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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第111話☆
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動かない身体、叫びすら上げられない。
さらに増していく痛み。
叫べるものなら叫んでいただろう。
それは四肢を全て切断されミキサーで掻き回されるような痛み。
だが、そこに他の感覚は一切ない。単純な痛み。
痛覚だけを執拗に刺激する、いっそ美しいほどに純粋なそれは渦を巻くようにアタシを貫き、五体をバラバラに引きちぎる。
それでも痛みは確実に中心から外れない。いつまでも打ち込まれ、アタシの中に孔を穿つ。
声のない叫びをあげ、動かない四肢を振り回す。消えない痛みがアタシの全身を包み込む。一体化する。痛みとアタシが一つになる。
壊れる。
死ぬとは思わず、壊れると思った。
壊れれば、救われると思った。
この痛みから逃れるのならば、死すら安息だと思った。甘いと知っていても、それを信じなければ壊れると思った。
唐突に消える痛み。
クリアになる聴覚。
声が聞こえる。
最初の二人にくわえて第三の声も。
「関係者以外立ち入り禁止だったのかい? すまねえな、外道鬼畜のルールには疎くてよ」
「は? お前、なんだ?」
「さぁ?」
争う音がした。
アタシにはわかる。
殴打で骨を砕いた音。蹴撃で骨を砕いた音。
「急げ。長居はできねえ」
「わかってるって」
第四の声は女性のようだった。
第三の声の主が、アタシを担ぎ上げたようだった。
「待ってろ、すぐに医者に連れて行ってやるからな」
……ありがとう
……父さん
……
…………
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