[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
UnHoly Grail War―電脳世界大戦―Part2
169
:
◆yy7mpGr1KA
:2024/04/24(水) 12:26:39 ID:bFgInopw0
アーチャー。
正義の味方の成れの果て。硝子の心であれば腐りはしなかったろうに、鉄の心を得たが故に腐って堕ちた悪の敵。
名は体を表すという。
■■士郎から衛宮士郎になり、そしてエミヤ[オルタ]という真名で呼ばれるようになった彼は、生まれ持ったものをすべて失ったと言えよう。
それでも忘れられないものはあった。
一人の大切な女性のこと。それに冬木という故郷のこともすべて忘れたわけではない。
「……決して平和な街ではなかったが」
記憶の彼方は霞がかかって見渡せない。
怪獣だの幽霊マンションだの連続殺人だの新興宗教だの妙な噂の絶えない地方都市だったような気がする。
「それでもこうまで酷くはなかった。ここはどうにも治安が悪い。ついでに住民の頭も悪い」
呆れと失望の混ざったような息をつきながら剣呑に構える。
視線の先にはヘルメットを被って息巻くチンピラ集団がたむろしていた。
「ッだコラ襲撃(カチコミ)かァァ〜!?」
「黒いのテメェどこのモンだ。鬼畜米英(ヤンキー)か?いやむしろ間抜け(ドンキー)かァ?」
鉄パイプやバールのようなものを手に手に、チンピラどもが威嚇する。
アーチャーは虫の鳴き声より意味も価値もないそれを無視して用件だけを伝える。
「妙なクスリが流行りだしてると聞いてな。このあたりの顔役がご立腹なんだが、おまえたちも何か知っているだろう?天国の回数券(ヘブンズ・クーポン)というそうだが」
その単語を耳にした瞬間、ヘルメットたちの鳴き声が止む。
彼女らの懐や舌下にある麻薬(それ)は、最近流行りだしたペーパードラッグだ。
当然流した組織がいて、そしてそれを良しとしない者もいる。この黒いのもその一人だろう。
自分たちがこの瞬間、裏組織の対立の真っただ中にいることを自覚し。
そして秒で麻薬(ヤク)に魂を売ることを全員が決めた。
「テメェが絶命(し)ねば!うるせえ奴らにしばらく話はいかねえってことかァ!」
「潰せ!肉片(ミンチ)にしちまえ!」
凶器を振るい、襲い掛かる集団をアーチャーは冷たく見据える。
糞にたかるハエのようだな、などと考えつつそれを駆除するために両の腕と魔術回路は既に駆動していた。
「投影開始(トレース・オン)」
現れたのは愛刀が彼の性根と同様に歪んで果てた二丁拳銃。
極東の地方都市にはどう考えてもそぐわない凶器の登場には怖いもの知らずのチンピラもさすがに慄いた。
「テメっ、ここ日本だぞ!?」
「ヤク中が法を語るなよ」
無法者(アウトロー)を気取るなら銃刀法(ルール)に守ってもらえるなどと思うな、と容赦なくアーチャーが引き金を引く。
放たれた銃弾は寸分の狂いもなくチンピラどもの胸へと吸い込まれていく。
彼女たちが地に伏せたのを確かめるとアーチャーは銃を魔力へと還し、こうぼやいた。
「ゴム弾の投影は通常兵器より高くつくんだがな。雇い主の方針に感謝しろ」
剣やそれに類する武器の類ならば得意だが、そこから離れたものは専門外になる。
刀ではなく木刀や竹光、斬るのではなく峰打ちと考えればゴム弾も似たようなものかもしれないが、通常わざわざ投影するものではないため非効率は否めない。
それでも不殺(じこまんぞく)を通したのは
『…報告をお願いします、アーチャー』
『読み通りだ。ヤク中のチンピラが9人、目当てのブツも確保。ターゲットは無事に寝かしつけた。救急車を8人分頼む、打撲とそれから薬物濫用の疑いありでな』
『手配します』
『結構。それではこれより帰投する』
彼のマスターの指示があったから。
目的の達成のためならどんな外道でもするのがアーチャーだが、それを忌避してでも目的に向かうというなら止めることもしない。
