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【吸血鬼】―主従関係なんてすぐに壊れてしまうわ―【人間】

1 ◆AjHcOnvj/E:2012/04/25(水) 01:46:53
昔々、とある国では≪吸血鬼≫と呼ばれる人間ではない存在が恐れられていた。

彼らは、見た目こそ此れと言った特徴はないものの、姿形は人間と変わりなく吸血鬼の者は皆、美しい容姿をしていると聞く。話そうと思えば、普通に話も出来るのだと言う。だったら、何にも悪くないではないか。いいや、違う。――――彼らは優美な姿で餌を誘き寄せ、その鋭い牙を甘く首筋へと突き立て、体中の血液を貪る獣。何人もの人々が、彼らの餌となり果てていた。

そんな現状を変えるべく、二度と吸血鬼の餌食になる被害者が現れぬよう、当時その国の頂点に立つ人間は決めたのだ。国の人々を無差別に襲わないことを条件に、吸血鬼に対し人間を≪生贄≫に捧げることを。こうして、国の者は吸血鬼の被害に合うことは無くなったが、生贄にされた人間は主となる吸血鬼に絶対忠実を命じられた。人々はそんな彼らを見てこう思った。…………吸血鬼と人間の主従関係だな、と。





※利用規約
◇荒らしや中傷行為は禁止。
◇ロルの長さは基本的に問いません。短すぎるのも長すぎるのも禁止。然し最低でも150文字以上を心掛けて下さい。
◇初心者の方に寛大な心を。トリップ、ロル、設定など不明な点が御座いましたらお話伺います。
◇当スレッドは≪NL限定≫です。恋愛観は自由ですので、略奪や浮気、ストーキングなど様々可能。
◇一人一役厳守。
◇伽羅を予約された場合は三日以内にPF提出を願います。三日以降は予約破棄になります。
◇キャラリセは二ヶ月に一度行ないます。用事がある場合は伝えていただければキープします。
◇では、最後に。モラル持参。

―レス禁―

347募集キャラ有り!(吸血鬼5/人間11) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/15(日) 18:36:12
(p/最近、朝夜逆転してつらい…おはようございます。(←)レス返す前にPF表載せときますね。夏休みということもあってか、参加者様が増えて嬉しい限りです。riaちゃん(>>343)、Rosaちゃん(>>344)への返レスは後程に。)


●現在、参加or予約されている伽羅と空き伽羅の詳細。
(募集中伽羅は、5/11です。)

[吸血鬼]
①…Leuven=Aston様、 >>215-216
③…Jewelry=White様、 >>91
⑤…募集中。(愛するが故に所構わず吸血する/♂)生贄は( >>32 )様です。
⑦…Keith=Crawford様、 >>21
⑩…Rebekah=Sharyn様、 >>82
⑭…Albert=Durrell様、 >>76
⑮…Misuchifu=Randy様、 >>304-305

[人間]
②…Ellen=Phantom様、 >>31
④…Vivid=Samuel様、 >>100
⑥…ria=Carleton様、 >>32
⑧…Grace=Anvil様、 >>26
⑨…Rosa=Dolce様、 >>346
⑪…募集中。(主を愛し独占したい/♂)主人は( >>82 )様です。
⑫…Allen=Magnus様、>>340
⑬…Elvira=Addison(スレ主)、 >>178-179

348Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/16(月) 16:07:10
>>25 Keith(/絡ませて頂きます^^生意気な奴ですみません^^;)
こんばんは、規則ってー……例の?
(この屋敷には窓がない、故に己が趣味としている星空を眺めるのは、毎晩屋敷の外へ出なければならない。面倒だと思いながらも、今夜もいつもの東屋へ赴き暫し夜の空を見上げた。別に星に詳しい訳ではない、ただ星を見ていると何も考えないでいられる気がするから。普段から常に己の心を占めている主と生贄の彼の事。彼等の事は嫌いではない。好きでもないけれど。主従関係という己と主を繋ぐこの理解し難い関係を、面白いとは思っている。一般的には主の方が権力は上という認識らしいが、多分己の主はそういった事を意識した事がないのではないだろうか。何せ権力を振り翳したり無理強いしたりといった強者特有の事をした事がないのだから。まぁ人との関わりが得意ではない己にとって、今の主はやりやすいから気に入っている。他の吸血鬼と違って裏表のない所何て特に気に入っている。そう、例えばあそこにいる吸血鬼何かは……恐ろしいものだ。普段穏やかそうに見える彼が、ただ無表情で花を散らしている。ほう、自分も彼のあんな一面を見るのは初めてだ。たまたまこの東屋に居て見えてしまった彼の意外な一面。前から胡散臭いとは思ってはいたけれど。“面白そう”、心底嬉しそうに彼を見て微笑むと、すっと立ち上がり庭園を目指して歩き出す。彼はまだ此方には気づいていない様子。どう遊んでもらおうかな、何て考えながら彼の前まで行くと、聞こえてきた独り言。今はそれすら興味が持てる。彼が言っていることの見当は大体つく。にこりと微笑むと同じ様に花を手に取り散らしてみせた)

>>31 Ellen(/絡ませて頂きます!!初っ端から上から目線なうちの子がすみません^^;)
(何故こうも太陽という物は生き物に暑さを提供してくるのだろうか、いらん世話を焼くものではないだろう。何てイカレた思考で空を見上げ、目を細めながらも太陽を確実に睨んでいるのは一人の青年。滅多に屋敷の敷地内から出る事もなく、ましてや近所のコンビニまでが己の行動範囲だと普段から豪語している彼が、何故こんな街中に居るのか。屋敷の外の一本の木、そこには鳥の巣があった。親鳥がいて、三羽の雛鳥がそこには住んでいて、己はいつもその巣の下へ行っては雛鳥の成長を見守っていたのだ。柄じゃないって?放っておいてくれ、これでも動物は嫌いじゃないんだ。で、今朝も見に行ったのだが……――壊れてる。巣が壊れている、辛うじて残っていてそこに雛鳥は収まりきっているけれど、少し暴れれば落ちてしまうのではないだろうか。親鳥も心配でたまらないのだろう、雛達から離れようとしない。大方、昨晩の強風か何かでやられてしまったのだろう。……仕方がない、自分も見守ってきたんだ、最後まで世話をやいてやる。自分でも自分の行動に驚いた、いらない世話を焼かれる事を好まない自分が、まさか世話を焼く側になるだなんて。内心苦笑しながら街中を歩き回り巣の代替品になる物を探す。何か、何かないだろうか。ふと目についた一軒の帽子屋。ショーウィンドウの中には、白い麦藁帽子とそれの色違い。“コレだ”直感でそう思うと迷わず店の中へと入って行こうと扉へと近づく。……ん?何やら見覚えのある後姿。ショーウィンドウをじっと見つめて動こうとしないこの姿。ああ、何だお前もコレが欲しいのか?しかし悪いが此方もソレに用があるのでな、情けはかけられないよ?)
悪いがソレは俺が買わせてもらう、異論はないな?

349Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/16(月) 16:08:12
>>50 Leuven(/初めまして、絡ませて頂きます^^読書の邪魔をしてしまいすみません^^;)
(ふむ、つまり吸血鬼と人間の主従関係は、簡単に言えば無くなる事は無いに等しい、と。結論に行き着いた所で、両手を合わせる様にして開いていた本をパタンと閉じる。読んでいたのは先日地下の書庫から持ち出してきたある本。吸血鬼と人間の主従関係が出来上がった数年後、つまり己が生まれるよりもずっとずっと昔に出来た本。それには、普段から己が面白いと思っている主の事、つまり吸血鬼の本質やら何やらがびっしりと書き綴られている。もちろん、それに比例して人間の事もびっしりだ。この本は一体どちらの種族が書いたのだろう、ご丁寧に人間を服従させる方法何て物が書いてある。服従させた吸血鬼が書いたか、あるいはまんまと服従させられた人間が書いたか。正直どちらでもいいけど。さて、この本も読んじゃったし次はあの本でも読もうかな。そう思い立ち上がると、突然立ちくらみに襲われる。そういえば昨晩から今まで、自室の椅子でコーヒーを飲みながら寝る間も惜しんでこの本を読んでいたんだっけ。突然立ち上がったせいか、疲れと眠気が一気に襲い掛かってきたのだろう。今日はもうあの本は諦めて、書庫に本を返したら一眠りすることにしよう、そう決めて部屋を出ると、迷う事無く地下へと向かった。……おや?他に誰か来ているのだろうか、入り口が少し開いていて、そこから僅かに光が漏れてきている。そっと中を覗けば、見知った顔の彼がいた。本を返すよりも先に彼の元まで歩いていくと、座っている彼の前にしゃがみ込み本の表紙を見て言った)
――なぁ、その本俺でも読める?

>>87 Albert(/絡ませて頂きます^^勝手に餌を与えてしまいすみません;;ww)
(ほう、つまりお前は何か?俺のティータイムを邪魔する事を承知の上でこのケーキを寄越せと、そう言っているのだな?いいだろう、お前がその気なら此方にも考えがある。……好きなだけ食べるがいいっ!!――時を遡る事五分前、屋敷のロビーで事は起こった。ロビーの隅にあるテーブルとソファ、そこに一人でドカッと座り陣取っていたのは、屋敷に住む出不精の青年。読書を終えて一息つこうと思い、先日買って来てとっておいたシフォンケーキと自らが入れた紅茶を用意し、さぁティータイムの始まりだという時。足元を何かが通過した感覚を感じた。何だと思い足元を見下ろすと、一匹の獣。宝石の様な瞳をうるっとさせて此方をジッと見てくるこの白猫、どうやら己の用意したシフォンケーキの匂いに吊られてやって来た様子。甘い声でにゃあにゃあと鳴いては、何度もすりすりと足に首元を押し付けてくる。最初は此方も頭を撫でてやったりシフォンケーキを端を削って猫に与えたりと、良心的な行動をとっていた。しかしこの猫、全部寄越せと、そう言っている様で。テーブルの上に飛び上がると、シフォンケーキの乗せられた皿の隣に座り込み此方をジッと見つめてくる。何だその顔は、全部くれって?此方はまだ一口も食べていないのだが…?イラッとして思わずシフォンケーキを半分一気に口に入れて食べてしまう。残った半分を皿に戻すと、猫はケーキから目を離そうとしない。……降参だ、お前が可愛い事に免じて今回は許してやる。一つ大きなため息をつくと、皿をすっと猫に差し出した。しかしこの猫、どこかで見た事がある気がする。確か飼い主は……)
――アルバート、お前、アルバートの飼い猫だな?

350Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/16(月) 16:12:22
>>107 Vivid(/絡ませて頂きます、無礼な格好で失礼します^^;)
(何故こうも床という物は冷たく気持ちいいのか。ぶっ倒れた者の思考とは思えない程落ち着いた考えを巡らせ、既に十分が経過しようとしていた。今日は珍しく太陽の昇っている時間帯に屋外へ出た。ただ、何となく。外の空気を吸いたくなったのだ。それまでは自室で読書をしていたのだが、今夜も読書に時間を費やす事は言うまでもなく。だから少し休憩を入れようと思い気分転換に部屋から足を踏み出してみた。しかし普段から出歩く事をしないこの出不精、少し敷地内を歩き回っただけで息が切れてしまい、已む無く屋敷まで戻ってきたという事。屋敷の扉を開けた瞬間、ひんやりとした空気が顔にかかった。そこはロビー、いつも己が一息つくときは、そこを利用している。冷たい空気に誘われて一歩足を踏み出すと、屋敷の中へ辿りついたという安心感からか、ふらっと足元がおぼついた。あ、倒れる。極めて冷静にそんな事を思いながら、見事に音をたててその場に倒れこんでしまった。が、倒れたそこはひんやりと冷たい大理石の床。加えて自分の周りにはよく冷えた空気。この空間、好きだ。ふふっと微笑み暫くそうしていた。そんなわけで倒れこんでからずっとその体勢で十分が経過したわけなのだが。立ち上がる気にもなれずどうするかなーと考えていた時、視界の端に動くモノの気配。視線だけでそちらを向くと、そこには自分よりいくつか年上の吸血鬼の彼。どうやらずっとそこに居たらしいが、全く気づかなかった。あちらもあちらで何かを楽しんでいる様だが、声をかけるべきかかけないべきか。心の中で呟いたつもりだったのだが気づかないうちに口に出ていたらしく)
あそこも冷たいのか……?

