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顔合わせ
1
:
PON
:2015/04/09(木) 12:03:03 ID:re0TLWdE
『・・・そういったわけで、すみませんがお休みさせていただくことになりました。ご迷惑をお掛けします』
木村佳美は、全員に向かって深々と礼をした。
河原美香、亜衣姉妹、メイド仲間たちは、そんな佳美に向かって優しく微笑んでいる。
『何も迷惑なんて掛けていないわ、むしろ元気な赤ちゃんを産んでもらわなきゃ』
『いえね、美香ちゃんはそう言うけれど、本当はまだまだ働かせてもらいたいくらいなのよ?』
『ダメですよ、妊娠初期だからこそ大事にしてください』
『両親にもそう言われたわ・・・初孫になるから、余計に過保護にされちゃって』
正直、その言葉はもう耳にタコだと思っているらしい。
『まぁ、私の代わりは彼女に努めてもらわないとね』
『えっ!?あ・・・はい、今日からよろしくお願いします!』
『あの・・・私からも、よろしくお願いしますぅ・・・』
いきなり話を振られ、声を裏返らせる制服姿の少女は、倉田亜季乃といった。隣りで一緒にお辞儀するのは、姉の倉田綾乃だ。
誰も言葉にはしないが、巨乳のDNAは、しっかりと妹の亜季乃にも受け継がれているのだな・・・と前傾姿勢の二人を見て如実に感じていた。
48
:
PON
:2016/04/12(火) 12:23:36 ID:WBuvItuc
『雑誌では、こんな手ブラ写真もありましたよね。このポーズもバストアップのカットだったので、怪盗レオンが変装した知凪なわけですね。こうして前傾姿勢だったせいで、ハイレグビキニがキュッと喰い込んで、前バリとストッキングの重ね穿きが無かったら、アソコの形までクッキリだったと思いますよ♪』
知凪は、トップスの中に手を埋もれさせると、そのまま前屈みになった。確かに、ビキニはダルスキンの上を滑って股間へとキツく喰い込んでいる。
『クスッ、こんなセクシーな写真があったから、鳴海さんの側でページを捲るのを躊躇ったんでしょう?知凪の乳首が見えそうで見えなくて・・・あっ、怪盗レオンさんが鳴海に変装して側に居た時より、ナマで見ている今のほうが、“その手が邪魔だって言ってる”心の声、大きくなってますよ♪』
添えた手を僅かに浮かせて、トップスの下から胸の膨らみが覗けるようにしてみせている。本当に、あとほんの少しで知凪の乳首まで見えそうな具合だ。
『バ・・・バカ言うな!』
『こうして見ると、中沢まさみと同じGカップだって言われても納得できるほどの迫力だと思いませんか?あっ、やっぱり達也さんも、美里さんと同じサイズにしか思えないって感じてくれるんですね♪』
『な、何を勝手に解釈して・・・』
達也は、焦るあまりに美里のことを横目で確認する。
美里はといえば、股間に突き立てられた異物の進入を何とか食い止めようと、何着も重ねられたサポートストッキングとビキニを幾つか下ろしていた。
『本心を聞かれずに済んで良かったですね。ククククク・・・』
すると、知凪は水玉ビキニを脱ぎ、ダルスキンも続けて脱ぎ始める。次に現れたのは濃い青のハイレグビキニで、脚線はスキニーベージュが彩っていた。
『このビキニも、達也さんが見ていた雑誌の他に、情報番組の海外取材でも着ていたやつですね。こっちのチューブトップの方が面積が少し狭い分、軽くジャンプするだけでずり下がってきてポロリ寸前だったんですけど、さすがにカットされちゃいましたね。それでも、怪盗さんが美人裏方サンに化けて暗躍してくれたおかげで、ニプレスギリギリまでは生かせたんですよ♪』
その場で跳んで、胸を大きく弾ませれば、胸が自然と零れそうになる。
まさに、雑誌やVTRで残せていたギリギリの瞬間が、達也の目の前に起こっていた。
『胸にばかり注目が行っていたけれど、アソコのバイブも衝撃でうっすらと水着に浮き出て来ちゃって。そのたびに二の腕で胸を挟んだ瞬間にグリグリしたり、ペタッて座り込んだりして、それこそバイブを押し戻した回数は数知れず・・・でしたよ☆ストッキングとインナーの重ね穿きが無かったら、もうグラビアやレポートどころじゃなかったかも』
その時の再現と、二の腕で胸を挟む。僅かに浮いたトップスから、今度こそ乳首まで見えてしまうのではないかと思えるが、注目するのはそこだけではないぞと、青いビキニの上からワレ目に指をグリグリと押し込めていた。
まるで、マジシャンがトリックを成功させるためのカモフラージュを演じているかのようだが、胸も股間も目を見張るほどの痴態であるから、視線は両方を泳いでしまう。
『これほど魅力的な鈴木知凪のグラビアをすぐにでも見たいのに、家まで我慢するのはならなくて辛かったでしょうね。顔見知りの居ない場所ならば、移動中でも見ることはできたかもしれませんけど、結局それも叶わなくて、家に帰ってもまだお預け状態でしたからね』
達也は今の言葉に、鈴木知凪や狩野綾子らに変装したことを証明するだけでは飽き足らないのかと、呆れ返る思いだ。だが、それもまた楽しい出来事だったと、知凪はマスクを鼻まで捲って、その時の顔を覗かせる再現をしてみせた。
49
:
PON
:2016/04/12(火) 12:24:33 ID:WBuvItuc
『帰りのスクールバスで正面に立っていた、フレアミニにナチュラルブラウンを穿いた娘が、西村詩音っていう別の大学の生徒でしたよ。達也さんが視線を上げて様子を覗ったけど、Eカップ巨乳が邪魔で良く見えなかったんでしたね。あの時の詩音さんは、オッパイに七つ道具を仕込んでロケット乳になるように細工をしていましたから』
立原莉乃の顔はどこへ消えたのか、知凪マスクの下では違う女性の顔がニヤリと口元を歪めていた。首の皮を引っ張れば、水玉ビキニのチューブトップを着た巨乳が備わっていて、一目で莉乃の身体ではなくなっていると見分けがつく。まさに、美里が予感していた展開だ。
『それから、電車で座っていた時は、隣りに座っていた黒髪の清楚な女子高生が眠っちゃって、もたれ掛かって来たのを支えてくれましたよね』
詩音マスクも鼻下まで捲り上げれば、今度は明るい声を発する女性の物へと変化する。そして、スキンスーツも引っ張ると、浮かせた皮の内側で詩音の胸よりもさらにサイズアップした胸が現れ、その双丘はスキンスーツの支えを失っても立派な形を保っていた。
『滝沢遥は、そのお礼に水玉のチューブトップビキニに押し込めた87センチのGカップ巨乳を、シャツの間からチラ見せしながら押し当てて、さらにナチュラルベージュのストッキング脚が眺められるように軽く脚を開いて太腿も擦り当てたんでしたね。目の前に据え膳があっては、知凪のグラビアどころじゃなかったでしょう?』
今思えば、偶然にしては出来過ぎなことだったと振り返ることもできる。だが、どこで怪盗レオンが誰に変装しているかなど常に気を張っていたら、精神的に持たなくなってしまうのだから、意識しないようにするのも手段と一つではあった。怪盗レオンにすれば、それこそ変装の完璧ぶりを示せるきっかけになるのだが。
『駅からの帰り道でも、前を歩く南城明香っていう美人OLのブロンドベージュの太腿に見惚れて・・・あまり手当たり次第にストッキング脚に見惚れていると危ないですよ?あの時は、明香はブラウスの胸元から覗く胸の谷間を眺めて気にもしていなかったけど、達也さんのお父さんの会社に勤めていますから、そのうち視姦されたなんて言われちゃうかも♪』
遥マスクをチラリと捲って、首元も引っ張れば、南城明香の変装の一部が現れた。顔も名前も覚えていなくとも、もはや明香の変装であることは明白であり、先程見せた立原莉乃の変装がどの順番にあるのかも分からないほどの変装の重ね着ぶりだ。
『まっ、実際に85センチEカップ女子大生の西村詩音も、87センチGカップ女子高生の滝沢遥も、84センチEカップ巨乳OLの南城明香も、視姦どころかチューブトップビキニとストッキングを重ね穿きして、知凪が咥えていた極太バイブをワレ目にズップリ埋め込んでいたから、平然と強姦されていたようなものでしたけどね。達也さんが家に帰ってからも、極太バイブをビキニとストッキングの重ね穿きでギッチギチに喰い込ませた妹の亜衣さんや、美里さんが長話しに訪れたから知凪のグラビアを堪能できなくて。結局、彼女たちのストッキング脚の余韻に浸りながら、結局眠ってしまったんですよね。ククククク・・・』
鈴木知凪の原形が一部失われたまま、とうとう亜衣と美里の変装姿までチラつかせられた。
怪盗レオンの真骨頂とも言える、無数の美女の顔と身体の重ね着変装術、まさにここに極まれりといった変幻自在ぶりを、今にして思い知らされた。
50
:
PON
:2016/04/12(火) 12:25:09 ID:WBuvItuc
『その後に、知凪さんが達也さんの部屋に忍び込んで、リアルなハイレグビキニを見せていたのなんて知りもしないですよね?薄暗い部屋の中で鈍い光沢を放つスキニーベージュ、達也さんが起きていたら間違いなく釘付けだったと思いますよ♪あいにく、私のGカップ巨乳よりも小さなこのEカップ巨乳から噴き付けられた睡眠薬のせいで、目を覚ますはずも無かったけど』
首の皮を伸ばして自分の胸を覗かせていた美里は、トップスを着けたままの知凪の皮とその下に着たスキンスーツの胸から首までを馴染ませる。そして、漸くあるべき胸の形を宿したトップスをずり下げて左胸を露わにすると、知凪の行為を再現するように、乳首から中空に液体を噴射した。
『まぁ、今こうして同じ格好をしてあげているんですから、逃したチャンスは取り戻せましたよね?顔以外は、コレで写真集やテレビ番組で着ていた通りになりますよ♪』
露わになっていた胸にブルーのチューブトップを重ね、グニュグニュと柔らかな膨らみのポジションを合わせていたように見えたが、スルリと下ろしたその下にも四角形の布を上下の紐で繋いだだけのベージュトップスが用意してあった。先程、睡眠薬を噴射させた際は、この水着を纏めて下ろしていたようで、チューブトップを直していた時の指の動きは、欲望の赴くままモゾつかせていたわけではなさそうだ。
『どうです?スキニーベージュとインナーの喰い込みでギチギチに埋もれさせながら、柔軟なカラダを駆使して、Y字バランスとか胡坐とか開脚とか、脚を開きまくっていたそうなんですよ♪でも、調子に乗り過ぎていたら、バイブがひり出て来たのに気付くのが遅れてしまったようでして・・・』
胸を隠す僅かな布から零れそうに震える谷間を覗かせながら、ハイレグビキニを脱いでいった。スキニーベージュの下に何かを穿いているように見えないのは、肌色のトップスと同色であるせいだろう。
『こうして、オッパイが眼帯ビキニからポロリしそうなのを頻りに直したり、トップスを浮かせる素振りでニプレスを貼ったEカップ巨乳を見せたのに、それも霞むほどのボッコリだったようで、殆どをカットされちゃいました♪クククッ』
水着を気にしながらスキニーベージュを下ろすと、またストッキングのシームが現れた。さらにストッキングを脱ぐと、肌色のインナーとスキニーベージュの脚線が現れる。脱ぐたびに腕が胸にぶつかって、眼帯ビキニがずり動くのだが、そんな誘惑も含めての重ね穿きなのだろう。
『さて、バイブの存在すら見受けられないこのインナーとスキニーベージュの下は、どうなっているでしょうか?一見すると、ワレ目の形に沿って喰い込んでいるので知凪さんのアソコが現れそうに見えますけどね・・・あっ、乳首が見えちゃっているじゃないですか。まぁ、私の乳首じゃなくて知凪さんのだから良いですけど♪』
トップスをずり上げて、インナーとスキニーベージュを直すも、秘部の場所を覗わせるシームの喰い込みの下から、また肌色のインナーとスキニーベージュが現れていた。
51
:
PON
:2016/04/12(火) 12:26:57 ID:WBuvItuc
『達也さんには、今の重ね穿きを脱いだだけでサービスになっちゃいましたね♪鈴木知凪さんの脱衣シーンともあれば、大いに興奮してくれたと思うんですが・・・まだ、顔が深浦美里では半減でしょうか?でも、この下に残した重ね穿きの状態もあの時と全く同じなので、貴重なシーンの目撃者になれているんですよ☆』
それまで脱いだ肌色インナーと大した変わりも無いが、僅かに際どさの増した眼帯ビキニとセットになった超ハイレグビキニ姿を見せ付ける。
『脚を上げるたびにストッキング同士が擦れるし、それに合わせて膣襞もバイブにズリズリ擦れるし、喰い込みは激しくなるしで、乳首もアソコも感じまくっているのに殆ど異変が見られないなんて、もはや人間業じゃないと思いません?』
眩い光沢のダルスキンも含め、実際に現場で着用した物を、恥ずかしげも無く着こなす。そして、股間の中心は僅かな円形の膨らみが浮かび、マスク以外の全てが再現されていた。
52
:
PON
:2016/04/12(火) 12:28:12 ID:WBuvItuc
『それでは、良い加減にマスクを戻しましょうか。完璧な鈴木知凪の眼帯ビキニ姿で、もっと勃起してくれると嬉しいですね♪』
今さら再現しても、今度は知凪の股間にあまりにも不似合いな極太バイブの膨らみが浮かび出ている。それを水着の上から押し込めても、美里マスクの上に亜衣マスクを、さらに南城明香のマスク、滝沢遥マスク・・・と、一枚ずつ引き伸ばしては重ねるうちに何度もビキニに膨らみ出てしまった。
だが、達也は怪盗がマスクを一枚ずつ被り直すタイミングを待っていたとばかりに、美里の側へと急いで駆け寄る。
『あらあら、知凪のお色直し中に姑息なことしたら困りますよ?』
西村詩音のマスクの上に、狩野綾子マスクを引き伸ばしながら被っている最中とあって、全く視界は利かないはずだが、その行為は完全に見抜かれていた。
そして、ビキニから右胸を零れさせ、強く握り潰した乳房から勢いよく噴き付けられる。だが、達也は咄嗟に手に抱えていたジャケットを広げて投げつけ、防御した。
『うわっ!・・・ちょっと、こんな汗臭いジャケット投げるなんて反則じゃない!?』
噴射した薬を受け止めたジャケットが、偶然にも怪盗の顔に覆い被さったことで、達也は美里の側に駆け寄ることができた。
53
:
PON
:2016/04/12(火) 12:29:03 ID:WBuvItuc
『美里さん、遅くなってごめんね。すぐに取ってあげるから』
『い、いえ・・・大丈夫でした。でも、もう少し遅かったら危なかったかもしれません』
美里は言葉を発せるまで回復したが、股間だけはまだ痺れ薬の効き目が残っているとあって、達也の手が触れる感覚もバイブを抜かれる感覚も伝わらない。それが幸いとばかりに、達也はバイブをストッキングの中から抜き取り、放り投げた。
『ふぅ・・・マスクを重ねて被っていなかったら、危うく自分の痺れ薬で動けなくなるところだったわ』
上半身を覆っていたジャケットを取り去った怪盗の顔は、狩野綾子マスクを被り終えていた。鈴木知凪マスクが、狩野綾子の鼻から上に被さっていたはずだが、知凪マスクは外れた状態だ。それどころか、知凪の身体に着てあった眼帯ビキニも知凪のEカップ巨乳までが下ろされて、眼帯ビキニを着た狩野綾子の上半身が現れていた。
『本当にあのマスクに薬の効き目を無くす効果があるのかは分からないけど、多少の抵抗もアイツには良い演出にしかならないってことだな・・・』
『まったく・・・オッパイの中身もバラしちゃったからまだ良いとするけど、バイブを咥えた鈴木知凪の痴態を見せられなかったのが惜しかったわね』
肌色の布が綾子の胸にピッタリと貼り付き、同色の紐が首とスキンスーツで隠れた下半身に伸びている。一見すると、裸でいるのかと錯覚するほどだ。
