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二次キャラ聖杯戦争OZ Re:visited
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◆A1Sj87dFpOM
:2022/10/10(月) 15:12:28 ID:???0
カイレは自身とサーヴァントに行使された魔法として「上位転移」の魔法の可能性を考えたのだが、「上位転移」は第七位階魔法であり、更にカイレの住んでいた世界では「逸脱者」ですら第六位階魔法の行使が限界であるため、恐らくこの聖杯戦争の主催者はかつての六大神や八欲王と同等、もしくは凌駕する力を持った高位の魔法詠唱者であろうとカイレは考えていた。
「────ようこそ、試練を乗り越えた聖杯戦争のマスターよ。」
「!?その声はさっきの!!」
突如としてカイレの耳に予選の時に聞こえてきた声と同じ声が聞こえてくる。
「私は、言峰綺礼。此度の聖杯戦争において監督役を務めている者だ。」
カイレが声が聞こえてきた方向を向くと、そこには背の高い神父のような服装をした男がいた。
カイレは男の外見から、恐らく第四席次「神聖呪歌」と同じ信仰系魔法詠唱者ではないかと考える。
「……あんた、魔法詠唱者だね?それも信仰系の。」
カイレの問いかけに対し、男はフッと笑うと、
「なに、私は魔術師としては平凡でね。治癒魔術こそ得意だがそれ以外の魔術は平凡な物しか使えない。……その代わりに八極拳やアンデット退散には精通しているつもりだが。」
「……やっぱりアンタは信仰系魔法詠唱者じゃないか。」
カイレは治癒魔術やアンデットに対する退散能力、近接格闘に精通していることから、恐らく言峰はクレリックの職を修めているのではないかと考える。
「さて、そろそろ解説に入りたいところだが……その前に、サーヴァントを霊体化してもらいたい。このまま立たされていても迷惑なのでな。」
「……霊体化?アタシが召喚したのはドラゴン系だろ?アストラル系でも無いのにどうしてそんなことが出来るんだい?」
カイレの疑問に対し、言峰は説明する。
「サーヴァントは実体を持った幽霊の類だ。意思によって物質的な肉体を分解し、物理的に消すことができる。」
言峰の説明に対し、カイレはサーヴァントの正体について考察する。カイレが知る限りでサーヴァントに近い特性を持つモンスターは60レベル程の強さを持つ上位アンデットのペイルライダーであるが、このモンスターは実体と非実体を使い分けることが出来、空を飛ぶこともできる厄介なアンデットであり、対処できるのは漆黒聖典でも神人である隊長か番外席次のみという強力なアンデットである。恐らくサーヴァントというのは死んだモンスターをアンデッド作成でペイルライダーの種族特性を持ったアストラル系のアンデッドとして蘇らせ使役させた存在なのであろうと思われた。で、あれば自身が召喚したサーヴァントの正体が何なのかも自ずと分かってくる。恐らく正体は過去に八欲王に戦いを挑み、敗北して死亡した竜王の中の一体なのであろうとカイレは考えていた。
カイレは試しに自身のサーヴァントに対し、霊体化の命令を与える。
すると怪物はカイレの命令を受けると体を非実体の霊体と化し、物理的に姿を消した。
「……驚いたね。あんたの言ったことは本当のようだ。」
「理解してもらえたかなミセス・カイレ。……さて、あなたのサーヴァントから聖杯戦争について聞くのは難しいだろう。代わりに私が聖杯戦争について一通りあなたに解説してあげよう。」
そしてカイレは言峰から聖杯戦争の説明を受けることとなった。
聖杯によって選ばれた(今回の場合は星晶石が招待状)参加者であるマスターとそのサーヴァントが生き残りをかけて戦うということ。
聖杯はどんな願いでも叶える願望機であり、手に入れられればありとあらゆる願いを叶えることが可能だということ。
そして聖杯にアクセスするためには令呪の存在が必要不可欠であり、3画全て失えば失格となるということ。
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