>>114 Jewelry(/絡ませて頂きます^^何かたかりそうな勢いですね…すみません^^;)
(しくじった、今更そんな事を思っても時既に遅し、街へ行くと決心した時点でこうなる事を頭に入れておくべきだった。事の発端は知り合いから聞いていた曖昧な情報。“もうすぐあの店、閉店になるらしい”耳を疑うその情報、その店は巷でも有名で若い者達が集う人気の洋菓子店だった。そこが閉店?嘘だろう?これは最後に行っておくしかないと思い、何度も行こう行こうと思っていたのだ。しかしなかなか時間に余裕がなく行動に移すことが出来ずにいた。今日は予定も入っておらず時間にも余裕があった。今日を逃したらもう行くことは無理になってしまうだろう、そう思い屋敷を飛び出したのだが。やはり街中は苦手だ、大勢の人々が行き来するそこでは常に自分の身を庇いながら進まなくてはならない。ついでに人が密集していて蒸し暑い。やっとの思いで例の店に着き、さぁ真偽を確かめようとしたのだが。入り口に貼られた紙を見て思わずその場にしゃがみ込む。あの野郎……ろくでもない手間流しやがって。その紙には旅行に行くので暫く店を休みますという内容が記されていた。安堵と疲労感で行き場のないこの感情、次あいつに会ったら一発殴る、そう決心して立ち上がる。しかし立ち上がったは良いもののもう体力がもたない。近くに飲食できる店はこの洋菓子店しか無い様だし、他へ行くなら更に歩かなければならない。気分は既に落ちる所まで落ちていた。とりあえず何でも良いから水分が欲しい、そう思ってぼうっと遠くを眺めていると、そこは知り合いの吸血鬼が何かしらの講師として通っている学校のすぐ目の前だった。ああ、あいつ今あそこにいんのか……そんな事を考えていると、本人が調度建物から出てくる所だった。……よし、何とかなりそうだな。何を思ったか相手に迷う事無く近づいていくと、一言告げた)
何も言わずに俺の頼みを聞いてくれ……

351Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/16(月) 16:25:38
>>318 Elvira(/絡ませて頂きます、僕っ子hshs←)
(慣れない燕尾服に身を包み、いたくもないのに主の生贄という事でその場にいさせ続けられる。それがどれだけ自分に苦痛を与えているか、きっと主は知らない。元々人と関わる事は苦手で、こういった場では否応無しに関わらないといけない為どうも苦手なのだ。時折周りを見渡しては逃走経路の確認をしているのだが、主もさすがは吸血鬼というか……何度もその場を離れようとしているが、それを目ざとく察しては此方の服の袖を掴みにこりと微笑む。その“何処へ行こうとしているの?”と言いたげな表情。先程からそれを繰り返す事数回。自分も大概主に甘いなと思い、半ば諦めかけていたその時。チャンスはやって来た。他の吸血鬼が主に近づいてきて生贄の交換を申し出て来たのだ。主は一瞬目尻をぴくりと動かすと、やんわりと断った。が、相手の吸血鬼なかなか退かない様で、そこを何とかと迫っている。主も珍しくおされ気味の様子。しめた、今のうちに……。主の掴んでいる袖の側の腕を迷う事無く此方に引くと、思った通り簡単に離れた。え、と一瞬不安そうな顔を主が見せるが、自分の他にもう一人生贄の男はそこにいる。彼がなんとかしてくれるだろうと考え自分はその場をさっさと離れたのだった。やっと訪れた開放感を噛み締め、慣れないネクタイをすっと緩めて外すと、燕尾服の前のボタンを全て外し、中のカッターシャツも胸元までボタンを外す。これ程までに自由であるという事が幸せな事だったのか。嬉しそうにふっと微笑むと、上機嫌で人々の間を突っ切る。どこへ向かっているかは、言わずもがな。毎晩星を眺めている東屋である。もうすぐ着くだろうという頃、聞いた事のある女の声を聞いた。思わず足を止めると声のした方を目だけで見る。あれは……ああ、あそこの吸血鬼の生贄か?生贄の女の方は何度か見た事がある。しかし主はあの男だったろうか。不審に思った為、二人に気づかれない様に近づいて行くと、どうやら女の方が一方的に迫られている様子。しかも主ではない吸血鬼から。まぁ自分には知った事ではない、踵を返して帰ろうとするがその一瞬で視界の端に捉えたのは、吸血鬼の男の目。尋常ではない。はぁ、ため息と一つ零して再び二人の方へ戻っていく。普段全く関わりのない者だったら放っておいたのだが……彼女とは数回か会話を交わした記憶がある。と言っても片手で数えられるくらいしか覚えていないのだが。しかし少しの情が移ったのか、女の後ろに立ち肩を掴むと己の方へ寄せ。吸血鬼の男を冷たく一瞥すると得意の毒を吐いたのだった)
お前如きの男がこいつに何の様ですか?なぁ、俺とお前、どっちがいい男か分かるよなぁ?

352Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/16(月) 16:26:09
>>319 Rebekah(/絡みに来ましたよ主様!!wwこれから宜しくお願いします^^)
(今夜は星が綺麗だ、満足そうに呟くと東屋の椅子から立ち上がり、屋敷の方へ向かって歩き出す。今日はずっと部屋に篭って読書をしていた。何の本かといえば、何度も読んだ事のある吸血鬼と人間の本。既に三回は読んだ事があるが、あの本は何度読んでも面白い。その証拠に、今日も食事をする暇も惜しんで一日中部屋に篭って読んでいたのだ。それは文字通り一日中、夕食も口にはしていない。本を読み終わった後に、部屋に置いておいたミネラルウォーターを飲んだだけだ。空腹もピークを過ぎてしまえば感じないもので、もう食事は明日の朝食でいいやと考えている。そんな風に食事の事ばかりを考えていると、ふいに主の事を思い出した。そういえば、今夜は主の姿を見ていない気がする。まぁ自分が一日中部屋に篭っていた上、今は東屋に居たのだ。帰って来ていたとしても会う事がないのは当然なのだが。主は今夜は“食事”はしたのか?一瞬浮かんで消えたのは、もう一人の生贄の彼。まぁ彼がいたなら食事は済んでいるだろう、少し面白く無さそうな表情をすると、遠くに屋敷が見えてきたので安堵の表情に変わる。毎晩同じ道を通って帰ってきてはいるが、極度の方向音痴な為いつも不安になるのだ。ほっと胸を撫で下ろすと遠くの屋敷を見据えた。……ん?屋根、こんな夜中に何だろう。鳥でもとまっているのだろうか。目を凝らして姿を確認しようとしてみる。しかしあまりにも遠すぎたのか、確認する事はできなかった。已む無く屋敷にもう少し近づいてからもう一度確認すると、そこに居たのは自分の主である吸血鬼の少女。何をしているのか、面白いことをしているのだったら自分も混ぜて貰う事にしよう、そう決めて彼女に聞こえるくらいの声量で、声をかけた)
――ご主人様、こんばんは。なーにしてんの?

>>322 ria
何してんの……?
(今日は実に充実した日だと思う、予定が入っていないから存分に読書の時間がとれたし、睡眠の時間も腐る程あった。こんな日を充実していると言わずして、一体いつ言えばいいのか。嬉しそうに廊下を歩くこの出不精の男、どうやら今の今まで地下の書庫で読書をしていた様子。この後まだ本を読むつもりなのか、書庫から持ち出してきた本を一冊片手に持っている。本のタイトルは“正しい窓の作り方”と内容が明らかに窓の作り方だと分かる本。この屋敷には主達の事情で窓が一切ない。しかしこの男の趣味は夜に星空を眺める事。それが屋敷には窓がないせいで屋敷の中では達成する事ができないのだ。故に窓がどうしても欲しい様で、今までにも色々な方法で窓を作ろうと試みてきた少し馬鹿な男なのであった。今日はこの後ロビーで紅茶を飲んで一息ついてから、自室に戻って書庫から持ってきた本を読もうと思っている。ロビーに着くといつものソファに腰掛けようと辺りを見回した。その時、不審な動きをする一人の少女の姿を視界に捉える。あの子は確か……一瞬近づく事を躊躇う、過去に殺されかけたのを思い出したから。その時は軽く避けて免れたが、今度は至近距離で一対一だ、どうなるか分からないがとりあえず気になったのだからしょうがない。声をかけてみてその後の事は後で考えよう。少し距離を置いて近づくと、後ろから静かに声をかけた)

353Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/16(月) 16:27:56
(/一気に前にある絡み文に絡ませて頂きました^^;いくつにも分けてスペースを使ってしまいすみません;;絡み文は時間に余裕が出来た時に書かせて頂こうと思います)

>>333 Rosa
窓があれば……そこから外に出れたのだろうに。不便な造りだなこの屋敷は……
(今の状況を説明すると、ロビーを通って外へ出たいのに出られなくて悩んでいる、という状態。今はロビーの上階の廊下にいるのだが、その前は自室で本を読んでいた。その本はよくある恋愛物の話だが、どうやら吸血鬼と人間の恋愛が題材になっているらしい話で、どうにも興味を持つ事ができなかった為すぐに書庫に返してきたのだ。自分の中では、吸血鬼と人間の恋愛は成立しないと思っている。どう足掻いても種族の壁を越える事は出来ない、反対する者も多いし困難も多いだろう。だからわざわざその道を通る必要性を感じないし、通る者の気持ちも分からない。不快な物を読んでしまった、少し気分転換がしたい、そう思い慣れない外へ出てみる事にしたのだが……。ロビーへ続く階段を下りていた時、悩みの種を視界に捉えた。あの女、酒を飲んで馬鹿みたいに笑っているあの女だ。彼女は今さっき自分が読んでいた本に出てくるヒロインによく似ている。叶いもしない吸血鬼との恋愛を夢見て一生を終えるヒロイン、彼女もどうせあの物語のヒロインと同じだ。しかしそれだけで悩んでいるわけではない。どうもあの女は苦手だ、実際に会話を交わした事はあまり無いが、他人と会話している姿はよく見かける。どうも彼女はプライドが高いらしく人を小ばかにするのが好きな様で。絡まれても対応に困りそうだ。けれど目的は外に出ること、気づかないフリをして出てしまえば何も恐れる事はないだろう。しかしなかなか意を決せずにいたのだった)

354Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/16(月) 16:32:06
>>ria本体様、Rosa本体様
(/ああああ挨拶が抜けてしまった;;すみません;;riaちゃんに殺されるなら本望ですが……こんな変態なのはAllenの中の人だけなので!!Allenはそんな事ない筈…筈!!←/Rosa様も素敵な女性なのにAllenが苦手視してるみたいですみません^^;AllenはAllenで変な子なのに何かすみません^^;w)

(/今度こそ連レス失礼しました;;)

355ria=Carleton (人間⑥) ◆/Kexvx.LWc:2012/07/16(月) 23:04:38
>>345 Rosa
どうして私のお願いを聞いてくれないの・・・ 今日はちゃんと良い子にしてたのに・・・
(割れたワインのボトルを向けられているのに、私の頼みを聞かない相手に不機嫌な表情を向けたまま、向けていたボトルに苛々をぶつけるようにもう一度テーブルに叩きつける。割れた破片で握っていた右手のひらが切れてぽたぽた血が流れているが痛みを感じている様子はなく、小さな声で独り言を呟く。もう中庭とかこの人のいない所に移動して眠り直そうかと、自分の右手から流れる血をぼんやり見ながら考えていると、相手は逆に私を挑発するように苛立ちながら「どうせ傷つけられないくせに」とまるで刺してほしいと言っているような言葉を言ってきた。その言葉にピクリと反応して顔を女の人の方に向けると割れたかけらの一番大きなものを怪我している右手で掴んで無表情で相手に近づく。力任せに掴んでいるので右手からは余計に傷が広がり私の血で相手の服が汚れている。破片を持った手をためらうことなく女性に振り下ろすが、相手顔のから1㎝ほどわずかにそれてソファを突き刺さした。無意識に自分でそらしたのかもしれないが自覚がないので自分でも不思議そう右手をじっと見つめる。残念そうに相手を見て謝罪の言葉を呟く。今度は外れないように割れた破片をナイフのように相手の首元にぴたりとくっつけて)
ごめんなさい はずれちゃった・・・ 今度は外さないね

(/そう言って頂けるとありがたい限りですwお言葉に甘えて遠慮しながら襲わせて頂きました^^早くrosaちゃん 怪我させないためにも早くプライドを捨てて下さいw)

356ria=Carleton (人間⑥) ◆/Kexvx.LWc:2012/07/16(月) 23:05:13
>>352 Allen
(急に声をかけられて焦った表情で声をかけてきた相手を見るが、人間だと分かるとほっとした表情を浮かべる。吸血鬼なら鍵を落とした人かもしれないし、警戒していただろうけど、人間で自分と同じ生贄なのだから私の邪魔なんてしないだろうと勝手に考える。相手の事を殺そうとした事があった気もするが、それならなおさら私にはこの屋敷から出て行く事を邪魔したりしないだろう。この屋敷から逃げれると思っているから機嫌がよく、めったに見せる事のない嬉しそうな笑顔を浮かべて話す)
何ってここから逃げるの ずっと遠く・・・吸血鬼がいない所まで行くの それじゃあ私行くね さよなら
(笑顔を浮かべたまま片手を上げて手を振ると、今ドアを開けるために使った鍵を大切にワンピースのポケットにしまうと、相手の返事なんて待たずにドアノブを回して扉を開き外に出る。かなり久しぶりに出た外の景色を懐かしいものを見るように眺める。少しの間じっと景色を見つめていたがすぐに屋敷から離れるために素足のまま走りだそうとする。)

(/絡んで頂きありがとうございます^^リアに殺されるなら本望ってwww今のリアは脱走しようと必死ですがよろしくお願いしますw)

357Keith=Crawford(吸血鬼⑦) ◆l9W5Se6QS6:2012/07/17(火) 11:52:52

(p/お久し振りです!ぱったりと顔を出せなくなってしまい、申し訳御座いませんでしたorzそして、今更感半端ないですがイベントお疲れ様です^^とても楽しい時間でした。次回も是非参加させて頂きますねノ/それでは途中までですが、返レスしていきたいと思います。>>319のRebekah様については、一応レスを待たせて頂く意味で保留にさせて頂きますノシ)


>>318 Elviraさん
みっともない真似は止めて、立ち去っては如何です?――この程度の血臭で情けない。
(血と薔薇。それらが混じり合った、噎せ返るような香気が鼻先を突く。己は今、深夜の食事会の会場である中庭に身を置いていた。敷地内で行われる吸血行為に意識を向ける事はせず、声を掛けてくる女性に作り物の笑顔を振りまく。全く人間の女というのは、どうしてこうも簡単に引き寄せられるのだろう。此方からしてみれば容姿や性別、年齢も関係なく、全てひっくるめてただの〝餌〟だ。一時の甘さに騙される事を愚かだとは感じても、愛しいとは思わない。女性に限らず、吸血鬼(捕食者)が人間(エサ)に特別な感情を抱く等あってはならないのだ。勿論中には〝例外〟と言える者も居るが、恋をした事で人に捕われた吸血鬼等、牙を捥がれた獣も同然。他がどんな道を選ぼうと、そんな事態に陥りたくはなかった。こうしている間にも、周囲に満ちる血臭は濃くなっていく。人間にとっては相当のものだろうそれを感じつつ足を進めれば、身に纏うドレススーツにあしらわれた上質なフリルが風に揺れた。と、そんな時――不意に何かがとん、と触れる気配。確認の為に視線を落とすと、見慣れた少女が目に入った。着飾ってはいるものの、見間違える程の変化はない。同時に相手へ迫る吸血鬼の存在を認識すれば、この程度で情けない……と、決して劣らない鮮やかさを湛える濃紅の瞳を細める。底知れぬ威圧感に押されたのか、逃げるように去っていく背が見えなくなった頃。少女へ向き直り、あくまで紳士的に声を掛け)
――――お怪我は御座いませんか、レディ?
(p/改めて絡ませて頂きました^^似非紳士っぷりに磨きが掛かった気がします←レディとか言ってますが、多分特に意味はないかt)

