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俺「ストライクウィッチーズなのさ……」

922D.H.N俺:2012/01/18(水) 00:40:11 ID:MLPHcx26
エイラ「俺……ありがとう。部屋に戻って休むんダナ」

俺「……力になれなくてすまない」

エイラ「いいって。俺は色々と尽くしてくれたしな」

俺「……」

エイラ「あはははっ、やっぱり私には二流のやり方は向いていないな」



エイラは笑いながら自分の部屋のほうへと体を向けた。
すでに強がりにしかなっていないその笑い方が、俺は妙に堪えてしまった。

自分からチャンスを作っておきながら、そのチャンスを誰かに与えることもできないのだから……ずいぶんと腐っている。

ただ単にエイラの時間を無駄にしただけじゃないか……くそっ。



リーネ「いっちゃいましたね……エイラさん」

ペリーヌ「全く、強がりが過ぎますわ」

俺「……ふたりとも。時間を取らせてしまってすまなかったな」

ペリーヌ「お気になさらずに。私にもいい訓練になりましたわ」

リーネ「俺さん……もしかして落ち込んでますか?」

俺「少しな。エイラのチャンスを俺が潰したんだ。当たり前だ」

リーネ「それは背負いすぎだと思います……」

俺「エイラに希望をみせてやることも叶わない、か。何のために、ネウロイ化までしたんだか」

ペリーヌ「まだ希望はあるかもしれませんわよ?」

俺「……?」

リーネ「えっと、どういうことですか?」

俺「……ああ、そういうことか。だが、可能性は……」

ペリーヌ「今日で多少の感覚はつかめていることでしょうし、後は……エイラさん次第でしょう」

リーネ「え、えーと……とりあえずがんばってください……エイラさん」




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