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囚われの姫騎士
19
:
名無しのごんべへ
:2015/07/14(火) 10:17:12 ID:g6873dUA0
あちこちの壁を調べてみたが、脱出口らしきものは見つからなかった。
そうこうしている内、ノックされた後、ナースらしきモノを伴って魔界の医者が現れた。
白衣に身を包んだ格好はいかにも医者だったが、
皮膚は鱗のようなもので覆われた緑色で、目だけがギョロッと大きく、爬虫類を連想させた。
「あなたちが、リリシアとタリアですかな?」
キーキーと甲高い声はふたりをイライラさせた。
かすかに頷くふたりを満足そうに見やる爬虫類型の医師。
「私は、レプティーと申します。いわゆるリザードマンというのがあなた達の認識に近いですかな」
レプティーと名乗った魔界の医師は、やっぱり爬虫類型人類のようだ。
笑った際に覗く口元からは、蛇のような先が二股に別れた細い舌が見え隠れしていた。
「まず、タリア様からまいりましょうか。そこのベッドに横たわっていただけますか?」
口調は丁寧なものの、有無を言わせぬ圧力を感じたタリアは黙って医師の言葉に従った。
「ひゃぁああ……!」
ベッドに横たわったタリアのスカートをたくしあげ、顔をその中に入れる医師。
息がかかりそうな至近距離に、タリアは思わず悲鳴を上げた。
無意識に身を捩ったタリアの肩をナースが押さえつける。
このナースも医師と同じリザードマンらしく、鱗のようなもので覆われた緑色の皮膚を持ち、目だけがギョロッと大きい。
医師との違いは目がわずかに切れ長風であることと、豊満なバストぐらいだろう。
「……んくっ。ぅ、ぅんん……。はぁっ、ぁああん!」
「じっとしていただけますかな。いらぬ怪我をしてしまうゆえ」
その細い二股に別れた舌で膣口を蹂躙した医師に、タリアは身悶えした。
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