358Keith=Crawford(吸血鬼⑦) ◆l9W5Se6QS6:2012/07/17(火) 11:54:35

>>322 riaさん
(太陽が沈み数時間が経過した、夜中と呼べる時間帯。人間であれば眠りに着く刻限だが吸血鬼である己には当て嵌まらず、冴えきった紅の瞳を巡らせ屋敷内を徘徊していた。生贄達は既に部屋で就寝しており、現在周囲には誰もいない。着いて来ると言った生贄の一人――その額に触れる程度のキスを落としたのが数分前。今頃は文字通りぐっすりと、夢の中にいることだろう。さて……今から朝日が昇るまでの間、何をして過ごそうか。ふと何かが動く気配を感じ、軽く首を巡らせる。そうして目に入ったのは、何故か屋敷の出入り口である扉の前に立つ少女だった。彼女とは特に親しい間柄ではないが、同じ敷地内で過ごしてきた以上、全くの無関係とは言えない。行動を制限しようという考えは微塵も無いのだが、ただ少し……本当に少しだけ気に掛かり、今にも外へ出てしまいそうな背へ歩み寄った。コツリ、と無機質な音を静かな空間に響かせながら、少女の手にある鍵の存在には敢えて触れずにおいて)
――このような時間にどちらへ?夜の街は、女性一人で歩くには大変危険ですよ。
(p/↑と同じくイベント前のレスは蹴らせて頂き、改めて絡みに参りました^^ノ/Keithは相変わらず胡散臭い笑みを浮かべていると思われまs←)


>>325 Aston様
褒め言葉なのですよ――私にとっては、ね。
(呆れ顔で否定を返されても笑みが崩れる事は無く、寧ろ更に深く口許を歪ませる。その状態で、他にとってどうであれ自分にとっては立派に〝褒め言葉〟なのだと言い切った。この返答が相手の表情を更に歪める事は分かり切っていたが、だからといって考慮する己ではなくて。性格が捻じ曲がっている事も、意地が悪いという事も、とっくの昔に自覚済みだ。それを保つ自分自身がそう感じるのだから、周囲からしてみれば相当なものだろう事は、簡単に察しがつく。この屋敷に来る以前――女性をターゲットにするというやり口の関係上、必然的に身についた紳士的な口調と動作。最早個性の一部と化しているこの態度を変えろと言われても、恐らくは不可能だ。そもそも、変える気が無いのだから。そんなことを考えつつ去ってしまいそうな背へ声を掛けてみると、意外にも足を止め、歩み寄ってきただけではなく隣へ腰を下ろした相手。視線こそ交わらないが、今度は此方が不思議そうに瞳を瞬かせる番だった。――といっても一目瞭然という程の変化はないのだが、ほんの僅かに、男性としては長い濃紫の睫毛を揺らして)
……おや、今夜はお優しいのですね。わざわざ戻って来て下さるなんて。
(p/返レス感謝です^^此方こそ全力でグダってますが、返させて頂きましたノ無駄なロルが多くてすみません;/それにしてもこの二人で会話が続くのだろうか…、と地味に心配な私がいまs←)

359Keith=Crawford(吸血鬼⑦) ◆l9W5Se6QS6:2012/07/17(火) 11:55:35

>>333 Rosa
(鼻先につく濃い香気。これは血の香りではない――そう、一部の人間達が好んで飲む、酒の匂いだ。不快ではないが、心地良くもない。姿が見えない生贄の一人を散歩ついでに捜し始め、既に二時間近くが経過していた。勿論本気で捜していればこんなにも時間を要する事は有り得ず、ものの数分も経たない内に見つけ出せる自信がある。にも関わらずそうしないのは、やはり彼女を〝生贄〟としか見ていないからで。実際その血液の味には満足しているし、表立って邪険にする理由も無い。しかし、初めて顔を合わせてから今まで、どんなに共に過ごそうと〝恋情〟だけは生まれずにいた。どうせ叶わぬ想いなのに――あの手この手で仕掛けてくる彼女を見ていると、不覚にも同情しそうになる。勿論、それを表に出した事は一度も無いが。得意の作り笑いを振り撒き、もう一人の生贄とも〝主従〟という関係のみを保ってきた。そう思い起こすように考えている内に進めていた足はロビーの扉の前に辿り着き、僅かな隙間から漏れる光とアルコール臭から中の様子を察する。半端に開いたままの扉に手を掛けて踏み入ると、テーブルに溢れる数本のワインボトルと、その手前のソファを独占している人影が確認出来た。瞬時にその正体を判断すれば、音も無く距離を詰め、背後から抱きすくめるようにしながら呆れ気味に――しかし声色だけは甘く響かせて)
姿が見えないと思えば――こんな場所で酔い潰れてしまうなんて、いけない人ですね。
(p/初めまして、絡ませて頂きました^^初っ端から確定ロル&セクハラやらかしてますが、どうかお許し下さいねorz/こんなのが主で色々申し訳ないのですが、本体共々宜しくお願い致しますノシ)


(p/大変申し訳ないのですが、時間の都合上Allen様へのレスは後日とさせて頂きますね><連レス失礼しました;)

360募集キャラ有り!(吸血鬼5/人間11) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/17(火) 19:32:47
(p/遅くなって申し訳ないです。今から返レスさせて頂きますね!)

>>343 ria君
(p/Elは女性に対して無駄に紳士なので。性別間違えて生まれた奴です←)

人間とは作りが違う様ですよ、彼らは。
(きょとり、そんな言葉が良く似合う表情で小さく呟く彼女へ視線を向けながら、此方も面倒臭そうに珍しく下ろした黒髪の先を指先絡めて弄る。そもそも吸血鬼なんてものは、一度吸血行為をした相手の居場所を突き止めることが出来、だからこそ一度生贄になってしまったものは逃げ出すことが出来ない。その吸血鬼が追って来なければ話は別なのだけれど。手渡されたナイフを器用にくるくると回転させつつ、流す視線は何処か心配げに彼女の傷口へ向けられたまま――今日は白衣ではない為、治療道具なんて持ち合わせていないわけで、役立たずな自分へ対して嘲笑を零した。そしてゆるりと振返った彼女が、緩く頷くのを視界に捉え、安堵した様に吐息を吐き出す。己の心配を相手に悟られるのは嫌だった、これ以上重荷を増やしたくない一身で――傷を負っている逆手で繋がれる手を見下ろし、少女も緩くその手を握り返しては、屋敷へ戻る帰路を辿りながら、行きたい場所はあるかと尋ねる彼女に渋い顔を見せた。行きたい場所なんて――そんなことより、その赤色溢れる傷口を早く治療したいものだ。)
……治療室、行きましょう。

361Elvira=Addison(人間⑬) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/17(火) 19:33:19
>>344  Rosa君
(p/エロキャラぷめぇです^q^酒飲みも最高過ぎて…Elのぼくっ娘は少々ズレてますがn(あ)そしてあやつは何故か女性に無駄に紳士になります故。あだ名大歓迎ですよおお、物好き?正解です。なんだかめちゃくちゃ性悪な奴でごめんなさい、これでも本人楽しんでるんでs)

…ぼくとあんな性悪を見間違えるなんて、もう重症ですね君。……ほら、猫なで声は結構ですから目を覚ましてください。
(ぴとりと頬へ添えた手に反応したのか、僅かに震える彼女の肩を一瞥しつつ、焦点の定まらない何処か危ない、否、危ない双眸と視線を絡めた。全くもって自分の声など聞こえている気はしないものの、とりあえず身を乗り出してきた彼女の腰を支え、至近距離で表情の無いまま見遣れば、告げられたのは何とも呆れる言葉。だらしなく緩められる口角と染まる頬の色にうんざりとしつつも見捨てない少女はやはりお節介で、重ねられた手を横目に見つつ、はあっと深い溜め息を吐き出した。鼓膜を震わせる猫なで声にも慣れてきた頃、聞く耳持たない彼女に尚言葉を投げ掛けていたとき、あれ?と言った様子で何処か様子が違う彼女。まじまじと此方を見遣る目線に暫く耐えた結果――やっと人違いだと分かったのか、一瞬にして重ねられていた手は振り解かれ、いつもの様子に戻ってしまった。全く、なんて人騒がせな。此方の所為でないというのに不機嫌を露にする彼女とは対照的に、相変わらず何食わぬ表情の少女。向けられる鋭い視線など気にせず、右手に持つ板チョコを再び唇に運んで、ばりばりと音を立てつつ頬張った。充満するワインの香りと甘ったるいチョコの香りはあまりにも相性が悪い。気分の悪い香りに蝕まれる前にさっさと退散しよう、そう考え「じゃあ、ぼくはこれで」そう告げた時――何故か乱暴に差し出されたワイングラスが視界の端に入り込んだ。えぇ、とでも言うように珍しく表情を歪めた少女だったが、酒に弱いなんてこともなく――いいだろう、相手をしよう。急かすように揺れるグラスを左手で受け取った少女は、長椅子の肘掛へと腰を落ち着かせれば、〝責任取って付き合え〟――横暴に告げられる台詞に一度頷いて、グラスへと唇を付けた。僅かにグラスを傾け、幾度か喉を鳴らしながらワインをすべて一気に飲み干したかと思えば、空になったグラスを彼女へ突き出し、少し歪に意地の悪い笑みを浮かべてみせた。)
勝手に誤解したのは君の方ですよ、Rosa君。……なんでぼくがっ、…はぁ、いいでしょう。頂きます。―――っん、…は、……言って置きますがぼく、お酒には少しばかり強いですよ?少なくとも、この程度の量で自分の主を見間違える君よりかは。

362Elvira=Addison(人間⑬) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/17(火) 20:16:55
>>351  Allen君
(p/絡み有難う御座います!高圧的なAllen君にきゅんきゅry)

―――…っ、Allen、く…、
(いつまでも立ち去ってくれる気配のない目の前の吸血鬼、それどころか先程にも増して距離が縮まった気がして、もうこれは餌に成り果てるしかないのかと半ば諦めかけていた。血色に底光りする異常な眼差しから目を逸らし、自分の晒される首筋へ右手を添えた。まだ愛する主に与えていない血をこんな吸血鬼に与えなくてはならないのか。きゅ、と下唇を噛み締めて意を決したその瞬間――ぐらり、と、何者かに掴まれた肩を引き寄せられて華奢な身体が後方に傾いた。慣れない靴を履いていた為に身体を支え切れず、傾いた身体は背後に立つその誰かに凭れ掛かってしまい、慌てて持ち直そうとするも頭上から吐き出される聞き慣れた声色に耳を疑った。この声は確か――そこまで考え、小さく振り返って少しばかり視線を上へと流す。やはりそこに立っていたのは、同じ生贄である人物で、しかし何処か雰囲気が違うと感じたのは彼が纏う燕尾服の所為だろう。燕尾服と言っても緩く着崩されているその格好では、正装とは言い難いのだが。まさか彼が助けてくれるなど考えても無かった為、うろたえた様な表情で目の前の吸血鬼と彼を交互に見遣るが、助かる為には彼に任せるしかない。何処か安堵した様に吐息を吐き出し、肩を掴んでいるその手へ己の手を被せては、僅かに震えるその手で緩く彼の手を握り締めた。目の前の吸血鬼といえば、それはもう不機嫌極まりない様子で〝人間の分際が〟と言葉を吐き出しており、流石に危険なのでは、と思考したものの、彼の威圧感に負け呆気なく吸血鬼はその場を立ち去っていった。吸血鬼ならば人間相手など数分足らずに支配できるであろうに――しかし助かった。はぁ、と溜め息を吐き出し握っていた手を解けば、ゆるりと彼に向き直って少し困ったようにくしゃり、と笑顔を作る。小さな右手は太股まで伸びる黒髪をわしわし、と掻き回して。だがその華奢な肩は安堵感からか小刻みに震えており、)
…天晴れです、Allen君。助けてくれて有難う…御座います。いやぁ、ぼくとしたことが主人も居ないのに、こんな場所に来るなんて。失態です、ははっ…

363Elvira=Addison(人間⑬) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/17(火) 20:17:16
>>357  Keith君
(p/イベントお疲れ様でしたノシ楽しんで頂けたのなら何よりです。…と、折角助けてくれたというのに、素直じゃない奴で申し訳ないorz)

…っ、君は!
(何処にでも転がる生贄の女がひとり、また何処にでも転がる吸血鬼にひとり迫られている。周りから見れば特に見慣れない光景でもない上、もしかすれば主従だと思われる可能性だってある為、いくら他の吸血鬼や人間を見渡しても知らぬふり。助けてくれるものなど居ない、寧ろ己と同様に迫られている者だっているのだから。鼻腔を掠める血の香りは心を蝕んでいき、少女の目には諦めが浮かぶ。それを察した吸血鬼が一歩と距離を縮めてきたその時――背中合わせで誰かと重なり、視線を緩く上げて振り返った。そこに居たのは見慣れた吸血鬼、それも数少ない自分が殺意を抱く程嫌っている相手だ。その理由といえば、人間の心を弄ぶことが気に食わないからで。以前話したときにはもう、彼をいつか始末することを決めていた。故に、相手も自分を滅ぼすつもりだろうと考えており、失礼極まりないものの彼を目の前の吸血鬼の仲間だと、そう思ってしまった。その為に君は、と大声で悔しげに叫んだのもつかの間――背後から吐き出された言葉に思わず耳を疑った。驚愕の表情を浮かべている合間にその吸血鬼はあっさり撤退してしまい、もう訳が分からない。彼は…自分を助けてくれたのか。そこまで考えた頃、此方に向き直った彼がいつものように紳士を演じ、己をレディとそう呼んだのが聞こえた。何で、何で――不覚にも赤く熟れた頬、涙で滲む双眸、普段には無い表情で強く相手を睨み付けるものの対して効力もなく、それは自分でも承知の上。鈍い音を立てて右手を振り払い、一歩下がって彼との距離をとった少女は、今更恐怖感が襲って来たのか、恐怖感と彼に助けられてしまったという事実の行き場を失い、八つ当たりの如く言葉を吐き出した。)
レディなんて、止してください。…大体っ、なんで助けに来るのが君なんですかっ!第一、ぼくは助けてなんて言ってないし、助けて欲しいと思っていても君になんかに助けて貰いたくなんてっ…あぁ、もう!……失態。