『業界では“縦眼帯”っていうビキニだけど、女子アナでこんなのを着こなしたのは、きっと狩野綾子が初めてね。テレビでこの格好は過激すぎるから、服の下に着込んでおいたけど・・・私もEカップ巨乳だから、知凪の眼帯ビキニと綾子の縦眼帯ビキニを見比べるのにちょうど良いモデルになったと思うわ』
怪盗以外の、誰がその水着を比較するというのか意味不明だが、紐を浮かせて狭い布の向こうにある胸を眺める綾子の表情は卑しく笑っていて、達也が咄嗟に起こした行動などすっかり忘れているようだ。
『狩野綾子のEカップ巨乳には、何が仕込んであるのか楽しみね』
何を入れてあるのか、その揺れ具合や質感からは女性の乳房にしか思えない双丘で谷間を作りながら、知凪のスキンスーツを下ろしていく。デザインの異なる眼帯ビキニではあるが、布に圧し掛かる胸の質感、零れ出そうになる迫力を存分に映し出すアイテムであることに変わりは無い。
『な〜んて♪生放送の情報番組を担当している私なら、マストのアイテムで決まりでしょ☆実際に、こうして放送中も装備して本物の綾子とか、他の場所に眠らせた女子アナたちの状況を把握していたんだから』
胸が邪魔をして見ることはできないが、知凪のワレ目を貫いていた極太バイブが水着を横にずらした綾子の秘部にまで貫通しており、パックリと開かれたワレ目とバイブの隙間にねじ込んであったイヤホンコードをズルズルと抜き取っている。
『んんっ・・・こんな体勢で、ただでさえ膣襞にバイブが擦れまくっているのに、イヤホンが抜ける快感は半端ないわね。せめて、後ろの穴に挿入してくれていれば良かったかな。人気女子アナのアソコまで見せないように、上手く隠しながら抜かなきゃ。ククククク・・・』
喘ぐような声と表情を覗かせつつ、知凪の身体からライトベージュのストッキング脚を抜き取っていく。そして、中途半端に下ろしてあったストッキングを穿き上げ、水着を直せば、バイブを咥えたまま露出していた肝心な部分は隠れたのだが、股間には眼帯ビキニの喰い込みを跳ね返す膨らみがあった。
『このパターンの眼帯ビキニだと、普通のよりも喰い込みがさらに激しくなって、極太バイブが少しでもひり出ていたら本体の一部が見えてしまうのよね。だから、膣圧が強くない狩野綾子とかには不向きで・・・まぁ、そこは女子アナっていう立場だし、重ね穿きや普段通りタイトミニスーツとかで露出を控えていればどうにでもなるんだけど』
わざと蟹股になって、股間の様子を眺めてみる。指でいくら弄ってみても、ビキニの横からはワレ目を押し開く黒く異質なモノがライトベージュ越しに見えていた。
54
:
PON
:2016/04/12(火) 12:35:51 ID:WBuvItuc
綾子は、何食わぬ顔でトップスを浮かせ、眼下で揺れる乳房に直に触れる。
『んふぅ・・・ククククッ』
感触を味わってニヤリと笑いながら、グニュグニュと揉みしだくうちに、乾いた音が僅かに聞こえた。ペリペリと聞こえるその音から、ニプレスの粘着力の強さが覗えるというものだ。そして、トップスを隔てた内側では、手にしたイヤホンコードを動かしている。ニプレスの戒めを解かれた乳首にコードのジャックを突き刺しているのは、これまでにも見せられた行為とあって、隠していようとその痛々しい様が脳裏に浮かんでくるようだ。
『これで、生放送中の狩野綾子の再現ができたわよ』
イヤホンを耳に装着し、Eカップだと誇っていた胸を強調するように、手を後ろに回してみせる。立派な谷間と、水着に押し潰されながらもハリを保つ質感は、本物の彼女の胸と比較のしようがないとはいえ、今さら確かめるまでもない。
『いつも、タイトミニのスーツとかミニワンピを着こなしている狩野綾子が、服の中でこんな際どいビキニでイヤホンを乳首に突き刺しながらテレビに映っていた回数、どれくらいあったかしらね。そんな綾子に襲われた仲間たちは、私ほどの多くなかったらしいけど。気紛れに、バイブを咥えたアソコからコードを生やして耳に装着していたこともあったかな。ククククク・・・』
コードは水着のトップスの内側に潜り、乳首の突起に刺さっている。そして、コードを抜き取った股間には未だにボッコリと極太バイブの膨らみが浮かんだままになっていた。
55
:
PON
:2016/04/12(火) 12:36:41 ID:WBuvItuc
『ところで、そろそろ教えてもらえません?どうして、美里さんがピンチだと分かったのか・・・』
『そろそろも何も、そっちが一方的にやりたい放題やって・・・』
『別に、そちらの言い分なんて聞いてないんですけどね〜。言ってくれないと、お薬浴びせちゃいますよ?イヤホンの刺さっていない左胸には、中身の知れないモノが用意してあるんですからね』
眼帯ビキニからスルリと露わにした乳房にもニプレスは貼ってあったが、難なく剥がし取ったそこにある突起は、本物と見紛う完成度の付け乳首だった。
『私の胸をこんなに厳重にしてあるってことは、よほどの何かが・・・硫酸とか噴き掛けられようものなら、狩野綾子の乳首が溶けるだけでは済まないのは確実ね。クククッ』
ペリッと剥がしたその下にもニプレスが貼ってあった。このパターンは、過去にも見せ付けられたことがあるだけに、ニプレスに浮かび出ている円形の膨らみの正体も想像できてしまう。そして、肌色のそれを剥がせば、予想に違わぬ白いプラスチックが現れた。
『さぁ、狩野綾子の乳首まで見るつもりなら、何も話さなくても構わないけど・・・どうします?』
押さえを失った白い蓋は、乳首がムクムクとあるべき状態になってもそこに被さり、綾子の視点からしか乳首の存在を眺められない。指でその蓋を揺らせば、銀色の針が僅かに自らの視界に入って、刺さる様が痛々しくも映った。とはいえ、目を逸らしてしまうのは当人では無く、それを見ることができない達也と美里の方だった。
『あらっ、私の乳首まで見えているかのような反応ですね?・・・となると、アソコに咥えたバイブの具合も手に取るように見えているの?』
綾子は、胸に手を添えて柔らかそうな双丘を握り潰そうという構えだが、一方で股間の異物にも手を伸ばし、ズルズルと抜き取り始めた。股間を僅かにしか覆えていない布地やサイド部分から、ワレ目を壊すほどに開きながら異物を吐き出す光景が手に取るように映し出されている。
『・・・別に隠すつもりもありません。いずれ、あなたが至る所に仕掛けた盗聴器によって全て筒抜けになるだけですし』
『だから、盗聴器で盗み聞かれないように対策したんでしょう?筆談か何かで』
股間のモノを吐き出させつつ、右胸の乳首に刺さったコードをズリズリと動かしながらも、綾子は快感も苦痛も表に出さず平然と尋ねる。胸にあてがうビキニには、イヤホンジャックらしき太く固い何かが出て、股間を隠す布地とストッキングにはコポコポと零れる愛液が滴り、至る穴から度を超えた異物を抜き出す行為には吐き気すら催す思いだ。
56
:
PON
:2016/04/12(火) 12:37:25 ID:WBuvItuc
『本当に、変装した相手の肖像権なんてことは全く考えていないヤツだな・・・』
『そんなことを気にしていたら、無数の顔を持つ変装怪盗なんて稼業やっていられませんよ♪』
そうは言いつつも、抜き取り終えた粘液塗れのバイブの先端と、針付きの蓋を刺した左胸を二人に向けているのは、話を逸らすなと脅しているようだ。少しずつ距離を縮めてくる綾子の股間には愛液の付着した水着がピッタリと貼り付き、ひとりでに元の形状に戻ろうとする秘部の具合をクッキリと浮かばせている。
『・・・これでも、長く付き纏われていますので、あなたの考えることも多少は解って来たということです』
『美里さんと大学に行った時も、亜衣や美香姉さんが家に友人を呼び集めた時も、お前は俺たちの前に現れた。そして、今日も例外では無かった・・・有名人の集まる収録でも出没していたとなれば、変装コレクションとやらを大量に集められる場所に、必ず誰かに化けて潜り込むと予測もつくわけだ』
得体の知れない凶器を向けられている状況下でも、二人ともこれ以上怯みはしない。お気に入りであるはずの美里に危害を加えるなど、怪盗レオンにとっての利用価値も変装価値も損なってしまうことを理解しているからこそだ。
『なるほどね。確かに、今日は達也さんが秋村麗那と桐原桃美を呼び出して、中川菜穂たちに顔合わせさせるって予定でしたものね』
『それより前にも、お前が美里さんを始めとした家の関係者に変装して情報を集めていた、なんてことは言わなくても知っているからな』
『あーぁ、それは私のセリフとして言わせてもらいたかったのに・・・それならば、私がいつ誰に化けて潜入したのかまでも承知しているってことですね?』
首に指を埋めさせ、掴んだ綾子マスクを歪めてみせると、耳に差していたイヤホンが胸の谷間に挟まった。せっかく被ったマスクをまた脱ごうというのかと呆れる一方で、果たして綾子の顔の下から出てくる顔は先程の順序通り鈴木知凪の顔であるだろうかと疑念が働いた。こうして、マスクを脱ぐ行為に及ぶということは、やはり家に潜入した時の変装を用意してあるのではと思われたからだ。
『それが判っていたら、苦労はしません。いくら、怪盗対策のアイテムを所持していても、所詮イタチごっこなのは今村警部からも言われていますし、そもそもあなたが正体を悟られるような未熟な変装などするはずもありませんから』
『ふぅ〜ん、よく分かってますねぇ・・・でも、それだけだと達也さんが美里さんのピンチに駆けつけて来られた理由にまで結びつかない気がするんですけど?』
『別に、教えるほどのことでもないだろう?今回は作戦が上手くハマったが、また同じ対策を講じた俺たちのことをその変装術で陥れるのが、お前の楽しみになるんだからな』
『クククッ、そうきますか。随分と怪盗レオンとの付き合い方も手慣れてきたようですね。そこまで私のことを評価してもらえるのなら、お望み通り調べさせてもらいますけど』
マスクは歪んだままで、どのような表情で話しているのか窺えない。とはいえ、きっと何かを企んだように不敵な笑みを浮かべる狩野綾子の表情が思い浮かんだ。
57
:
PON
:2016/04/12(火) 12:39:43 ID:WBuvItuc
『私の予想では、携帯電話がカギを握っているんじゃないかと思ってるんですよね』
『・・・・・』
そう話す怪盗は、足元に脱ぎ去ったスキンスーツを拾い上げている。とはいえ、綾子マスクを被り直したわけではなく、目や口の穴から視界が確保できているようでもない。
『その様子からして、全くのハズレというわけではなさそうですね。ククククッ』
怪盗を見遣れば、眼帯ビキニから零れそうなイヤホン付きの乳房を揺らし、股間の喰い込みを指で直しながら、一着また一着とスキンスーツを集めている。視界を遮るマスクを直そうとするどころか、ズレた口のパーツからイヤホンを入れて、耳に装着する始末だ。
完全に見えていないはずなのに、そう言い当てるのは心でも読んでいるのだろうか・・・だが、そうだとすれば、最初からこんなことを尋ねて来ないはずだと、自問自答してしまう。
『少しは否定してくれないと、私の変装術を駆使しなくても作戦を見破れたことになってしまうんですけどね』
二人が考案した対策と言うのは、まさしく携帯を使用した物であった。
会話をすれば盗聴されてしまうため、決まった時間ごとに着信を入れ、ワンコールのみの発信を返す。怪盗が現れそうな今日は、それを繰り返していたわけだ。そして、これまで順調に交わされていたやり取りが途絶えたことで、大学から帰宅途中だった達也は慌てて駆け付け、今に至る。
この程度の作戦であるし、携帯が怪しいと気付いているのだから、着信履歴をチェックしてほくそ笑む姿が目に浮かぶ。
『否定しようとしまいと、“その程度の策で怪盗レオン対策ができたと思い上がるな”とか言われることに変わりないからな。それも、俺に精神的ショックを与えるために、美里さんに変装して言ってくるんだろうさ』
『フフッ、あまり先読みされると楽しみが無くなっちゃうじゃないですか。仕方ないので、美里さん以外の女性に変装して言ってあげますよ』
マスクの内側から聞こえる声は、狩野綾子から鈴木知凪のものへと変化した。だが、その声を発しているのも鈴木知凪の顔であるかは疑わしいものだ。
『さて、怪盗レオン対策の答えが見えてきたところでなんですけど・・・』
怪盗は、マスクを歪ませた状態のまま時計を見遣る。生気の無い綾子マスクのせいで、何も見えてはいないはずである。
『・・・・・あっ?!』
時計を見遣る動きにつられてそちらを見れば、達也が急いで帰ってからだいぶ経過していた。
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60
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PON
:2016/05/17(火) 12:44:27 ID:M9Quf2M2
『マズいな・・・』
怪盗が美里に変装し、布団を干し終えてもまだ部屋に残っていたのが周りに知れれば、これまで隠してきた関係が広まってしまうかもしれない。
『では、片付けの方はお任せするとして、私はクローゼットをお借りしますね』
『・・・そうするってことは、お前の正体が近付きつつあるのか。まぁ、だからといって正体を拝めるほど、変装の数が残り僅かってこともないだろうけどな』
『美里さんの変装から始まって、10人以上は脱皮しちゃいましたからね。臆病者の変装怪盗さんは、自分の正体を隠してくれる美女の皮が残り10着や20着くらいになったら、もう気が気でなくなってしまうんですよ』
そう打ち明ける話が真実なのかどうか、ここで一着ずつ脱皮して本体を現さない限り判別する術もない。ただ、気が気でないなどという言葉は所詮出まかせにすぎないし、ここからもまだ長く付き合わされることだろう・・・と思っている所へ、怪盗は不完全な狩野綾子の姿から、完全脱皮を遂げるべく、自然に出来ていた背中の裂け目から飛び出るようにして中身を抜き取っていた。その姿は、これまでに見せた顔のどれにも当てはまらない。
『しかも、狩野綾子の下には、立原莉乃とか滝沢遥かとか深浦美里とかの変装が隠れていることが知られてしまったから、こうして違う美女に化けないと気が済まなくて。でも、さすがに一気に7着脱皮するのは大変みたいだね』
脇が広く空いた白いタンクトップに、黒いレザーのショートパンツ姿の美少女が、ミディアムロングレイヤーの髪を靡かせて降り立つも、スキニーベージュに包まれた美脚には脱げきらなかったスキンスーツが絡まっている。
『とうとう、有村羽澄の変装まで披露しちゃったよ☆スタイルは、上から80-57-82のDカップ。羽澄って、童顔な見掛けによらず巨乳なんだよね。1、2年前はスレンダー微乳だったはずなのに』
身体を前に倒し、脚に纏わりつく抜け殻を抜き取るポーズは、まさに羽澄の胸を拝んでみろと言わんばかりで、緩い胸元から何も纏っていない乳房がユラユラと揺れていた。
『映画で、金髪女子高生役をした時、ネットでも意外に巨乳だって騒がれたのも記憶に新しいでしょ?』
顔を上げて、おどけるようにウィンクした直後、羽澄の顔の中身が抜けてしまい、素早くタンクトップを脱ぐと、谷間を作っていた乳房から腰までが剥がれ落ちた。
だが、その下から現れた姿も有村羽澄だ。ただ、先程の黒髪にタンクトップとは全く印象の異なる、カールの掛かった金髪に、シャツのボタンやリボンタイをルーズに着こなした制服姿である。
『時々、怪盗レオンが入れ替わって、Fカップ巨乳にまでグレードアップしたこともあったから尚更だよね。本物と偽者の羽澄を区別する材料は、衣装の胸元から見えるボリュームが増している時の羽澄は、必ずこのスキニーベージュを穿いているって覚えておいてね♪但し、今の私みたいに本物と同じ80センチDカップで映っていることもあるから、ストッキング脚を見破る方が確率高いかもよ?』
