあちゅウィークなんて羨ましい☆
♪様もがっつり大人になった二人を堪能してくださいませ。
個人的に心トレが一番必要そうです〜←今から邪魔に合わないw

全然関係ないのですが…今日のしゅんちゃんにっき読みはじめで思わず吹きました(笑)
書いてることはすごく深くてしゅんちゃんらしいと思いましたが何故にあ○ぱ○まんが出てきたんだろう(((・・;)

330:2014/04/11(金) 17:15:54 ID:???

短編 Moment


朝起きてコーヒーを入れる。
細かく刻んだ野菜を炒めて水と市販のコンソメを鍋に注ぐ。
それをぐつぐつ煮込んでる間に炒り卵を作ってパンを焼いた。

「いただきます」

ちゃんと手を合わせて声を出す。
返ってくる声は今はないけど俺にはちゃんと聞こえたよ。

ほんの少しの間だけだったのに。
きっともう会えることはないのに。

彼の存在は俺の中にしっかりと残っていた。




「兄ちゃん、今日は魚のいいのが入ってるよ」
「ほんと?あーでも俺まだ魚捌けないからなぁ」
「仕方ねえな、買ってくれたら捌いてやるよ」
「わ、助かる。じゃあ今日は魚にしよう」

目の前で明るい笑顔を見せるおじさんは手際よく魚を捌いていく。

頑張って頑張って毎日朝から晩まで働いていたけど、いろんなことが重なって全部嫌になって全て放り投げてここに来た。
小さな一軒家を買ってのんびりと田舎で過ごす日々。
あちこち歩いているうちに最初は不審そうに見ていた商店街のみんなとも少しずつ打ち解けてきたかな?

そんなことをぼんやり考えてるとおじさんに声をかけられた。

「兄ちゃん、出来たよ」
「あっ、ありがとう」
「なんだ、まだ疲れてんのか?しっかり食ってるか?しょうがねえな、おまけしとくからちゃんと食わなきゃダメだぞ?」
「ちゃんと食べてるよ。そんな勝手におまけしたらおばさんに怒られない?」
「大丈夫だって。兄ちゃんにおまけする分には怒られねえからな。ったく、ちょいといい男にはすぐそうなんだから」
「くす…。ありがたくいただきます」
「おう」

人間関係も全部嫌になったはずなのに…ここはすごく居心地が良かった。
いろいろ気にかけてくれるから、ちゃんとしなくちゃって自然に思えるし。
おかげで少しずつだけど自炊もできるようになった。
魚屋のおじさんだけじゃなくて肉屋も八百屋もみーんな前を通ると声をかけてくれるんだよね。

331:2014/04/11(金) 17:17:06 ID:???


かさかさと今日の戦利品?を持って我が家の鍵を開ける。

がちゃ

ん?開かない。
鍵閉めて出たと思うけど…。
もう一度鍵を回すと開くドア。
あれ?鍵閉め忘れたっけ?

首をかしげながら靴を脱ぐ。

「……行き倒れ?なわけねーよな…」

荷物を置こうとキッチンへと足を踏み入れかけて立ち止まった。
そこには仰向けに転がって目を閉じる独りの男。

泥棒じゃなさそうだし…怪我してるようにも見えないし…。

自分でも不思議だけど何故かそんなことをのんびりと考えた。
そっと覗きこむと結構いい男。
色が白くてちょっとたれ目だけど…。

「生きてますかー?」

そっと肩を揺らす。

「っうわ!」

とたんにがしっと手首をつかまれてびっくりした。
でもその手にはあんまり力が入ってない。

「………ら…った」
「はい?」

薄く開いた目が俺を見上げる。
声が小さくて何を言ったのかわからない。

「腹……」
「腹?」
「へった」
「あ、そう」

何を言うのかと思ったら…。
お腹すいてたんだ。
って本当に行き倒れ?

「とりあえずなんでもいい?」
「……ん」
「あ、魚腐るっ」

はっと気がついて慌てて魚を冷蔵庫に放り込みとりあえずすぐ食える物を探す。
うーん、ご飯は昨日使い切っちゃったし…今あるのは卵と…野菜の切れ端と、それから昨日肉屋のおばさんがくれたベーコンの切れ端。
後は…食パンぐらいかな。

332:2014/04/11(金) 17:18:04 ID:???

とりあえずトースターに食パンを放り込む。
野菜を細かくしてベーコンを切って…。
昨日肉屋のおばさんに聞いたばかりの簡単スープ。
コンソメを放り込んだところでチンっとトースターに呼ばれた。

「あちっ」

皿に移してバター塗って…。

「とりあえず、パンだけでも食べたら?」
「…おう」

もそりと体を起こしたその人はふらふらしながらキッチンにおいてある椅子に座る。
それからパンを掴むと…あっという間に食べちゃった。

「はぁ…」
「えっと、スープもあるけど飲む?」
「ん」

口数少ないし、こうやって見ると目つきが鋭くてちょっと怖いけど…なんだかどこか子供みたいに思えた。

「どうぞ、熱いから気をつけて」
「ん…あちぃ…うま」

ふうふうと冷ましながらそれでも結構な勢いで食べるのをじっと見つめる。

今更だけど…なんで家の中で倒れてたんだろう?
どうやって鍵開けたのかな?

「…ごっそーさま」
「はい」

手をぱちんと合わせてちゃんと言われつい返事を返す。
なんだか、面白い。

「いろいろ食わせてもらってなんじゃけど」
「?」
「変なヤツじゃな」
「そうかな?だって腹減ってるって言うから」
「普通は警戒して追い出すか、警察でも呼ぶじゃろ」
「うーん、呼んだ方がいい?」
「いや、呼ばんでくれると助かる」

やっぱり危ない人?
ちょっと考えてたらチャリンと小銭の音が聞こえた。

「今これだけしか持ってねえんじゃ。全然足りんとは思うけどとりあえず置いちょく」
「どこ、行くの?」
「…さあ」
「お金持ってないんでしょ?」
「まあな」
「……」

333:2014/04/11(金) 17:19:18 ID:???

なんだろう。
このままこの人がいなくなるのが嫌だと思った。
俺、この家で本当は寂しかったのかな?
のんびり自分の好きにして幸せだと思ってたけど…。


「誰かから、逃げてるの?」
「っ」

ふと思いついたことを口にする。
びくりと身を震わせた彼に図星だったと気づいた。

「誰にも言うなよ?」
「言わないよ」

鋭くなった視線に心がひやりとしたけど、それでも怖くはない。

「悪い、迷惑かけるつもりじゃなかった。どうしても腹へって少しだけなんか貰って出て行くつもりじゃった」
「あ、そういえば鍵」
「あんなの簡単に開くし」
「え」

簡単に開いちゃうんだ…。

「もっとええ鍵に変えた方がええよ。俺が言うのも何じゃけどあぶねーし」
「う、うん。わかった」
「ははっ」

素直に頷いたら…笑われた。

「ちょっとなんで笑うの」
「お前、おもしれーな」
「面白いって…」
「勝手に入り込んだ知らんやつに飯食わせて素直に言うこと聞くやつなんて普通は居らんよ」
「そうかなぁ?」
「お前…すぐ騙されそうじゃな」
「……」

騙される、か。
別に騙されたわけじゃないけど、言われるがままただひたすら働いてた時のことを思い出した。

「すまん、なんか嫌な事思い出させたか」
「ううん。それより、どこか…行くあてがあるの?」
「そんなもんねえよ」
「じゃあ…しばらく家にいる?」
「は?」
「えっと、なんていうかこのままじゃきっと気になるし。どうせ独り暮らしだし…」
「アホか」
「さっきから酷くねえ?」
「お人よし過ぎるじゃろ」
「そうかなぁ?」
「……ほんま…アホじゃろ」

顔を掌で覆った彼の声は震えてた。
彼が何者かもなんでお金も持たずにいたのかも、どうして家に帰らないのかも…全部知らないけれど
きっと悪い人じゃないんだって思った。

334:2014/04/11(金) 17:20:05 ID:???


その日から俺達は一緒に暮らし始めた。
教えてもらったのは俊ちゃんって名前だけ。
それも本当かどうかはわからない。
けどそれでよかった。

俊ちゃんのことは誰にも言わなかったし、俊ちゃんも家から外へは滅多に出なかった。
教えては貰えなかったけど携帯は持ってるらしく時々使ってるのは知ってた。

俺はといえば、独り分のご飯を作るのは面倒で朝なんて食わずにいたけれど…簡単でもちゃんと作るようになった。
俊ちゃんはちゃんといただきますって手を合わせて綺麗に食ってくれてそれでご馳走様って言う。
ずっと家にいるけど腹筋したりストレッチしたり適度に体動かしてたし、掃除を手伝ってくれたりもした。

何となくお互いのペースもわかってこの家に俊ちゃんがいるのが普通になった頃…。
変化は突然やってきた。

「馬鹿やろうっ!」
「俊ちゃん?」

大きな声にちょっと驚く。
普段笑ったり話したりしててもなるべく大きな声を出さないようにしてた俊ちゃん。

多分誰かに追われてるんじゃないかな?
もしかしたらそれは警察かもしれない。

薄々気がついてはいたけれど…どうしても俊ちゃんが悪い人には思えなかったから、考えないようにしてたんだ。

「…あっし」
「俊ちゃん?」
「いろいろすげぇ世話になったのに…俺からはなんも返せんですまん」
「な、に?」
「ここは居心地がええな。良すぎて中々出て行く決心がつかんかった」
「俊ちゃん…」
「怪しいヤツやのに、理由も聞かんでくれてありがとう」
「そんなこと…俺が俊ちゃんにいて欲しかったから…」
「ん。こんな俺にそんなこと言ってくれるのはお前だけじゃ」
「俊ちゃん、行っちゃう、の?」
「お前を巻き込みたくねえから」

笑った俊ちゃんの伸ばした手が俺の体を引き寄せる。
俺の方がほんの少し背が高いのに、守られてるような安心感。
ぽんぽんと背中を叩かれてすぐに離れていく俊ちゃんの体を今度は俺から引き寄せた。

「あっし?」
「言ったら俊ちゃんの枷になるから言わない。でも…俺は…」
「…阿呆」

好きだ。
心の中でだけそっと告げる。

335:2014/04/11(金) 17:20:50 ID:???

きっと何かにつかまるまで逃げ続けるだろう俊ちゃん。
俺とのことはすぐに過去になる。
そうじゃないと逃げ続けるなんて出来ないだろうから。

「すまん。それからありがとう。お前に会えて良かった。あの時この家に転がり込んで…」
「うん」

きつく抱き合ってそっと体を離す。

「誰か来ても知らんで通せよ。絶対に危ないマネはすんな」
「うん」
「多分お前は…俺のことを知ったら、軽蔑するじゃろうな」
「しないよ」
「俺は悪い人間やから」
「ううん。俊ちゃんは俺にとっては優しくて…いい人だよ」

いろんな意味でいい人。

「ん。元気でな。朝はちゃんと食えよ?」
「…ん」

泣きそうになったけど絶対に泣かない。
俊ちゃんが行くまで絶対に。

「ほんなら、な」
「…俊ちゃん」
「あっし?」

歩き出した俊ちゃんの腕を引っ張った。

「っ…バカタレ」
「いてっ」

振り向いた俊ちゃんにキスをする。
軽いほんとに一瞬だけのキス。
目を見開いた俊ちゃんは軽く俺にデコピンくらわせて…それから振り向かずに出て行った。

俊ちゃん好きだよ。
どうか俊ちゃんがこの先、少しでも幸せになれますように。

我慢していた涙が溢れてくる。
誰もいなくなった家で俺は一人ただ泣き続けた。

336:2014/04/11(金) 17:22:02 ID:???


コーヒーを飲みながらテレビをつけた。
アナウンサーが淡々とニュースを読み上げてる。

「ちょっと失敗したかも」

ほんの少し濃い味のスープ。
お湯足そうかなぁ。
考えながら立ち上がった俺の耳に入った名前。

「…俊ちゃん」

ちょっと前から報道されてるニュースの写真には、色が白くて切れ長の目を鋭く向ける俊ちゃんがいた。

あの頃俺は俊ちゃんの名前を知らなかった。
俊ちゃんって呼んでたけど、それも本当の名前かどうかさえわからなかった。
俺には何も教えてくれなくて、何も言わずに何も残さずに居なくなった彼だけど…名前だけはウソじゃなかった。

誰がどんなふうに思っても、彼のことをどれだけ悪く言っても…俺にとってはいい人のまま。
俊ちゃんと過ごした日々は大事な大事な宝物。
長い人生の中のほんの一瞬の出来事だったけど、ずっとずっときらきらと輝く宝物。

きっと彼はもうここに戻ってくることはない。
俊ちゃんと俺が会うこともない。

「さて、仕事しよ」

俺はテレビを消してパソコンに向かった。
俊ちゃんが居なくなってから、独りでいる時間が寂しくてちょっと増やしたんだ。
前みたいにひたすら仕事することはないけどね。



いつものように散歩ついでにおじさん達と世間話をしてそれからご飯の買い物をして家に帰る。
ここに住み始めて何年経ったかな?
もう俺すっかりこの土地の人になっちゃったかも。

玄関で家の鍵を取り出す。
あの時のままの鍵。
結局俺はこの家の鍵を変えなかった。
開けっ放しで出かけるわけには行かないし…俊ちゃんが来た時に入れないと困るからさ。

なーんて、そんなことはないのにね。

「ただいまー」

がちゃり

あれ?…鍵が開いてる?
心臓がとくんと跳ねた。

今度こそ泥棒だよね。
また誰かが行き倒れてる…なんてことさすがにないよね。
ましてやそれが、俊ちゃんだってこと…。

眩暈にも似た期待感。
深呼吸してゆっくりとドアを開けた。

例え中に居るのが強盗で、ぶすりと刺されちゃったりしても…きっと後悔しない。
キッチンへと向かう俺の顔は笑顔だった。



END

337:2014/04/11(金) 17:23:32 ID:???