364募集キャラ有り!(吸血鬼5/人間11) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/17(火) 20:19:01
●現在、参加or予約されている伽羅と空き伽羅の詳細。
(募集中伽羅は、5/11です。)

[吸血鬼]
①…Leuven=Aston様、 >>215-216
③…Jewelry=White様、 >>91
⑤…募集中。(愛するが故に所構わず吸血する/♂)生贄は( >>32 )様です。
⑦…Keith=Crawford様、 >>21
⑩…Rebekah=Sharyn様、 >>82
⑭…Albert=Durrell様、 >>76
⑮…Misuchifu=Randy様、 >>304-305

[人間]
②…Ellen=Phantom様、 >>31
④…Vivid=Samuel様、 >>100
⑥…ria=Carleton様、 >>32
⑧…Grace=Anvil様、 >>26
⑨…Rosa=Dolce様、 >>346
⑪…募集中。(主を愛し独占したい/♂)主人は( >>82 )様です。
⑫…Allen=Magnus様、>>340
⑬…Elvira=Addison(スレ主)、 >>178-179

365Jewelry=White(吸血鬼③) ◆akrJA.dFs.:2012/07/17(火) 23:00:23
(p:こんばんは、Jewelry本体です!えー、リアルの方が多忙につき、皆様へ絡みに行くことが非常に困難となっております;いつ頃時間が空くかわかりません。なのでキャラキープ、もしくはやりたい方がいらっしゃいましたらキャラリセしてくださっても構いません。それでは皆様お元気でorz)

366ria=Carleton (人間⑥) ◆/Kexvx.LWc:2012/07/18(水) 11:36:58
>>358 Keith
(外に出る事に意識がいっていたため、吸血鬼が近づいてきていたなんて気付かず急に背後から聞こえた声にびくっと反応して驚いた表情で振り返る。そこにいたのは、いつも作ったような笑顔を浮かべて何を考えているのかよくわからない相手だった。どうしよう・・・せっかく逃げれるチャンスなのに・・・。鍵を持っていると気づかれているとは、気付かずにまだばれてないと思い込むと、明らかに何かを隠しているという様子でぎゅっと鍵を握りしめながら後ろに手を回す。落ち着かない様子でそわそわしていたが、どうせ私は目の前にいる吸血鬼の生贄ではないのだから、気にかけるような言葉を言ってくれてはいるけれど、強引に押し通せばあっさり引くかもしれない。私がどこに行こうとも目の前の吸血鬼には何も問題は起きないのだから・・・。少し不機嫌な表情を浮かべて吸血鬼を見つめると)
・・・・どこでも良いでしょう? 私がどこでどんな目にあったってあなたは困らないわ 私の邪魔をしないで
(そう相手に告げると、一秒でも早く屋敷から逃げ出すためにくるりと背を向けてドアから外に出ようともう一度ドアノブを握る)
(/絡みありがとうございますw胡散臭い笑みを浮かべていてもキース君は格好よいので問題ないですよ!リアは若干不機嫌な様子ですので、襲われないようおきをつけ下さい><)

>>360 エルヴィラ
治療室?・・・・他の所がいい・・・。エルヴィラの研究室は駄目?
(手をつないだまま、相手にどこに行きたいか尋ねると相手は治療室に行こうと言ってきた。静かな所ならどこでもいいと言ったけし、治療室は確かに静かな所だけど、あの独特の雰囲気や消毒液の匂いが好きではなかった。不満そうに違うところを提案する。エルヴィラが私の傷を手当てしてくれようとしているなんて思っておらず、自分が怪我している事も忘れていた。今度は行きたい所を自分から提案してみようと考えて、目の前の人物から連想させる研究室を思いついてそのまま尋ねてみる。エルヴィラの研究室なら静かだし、見ているだけで面白いものもたくさんあるからどれだけいても飽きない。前に研究室に置いてあるものを勝手に食べて痛い目に遭った事があるので、さすがにあそこに置いてある食べ物らしきものを勝手に食べようとすることはなくなったが、そういう事に気をつければ置いてある機械に触ろうなんてまず思わないので、安心してゆっくりできる事ができる最近のお気に入りの場所でもあった。駄目かな・・・?と思いながら窺うようにエルヴィラをじっとみつめる。)
(/そこもエルヴィラちゃんの素敵な所ですよねw)

367Rosa=Dolce(人間⑨) ◆9YgSatIJBY:2012/07/19(木) 14:38:42
>>353ひきこもりのぼうや(Allen=Magnus)

(喉が枯れるんじゃないかというくらい笑っていた女もやがては笑うことに飽きたのか、大きな溜息を一つしてからくしゃり、と両手で頭を抱え込むように桃色がかったブロンドの髪をかき上げた。その表情はさっきと一転して、苦痛に耐えるような、深い悲しみを湛えた彼女には似付かわしくない顔で。脳裏に浮かぶのはここに来てから自分の主であり、そして想い人でもある吸血鬼。吸血鬼と人間が結ばれるなんてありえない、と周りの人は言うし想い人である吸血鬼もそう考えていることは百も承知だ。それでも、彼女はその燻る気持ちを無くすことが出来ないのだ。いっそこんな気持ちなかったら今までのように一時の快楽に身を委ねてそれに満足することを繰り返すだけの中身のない、楽な生活になれるのに…そう思うこともある、けれど彼女のプライドがそれを許さなかった。まあ、手に入れるのが難しいほどそそられるしね――なんて、そこまで考えたところで髪をかき上げた体勢のまま首を大きく仰け反らせて背もたれに寄りかかれば、まるで黒曜石のうように深い二つ闇と目が合った。まさか人が見ているなんて思ってもいなかったので驚きを隠せず、だらしなくポカンと口を開いたままパチパチと何度も瞬きを繰り返す。目の前の男は会話こそ少ないものの、とある事情で彼女にとっては印象深い存在であった。風邪をひいているのか人目を憚ることなく熱さまシートを貼る姿、そして無造作に遊ばせた暗い髪色、行動はともかく見た目を美しくすることに全力を注ぐ彼女にとって正反対とも言えるようなこの男の思考回路に多少の興味があったのだ。やっと我に返って声をかけるも、さっき笑い続けていたせいなのかびっくりしたせいなのか、彼女の厚い唇から紡がれた声は自分でもびっくりする程かすれていた。)
……何、そんなとこで突っ立ってんのよ。ユーレイかと思ったじゃない、吸血鬼に幽霊…ほんとにこの屋敷は退屈しないわねー。

(/絡みありがとうございます!ひねくれアレンくんかわいいいい///w個人的にダテメ好きなのでストライクすぎですw/いえいえwむしろアレンくんに苦手視されてローザも本体も興奮してる変態なので><← これから宜しくお願いしますー)

368Rosa=Dolce(人間⑨) ◆9YgSatIJBY:2012/07/19(木) 14:39:06
>>355アブナイおちびちゃん(ria=Carleton)

どうせ口先だけのくせ…―に――!!
(もう一度響くガラスの弾ける音、滴る赤を気に留めることもなく無表情で握った凶器を近づける少女。彼女の性格上今までにも何度も激昂した人と対峙してきた。しかしその誰もが実際傷つける段階になるとさっきまでの感情の高ぶりが嘘のように静かになっている者だった。だから、今度も大丈夫――そう確信している女は意地悪く唇を捲り上げたままつらつらと言葉を並べていた。しかしその刹那頬を掠めていく風と、ドスリ、と重くくぐもった音。確認するまでもなく自分の横を通り過ぎていった物が何なのか、今それがソファをどんな状態にしているのかなんて確認するまでもない。さっきまで無意識に浮かべていたはずの笑いも、今では頬をひきつらせているだけじゃないだろうか、なんて錯覚してしまうほど。酔いを一気に醒ますように冷や汗が首筋を伝う。淡々と謝罪をした相手の顔を恐る恐る見上げれば、今度はその湿り気を帯びた首元にガラスの破片が添えられる。こく、と薄く唾を飲み込むと相手の無機質な瞳を視界に残しながら視線を左右に彷徨わせる。やがて助かる道はない、と観念すれば深く息を吐きながら投げやり気味に自分の失言を認める。開き直ったのか先程の傲慢な態度から一転、媚びたような笑いを浮かべながら上目遣いで「ね?」と声をかければ。甘ったるい猫なで声で何とか首元の凶器をどけてもらおうと頭をフル回転させながらなんとか言葉を紡いで)
………あ〜、もう!アタシが悪かったわよぉ…ね?だから、落ち着きましょ?右手から血が出てるし、治療室へ行って消毒しない?一人じゃ消毒しづらいでしょう?ね?

(/襲われるつもりがリアちゃんの傷ばかり増えていくw早速命の危険を感じたので態度反転させましたーwほんとに機械みたいな病み具合かわいすぎです///)

369Rosa=Dolce(人間⑨) ◆9YgSatIJBY:2012/07/19(木) 15:05:08
(/残ったレスはまた後日お返しします!;)

>>359 Keith様

――!…ん、キース様?ふふ、嬉しいです、キース様から会いに来てくださるなんて、ほんとに、アタシ、キース様がそう言うならお酒の量減らしてもいいくらい、キース様のことが……あっ、もうお食事の時間ですかぁ?
(突然彼女の体に降り注ぐ体温、予期せぬことにビクリと体を震わせるが聞き違うはずのない甘い声色が耳をくすぐれば途端に体の緊張を緩め、同じく甘く興奮交じりの声で分かり切った疑問を口に出す。抱きすくめられた腕に自身の腕を絡ませ、首を相手の方へ向け見上げるように媚びた微笑を浮かべた。アルコールで火照った頬を更に朱に染めながら、腐ってどろどろになった果実のような甘い声で愛の言葉を紡ぐ女の顔は酒への酔いか、男への酔いか、気味が悪いほどに恍惚としていて。内心ですらお酒臭いなんて嫌われないかしら、なんて心配してみたり甘い声色とはいえ呆れ交じりでたしなめられたことにちょっと落ち込んでみたりと純真無垢な乙女のような下らない考え事が泡のように浮かんでは消えて。吐息交じりの艶やかな声で、決定的とも言える愛の言葉を紡ごうと愛しい男の血のような真紅の瞳を捉えたところで現実に引き戻される。いつも通り優しい微笑みを浮かべる彼のその瞳には自分がうつっていなかった。どんなに夢に溺れていても酒に呑まれていても、彼の毒々しいまでの紅い瞳は彼女を現実へと引き戻す。二つの紅色の鏡に映る自分はただの生贄、それ以上でもそれ以下でもない存在なのだ。いくら愛の言葉を紡いでも、恋い焦がれるような眼差しを向けても所詮は生贄、主の持つ真紅を揺らすことも出来ない。それでも女は男の持つ紅い毒にじわじわと蝕まれ、そして求めてしまう。まるで彼女の大好きなアルコールのように。彼にとって自分はただの生贄、改めて気付かされたことに飽きもせず心を痛めながらもそんな下らないことを相手に知られたらきっと呆れられてしまうだろう、そう思えば誤魔化すように相手の様子を窺いながら猫なで声で問いかけた。どうせ全部お見通しなんでしょ、なんてかわいげのない本音を飲み込んで。)

(/初めまして!絡みありがとうございますー/いえいえいえ><いきなりキース様がイケメンすぎて本体もノックアウト状態ですwwむしろありがとうございます!!← /こちらこそ人間のダメなところを全部集めたようなやつですが温かく見守ってあげてください><これから宜しくお願いします!)

370Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/19(木) 18:10:23
>>356 ria(/riaちゃん可愛いよriaちゃn(ry/可愛いriaちゃんの足に怪我はさせられないので引き止めてしまいました生足hshs←)
(ああ、こんな顔もするのか。此方を振り向き嬉しそうに微笑む相手を見て、そんな場合ではないのは重々承知だが思わず見惚れてしまった。今まで彼女がこんなに嬉しそうにしていた事があっただろうか。少なくとも自分は見た事がなかったし今が初めてだ。自分が見た彼女は、いつもどこか塞ぎこんでいて何もかもに絶望している様な、そんな風に見えていたから。そうかそうか、逃げるのか……ちょ、は?相手があまりにも嬉しそうにしていた為、此方も何故か満足した気分になってしまい聞き逃す所だった)
え、いや、ちょっと待て……っ
(相手の後を追うと腕を掴み後ろに引く。よく見れば彼女の足元は何も履いていない、何故?いや、今はそんな事はどうでもいいのだ。まず止めてしまったからには何かしらされるぞ……。後先考えずに相手を止めてしまった事を内心後悔するが、放っておけない、そう思ったのだからしょうがない。“外へ行くならまずはその足に何か召せ、話はそれからだ”掴んだ腕をパッと放すとそのまま相手の足元をビッと指差した)

>>362 Elvira(/Allen本人は考えなしに動いた様ですが中の人はElviraちゃんの貞操を案じtげふげふ)
(相手の吸血鬼の方が自分より何倍もがたいは良さそうだ、きっと向こうが本気を出せば自分の様な人間など一捻りで葬る事が可能の筈。しかし此方もそう易々と人生に幕を下ろされるのは御免だ。それにここで自分が負けたら彼女はどうなるんだ。鼻に掛けていた伊達眼鏡をスッと外すと胸ポケットへ収める、前髪をかき上げると普段はぱっとしない表情が一転、燕尾服等の効果もあり、いつもよりどこか華やいで見える。文字通り見えるだけだが。“なぁ、どっちがいい男かって聞いてんの、ん?”挑発的に言う辺り、この男には恐い物が無さそうで。案の定相手の吸血鬼は何かしら負け台詞を吐いて去っていった)
はっ、人間様舐めんなよな、ばーか……――恐かったな
(去っていく後姿に向かって舌を出してみせる辺り、精神的に子どもである。吸血鬼の姿が見えなくなると目の前の彼女に視線を移す。確かこの子はアノ吸血鬼の……主人はどうした?そう聞こうとしたが、それよりも前に相手が口を開いた。平静を装っている様だが少し精神的に不安定そうで。そりゃあんなでかい奴に絡まれたら女は恐いだろうな、震える肩を見てやるせない気持ちになる。自分は器用ではないから今のこの子には何もしてあげられる事がないから。それでも“あいつ恐かったな、体格良すぎだろ”と言い、眉を下げて困った様に苦笑してみせたのだった)

