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都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……代理投下スレ

385一人になれない遊園地 ◆dj8.X64csA:2016/08/07(日) 20:59:38 ID:p7..rEU2


―――はずだった。


男「まったく、見えちまったものは仕方ないよな……。」


――― 一人きりになってはいけない ―――


 よりにもよってこの状況……いや、この状況なら問題ないか。気の持ちようだ。

男「念のため言っとくが、いざって時はすぐ警官に頼れよ。」
女「ッ!……その時は駆けつけてよね。」
男「聞こえたらな。」

 ……俺にできるのはこれぐらいだ。あとはさっさと事情聴取を終わらせよう。
 そう考えつつ、俺は署の一室に案内された。

警官「改めまして、ご協力感謝します。」
男「いえ、お礼なんて良いので、さっさと済ませましょう。」
警官「そうですね、お疲れでしょう。たった一人で、5人の男を相手するなんて。」
男「いや、腕のいい相棒が居たのでね。」

 そう、腕のいい『相棒』。警察に言っても信じてもらえないだろうが……。

警官「都市伝説。」
男「ッ!?」

 ……知っているのか? 警察が、都市伝説の存在を。

警官「この町では都市伝説、およびその契約者による犯行が多発していましてね。
   都市伝説に協力を仰ぐほどですよ。」
男「……。」
警官「そしてあの犯行グループも契約者。あなたも……ですよね?」

 ……もしかして、だが。

警官「都市伝説について、私に全て教えなさい。
   生まれた理由、その活動範囲、そして『契約』……。
   貴方が知っている、全てを。」



 一人きりになってはいけないのは、俺か?



「一人になれない遊園地」―完―


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