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魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第99話

419もしもリリカルなのはが特撮ドラマだったら④:2009/06/28(日) 01:40:28 ID:Kis.uGRI
「ウーノ、AMFを展開するんだ」

「了解。AMF展開」

ウーノの指がキーボードを走り、特殊な信号がⅣ型へと打診される。
それは、あらゆる魔法を打ち消すAMFという結界を発動させるための信号であった。





突如として世界が歪み、体に強烈な重みをスバルを感じ取った。
AMFを展開されたのだと悟ったスバルは防御で攻撃を凌ごうとするが、
俄然、パワフルになったⅣ型の猛攻に耐えきれず、空中高く放り投げられてしまう。

「………ウィングロード!」

叫びと共に蒼いレールが展開し、その上へと着地したスバルは滑空するようにAMFへと突入する。
再び戦場へと舞い戻ったスバルは、Ⅳ型の背後からキックを叩き込み、怯んだ隙に連続でチョップをお見舞いする。
だが、魔法が無効化されたせいで大したダメージは与えられず、逆にⅣ型の攻撃で自身が傷を負ってしまう。
AMFの内部では、ガジェットの能力は相対的に3倍近くまで強化されるのだ。
さしものスバルも本来の力を発揮できない状況では手も足も出ず、徐々にダメージが蓄積して動きも鈍くなっていく。
とうとう固い壁へと叩きつけられたスバルは動けなくなり、Ⅳ型はとどめを刺さんと腕の鎌を振り上げる。
その時、獰猛な駆動音が轟いた。

「リボルバーギムレット!」

解き放たれた螺旋の渦が、Ⅳ型の刃を破壊してスバルを救出する。

「あ、あなたは?」

自身を助け出してくれた人物を見て、スバルは困惑する。
彼女は自分とよく似た格好をしていたからだ。

「あなたはいったい?」

「私の名前は…………ギンガーマン」

反撃に転じたⅣ型を、ギンガーマンは一蹴する。
敵わないと思ったのか、Ⅳ型は内蔵されたステルス機能を発動し、周囲の空間へと溶け込んだ。
だが、ギンガーマンは冷静に消え去ったⅣ型を追撃すると、左腕からエネルギー弾を放ってⅣ型を攻撃し、
ステルス機能を破壊する。

「スターズ03、これであいつはもう消えることができないわ」

「おう!」

立ち上がったスバルは残る力を振り絞ってⅣ型を殴り飛ばし、ギンガーマンもそれに倣う。
右から左から、2人の戦闘機人によって繰り出される攻撃にⅣ型は傷つき、致命的な隙がそこに生まれる。
その隙を2人は見逃さなかった。

「今よ、スターズ03!」

「とぅっ!」

跳躍したスバルに合わせてギンガーマンも地面を蹴り、左腕をドリルへと変形させる。
そして、2人はそれぞれのウィングロードを滑りながら勢いの乗った拳をⅣ型へと振り下ろし、
膨大な運動エネルギーを鋼の体へと叩き込む。

「「ダブル振動拳!!」」

吹っ飛ばされたⅣ型は全身から黒い煙を噴き出しながら痙攣し、大爆発を起こす。
すると、どこからともなく人を嘲るような哄笑が響き渡り、何故か空が真っ黒へと染まっていく。




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