>>158 night
…そんな事しねぇよ。今の俺におまえを捕まえる強さもねぇし、な。それに、こんなに上手いラーメンを作ってくれる奴に悪い奴はいねぇえ。これが俺の持論。ただ、気になったことを、解決したかっただけ。鎌かけて悪かったな。すまん。
(内心分かっていた。目の前の人間がいつや自分の命を狙った奴だってことを。少し前にあった瞬間、体の芯が全身で震えていたのだから。殺意を感じなくとてもわかる。恐怖感、威圧感に自分は絶えることはできなかったのだ。それでも、自分はそんな自分を認めたくなくて強がるふりをした。そっと、相手の表情をみる。一瞬血の気が引いた。相手の顔にあるもの、それは見慣れた執事の顔ではなく、いつぞや見た殺人鬼の顔なのだ。嗚呼、怖いさ。それでも恐怖をただ純粋に感じるほど、成長してないなんてわけないだろ?自分はあれからいくつもの恐怖を味わってきたと思っているのだ。ふっと息を吸い適当に言葉を発する。ポケットから出した拳銃をぼんやりと眺め相手に拳銃を向けるふりをするが、すぐに下げ引き金の穴を指にはめ、くるくると回しそれを見つめる。自分の実力をわかってるが故、無謀に真っ当にあたりに行くことなどできないのだ。嗚呼、納得したさ。この不快感のわけを教えてくれてもはや感謝したいほどだ。だが、ぺこりと頭をさげそっと相手の表情を見る。そこには首に糸を巻きつけようとする相手が。あせらない。びっくりもしない。ただ、謝罪の言葉を浮かべ、柄にも会わずにっこりほほ笑んだ。これが精いっぱいの誠意。PL/ものすっごく返事が遅れてしまって申し訳ございません。Night様の性格が本当に大好きです^^いつか、常夏へ…!!)