リボンタイをさらに緩め、シャツに隠れた胸の谷間を見せつけながら、残っていた羽澄の皮とショートパンツを脱ぎ下ろせば、またもスキニーベージュに彩られた脚線美が現れる。
まさしく、映画に出演した時そのままだぞと自慢しているのが、ニヤついた不敵な笑みからもありありだ。何気なく羽澄から羽澄へと脱皮する途中に、チラチラと見えるDカップ美乳の存在感といい、スキニーベージュの下から現れた同じスキニーベージュの脚線といい、黒髪の羽澄が見せた姿と同じ顔とスタイルなのに、髪型と服装が違うだけで、こうも印象が変わるものかと感じてしまう。
『達也さんは、さっきの羽澄と今の羽澄、どっちがお好みかな?スキニーベージュの脚と、Dカップ美乳は全く変わらないから、外見の印象だけで決められるよ♪あと、こんな格好の羽澄が出ているシーンもあったけど、実は制服よりこっちの方が好きだったりします?』
いたずらっぽく笑顔を見せてシャツとスカートを脱ぎ下ろすと、胸の谷間を強調するヘソ出しノースリーブにデニムショートの出で立ちへと変化した。ストッキング脚を交差させ、腕組みで谷間を見せながら顔を覗き込む姿勢は、羽澄の持つポテンシャルを余すところなく発揮している。しかし、これで終わりではないとばかりに、羽澄はノースリーブまでも脱ぎ去った。
61
:
PON
:2016/05/17(火) 12:45:30 ID:M9Quf2M2
『今は封印しているけど、ちょっと前まではこういう露出もしていたよね。映画でこういう姿を見せたかったのに、事務所がNG出しちゃって・・・だから、せめて服の中にハイレグ水着を着ておいて、ここまで立派に育った胸の膨らみをちょくちょくアピールしようって思ってね♪』
ノースリーブの中には、モスグリーンのベアトップが着込んであった。Dカップとは言うものの、水着のデザインのせいもあって、零れ出てしまいそうなほどのボリューム感だ。
本番でも、これと全く同じ重ね着をし、ビキニで寄せ上げた乳房を面白いように弄んでいたというが、改めて見直せば、執拗に胸の谷間を見せたり、胸を押し当てたりしているシーンが多くあることに気が付けるだろう。
『服とスキニーベージュの下に着ていたから、映画の中では見分けられないだろうけど、怪盗レオンお得意の激しい喰い込みとストッキングの重ね穿きは、羽澄の時も変わりなく・・・ってね』
胸の眺めを良くしてやろうと、ゆっくりとデニムショートを脱ぎ下ろすと、黒いマイクロショートパンツが穿いてあった。羽澄の股間の曲線にピッタリと貼り付く布地には、ストッキングのシームと、その下に穿いてある着衣のラインまで浮かんでいた。
『本物の羽澄にも、私と入れ替わった直後はこんなふうに重ね穿きを堪能させたしね。っと、ハイレグビキニの時は、こっちの顔の方がグラビア撮影の再現になって伝わり易いかな』
そう言ってビキニの内側に手を入れて胸をモゾモゾと探ると、一枚のフェイスマスクが取り出された。ビキニの中に隠してあったものなのか、裂け目を作って羽澄の胸の中に隠してあったのか、二人にはハッキリと見分けられない。
『羽澄のDカップ美乳の温もりが顔全体に感じられて、思わずニヤけちゃうね♪ククククッ・・・』
用意したマスクを金髪カールの羽澄の顔に被せ、手早く顔のパーツを重ねれば、皺くちゃだったマスクは瞬く間に吸着した。翳していた手を離せば、楽しさを隠し切れずに嘲るミディアムロングレイヤーの黒髪になった有村羽澄の顔がある。
『元が変わらないだけに、どっちの顔でも変わらないんだけどね。やっぱり、この顔でこのビキニを着て撮影した分だけ馴染みがあるっていうのかな。極太バイブを咥えたグラビア撮影はもちろんだけど、バイブ姿を制服とデニムショートの中に隠して金髪の羽澄として映画に出るのもスリルがあって楽しかったよ。さすがに、本物の羽澄に極太バイブを咥えさせるのは気が引けたけど。いくら、超ミニの制服の下でショートパンツとストッキングとかでサポートを強くしていると言っても、私みたいに全部を咥え込んだら平然としていられないもんね』
マイクロショートと一緒に、スキニーベージュも丁寧に脱いでいく。すると、モスグリーンのハイレグビキニが現れ、深い切れ込みからもスキニーベージュの光沢が伸びていた。
そして、股間を締め付ける戒めが解けたのを受け、羽澄に似つかわしくない膨らみがワレ目の位置に浮かび出て来た。
62
:
PON
:2016/05/17(火) 12:51:21 ID:M9Quf2M2
『もう、私の変装も残りが少なくなってきたっていうのに、また脱ぎ散らかしちゃった・・・これも、達也さんが余計な挑発をするせいですよ?』
『何を・・・』
勝手な言い掛かりだ、と呆れてしまうが、言い返せば言い返しただけ屁理屈を並べてくる。それを解っているからこそ、美里も先程から押し黙っているのだが、有村羽澄にまで変装したのを見せられては、無反応を貫けない。わざわざ、怪盗が有村羽澄の姿で映画作品の舞台裏を明かしてくるのも、二人がこの映画を見たのを知っているからこそで、その時の状況を脳内で思い起こさせようという思惑があるのだろう。特に達也には効果覿面で、こうして胸の谷間と喰い込みを晒せるハイレグビキニ姿に、スキニーベージュの脚線までアピールされては、例え股間にバイブの膨らみが見えていようと、興奮を抑えられなかった。
『達也さんが、そうやって勃起を抑えようと懸命になればなるほど、私だって変装怪盗の意地で、驚きと勃起を促してやろうって思っちゃうんですよ☆色んな顔とスタイルを使って・・・ね』
胸を押し込めたベアトップを僅かに引き下げて、胸元への視線を注がせる羽澄。さらには、ハイレグの中に指を入れてストッキングの上からワレ目の周りをスリスリと撫でながら、膨らみを押し込めようとする。清純さがウリの羽澄が、気でも触れたようにバイブオナニーを始めるのに幻滅させられたが、それでも目を逸らせないのは男の悲しい性だ
『有村羽澄が、こんな痴態を晒しても思ったほどの反応は無いみたいかな?それなら、次の手に出るまでさ。このまま、中途半端な手応えで終わらせるくらいなら、残り少ない皮を脱ぐ方が後味良いもんな。ククッ』
股間の膨らみを押し戻しつつ、首に指を掛けてマスクを捲り上げる。ミディアムレイヤーの羽澄マスクの下には、金髪カールの羽澄の顔があるのは知られていては面白くないと、歪んだ顔とワレ目を弄る指遣いに注目させておいて、背中から脱皮を始めていた。
『有村羽澄の水着姿、ちゃんと瞼に焼き付けておいてくれよ?私のDカップ美乳とハイレグの喰い込み、もう怪盗の変装でしか拝むチャンスは無いんだからな』
二人が、瞬時にトップスとビキニが羽澄の皮と一緒に剥がれ落ちるのを見届けた時には、超ミニのスカートから伸びるスキニーベージュに、シャツとリボンタイをルーズに着こなす制服姿の金髪女性が、悠然と腕組みをして二人を見遣っていた。
63
:
PON
:2016/05/17(火) 12:54:49 ID:M9Quf2M2
『金髪だった有村羽澄が着ていたのと全く同じ制服なのは、もう見ての通りだよね。有村羽澄に怪しまれずに接触して、あの娘の皮を作る役目を受けたのは、この私。原作の映画化が決まって、顔合わせをするって時に、この顔ならば話も弾んで、警戒心もすぐに解けると思ったの』
卑しい笑みを貼り付かせた顔に手を押し当て、その美貌をわざと歪ませる。
『案の定、この制服まで着込んで対面したら、効果は覿面だったな。超ミニスカートの下では極太バイブをうねらせながら、ストッキングとハイレグビキニを重ね穿いてて、表紙に写っている女性とは、全くの別人だったのにね。クククッ』
スカートを摘まんで、スキニーベージュの上に穿いた黒のマイクロショートパンツを覗かせたのだが、意図的にずらされたパンツの下には穴を開けたスキニーベージュと、水色のハイレグビキニの布、さらには羽澄が咥えていたと思しき肌色の極太バイブが覗いていた。だが、すぐに裾から手を離したため、二人はその痴態を一瞬だけ目に留めた程度だ。
『原作本を持っている二人なら、見覚えもあるでしょ?あいにく、表紙に載っている金髪女子校生モデルっていう程度の知識で、石川花恋っていう22歳の83-56-83のDカップ巨乳タレントだってことまでは知らないだろうから、これを機会に覚えてくれると嬉しいね』
原作の表紙から伝わるキツそうなイメージとは裏腹に、花恋は愛想良く微笑みを見せる。しかし、そんなソフトな印象を与えても、ボタンの外れたシャツのから腕で寄せ上げた胸の膨らみをアピールし、スカートの中に極太バイブを咥えた姿まで見せられたのでは、良い印象も吹き飛んでしまう。
『今は金髪女子高生のイメージが強いから、バラエティ番組とかグラビア雑誌に出て、その先入観を払拭中なの。怪盗レオンの協力もあって、水着とかドレスとかを着てDカップ巨乳と肌色ストッキング美脚を色んな場面で披露できてるわ。ちゃんと、黒髪に戻した顔で・・・ね』
ボタンを全て外し、水色のトップスに包まれた胸を覗かせたと思うと、首の皮をグニュッと掴んで再びその美貌を歪める。そして、シャツを広げて一瞬姿を隠した後に、マイクロショートパンツ、水色のビキニ、ストッキングが、女性器にバイブを咥えたままの抜け殻と一緒に足元に脱げ落ちた。そして、花恋を模ったスキンスーツの横には、紺のタイトミニスーツにピンクのリボンを首に巻いた石川花恋が黒髪を靡かせて立っていた。
64
:
PON
:2016/05/17(火) 12:55:48 ID:M9Quf2M2
『CMにも出ているから、こんな清楚な店員さんの格好でも違和感ないでしょ?むしろ、あの時の店員役の女性が、表紙の女と同一人物とは思わなかったというのが正直な感想になるのかしらね』
花恋は、腰に手を当てながらシアーベージュの光沢を帯びた脚を交差させ、得意げにほくそ笑む。
『本の表紙になった金髪女子高生の石川花恋も、黒髪の店員として腹話術をしていたCMの石川花恋も、正体は花恋の皮を被った同一人物だったけどね』
花恋のタイトミニスーツの裾には皺が寄っている。どうやら、有村羽澄が咥えていたバイブを花恋のワレ目に突き立てるために、予め裾を捲っておき、シャツを翳して脱皮をした瞬間に裾まで戻したな・・・と、怪盗慣れした二人はその仕組みを簡単に見抜いていた。
『どうせ脱ぐんだったら、こんな立派な物を着ても意味ないじゃない。せっかくのスーツが、皺になって勿体ないわ・・・美里さんは、そう思ってるのかしら?』
美里の声を操りながら心の内を完璧に言い当てた花恋に、美里は目を丸くして驚く。
『それでも良いんですよ。太腿から爪先まで覆っているシアーベージュの脚線美を生かすのに、もってこいの衣装なんですから。ハイレグビキニ姿の有村羽澄が、Dカップの谷間とスキニーベージュの光沢を讃えながらバイブを咥えているのを見せた時と違って、期待通りの反応が得られたわけだし。ねっ、達也くん♪』
胸のボタンを外し、ストッキングをスリスリと摩りながらその手をスカートの裾の奥へと潜らせれば、達也の視線は自然と出来上がる花恋の胸の谷間と、シアーベージュの上から股間を辿る指の動きに注目してしまいそうになる。
だが、それでも隣に美里が居ることを意識することで、目の前の美女の誘惑に耐えようとした。その姿こそ怪盗レオンの望んだ物であり、花恋はすかさずリボンを解き、シャツも脱ぎ始める。
また視界をシャツで遮って脱皮するか、と二人が想像するのを嘲笑うようにシャツを落とし、タイトミニを脱いでいく。彼女の身体を覆うのは、胸元と脇周りが大きく開いた青いワンピース水着で、しアーベージュの透けた向こうに、水着の激しい喰い込み具合が見て取れる。
『コレも、石川花恋が撮影で実際に使っていたハイレグワンピースよ。CMでタイトミニを着ていた花恋が、こんなハイレグ水着でDカップ美乳と際どい喰い込みを隠しつつ微笑んでいたと思うと、もっと興奮できちゃうでしょ♪』
シアーベージュを下ろし、水着がリアルに喰い込む様子と共に、そこから伸びるハニーベージュの光沢も見えてくる。正面から覗く乳房の谷間はもちろんだが、大きく開いた脇から覗く胸の存在感も興奮を誘い、深いハイレグと脇の下を繋ぐ布地はほんの数センチ程度しかなかったと知る。
『ぜひとも、このハイレグ水着を着た花恋のグラビアを探し出して、本物と偽者の花恋を見分けてもらいたいものだね。この顔も、水着の中で潰れながら谷間を作るDカップ乳の形や質感も、激しい喰い込みに晒されたアソコのビラビラの数だって本物の花恋と同じだから、それ以外のポイントで見破るしかないと思うわよ?』
腰の所から水着の中に指を入れ、ヒントとなる材料はココだぞと言わんばかりにストッキングのゴムを引っ張り出す。その僅かな幅の布の下には、ハニーベージュ以外の肌色着衣も覗いており、見掛けでは一枚のナイロンとインナーしか穿いているように思えないものの、実際には重ね穿きしたストッキングのゴムとインナーが隠れていることを証明していた。
しかし、ポイントはそこだけではないようで、股間を覆う水着の中に指を入れて、秘部の形に沿って指をスリスリと動かし始める。一方、空いた方の手は水着の脇の所から胸に忍び込んで、柔らかな質感を印象付けるようにグニュグニュと揉みしだく。ほとんど、零れ出てしまっている乳房にはニプレスを貼ってあり、その突起を隠した部分を指で押し込んだ。
65
:
PON
:2016/05/17(火) 13:42:42 ID:M9Quf2M2
『んふふっ・・・水着とストッキングを隔てたアソコには、こんなモノを咥えて貞操帯代わりにしていたからね。膣奥まで無数に刻み込まれた襞に挟んで大人しくさせておくのは、かなり大変だったのよ?』
胸の愛撫に反応したように、花恋の股間の曲線に沿って喰い込んでいた水着には、バイブとは違った質感のモノが浮かび始めた。
『歩くだけでビラビラが絡み付くからなのか、すぐに勃起したがっちゃって。CMの時はタイトミニスーツだから隠しようもあったけど、グラビアの時は重ね穿きで股間を強力にサポートしているとは言え、いつ生え出てもおかしくないくらいでね・・・女の私には、解り得ない辛さだったわ』
懐かしむように語る花恋は、窮屈な中に押し潰されたソレを水着に皺を作らせながら、ゆっくりと摩りだす。
『休憩とか誰も見ていない隙を狙って、扱いたりパイズリしたりフェラして大人しくさせても、撮影に復帰したら、カメラマンに言われるがままに胸を揺らしたり直揉みすることになるでしょ?でも、アソコが濡れて締め付けも強くなっても、花恋はこの魅力的な身体をアピールし続けて、また人目が無いのを見計らっては騙し騙しにヌイて・・・を繰り返したの。もし、カメラの前でアソコから生やしていたら、こんな具合になっていたのかもね』
思うような反応が表れたと見ると、ストッキングの中に手を入れて直接扱き始め、さらなる怒張を促した。そして、股間から手を離してはち切れるほど勃起する肉棒を水着越しに見せつけると、ストッキングとインナーを下ろし、股間を覆い隠す水着もずらしてしまう。
『有村羽澄との試写会イベントに参加した時も、もちろんこの状態まで勃起したわ。目の前で屈託の無い笑顔を浮かべるDカップ女優が、石川花恋に変装した私の手に堕ちて、顔もスタイルも全てを捧げてくれると思えば、自然と男の部分も女の部分も興奮しちゃうってね☆』
まさしく、そそり立つ男のモノがブルン!と飛び出るのを見て、美里は思わず目を背けたが、花恋は身体を前に倒し、胸の膨らみをアピールしながら何の躊躇もなく喉奥まで咥え込んだ。
66
:
PON
:2016/05/17(火) 13:44:36 ID:M9Quf2M2
