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怪盗66号活動報告書 および被害レポート

32PON:2021/11/12(金) 09:43:40 ID:X4CXfF1Y
11月12日(その2―1)

『おはようございま〜す』
警備員の立つ通用口を、通行パス入りのネックストラップを提げた若い女性たちがゾロゾロと通っていく。レースイベントの前夜祭ということで、レーサーや企業関係者、レースクイーンたちがこの大規模会場に集っているのだ。

トイレの洗面台に立つ私服姿の女性。すると、バッグを置いて鏡を見る彼女の二つ隣りから声が掛かった。
『あっ、サヤさんおはようございます〜♪』
『おはよう、ルカちゃん』
トップスとスカートのセパレートコスチューム姿のルカと呼ばれた女性・・・同じチームに所属する年下のレースクイーンだ。
『すみません、はしたない所をお見せしちゃって♪』
鏡を覗き込みながら、胸下までのロゴ入りトップスの中に手を入れて柔らかな乳房をグニュグニュと寄せ上げている。そうして、慣れた手付きで胸を摩って弄り回すうちに立派な谷間が出来上がった。
『サヤさん、これからお着替えですよね?』
『うん、そうね』
当然のことを尋ねて来たルカは、おもむろにスカートを捲りだした。中には、同色の青いハイレグインナーが股間の曲線にピッタリと貼り付いて、シームラインまで浮かんでいる。
『さっき、マネージャーから新しいストッキングを渡されたのでサヤさんもコレを穿くようにって言われると思いますよ?』
『えっ、ルカちゃん何を・・・?』
サヤの問い掛けを受け流すルカは、インナーをスルリとずらしてみせる。そこには、肌色のインナーを覆う肌色ナイロンの存在があった。
『コレなんですけど、まるで素肌みたいですよね?でも、実はこの下に重ね穿きしてあるんですよ』
『ほ、ホントだ・・・生脚かと思った』
ストッキングのゴムを浮かせたルカの下半身は、何着ものスキニーベージュに覆われていた。
『今日のイベントで実験したいそうですよ?着圧感とか蒸れ感とか・・・でも、今の所は全然気にならないし、こうしてサヤさんも騙されちゃうくらいですし、“いい皮膚の日”にピッタリの贈り物ってことかな♪では、私は先に出ますね』
楽しげに股間のクロッチをストッキングの上に重ね、可愛らしさ満点の美貌や形の良い乳房、ハイレグの喰い込む股間を摩っていたルカは、身なりを整えるサヤより先にトイレを出て行った。

『マネージャー、おはようございます』
レースクイーン用の控え室近くで佇む男性を見掛けたサヤは、彼に声を掛けた。マネージャーとはいえ、ハーフパンツにパーカーというラフな格好だ。
『サヤさん、おはようございます』
マネージャーの男性はソワソワとした素振りでお辞儀をする。
『サヤさん、今日からなんですが支給された衣装が・・・』
『はい、さっきルカちゃんから聞きました。ストッキングが新しくなったんですよね?』
『そうですそうです。それで・・・』
『レビューするんですよね。でも、ルカちゃんみたいに何着も重ね穿くのは心配なんですけど』
『そうですか・・・とりあえず、こちらに個別の更衣部屋を準備したので試着だけでも』
そう言われたサヤは無下にも出来ず案内された部屋へ入った。

『このストッキングなんですが』
狭い部屋を仕切っているカーテンの向こうからマネージャーが持って来たのは、何足ものストッキングだ。
『今日から解禁になった、素肌タイプの新感覚ストッキングです』
『確かに素肌みたいに薄いけど、伝線とか破れたりしそう・・・』
手にしたストッキングを眺める視線の先には、マネージャーの細い脚がある。しかし、サヤの注目は彼よりも手元のストッキングに向いていた。
『でも、そういった不安を解消した優れ物のストッキングなんですよ?女性であるサヤさんですら、生脚と見間違えるくらいですし、いい皮膚の日にお披露目するのはちょうど良いかと』
『いや、ルカちゃんも言ってましたけど、そのダジャレはどうかと・・・うん?』
何故、このルカが生脚と見間違えたことを知っているのか、それとも聞き間違いかと疑問が過ぎる。すると、マネージャーは右脚を椅子の上に乗せて膝頭を摘んでみせた。
『いや、実際に“いい皮膚の日”なんですよ。今だって、サヤさんは俺が生脚だと思っていますけど、実はこの通り重ね穿きで・・・俺の脚、良い皮膚に見えてたでしょう?』
摘んだ膝は肌色ナイロンに包まれていることを証明するように伸びる。しかも、重ね穿きしたストッキングが吊られて浮いているのに全く伝線する様子もないのだが、驚くべきは彼の脚のラインだった。
『そ、そうね・・・って、良い皮膚なのは解りましたけど、そもそも何でマネージャーがこんな・・・っ!?』
不可解なことをする彼を問い詰めようとするサヤだが、既にパーカーのファスナーを下げていた彼の姿を見て時間が止まったかのようにフリーズしてしまった。
『それは、こういうことさ。こっちも良い皮膚してるだろ?・・・この場合、良い身体してるだろ?って言うべきか。俺好みの、見事なDカップ美乳スタイルだもんな』


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