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中 国 2

1NAME:2014/05/19(月) 23:54:12
中 国 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/news/5551/1331832156/l100
の続きです。

204NAME:2015/01/24(土) 22:57:08
−−しかし、鬱憤がたまった原因は日台の文化や慣習の違いによる軋轢(あつれき)があったからでは? 「そうですね。分かりやすくいえば、一つのクラスがあって、成績優秀な子供と悪い子供とはなかなか友だちにはなれない。双方がそれぞれいじめの対象になったりするが、どちらが正しいとは言えない複雑さがある。霧社事件でも日台のどちらが悪いとは一概に言えないのです」

 −−そういう意味で「KANO」は異民族同士が団結しようとする、あなたらしい作品だ 「僕はそこに感動するのです。野球をただ描いただけの映画はつまらない。現代では野球チームに他民族の選手がいても当たり前だが、あの時代ではあり得ないこと。彼らを束ねた近藤監督は本当に素晴らしいと思います」

台湾映画賞での無冠に中国の影? 《昨年の第51回金馬奨授賞式で、「KANO」は最優秀作品賞をはじめ最多6部門候補だったが無冠に終わり、中国の“陰謀説”が流れた》

 −−金馬奨の結果についてどう思いますか。永瀬には主演男優賞をとってほしかった 「僕も期待していました。ただ、日本人の永瀬さんが受賞したら中国のメディアは果たして報道するでしょうか。金馬奨は中国で大々的にテレビ放映されるので、受賞だけでなく金馬奨そのものを報道しないのでは。“何らかの理由”があって受賞できなかったんでしょうね。中国も金馬奨が歴史のある、公平な賞ということは知っている。賞に干渉することはできないが“報道しない方がいいだろう”と考えていたとは思います」

 −−審査委員長の中国人女優が何らかの操作をしたのでは、との憶測もある 「僕は立場上、言ってはいけないことなので…。でもそういう話を聞くのは大好きですよ!(笑い)」

金馬奨の話題を持ち出すと、途端に冗舌になったのが印象的だった。その様子から、やはり何かしらの政治的な工作があったのではないだろうか。 また、「セデック・バレ」が世界的に評価されたことで自分の思うような作品が撮れるようになったのでは、との質問に対する答えも印象深かった。 「いいえ。どうしても『海角七号』のような低予算な作品が求められる。『KANO』は台湾でヒットしたがいまだ製作費分が回収できていない。それは内容的に(人口の多い)中国では公開できないことが大きい。そこで、どうしても台湾と日本での興行に頼るしかないのです」(WEB編集チーム 伊藤徳裕)

205NAME:2015/01/29(木) 03:22:27
【イスラム国殺害脅迫】
中国、安倍首相の求心力高まりを警戒
2015.1.28 23:22更新
http://www.sankei.com/world/news/150128/wor1501280061-n1.html

【北京=矢板明夫】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件について、中国官製メディアは連日のように事態の推移を詳しく伝えている。一方で、「対米追従が今回の事件の引き金となった」などと安倍晋三政権を非難する日本国内の一部の声を大きく取り上げ、積極平和主義を展開する安倍首相の外交・安全保障政策を暗に批判。日中関係をめぐっては昨年11月に2年ぶりの首脳会談が実現したが、中国当局の安倍首相に対する態度は依然として厳しいことを強く印象づけた。 中国の外交関係者によれば、習近平政権は日本の政治関係者を「ハト派」と「タカ派」に分け、日中友好を重視し、一国平和主義を主張する村山富市元首相ら「ハト派」を大事にするが、米国との関係を重視する安倍首相ら「タカ派」を「日中関係を破壊する人物」と決め付けている。「安倍首相が何をしても批判するのが中国のスタンスだ」と同関係者は話す。

しかし、中国当局は今回の事件で、日本人もテロの脅威にさらされているという現実を突きつけられ、安全保障に対する国民の意識が変化する可能性もあるとみる。中国メディアでは報道されていないが、共同通信の世論調査で「テロに屈しない」と宣言した安倍政権の事件への対応を「評価する」と答えた日本人が6割以上に達し、中国の対日関係者たちに大きな衝撃を与えたという。 中国当局は、日本の「ハト派」の意見が少数派となり、安倍首相が主張する集団的自衛権や憲法改正を支持する機運が高まることを警戒しているとみられる。同関係者は「今回の事件が日本社会にどんな影響をもたらすのか注目している。対日政策はこのままでいいのか、といった議論が国内で出るかもしれない」と話している。

206NAME:2015/02/18(水) 19:05:09
中国産食品は本当に「猛毒」か? 食品衛生法は輸入食品に厳格だが…
2013.7.26 11:07更新
http://www.sankei.com/life/news/130726/lif1307260017-n1.html

「中国猛毒食品」「抗生物質漬けの中国産鶏」-。週刊誌などで中国産食品の安全性を疑問視する報道が相次いでいる。日本へは大量の中国産食品が輸入され、加工品や外食の材料にも使われている。食べても大丈夫だろうか。(平沢裕子)

厳しく監視

 中国で今年5月、検疫を経ていないキツネやネズミの肉を羊肉と偽ったり、病死した豚の肉を横流ししたりして販売した業者の摘発が報じられた。これらの偽装された「危険な食品(毒食品)」が日本にも輸入されているのではないかと不安に思う人は少なくない。 食の安全・安心財団(東京都港区)理事長で倉敷芸術科学大学の唐木英明学長は「中国国内の食品がどれぐらい危険かは不明だが、日本への輸出用に管理された食品は日本企業の厳しい監督の下に安全が守られている。『毒食品』を日本が輸入する可能性はほとんどない」と指摘する。 中国産だけでなく、海外の食品を日本へ輸出するには、日本の食品衛生法に適合していなければならない。厚生労働省は食品の輸入時にモニタリング検査を実施。不合格の食品は回収・廃棄・積み戻しされるか、食用以外の用途に転用されることになっている。 検査で不合格の食品は市場に出回ることはないとはいえ、検査の違反件数の多さを問題視する声もある。厚労省の「平成23年度輸入食品監視統計」によると、中国産食品の違反件数は278件で、輸入件数が多い上位5カ国(中国、米国、フランス、タイ、韓国)の中で最多なのは事実だ。

ただ、検査件数に対する違反率は中国は0・25%で、米国の0・8%やタイの0・78%に比べて低い。違反内容も基準をわずかに超えた程度で、食中毒を起こすような重大な違反はなかった。輸入件数に対する検査率で見ると、米国9・6%、韓国5・3%に対し、中国は17・6%と高い。中国産は米国産や韓国産に比べ、厳しく監視されているともいえる。 しかし、全てを検査していない以上、「危険な食品が検査をすり抜けて国内に入っているのでは」と心配する人も少なくない。「検査は100件に1件の違反を95%の確率で発見できるよう設計されている。検査の規制値は極めて厳しく設定され、仮に検査をすり抜けた違反食品を何回か食べたとしても健康に被害が出ないような設計になっている」と唐木学長は指摘する。

過剰な心配不要

 中国産食品では平成20年、冷凍ギョーザで10人が中毒症状を起こしている。高濃度の殺虫剤が検出され、この事件の印象から今も「やはり中国産食品は危険」と思っている人は多い。 唐木学長は「冷凍ギョーザ事件は犯罪によるもの。食品に毒物や異物を混入する犯罪は日本や他の国でも起こっており、中国産の安全性の問題ではない。犯罪や個人輸入を除けば、中国産による健康被害は報告されておらず、公表されたデータを見る限りでは中国産だけが飛び抜けて危険とはいえない。過剰な心配は不要だ」と話している。

207NAME:2015/02/21(土) 22:52:51
「中国人は日本を知りたがっている」…中国で10万部売り上げる月刊誌『知日』を創刊した在日中国人教授が指摘する「中国人の心理」
2015.2.20 06:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150220/prm1502200003-n3.html

中国で、毎号5〜10万部を売り上げる「知日」という月刊誌がある。近年は尖閣沖漁船衝突事件(2010年)や香港の活動家による尖閣上陸事件(12年)もあり、日中関係は円満とは言い難いが、まさにその漁船衝突事件を受けてこの雑誌は創刊された。同誌の日本版ダイジェスト『知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!』(潮出版社)が今年1月、刊行されたのを機に、同誌主筆の毛丹青(マオ・タンチン)神戸国際大教授らに話を聞いた。(溝上健良)

反日感情のピークに発刊

 中国・北京で「知日」が創刊されたのは11年1月のこと。この4カ月ほど前の10年9月、尖閣沖漁船衝突事件が起きた。発刊のいきさつを毛教授は今回の著書でこう記している。《私は、最大の好機が到来したと感じました。反日感情が最高潮に達した時こそ、それとは逆の反応を示す人たちが必ず出てくることを、知っていたからです》。ちなみに毛教授は北京大を卒業後、留学のために25歳で来日し、すでに滞日27年。日本で過ごした月日のほうが長く、『にっぽん虫の眼紀行』(文春文庫)などの著書もあり、日本の週刊誌などにみられる“逆張り”(主流と反対の行動をする)の発想も身に付けていたようだ。この賭けは、当たった。創刊号は3万5千部を用意し、2カ月で完売したのだった。

同誌は毎号ごとに特集するテーマを選んでいるが、創刊号のテーマは「奈良美智(よしとも)」という思い切ったものだった。中国で同誌編集長を務める蘇静(ス・ジン)さんが画家・彫刻家の奈良美智の絵を好きだったこともあったが、蘇さんには《このテーマには新鮮さがある。『知日』の創刊号で、「武士道」とか「禅」とかいえば普通だけど、「奈良美智」にはびっくりしますよ》《(奈良美智の)内面世界を静かに追求している姿が『知日』読者の志向に合うと思えた》との狙いがあったという。

 創刊当初は季刊誌で、第2号以降は「制服」「美術館」「本の国」…を特集テーマにしていった。日本では当たり前に存在するものが、中国側からはどう見えるのか興味深い。蘇さんは美術館について、同誌の編集長序文で《日本のミュージアムは政府、企業、民間団体と、運営主体が非常に多様だ》《日本では企業が、政府あるいは社会に近い機能を果たしており、市民の審美眼を養う役目を果たす》《もしかしたら我々もいつか、ハイアール美術館、ファーウェイ美術館などに出会えるかもしれない》と記す。「本の国」特集では、日本の出版社の多くが自社ビルを持っていることに対して《せいぜい十数年の歴史の中国の民間出版業とは厚みが違うのだ》と驚きが示される。

208NAME:2015/02/21(土) 22:59:59
第4号以降、しばらくの休刊をへて、12年8月発売の第5号からは月刊誌となる。その再出発を記念した「猫」特集号は12万部を記録する人気だった。日本各地のさまざまな猫をふんだんな写真と文章で紹介。《日本の猫って中国人のセンスにあう》という中国読者の声も。さらに特集テーマは「鉄道」「明治維新」「妖怪」…と続いていく。 この間、野田政権による尖閣諸島の国有化や中国での激しい反日デモもあったが、「知日」は5〜10万部の堅調な売り上げが続く。毛教授は「あれだけ反日があっても、『知日』がコアな読者を獲得できたことを理解してほしい」と話す。 「知日」の読者からは《今まで日本を知らなかったけど、『知日』を読んだら日本へ行ってみたくなった》《日本語を勉強してみたくなった》といった声が多く寄せられているという。

彼を知り己を知れば…

 こうして中国では順調に売れている雑誌「知日」だが、そのダイジェスト版を日本で発行した狙いは何だろうか。毛教授は「中国では反日がある一方で、日本を訪れる人はどんどん増えている。私は教職に就いていますが、非常によろしくない現象が起きている。大学で中国への短期留学生を募っても、ほとんど行かないし、中国への観光客も減ってしまっている」と語る。また「われわれはゼロ距離で日本を知ろうとしているわけで、日本の多くの方にその努力を見てほしい。そして日本の方にまだ自分たちの気付いていない部分、外から見た日本とは何かを考えていただきたい」とも。

毛教授はまた、中国の現在の文化レベルについても解説した。「今の中国と日本の関係は、1950〜60年代の日本と米国の関係によく似ているのではないかと思う。その当時、日本は敗戦し、米国への強いあこがれがあったわけです。たくさんの日本の方が米国へ勉強しに行きました。文化的にいえば、米国から持ってきたものは2つあると思う。野球とジャズです。ジャズがどんな文化を生み出したかというと、おそらく村上春樹をはじめ、作家の先生たちが米国の文化に浸っていって、それが表現の力になっていくわけですね…」。日本が戦後、米国の文化に学んだように、中国も日本の文化を学ぼうとしているというわけだ。まさに中国は今、文化的にも“坂の上の雲”を目指して突き進んでいるのだろう。

 古代中国の偉人、孫子は「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」との格言を残している。われわれも中国を知る必要があるのではないか。「知中」という雑誌を日本でつくる予定はないか、との問いに、毛教授は「近い将来、ぜひ日本に大勢いる教え子に『中国の今を知る』というコンセプトで雑誌をつくってほしいと今、ハッパをかけようとしています。私はこれまでやってきて、『知日』という希望の扉を開けました。次は日本のほうから扉を開いてほしいと思います」と話した。猛烈な経済発展を続けている中国がどんな文化を生み出していくのか、今後に注目していきたい。

209NAME:2015/02/23(月) 11:46:32
【経済裏読み】
“疑惑のデパート”メキシコ高速鉄道が“脱線” キレた中国「金返せ!」
2015.2.23 11:00更新
http://www.sankei.com/west/news/150223/wst1502230005-n1.html

メキシコの高速鉄道計画が迷走の末に事実上頓挫し、波紋を広げている。中国企業がいったん落札したが、撤回されたあげく、メキシコのペニャニエト政権に対する贈賄疑惑など大スキャンダルに発展し、世界中から批判が殺到。追い込まれたメキシコ政府は原油安と財政難を理由に計画そのものを棚上げした。しかし、高速鉄道の本格的な海外進出プロジェクトのモデルにと期待していた中国側は激怒し、補償を求める騒ぎに拡大している。

「豪邸」で抱き込み?

 世界のインフラ整備事情に詳しい国際金融機関幹部は「計画自体が頓挫することもあり得ると思っていたが、まさか、こんな“理屈”をつけてくるとは…」と肩をすくめる。 メキシコ政府は1月30日、2015年予算からの歳出の2・6%削減などを柱とする財政緊縮策を発表した。発表自体は予想されていたが、市場を驚かせたのが、緊縮策に同国が鳴り物入りで導入しようとしていた高速鉄道計画の棚上げが含まれていたことだ。

 ペニャニエト政権は、原油安による財政悪化を受けた措置だとしているが、額面通りに受け取る関係者は多くはない。 メキシコの高速鉄道計画は、メキシコ市と中部の都市ケレタロを最高時速300キロで結ぶもので、経済成長を牽引する柱として、ペニャニエト政権が各国から参画する業者を募った。 三菱重工や川崎重工、ドイツのシーメンス、米国のゼネラル・エレクトリック(GE)など世界の名だたる企業が動いたが、昨年11月の入札には中国鉄道建設総公司が率い、中国の車両メーカーの中国南車が中心となるコンソーシアム(企業連合)のみが単独応札し、落札した。

だが、その後、入札準備期間が短かったり不透明な手続きの実態が入札を断念した業者から暴露された。中国企業とペニャニエト政権が密約していたとする“八百長疑惑”までささやかれ、議会などメキシコ国内でも批判が高まり、とうとう政府は「入札手続きの透明性と合法性を確保する」として、異例の再入札に追い込まれた。 ところが、スキャンダルは収束するどころか、むしろ膨らんでいく。中国企業のコンソーシアムに参加しているメキシコ企業が、ペニャニエト大統領夫人の400万ドル相当の大豪邸の名義人になっていた問題が発覚。入札をめぐっても大統領に近い業者に有利な取り計らいをしたのではと報じられた。メディアや世間の批判に耐えかねた夫人は豪邸を手放す意向を表明したが、あろうことかビデガライ財務相まで同じ企業から豪邸をプレゼントされていたことが判明したのだ。

 そこに、再入札でもやはり中国企業のコンソーシアムが受注する見通しと、メディアなどで報じられ、ペニャニエト政権への視線はいよいよ厳しくなった。 「このまま再入札を強行すれば、国内のみならず国際的な信用も失いかねない」(前出の国際金融機関幹部)とみたペニャニエト政権が、“財政難”を理由として高速鉄道計画自体の棚上げを決断したとする見方が、市場に広がっている。

210NAME:2015/02/23(月) 11:49:06
メンツつぶれた?

 だが、この決着におさまらないのが、せっかくの落札をほごにされた中国だ。しかも、プロジェクトに実際に参画する中国企業そのものより、後ろ盾となる中国政府が猛烈に怒っているようなのだ。中国国家発展改革委員会は直ちに、メキシコ政府の高速鉄道計画先送りについて、「遺憾だ」とコメントを発表。中国外務省の報道官も「中国企業の法的権利を守ってほしい」とメキシコ政府に注文を付けた。

 さらに、ロイター通信によると、中国鉄道建設総公司はメキシコ政府に対して、補償金の支払いを要求した。請求額は明らかになっていないが、事実上の賠償請求といえ、資金調達関連の費用や、入札に参加する際にかかったコンソーシアム参加企業の従業員のホテル代まで含まれているという。中国政府も、「落札に向けて多額の金を投じた企業への適切な対応」をメキシコ政府に求めている。

 これに対し、メキシコ政府側は補償の裏付けとなる領収書などの提出を求めているようだ。今後のメキシコ側の出方次第では、補償協議がこじれ、2国間の外交問題に発展する可能性もないとはいえない。 一方、中国の鉄道車両大手の中国北車は2月11日、河北省にある工場を国内外の報道陣に公開。技術力の向上に取り組んでおり、今後も車両の海外輸出を増やす方針を強調した。 中国の強みは価格競争力で、海外勢に比べて建設コストが圧倒的に低い。その一方で、中国では2011年に、浙江省を走る高速鉄道で多数の死傷者が出る死亡事故が発生。中国の技術や安全性への懸念がぬぐえないとの指摘も多い中、安全性と技術力をアピールする狙いがあるとみられる。

 中国はメキシコだけでなく、トルコでも高速鉄道事業に参画しているほか、ロシアやインドでも高速鉄道計画への協力を表明。インフラ輸出を通じて経済関係を拡大し、国際社会での存在感を高めようという思惑がみえるだけに、メキシコでのつまずきは痛手といえそうで、メンツをつぶされたいらだちもうかがえる。

211NAME:2015/02/23(月) 11:53:17
【野口裕之の軍事情勢】
中国が「イスラム国」に先駆けて使用した「汚い爆弾」
2015.2.23 06:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150223/prm1502230008-n1.html

人間を平然と斬首するイスラム過激武装集団《イスラム国=ISIL》は国家を気取るが、人権保護局はない? もっとも、中国に環境保護省が存在するから、有っても不思議はない。ただ、ISILの場合「人権反故(ほご)局」がふさわしく、中国環境保護省も「環境反故省」と看板を付け替えた方がお似合いだ。中国では「北京遷都」が検討されていると囁かれるほど大気・水質汚染が酷い。わが国はじめ隣国への“汚染侵略”が国際問題となっている。しかも「毒ガス」「水爆」に「プラスチック爆弾」まで加わっては、環境テロを疑いたくなる。米豪専門家チームが12日発表した調査によれば、ボトルやスーパーマーケットの買い物袋などプラスチック類を最も多く海洋投棄している国は中国で、廃棄量は《地球全体の3割》。“地球王者”にふさわしく、破壊力も《北極〜南太平洋に至る海流を妨げ、気候変動につながる》地球規模だ。「放射性廃棄物」など放射性物質を爆発させてまき散らす《汚い爆弾》を、ISILが使用するのではと緊迫する中、中国は「プラスチック製廃棄物」で汚い爆弾を先行使用した。英国の国際戦略研究所は11日、中国の軍事費は《アジアで4割》と公表したが、こちらは“アジア王者”だった。独善的かつ凶暴な秩序を、凄味を効かせて他者に強要する中国とISILは、東西の魔王になりつつある。

プラごみ海洋投棄世界一

 確かに中国のプラスチック廃棄は断トツのワースト1位とはいえ、上位10カ国中8カ国がアジア諸国で、中国のみ責めることは公平性を欠く。だが、メコン川上流に在る中国領のダムがゴミ捨て場と化し、下流の東南アジア諸国に甚大な被害を与えている不届きを並べると、中国の“世界観”が透ける。 中国は膨張を止めない「中華秩序」の、はるか外縁に国際秩序を観ている。さすがに、ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官(91)も警戒感を持ち始めたとの見方が出てきた。キッシンジャー氏は超現実主義者。自国益のためには「工場廃液や下水を精製して作る食用油」や「人間の毛髪で作る醤油」といった“中国製格安食品”の輸入すら前のめりになるやもしれぬ。その種の人物が近著《ワールド・オーダー=世界秩序》で論じた。 《中国は米国主導の海洋秩序安定活動を必ずしも規則とはとらえていない。上級指導層を含め中国人は、国際システムにおける規則順守や責任を求められても、システム自体の構築時に参画していなかったので、順守義務はないと考えている》

 英誌エコノミストも2014年11月、シンガポール外務省高官の諦観を紹介した。

212NAME:2015/02/23(月) 11:56:39
《全中国人は建国の1949年以前に被った西欧諸国と日本による100年にわたる侵略を念頭に置く。構築時に全く発言権を持っていなかった地域や地球規模の秩序において、中国に「責任有るステークホルダー=利害関係国」としての言動を期待する行為は現実的でない》

国際秩序に「タダ乗り」

 “戦勝国”を詐称しながら、国際秩序構築に参加しなかったとは面妖だが、実際中国は国際法や国際規範の、無視はもとより破壊を続ける。南シナ海での領有権紛争を平和的に解決すべく、2002年に調印した国際法順守をうたう行動宣言はプラスチックごみ同様に棄てられた。 右手の棍棒、左手の札ビラを使い分け、国際秩序を切り崩している一方で、国際秩序は図々しく利用する。エコノミスト誌は《タダ乗り》と蔑んだ。 《中国は世界最大の造船国で、世界第3位の商船数を動かしている。自国籍船保有数でも世界一。漁船も69万5000隻を有する。世界のコンテナ貿易の4分の1を占めるが、コンテナ内部はほとんど中国製品だ》 ところが、海洋秩序安定の労力とコストは米海軍などに押しつけ、米軍のプレゼンスの間隙を縫ってむしろ乱す側に回っている。驚きはしないが、自覚はゼロ。中国の駐英大使が2014年2月、英国の王立国際問題研究所で行った講演は、聴き手がいたたまれなくなるほど度し難かった。演題からして???

 《中国はアジアの平和・安定の力》

 顔を赤らめてしまう内容の一部を紹介すると- 「中国は8カ国と領海を接し、海上国境は3万2000キロに及ぶ。海外利益は増加の一途。貿易相手国はますます増え、今では米国を追い抜き世界最大の貿易国に。国際航路の安全への関心も高まり続けている」 分かっているではないか、と安心したら大きな間違い。大使は「平和発展の道を堅持し、覇権主義に反対する。外国領をわずかでも占領したことはない。国防政策は完全に防御的で平和的である」と、大胆不敵にも言い放った。

キャベツ戦略

 ところで中国共産党は、帝国主義を走り続けるエネルギー源であり、人民の不満を抑える切り札である経済発展(=軍事拡大)を犠牲にしてまで環境を守りはしない。海洋生物が飲み込んだプラスチック破片は体内に蓄積。食物連鎖で、魚を食べた人の健康にまで害を及ぼす。口にした国内外の人々に、虐殺行為に等しい犠牲が出ても、安全な空間・食材を確保できる特権階級は痛痒を感じまい。自国の水脈が汚染されても、日本より奪えばよい、と考える。大気汚染にせよ酸性雨を誘発する。酸性雨+化学肥料の超大量投与で、家畜や作物は毒の中で育っていく。特に、サラミとキャベツには十分な警戒が必要だ。

中国は南シナ海の島嶼を不法占領し、戦争にエスカレートしない程度の現状変更を積み重ね、徐々に勢力圏を広げている。サラミを薄く削ぐ様にも似て《サラミ・スライス戦術》と呼ばれ、陰謀に気付いたときには、手の付けられない版図の大増殖が完成している。 その過程で中国は、海上武装民兵が潜む擬装漁船の島嶼寄港→海上行政当局巡視船の“漁船保護”→海軍艦艇による死守と、烈度を次第に高めつつ、間を置かず、占領を不動の既成事実に仕立て上げる。占領後も、キャベツのごとき同心円状に幾重にも島嶼を取り囲み居座る。《キャベツ戦略》という。 「中国製プラスチックが流れ着いた海域・島嶼は中国領」と言い出しかねない異形の大国。それが中国の正体である。(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS)

213NAME:2015/02/23(月) 12:33:19
【野口裕之の軍事情勢】
中国の野望をくじく日本と台湾
2015.2.16 06:00更新
http://www.sankei.com/world/news/150216/wor1502160008-n1.html

中国の初代国家主席・毛沢東(1893〜1976年)は暗殺におびえ看護婦=愛人ら極限られた者しか寝屋に入れなかった。哀れ、異常な猜疑心は被害妄想や心気症を招き、睡眠薬の力を借りねば眠れなくなる。猜疑心や妄想は毛が創った中国共産党に憑依して宿痾となった。

 妄想高じて東シナ海や南シナ海に、天地の創造主が造った「超弩級不沈空母」が3隻も見えるらしい。かつてのアヘンよろしく大気・水脈汚染に因る症状かと心配したが、あながち幻覚ではなさそう。中国大陸側に立ち日本列島+南西諸島や台湾、フィリピンを眺めると、中国軍の絶対防衛線・第一列島線沿いに“遊弋”する巨大な不沈空母に見えるようだ。しかも中国を囲むように。 ところが、第一列島線は中国にとっては出撃の「出城」。日-台-比の間を抜けられなければ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)など東/南シナ海の島嶼侵略・防衛はままならない。軍事や経済を下支えするエネルギー・食糧輸入も激減する。台湾・朝鮮半島有事で来援するかもしれない米軍を阻止する守りの「長城」でもある。

中国が意識する九つの出口

ですがモシモシ。自身が軍事膨張を止めれば空母の幻影は絶対に見ない。自ら招いた「中毒症状」を反省し、中共は“治療”に努めてほしい。もっとも「中華民族の偉大なる復興」の狂信性は不治の病。乱心し、巨体が手にした棍棒で、狼藉を一層激化させる前に隔離できぬものか…。

「九つの出口」を意識

 隔離には日-台-比の国防力の飛躍的増強と覚悟・団結が不可欠となる。中国国営通信系週刊紙は2010年《中国が意識する九つの出口》を報じたが、何となく悲壮感が漂う。

 (1)日本海→宗谷/津軽海峡→太平洋(2)東シナ海→大隅海峡→太平洋(3)東シナ海→トカラ海峡→太平洋(4)東シナ海→宮古水道→太平洋(5)東シナ海→与那国西水道→太平洋 (6)東シナ海→台湾/バシー・バリンタン海峡 (7)南シナ海→シンガポール海峡→マラッカ海峡→インド洋(8)南シナ海→スンダ海峡→インド洋(9)南シナ海→ミンドロ海峡→マカッサル海峡→ロンボク海峡→インド洋 インド洋への出口は(7)〜(9)。東シナ海〜台比近海を通り西太平洋が(6)。残り(1)〜(5)は全て日本絡み。いずれにせよ《九つの出口》は、最近の中国海軍の演習パターンと同じで、緒戦での支配を狙っている。

中国を取り囲む日-台-比を中国が不沈空母とみなし、病的なまでにうろたえる理由

214NAME:2015/02/23(月) 12:39:12
中国共産党幹部の妻20人以上と…消えたイケメンキャスターは「情夫」だった 「夜のご奉仕」で仕入れた機密を漏洩か
2015.2.23 11:44更新
http://www.sankei.com/world/news/150223/wor1502230028-n1.html

中国で政界やマスコミを揺るがすスキャンダルが勃発している。国営放送「中国中央テレビ」(CCTV)の人気男性キャスターが、中国共産党幹部の妻20人以上の“夜のお相手”をしていたことが現地メディアの報道で判明。ベッド上で聞き出した内部情報を漏洩(ろうえい)させたとして中国当局に身柄を拘束されているというのだ。キャスターには米系メディアのスパイ疑惑もかけられており、騒動はさらに拡大しそうな気配だ。(夕刊フジ)