『お二人とも、怪盗レオンが誰に化けて有村羽澄の皮を盗んだのか・・・は、もう解ってくれたよね?』
石川花恋は、水着の横から零れ出た男性器をスリスリと撫でている。しかし、萎んだソレは、その程度の刺激では何の反応も見せない。
『羽澄を狙うには、ルックス、スタイル、演出のどれを取っても申し分ない女だったね。アソコから男のモノを勃起させていたせいで、スプレー容器はお尻の穴に挿入しておいたけど、このDカップ美乳に仕込んだ睡眠薬だけで事足りちゃったの。花恋が、制服の下にこんなハイレグワンピースを着ていたのを見ただけで言葉を失う純情ぶりだから、眠らせるのも簡単だったよ。この後、羽澄が花恋と似たような仕込みをしてイベントに出ることになるなんて、思いもしなかっただろうね〜♪』
その言葉を受け、石川花恋から再び有村羽澄の変装に戻り、羽澄が男のモノを扱いて勃起させていた姿を思い描いてしまう。
『怪盗レオンは、プレミア試写会の休憩前までは石川花恋に変装して舞台挨拶をこなして、休憩中に有村羽澄の変装スーツを手に入れた後は、有村羽澄の変装お披露目会と称して、上映会とトークショーを平然とやり遂げてみせたわ。制服姿で舞台に上がる時なんて、ミニスカからのパンチラをカメラに狙われやすい瞬間だと判ってたから、細心の注意を払って、スキニーベージュの重ね穿きに見せパン代わりのハイレグビキニも重ねて厳重にね。なにしろ、本物の羽澄が咥えられるはずもない極太バイブを咥えてあったから、迂闊なミスをしただけで一気に話題になっちゃうし』
有村羽澄の声を交らせながら、花恋は自慢げに試写会での出来事を振り返る。そんな羽澄は、今では一枚の抜け殻と化して、ハニーベージュで彩った花恋の脚に踏みつけられた状態だ。
『ただ、いくら偽者の羽澄とはいっても、撮影には制服姿やヘソ出しノースリーブにデニムショートの格好になって何度も入れ替わっていたから、トーク中もボロなんて出さなかったようね。上映会に入ってからは退屈で仕方なくて、アソコに咥えたバイブを抜いて、膣奥に挟んであった男のモノを出しながらDカップ美乳に触れてオナニーに耽ってたよ。暗い中、周りに気付かれずに何度も精液を出して、アソコからも愛液を滴らせ続けたから、ベアトップのハイレグビキニもストッキングもヌレヌレでね。それで、乾く暇も無いままトークショーでしょ?咥え直したスプレー容器が滑って出てきたらどうしようって、さすがに不安だったらしいわ』
羽澄の行為を、我が事のように話す花恋は、水着の横から零れ出た自分のワレ目と、そこから生える男のモノもそのままに、肩から水着を抜き取り始めた。
ハラリと落ちた水着からプルンと乳房が零れるが、腕を組んで肝心な所だけは巧みに隠している。その胸を掴んで引き裂き、男のを生やす有村羽澄のDカップ美乳が裂け目から・・・と、嫌でも想像してしまう展開だったが、花恋の顔は突然グシュツと萎み、胸もストッキング脚も同じように中身が抜けていた。
67
:
PON
:2016/05/17(火) 13:46:44 ID:M9Quf2M2
『有村羽澄に変装した怪盗レオンは、イベントが終わると、さっさと次のターゲットに狙いを絞ってね。いくら超人気美人女優に変装してみせたと言っても、やっぱり目立ちすぎて、アソコに咥えた容器を出し入れするどころか、柔乳を揉みしだいたり服の中を眺めるのにも気を配らないとならなかったから』
それまで隠し通していた乳房の突起がようやく見えるようになったとはいえ、もはや石川花恋の原形も留めていない。露出された秘部に咥えていた肉棒も、萎んだ皮の奥へ埋もれたようだ。
『ちょうど、観客の中にタレントも交じっていたし、もう品定め済みでね』
すると、花恋の皮の中で手が蠢き、その指は後頭部からニュルッと覗き出す。僅かな綻びを開くと、細い腕が伸び出て、裂け目がツツツ・・・と広がった。それまでの瞬時に行っていた脱皮行為とは真逆の、ゆっくりとした動きだ。
『羽澄ほどの美女でも、目を奪われるほどの女の子・・・私が誰なのか、気になっちゃうでしょ?怪盗レオンの正体に、より近い所での隠れ蓑役を任されるくらいだからね。あいにく、まだ注目され始めたばかりだから、自己紹介してやらないとな。ククククク・・・』
もはや、造形を崩したマスクの内から聞こえる花恋の声が、より若さを滲ませる声質に変わり、さらに男の口調が混ざりだした。正面に立つ達也たちには、花恋の皮の中に身体を残して見えているが、後ろからは完全に次なる女性のショートボブの黒髪と、水色ビキニの紐を纏う背中が見えていた。
とはいえ、怪盗の立ち位置の背後に大きな姿見が置いてあるため、二人にも今の後姿が手に取るように見えている。このポジションに立ったのも、怪盗の思惑通りなのか・・・考えればキリがない。そして裂け目は腰からヒップまで達し、ハイレグと一目で判る水色ビキニからダルスキンの鈍い光沢が見て取れた所で、水色ビキニを纏う美少女の全貌が明らかになった。
68
:
PON
:2016/05/17(火) 14:03:38 ID:M9Quf2M2
『あれっ、どこを見てるんですか?私はココですよ♪』
ニコッと可愛らしく微笑む童顔の美少女は、達也に向けて手を振った。
『私は、武田瀬奈。タレントとか女優とかモデルとか、色々肩書きがあるけど、今はグラビアメインに売り出し中の17歳、女子高生です☆・・・ねぇ、私の顔ってアイドルの宮崎咲良に似てると思いません?美里さん♪』
ダルスキンに包まれた膝に手をついて、上目遣いに美里を見詰める瀬奈。昨日までの美里なら、宮崎咲良の名前を聞いても全くピンと来なかったが、今では怪盗が変装した咲良とはいえ、自分の股間にローターを仕込んだ忌まわしき相手ということで、よく承知している。
『うん?どうしました?宮崎咲良の名前を聞いた途端、冴えない様子になってますけど・・・』
確かに、宮崎咲良に良く似た、吸い込まれそうなほど純真無垢な目をした美少女・・・そんな印象だが、その奥には禍々しいほどに卑しい怪盗レオンの本性が潜んでいるんだと、美里は瀬名のことを強い眼差しで見つめ返す。だからといって、瀬名は何も知らないとばかりにキョトンと小首を傾げるだけで、怯む様子など微塵も見せない。
『武田瀬名のサイズは上から74-55-79で、オッパイは怪盗レオンのコレクションでは珍しいBカップ微乳なんですよね。でも、まだ全然若いし、これからサイズアップするかもしれませんから、今後の成長をお見逃しなく♪』
前傾姿勢になっても、有村羽澄や石川花恋のようなしっかりとした谷間までは作れない。トップスを浮かせて自分の胸を覗き込むだけで、達也たちにまで乳首が見えそうなささやかな膨らみではあるが、瀬奈の将来性は怪盗レオンお墨付きのようだ。
『私のグラビアを見ても、アソコの喰い込みに皺が寄りすぎたり、逆に妙な膨らみが出ていないか、チェックしておかないと、怪盗レオンが変装した瀬奈でオナニーすることになっちゃいますので注意してくださいよ?かくいう私も、撮影の合間合間でアソコの中に埋もれさせたおチンチンを抜き出して、その都度、大人しくさせていたんですよね。このBカップではパイズリできないから、このお口に咥えたり、膣口に指を掛けてヒダヒダを強制的に動かして・・・クククッ』
そう言われて気付いたが、花恋が咥えたあの男性器はどこにも見当たらなくなっていた。ビキニにダルスキンを穿いた瀬奈の股間は、女性特有のラインがあるがままに浮かんでいる。
『やだなぁ〜、瀬奈のハイレグビキニの喰い込み、そんなに興奮しちゃいます?』
花恋から脱皮する際に、その下に着てあった男性スーツも脱いでしまったとも思えたが、瀬奈の足元に裏返しになって脱げているスキンスーツは、石川花恋を模った一着だけのように見える。となれば、水着やストッキングに僅かな皺が見えているのも、花恋の秘部から生やすために、これらを予めずり下げておき、花恋から瀬奈への脱皮を焦らしながら男のモノを瀬奈の秘部に収納して、ビキニを穿き直したのかと推測できた。
69
:
PON
:2016/05/17(火) 14:04:18 ID:M9Quf2M2
『このビキニでそれほどなら、別のグラビアで着たビキニなんて、余計に興奮しちゃうんじゃないかな?女子高生タレントにしては、インパクト強過ぎる喰い込みだからね』
後ろに手を回し、ビキニとストッキングをスルリと脱ぎ下ろしていく。正面からでは、まだ水色ビキニとダルスキンが股間を被っているが、背後の鏡には、ストッキングのサポートで引き締められたヒップの谷間に黒いビキニが埋もれる光景が映っていた。
『こんなハイレグTバック水着、初めて人前で見せるけど、日常で制服の中に着てることはあったし、撮影でも黒いビキニの中にコレを穿いて、バイブのモッコリを防ぐ役目を何度もしていたよ♪ストッキングのサポートだけで済まそうものなら、美人女子高生タレントの将来にキズが付く可能性だってあるからね』
膝下まで下ろしていけば、Tバックによって激しい喰い込みに晒されたヒップが目の前に映り込んだような錯覚を覚える。際どい切れ込みは、瀬奈のワレ目に沿って皺を作り、ビキニの下に穿いたマシュマロベージュのシームが、完全に恥肉に埋もれていることを想像させた。
『おっと・・・あんまり身体を倒したら、瀬奈の小ぶりなオッパイの突起が見えちゃうかも♪』
胸元を手で隠しつつ、ストッキングとビキニを下ろしてマシュマロベージュの脚を抜き取って身体を起こすと、ビキニは瀬奈のヒップに再び埋もれた。
『Tバックハイレグ姿の武田瀬奈も良いでしょ?瀬奈の身体の感度に慣れないうちはムズムズしたけれど、瀬奈への変装を重ねる度に穿いていたら、こんな激しい喰い込みも平気になっちゃって』
フロント部分に入れた指を、ヒップまでなぞって喰い込みを直す仕草を見せるが、鏡には指をマシュマロベージュもろとも肛門の狭い穴に挿入して穿り回す瀬奈の姿がある。そして、その指はもう一度前方へとナイロンの上を這い、シームの埋もれさせるワレ目も穿り回していた。
70
:
PON
:2016/05/17(火) 14:51:51 ID:M9Quf2M2
『私と同じ女子高生が主役の映画に興味があったから、マネージャーさんにプレミア試写の押えて欲しいって頼み込んで、学校が終わったその足で駆け付けたの。試写会の後、有村羽澄にお礼がしたいって呼ばれた時は、すっごく感激したんですよ♪』
当時を懐かしむように回想する瀬奈だが、鏡には依然としてワレ目をグリグリと責め立てる痴態が映っている。すると、キュッと瀬奈の股間に喰い込んだビキニの中心部分に微かな膨らみが現れてきた。
『まさか、映画に出ていた羽澄や、トークショーで裏話を語っていた羽澄が怪盗レオンの変装で、アソコに極太バイブを咥えたり、生やした男のモノを扱いて勃起させてたなんて微塵も思っていないから、羽澄の楽屋に本物の羽澄が眠っていたのを見た時は、言葉も出なくて。そうしたら、背後に立つ羽澄が制服を脱いでいるのが鏡越しに見えて、ハイレグビキニとスキニーベージュを重ね穿いたその下から、勃起したアレの先端を覗かせて優しく撫で回していたなぁ〜。振り返った瞬間、羽澄のDカップ美乳から何かを噴き掛けられて、そこから記憶が飛んでたの』
瀬奈は、その時の羽澄の行為を自らの身体を使って再現した。ビキニに浮かび出た膨らみは、みるみるうちに怒張し、亀頭を扱くうちにドクドクと濁った粘液を迸らせる。
『でも、15分くらいで瀬奈は会場を後にできて、グラビア撮影のスタジオ入りも余裕で間に合ったの。制服の下は、羽澄が着ていたベアトップとインナーとスキニーベージュを重ね穿いて、アソコには睡眠薬入りの極太スプレーを咥えていても、外見は完璧に74-55-79のBカップ微乳に似合う制服を着た武田瀬奈だったから、マネージャーもスタッフの人もすっかり騙されてたね☆バイブを咥え込んで、それをストッキングとかで蓋をしながらの撮影会、羽澄が感じていた快感を共有できたみたいで楽しかったよ』
笑顔を見せる瀬奈は、手に付着した粘液をソフトクリームでも舐めるように絡め取りつつ、手のひらに収まるほど萎んだ男のモノをビキニの中で摩っている。
『ぜひ、雑誌やテレビでお目に掛かった時は、瀬奈のこんな一面も思い出して欲しいな。もう、男のモノは上のお口でも下のお口でも何度も咥えたから、精液をゴックンするくらい何でもないし。あとは、パイズリできるようになれば、もっと瀬奈の楽しみ方も増えるんだけど』
唾液と精液の残る両手を水色トップスの中に忍ばせ、胸を掴んで繰り返し寄せてみるが、挟めるほどの谷間までは作れない。
『これでも、オッパイの感度は、まずまずなんだよ?クククッ・・・』
瀬奈の可愛らしい顔に似合わない嘲笑に不穏さを感じ、彼女のことをジッと見据える。ハッと気付かされたのは、ワレ目の間から生え出て勃起状態にあったはずのモノが消失して、Tバックビキニが瀬奈の股間の曲線に合わせてピッチリと喰い込んでいることだ。そちらに目が向いたせいで、胸を掴んで寄せた拍子に出来た背中の僅かな綻びには、気付くことができなかった。
『やっぱり、今のところは下半身の方を重点的に堪能するとしようか。ストッキングとかインナーをギッチギチにアソコの奥まで喰い込ませていれば、武田瀬奈の身体で快感を得られるからな。こうして、重ね穿きしたマイクロビキニとカシミヤベージュの脚を見て反応する達也なんて、瀬奈には格好の獲物だぜ』
怪盗の本心を覗かせる口調で、Tバックビキニとマシュマロベージュを太腿まで下ろし、さらに際どい水着とナイロンの光沢を帯びた下半身を現す。だが、瀬奈の背中では既に脱皮の準備が進んでおり、美里が鏡を見た時には、瀬奈の皮の下でダボダボのTシャツと、股間にピッチリと密着した緑のショートニットパンツ、肌色ナイロンの光沢が現れていた。
71
:
PON
:2016/05/17(火) 14:53:04 ID:M9Quf2M2
『武田瀬奈の撮影をしたカメラマン、次に私のグラビアを撮る予定になってたんですよ。怪盗レオンとしては、可愛いヘアメイクさんにしようかアシスタントの美人さんにしようか、品定めしていた所だったみたいでしたけど、私と目が合った途端、二人とも後回しになっちゃったんですって♪』
クスリと思い出し笑いをする瀬奈の美貌は、手を顔に翳した途端にズルリと剥がれ落ち、ビキニと一緒に見えそうで見えなかったBカップ微乳も垂れ下がった。
肩から胸元まで大きく開いたTシャツの下には、ビキニトップスを着てあるのが見えて、もはやただの飾りにすぎない。トップスに包まれている、見るからに柔らかそうな双丘は、武田瀬奈と比べても迫力があった。
『いつも髪をアップにしているから印象違っちゃうかな・・・あ、でも美里さんの反応は良さそうですね。これなら、武田瀬奈が宮田ノノカに目をつけてくれたのは正解だったみたい。売り子をやっているだけで、可愛すぎる!なんて話題になったくらいだし、メディアで見ない日は無いもんね♪』
自慢げに話すノノカは、早速この顔に似合ったスタイルを見せ付けてやるとばかりに、上体を前に倒して瀬奈の皮を脱ぎ下ろした。
緑のショートニットは、少し右側に寄れて裏地が捲れ、いかにもずらされていた名残がある。それでも、今は股間の曲線に沿って貼り付いて、ここから武田瀬奈や石川花恋、有村羽澄のワレ目を貫く男根が生えていたと思わせる形跡は無い。
『クスッ・・・見てもらいたいのは、ノノカのアソコじゃなくて83-59-85のスタイル全てなんですけどね。もう少し視線を上げれば、柔らかそうなEカップ巨乳が良いカンジに震えてますよ♪ククククク・・・』
シャツの内側では、ノノカの言うようにトップスに包まれた乳房が挑発的に揺れている。目を逸らすことが許されるのなら、すぐにでもそうしたいが、怪盗に何を言われるか分からない。そんな状況下では、やはり彼女の股間だけでなく、胸元に目が行ってしまうのは悲しい性だ。そして、達也の視線は、今度は瀬奈の抜け殻から抜き取られたベージュクレールのストッキング脚に注がれた。