突如現れた違法薬物の流れを突き止め、あわよくば止めること。
それがアーチャーのマスター、月雪ミヤコが短期的に掲げた聖杯戦争における目標であり、彼女の正義だった。
黒い鳥の攻略は必須だが、創造主に挑む苦難の苛酷さは計り知れない。
両面宿儺も放っておくことはできないが、あれはいつ炸裂するか分からない大量破壊兵器のようなものだ。
いずれも生半可な装備やメンバーで挑めばこちらが致命的な被害を負うことになるだろう。
少なくとも、正義を共有する仲間が欲しい。
RABBIT小隊の皆のような……町に蔓延る麻薬に怒りを覚えるような善性を持った誰かが。
道中でそんなマスターと出会えることを願って、ミヤコは自らの正義を実行する。
170
:
◆yy7mpGr1KA
:2024/04/24(水) 12:27:06 ID:bFgInopw0
『アーチャー、そこの住所は?』
『ああ、ここは……』
彼の現在地は深山町のほぼ端あたりだ。その地点をミヤコ越しに救急隊員に伝え、指示を飛ばしていたリーダーらしきチンピラを一人と、その懐の天国の回数券(ヘブンズ・クーポン)を抱えて帰路に着く。
ミヤコの待つ深山町の中央あたりまでそこそこの距離だが、サーヴァントの脚力であればさほどかかるものでもない。
たどり着いたのはNPCに協力を仰ぎ、ミヤコの拠点として確保した大きな武家屋敷。
その玄関前にアーチャーを待ち構える影があった。
「お、おかえりなさいアーチャーさん。その子が例の?」
「…………ああ。ただいま、ミス藤村。雷画翁はお待ちかねかな?」
藤村大河。
深山町に座す極道、藤村組の組長藤村雷画の孫娘であり、穂群原学園の教師でもある。
この世界でのミヤコは通っていた私立柳洞大学付属月海原学園(SRTと在校生は呼んでいたらしい)が廃校になり、学生寮も潰れて行く当てがないというロールだった。
そこで転入先として穂群原学園を志望しているということで、編入試験の手続きや仮宿などを大河の世話になっている、というわけだ。
むろんタダではない。情に篤い大河はそれでもよしとしたろうが、むしろアーチャーのほうがそれを望まなかった。
町の平和のために藤村組に力を貸す。見返りにミヤコの表向きの生活を整える。さらに組の伝手で冬木の異常を知る。
かつて冬木を拠点とした正義の味方の成れの果ては、それが効率的であろうとミヤコに提言して、彼女もそれを受け入れたのだった。
「うん、待ってるけど……ウチの生徒と変わんない歳の子から聞き取りなんて乗らないわ。若い衆が無茶しないように見てないと」
「子供だからこそここで止めてよかったと思うべきだろう。薬で身を崩すなど、年寄りの終末医療で十分だよ」
警察も取り締まるだろうが、蛇の道は蛇だ。
極道の動きは極道が規制したほうが早い。藤村組に挨拶なく麻薬を氾濫させるということは、つまりケンカを売っているということなのだから。
「元締めか売人が分かったら共有してほしいとそちらからも言伝してくれ。鉄砲玉なら任せろ、とも」
「う〜ん、組の面子もあるからお客さんにそこまでさせるのはちょっとねえ……」
「足並みをそろえるのは重要だ。オレが単独でどこぞに乗り込んでも困るだろう?」
しょうがないなあ、と苦笑いする大河にチンピラと天国の回数券(ヘブンズ・クーポン)を引き渡し、組長のもとへ連れられて行くのを見送る。
さすがに少人数、密室で会わせてもらえるほどの信頼を得てはいないが、組長にそれなりに気に入られてはいるし村八分にはされんだろうという自負がアーチャーにはあった。
藤村雷画と衛宮の人間が相性良しなのは偽りの冬木といえど変わってはいなかったから。
いつものシニカルなものとはどことなく違う笑みを口元に浮かべて、エミヤ[オルタ]は武家屋敷の敷居を跨いだ。
「おかえりなさい、アーチャー。無事で何よりです」
「心配は嬉しいが、場末のチンピラに苦戦するようじゃ三騎士のサーヴァントは務まらんよ」
