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そして二人は。
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己己己己いろは(Rack/雇われ詐欺師)
◆tthIWr0Lko
:2013/12/08(日) 23:41:07
【 事務所(南) / 深夜 】
( 面倒臭い。胡散臭い。極めつけには、苺虹の。などと言われる始末。協力体勢を取る気は無いらしい。もう一つ言ってしまえば、両掌を出して指を見せてくれるなら教えてやってもと言う約束が果たされていない。────どうでもいいがな。二体一と言うこの状況下、勝算は低い。いろはは再びポケットに両手を入れ、指を隠す。欲しいと言われてあげられるものでは無い。一銭の得にもならないのなら尚更。それならば如何にこの場を凌ぐか。幾つか釣り上げる餌は用意出来るが、一番食い尽く餌は例の“吸血鬼”の事だろう。人間として興味はあるが、金に勝るものでは無い。ポケットの中に収められている鉄の塊を再度確認をしたところで、いろはは両手を引き抜いた。その両手に握られているのは、正真正銘鉄の塊。四角形に加工されただけの物。それを床に落とし、いろはは何も所持をしていない事をアピールした。落とした理由は、爆弾では無い事を示す為。いろははおどける様に軽く手を広げた。 )当然の事ながら、欲しいと言われて差し出せる物では無いな。これだから狂人共は困る。だが、この状況下で二人を相手にする事は私にとって利益の無い事だ。そして、貴方々の本来の目的も異なるだろう。私の指を入れているこの間にも、アイツは仕事を済ませて帰ってしまうかもしれない。そうはなりたくないだろう?そうなっても良いと言うならば、私は仕方なく逃走を試みるとしよう。此処から落下しても良い、後ろの扉から逃げても良い、狂人共を殺すも良い。さぁ、貴方々はどの道を選ぶと言うかのかな?
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