お返事 >>329
短編 Moment >>330-336

いろんなモノが中途半端なお話ですみません(>_<)
何となく書きたくなってがーっと書き散らしました…。
本当はもう2度と会えない予定が書いてるうちに変わる変わる。
俊ちゃんが何をして逃げてたのかとか最後に居たのは俊ちゃんだったのかとか…全て想像にお任せしちゃったり←

明日、明後日はさすがに更新する余裕がなさそうです(笑)
頭真っ白で帰ってきそうですが、エロかわいーあちゅをご報告できたらいいな〜と思っています。
あちゅが少しでも満足いくらいぶになりますように☆彡

338名無しさん:2014/04/13(日) 16:20:19 ID:???
2号です…
ワタクシも本日参戦です*\(^o^)/*
ただいま会場に向かっております!
が、緊張し過ぎて具合悪くなってきましたo(´д`)oァーゥー

緋様、なんか色々アヤシイものがダダ漏れなヤツいたら、ワタクシと思って避難して下さい←

339:2014/04/13(日) 16:47:55 ID:???
>>338
わー!姉2号様大丈夫ですか?
私も今向かっていますが緊張のあまり胃がイタイです〜
でも2号姉様と一緒の空気を吸えるo(^▽^)o
ひっそりとひたすらあちゅをガン見してたら私かもです(笑)
そしてアヤシイのが駄々漏れなのは一緒だと思われます(>_<)
今頃あちゅも緊張してるはず思いきり楽しみましょう♪
とかいいつつキリキリな胃とあちゅじゃないけど口内炎が………

340名無しさん:2014/04/13(日) 23:05:46 ID:???
終わりました…
萌え、いや燃えつきました…

生きてて良かった .。.:*☆
とりあえず、あちゅの口から生俊ちゃん聞けて、それだけでも明日から頑張れそうです♪
幸せな三時間弱でした*
あちゅと同じ時代に生まれたこと、感謝します .。.:*☆

341名無しさん:2014/04/13(日) 23:06:30 ID:???
終わりました…
萌え、いや燃えつきました…

生きてて良かった .。.:*☆
とりあえず、あちゅの口から生俊ちゃん聞けて、それだけでも明日から頑張れそうです♪
幸せな三時間弱でした*
あちゅと同じ時代に生まれたこと、感謝します .。.:*☆

342名無しさん:2014/04/13(日) 23:08:23 ID:???
幸せ過ぎて二回同じこと言ってしまった姉2号でした(;´ω`)チーン

343:2014/04/14(月) 11:19:18 ID:???
>>340-342
おはようございます。
姉2号様…同じく萌えつきました〜。
本当にあちゅと同じ時代でそしてあちゅの唄を聴くことが出来て幸せです。
書いてるだけで泣きそうになるぐらい←
すっかり胃が痛いこと忘れて夢中になったまさに夢の時間でした。
中でも一番嬉しかったのは俊ちゃんの名前が聞けたこと…。
去年のすくりーん越しに見たときと違いちょっと砕けて嬉しそうなあちゅから俊ちゃんのこと聞けたのが良かったです♪
そして姉2号様がここのどこかにいるんだな〜とお一人様参戦でも勝手に心強く感じました☆
お疲れ様でしたー(*^o^)/\(^-^*)

344:2014/04/14(月) 11:20:52 ID:???


昨日は本当に燃え尽きました…。
久しぶりの生あちゅにあー本物だーあちゅって人間なんだぁ…生きてるんだな〜と妙なことを考えた書き手です(笑)
れぽは見たくない方もいるでしょうしどうしても演出だったり曲名だったりが出てくるので改行はしますがご注意ください。
とはいえ、やっぱり頭真っ白で断片的な記憶な上に中身が腐ってるので正確なれぽが欲しい方は他の素晴らしいれぽを参考にしてくださいねーw













まず会場に入ったらステージ近くてびびりました。
ただすくりーんが鉄骨でほぼ見えない…←後から書きますがこのせいで残念なことも幾つか
会場暗くなって映像はじまっても見えないのでちらちら見ながらもステージに釘付け。
誰か出てきたと思ったらきゃぷてんでキャーってなりました。
後部席は結構みんなで叫びつつ手を振ってましたよ←スクリーン見てない人たち(笑)
きゃぷぱぱ大人気♪

あちゅの登場で心臓バクバク。
泣きそうになり必死で奥歯を噛み締める←
今日ニュースでやってましたが踊るあちゅ凄いかっこよかったです。
私の席はあちゅの左後ろよりだったのであちゅの左横顔、後頭部とエロいおけちゅをずーっと眺めてました( *´艸`)
で、スクリーンの馬鹿っ第一弾。
ちぇん○いとえた○なるであちゅ歌詞に詰まったように聞こえたんですが表情とか確認できず一瞬あれ?てなりました。
苦笑してたのか、しまったって顔してたのか…スクリーンが見えてたらなぁ。

からーのさま○いでどこだったかをあちゅしと替え歌←別の曲で名古屋だとかみんなのとかちょこちょこ得意の替え歌バージョンあり。
走り回るあちゅに大変そうだなぁとか思いつつ、これまた凄い笑顔で客席を見渡すきゃぷてんの笑顔に見とれ手を振ってました(笑)
あちゅよりきゃぷてんがよく見える席w

そしてスクリーンの馬鹿っ第二弾。
あちゅのステージ上でのストリップ←
突然脱ぎ脱ぎしてスーツの上着を着せてもらうあちゅw
後姿しか見えない…(||゚Д゚)
他にも度々上着を半分脱ぎかけたりしてストリップもどきをしてましたが、正面からは一度も見れずでした(涙)
腐ってるのがばれてるから警戒されたのかも←違う
でもサイドの階段を下りながらお辞儀をした時の(激近でした)あちゅのきれーなうなじにドキドキ…顎から首にかけてのラインもエロいです〜
エロいといえば滅多に見れないだろう後ろからのあちゅにかなり萌えました( *´艸`)
めるろとかブルーな龍とかスタンドマイクを使って唄ってたのですが膝少し曲げてスタンド傾けて唄ってるあちゅのラインが…これまたエロい。
ぷりっぷりのおけちゅをくねらせてたので歌もすごい良かったですがおけちゅに意識を奪われてました←
背中から腰にかけてのラインも…涎が(コラ)

あんなあちゅ見たら俊ちゃん後ろから襲いたくなるよね☆
首のラインもこう指を這わす俊ちゃんを思い浮かべ…おっと脱線。

345:2014/04/14(月) 11:22:21 ID:???

だらだらとしたれぽの続き










初日はにしょうの曲の紹介時に出たらしいその俊ちゃんの名前ですが、二日目は出なくてそんな些細なことに残念に思ってたらあんこーるで出ました♪
俊ちゃんとこらぼしましてみたいに言うと会場から拍手が起こって…嬉しかったです。
今でも仲いいですからね。仲悪くて解散したわけじゃないですからね…なんて
俊ちゃんが言ってたことと同じようなことを言っててなんだか嬉しいやら感動するやらほっこりするやら…(ノ_-。)
でも解散じゃないよあちゅΣ(゚Д゚)と心で突っ込んでましたw
コラボがあってから本当に幸せですね。

そしてスクリーンの馬鹿っ第三弾…。
しゃべ○りの話になってにらめっこ披露しちゃったみたいな流れで会場の雰囲気が見たいーとなり
するの?相手いないじゃん的なことを言いながらサングラスを外しにらめっこの顔を一瞬。
ですが、ええ…スクリーンが見えないせいで見逃しましたー!
絶対でーぶいでーになってもこのシーンは無いよな(T-T)
それでも必死でスクリーンを覗き込み何とかテレながらサングラスかけなおすあちゅは目撃できました。

そのしゃべ○りで唄ったら面白そうだと思ったらしい青い猫ロボットの歌をエロい弾き語りで披露。
何故か途中でフーってみんなで盛り上がったらフーって曲?と面白そうに言ってからエロい雰囲気(笑)で唄い続けました。
本人もどら○も○がエロい曲になった?エロいことしてるみたいな曲になった?みたいに言ってました←

後半はもう頭がいっぱいいっぱいで記憶があやふやです(容量オーバーらしい)
順番は前後しますが誰かのくしゃみに反応して、はくしょんって口で真似したかわゆいあちゅ。
その後埃っぽいですからねのフォローがあちゅらしい。
俊ちゃんだったらどう突っ込んでるかとつい脳内妄想(´∇`;)

ふる○とみんなで唄ったのが気に入ったらしく二日目も唄うことになったのですが、出だし間違えてやり直し。
間違いと言うか一緒に上手く歌い始められなくて咄嗟にやり直した感じもしたのですが…
わいはーな時から間違え続けて一生懸命練習してるのにまた間違えたっぽいことを愚痴ってました←可愛かった

そして褒めちゃいけないけど出待ちを褒めるあちゅ☆
30人ぐらいいたけど誰もキャーとか言わず無音に近い吐息みたいな声であちゅしーとか言ってくれたらしいです。
すごく嬉しそうにその様子を真似してて無邪気さにノックアウト(笑)
ダメといっても待つ人もいるだろうし近隣の迷惑にならないようにするちーむあちゅしの人達に複雑だけど安心しました。

346:2014/04/14(月) 11:23:36 ID:???

もう少し続くだらだられぽ










そういえばぶるーな龍裸眼で唄ってましたがこれもほぼ見れず。
でもナナメ後ろからの蹲りあちゅにない胸がキューンとしました(笑)
ちぇん○いとかあらいぶで後ろステージで足を何かに乗せて前かがみで唄うあちゅがかっこ良かったり
とにかくあちゅの力の入れようがすごく伝わりました。

とらいぶ話はニュースにもなってるので割愛させてもらって…
男性があっちゃーんと呼んでたのににやりw
あんこーるであーちゅーしと男性が始めましたが出てくるまでの間が長くてあちゅしコール次第に小さくなって拍手だけに。
その後、ありーなの誰かが立ち上がって拍手を煽ってました←サクラか?とちょっと疑った
でもいい感じに纏まってよかったです。

全体的にMCをあまりいれず唄って踊って走って360度いるファンに気を配って…あちゅすごいなぁ。
もっと話してもいいのにと思いましたがあちゅの世界に引きずり込まれるライブでした。
照明も演出も良かったです。
もちろんあちゅのエロ可愛さにどっぷりつかれます(≧∇≦)


なんだか思いつくことを並べただけなので支離滅裂ですみません…。
いろんな角度から見るとまた違ったあちゅが楽しめるだろうらいぶでした。
これは何度でも参戦したくなりますね☆
ちょっと掠れ気味だった声が心配ですが、それでも素敵な唄を聞かせてもらいました。
いつかしっとりしたあちゅしライブにも行ってみたいです。
凄すぎて腐っててごめんなさいとちょっとだけ反省。

と言いつつ、つあぱんのハットとベスト姿にニヤリ。そしてサックスを銜えるあちゅに萌えw
笑顔とかも可愛くてよかったです。
あ、俊ちゃんのでーぶいでーが土曜日に届いてましたがとりあえず写真集だけを見ました。
笑顔の俊ちゃんがこれまた可愛い。
結局二人ともいろんな意味で大好きなんですよね。
腐ってはいますがずっと二人の唄を聴き続けたいと心から思います。


これから参戦の皆様にとってもあちゅにとっても良いライブになりますように☆
そして参戦できない方も素晴らしいでーぶいでーになる日が来ると思いますので一緒に首を長ーくして待ちましょうw
脱ぎ脱ぎあちゅもダンスあちゅも間違えあちゅ…は入らないかも?…しっとり弾き語るあちゅもじっくり見れる日が楽しみです。

ぐだぐだれぽに長々とお付き合いいただきありがとうございました(>_<)

347名無しさん:2014/04/14(月) 23:10:27 ID:???
緋様お帰りなさいー!\(^o^)/
レポありがとうございます〜!
&姉2号様もお帰りなさいー!\(^o^)/

今ごろお二人ともあちゅのセクシーびーむにヤられ廃人になってないか心配してる姉san号です!!
リアルあちゅ後から後からじわじわ毒が回って来ますよね。
リアルあちゅの妄想を上回る可愛さエロさにちょっと妄想が追い付かないかったり、リアル過ぎたりと脳内爆発しちゃいます。


初日からドキドキわくわく♪
二日目には緋様と姉2号様のドキムネが伝染してお家にいるのに、変な汁出ちゃいました。

楽しみを後に取って置きたいからレポはあんまり検索しないようにしょうなんて思ってたのに初日からレポやらなんやら見てしまいましたよおまけに動画もみちゃって、自分をあっちゃん言う口調がちょっと女子が入ってて萌えましたw

あちゅ今回も俊ちゃん言ってたんですね!!
自分の参戦でも言ってくれるか楽しみポイントになりました

これから参戦される1号様も私も緋様のレポで幸せで〜す

348名無しさん:2014/04/15(火) 10:30:06 ID:???

