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リレーSSスレッド

208208:2011/07/21(木) 09:19:57 ID:33yxutHQ0
Route A:『まずは旅の疲れを取るために温泉だ!(混浴イベント発生。恋慕上昇)』
Route B:『何はなくともメシだメシ! 食べ放題が俺を呼んでるぜ!(食事イベント発生。暴食・肥満化フラグ)』
Route C:『せっかく綺麗な海があるんだから遊ぼう!(海水浴イベント発生。羞恥上昇)』

C→A→B

「わぁ、素敵なところね…♪」
ヒロが温泉宿の自分達の泊まる部屋から周りの景色を見ながら感嘆とした様子で呟く、俺とヒロは賞品の旅行でデートの真っ最中だ。
連休を利用しているから気兼ねなく遊べる、旅行まではお互いに準備期間として放課後はそのまま別れようとヒロの提案(確定だと思うが、衣服やら何やらヒロは普通の女子よりもそういう時
間が必要なんだろう、主に肥満体関係で)のせいで旅行までは2人の時間がいつもより少なかった分ヒロは今回の旅行に大分はしゃいでいた。
行く時もそわそわして、いつもの生徒会長らしい凛とキリッとした姿は見受けられず、代わりに楽しみで仕方がないという子供のような無邪気さが滲み出ていた。
「景色もいいけど、まずは腰を落ち着かせようぜ」
「ん、そうね。時間はたっぷりあるんだし…」
そうしてお互いに座り込んで持って来た荷物を適当にあさりつつ談笑を始める…温泉が楽しみだとか、海水浴場があるから後で行ってみようとか、いろいろだ。
相槌をうちながら何気なくヒロを観察してみる、ミスコンの時に衣服は全滅した筈だが今はしっかりとしたよそ行きのオシャレな衣服を身に纏っていた。
髪型もしっかりと決めていて、頭の先から足の爪先まで気合いの入った…が、自然な感じのとても様になっている姿だ。
どれくらいかと言うと…ここに来るまでに1回モデルに誘われるくらいなレベルだ。
もっとも、デブモデルとしてだったのだが…綺麗だの美しいだの言われてたがその言葉の前後にはデブやら肥満やらと付いて、ヒロは苦笑いに近い愛想笑いでやり過ごしていた。
そうこうしている内に部屋でする事のなくなった俺達は海水浴に行く事にした。
そこそこ賑わってる海水浴場で先に着替え終えた俺はのんびりとヒロを待っている、ヒロは浜辺を2人で歩くだけのつもりのようだったが俺が泳ごうと多少強引に誘うとヒロも表面上は渋々
と同意してくれた。
何故表面上は等と言うとヒロも泳ぎたくはあるが体的に自分からは言えなく俺から言わなければ諦めていたからだ、内心は恥ずかしくも嬉しい筈だな。
「お、お待たせ〜…」
「おぅ、遅かったな。へぇ…そのトライアングルビキニ、気に入ってたんだな」
「う、うるさいわね…何を着ようと別にいいでしょ」
ヒロが着ていたのは前にジムで着ていた水着だった、無論サイズは大幅に大きくなっているが…。
「仕方ないじゃない、ジムの系列の店だと格安で手に入るし…それに私くらいだとこれくらいしかサイズがあう水着がなかったのよ…」
ここで説明しておく、ヒロの着る衣服(下着も含む)はジム系列の店の物となっている。
何故かは言うまでもない、これだけ頻繁に衣服の購入が必要…しかも日本じゃ特注しないと手に入らないようなサイズなのだ。以前制服はオーダーメイドで手に入れたとなっていたが今回は
衣服が全滅なのだから間に合わない、だからコース参加してるヒロはジム系列の店だと格安で衣服が手に入るとしたのである。
しかもヒロの望む衣服が全て手に入るようにしてあるからヒロには最高の店だろう。
まぁ、水着に関してはおれの願望で能力を使ったが…。
「ほら、行くわよ」
「はいはい…」
ヒロに引っ張られて海へ行く俺達、ヒロは海辺まで行くと羽織っていたレイヤーを脱ぎ、腰近くまで伸びて来た髪をポニーテールにすると海に入った。
「きゃっ、冷たいー」
「はは、ヒロなら脂肪が厚くて熱いから大丈夫だ、ろっ!?」
言い終わるや否や、ヒロから海水をザバッとかけられる…かなりの量だ、あの太腕は伊達じゃないな。
「やりやがったな、お返しだ!」
「ふん!宣戦布告したのはそっちでしょ!」
バシャバシャお互いに海水をかけあう、他意もなくただ子供のように水遊びをしているとソレは起こった。
ポロリ…、とヒロが両手で海水をザバッとした瞬間胸の水着が取れたのだ。
激しく動いたせいで紐がだんだんと緩んでいたらしい…。


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