 香港の大衆紙「蘋果日報(アップルデイリー)」など複数の中国メディアによると、スキャンダルの“震源”は、CCTVで夜の経済報道番組「経済信息聯播」のキャスターを務めていた●(ゼイ)成鋼(ぜい・せいこう)氏(37)。 昨年7月に突然、番組を降板。中国の検察当局に拘束されたとみられ、長らく消息不明だったが、その後の調査でぜい氏が、党幹部の妻20人以上の「情夫」だったことが判明。プライベートの場で仕入れた党の内部情報を外部に流出させていた疑いも出ているという。 「ゼイ氏が“ご奉仕”していたのは、党の次官級以上の役職に就く高官の妻たち。いずれも自分より20歳から30歳以上、年上で、ぜい氏は行為の一部始終を隠し撮りするなどあらゆる方法で相手を籠絡し、機密情報を引き出していたようだ」(現地事情通)

ゼイ氏と親しい相手の中には、習近平国家主席による「反腐敗運動」で失脚した令計画・人民政治協商会議副主席の妻も含まれていたとされ、地元メディアはその親密さを称して「姉弟同然」と報じている。 渦中のゼイ氏は、父親が小説家、母、姉ともにアナウンサーという家庭に生まれた。 王毅外相を輩出した外交官を養成する専門大学「外交学院」を卒業。英語を得意とし、2010年、韓国ソウルで開かれたG20では、「私がアジアを代表する」と、オバマ米大統領にしつこく質問する姿が話題を呼ぶなど、中国では「国際派キャスター」として知られた存在だ。

 『中国「猛毒食品」に殺される』(SPA!BOOKS新書)の著者でジャーナリストの奥窪優木氏は、「国粋主義的な言動を繰り返すことでも有名だった。自身のブログで米国の大手コーヒーチェーン、スターバックスが北京の故宮内に店舗を開いたことを『スタバは故宮から出ていけ』などとブログで非難し、店舗を閉鎖に追い込んだこともある。体制側の人間だとみられていたこともあって、突然の降板に驚く人が多かった」と解説する。

ゼイ氏は、欧米メディアの関係者との付き合いも豊富だった。 「一部では米国のスパイ疑惑もささやかれているが、今回のスキャンダルには、胡錦濤前国家主席の側近だった令計画氏の妻も絡んでいる。こうしたことから、習近平国家主席の政敵潰しに利用されたのではないか、という見方も出ている」(奥窪氏) キャスターの仮面を被った“マダムキラー”の夜の人脈に注目が集まっている。 ※●=草かんむりに内の中が人ではなく入

215NAME:2015/02/23(月) 14:20:20
【野口裕之の軍事情勢】
中国の野望をくじく日本と台湾
2015.2.16 06:00更新
http://www.sankei.com/world/news/150216/wor1502160008-n1.html

中国の初代国家主席・毛沢東(1893〜1976年)は暗殺におびえ看護婦=愛人ら極限られた者しか寝屋に入れなかった。哀れ、異常な猜疑心は被害妄想や心気症を招き、睡眠薬の力を借りねば眠れなくなる。猜疑心や妄想は毛が創った中国共産党に憑依して宿痾となった。

 妄想高じて東シナ海や南シナ海に、天地の創造主が造った「超弩級不沈空母」が3隻も見えるらしい。かつてのアヘンよろしく大気・水脈汚染に因る症状かと心配したが、あながち幻覚ではなさそう。中国大陸側に立ち日本列島+南西諸島や台湾、フィリピンを眺めると、中国軍の絶対防衛線・第一列島線沿いに“遊弋”する巨大な不沈空母に見えるようだ。しかも中国を囲むように。 ところが、第一列島線は中国にとっては出撃の「出城」。日-台-比の間を抜けられなければ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)など東/南シナ海の島嶼侵略・防衛はままならない。軍事や経済を下支えするエネルギー・食糧輸入も激減する。台湾・朝鮮半島有事で来援するかもしれない米軍を阻止する守りの「長城」でもある。

中国が意識する九つの出口

ですがモシモシ。自身が軍事膨張を止めれば空母の幻影は絶対に見ない。自ら招いた「中毒症状」を反省し、中共は“治療”に努めてほしい。もっとも「中華民族の偉大なる復興」の狂信性は不治の病。乱心し、巨体が手にした棍棒で、狼藉を一層激化させる前に隔離できぬものか…。

「九つの出口」を意識

 隔離には日-台-比の国防力の飛躍的増強と覚悟・団結が不可欠となる。中国国営通信系週刊紙は2010年《中国が意識する九つの出口》を報じたが、何となく悲壮感が漂う。

 (1)日本海→宗谷/津軽海峡→太平洋(2)東シナ海→大隅海峡→太平洋(3)東シナ海→トカラ海峡→太平洋(4)東シナ海→宮古水道→太平洋(5)東シナ海→与那国西水道→太平洋 (6)東シナ海→台湾/バシー・バリンタン海峡 (7)南シナ海→シンガポール海峡→マラッカ海峡→インド洋(8)南シナ海→スンダ海峡→インド洋(9)南シナ海→ミンドロ海峡→マカッサル海峡→ロンボク海峡→インド洋 インド洋への出口は(7)〜(9)。東シナ海〜台比近海を通り西太平洋が(6)。残り(1)〜(5)は全て日本絡み。いずれにせよ《九つの出口》は、最近の中国海軍の演習パターンと同じで、緒戦での支配を狙っている。

中国を取り囲む日-台-比を中国が不沈空母とみなし、病的なまでにうろたえる理由

216NAME:2015/02/23(月) 14:23:31
そも中国沿岸には経済の中心地が多く、米軍の戦略爆撃に脆弱。中国軍にとり第一列島線内側は絶対防衛圏だが、打って出て米軍をより遠方で撃破する戦略も描く。また第一列島線が堅牢でなければ、対米報復核戦力残存の切り札=長距離弾道核ミサイル搭載の戦略原子力潜水艦を沈めておく聖域・南シナ海の安全が確保できない。

「不沈空母」の幻影

 出撃・防御いずれにせよ第一列島線を確保できずして中国軍の戦略・作戦は成り立たない。第一列島線上沿いに中国を取り囲む日-台-比を中国が不沈空母とみなし、病的なまでにうろたえる理由がここにある。 とりわけ日比間に位置する台湾は、第一列島線を吊り橋に例えると真ん中で支える主柱。巨大な吊り橋は、重い負荷に耐える主柱なしには耐えられまい。実のところ、この例えをはじめ何カ所かはシンクタンク・日本戦略研究フォーラム編纂の《中国の野望をくじく日本と台湾》より拝借した。小欄も高誼を賜る自衛隊退役将官らの共著で、今回のタイトルも本と同名にさせていただいた。

台湾の空軍基地・軍港が中国軍の手に落ちれば…至上の根拠地に

フォーラムは2013年、台湾で地元研究機関とセミナーを実施。先方は席上、台湾が中国に呑み込まれれば日本も取り返しの付かない危機を招くと、強く警告したという。すなわち- 《中国がロシアから導入した射程400キロのミサイルを台北に配置したなら、中国が設定した防衛識別圏の半分はカバーでき、宮古島以西の先島諸島が効力圏下に置かれる。台湾東岸は水深が深いため、中国潜水艦はここを基地として安全に太平洋に出撃することが可能となる》

 台湾の空軍基地・軍港が中国軍の手に落ちれば、西太平洋で航空・海上優勢を獲得する至上の根拠地と化し、列島線の戦況は中国軍の圧倒的有利へと大逆転する。結果、南西諸島に住む同胞155万人の生命は危うくなり、第一列島線を突破されれば日本の政治・経済中枢=太平洋ベルト地帯の生殺与奪すら直接中国が握る事態に陥る。

過敏な痛点の戦略的価値

 「米国は台湾関係法に基づく台湾防衛責任が有り、約束もしている」 米海軍制服組トップの作戦部長ジョナサン・グリナート大将(61)は2014年11月、こう明言した。台湾関係法は、米国が台湾の安全保障に責任を負い、共同訓練を除く安全保障協力をうたう。現役軍人の高位相互交流も関係法の恩恵故だ。

ジョージ・ワシントン大学のロバート・サター教授も14年7月《台湾は中国にとり過敏な痛点で、米国にとっては中国に過大な代償を強いる選択肢》と看破。戦闘機売却や反中勢力のテコ入れで中国の対台湾戦略を難しくさせ、台湾制圧の軍事能力が不十分だと認識させる戦法を提案する。 米軍は、列島線上に陣取る同盟相手による対中バリケードの有効活用を前提に戦略・作戦を立案している。それを熟知する、グリナート提督と、過去30年歴代政権に信頼されてきた中国問題の権威サター氏は、台湾の不沈空母としての戦略的価値を説いたのだ。

 フォーラムも《日本版・台湾関係法》の必要を強く訴える。背景には、台湾軍の兵器不足や出生率低下、災害出動増加など弱体化が横たわる。折良く日本政府は10日、新ODA(開発援助)大綱を閣議決定。軍の災害出動など非軍事分野や貧困国以外にも柔軟対処する方針だ。 ただ日本に、台湾支援が祖国の浮沈に直結する一大事だと反応できる政治家がどれほどいようか。中国は帝国主義を信奉する異形の大国だが、日本も帝国主義との決別に際し、主権国家の矜恃を葬った異形の国。だのに、両国とも異形という自覚がない。台湾を支援すれば、中国は“国内法”である反国家分裂法を口実に軍事・経済的恫喝を必ず仕掛けてくる。断固はねつける実力と胆力を持とう。 さもないと、異形どころか国の形まで失う。(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS)

217NAME:2015/03/09(月) 23:41:04
安倍首相の軍事パレード招待「誠意持って来るなら歓迎」 反ファシスト戦争70年で中国外相
2015.3.8 13:09更新
http://www.sankei.com/world/news/150308/wor1503080016-n1.html

【北京=川越一】中国の王毅外相は8日、全国人民代表大会(全人代=国会)が開かれている北京で記者会見し、今年行われる反ファシスト戦争70年を記念する軍事パレードに「すべての関係国家の指導者、国際機関を招待する。誰であれ誠意を持って来るのならば歓迎する」と述べ、安倍晋三首相を招待する可能性を示唆した。 一方で、歴史認識に関する問題が日中関係を困惑させているとして、「日本の政権を握る者」との表現で安倍首相に「まずは胸に手を当てて自問せよ」「自分の良心に尋ねてみよ」と要求。「歴史の負担を背負い続けるのか、過去を断固として断ち切るのか。最後は日本が自分で選択しなければならない」と迫った。

 また、反ファシスト戦争70年を記念する行事を「国際社会とともに実施していく」とも表明。「他国のやり方を参考にしており、軍事パレードを含む記念活動の実施は、まったく正常で自然なことだ」と述べた。 その上で、記念活動の目的に「歴史を銘記し、革命に殉じた烈士を追想し、平和を大事にし、未来を切り開くこと」を挙げた。

218NAME:2015/03/26(木) 00:30:01
外国人が移住したい国、中国のシンクタンクが発表したデータに・・・中国ネット民「妄想で過ごす日々」=中国版ツイッター
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%a4%96%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%8c%e7%a7%bb%e4%bd%8f%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%84%e5%9b%bd%e3%80%81%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%af%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%8c%e7%99%ba%e8%a1%a8%e3%81%97%e3%81%9f%e3%83%87%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%81%ab%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e6%b0%91%e3%80%8c%e5%a6%84%e6%83%b3%e3%81%a7%e9%81%8e%e3%81%94%e3%81%99%e6%97%a5%e3%80%85%e3%80%8d%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e7%89%88%e3%83%84%e3%82%a4%e3%83%83%e3%82%bf%e3%83%bc/ar-AA9X7Sz#page=2

中国メディア・経済参考報の記者・王文志氏が18万人のフォロワーを持つ自身の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで20日、「外国人が住みたい国・地域ランキングで、中国が3位に入った」というニュースを紹介したところ、データの信ぴょう性をめぐる議論を呼んだ。 王氏は、「あるリポートの外国人が住みたい国・地域ランキングで、中国がスイスとシンガポールに次ぐ総合3位に入り、日・米・英・仏などの先進国を上回った。これはハイレベルなブラックジョークか?」とツイート。そして、データの出所が「中国グローバル化シンクタンク」(CCG)という中国国内の機関であることを示す画像を掲載した。

 このツイートに対して、中国のネットユーザーたちは「自慰行為も最高潮まで来たな」、「中国のシンクタンクの存在価値は、愚民化させることしか残ってないのか?」、「妄想で過ごす日々」、「じゃあなぜこれほど多くのスターや役人、金持ちが国外に移住するの?」といった懐疑的なコメントを寄せた。 また、「それは、他国パスポートを持った中国人の政治家が多いからだ」、「外国籍の中華系住民を呼び込む力はやっぱり大きいな」といった見解を示すユーザーが多く見られた。

 多くのユーザーの感想を見る限り、中国のシンクタンクが出したというこのランキングを真に受けている人は少ないことが伺える。中国メディアはしばしば「日本人女性のあいだで中国人男性との結婚がブーム」など、断片的な情報を誇張気味に伝えることがあるが、多くのネットユーザーはこのような情報をジョークとして受け取っているのかもしれない。 揶揄や皮肉が目立つなか、中国は外国人に対して税制などで自国民よりよい待遇を与える「超国民待遇」の状況にあるとして、外国人が移住したがる要素もあるとするユーザーも一部に見られた。(編集担当:近間由保)(写真は経済参考報の記者・王文志氏が20日に掲載した投稿の画面キャプチャ)

219NAME:2015/03/27(金) 21:51:08
【矢板明夫の目】
これが中国首脳陣の“やらせ会見”実態…100回以上参加の産経記者が一度も質問できないのは「事前打ち合わせに参加しない」から
2015.3.27 06:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150327/prm1503270002-n1.html

3月15日正午過ぎ、北京の人民大会堂で約2時間も続いた李克強首相の記者会見。司会者が「これで本日の会見を終了します」と告げると、李首相が立ち上がり、帰ろうとしたところ、「ミャンマー!ミャンマー」と前列の中国人女性記者が大きな声で叫ぶ声が聞こえた。 李首相は「では、もう一問だけを回答する」と言って席に座り直し、ミャンマーの空軍機が中国側に侵入し、空爆したことについての質問に答え始めた。 「私たちは中国とミャンマー国境地域の安定を守る責任と能力があり、我が国の人民の生命と財産の安全を断固して守っていく…」と李首相は、中国政府のこの問題の公式見解を語り始めた。この質疑応答を事前に用意したようだった…

 毎年3月に北京で開かれる全国人民代表大会(全人代=国会に相当)の期間中、中国政府各部門の責任者による記者会見が開かれる。最終日には年に一度だけの首相会見もある。北京に駐在する外国人記者にとって、日頃会えない共産党指導者の生の声が聞ける貴重な取材チャンスだ。 しかし、これらの会見で質問できるのは、中国を代表する官製メディアと、中国当局から指名を受けた“親中メディア”の記者だけだ。質問内容も中国当局が用意した「優しい質問」ばかりで、テレビにも中継される、一見熱気にあふれるこれらの記者会見の実態は、すべて“やらせ”と言われている。冒頭のハプニングも事前の打ち合わせ通りの“演出”である可能性がある。

筆者(矢板)は2007年春から北京に駐在し、これまで8年の間、出席した記者会見は100回以上にのぼるが、会場でいくら手を高く上げても、大きな声を出しても、司会者に指名されたことは一度もない。 ちなみに、3月8日の王毅外相の会見で質問したのはNHKの記者で、3月15日に李克強外相の会見で質問したのは朝日新聞の記者だった。

 昨年の全人代後の李克強首相の会見で質問した外国人記者が、中国当局との事前打ち合わせの詳細を教えてくれた。会見の約3週間前の2月下旬に中国外務省の担当者が支局に電話をしてきて、「李首相に質問したいのなら手配できます」と言ってきた。恩着せがましい言い方だったが、せっかくのチャンスなので承諾したという。 その後、質問の内容を提出させられ、中国側の担当者のチェックを受けた。「人権、少数民族、民主化」といった中国当局を刺激する部分が削除された。やり取りは何度も往復し、最終的にほぼ中国側が書いた文面で落ち着いた。

 しかも、「中国語で質問して下さい」と要求され、この記者は百回以上も練習したという。会見の当日、ほかの記者より1時間も前に会場に行き、座る椅子も指定され、司会者から「用意された質問だけをするように」と何度も念押しされたという。 「別に聞きたいことがあったが、結局中国の演出に協力してしまった」とこの記者は苦笑した。

以前、中国外務省関係者との食事の席で、「なぜ産経新聞に質問させないのか」と聞いたことがあった。「産経新聞はいつも中国政府を批判しているから、質問のチャンスを与えるわけにはいかない」と答えていたが、酒が進むうちについに本音が出た。 「産経の記者を指名するとどんな厳しい質問が飛び出すか分からないから怖い。そもそも君たちは私たちとの事前打ち合わせに応じないだろう」 けなされたのか、それともほめられたのか、よく分からなかった。しかし、産経新聞は中国で一目置かれた存在であることは確かのようだ

220NAME:2015/03/28(土) 22:50:08
【歴史戦】
中国国外で初の「抗日記念館」、米サンフランシスコで8月から一般公開「中国が真の勝者と知らしめる」
2015.3.28 18:59更新
http://www.sankei.com/world/news/150328/wor1503280036-n1.html

【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州サンフランシスコの中華街に設置される、中国国外で初の「抗日戦争記念館」が8月15日から一般公開されることが分かった。 関係者によると、記念館は当初、中国が定める9月3日の「抗日戦争勝利記念日」に開館を予定していた。だが、日本では「終戦の日」の8月15日は中国にとって反ファシズム戦争と抗日戦争に勝利した日であることから、同日への前倒しが検討され、同館長に就任する在米女性実業家のフローレンス・ファン(中国名・方李邦琴)氏が3月22日、正式に表明した。

 記念館となる2階建ての建物は、改修工事に入る準備が整い、完成予想図なども出来上がっているという。中国メディアによると、ファン氏は中国湖北省政治協商会議の幹部と面会し、「海外初の抗日戦争記念館の展示は、中国があの戦争での真の勝者であることを世界に知らしめる内容としたい」と話した。 一方、反日宣伝活動を行う「世界抗日戦争史実維護連合会」など数十の反日団体は8月16日午後7時から同州サンノゼで、日本の敗戦を記念する盛大なパーティーを催すという。

221NAME:2015/03/28(土) 23:16:09
抗日ドラマに中国でも批判炸裂・・・まさかのセリフ「オレのじいさんは、9歳にして日本人に殺された」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%8a%97%e6%97%a5%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%9e%e3%81%ab%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%a7%e3%82%82%e6%89%b9%e5%88%a4%e7%82%b8%e8%a3%82%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%81%be%e3%81%95%e3%81%8b%e3%81%ae%e3%82%bb%e3%83%aa%e3%83%95%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%83%ac%e3%81%ae%e3%81%98%e3%81%84%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%af%e3%80%81%ef%bc%99%e6%ad%b3%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%ab%e6%ae%ba%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%80%8d/ar-AAa86Vc

中国で数多く制作され、放送している「抗日テレビドラマ」。以前から「史実とことなる」、「ありえない設定」との批判があった。最近になり、ネットユーザーが選り抜きの「トンデモ・シーン」の画像を発表。同投稿はたちまち広がった。真っ先に“槍玉”に上げられたのは「オレのじいさんは、9歳にして日本人に殺された」とのセリフだ。

 登場人物の男性は暗い表情をしている。後ろから若い女性が抱きついている。2人の感情を示すのだろうか。男性は「オレのじいさんは、9歳にして日本人に残虐に殺された。オレは日本兵を恨む」とつぶやいた。 「祖父は幼少時に殺された」の“迷文句”に、「アンタのジイさんは強すぎる。生物学の先生が見たら、血を吐くぞ」との突っ込みが寄せられた。 その他、共産党軍部隊が集結し、指揮官らしき人物が「同志たちよ。8年間の抗日戦が始まるぞ!」と発言する場面も紹介。同様のものとしては、指揮官が部下に向って「同志たちよ。抗日戦も7年目に入った。最後の1年だ。あきらめるな!」と諭すシーンも発表された。

 中国では1937年の盧溝橋事件から日本の敗戦にいたる日中の戦争を「(中日)抗日戦争」または「八年抗戦」と呼ぶことが多い。歴史の授業でも「みっちり」と学ぶことが求められる。8年間の戦いで勝利したとの「国民的常識」にもとづき、脚本を書いてしまった。 さらに、指揮官らしき人物が「800里から撃てば、鬼子(日本兵のこと)の機関銃射撃手をやっつけられる」と話すシーンもある。現代の中国で「里」は0.5キロメートルを意味する。投稿者は同シーンには地図を添えて、北京から内モンゴル自治区のフフホトまでの距離が約435キロメートルと紹介した。

 投稿者は、共産軍の上官が「各人が爆薬150キログラムを携行せよ」と指示しているシーンなども紹介した。 抗日ドラマがあまりにも「粗製」として、中国のネット民から「犬のクソだ」などのコメントが寄せられた。「爆薬150キログラム」については、中国では当時の共産党軍が「食べ物も満足になく、暖を取ることもできない苦しい状況で戦い抜いた」と宣伝されていることから、「どれだけ強いんだ」との“ツッコミ”も寄せられた。 「抗日ドラマはあまりにも当てにならないが、少なくとも某国の歴史の教科書よりましだね。(抗日ドラマは)笑ってすますことができる。(教科書で)子どもにウソを学ばせないでほしい」とのコメントもある。 「某国」とぼかしたが、台湾で出版された近現代史の書物が中国大陸部で発行された際に、国民党の抗日ゲリラ部隊が活躍する部分が削除されたとの指摘もある。「某国」は自国を指す可能性が高い。

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◆解説◆ 中国でも脚本家が締め切りに追われる「ぎりぎりの状態」で仕事をしていることは、容易に想像ができる。「祖父が9歳にして日本人に殺された」とうっかり書いてしまうことも、理解できないわけではない。しかし、それをだれもチェックせず、撮影・放送にまで進んでしまうとは、なんとも不可解だ。 上記のような「考えられない」内容以外にも、抗日ドラマは「史実と異なる」と指摘されることが珍しくない。多くの場合、ドラマを盛り上げようとするあまりの誇張だ。通常のドラマなら「事実とは関係のないフィクションです」と断ることもできるが、抗日ドラマの場合には建前上、「フィクション」とは言えない事情もあるようだ。(編集担当:如月隼人)(写真は中国の大手ポータルサイト「新浪網」における“問題シーン”紹介頁のキャプチャー)

222NAME:2015/03/31(火) 22:26:58
【アジアインフラ投資銀】
「戦わずして日米に勝つ」中国が狙う21世紀の“孫子の兵法” 雪崩を打って各国参加
2015.3.31 19:52更新
http://www.sankei.com/world/news/150331/wor1503310067-n1.html

【上海=河崎真澄】中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐり、日米を尻目に、アジアや欧州の国々が雪崩を打って参加を申請した。上海の大学教授は、「(日米に対抗する)21世紀の『孫子の兵法』だ」と評した。米ドルを基軸通貨とする既存の国際金融秩序とは別に、自国に有利なルールを作り上げたい中国は、潤沢な資金力を武器に多くの国々を陣営に引き入れ、「戦わずして日米に勝つ」との策を実行に移しつつあるからだ。

 習近平指導部はAIIBについて、「世界銀行やアジア開発銀行(ADB)への対抗組織ではなく、補完関係にある」などと繰り返し説明。だが、自らが最大出資国となり、銀行の本部を北京に置く意向とみられる中国の主張を額面通りに受け取る専門家はいない。 創設メンバー国は承認作業を経て4月15日前後に正式決定する。その後、メンバー国で出資比率や組織運営の方法、インフラ建設のための融資制度や入札制度、評価方法などを取り決め、6月にも調印する。

 そこでカギとなるのが初代総裁の人事だ。 31日までカザフスタンで開かれたAIIB準備会合をリードしたのは、元中国財政次官で、ADB副総裁も経験した金立群氏。中国紙は、金氏が初代総裁として最有力と報じている。習指導部が2013年10月に提唱したAIIB構想に、「中国の事前想定すら大きく超えた参加国」(日中関係筋)が吸い寄せられた背景には、約4兆ドルの外貨準備高をもち、人民元の国際化も進めている中国の資金力への期待がある。

 途上国のインフラ建設をめぐっては、20年までに8兆ドルの資金需要が見込まれるが、世銀やADBの資金では不足とされる。また、環境評価や融資判断で世銀などの厳格な基準には途上国などの不満も根強い。 ただ、AIIBの融資基準が甘くなれば、採算性の低いインフラにも「初めに建設ありき」の融資が恣意(しい)的に行われたり、中国軍の利用を視野に、軍事転用が可能な施設に融資が行われたりする恐れもある。

223NAME:2015/04/02(木) 17:35:05
「砂の万里の長城」築く 中国の南シナ海埋め立てに、米太平洋艦隊司令官が懸念 面積は4平方キロ超になると指摘
2015.4.1 21:12更新
http://www.sankei.com/world/news/150401/wor1504010045-n1.html

【シンガポール=吉村英輝】ハリス米太平洋艦隊司令官は3月31日、オーストラリアでの講演で、中国が周辺国と領有権で対立する南シナ海で岩礁の埋め立てを強行している現状について、「浚渫(しゅんせつ)船とブルドーザーで、砂による万里の長城を数カ月にわたり築いている」と懸念を示した。豪紙オーストラリアン(電子版)が1日、報じた。

 司令官は、南シナ海の領有権主張をめぐる各国の対立が「地域の緊張と不測の事態を引き起こす可能性を高めている」と指摘。その上で、「中国が最近行っている前代未聞の埋め立て行為が、最大の関心事項になっている」と批判した。
 中国による岩礁埋め立ては、「サンゴ礁の上に砂で人工の土地を造成し、コンクリートで固めている」と説明し、その面積は4平方キロ超になると指摘。「その意図について深刻な疑念を引き起こすのは当然だ」と述べ、中国を牽制(けんせい)した。 南シナ海をめぐっては、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が2002年、問題の平和的解決を目指す「行動宣言(DOC)」に調印している。

DOCを無視して岩礁を埋め立てる中国に対抗し、フィリピンのデルロサリオ外相は3月26日、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で自粛していた滑走路修理を再開する姿勢を表明。中国外務省の華春瑩報道官は、「中国は自国領内で通常の建設行為を行っており、批判は不当。一方、フィリピンが修理するという滑走路は不法占拠中の中国領内だ」と反発し、自国の主張を正当化した。 フィリピン軍は3月30日の会見で、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)にあるミスチーフ礁、ジョンソン南礁、ケナン礁を含め、計7カ所の岩礁で中国が埋め立てを進行中だと発表し、危機感を示した。

224NAME:2015/04/02(木) 17:39:46
急速に進む中国の埋め立てに「世界の懸念」 南シナ海情勢で焦るフィリピン当局
2015.3.31 08:54更新
http://www.sankei.com/world/news/150331/wor1503310016-n1.html

フィリピン軍制服組トップのカターパン参謀総長は30日の記者会見で、中国が南シナ海で進めている岩礁の埋め立て作業の現状を明らかにし、「(作業は)フィリピンだけではなく、世界中の国にとって懸念だ」と、急速に進む現状変更に危機感を示した。 中国による埋め立てについて、フィリピン政府はこれまで公の場で写真を示すことなどを控えてきたが、今回、軍トップが前面に出て説明したことで、急速に進む現状変更の動きに対するフィリピン当局の焦りを示した格好となった。

 参謀総長によると、埋め立ては現在7カ所で進行中。 中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は、南シナ海での領有権争い激化につながる行動の自制を約束した「行動宣言」に署名。だが中国は岩礁の埋め立て作業を急ピッチで進めており、フィリピンや米国などが国際法違反と批判している。(共同)

225NAME:2015/04/08(水) 01:13:20
日米完敗!地政学で読み解く新たなる中華覇権の衝撃
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%97%a5%e7%b1%b3%e5%ae%8c%e6%95%97%ef%bc%81%e5%9c%b0%e6%94%bf%e5%ad%a6%e3%81%a7%e8%aa%ad%e3%81%bf%e8%a7%a3%e3%81%8f%e6%96%b0%e3%81%9f%e3%81%aa%e3%82%8b%e4%b8%ad%e8%8f%af%e8%a6%87%e6%a8%a9%e3%81%ae%e8%a1%9d%e6%92%83/ar-AAatffz#page=2