緋様♪姉2号様♪
おかえりなさいませー♪
お二人共しあわせな時間を過ごされたようで、そりゃ2度も3度もおんなじこと
繰り返し言っちゃいますよねー♪
ヨダレもののレポもありがとうございました
普段はあまり見えない角度でのエロいあちゅ。
わかりますわかります!
ぷりっとしたおけちゅとか、線の細いうなじとか・・・・鼻血ブーーー!
昔まだ坊主だったころ、花火を子供達と見ているあちゅの後ろ姿・・・
うなじが子供みたいっ!!!と思いながら、な なんかエロいっ・・・って思ってました(腐)

場所によっては塔とか、いろいろなものがじゃまで見えない席があると・・・
大きな会場ですとこういう事がおきるんですね・・
仕方がないことですが、チケットのお値段もうちょっと細かくしてもいいんじゃないかと・・
ケチな1号はよく思います。

テレビでも少し拝見しました。踊るあちゅ♪上手〜♪
ブルーな龍のときの衣装、履いているパンツが好みですっ
頭の中のあちゅは、基本的にはおさげ髪でセーラー服きて
るんるんスキップしている乙女なかわいいあちゅですが←大丈夫か?
リアルあちゅはセクシーでかっこいいですよねっ♪
素敵な大人の男性になったと思います・・・が
ちょこちょこ見え隠れする乙女な部分で悶え苦しむことになる姉1号です(^_^;)

あんな大きな会場で独り、あちゅ大丈夫かな〜と心配しておりましたが
きっと俊ちゃんにメソメソしながら怖いよ〜できないよ〜とこっそり電話をかける
あちゅを想像しながらも、テレビで見たあちゅは立派に堂々と、とても楽しんでいるようで
安心しました(#^.^#)
これから参戦するのが楽しみです♪
やはり兄ちゃんズ心配して見に来ていたようですね♪
きゃぷてんじぃじも見守ってくれていますし心強いですね♪
これから参戦される皆様も〜なによりあちゅが楽しめますようにっ!
もちろん1号も腐臭をただよわせつつ!廃人になるまで楽しみますよーーー!
やばーーいっ!てんしょんたかhiろーーー!

緋様ーーありがとうございましたーーー!!

349:2014/04/15(火) 15:29:49 ID:???
緋さま☆彡姉2号さま☆彡
素敵なレポありがとうございました!

あちゅのおけちゅ・・・
あちゅのうなじ・・・
あちゅのプチすとりっぷw・・・
早く見たーーーーーーーーーーーーいっ!

しかし今回ソロお歌会なのにスクリーンのバカ野郎がお邪魔なんですね(ー_ー)!!
まっさらなステージでじっくりとあちゅを鑑賞できるお歌会だと期待しておりましたのに。
でも、いろんな角度から見え隠れすれするちらりズムあちゅ^^
まんざら大好きなのでいまからあ〜んな姿やこ〜んなちらりを楽しみにしておきます!

それにしても兄様たちや後輩君たち、やっぱり心配で大集合でしたね♪
さぞや俊ちゃんも駆けつけたかったことと思います!
でも俊ちゃんのお顔見ちゃうと乙女あちゅ全開になってセクシーエロあちゅを発揮できないので
めいっぱい強がって俊ちゃんに来ないでねっ!ってお願いしてるあちゅが健気で←勝手に妄想w

あーっ
果てしなく妄想ができちゃう今日この頃。
あちゅのお地元での参戦まで妄想族街道突っ走ってます!
そして当日は姉1号さまと同じく腐臭を漂わせつつ、いやダダ漏れにして楽しんできます♪

350:2014/04/15(火) 16:34:32 ID:???

>>347
san様〜ただいまです。
無事生還しました←半分魂抜けてますけど

本当にあちゅのセクシーびーむが強力すぎて干からびてるというか…心ここにあらずな状態です。
じわじわきてます!きてます!
なんかもうどうしてくれよう…←なにが?
エロいんだか可愛いんだか本当にもう!
そして、はい。
リアルあちゅが半端なくて妄想が追いつきません。
特に長編は無理←きっぱりw
でも何故かリアルあちゅの短編がポカリと出てきて自分でもびっくり。
エロあちゅはリアルを思い出すので無理ですが…ドキドキ。

ああっ、姉san号様はれぽ止めとこう派でしたか?
がっつりでもないけど…ネタバレすみません。
でも気になってつい探しますよね。
私はバッチリ予習して行きました。そうじゃないと確実に魂抜けるんで…。
でも関係ないぐらい楽しめましたよ〜!
もうすっごい最初からあちゅの世界です。

そういえばお祭り不参加のお話ですが、二日目はあっちゃん呼びじゃなかったのでニュースで聞いてジタバタしました〜。
自然に入ってましたね女子w

san様は青い森参戦でしたよねー。
激近な予感…。
またsan様のおうちにでもれぽ書いてくださると嬉しいです〜!←気がはやい。

少しでも幸せのお裾分けが出来て良かったです☆


>>348
姉1号様…何とか戻ってまいりました…。
行きと違って帰りが早く感じたのは魂が抜けてたせいだと思います。
もっとたくさん正面あちゅが唄ってたり脱いだりしたところを見たかったりもしますが、
滅多にないエロあちゅの後姿を見れて満足しています。
わかってもらえて嬉しい〜。
もう本当にあの後姿はね…本人意識ないんでしょうが、エロ杉です(o_ _)ノ彡☆
整えたばかりの髪だからなのか首すじの生え際とかなぜか…エロかった。
今だに目に浮かびます←変態
そのくせこっちを見る表情はちょっとはにかみ気味の嬉しそうな、満足そうな笑みで
畜生ギャップ王め!みたいな…←壊れてる。

チケのお値段は確かにそうですね〜
あちゅは後ろステージ側にプレゼント(あちゅたおるとご当地モノ)してました。
全部に平等は無理でも少しでもみんなに楽しんでもらえるようにいろいろ考えたんだと思います。

おさげなあちゅ思い浮かべて…吹きましたw
るんるんスキップ(笑)
でも私の頭の中もそんなあちゅかも。
リアルのあちゅ昔からセクシーでしたが、一段と磨きがかかってます…乙女度にも←

ツアー中のあちゅの傍には俊ちゃん…じゃなくてきゃぷてんがいるので何かと安心です☆
きっと電話もしてると信じてますけどw
そしてそんなこと考えてたらリアル短編思いついたのでまた書けたらあぷします。

この先あちゅもみんなも楽しめるらいぶになるといいですね。
さっさと参戦したくせに今からの皆様が羨ましかったりして←欲張り
ふふふーもうすごい最高のらいぶなので楽しめること請け合いです!
参戦までの時間もそれかららいぶもおもいきり楽しんでくださいねーo(^▽^)o

そして可愛いエロあちゅの感想でもちらりと頂けると狂喜乱舞します←またオネダリかっ

351:2014/04/15(火) 16:35:33 ID:???

>>349
♪様、拙いというか壊れかけのれぽを読んでくださりこちらこそありがとうございますー!

あちゅの後姿はありーなの方にもきっとバッチリ見えていたかと思いますw
横顔も俯く顔もうなじも腰のきゅっと引き締まったラインもぷりっぷりのおけちゅも…垂涎ものでした(笑)
プチすとりっぷは言うまでもなくですが、なんで衣装ちゃんと着てるのにあんなにエロいんだあちゅ…。
お歌も素晴らしいのはこちらも言うまでもないことで、いろんな意味で満足するらいぶでした。
あ、とりあえず鉄骨とスクリーンには文句がありますけどw

初日も二日目も大集合。
私の位置からは見えませんでしたが俊ちゃん居ないかなとついきょろきょろ←
俊ちゃんお休み中だったしもしかしたら…とかw
でも確かに俊ちゃんいたら乙女全開あちゅ確実。
すとりっぷなんて、俊ちゃんの反応が気になってちらちらそっちを気にしてそう…
見て欲しいのに強がって来ないで言ってるあちゅをリアルに想像して鼻血でそうです(>_<)
かわえ〜☆
今頃終わった報告してるかも(笑)

♪様はあちゅのお地元参戦なんですねー。
楽しんできてください!
らいぶまでのドキドキも楽しいものですよね…いや私は今回すごい緊張しましたけど…
済んでしまうといろんな意味で廃人です。
あちゅも俊ちゃんも中毒性がありすぎ…。

れぽでも書きましたが、今回はぐるーぷに近い感じのらいぶだったので
また前回のらいぶのように落ち着いてお歌を聞かせるタイプのらいぶもぜひ行ってみたいと思いました。

ご面倒でなければ参戦された感想お待ちしています〜!

352:2014/04/15(火) 16:37:02 ID:???

お返事 >>350-351


今日はちょっとだけ思い出したれぽとお返事だけ書きに来ました。

san様がおっしゃってるようにリアルがエロ過ぎて(笑)長編のあちゅが進みません。
生あちゅの破壊力すごいです(>_<)
いまだいろいろ思い出してニヤけてるんですが…ちょっと書きたいリアル短編が浮かんでます。
ただ、やっぱりネタバレをちょこっと含むのでツアー終わるまでアップはやめた方がいいかな…
でもノッてるうちに仕上げてアップしたいと葛藤中w
明日にでも書いてるかもしれません。
そして以下ちょっぴり思い出しれぽ。













大事なことを書き忘れてました…まだ他にも何か忘れてそうですが…。

ぐるーぷらいぶでも必ずあちゅが脱ぐあの一族の歌…20と4な歌をあちゅひとりで披露してました。
すっごいかっちょいいあちゅでした。
肘ぐらいまで上着を脱いだエロあちゅに場内絶叫。
後ろステージで雄たけび(このときは確かちゃんと着てた)を上げたときには息が止まりました……(o_ _)o
そのせいで記憶が飛んだのかも…
半脱ぎでそのままふらふらと疲れた〜っぽいそぶりのあちゅがステージを前から後ろ、後ろから前へ。
わざとだとは思いますが、半分本気じゃないかと(笑)
その疲れたよろよろあちゅがまた妙〜にエロかったです。

これから行かれる姉様達が羨ましい…ってもう見たくせにれぽ書きながら思ってしまいました。
でーぶいでーになるまで長いなぁ。

353名無しさん:2014/04/15(火) 20:13:30 ID:???
緋様ーぁぁ!

ネタバレ大丈夫です〜!!
是非ともその萌をお話にしてブシャー!!って吐き出して下さりませ〜!
san号はいつも、少しあちゅ断ちしたら後が凄いにちがいないとか(←何が?)思っても誘惑に負ける奴なんすよー!
目の前の据え膳あちゅに我慢出来ない俗物のゲスの極み野郎です。
もしや私に遠慮するなら全然いいです!マキさん並みな変態ですからね

緋様のあちゅ萌がメラメラ有る内にお待ちしてます!!
はぁ…ひとりにじゅうよんが激しくみたい
二人や皆で歌うお歌を、現在のお歌のパートナーや後輩の前で披露して一人プレイしちゃうあちゅはやっぱりインラン…

そしてライブ参戦直後はどーしてもパラレルよりリアルが書きたくなりますよね←そして燃え尽きて廃人san号

354:2014/04/16(水) 15:11:45 ID:???
>>353
san様こんにちはーw
ブシャーに某黄色いハイテンションな何かを思い出した私。間違いないかと思います(笑)
許可をいただいたので?ちょっと吐き出してみましたが…何故かピュアっぽく。
エロあちゅはもう本当にリアルがすごいエロかったのでちょっと追いつけません…(゚ー゚)
落ち着いた状態になってからリアル絡めてあーんなことやこんなことさせたいと思います←いつになることやら

にじゅうよん…がっつりひとりでこなしちゃってるよあちゅ…的な突っ込みもありましたが
普段の何倍もの露出とエロかっこよいあちゅがたまりませんでした〜( *´艸`)

そしてすでに廃人というか無気力になりつつあります←
ふぁいなるにびゅーいんぐーなんてしてくれないかな〜。

san様の参戦する際にはエロあちゅから相変わらずちょっと自信なさげなMCあちゅまでじっくり堪能してください☆
そしてみんなに襲われるあちゅ話でも…←コラ

355:2014/04/16(水) 15:13:58 ID:???

