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憲法 法律

1NAME:2014/07/18(金) 20:25:58
憲法 法律

2NAME:2014/07/18(金) 21:16:47
集団的自衛権の行使は、自衛隊を米軍の“傭兵”にするだけで、東アジアの安定にはまったく寄与しない
http://nihon-ronten.jp/preview/0005.html

日本防衛のためなら安保条約で十分な理由

「米国が一方的に日本を守るだけであって、日本は何ら自国の防衛に貢献していない」という議論があるが、これは正しくない。「日本を守るために一緒に戦っている米軍が攻撃された時には、日本は行動をとること」が条約上の義務になっているのである。

全世界に拡大される自衛隊の行動範囲

 ではなぜ、政府は集団的自衛権の行使を認めようとするのか。 それは安保条約と比較すれば解る。安保条約には二つの縛りがある。一つは「日本国の施政の下にある領域」という縛りである。もう一つは「いずれか一方に対する武力攻撃があった時」と限定している点である。 つまり、集団的自衛権の行使を認めることによって、対象となる地域を「日本国の施政の下にある領域」から「全世界」に拡大することができるのだ。

なぜ自衛隊が地球の裏側に行く必要があるのか。それは米国に要請されるからである。

→ なんでだよ。w 裏には日本人が居ないとでも言うか。w

では、どのような時に集団的自衛権が行使されるかを考えてみよう。 安保条約では「いずれか一方に対する武力攻撃があった時」と限定している。しかし集団的自衛権では、「国際的安全保障環境の改善のため」という理由がよく指摘されるように、「相手の攻撃」の存在が必ずしも前提となっていないのである。

この点、あたかも集団的自衛権は国連憲章で認められた権利であるかのような説明がなされるが、じつは国連憲章の理念とも異なる。国連憲章は第51条(*2)で「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない」と集団的自衛権は認めているが、あくまでも「国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合」に限定している。

日本にとって何一つプラスにならない

認めれば、まず第一に、日本は「国際的安全保障環境の改善のために」米軍と一緒に行動、つまり軍事行動に参加することになる。それは先方がまだ軍事行動を行っていない場合を含むのだ。日米が軍事行動を起こせば、当然、先方は報復措置を考える。今だったら、中東やアフリカ諸国には日本にテロを行う理由はない。しかし、日本の方から攻撃を仕掛けるなら、これらの国や団体は、日本に関するテロを考えるだろう。いわば、起こるはずのなかったテロ行為をわざわざ呼び込む行動になるのだ。

3NAME:2014/07/18(金) 21:33:38
集団的自衛権と米国の濡れ衣戦争
http://tanakanews.com/140703japan.htm

戦後の日本は、米国に対して「弱いふり」を続け、それによって米国に守ってもらわねばならないという対米従属の状態を続けるのが国家戦略だった。米国は1970年代に在日米軍を撤退しようとしたが、日本が「自衛隊はまだ弱い」「憲法で戦争できないことになっている」と言って引き留め続けた。対米従属は、米国が日本の「お上」であり、日本の官僚機構がその下僕として(お上の意志の解釈権を保持して)国民とお上の間に挟まって行政権力を保持し、国会を無力化して官僚隠然独裁を続けるために必要だ。日本国憲法に集団的自衛権がないとする政府の解釈は、対米従属の基盤となる「弱いふり」戦略の基本だった。

日本の権力構造と在日米軍
http://tanakanews.com/120222japan.htm

そこで日本政府は米政府に、米軍が日本から全撤退するのでなく、返還後も沖縄にだけ米軍が残ることにしてくれるなら、本土から沖縄に米軍が移転する費用を大幅に水増しして日本が米国に支払うとともに、その後の米軍の沖縄駐留費のかなりの部分を実質的に日本が負担してあげます、と提案した。米側は、日本が金を出してくれるなら沖縄に米軍を駐留したいということになった。

4NAME:2014/07/19(土) 14:28:16
田母神氏「徴兵制すべきでない」
田母神戦争大学の白熱講義(延長戦)「徴兵制は採用すべきでない」自衛隊は本当に強いのか
2014.7.19 12:00 (1/9ページ)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140719/plc14071912000001-n1.htm

6月2日に田母神俊雄元航空幕僚長が「日本真正保守党」設立を宣言した際の講演を3回にわたり連載した記事は、多くの方に愛読いただいた。おかげさまで『田母神戦争大学』(産経新聞出版)も5万部突破の快進撃だ。ただ、同書を誤読し、講演の内容を誤解している読者がいないか、筆者としては懸念が残る。よってここに延長戦を開始したい。(溝上健良)

勝てると思っていませんでしたか

ドイツの優勝で幕を閉じたサッカーのW杯(ワールドカップ)。わが日本代表は戦前には「史上最強」との評もあったものの、結果は皆様ご存じの通りだ。別に日本代表を責めるつもりはない。W杯では前回優勝のスペインがまさかの1次リーグ敗退を喫し、開催国ブラジルも準決勝で大敗した。サッカーとはそういうものだと思うしかない。 ところで週刊誌などで時折「もし日中両国が軍事的に衝突したら」といった特集が組まれる。それらの記事では装備と士気、練度を考えれば日本側が優勢、との分析が多くみられる。そうした誌面をみて一安心する読者も多いことだろう。 その点、『田母神戦争大学』では本の帯で堂々と「中国が軍事的に強いという認識は間違いだ!」とうたっているため「日本の国防は安泰」だと思ってしまう読者が大多数なのではないかと、筆者としては心配でならないのだ。