『週刊ダイヤモンド』2015年4月11日号の特集は、「世界経済超入門〜地政学で読み解く覇権争いの衝撃」です。アジアインフラ投資銀行の設立をめぐって、対抗する日米に完勝した中国の台頭で、世界の覇権争いは新たなステージへと突入しました。激動の世界経済を、ヒトラーが愛した禁断の学問、「地政学」で読み解きました。

「完敗ですね」──。財務省高官は何かをのみ込むように言った。 4月1日、新年度入りした東京・霞が関の財務省。自室のテレビ画面は、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーになるための申請期限が来て、当初の予想を大幅に上回る約50ヵ国が参加を表明したこと、そして、日本が当面、参加を見送ることを伝えていた。 AIIBとは、アジア太平洋地域のインフラ整備を支援するために、中国の習近平国家主席が提唱して設立に乗り出した国際金融機関で、世界各国に参加を働き掛けていた。資本金は最終的に1000億ドル、中国が最大の出資国となり、初代総裁のポストも中国人が握る。北京に本部を置き、年内の運営開始を見込む。 AIIBと業務が重複するアジア開発銀行(ADB)を主導してきた日本と米国は、AIIBの組織運営の透明性が確保されていないとして、一貫して参加に否定的なスタンスを取ってきた。 ほんの1ヵ月前、この高官はAIIBについて、「組織のガバナンスの問題が解決しなければ、うまくいかない。このままだと失敗しますよ」と自信ありげに語っていた。自信には裏付けもあった。

 当初の参加国は資金を融通してもらいたいアジアの発展途上国が多く、このままでは国際金融機関としての体裁が整わない上、融資の審査能力にも疑問符が付いた。 そこで中国側は「国際金融のノウハウ不足を日本に補ってもらおうと副総裁級ポストを用意して参加を要請してきたが、日本側はこれを断っていた」(中央官庁幹部)。 それなのに、なぜ、日米は中国に敗れたのか──。 最大の理由は、国際社会をリードしてきた主要7ヵ国(G7)の盟友である英国の裏切りだ。英財務省が3月12日、G7で初めてAIIBへの参加を表明したのだ。これに、ドイツ、フランス、イタリアという欧州の残りのG7国が追随したことで、大勢が決まった。

日本の懐柔工作も英国の裏切りで骨折り損

 実は、日本は水面下で参加するか迷っている国に対して、懐柔工作を行っていた。 その中でも、「比較的経済規模の大きいオーストラリアや韓国に、米国と連携しながら圧力をかけていた」と、財務省関係者は打ち明ける。 ところが、経済規模がはるかに大きいG7の一角で突然、雪崩が起きてしまい、先進国までもがそれにのみ込まれる形で、参加へとかじを切ったのだ。G7の4ヵ国が名を連ねるのであれば、日本が入るよりはるかに体裁も整う。中国としては願ったりかなったりである。 中国に対して、反AIIBの包囲網を敷くつもりが、逆に日米が親AIIB国に包囲されるという屈辱。当然、米政府は同盟国の裏切りに怒りをあらわにした。米国が激怒するのを分かっていてもなお、欧州のG7国が参加を表明するだけの“磁力”がAIIBにはあった。

 何よりもまず、AIIBが手掛けることになる、アジアの道路や鉄道などのインフラ需要への足掛かりができるのは大きい。 ADBの試算によれば、2010年から20年までに必要なインフラ整備額は約8兆ドル、実に1000兆円近い空前の規模となる。景気低迷にあえぐ欧州としては、是が非でも取り込みたい巨大需要だった。 富士通総研の柯隆主席研究員は、「AIIBへの参加はリスクが小さい割に、欧州にとって経済的なベネフィットが大きい。一方で、今の日米にそこまでの金は動かせない。4兆ドルもの外貨準備がある中国の“チャイナマネー”は強かったということ」と解説する。 さらに、欧州勢のAIIB参加を決定付けたのが、欧州と中国の間に地政学的なリスクがなかった点だ。つまり、両者の間には領土問題など、「安全保障上の脅威」が存在しないのだ。尖閣諸島を抱える日本と異なり、純粋に経済的な損得勘定で動ける利点が、欧州勢が次々と参加表明した背景に隠されているのだ。

226NAME:2015/04/08(水) 01:14:46
 ちなみに「安全保障上の脅威」という地政学的キーワードは、これに限らず、崩壊の危機にひんするEU情勢や、中東の覇権争いなど本特集の複数の場面で登場するので、ぜひ押さえてもらいたい。 今回のAIIB騒動を国際金融の観点から読み解くと、また違った風景が見えてくる。

 AIIBの設立は、米欧がつくり上げ、長年にわたって牛耳ってきた国際通貨基金(IMF)・世界銀行による国際金融秩序への挑戦と捉えられている。 みずほ総研中国室の三浦祐介主任研究員が、「AIIB設立の背景には、国際金融での中国の地位の低さも影響している」と指摘するように、中国には米欧主導の金融秩序に対する強い反発がある。 例えば、IMFのトップである専務理事はこれまで歴代、欧州人が就き、中でもフランスの通貨マフィアの影響力が強い。世銀総裁は米国人のポストで、国際金融機関の一角を占めるADBの総裁は日本が独占してきた。 中国はこの世界で常に脇役に追いやられており、影響力を行使できる範囲は極めて限定的だった。中国はそこでAIIBという箱を使い、米欧に取って代わる新金融覇権の一手を打ったというわけだ。

米国の外交問題評議会が示唆した覇権交代の可能性

 振り返れば、中国は19世紀初頭まで、世界最大の経済大国だった。世界第2位の経済大国に返り咲いた今、再び、中華覇権を目指して動き始めたのだ。 その意味で、AIIBという組織は、アジアのインフラ整備という大義があるとはいえ、やはり、中国の中国による中国のための銀行といえる。そして、それはG7の取り込みに成功するという最高のスタートを切った。 そのことを米国側も重く受け止めている。米シンクタンク、外交問題評議会は3月20日に発表した論文で、「欧州で最も重要な四つの同盟国が AIIBの創設メンバーになるとの決定は、ちょっとした外交的敗北ではなく、米国が構築した世界秩序にボディブローのように効いてくる」と指摘した。

 さらに、「AIIBに関する中国の策略の勝利は、もはや米国はゲームを独占できないことを示しており、国際関係の重力の中心は、西から東に移りつつある」と覇権交代の可能性を示唆した。欧州勢は潮目の変化を敏感に感じ取ったからこそ、中国を向いたのだろう。 米ドルが担う基軸通貨の座を狙う人民元や、米国との自由貿易圏をめぐる覇権争い、そして巨額のチャイナマネーで進める新型の資源外交など、金融覇権への挑戦を端緒に、中国は今後、さまざまな分野で覇権争いに加わっていこうとしている。 そして、何よりAIIBに参加する各国が期待するのが、「シルクロード構想」である。中国から欧州に至る陸と海の二つのルートを通じて、巨大経済圏を構築しようという野心的な構想だ。陸上の「シルクロード経済圏」だけでも、周辺人口は30億人に上る。 G7内でにわかに入った米国と欧州の亀裂、そして米欧主導の金融秩序のほころび。習近平指導部がそのはざまに見据えるのは、超大国、米国を凌駕する「ユーラシア覇権」の構築だろう。

227NAME:2015/04/11(土) 02:34:37
オバマ大統領、南シナ海紛争で中国批判「黙って小突かれてよいわけない!」 カリブ海進出も牽制
2015.4.11 00:33更新
http://www.sankei.com/world/news/150411/wor1504110014-n1.html

オバマ米大統領は9日、訪問先のジャマイカで行った市民対話集会で、中国が南シナ海の領有権をめぐり、国力を背景に周辺国に対して強制的な対応をしているとして批判した。 オバマ氏は「フィリピンやベトナムが中国ほど大きくないからというだけで、黙って小突かれてよいことにはならない」と指摘。「中国が国際的な規範やルールを順守しないことを懸念している」と表明した。

 また、中国がカリブ海諸国にインフラ整備などの支援を強化していることに関し「本当に人々の役に立つのなら歓迎だ」とした上で「どのような条件が付いているのか注視した方がいい」と述べ、長期的な利益を重視すべきだと呼び掛けた。 中国は「米国の裏庭」と呼ばれるカリブ海諸国との関係強化を図っており、オバマ氏の発言はカリブ海地域への影響力保持に向けた米国の決意を表明したものだ。(共同)

228NAME:2015/04/17(金) 00:41:36
中国都市部に「がん旅館」出現、がん発症率の高まりとともに増加=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e9%83%bd%e5%b8%82%e9%83%a8%e3%81%ab%e3%80%8c%e3%81%8c%e3%82%93%e6%97%85%e9%a4%a8%e3%80%8d%e5%87%ba%e7%8f%be%e3%80%81%e3%81%8c%e3%82%93%e7%99%ba%e7%97%87%e7%8e%87%e3%81%ae%e9%ab%98%e3%81%be%e3%82%8a%e3%81%a8%e3%81%a8%e3%82%82%e3%81%ab%e5%a2%97%e5%8a%a0%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2/ar-AAb5aro#page=2

中国メディアの参考消息は14日、がん患者の数が増加している中国では、地方のがん患者は都市部の病院に助けを求める傾向にあり、病院付近にはがん患者や家族が住む「がん旅館」なるものが登場していると報じた。 記事は、ドイツの国際放送事業体であるドイチェ・ヴェレの報道を引用し、中国で肺がんや大腸がん、乳がんなどの発症率が高まるにつれ、北京市や上海市など医療施設の整った都市部に「がん旅館」が増えていると紹介した。

 続けて、がん治療のため地方から北京市内のがん旅館に移り住んだという女性の話として、「北京での治療費は保険だけでは半分も賄うことが出来ないほど高額だが、良い治療を受けるために移り住んだ」と紹介した。 一方で記事は、都市部にあるがん旅館の大半はホテルのように許認可を取得して営業しているものではなく、病院近くの住居を1部屋あたり1日約7米ドル(約837円)で貸し出すという「法律的にグレー」な存在だと紹介した。

 続けて、中国に「がん旅館」が存在することは「中国で健康リスクが高まっている」ことを示すものであるとし、中国政府の統計を引用し、2年以内に肺がん患者は現在より16%も増加する見込みだと紹介。さらに、北京市では10年以内に肺がん患者が60%も増加すると試算されていると紹介し、世界保健機関(WHO)の関係者の話として、「高い喫煙率と人体に有害な大気汚染が肺がんなどの健康リスクを招く原因」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)

229NAME:2015/04/19(日) 23:28:30
日本人を「全面服従」させる方法・・・「力で屈服させればよい」=中国論評
2015-04-17 09:27
http://news.searchina.net/id/1570075?page=1

中国メディアの新民網は15日、「日本の謝罪、なぜ難しいのか? 馮〓が語る。日本の『歴史反省』問題とその根源」と題する論説を掲載した。馮〓氏は復旦大学歴史科教授で、日本研究の専門家。馮教授は日本人には「戦争で徹底的に敗北して屈服させられた後に、全面的に服従する」特徴があると指摘した。(〓は王へんに「韋」) 馮教授は、日本が1951年9月に署名したサンフランシスコ条約第11条で、日本は東京裁判の判決を受け入れているにも関わらず、53年8月の「戦傷病者戦没者遺族等援護法」で戦犯遺族と一般軍人遺族の待遇を同一にしたとして、日本は「国内法で国際法を転覆させた」と主張。

 また、日本の右翼は東京裁判を「勝利者の裁き」などとして認めていないと紹介。さらに、米国の意向で、国家元首だった天皇の戦争責任を不問にしたことや、1956年には獄中のA級戦犯全員を、58年にはB・級戦犯全員を釈放したと指摘。 さらに、戦前の近衛内閣と東条内閣で大蔵相を務めた賀屋興宣が戦後の池田内閣で法務相に就任したり、東条内閣で商工相を務めた岸信介が戦後に首相になるなど、戦後の日本の状況はドイツと大きく違ったと指摘。安倍首相も祖父の岸信介の「政治的遺伝子」を引き継いでいると述べたと。

 馮教授は、日本の民族主義について、江戸時代当初は「海防論」という国防が主眼だったが、後に「富国強兵」に変化し、さらに「八紘一宇」の考え方などにより、国外侵略が正当化されるようになったと主張した。 馮教授は、日本の国民性の重要な特徴に「実力第一主義」があると主張。まず、663年の「白村江の戦い」で大敗した後、日本は669年に遣唐使を派遣するなどで中国の「生徒」になったと指摘(解説参照)。「薩摩藩は1863年の薩英戦争で敗れると、英国から懸命に学んだ」、「太平洋戦争で米国に敗れると、日本は米国の『しもべ』になった」と指摘した。日本人は戦争で徹底的に敗北して屈服させられた後に、全面的に服従するとの主張だ。

 馮教授はさらに、第二次世界大戦で日本は米国に敗北したと強烈に感じ、ソ連に対しても同様だったとした上で「中国に敗れた感覚は非常に希薄」と指摘。作家の石川好氏が1995年に「日本はアジアに敗れた」と表明した際には、「袋叩き状態」になったと紹介した。 馮教授は、日本の「祟りの思想」にも触れ、「大きな恨みを持って死んだ者の魂はこの世にとどまる。ねんごろに祭れば、たたりを避けることができる」とする日本人の伝統思想を紹介。その影響で、日本人の間では「死者の行いは水に流す」との歴史観が生じたことも、日本人にとって歴史問題の謝罪が難しくなる一因と指摘した。 論説の結びの部分では文化学者の加藤周一氏の考えを引用し、「侵略の歴史を認識することは、日本の戦後に残された『宿題』。この宿題をやり残したのでは、日本に未来はない」と主張した。

**********

◆解説◆
 日本の政界要人が靖国神社を参拝した際の中国や韓国での猛反発に対して、違和感や反感を抱く日本人は珍しくない。馮教授は、日本における同現象が、日本人の宗教観あるいは死生観が関係していると説明した。研究者として、善悪や好悪からいったん離れて「原因の分析」に努めたと評価してよい。ただし結論としては「それでも歴史問題について周辺国が納得できる言動をしなければ、日本の立場は極めて悪くなる」との考えを示した。 白村江の戦いと遣唐使の関係については誤解があると思われる。まず白村江の戦いだが、現在の韓国では「倭国による侵略戦争」と主張されている。実際には日本はそれ以前から、新羅と対立していた百済から要請を受け、同国を支援していた。現在の国際情勢でもよくある構図だ。

 劣勢局面もあった新羅だが、唐を宗主国とすることで強力な軍事支援を得て、660年に百済を滅ぼした。日本が半島に派兵したのは百済王子をはじめとする亡命百済人の強い要請を受けたからだった。 日本は659年、665年、667年、669年に派遣している(いずれも出発年)。663年の白村江の戦いの前後には他の時期よりも回数が多く、「朝鮮半島問題」について唐との折衝や敗北後の“戦後処理”をしたと理解するのが自然だ。 日本は600年の遣隋使派遣から、隋・唐に官僚、学者、技術者、仏僧を贈り、国家の統治システムや技術、仏教を始めとする宗教と思想を学んだ。私的に朝鮮半島や大陸に渡る者もいたと考えられている。したがって、白村江の戦いでの敗北の結果、「中国一辺倒」に転じたとの見方には、無理がある。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)

230NAME:2015/04/19(日) 23:30:18
自衛隊の「軍事力」 世界屈指の強さを秘める!=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e8%87%aa%e8%a1%9b%e9%9a%8a%e3%81%ae%e3%80%8c%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e5%8a%9b%e3%80%8d-%e4%b8%96%e7%95%8c%e5%b1%88%e6%8c%87%e3%81%ae%e5%bc%b7%e3%81%95%e3%82%92%e7%a7%98%e3%82%81%e3%82%8b%ef%bc%81%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2/ar-AAb9kBZ#page=2

中国メディアの中国青年報は17日、世界に「軍隊」を持たない国はあるのだろうかと疑問を投げかけつつ、「世界には現在、軍隊を持たない国が30カ国ほど存在する」と伝える一方、日本は憲法で明確に軍隊の保有が禁じられているにもかかわらず、“軍事力”は世界6位だと主張した。 記事は、軍隊を保有していない国の「保有しない理由」はさまざまであり、軍事政変を防止するため、国土が小さすぎるためなどがあると伝えた。さらに、なかには「軍隊を保有できない」国も存在するとし、その一例として日本の名を挙げ、日本は「憲法第9条で明確に戦力の不保持を宣言している」と論じた。

 続けて、軍隊を保有しない国だとしても、国防は必要なものであると紹介、「だが、その方法はさまざまだ」と伝え、バチカンのように軍事力を一切持たず、軍事協議はないものの、実質的にイタリアに国防を依存している国もあると紹介。 そのほか、軍隊は保有していないが一定の作戦能力を持つ警察や海上保安隊などが国防を担う国もあり、こうした国にはパナマやアイスランドが該当すると紹介した。

 続けて記事は、「なかには軍隊の保有が許されていないにもかかわらず、事実上の軍隊を持つ国もある」と主張し、日本の自衛隊の“軍事力”は「憲法で定められている範疇を大きく超えている」と主張し、正常な軍事力を持つ国と何ら変わらない状態にあると主張した。 さらに、「陸海空軍その他の戦力を保持しないはずの日本は、一部の軍事力ランキングで世界6位に位置づけられている」とし、インドや韓国、北朝鮮よりも高い軍事力を持つと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

231NAME:2015/04/20(月) 00:09:55
日本が秘める軍事力・・・「真実を知れば中国人は腰を抜かす」=中国メディア
2015-03-27 08:53
http://news.searchina.net/id/1567245?page=1

中国の政治・軍事情報サイトの環球視線は23日付で、「日本が秘める驚くべき実力。中日の真の軍事力の対比を知れば、中国人は腰を抜かす」と題する文章を掲載した。内容に粗雑な面もある単純な比較だが、中国では同様の文章の発表が珍しくない。 文章は、日中が開戦するとすれば、尖閣諸島を巡る問題が発端になると主張。核兵器の使用については「中国は国際的に核の先制不使用を宣言している」、「日本は核兵器製造の能力を持つが、短期的には実現できない」として、可能性は低いとした。

 実際に発生の可能性があるのは、中国海軍と海上自衛隊の戦いと指摘。中国については、海軍の規模は大きいが、レベルは低いと論評。一方の日本は、「世界で最も優れた装備の海軍力」と主張した。例としては、米国から導入した「イージスシステム」や、自主開発による護衛艦、ヘリコプター空母、非大気依存推進の潜水艦を挙げた。

 文章は、艦載用対潜ミサイルの「アスロック」の保有数で日本は米国についで世界第2位であるなど、日本の対潜能力が突出していると主張した。 保有する艦船についても、中国海軍は数は多いが5000トン以上の大型艦船は13隻、日本の自衛隊は28隻と、倍以上の差があると主張。日本は装備だけでなく、人員のレベル、戦術面でも中国の上を行くと論じた。 互いに本土を(通常弾頭による)ミサイル攻撃をする事態になった場合には、日本のミサイル迎撃システムは充実していると指摘。中国の迎撃力は日本よりも劣るとして「中国の損失の方が大きい」との主張した。

**********

◆解説◆
 日本は「憲法第9条第2項にいう戦力にはあたらない」などとする、見方によっては相当に強引な法解釈にもとづき、自衛隊を保有している。その関係で、自衛隊は他国領土内への攻撃力は持てないことになっている。したがって、上記文章の「中国領内に対するミサイル攻撃」は、現状ではありえない。

 また上記文章は、日中が「有事」になった際の米国の動きも考慮していない。戦争勃発で国際社会で中国が孤立した場合、「政権崩壊」につながりかねない経済の混乱が発生する可能性にも言及していない。 つまり上記文章は、「日本を座標の基準として自国がどれだけ追いついたか、あるいは追いつけたか」と単純に比較してみたかったことが執筆の意図だったと解釈できる。

 同様の心情による「各種比較」は韓国でもしばしば発表されるが、中国の場合には「自国はすでに日本を圧倒した」という主張から「日本に追いついていない。大きな差がある」という見方まで、さまざまな結論が披露される特徴がある。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)

232NAME:2015/04/20(月) 00:14:14
日本で「衝撃の待遇」!・・・中国人が語る「訪日録」=中国メディア
2015-04-09 13:57
http://news.searchina.net/id/1568956?page=1

日本を訪れる中国人観光客が増えていることについて、中国メディアの捜狐は7日、「かつてはテレビや映画でしか知る機会がなかった日本がますます身近になっている」と伝え、日本を観光で訪れた中国人が帰国後にどのような反応を示しているのかをまとめた記事を掲載した。 記事は、中国のネット上に存在する「訪日した中国人による感想」をまとめ、まず「自分の一生でもう2度と日本でのような待遇を受けることはないだろう」と感想を語った中国人の話を紹介。

 同中国人は春節(旧正月)期間中に日本を個人旅行で訪れ、京都で飲食店を利用した時のエピソードを紹介し、テーブルでは同中国人の右側にフォークやナイフが用意されたというが、店側が同中国人が左利きであることに気づくと、フォークやナイフを左側に移してくれたと紹介。 同中国人は「中国で30年以上、左利きで食事をしているが、これまでこのような待遇を得たことはない」と驚きを綴り、些細な心遣いに感激したと紹介した。

 また、別の中国人の話として、乗車していた観光バスが路上で故障してしまったときのエピソードを紹介。バスが故障したことで道路は渋滞してしまったというが、バスの運転手が路肩に車を移動させ、渋滞で詰まっていた車をすべて頭を下げながら誘導していたと紹介し、「その光景は非常に驚きで、人と人があれほど友好的かつ礼儀正しくある姿が信じられないほどだった」と伝えた。 そのほかにも記事は、日本で財布を落としてしまったが、財布は交番に届けられており、無事に手元に戻ってきたというエピソードなどを紹介。日本を実際に訪れ、自らの目で日本を見たことで、中国のテレビや映画で描かれる日本の姿とは異なることに多くの中国人が衝撃を受けた様子を紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

233NAME:2015/04/24(金) 23:23:07
劉少奇の娘が文革を回顧 「兄は自殺、弟は孤独死」「誰を恨めばよいのか…」
2015.4.24 20:42更新
http://www.sankei.com/world/news/150424/wor1504240057-n1.html

中国の大規模政治運動「文化大革命」(1966〜76年)で粛清された劉少奇元国家主席の娘、劉愛琴さん(88)が、迫害の末に兄が自殺、弟が精神に異常を来して孤独死したほか、自らも拷問を受けた文革中の経験を中国紙、新京報に語った。24日付の同紙が報じた。 文革で劉少奇は党籍を永久剥奪され69年、河南省で病死。80年に名誉回復された。

 文革では愛琴さんも「ソ連のスパイ」などと批判を受け「歯から血が流れ、腰がおかしくなり失禁」するほどの暴行を受けた。留学先のソ連から帰国した兄は線路に身を伏せて自殺。弟は8年間拘束、解放されて数年後に1人暮らしの農家で息を引き取った。 愛琴さんは「子どもには政治から遠く離れていてほしい。平穏に楽しく暮らすことができればそれでいい」と語った。誰かを恨んでいるかと聞かれると「誰を恨めばいいのか。時代がもたらした悲劇だ」と述べた。

234NAME:2015/04/27(月) 15:18:36
【世界を読む】
「歴史を直視しろ」はこっちのセリフ 中国とポル・ポトの関係は…大量虐殺に加担した史実を隠すな
2015.4.27 11:00更新
http://www.sankei.com/west/news/150427/wst1504270001-n1.html

「歴史を直視しろ」。中国の習近平政権は戦後70年を意識し、しきりに日本を牽制(けんせい)する発言を繰り返している。それならば、中国の歴史も直視しよう。1970年代、数百万人ものカンボジア国民を虐殺したポル・ポト政権を“熱烈”支援していたのはどこだったのか。「一度も謝罪しない」で開き直る中国の態度に憤るカンボジアの人々の声を米紙が伝えている。

中国なくして殺戮なし

 「中国こそ自らの歴史への直視を迫られている」 米紙ニューヨーク・タイムズが掲げた見出しの記事は、首都プノンペンにある悪名高き「ツールスレン・ジェノサイド(虐殺)博物館」の場面から始まる。 同博物館はかつて高校だったが、ポル・ポトが実権を握ったクメール・ルージュ(カンボジア共産党)支配の「民主カンプチア」時代、「S21政治犯収容所」となり、約2万人が収容されたとされる。生き残ったのはたったの8人。反対する者、疑わしき者は粛清、抹殺する共産主義の恐怖政治を象徴する場所だ。

 そこで案内役を務める男性が必ず見学者に聞く質問がある。「この中に中国人はいませんか」と。その理由を聞いた同紙の記者に男性はこう答えている。 「ポル・ポトの大量殺戮(さつりく)を可能にしたのは、中国のせいだと説明すると彼らはすぐに怒り出すんだ。真実ではない。今は友好国だ。過去は水に流そう、なんて言い出す」

映画「キリング・フィールド」…虐殺200万人“狂産”カンボジアに戦車、軍事訓練

カンボジア国民にとっては到底、水に流せる問題ではないだろう。同国の悪夢ともいわれるクメール・ルージュが中国のサポートなしでは成り立たなかったことは史実として認識されている。米コーネル大学で中国とアジア太平洋地域の研究を担うアンドリュー・メーサ氏は「中国の支援がなければ、クメール・ルージュは1週間と持たなかっただろう」と断じている。

カンボジアとは“蜜月”

 クメール・ルージュがカンボジアを支配したのは1975年4月〜79年12月。指導者のポル・ポトは「階級のない完全な共産主義社会」を目指し、一切の国民の財産を没収。「反乱の恐れがある」として特に知識層を敵視し、殺戮の限りを尽くしたホロコーストの時代だ。犠牲者の正確な数字はいまだ不明だが、同紙は約170万人と伝えるなど、200万人前後が虐殺されたという。英映画「キリング・フィールド」を思い出す人もいるだろう。

 その“狂産”カンボジアに肩入れしていたのが、毛沢東(76年死亡)であり、●(=登におおざと)小平の中国だった。 両国の関係を著書「戦友」(Brother in Arms)に集大成したメーサ氏は「当時、カンボジアへの外国援助の90%は中国が担っていた」と語る。食料や建設資材から戦車、航空機、火器まで送り込み、殺戮の最中でも、中国人エンジニアや軍事顧問はクメール・ルージュの共産党員を訓練していたという。同国中部には“蜜月”ぶりを象徴する軍用滑走路が残っている。

235NAME:2015/04/27(月) 15:19:54
大量殺戮への中国の関与を認めるべきだという批判に対し、2010年、当時の駐カンボジア中国大使が「われわれは食料と農具を送っただけだ」と突っぱねるなど、責任逃れの抗弁を繰り返している。 しかし、ベトナムがクメール・ルージュを追討した直後の1979年2月、●(=登におおざと)小平は“懲罰”だとして中越戦争を仕掛けた。また、山間部に逃亡したクメール・ルージュ残党を中国は支援し続け、ポル・ポトが中国を訪れたり、幹部に中国籍のパスポートを発給していたりしていたのも忘れたのだろうか。

歴史教科書では無視

 中国政府の歴史健忘症は実際、驚くほど進行しているという。 同紙によると、中国の高校生向け主要歴史教科書には、クメール・ルージュや中越戦争に関する記述は全くといっていいほどない。ベトナムとの間で戦争があったことすら知らない若者も少なくなく、共産党の歴史操作は成功していると指摘する。

 「中国政府は非難されそうなことは無視し、都合の良い歴史をプロパガンダにして強調している」と語り、共産党の恣意(しい)的な歴史認識をあぶり出そうとしている中国人歴史家もいる。 記事では、中越戦争に参加した多くの元兵士が現在、恩給も十分に与えられずに困窮状態になるなど、中国政府から無視されている実態にも言及している。

その一方で、朝鮮戦争については、北朝鮮が仕掛けたという国際社会で共通認識になっている事実を教科書では全く記述せず、「自国の安全と朝鮮救済のためやむなく参戦し、国際的地位を高めた」と自画自賛しているというから、厚顔無恥も極まれりだ。 共産中国建国直後の大躍進政策、文化大革命で、一体どれだけの血が流れたのだろう。そして天安門事件や今も続くチベット人、ウイグル人への弾圧…。

 李克強首相は3月、「一国の指導者は先人の業績を継承するだけではなく、その罪による責任も負わなければならない」と述べた。安倍晋三首相が今年夏に出す戦後70年談話を意識した発言だが、そっくりそのまま返したい。 「中国は史実を認めないし、謝罪もしない」。カンボジア国民の声を聴けば、いびつな中国共産党の歴史認識にまともにつきあう必要はないことがわかる。

236NAME:2015/04/28(火) 23:48:56
【痛快!テキサス親父】
すべては習主席のさじ加減…危険すぎるAIIB 欧州各国は本性に気付け
2015.4.10 15:10更新
http://www.sankei.com/world/news/150410/wor1504100028-n1.html

ハ〜イ! みなさん。最近、中国主導で設立準備が進められている、アジアインフラ投資銀行(AIIB)が注目を集めているな。米国と日本は慎重姿勢だが、50カ国以上が参加を表明している。「バスに乗り遅れるな」という意見も聞くが、大丈夫なのか?(夕刊フジ)

 AIIBは、アジア太平洋地域のインフラ整備を支援する国際金融機関で、中国の習近平国家主席が2013年に創設を提唱したものだ。米国と日本が主導するアジア開発銀行(ADB、67カ国加盟)と似ているが、調べてみると、似て非なるものというしかない。 ADBは、アジア太平洋地域の経済成長、貧困削減、社会開発などを目指して1966年に発足した。米国と日本が最大の出資国で、歴代総裁は日本人だが、公平性を担保するために本部をマニラに置いている。融資対象の事業が、環境破壊や人権侵害を招かないかなど、審査は厳格だ。ちなみに、中国はADBの大債務国でもある。

一方、AIIBは中国が40〜50%を出資し、本部は北京に置かれる。融資審査の手続きが不透明で、中国人の総裁が専決していくようだ。その総裁は一党独裁の中国共産党が決めるといい、事実上、最終権限は習主席が持つ。「中国共産党の支配機関」という報道も納得だ。採算性や環境破壊、人権侵害などを度外視した融資が懸念されているぜ。

 中国は現在、不動産バブル崩壊や人件費高騰などで成長力が鈍化している。AIIBで資金調達したうえで、アジア太平洋地域のインフラ整備で需要を創出し、自国の過剰生産能力や余剰労働力を活用する思惑も指摘されている。共産主義者もよく知恵を絞ったよな。 俺が心配するのは、AIIBによって、安全性に疑問が残る中国版新幹線や、信頼性に懸念がある低価格の中国製原発が輸出されることだ。これは、かなり怖いぜ。 中国はまた、太平洋や東・南シナ海、インド洋の覇権も狙っている。AIIBの融資で、中国人民解放軍の艦船や航空機が寄港・待機する港湾施設や空港が、建設されることもあり得る。米国や日本を始めとする自由主義陣営には脅威だよな。

わが国のオバマ大統領も現時点では参加に反対している。ただ、どこまで踏ん張るかは疑わしい。日本でも一部で参加論が高まっているようだが、「反日」中国が主導するAIIBに入っても、莫大な資金を出さされて、不良債権を押しつけられるんじゃないのか。 チベットやウイグルの悲惨な歴史を知っていても、中国に尻尾を振る国が50カ国以上もあるなんて、理解できない。欧州各国はアジアに比べて負担が少ないので参加が増えているようだが、中国の本性を知るべきだ。ターゲットの国を債務超過にさせて、中国の思い通りに操るための布石という危険性もある。すべて習主席のさじ加減一つだからな。 親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。両国が中国にだまされないことを祈っている。

では、また会おう!

■トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを退職後、動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。著書に『テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」』(青林堂)など。

237NAME:2015/05/01(金) 01:41:53
「中国は侵略をやめない」「日本の美しい憲法を」櫻井よしこさん、憲法改正の署名呼びかけ熱弁
2015.4.30 15:08更新
http://www.sankei.com/west/news/150430/wst1504300051-n1.html

ジャーナリストの櫻井よしこさんが28日、松山市道後町のひめぎんホールで、「美しい日本を守るために」と題して講演。「私たちの手で日本の価値観を貫いた憲法を作りましょう」と、憲法改正に向けた署名を呼びかけた。
 講演は同日設立された「美しい日本の憲法をつくる愛媛県民の会」の主催で、約3千人が参加した。櫻井さんは冒頭、「真っ正面から憲法と日本について話したい」と話し、日本国憲法が戦後、主権を奪われた状況で書き換えられ、今日に至っていることを説明した。

 国民や文化、価値観を守ることが政府の役目と定義したうえで、「国際法や条例によらず、力で領土を奪う蛮行が起こされるようになった」と現在の国際情勢を解説。「中国は米国を軽く見て、侵略をやめない」と指摘した。 また、日本が民主主義や国際法を守る独立国となることで欧米から信頼され、アジア諸国から頼られる」と説明。「そのために伝統ある価値観を貫いた憲法を作ることが喫緊の課題」と訴えた。

238NAME:2015/05/01(金) 02:44:44
中国人留学生「日本人はやさしい」…間近に見た日本、少し違う 中流層の私費学生が急増
2015.4.30 22:04更新
http://www.sankei.com/west/news/150430/wst1504300086-n1.html

日本の大学に私費留学する中国人が急増している。背景には中国内での就職難に加え、経済成長で拡大した中流層の子息が、日本語や技術を習得したいという事情があるようだ。一昔前の勉強一辺倒の国費留学生とは異なり、来日後はアルバイトで生活費を稼ぎ、日本人と交流する機会も増えている。日本の文化や習慣などに直接触れることで理解も深まり、留学生が抱く日本人像にも変化を与えているようだ。(勝田康三) 中国からはかつて、国費留学生が主流だった。日本学生支援機構の資料でみると、平成6年に大学などへ留学した中国人は2万3256人。全外国人留学生に占める割合は4割強だったが、26年度は留学生全体の6割弱の7万7792人に増加した。国費留学生数は同期間中、中国人を含む全留学生で1万人を少し上回る程度を最高にほぼ横ばいで推移している。

 新疆ウイグル自治区出身の漢民族で、大阪府内の大学院に通う男子学生の何紅運さん=仮名=(22)もそのひとり。経営学を通じてマーケティングを学ぶため1年半前に来日。戦後復興を遂げた日本経済について研究し、将来は世界でビジネス展開を目指している。日常生活の中で日本人の勤勉性に注目し、「日本人は文句も言わずによく働く。中国では同じ仕事でも給料が安いから従業員のやる気がない」と話す。 中国人留学生を送り出す本国の家庭は、平均年収200万元(約3800万円)といった中国の富裕層よりも、渡航費や学費を渡す程度で来日させる中流層が目立つ。「一人っ子」の成功を願って学費と渡航費を工面してやり、生活費は留学生自身が稼ぐといったケースが多い。何さんも普段は大阪府下の飲食店でアルバイトし、月7〜8万円を稼いでいる。

大連市出身の女子留学生の李可心さん=仮名=(24)は2年半の滞在歴。大阪府内の日本語学校を経て大学に進学した。留学前、両親から「日本人は暴力的だから気をつけて」と心配され、自身も「日本人は戦争中、中国人にひどいことをした」との学校教育を受けた。だが、来日後、学校やアルバイトを通じて「実際はやさしさの方が目立った。将来は日本で働きたい」と考えが変わったいう。

 また、赤信号で止まる日本人に驚き、「中国人はルールを守る意識が低い。文化の違いだ。食の安全も徹底している」。自分の見た日本に新鮮さをおぼえた。 2002年から関西でアジアからの留学生の支援活動を行っているNPO法人関西留学生支援センターの道場正信理事は中国人留学生について「多くが一人っ子で自尊心が強く、本音はなかなか話してくれない。しかし、“爆買い”の観光客とは一線を画し、懸命に頑張っている。若い人の間では日本人観も変化しているのでは」という。 だが、政治的発言は神経質だ。何さんは、中国は国土が広く多民族で人口が多いことをあげ、「国家を一つにまとめ上げるのは難しい。日本やアメリカと中国は違う」と言葉少なだ。

239NAME:2015/05/07(木) 20:56:24
【メガプレミアム】
「中国人は日本を知りたがっている」…中国で10万部売り上げる月刊誌『知日』を創刊した在日中国人教授が指摘する「中国人の心理」
2015.5.7 11:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150507/prm1505070012-n1.html

中国で、毎号5〜10万部を売り上げる「知日」という月刊誌がある。近年は尖閣沖漁船衝突事件(2010年)や香港の活動家による尖閣上陸事件(12年)もあり、日中関係は円満とは言い難いが、まさにその漁船衝突事件を受けてこの雑誌は創刊された。同誌の日本版ダイジェスト『知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!』(潮出版社)が今年1月、刊行されたのを機に、同誌主筆の毛丹青(マオ・タンチン)神戸国際大教授らに話を聞いた。(溝上健良)

反日感情のピークに発刊

 中国・北京で「知日」が創刊されたのは11年1月のこと。この4カ月ほど前の10年9月、尖閣沖漁船衝突事件が起きた。発刊のいきさつを毛教授は今回の著書でこう記している。《私は、最大の好機が到来したと感じました。反日感情が最高潮に達した時こそ、それとは逆の反応を示す人たちが必ず出てくることを、知っていたからです》。ちなみに毛教授は北京大を卒業後、留学のために25歳で来日し、すでに滞日27年。日本で過ごした月日のほうが長く、『にっぽん虫の眼紀行』(文春文庫)などの著書もあり、日本の週刊誌などにみられる“逆張り”(主流と反対の行動をする)の発想も身に付けていたようだ。この賭けは、当たった。創刊号は3万5千部を用意し、2カ月で完売したのだった。 同誌は毎号ごとに特集するテーマを選んでいるが、創刊号のテーマは「奈良美智(よしとも)」という思い切ったものだった。中国で同誌編集長を務める蘇静(ス・ジン)さんが画家・彫刻家の奈良美智の絵を好きだったこともあったが、蘇さんには《このテーマには新鮮さがある。『知日』の創刊号で、「武士道」とか「禅」とかいえば普通だけど、「奈良美智」にはびっくりしますよ》《(奈良美智の)内面世界を静かに追求している姿が『知日』読者の志向に合うと思えた》との狙いがあったという。

創刊当初は季刊誌で、第2号以降は「制服」「美術館」「本の国」…を特集テーマにしていった。日本では当たり前に存在するものが、中国側からはどう見えるのか興味深い。蘇さんは美術館について、同誌の編集長序文で《日本のミュージアムは政府、企業、民間団体と、運営主体が非常に多様だ》《日本では企業が、政府あるいは社会に近い機能を果たしており、市民の審美眼を養う役目を果たす》《もしかしたら我々もいつか、ハイアール美術館、ファーウェイ美術館などに出会えるかもしれない》と記す。「本の国」特集では、日本の出版社の多くが自社ビルを持っていることに対して《せいぜい十数年の歴史の中国の民間出版業とは厚みが違うのだ》と驚きが示される。

 第4号以降、しばらくの休刊をへて、12年8月発売の第5号からは月刊誌となる。その再出発を記念した「猫」特集号は12万部を記録する人気だった。日本各地のさまざまな猫をふんだんな写真と文章で紹介。《日本の猫って中国人のセンスにあう》という中国読者の声も。さらに特集テーマは「鉄道」「明治維新」「妖怪」…と続いていく。 この間、野田政権による尖閣諸島の国有化や中国での激しい反日デモもあったが、「知日」は5〜10万部の堅調な売り上げが続く。毛教授は「あれだけ反日があっても、『知日』がコアな読者を獲得できたことを理解してほしい」と話す。

240NAME:2015/05/07(木) 20:58:00
「知日」の読者からは《今まで日本を知らなかったけど、『知日』を読んだら日本へ行ってみたくなった》《日本語を勉強してみたくなった》といった声が多く寄せられているという。

彼を知り己を知れば…

 こうして中国では順調に売れている雑誌「知日」だが、そのダイジェスト版を日本で発行した狙いは何だろうか。毛教授は「中国では反日がある一方で、日本を訪れる人はどんどん増えている。私は教職に就いていますが、非常によろしくない現象が起きている。大学で中国への短期留学生を募っても、ほとんど行かないし、中国への観光客も減ってしまっている」と語る。また「われわれはゼロ距離で日本を知ろうとしているわけで、日本の多くの方にその努力を見てほしい。そして日本の方にまだ自分たちの気付いていない部分、外から見た日本とは何かを考えていただきたい」とも。

 毛教授はまた、中国の現在の文化レベルについても解説した。「今の中国と日本の関係は、1950〜60年代の日本と米国の関係によく似ているのではないかと思う。その当時、日本は敗戦し、米国への強いあこがれがあったわけです。たくさんの日本の方が米国へ勉強しに行きました。文化的にいえば、米国から持ってきたものは2つあると思う。野球とジャズです。ジャズがどんな文化を生み出したかというと、おそらく村上春樹をはじめ、作家の先生たちが米国の文化に浸っていって、それが表現の力になっていくわけですね…」。日本が戦後、米国の文化に学んだように、中国も日本の文化を学ぼうとしているというわけだ。まさに中国は今、文化的にも“坂の上の雲”を目指して突き進んでいるのだろう。

古代中国の偉人、孫子は「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」との格言を残している。われわれも中国を知る必要があるのではないか。「知中」という雑誌を日本でつくる予定はないか、との問いに、毛教授は「近い将来、ぜひ日本に大勢いる教え子に『中国の今を知る』というコンセプトで雑誌をつくってほしいと今、ハッパをかけようとしています。私はこれまでやってきて、『知日』という希望の扉を開けました。次は日本のほうから扉を開いてほしいと思います」と話した。猛烈な経済発展を続けている中国がどんな文化を生み出していくのか、今後に注目していきたい。(2月20日掲載)

241NAME:2015/05/09(土) 00:53:05
「中国の文化で重要なのは自己反省」最高指導部 安倍首相演説に不満表明
2015.5.8 16:10更新
http://www.sankei.com/world/news/150508/wor1505080020-n1.html

中国共産党序列4位の兪正声・人民政治協商会議主席は8日、北京の人民大会堂で自民党の額賀福志郎元財務相らと会談し、安倍晋三首相の米議会やジャカルタでの演説について「中国人は侵略を受け、犠牲を与えた(日本は)教訓を酌むべきなのに、その部分が淡々としており不満だ」と述べた。

 「中国の文化で重要なのは自己反省だ。他国にこれほどの災難を与えたのに反省しないのであれば、日本が過ちを繰り返すのでは、と懸念せざるを得ない」とも指摘した。中国最高指導部メンバーが、米議会演説などへの態度を表明したのは初めて。

 首相は、米議会で先の大戦への「痛切な反省」を示したが、中国としては、「侵略」や「おわび」に触れなかった米議会演説をベースにした戦後70年の首相談話では受け入れがたいとの意思を示した形だ。(共同)

242NAME:2015/05/09(土) 03:24:55
中国、ロシアとの蜜月強調で米牽制 中露関係は「新型大国関係」
2015.5.8 23:58更新
http://www.sankei.com/world/news/150508/wor1505080050-n1.html

【北京=川越一】中国の習近平国家主席は中露首脳会談など訪露中の日程を通じて、日本の歴史認識を批判すると同時に、中露による“新型大国関係”の構築を示唆し、米国を牽制(けんせい)する機会として利用する狙いとみられる。 露紙への寄稿で、中露関係を「鮮血で固められた戦友」と表現した習氏は、9日に行われる対ドイツ戦勝70周年式典に初めて人民解放軍を参加させる。習氏はモスクワの無名戦士の墓に花を手向け、第二次世界大戦を戦った退役軍人とも面会する予定だ。中露海軍が11日から、地中海で合同軍事演習を実施する計画もある。

 軍事面での接近が強調されるとともに、中露の親密ぶりをアピールするかのような動きもみられる。 北京で今月開かれたフォーラムに出席した張徳広元駐露大使(元外務次官)は「中露関係は新型の大国関係として、すでに豊富な成功経験を蓄積した。大国関係発展の中で一歩先を歩んでいる」と賛美した。

 「新型大国関係」という表現はもともと、米中主導の国際秩序構築をもくろむ習近平政権が米国に持ちかけている理念だ。米国が消極的な態度を取り続ける中で、ロシアとの関係を「新型大国関係」と見なす姿勢に、米国に対抗するメッセージが込められているといえそうだ。

243NAME:2015/05/16(土) 03:58:04
【メガプレミアム】
「人類の居住に適さないレベル」景気だけじゃない“脱中国”の重大理由…冬季五輪招致危うし
2015.5.15 11:00更新
http://www.sankei.com/west/news/150515/wst1505150012-n1.html

中国の成長鈍化で、現地から撤退・縮小に踏み切る企業が目立っているが、中国離れで見逃せない理由になってきたのが深刻な大気汚染だ。北京市長でさえ「居住に適さない」と認めるほど。米国の引っ越し会社が調査したところ、2014年に中国を離れた駐在員は、着任者の2倍になり、転出超過の状態だ。深刻な大気汚染による住環境の悪化が「脱中国」を促している。

「絶望的な大気汚染」との評価

 中国市場を狙って大量の駐在員を送り込んだ時代は過ぎ去ったのか-。 こんな問題を提起したのは米ウォールストリート・ジャーナル(電子版)。米引っ越し会社のユニグループ・リロケーションの調査データによると、2014年に中国から離任した駐在員数が、着任の2倍多かったことを紹介した。 背景にあるのは、2009年以降の中国の成長鈍化に伴う事業環境の変化。それに加えて、生活費の上昇と「絶望的な大気汚染」を理由に挙げた。 共同通信が報じた中国観光研究院の報告書によると、2013年にビジネスや観光で中国を訪れた外国人旅行客は延べ約1億2900万人で、前年に比べて2・5%減だった。 大気汚染で、とりわけ重大なのは、肺がんや呼吸器疾患の原因物質になる微小粒子状物質「PM2・5」が含まれていることだ。

春節で花火、爆竹→汚染進行

 最近、北京市で大気汚染が急激に進んだのは、春節(旧正月)の大みそかの2月18日深夜から19日にかけての時間帯。新年を祝う花火や爆竹があちこちで使われた結果、空気がいっきに悪くなった。在中国米大使館のウェブサイトによると、「PM2・5」を含む汚染の指数は、19日午前1時(日本時間同2時)に438に達し、最悪レベルにあたる「危険」(301〜500)に入った。

現地メディアによると、春節の連休7日間のうち、5日間で「有害濃霧」が発生すると気象当局が予報。北京市は大気汚染を軽減するために花火、爆竹の自粛を呼びかけていたが、焼け石に水だったようだ。

「首都移転したら」の書き込み

 共同通信によると、北京市の大気汚染について、政府系シンクタンクは「人類の居住に適さないレベル」と報告書で指摘。北京市の王安順市長も今年1月、「今の北京は確かに居住に適した街でない」と発言、波紋を広げている。 北京市人民代表大会(市議会)で市長は経済発展に伴い「少なくない矛盾が存在する」とし、大気汚染や交通渋滞の解消に「長期間の苦しい努力が必要」と発言。インターネットでは「いっそ首都移転したらどうか」との書き込みさえ上がった。

 新華社通信など現地報道によると、北京市は今年1年間で計108億5千万元(約2063億円)を大気汚染対策費として投入する。 北京市では昨年、PM2・5の年平均濃度が前年比4%しか下がらず、目標としていた約5%減を達成できなかった。PM2・5の年平均濃度は1立方メートルあたり85・9マイクログラムで、日本の環境基準値(年平均濃度15マイクログラム)の5倍以上だった。 2022年の冬季五輪開催を目指す北京にとって、大気汚染は頭の痛い問題。北京招致委員会は深刻な大気汚染の改善のため、17年までに官民で計8081億元(約15兆円)を投入する方針だが、中国での大気汚染の解決はそうたやすくはない。

奇跡的な改善でも、解消には15年

 共同通信によると、中国の環境観測機関が明らかにした報告書では、中国の大気汚染解消には「20〜30年かかる」とみている。過去に公害で苦しんだ日本の例や中国の技術レベルを踏まえた分析の結果で、最先端技術による「奇跡的な環境改善」をしても15年〜20年かかる。2014年の日本から中国への直接投資実行額は前年比38・8%減。天安門事件の影響で投資が約35%落ち込んだ1989年を上回る異例の下落率という。米国からも20・6%、東南アジア諸国連合(ASEAN)も23・8%、欧州連合(EU)も5・3%、それぞれ減少した。

 日中関係の悪化による反日感情の高まり、不透明な政策変更のリスクや商慣習、満足度の低い住民サービス…。中国から脱したくなる理由はいくつもあるが、それでも経済成長という蜜に誘われ多くの人が集まってきた。その経済に減速感が強まってきたいま、中国との縁が薄まりつつある。(2月25日掲載)

244NAME:2015/05/18(月) 00:59:58
福田氏、中国は「周辺国に大きな脅威」 軍拡や南シナ海、自制促す
2015.5.17 21:25更新
http://www.sankei.com/politics/news/150517/plt1505170010-n1.html

福田康夫元首相は17日、大阪府茨木市で講演し、中国による軍拡や、周辺国と領有権で対立する南シナ海への進出について「経済発展と合わせ、(周辺国への)大きな脅威となる。中国は自らの行動を反省しなければならない」と述べ、中国側の自制を促した。

 歴史認識の問題を抱える中韓両国との関係について「韓国、中国といがみ合うことがあり、このような状態を続けていいのか」と強調した。「争うより一緒に解決すべき問題がある」と述べた。 福田氏は昨年7月、日中首脳会談への環境整備のため、中国の習近平国家主席と極秘会談しており、講演では「習氏は真面目な人で信頼したい」と評価。「今後、頻繁に会談を行い、信頼関係をいかに大きくするかを考える必要がある」と指摘した。

245NAME:2015/05/19(火) 02:12:09
【メガプレミアム】
小便器なのに…トイレの「不正確な場所に用便」 「文明的でない行為」で中国人客を“出入り禁止”にしたタイ寺院の激怒
2015.5.6 18:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150506/prm1505060030-n1.html

タイの仏教寺院が2月初旬、マナーの悪さを理由に、中国人ツアー客を締め出した。寺院側を最も激怒させたのは、一部中国人らの破天荒なトイレの使い方だった。 舞台となったのは、真っ白な外観で、観光スポットとなっているタイ北部の寺院ワット・ロンクン(英語名ホワイト・テンプル)。

 中国共産党機関紙、人民日報のニュースサイト人民網が2月5日、タイの漢文メディアの情報として伝えたところによると、“事件”は2月2日の夕方、この寺院のトイレで起きた。 トイレに行ったある中国人女性ツアー客が、便器の外に大便をしただけでなく、水洗用の水をためた水槽に、使用後のトイレットペーパーを投棄。清掃員がきれいに片付けるよう求めたが、聞く耳を持たず、そのまま旅行団に紛れていってしまったのだ。 これに寺院側が激怒し、翌3日、中国人ツアー客の拝観を禁止した。

一部旅行者の海外でのマナー違反の数々は、中国でもかねて問題になっており、中国中央テレビも現地記者のリポートで詳しく経緯を報じるなど、波紋が広がった。 中国メディアの報道によると、この寺院は以前から中国人ツアー客の「文明的でない」行為に悩まされていた。

 特に深刻なのはトイレ問題で、「不正確な場所」に用便を足すのはしょっちゅうで、中には小便器に大便をする人も。 トイレットペーパーの浪費も激しく、リュックに入れて持ち去る人もいるが、職員が注意しても知らん顔。極めつけは、使用済み生理用品をトイレの壁に貼り付けていく女性がいたという。 ほかにも、禁煙・喫煙エリアの区別なくどこでもたばこを吸う、手を触れてはならない展示品に手を置いて写真を撮る、といった中国人観光客の行為が、頭痛の種となっていた。

ただ、寺院側は、中国人ツアー客が入り口でがっかりしているのを見て、拝観禁止措置を半日で解除した。代わりに中国人ツアー客がトイレに行く際は、必ずガイドが付き添い、問題行動があった場合は、ガイドに掃除させることを条件にしたという。 上海紙、解放日報(電子版、2月7日)が伝えたところによると、寺院の主は、大部分の中国人はマナーを守るとの見解を示した上で、「私も中国系だ。中国のイメージが悪くなるのは望まない」と胸の内を語ったという。(3月6日掲載)

246NAME:2015/05/24(日) 02:17:18
各国驚かせた中国「歴史認識」攻勢 NPT最終文書案「被爆地訪問」削除 
2015.5.22 21:36更新
http://www.sankei.com/world/news/150522/wor1505220042-n1.html

【ニューヨーク=黒沢潤】NPT再検討会議の最終文書案で、被爆地の広島、長崎への訪問を世界の指導者に促す文言は復活しなかった。日本は巻き返しを図ったものの、「歴史認識」をからめて攻勢に出た中国に押し切られた格好だ。一方、最終文書案は、主要争点をめぐって核保有国と非核保有国との“溝”が埋まらないまま議長裁量で各国に提示され、決裂やむなしとの悲観論が大勢を占めつつある。

 「歴史の歪曲だ」「日本は戦争の被害者の立場を強調している」-。核兵器の惨禍を世界に訴えようと、「被爆地訪問」実現を求めた日本側に対し、中国の傅聡軍縮大使が今月中旬、「過去」を持ち出して日本を批判したことは、議場の各国代表団を驚かせた。

 今年は中国にとり、「抗日戦争と反ファシズム戦争勝利70周年」。今夏に安倍晋三首相が戦後70年談話を出すことも念頭に置いた牽制だったとはいえ、日本には予期せぬ“冷や水”となった。 最終文書採択は全会一致が原則だ。「被爆地訪問」への支持は着実に広がり、日本は20日、中国と少なくとも2回交渉を行ったが「立ちはだかる壁」(外交筋)を前に、対処のしようがなかったという。 一方、最終文書案の内容をめぐっては、核保有国と非核保有国との対立が解消されないままだ。

「核兵器禁止条約」の文言が最終文書案で削除されたのは、文言の言及に慎重姿勢を見せる米英両国に加え、強く反対するフランスに配慮した結果だ。ただ、オーストリアなど非核保有国側からは批判が出ている。 核兵器がもたらす「非人道性」をめぐる記述についても異論が多い。「核兵器は使用されてはならない」と記述したことや、核軍縮教育の重要性を盛り込んだことが非人道性の認識を高めることにつながり、「前回会議より前進した」と考える国が多い半面、核保有国側は懸念を強めている。

 事実上の核保有国であるイスラエルを念頭に置いた中東地域の「非核化」問題では、アラブ諸国が今年11月末までの「国際会議」開催を目指していた。 これに対し、イスラエルの友好国の米国などは「早期開催」にとどまっていた。最終文書案では開催時期について、折衷案の「2016年3月まで」となったが、双方に不満が残る内容だ。

247NAME:2015/05/24(日) 22:38:42
【エンタメよもやま話】
ガトランティス星は中韓!? 「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」古代進&桐生美影インタビュー
2014.12.29 07:00更新
http://www.sankei.com/west/news/141227/wst1412270028-n4.html

そして、ご覧になった方ならお分かりのように、この新作の素晴らしいところは、ヤマトのシリーズが強く訴えてきた「異星人とは理解し合える」というメッセージをより明確にアピールしているところです。 ヤマトとバーガー少佐率いるガミラス艦隊が過去を水に流し、協力してガトランティスに立ち向かう姿に胸が熱くなります。熱い古代とクールなバーガー少佐の男の友情にもニヤリとさせられますね。

 ここから先はあくまで記者の極めて個人的な感想なのですが、今回のヤマトにはいまの日本に突きつけられた安全保障の問題がうっすら反映されているような気がしました。 ずばり、ヤマトを急襲する粗野で下品な戦闘民族ガトランティスは、近年、猛烈な勢いで軍備拡張を続け、日本の領海・領空を侵犯する中国のメタファー(隠喩(いんゆ))ではないでしょうか。

 実際、終盤、ガトランティスに対して“こんな民族に最新兵器(火焔直撃砲)を持たせたのが悪かった”というような意味のせりふも飛び出します。 そうなると、過去の恩讐を超えて手を結び、ガトランティスと戦うヤマトとガミラスは、やはり日米ということになります…。

まあ、こんなうがった見方をするけったいな人は記者以外、いないとは思いますが、昨今の国際情勢を鑑みると、異星人とは分かり合えても、未だに「南京大虐殺では同胞が30万人殺された」などと戯言をほざく中国や「竹島はわが国の領土だ」と主張する韓国とは理解し合えるわけがないなと痛感したのでありました…。(岡田敏一)