日常のSAと見せかけてらいぶネタバレが少し入っていますのでご注意ください。



短編 


「お疲れ様でしたー」

喉を休めることも兼ねてリハを早く終え、いつもより急いで荷物を纏めた。
アルバムも発売されてそろツアーも迫って忙しい日々。
普段ならこの後もきゃぷてんといろいろ相談したりするんだけど今日は別。

「俊によろしく伝えといて」

なんてきゃぷてんの言葉に送られて家へと急いだ。
お互いに忙しくてメールや電話はしてたけど逢うのは久しぶりだから楽しみ。
と言っても今年は結構逢ってるか…。


「ただいま」

鍵を開けて玄関に脱ぎ散らかされた靴にもう!何て怒りながらも靴をそろえる。

「俊ちゃーん?あ…」

リビングに入った俺が見たのはソファで眠ってる俊ちゃんの姿。
俊ちゃんも忙しいからなぁ。
そっと荷物を置いて顔を覗き込む。
眠ってる俊ちゃん見るの久しぶりかも。
なんだか幸せ…。
しばらく可愛い寝顔の俊ちゃんを眺めてにやにやしちゃった。

でもちょっとつまらない。
ピアノでも弾いてようかな。

ばさりと被せてあった布を取って椅子に座る。
ヘッドフォンにしようかと思ったけど音量押さえて弾くことにした。
指慣らしかららいぶで使う曲へ。
それから俊ちゃんが起きないのを確認して小さな声で唄いだした。
何となくこの間撮ったバラエティを思い出してコードだけ伴奏しながらト○ロを唄ってみる。

「そういえば、あれ面白そうだったなぁ」

フリップにあったあの曲。
えっとどんな出だしだっけ。

探りながら音を鳴らして唄い始めた瞬間。

「ぶはっ」
「わっ!俊ちゃん、起きてたの?!」

吹き出した俊ちゃんにびっくりした。

「何となく、気持ちえー声聞こえちょると思ってな」
「あ、起こしてごめん」

起こすつもりはなかったけど…やっぱりうるさかったよね。

「いや、こっちこそ帰ったのに気がつかんで悪かった」
「疲れてるんでしょ」
「お前も一緒やろうが。むしろお前の方が忙しいじゃろ」
「大丈夫」

伸びをした俊ちゃんが起き上がって俺の方へと歩いてくる。
椅子に座ったまま見あげてたら、にやりと笑ってキスをされた。

あっという間に顔が熱くなる。

356:2014/04/16(水) 15:14:49 ID:???


「いつまで経っても赤くなるな」
「だって!明るいしっ恥ずかしいしっ…俊ちゃんカッコイイし」
「くくっ」
「笑うな!」
「明るくなかったら積極的やのに。夜はもっととかねだって…」
「わーっわーっ!」

なに言うの!
思わず大きな声を出して俊ちゃんの言葉をさえぎった。

俊ちゃんのバカッ!

思わず睨みあげたらまだ笑っててちょっとムカつく。

「なあ、さっきの歌えや」
「さっきの?」
「ドラ○もん」
「笑ったくせに…まあいいけど、改まるとなんか恥ずかしい」
「この間のテレビでやったやつ?」
「うん。唄わなかったけど、面白そうだな〜と思ってたんだ」
「確かに面白れーな」
「俊ちゃんも唄ってみる?」
「俺か?」
「うん。ロックなドラ○もんも面白そう!ロックな赤と○ぼでもいいよ」
「よー覚えとるな」
「へへ」

俊ちゃんのことだからね。

「ギター借りるぞ」
「うん」

やった!
俊ちゃんが少し笑いながら唄いはじめる。

すっごい笑った。
だって無駄にいい声でかっこつけて唄うんだもん。
歌詞とのギャップが…。

「ほれ、お前も」
「うん。あー笑いすぎて腹いてー」

何度か大きく深呼吸してから今度は俺が唄い始める。

「もっとしっとりでもえーんじゃねえ?」
「こう?」

俊ちゃんに言われるがまま唄ってみた。
しっとりって言っても唄ってるのドラ○もんだけどね。

「……エロいな」
「ん?」
「あっし」

ポツリと呟いた俊ちゃんに首をかしげた瞬間。
俊ちゃんの手でがっしりと顔を押さえられてちゅうされた。

「んーっ!」

ジタバタしてみるけど柔らかい手の感触なのに力は強くてびくともしねーしっ!

「ふぁ…」
「あっし」

漸く唇舐められて俊ちゃんが顔を上げたときにはもう…理性なんて完膚なきまでに粉砕されてた。

357:2014/04/16(水) 15:16:09 ID:???


「あっ…んぅ」

背中のタトゥーをなぞる指に体を震わせる。

「ふっ…やっ俊ちゃ、」

腰に触れられてくすぐったくて体に力が入った。
瞬間、中に入ってる俊ちゃんを締め付けてしまう。

「こんどのツアーは脱ぐらしいな」
「あっあ…」

ゆっくりと腰を引かれて背中がぞくぞくする。

「脱げんように思い切り噛み痕でも付けちゃろうか」
「やんっ…あっダメっイク…」

含み笑いをしながらかぷりと首すじに軽く歯を立てられた瞬間、我慢できずにイっちゃった。

「噛まれてイクってエロいな」
「あっ、や!待ってっ、俊ちゃ…まっ…あーーっ」

突然がしりと腰をつかまれて激しくなった動きに悲鳴を上げる。
やばい…気持ちよすぎて、トんじゃいそう。

「あーっうぁっ、やぁ」
「あっし…あっし」
「ひあっ、あ…俊ちゃんっ俊ちゃ…っ!」

掠れた声で名前呼ばれて、あんまり喉に負担かけちゃダメだって…そんなことすらもう考えられないまま
俺も必死で俊ちゃんの名前を呼んだ。

勝手に体が震えてきゅうっと体中に力が入る。
必死でシーツを握り締めた。

俊ちゃんが息を止めた瞬間に中が熱くなってそのまま強すぎる感覚に意識が遠くなる。

358:2014/04/16(水) 15:18:15 ID:???


「ひっ昼間っから!俊ちゃんのバカッ」

数十分後。
俺はお布団にくるまってちょっとだけ顔を出した状態で俊ちゃんを見上げ叫んでた。
少しだけ枯れちゃった声で。

「お前もノリノリやったやろ」
「…だって、久しぶりだったし溜まってたし…お、俺だってしたいもんっ!」

言ってることがめちゃくちゃだってわかってたけど、それよりも恥ずかしさの方が勝ってる。
俊ちゃんとこんな関係になって長いんだからいい加減慣れても良いだろうと自分でも思うんだけどさ。

「ぷ…かわえーな」
「かわいくねーよっ。もうオッサンだもん」
「なら俺も同じじゃな」

俊ちゃんは笑いながらベッドに腰掛けて…自分だけちゃっかり服着てるし…俺の頭をなでた。

「髪、伸びたな」
「うん」

わしゃわしゃとかき混ぜられて照れくさいけど、気持ちがいい。

「つあーではちょっと切ろうかなって」
「もったいねぇ。ま、坊主も似あっちょったけど」 
「坊主はもう出来ねーし」

あの頃はあれでいいと思ってたけどね。
なんとなく優しい顔をしてる俊ちゃんの頭をシーツから片腕を出してなで返してみる。

「なんしよる」
「なんとなく〜。あ、サイドだけ俊ちゃんみたいに短くしようかな」

長さが違うから同じ髪形にはならないけど…。
それにその方がセットもラクかも。

「どんなになるか楽しみにしとるわ」
「うん」

頷いたら俊ちゃんが俺の体を挟むように手を突いてキスをくれた。
カーテン引いてあるしさっきまでしてたことに比べたら大したことないのにやっぱり恥ずかしい。
でも嬉しい気持ちもあって…照れ笑いしちゃった。
俊ちゃんもまた俺の頭をなでて照れた表情。
それを見て蓑虫みたいにくるまってた布団からごそごそと這い出て俊ちゃんに抱きつく。

まだまだ頑張らなくちゃいけないこといっぱいあるし、いろいろ言われたりもするけど…幸せだなぁ。


そして後日。
アンコールに使ったドラ○もん。
俊ちゃんの名前出したからか、思わずあの日のこと思い出してついエロいことしたドラ○もんなんて言っちゃったんだけど
まあいいか…なんて思ったのが甘かったと気づいたのは少し後のこと。


「篤志さんドラ○もんでなんかエロいことでも考えたんですか?」
「っ!」
「あ、図星」

にやりと笑ったタカヒロの背中をバシッと叩く。
普段俊ちゃんからもいろいろ聞かされてるらしい(俺もいろいろ相談してる)タカヒロにはバレバレだったみたい。

もうっ俊ちゃんのバカ!

とりあえずそれだけメールで書いて送りつけ、明日のライブについて相談する為にきゃぷてんの元へと向かった。

まだまだツアーは始まったばかり。
最後まで少しでもみんなに喜んでもらえるライブになるよう頑張ろう。

やっぱりライブのアンコールは違う曲にしようかな…。

359:2014/04/16(水) 15:19:28 ID:???

お返事 >>354
短編 >>355-358

なんとなくあちゅのあんこーるMCから思いついたお話でした。
まとまりがないのはリアルあちゅに魂抜かれてるせいだと思っといてください(・ω・`;)

もっとライブよりのリアル話が書きたいと思いつつ思い出すたびにリアルなえろあちゅに
気をとられてお話にならない←
そして生あちゅを見たのがなんだかすごく前のことのような昨日のことのような…そんな変な気持ちです。

360名無しさん:2014/04/17(木) 11:27:12 ID:???

緋様ーー!短編ありがとうございました!
♪おっさかな咥えたドラ〇えもんっ♪・・・・なんてなっ!ハハハーー!!!←ちがうし壊れ気味だし
あちゅってば、軽く噛まれて逝っちゃうのよねっ
ソロお歌会では噛み跡を見つけるべく、でかい双眼鏡でも持っていきますかね?ハハハー!!

緋様!そうなんですよっ!ふぁいなるびゅーいんぐ、やってほしいんですよっ!!
大きなスクリーンで!あちゅのうなじとかおけちゅとかっ!!!
グループの時と違って、あちゅ1人!時々じぃじですよっ??
やってほしいですよね????嘆願書書きましょか?←

1号、俊ちゃんにはしっとりとアン〇ンマンを歌ってほしいと思っておりますが
どうでしょう?(`・ω・´)

あぁしかし・・・・ちけっとが届かない・・・・いやいやまだこれからでしょうか?
ってか、1号、どうやってチケットをゲットしたのか思い出せません。。。
今からこんな心配しているのは、昨日、うさたんの舞台のちけっとが届いたからなのです。
これ6月だよ?あちゅ5月だよ?・・・・・・・ドキドキドキ・・・・
ちけっと代・・・は 払ったよね?・・・バクバクバクッ!!!!
あちゅのお地元参戦のお姉さまたちには届いているのでしょうか・・・バクバクバ・・・チーーン死
あぁ早く帰りたいっ帰って確認したい!(´;ω;`)
違う意味で魂が抜かれてしまうかも・・・・そんなかわいそうな←1号でした

361:2014/04/17(木) 15:27:01 ID:???
>>360
姉1号様こんにちはーw
短編あちゅひそかにMでした(笑)
えちシーンは入れない予定だったのに書いてるうちにいつの間にかそんな描写が←
おっさん(笑)のくせにあちゅの背中や細腰は腐フィルター通さなくても美味しそうだから…つい(どんな理由だ)

ふぁいなるびゅーいんぐ、ですよねー!
えぐさん規模でやってくれるなら何とか行けそうなんだけどなー。
でっかいスクリーンであのあちゅの生お着替えとか綺麗にそろえられた襟足から首にかけてとか
滑らかな背中とかきゅっとくびれた腰とかぷりっとしたおけちゅとか←しつこい
そして時々じぃじ(笑)
見たいー見たいー!!
えるでーえいちにびゅーいんぐしないと呪っちゃうぞ的なメールを送ってみたらどうでしょう?(コラ)

俊ちゃんのしっとりあ○ぱ○まんいいですね♪
なんならあちゅと一緒にハモっても(o>∪<)b

うさちゃんの6月の舞台チケ届くのが早すぎませんか?w
あちゅのチケは全体的に遅めな感じみたいですねー。
私なんか電チケだったのでもうほんとドッキドキで何度も確認しましたよー(確か1週間ぐらい前にきました)
って1号姉様チーーンってなってる場合ではないです!
あちゅのエロい姿見るまでは魂無理やり押しとどめて置いてください〜

1号姉様の元に無事にチケ届くようにぐるぐるお祈りしておきます☆彡

362:2014/04/17(木) 15:28:03 ID:???

黒猫 ちびver



「さて、今日は休みじゃしどこか行くか?」

「にゃっ!」お耳ぴこん

「どこか行きたいとこでもあるか?」

「あっあのね…と、と…」

「と?」

「えっと…とー」

「何するとこじゃ?」頭なでなで

「本がいっぱいあるとこー」

「本屋か?」『と』は付いてねえけど

「違うのー。買うんじゃないの」難しい顔

「あーわかった。図書館じゃろ」

「みゃ!そう、としょかんー!」にぱ

「ええけど何でいきなり図書館なん?」

「えとね、おうちの本読んじゃったの」難しいのは無理だけど

「なら本屋でもえーじゃろ」買っちゃるし

「だってもったいないもん。としょかんっていっぱい借りてもいーんでしょ?」

「確かに何冊かは一緒に借りれるな」

「読んだらかえしてまた借りたいの」座る俊ちゃんによじ登って

「わかった。なら今日は散歩がてら図書館な」

「わーい。ありがとー」むきゅう

「ん」かわえー ぎゅ

363:2014/04/17(木) 15:28:51 ID:???

