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都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……代理投下スレ
373
:
とある女子高生とナチュラルホモ共の高校生活日記
◆nBXmJajMvU
:2016/08/04(木) 16:33:14 ID:exC1KVH6
体育の時間と言うものは、どうしても運動神経が良い子が目立つものだと思う
いや、運動神経が絶望的に悪い子も、嫌な意味で目立ってしまうかもしれないが。やはりどちらかと言うと目立つのは運動神経の良い生徒
自分は、運動神経は決して悪い方ではない
スポーツは、ある程度一通りできるつもりだ。もちろん、できないふりもできるけれど
……そんな自分が、あまり注目を集められない
そして、自分よりも運動が(ぽっちゃりな見た目に反して)できるCですら、あまり目立てないこの現状
Cが目立てないのなら、これはもう仕方ないかな、と、最近は思うようになってしまった
本日の体育の時間は、二つのクラスでわかれてバレーボールの試合
先程から、Yがばりっばりに目立っている
新体操以外にもスポーツ万能たるYは、バレーボールではどのポジションもそつなくこなせていたのだ
当人いわく「バレーボール部員には負ける」との事だが、そう言いつつも隣のクラスのバレーボール部員といい勝負をしている
そんなYと、同じくらいに目立っているクラスメイトが、一人
唯と言う名前の彼女は、一言で言えば「巨乳」である。それはもう、女としては「っく、負けた…!」と言いたくなるサイズの巨乳だ。もっとも、当人は「重たくて肩こる」と発言していたけれど
自分だって、ナイスバディと言う自覚はあるが、唯の巨乳にはかなわない、そんな巨乳
彼女は運動神経もYと同等程度にあり、なおかつ、運動中、その胸が情け容赦なく揺れるわけで
わかる、大体育館の網幕の向こう側で、男子が視線を唯に集中させているのは
(全く、男共は………)
その視線、こっちに向けてもいいのよ
あぁ、けれど、やっぱりと言うべきか、R逹は違う
唯のボインボイン揺れまくっている胸元など、ちっとも気にしていない
流石だよくやった、と言いたいのだけれど、こっちにも注目しないのは腹立つ
「えと、咲夜ちゃん、どうかしたの?」
「え?あ、うぅん、なんでもないよ、かなえ」
きょとん、としながら首をかしげてくるCにそう答えておく
どうやらCは、男共の視線はあんまり気にしていない、と言うより気づいていないようだ
全くもって純粋な子であり、ちょっと将来心配になったりもする
「それにしても、優も唯もすごいなぁ。運動、それなりに出来るつもりだったのに、自信無くしちゃいそう」
「二人共ね、中学生の頃から、すごかったんだよ」
中学校も同じだったの、とかなえは笑う
そうか、昔からすごかったのか。それは、注目の的だろうなぁ
「唯ちゃんね、中学生の時、剣道の大会の女子の部で、優勝した事もあるの。他の運動も大体できるし、すごいなぁ…」
「かなえだって、薙刀、結構な腕前なんでしょ?他の運動だってしっかり出来てるし」
「うぅん、私は薙刀もまだまだだから」
もうちょっと、うまくできるようになりたいんだけど、とCは苦笑する
普段はぽややん、としている事が多いCだが、薙刀に関してはしっかりしている、と言うか、上へ上へと目指そうとしている傾向がある
あんまり目立ちたがらないが、薙刀に関しては別なのだろう
それだけ、打ち込んでいる。全力を注いでいる、そういうことだ
「あ、そういえば。さっき、唯が中学の時、剣道の大会で優勝したって言ってたわよね?唯って剣道部だっけ?」
「んっと、今もそうじゃなかったかな」
どうだったっけ。普段、あんまり話すわけじゃないから気にしてなかった
剣道かー。正直、やってる様子がぱっと浮かばない
と、言うか、あの巨乳が剣道着の中に収まるのか、ってその方が心配になってくる。いや、晒とか巻いたりするんだろうなー、とも思うんだけど
唯がYに張り合うように果敢に動いているその様子を見ながら、この日の体育の授業の間、そんな事を考えていた
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