5NAME:2014/08/16(土) 16:06:21
perfumekawaee ‏@perfumekawaee 7月19日
テキサス親父 「君たちの憲法は、終戦後、日本に軍事行動させないために俺たちが作ったんだ。 でも今は21世紀だぜ? 日本みたいな素晴らしい国が外国におんぶにだっこなんておかしいと思わないか? 自分の国は自分で守れるはずだろう。 そして、それを決めるのは君たちなんだよ!」

perfumekawaee ‏@perfumekawaee 7月19日
田母神俊雄 猛語録 「アメリカに守ってもらっていると思ってる。日本に攻撃力がないから、日本が攻撃された時は、アメリカに反撃してもらおうということになってるんですね。アメリカがホントに反撃してくれるんだろかと…たぶんしてくれません。空幕長をやった私が言うんだからホントですよ。」

‏@perfumekawaee
戦争をしたくないからこそ、インドは考え、核を保有した。 その途端にインドと仲の悪かった中国は態度を180度豹変させた。 中国はインドにちょっかいを出さなくなった。

perfumekawaee ‏@perfumekawaee 7月19日
「核を持ち、戦争をしない」 これがインドが自ら選んだ「行動」である。 

perfumekawaee ‏@perfumekawaee 7月19日
日本の憲法9条に対して「素敵ですね」と言う無責任な外国人がいたとしても 「では我が国も取り入れます」という国はひとつも無い。これが現実である。

6NAME:2014/08/16(土) 16:09:49
perfumekawaee ‏@perfumekawaee 7月19日
その他
イタリアの憲法改正15回 (・o・) 
フランス24回 (・ω<)☆  
スイス140回!! \(^o^)/ 
メキシコ408回!!! ( ゚o゚ ) 
日本…0回  1947ネンカラ0カイ…( ゚д゚ ) 
http://togetter.com/li/196045

7NAME:2014/09/21(日) 10:43:22
成立過程② -マッカーサー草案とGHQ監視の下に日本国憲法成立-
http://kenpou-jp.norio-de.com/macarthur-kenpou-seiritu/
「マッカーサー3原則」とは、「戦争の放棄」「象徴天皇制」「封建制の廃止」でした。

草案は、民政局の20代〜50代の25人の日本通の弁護士や学者達で作成されていますが、その中には憲法のスペシャリストは ひとりもいなかったそうです。 草案は、ドイツのワイマール憲法やソ連のスターリン憲法あたりを参考にして作成されたそうです。

民政局には、マルクス社会主義者や日本の急進派など、共産主義者が数多く在籍していたそうで、そういった者の意見も大きく取り上げていったそうです。

帝国議会両院でも憲法改正小委員会を設けて議論していきましたが、すべてGHQの監視付だったそうです。こういった状況の中で内閣草案は、明治憲法73条の手続きに従って可決され、1946年11月3日、日本国憲法として公布され、翌年の5月3日、施行されました。

日本人・日本政府云々ではなく、GHQ主導の下に進められ、GHQの良いように制定していったのが日本国憲法でした。「日本国憲法は押し付け憲法だ」なんてセリフを聴いたことがあるかもしれません。 私も過去に何度か聞いてきました。

最初はよく意味が解らなかったのですが、調べていくと納得しました。 日本国憲法は日本人の意志が反映されたのではなく、 共産主義思想が蔓延していたと言われる民政局 (ソ連のスパイが数多くいたとも言われていますが)の意志を基に制定されていった憲法と言えるでしょう。

8NAME:2014/09/21(日) 11:30:46
「マッカーサーが作った憲法だ」「隣国の脅威から守る為には改正が必要」・・・ ... 安倍の詭弁
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11128403836

米国債を通して日米中は密接に繋がっておりこの3国で戦端が開かれれば共倒れになります。三方一両損ならぬ三国敗戦国になるので起こりえません。そうでなくても中国は人件費の安さを利用して外国企業を誘致して経済成長をしてきた国なので日本と戦端を開けば外国企業が逃げ出し経済崩壊は目に見えています。ありもしない外国の恐怖を煽るのは国民の権利を奪い、国家に権力を集中させるときに使われる常套手段です。

9NAME:2014/09/22(月) 12:47:15
大日本帝国は民主主義
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1047363295
確かに大日本帝国は立憲君主制国家ではありましたが、憲法の中に議会を設けていた点からすれば、間違いなく民主主義国家
憲法成立以前は官僚専制国家、憲法成立後は民主主義国家です。 帝国憲法では議会に予算審議権という強大な権限を与えています。
昭和に入ってからの日本の軍国主義的な志向は、軍部の独走があったとはいえ、手続き上は国会が承認しています。 国民が選んだ国民の代表が、民主的な手段で軍国主義へと向かっていったのです。 『大日本帝国の民主主義』(小学館) 『明治デモクラシー』(岩波新書)

