したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……代理投下スレ

225仄暗い魂 † Drachen(明日上げます) ◆7aVqGFchwM:2012/10/22(月) 00:42:16 ID:K5uGYLNc
「っしゃ! これで全部揃ったんちゃうか!?」
「ごくろーさまだよー」
「ホニョ!!」
「盗みの姉貴と寒い姉貴!」
「お手柄でござるな、ラピーナ殿!凛々殿!」
「えへへ……あれ、ルートちゃん?」
「ほんまやルートやん!何で!?」
「説明は後だ! それを蓮華さんに渡してくれ!!」

日天はさらさらとスケッチブックに絵を描き、龍を召喚した
翼を持った東洋龍「応龍」は、ラピーナと凛々に背中に乗るように促した

「う、うん!分かったよ!」

早々と2人がその背に乗るや否や、
「応龍」は雄叫びをあげ、大きく羽ばたいてその場を飛び去った

【逃がすものかぁ!!】
【女はイカせるが君は行かせない】

しゅるりと粘性の触手が「ククルカン」を絡め取る
逃れようともがくが、腹の大きな傷口がネックとなる

【うぐっ……こ、れしき、のこと……】
「ううん、これでお終い! テメェも、このつまんない終末論(メルヒェン)もぉ!!」

幾兆ものウィルスで巨大な刃を作り出したルートが「ワイバーン」の頭部近くに立ち、
猛スピードで開いた傷へと突撃を始めた
「ククルカン」は口から火球や水流を放って足掻いたが、ことごとく躱された

「行くぞルートぉ!!」
「Ja(ヤー)!! 『ドラッヘン・シュニット』ぉ!!!」

ずんっ!!と鈍い音が辺りに響く
「ククルカン」の真っ白な羽毛は既に紅く染まり、腹部には大きな穴がぽっかりと空いていた

【ご、ふっ………何、故…………私が…………人間、如き、にぃ…………】
「……テメェは2つの間違いを犯してたわぁ
 1つは、アタシ達人間を信用しなかった、舐め過ぎてた事
 もう1つは………アタシ達“R-No.”を敵に回した事!!」

レジーヌの触手から解放され、ずるりと崩れ落ちた翼蛇竜は、
その神秘的な身体を地に晒すその前に、光となって消滅した



   ...setzen Sie fort


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板