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【吸血鬼】―主従関係なんてすぐに壊れてしまうわ―【人間】
396
:
Albert=Durrell(吸血鬼⑭)
◆JRXS0X5kyk
:2012/09/22(土) 22:06:13
>>318
Elvira
―――……去れ。コレは貴様のものじゃない。
(食事会など何が楽しいのか、血の匂い漂う場など苦痛以外の何物でもない――そう心の底から思っている吸血鬼は、着飾って出てゆく同胞と生贄を愛猫達と共に見送り、夜風が血のにおいを流してしまうまで眠る…筈だった。"筈だった"というのはつまり予定通りに事は運ばなかったということで、宴もたけなわであろう最も煩わしい時間、うに…と肉球のついた手が二つ、呼吸に必要な個所を見事に塞いでくれた。嫌だと顔を背ければのっしと乗っかってくる白と黒に降参の白旗を上げるまでにそう時間はかからず、彼にしては珍しく嫌悪に眉を寄せた険しい表情で二匹の後を追うように外に出る。楽しげな話し声、軽やかな音楽――その裏に潜む泣き声と血を啜る音――不快指数は増すばかり、いつもは可愛がっている愛猫が憎らしく思えるほどで、舌打ちしたい衝動に駆られながら曲がった廊下の先、立ち止まった猫達を通り抜けて漆黒の少女の背後に立てば、人の生贄に手を出そうとした若造を剣呑な表情と声音で追い払い、八つ当たりも同然だが会場が近いこともあり嫌でも香る空気に余裕も何もあったものでないのか、自分より背の低い生贄を見下ろし同伴している筈の同胞の行方を訊き)
……ミスチフはどうした。
(/お久しぶりです、主人です(←)久しぶりなんだから優しくしてあげよう!…とか考えていたのに、初っ端から不機嫌MAXな息子です…何故…orz こんな奴ですが、またよろしくお願いします><)
>>332
ria
(その姿を見つけたのはまったくの偶然、シャワーを浴びてふかふかのタオルで頭を拭きながら部屋へ戻る途中の廊下にぽつんとしゃがみ込んでいたのは見覚えのある、いつだったか自分の飼っている猫に興味を示していた少女。自分には異様に脅えていたことも覚えていた為、気取られないように気配を殺しながら様子を窺っていれば期待の籠った呟き。屋敷から贄が逃げ出そうと、それが幸せに繋がると言うのならば引き留めることも誰かにそれを告げることもなく何もなかったことにして見逃してやるところだが、彼女の主人である同族の底知れない贄への独占欲と愛情を鑑みると、再び捕えられた時どんな目に遭わされるかは想像に難くない。屋敷から出られれば自由だと考えているならばそれは大きな間違い。生贄の逃走は人間側の契約破棄と考えられ、吸血鬼は再び街に降りて餌を求め――人間たちは逃げた贄を裏切り者と考えて攻撃対象にするだろう。契約がなくなるのは此方としては助かるのだが、薄幸の少女がこれ以上酷な目に遭う道を選んでいるのなら居合わせてしまった自分が教えてやらねばいけないだろう…。湿ったタオルを首にかけて今まさに扉の向こうへと踏み出そうとした少女の手に自分のそれを重ねてドアノブから外し)……行かない方がいい。今より、辛い目に遭うぞ。
(/お久しぶりです!rioちゃんを背後から捕獲ッ(笑)珍しくにゃんこと別行動の息子です←)
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