立憲君主制であり、軍部に支配された昭和の20年間はともかくとして、一応民主主義国家でした。主権が国民に無いので〜という意見もあるようですが、天皇主権と矛盾をきたさないよう、「民本主義」なんていう言葉も作られましたね。 現在の感覚からすると、民主主義とは言いづらいですが、明治日本は間違いなく当時の世界からみれば、民主的な国家でした。日露戦争のときも、ルーズベルトは「日本が勝つ。専制君主の国(ロシア)が民主主義国家(日本)に勝つことなど、決してありえない」と発言したそうですし。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1139529816
戦前の「大日本帝国」は民主主義国家であったわけですが、よく「民主主義は戦後にアメリカから教わった」と堂々と語ってる人がメディアによく出てます。

>大日本帝国憲法では天皇1人で政治を行うという形を…戦前の憲法も、天皇に政治決定の権限など存在しませんけど。 天皇が政治に介入したら大日本帝国憲法に違反しますよ。 明治・大正・昭和天皇はみんな憲法の規定に拘束されてました。

昭和天皇も「人間宣言」なんてしてないわけだしね。

戦後日本人はウソを教え込まれた。
http://jjtaro.cocolog-nifty.com/nippon/2012/02/post-f340.html
戦前は民主主義ではなく、戦後になってGHQが日本を変え日本国憲法が定められ民主主義になりました、と私は教えられて育ちました。ああ、GHQってありがたかったのか。戦前はひどかったのか。日本人は解放されたのだ、と思って大人になりました。

ポツダム宣言という連合国から日本の降伏条件を記した宣言書の十項にこう書かれています。「日本国政府は日本国国民の間に於ける民主主義的傾向の復活強化における一切の障害を除去すべし」 「民主主義的傾向の復活強化」と書かれており、戦前民主主義的傾向があったと言っています。これはイギリスの日本専門家であるサムソン卿が加筆したものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B8%9D%E5%9B%BD
大日本帝国は1890年の帝国憲法施行に伴い、立憲君主国家に移行した。帝国憲法上は国家元首である天皇が統治権全体を掌握する建前であったが(憲法第4条)、実質上は国家の各機関が権限を分掌していた。これは「統治構造の割拠性」といわれる[7][8][9]。

内閣総理大臣は国務大臣の首班であり、重要決定事項を天皇に報告し、その了解に基づいて行政を統制した(内閣官制第2条)。

天皇の実際の役割は、内閣の決定に従ってこれに形式的な裁可を与えて国家意思を確定することであった。ただし、天皇は単なる傀儡ではなく、当時のイギリス国王など他の立憲君主と同様、政治上の決定に関与していた(伊藤之雄)。 天皇は帝国憲法に定める通り民主主義を重んじ、国政に直接関与し、自身の意志のみによってこれを左右することを許さなかった。

10NAME:2014/09/23(火) 13:15:55
日本の民主主義はいつから?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1051894545
日本では、将軍や殿様、武士は清廉潔白な政治を行い、お金は商人が握って、武士階級は政治を行う名誉だけだったので、民衆による革命は行われず、明治維新でも政治を行う階級は武士のままでした。

そして、西洋においつくため、明治維新で階級制度をなくし、四民平等の宣言を行い、大日本帝国憲法をつくりました。
憲法上は、主権が天皇にありましたが、政治に直接たずさわらず、武士階級出身者により政治が行われました。
大正時代になって、1925年に男子に選挙権利が与えられ、二大政党制になり、総理大臣を決める元老も、議会の選挙結果を重視して総理大臣を決定していました。

そして、第二次大戦後婦人にも選挙権が与えられ、いろんな政党がでてきて第一回普通選挙がおこり、政党政治になりましたが、1955年に自由党と民主党が合併し、自由民主党(自民党)ができてから、長く自民党による政治が行われてきました。

はっきりと大日本帝国憲法が成立したときからです。 明治6年の『民選議院設立建白書』を皮切りに、日本の各地で自由民権運動が繰り広げられました。「民選議院」とは、国民から選挙によって選ばれた議会、ということで、まさに国会開設を求める運動、つまり日本における民主化運動でした。

制度として憲法に明確に詠われたのは戦後の日本国憲法からです。 戦前の大日本国憲法は天皇主権であり制度としては立憲君主制なので議会があったとしても選挙権が収入や性別で制限されてるものは民主主義の概念に反します。

議会制が導入されたという意味なら明治憲法制定のときです。

11NAME:2014/10/07(火) 01:48:07
日本国憲法 日本語の間違い
http://ameblo.jp/rekishinavi/entry-11529643981.html
「諸国民の公正と信義に信頼して」の「に」はあきらかに「を」の間違いでしょう。 これは私が見た日本国憲法の前文の誤植なのかと別のページや六法全書を確認してみました。すると、この間違いは誤植ではありません。 日本語の文章の要である「て・に・を・は」はとても重要な働きをし、米軍が日本の暗号を解読するときに、これをキーワードとして解読したと読んだことがあります。 その重要なキーワードをこの重要な文章でどうしてまちがったままほっておいたのかという疑問が生じたのです。