ミヤコからのねぎらいにアーチャーはそんな捻くれた答えを返す。
さらには現状への皮肉まで添えて。
「にしても意外だ。仮にも正義の特殊部隊サマが、極道の世話になるのをよしとするとはな」
「公園暮らしでいいといった私に代案を提言したのはあなたでしょう」
「ああ、このあたりの公園はロクでもない。泥に沈んで死にたくないなら止したほうがいい、とは言った」
「地の利を取れる経験者の提言を無視するほど愚かではありません。それに……」
ミヤコの脳裏で、二人の先生の姿が重なる。
「藤村大河という人物のことは信用してもいいと思えたので。あなたの推挙もありますし」
「フッ」
ミヤコの言葉にアーチャーから失笑が漏れた。
「なるほど。極道の娘が先生というのは、なんとも。なぜだかおまえには似合いのような気がするな?」
どういう意味です、と疑問を返そうとするが。
なんだか苛酷な議論を呼びそうな予感がしたので黙殺することにした。
171
:
◆yy7mpGr1KA
:2024/04/24(水) 12:29:18 ID:bFgInopw0
「あなたの方こそ。オリジナルの藤村大河という人物に想い入れがあるようですが、聖杯戦争に巻き込むような形になっていいんですか?」
話題を逸らすためにミヤコが返す刀で斬って返す。
それが深く食い込んだのか否かはアーチャーのみが知ることで、少なくとも表面上はあっけらかんと彼は問いに答えた。
「気にするなら提言などしない。天秤に乗せて比べるのはいつだって分銅(いのち)の数だ。腐って欠けた分銅の重さを軽く見ることはあっても、想い入れで重みを増すことはない」
「想い入れがあるのは否定しないのですね」
「武器に愛着を抱く兵は珍しくなかろう?しかしそれを使い捨てることを迷わない兵もまた珍しくない。こと武器を使い捨てることにおいて、オレに並ぶ英霊はそういないだろうしな」
壊れた幻想が常に選択肢に入り続ける者など、古今東西通じて英霊エミヤくらいのもの。
己の半身に等しい宝具を打ち壊せるように、家族であろうと必要ならば切り捨てるのがエミヤという魔術使いだ。
事実そうしてきたし今後もそうなる、とわざわざ口にはしないが。
その『正義』が言葉で変えられるものであるわけがない、とミヤコもまた口を閉ざした。
「問答は終いか?ならもう少し意義のある話をしたいところだが」
「ええ……あ、そういえばもう念話にこだわらなくていいんですよね?」
「ああ。懸案事項の半分は消えた。それについても話す」
予選期間が少し進んだところでアーチャーは聖杯戦争に関する話題では念話を徹底するようにと言ってきた。
どこに耳があるか分からないから、と。
しかし本選に突入したところでその言の撤回を当のアーチャーが求めてきたのだ。
「あなたまさか……」
「忘れたわけじゃあない。そんな肝心なことを控えておかないほど落ちぶれちゃいないさ。黒の陣営と面通しをしてこの辺りも探ったうえでの判断だ」
玄関に上がり、廊下を歩いてたどり着いた居間の席に二人で向かい合い着席しながら話を続ける。
何から話したものかと数瞬視線を泳がせたアーチャーだったが、すぐに手の内に魔力が滾った。
創造の理念を鑑定し、基本となる骨子を想定し、構成された材質を複製し、製作に及ぶ技術を……■■し、成長に至る経験に……■■し、蓄積された年月を再現する。
そうして魔力は像を結び、手の中で一枚の紙きれ……天国の回数券(ヘブンズ・クーポン)として『投影』された。
「まず報告だ。オリジナルのこれに魔力は感じられなかった。魔術と関わりなく化学的に合成されたものだ。おそらくマスター主導だろう」
町の営みから明らかに浮いている作為と悪意にまみれたクーポン。
藤村組との接触の過程で偶然知った、間違いなく聖杯戦争の参加者が流しているだろう異物。
薬品まで作れるのか、とミヤコに驚きが浮かぶがいったん脇において黒の陣営のマスターを思い出す。