249NAME:2015/05/28(木) 15:40:05
中国問題児「日本国歌は不快」発言をいなした入江・萩野の「見事」
産経新聞
2014/10/06
http://www.msn.com/ja-jp/sports/npb/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%95%8F%E9%A1%8C%E5%85%90%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%AD%8C%E3%81%AF%E4%B8%8D%E5%BF%AB%E3%80%8D%E7%99%BA%E8%A8%80%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%97%E3%81%9F%E5%85%A5%E6%B1%9F%E3%83%BB%E8%90%A9%E9%87%8E%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%A6%8B%E4%BA%8B%E3%80%8D/ar-BB7KdTQ#page=2

韓国・仁川で開催されたアジア大会で、中国競泳男子の孫楊が「日本の国歌は不快」と発言した問題が波紋を広げた。現在の緊迫した日中関係の状況下で、たとえば日本選手がそのような発言をしたら、中国側はどう対処するだろうか。聞きづてならないと国家間レベルの問題に昇華しかねない。日本側は「直接発言を聞いていない」ことを理由に静観の構えを取った。特に、孫楊と関わり合う選手の入江陵介、萩野公介の的確なコメントが「立派だ」と評価され、好感度はうなぎ上り。相手を貶める軽率な発言が、逆に日本選手の品格の高さを印象づける格好になっている。

 AFP通信などによると、9月24日に行われた男子400メートルリレーで優勝した孫楊が中国メディアの「日本を打ち破って気分がよいか」との質問に対し、「気分がよいだけでなく、中国人にほっとしてもらったと思います。実際のところ、日本の国歌は耳障りだ」と述べたという。 孫楊は「問題児」として知られている。航空機客室乗務員との交際を反対されて公衆の面前でコーチと大げんかした。さらに、昨年11月には杭州市内でポルシェを無免許で運転し、バスと接触事故を起こして罰金2000元(約3万2000円)、行政拘留7日、そして6カ月の出場停止の処分を受けた。その際「社会に多大な影響を与えた。スポーツ選手という公的な立場の人間として深く謝罪したい」と改悛の情を示していた。

 今回の問題に関しても、2日後に報道陣に対し「いくつかのメディアに報じられた国歌のことについて、申し訳なく思っている」と謝罪。さらに「誤解されている部分があると思う。僕はほかの国の国歌について本当に何も知らないんだ」と釈明に努めた。 AFPは「競泳の日本選手団と関係者は、アジア大会で政治的論争に巻き込まれたくないとしてコメントを控えている」と報道。日本関係者のコメントとして「とてもデリケートな問題です。我々は彼の発言を直接聞いていないのでコメントすることは難しい」と紹介した。

 AFPは入江と萩野にもコメントを求めた。それによると、入江は「直接聞いていないので、どういう意図か分からない。意味の取り違えがあるのではないか」と擁護。「個人的には友達だし、今後も同じ。そうした発言があっても、彼が優秀なアスリートであることには変わりはない」と語った。萩野も「彼が何を言ったのかははっきりしないが、ただ、自分はアスリートである前に素晴らしい人間であるべきだと考えている」と胸を打つ言葉を披露し「僕は1人のアスリートであり、アスリートと呼ばれることを大事にしたい」と述べた。

 インターネット上には2人のコメントに関して「いいコメントだな」「積年の教育ってのは大事だよね」「萩野はよく言った」「入江、優しい子だなあ」「2人とも格好いい」「こんな返しされたら中国人は恥ずかしいだろうな」「挑発したつもりだけど、相手にこう言われてしまうと自分の惨めさに気づくだろう」「こういう時にきちんと冷静に踏み外すことなく答えられる人は格好いい」などとたたえる声が相次いだ。 ただ、香港メディアによると、中国のインターネット上には孫楊の発言について「正しいことを言っている。スポーツ選手として決勝戦の時に、日本の国歌を聞かずにすむようにするのは努力目標だ」といった意見が主流を占めているという。スポーツに政治を持ち込まないという“不文律”は通用しないようだ。

250NAME:2015/05/29(金) 02:57:15
明治産業施設の世界遺産登録 中国が阻止活動を展開
聯合ニュース 5月28日(木)16時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000043-yonh-kr

【北京聯合ニュース】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が朝鮮人の強制徴用施設が含まれた「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)の世界文化遺産への登録を勧告したことについて、中国が登録を阻止する活動を展開していることが分かった。全国人民代表大会(全人代=国会)外事委員会の幹部が27日、訪中した韓国国会外交統一委員会の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)委員長らとの会談で明らかにした。

 全人代外事委員会の傅瑩主任、張平・同副主任らは北京の人民大会堂で羅委員長、最大野党・新政治民主連合の辛京ミン(シン・ギョンミン)議員と会談し、強制徴用施設の世界文化遺産登録を阻止するため「(世界遺産委員会の)委員国を説得している」と述べた。  羅委員長は会談後、韓国の記者団に対し「中国は韓国より強固な立場だ。韓国は登録に反対で、もし登録するなら歴史的事実を記録すべきという立場だが、中国は登録自体に反対している」と伝えた。
 これについて中国の当局者は同日、23施設のうち3施設で中国人も徴用されたと説明した。

 中国は今月初め、日本が強制徴用が行われた施設を含む産業施設の世界文化遺産登録を推進中であることが伝わると、外務省の定例記者会見を通じ「植民地の歴史を美化すべきでない」と非難した。

 また、中国は自国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の対北朝鮮投資の原則について「開放性、透明性、包容性を原則とし、北朝鮮投資計画が樹立されれば韓国やほかの加盟国と協議する」との立場を示した。傅主任はこれについて「資金援助ではなくビジネス形式で行う」と説明した。
 一方、傅主任は韓国の両議員に対し、9月に北京で開かれる抗日戦争勝利70年の記念行事に朴槿恵(パク・クネ)大統領が出席することを希望すると伝えた。

251NAME:2015/06/01(月) 02:12:54
南沙埋め立ては「軍事目的」…中国軍幹部が明言
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%8d%97%e6%b2%99%e5%9f%8b%e3%82%81%e7%ab%8b%e3%81%a6%e3%81%af%e3%80%8c%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e7%9b%ae%e7%9a%84%e3%80%8d%e2%80%a6%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e8%bb%8d%e5%b9%b9%e9%83%a8%e3%81%8c%e6%98%8e%e8%a8%80/ar-BBkrVrz#page=2

【シンガポール=池田慶太】中国軍の孫建国副総参謀長は31日、シンガポールで開かれていたアジア安全保障会議で講演し、南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島で中国が進める岩礁の埋め立てについて、「完全に主権の範囲内であり、合法で道理にかなったものだ」と主張した。米国のカーター国防長官が30日に要求した埋め立ての即時中止に応じない考えを示したものだ。

孫氏はさらに、中国が埋め立てによって建設を進める「人工島」は「軍事防衛の需要を満たすため」と説明した。習近平(シージンピン)政権として、島の建設が軍事目的であることを改めて認めた。人工島に対しては、東シナ海に続いて南シナ海に防空識別圏を設置するための拠点確保が目的との懸念も広がっている。講演後の質疑で、日本の徳地秀士防衛審議官がこの件をただしたところ、孫氏は「(南シナ海での識別圏設置は)空と海の安全保障がどの程度脅かされているかなどを総合的に判断する」と述べるにとどめた。

また、名指しを避けながらも、「ダブルスタンダード(二重基準)で言いがかりをつけ、(関係国間の)分断をそそのかすべきではない」と米国の批判に反発し、日米などの南シナ海への関与をけん制した。

252NAME:2015/06/01(月) 02:14:34
中国共産党一党独裁終結求める 天安門事件26周年控え、香港で数千人がデモ
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e5%85%b1%e7%94%a3%e5%85%9a%e4%b8%80%e5%85%9a%e7%8b%ac%e8%a3%81%e7%b5%82%e7%b5%90%e6%b1%82%e3%82%81%e3%82%8b-%e5%a4%a9%e5%ae%89%e9%96%80%e4%ba%8b%e4%bb%b6%ef%bc%92%ef%bc%96%e5%91%a8%e5%b9%b4%e6%8e%a7%e3%81%88%e3%80%81%e9%a6%99%e6%b8%af%e3%81%a7%e6%95%b0%e5%8d%83%e4%ba%ba%e3%81%8c%e3%83%87%e3%83%a2/ar-BBkrs1W#page=2

【上海=河崎真澄】中国の学生民主化運動が北京で武力弾圧された1989年の天安門事件から26年となる6月4日を控え、香港の民主派団体が31日、事件の責任追及と中国共産党の一党独裁の終結を求めて、香港市内でデモを行った。数千人が参加したもよう。

 香港紙、リンゴ日報(電子版)などによると、デモ主催団体は中国での改革派ジャーナリスト投獄や人権派弁護士の起訴を非難。さらに、香港行政長官の「普通選挙」からの民主派排除など、中国当局による「弾圧」が香港にも暗い影を落としていると主張した。 民主派団体は6月4日夜に、天安門事件での犠牲者を追悼する大規模なキャンドル集会を開く予定だ。

253NAME:2015/06/03(水) 20:13:58
天安門事件の反省問われ日本批判  中国外務省報道官
http://www.sankei.com/world/news/150603/wor1506030040-n1.html

 中国外務省の華春瑩報道官は3日の定例記者会見で、日本に戦争の歴史を反省するよう求めながら中国は1989年の天安門事件を反省しないのかと問われ「全く性質が違う問題だ」と述べた。事件を見直す考えがないことをあらためて強調した。

 華氏は学生らの民主化運動を武力弾圧した天安門事件について「30年来の改革・開放(政策)の成果は、中国の選択が完全に正しかったことを証明している」と強調。その上で「日本が侵略戦争を発動したことは国際社会でも公認の事実だ」と述べた。(共同)

254NAME:2015/06/05(金) 20:43:03
日本の「実力」はすごい! 経済や科学技術・・・「わが国民は誤解している!」=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%AE%9F%E5%8A%9B%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%EF%BC%81-%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%82%84%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%80%8C%E3%82%8F%E3%81%8C%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%AF%E8%AA%A4%E8%A7%A3%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%EF%BC%81%E3%80%8D%EF%BC%9D%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/ar-BBiKEQf#page=2

中国メディアの爪游控は26日、日本と中国は2000年以上にわたって交流を続けてきた歴史を持つとしつつも、中国人は日本に対する体系だった理解が不足している傾向にあると指摘し、「日本の経済と科学技術の実力を過小評価してはならない」と論じる記事を掲載した。 記事は、日本人は韓国人と比べ、「耐え忍ぶことができ、協調性があると同時に物憂げに映る」と伝え、島国という環境によって日本人は常に危機意識を抱いていると論じた。さらに、中国経済の発展に伴い、日本では「必要以上に日本経済の停滞を強調する傾向にある」とする一方、日本は軍事や経済、科学技術などにおいて「極めて高い実力を持つ」と主張した。

 続けて、日本は核兵器などは保有していないが、その防衛力は世界的に見ても上位の水準にあるとし、自衛隊も相当な実力を有していると主張。自衛隊が保有する戦力について紹介しつつ、その実力を支えている背景には装備の質と工業力があると論じた。 また、日本は対外的に「あえて衰退している」というイメージを発信しているが、日本経済は今なお相当な実力を有しているとし、「その隠れた実力はわれわれの想像を大きく超える」と主張。失業率が10%に迫り、中所得層が疲弊している米国に比べ、日本は「失業率や犯罪率が低く、貧富の差も相対的に小さい」と指摘。

 さらに、日本は国外に大量の資産を保有していることを紹介。財務相によれば、日本の2013年末時点における対外純資産残高は325兆円に達し、「23年連続」で世界一の債権国となった。これに対して記事は、「日本は本土だけでなく、世界中に“日本”を保有しているのと同じ」だと形容した。 そのほか、日本には世界をリードする技術を有す企業も数多く存在することなどを指摘したうえで、「中国は日本について間違った報道を続けており、日本の本当の実力を理解できていない」、「中国国民は日本の実力を誤解している」などと主張。

 中国経済が発展していることは喜ばしいことだとしつつも、「喜ぶと同時に日本との差を認識すべき」とし、「日本は多くの点で今なお中国をはるかに上回る実力を持っていることを知るべきだ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) luzitanija/123RF.COM)

255NAME:2015/06/05(金) 20:44:28
「J-20」戦闘機のステルス性・・・ロシアが開発中の「T-50」を超越か?=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%8c%ef%bd%8a%ef%bc%8d%ef%bc%92%ef%bc%90%e3%80%8d%e6%88%a6%e9%97%98%e6%a9%9f%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%ab%e3%82%b9%e6%80%a7%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%81%8c%e9%96%8b%e7%99%ba%e4%b8%ad%e3%81%ae%e3%80%8c%ef%bd%94%ef%bc%8d%ef%bc%95%ef%bc%90%e3%80%8d%e3%82%92%e8%b6%85%e8%b6%8a%e3%81%8b%ef%bc%9f%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2/ar-BBkGgdg#page=2

中国メディアの「環球網」は3日「スホーイは大丈夫なのか? T-50についての3つの解けぬ謎」と題する記事を掲載した。ロシアのスホーイが開発中の「T-50」は問題点を多く抱えている可能性があり、機体の形状では中国が開発中の「J-20(殲-20)」の方が、ステルス性獲得の面で有利な点があると指摘した。 「T-50」は第5世代ジェット戦闘機開発のためロシアが進める「PAK FA」計画で採用された専用機だ。初飛行は2010年で、現在までに10機程度の試作機が作られたとみられている。

 環球網は、T-50が試験飛行2年目に出火事故を起こしたと紹介。試験飛行時にトラブルを出すのは「極めて正常」とした上で、T-50の試験飛行が2013年までに100回、その後の9カ月も20回と、極めて多いと指摘。「理由は不明」と論じた。 さらに、兵器類を搭載するウェポンベイの扉を開いたことが確認されていないと指摘。ウェポンベイとみられる部分は非常に小さいので、兵器類の搭載量は極めて少なく、一部の専門家は現状のT-50について「ウェポンベイは設けられていない」とまで極言していると伝えた。

 第5世代ジェット戦闘機ではステルス性が重要な評価ポイントになる。環球網は米国の「F-22」、「F-35」、さらに自国の「J-20」の設計について「ステルス性考慮のデザインが顕著」と指摘。しかし、T-50については複合材料を多く使うなどステルス性向上の意図はみられるが、形状面では「それほど多くを感じない」と評した。 例としては、大きな熱源となるエンジンの噴射口を挙げた。F-22、F-35、J-20ではそれぞれに噴射口にカバーを取り付けるなどの処理がみられるが、T-50はエンジンの後ろの部分が露出していると指摘した。

 記事はT-50開発の「収支面」にも懸念を示した。インドはかつて、T-50の関連技術に興味を示したが、スホーイはインドに設計面おける「重要情報」を伝えることを拒絶した。T-50の開発そのものが順調でないことが影響した可能性がある。 インドはすでに旧式となった「Mig-21」の後継機を模索していた。結局は仏ダッソー社のラファールを購入することになった。ロシア軍も景気後退の影響を受け、T-50の予定購入機数を大幅に削減するとされる。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:(C) Igor Dolgov /123RF.COM)

256NAME:2015/06/07(日) 20:19:54
【中国旅客船転覆】
これが中国政府の世論管理術…哀悼や同情「極めて慎重に」伝えよ
2015.6.7 16:42更新
http://www.sankei.com/world/news/150607/wor1506070025-n1.html

中国湖北省の客船転覆事故で、中国の宣伝当局が地方政府や国内の報道機関に対し、世論管理強化に向けた通知を出し、犠牲者への哀悼や家族への同情などを「極めて慎重に」伝えるよう指示していたことが7日、分かった。関係者が明らかにした。

 当局は事故が起きた1日にも、独自の取材や報道をしないよう通知。国内では、400人以上が死亡する惨事に政府の管理責任や捜索方法の妥当性を問う声も出始めており、習近平指導部は対応への不満が政府批判に発展することを警戒して、世論の動向に神経をとがらせているとみられる。 関係者によると、宣伝当局は犠牲者を哀悼する「初七日」を迎えた7日から2日間、特に情報管理を徹底するよう指示した。地方政府に対し、ネットメディアの報道やコラムなどを厳しく審査し「有害な内容」があった場合は削除し、通報するよう指示している。(共同)

257NAME:2015/06/07(日) 20:35:22
「お里が知れる、行儀の悪さ」・・・中国人の海外旅行=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%8c%e3%81%8a%e9%87%8c%e3%81%8c%e7%9f%a5%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%80%81%e8%a1%8c%e5%84%80%e3%81%ae%e6%82%aa%e3%81%95%e3%80%8d%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%ae%e6%b5%b7%e5%a4%96%e6%97%85%e8%a1%8c%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2/ar-BBkKD5S#page=2

中国メディア「参考消息報」はこのほど、海外における中国人のマナーの悪さについて、原因を改めて分析する記事を発表した。ただし、分析と「将来はよくなるだろう」との結論を、論理的にリンクさせることはできなかった。 記事は、香港メディアの報道を引用しつつ、分析を進めた。

 まず、香港「南華早報」が5月29日付で掲載した、タイ・バンコク空港での「目撃情報」を紹介。約20年前、中国人旅行客に初めて遭遇した際の光景という。搭乗手続きも済ませ、機内に通じるゲート前で待っていた。係員が「搭乗を開始します」と告げたとたん、「大群が一斉に、搭乗口につめかけた。5秒もかからなかった。われ先だった」という。

 現在は、海外旅行経験者も多くなり、航空機搭乗時の混乱は、以前ほどではないという。しかし、中国人観光客の評判はよくない。 香港では、大陸から来た観光客が自分の子どもに、地下鉄内で物を食べさせたり、通りで大小便をさせて大きな批判が出たことがある。エジプトでは、遺跡に自分の名を刻んだ。航空機内では席の取り合いで殴り合いのけんかを始めることも、時おりある。 記事は、「どの国でも、中産階級が形成され、人々が初めて海外旅行を始める時期に、トラブルは避けがたい」との見方を紹介した上で「しかし、1970-80年代に日本人の海外旅行が爆発的に増えた際、日本人が寺院などの立ち入り禁止区に入ろうとしたり、航空機のドアを中から開けようとしたことはなかった」と指摘。

 記事はまた、「中国は人口が多い。行いの悪い人の比率は小さくても、絶対数としては大きくなる」との見方を紹介した上で「しかし、人口10億人のインド人や、欧州人全体では中国人の人数を越えるが、インド人や欧州人が問題を起こしたとの報道は聞かない」と指摘した。 記事は「この問題は、多くの中国大陸人が『押し合いへしあい』が常態の生活環境で、成長したことによる」と主張。逆に言えば、海外において中国人は、「お里が知れる」ような行動をしているということになる。 記事はさらに、香港でも年配の人は覚えているだろうが、「昔はところ構わず痰を吐いたり、ごみを捨てた」と指摘。中国人観光客のマナー問題については「原因をいろいろあげつらうよりも、人数が多いのだと説明しておいた方がよい」と論じ、「非文明的な中国人観光客の話も、いずれは昔話になるだろう」と主張した。(編集担当:如月隼人

258NAME:2015/06/11(木) 20:32:10
【アジアの目】
中国産・プラスチック米でインドネシア怒り心頭 将来のコメ不足見据え、自給の動きが加速
2015.6.11 11:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150611/prm1506110001-n1.html

インドネシアで中国産とみられるコメに、塩化ビニール製の“プラスチック米”が混入していたことが判明し、大騒ぎになっている。年間1人当たりのコメ消費量が150キロとされるインドネシアだけに、事態は深刻だ。中国やインドなどの需要が今後も拡大すると予想されることなどから、近い将来のコメ不足を懸念する見方があった。しかし、インドネシアは世界で中国、インドに次ぐ3番目の消費国でありながら、対応が遅れていた。今回の騒動をきっかけにコメ政策の見直しが加速しそうだ。

食品テロの可能性も

 現地からの報道によると、問題のコメは中国から輸入されたもので、コメと一緒にビニール管などに使うポリ塩化ビニール(PVC)で作られたコメ粒状のものが混ざっていたという。西ジャワ州ブカシで、そのコメを使ったお粥(かゆ)を食べた客が異常を訴えたのが発端だ。

 中国では、ジャガイモなどの粉末に合成樹脂を混ぜた“プラスチック米”が出回り、問題になっている。これまでにシンガポールやマレーシアでも“プラスチック米”が話題になったが、実際には被害は出ていなかった。インドネシア政府は流通ルートの特定と、何のためにこうしたPVC入りのコメが売られたのかを、食品テロなどの可能性を含めて調べている。既に中国側にも協力を依頼しているという。

 米農務省(USDA)の統計によると、2014〜15年のコメ消費量は中国が世界で最も多く1億4800万トン。次いでインドの9935万トン。インドネシアは3番目で3860万トンとなっている。以下、バングラデシュ、ベトナム、フィリピンが続く。

259NAME:2015/06/12(金) 20:34:05
日本だって「コピー大国」なのに・・・なぜ尊敬される?=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%8C%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%80%8D%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%B0%8A%E6%95%AC%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%EF%BC%9F%EF%BC%9D%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/ar-BBkxNUN#page=2

中国メディアの「中金在線」は1日、「同じコピー大国なのに、日本はどうして“パクリ”でないのか?」と題する記事を掲載した。日本が非難されるどころか尊敬されているのは、模倣に際して新たなアイデアを加える努力を怠らないからだと論じた。 記事は日本について、中国の唐朝をまねたなど、歴史的な「コピー大国」と主張。現在も米国のビジネス方式を模倣するなどが「いたるところにある」と指摘した。

 記事は「模倣の際に、新機軸を見出そうとする」ことが日本人の特徴と指摘。早稲田大学の井上達彦教授が著した「模倣の経営学」を引用し、「Aという業界に成功事例があれば、別のBという業界で、その手法を模倣する」と紹介した。 記事は実例として、「DVDなどのレンタルは、実は金融業と同じ」、「(中国の大手オープンショッピングサイトの)淘宝網は、商業地の不動産の賃貸と同じ」などと紹介した。 記事は結論として、「模倣で大切なことは、業界の枠を超えて共通点を捜すことだ。そこには限りない知恵がある」などと主張した。

◆解説◆ 上記記事原文は、冒頭部分で「日本人」をテーマにしたのに、後の部分では中国企業を「よい例」として紹介し、中国の行為で最も問題視されている「他者が開発した技術をそのまま使う」などにも触れないなど、かなり混乱している。 ただし、安直な模倣を繰り返す中国企業/中国社会を憂慮し、「大切なのは知恵と努力」と主張していることは読み取れる。

 長い歴史を持つ中華文化・文明でも、外部の事物を模倣し、新たな工夫を付け加えて自らのものとした事例は極めて多い。 東南アジアでは古くから茶葉を漬物にして食べていた。中国人は精神を爽快にする「飲料」として用いるようになった。日本などでも有名な「二胡(胡琴類)」は、北方民族から導入した楽器だ。「弓の毛を2本の弦の間に通す」工夫で独特な音色を獲得した。

 「チャイナドレス」の原型は、防寒を目的とする北方民族の上着の長い裾だ。スリットがあるのは乗馬の際に便利だからだ。下にはズボンをはいた。西洋服を参考に「スカート」のように扱うことで、女性の体型を魅力的に見せる民族衣装になった。 現在、中国に対して「パクリ大国」との批判があるのは、露骨に「そのまま」の真似や、他者の権利をないがしろにする模倣が多いからだ。中国人は「真似することが下手になってしまった」と言うこともできる。(編集担当:如月隼人)

260NAME:2015/06/15(月) 23:14:13
安倍首相、日中軍事衝突「全く想定し得ない」 香港のテレビに
2015.6.15 21:19更新
http://www.sankei.com/politics/news/150615/plt1506150015-n1.html

安倍晋三首相は15日、香港フェニックステレビのインタビューに応じ、安全保障関連法案が成立しても中国との軍事衝突が発生することは「全く想定し得ない」と述べた。同テレビが同日、報じた。 安倍首相は「70年前、日本は二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないと不戦の誓いをした。この先もずっと変わることはない」と強調した。

 さらに「アジアの人々に被害を与えた痛切な反省の中から、日本は世界の平和と発展に力を尽くさなければならないと思い続けて来た」と指摘。今後、積極的平和主義の下で地域や世界に貢献をしていきたいと訴えた。 フェニックステレビは香港を拠点とするテレビ局だが、トップは中国人民解放軍出身で、主に中国指導部や知識層を対象に番組を制作している。(共同)

261NAME:2015/06/21(日) 15:05:40
【世界の議論】
「美人女優の熱視線で精神的苦痛」…中国でトンデモ訴訟乱発 “ガス抜き”司法改革も裏目に
2015.6.21 09:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150621/prm1506210011-n1.html

中国の国民的女優のヴィッキー・チャオさん(39)が、上海在住の男性から「熱い視線によって精神的苦痛を受けた」として訴えられた。AP通信などが伝えた。「法治の推進」を掲げる習近平指導部は、国民が裁判を起こしやすくする司法改革を5月1日に実施。その結果、こうしたおかしな訴訟が乱発され、5月の訴訟件数が前年に比べ約3割も急増した。不公正で不公平な社会への不満が鬱積する国民のガス抜きを狙ったようだが、最高裁に当たる最高人民法院の幹部が「エネルギーの無駄遣いだ」と激怒する事態になっている。

テレビドラマ見て…

 チャオさんは5月からゴールデン・タイムで放映中の人気テレビドラマ「タイガー・マム」に出演。娘を厳しくしつける情緒不安定な母親を演じているが、ドラマを見ていた男性が、テレビからそそがれる視線で「精神的苦痛を受けた」と主張し、上海市浦東新区人民法院(地裁)に訴状を提出した。氏名などは不明で、裁判所の関係者はメディアに対し訴状を受理したかどうかの言明を避けた。

【中国トンデモ事件簿】
洪水現場で子供の救助そっちのけで記念撮影 ネット炎上で消防隊員らは…
2015.6.4 06:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150604/prm1506040007-n1.html

中国雲南省硯山県で5月下旬、降り続く大雨が引き起こした洪水に、子供1人が巻き込まれ、行方不明になる事故があった。通報で地元消防隊が駆けつけたが、子供の捜索が続く中、一部隊員の不謹慎な行動を目撃した住民がネット上に写真を公開。消防隊には非難が殺到した。

 中国共産党機関紙、人民日報のニュースサイト「人民網」をはじめ、複数の中国メディアの報道によれば、事の次第はこうだ。 5月21日午後1時45分ごろ、「洪水で子供1人が流された」との通報を受けた硯山県の消防大隊は、すぐに消防車1台と6人の隊員を派遣した。 現場は、降り続いた大雨で、道路も冠水した状態。行方不明になった子供は、誤って足を滑らせ、工事現場に設けられた排水溝に流されたのだった。

 だが、排水溝の入り口は小さく、捜索は難航。消防隊は応援を頼み、掘削機の到着を待ちながら、現場で対策を練ることにした。 ところが、その間の一部の消防隊員らのある振る舞いを住民が目撃。その様子をスマホで撮影したとみられる写真をネットにアップした。 「消防は現場で救助せず、自分撮りして遊んでいた」との説明とともにネットで拡散されたのは3枚の写真。うち2枚には、オレンジ色の服を着た男性2人が消防車の横で肩を組み、迷彩服姿の女性に写真を撮ってもらっているところと、3人が撮った写真を確認している場面がそれぞれ写っていた。

残る1枚は、近隣住民とみられる男性3人が、茶色く濁った川に肩までつかり、捜索を行う姿をとらえていた。 もっとも、これだけでは本当に洪水現場で撮影されたものだと断定することはできない。全く関係のない写真を組み合わせ、それらしく偽の説明文をつけた可能性もあるからだ。 だが、ネット上で騒ぎが大きくなると、硯山県の消防大隊を管轄する文山チワン族ミャオ族自治州の公安消防支隊が5月24日、硯山県の子供が流された現場に駆けつけた消防隊員らの写真であることを認め、経緯を説明した。

 それによると、2人の男性隊員は初めての出動だったため、物珍しく感じ、広報担当者に頼んで写真を撮ってもらったのだという。 折しも同じ5月24日には、南京市の高層マンション火災の現場で、救助した4、5歳の男児を抱えて、44階から1階まで階段を駆け下りた消防士の“武勇伝”が中国のニュースサイトで報じられていた。 それを意識したわけではないだろうが、消防隊への信用を損ねる問題行為に対し、当局は、当事者のうち2人の解雇を含む厳しい処分を下したのだった。