この日本国憲法草案作成に日本側で白洲次郎が関わっていたことは周知の事実です。彼は英語それもイギリス英語に精通し、米軍の将軍から皮肉で「あなたの英語は素晴らしいですね」と言われた時に、「あなたももう少しお勉強されれば正しい英語を話せますよ」というようなことを言ったと伝えられています。 これは、クィーンズイングリッシュがアメリカンイングリッシュよりも格が上だという当時の常識を踏まえて返した皮肉です。言われた米軍の将軍は、めちゃめちゃアメリカ人としてのプライドを傷つけられたことでしょう。

 さらに、白洲次郎はサンフランシスコでの主権回復の演説を吉田茂が英語ですることを知って激怒し、どうして種権を回復するときの演説を日本語でできないのかと巻き紙に毛筆で演説原稿を書き上げ、吉田茂も下読みもせずに飄々とその演説を読み上げたというエピソードも伝わっています。 これほど、日本というものを意識している白洲次郎や敗戦直後の日本という国家を征服者のGHQから守る瀬戸際で命をかけて戦った人々がこの日本語の間違いを見過ごすなんておかしいと思いませんか?

不完全な日本語で書かれた日本国憲法
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7947049.html

12NAME:2014/10/07(火) 02:32:21
NHKスペシャル 日本国憲法誕生 2007年4月29日放送
http://demokurashi.news.coocan.jp/07kenpou.htm
憲法はGHQの占領下でつくられた。GHQのスタッフが一週間で作成。 「極秘だった。誰にも言えなかった。GHQの中でも。」GHQ草案を下に生まれたとされる日本国憲法。しかし、新資料公開で、日本人の発案で修正・追加されたことが分かった。生存権や義務教育の延長などが議会での自発的提案で実現。占領政策を管理する極東委員会で、GHQ主導の憲法改正に不満が高まった。中国やソ連の代表が再軍備につながると危機感。「連合国には日本への不信感があった。日本の軍事的脅威をどう防ぐか議論した。」我々は当初、非軍事化と民主化を満たす憲法損案を日本政府が作成することを期待。その方が望ましかった。」委員長は松本烝治国務大臣。天皇中心の国家態勢、国体護持を最優先課題に掲げた。

新憲法の基本原則を示した。いわゆるマッカーサーノート。 天皇は国の最上位にある。二番目に戦争の放棄。「国権の発動たる戦争は廃止。紛争解決のための手段としての戦争、自己の安全を保持するための手段としての戦争も放棄。防衛と保護を世界の崇高な理想に委ねる。日本が陸海空軍を持つ権能は、将来も与えられることなく、交戦権が日本軍に与えられることもない。」自衛戦争まで否定していた。

「ノートの条文は、攻撃されたときの防衛する権利を奪っている。どんな国でも自衛の権利は本来的に持っている。自国の攻撃に自分で守る権利を否定するのは非現実的と思った。」その一方で、武力による威嚇や武力の行使を放棄する一文を加えて、侵略戦争の否定を明確にした。条文は「国権の発動たる戦争は廃止。他国との紛争解決の手段として、武力による威嚇または武力の行使は、永久に放棄する。」

GHQが最も留意したのが天皇制。最上位を意味するヘッドが、象徴を意味するシンボルに書き換えられた。 日本政府は極秘に検討。2月22日幣原首相は、天皇制を守るために草案を受け入れるを決断。GHQ草案を元にして、二週間で政府案の作成を指示。

13NAME:2014/10/07(火) 17:51:43
  __     ビビビビ
/GHQ\  。))))))))  .∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´_⊃`)/         (-@∀@)< 一億総懺悔。新憲法バンザイ !
(  つ二/0          .(φ朝 )  \_________

. ,,,,,,,,,,,,,,,   ビビビビ
ミ,,,,,,,,★,,ミ  。))))))))   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( `_>´) /         (-@∀@)< ソ連は脅威ではない。 西側からの軍事的圧力を緩めることが賢明だ。
(  つ二/0          (φ朝 )  \_________

. ,,,,,,,,,,,,,,,   ビビビビ
ミ,,,,,,,,★,,ミ  。))))))))   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<丶`∀´>/          (-@∀@)< 地上の楽園、ばく進する馬、国交正常化を急げ。
(  つ二/0          .(φ朝 )  \_________

         ビビビビ
. ∧_∧   。))))))))   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<丶`∀´>/          (-@∀@)< 植民地支配、従軍慰安婦、謝罪せよ、賠償金払え!
(  つ二/0          .(φ朝 )  \_________

 ∧_∧    ビビビビ
/ 支\  。))))))))     ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( `ハ´)./          (-@∀@)< 中国は道徳国家。文革は相当成功している。南京大虐殺、東アジア共同体!
(  つ二/0           (φ朝 )  \_________

14NAME:2014/10/07(火) 21:55:25
安倍首相は真っ青 「憲法9条」ノーベル平和賞受賞の現実味
2014年10月7日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153925