371Allen=Magnus(人間⑫) ◆SgLh/8wWnQ:2012/07/19(木) 18:11:36
>>367 Rosa(/Allen本人曰く、眼鏡を外すと別の人格の俺が…らしいです、厨二ェ……(( Allenの中の人はRosaさん全然嫌いじゃないというかむしろ酒に酔わされて乱れたRosaさんまじパネェ妖艶っす好きっs←)
(突然止んだ笑い声に思わず相手の方盗み見る。何だろうあの表情、前にもどこかで見た事がある気がする。……ああ、そうだ彼だ。自分の仕える主にはもう一人自分の他に生贄がいる。その彼も、今の彼女と同じ様な表情をしていた。そうか、やはり彼女も主の事が……、彼女の吸血鬼に対する恋慕の気持ちに確信を抱くと、今度こそ彼女の事が嫌になった。何故そうまで吸血鬼に執着できる、そんな哀しそうな顔をしているのに。吸血鬼は人間を餌としか思っていないのに。そんな生き物を想って胸を痛める同胞なんて……嫌いだ。それにしてもあの女、先程からだらしなく動き回っては落ち着きのない、もう少し女ならレディとしての嗜みとして……あ、ミツカッタ)
げっ……誰が幽霊だ、誰が。いい大人がこんな時間から酒何て煽って……もっと時間を有意義に使えばいいのに
(まさか相手が此方を見るとは思っていなかった、誤算だ。だいぶ酔っているから目先の事しか見ないだろうと思っていたが……まぁ見つかってしまったのならばもういっそ出てしまえばいい、その場からゆっくり歩き出し彼女に遠巻きに悪態をつく。少し近づいただけでも酒の匂いがし、一瞬顔を歪めると少し距離をあけて相手の前に立ちため息をつく。ああ、この人は苦手だ)

(/連レス失礼しました、絡み文なかなか書く余裕ないのでまだまだ先になりそうです;;)

372Leuven=Aston(吸血鬼①) ◆YzdeCman9.:2012/07/21(土) 20:03:54
>>主様
(p:有り難う御座います><*Σ自分の説明不足&下手っくそで申し訳無いです;;orzえっと…何かしらの原因で一斉に獣人化(人間の身体に動物の耳やら尻尾やら生えた状態)をして頂いて、気持ちの変動で変身するというのはElvira様の仰った後者の〈子犬子猫等の獣の子供〉の方と捉えて下されば´`ゞ変身時間は“落ち着いたら”という事で…各自判断で獣人化の状態に戻ってもらえたらと思います。←難しかったらこの部分は無しでも構いません^^長くなってスミマセンorz意味解らん!って所はまた聞いて下さいorz)

>>328 Elvira
なんだ違うのか。
…助ける?何で俺がそんな面倒臭い事…………………。
ほぅ?お前、覚悟はいいな。
――…そこの同胞。こんなイカレたコレじゃなくて向こうの生贄達のがまだマシだぞ。
(煩わしいという視線を送りながら失礼にも指された指先からわずかに身体の位置をずらす。よくよく見れば相手もこういう場ではいつもの白衣という訳にはいかないようで、髪を下ろし、フリルをあしらった漆黒のドレスを身に纏う相手は目新しく、馬子にも衣装…基、異性を惹き付ける魅力がそこにはある。まぁ、人間を食い物と見ている自分を除いての話だが。相手が言うまでもなく、交渉ではないと分かっていながら、白々しくも知りませんでしたというような発言をし軽く息を吐く。その時には既に瞳をやる気なげに伏せており、この場所から離れる機会を逃した事で、より機嫌が悪くなる。相手の琥珀の瞳が薄情だと言いたげに細められたのには気付いていた。それでも助けろだの言い出す相手に対して露骨に嫌気と面倒臭いオーラを醸し出しながら率直に面倒臭いから嫌だと言い終わる前に腕が絡め取られると、続けて出て来た言葉に唖然として二の句が継げられない。出任せとはいえ良く主人だのという台詞が言えたものだ。自分が体裁よく使われたのだと思えば数秒間、相手を見下して睨んだ後、ふと口元に嘲笑を湛え、自分からも近寄り相手にだけ聞こえる音量で有無を聞かない覚悟を求める。次いで、同族と相手の間に割り込んで引き離し、又も勝手ながら相手を縦抱きに担ぎ上げると、同族の方へ向けて相手の悪態を並べてから屋敷に向けて歩き出し)

(p:めっちゃ勝手な行動しましたorzアウトでしたら言って下さい><;出来れば可愛いElちゃんをお姫様抱っこしたかっt((←本体は(笑)強引過ぎてマフィアにもなれそう;;)

373Leuven=Aston(吸血鬼①) ◆YzdeCman9.:2012/07/21(土) 20:06:21
>>331 ria
あぁ、そう。
……例え逃げようとしても無駄だと思うがな。
俺も今から街に行く所だ。
(こちらを見ない相手に何かあると直感的に感じ取るも、追求するつもりはさらさらない。他人の主従関係に首を突っ込むほどお人好しな性格はしてないし、面倒事は願い下げだ。そんな事を考えていれば、生贄なら普通であろう返答が返ってきた。ただ、相手が相手なだけに鵜呑みにはしないが、どうでも良いというように気のない一言で済ます。そこで不意に頭をよぎった憶測…脱走の2文字。相手の主人であれば、血を飲んでいるだろうから生贄の居場所位、感覚で把握出来る。その事を相手は知らないのだろうか?どの道、逃亡劇というのは長くと続くまい。相手を引き止めるつもりは無く、ただ自分の意見として無駄だと言っておく。相手が何か決意したような表情で行くと言えば、少し開いたドアをくぐり抜けた。その所で自分の手をドアに掛けて大きく開かせ、相手に続いて自分も外へ出ると、街へ行く事を告げながらパタンと扉を閉めるとポケットに入れていた自分用の鍵を取り出し鍵穴に差し込み、鍵を掛ける。余り装飾を好まない自分だが、その鍵には光沢のあるビーズで作られた黒地に青い薔薇の模様の入った帯状のストラップが付けられており)

(p:両側鍵付きのドアにしてしまいましたorzいえいえ、こちらこそ理解力皆無で申し訳無いです;;結構Leuは放置主義で、riaちゃんも例外ではないようです(笑)riaちゃんの拾った鍵…Leuのでは無いようにしちゃいましたが大丈夫でしたかね^^;)

374Leuven=Aston(吸血鬼①) ◆YzdeCman9.:2012/07/21(土) 20:07:54
>>333 Rosa
(日が沈んでから訪れる、吸血鬼である自分にとっての活動時間。食事という生命維持としての生理的欲求以外には、これといって何がしたいでもなく、気ままに思い付いた事を行動に移すのみ。とは言いつつ、大概中庭で寝転がって星を見ながら朝方まで時間を潰す位なのだが。そして、まさに現在の居場所が中庭の木の上だった。太い枝に座り、その幹に背中を預けて呼吸のように煌めく星空を眺めていたら、ウトウトとし始め意識が星も見えない闇の彼方へと旅立って行く。しかし、その旅も束の間。突如として冷たい何かが頬を濡らした事で一気に意識が浮上してくる。薄く目を開けば、頭上で煌めいていた星はいつの間にか暗雲に覆われて銀糸のように細く光る雨粒が無数に落ちて自分を含め辺り一面を濡らしていく。それでも寝起きの為か1分位ぼーっとしてから、身軽な動作で枝から地面へ飛び降り、濡れるのも気にせずに歩いて屋敷の玄関へ向かう。室内に入ったら入ったで濡れた上着を脱ぐ事もなく、そのまま廊下を歩く。雫が滴る前髪を鬱陶しく思い、手で掻き上げた丁度その頃にはロビー近くに差し掛かっており、自分の耳に下品とも言える笑い声が届く。更に言えば、嗅いだ事のある臭いが流れて来て…これは人間の飲み物であるワインだろう。それも量があるのか明らかに濃い。途端に不愉快さが増し、誰の食い物かを確認して置かないと気が済まない。ロビーの入り口でマリンブルーの双眸が相手を捉えれば蔑む視線を露わに一言吐き捨て)
………品性を疑う。

(p:はじめまして!!僭越ながら絡ませて頂きました^^/…って初っ端からずぶ濡れのクセに口悪くてスミマセンorzそして、絡めているのか…´`;こんなヤツと本体ですが、よろしくお付き合い下さると嬉しいです^^*)

375Leuven=Aston(吸血鬼①) ◆YzdeCman9.:2012/07/21(土) 20:09:47
>>349 Allen
…………俺に聞くな。
気になるなら自分で確かめろ。
(ランプから出るオレンジの光がテーブルとその一帯を照らしている。自分が来た事で室内に溜まっていたホコリが微かに舞い上がり、光を受けてチラチラとその存在を主張していた。自分と言えば、埃っぽさも気にする様子はなく、静かで孤立した場所だからか不愉快な気分も既に納まって開いた本の文字を目で追い頭に入れる。そういった中、誰も来ないと思っていた空間に人間が来た。昼間活動する種族だから当たり前か。そんな事を思いつつ、無視を決め込むつもりではいたが、真っ直ぐこちらに向かって来るようで、煩わしく視線を上げる。視界に入った相手は本を返却に来たのであろうという事は分かった。が、何故だか自分の前でしゃがみ込み、今なおこちらの手の上で開かれている本の表紙を見れば、読めるかどうかを聞いてくる。因みに今読んでいる本の表紙は茶色いハードカバーに金字で書かれたタイトルは〝錬金術の物語〟と記されている。厚みはやや薄い方だ。物語と言っても小説仕立てではなく、黄金だの不老不死の薬だのを作る経緯と錬金術師たちの在り方とその歴史等が主な内容だろうか。所謂、欲望が生み出した妄想に過ぎないが、コレはコレで妄想を信じた者どもの行き過ぎた研究論は中々滑稽で、面白い。ただこの本を相手が読めるか。などとは自分の知るところに非ず、素っ気なく返事をすれば自分で確かめろと本を閉じて相手に差し出し)

(p:はじめまして^^!遠い所の絡み文ですのに絡んで下さって有り難う御座います><*そんなお邪魔なんて事ないですよ!!Leuの事など気にせずに(笑)変な本読んでてスミマセンorz個人としてはAllenくんに同類のかほりを感じr((←失礼;;こんなヤツと本体ですが、どうぞよろしくお付き合い下さい^^ノシ)

376Leuven=Aston(吸血鬼①) ◆YzdeCman9.:2012/07/21(土) 20:11:59
>>358 Keith
随分といい性格してる。
………別に。ただの気紛れだ。
…Keithは苦労とか無縁そうだよな。
(まさか褒め言葉だと言い切られるとは思っても見なかった。相手の性格が歪んでいる事は百も承知のつもりだったが、どうやら只の〝つもり〟だったらしい。そういう返事が返って来た為に逸らしていた視線を睨むように相手へ向けたが諦めて溜め息を1つ吐けば嫌味が通じないと分かっていても、いい性格してるとやる気無く口にする。深く座り直し、ベンチの背もたれに身体を預けると、その硬い感触が背中に伝わって来るが気にせずに片腕も上に乗せる。相手から優しいとか言われても別に嬉しくない。むしろ、複雑な心境になった訳だが、相手の微かながらも珍しい変化を黙認出来たから、ここは軽く流す事にした。それにしても腹黒いとは言えひた隠しにしてれば万人受けするだろう目を引く容姿の相手。きっと口調とかから察するに定められた生贄が居ない時は誘惑という手段をとっていた筈。相手よりも短い間ではあるが闇討ちを主にして狩ってた自分とはやはり違う。…真似をしたいとは思わないが。横にいる相手を視界に入れていれば、思うところがあり何の配慮も無く思った事を声に出し)

(p:なんかLeuはKeithくんの前だと子供っぽくなるような??それは、自分も思わなくもないです^^;どうしましょう?このままのんびりと世間話?を進めるか、一旦話を終わらせて新しく話を展開させるか…の、どちらかだと思うのですが´`ゞ)

(p:連レス大変失礼しました></)

377Elvira=Addison(人間⑬) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/22(日) 01:36:19
(p/最近、リアルが多忙過ぎてPC出来ない現状…。眠る前だけ時間が空くという…とりあえず、遅れ馳せながら返レスして行きますね!いやぁあ、参加者様が増えて嬉しいです!)