72
:
PON
:2016/05/17(火) 14:56:29 ID:M9Quf2M2
『あっ、そこにある漫画雑誌、宮田ノノカが表紙のやつじゃないですか。もしかして、ココに写っているノノカが、怪盗レオンの変装だと知らずに買っちゃいました?ほらっ、今の私と全く同じ写真がありますよ♪』
ノノカは、ベージュクレールを穿いた膝に片手をついて二の腕を胸にグニュッと押し当て、挑発するように達也の顔を覗き込んでみせる。開かれたページに載っているノノカも、ゆるTシャツの内側からピンクのチューブトップを覗かせ、薄笑いを浮かべていた。
『初めはカメラマンに言われる通りにポーズを取って、撮り終わるごとに水着をチェンジしていたんですよ。コレには5種類の水着しか載って無いけど、トータルで10着以上の水着を撮影したかな。もっと際どいのも撮ってもらったけど、少年誌だと色々と規制があってね』
元々、大きく開いていた肩口からTシャツを脱ぎ下ろすと、チューブトップのピンクビキニが現れる。そして、ショートパンツを脱いでいけばベージュクレールのストッキングが、それも脱ぐとトップスと同色同柄のハイレグビキニとブロンドベージュの脚線が現れた。自然を装い、腕を胸にぶつけて谷間が弾む光景を見せ付けるのも忘れていない。
『今はこうして重ね着してあるけど、実際には一つずつ着替え直しましたよ。ただ着替えただけだと面白くないから、ニプレスと前バリを貼り替えて、ストッキングも違う肌色ストッキングに穿き替えて、アソコに咥えていた極太バイブも、膣襞を捲り上げてガバガバに開き切った所に、黒とかピンクとか肌色とか、色違いのを挿入し直したの。でも、別に気付く人なんていなくてね』
チューブトップに手を掛けてスルリと下ろすが、まだその下にピンクの三角ビキニを重ねてあった。一瞬、ノノカの胸が現れたと思ったのは、それだけ胸元が開いているせいだ。
『このビキニが、次のページにありますよ。武田瀬奈と違って、写っている宮田ノノカは全て怪盗レオンの変装ですから、よ〜く見てみると、怪盗レオンの正体を滲ませるモノがあるような気がしません?』
次のページには、今着ているのと同じピンクのビキニを着た宮田ノノカが腹ばいに寝そべって、巨乳が作る谷間を強調させるポーズを取っている。Tバックになりそうなほど埋もれたビキニから伸びる脚は、ピントがボヤけているが、ストッキングを穿いているようにも身受けられた。
『このアングルだと分からないけど、後ろから見ると、バイブの膨らみがボッコリ現れているし、こっちのノノカが楽しそうに笑っている水色ビキニ写真なんて、あぐらをかいてオッパイを二の腕で挟んだだけに見えるけど、股間に浮かび出たバイブの膨らみを手で隠しているの。手のひらをあてがう素振りで、指で押し込んでいるのが何となくわかると思うんですけど』
言われれば、股間に添えた手の指が何本か内側に入り込んで見えるし、隣りのページのピンクビキニで寝そべっている写真も、片方の手が不自然に股間に回っているように思え、よく人前でそのような行為に及べたものだと感心すらしてしまう。
『だけど、途中からはこのEカップの柔乳に仕込んだ睡眠薬を噴き掛けたり、母乳でも出すようにして飲み物に混ぜたりしてスタッフを全員眠らせて、好きな格好で一人撮影会を開催したの。せっかく手に入れた83センチ、Eカップオッパイも好きなだけポロリして堪能させてもらったな』
その時の再現というのか、見るからに柔らかそうな乳房を揉みつつ肩紐をずらしてみせるが、まだベージュのインナーブラが胸を隠していた。
73
:
PON
:2016/05/17(火) 14:57:06 ID:M9Quf2M2
『クククッ、ノノカの柔乳が見られるって期待しちゃった?それなら、あとでお二人の携帯にポロリした画像を送っておきますね。怪盗レオンは、ノノカの水着画像をたくさん保存してあるって言ってましたから。次のページのバストアップ写真なんて、アソコから完全に男のモノをひり出して勃起させていたんですよ♪』
雑誌をテーブルに置き、ピンクのビキニとブロンドベージュを下ろした所で、三角ビキニとセットになったピンクの紐ビキニが現れるのは予想通りだ。右に少し寄れたビキニから、ワッフルベージュの脚線が伸びているのに見惚れそうになる達也に対し、美里は脱いだストッキングに穴が開いていることに気付く。それが何を意味するのかは言わずもがなだ。
『この下にも、本物のノノカが着たマイクロビキニを重ねてありますよ・・・っと、さっきオッパイを揉み回してたせいで、男のモノがまた反応しちゃったみたい♪石川花恋がフェラしても勃起するくらい絶倫なの分かってるんだから、武田瀬奈ちゃんも、もっとたくさんヌイてくれたら良かったのに。』
ワッフルベージュの穴から、その下に穿いたマイクロビキニを引き出した所で、直穿きしたストッキングの穴からノノカのワレ目がチラリと覗くが、秘裂からポロリと生え出た男性器とビキニがすぐにそれを隠した。
『結果的に、雑誌の写真と同じになっちゃいましたね。柔乳をアピールするノノカの腰から下は、まさしくこんな感じで半勃ち状態の男のを咥えた状態で、自在に伸びる私のアソコを引っ張って咥え込んではまたひり出して・・・』
その時の再現だと、ビキニと男性器で見えづらくなった女性器に指を掛け、引き出したワレ目の中に肉棒を呑み込ませては吐き出し、を繰り返した。膣襞に何度も擦れるうちに、あるべき反応が現れてくる。
『すっかり勃起状態になったら、次のマイクロビキニに着替えてシャッターを切ったってわけですね。最後のページにあるハイレグ競泳水着の写真は、ヌキ終わってスッキリした状態だった・・・と。でも、股間にピッチリ喰い込んでワレ目の位置を覗わせる布地の少し奥では、萎んだ男のモノを挟んでいるノノカのアソコがあったのね。ポーズを取って身動ぎしている間、膣襞にズリズリ擦れ続けても勃起を我慢して、限界まで来たらニュルッって取り出して・・・』
身体をピッチリと覆うノノカの水着写真は、水着を股間にキュッと喰い込ませ、肌と見紛うほど薄いデニールのスキニーベージュが脚線を彩っている。今、目の前で谷間を強調させながら乳房を揉みしだき、さらに女性器と男のモノを扱いてさらなる勃起を促すノノカの姿は、競泳水着に着替える僅か前の姿だということ示していた。
74
:
PON
:2016/05/17(火) 15:03:21 ID:M9Quf2M2
『宮田ノノカくらいのEカップ柔らか巨乳なら、パイズリも可能なんですよね。それにしても、石川花恋がフェラして、武田瀬奈がシゴいてもこんなに勃起するコレの持ち主って誰なのかな〜?ねぇ、美里さん。たしか、達也さんのは、もうちょっと長くて左曲がりでしたよね?』
『なっ・・・』
ずっとダンマリを決め込んでいた達也と美里は、唖然として本当に言葉を失う。
そんな二人をニヤリと見遣りながら、ノノカは柔軟な身体を使い、トップスに包まれた谷間の下から肉棒を挟み込んだ。そして、谷間から覗き出た先端を舌で舐め回す。
『今さら純情ぶらないでくださいよ。もう、何回も達也さんのをその名器で咥えたんでしょ?怪盗レオンだって、美里さんに化けて立派な名器を使って飽きるほどセックスしているし、美里さんてば相当なヤリマンの部類じゃないかと思うんですけどね』
『ヤ、ヤリ・・・』
『美里さん、そんな汚い言葉口にしちゃダメだって!』
『どの時の深浦美里が怪盗レオンの変装だったのかも知らないクセに、そんなこと言っても説得力が無いと思いますよ?・・・この太さで、この反り具合、最近だと中川菜穂に変装して鹿島大和くんのを咥えた時、彼のがこんなカタチしてたような・・・あっ、松山鳴海の変装で柴田浩輔のをアソコで咥えた時だったかも〜・・・ふぁむっ♪』
亀頭を口に含んだノノカは、チロチロと舐め回しつつ、胸の谷間に顔を埋めて喉奥まで呑み込み始めた。
『ふぁえっ?ふぉふ、ふぃえふぁい?』
咥えた状態では何を言っているのか聞き取れないが、正面からでは見えにくいのならこのアングルで見せてやるよと言ったらしく、向きを横に変えた。そして、股間から生えたモノが乳房の間を通って喉奥まで擦れる様を見せつけてきた。後ろに回した手はストッキングの中に潜り、押し開かれたままのワレ目と後ろの狭い穴をグリグリと責め立てていて、卑猥さをさらに増幅させる。
『ふむぉ・・・っ、むふっ、フフフフフ・・・』
快感に喘ぐ宮田ノノカの痴態を晒すことができて満足なのか、怪盗レオンはあの下衆染みた不敵な笑いを柔らかな乳房の中で零す。何度も頭を動かしてノノカマスクを被った顔を埋めているうちに、次第にカップの浅いトップスから胸が零れ出てニプレスの端が覗き始めた。すると、すかさずノノカは口中から限界寸前にそそり立ったモノを吐き出す。
『むふぁ・・・っ、ノノカのEカップ巨乳が拝めると思ったら大間違いですよ♪・・・って、そう言いながらヌレヌレになったアソコは簡単に拝ませてあげてるの、おかしいですよね』
今にも零れそうな胸を腕で隠し、谷間から男のモノを解放すると、温もりから離れたくないと言うように、モノはノノカの下腹にペチンと当たった。
『あっ、勃起した男のが内襞に擦れるうちに、私のまで感じてたみたい☆』
そそり立った肉棒のせいで、すっかり露わになった秘部をチラリと見遣れば、横にずらしたピンクのビキニに、その下に重ねたマイクロビキニや穴の開いたワッフルベージュ、直穿きしたスウィングベージュの穴の周りまで染み出たノノカの愛液でじんわりと湿っていた。
『ねっ?見ての通り、ノノカも美里さんに負けず劣らずの淫乱な濡れっぷりでしょ♪オッパイを弄りながら、指で軽く撫でるだけで・・・んんっ、コッチのもこんなにビクビク滾っちゃって。こんなに若々しい反応、浩輔じゃなくて大和くんのアレなのかもね』
軽く扱き、優しく撫でられた肉棒は、既に何度も絶頂を迎えたソレとは思えぬほどの怒張ぶりだ。
『そう思うと、なんだか余計に咥えてあげたくなっちゃうよ。菜穂ちゃんがココに居れば、もっと楽しめたのに。ククククッ・・・』
ノノカらしからぬ表情を偽物の顔に讃えながら、今度は胸に挟まず直接口に咥えていく。大きく開いた口を肉棒のサイズに窄め、男性器の進入に合わせて喉が膨らむ光景は、直に見えていなくてもリアルに伝わる。そして、ノノカの口が自らの女性器まで覆い被さり、頭を動かして出し入れをすれば、歯を立てながら吸い上げられたワレ目が伸びて咥え込んだ男性器を呑み込む、いわば強制口内セックスの状態になった。
75
:
PON
:2016/05/17(火) 15:04:06 ID:M9Quf2M2
『むふふっ・・・んぐぅ・・っ、んんっ』
卑しく笑ったかと思えば、快感に悶えるような声と表情を浮かべて、自慰というより自虐行為とも受け取れる。男のモノはノノカの口と膣内に擦れ、ゴムのように伸びるワレ目は吸い上げられながら舌で襞という襞を弄り回され、さらにはトップスに包まれた乳房全体を艶めかしい手つきで揉みしだく。これほど常識外れで淫らな行為は、卓越した変装技術を誇る怪盗レオンだからこそ成し得る妙技だ。
『むごぉぉっ、ぐぅっ、んん!んんっ!』
よくぞこの体勢を維持できるものだと、顔を股間に押し当てながら出し入れさせるうちに、ノノカの身体がビクッビクッ!と律動し、胸が大きく弾んだ。それが絶頂の合図なのだが、男性のモノが果てたのか、女性器の方が達したのか、同時に迎えたのか、口に咥えている本人が知るのみだ。
しかし、ノノカはその快感にへたれ込んでしまうこともなく、ピチャピチャ、ズズズッ・・・と音を立てて舐め回す。目を凝らしてみれば、ノノカの喉を膨らませていた肉棒の存在も萎んでいて、少なくとも男のモノはノノカの喉に精液を発射して果てたようだ。
『んもぁ・・・んん・・・っ』
それでも、ノノカは二人分の性器にしゃぶりついてモゴモゴと口と舌を動かしている。一度ヌイたくらいでは満足しないつもりだろうか、そう思っていると、漸く股間から顔を離した。
『ふぅぅぅ・・・あまりに勃起するから、顎が疲れちゃいましたよ。でも、残っていた精液はだいぶ搾り取れたかな?ノノカのアソコから滴る液の方は、まだ止まらないみたいだけど♪』
股間の周りはすっかり濡れて、唾液と愛液と精液の混じった物が糸を引く。だが二人の目は、その艶めかしさよりも、露わになったノノカのワレ目と液を染み渡らせるストッキングを、同じくすっかり濡れたマイクロビキニが覆い隠している状況に注がれた。
『きっと、このピンクのハイレグビキニを被せてもノノカの愛液はポタポタ滴るだろうね。それだけ、怪盗レオンの舌技はスゴかったわけだ♪このビキニに載っているノノカが、これ以上に重ね穿きをして、絶頂に達した後の滴りをごまかしていたのが懐かしく思い出されるよ』
ビキニを直し、もはや男性器を生やしていた面影すら無くなった股間をスリスリと撫でる。それだけでも、ノノカの指はジットリと濡れた。
『もう、マジでヤバいみたいですよ?時間もそうだけど、私の身体からでも残りの変装スーツが少なくなっているのが分かる気がしますから』
童顔ながらも柔らかく立派な巨乳、ワレ目の位置を覗わせるほど股間に貼り付いたビキニ、そこから伸びるストッキング脚・・・と、お気に入りのパーツをゆっくり撫でながら、正体を隠す皮が減っていることをアピールするノノカ。
だが、それを鵜呑みにできる相手でないことなど、百も承知だ。現に、トップスを纏った見るからに柔らかな胸を揉みしだくうちに、谷間にできた小さな綻びが徐々に広がり、その下に隠れた乳房の膨らみを覗かせているのだ。
『そう言うなら、さっさとそんな猿芝居を止めて姿を消したらどうだ?こっちも、お前の脱ぎ散らかした物を早く片付けを始めたいんだ。自分で整理してくれるなら、まだ安心できるけどな』
『それはムリですよ。私だって、まだまだやることがあるんですから。まずは、怪盗レオンの身体にたくさんの女の皮と着衣を重ね着て、脱皮分を取り戻すことから始めなきゃね』
クルリと背を向けたノノカの背中には、胸の中央に出来た綻びよりも大きな裂け目が縦に刻まれ、宮田ノノカからの脱皮準備は万端とばかりに、背中の皮が撓んでいる。
『宮田ノノカの皮の片づけも、お願いしますね。脱いだ後は、ニプレスを剥がしていくらでも私のEカップ美巨乳を眺めて良いですから♪』
顔を向けてウィンクをする仕草は、何とも愛くるしく、メディアで見せる愛嬌そのままだ。そうして、トップスの紐をスルリと解くと同時に、ノノカマスクを引っ張って顔を歪めるのを見せ付けると、背中から身体を抜き取って、惜しげもなく下に隠していた女性の姿を現した。身体を横に向け、乳房の突起を巧みに隠す彼女なのだが、達也の視線は皮の中から現れたダルスキンの光沢の方にどうしても向いてしまうのだった。
76
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PON
:2016/05/17(火) 15:04:52 ID:M9Quf2M2
『ちょっと、失礼しますね。このCカップ美乳をポロリしたまま逃走したら、さすがに目立っちゃいますから。あっ・・・と、下の方も直さないと。妙なモノが挟まってるから、アソコの中が勝手に見えちゃって・・・』
白のノースリーブシャツにオレンジのショートパンツを着た女性芸能人は、露わになった乳房と股間を隠すのだが、身体にピッチリと貼り付いたコスチュームには彼女のスレンダーなボディラインがしっかりと浮かび出ていた。