ノーベル賞の発表が6日からはじまった。本当に日本の「憲法9条」がノーベル平和賞を受賞するのか。もし受賞すれば、、安倍首相の「改憲」のもくろみは吹っ飛ぶことになる。  医学生理学、物理学、化学、文学、経済学、平和――と6部門あるノーベル賞のうち、平和賞はノルウェー国会が選ぶ5人の委員会が決定する。 「ノーベル平和賞ウオッチャー」として知られるオスロ国際平和研究所が、「憲法9条を保持する日本国民」を平和賞の最有力候補と予想したことでガ然、注目が集まっている。オスロ国際平和研は、ゴア元米副大統領の受賞も当てている。平和賞は10日18時以降に発表されるが、実際に受賞する可能性は高いのか。「知っていそうで知らないノーベル賞の話」の著者、北尾利夫氏はこう言う。

「受賞する可能性はあると思います。一昨年はEUが選ばれている。ノーベル平和賞は、世界への影響を考えて選ばれることが多い。政治的な意味合いの強い賞です。世界的な世相も考慮する。いま世界中で紛争が起きているだけに、憲法9条を選んでおかしくない。憲法9条によって、日本が戦後70年間、戦争をせず、一人も殺さず、一人も戦死しなかったことは事実ですからね。強いメッセージになります」

■安倍首相は「みっともない憲法」と毛嫌い

「憲法9条」の受賞は、日本人が考える以上に国際社会に与えるインパクトが大きいらしい。ノーベル財団が、話題性を狙って選ぶ可能性は十分にあるという。過去にはオバマ米大統領も受賞している。 「日本人にとって憲法9条は当たり前ですが、武力行使を放棄した憲法を持つ国は珍しい。と同時に、国際社会は日本が平和憲法を持っていることをあまり知らない。憲法9条が選ばれたら<そうだったのか>と驚くはずです」(前出の北尾氏)

 しかし、「改憲」を訴える安倍首相は、「みっともない憲法ですよ」と吐き捨てるほど平和憲法を毛嫌いしている。いま日本政府は、受賞しないように働きかけている、という怪情報も流れているが、もし憲法9条が受賞したら、安倍首相は授賞式に出席するのか、どんなスピーチをするのか。

15NAME:2015/05/04(月) 00:05:42
【憲法特集・前編】
「今に見ていろ」ひそかに涙 白洲次郎 GHQ原案に悔しさ
2015.5.3 07:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150503/prm1505030035-n1.html

現憲法は3日、施行から68年がたった。改正国民投票法の昨年6月の施行により、国会が発議すれば、憲法改正の国民投票はいつでも実施できる環境が整っている。国民が最高法規の内容を決めるのは、数年内に行われるであろう国民投票が憲政史上初めてとなる。「民定」と評される現憲法だが、実は国民が定めたものではない。その原案は占領下、日本人のあずかり知らぬところで作られた。

 「原案をGHQ(連合国軍総司令部)の素人がたった8日間で作り上げた代物」。安倍晋三首相は現憲法をこう評し、日本人の手で憲法をつくる大切さを説く。これに民主党は「ガキの議論だ」(枝野幸男幹事長)などと反発している。だが、昭和21年2月4日にGHQ民政局が作成に着手した原案は、同月13日に日本政府に提示されており、首相の認識は間違っているわけではない。 当時、日本政府は明治憲法をベースに改正案作りを進めていたが、占領軍はそれを否定。この短兵急な、憲法作りへの介入に、一矢報いようとした先人もいた。

東京都町田市の閑静な住宅街にたたずむ旧白洲邸「武相荘(ぶあいそう)」。来訪者向けの展示ケースに「ジープウエーレター」の名で知られるその手紙はあった。差出人は、外相だった吉田茂の懐刀で、GHQとの折衝にあたった白洲次郎。原案受け取り直後に民政局長のホイットニーへ宛てたものだ。

 GHQ原案は、「日本は自己の安全を保持するための手段としてさえも戦争を放棄する」とする最高司令官のマッカーサーの方針に沿って作られた。敵国日本の弱体化を図るもので、今も国の守りにブレーキをかける9条はここに由来する。 白洲は英文タイプの手紙で、制定を急ぐGHQの姿勢を「エアウエー(航空路)」と指摘。議論を尽くし、国情に合った憲法の制定を目指す「ジープウエー」に理解を求めた。 英国留学組で国際経験豊かな自由主義者だった白洲は、当時でさえ非常識な占領軍による「憲法制定」に危機感を募らせたのだ。 「従順ならざる唯一の日本人」とGHQに評された逸話が残る白洲だが、「GHQが俺を殺しはしないと思うが、もしかしたら…」と家族に漏らし出かけていくこともあった。

「『後の日本のために言うべきことは言っておかなければ』という思いだったのだろう」 長女の夫で、晩年の白洲の側で日々を過ごした牧山圭男(よしお)(76)が解説する。 しかしGHQは聞く耳を持たず、日本政府は3月6日、原案をもとにした「憲法改正草案要綱」を公表させられた。白洲は翌7日付の手記に「敗戦最露出の憲法案は生る。『今に見ていろ』という気持ち抑えきれずひそかに涙す」と悔しさをぶつけた。