赤羽士郎、天童アリス、花邑ひなこに黒埼ちとせ。
「分かりきっていますが天童アリスではありませんね。彼女の在籍するミレニアム・サイエンス・スクールは最先端の技術を擁し、学べる場ですが、だからこそ専門というものがある。確かゲーム開発部……ケミストリよりデジタルを専攻しているはずです。それにキヴォトスにこのようなドラッグはありませんでした」
「ほう。断言できるか?」
「それなりの捜査、閲覧権限はありましたので。そんな大規模な閲覧制限を課すようなことでもないでしょうし、そうなってたらむしろ薬物の噂を耳に挟まないとおかしい。最近あった薬物事件というと……美食がケシを料理に使おうとしてたくらい……?」
いやアレはガセでしたっけ、とミヤコが呟く。
と、そこまでの数言を交わす短時間で投影したクーポンは霧消してしまった。
「ああ、おまえの言うように門外漢では限度がある。オレの拙い投影じゃこんなものだろう。高度な知識と技術が必要。となるとまあ、見た目で判断するものではないが花邑ひなこと黒埼ちとせもシロだろう。薬学のプロには見えん。薬傷もなかったと思うしな。赤羽士郎も専門はデジタルのようだ」
まあお前の言った通り数刻前の記憶もオレは怪しいんだがね、と自嘲する。
そしてそのぼやけそうな記憶を辿って思うことを述べた。
172
:
◆yy7mpGr1KA
:2024/04/24(水) 12:29:37 ID:bFgInopw0
「オレの投影が劣悪なのを除いてもどうやら理念的に先がありそうだ」
「それは……何でしょう、サリチル酸からアスピリンを合成するような?」
「例えが健全だがまあそうだ。アヘンからモルヒネ、そしてヘロインを合成するようにより上等というか悪質というか、改悪のアテがあるんだろう。オレのアンプルに近そうだ」
アーチャーも手段を択ばないタチだ。魔術髄液に近しいアンプルによるドーピングもやる彼は多少なりクスリにも通ずる。投影できたのもそれがあってだろう。
「そうなっても手を出したいものではないがね。それこそオレのアンプルでいい。まあ敵さんが仮にNPCを財布にしたくてクスリを流しているなら、オレの粗悪極まりない投影品を安く流せれば邪魔できるが」
「アーチャー」
ミヤコの声に怒気が混じる。
戯言であるのは承知だが、万に一つもそんな方針を取ろうとは思わない。
「みなまで言うな。もし乗り気な返事をしていたらその瞬間にお前を物言わぬ骸にしたろうよ、白兎」
試すようなことを言って悪かった、と軽く頭を下げてアーチャーは新たな話題を切り出す。
「さて、クスリについての犯人捜しは無為ではないが無駄ではある。オレたちでは答えの出るものではないし、何より答えを知ってるものがいる。そいつに聞いた方が早い」
「連れてきた少女ですか?売人はともかく、大元に辿りつけるとは思えませんが」
「ああ、あの娘から知れることはたかが知れているだろう。クスリの分析もオレの解析以上の成果は出まい。それより、だ」
アーチャーの手に再び魔力が奔る。
今度投影したのは彼の愛用する中華刀の一振りだった。
「オレの魔術属性、つまり専門分野は『剣』だ。そのことは話したか?」
「ええ、予選中に聞いていますよ」
それに最初に踏み込んだのが剣の丘なのだから、得手とする分野は想像がつく。
「剣であるならば解析すれば大概のことは分かる。見たことないものであっても、異なる文明からもたらされたものでもな」
理解の及ばない神代の兵器などもあるが、それでも刀剣の理解においてエミヤ[オルタ]は随一の英霊、その一角といえよう。
そんな彼故に知ることができたものがあった。
本来ならば異なる枝葉の英霊を知る手段は皆無なのだが、ここに例外が存在する。
手にした剣から創造の理念を、基本となる骨子を、構成された材質を、製作に及ぶ技術を、成長に至る経験を、蓄積された年月を知ることができる異端の魔術使いが。
