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諦めてください王子!

3名無しのごんべへ:2021/10/13(水) 10:08:39 ID:Xdq9ASQA0
アルペンハイム家は先代が前王の弟が臣下してできた家系のため
血筋としても位が高い。
エトヴィンには女兄弟はいないため、ゴットフリートの嫁にという話も
普通にでてくるのだ。
エトヴィンの父親は唯一嫁に似たエトヴィンが女性化したことで
元々大事にしていたがさらにエトヴィンに過保護になった。
ゴットフリートとの婚約は賛成しているが他の求婚者は跳ね除けている。
母親は娘ができて服や宝石など見繕うのを楽しんでいた。
弟は10歳になり、後継者としての勉強が始まりエトヴィンを慕って聞いてくるようになった。

ただエトヴィンは今まで騎士として公爵家跡取りとして育ってきたため
この生活に馴染めずフード付きのローブを被り夜中に飛び出した。

人目を避け王都を出ようと街を歩いていた時だった。
「おいおい姉ちゃん。俺たちと今夜どうよ?」
「うわぁ!めっちゃ綺麗じゃん!!」

「やめ、来るなっ…」
フードをかぶっていても高貴な装いと暗がりの少しの光でも
わかる顔に酔っ払い達に絡まれてしまった。
普段ならすぐやっつけれる相手だが怪我で安静にしてたためからだがにぶって
いたことと剣を持っていなかったため簡単に数人の酔っ払いに捕まってしまった。

「はぁ…はぁ…んん」
「お、この姉ちゃん、満更でもないようじゃん!」
「こんな美女とやれるなんてな。」
襲われる恐怖心とは別に聖女の祈りの効果で媚薬のような効果が出始めていた。
ここまで症状が出ると性交するまで発情したままになり、性交をしないと時間と共に
身体が生欲を求め食べることもできず放置すると衰弱してしまう。

捕まって抵抗できないエトヴィンのローブに手をかけた瞬間だった。
しゃきん
「ひぃ!」
酔っ払い達の首筋に剣がかかる。
王子と公爵が内密につけていたエトヴィンへの護衛達だ。
エトヴィンが気づかないうちに王子と公爵それぞれが用意していたのだ。
「エディ!」
「大丈夫か?」
後ろから王子と公爵が走ってくるのが見える。
「はぁ…はぁ…ちちうえ、おうじ…」
エトヴィンは発情しており、赤く熱った顔で潤んだ瞳でみている。
「遅かったか.」
後からきた憲兵達も息を呑む美しさだったが、王子に睨まれているため正気に戻る。
「ここまで来たら止められん。王子、うちの息子、じゃない娘を頼みます。」
「あぁ、わかっている。ほんとは心を掴んでから婚約して、だったが。
このままだとエディのみも危ないから、近くの宿を探そう。」
王子はエトヴィンを抱えて近くの宿に入った。
「はぁ…はぁ…」
エトヴィンは身体が火照り身体の奥底から求める渇きに
腰を揺らしている。


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