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20182

71名無しさん:2018/04/09(月) 11:10:18
朝鮮日報日本語版) 【社説】サムスン証券誤入力事故と深刻なモラルハザード
 サムスン証券が自社株を保有する社員への配当を1株1000ウォン(約100円)とすべきところを、誤って1000株と入力するミスを犯した。担当者の単純ミスだったが、その結果、時価で112兆ウォン(約11兆円)に相当する28億株が自社株を保有する社員の口座に入り、うち16人が500万株以上を売却したため株価が急落した。実際に発行されていない幽霊株が市場で取引されたのだ。証券各社はもちろん、株式市場のシステムそのものの欠陥を露呈した衝撃的な事故だった。今回の問題はサムスン証券の担当者が単位を間違え、システム上で「ウォン」をクリックすべきところを「株」をクリックしたことが発端となった。その結果、本来なら自社株を保有する社員に総額3980万ウォン(約400万円)が支給されるはずが、なんと112兆ウォンの株式がばらまかれる結果となった。致命的なミスだが、ほかの社員や上司はこれをチェックできず、金融当局の監視システムも稼働しなかった。発行されてもいない株式が大量に放出され取引されたにもかかわらず、預託決済院や金融監督院は未然に防げなかった。証券会社の社員がその気になれば、架空の株式を発行し流通させることも可能ということだ。これはサムスン証券だけの問題にとどまらないだろう。個人投資家たちは「機関投資家や外国人投資家によって今回のような幽霊株売買の手口が使われる恐れがある」として大統領府に空売りを禁止するよう求める請願を行った。空売りとは株価の下落が予想される銘柄の貸与を受けてこれを売却し、後から値が下がった株を返還し差額を手にする投資のやり方だが、実態のない株式や貸与を受けない状態での空売りは違法だ。ところが今回の株価急落を目の当たりにした個人投資家たちは、実態のない株式を空売りし、株価を引きずり下ろすことが決して不可能でないと疑い始めた。金融当局の徹底した調査によってこれらの疑惑を解消できなければ、システム全体の信頼が失墜する恐れも出てくるだろう。これとは別に、今回自分の口座に誤って株式が配当された事実を知りながら、即座にこれを売却したサムスン証券一部社員らの行動も許しがたい。株を売却した16人の社員が手にした売却益は1700億ウォン(約170億円)に上るという。中には100万株を売却し350億ウォン(約35億円)の不当な売却益を得た社員もいた。彼らが手にした利益は後に全額返還することになったが、これによって韓国社会と金融業界全体に深刻なモラルハザードがはびこっている実態が改めて国全体に突き付けられた。


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