262NAME:2015/06/24(水) 21:47:04
サイバー攻撃「中国政府が支援」と非難 「米中戦略・経済対話」でルー米財務長官
2015.6.24 17:39更新
http://www.sankei.com/world/news/150624/wor1506240020-n1.html

【ワシントン=青木伸行】米中両政府は23日、ワシントンでの戦略・経済対話で経済、気候変動問題などを討議した。米側は中国によるサイバー攻撃に強い懸念を表明し、いっそうの人民元改革や消費主導型の経済成長などを求めた。 ルー米財務長官は、米民間企業から機密の技術や情報を窃取している中国からのサイバー攻撃は、「中国政府が支援している」と明言。「そうしたサイバー空間における国家の行為は受け入れがたい。安全で信頼できるサイバー空間こそが、自由で公正な商業活動に重要だ」と非難した。

 中国経済については「成長が鈍化しており、投資や輸出よりも消費主導に転換することが核心だ」と指摘。人民元の為替相場や金利に対する政府の介入を緩和し、「市場本意」のものとするよう促した。 これに対し、中国の楼継偉財政相はルー財務長官との討議後の記者会見で、世界経済の回復を後押しするために、米国がインフラ投資を拡大することが必要だと指摘。また、中国政府高官は「中国のインフラ関連企業などが米国に投資する際に、障害に直面する傾向がある」とし、「障壁の撤廃」を求めた。

 気候変動分野では地球温暖化対策での協力強化を確認し、二酸化炭素(CO2)の削減、太陽光発電などに関する6項目の新たな共同技術プロジェクトを推進することで合意。中国の解振華・国家発展改革委員会副主任は、月内に温室効果ガス削減目標と関連政策を発表する方針を示した。

263NAME:2015/06/24(水) 21:54:42
中国には住めない? 琵琶湖で水鳥「オオバン」爆増 国内で越冬の6割が集中、中国「移住組」で増加か
2015.6.24 18:15更新
http://www.sankei.com/west/news/150624/wst1506240060-n1.html

黒い羽の水鳥「オオバン」が琵琶湖周辺で急増していることが、滋賀県の一斉調査で分かった。今冬は、10年前の3倍近くに当たる約6万羽の生息を確認。日本で越冬したオオバンの6割が琵琶湖に集中していると推定され、増加分の多くは中国からの「移住組」とみられる。現状では、他の生物が食べないような外来植物を好んでエサにしているが、本来は雑食性のため、急激に増えたオオバンの食生活が湖の生態系に及ぼす影響は不明で、専門家らは事態の推移を見守っている。

絶滅危惧種

 オオバンはツルの仲間で、全長30〜40センチの真っ黒な体と白いくちばしが特徴。ユーラシア大陸の北部などに広く生息し、冬になると南下する。国内にも繁殖地や越冬地があり、各地で増加傾向にある一方、水辺の環境変化などから埼玉県では「絶滅危惧IA類」に、京都府では「準絶滅危惧種」、奈良県では「希少種」に指定されている。 滋賀県が今年1月、琵琶湖岸を中心に県内全域で実施した水鳥一斉調査では、過去最多となる6万271羽が確認された。9年前の平成18年(2万2393羽)と比べて2・7倍に増え、今年の調査で確認された全水鳥の生息数(16万9842羽)の3分の1以上を、オオバンが占めた。 琵琶湖では、大津市や草津市など南部を中心に各地の湖岸で、無数の黒い塊が水面に浮かぶ不気味な様子が越冬時期の日常的な光景になっている。

なぜ「琵琶湖」なのか

 全国的な生息数のデータはないが、琵琶湖に次ぐ全国2番目の面積を持つ霞ケ浦(茨城県)でも4千羽程度しか観測されておらず、オオバンの生態を研究する名城大農学部の橋本啓史助教(景観生態学)は国内での越冬数を10万羽以下とみる。国内の6割以上が琵琶湖に集結している状況だ。 橋本助教は「1990年代後半に中国南部で大規模な洪水が起きて以降、その地域で越冬していた集団がそこを離れて行き場を求め、エサの豊富な琵琶湖へ越冬場所を徐々に定着させていった」と推測する。

 そのエサについては、オオカナダモの茎やキショウブの新芽など他の鳥が食べない外来植物を主に食していることが、琵琶湖での観察で判明。日本野鳥の会滋賀保護研究部長の植田潤さんは「今のところ『外来植物の抑制』という面では有益かもしれないが、長期的には、数の増えたオオバンが湖の生態系に与える影響は分からない」と話す。県自然環境保全課も「動向を見守りたい」と静観している。

264NAME:2015/06/28(日) 23:51:14
テレビ爆発、火を噴くパソコン、扇風機・・・マンション50世帯で一斉、電力会社「夏になったので」=中国
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%86%e3%83%ac%e3%83%93%e7%88%86%e7%99%ba%e3%80%81%e7%81%ab%e3%82%92%e5%99%b4%e3%81%8f%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%80%81%e6%89%87%e9%a2%a8%e6%a9%9f%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%ef%bc%95%ef%bc%90%e4%b8%96%e5%b8%af%e3%81%a7%e4%b8%80%e6%96%89%e3%80%81%e9%9b%bb%e5%8a%9b%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%80%8c%e5%a4%8f%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%a7%e3%80%8d%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd/ar-AAcflwV#page=2

湖南省株洲市で26日、マンション50世帯でほぼ同時に、テレビが爆発たりパソコンや扇風機が火を噴く事故が発生した。家庭への送電電圧が基準を上回ったと見られている。株洲晩報などが報じた。 最高気温は摂氏35.6度。暑い日だった。マンション住人の文さんは午後3時半ごろ。スイカを食べながらテレビを見ていた。目の前で「バン!」という音がした。爆発したのはテレビだった。濃い煙を噴きだした。

 別の部屋に住む女性の陳さんは、孫娘と昼寝をしていた。暑い日なので扇風機を使っていた。その扇風機が突然、「パン!」という大きな音を出した。同時に黒煙を噴いた。陳さんは「爆発する!」と思い、孫娘を出してはだしのまま、部屋から逃げた。陳さん宅ではテレビとパソコンの電源も入れっぱなしだった。どちらも作動しなくなった。

 曾さんは、シャワーを浴びていた。使っていたのは電気式の湯沸かし器だ。シャワーから冷水が出はじめた。「おかしいな」と思ったが、シャワーを終える時だったので、それほど気にしなかった。客間に行った。妻はテレビを見ていたはずだった。曾さんが買ってきたばかりの品だ。 曾さんの妻が文句を言った。「あんた、なんてクズのテレビを買ったのよ! 使って何日もたたないのに、もう故障なんだから」。テレビは映らなくなっていた。別の部屋にいた息子が走って来た。「パソコンが切れて、映らなくなっちゃったよ!」――。

 マンション住民が調べたところ、少なくとも約50世帯で、パソコン、空調機、テレビなどが火を噴くなどで壊れたことが分かった。 通報を受けた株洲供電公司の運用検査部検査修理チームの易漢光チーム長によると、同マンションへの送電線や設備は旧式で、夏になり気温上昇のために電力負荷が大きくなると、問題が出やすい。さらに、電線のすぐ近くに木の枝が張り出していた。同日は風があったので、風に揺すられた木の枝が送電線に触れて動かし、電線2本がショートしたため、380ボルトの高圧電流が家庭向けの線に流れ込んだとみられるという。

 易チーム長は「お出かけの際には、電気器具の電源を出来たら切っておいてください」、「(電圧の変動により)空調機や冷蔵庫のコンプレッサーは火を噴く場合があります。テレビも画面が損傷する場合があります」、「各家庭は、自宅の電力消費量を考え合わせた上で、電圧安定機を使用するのがよいでしょう」と述べた。 株洲市のマンションで集団発生した家電機器のトラブルで、死傷者の発生は伝えられていない。

◆解説◆ 中国では、老朽した電力設備を使い続けている地方も多い。そのため、電力使用量が大きくなる夏などには、さまざまな事故がよく発生する。中国の電気関連の専門家はしばしば、外出時には電源を抜くことが好ましいと注意を喚起する。

 日本では、電力会社が供給する電力で、電圧や周波数などが極めて小さな誤差の範囲内に調整されている。世界的に見ても「もっとも品質の良い電力」を使える国と言ってよい。最近では白熱電球をLEDなどに取り換える動きが進んでいるが、白熱電球は電流を抵抗に通すことで電力を単純に熱に変換し、さらにその熱からエネルギーのごく一部を光として利用しているだけなので、せっかくの「超高品質」の電力を極めて“もったいない”使い方をしていると言える。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)

265NAME:2015/06/29(月) 21:48:57
中国色強まる「AIIB」、南シナ海問題で対立のフィリピンなど7カ国が署名せず
http://www.sankei.com/economy/news/150629/ecn1506290015-n1.html

【北京=河崎真澄】中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立協定への署名式が29日午前、創設メンバー57カ国の代表が出席し、北京市内の人民大会堂で行われた。 新たな国際金融機関はメンバー国が今後、それぞれ批准手続きを行い、年内に正式発足する。中国主導の国際金融機関は初めて。先進7カ国(G7)で参加を見送った日米と創設メンバーに加わった英国、ドイツなどと対応が分かれた。 AIIBの資本金は1千億ドル(約12兆3千億円)で中国が約30%を引き受けて最大出資国となり、運営上の「拒否権」を握る。本部は北京。中国財政次官やアジア開発銀行(ADB)副総裁を歴任した金立群AIIB設立準備事務局長が初代総裁に就く方向で、国際金融機関ながら中国色の極めて濃厚な組織となる。

中国の楼継偉財政相は署名式で、「中国がアジアと世界の経済発展に国際的な責任を引き受ける重要な取り組みだ」と強調した。 一方で、創設メンバーに名を連ねているフィリピンやマレーシア、タイなど7カ国が同日、署名しなかった。フィリピンは中国による南シナ海の岩礁埋め立てに反発して署名に難色を示していた。周辺国には中国の覇権行為への警戒が根強く、波乱要因となった。

習氏が提唱した「新シルクロード構想」のルート上に重なる広域アジアのインフラ建設需要は、2020年までに8兆ドル規模と試算されており、AIIBは建設案件への資金供給源として中心的役割を果たす。 インフラ建設をテコにする習氏の周辺外交は「中国版マーシャルプラン」と評される。米国が戦後、欧州復興を支援した結果、米国企業に欧州市場参入の機会が生まれ、一方で欧州へのドル流入が進み、ドルの基軸通貨化が定着した。中国もAIIBによるインフラ外交で人民元を国際通貨に育てる通貨戦略を取る。

266NAME:2015/06/29(月) 21:51:12
【エルマウサミットの舞台裏(上)】安倍首相「中国の援助はアフリカ腐敗の温床」 対中牽制、議論をリード
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%90%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%a6%e3%82%b5%e3%83%9f%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e8%88%9e%e5%8f%b0%e8%a3%8f%ef%bc%88%e4%b8%8a%ef%bc%89%e3%80%91%e5%ae%89%e5%80%8d%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%80%8c%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e6%8f%b4%e5%8a%a9%e3%81%af%e3%82%a2%e3%83%95%e3%83%aa%e3%82%ab%e8%85%90%e6%95%97%e3%81%ae%e6%b8%a9%e5%ba%8a%e3%80%8d-%e5%af%be%e4%b8%ad%e7%89%bd%e5%88%b6%e3%80%81%e8%ad%b0%e8%ab%96%e3%82%92%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%89/ar-AAcgSZV#page=2

7、8両日にドイツ南部のエルマウ城で開かれた主要国首脳会議(サミット、G7)に関し、討議の詳細なやり取りの全体像が28日、複数の政府関係者の証言で判明した。安倍晋三首相が中国の野放図なインフラ投資の実態を具体的に紹介し、他の首脳も同調した。安倍首相は中国との経済関係偏重を戒め、G7の議論をリードした。

 安倍首相が中国の問題を取り上げたのは、開幕直後に行われた「セッション1」の討議の中盤だった。 「アフリカにおける中国の援助は、アフリカの人々のために本当に役に立っているのだろうか」 各国首脳が自国の成長戦略を語り合う中、世界の経済成長を阻む要因として腐敗の問題が話題に上ると、安倍首相はすかさずこう指摘した。 さらに「中国はアフリカやアジアの腐敗の温床になっている。援助先の高官に賄賂が贈られている問題を皆さんもご存じでしょう。経済利益があっても、G7が片目をつむってはいけない」とたたみかけた。

 続いて議論は中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)へ進む。首相は「AIIBは腐敗防止のガバナンスが不十分だと思っているから、日本は入らなかった」と説明した後、事務方の準備していた書類にはない話を始めた。 「中国はフィリピンが『いらない』と言うのに金を貸し付け、南シナ海でトラブルが起きると『すぐに全額返せ』と言ってきた」 「ミャンマーで『難工事になるから無理だ』というのに、無理やりお金を貸し付けて山奥にダムを造らせて、結局途中で工事は中断してしまった」 その上でAIIBに関し「一件一件きちんと審査しないし、環境や人権に配慮しないのではないか」と問題提起した。

 AIIBにすでに参加表明した一部首脳は「わが国は日和見だった」と釈明。議長国ドイツのメルケル首相は「G7でAIIBに入っていないのは日本と米国とカナダ。自分たちは入ってしまった」とこぼした。 ただ、安倍首相はここで矛を収め、「AIIBに入った国も事情があったと思う。中と外という立場はあるが、お互いAIIBのガバナンスをきちんとさせよう」と提案する。これで欧州の首脳らも面目を保ち、「なるほど」と同意した。

 首相は周辺に「サミットは独特の雰囲気で、初めて出ると場にのまれてしまう」と語る。第1次政権時も含め4回目の出席となる今回、要所要所で議論の主導権を握ることができた。 対中姿勢で錯綜(さくそう)しがちなG7首脳を、牽制(けんせい)の方向でまとめ上げた安倍首相。ただ、討議の中で日本の最大関心事である中国をテーマにするまでには想定外の事態もあった.

267NAME:2015/07/02(木) 21:24:24
【石平のChina Watch】
「仏心の復活」はない? 金まみれ、権力のしもべ…救いのない中国仏教界
2015.7.2 13:15更新
http://www.sankei.com/column/news/150702/clm1507020010-n1.html

中国では今、仏教が隆盛の様相を呈している。中国仏教協会ホームページによると、2012年の段階で全国の仏教寺院の数は3万以上に上り、僧侶の人数は24万人に達している。「仏教徒」の数は1億人を超えているという。宗教消滅の「文革」から約半世紀、中国仏教はやっと復興してきたようだ。

 問題は、中国仏教の内実である。先月24日、北京青年報が掲載した記事がそれを如実に語っている。記事によると、同20日から北京で開かれた「中華禅文化サミット」では、参会者の誰もが1万9800元(約40万円)を払えば「慈善禅師」の称号を贈られ、9800元を追加すれば『中国当代仏門人物大辞典』に名前を載せてもらえるという。そして3万元の大金を出せば、サミットの理事会に名を連ねることもできる。「仏門の盛事」と称されるこのサミットは赤裸々な金銭取引の場となっているのである。

 こうした会合に限らず、金まみれは中国仏教界の「日常」になっている。 5月19日付の南方都市報記事によると、海南省の博鰲禅寺というお寺では、参拝客が禅堂に集められ、数分間の「禅話」を無理やりに聞かされた後に300元(約6千円)の「聴講料」が徴収されるほか、仏殿に一歩でも足を踏み入れると直ちに600元の「寄付」を強要されるという。どうしても「寄付」を払わない参拝者に対しては、お坊さんが、その親族にまで呪いの言葉を浴びせるらしい。

もちろん今の中国では、それは別に突出した例ではない。全国の仏教寺院の大半が、強引な手法による金集めを行っていることはよく知られている。 だからこそ、10年ごろから、全国で寺院の「下請け代理経営」が盛んとなっている。お寺の「おいしさ」に目をつけた商売人が寺院の経営を一手に請け負い、僧侶たちと連携して参拝客からできるだけ多くの金を強請(ゆす)ることに知恵を絞っているのである。

 僧侶たちはこうして「金の亡者」となる一方、共産党政権に対して「権力の僕(しもべ)」になりきっている。たとえば5月25日、中国仏教網が報じた「唐山市仏教界が18期四中全会精神を学ぶ勉強会を開催した」の中にある「18期四中全会」とは、中国共産党第18期中央委員会第4回全体会議のことである。

 要するに中国共産党が何らかの会議を開くと、お坊さんたちはその「精神」を学ぶための勉強会を立ち上げるのだ。仏教の僧侶が、ある特定の政党、しかも「無神論」を主張する政党の「会議精神」を熱心に学ぶとは、まさにお釈迦(しゃか)様誕生以来の天下の奇観であろう。 18期四中全会が開かれたのは14年10月のことだったから、先述の勉強会はむしろ遅い方だ。福建省では、この年の11月の段階で既に「福建省仏教界が18期四中全会精神を学ぶブームを起こした」と報じられている。

上海の仏教界も同年12月3日、「18期四中全会精神を学習する報告会」を盛大に開催した。地元の新聞によると、参加者の「高僧」たちは相次いで、「18期四中全会の精神の指導下で自らの政治的修養を高めよう」と誓い合ったという。 ここまで来たら、僧侶たちの政権への媚(こ)びはもはや笑い話の領域に入っている。とにかく、政治権力にうまく取り入って自らの地位を保証してもらいながら、次にはこの地位を利用して金もうけに狂奔する。これが今の中国のお坊さんたちの「渡世の道」となっている様子だ。 それでは、中国の仏教が形的に「復興」したとしても「仏心の復活」はあり得ない。それ自体が救いのない仏教に救いを求める中国民衆は、永遠に救われることはないのではないか。

【プロフィル】石平 せき・へい 1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。

268NAME:2015/07/05(日) 01:41:24
4兄妹が農薬自殺「15歳まで生きないと誓った」 中国
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%ef%bc%94%e5%85%84%e5%a6%b9%e3%81%8c%e8%be%b2%e8%96%ac%e8%87%aa%e6%ae%ba%e3%80%8c%ef%bc%91%ef%bc%95%e6%ad%b3%e3%81%be%e3%81%a7%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%a8%e8%aa%93%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%8d-%e4%b8%ad%e5%9b%bd/ar-AAcucW2#page=2

中国貴州省の貧困地域で兄妹4人が6月初め、農薬を飲んで自殺した。親が出稼ぎで家を離れ、孤独な暮らしを強いられていた「留守児童」だった。事件は社会に衝撃を与え、経済規模で世界2位の「大国」が抱える貧困問題を改めて浮かび上がらせた。兄妹が住んでいた村を訪ねた。 事件発生5日後の6月14日、現場となった中国内陸部、貴州省畢節市の茨竹村を目指した。市中心部から車で約3時間、起伏の激しい山道を進むと、トウモロコシ畑が広がった。その一角に、兄妹4人が住んでいた家があった。入り口には鍵がかけられ、警官らが見張っていた。

 同じ村に住んでいる張啓付さん(40)が、事件当時の様子を語ってくれた。6月9日午後11時ごろ、「どん」という音が聞こえ、イノシシが鳴いているような声も耳にした。驚いて屋外に出ると、数十メートル先の兄妹の家の前で少年が倒れているのが見えた。少年はけいれんしながら水分を吐き、今にも息絶えそうだった。黒いシャツとズボン姿。靴は履いていなかったという。 貴州省民政庁の報告によると、死亡したのは、14歳の長男と5〜10歳の妹3人。4人とも農薬を飲んで自殺したとみている。兄妹の父親(34)は出稼ぎで不在。母親(32)も2年前に家を出ていた。長男が豚の世話などをしながら、幼い妹たちの面倒を見ていたという。

近所の張宗義さん(63)は「家の中はぼろぼろで汚れていた。服や靴、いろんな物が散らかっていた」と言う。「子どもたちには両親の愛が足りなかった」と語った。 貴州省の2013年の1人当たり域内総生産は約2万3千元(約46万円)で、中国の省と直轄市のなかで最下位。上海の3割に満たない。報道によると、茨竹村は貴州省の中でも特に貧しい農村部にあり、約2500人の住民のうち半数ほどが出稼ぎで村を離れているという。

 長男と妹2人は5月8日から学校に行っていなかったと中国紙は伝える。役人や学校の先生が6月9日に家を訪ね、学校に来るよう促した。4人はその夜、農薬を飲んで亡くなったという。 警察当局は、少年が宿題をするノートに書いたという遺書の概要を中国メディアに公表した。 《みなさんの好意に感謝します。みなさんがよくしてくれたことはわかっています。でも僕は行かなければならない。僕は15歳まで生きないと誓っていた。死ぬことは長年の夢でした。今日、リセットします!》

269NAME:2015/07/05(日) 13:45:40
【米大統領選】
クリントン氏が中国批判 サイバー攻撃や南シナ海「同盟国の脅威」
2015.7.5 10:05更新
http://www.sankei.com/world/news/150705/wor1507050012-n1.html

来年の米大統領選の民主党最有力候補と目されるクリントン前国務長官は4日、東部ニューハンプシャー州で演説し、中国によるサイバー攻撃や南シナ海岩礁埋め立てを強く批判した。

 クリントン氏は中国がサイバー攻撃によって「商業上の秘密や大量の政府情報を盗んでいる」と指摘した。 また中国の平和的な発展を望んでいるとした上で「私たちは気をつけなければならない。中国軍は急速に膨張しており、造ろうとしている軍事施設は、フィリピンなど米国の同盟国の脅威となっている」などと話した。

 欧米など6カ国との核協議が大詰めを迎えているイランについては「強力で検証可能な合意」を望むとする一方、核協議の合意ができてもイランの「攻撃性」は変わらず、テロ支援国家であり続けるだろうとの認識を示した。(共同)

270NAME:2015/07/06(月) 15:54:49
【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
中国、東シナ海ガス田開発を急加速 机上の空論続ける政治家は猛省せよ
2015.7.6 11:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150706/prm1507060007-n1.html

東シナ海の日中中間線にぴったり沿って、中国がガス田を開発し、プラットホーム建設を急拡大している確かな情報が私の手元にある。 彼らが南シナ海で7つの岩礁を埋め立て、総計8平方キロの人工島を作った映像は世界に衝撃を与えたが、全く同じ時期にほぼ同様の急激な開発と構造物の建設が眼前の東シナ海で起きていたのである。

 平成10年11月時点で白樺(中国名・春暁)、樫(同・天外天)、平湖、八角亭の4カ所だった中国のガス田開発は昨年6月までの14年間で6カ所に増えた。 それがこの1年間で12カ所へと急増した。中間線に非常に近い場所に「黄岩14の1」のプラットホームが建設され、「平湖」東南方向に「黄岩1の1」、その真東のこれまた中間線近くに「黄岩2の2」、平湖南西に「紹興36の5」、八角亭北東に「団結亭」と「宝雲亭」のプラットホームがおのおの、堂々と建てられた。建設途中の別のものがあと4カ所もある。 完成したプラットホームは作業員の宿舎らしい3階建ての建物や、精製工場、ヘリポート、掘削装置を据えた立派なものだ。

(略)

劉延東副首相をはじめ中国側要人全員が新型大国関係の重要性を強調した。中国の核心的利益と中国式手法を受け入れよという意味であろう。対する米国はバイデン副大統領らが戦略を欠き、新型大国関係にも「ノー」と明言できなかった。

 押し込まれる米国と押す中国。日本にとって戦後最大の危機だ。自立国家として、日本の国益を自ら守らなければならない局面に、私たちは立っている。国会で集団的自衛権や憲法について机上の論を重ねて、いかにして中国の脅威から東シナ海ガス田を守れるのか。日本国民と日本、尖閣も同様だ。政治家は、猛省してほしい。

271NAME:2015/07/07(火) 00:54:00
なでしこジャパンは最後まで諦めなかった! 「尊敬に値する」=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/sports/%e3%81%aa%e3%81%a7%e3%81%97%e3%81%93%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%91%e3%83%b3%e3%81%af%e6%9c%80%e5%be%8c%e3%81%be%e3%81%a7%e8%ab%a6%e3%82%81%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%ef%bc%81-%e3%80%8c%e5%b0%8a%e6%95%ac%e3%81%ab%e5%80%a4%e3%81%99%e3%82%8b%e3%80%8d%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2/ar-AAcAGlO#page=2

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の決勝戦が日本時間6日に行われ、佐々木則夫監督率いるサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)は米国に2-5で敗れた。中国メディアの網易体育は6日、「なでしこジャパンは試合序盤で4失点という悪夢のような立ち上がりとなった」としつつも、それでも試合を投げ出さずに走り続けたなでしこは「尊敬に値する」と論じた。

 記事は、なでしこジャパンと米国代表はお互いの手の内を知り尽くしているため、決勝戦が始まるまでは「均衡した試合内容になるのではないかと予想していた」としながらも、なでしこジャパンは前半16分までに4点を奪われたと伝え、「悪夢のような立ち上がりとなってしまった」と伝えた。 だが、なでしこジャパンは4点差をつけられながらも「決して諦めなかった」とし、一時は2-4まで追い上げを見せたと指摘。最終的には負けてしまったなでしこだが、「彼女らの最後まで諦めない精神力は学ぶべきものであると同時に、尊敬すべきもの」と称えた。

 さらに、「決勝戦の試合内容は予想を大きく超えていた」と伝え、序盤に4点を奪われたなでしこにとって「相手は最強の米国代表ということもあって、もはや優勝の望みは奪われたも同然だった」と主張。ベンチに下がった選手のなかには涙を流す選手も見られたとしながらも、「ピッチ上の日本の選手は試合中、一度も諦めずにボールを追った」と報じた。

 さらに記事は、なでしこジャパンは近年、「世界の強豪チームへと成長した」と伝え、2011年のW杯ドイツ大会で優勝した際には「なでしこジャパンの実力を疑う声もあった」としながらも、ロンドン五輪で銀メダルを獲得し、さらに今大会でも1敗もせずに決勝戦に駒を進めたことでなでしこはその実力を証明したと指摘した。また、なでしこジャパンは決勝で米国に敗れてしまったものの、「大会を通じたパフォーマンスや日本の女子サッカーの発展ぶりは称賛に値する」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

272NAME:2015/07/07(火) 01:05:45
日本で患者は「お客様」・・・自国を嘆く中国人が病院に殺到=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E6%82%A3%E8%80%85%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%81%8A%E5%AE%A2%E6%A7%98%E3%80%8D%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E8%87%AA%E5%9B%BD%E3%82%92%E5%98%86%E3%81%8F%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%81%8C%E7%97%85%E9%99%A2%E3%81%AB%E6%AE%BA%E5%88%B0%EF%BC%9D%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/ar-AAciUlG#page=2

中国の大手ポータルサイト「捜狐」は28日「なぜ、日本の病院は中国人でいっぱいなのか」と題する文章を掲載した。 いわゆる「医療観光/メディカルツーリズム」で日本を訪れる中国人が増加していることを受け、その理由を分析した。理由としてまず「中国に近く文化面も似ている」、「ビザ発給など、医療観光客を誘致する政策が実効されたこと」などを挙げたが、さらに大きな理由としては日本における医療の充実を指摘した。 病院の待合室や病室、シャワールーム、手術室、リハビリ施設などの写真を多数掲載。いずれも開放的で明るい雰囲気だ。文章は「リラックスして医療を受けられる」と強調した。なお、使われた写真は日本国内の水準でも、施設が相当に整っている医療機関のものと考えてよい。

 文章はさらに、日本における医療サービスの質の高さを強調した。医療技術が世界一流であるだけでないと強調。日本には「お客様は神様です」という信念があり、患者も「お客様」とみなされるので、「病院は必ず、忠実にあなたの世話をする」と解説した。 文章は最後の部分で、「日本の医療観光が中国人の熱烈な支持を集める根本的な理由」として、中国国内の病院の「技術やサービスの総合的な水準が、国民が求める水準に達していないこと」と指摘。さらに「治療費は高騰しているのに病気は治らない。入院するのも(順番待ちなどで)難しい。医者には『付け届け』が必要」などと論じ、「やはり、われわれ自身に原因があったのだ」と指摘した。