図書館にて



「んと、これと…あれと…」ぱたぱた

「絵本に小説に、料理の本に…幅広いな」苦笑

「んーっうしょ……俊ちゃー」小声

「なんや?」

「とどかにゃいです」しょんぼり

「くす、そりゃそうじゃろ。で、どの本がえーの?」

「えと、それかそれどっちがいいかなー」悩み中

「ほら」抱っこ

「俊ちゃん、ありがとっ」引き出してぱらぱらっと確認



たくさん借りた帰り道


「にゃ〜」ご機嫌でぴょこぴょこ

「転ぶなよ」後ろから写メ

「転ばないもーん」振り返り

「ぶつかるぞ」後ろ向いたら

「はーい」

「あっし、手」

「みっ」ぱたぱた…きゅ

「晩飯何にすっかな」

「おそば食べたいっ」

「お前最近好きじゃな」麺類

「えへへーつるつる楽しいもん」

「いっぱいこぼすけどな」跳ね飛ばして

「…ごめんなしゃい」しょぼん

「だんだん上手くなるから気にすんな」ぽんぽん

「ん、がんばる」おてて、ぐっ

「おう、頑張れ。けど最近箸は上手くなったな」

「ほんとっ?」キラッキラ笑顔

「ほんとほんと」かわえぇなぁ

「にゃっにゃ〜」鼻歌&ちょっと下手なスキップ

「……」無言で撮影中

364:2014/04/17(木) 15:30:02 ID:???


数日後
部屋で作詞を済ませてリビングを覗く


「あっしー」

「………」

ソファに腰掛けて黒ちびが半分隠れる位のでっかい図鑑を小さな手で支えて読書中

そそくさとスマホの用意


―かしゃり―


「にゃ?」ぴくん

「悪い、邪魔したな」可愛かったからつい

「俊ちゃんお仕事終わったの?」

「今な。それより重くねーんか?」そういえば借りた時にも思ったけど

「ちょびっと重い」ぎゅっと握ったお手手が真っ赤

「床において覗いた方が見やすいんじゃねえか?」

「あ…」今気がついた

「ぷっ」

「……」むう

「すまん、けどちゃんと持って読むのは偉いな」わしゃわしゃ

「ふにゃっ」目を閉じて

「おし」ソファに座って黒ちび膝にのせる

「俊ちゃん?」下からきょとんと見上げて

「こうすれば重くねえじゃろ」本を広げてやる

「う?いいの?俊ちゃんが重くない?」

「あっしと違って大きいからな」

「えへへーありがと」にこにこ


しばらく一緒に見てたらそのうち膝の上でうとうと


「昼寝するか」

「…ん…に?」こしこし

「ほら」本置いて抱きなおし

「うにゃ〜」すりすり

「くす」背中ぽんぽん

「…すぴー」

365:2014/04/17(木) 15:31:21 ID:???

お返事 >>361
黒猫 ちびver >>362-364

お久しぶりの黒ちび。俊ちゃんがまき兄みたいになってますが相変わらずな二人。
同じ猫なら長編進めればいいのに…とセルフ突っ込み(笑)
でも何も考えずにほのぼのーっとしたかったのです。

俊ちゃんの白い方のでーぶいでーを鑑賞…変わ○ないコ○で大泣きしました(T^T)。
そして二人がカバーしてるクリ○マスイブ、あちゅと俊ちゃんでは最後の方の歌詞の順番が違ってた(笑)
どっちかが間違えたのかな?と思って歌詞を検索しましたが、どっちもあってよくわかりませんでした←
この曲、また誰か合成してくれないかなー自力じゃ無理だ(>_<)

366名無しさん:2014/04/18(金) 13:53:10 ID:???

おおぅ・・黒ちびお久しぶり〜//
そうか、黒ちびあちゅはとしょかんがすきなのね♪
お箸ちゃんと持てるようになったんだね♪

そういえば、あちゅのあるばむを
1号と俊ちゃんの思い出の場所まで迎えに行ったとき、
黒ちびあちゅが待っててくれて。
「にゃっっぉ姉ちゃっ♪ぉ姉ちゃっ♪一緒に行くーー♪」って
1号の足元でぴょんこぴょんこしてるあちゅ可愛かったなー♪←でた妄想!

緋様、あちゅちけっと代は、きちんと払ってありました。
一安心(#^.^#)

ヒロパパがえんゆうかいに!?驚きすぎてぶっとびました
あのいつもの感じで「やばいです」なんて言ってないよね?ね?
それとも「おやばいです」とか・・・屍

367:2014/04/18(金) 16:39:37 ID:???

>>366
ふふふ〜久しぶりの黒ちびちゃんでした。
あちゅあるばむをお迎えに行った時ちゃんと黒ちび居ましたかーw
足をぶらぶらさせながら待ってるかなーなんて思いましたが、一緒にいくーって可愛い(*^_^*)
もう即座に連れて帰りますよね♪
ただし俊ちゃんがあっという間にお迎えにくると思いますが(笑)

あちゅちけ代無事お支払い完了してたんですね〜
良かった良かったo(^▽^)o
後は素晴らしい席であることを祈っております☆

ヒロパパw
私もびっくりしましたが、20年の時のお歌の話と被災地支援のお話されたみたいですねー。
さすがのパパも「やばいです」は使ってないかとw
大丈夫!……なハズ←言い切れないのか(笑)

姉1号様、突然ですが私、今日のあちゅのオーナー姿(違う)が見れないんですー(ノ_-。)
くそう、どうせあちゅはほとんどでないからいいやと思ってたのにいきなり初回に持ってきやがって(口悪い)
どこだかのニュースに書いてた「最後僕はいっつもこう…」とがっくり来てたらしいあちゅがかわえ〜です……。

368:2014/04/18(金) 16:41:14 ID:???

超短編


仕事の間に何となく気が向いて小さな公園で飯を食うことにした。
ベンチに座ってコンビニのおにぎりをかじる。
落書きだらけの小さなベンチ。

そういえば俺らも書いたな。
ふとそんなことを考え、今度は空を見上げあいつのことを思いだした。

あいつはまだ俺のことを待っていてくれるやろうか。
何かあるたびに思い出すあいつの笑顔。
それから泣き顔。


俺は生まれ育った田舎の狭い世界が嫌だった。
特別何の仕事がやりてえって訳じゃなかったが、とにかく広い世界を見てみたかった。
だから全てを捨てて飛び出してきた。
心残りは一つだけ。

俺が出て行くと知った時、泣きながらそれでも頑張ってと俺の背中を押してくれたあいつ。

「最後に一つだけ言わせて。俺、俊ちゃんのコト好き」

そんな言葉までくれたあいつに、答えは…返せなかった。

俺だって好きだ。
お前のことが好きだ。

そうあの時伝えていたら何かが変わっただろうか。

誰よりも大事な奴だとわかっていたのに。
誰よりも守りたい相手やったのに。
それでもあそこを捨てる俺には答える権利なんてないと思いこんどった。
あの時は…捨てることしか考えてなかった。


ぱさぱさと音が聞こえて鳩が下りてくる。
餌を求めてかその丸い目が俺を見た。

「……ほれ」

かじっていたおにぎりを割って投げてやる。
びくりと警戒したそぶりを見せたのは一瞬だけで、すぐにご飯粒をつつき始めた。
そして綺麗に食べ終わるとしばし俺を見た後その羽を広げる。

軽やかに飛んでいった鳩。
空から見る世界は広いんじゃろうか。

369:2014/04/18(金) 16:45:52 ID:???


あそこを飛び出して…確かに世界は少し広くなったかもしれん。
けどやっぱりどこに居ても俺の生きる世界なんてほんの一部のちっぽけなもんで…。
毎日生きていくのに精一杯で。
独りで羽ばたくのはすげえ大変で。

ああ、そうか…。

今になってはじめて気がついた。
片方だけで飛べるわけねーよな。
羽は二つ揃って初めてその役目を果たす。
二つ揃ってるからこそ大空に飛び立てる。
高く高く飛んでこの広い世界を眺めることが出来る。

くしゃりとゴミを握りつぶした。

「俊ちゃんが俺のことを思い出さなくても、俺はずっと俊ちゃんのことが好きだから。いつまでも変わらないから」

真っ直ぐな目をして言い切っていた篤志。
お前はまだ俺のことを変わらず思っていてくれるか?

俺の気持ちは変わってない。
お前への気持ちは変わらない。

帰ろうか…あの街へ。

お前を抱きしめていろんな話をしたい。
狭い世界だと思い込んでいたあそこも篤志となら高く羽ばたいて広い世界を見れるだろう。
胸を張って戻れるような俺じゃねえけど…お前はそんな俺を笑って迎えてくれるか?

ベンチに座った時とは全く違った気持ちで立ち上がる。
そうと決まればきっちり仕事を片付けんとな。
あの時みたいに全てを捨てるんじゃなく、自分で選んでお前の元に帰りたいから。

もう一度空を見上げると近くの木から羽ばたいていく鳥が見えた。



「あっし…」
「俊ちゃん!」

変わらない風景、変わらない笑顔。
突然戻ってきた俺に驚いて、泣き笑いのくしゃくしゃの顔をして飛びついてきたあっしを抱きとめる。

「俊ちゃんっ、おかえ、り」
「ただいまあっし」

どこに居ても羽さえあれば世界は広い。
上手く飛べないと思っていたけれど、俺の羽の半分はお前が持っていたんだな。

あっし、これからは一緒にこの広い世界を飛んで生きていこう。

370:2014/04/18(金) 16:47:51 ID:???

お返事 >>367
超短編 >>368-369

また中途半端なというか抽象的というか…更新しながらすでに後悔←オイ
結局、好きな人を残して田舎を飛び出したのに、挫折して戻ってきたってことですw
何の曲を思い浮かべて書いたのかバレバレっぽいですが、内容はまるっきり違ってる…。
おかしいこんなはずじゃなかったのに(笑)
書きたいお話はあるんですが…少しまったり更新になるかもです(>_<)

あちゅらいぶ、明日も明後日も無事素晴らしいらいぶになりますように☆彡

371:2014/04/19(土) 23:17:27 ID:???
緋さま。
久しぶりな黒チビあちゅと俊ちゃんとのエロあちゅと・・・
そして、この設定は♪───O(≧∇≦)O────♪
はーふういんぐなお話ですねーーー!←違ったらすみません(^^;;

妄想街道まっしぐらにさせてくれるお話ありがとうございます!

イロエロと感想などをと思うのですが
あちゅソロお歌会のちけっとは未だ届かないのですが(・・;)
俊ちゃんのちけっとは毛穴まで見えそうなお席が届きまして
なにがなにやらな状態ですので、どうけお許しを。

私のところもオーナーあちゅが見れないのです(T ^ T)
生あちゅに逢える日まで今しばらくの辛抱です。

とにかく早くあちゅちけが届いて安心したいです!
姉1号様のところへは届きましたでしょうか?
もう!こんなとこでドSなあちゅを発揮しなくてもね〜

よし!俊ちゃんに、はよ届けちゃれよ!って伝えてもらいましょう☆彡

372名無しさん:2014/04/21(月) 11:21:46 ID:???

1号ですー♪
♪姉さま 間違っていないと思いますっ!私もすぐはーふうぃんぐなお話と思いました!
落書きだらけのベンチで。ってところでピンッときましたよ〜

ところでところで緋様皆様、1号は土曜日にかわいい女の子がたくさんランウェイする
イベントに行っていたのです。
キャハーッなふ〇っしーさんが出てきたり、でび夫人がイケメンひき連れランジェリー系の衣装で
ランウェイしたり(けっこうフラフラでハラハラしました)
きゃ〇ーぱみぱみさんやごーりきさんが口パクで踊っているのに、
50代の田/原としちゃんはがっつり歌って踊っていました←素敵
そんな中、最後に登場したのが せかんど さんです!
1号、出演するの知らなかったのでびっくりしました!当日パンフレットみてびっくり!
毎回参加してるのですが、
今回ずいぶん人が多いなと思っていました・・・
しかもこのイベントに慣れてない感じの女の子達・・・←かなりオブラートに包んだ言い方。
ぶっちゃけますとマナー悪すぎ!←あ!言っちゃったっ!
ま、それはいいとして・・・・(良くないが)

S吉くんがっ!S吉くんがっ!
金髪の〜オールバックの〜サングラス・・
ぃぃいぃいぃぃ一瞬あちゅ!かと思いました!←目ぇ悪すぎ!
S吉めーーー!なんだこのやろーーーww!かっこいいぞーーー!!(≧▽≦)
目ぢから全開!やだーーんすきーーー!♪ネス吉コンピ すきーーー♪
こちらにS吉好き姉さんいましたよねっ?
1号も二ダイ目の時に、とても注目していました!大好きです!
一族のライブでしか見たことのない せかんど で、たったの3曲?でしたが
中身の濃いぃ〜良いライブでしたっ
もっとぐいぐい来て欲しいです!S吉!ソロおめでとう!まだ聞いてないけど←がんばれ!
できれば、ナオナオコンビ・・オキちゃんとオトちゃんもいて、7人がみたいなって・・思っでいまずずズズズビッ//

「へえ〜 いっつもドッキリに引っかかってた奴がねぇ〜成長したもんだ」
一緒に行ってた野郎のセリフです!ほ 褒められた!・・・んですよね??ね?

