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魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第99話
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油と肉汁の滴るハンバーグに、濃厚なチェダーチーズが掛かっている。
ミネストローネも具沢山だ、飲むというよりは食べると言った方がよっぽど適切なくらい。
パンもしっとりとしていて柔らかく、バターもジャムもつけ放題。
今まで、パサパサとしたカロリー制限のきつい食べ物しかなかったから、
どれもこれもが信じられないほど美味だった。
「んんっ……」
思わず、喉につかえてしまう。
青年の持ってきたジュースを一気に飲んで、ようやく人心地つく。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「はっはっは、誰も持って行きやしないんだから、もっとゆっくり食べればいいのに」
そんな言葉が聞こえないほど、ヴィヴィオは夢中になってかぶりついた。
「ごちそうさま!」
その後、貞操帯も外され、ヴィヴィオは思う存分身体を綺麗にすることができた。
髪を洗い、歯を磨き、新しい下着に着替える。
思い返してみれば、ついさっきまでほぼ全裸だったというのだから我ながらビックリだ。
青年に裸を見られたのは恥ずかしいけれど、今はそんなこと、全部どうでもいい。
だって、
「幸せ〜……」
湯船に身体がたゆたっているだけで、無上の喜びがこみ上げてくるのだから。
……ただ、これが真の幸せでないと気づくには、ヴィヴィオは余りにも監禁生活が長かった。
だから、ちょっぴり広くなっただけの檻の中で1日2日生活していたことに、
何らの疑問も不満もなかったのだった。
さっぱりとした風呂上りでザンクトヒルデの制服を渡されたが、
ヴィヴィオは何も考えずにそれを受け取った。
今の今まで裸だったのだから、何が来たって今更驚くことなどない。
袖を通し、脱衣所を出ると、そこでまた青年から一本オレンジジュースを差し出された。
飛びつくように受け取って飲み干すと、彼は微笑を浮かべる。
「そうだ、まだ自己紹介してなかったね」
「う、うん」
「ボクの名前は……」
その瞬間、ヴィヴィオの身体がゆっくりと傾いだ。
「え? え?」
何かの間違いかと思い、慌てて姿勢を整えようとするが、うまく力が入らない。
ぽてりと倒れこむと、そのまま四肢が動かなくなってしまった。
いや、指先は辛うじて動くが、全身が痺れてまともに動かせないのだ。
「どうし、たの……? 動け、ない……」
「ヴィヴィオちゃん、初めて会った人には気をつけなさいってママに言われなかったのかな?
それじゃダメだよ、『僕』みたいな悪人に会っちゃうんだから」
何が起きた? どうしてこうなっている?
どこで何があった? どうして……?
「僕──俺の名前はカルマー・アネード。君の母親に教導官の座を奪われた者だ」
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