>>365  Jewelryちゃん本体様
(p/Jewelryちゃんお久し振りですすノシ私生活多忙でPC向かってらんねぇよ!な気持ち凄く分かります(笑)時間が空いた時に、もしくは落ち着いた時にまたいつでも戻って来て下さい。キャラリセなんてしないわよ!みんなJewelryちゃん大好きだもの!という訳で、ただいまがあるまでキープさせて頂きますb++身体に気をつけるのよ!←誰)


>>366  ria君
(p/多分、自分が女の子hshsなのでこんな奴にww円らな瞳で駄目?なんて聞かれたら、Elは駄目なんて言えません。はい。)

研究室?……ふむ、ぼくは構いませんが、治療室ほど治療道具は揃ってませんよ?
(静かな場所へ移動する為、そして彼女の傷口を治療する為にも治療室へ行こうと提案してみたのだが、やはり予想通り治療室自体を嫌っている彼女からの返答は拒絶と取れるもので、そういえば前にも医者が嫌いだと言っていたことをふと思い出した。研究室は駄目かと、そう尋ねて来る彼女を琥珀色の双眸に映したまま、暫し悩んだ様に片手を顎へと添えて唸り声を漏らす。確かに研究室に立ち入る者は自分以外滅多に居ない為、静かな場所を求める彼女には最適だが、しかしながら治療道具は一般家庭にある程度の物しか揃っていない。細菌に感染したりすれば、人間なんてものはころっと息絶えてしまう、それを考えるだけで少女には十分恐ろしいのだ。故に駄目だと、そう言いたかったものの此方を窺うような、円らな彼女の瞳と視線が交えれば話は別で――はあ、と深い溜め息を吐き出して負けた、とばかりに片手を揺らげた少女は、確認する様そう彼女に問いかけながら小首を傾げた。そして向かう足は治療室から反対の研究室へと向かい出して。)

378Elvira=Addison(人間⑬) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/22(日) 01:36:45
>>370  Allen君
(p/ぶっきら棒な優しさって奴に物凄くきゅんきゅんしてる本体です←Elが珍しく弱っててすみません、復活しましたけど^q^)

……っ、あはは、ちょっとだけ、怖かったかも…知れません。あ、でも恐怖レベルで言うと、Allen君の方が断然上ですよ?…人間様万歳です。
(まさか吸血鬼相手に喧嘩でもするつもりなのか、というより既に先程から喧嘩口調なのだが、何やら鼻に掛けていた眼鏡を取り外し、前髪を掻き上げた彼が視界の端に入り込んだ。最早もう挑発なんていうレベルではなく、危なっかしい火花が飛んでいる様な気さえする中、怖いもの知らずというべきか、吸血鬼相手に物怖じひとつせず挑発の言葉を紡ぐ彼を凄い、と不意に思ってしまう。自分はただ怯えているだけしか出来なかったというのに…負け台詞を残し立ち去っていく吸血鬼の後姿を見遣りながら、そんな風に自分の情けなさに肩を落として、溜め息を吐いた。べぇ、と子供染みた様子で舌を出す無邪気な彼を横目に、何処か申し訳無さそうな笑みを浮かべたまま――ばっちりと絡んだ視線でやっと相手の変貌、というより容姿の華やかさに気付く余裕が持てた。眼鏡の外された裸眼に僅かに乱れる髪と纏う着崩された燕尾服、醸し出される色気に普段そういう類に疎い少女も、僅かながら頬を紅に染めてしまう。気が付けばいつの間にやら集まっていた女の熱い眼差しは、間違いなくこの目の前の彼に向けてのものだろう。正装しても代わり映えのない自分とは大違いである。――怖かったな、困った様に笑いながら不器用且つ優しく告げられた一言に珍しくも素直に頷いた。彼に見栄を張る必要はないと、そう思ったから。しかしいつまでもその恐怖の余韻に浸ることもせず、目尻に浮かぶ涙を手首で拭えば、口角をゆるりと吊り上げて悪戯に冗談っぽくそう続けてみせた。)
それよりもAllen君、君のご主人様はどうしました?…こんなところに居て、叱られはしませんか。
(よくよく考えてみれば食事会なのだから、彼は主人と同席している筈なのだが、その主人の姿が彼の周りには見えない。自分は兎も角、彼はどうしたのだろう、そんな風に考え率直にそんな質問を投げ掛けては、叱られないか、と少しばかり声量を小さくして問いかけを。)

379Elvira=Addison(人間⑬) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/22(日) 02:04:19
>>372  Leuven君
(p/細かい説明有難うございます!自分に解読力がないばかりに…申し訳ない!要するに何かしら原因があり、擬人化したのはいいけど、疲労とかその他のことが加わると本物の獣になってしまうと。そしてそれが落ち着くとまた擬人化に…ってことで宜しいでしょうか?理解出来てなかったらごめんなさいwwこれもまた要因が楽しみですね!バラバラだと面倒臭いので、屋敷内に擬人化してしまう薬が撒かれた!とかでいいのかな!ww/予想外の行動万歳!アウトって何それ美味しいの?(←)担ぐっていう選択がLeu君らしくていいですね、マフィア?お供します←待)

違うに決まってますよ、Leuven君って馬鹿だったんですかぁ?……知人がこんな目に遭ってるのに見捨てるなんて…薄情者!
(煩わしい、そう言わんばかりに送られる視線を此方も僅かに身体の位置をずらして避けながら、向ける指先は再度彼をびしりと指したまま、〝なんだ違うのか〟そう呟く彼に向かって少々小馬鹿にしたような、間延びした口調で言葉を返す。最早もう一方の吸血鬼などそっちのけで喧嘩紛いを始める二人を、ぽかんと口を開いたまま見遣る吸血鬼。折角正装したというにも関わらず、ぎゃんぎゃんと騒いだ所為で可憐さなど1ミリたりともない状態。そもそも正装など端から柄ではない少女に、それを保つのは無理難題というわけで。かなり露骨に面倒臭いと訴える彼を理解しているものの、今更どうしろと?そんな様子で絡めた腕をぐい、と己へ引き寄せた。先程までの会話をして置いて主従ぶるのは無茶があるものの、猫なで声で甘ったるく主人主人と擦り寄る少女を見ていれば、主従に見えなくも…ある。小さな復讐を込めて相手に縋っていたのもつかの間、此方を見下ろす鋭い眼差しを視線が混じり、ぎくりと悪い予感が脳裏を過ぎる。案の定、次の瞬間には嘲笑を浮かべている彼が視界に入り、そっと、本当にそうっと身を離そうとして。)
…ひっ、か、覚悟って…一体何っ……ぎゃぁあっ!な、何するんですかLeuven君!いや、Leuven様!拉致っ…拉致ですかこれ!って、誰がイカれたこれですか馬鹿ぁぁあああっ!………ぼくを何処に売り飛ばすつもりですかぁ…。
(身を離そうとした時には既に遅く、目の前の吸血鬼と己の間に割り込み、その距離を離した彼が此方に振り返った瞬間――有無を言わさず伸びる両手、その両腕が己の脇を擦り抜けその身体を持ち上げるのに気付いた。元々華奢な為に軽々持ち上げられた身体は彼に支えられ、宙ぶらりんになった両手は必死に彼の背中を叩いて抵抗を試み、尚且つ先程の吸血鬼へ述べられた己の悪態への復讐も兼ねて。しかし結局、どんなに反抗しようとも無駄に終わり、絶望――そんな具合でだらりと彼に担がれたまま屋敷の中へと進んで。)

380募集キャラ有り!(吸血鬼5/人間11) ◆AjHcOnvj/E:2012/07/22(日) 02:07:17
●現在、参加or予約されている伽羅と空き伽羅の詳細。
(募集中伽羅は、5/11です。)

[吸血鬼]
①…Leuven=Aston様、 >>215-216
③…Jewelry=White様、 >>91
⑤…募集中。(愛するが故に所構わず吸血する/♂)生贄は( >>32 )様です。
⑦…Keith=Crawford様、 >>21
⑩…Rebekah=Sharyn様、 >>82
⑭…Albert=Durrell様、 >>76
⑮…Misuchifu=Randy様、 >>304-305

[人間]
②…Ellen=Phantom様、 >>31
④…Vivid=Samuel様、 >>100
⑥…ria=Carleton様、 >>32
⑧…Grace=Anvil様、 >>26
⑨…Rosa=Dolce様、 >>346
⑪…募集中。(主を愛し独占したい/♂)主人は( >>82 )様です。
⑫…Allen=Magnus様、>>340
⑬…Elvira=Addison(スレ主)、 >>178-179

(p/連レス失礼致しましたノシ)

381ria=Carleton (人間⑥) ◆/Kexvx.LWc:2012/07/27(金) 01:18:22
>>368 Rosa
治療室嫌いなの ・・・・・・痛みなんて感じないから大丈夫
(今にも相手の首を切り裂こうとしていると、媚びたような笑いを浮かべながら上目遣いで自分が悪かったと謝ってきた相手に動きをピタリと止める。いつもの自分であれば相手の首を止める事無く切り裂いていたかもしれないが、今は眠くて相手が静かにしてくれるのであればあえて傷つける気も起きなかった。相手の首にぴたりとくっつけていたワインボトルの破片を離してテーブルの上に置くと何も考えずに相手の隣に腰掛ける。傷の消毒をした方がいいと言う相手に右手から流れる血をじっと見つめながら上の言葉を言う。一応心配してくれたのかと思い、本当に何も感じていないという表情で握ったり開いたりを繰り返してみせる。ふと相手がそれほど気に入っているワインに目がと行く。お酒なんていままで飲んだ事が無い。そんなに美味しいものなのかな?テーブルの上には空になったワインのボトルが沢山置いてある。興味を示した様子でじっと見つめながら)
ワインってどんな味なの? 美味しい?
(/そう言って頂けると安心して狂った行動が出来ますwなんとなくお酒に注目してみたのですが、酔ったらリアは寝ちゃいそうですねorz)

>>370 Allen
(誰かに見つかるなんて考えてもいなかったけど私が考えた通り相手は何もしてこないし、とりあえずは急いで屋敷から出来るだけ遠くへ向かおうと思い走り出そうとしていると、いきなり腕を掴まれて後ろに引っ張られる。止められると思っていなかったのもあったけど抵抗する力なんて当然無いので後ろに引っ張られる勢いでバランスを崩し、転びそうになるのを反射的に防ぐためにその場にすとんと座り込む。少し驚いた表情を浮かべながら自分を止めた相手を見つめていると、相手は掴んでいた手を離して私の何も履いてない足を指さしながら“外へ行くならまずはその足に何か召せ、話はそれからだ”と言ってきた。指差された足をじっと見て不思議そうに首をかしげる。いつから靴を履かなくなったのかは忘れてしまったけど、その事を指摘してきたのは相手が初めてだと思う。靴・・・・・。主人が用意した夜会の時とかに履くような靴ならあった気はするけど・・・・そんなの履きたくない。そう考えれば無表情で相手を見上げて横に首を振りながら答える。ふと止められた事を思い出せば、少しむっとした表情を浮かべて相手がどうする気か確かめる為に尋ねる。)
靴なんて持ってない・・・・履かなくても大丈夫・・・。もしかして・・・・・私の邪魔をするの?
(/リアを心配して頂いてありがたいです^^微妙にリアを怖がっているアレン君が可愛いw)

382ria=Carleton (人間⑥) ◆/Kexvx.LWc:2012/07/27(金) 01:19:00
>>373 ル―ヴェン
・・・・・・そんなの事どうでも良い  もし主人が迎えにきたら、主人が来れないところまで遠くへ行くもの
(外に出た私の後に続いて、同じように外に出て屋敷へ入る入口の鍵をしめてしまった吸血鬼を無表情で見つめる。吸血鬼が何を察したのかはわからなかったけど逃げても無駄と言ってきた吸血鬼に、一瞬驚いたような表情を浮かべるがすぐにいつもの無表情に戻して上の言葉を言う。自分だって心の底から逃げ切れるなんて思ってない。ただ屋敷の外なら誰にも邪魔されずに死ねると思ったから外に行きたかっただけ・・・。屋敷の中だと誰かしら私を助けようとするから死ぬ事なんてできない。それなのに・・・ル―ヴェンが屋敷の外へ行くなんて・・・・・。こうなったら街まで一緒にいってそこで分かれることにしよう。私の家へは街を通らないと行く事が出来ないし・・・。そう考えて吸血鬼の方をじっと見ると)
・・・・・じゃあ街まで一緒に行く? 私は行きたい所があるから街へついたらさよならだけど・・・
(/いえいえ、大丈夫ですよ^^ル―ヴェン君はしっかりしてそうですから、鍵なんて落とさなそうですしねww) 

>>377 エルヴィラ
治療・・・・・? ・・・・これくらいほっておいても大丈夫 
(研究室で構わないと言ってくれた相手に嬉しそうに微笑み研究室へと向かうエルヴィラの隣を歩いて着いていくが、その後に続いた相手の言葉に誰かが怪我をしたのかと思い不思議そうに首をかしげる。もしかしてエルヴィラが怪我をしたのだろうか?と考えて心配そうにじっと上から下まで相手を見るが怪我をしている様子はない。じゃあどうして治療室?と考えたところで自分でつけた傷を思い出し、胸の所まで怪我をしている手を上げてじっと見る。腕の傷は先程より出血も収まってきていた。リストカットするのはいつもの事だし、痛みも感じていないので平気そうに上の言葉を言う。それにしても・・・・落ち着いてくると、拾えなかったエルヴィラの髪飾り悔やまれる。せっかく似合っていたのに・・・。視線を下にさげて視界に入ったのは自分が付けている赤い薔薇。相手に合うかどうかわからなかったけど、落とした髪飾りの代わりにならないかと思い赤い薔薇を外して手に取るとエルヴィラに差し出しながら)
エルヴィラ これあげる さっきエルヴィラの髪飾り落ちちゃったから・・・
(/いつもエルヴィラちゃんの優しさに甘えさせて頂いております><本当に感謝ですw)

383水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆XgzPoOaLlE:2012/08/14(火) 23:02:03
>>249 羅刹

(p:お久しぶりです!なかなか顔を出せず申し訳ありませんでした;遅くなりましたが返レスしていきたいと思います!)

ふふ、ごめんなさい。皇帝として人の上に立つ者の発言ではなかったわね。―それにしても、随分と感情を読むのが上手なのですね。私が下手なだけなのかもしれないけど貴方のその力があれば人の心を知ることもまた容易なのでしょうね(己が発した質問に対して不思議な力を使い占い見た結果を淡々と告げられる。今の世界はとても不安定、どこかで戦にでもなれば一気に変わっていく、か。予想していた答えとは大きく違った。いや、良く言えば、己の答えとほぼ一致する答えであった。彼も言うように世界はとても不安定、些細なことから戦へと繋がってもおかしくはないほどだ。しかし今のところこの翠は比較的どの国とも対等な付き合いをしている、はず。確信はないがこの翠は他国に比べ領土も少なく、軍備もあまり整ってはいない。その気になれば紅、藍、黄といった天下を狙う国々に真っ先に攻めこまれてもおかしくはない。だが今のところどの国も攻めてくる様子がないことから関係は良好なのだろう。最も、それは表面上であり、実際は密偵を送り込んだり、送ったりと互いに弱点の探り合いといったことをほぼ毎日、この間は紅の密偵が紛れこんでいた。恐らくこの世羅とかいう男も何処かの国の密偵であろう。紅以外とすれば、黄か藍のどちらか。だが黄ノ国にこのような術使いを送り込もうなどと考える輩は居ないはず。あの国が何かを企む時は必ず国を治める皇帝自ら動く。と、すればこの男は藍の密偵か。断定はできないがもし本当に藍の密偵ならば彼はそれなりの地位の人間のはず。藍の皇帝があのような術を使える者を兵卒程度の地位に留めておくはずがない。その気になれば人の考えることなど全てお見通し。藍の皇帝は厄介な密偵を送り込んでくれたものだ。便利な力である反面、喩え味方であろうとも皇帝以外には見せないはず。皇帝以外…、そして味方であろうとも見せない、これらの事から導かれる答えは…、彼の藍ノ国での地位は忍隊長か、側近ということになる。だがこれは仮説で彼の方から藍ノ国の側近ですなどと名乗ったわけではないので事実かどうかすらわからないが、警戒という意味で頭の隅に留めておくことにする。さて、次は彼に何を聞こうか。こうして彼に何かを調べさせている間にこちらも密偵を藍に送ることもできるが…。突如彼に背を向けて不安そうな表情でこちらを見る兵士数人に先ほど己が彼に聞いた過ちを詫びつつ、小声で「密偵を藍に送りなさい」と命令し、彼へと向き直った。命令を受けた兵士はその場から去っていったが、彼には不審に思われたかもしれない。だが心を読む暇など与えない。今はこの皇帝という立場を利用して質問攻めあるのみだ。)
―そういえば私以外の皇帝、特に藍ノ国の皇帝のことはよくわからなくて…;よければ聞かせてくれないかしら?