♪様のところにもまだあちゅちけ来てないんですね〜
1号ひとりじゃないんだーって少し安心しました・・が
遅いですよね〜あちゅがこんなに焦らし上手だったなんて知らなかった〜(´ε`;)

オーナーあちゅとは?カジの なあちゅのことでしょうか?
「メンディー きら〜いっ」(# ̄3 ̄)プイーって言ってたあちゅが可愛かったです(#^.^#)

373:2014/04/21(月) 16:24:14 ID:???

>>371
♪様こんにちはw
間違いなくはーふういんぐなお話です〜
ずっと書きたかったけど上手くお話にならなくて…そして出来たのがこれだったというw

昨日の俊ちゃんのにっきを読んで歌に対する想いになんだか感動しました。
度々書いていますが、歌の種類も生き方も性格も何もかも違うのに歌への想いや強さは本当に似てる二人…。
うろ覚えですが…あちゅがレコの時自分は細かいことに拘りすぎなんじゃないかと心配してたけど
俊ちゃんも同じように拘ってて安心したみたいに書いてたのを思い出しました。

そんな俊ちゃんの毛穴まで見えそな素晴らしい席ゲットおめでとうございます(*゚▽゚ノノ゙☆
あちゅとは違った色気のあるお姿とお歌を存分に堪能してくださいっ。
またあちゅ話とかあったらぜひぜひお聞かせくださいね←毎回オネダリすみません
そしてあちゅお歌会、♪様も1号様も少しでも良い席ですように(-人-)

最近はひたすら俊ちゃんのでーぶいでーを見たり、そこから音源を抜き出して曲をリピったりしてます。
その間にいっしょうのらいぶ見て泣く怪しいヤツ(笑)
あちゅも俊ちゃんもらいぶの時の感情篭りまくった歌が最高です♪

ふくい二日目のふぉー○ん唄い終わった後
寂しくなっちゃったって言ったらしいあちゅに切なくなりました…でも萌え〜←


>>372
間違いなくはーふういんぐなお話でした☆
落書きだらけのベンチでぴんと来られた1号姉様さすがです〜。

可愛い女の子がたくさんなイベントに毎回参加されてるのですね♪
せかんどさん達、私も何も知らずニュース見ていて…あれ?ってなりました。
がっつり唄って踊る俊ちゃん(笑)すごいですね〜(つい検索してると読み方違うだけなのでたまに遭遇しますw)
あーTPOを考えて行動するなんて高等技術できなさそうな女の子達。
すぐに想像ついちゃうのが…うーん…まあとりあえず置いときます←

S吉君…刈り上げ部分までお揃いですよね(笑)
もうなんかあちゅ好きオーラが出まくってるのか、単なるえるでーえいち内での流行りなのかw
そんなせかんど、良いライブだったとのこと。
今はあまりあちゅ以外のことについていけてない私ですが心から頑張って欲しいなぁと思います。
もちろんソロもそれからせかんども。
そしてさばいばーるに登場する(らしい?)にだいめさんも!

一緒に行ってた方の台詞が…www
きっと褒められたんだと思います。
というか、今でもS吉君なら引っかかってくれそうな気がするのは私の気のせいでしょうか。
特にあちゅが仕掛けたらどんな無茶なことでも信じてくれそう。
私の中にはそんな純粋なS吉君のイメージがあります。

あ、オーナーあちゅはカジのなあちゅで正解です〜
きら〜いっなあちゅもナチュラルにワイプで突っ込んでるあちゅも何とか動画で見ることができました♪
ひそかにけんちの篤志君呼びが好き(笑)

次のあちゅらいぶも素晴らしいものになりますように…そして姉1号様も♪様も良い席が当たりますように☆
早くに参戦してちょびっと残念だったこと→私もふぉー○ん聞きたかったぁ(T-T)

374:2014/04/21(月) 16:26:08 ID:???

中編 転校生 A.ver



「今日からこのクラスに転校してきた佐/藤だ」
「佐/藤/篤志です。よろしくお願いします」
「佐/藤の席はあそこで」
「はい」
「じゃあ授業始めるぞー」

担任の声が僅かに耳に入る。
ん?なんか聞き覚えのある声じゃった様な?
まー気のせいやろ。
いつも通り席で眠っていた俺は全然気にもしていなかった。

……なんか微妙に視線を感じる。
今更俺のことを気にするヤツがこのクラスに居るとは思えんけど。
何となく気になってゆっくりと顔を上げた。

「ん…ふあ」

伸びをして大あくび。
その時「あ」っちゅう声が隣から聞こえてきた。

あ?

ちらっと隣を見た俺はそのまま固まる。
もう何年も経つし、成長してそれなりに顔も変わっとるはずなのに何故かすぐにわかっちまった。

「俊、ちゃん?」
「……あっし?佐/藤/篤志か?」
「うん」

にこっと笑ったその笑顔は昔と変わらんように見える。
…ここ学校じゃよな?
お前ずっと昔に転校していったよな?

「何で居るんじゃ」
「くす。さっき転校生って紹介してもらったんだけど」
「ほうか…。こっちに戻ってきたんか?」

毎日のように遊んでいたあの頃。
よく遊びに行っていたあっしの家を思い浮かべる。

「…家は前とは違うけどね」
「?」

少し俯き加減で笑みを消して言ったあっし。
…なにかあったんか?

「おーい、そこ」
「あ?」

遠慮がちにかけられた声に思わず反射的に不機嫌な返事をした。
授業をしていた先生が怯みながらも続ける。

「イヤ、静かにしろ、よ?」
「あ、すみません」
「…」
「あっし、後でな」
「うん」

俺は丁寧に頭を下げるあっしの隣で先生を一睨みしておいてまた眠る体勢に戻った。
ちらちらとこっちを気にする他の生徒も鬱陶しいし、とりあえず授業すんでから聞くか。

375:2014/04/21(月) 16:27:08 ID:???

あっしのことが気になって結局眠れずに授業が終わるのを待った。
終わるとすぐにあっしを教室から連れ出し屋上へと向かう。

「久しぶりやな」
「うん。元気そうだね」
「まあな。お前いつ戻ってきたんじゃ」
「…一月ぐらい前かな」

はにかんだような笑顔が一瞬にして曇る。

「なんか…あったんか?」
「ちょっと、ね。あ、俺ね今下宿してるんだ」
「下宿?」

家族で戻ってきたわけじゃねーんか?

「知らないかもしれないけど、放浪荘ってとこ」
「は?」

突然聞こえてきた名前に驚いてあっしを見た。

「あの、海岸の近くの…」
「よう知っとるよ」
「そうなの?」
「おお。あそこのみんなにはいろいろ世話になっとるし。特にヒロさんには」
「そうなんだ」

驚いたあっしは目を丸くして俺を見る。

「新しいやつが入るとは聞いとったけど、まさかあっしじゃったとはな」
「ふふ、偶然だね」
「じゃな」

あっしと俺は性格が正反対であの頃はよくみんなに何で仲がいいのか不思議がられとった。
興味の対象も違うことが多かったのに、何故か一緒に居て落ち着く相手やった。
そしてそれはしばらく離れとっても変わってねえらしい。

いや、少しは変わったか。
……俺が。

376:2014/04/21(月) 16:27:52 ID:???

「あっし…あのな」
「どしたの?」
「あんまり学校の中では俺に近づかん方がええかもしれん」
「なんで?」

きょとんとした表情のあっし。
今はわからんでもすぐにわかるようになる。

「学校一の問題児らしいからの」
「だから?」

まあ喧嘩もするしサボるし授業は寝てばっかりやしな。
大きな声では言えんこともたくさんしとる。

「俺と居るとお前の評判まで悪くなる」
「何だ、それなら気にしないよ。それに…そのうち一番の問題児は俺になると思うし」
「あん?」

お前は真面目やろ?
いくら変わったとしても…根が素直で優しいお前が問題児ってのはイメージできん。

「…そのうちわかるよ」

そう言って視線を空に向けるあっし。
その表情は俺が見たことのない顔やった。

「6年も経つとやっぱりいろいろ変わってるね」
「そうじゃな。けどおまえのこと覚えとるやつは俺以外にも居るやろ」

人数は少ねえが同じ小学校のヤツも居る。
あの頃あっしは人気者じゃったから覚えててもおかしくねえし。

「居ない方が…いいな」
「あっし?」

居ない方がいいと言ったあっしの表情は、他人を拒絶しているように見えた。
お前、ほんま何があったんじゃ?

「…俊ちゃんには、ちゃんと言っておいた方がいいね。ううん、ちゃんと俺の口から話したい」
「あっし」
「今日放課後時間ある?」
「バイトが入っとる。9時過ぎてもええか?」
「遅くなっても大丈夫?」
「心配ねえよ。それにヒロさんとこに泊めてもらえばええし」
「え?」
「最近は行ってねえけどしょっちゅう泊まっとるから」
「そうなんだ。じゃあ、そうしようかな」
「ん」
「…ごめんね」
「あっし?」
「そろそろ授業始まるから戻ろう?」
「……おう」

お前の口から話したいって言葉に嬉しさと同時に不安を感じる。
6年の間に何があったんやろう…。

377:2014/04/21(月) 16:28:36 ID:???


クラスに戻ると途端に好奇の視線が向けられた。
鬱陶しいなと睨みつけるとぱっとそらされる視線。
けれどすぐにちらちらと俺とあっしを見ちょる。

まあ仕方ねえか。
特に誰ともつるむことのねえ俺が中途半端な時期に来た転校生と知り合いのようやったら気にならねえハズもねえしな。

「あっし、昼飯のときに起こして」
「ん」

授業が始まってすぐにあっしに声をかけまた眠る体勢に入る。
先生もいつものことじゃからなんも言わんし。


さっきと違って今度はぐっすり眠って…そして昼休み。

「俊ちゃん、お昼だよ」

ぽんと肩を叩かれ聞こえた声。

「…んぁ?」
「俊ちゃん、おはよ。よく寝てたね」
「あっし…昼?」
「うん」
「ん、サンキュ」

くあっと欠伸をして伸びをすると、固まっているクラスメイトが目に入った。

何驚いとんじゃお前ら。
…ああそうか。

俺が寝ちょる時に起こされると機嫌が悪いのをクラスメイトは知っとる。
怒鳴ったり睨んだり…まあ、結構悪い態度見せてきとるからな。
やから普通に起きた俺にびっくりしたってとこか。
あっしも不思議そうにクラスメイトを見とるし。

「気にせんでええよ。あっし、飯は?」
「あ、腹減ってないから」
「あっし?」

お前、昔は人一倍食うやつじゃなかったか?

「…昔のことは忘れていいよ」
「とりあえずなんか食った方がええぞ」
「んー」

やけにほっせーなとは思ったが、飯はちゃんと食えよ。

「来い」
「俊ちゃん?」

めんどくせえからあっしの手首を掴んで教室を連れ出した。
途中購買によってパンを幾つか買って飲みもんも買ってまた屋上に連れて行く。

「ほれ」
「あ…ありがと」
「食えよ」
「うん」

戸惑ったようなあっしにパンを押し付け自分の分にかぶりつく。
あっしは少しだけ泣きそうな表情を見せてそれからゆっくりとパンを口にした。

378:2014/04/21(月) 16:29:59 ID:???

お返事 >>373
中編 転校生 A.ver >>374-377

突然中編をはじめてみました。
転校してきたあちゅのお話。
もっと軽く作ればよかったのに何故か設定が重たいお話になってます…←
前に書いた話と似たようなシーンが出てきたりしますがそこはスルーでお願いしたいですw
A.verとしたのは俊ちゃんが転校生なお話も書きたいなぁと思ったから。
でもまだ設定すらないのでそっちはいつになることやら(笑)

379:2014/04/22(火) 16:03:23 ID:???

中編 転校生 A.ver


出来れば知ってる人には会いたくないな…なんてそう思っていた転校先。
まさか俊ちゃんがいるなんて。

ずっとずっと忘れられない大事な幼馴染み。
会えて嬉しい気持ちとそれから会わない方が良かったんじゃないかって気持ちが複雑に絡み合う。
でも、どうせ変えられないなら…いつか俊ちゃんも知ってしまうなら、せめて俺の口から話したかった。
俊ちゃんにだけは…。

「なるべく早く行くけーな」
「どうせ独りだから遅くなっても大丈夫だよ。それより気をつけてね」
「おう、じゃあ後でな」

放課後、バイトに向かう俊ちゃんはバイクで走り去っていった。
その後姿を見送りながら…嫌な事を思い出しかけて心臓が早くなる。

大丈夫。
大丈夫。
俊ちゃんは、大丈夫。

言い聞かせてゆっくりと歩き出す。
何かを考えると余計なことまで考えちゃうから…
昔を思い出すと思い出したくないことまで出てきちゃうから…何も考えないのが一番いいんだ。

下宿先に戻る道と海岸への分かれ道。
今日は転校初日…きっとあの人は、あの人達は俺のことを心配してくれてる。
帰りを待ってくれてる。
そうわかっていたけれど足は自然といつものあの場所へと向かった。
何も考えなくて済む場所に。


「篤志?」

防波堤の上に座ってぼんやりと海を眺めていたら、聞き覚えのある声に意識を呼び戻される。
気がついたらあたりは薄暗くなっていた。

あ、やばい。
今何時だろう?