『美里さんは知らないだろうけど、達也さんは佐野恵里菜がドラマでこのコスチュームを着ているのを食い入るように見ていたんですよ?たくさんの共演者が私と同じコスチュームを着ているシーン、達也さんに限らず多くの男性たちは興奮しただろうね。おかげで、せっかく佐野恵里菜に変装してピッチリコスチュームを着たのに印象も霞んじゃったよ。逆に、撮影中でも思う存分身体を弄れたし、共演した女の子たちにも変装して同じ格好ができたから良しとするけど』
膝に手を付いて、ダルスキンに皺を寄せながら、ノースリーブの胸元を引き下げる。服の中では、白いビキニに包まれた双丘が谷間を作っていた。
『おっと・・・こんなポーズを取るだけでも、アソコの襞が男のアレに擦れちゃうんだね。せっかく、82-57-85のスリーサイズに合わせたビキニを着てグラビアの再現をしたのに、また勃起させたら宮田ノノカのフェラが台無しになっちゃう』
身体を起こした恵里菜は、オレンジのニットショートを引き上げる。彼女の股間の曲線に貼り付くパンツは、ワレ目の位置を覗わせるほどに皺を浮かばせながら喰い込み、シーム周りの切り返し部分まで覗けた。そのナイロンの向こうには、トップスと同色のハイレグビキニが見える。
『ちょっと、アソコの中でモゾモゾしてる感じがあるけど・・・うん、今のところは問題ないかな?』
何度も股間の窪みを這う指の動きを覗えば、僅かに盛り上がりがあるように思えた。摩っているうちに、また勃起をしてしまうではないかという二人の心配をよそに、恵里菜は直穿きしたストッキングの中に手を潜らせて股間を弄る。しかし、何度も精を発射させたせいなのか、パンツ越しに映る指の動きにも反応は無かった。
『これなら、ひとまず退散する間も問題なさそうね☆なにしろ、怪盗レオンの正体を覆うスキンスーツも残り少ないっていうのに、有村羽澄に始まってこれだけ脱皮しちゃったし。もう、マジでピンチなんだから・・・』
足元に転がっているスキンスーツは、奇しくも有村羽澄を模ったモノだった。
『とりあえず、今脱いだ分は回収しておくとするね。残りの一般人の皮は、よろしくお願いしま〜す♪』
それを拾い上げると、シャツの裾から忍ばせて胸を弄りだす。中から零れ出た乳房だろうか、シャツに浮かぶ左胸の膨らみは右胸よりも明らかにサイズアップして、次に手を出した時には羽澄の皮が無くなっていた。
『しゃがんだり立ち上がって膣襞が擦れても簡単に勃起しないみたいだから、遠慮なく動けるね。クククッ・・・』
そして、石川花恋、武田瀬奈、宮田ノノカのスキンスーツも続けて拾う。その都度、恵里菜は腰を振りつつパンツの喰い込みと艶めかしい光沢を見せつけて達也を挑発した。
77
:
PON
:2016/05/17(火) 15:18:05 ID:M9Quf2M2
『佐野恵里菜に変装した女性のヒントは、目と口の穴から見えるパーツと、左胸がFカップ巨乳になっていること・・・かな?これだけ似合っているんだから、きっとこの衣装を着たことがあるんだろうね』
開いた両脚の間から逆立った顔を覗かせる恵里菜は、パンツとダルスキンを下ろして股間のラインにピッチリと貼り付くハイレグビキニとヌードベージュの脚線を見せる。だが、すぐに恵里菜の美貌を模った顔を掴んで歪めてしまった。
『怪盗レオンは、カット毎にコレを着た女優に変装を変えて、オッパイとかアソコの喰い込みとかを堪能しながら、身体の隅々まで弄ったって話を聞いたことがあるよ。待ち時間に、こんなポーズを取っていた・・・とかね♪』
ヌードベージュに包まれた太腿を撫でながら身体を起こした時には、中身の抜け切ったマスクに恵里菜のあるべき表情が宿り、左右で異なる胸の膨らみも元のサイズに戻っていた。だが、それに反し、のっぺりとした恵里菜の股間を覆うコスチュームにはワレ目に咥え込んでいた肉棒が膨らみ出ている。
『口では色々言っても、やっぱり大和クンのコレ、勃起させてみたかったんだよね。私だけ興奮させられなかったら、佐野恵里菜アソコの中は大したことないって思われるのが癪だし』
両手に腰を当ててニヤリと笑う恵里菜のショートパンツには、抑えきれなくなった性欲がハッキリと映し出されていた。
『安心して良いですよ、大和クンのをイカせたらまた脱皮しようなんて気はありませんから。今のところは・・・ね。クククククク・・・』
不敵な表情を浮かべながら股間の膨らみを摩って怒張を促す物言いに、信頼性は全くない。着衣の中に手を忍ばせ、モゾモゾと股間を弄る恵里菜の動きは、直に見えずとも膣口に指を掛けて強制的に肉棒を出し入れしているとわかる。
『撮影中だと、ここまでできなくて判らなかったけど、佐野恵里菜ってなかなかの名器の持ち主のようだよ♪でも、大和クンのと相性が良いだけ・・・かもしれないから、そのうち他の男のヒトのも咥えてみようかな?』
そう言って、恵里菜は達也のことを流し目で見た。佐野恵里菜がこのような格好で迫ってきたら、キッパリと拒み切れるだろうか、そんな逡巡を見抜いた恵里菜の口元が卑しく吊り上る。
『別に、達也さんに跨るとは言ってませんけどね。無数の顔を持つ怪盗レオンなら、達也さんの変装の上に佐野恵里菜の変装を重ねれば簡単に一人セックスができるんだから。そうそう、達也さんと美里さんの身体の相性だってバレバレですよ♪』
膣襞に男のモノを絡ませながら達也たちを挑発するうちに、恵里菜の身体に纏った水着とストッキングがずり落ちてきた。だが、それでもまるで気付いていないように手を動かし続け、とうとう恵里菜の性器が本当に肉棒を呑み込んで吐き出す光景まで目にするに至った。
78
:
PON
:2016/05/17(火) 15:18:45 ID:M9Quf2M2
『あれっ、思ったより早かったな・・・もしかして、大和クンのコレと相性が良すぎるせいかな?な〜んて言ったら、菜穂ちゃんに嫉妬されちゃいそう♪』
恵里菜の膣内で律動した肉棒は、少しばかり膣内に精液を出し、残りは膣外で待ち受ける恵里菜の手で扱き出された。その様子は、男の感覚は共有していないとばかりの平然ぶりなのだが、露わになった恵里菜の愛液は太腿を伝い、直穿きした肌色ストッキングにまで染み渡っており、男の性器も女の性器も同じように快感を得ていたと見える。
そして、繰り返し扱かれた男のモノは、手を触れずとも自然と恵里菜の膣内に呑まれ、クレバスから先端を覗かせる程度まで萎んだ。
『ストッキングの重ね穿きのおかげで、エッチな液の染みは隠せそうだね。モッコリの方も隠せるかな・・・』
ずり下がったストッキングとインナーを一着ずつ重ねるのを見て、白いビキニの下にまだこれだけの重ね穿きがあったと知る。これならば、愛液を滴らせている光景までは探れないと証明するように、ヌードベージュと白のハイレグビキニを穿き、最後にダルスキンとオレンジのショートパンツを重ねた。
『あっ、良いモノがあるんじゃない?よっ・・・と』
何かを見つけた恵里菜は、体操選手さながらに、バックブリッジから倒立を決めた。ゆっくりとした動きの中に腕力、体幹、柔軟性を覗わせるのだが、それだけ遅ければビキニのトップスに包まれた乳房の膨らみだけでなく、開いた脚の間にある膨らみも強調されてしまう。いくら絶頂を迎えて萎んだとはいっても、恵里菜の股間にあるべき曲線は取り戻せておらず、こんな動きを繰り返せばまた膣襞に擦れて勃起するのも明白だった。
『コレは、有村羽澄と石川花恋が咥えていた極太バイブだよね。まだ、彼女たちの愛液でヌレヌレだから楽に咥え込めるし、男の子のが生えているのも、簡単に隠せそう♪』
恵里菜は、ダルスキンの光沢を帯びた脚の側のモノを手に取ると、躊躇なく自分の秘部に先端をあてがい、ズブズブと挿入させていく。
『んっ・・・こうしてると、ドラマ撮影の現場で眠らせた佐野恵里菜の身体から作ったこのスキンスーで出演したことを思い出すよ。今みたいに、バイブを咥えたままでこのコスチュームを着て、重ね穿きだけだと心配だから、ひり出ないように自在に動くアソコで膣圧を加えて、んっ・・・ね。怪盗レオンなら、そのくらいの芸当なんて造作もないけれど、品定めに夢中になってたら膨らみが見えてたりして。それを偶然見かけた共演者の娘が、次のシーンでは恵里菜と同じ痴態を隠して撮影に臨んだのは言うまでもないかな?』
狭いクレバスに合わないサイズのそれは、どれほどガバガバに開いているかを二人の脳内に描かせながら進入を始め、異形のモノを押し込め続けた彼女の手は、やがて徐々に股間ラインに沿ってあてがわれるほどになった。
79
:
PON
:2016/06/26(日) 00:14:45 ID:A2H4JR3Q
『大和クンの、私のアソコの襞とバイブに挟まれて痛々しくなってるみたいだけど・・・気にしなくて良いよね。どうせ、本物の大和クンのアレが使い物にならなくなるわけじゃないし。もし、これで勃起しちゃったら・・・くうぅっ、もう悶絶して言葉も出ないんだろうな☆ククククク・・・』
抜き取った手には、バイブに付着していた有村羽澄と石川花恋のだけでは足りないくらいの愛液がネットリと滴っている。しかし、ショートパンツとダルスキンにはそれらが溢れ出る様子は浮かび出ておらず、重ね穿きの効果は抜群のようだ。
そして、そのコスチュームに浮かぶなだらかな曲線は、恵里菜のあるべき股間のラインであり、クイッとショートパンツを喰い込ませれば、バイブを丸呑みして閉じ切ったワレ目の筋が深く刻まれていた。
『私ができることは、これ以上苦しい目に遭わないようにクローゼットに逃げ込むくらいね。本当は、もっと早くそうしていたはずなのに・・・これも、怪盗レオンを思うが儘にさせた二人のせいですよ?結局、さらに正体に近づいた上に、有名人の変装脱皮もたくさん見せつけることになっちゃったな♪』
怪盗の変装行為にいちいち反応していれば、もっと長引いて面倒なことになっていた、二人は自分そう言い聞かせ、その言葉にも無言を貫く。
『・・・・・!?』
すると、美里と目を合わせた恵里菜が歩み寄ってくる。もちろん、それ以上の接近は許さないと達也が立ちはだかったのだが、まるで見えていないというふうにその場にしゃがみ、目線の高さを合わせた。
『もう、美里さんも動けるまで回復したでしょうから、残りの片付けはお願いしますよ?』
ダルスキンの脚を開き、股間に膨らみなど少しも無いのを見せ付ける恵里菜はあまりにも無防備で、いとも簡単に蹴り倒せそうだ。だが、そんな暴挙に出ても何の意味も為さないと十分理解しているからこそ、ストッキング脚を撫でる恵里菜が、胸元を開いてトップスに包まれた乳房を達也に向けていようと、相手にしないよう懸命に苦心する。
『うふふっ、達也さんてばどこを見てるんです?』
有村羽澄の抜け殻を潜めたと思えぬほどのCカップ美乳、あれほどのバイブを咥え込み、今ではのっぺりとした曲線を浮かべるだけの股間・・・達也が僅かに抱いた好奇心も、目の前の美人女優はいとも簡単に見抜いていた。
『ククッ、それではクローゼット、お借りしますね』
そうして、おもむろに立ち上がった恵里菜は、正面を向いたまま後ろに歩き、ゆっくりと扉を閉めた。
80
:
PON
:2016/06/26(日) 00:15:34 ID:A2H4JR3Q
達也と美里は、パタリと閉じた扉を暫く見詰めていた。
佐野恵里菜に化けた怪盗レオンは、二人の目の前でこの薄い扉の向こうに姿を隠した。しかし、その奥から衣擦れの音は聞こえず、気配すら感じられない。
とはいえ、何もしなければ、恵里菜とは全くの別人に変装をして片付けを始めろと促してくるだろう。
『ふぅ・・・大丈夫?』
『えぇ、ほとんど痺れは無くなりました』
達也が手を差し伸べ、美里がそれに応じる。
『無茶はさせたくないけど・・・』
『いえ、その気持ちだけで充分です』
怪盗の気が変わらないうちにと片付けを始める。だが、依然としてその怪盗が居る気配を感じないため、不安に思った美里がふと後方に目を遣った。すると、ちょうどクローゼットの扉が閉まる直前であった。
『っ・・・・・』
美里と全く同じ姿で立派な美巨乳を微かに揺らす怪盗レオンは、ワレ目から生えた怒張状態の肉棒を滑らかな指遣いで扱きつつ扉を閉めた。その閉じられた扉の前には、今しがた脱いだであろう佐野恵里菜ともう一着の皮が挟まっていた。
恵里菜と同じコスチュームがその皮に被さっていることからして、恵里菜の下に用意していた女優のスキンスーツと判断がつく。
『まだ、怪盗レオンは残っているって解ってもらえたかしら?』
美里の声が聞こえ、達也は咄嗟にクローゼットの方を振り向く。しかし、美里の声を使って揺さぶりを掛けてきただけかと思ったようで、さっさと止めていた手を動かした。
『ククククク・・・』
実際に美里に変装しているとも知らないのが愉快と言うように、卑しい含み笑いが聞こえる。
『怪盗レオンの正体、今ならばその目にしっかりと拝めるかもしれないのに』
『大人しくなったと思ったら、今度はそういう手で挑発してきたのか。お前の変装が残り少ないって話、最初から信用していないからな』
『この美貌とGカップ巨乳の身体を脱いだら、あとはCカップ美乳を讃えている二人の知った顔が現れるだけ・・・今の姿が、あなたたちを翻弄している怪盗レオンの正体だっていうのにもったいないなぁ〜♪』
美里の声が途中で違う女性の声に変わる。否が応にもその言葉に反応してしまうが、それも罠のはずだと言い聞かせ、片付けを続けた。
それも予測済みの怪盗は、美里の皮を脱ぎ、名器を備えたワレ目から自らのシンボルを抜き取って本当に正体を現しているところだった。
有村羽澄に始まり、石川花恋、武田瀬奈、宮田ノノカ、佐野恵里菜・・・と、名だたる美人の秘部を貫き、扱きと絶頂に導かれた怪盗の分身は精根尽き果てたかのようにグッタリとしている。
弾いても扱いても反応のないその姿を見て、怪盗は女性の声で小さく笑った。
81
:
PON
:2016/06/26(日) 00:16:19 ID:A2H4JR3Q
『美里さん、そっちは終わった?』
『はい、あとは床の汚れだけですが、拭く物が無いので・・・』
スキンスーツ、着衣、バイブなどの玩具をガサゴソと紙袋に押し込める。スキンスーツが極薄の素材であることに加え、美里の性分から畳める物は綺麗に畳まれたこともあって、何着も脱ぎ散らかされたそれらは袋の半分にも達していなかった。
以前は、怪盗が被っていた抜け殻に触れるのに嫌悪感を示していたが、こうも接する機会が多くては嫌でも慣れてしまうというものだ。
『おい、だいたい・・・』
『掃除は、また後にでもやっておけば良いですよ。大和や有村羽澄たちが零した粘液は味も臭いもしないから、拭くだけで簡単に綺麗になりますし』
達也の言葉に被せて、怪盗レオンが返事をする。その若さ溢れる声は、間違いなく中川菜穂のものだ。
『この後お忙しいなら、私がメイドさんに変装して掃除してあげましょうか?』
微かに衣擦れの音は漏れ聞こえていたが、殆ど無音状態だった。そのため、行方を晦ませてはいないかと気にはなっていたが、とりあえずは声が聞こえたことで、どこか安心した気持ちになる。
『ならば、もう出て行って良いんだな?』
『えぇ、怪盗レオンの正体に興味が無いなら・・・ですけど』
ウォークインクローゼットの中では、ハンガーに衣装ケースに床にと、女性の身体を模ったスキンスーツが大量に用意してあった。
『正体は気になるが、ここでクローゼットを開けて知っている誰かの裸だったら、都合よく言い掛かりつけられるのがオチだからな』
『言い掛かりなんてヒドい言われようですね〜』
怪盗レオンは、吊られたスキンスーツの乳房に顔を当てつつ品定めをしていて、一着もスキンスーツを纏っていない状態だった。菜穂の声を操る男の姿を見られようものなら、一巻の終わりというのに、達也の考えを見透かす怪盗は、一目で巨乳と判る美少女の皮を手に取って悠然と足を潜らせていく。
『ほらぁ、今ならまだ間に合いますよ?もうすぐ、真っ赤なビラビラを刻み込んだ私のアソコが名器を備えたアソコに変わっちゃう・・・マスクまで被ったらこの80センチのCカップ美乳まで隠れて、いよいよ正体を知る手掛かりが消えてしまうのに』
