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【15周年記念】ジョジョの奇妙な問題集【自由参加企画】
123
:
名無しのスタンド使い
:2024/02/13(火) 22:18:52 ID:uMJlf2Q20
【課題名】
>>62
急行カレー飯テロ事件
【使用オリスタ】
No.4107 スター・キャスケット(本体名:ナナ・シーノ)
【解答】
ナナは激怒した。
必ず、やたら自分を押し退けて隣に座り込み、非常識にも電車の中でカレーを貪り食って咀嚼音やら妙に気になるスパイシーな匂いやらで人に不快な気分を味あわせた挙げ句に靴まで汚していった邪智暴虐な中年男に仕返しせねばならぬと決意した。
怒りに震えるナナには周りの乗客から向けられる異様な視線がわからぬ。ナナはスタンド使いである。能力を使い、暇な時は空を遊覧飛行して暮らして来た。けれども流行やお洒落なカフェに関しては人一倍に敏感であった。
ナナはそれ故、街中に新しくオープンしたカフェでコーヒーや菓子を食べに珍しく急行列車に乗ったのである。
電車に乗っている内、ナナの隣には中年男が座り込んでいきなりカレーを貪り始めた。ごく普通の少女であるナナも、その非常識さに段々とイライラを募らせていった………が、イライラを貯めながらも車内の様子を怪しく思った。
乗客達の誰も、中年男ではなく「男が貪るカレー」のみを見つめている。何人かは口の端から涎を垂らす始末である。車内に充満するスパイシーな匂いのせいだろうか。
ナナが不安になってきた時、男が漸く食事の手を止めて顔を上げた。そして怯えた表情を浮かべる。
男は皿を持ったまま立ち上がり、丁度良く開いていたドア目掛けて走り出し──────
パシャリ、と。
ナナが気に入っていた靴に、カレーのルーをかけていった。
(…………………あの野郎〜〜〜〜〜〜ッ!!!!)
この仕打ちにナナは激怒した。「おい待て、オッサンゴラァ!!」
ナナは真っ直ぐだが、傍若無人な性格であった。閉まりかけたドア目掛けて走り出し、腕を無理矢理挟んで再びドアをこじ開けた。たちまちナナは中年男へと追い付き、どう
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