**********

◆解説◆ 日本政府・観光庁は2010年11月、「医療観光プロモーション推進連絡会」の設置を決定。それ以前から、「訪日外国人旅行者3000万人の実現」を目指す取り組みの一環として、「インバウンド医療観光に関する研究会」を開催するなどしていたが「医療観光プロモーション推進連絡会」の設置で、民間や地方など、外国人患者等の誘致に意欲的に取り組む各主体のプロモーション支援、情報共有、実情把握に取り組むことになった。 日本政策投資銀行は2020年における日本の医療ツーリズムの潜在的市場規模を5507億円、経済波及効果を2823億円とする経済波及効果の試算を発表した。来日する医療ツーリスト数は42万5000人で、うち中国人は31万2000人との見方を示した。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)

273NAME:2015/07/07(火) 19:03:18
政府、中国のガス田開発に抗議 東シナ海に新拠点建設
2015.7.7 12:39更新
http://www.sankei.com/politics/news/150707/plt1507070011-n1.html

菅義偉(すが・よしひで)官房長官は6日の記者会見で、東シナ海のガス田開発をめぐり、中国が平成25年6月以降、日中中間線の中国側海域に、掘削のための新たな海洋プラットホームを建設していることを明らかにした。菅氏は「一方的な開発を進めていることに対し、中国側に繰り返し抗議すると同時に、作業の中止を求めている」と述べた。

 菅氏は「政府として(建設の)実態を把握している」と中国側を牽制(けんせい)する一方、「政府の活動状況や情報収集、外交交渉に支障を来す」として、日本政府が確認したプラットホームの数などについては言及を避けた。 中国側による新たなプラットホーム建設は、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が産経新聞6日付朝刊の「美しき勁き国へ」で指摘した。

 それによると、10年11月時点で4カ所だった中国のガス田開発は、昨年6月までに6カ所に増え、さらにこの1年間で12カ所に急増。中間線に非常に近い「黄岩14の1」のプラットホームなど6カ所が建設された。また、これとは別に4カ所が建設途中という。

274NAME:2015/07/07(火) 23:07:01
【日本千思万考】
「侵略」の汚名着せられるべきは中国 小中華主義の亡霊背負った韓国…自虐は止め、史実を堂々と“言挙げ”せよ
2015.7.7 15:00更新
http://www.sankei.com/west/news/150707/wst1507070006-n1.html

脚色されない歴史はない

 古今東西を問わず、「脚色されない正史はない」と言われるように、歴史に完璧性を求めることは不可能なことと思っていた方が良さそうです。わが国の歴史をひも解くにしても、「古事記」「日本書記」をはじめ、「平家物語」「源平盛衰記」、あるいはまた「太閤記」「徳川実紀」…と、時の体制側が表そうが、後世の史家や文筆家が幾多の資料に基づいて史実に迫ろうと努力しようが、興味本位の物語であっても、所詮正邪・善悪・真偽に編者の視座が見え隠れするのは、不可避の現象ではないでしょうか。

 幕末史においても、討幕派から見るか、佐幕の側に立つかで、観点はかなり入れ替わってしまいます。国内でさえもこんな具合ですから、外国が絡むと、それこそ180度の食い違い、すなわち正邪の逆転が起こり得るのは、自明の理と言うものでしょう。 ちなみに、米国の命名による「太平洋戦争史」の場合ですと、GHQが主導した「軍国日本悪玉論」と、アジアへの白人植民地侵略の排除と人種平等の実現を目指した自衛戦であったとするわが国命名の「大東亜戦争史」では、勝敗は別としても、戦争目的の是非論は反転します。 特に、ここ20年来、中国と韓国が米国議会や国連まで巻き込んで、わが国に仕掛けてきた歴史戦に関しては、余りにも一方的な「プロパガンダ」が過激すぎ、このまま見過ごすわけにはゆきません。中韓両国による恣意的な捏造史の罠にはめられないためには、できる限り彼我の史実を探りつつ、相手国に対するのみならず、広く世界の良識人派に向かって反論を展開すべきだと考えます。

現中国も韓国も「戦勝国」にあらず

 最初に指摘しておきたいのは、現在の中華人民共和国も大韓民国も、太平洋戦争の勝者(連合国メンバー)ではありませんでした。アメリカの支援の下、日本と戦って、ほんの短期間だけ勝ち馬に乗ったのは蒋介石の国民党であったし、大戦後のドサクサに乗じて国共内戦で勝ち残った毛沢東共産党国家が成立したのは1949年のことだったのです。 また、朝鮮半島に関しても、1910年に大韓帝国を日本が併合し国号を朝鮮国としたので、第二次大戦中は日本軍として連合国を相手に共闘したわけで、日本の敗戦で解放されても、南は米、北はソ連による分断統治を経て、大韓民国と朝鮮民主主義共和国がそれぞれ独立したのは1948年のことでした。

 また、国連加盟に関しても、日本は1956年に加盟が承認されたのに対し、中国は1971年、韓国は1991年になってやっと加盟がかなったのでした。 従って、これらの隣国が、日本人の自虐史観につけ込んで、あたかも戦勝国であるかのごとく振る舞い、国連においても、日本の風上に立ち、居丈高な態度を繰り返すのは、耐えがたい現実です。ここは、日本人の“言挙げしない”という美風は同じ日本人同士にしか通用しないと自覚して、両隣国や他国の史実には無知蒙昧なる国連や欧米メディアなどに対し、検証された史実に関しては胸を張って強弁すべきだと考える次第です。

自分たちの正当性主張する「易姓革命思想」資質

 中国の歴史観の独善性とそのなりふり構わぬ押し付けは、おそらく中国の「易姓革命思想」を継承してきた民族性にあるようです。歴代王朝が編纂する「正史」なる史書は、新王朝が「なぜ旧王朝にとってかわったのか」といった自らの正当性を書き記した“創作”であって、内政・外交上の必要性を反映した“捏造史”にすぎないのです。

275NAME:2015/07/07(火) 23:08:31
そもそも、大東亜戦争の発端となったのは、1937年勃発の日華事変(宣戦布告もなかった戦いなので、日本側からは「事変」と呼称しますが、中国側からは「抗日戦争」と呼んでいます)とされますが、それは当時の中国が国家の体をなさぬ内乱状態にあり、南京の汪兆銘派国民党が日本の支援を仰ぎ、重慶の蒋介石派国民党が米英の支援を求め、そして延安の毛沢東共産党がソ連の後押しを受けた三つ巴の内戦だったことに由来したわけです。 戦中は国民党が抗日の主役で、単に脇役にすぎなかった共産党は大戦後に天下を取るやいなや、「抗日戦争8年の勝者」を自称し、あたかも共産党が中国人民を指導し、勝利した解放戦争であったと“捏造史”を創作したのです。

なぜ日本だけが「侵略」の汚名を着せられたのか

 歴史を巨視的に見るならば、モンゴル民族の支配を受けた元も、満州族の支配となった清も中華思想の漢民族からすれば外来の救世主であり、日清戦争といえども日本の相手は北洋大臣李鴻章軍兵であったし、満州事変の相手は張学良軍閥であったわけで、その後の日華事変も主として蒋介石国民党でした。したがって、この時代を通じていずれも中華国民軍とはいえず、少なくとも近代国家間の「国対国の戦争」ではなかったのです。 このような内戦状態の続く分裂中国でしたから、英仏独やポルトガルなどの介入、占拠、植民地化が生じていたわけで、なぜ日本だけが侵略の汚名を着せられてしまったのかというと、それはたぶん、列国の内で唯一、わが国の村山元首相が“言わずもがな”の「侵略」を口にし、土下座外交をしでかしたことに由来するとしか、考えられません。

「真の侵略国」とは、目下南沙諸島でフィリピン領海を、西沙諸島でベトナム領海を侵犯している現中国のことであって、新疆ウイグルやチベット簒奪を含む陸の侵犯も含めて全て国際法違反であり、侵略の汚名を着せられるべきは中国自身ではないでしょうか。そうした自らの非は一切顧みず、もっぱら反日・排日の罠は宣伝・広報・デモ・教育・文化・軍事・外交活動とあらゆる局面を通じて止むところを知りません。南京事件のでっち上げなど、その最たる例で史実の裏付けなき虚妄です。

清国のエリートも日本で学んだ

 日本は、アジアで最初に開国・近代化の必要性に目覚め、西欧の政治・経済・金融・法学・科学・工学・技術・教育・軍事・国防を習得し、いち早く富国強兵を成し遂げました。その日本を手本とすべく、19世紀末から20世紀初期にかけて、日本へ渡った清国の若いエリート留学生は通算3万人にも及んだとされています。帰国者たちは弱体・腐敗体質を改革すべく1300年続いた科挙制度を廃止し、近代改革に着手し始めました。このことは、中国史の一大局面であるはずなのですが、今日の政治指導者も学識者の誰もが、口を閉ざして語ろうとはしません。 北京大学の設営も、日本人教官の派遣、多大なる貢献を抜きには語れないそうです。ある調査資料によると、現代中国語の約半分が、日本人が漢字・漢塾語に翻訳した西欧発の近代文明・文化・学術用語だそうですから、そのインパクトがいかに大きかったかが分かります。また、一説によると、日本が古代中国から習得した古文化より、近代日本から中国が学んだ新文化の方が、質量ともに遥かに大きく深いものがあったとされております。

276NAME:2015/07/07(火) 23:09:52
ちなみに「中華人民共和国」という7文字のうち、中華二文字のみが元来の漢語で、残りの2語5文字は日本語がそのまま中国語に転じたものだそうです。

日本の貢献や好影響は一切評価せず、一方的に戦争責任を追及する唯我独尊

 大戦後の毛沢東独裁支配は国内政治闘争に明け暮れ、近代化途上にあった中国を再び貧困国に貶めてしまいました。それを立て直すきっかけを与えたのが、鄧小平の「師法東洋」戦略で、そのモデル・支援者となったのは、再び隣国の日本でした。当時のわが国は、戦後復興から経済成長路線真っただ中で、お金も技術もある、最適のモデルだったのです。 日本のODA援助が中国のインフラ整備を進め、企業の進出が資金と技術をもたらし経済成長の起爆剤となりました。その後、日本の映画・テレビ・アニメなどが中国国民に近代的ライフスタイルを教えるなど、多方面において、影響を与えたことが、現中国の成果につながっているのも事実です。

 つまり、ここ100年間の中国近代化・現代化に深く関与してきたのは日本であったわけです。 にもかかわらず、日本の貢献や好影響を一切評価せず、一方的に太平洋戦争の戦敗国日本を断罪し続ける中国の唯我独尊をおめおめと受容するわけには参りません。

清の支配、ロシアの脅威にさらされていた朝鮮半島

 朝鮮半島に目を転じると、明治日本の安保にとっての朝鮮半島はロシアや清の優越的支配を許すことのできない生命線でした。日清戦争は、朝鮮を清の属領から引きはがし、その独立自主を確立させたものであり、日露戦争とは、満州を南下して朝鮮半島を脅かすロシアに挑んだ戦争でした。 骨肉相食む帝国主義の時代、特に西欧列強が東アジア進出を目論む危機にあって、幾多の経緯を経ての韓国併合は、日英同盟の承認と、米国のフィリピン領有と日本の韓国支配権を相互協定したもので、国際法通念からも、当時としては妥当な路線とされたものでした。併合によって韓国の近代化は急速に前進し、インフラ整備と経済発展、教育制度確立と知育レベルの向上、医療衛生の向上による生活レベルの改善などが達成されたのでした。

戦後の韓国独立後に関しても、1965年の日韓基本条約によって、日本統治時代の膨大な物的制度的人的インフラ放棄と無償資金と低利借款供与を合わせ、当時の韓国国家予算の2年分を上回るほど巨額の資金や工業技術指導協力を通じて、「韓江の奇跡」が可能となり、新興産業国家として急進を遂げ先進国の仲間入りができるようになったのです。 しかるに、小中華主義と事大主義の亡霊につきまとわれるこの国は、中国にならって、反日・排日の狼煙を上げ続け、慰安婦問題と言った捏造史を訴求し、歴史清算をわが国に突き付けているのです。

大人の外交通用しない偏屈国家にはきちんとモノを言うべし

 いずれにせよ、まともな近代史を持たないというか、持ちたくないというのか、中韓2カ国は、大人の外交が通用しない偏屈国家だと断じざるを得ません。これまで、彼らの虚妄の捏造史の片棒を担ぐとか見逃してきた自虐的日本人、愛国心欠如で史実に蒙昧な日本人に代わって、これからは、良識派日本人が世界へ向かって「堂々と史実を言挙げする」歴史戦に挑戦することが急務です。多くの皆々様のご理解を切望する次第です。(上田和男)

【プロフィル】上田和男(こうだ・かずお) 昭和14(1939)年、兵庫県淡路島生まれ。37年、慶応大経済学部卒業後、住友金属工業(鋼管部門)に入社。米シラキュース経営大学院(MBA)に留学後、45年に大手電子部品メーカー、TDKに転職。米国支社総支配人としてカセット世界一達成に貢献し、57年、同社の米ウォールストリート上場を支援した。その後、ジョンソン常務などを経て、平成8(1996)年カナダへわたり、住宅製造販売会社の社長を勤め、25年7月に引退、帰国。現在、コンサルティング会社、EKKの特別顧問。

277NAME:2015/07/08(水) 04:10:53
中国製品は「低級品」ばかり!・・・日本品質は作れそうで作れない=中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%81%AF%E3%80%8C%E4%BD%8E%E7%B4%9A%E5%93%81%E3%80%8D%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%82%8A%EF%BC%81%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%93%81%E8%B3%AA%E3%81%AF%E4%BD%9C%E3%82%8C%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A7%E4%BD%9C%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%9D%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/ar-BBkaEQd#page=2

中国メディアの広州生活網は19日、日本と中国の製造業には技術的に大きな「差」があると伝え、「日本の製品は高級品で、中国の製品は低級品ばかり」と指摘し、質がまったく異なると論じた。 記事は、「政策」や「時間的な蓄積」、「技術の蓄積」、「研究開発」など、極めて複雑な数多くの要素が日中の製造業の差をもたらしていると伝えたほか、高品質な製品を造るうえでは「最先端の機械だけでなく、熟練の職人が必要なケースも多い」と論じた。

 さらに、中国経済は規模のうえでは日本をすでに追い抜いたとしながらも、中国の製造業の質は高いとは言えず、今なお世界の工場から脱却できていないと指摘。さらに中国経済のこれまでの飛躍は「実のところ、人口の多さを背景としたもの」と主張し、改革開放前後の中国人は貧しく、生活環境を変えるために「安い賃金で必死で働いた」と紹介。だからこそ中国の製造業は価格競争力が高かったと伝え、ごく短期間で「メイド・イン・チャイナ」が世界を席巻できたのも人口の多さと、人びとの貧しさが背景にあったと論じた。

 続けて記事は、中国の製造業を取り巻く現状として、「これまでの中国製造業の競争力を支えてきた要素に変化が起きている」とし、中国ではすでに生産年齢人口が減少し始めていると伝えた。さらに、「労働市場が買い手市場から売り手市場に変化し、人件費が上昇している」と指摘し、農民工の子息たちは「自分の親の世代のような苦労はしたがらなくなった」と伝えた。

 さらに、日本と中国の製造業における「差」について「表面的にはさほど大きくないように見える」と伝え、日本のメーカーが造る製品は「何でも中国で生産できそうに思える」としながらも、実際には「日本の製品は高級品で、中国の製品は低級品ばかり」と指摘し、質がまったく異なると論じた。(編集担当:村山健二)(写真は広州生活網の19日付報道の画面キャプチャ)

278NAME:2015/07/08(水) 04:17:02
「抗日ドラマは大嫌いだ」と中国軍元兵士・・・日本軍と戦った証言者!=中国メディア
2015-04-08 16:59
http://news.searchina.net/id/1568800?page=1

浙江省の有力紙「今日早報」は7日、「抗日戦の老兵を取材。最も嫌いなのは抗日“神劇”」と題する記事を掲載した。抗日戦を戦った89-93歳の元兵士の証言として、当時の戦いがいかに苦しかったかを紹介し、彼らは安直に作られる「抗日ドラマ」に強い反感を持っていると伝えた。 取材を受けたのは、共産党系で旧満州などで日本軍や満洲軍と戦った東北抗日聯軍の元兵士の黄開仁さん(93歳)、国民党兵士として四川省方面で戦った川軍元兵士の盧彩文さん(90歳)、国民党が英軍支援にためにビルマに派遣した中国遠征軍元兵士の李文仲さん(90歳)、共産党軍である八路軍元兵士の張殿国さん(89歳)らだ。

 元兵士らは、日本軍を急襲して「鮮やかに勝利」したこともあったが、戦いは全体として極めて苦しかったと証言。まず中国軍の装備は日本軍よりも劣っていた。八路軍の装備はさらに劣っていた「多くの兵は銃も持っていなかった。日本軍から奪うしかなかった。奪った銃が使えないこともあった。弾丸が手に入らなかったからだ」という状況だったという。 食べ物にも困った。特に冬だ。東北抗日聯軍に参加した黄さんによると、ゆでても硬いトウモロコシや、雑穀を皮ごと食べたりした。木の枝の下で寝るしかなく、10人のうち8、9人が凍傷を患った。けがや病気で死んだ将兵の方が、戦死した者より多かったという。

 中国のテレビ局は、いわゆる「抗日ドラマ」を放送しつづけている。抗日ドラマには「国民に苦しい歴史を思い出させ、共産党を中心とする結束を固める」との目的が明確だった。 しかしテレビ局は次第に「広告収入獲得のため、視聴率重視」の傾向を強めた。「抗日ドラマ」でも、思想的背景や歴史的事実への忠実さよりも「視聴率が取れなければ、よい番組ではない」との考えが強まった。その結果、史実や現実性を無視しても「中国人が日本兵を痛快にやっつける」といった娯楽性本位のドラマが増えた。「愛国抗日」でありさえすれば、かなり荒唐無稽な内容でも当局が「待った」をかけにくいとの局側の“読み”もあったとされる。中国ではこの種のドラマがしばしば「抗日神劇」と呼ばれている。 記事によると、元兵士らは「最も嫌いなのは抗日“神劇”」と述べたという。

**********

◆解説◆
 上記記事には不自然な面もある。元兵士による「過酷な従軍生活」についての証言は発言者名を明記しているのに、「最も嫌いなのは抗日“神劇”」との発言には明確な主語がないことだ。 “神劇”批判は見出しにもあり、同論説の主要な主張と考えられる。「真実の戦争体験」を持つ元兵士が、安直に制作される「抗日神劇」を毛嫌いすることは不自然ではないが、上記論説は「結論ありきの取材記事」だった可能性がある。 ただしその場合、上記論説は「抗日神劇」に批判的である、当局上層部の意向を反映したものと、読み取ることができる。(編集担当:如月隼人)(写真は7日付「今日早報」の同論説掲載面から)

279NAME:2015/07/09(木) 00:26:23
中国をアテにするな! 国際問題になると・・・「邪魔するか、ケツまくるかだ」=オーストラリア高官
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%82%92%E3%82%A2%E3%83%86%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AA%EF%BC%81-%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%80%8C%E9%82%AA%E9%AD%94%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%81%E3%82%B1%E3%83%84%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%81%A0%E3%80%8D%EF%BC%9D%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%AB%98%E5%AE%98/ar-AAcxlwk#page=2

オーストラリア内閣のマイケル・サーレー事務長官が、1日までに「オーストラリアは米国を頼るべきだ。中国は国際的に解決すべき問題が出た場合、道に立ちはだかるか、逃げてしまうかだからだ」と述べたことで、オーストラリアで議論が起こった。中国メディアの環球網などが報じた。 サーレー長官は、「中国は国際的に指導的な役割りを果たしたいと望んでいるのでは? との質問があれば、答えはNoだ。中国に、厳粛な国際的指導者の役を果たす気持ちはない。能力もない」と述べた。

 サーレー長官は米中対話を見ても、中国は「経済、政治、安全問題で責任を取ろうとしない」と非難。自国民に対して「中国の実力が上昇していると過大評価している」と警告した。 同発言にはオーストラリア国内でも、ただちに「反論」が出た。ジュリー・ビショップ外相は「アジア諸国は(国際政治で)極めて重要なプレーヤーだ」と発言。アボット首相も「われわれは、中国が、自らの強大さに見合う役割りを果たすよう働きかけていこうと望んでいる」と述べた。

 アボット首相は続けて、中国が主導してアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立を進めてきたことについては「中国が国際秩序を土台に、達成できることの好例」と評価した。 ただしアボット首相は2014年11月にメルケル独首相と会談した際に、対中政策は「欲と恐怖」によって動かされていると発言したとされる。

 現在のオーストラリアは、自国の発展のためにはアジア諸国との連携が必要と認識している。そのためアボット首相は政権担当者として、国際社会における中国の現状や方向性には満足していないが、中国との不要な対立も避けたいと考えているとみられる。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:(C) Mykhaylo Palinchak /123RF.COM/豪アボット首相)

281NAME:2015/07/09(木) 02:01:58
【世界を読む】
中国スイカの「怪奇現象」 白い泡を吹く、患者を出す、爆発する…化学物質の多用が原因?
2015.7.8 11:00更新
http://www.sankei.com/west/news/150708/wst1507080004-n1.html

中国で、割る前に白い泡が吹き出るスイカの映像がインターネット上に流れ、衝撃を与えている。スイカをめぐっては、今年4月に17人が中毒症状を訴えたり、数年前には畑で栽培中のスイカが次々と爆発する怪現象が起きたり。いずれも農薬の誤った使い方に原因があるとの指摘があるという。食の安全を度外視するという中国の“体質”が改めて浮き彫りになっている。

白い泡がわき出る、食べると中毒を起こす

 動画投稿サイト「You Tube」の映像では、白い泡が出ているスイカが皿の上に載せられ、包丁のようなもので突くと、さらに白い泡がわき出ている。原因はよくわからないが、ネットユーザーによる「告発」とみられる。 ただ、スイカをめぐる「問題」はこの映像に始まったわけではない。今春には中毒事件が発生し、17人が被害に遭った。 チャイナ・デーリーや英紙デーリー・ミラー(いずれも電子版)などによると、山東省青島で今春、海南省の業者が生産・販売したスイカ「黒美人」を食べた17人が嘔吐(おうと)などを訴えた。当該のスイカを調べたところ、毒性の強い殺虫剤「アルジカルブ」の残留量が基準値を超えていたことが分かった。

アルジカルブは日本国内では農薬登録もされていない殺虫剤。基準値を上回る量が使用された食物などを食べると、嘔吐やめまい、倦怠(けんたい)感、腹痛などの症状が起こる。今回の被害者には妊婦がおり、中毒症状の結果、流産せざるを得なくなったという。 当然ながら、被害者を含め、消費者たちは怒った。当局側はその怒りの矛先が自らに向かわないようにさせるためなのか、生産・販売していた海南省の業者のスイカ4トンを押収。それを市民に投げさせ、廃棄させた。 いずれのやりようも、いかにも中国らしいが、実はスイカをめぐる「怪現象」はこれだけではなかった。

より多くのカネを得たいから…

 新華社通信やウォールストリート・ジャーナル(いずれも電子版)によると、江蘇省丹陽で2011年5月、畑に実ったスイカが次々と「爆発」した。 ある農家の従事者の証言によると、5月6日に成長促進調整剤のホルクロルフェニュロンをスイカに散布したところ、翌日、約180個が破裂したのだという。 ホルクロルフェニュロンは微量の散布で成長の効果があるとされ、中国では使用が認められているものの、国によっては使用が制限されている。

282NAME:2015/07/09(木) 02:04:00
このスイカ畑がある村では10の生産業者だけが使用していたといい、最終的には、収穫の3分の2以上に相当の46・7ヘクタールのスイカが爆発したのだという。 もちろん、爆発をめぐっては、豪雨が原因などとの報道もあるようだが、証言者の話からすると、成長調整剤の使い方を誤った可能性を否定できない。 ウォールストリート・ジャーナルによると、中国国営中央テレビ(CCTV)のリポートとしてホルクロルフェニュロン散布についてこう説明している。 「農家の人たちが生産高を2倍にし、より多くの金銭を得たいと望んでいた」

農薬の使用規制無視は当たり前

 中国では農産物から基準値を上回る残留農薬や重金属などが検出されるケースが相次いでいる。 例えば、2008年には有害物質メラミンが混入した粉ミルク事件が起き、30万人の乳児が中毒症状となり、乳児6人が死亡した。最近では、日本マクドナルドが昨年、調達先の上海の食肉加工会社が期限切れの肉を使っていたため、チキンマックナゲットなどを販売中止にしている。 いずれも背景にあるのは、ウォールストリート・ジャーナルの記事にある通り、「利益最優先」であり、そのための「食の安全度外視」という体質だ。しかも犠牲者が出る前に当局側が取り締まることは少ない。

今年6月、中国の犯罪集団が1970、80年代の冷凍肉を湖南省などの冷凍食品の卸売市場で売りさばいていた事件が発覚したが、ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、中国における「食の安全」の問題を取り上げて、こう指摘している。 「子羊にみせかけたネズミ肉から、腐ったミルク、爆発するスイカまで、中国人の消費者は食物スキャンダルで、その胃をかき回されている」 「食の安全」無視の被害者は消費者でしかない。

283NAME:2015/07/11(土) 20:16:51
中国 東シナ海のガス田に新施設 軍事拠点化の可能性 中谷防衛相が衆院特別委で言及
2015.7.11 10:09更新
http://www.sankei.com/politics/news/150711/plt1507110013-n1.html

中谷元(げん)防衛相は10日の衆院平和安全法制特別委員会で、中国が東シナ海に建設している新たな海洋プラットホームが軍事拠点化される可能性に言及し、日本の安全保障にとって新たな脅威になるとの認識を示した。東シナ海のガス田開発をめぐり、中国が平成25年6月以降、日中中間線の中国側海域でプラットホームの建設を拡大しており、中谷氏は「(中国が)安全保障の観点から利用する可能性は考えられる」と述べた。

 中谷氏は軍事転用されるケースとして「プラットホームにレーダーを配備する可能性がある」と指摘。その上で「東シナ海における中国の監視、警戒能力が向上し、自衛隊の活動がこれまでより把握される可能性があると考えている」と説明した。 安倍晋三首相は特別委で「一方的な開発を進めていることについて中国に強く抗議している」と強調。菅義偉(すが・よしひで)官房長官も記者会見で「中国側の動きを注視し、引き続き警戒監視をしっかり行っていきたい」と牽制(けんせい)した。

一方、防衛省は10日、平成27年版防衛白書の内容を差し替え、東シナ海のガス田開発をめぐる中国の動きを新たに盛り込む方針を固めた。急速に進む中国の海洋プラットホーム建設を指摘し、政府による厳重抗議や作業の中止要請などの動きを明記する。 防衛省はすでに約5千部の白書の印刷をほぼ済ませていたが、7日の自民党国防部会で「中国のガス田開発の記述がほとんどない」と指摘され、了承が見送られた。自民党関係者によると、防衛省が示した白書にはガス田開発について「施設建設や探査を行っている」という趣旨の記述があるだけだった。防衛省は来週中にも自民党の了承を求め、閣議への報告を目指す。

284NAME:2015/07/11(土) 22:32:41
中国、人権派弁護士を一斉拘束 60人前後 批判言論封じの見せしめか?
2015.7.11 18:35更新
http://www.sankei.com/world/news/150711/wor1507110030-n1.html

【北京=矢板明夫】中国の公安当局が9日から11日にかけて、北京、河北省、広東省など全国各地で、人権派弁護士やその関係者を30人以上拘束したことが分かった。弁護士仲間やその家族らが明らかにした。未確認情報を含めれば、今回の拘束者は60人前後に達する。中国では当局に批判的な人権派弁護士が逮捕されることはあるが、これだけ大規模な一斉拘束は珍しい。共産党中央で治安を担当する政法委員会に指示された可能性がある。

 関係者によると、北京の著名な女性人権派弁護士、王宇氏は9日未明、自宅から連行された。夫の人権活動家、包竜軍氏も同日、連絡が取れなくなり、拘束された可能性が高い。夫婦は陳情者などの弱者支援を中心に活動しており、治安当局から尾行や盗聴などの嫌がらせを受けていた。 10日午前11時ごろ、王氏が所属する北京の弁護士事務所が警察の強制捜査を受け、複数の関係者が連行された。ほぼ同じころ、天津や河北省で人権派弁護士が拘束された。広州で拘束された隋牧青氏は、警察から「騒ぎを起こそうとした」と容疑を告げられており、起訴される可能性もある。