 白洲は圭男らと酒を酌み交わすたびに「憲法」に触れるようになった。 「押しつけられたから腹は立つが良い所もある」と語る一方、「今の日本にふさわしい憲法を自分たちの手で最初から作り直すつもりでやったらどうか」と繰り返し訴えたという。 「昔の資料を残しておくと皆が迷惑する」 昭和60年に世を去った白洲だが、晩年は武相荘の庭で焼却作業に没頭した。ところが死去後、家族は金庫の奥に予期せぬ“遺品”を見つけた。油紙に包まれ、「極秘」の印が押された「憲法改正草案要綱」だった。 圭男が語る。「大柄で若い頃からけんかが強かった次郎だが、一生で一度の負け戦の証しを捨てきれなかったのかもしれない。『これは俺の命をかけた結果だ』と…」

白洲次郎(左)と白洲がGHQ民政局長のホイットニーに宛てた「ジープウエーレター」。タイプライター(中央上)で白洲が自ら打ったといわれる

16NAME:2015/05/04(月) 00:19:38
【憲法記念日】
櫻井よしこ氏「憲法前文は変な日本語。文法も間違い」「皆さんの命を中国に預けますか?」 憲法フォーラムで基調提言
2015.5.3 16:59更新
http://www.sankei.com/affairs/news/150503/afr1505030017-n1.html

ジャーナリストの櫻井よしこ氏は3日、東京・平河町の砂防会館別館で開かれた公開憲法フォーラム「憲法改正、待ったなし!」で基調提言を行った。櫻井氏は中国を具体例にあげ、憲法前文のいびつさを訴えた。提言の要旨は次の通り。

 憲法前文には日本国政府は愚鈍でよろしい。何もしなくてよろしい。能力もなくてよろしい。政府、政治家は何もしなくてもよろしいということが事実上書いてある。 国民の命、幸福、安寧を守っていくことが為政者の一番大きな責任だが、前文になんと書いてあるか。私たちの命を「国際社会に預けなさい」と書いてある。 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して…」。これも変な日本語ですね。「…われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてある。下手な日本語。文法も間違っている。 具体的に分かるように、具体的な国の名前を入れて文章を見てみましょう。 中国は連日連夜尖閣諸島、領海侵犯をしている。歴史を捏造して、わが国に非難の矢を投げかけ続けている。

「中華人民共和国のような平和を愛する国の公正さと信義の厚さを信頼して、日本国と日本国民の安寧と生存を守っていこうと決意した」 尋ねます。皆さんの命、ご家族の命を中国に預けますか? 中学生に聞いても小学生に聞いても同じ返事が戻ってくるはずだ。「おかしい」。でもおかしいと思うことが前文に書かれている。それを私たちは70年間も変えずにきてしまった。本当に悔しい。

 中国は日本に対しても友好的な面と尖閣諸島に公船を入り込ませている面と両方ある。 芯は強硬な中国の実態と、アメリカが(世界の警察でいることに)「そろそろ疲れてきた」と言うようになった実態を合わせて考えると、戦後の日本の安全保障を担保する枠組みが根本から変わっていることに気がつかなければならない。 今までのようにはいかない。私たちが変わらなければいけない。私たちの力で国民を守らなければいけない。守るためには力がいる。経済力、軍事力、国民の意思の力…。 経済はアベノミクスで成長しようとしている。難しいのは軍事力だ。中国は四半世紀以上も歴史に例のないような異常な軍拡を続けてきたから、これに追いつくのはとても困難だし不可能だ。また、わが国は中国のような軍事大国になる気は毛頭ない。

わが国に見合った軍事力を持ち、憲法改正をして自衛隊を軍隊として行動できるようにしながら、突出した軍事大国になる道を選ぶのではなく、日米安保条約をもとにしてインドともオーストラリアとも東南アジアとも、自由や民主主義や人権や弱い人を大事にする、環境を守る、色々な意味で価値観を共有する国々と互いに手をつなぎながら、軍事的な抑止能力をつくっていくのが良い。 それは簡単なことではない。私たちの心が問われることだ。戦後ずっと「日本人がやらなくたってアメリカがやってくれるんじゃないの?」「私は嫌だからアンタやって」。これが日本人の精神世界だった。そうではない。どんなに小さな国であっても、どんなにお金がなくてもわが国は立派に日本国民の手で日本国を守ってきた。それが私たちの国の誇りある伝統だ。(完)

17NAME:2015/05/04(月) 00:35:27
【憲法記念日】
「すべて安倍のせい」と護憲派が横浜でスパーク  大江健三郎氏「米演説は露骨なウソ」 香山リカ氏「憲法使い切ってない…」
2015.5.3 20:30更新
http://www.sankei.com/politics/news/150503/plt1505030023-n1.html

憲法記念日の3日、各地で改憲、護憲両派の集会が開かれた中、横浜市西区の臨港パークでは「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会〜戦争・原発・貧困・差別を許さない〜」(実行委員会主催)が行われた。会場には作家の大江健三郎さんら護憲派の人々が3万人以上集まった(主催者発表)。それぞれが安倍晋三首相を「安倍」と呼び捨てで批判し、集団的自衛権反対を訴えた。

 司会を務めたのは、女優の木内みどりさん。「いろいろなグループの思いは同じではないかもしれないが、憲法を守りたいという気持ちは一緒です」とまくしたてた。 作家の雨宮処凛さんは「この暑い中、熱中症で誰か倒れたら全部安倍のせい」と最初から“戦闘モード”。貧困問題と戦争の親和性を主張し、「戦場に行くのは貧しい人たち。(集団的自衛権行使で)命を使い捨てられるような人が国内からも生み出されるのではないか。経済や何かのために人の命が犠牲になる社会を止めたい」と訴えた。

