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Schwarzer Kater 4 *SA
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ひょいと何も考えずにそこから飛び降りた。
「篤志!」
途端に大きな声で呼ばれてびっくり。
「馬鹿!怪我したらどうするんだって」
結構な高さだったから足がちょっと痛いけど怪我はない。
飛び降りてしゃがんでる俺の頭にこんと軽いこぶしが振ってきた。
それから差し伸べられる手。
「ごめん」
びっくりさせちゃったこともそれから、その手をとらないことも。
「ま、いいか。でもちゃんと自分を大事にしないとヒロさんに怒られるからね」
「……」
それは、嫌だ。
怒られるのも怒鳴られるのも…痛い思いするのも慣れたけど…ヒロさんに怒られるのは苦手。
「腹減ったから早く帰ろう。今日の当番誰だっけ」
「確かうっさんだよ」
「あーじゃ、カレーだね」
「そうなの?」
「そうなの。だから1週間に1回はカレーの日があるでしょ」
「そっか」
そう言われてみればそうかも。
ちょっと前からお世話になってるけど、ご飯のことなんて気にしたことがなかったから気がつかなかったや。
隣をゆっくり歩いてくれるこの人、マキさん。
それから今日のご飯当番のうっさんに、もうひとりの下宿人まっちゃん。
それから大家であるヒロさん。
この4人が俺の下宿する放浪荘の住人だった。
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