「また時間忘れてた?」
「ごめんなさい」

下から見上げて心配そうな顔を見せるその人に素直に謝った。

「今日は迎えに来たんじゃなくてたまたま通っただけだから、謝らなくていいよ」
「そっか」

それを聞いて少し安心。
嫌われることには慣れたけど…いつも親切にしてくれる人達に迷惑をかけるのは嫌だから。
もう十分かけてる気もするけど。

「一緒に帰ろう」
「ん」

誘われて素直に防波堤に立ち上がる。

380:2014/04/22(火) 16:04:17 ID:???

ひょいと何も考えずにそこから飛び降りた。

「篤志!」

途端に大きな声で呼ばれてびっくり。

「馬鹿!怪我したらどうするんだって」

結構な高さだったから足がちょっと痛いけど怪我はない。
飛び降りてしゃがんでる俺の頭にこんと軽いこぶしが振ってきた。
それから差し伸べられる手。

「ごめん」

びっくりさせちゃったこともそれから、その手をとらないことも。

「ま、いいか。でもちゃんと自分を大事にしないとヒロさんに怒られるからね」
「……」

それは、嫌だ。
怒られるのも怒鳴られるのも…痛い思いするのも慣れたけど…ヒロさんに怒られるのは苦手。

「腹減ったから早く帰ろう。今日の当番誰だっけ」
「確かうっさんだよ」
「あーじゃ、カレーだね」
「そうなの?」
「そうなの。だから1週間に1回はカレーの日があるでしょ」
「そっか」

そう言われてみればそうかも。
ちょっと前からお世話になってるけど、ご飯のことなんて気にしたことがなかったから気がつかなかったや。

隣をゆっくり歩いてくれるこの人、マキさん。
それから今日のご飯当番のうっさんに、もうひとりの下宿人まっちゃん。
それから大家であるヒロさん。
この4人が俺の下宿する放浪荘の住人だった。

381:2014/04/22(火) 16:05:13 ID:???


転校初日。
もうとっくに戻ってきてもいい時間なのに帰ってこない篤志が気になっていた。

多分あそこだろう…。
迎えに行くか。
そう思っていた時にマキと戻ってきた篤志。

「お帰り」
「…ただいま」

小さな声。

「マキと一緒だったのか」
「ん」
「手、洗ってこい。飯にしよう」
「はい」

頭をなでて声をかけると返事が返ってきて素直に中へ入っていく。

「マキ」
「いつものとこに…」
「まだ、しばらく時間がかかりそうだな」
「ですね」
「無理もねえか」

いろいろあったからな。
とはいえ俺も全て知ってるってわけじゃねえし…篤志の気持ちを全部理解できるわけじゃねえけど。


「いただきます」
「篤志、もうちょっと食え」
「これで十分だよ?」

コトリと篤志の目の前に置かれた皿にはほんの少しのカレー。
飯は当番制だが、食べる分は自分で注ぐのがここのやり方だ。
いつものことだとわかってはいたが、つい声をかけた。

「うっさんほど食えとは言わねーけど、まだ育ち盛りなんだからしっかり食えよ」
「……」

382:2014/04/22(火) 16:05:55 ID:???

篤志がウサを見ると同時に俺も見る。
一番でっかい皿に溢れんばかりに乗せられたカレー。
しかもそれはあっという間に消えていく。

「悪い、あれはおかしいな」
「くす」

呆れて言うと少しだけ笑った篤志にちょっと安心した。
学校ではどうかしらねえが、ここに来て篤志が笑ったのは本当に数えるぐらいだ。

「あ…ヒロさん。俊ちゃん…ううん、清/木場君って知ってる?」
「あ?俊か?知ってるけど、知り合いか?」

そんな篤志の口から突然出た俊の名前に驚いた。
今日学校で知り合った程度なら名前で呼ぶことはねーだろうから、昔の知り合いだろうな…。

「うん。幼馴染み。一番仲良かったの」
「俊が同じ高校なのは知っていたけど幼馴染みだったのか」
「同じクラスで、俺もびっくりした。それで…今日バイト終わってからここに来るって」
「わかった。……話すのか?」
「ん。俊ちゃんにはちゃんと自分の口から…言いたかいから」
「そうか」

ためらったように、けどはっきり言った篤志の頭に手を伸ばした。
そのまま頭をなでると目を細める。
多分…あの話はすぐに噂になるだろう。
盛大に尾ひれはひれがついた状態で。
それは篤志もよくわかっていて、多分何を言われても良いと思っている。

そんな篤志が自分で話したいといえる相手がいることが嬉しかった。
それが俊だということにも安心した。
あいつなら、大丈夫だろうと思う。

「今日は泊まっていく気だな」
「ん。そう言ってたけど…」
「篤志が来てからはなかったけど、あいつしょっちゅう泊まっていくからな。
 家が少し遠いから面倒だって。まあ、お袋さんも知ってるから心配ないし」
「そっか」

篤志の表情が少しだけ緩んだ気がした。

383:2014/04/22(火) 16:07:38 ID:???

中編 転校生 A.ver >>379-382

事情を知ってるヒロパパと兄ちゃんズ。
しばらく重たい雰囲気のまま続きます…。

384名無しさん:2014/04/22(火) 16:36:19 ID:???

おおぅ・・・問題児?あちゅ・・・
きっとなにか深いわけがあるんですね・・・・(´;ω;`)←すでに
そんで放浪荘の大家さんがパパですねっ
そんで住民さんが兄ちゃんズ・・というわけですねっ
そんで俊ちゃんが、あちゅの過去全部ひっくるめて、愛してくれるんですねっ!
兄ちゃんズとあちゅを守ってくれるんですねーーー!←ウルサイ
放浪荘お部屋空いてませんかね〜
1号も放浪荘にひっこしたいですっ!←

緋様、皆様、1号はニだい目VS三だい目に参戦いたします♪
オキちゃんオトちゃんのいるニだい目が目当てです♪
三だい目はよく知りませんの・・・・←コラッ
あ でも三だい目も行きましたよ!去年!
オキちゃんが長髪をふり乱してギターを弾いていたのにきゅんきゅんしてました
以前も行ったと思いますが
1号は長髪!金髪!の小汚い系(そんな系統あったっけ?)が好きなのですっ!
そんでギターなんて弾いてくれたらもうサイコーでーす♪
どストライクです!

ん?・・・・・
・・・・・・長髪で金髪で小汚い(ゴメン)ギタリスト・・・・・
ん?・・・いましたね・・・たしか、俊ちゃんのところに・・・・・


(;゚Д゚)!!!!

385:2014/04/23(水) 15:12:47 ID:???

>>384
問題児あちゅ…重たーい過去を俊ちゃんに告白です。
ちょっと学生とかぶってる感じもありますが(想像力が足りない書き手なので)
あれはあれ、これはこれということで…(笑)
あちゅを苛めて楽しんでるわけじゃなくて、兄ちゃんズや俊ちゃんに助けられて甘やかされるあちゅが大好きなんだと…多分←
あ、放浪荘のお部屋空きまくってますので、パパの許可があれば入れますよー。
ただしパパの審査は厳しいと思われ…(・ω・`)

1号姉様いろんなところに参戦されてて楽しそうで羨ましいですw
私なんて三だい目でわかるのは掛け持ちで忙しそうな二人とあちゅが突き放しますって言ってたぼーかるさん達だけです。
ぼーかるさん達もどっちがどっちなのかちょっと怪しいけれど←コラ

長髪金髪小汚い(笑)ギタリスト…………キ○兄ーーーーー!!
まだ彼女募集中なんでしょうかw
俊ちゃんとのらいぶでの会話が楽しくて大好きです☆

そして後数日後に決まる新めんばー、どんな人なんでしょうね?
実は候補すらほとんど知らない状態(>_<)
ただ、もう兼任はいらないっす社長…ボソ

と、とりあえず、誰に決まってもぐるーぷにとって良い刺激になりますように☆彡

386:2014/04/23(水) 15:14:38 ID:???

中編 転校生 A.ver


バイトを終えて放浪荘へとバイクで向かった。
慣れた扉を押し開け中へ声をかける。

「お邪魔しまーす」
「おう、お帰り俊」
「ただいま。あっし居る?」
「ああ、幼馴染みなんだってな」
「ん」
「俊がそんなに気を許してんのも珍しいな」
「あー、まあ小さいころはずっと一緒におったし」
「そうか」
「で、あっし何号室?」
「301だ」
「3階?2階じゃねーの?」

放浪荘は結構部屋数あるんじゃけど、今は2階しか使ってない。
確かまだ空いちょる部屋もあったはず…。

「3階にはピアノがあるからな。それだけじゃねえけど」
「そう言えば昔からよう弾いとったな」
「俊、篤志のこと頼むな」
「…?何の事かわからんけど、まあ…俺で出来ることなら」

頼まれんでも篤志の力になれるなら、出来ることはしてーし。
ヒロさんにとりあえず後でまた顔を出すと言って教えられた部屋に向かう。
何でかわからんが…やけに緊張しとった。


「あっしー」
「俊ちゃん、お疲れ様」

部屋の扉を開けたあっしも俺と同じでどこか緊張気味に見える。

「おう。邪魔するな。…引っ越したばっかりやったか?」

招き入れられた部屋はどことなくがらんとしとった。
荷物少なくねえか?

「ばっかりってほどでもないけど、こんなものじゃない?」
「ほうか?」

ベッドと机、それからクローゼットと本棚。
学校のもの以外で目につくものは本棚にある楽譜ぐらいか。

「なんか飲む?って言ってもお茶ぐらいしかないけど」
「ん、もらう」
「はいどうぞ」
「サンキュ」

篤志は小さな冷蔵庫から取り出したお茶をコップについで渡してくれた。
一気に飲み干しそれからほんの少しの沈黙。

387:2014/04/23(水) 15:16:18 ID:???

「……」
「あっし」

聞きたいことはたくさんある。
けど、どこから聞いていいのかどこまで聞いていいのかがわからん。

「俊ちゃんは…何から聞きたい?」

そう言う篤志の声が少しだけ震えとった。

「どうしても話したくねえなら、ええよ」

無理に聞きたいわけじゃねえし。
知りたくはあるけどな。

「ううん、聞いて欲しい。けど、どこから話したらいいか…」
「そうじゃな…。なら叔父さんと叔母さんはどうしとるん?」

確か妹もおったよな?
戸惑ったような篤志にとりあえず障りのなさそうなことから聞くことにした。
まさかの一番どストレートな質問やったとは知らずに。

「……ん。そうだね、父さんと母さん…それから妹は…」
「…」

俯いて続ける言葉に急に不安がよぎる。

「父さんの仕事で引っ越して3年ぐらい経ったころかな?すっごい台風の日があって…
 妹の学校から警報が出たから迎えに来てくださいって連絡があったの」

言葉を止めて深く息を吸う篤志。
俺は反対に呼吸が浅くなる。
心臓がバクバクする音が聞こえる気がした。

「父さんが運転して…母さんはどうしても必要なものがあるからついでに買い物してくるって言ってついていって。
 その帰りに強風に煽られてハンドル取られたトラックとぶつかって、ね」

まさか…。

「3人とも即死だった」
「あっし…」
「一応トラックの方が不注意だったのもあって、かなりのお金と保険金がおりたから生活には困らないんだけど」

ほんの少しの笑みまで浮かべて淡々と話す篤志。
アホか…無理しよって。
手を伸ばして篤志の体を引き寄せた。

388:2014/04/23(水) 15:17:18 ID:???

「俊、ちゃん?」
「知らんかった。余計なこと言わせて…すまん」
「っ、ううん。もう平気だよ。3年も経ってるし」
「何年経っても平気じゃねえやろ」

家族じゃねえ俺ですら、胸がすげー痛むのに。

「大変じゃったな」

震える手で弱くしがみつく篤志の背中をなでた。
篤志は俺の肩に顔を埋めたまま小さく続ける。

「ん…。その時に、初めてヒロさんに会ったんだ」
「ヒロさん?」
「うん。年違うけど、父さんの友人だったんだって。
 お葬式で初めて会って…俺は呆然としててあんまり覚えてないんだけど」
「それで、ここに?」

いやそれはねえか。
3年経っとるんじゃし。

「その時はまだ中学生だったし、一応親戚に引き取られたの。近所だったから学校も変わらなくてよくて…」
「ん」
「悪い人達じゃなかったよ」

静かな部屋に篤志の声が響く。
話はまだ続く…俺が想像なんてつかねえ篤志の人生。

「でも、一人子供が増えるって大変みたいで、俺もよく知らないんだけど…。
 養育費は貰ってたみたい。でも俺が相続したお金を勝手に引き出せるわけじゃなかった」
「ん」
「余分なお金はないし、俺もピアノは止めてそれから年誤魔化してバイトしたりして。
 中学卒業したらもう迷惑かけないですむように働こうと思ってて」

それは考えすぎじゃねえか?
けど…同じ状況なら俺も同じように考えたかもしれんな。

「でもね、それはそれで困るんだって」
「は?」
「俺が引き取られたのはみんな知ってたし…その俺が高校行かないで働くってのは近所の目もあってさ…」
「ああ」

そうか、本人の意思だとしても…非難されることになるんか。
大人ってのはめんどくせえな。

「だから、とにかく公立に進学しろって。でもやっぱり大変だったみたいで…」

篤志の声が小さくなってしがみついた手に力が入る。

389:2014/04/23(水) 15:18:11 ID:???