「予選の時点でこの冬木全域に『剣』を張り巡らせている者がいた。だから念話を徹底させていたんだがその必要は無くなった。何せオレたちと轡を並べる黒のセイバーだったのだからな」
壁に手を触れ、語り掛けるアーチャー。
そこにもいるのだ、とミヤコに教えるように。かつ、セイバーにも伝わるように。
「聞こえているだろう、痣城双也?何やら手傷を負っているようだがクスリを処方してやろうか?お代はクスリの黒幕の情報と、両面宿儺・黒い烏攻略への助力でどうだ?」
173
:
◆yy7mpGr1KA
:2024/04/24(水) 12:32:11 ID:bFgInopw0
【B-3・藤村組所有の武家屋敷/一日目・午後】
【月雪ミヤコ@ブルーアーカイブ】
[状態]:健康
[令呪]:残り三画
[装備]:RABBIT-31式短機関銃、他閃光ドローンやクレイモア地雷など各種武装
[道具]:
[所持金]:裕福な学生程度
[思考・状況]
基本方針:SRTの正義を貫き、為すべきことを為す
0:黒のセイバー……!?
1:天国の回数券(ヘブンズ・クーポン)及びそれを流した黒幕への対処
2:両面宿儺、黒い烏の攻略のため仲間を探す
[備考]
※冬木におけるロールは穂村原学園に編入の準備をしている高校生。
※藤村組と被保護に近い協力関係にあります。
【アーチャー(エミヤオルタ)@Fate/Grand Order】
[状態]:健康
[道具]:
[思考・状況]
基本方針:ミヤコの正義を見守る
1:天国の回数券(ヘブンズ・クーポン)及びそれを流した黒幕への対処
2:両面宿儺、黒い烏の攻略のため仲間を探す
[備考]
※藤村組と客分に近い協力関係にあります。
※天国の回数券(ヘブンズ・クーポン)を短時間投影できるようになりました。理解が深まれば長時間の投影や『改悪』もできるかもしれません。
※『無限の剣製』による解析により雨露柘榴を感知し、痣城双也の真名を把握しました。
174
:
◆yy7mpGr1KA
:2024/04/24(水) 12:36:26 ID:bFgInopw0
投下終了です。
タイトルは錆びつけば二度と突き立てられず、掴み損なえば我が身を切り裂く。そう、正義とは刃に似ている
で。
今回NPCが作品内で占める位置がそれなりに大きくなっていますので、それが企画の方針にそぐわないようでしたら該当部分をカットし拠点を双子館に移す修正いたします。
他にも指摘等あればお願いします。
175
:
◆sYailYm.NA
:2024/04/25(木) 02:06:55 ID:xOsk38Bg0
投下ありがとうございます。感想を書かせていただきます。
NPC共の治安が妙に悪くなっている冬木市、うーんこれは一定の主従の影響が大きい気がしますね。何処の誰なんだろう。
それを相手にしながら情報収集をしていくアウトローじみた泥臭さ、やっぱりデミヤはこういうのが似合いますね。
ミヤコの居住先があの人の家になっていたりと相変わらずニヤリと出来る場所が多く、芸の細かさと発想の豊かさを感じてしまいました。
片やまだまだ荒削りな、そして片や腐り落ちて錆び付いた正義を掲げ続ける二人の戦いは堅実な筈なのに何処か綱渡りのような趣も感じさせ、聖杯戦争という舞台で正義を名乗り貫く事の難しさがひしひしと表れているな、と。
NPCの利用に関してはまったく問題ありません。素晴らしい作品をこの度もどうもありがとうございました。
176
:
◆sYailYm.NA
:2024/04/27(土) 01:44:56 ID:skzkNFnQ0
滑皮秀信&アサシン(レイン・ポゥ)、宮園一叶&アサシン(築城院真鏖) 予約します。
177
:
名無しさん
:2024/05/11(土) 12:53:14 ID:Pm1nc85k0
二週間経ってしまったけど、連絡お待ちしております…
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板