嘘の情報を教えながら、怪盗レオンはスキンスーツを腰まで穿き上げた。彼の分身は女性器を模った股間に隠れたが、すぐに刻み込まれた膣襞の間から引き摺り出す。それだけで極上の快感を受けた肉棒は、ピクピクと反応を見せ始めた。
『ククッ、もうアソコは隠れちゃいましたよ。こうする間にも、オッパイもすっかり立派な美巨乳に変わって・・・うわぁ、まだ何も咥えていないのにアソコが勝手に感じて、乳首まで立ってきちゃったぁ♪むぐっ・・・マスクを被ったばかりなのに、興奮が伝わっていたみたいに顔が紅潮してるぅ〜』
男の薄い胸板には若々しさ溢れる乳房が備わり、続けてミディアムボブの茶髪がレオンの顔を覆った。慣れた手つきでマスクを引き伸ばしながらパーツを調整し、皺を消してしまえば、今の声に似合う中川菜穂の姿が出来上がった。
82
:
PON
:2016/06/26(日) 00:18:12 ID:A2H4JR3Q
『もう、怪盗レオンは全然違う女の姿に変装しちゃいましたよ。興味があるなら、自分から開けてみたらどうです?開けた瞬間には、さっさと次の変装を重ねて、怪盗レオンの本体はスキンスーツの何着も下に追いやられているかもしれないけど。あっ、こんな実況を聞かせておいて、意外とまだ一着もスキンスーツを着ていないとか・・・そうすれば、目の前に現れたCカップ美女が怪盗の正体じゃなくて変装コレクションの中の一人だと思わせることができるし♪』
怪盗はその細指で股間のモノを扱き、腕にぶつかって弾む巨乳の弾む様子を眺めながら菜穂の顔に卑猥な笑みを浮かべていた。
『何を言おうと、開けるつもりはないぞ。満足したなら、俺たちに回収させた気持ち悪い変装道具もさっさと引き取ってくれ』
『ククッ、ククククク・・・』
その言葉を聞いているのかいないのか、ただ衣擦れの音と共に女性の声で達也のことを逆撫でする笑いのみが聞こえる。
『とにかく、お前の指示通りにしてやったからな。行こう、美里さん』
達也は、いくら正体を臭わせる具体的な情報を言っても信憑性は無いと、それを無視して部屋のドアを開ける。
手を引かれながらも後ろを気にした美里は、クローゼットの中から赤いチアリーディングコスチュームにダルスキンのストッキング脚を煌めかす美少女を目にした。相手は、手にした多数の抜け殻と着衣を床に置くと、目を合わせてニコッと微笑んでみせる。
『ククククク・・・』
セミロングの髪を讃える彼女は、それらを肌色ストッキング脚で躊躇なく踏みつけて不敵に笑う。そして、裾を胸上までずり上げてノーブラの乳房を露わにしたと思うと、アンダー代わりに穿いた赤いハイレグビキニに浮かぶ男性器を摩り始めた。
もはや、彼女が怪盗レオンの変装であることは確かだが、その顔に見覚えは無い。すると、彼女はその胸の谷間を指でなぞりながら、Dカップサイズの乳房の下から、目を見張るほどの美巨乳を零れさせた。弾むようにして現れた乳房の揺れ具合や質感からして、その双丘は自分から盗み取った乳房だろうと直感する一方で、今の姿は怪盗の本体ではないらしいと安心した気分になる。だが、そんな美里の揺れ動きに構いもせず、怪盗は不敵な笑みを貼りつかせた美少女マスクを脱ごうとする所で、自ら扉を閉めてしまった。
『興味があったら、自分の手でもう一度開くと良いわ。ククククク・・・』
部屋の中から美里の声が聞こえるも、二人は扉を開けることなく立ち去った。
83
:
PON
:2016/06/26(日) 00:19:02 ID:A2H4JR3Q
『まぁ、それもそっか。ここで扉を開けたら、振り出しに逆戻りだもんね』
チアリーディングの衣装を脱いで裸になった怪盗レオンは、既に美里の胸をしまい込み、自分の分身を女子高生のワレ目から生やした状態だ。
菜穂のワレ目に擦れ、勃起を促されたモノを軽く撫でてブルブルと震わせるが、絶頂に導くことなく、拾い上げた皮の中に片脚ずつ忍ばせる。そして、腰、胸、顔を引き伸ばして被り終えた怪盗の胸には、たわわな乳房が備わって気持ち良さげにプルプルと弾んだ。
『さ〜て、ここからはさらにスキンスーツの重ね着に、ハイレグ衣装とストッキングの重ね穿きを始めるよ。怪盗さんのコレは、RIKOの変装までってことで♪』
見習いマジシャンの“RIKO”こと、堀越楓子へと変装を遂げた怪盗レオンは、ワレ目の中に指を潜らせると、自分のシンボルを膣内に刻まれた無数の襞に擦らせながらゆっくり抜き取った。
そして、怒張状態なのも構わずハニーブラウンを直穿きし、超ハイレグインナー、サンタンブラウンなどを次々と重ね、ハイレグカットのマジシャンコスチュームで仕上げた所へ、次なる美女の皮の中に肌色のストッキング脚を滑り込ませて、女性にあるまじき股間の膨らみを完全に消し去った。
『こんなにのっぺりした鶴舞うららの股間に、怪盗レオンの分身が隠れているなんて・・・全然想像つかないね。見習いマジシャンの女子高生が、こんなに淫らなことしてるなんてな。ククククク・・・』
女性器を刻み込んだ局部をいくら撫で上げて穿り回そうと、そこに何の変化も見られなかった。
84
:
PON
:2016/07/05(火) 23:21:55 ID:nwvEXE9M
『えっ、森田さんが!?』
『うん、意外でしょ?あの志穂がバイトを始めるなんて・・・今日がその初日だから、どうしても来られないんだって』
電車を降りたところで、クラスメイトの須永優子が話した言葉に、中川菜穂は驚きを露わにしていた。
『それで、何のバイトを始めたの?』
『鹿島君は知ってるかな?“アルル”っていう、洋菓子屋さんなんだけど』
『もちろんだよ。子供の頃、誕生会とかそこのケーキでお祝いするのが楽しみだったんだ。森田さんの家とは隣り同士だし、互いに呼び合ってたよ』
『そうそう、志穂もそんなこと言ってた』
『でも、森田さん、よりによって接客を選ぶなんて大丈夫かな?』
『そうなんだよね〜。高校生ができるバイトの種類とか時間を考えたら、条件は限られるとはいえ、元々積極的に会話をするタイプじゃないでしょ?面接だって、私についてきてって頼んできたんだもん』
『そうだったんだ・・・』
嫉妬心の強い菜穂は、二人の話を聞いて少しばかり表情を曇らせる。そして、菜穂の横を歩く平井春佳が様子の変化を察して焦るのだが、大和はというと昔からの付き合いがある志穂とアルルの話に夢中で気付きもしない。
『や、大和く・・・』
『私だって、アルルのことなら知ってるわ。行列ができるくらいの超有名店じゃない!大和なんかより、私の方が昔から通ってるくらいね!』
春佳が話題を変えようとした所へ、ムキになりだした菜穂が加わってきた。
『あーぁ・・・』
『ねぇ、平井さん。菜穂ちゃんの様子、ヤバくない?』
ため息をつく春佳に声を掛けるのは、新聞部副部長の佐伯麻衣だ。
『え、えぇ・・・』
春佳は、菜穂の側を離れてそそくさと麻衣の隣りへと寄った。
『大和くんのいけない所ですよね。菜穂ちゃんのああいう性格、もっとよく解ってあげないといけないのに』
『ふ〜ん。菜穂ちゃんも菜穂ちゃんだけど、鹿島君も鹿島君ってことか〜』
『後は成り行き任せってことでしょうね。女性に慣れていないウブさが、巡り巡って色んな所に影響を及ぼしているって早く気付いてもらえればなぁ〜。まぁ、そこが彼らしくて憎めない所でもあるんですけどね』
『平井さん、鹿島君のことよく解ってるんだね。これだと、まるで平井さんが鹿島君の彼女みたい♪』
『ちょ、ちょっとやめてくださいよ!そんなこと、冗談だと判っていても・・・あ・・・』
どこから聞いていたのか、殺気を帯びたような菜穂の視線が二人に向けられた。
『ちょっ、違う違う!』
『へぇ〜。菜穂ちゃんてば、ホントに色んな表情するんだね。入学した頃から、新聞部でも美人で巨乳の新入生が来た!って、話題になっていたけど、怪盗の被害者仲間として知り合うまでは、こんな感じとは思っていなかったもん。・・・そんなわけで、殺気立ってる可愛い菜穂ちゃんを一枚♪』
麻衣は、すかさず鞄の中からカメラを取り出して構える。
『・・・・・』
すると、菜穂は何も言わずプイッと顔を背けた。機嫌を悪くした菜穂を簡単にいなしてしまう麻衣を見て、春佳は彼女を選んで正解だったと実感した。
85
:
PON
:2016/07/05(火) 23:22:40 ID:nwvEXE9M
『ところで・・・本当に私なんかが顔合わせに参加して良かったの?』
『もちろんですよ。藤代先輩だと、怪盗絡みだと聞いたらテンション上がっちゃって、話をするどころじゃなくなっちゃいそうですから』
『あぁ、ごめんね〜。佳菜も悪い子じゃないんだよ?ただ、好きなことにはまっしぐら!っていう素直さが、全面に出ているだけなの』
『それはもう、充分過ぎるくらいに伝わってます・・・』
怪盗の完璧を誇るあの変装術を目の当たりにしても、逆に取材熱を燃やし、暴走した結果、自分が被害者になってしまい、佳菜に変装した怪盗によって振り回されたことも記憶に新しい。それでも、もはや一人のファンとなってしまった佳菜は、怪盗との遭遇を心待ちにしてさらなる追究を進めているのだ。
『それで、気付いていなそうでしたか?』
『たぶん・・・ね』
断言できないのは、佳菜の執念が尋常でないことを知っているからこそだ。もちろん、春佳もそれは重々理解している。なにしろ、被害に遭った多くの女性はショックを受けているのに、佳菜はといえば自分に変装されて痴態を晒されたことを喜び、感激する始末だからだ。
『本当は、詠美か和絵も連れて来たかったんだけど、もしかしたらそれだけでピンと来ちゃいそうだし、もし気付かれた時に止める役目が出来るのは彼女たちだけだから』
部員の浅野詠美と朝倉和絵だけには、今回のことを伝えて協力を促した。それでも、動物的カンの鋭さを知っているだけに、万全を期したと言えないところだ。
『今日のことを部員の皆さんにどう報告するかは、佐伯先輩にお任せしますので。私たちは、被害者であり協力し合う立場なんですから、そこは安心してください』
佳菜を嫌っているわけじゃないことを聞いて、麻衣は胸を撫で下ろす。
一方、聞き耳を立てていた菜穂も、自分の話題でなくなったことに安心していた。
86
:
PON
:2016/07/05(火) 23:23:22 ID:nwvEXE9M
『ところで、志穂がバイトを始めた理由、菜穂にも一因があるんだよ?』
『えっ、何で私が関係してくるのよ?』
『ただ、小遣い稼ぎするためにそこまですると思う?あの、大人しい志穂がさ』
『そりゃあ、行列ができるくらいのお店のバイトって言ったら、森田さんも相当苦労すると思うよ?客層だって様々だから、色んなお客さんと会話してコミュニケーションを取って、今よりもっともっと積極的に・・・あっ』
『・・・そういうことだよ』
そこまで話して、菜穂へのライバル意識が志穂を突き動かしたと理解した。大和を思う気持ちでは負けていないからこそ、もっと積極的になれるようにと盛況店でのバイトを選んだのだ。
『菜穂ちゃん、案外こういうことに鈍いみたいね』
『うぅ・・・』
『えっ、どういうことなの?』
『鹿島君は、知らなくて良いの!』
『クスッ、二人揃って似た者同士ってことなんだね♪』
『私は、大和ほどじゃ・・・』
『ねぇ、何が僕ほどじゃないの?』
『もおっ、大和ってばしつこい!』
菜穂は、鞄で大和の背中をバシッと叩いた。
『うわっ!』
『相変わらず、菜穂ちゃんてば場所を選ばないね〜♪』
佐伯麻衣は面白がっているが、志穂の思いを知っている優子は複雑な心境だった。
87
:
PON
:2016/07/05(火) 23:24:10 ID:nwvEXE9M
『あっ、あの人たち・・・』
駅のデッキを歩いていると、ふと大和が足を止めた。
『どうしたのよ?』
『えっ、どうしたの?まさか、怪盗66号!?』
『佐伯先輩、シーッ!』
新聞部記者としての血が騒いだのか、思わず怪盗の名を口にしてカメラを構えようとする麻衣のことを春佳が窘める。
『いえ、あそこを歩いている女性たちって・・・』
大和は、その女性たちの方を指差す。その先は、交差点の信号待ちをする人混みの向こうだ。
『え?どこらへん?』
『ちょうど、こっちに向かって歩いて来る二人組の女性です』
『こっち?』
『・・・鹿島君?全然わかんないんだけど・・・』
麻衣と優子は、指示した方向をキョロキョロと見回す。
『大和!アンタの基準で言ったってわかんないわよ!』
菜穂が、また鞄で背中を叩く。
『大和君て、視力が日本人離れしてるんですよ。だから・・・』
それは私が言いたかったのに、と菜穂が恨めしそうな目で春佳のことを見る。すぐにそれを察した春佳は、ばつの悪そうな表情になって言い澱んだ。そこへ、菜穂が言葉を被せた。
『私とかに見えていない物が、大和には見えているってことが多いんです。アンタは超人か!?ってほどに』
『超人って、人をバケモノみたいに言わないでよ・・・』
『へぇ〜・・・そんなに並外れてるなら、鹿島君が他の女性を見ていても、菜穂ちゃん気付けないね?』
『アハハッ、大和にそんな度胸はありませんから』
嫉妬深い菜穂にしては、随分と余裕のある発言だ。
『それなら彼女にとっても安心か♪でも、その特技を怪盗の捜査とかに生かせないかな?』
『アイツってば、すぐ別人に変装しちゃいますから難しいんじゃないですか?今のところは持ち腐れってカンジですよ』
『あのさ・・・さっきから僕、ひどい言われようじゃない?』
『何言ってるの、菜穂ちゃんなりに愛情の籠った言葉じゃない』
『かなり、歪んだ愛情のような気がしますけど・・・』
『そんなの、今に始まったことじゃないでしょ♪』
『佐伯センパイ、何か言いました〜?』
機嫌を損ねそうになったが、麻衣の絶妙なフォローに救われ、菜穂はいつもの調子で言葉を交わす。そこへ、優子が春佳の側へ寄ってきた。
『春佳先輩、気を悪くしないでくださいね?最近、ちょっと菜穂の独占欲が強くなってきてて・・・決して、春佳先輩を嫌ってるわけじゃないですから』
『うん、わかってる。でも、最近は怪盗だけじゃなくて菜穂ちゃんにも気を遣うようになっちゃったよ』
『ハハハ・・・菜穂に注意しておきますね』
『良いよ、別にそこまでしなくても』
『いえいえ、こういうのは曖昧にすると良くないですから』
『どちらかと言うと、怪盗は心理的な所を巧みに衝いて揺さぶってくるから、そういう意味で心配・・・かもね』
菜穂と大和の関係は良好だが、怪盗にしてみれば絶好のエサでもある。春佳の苦労は、色んな意味で尽きない。
『それにしても、あんなに鹿島君を目の敵にしていた菜穂が、こんなにデレデレになるなんて思いもしませんでしたよ』
『そんなにキツく当たられてたなんて、想像もできないんだけどな』
『鹿島君の言葉を借りれば、本当に歪んだ愛情表現だったんでしょうね。あんなの、誰だって好意を持たれてるなんて気付けないですよ』
『それなのに、大和くんは菜穂ちゃんのことを・・・』
『彼って、真性のMってことかもしれませんね。そう考えると、志穂には分が悪いな〜・・・』
『菜穂ちゃんは、真性で混じり気無しのS属性だもんね』
『アハハッ!それはもう、間違い無しですね♪』
優子と春佳も、前を行く3人と共に笑って語り合った。
88
:
PON
:2016/08/02(火) 23:10:14 ID:QNOKRAdo
『あの〜、秋村さんと桐原さんで間違いないですよね?』
『えっ!?』
突然、男子学生に名前を呼ばれた二人は、ただきょとんとしていた。
『そうだけど、えっと・・・』
『あっ、麗那。この子、河原君が言ってたセレストの・・・』
ナンパにしては、やけに大人しそうだと感じた二人だが、制服と見覚えのある外見にピンとくる。
