上の記事についた横山信弘氏のコメント。
※横山信弘
「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め (If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together. )」は現在、多くの企業経営者が参考にするアフリカのことわざだ。若い起業家も口にする。なぜか? 多様性の時代だからだ。経営者の独善的な判断で突き進むのではなく、多様な価値観を持つスタッフとともに緊密なコミュニケーションをとりながら組織運営をする。一見遠回りのように見える。が、実のところことわざの通り、多様性を受け止めながら進んだほうがシナジーが発揮され、生産性が高くなることがわかっている。今の時代を象徴することわざであるので、このことわざを耳にして共感したビジネスパーソンは多いのではないかと思うが。
◆青木理氏の言葉に我が国の知性の衰退を感じた後、横山信弘氏のコメントに救われた。マスコミはいい加減縁故採用をやめて本当に頭がいい論客を積極的に起用しないとヤバイぞ。そのうちマスコミは俺たちより馬鹿と国民がマスコミ公論を無視して信じなくなる。トランプ大統領台頭を招いた前触れ現象=アレクシドトクヴィルが予測した「知識人の劣化→国民が劣化」だった。