次いでスピーチした大江氏は、安倍首相が4月29日に米上下両院合同会議で行った演説に対し「あまりにも露骨な嘘。だが(日米両国で)はっきりとした拒否の言葉が述べられることはなく、それをどうひっくり返すかが大きな問題だ」と断じ、会場からは大きな拍手が起こった。安倍首相が夏までの安全保障関連法案の成立に決意を示したことにも「安倍は日本の国会で(そのことについて)はっきり述べて、われわれ日本人の賛同を得たことはない」と強調した。

 大江氏はさらに、この日配布されたパンフレットに書いてある「私たちは、『平和』と『いのちの尊厳』を基本に、日本国憲法を守り、生かします 集団的自営権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に反対します」というメッセージを自身の考え方の根本にあると紹介。「自分がこれだけ大勢のみなさんの前で語るのはこれが最後」と語った。

 憲法学者の樋口陽一東大名誉教授は、盟友だった俳優、菅原文太さんの「政治には2つの役割がある。ひとつは国民を飢えさせないこと。もうひとつ、絶対に戦争をしないこと」という“遺言”を引き合いに出し、「今の政治は憲法が目指してきた方向と何から何まで正反対の方向に日本を引っ張ろうとしている。憲法を壊し、自由闊達な言論を貶め、彼ら政治勢力自身の先輩政治家が作り上げてきたはずの戦後史そのものをないがしろにしている」と糾弾した。

作家の沢地久枝さんは「私は安倍晋三とその周りにいる政治家、それから軍需産業でもうける経済人たちに絶対反対。安倍という人はアメリカに行って、国会にもかけず、選挙民にもかけず、アメリカと約束をまた結んだ。あの人は平和とか命とか大事な言葉をあんなに汚くした。政治家としては珍しい。私たちは今、あの人を引きずり下ろしてやりたいと思う」と感情をあらわにし、「戦後70年間、日本は戦死者を1人も出していない。こんな国はないんです。この次の段階になったとき、戦後70年間戦死ゼロできた歴史が切り替えられた年が2015年だった、とならないようにがんばっていく」と結んだ。参加者からは「その通りだ」「アホ政権!」などの声が飛んだ。

 精神科医の香山リカさんも「私たちはこの憲法を変えるどころか、まだ使い切ってもいない。今の憲法さえ使いこなせていない政権に憲法を変える資格はない」と持論を展開した。 集会には民主党の長妻昭代表代行、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首ら野党幹部も登壇し、「戦争立法反対の一点で協働し、安倍政権のたくらみを必ず打ち破ろうではありませんか」(志位委員長)と共闘を呼びかけた。 生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表も飛び入り参加。「政府の面を被った人間たちが根底から覆そうとしているこの憲法、何が何でも守りましょう」と叫んだ。

18NAME:2015/05/04(月) 00:38:31
【憲法記念日】
舞の海氏が新説「日本人力士の“甘さ”は前文に起因する」「反省しすぎて土俵際…」
2015.5.3 17:39更新
http://www.sankei.com/politics/news/150503/plt1505030021-n1.html

元小結の舞の海秀平氏が3日、東京・平河町の砂防会館別館で開かれた公開憲法フォーラム「憲法改正、待ったなし!」で提言を行った。昨今の日本人力士の「甘さ」は憲法前文の影響だと持論を展開し、会場の笑いを誘った。提言の要旨は次の通り。 日本の力士はとても正直に相撲をとる。「自分は真っ向勝負で戦うから相手も真っ向勝負で来てくれるだろう」と信じ込んでぶつかっていく。 ところが相手は色々な戦略をしたたかに考えている。立ち会いからいきなり顔を張ってきたり、肘で相手の顎をめがけてノックダウンを奪いに来たり…。あまりにも今の日本の力士は相手を、人がいいのか信じすぎている。 「これは何かに似ている」と思って考えてみたら憲法の前文、「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」に行きついた。逆に「諸国民の信義」を疑わなければ勝てないのではないか。

私たちは反省をさせられすぎて、いつの間にか思考が停止して、間違った歴史を世界に広められていって、気がつくとわが日本は国際社会という土俵の中でじりじり押されてもはや土俵際。俵に足がかかって、ギリギリの状態なのではないか。 今こそしっかり踏ん張って、体勢を整え、足腰を鍛えて、色々な技を兼ね備えて、せめて土俵の中央までは押し返していかなければいけない。 憲法改正を皆さんと一緒に考えて、いつかはわが国が強くて優しい、世界の中で真の勇者だといわれるような国になってほしいと願っている。

19NAME:2015/05/05(火) 02:20:43
【安保改定の真実(1)】
ホテル地下の極秘核シェルター アイクが恐れた米ソ核戦争 「共産主義者はサーベルを鳴らし続けた…」
2015.5.4 07:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150504/prm1505040029-n1.html