『ちょっと、大和!何で、勝手に先に行っちゃうのよ!』
すると後ろから、今度はセレスト学園の制服を着た女子生徒たちが追いかけてきた。
『ほら、やっぱり間違いなかったでしょ?』
『そういうことを言ってるんじゃないわよ!』
得意気になる大和に、菜穂は容赦なく鞄を投げつける。
『うぶっ!痛いなぁ〜・・・今日の中川さん、いつにも増して攻撃的・・・』
『あんたのせいでしょ!』
目の前で男女の学生がドツキ漫才のようなノリを始め、唖然とさせられた所へ、息を切らせながら追い付いた仲間のうち、ポニーテールの女子が声を掛けてきた。
『はぁっ、はぁ・・・っ・・・い、いきなりお騒がせしてすみません。秋村麗那さんと桐原桃美さんですよね?』
『え、えぇ・・・』
『私、セレスト学園の平井春佳と言いまして、こっちは・・・』
『あっ、彼女たちも見たことがある!特に、あなたはよくミレーズに来てくれるよね?今日は・・・一人なの?』
突然ながらも、丁寧に名前を名乗ろうとした春佳に、桃美が言葉を被せる。麗那と桃美にとって、よく見知った顔とは、春佳でも菜穂でもなく、その隣りに立つ佐伯麻衣なのだ。
『げっ!・・・もしかして、仲間の子も居るの?』
麻衣を見て動揺したのは、麗那の方だ。ドリンクバーで何時間も粘り、次第に興奮して騒ぎだす新聞部員には苦手意識があるためだ。特に、部長の藤代佳菜には何度も手を焼かされている。
『あの・・・いつも賑やかにし過ぎてすみません。今日は、佳菜は居ませんので』
『え・・・そうなの?』
それを聞き、拍子抜けの様子を見せる麗那。
『はい、他の部員もいません。私、一人だけです』
『それなら・・・安心ね』
その言葉に嘘が無いのを確かめると、ホッと息をついた。
『麗那、いつも来てくれるお客さんを邪険にしちゃダメだよ?』
『それはそうなんだけどさ。でも、さすがに条件反射というか拒否反応みたいなものが出ちゃうんだもん。いきなり指差して“怪盗の変装じゃないか?”って疑われたこともあるし・・・ヤバッ!』
高校生の前で、思わず怪盗のことを口にしてしまい、慌てて口を覆う。佐伯麻衣は、怪盗に関わりがあるらしいと店内の会話から察しはついていたが、他の面子は無関係と思っていたのだ。
『問題ないですよ。私たちも、お二人と同じ被害者ですので』
『これから、達也さんの家に向かうんですよね?』
春佳と菜穂の言葉を聞き、麗那たちも事の次第を漸く理解した。
89
:
PON
:2016/08/02(火) 23:11:10 ID:QNOKRAdo
『河原君たちが会わせたいって言っていたのは、あなたたちだったんだ?』
『考えてみたら、“初めまして”じゃない顔もあるもんね』
ミレーズで見掛けた程度の面識はあるとはいえ、こうしてプライベートで会話をするのは初めてと言って良い。
『お互いに、怪盗の変装を通じて・・・ですけどね』
菜穂は、目を逸らしながらそう話す。
『菜穂ちゃんなんて、相当お目に掛かっているはずですよ。美里さんと並んで、怪盗が大のお気に入りですから』
『うん。あなたのことは、よ〜く知ってるよ♪怪盗が変装したのを見たとき、アイドルみたいに可愛くてすぐに覚えちゃった』
『桃美は、ただでさえアイドル好きだからね。度が過ぎて、最近オタク化しつつあるし・・・』
『それがバレてからというもの、大島優羽とか小嶋琉菜なんてアイドルグループの娘に変装して挑発するようになったんだよ!ヒドいと思わない?』
それを聞いて、春佳もここのところ、怪盗の変装の中に必ずと言って良いほど芸能人の顔が交ざっているのを思い浮かべる。
『えっと・・・私は、何度も変装を見せられているうちにお名前も覚えちゃいました。春佳センパイもそうですよね?』
『菜穂ちゃん、ヘンなところで同意求めないでよ・・・』
『なんだか、コレってすっごく恥ずかしいよね。はぁ・・・』
多くを語らずとも、変態趣味の怪盗が顔もスタイルも盗み取ったその姿で痴態を晒したせいで、服の下まで知られていると、菜穂たちも麗那たちも戸惑った。
そして、彼女たちの輪の後ろでは、大和が顔を赤くしながら黙って俯いていた。
90
:
PON
:2016/08/02(火) 23:12:32 ID:QNOKRAdo
『ねぇねぇ、中川さんたちはいつ頃から?』
『えっと、付き合ってそろそろ・・・』
『そっちの話じゃないよぉ〜。怪盗に目を付けられてからどれくらい?って話だよ』
『あ・・・』
勝手な勘違いに、菜穂はボッと顔を真っ赤にする。
『アハハッ、一気に赤くなっちゃって。中川さんてば可愛い一面もあるのね』
麗那も、桃美と一緒になって明るく笑う。
『僕たちは、半年近いですね。中川さんと一緒に居た所で、怪盗に出くわしてしまって。付き合い始めたのも、それとほぼ同時です』
『アンタは、何事も無かったように冷静に話してんじゃないわよ!』
『イテッ!』
恥ずかしさに上塗りをされ、菜穂は大和に蹴りを入れた。
『さっきもうそうだったけど、随分と過激な愛情表現ね・・・』
『あっ、いえ。これはその・・・』
行き過ぎたスキンシップに、麗那も幾分引き気味だ。
『そう思いますよね?僕も、スカートの中が見えてしまうからやめた方が良いって何度も言っているんですが』
『えっ・・・と、気にするのはソコなんだ?』
大和は、日常の事と平然としている。そんな関係を見た桃美も、麗那と共に呆れ気味だった。
『それで、平井さんは?』
『私は、友達から失恋旅行に誘われた頃に・・・その時、怪盗の罠に落ちた大和くんが私のクラスメイトに変装させられちゃってて、図らずもその旅行に付き合わされる結果になったんだよね』
『付き合わされたなんて思ってないですよ。ただ、やっぱり春佳先輩が傷心している中に居るのは申し訳ないというか、心苦しさがありましたね』
『もう、過去のことだし気にしてないよ』
二人がそのような状況に陥っている時、菜穂は蚊帳の外だった。それだけに、気持ちを共有できないことに歯痒さを覚える。
『私は、家に来たセールスレディが怪盗の変装で、そこで恥ずかしい目にも遭わされたわ。そういえば、その時に怪盗ってば中学の時の後輩にまで化けてみせたんだけど、その子がセレストの2年生なの。平井さん、栗原千波って名前、知らない?』
『千波さん!?』
『千波ですか!?』
『何で、大和の方が先に反応してるのよ!』
すかさず、菜穂の突っ込みが入る。先程の麗那たちの反応を気にしてか、軽く小突いただけだった。
『千波のこと、知ってるのね』
『知ってるも何も、クラスメイトですよ』
『さっき話題に挙がった、春佳先輩の失恋旅行を計画してくれた一人が栗原千波さんでしたから』
麗那と春佳の意外な接点が見つかり、話が膨らんでいく。それは自然の流れなのだが、そこに大和まで加わるのが、菜穂には解せず表情が曇り始める。
『中川さん、どうしたの?』
浮かない様子の菜穂を気遣ってか、桃美が声を掛けてきた。
『いえ、何も・・・』
『前にミレーズに来てくれた時から、中川さんのこと注目してたんだよね〜。綺麗だし、可愛いし、スタイルも良くって・・・本物のアイドルみたいだもん』
実際、怪盗の策略に嵌められて短期間アイドル活動をした経験もある。その時に良き友達ができたが、触れられたくない苦い思い出でもあった。
『そ、そんな・・・止めてください』
『ねぇ、中川さんのニックネームとかで呼ばせてもらって良い?』
『どうぞ、ご自由に・・・』
親しげに話し掛けてくる桃美に対し、菜穂は大和たちの話の方が気になってつれない素振りだ。傍からは、鬱陶しがってすら見える。
それを気にした春佳が、チラチラと振り返っては申し訳なさそうにしていた。
『もう、桃美ってば・・・』
春佳の視線を気にした麗那が、菜穂に絡む桃美を窘めようとする。すると、後ろで佐伯麻衣と歩いていた須永優子が、スタスタと歩きだして菜穂の腕を掴んだ。
91
:
PON
:2016/08/02(火) 23:13:49 ID:QNOKRAdo
『ちょっと、優子!何すんのよ!』
『いいから、一緒に来なさい!』
優子は、春佳たちのことを追い越して距離を取ると、菜穂と言い合いを始めた。
『どうしたの?須永さん・・・』
キョトンとするのは、他のメンバーだ。その理由を唯一知る春佳が、口を開く。
『優子ちゃん、痺れを切らしちゃったんだと思います・・・』
菜穂の嫉妬心から、周りに失礼な態度を取っていたことが原因だと説明する。だが、麗那も桃美も、全く意に介していなかった。
『なるほど、そういうことか〜♪』
『鹿島君も罪な男だね。彼女に、そこまでヤキモチ焼かせるなんて』
『え・・・えっ、と・・・』
『私も同感だなぁ〜。そこまで好かれていながら気持ちを解ってあげないなんて、菜穂ちゃんがかわいそうだよ』
佐伯麻衣もそれに同調し、いよいよ困り果てる大和。
『ぼ、僕はそんなつもりでは・・・だけど、そういう思いをさせていたなら・・・謝ってきます!』
『ちょっと、待ちなって!そんなことしたら、嫌な役目を買って出てくれた須永さんに申し訳ないでしょ?』
『そうそう。中川さんにも原因があったなら、これを良いクスリにしてもらおうよ』
真面目すぎる大和の手を麗那が掴み、桃美も一緒になって諫めた。そして、菜穂と優子のやり取りを見守る。互いに主張して、身振り手振りを交えつつギャアギャアと言い合う状況だ。
『二人とも興奮しちゃってるから、ここで口を挟んでも逆効果ね。もう少し様子を見ていようよ』
『何だかとってもコミカルだね。あんなに言い合ってるのに、二頭身キャラ同士がポカポカ叩き合いのケンカしてるみたい♪』
桃美の例えを聞き、傍観している春佳たちもそのように見えてきた。それだけに、どこか微笑ましくもある。すると、麻衣がおもむろに手帳を取り出し、何かを書き始めた。
92
:
PON
:2016/08/02(火) 23:58:32 ID:QNOKRAdo
『あっ、流れが変わったね』
『菜穂ちゃん、分が悪そうだよね。動きと口数が少なくなってるし』
『この場合、優子ちゃんの方が正論ですもんね』
子供の喧嘩のような二人の勢いに、次第に優劣が見え始めた。麗那と桃美の話に麻衣も加わると、面白がって解説する。
『あっ、菜穂ちゃん・・・とうとう黙っちゃった』
『どうやら、勝負アリってところね』
『見てよ、鹿島君。中川さんてば、あんなにシュンとしちゃってかわいぃ〜♪』
確かに、可愛くも見えるが、大和にはいささか複雑な心境でもあった。
『勝ち名乗りを受けてドヤ顔の須永さんと、ノックアウトされてどんよりな中川さんをマンガにしたくなっちゃうよ』
『ちょうど、こんな感じですか?』
『うわぁ〜!佐伯さん、上手!まさに、ピッタリの絵だよ♪』
麻衣が見せた手帳には、桃美が言っていた表現通りの絵が何コマか描かれていた。優子と菜穂を二頭身のミニキャラにして、口論を開始してから勝ち負けまでを面白おかしく表現している。
『ねぇ、見てよ。麗那!カワイイよね〜♪』
『あっ、ホントだ。佐伯さんてば、絵のセンスあるわね』
『えへへ・・・これでも、学内新聞のマンガ担当ですから☆』
ベタ褒めされた麻衣は、得意気に胸を張る。
『あっ、あの学内新聞のマンガって佐伯先輩が描いてたんですか?』
『内容はよくわからないけど、絵は上手だって話題にしていたんですよ。それこそ、秋村さんの後輩の千波たちと』
『名前まで出していないからね。知らなかったのも無理はないけど・・・話、解りにくい?』
春佳は、余計なことを言ってしまったかと口を押さえる。しかし、言ってしまった後ではどうしようもない。
『まぁ、正直言いますと・・・』
『アレって、完全に内輪ネタのようですからね』
大和も、春佳と同じ意見だったようで、少しだけ安心する。
『ミーハーなのはダメだって、顧問の先生から止められてて・・・』
絵を褒めてもらえた麻衣だったが、中身が面白くないことにガッカリした様子だ。
『でも、ミーハーじゃなければ良いんですよね?』
『そんなに難しい話じゃないと思うんですが・・・』
春佳と大和は、何とかフォローとなる提案を模索する。そこへ、麗那と桃美も加わってきた。
『それならば、学校内での内輪ネタなんか取り入れれば良いんじゃないの?』
『そうそう、それが良いよ。人気の先生とか、面白い生徒とか』
『そうですよ!新聞部の取材力を持ってすれば、そのくらいできますよね?』
『前にも、取り上げたことあるんだよ?でも、あまり反響が無くて、方向性を変えたの』
失敗経験があるだけに、せっかくの提案にも麻衣の様子は浮かない。
『だったら、もうちょっと範囲を広げてみたら?近所で学生に人気のお店とか、近辺でよく見掛ける気になってた人とか・・・それくらいなら、皆にも伝わり易いよね?』
『すぐに効果が得られると思わずに、口コミで評判が広まるのに期待しましょうよ』
『僕たちも、クラスの皆に発信しますから』
『うん、そう言ってもらえると心強いかな。もちろん、ミレーズも取材対象に入れて良いってことですよね?』
『いっ!?それは、私たちの口からは何とも・・・一応、マネージャーに話してもらわないと』
思わぬ話の展開に、麗那は言葉を濁す。真っ先に、部長の佳菜の顔が思い浮かんだからだ。
『突撃インタビューが信条なんですけど、ダメですかね?』
『そんなことしたら、お店が大変なことになっちゃうわ!』
『佳菜のことは、私たちが大人しくさせますから。それに・・・』
麻衣も、やはり新聞部員だ。佳菜を彷彿とさせる詰め寄りに麗那はたじろぎ、後ろの人にぶつかってしまった。
93
:
PON
:2016/08/02(火) 23:59:10 ID:QNOKRAdo
『うわっ!』
『ご、ごめんなさ・・・あ、中川さん。ゴメンね、ケガはない?』
『いえ、大丈夫です』
『ゴメンね、菜穂ちゃん。ちょっとヒートアップしちゃった』
『あの、それより・・・』
『どしたの、菜穂ちゃん?』
『す・・・すみません、でした』
菜穂の後ろで、優子がうんうんと頷いている。
『特に、春佳センパイには色々と・・・ごめんなさい』
『あ、うん・・・もういいから、別に気にしないで?』
何とも気まずい空気が流れる。
『でも、大和君だって責任はあると思うよ?もっと、菜穂ちゃんのことを気にしてあげしなきゃ』
『気にして・・・ですか?僕は、ちゃんと・・・』
『佐伯さんの言っているのは、普通の意味だけじゃないってことだよね?』
『桐原さんの言う通り。やっぱり、年上の女性は解ってますね』
『その言い方、オバサン呼ばわりされてるみたいだからヤメて』
『クスッ・・・』
そんなやり取りに、雰囲気がフッと和らいだ。
『あれっ、佐伯先輩。手帳落としたみたいですよ?』
優子が、足元に落ちていた手帳を拾い上げる。開かれたページには、さっき即興で書いた漫画が書いてあった。
『なに、コレ?』
目を逆三角形にして、怒りの感情を露わにする二人の絵は、菜穂と優子を表しているのが一目瞭然だ。
『・・・私たちの後ろで、佐伯先輩はこんなのを描いてたんですか。大和も、これを見て皆と一緒に笑ってたんだ?』
ジトッ・・・とした目で、大和のことを冷たく見遣る。
『そ、そんなことしてないって!佐伯先輩だって、雰囲気を和ますためにやってくれたことだよ!』
大和の強い主張に怯んだのか、菜穂は感情を抑える。
『な、なにムキになってんの?それに、こういう絵の感じ、嫌いじゃないし・・・コレ、もらって良いですよね?』
『え?・・・うん、構わないよ』
手帳を返されると、麻衣はそのページを破り取って菜穂に渡した。
『ありがとう、ございます・・・さあ、行きましょ!』
照れ臭さを隠すように、大和を小突いてさっさと歩きだす。そんな菜穂の耳は真っ赤になっていて、どうやら麻衣の絵のタッチがとても気に入ったようであった。
それを見た麻衣たちは、目配せをしつつ笑いを堪えていた。
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