(p:レス返し遅くなってしまってごめんなさいorz/何か妙な推理してますが不快でしたら遠慮なく言ってくださいませ)

384水蓮【翠ノ国/皇帝】 ◆XgzPoOaLlE:2012/08/14(火) 23:05:33
(p:大変申し訳ありません;投稿場所を間違えてしまいました。貴重なレス消費大変申し訳ありませんでしたorz)

385Leuven=Aston(吸血鬼①) ◆YzdeCman9.:2012/08/15(水) 17:36:58
(p:皆様、お久しぶりです^^返事遅くなりましたが、レス返させて頂きます!)

>>379 Elvira
…耳元で騒ぐな、阿呆。
生憎、情などの持ち合わせは少なくてな。
――………阿呆を売り飛ばした所で、なんの足しにもならん。
ここで少しその阿呆を治しとけ。
(担いだ事で相手の存在を直に感じながら、相手より馬鹿と二度も言われた事に苛つき五月蝿い程耳に響く声に顔をしかめれば、些細な嫌味としてこの時は相手の事を、お前ではなく阿呆と呼び方を変える。屋敷の玄関へ向かう自分の背中に何かしら感情が込められた視線を感じたが、端からあの場にいた同族の事など気にも留めてない。ただ、あの三文芝居で自分が相手の主人だと間違えたなら、大した事ないなと胸の内で嘲笑う。歩きながら落ちないように支えつつ、飄々とした態度で相手の抵抗を受け流し、薄情だと言われた事についてあっさり肯定を示す。自分の場合、知り合いだろうが何だろうが自分と関わりない出来事なら気が向かない限り、干渉は避けるが基本。なのだが…売り言葉に買い言葉で結局、関わってしまった。とは言えあの中庭から離脱出来たのだから、もうどうでもいい。玄関に着き、空いている手で扉を押し開け中へと入る。扉を閉めれば血の匂いの混じる空気と同じく外の喧騒も遮断され自分の中の苛立ちがやや治まってきた。しかし、相手を担いだままで、向かった先は治療室。中へ入るが夜中だからか当たり前に誰もいない。無造作に相手を近くにあったベットの上に落とし、今更に何もする気がない事を告げる。反対側のベットへ腰を下ろしながら、きちっと締めたネクタイを緩めると、言い方悪く相手に休息を提案し)

(p:いえいえ、そんな事ないですよ^^はい!その解釈で問題ないです!そうですね〜空気感染、いいと思いますb後は皆様の了承を…´`ゞ/広大なお心に感謝ですっ></Elちゃんの扱い雑でorzただあの場から抜け出したかっただけのようで^^;うわぁ何がしたいんだか自分が分かりません;;)

386Leuven=Aston(吸血鬼①) ◆YzdeCman9.:2012/08/15(水) 17:44:40
>>382 ria
…そうだな。
俺には関係ない事だ。
…………ん?ああ、別に構わない。
(相手から返ってきた、どうでもいい発言。自分が言った無駄との言葉に反応したのだろう。脱走という推測はどうやら当たっていたようだ。ただ、遠くという単語に違う意味があるような…少し違和感を感じる。とは言え、自分に関わる事以外で他人の事情に首を挟む趣味はない。面倒だから相手がここにいる理由を単なる脱走だと勝手に解釈し、無表情で相手を見下ろしながら我関せずと言った風に言葉を投げる。鍵をポケットにしまおうとして今更に自分で付けたストラップの存在を思い出す。ちょっと前に暇つぶしで読んだ本に作り方が載っていたから気紛れで作ってみたビーズのストラップ。街へ何しに行くでも無かったが、材料を見つけたらまた何か作るのも、まぁ悪くはない。どうするか思考が深い所に行く寸でに、相手から掛けられた声で意識が相手に向かう。今まで見ていたストラップの付いた鍵をするりと上着のポケットの中へ落とし、一緒に行くかと問われれば、深く考えもせずにそのまま頷き、先に街へと歩き出す。足が進むに連れ夜だというのに徐々に人間の数が増えていき)

(p:勝手が多くて、そして話進めてしまいすみません><;ガチで冷たい鬼ですorzいやー!!riaちゃん死なないで><!!巻き込んでくれて構いませんのでっ´`b←)

(p:連レス失礼しました!)

387Keith=Crawford(吸血鬼⑦) ◆l9W5Se6QS6:2012/08/17(金) 01:37:32

(p/お久し振りです! 返レスが遅くなってしまいすみません;かなり中途半端ですが、出来ている分のみを返していきますね。続きはまた後日></連レスで失礼しますノ)


>>348 Allenさん
おや、これはAllenさん…こんばんは。―――ええ、そうですよ。
(庭に踏み入る他者の気配。それを逃す事なく感じ取り、相手が声を掛けてきた頃には直前までの気だるげな表情はどこへやら……口角を上げて完璧な笑顔を作ると、声色柔らかく挨拶を返した。彼は確か、とある女吸血鬼に与えられた生贄の一人だっただろうか。カサリと手中の花弁に指を滑らせながら、そう思考する。特別な想いや興味が無いとはいえ、一応は同じ屋敷で過ごす者同士――大体は把握しているつもりだった。嫌なものや気に入らない事こそ、記憶に鮮やかな跡を残す。今の己はまさしくそれだ。相手の手の内で新たに散らされた紅を視界の端に捉えつつ、〝例の?〟という問いに肯定を示す。同時。自身に与えられた二人の生贄を思い出し、濃紅の双眸を僅かに曇らせた。彼女達……特にその内一方を見ていると、何故だかよく解らない感情が生まれる。だからきっと、この関係が面倒だと――終わらせたいと思うのだ。白い肌を食み、赤い雫を滲ませる鋭利な棘(トゲ)。その様はなんとなく、彼女を連想させた。……嗚呼、らしくもない。どうしてこんな事を考える。私が人間如きに蝕まれていると?――馬鹿馬鹿しい。この関係が面倒で仕方が無いという、それだけが事実だ。精々生贄として、最低限繫ぎとめておこうと思うだけ。無理やり思考を中断すると、手中で弄んでいた花弁、己の赤に染まった茎を吹く風に攫わせ)
(p/絡み有難う御座います^^いえいえ、そんな事ありませんよノ 此方こそ性悪で有名な似非紳士ですが、どうぞ宜しくお願いしますねノシ)


>>363 Elviraさん
レディはレディですよ、私に殺意を抱く貴女でもね。――ふふっ、随分な言いようですね。そんなに慌てなくとも、別に貴女を救ったつもりはありませんよ?ただ単に、先程の〝彼〟が目障りだっただけです。
(そう遠くない眼前でぴしりと、まさにそんな擬音が聞こえそうな勢いで硬直した少女の顔。ある程度は想定していたつもりですが、これは予想以上に面白い反応を返して下さいましたね。そう心中で呟き、表面上は淡々と応対する事で笑みを噛み殺す。しかし、己が持つ吸血衝動とは別の本能――筋金入りのサド気質を大いに揺さ振った言動に対しいつまでも押さえ込める筈がなく、口許に片手を添え隠しきれなかった笑みを零した。癇癪を起こした相手から八つ当たりの如く飛ばされてくる言葉をさらりと受け流し、〝随分な言いようだ〟と全てひっくるめた感想を述べる。嗚呼――愉しい、愉しい。何をそんなにむきになっているのでしょう。確かに結果だけ見れば〝助けに来た〟と解釈するのが自然だろうが、己としては〝目障りな輩を見かけて近付いた〟に過ぎない。まぁ相手からこういった反応が返されるのは大方分かっていたのだから、どう言おうと然程の違いは無いのだが。このタイミングで知らせても、相手にとって決して良い方向には傾かないと解っていて〝助けたつもりはありません〟と紡ぐ己は、やはりドがつく程のサディストなのだと思う。そっと紅の双眸を据わらせてはほんの一瞬鋭い色を浮かべ、言い終える頃には元通りにこりと笑んで)
(p/滅茶苦茶嫌われてますもんねw大丈夫ですよ、いつも通りの最低紳士なので全く気にしてませんから←オイ)

388Keith=Crawford(吸血鬼⑦) ◆l9W5Se6QS6:2012/08/17(金) 01:39:21

>>366 riaさん
まぁそれはそうですね。貴女が自ら行きたがる場所といえば――ご自宅、くらいしか見当がつかないのも事実ですが。
(何処でも良いでしょう――そう返された言葉。否定する必要性は感じなかった為、あっさりと肯定し軽く頷いて見せる。しかし普段、余り目立った行動を起こさない相手の事。それ程考え込まずとも、自ずと目的は見えてくる。彼女は隠しているつもりなのだろうが、不自然に後ろへ回された手に握られている〝何か〟の正体も、既に把握済みなのだし。大方脱走でも図ろうとしているのだろう。そんな推測を心中に留めつつ、柔らかな表情を崩さないまま口調だけは穏やかな言葉を並べた。私は困らない、ですか。次いで聞き取った言葉には相手へ通らない声量でそう呟き、少々思案する。確かに直接的な被害は無さそうだが、その可能性があるとすれば原因となるのは相手の主人だ。あれは彼女を愛するあまり吸血行為を強要し、自我を失わせるまでに蝕んだ吸血鬼――あの異常なまでの依存が、姿を消した生贄を捜さぬ筈がない。当然、誰彼構わず訊いて回るぐらいの行動は起こすだろう。……それに巻き込まれてしまうと色々と面倒だ。が、それ以前に大きな問題がある。今この場で、彼女が外へ出ようとしている事だ。吸血鬼である己が、こんなに近くに居るのに。向けられる不機嫌な表情等微塵も気に留めず、ただ問い掛けて)
お待ちなさい。本気で逃げられるとお思いですか?――この私から、身も心も弱っている貴女が。
(p/胡散臭くて格好良いって何か凄いですねw不機嫌なriaちゃん問題ないです!寧ろ珍しくやる気なKeithに気を付けて下さい←)

389Rebekah=Sharyn(吸血鬼⑩) ◆tZ.06F0pSY:2012/08/27(月) 01:14:22
>>130 Leuven
(p/イベントを挟んだとは言え返レスが遅くなってしまい申し訳ありませんorz お許しが出たので呼んでみました!← 姉さんだなんてそんな、ただのガキですw 大丈夫ですよ^^ こちらこそ、宜しくお願いします!)

確かにそうだねー。でも、悪いなんて言ってないよ?
(今し方自分が部屋から持って来た本を見て、どこかうんざりしたような、疲れたとでも言いたげな様子の相手をきょとんと不思議そうな表情で見つめるが、早々に彼の意識は手元の本に戻ってしまったようで、小首を傾げるも特に問い掛ける事はせずに本棚へと向かった。それから珍しい、という言葉に悪態を吐かれれば小さく笑い、自身もまた珍しい事をしていると指摘されればこくりと頷く。しかし直後にちゃっかりと訂正を入れれば、本を戻す作業へと入った。天井近くまで背丈のある本棚はいくら少女が背伸びをしても上の方の段には届かないので、梯子を使用して自身の身長はゆうに超える高さまで登る。そして半分程戻し終えたところで相手の忠告を耳にすれば、ぴたりと動きを止めて作業中断。しかし相手を振り返りつつ「それって何段目?」と聞き返そうとした瞬間に足をかけていたのがその腐っているという段だったようで、みしり、と言う嫌な音を立てて足場は呆気なく崩れ落ちた。当然その上の少女もバランスを崩し、慌てて梯子に掴まるがそもそも梯子自体も本棚から離れて倒れようとしているので意味はなく、細い悲鳴と共に後ろ向きに落下する。手にしていた数冊の本が空中に散らばるのをスローモーションのように感じながら“あー、これ、落ちるなー”と他人事のようにぼんやり考えて、取り敢えず手を伸ばしてみるも宙を掻くだけで。ならば少しでも痛みを軽減しようと、受け身を取るために落下しながらも何とか体制を整えようとし)
――…え、ルー君、それ……っ、きゃあ!

