したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ふゆのアルバイト

23よんよん:2010/01/24(日) 16:30:33 ID:???
『とにかくこれを脱がないと・・どうやって脱ぐんだ?』
僕は試しに顔を引き伸ばしてみた。やはりゴムマスクのようなものを被せられているのだろう。マスクはゆっくりと伸びていく・・しかし、着ぐるみのように全身に着せられた変装はただ伸ばすだけでは脱ぐことはできなかった。
『お、おい・・小冬。どうやって脱ぐんだよ』
妹が本人かどうか分からないが、しっぽを見せない小冬に僕は尋ねてみた。
「あれ?せっかく着せたのにもう脱いじゃうの?」
『着せたって・・やはりお前が僕にこんなものを着せたのか』
「そうだよ、稲沢さんに慣れるようにねって。でもそれだけおっぱいが大きいからさ、服を着せるのが大変だったんだよ?」
妹が言うように稲沢さんの胸は大きく、服の中にぎゅうぎゅうに押し込まれているような感じであった。
もちろん変装なのだから僕に胸に詰め物がされているような感じしか分からないのだが。
『それで・・脱ぐのは?』
着せたのだから脱ぐ方法もあるはずだ。着ぐるみのようにチャックみたいなものはないが、切れ目かなにかがどこかに無いか手で探しながら妹をにらみつけた。
「本当に脱いじゃうの?・・・うーん、トシさんの場合は嬉しそうにきてたのになぁ」
『トシ・・?』
「あ、なんでもないよ♪ま、それじゃ後ろを向いて♪脱がしてあげるから」
この妹はトシじゃないのか・・?まさかトシに稲沢さんの変装をさせた主犯は今目の前にいる妹に化けた誰か・・ではないのか?
だがまずはこの変装を脱がしてもらうしかない。元の体に戻ったときに、ちゃんと問いただせばいいのだから・・
僕はゆっくりと妹に背を向けた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板