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二次キャラ聖杯戦争OZ Re:visited
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◆A1Sj87dFpOM
:2022/11/26(土) 20:32:34 ID:???0
彼女……フランドール・スカーレットは幻想郷でまず最初に行動を起こし、紅霧異変という騒動を起こした紅魔館の主、レミリア・スカーレットの妹で、彼女自身もその騒動の前後辺りのタイミングで博麗の巫女である博麗霊夢と戦い、早い段階から存在を認知されていたのであるが、その後も幻想郷で数々の異変が発生したにも関わらず、彼女はそれらの異変にほとんど関与することはなかった。
では紅魔館が異変に関わらなかったのかと言えばそんなことはなかったのだが、基本的に異変解決のために行動を起こしていたのはメイド長である十六夜咲夜がほとんどで、たまにレミリアが行動を起こすことがあったり、基本的に図書館にいることが多いパチュリーでさえ、何かしらの形で外出し異変に関わることもあったというのにフランドールは彼女たちと違い、表舞台に出てくることは最近までほとんどなかった。
何故か、それは彼女は基本的に地下に幽閉されており、咲夜やレミリアと異なり積極的に自ら行動を起こすことが出来ず、いつも異変解決に向かう彼女たちを紅魔館で見送る役目しか出来なかったのだ。それ故にほとんど交友関係が広がることもなく、彼女と深い関りがあるのは同じ紅魔館のメンバーしかいなかった。それはこれから先もずっと続き、いずれは過去の存在として誰からも忘れ去られ、埋もれていく存在になっていくのだと思われていた。
だが最近になってそんな彼女の境遇に、ある一つの大きな変化が訪れた。
幻想郷を創った賢者の一人、摩多羅隠岐奈が彼女の元を訪れたのである。
最初はまさか賢者が自分の所を訪れるとは思っていなかったらしく、とても驚いたらしいのだが石油噴出騒動の主犯である饕餮尤魔を倒すため、全てを破壊する力を持つ彼女の力が必要だと力説されたため、久しぶりに自身も行動を起こすことを決め、そのために隠岐奈と特訓をしてブランクの解消と自らの力を高めることに成功し、立ちはだかる様々な敵を倒した後、異変の主犯である饕餮尤魔と対峙、饕餮の強大な力に傷つきながらも死闘の末に饕餮を破壊、異変を解決することに成功したというのである。
その後は摩多羅隠岐奈の主催した「剛欲な挑戦」に挑戦し、隠岐奈に認めてもらいたい一心で数々の強敵たちと戦い、傷つきながらもボロボロの身体で最後に待ち構えていた隠岐奈と対決、必死の思いで戦い、最終的に彼女を下し、彼女に認められたという。そしてその際に彼女に挑戦成功の証として贈られた「すばらしい!君は破壊神として崇められるだろう」と書かれた彼女の直筆のサイン入り色紙は今でも紅魔館の地下の彼女の自室に大切に飾られているという。
(フラン……)
いちごは自身が抱いているフランドールを見ながら彼女が戦った饕餮尤魔、摩多羅隠岐奈のことを彼女の話の中から思い出していた。
饕餮尤魔、彼女は幻想郷に存在する畜生界の三大組織の勁牙組、鬼傑組と肩を並べる剛欲同盟の長で表向きは畜生界最弱を装っているが実際は畜生界でも最強の力を持つ存在で「何でも吸収する程度の能力」という強力な能力を持ち、博麗の巫女である博麗霊夢ですら彼女の討伐を諦め、異変解決を投げ出した程の存在であるということをいちごはフランから聞いていた。
そして摩多羅隠岐奈は八雲紫と肩を並べる幻想郷を創った賢者の一人で後戸の神・障碍の神・能楽の神・宿神・星神・地母神・能楽の神・星の神・養蚕の神・障碍の神・被差別民の神・幻想郷の賢者と数多くの肩書を持つ正真正銘の神様で尊大で自身家な性格とそれに裏打ちされた強大な力と強力な能力を持ち、最強でこそないものの彼女に勝てる存在は幻想郷では数えるほどしかいないともいちごはフランから聞かされていた。
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