「俺が…家族の仲、壊しちゃた…のかな。だんだん喧嘩することが増えて…」
「お前のせいじゃねえやろ?」
「…でも、やっぱり俺が居なかったら、あんなことにはならなかったのかなって」
「あっし」
「喧嘩がだんだんエスカレートしてさ、口だけじゃなくて手まで出るようになって来て」
「あ?」

思わず篤志の体を引き離してその顔を覗き込んだ。

「俊ちゃん」

ほんの少し苦笑する篤志。

「そんなに酷くなかったから大丈夫。でもね…矛先が俺だけに向けられるなら良かったんだけど…」
「?」
「俺より一つ下の子がいたんだ」
「まさか…」
「うん。同じ学校で、別にすごく仲が悪いわけでも良いわけでもなかったんだけど…噂が流れて」
「噂?」
「俺が苛めてるって噂」
「はぁ?」
「実際は叔父さんが子供に手を上げてたんだけど…そんなこと言えないでしょ?」
「まあ、な」

俺やったらやり返しそうやから、なんとも言えんけど…普通なら自分からは言わんか。

「だから、痣とか友達に見つかったらどうも俺のせいにしてたらしくて」
「…っ」
「別にそれはよかったんだ。俺の所為にしか出来ないのもわかるし」
「よくねえじゃろ。お前は何もしとらんのに」
「…ありがと」

泣きそうな表情の篤志はそれでも淡々と話し続けた。

「で、その噂が先生の耳に入ったんだけど、あんまり信じてなかったらしくて」
「じゃろうな」

ちょっとでも篤志を知っとれば手を上げるようなヤツだとは思わんじゃろうし。

「でも引っ込みつかなくなっちゃったのか…俺が殴ったの一点張りで。
 先生達も困ってとりあえず叔父さん達を呼んでさ」
「ん」
「そしたら…」

唇を噛み締め黙る篤志の頭をそっとなでた。

390:2014/04/23(水) 15:18:52 ID:???

「いろいろ積み重なって疲れてたんだと思う。その話をした瞬間、叔父さんが先生達の前で手を出しちゃったんだ」
「誰に?」
「俺に」
「……ん」
「殴られただけなら…親子じゃないけど…親子喧嘩で無理やり終わらせることも出来たのに」
「あっし」
「運が悪かったんだよね、俺も叔父さんも」
「何があった?」
「これ」

篤志が来ていた服の袖をめくるとそこには大きな傷痕があった。

「あっし?!」

もう治ってはいるみたいじゃけど…この痕からしたら結構酷い怪我やったとすぐにわかる。

「殴られた時にガラスに突っ込んじゃって」
「もう、痛くねーか?」

そっと傷痕に触れる。
細い手首から肘にかけての内側に走る傷。

「ん。救急車や警察がきて酷い騒ぎになっちゃった」
「あっし」
「俺は怪我でしばらく入院して…叔父さんは傷害と虐待で実刑が出て」
「ん」

離れていた篤志の体をもう一度引き寄せる。

「そういえば入院中にヒロさんが何度か来てくれたよ」
「ほうか」

多分あっしのことをずっと気にしとったんじゃろう。
ヒロさんらしいな。

391:2014/04/23(水) 15:19:37 ID:???

「………俺が、不幸にしたんだ。俺が居なかったらあんなことにならなかったのに」
「あっし?」

突然、篤志の声が変わる。
深い深い後悔をまとった苦しそうな声。

さらに強くその体を抱きしめてやる。

「俺は知らなかったけど近所とか学校とかいろいろ噂が広まったみたいで…」
「ん」
「おばさんが…子供道連れに…」
「っ!あっし…ええよ、もうわかったから」

震えだした体に掠れた声。

「お、俺の…せ、なの」
「あっし」
「俺が、いなかったら…」

どれだけ否定しても何を言ってもお前の気持ちを軽くしてやることは出来んやろう。
けど…

「あっし、泣いてええよ」
「しゅ、ちゃ」

必死で我慢していたんだと、わかっちょるよ。
平気な振りして本当はすげぇ傷ついて泣きたくて。
けど、自分が悪いから泣いたらダメやと思っとったんじゃろうな。

「あっしのせいじゃねえ。たまたまじゃ。子供を引き取った家がどこも同じになるわけじゃないやろ」
「でも…おれのせ、い」

篤志が顔を埋めた肩口がじんわりと涙でぬれる。

「お前がきっかけだとしても全部背負う必要はねえよ。あっしだけのせいじゃねえ。それぞれに悪いとこがあったはずじゃろ」
「俊、ちゃ」
「なんも考えんと泣いちまえ。な?」

本当は泣き虫の癖に。
小さな嗚咽が聞こえてきた。
必死で声を殺す篤志の背中をただ叩いてやる。

人生、何が起こるかわからんもんやな…。
お前はきっと幸せに暮らしとると思っとった。
いつも笑っていて新しい友達と仲良くしとると勝手に想像しとった。

篤志の体の力が抜け眠ったんだと気がつく。
そっとベッドにそのまま寝させてやり、少しの間泣いて赤くなった顔を見てから静かに部屋を出た。

392:2014/04/23(水) 15:21:38 ID:???

お返事 >>385
中編 転校生 A.ver >>386-391

重すぎる設定です。
苦手な方ごめんなさい。
ことあるごとにあちゅを不幸にする書き手ですが、俊ちゃんと兄ちゃんズに助けられるあちゅが好きなのです。
俊ちゃんverの時はもっと軽い設定で書こう←決心


俊ちゃんの新曲のびでおにノックアウトされた書き手。
指輪が…指輪が…あれはあちゅとの結婚指輪ですか?
出演している綺麗なおねーさんを脳内であちゅに変換してニヤり。
でもこの新曲DVD付いてなかったような?
フルとかないのかな…もっと観たいのに(>_<)
そして新曲DLで済ませようかと思っていたら落とし穴(゚Д゚;)
らいぶ関係は行けない可能性大なのでいいとして喋○屋CD(DVDじゃないのね)は、欲しいデス…。

393:2014/04/24(木) 11:19:48 ID:???
あちゅ・・・
あちゅ・・・
あちゅ---------------っ!

どれほどの苦しみを抱えて生きてきたんでしょう。
これからは俊ちゃんがしっかりと守ってくれるからまた「俺さえいなければ・・・」
などと自己犠牲を考えず楽しい青春時代を楽しんでよ!
パパや兄ちゃんズたちも今回はあちゅのこと頼みますね!
そしてまたまた放浪荘にお引越しの準備をしなくてはっw


さて。俊ちゃんのぴーぶい見ちゃいました(*^^)v
まー俊ちゃんの花婿姿の素敵なことったら♪
ぜひぜひお隣にペアリングをした花嫁あちゅを並べたい!
そしてお式ごのお床入りwこっそり覗かせて・・・コラッ!!

しっかしあちゅちけ。
焦らされすぎてどうにかなりそうです(>_<)
もしかしたら黒ちびあちゅがお口にくわえて姉1号様や♪のところに
お届けにまわっているのかもしれませんね!
うん!もう少し待ってあげよう!←上からw

394名無しさん:2014/04/24(木) 14:13:37 ID:???

あーちゅーーーー!!!!
あちゅのせいじゃ、ないもんっ!
あちゅは、パパママいもうとさんの分までしあわせになんなきゃだめなんだよ?
って、1号いっつもおんなじこと言うこのパティーン・・・

♪姉様は入居許可おりたんですか?
うそーん///1号、許可おりなかったみたいです(´;ω;`)
履歴書送ってみましたが、付け髭が目障りだったんでしょうかねぇ〜・・
!付け髭ってバレちゃいましたかね??←

あ ♪様、あちゅちけは黒ちびあちゅがお口にくわえて♪ルンラルンラと
俊ちゃんに届けてしまったようです
あちゅ、俊ちゃんに来て欲しいんだもんね〜
でも!それは姉ちゃんズのですから!こればっかりはダメ!
・・・・・と、いうことで、ちけ到着は5/4ぐらいになると、EXふぁみりーにお知らせが
載っておりました。

昨日、ぼくしんぐの、ほーさんの試合・・・
実は1号、ぼくしんぐも大好きで、ほーさんのこと、応援しておりました。
覚悟を決めての試合だったのだと思います。
試合は、よく見られませんでした。
でも、俊ちゃんはきっと、目に焼き付けていたと思います。
俊ちゃんも悔しいでしょうね。
でも、いい試合でした。
今はゆっくり休んでいただきたいです。
ほーさん。紛れもなく、強いふぁいてぃんぐまん!でした。

395:2014/04/24(木) 14:49:31 ID:???

>>393
♪様〜
いつも自分なんて…な後ろ向きあちゅです。
でも必ず俊ちゃんや兄ちゃんズが居てくれるのでだいじょーぶw
あちゅverが済んだらもうちょっと明るい俊ちゃんverを頑張りたいと思います。
その前にあちゅ誕生日も考えなければ…。

♪様も俊ちゃんぴーぶい観ましたかw
かっこえーですよね(´>ω<)
私フルで観てジタバタしましたっ←昨日フルが観たいーと書いてから探し当てました(根性?)
最後が良くて、曲も良くて…ぴーぶい撮影ついでにあちゅと式をあげてればいいのに☆
そしてそのまま…( *´艸`)ムフフ
なんか書きたくなってきた(ムフフは無理かもしれませんが)

姉1号様も書いてくださってますが、あちゅちけなんだか黄金な週間ぐらいに発送だとか?
電ちけならともかく紙ちけがぎりぎりだと怖いですよね…。
でもきっと黒ちびが失くさないよう必死に届けてくれるハズ。
ひたすら発送の時期までぐーるぐーるしながら無事ちけが届くように祈ってます!


>>394
1号姉様にいつもおんなじことを言わせてるのは私です…(´-ω-`)
そしてこの先も似たようなことを言わせてしまうかもっ←エヘ

履歴書の付け髭……(爆笑)
髭がなくても入居許可は下りるかと…ん?でもみんなお髭ありますね…。
やっぱり必要なんでしょうか?

俊ちゃんにちけ届けてしまった黒ちびの後姿が可愛いっ♪
カメラカメラ!マキ兄並みに連射してしまいそうです。
あ、ちけ黄金週間真っ只中なんですねー。
私も某所で見てびっくりしました。
ちょっとギリギリすぎでしょう…。
無事ちけが皆様の元に届きますように☆

ほーさん見てました。
勝っても負けてもいい勝負をしたい。
そんな言葉を良く聞きますが、実際にそれを実行できる人は少ないんじゃないかなと思います。
そして昨日の試合は…本当にいい試合だったと思います。
なんて偉そうに言えるほどぼくしんぐを知らないのに…すみません。
でも強い人ってこういう人なんだろうなと勇気を貰いました。
やふーなニュースのコメントも温かいものが多くて、関係ないのに何故か誇らしく思いました。
怪我が完治されることを願います。
そしてそんなほーさんの姿を見た俊ちゃんもまた何かを感じて大きくなるんだろうなぁ。

396:2014/04/24(木) 14:51:17 ID:???

中編 転校生 A.ver


歳の離れた友人が事故にあったと聞いたのは何年か前だった。
信じられない気持ちで葬式に顔を出した時に会った篤志。
何かをしてやりたくても親戚でもない俺ができることはなくて、元気で居てくれればと思っていた。

なのにあんなことがあって…。
退院した篤志を半分無理やりここに連れてきたんだが、きっと間違いじゃねえだろう。
あれからどこか人とは離れて接していた篤志が初めて自分から話すと決めたんだ。

「ヒロさん」
「俊」

その相手がリビングに入ってくる。
いつになく険しいその表情。

「聞いたか?」
「ん。今は泣きつかれて眠っとる」
「…泣いたか」

その言葉に安心した。

「一応な。多分あれでも我慢しとると思う」
「それでも進歩なんだ。あれから篤志は泣きもしないしほとんど笑うことだってなかったから」
「ヒロさん…あっしにはおばさんが子供を道連れにしてってとこまで聞いた。けどそれ以上は…」
「そうか。あれは篤志の退院予定の前日だった。遺書も…あった」
「……」

あれは逆恨みに近かった。
そうすることしか出来ないほど追い詰められていたんだろうが…。

「悪くは言いたくねえし本人にしか辛さはわからないと思うけど、篤志には絶対見せられない内容だった」
「…ん」
「だから内容は教えなかったのに…それを篤志は警察から聞いたんだ。事務的にな」
「!」
「ショックを受けた篤志はまともに飯もくわねえし、しゃべらねえし…退院もしばらく延びて」
「…あっし」
「見てられなかったから、退院と同時にこっちに来ないかって誘った」
「あっしは遠慮したやろ?」
「ああ」
「けど、ヒロさんのことじゃから強引に連れてきたんじゃねぇ?」
「まあな。自分が居たらまた不幸にするかもって怯えてたから馬鹿かって言ってな」
「ヒロさんらしいな」

亡くなった友人の為にも俺で出来ることはしてやりたかった。
これ以上後悔をしたくもさせたくもないんだ。




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