>>171 Keith
(p/返レスが遅くなってしまい、申し訳ありませんorz 大丈夫です、レベッカは嫌味を嫌味として受け取らないので!←)

……ふふ、キース君もそんな表情(カオ)するんだねぇ。──…助言なんて、そんな大げさなものじゃあないよー。
(少女が何の気なしに紡いだ言葉は、やる気のない口調とは裏腹に彼に新しい視点をもたらしたようで、常に微笑を絶やさない彼の表情を一瞬と言えども驚きに転じさせることに成功した。取り繕わない──否、取り繕い損ねたその様子を初めて目にした少女は、嬉しそうに小さな笑みを零すと朗らかにそう言い、続く“助言”の単語にひらりと手を振ってそんな大それたものではないと笑う。主従関係を面倒だと感じるのは、突き詰めればその制約を守ろうとしていることの裏返しであり、それは誇りこそすれ後ろめたく思うことではないと思う。翻って、少女はもし大好きな彼らがこの制度に異を唱えたら一も二もなく制度を破るだろう。気にしないというのは、つまりはそう言う事だ。現状で困ることはないから取り敢えず守る、という非常に薄っぺらい意思。それを踏まえると、昔の彼を恐れていた人間たちにとっては彼には気にしていてもらった方が良いのかもしれない。しかしそんな事はどうでもよく、寝起きの頭で考えるような事でもないので早々に思考を打ち切れば、薔薇の花弁をもそもそと咀嚼している自分に向けられた表情に呆れが含まれている事に気づいた。今日はいろいろな表情を見るなぁとぼんやり思いつつ、不意に夜空を仰ぎ見ればぽつりと呟き)
──…まあ、深紅のバラが血の替わりになるなんて、お話の中だけだよねー。

390Rebekah=Sharyn(吸血鬼⑩) ◆tZ.06F0pSY:2012/08/27(月) 01:16:29
>>318 Elvira
(p/遅れ馳せながら絡ませていただきました^^ エルヴィラちゃんがピーンチ…と言うことでレベッカだって一応吸血鬼!やればできるはず!← どさくさに紛れて抱き締めたのは本体の願望がry←)

(今宵は中庭で吸血鬼たちの饗宴――月明りの下での食事会が開催されているのだが、何故か当然招かれているはずの少女は屋敷内にて一人ぼんやりと佇んでいた。闇夜に溶け込むような漆黒のマーメイドドレスに身を包み、ふわふわとした淡い金髪はサイドアップにして晩餐会に相応しい格好はしているものの、その表情には楽しさの欠片もなくどちらかと言えば気怠げな様子が伺える。それと言うのも、普段からあまり主従関係を意識せずに生活している少女にとって件の食事会は「悪趣味」の一言で言い表せる催しであり、ただの晩餐会ならまだしもきらびやかだが一部から下卑た笑いと泣きわめく声が響く会合なんてできれば参加したくはないのであった。なので大抵は人が揃う頃に顔を出して、挨拶回りだけを済ませてさっさと屋敷に引っ込む事にしている。もちろん今日もそのつもりで、少女の隣りに居るはずの生贄二人が居ないのは、節操のない吸血鬼の被害に遭わないように「朝帰りしてねー」という問題発言と共に少女が屋敷外に追い出したからだ。風に乗って運ばれてくる緩やかな音楽と人々の声に耳を傾ければ、そろそろ行くかな、と覚悟を決めて寄り掛かっていた半開きの扉の近くの壁から身体を離す。すると今まで意識していなかったので気付かなかったのだが、少し離れた所に誰か居るようで、微かに足音と呟くような声が聞こえた。だんだんと近付いてくるそれは暫くしてぶつかるような音と同時に話し声になり、内容までは分からないが最初の声がうろたえているように思える。その頃には話し声は少女の真後ろの曲がり角の所から聞こえていて、気になって角から覗き込んだところで後ずさっていた黒髪の少女と衝突。空いている方の手でその背中を押さえるようにして支え、振り向いた顔にふにゃりと微笑んで名前を呼ばう。そして驚いた表情で腕を伸ばしたまま固まっている吸血鬼をちらりと一瞥すれば、状況は把握したとばかりに目を細めて彼女を庇うように抱き締めた。それから普段の気の抜けた笑みとは違う、どこか挑発的な笑みを唇の端に浮かべてぴしゃりと言い放ち)
あれ、エルちゃんだー。――…相変わらず節操ないのねー。でも、この子に手を出したら……ダメよ?

391Rebekah=Sharyn(吸血鬼⑩) ◆tZ.06F0pSY:2012/08/27(月) 01:17:16
>>321 Ria
(p/絡み感謝です^^ リアちゃんが落ちなくて良かったです>< 落ちたら気合いと愛ででキャッチするつもりでしたが!←)

(ただただぼんやりと夜空を見上げていれば、視界の端にこそこそと動く影を捉えて視線だけを動かしてそちらを見やる。どうやらこちらを警戒して隠れようとしているようだがこんな所に身を隠せるような気の利いた場所は無く、そもそも夜目が利く少女には屋根の上に上がった時から先客の姿は嫌でも目に入っていたので、今更? と思いつつもさてどうしたものかとぼんやり考えた。声を掛けなかったのは声を掛けて欲しくなさそうに見えたからに他ならないが、こうなってしまった以上、彼女が暗がりで足を滑らせる前に気が付いていると言ってしまった方が良いのかもしれない。そう思い、彼女の方へ身体を向けると、正に予測していた最悪の事態が起こっていた。しかし反射的に立ち上がり駆け寄ろうとしたものの、落下したのは薔薇の花だけで彼女が落ちる事は無かったので、ホッと息を吐いて張り詰めていた表情を緩める。そして静かに歩み寄ると小さな呟きが風に乗って聞こえて来たので、少女もまた小さく、独り言のように言葉を紡ぎ)
――…この高さじゃあ、きっと怪我するだけだよー。さっき落ちた薔薇も、きっと無事だろうしねぇ。

>>333 Rosa
(p/初めまして、絡ませていただきますね^^ オトナの女性なローザちゃんがエロ格好いいです!うちの子にもその色気を分けてやってくださry← これから宜しくお願いしますねノシ)

……なんだろ。猟奇的殺人とか、起こってないといいんだけどなー。
(ふらりと散歩から戻った少女を迎えたの仲間でも友達でも大好きな人たちでもなく、正常さを失った品のない笑い声だった。オレンジ色の常夜灯が照らす薄暗い廊下に女の笑い声が響く状況は先日読んだホラーだかミステリーだか分からない内容の物語と酷似しており、思わず廊下からロビーに続く扉のノブに手をかけたままぽつりと呟く。しかし吸血鬼の館であるこんな場所までわざわざ殺人を犯しに来るような物好きがそう居るとも思えず、第一吸血鬼である自分が血の臭いを感じないのだから少なくとも血みどろの殺傷事件が起こっていない事は確かだ。くだらない想像を振り切って扉を開けば、くらくらするような香りが肺を満たす。いくらアルコール耐性があるとは言え空気だけで酔いそうな気がして、屋敷に窓がない事を恨めしく思いつつ発生源であろうソファーに歩み寄ると、そこには典型的な酔っ払いの姿があった。机の上に無造作に転がるボトルを一つ二つと数えていけばとても人間が一晩であけるような量ではなく、微苦笑を浮かべればひょいと彼女の顔を覗き込んで様々な意味を込めて大丈夫かと問いかけた。意識はあるか、身体に異常はないか、それから、こんなになるまで飲むなんて何かあったのか。最後の問いに答えてくれそうにない事は明白だが、聞くだけなら自由だろう。彼女が占領しているソファーの肘掛けにちょこんと腰を下ろせば、これ以上飲まないようにと言う戒めも込めてそんな事を呟き)
──…わー、随分飲んだねぇ。だいじょーぶ? ……あんまり飲みすぎると、血中アルコール濃度が上がって血が不味くなっちゃうよー?

392Rebekah=Sharyn(吸血鬼⑩) ◆tZ.06F0pSY:2012/08/27(月) 01:18:17
>>352 Allen
(p/初めまして、絡み感謝です^^ こんなアホの子が主人で申し訳ありませんorz ですがどうか、見捨てないでやってくだs← 此方こそ、これからよろしくお願いしますね^^*)

(街の明かりに多少かき消されてしまっているとしても見上げる星空はとても美しく、見ていて飽きない。しかしずっと見上げる体勢をとっていた為に首筋に鈍い痛みが走り、一瞬顔をしかめた少女は上半身を後ろに倒して仰向けに寝転がった。それから数秒して月に向かって伸ばしていた手はぱたりと力なく落ち、深い藍色の瞳も夜空に同調するかのように焦点を失っていく。それはろくに食事をしていなかったせいで身体の方に限界が来ているからで、こんな事なら一週間も彷徨い歩いてないでもう一日でも早く帰ってくるべきだったと思うものの、それは後の祭り。そしてこれから先、この教訓を生かす事が無いというのも分かっている。何故なら過去にも同じことを何度かやらかして、その度に同じ思考を辿っているのだから。そうと認識してもなお、少女は自身を関心の対象に据える事が出来ずにいる。なのでいつも通りそういうものなのだと割り切り、もとい開き直って、気休めに鉄分の錠剤を口の中に放り込んだ。だが文字通り気休めでしかないので意識は混濁していく一方で、このままでは翌朝太陽光の痛みで目を覚ます事になるであろう事は安易に想像がつくが、ぼんやりとした頭ではそれが重要な事だとは思えない。なるようになれ、と思い、意識を手放そうと目を閉じる。…が、直後に響いた自身を呼ぶ大切な人の声に月光を弾く淡い金色の睫毛を震わせて目を開けば、ゆっくりと身体を起こして地上に視線を向けた。それからたっぷり十秒程かけて声の主に焦点を合わせれば、嬉しそうにふにゃりと微笑んで挨拶を返す。そして続く「何してるの?」の問いには、幸いにして彼との遭遇でいくらかはっきりした頭で一瞬考え込んで、流石に倒れようとしてたとは言えない事に気付き無難な返答を返し)
──……ん、アレン君こんばんはー。あとお久しぶりー。……んとね、お月見だよー。

(p/連レス失礼しました><)

393参加希望:2012/08/28(火) 05:31:05
(p:すいません! 参加希望なんですけど、残りはどのキャラがあいてますか?)

394Albert=Durrell(吸血鬼⑭) ◆JRXS0X5kyk:2012/08/30(木) 20:49:19
>>All
(/皆さん御久し振りでございます…!お元気でしょうか、私は夏バテです。息子じゃないけど日の届かない部屋に引きこもりたい。
レス発掘して一気にどーんと返す予定なので、まだちょっと時間かかりますが、一応復帰予告を。早く皆さんに会いたいです(・ω・´))

>>393
(/主様じゃないんですが、お答えします←オイ
見たところ空いているのは、吸血鬼⑤と人間⑪のようです^^)

395Albert=Durrell(吸血鬼⑭) ◆JRXS0X5kyk:2012/09/22(土) 22:05:41
(/一気に返そうとしたものの、それではいつ返せるものか分からなかったので完成した分をお返しします!)


>>128 Leuven
(あれから暫く屋敷の中をあっちへうろうろこっちへうろうろと彷徨っていたが白い姿を見つけることは叶わず、愛猫の片割れがいい加減腹が減ったと鳴くので一先ず部屋に戻って猫缶を開けた。時刻はそろそろ夜半近く、元々猫は夜行性だから出歩いても不思議はないのだが、さて一体どこで遊んでいるのだろう。ネコジャラシを操ってクロを構ってやりながら双眸をついと細め、ソファに預けていた身体を起こすと第二の捜索開始、一度目は行かなかった中庭へと踏み出すと共に来ていた黒猫が軽い足取りで一本の木の元へ。ひょいひょいと登っていく影を目で追って小さなため息をつくと枝に手をかけた。木登りなど久しくしていないが何とかなるものらしく、大して苦労もせずに屋根よりも高い位置に辿り着くといつの間にか移動していた愛猫に一言。…勘弁してくれ。屋根に上るなら梯子を使った方が楽で手っ取り早い。しかしここまで来ておりて云々となると面倒くさい。跳べぬ距離ではないと判ずれば足に力を入れ跳躍した。屋根に手をつき着地すればよく出来ましたとばかりにすり寄ってくるクロ。さて、探し猫はいるのだろうかと立ち上がれば闇の中、ぽつんと際立った白を見つけ)
(/かなーり遅くなってしまいましたが、絡みありがとうございました!癒しじゃなくて怠惰なだけですこいつはw此方こそ宜しくお願いします!!)

396Albert=Durrell(吸血鬼⑭) ◆JRXS0X5kyk:2012/09/22(土) 22:06:13
>>318 Elvira
―――……去れ。コレは貴様のものじゃない。
(食事会など何が楽しいのか、血の匂い漂う場など苦痛以外の何物でもない――そう心の底から思っている吸血鬼は、着飾って出てゆく同胞と生贄を愛猫達と共に見送り、夜風が血のにおいを流してしまうまで眠る…筈だった。"筈だった"というのはつまり予定通りに事は運ばなかったということで、宴もたけなわであろう最も煩わしい時間、うに…と肉球のついた手が二つ、呼吸に必要な個所を見事に塞いでくれた。嫌だと顔を背ければのっしと乗っかってくる白と黒に降参の白旗を上げるまでにそう時間はかからず、彼にしては珍しく嫌悪に眉を寄せた険しい表情で二匹の後を追うように外に出る。楽しげな話し声、軽やかな音楽――その裏に潜む泣き声と血を啜る音――不快指数は増すばかり、いつもは可愛がっている愛猫が憎らしく思えるほどで、舌打ちしたい衝動に駆られながら曲がった廊下の先、立ち止まった猫達を通り抜けて漆黒の少女の背後に立てば、人の生贄に手を出そうとした若造を剣呑な表情と声音で追い払い、八つ当たりも同然だが会場が近いこともあり嫌でも香る空気に余裕も何もあったものでないのか、自分より背の低い生贄を見下ろし同伴している筈の同胞の行方を訊き)
……ミスチフはどうした。
(/お久しぶりです、主人です(←)久しぶりなんだから優しくしてあげよう!…とか考えていたのに、初っ端から不機嫌MAXな息子です…何故…orz こんな奴ですが、またよろしくお願いします><)

>>332 ria
(その姿を見つけたのはまったくの偶然、シャワーを浴びてふかふかのタオルで頭を拭きながら部屋へ戻る途中の廊下にぽつんとしゃがみ込んでいたのは見覚えのある、いつだったか自分の飼っている猫に興味を示していた少女。自分には異様に脅えていたことも覚えていた為、気取られないように気配を殺しながら様子を窺っていれば期待の籠った呟き。屋敷から贄が逃げ出そうと、それが幸せに繋がると言うのならば引き留めることも誰かにそれを告げることもなく何もなかったことにして見逃してやるところだが、彼女の主人である同族の底知れない贄への独占欲と愛情を鑑みると、再び捕えられた時どんな目に遭わされるかは想像に難くない。屋敷から出られれば自由だと考えているならばそれは大きな間違い。生贄の逃走は人間側の契約破棄と考えられ、吸血鬼は再び街に降りて餌を求め――人間たちは逃げた贄を裏切り者と考えて攻撃対象にするだろう。契約がなくなるのは此方としては助かるのだが、薄幸の少女がこれ以上酷な目に遭う道を選んでいるのなら居合わせてしまった自分が教えてやらねばいけないだろう…。湿ったタオルを首にかけて今まさに扉の向こうへと踏み出そうとした少女の手に自分のそれを重ねてドアノブから外し)……行かない方がいい。今より、辛い目に遭うぞ。
(/お久しぶりです!rioちゃんを背後から捕獲ッ(笑)珍しくにゃんこと別行動の息子です←)


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