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諦めてください王子!
36
:
名無しのごんべへ
:2021/12/25(土) 14:47:11 ID:waeEsd6c0
そう、昨夜も激しく愛し合った。
だからこそ、立ち会って欲しくないのである。
それは意図的ではあるが、この国の男は出産について知識も免疫もなさ過ぎる。
もちろん、エドウィンだってそうだったのだ。
出産はそれなりに大変そうではあるが、自分は今は少々弱っているとは言え元騎士団長、
その時が来れば、一時間もあれば済ませられるだろうと思っていた。
だが今回初めて学んでみると、その考えがいかに浅はかだったことかと思い知る。
その前兆から分娩終了までの複雑で壮絶なプロセス。
刻々と進行する状況を冷静に受け止め対応しなければ、身体を痛めるどころか命に関わる。
そしてそれが初めてであれば、一日がかりだという。
エドウィンは出産に立ち会ったことはないので、絵師が描いた記録絵図を見せられた。
児頭が女性器から娩出している精巧な絵図はエドウィンの理解の限界を超えており、
エドウィンはその場で卒倒した。
自分は騎士団長として戦もしていたのだから血は見慣れている。
そう思っていたが、多量の出血と共に排出された胎盤の緻密な絵図を見て、
エドウィンはもう一度卒倒した。
とにかく、近い将来、自分の股から人間が出てくるというとんでも無いことがおこるのである。
未知の事に対する不安はあり、一緒に子を迎えたいという希望もある。
でも、痛みに苦しみのたうち回り、さまざまな体液に汚れながら出産はする姿は見てほしくない。
児頭が発露し、あり得ないほど広がった女性器を見て欲しくない。
王子なら、自分の男性器を挿入した膣から出てきた血まみれの赤ん坊でも、勿論愛してくださるだろう。
でも、産湯を使いお包みに包まれた美しい赤ん坊を王子に見て欲しい。
これは、エドウィンの気持ちの問題なのである。
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