米国の首都ワシントンから西南西に車で4時間あまり。アパラチア山脈の森を分け入ると唐突に視界が開け、ホワイトハウスを彷彿させる白亜の建造物が現れる。ウェストバージニア州ホワイト・サルファー・スプリングスの「グリーンブライヤー」。歴代大統領が避暑地として利用したことで名高い高級ホテルだが、この地下に連邦議会の巨大な核シェルターが存在することは、1992年5月にワシントン・ポスト紙がスクープするまで国家のトップシークレットだった。

 バンカー(掩蔽壕)と呼ばれるこの核シェルターは、厚さ1・5メートルのコンクリートで覆われ、地下3階建て。ホテル内壁などに偽装された4カ所の鋼鉄製扉から出入りでき、居住スペースのほか、会議室や食堂、研究室、診療所、放送スタジオまで完備されている。発電機3基と約30万リットルの水タンクを備え、議員スタッフを含む1100人が2カ月以上暮らすことが可能だという。

 施設の維持・管理を担う数人の政府要員は「テレビ修理工」を名乗った。78年からピアニストとしてホテルで働き、現在は広報担当のジェシカ・ライト(63)は、事務所の古ぼけたブラウン管テレビ2台を指さしながらこう語った。 「ホテルで働く人たちも本当に修理工だと信じ込んでいたんです。このようにテレビもたくさんありましたし…」

この核シェルター建設を提案したのは、第34代大統領、ドワイト・アイゼンハワー(アイク)だった。第二次世界大戦時に欧州戦線の連合国軍最高司令官としてノルマンディ上陸作戦を成功させた英雄であり、徹底した反共主義者でもあった。 56年3月、上院院内総務のリンドン・ジョンソン(後の第36代大統領)ら議会指導者はアイクの提案に同意し、ホテル経営会社と「米議会にとって死活的に重要な事項」に関わる秘密契約を結んだ。計画は「グリーク・アイランド(ギリシャ島)」というコードネームで呼ばれ、59年に着工、61年に完成した。

 アイクが核シェルター建設を急いだのは、米ソ核戦争の危機が迫っていると判断したからだった。 ソ連の最高指導者であるニキータ・フルシチョフは56年2月、第20回ソ連共産党大会で、53年に死去するまで独裁制を敷いたヨシフ・スターリンを批判し、米国との平和共存路線を打ち出した。国際世論はこれを「雪解け」と歓迎したが、アイクは決して信じなかった。回顧録ではフルシチョフをこう酷評している。 「彼は世界革命と共産主義支配というマルクス主義理論への忠誠により盲目となっていた。彼にとって世界の諸国民の将来の幸福などは全くどうでもよく、共産主義思想実現のため彼らを組織的に利用することだけを考えているのだ」

20NAME:2015/05/05(火) 02:21:22
50年代後半から60年代にかけて米ソ核戦争は切迫した脅威だった。国務長官のジョン・ダレスは54年1月、ソ連が欧州に侵攻すれば、圧倒的な核戦力で報復する「大量報復戦略」を宣言したが、ソ連が米本土を核攻撃する能力を持てば、この戦略は「絵に描いたモチ」となりかねない。

 「(連合国軍総司令官の)ダグラス・マッカーサーは朝鮮戦争で核兵器の使用を検討しました。アイクも同様に地域紛争が米ソ戦争に拡大しかねないと考えたのでしょう。そんな事態となっても議会という制度、そして憲法の枠組みを残さねばならないのです」 グリーンブライヤー専属の歴史家(博士)のロバート・コンテ(68)はこう解説した。

 57年に入ると、アイクを震撼させるニュースが次々に飛び込んできた。 8月26日、ソ連は大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験成功を発表した。10月4日には人類初の人工衛星「スプートニク1号」、11月3日に「同2号」の打ち上げを成功させた。これはワシントンを含む米全土がソ連のICBMの射程圏に入ったことを意味する。これで戦略爆撃機を大量保有することにより優位性を保っていた米国の核戦略は覆った。アイクは回顧録に怒りをぶつけた。

「スプートニクは米国民の心理的な弱さを露呈させた。共産主義者たちは騒乱を扇動し、サーベルを鳴らし続けた…」 フォード財団のローワン・ゲイサー率いる諮問機関「安全保障資源パネル」は11月7日、「核時代における抑止と生き残り」と題した報告書をまとめた。 59年末までにソ連が核弾頭を搭載したICBM100発を米国に向け発射可能になると推計するショッキングな内容だった。米兵力の脆弱さを指摘し、大量報復戦略の有効性にも疑問を投げかけ、「われわれの市民は無防備状態に置かれる」として大規模核シェルター建設などを提言した。

 ゲイサーから報告書を受け取ったアイクは動揺を抑えるように「われわれはパニックに陥ってはならないし、自己満足をしてもいけない。極端な手段は避けるのだ」と語り、報告書を極秘扱いにするよう命じた。ダレスも、とりわけ核シェルター建造に関する部分を問題視し「公表すれば欧州の友人(同盟国)を見限ることになる」と述べた。 11月7日夕、アイクはホワイトハウスの執務室からテレビとラジオで国民向けに演説し「核兵器の分野では質も量もソ連に大いに先んじている」と強調した。それでも「衛星打ち上げに必要な強力な推進装置により証明されたソ連の先進技術や軍事技術の能力には軍事的重要性がある」と認めざるを得なかった。(敬称略)


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