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怪盗66号活動報告書 および被害レポート

2PON:2018/08/19(日) 23:42:36 ID:SP4UJtaI
CM撮影現場

白のブラウスに黄色いプリーツロングスカートという清楚な服装の女性たちが、揃った振り付けで踊る奇妙な光景。彼女たちの顔の造形もまた皆同じというのもまた、奇妙であった。
『はい、OKで〜す』
『お疲れ様でしたー』
花束を受け取った女優が、女優の顔から模った特殊メイクを持つ共演者たちに笑顔を振り撒きながらスタジオを出る。
『ふぅ・・・思ったよりも短い収録で済んだわね』
ブラウスの首元をクイッと引っ張って風を仰ぎ入れる仕草で歩く彼女は、ビキニトップスに包まれた乳房が小刻みに弾むのを眺めて満足げに笑っている。
『おかげで、咥えてある催眠スプレーもそれほどひり出て来なくてすんだかな。元々、これ以上出て来ないようにレザーハイレグとか肌色ストッキングの重ね穿きをしておいたんだけど♪』
肌色ストッキングで引き締められた脚を擦らせながら、さりげなく股間を摩る。女性らしからぬイビツな曲線を辿っていたが、人の気配を察するとブラウスとスカートからサッと手を離した。
『あっ、お疲れ様でした』
『お疲れ様です〜』
同じ服装をした女性の手には、女優の特殊メイクマスクが握られていた。
『あの娘も可愛いわね。モブキャストにしておくのは勿体無いくらいだぜ・・・』
ニンマリと不敵に笑いながら、控え室の扉を開ける。
『なぁ、アンタもそう思うだろ?』
部屋のカーテンで遮られた中には、両手両脚、口をストッキングで噛まされた女性が横たわっていた。
『うぅ・・・?』
意識が朦朧とした様子の女性は、目の前の女優と全く同じ顔、服装であった。
『ほら、アンタの仕事は代わりにやっておいたからな。オトカちゃん♪』
花束を放り投げると、ブラウスとスカートを脱ぎ始めて、白のハイレグビキニとハニーベージュのストッキング姿になった。
『どうした、83-59-87のDカップの乳をしたこの身体がそんなに珍しいか?オトカが毎日見ている顔とスタイルじゃないか。アソコはこんな形してないだろうけど・・・な』
ビキニとトップスを脱いで露わになった胸を摩りつつ、ハイレグレザービキニとストッキングなどの重ね穿き着衣も脱いで股間に挟まっていたモノの正体を抜き取ってみせる。手品でも何でもない、とても秘部に入ると思えない太さのスプレー容器が現れた。
『だいたい、この程度の特殊メイクで調子に乗るなってのよね』
黒のショルダーバッグから取り出したのは、オトカから模ったマスクだ。すると、裸のオトカは自分の首元に手を当てる。首の皮が捲れ、オトカの顔がメリメリと脱げていく。様々な表情を見せていたオトカの顔は一枚のマスクになれ果てた。そして、首の皮を再び掴むと今度は肩幅まで広げて今度は身体を脱いでいく。そこには、オトカのメイクを担当した美人スタッフの顔と大きな胸を弾ませる裸体があった。
『セーターに浮かぶこの巨乳から睡眠薬を浴びせられたのが懐かしいでしょ?オトカちゃんの変装体験も楽しかったよ♪』
胸に手を添え、プシュッと透明な液体を噴霧させる。
『今度は、誰を狙ってみようかな〜?この顔と身体があれば、どこでも出歩けて便利なの。色々と道具も隠せるし♪』
そう言うと、抜き取ったあのスプレー容器を何の躊躇いもなく股間の穴に挿入し、オトカの変装で使用していた水着とストッキングを重ね着した。それから、デニムショートで異物の膨らみを突き上げる。
『胸のサイズが合わなくても気にならないさ。どうせ、すぐに着替えちまうんだ。ククッ、この娘を恨んだりしないでくれよ?この女も、無数の顔を持つ怪盗66号の変装の一つに過ぎないんだ』
首に触れてマスクエッジをグイッと捲る。そこには、全く別人の女性の顔が覗いた。同じ事務所に所属するモデル女性だ。
『それじゃ、もう一眠りどうぞ』
マスクを被り直し、胸を握り潰せば、トップス越しに睡眠薬がオトカの顔に噴き掛かる。
『こんなマスクで喜んでいられるなんて、お気楽な人たちだね。これなら、俺様の変装はまだまだ安泰ってわけだ。ククククク・・・』
特殊メイクマスクをテーブルに放り投げた怪盗66号は、残っていたセーターを着込んで控え室を後にした。


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