拘束された弁護士のうち、11日夕までに釈放された人もいるが、ほとんどは消息が分からず、拘束の理由と居場所は家族にも伝えられていないという。 中国当局は最近、政府に批判的な言論への締め付けを強化し、多くの改革派知識人や人権活動家らが逮捕、起訴された。その後の裁判などで、弁護を引き受けた人権派弁護士氏らが司法当局と対決し、メディアやインターネットなどを通じて当局の横暴を批判する例が増えている。 今回拘束された弁護士の中には、その中心的な人物も複数含まれており、当局が批判封じのために見せしめで行った可能性もある。

285NAME:2015/07/11(土) 22:37:41
【動画あり】
壮絶! 中国・女子中学生の集団いじめ ひざまずかせビンタに蹴り… 世界中から非難の声
2015.7.11 22:21更新
http://www.sankei.com/world/news/150711/wor1507110039-n1.html

中国の女子中学生による壮絶な集団いじめが動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿され、世界中で非難の声が上がっている。 動画は約5分間。6月23日に投稿された。説明文によれば江西省の女子中学生らが映っているとみられる。 1人の女生徒が広場のような場所でひざまずかされ、謝罪をさせられている。その周りを7〜8人の女生徒が取り囲み、笑い声を上げながら往復ビンタをしたり、前や後ろから蹴り倒したりと次々に暴行が加えられる。

 女生徒はたたかれて泣いているのか顔を真っ赤にしてうずくまるが、いじめグループの女生徒たちは髪の毛をつかんで顔を上げさせ、さらに暴行を加える。物も投げつけているようにも見える。 動画を撮影しているのも女生徒をいじめているグループの一員とみられ、グループのメンバーは撮影されていることを気にする様子はない。 この動画には、中国語で「最近の女の子たちがすることはむごすぎる」「なんでこんなことをするんだ」など怒りのコメントが寄せられている。

286NAME:2015/07/12(日) 01:43:54
列車の中で日本人の悪口を言い続けたおじいちゃん、となりの大学生に「あんたどこの出身だい?」=返ってきた答えは…―中国ネット
配信日時:2015年6月27日(土) 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/a112568.html

2015年6月25日、中国のインターネット掲示板で、「日本人が中国人を嫌いな理由」をテーマにさまざまな意見が飛び交う中、あるネットユーザーは自分の子どものころの体験を記している。 小学生のころ、夏休みにおじいちゃんと一緒に列車に乗って故郷に帰った。その時、寝台車の半個室には僕らのほかにおばさんが1人と大学生が1人いた。夜になって、おじいちゃんとおばさんがおしゃべりを始めた。おじいちゃんは東北人で、子どものころの話になると必ず日本人をののしる。

「小日本鬼子ってやつは、本当に悪い。街にあった日本の警察署には夜になると誰も近寄らなかった。やつらは気に入らないとすぐにおれたちを捕まえて、イヌのえさにしちまうんだから。この恨みは忘れられないな…」。 2人は一晩中、日本人をののしり続けた。大学生は何も言わずに横になって本を読んでいた。僕はその本をじっと見て、おかしなことに気付いた。縦書きなのだ。

翌朝、列車が駅に到着すると、あの大学生はベッドに上り、私たちの荷物を降ろしてくれた。おじいちゃんはうれしくなって、「ありがとう、兄ちゃん。君はどこの出身だい?」と聞いた。彼は笑顔で「あ、日本人です」と言った。 中国人は思慮が足りないことが多く、状況をわきまえずに発言する。同じような事がきっと中国のあちこちで起きているだろう。こうしたことで気分を害する日本人もいるのではないだろうか。(翻訳・編集/北田)

287NAME:2015/07/12(日) 17:27:12
【中国トンデモ事件簿】
「1、2歳の手足切断し、物乞いとして利用」…社会主義国・中国で産業化する「物乞い管理」、闇組織の非道
2015.1.8 11:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150108/prm1501080002-n1.html

中国が掲げる社会主義に照らせば、いるはずのない物ごい。しかし中国の主要都市には、肢体に障害を抱えている物ごいの人たちの姿が目に付く。物ごいを管理、搾取している闇組織の存在も浮上し、「より多くの喜捨を集めるために幼児の手足を切り落とした」との証言も飛び出した。社会主義を標榜(ひょうぼう)する中国で、物ごいの存在はゆがんだ世相を反映しているようだ。(西見由章)

失踪から10年後、悲惨な姿に

 次々と暴露されるニセの物ごいよりもさらに深刻な問題が、物ごいの人たちを管理し、集めた喜捨を吸い上げている「丐幇(かいほう)」と呼ばれる闇組織の存在だ。2014年3月、香港フェニックステレビが広東省東莞市で暗躍する丐幇の実態を特集し、大きな反響を呼んだ。 “物ごい搾取組織”の存在が表面化するきっかけとなったのは、2010年9月の出来事。中国南西部の広西チワン族自治区から東莞に出稼ぎに来ていた女性が仕事を終えて繁華街をぶらついていたところ、突然、彼女の幼名を呼ぶ声が聞こえた。そばにいたのは、髪とひげが伸び放題で、両足の膝下と右手の肩から先がほぼすべて欠損し、座り込んでいた物ごい。なんと彼は10年前、二十歳そこそこで失踪したいとこの男性だった。

 出稼ぎのため東莞で親類と暮らしていた廬剣秋さんは2000年、恋人に会うため外出したまま10年間行方不明となっていた。家族や親類はすでに死んだと思い込んでいたという。 変わり果てたいとこをみてショックを受ける女性。「どうしてこんな姿に」。剣秋さんによると失踪当日、バスから降りて間もなく「だれかとぶつかって意識を失った」。目覚めると、すでに両足と右腕を失っており激痛が襲った。暗い部屋の中に1年ほど閉じ込められ、その後、街頭で物ごいを強要されるようになったのだという。

 剣秋さんが語った物ごいとしての日々は凄惨(せいさん)だ。鶏肉を食べることができる正月を除くと、食事はまんじゅうとマントーだけ。毎日“仕事”があり、ノルマが達成できなければボスの手下に殴られ、食事も与えられなかった。 剣秋さんが女性に窮状を訴えている最中、その近くでは中型バスから障害のある物ごいの人たちを次々と路上におろしていく男2人がいた。男らは剣秋さんと女性が話し込んでいるのに気づき、飛んできて剣秋さんを蹴りつけた。女性には「余計なことに首を突っ込むな。殺してやるから待ってろ」と捨てゼリフを残し、剣秋さんをバスに乗せて連れ去ったという。

「警察は信用していない」

 女性から連絡を受けて、広西にある剣秋さんの実家は大騒ぎになった。一家総出で東莞に向かい、10年ぶりに姿をみせた剣秋さんを探し回ったが、再び発見することはできなかった。

 剣秋さんの実兄は、番組の中でこう語っている。

288NAME:2015/07/12(日) 17:33:36
記者「なぜ警察に通報しなかったのか」 実兄「剣秋が失踪したばかりのころ、警察に通報したが、なんの反応もなかった。正直いって、私は警察をあまり信用していないんだ」 親類や友人たちが剣秋さんを探して街頭にいる物ごいを観察し続けた結果、その背後にいる管理組織の実態が浮かび上がってきた。 親類たちの証言によると、闇組織は毎日早朝、中型バスに物ごいの人たちを満載して、それぞれ道路上や市場などに配置。イベントや催しがあるときには大量の人員を投入し、深夜まで働かせるのだという。物ごいの近くには彼らを監視し、集金や食事の支給を担当する者たちがおり、一様に体格がよく、高級車に乗っていた。 物ごいの人たちを運ぶバスの窓には黒フィルムが貼られ、中の様子をうかがうことはできない。仕事を終えるとバスに乗せられ、建設現場近くの人気のない道路に停まって夜を越し、翌朝、再び仕事へと向かうのだった。

悲惨なほど稼ぎは多い

 番組では、物ごいを管理する闇組織の実態について証言する老人も登場した。王秀勇さんは両手に障害があり、かつて東莞の街頭で足をつかって絵を描く芸などを披露し、生計を立てていた。物ごいを管理する闇組織にも関わったことがあるという。 その証言は、全国の中国人を戦慄させた。 王さんによると、多くの組織は障害者や子供を物ごいに従事させており、ボスは地方の農民だという。数人の同郷人を手下として使い、1つの組織で十数人の物ごいを管理している。

 王さんが関係した組織は当初、彼らの故郷で生まれた障害者の子供を物ごいとして利用していた。売られてきた子供もいれば、だまされたり、拉致されたりした子供もいた。 「世界の工場」とも呼ばれ出稼ぎ者が多い東莞では、赤ん坊が捨てられるケースが後を絶たない。闇組織はこうした子供を集めては、生後3カ月ごろから毛布にくるんで路上に置き、物ごいとして利用していた。 「彼らは利益のために、1歳、2歳の子供の足を切り落とすんだ」(王さん)

 幼児の手足の切断された部分が腐敗して膿が流れ出し、外見が悲惨なほど、より多くの喜捨を集めることができたという。 こうした物ごいをさせられている子供たちが5、6歳になると、闇組織は彼らが逃げ出したり、金を隠したり、警察に通報することを恐れるようになる。体罰は日常茶飯事で、強力な睡眠薬を使って路上で眠らせ、“仕事”をさせることもあった。 「こうした子供たちは寿命が短く、衰弱すると、組織は緑地帯などに捨ててしまうんだ」と王さんは証言した。

289NAME:2015/07/12(日) 17:40:53
東莞市の人口は約830万人とされ、大阪府とほぼ同じ人口規模だが、同番組によると、約3千人の物ごいが存在するという。

搾取の長い歴史

 幼児の手足を切り落とし、物ごいとして利用する-。人間性のかけらもない行為に対して、中国のネットユーザーからは怒りの声が噴き出した。 「最も腹が立つのは、犯罪を知りながらそれを止めようとしない『公僕』どもだ。お前らは闇組織よりもっと悪質だ」。 「警察とやくざの結託は東莞に限ったことじゃない」 共産主義や社会主義を掲げる中国において、こうした「搾取の極み」ともいえる行為がはびこっているのはなぜか。

 実は中国において、物ごいを搾取する闇組織「丐幇」の歴史は長い。「中国乞食史」(曲彦斌著、九州出版社)によると、宋代以降の民間伝承や語り物を明代にまとめた「古今小説」の中に、丐幇をテーマにした小説が登場する。当時、闇組織のトップは世襲で、物ごいの上前をはねたり、高利貸をしたりして、かなり裕福な生活をしていたという。 また同書によると、物ごいを管理する組織のボスは黒社会の構成員や地域のごろつきが多かった。1930年代に上海の物ごいを調査した文献によれば、清代以降、物ごいの管理組織は県知事の「お墨付き」を得て絶大な権力を持っていた。

“新人”の物ごいは、その地域を管理するボスへの届け出が義務付けられ、稼ぎの一部などを納めなければならなかった。こうした闇組織の権威は、辛亥革命で清朝が倒れた後も続いていたとされる。 現代における丐幇の跋扈(ばっこ)は、中国社会におけるセーフティーネットの機能不全をも意味している。 中国のネットユーザーはこう書き込んだ。「(中国が掲げる)社会主義と現代の時代背景に照らせば、中国に物ごいがいるのはおかしいではないか」

290NAME:2015/07/18(土) 01:43:17
中国、抗日式典に50カ国招待 大半が態度保留
2015.7.16 10:09更新
http://www.sankei.com/world/news/150716/wor1507160009-n1.html

中国政府が、北京市で9月3日に開く抗日戦争勝利記念行事で、50カ国余りの首脳に出席を呼び掛けていることが16日分かった。大半の国が返答せず、態度を保留にしているという。北京の外交筋が明らかにした。

 今年を「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」と位置付ける習近平指導部は、中国が「戦勝国」として戦後の国際秩序づくりを担ってきたとの宣伝を展開。9月の記念行事に、より多くの国の指導者の参加を取り付け、国際的地位の向上を内外にアピールしたい考えだ。

 外交筋によると、中国は日本や韓国、北朝鮮、欧米諸国に加え、東南アジア各国の指導者を招待。中央アジアや中南米の各国にも参加を求めている。出席に前向きな返事をしているのはロシアなど。ほとんどの国が態度を明らかにしていないという。(共同)

291NAME:2015/07/21(火) 00:04:48
牛肉を包丁で切ったら、寄生虫がウジャウジャ…止まらない中国の食肉スキャンダル
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e7%89%9b%e8%82%89%e3%82%92%e5%8c%85%e4%b8%81%e3%81%a7%e5%88%87%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%89%e3%80%81%e5%af%84%e7%94%9f%e8%99%ab%e3%81%8c%e3%82%a6%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%82%a6%e3%82%b8%e3%83%a3%e2%80%a6%e6%ad%a2%e3%81%be%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e9%a3%9f%e8%82%89%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%ab/ar-AAddGtg#page=2

中国税関は6月、牛肉や鶏肉など冷凍肉の密輸業者を一斉摘発。押収量は10万t以上で、末端価格は日本円にして600億円以上になったという。しかし、もっとスゴいのは、冷凍肉の中になんと生産日時の表示が20〜40年前になっていたものがあったことだ。現地ニュースは数十年のときを経て甦った冷凍肉を“キョンシー肉”と呼び、新たな社会問題となっている。

 問題の冷凍肉はブラジルやインドなどから香港に持ち込まれ、再びベトナムに出荷。そこから陸路で中国に運ぶという、手の込んだ密輸方法が取られていた。今回のキョンシー肉騒動について、元食品商社勤務で、現在は上海市内で日本料理店を営む津森隆さん(仮名・45歳)は話す。「日本を含む先進国がかつて電子ゴミなど産廃を中国に輸出して処分していた時期があるでしょ。キョンシー肉も同じ構造です。各国で廃棄対象となりながら、コストの問題で放置されていた冷凍廃棄肉を中国の業者がタダ同然で引き取っているのです。さらに欧州などの一部の国では、災害や戦時を想定して食肉を備蓄しており、それらが裏ルートで業者にわたったとの情報もあります」

 一方、広州市郊外で飲食店を経営する松田尚さん(仮名・42歳)によると、キョンシー肉は中国国内でも生産されているようだ。「中国では牛肉や豚肉の価格が不安定で、価格が安いときに仕入れ、冷凍して値上がりするのを待つ精肉業者もいる。なので、食肉市場の相場が急に上がった時は、粗悪な肉が出回ることが多い。3〜5年間、冷凍庫に眠っていたような肉もザラ。最近では、明らかに冷凍焼けした古い肉を持って来て、『ドライエイジです』とのたまう業者もいる。中華料理では、肉に濃いめの味付けをすることが多いので、わかりにくいのです」

 さらに肉をめぐってはこんな騒動も。山東省済寧市で主婦が購入した牛肉の切り身が動き出し、「キョンシーも真っ青」と話題に。『斉魯網』(6月26日付)が報じた映像を見ると、肉塊の表面が、生きているかのようにピクピクと動いている。地元衛生当局の担当者は、「末梢神経が生きていることで起きるもので、新鮮な証拠」としているが、購入から丸一日経過しても動き続けており、主婦は「寄生虫しか考えられない」と発言。ネット上でも「どう考えても寄生虫」との意見が多勢を占めている。映像を見て、「悪夢が甦った」と語るのは、広東省仏山市で貿易業を営む林田岳男さん(仮名・50歳)だ。

「市場で買ってきた牛肉を包丁で切ったら、血管の断面から白い寄生虫がウジャウジャ出てきたことがあった。それ以来、私は牛肉が食べられなくなりました」 水を注入して嵩増しした「注水肉」や「病死肉」の流通など、中国では食肉をめぐる事件が相次ぐ。その背景について、中国人ジャーナリストの周来友氏はこう話す。「背景には食肉格差がある。都市部では飽食なのに、農村部ではいまだに年に数回しか肉を食べられない地域も少なくない。多少古くて危険でも、『安ければ買う』という人々は内陸部にまだまだいる。彼らがいなくならない限り、こうした偽装肉はなくならない」

292NAME:2015/07/24(金) 19:05:10
いよいよ中国バブル終焉か 中国の景況指数下落、5カ月連続で節目の50割れ 生産・受注縮小
2015.7.24 12:19更新
http://www.sankei.com/economy/news/150724/ecn1507240018-n1.html

英調査会社マークイットは24日、中国の景況感を示す7月の製造業購買担当者指数(PMI)の速報値を48・2と発表した。6月確定値の49・4から下落した。好不況の判断の節目となる50を5カ月連続で割り込み、製造業の不振が続いている。 PMIは、企業で原材料や部品を購買する担当者を対象に今後の生産計画などを調査している。50を上回ると生産や受注の拡大を、下回ると縮小を意味する。(共同)

293NAME:2015/07/26(日) 07:56:05
【中国ガス田開発】
暴走中国に日本が反撃開始 資源流失のみならず安保上の危機も
2015.7.24 07:30更新
http://www.sankei.com/politics/news/150724/plt1507240007-n1.html

中国の独善的な海洋開発に、日本がついに反撃に転じた。中国が東シナ海の日中中間線の自国側海域で、海洋プラットホームを急速に増設させている問題で、日本政府は22日、航空写真や地図などの公開に踏み切ったのだ。日中合意に反する資源強奪の疑惑があるうえ、軍事基地化も懸念される安全保障上の緊急事態といえる。日米連携による警戒強化や、資源開発が求められそうだ。(夕刊フジ)

 「指摘はまったく当たらない。建設的な問題解決を期待したい」 菅義偉官房長官は23日午前の記者会見で、中国外務省が、日本の写真公開を批判したことを受け、こう反論した。菅氏は前日の会見で、中国の南シナ海の岩礁を埋め立てに続く、東シナ海での権益強化を「極めて遺憾だ」と猛批判していた。

 中国が2013年6月以降に新設したプラットホームや土台は12基に上り、既設の4基を加えて16基。うち5基はこの1年間で増設されていた。 東シナ海のガス田は、地下で日中中間線の両側に広がっている可能性が高い。このため、日中両政府は08年6月、ガス田の共同開発で合意していたが、中国によるプラットホーム増設は合意違反といえる。これを放置すれば、日本の資源が奪われる恐れがある。

加えて、プラットホーム上に、レーダーや水中音波探知機(ソナー)、弾道ミサイル発射装置などが配備されれば、沖縄本島や南西諸島すべてが射程内に入る。ソ連が1962年、キューバにミサイルを持ち込もうとした「キューバ危機」に匹敵する、わが国の安全保障上の危機といえる。 安倍晋三首相は昨年11月、北京で行った習近平国家主席との日中首脳会談で、この問題を強く抗議した。だが、中国が共同開発の交渉に応じず、増設を加速化させる姿勢を続けたため、中国に自制を促すためにも情報公開に踏み切った。

 現在、国会で安全保障関連法案が審議されているなか、国民に日本を取りまく安全保障環境の大きな変化を理解してもらうとともに、浮世離れした安保議論を続ける一部野党を目覚めさせる意図もあったとみられる。 これに対し、中国外務省の陸慷報道官は22日、「日本のやり方はことさらに対立をつくる意図があり、両国の関係改善に何ら建設的な意義を持たない」と反発した。盗人猛々しいと言わざるを得ない。

ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は21日、ワシントンで講演し、中国の南シナ海などでの軍事的拡張路線に対し、「(米中間に)深刻な緊張を引き起こしている」と警告。米国務省のカービー報道官は22日、中国の東シナ海でのプラットホーム増設に「地域を不安定にする活動は停止すべきだ」と中国を批判し、「平和的かつ外交的に解決するべきだ」と語った。

 日本は今後、どうすべきか。 国際政治学者の藤井厳喜氏は「日本は戦略的に動くべきだ。安全保障だけでなく、ガス田開発にも米国を巻き込むことだ」といい、続けた。 「日米で東シナ海の警戒・監視活動を強化するのは当然だ。加えて、日本側海域のガス田鉱区を米国企業に開放してはどうか。米エクソンモービルなどは以前、関心を持っていたはず。米国と連携すれば中国は動きづらくなる。安全保障と経済が一体化した、集団的安全保障ともいえる」

294NAME:2015/07/28(火) 15:30:53
中国人の私がなぜ日本語通訳を志したのか
中国指導者の通訳が明かす日中国交正常化交渉「秘話」(上)
http://diamond.jp/articles/-/74992

周斌氏は1958年に北京大学を卒業後、中国外交部(外務省)に入り、以来長期にわたって、中国の指導者たちの日本語通訳を務めてきた。先ごろ『私は中国の指導者の通訳だった――中国外交 最後の証言』を上梓。出版を記念して行われた日中関係学会での講演は、日中外交史を知るうえで貴重なエピソードに満ちている。講演の要旨を上下2回に分けてお送りする。第1回のテーマは、日中戦争の傷冷めやらぬ時代に、周氏がなぜ日本語通訳になったか。(構成:週刊ダイヤモンド論説委員 原 英次郎)

母を戦争で亡くす

――周斌氏は1934年生まれ。31年には満州事変が起こり、37年には盧溝橋事件をきっかけに日中戦争が始まった。周氏の幼少時代は、日本の侵略が引き起こした戦争の時代だった。

 実は私は戦争孤児でございます。37年12月に日本軍による南京虐殺事件が起こりました。私の父は南京でトラックの運転手をしていました。母は農民です。母の話ですと爆撃によって南京で死んだと聞かされました。一家にとっては大変な悲しみでした。それから半年も経たないうちに日本軍が我が故郷、江蘇省南通県川港鎮――南京に近い町ですが――にやってきて占領しまた。さらに半年も経たないうちに、母が戦争の被害者となってこの世を去りました。

 まだ4歳にも満たない私と7歳にもならない姉が残されました。祖母と叔父の助けで何とか生き延びたのですが、私の記憶ではお腹いっぱい食べたことも、新しい服を着た覚えもありません。冬は寒さに震え、夏は満身創痍です。衛生状態悪かったから。 ところが幸いなことに、45年、日本軍が負けて無条件降した直後に父が戻って来た。昆明(雲南省の省都)まで逃げたそうです。8年ぶりにお父さんと再会することができました。父は再婚して新しいお母さんができました。幸いそのお母さんは「私を温かく向かえ、温かく私を育てくれました。新しい母は紡績工場の労働者の出身。当時の中国で、最も下の層です。父も母も字を読めませんでした。生活は苦しかった。

295NAME:2015/07/28(火) 15:32:44
日本語を学ぶつもりはなかった

――敗戦で日本が中国から引き揚げた後、毛沢東率いる中国共産党と蒋介石率いる国民党の間で内戦が激しくなった。49年10月、内戦に勝利した毛沢東は「中華人民共和国」の成立を宣言した。

 私が14歳になった頃、もう上の学校にはいけないと言われました。学費がないからです。そのころ私は桂林で中国共産党が率いる中国人民解放軍を迎えました。49年の11月23日でした。その翌年、私は中国共産主義青年団(共青団、中国共産党の青年組織)に入団しました。割りと早く政治的に目覚めたということでしょう。その後、私はずっと人民奨学金をもらい、政府のおかげで何とか中学校、高校を卒業し、中国の最高学府である北京大学に行くことができました。ですから、私のような貧しい家庭の出身の人は、心から中国共産党に感謝しているんですね。

 北京大学で日本語を選ぶことになるのですが、それにも紆余曲折がありました。北京大学に中国唯一の東方言語文学部という学部があり、私は54年にその学部に入学します。インド(ヒンディー)語、アラビア語、朝鮮語、ビルマ(ミャンマー)語、ベトナム語など、アジア諸国の言語と文学を学ぶ学部でした。私は最初インド語を選びました。私がインド語を選んだのは、当時、ネール首相が中国にきて盛大な歓迎を受け、両国の関係も良かったからです。日本語を学ぼうとは、毛頭考えていませんでした。

 インド語学科に入ることが決まりかけていたときに、北京大学の共産党学部総支部に呼ばれて「お前はインド語の勉強をやめて日本語をやれ」と言われたのです。その年の東方言語文学部の新入生は90名。そのうちアラビア語が30名、日本語と朝鮮語が20名、インド語とパキスタン語が10名という割り振りでした。 「理由を言ってください」と尋ねました。理由は簡単です。日本語は1クラス新入生が20名だが、共産党員が1人もいない。1クラスにどうしても共産党員が一人必要だ。それに共青団の支部長になれ、とも言われました。しかし私は絶対に日本語はやりたくないと抵抗しました。家族も親戚もすべて反対するに違いない。「私は日本に対して何の好感も持っていません。あるのは憎しみと恨みだけです」と、涙ながらに訴えました。

 党総支部の学部の共産党の指導者は「あなたの資料はすでに読んだ。あなたも日本の被害者の一人だが、被害者は君だけではないんだよ。当時、中国の人口は4億人だったけれども、4億人全員が被害者だ。ただ、犯罪者は日本の国民・人民ではない。戦争犯罪者はごく一握りの軍国主義者で、これはぜひ分けて考えるべきだ」と、言いました。 もう一つの理由は、入学した54年は朝鮮戦争(1950年〜53年)が終わったばかりだったので、中国はアメリカが日本を再武装して中国とソ連という共産主義陣営にまた戦争をしかけてくる可能性があると心配していたことです。そのため日本語のできる、日本の事情に詳しい幹部を養成しないといけないということでした。

296NAME:2015/07/28(火) 15:34:52
その指導者はさらに面白いことを言いました。「君は日本の被害者であり、日本語をやるには一番適任者だ。将来、誠心誠意、日本と戦うんだ」と。さらに当時は党の決定に従わないと、除名されるかもしれません。これは大変なことです。ということで、仕方なく日本語学科に入ったわけです。

私の日本観を変えた日本人の先生たち

――いやいや日本語学科に進むことになった周氏は、なかなか日本語の学習も進まなかった。そこに転機が訪れる。

 私の高校時代の成績は全部優でしたが、日本語教室では20名の中で真ん中くらいでした。共青団の仕事もうまくいかない。当時、学生党総支部の会合が年に4、5回開かれていましたが、その場はとにかく私の批判会でした。私は頭を下げて過ちを詫び、明日から学業に励むと約束しました  それからは日曜休日もなく日本語を勉強しました。先輩の話によると、一つの外国語を覚えるには、聞くこと、話すこと、書くこと、読むこと、さらに翻訳することを、全面的に発展させなければいけない。

 しかし一番難しいのは日本語をしゃべることでした。そこでまずそこから突破しようと、私は生活のすべてを日本語にしたんです。当時の学生生活は規律正しい。だいたい朝6時に起床して、6時30分にはラジオ体操をします。私は朝から、学生食堂での食事の時も、日本語以外の授業でも、側に日本人がいるようなつもりで日本語で説明しました。寝るときには天井に向かって、1日の生活を日本語で総括しました。2年生になったときに、1年生から4年生の全クラスで、日本語によるスピーチの試合をやりました。そのとき私がトップになり、先生も私自身もびっくり。これならいけると、とにかく私は日本語の学習に熱心に取り組みました。

 書くことも大事です。何も書く内容がないので、私は自分と家庭の歴史を夏休み1ヵ月間利用し、日本語で約3万字書きました。1年生が終わった頃です。新しい学期が始まって、私はそれが宿題でもないので提出するのを躊躇していたのですが、思い切って指導教官だった張京先先生に出した。すると張先生はものすごく丁寧に赤字で直してくれました。忘れられないのは、張先生から「君のように勉学に努め、進歩を求める学生には会ったことがない。一生懸命に協力するから頑張って続けてほしい」と、言われたことです。  それから岡崎謙吉、鈴木重歳、児玉綾子の3人の日本人の先生にも、一生感謝しなければなりません。3人の先生は戦後も日本に帰らずに中国にいて、北京大学で日本語を教えておられました。3人の先生は深い「情」を持って私たちを教え、育ててくれました。その後、私が日本に対して良い感情を持つようになったのは、その3人の先生のおかげです。こういう人たちが、我々が尊敬すべき日本人だ、昔の兵隊さんの悪事は水に流してしまいましょう、と。

297NAME:2015/07/28(火) 15:36:49
周演説を聞いて密かに決意

――中華人民共和国は、その誕生以来、毛沢東主席、周恩来総理のコンビによって指導されてきた。毛主席は1893年生まれ、周総理は1898年生まれ。そしてともに1976年この世を去った。死ぬまで中国の指導者だった。

 北京大学には、しばしば内外の有名な指導者が来校して講演します。他の大学にはあまりそういう機会はない。周総理も年に一回か二回来られる。1956年に周総理がビルマ(ミャンマー)のウ・ヌー首相を案内して北京大学を訪れた時のことです。ウ・ヌー首相は北京大学の400人くらい収容できる講堂で「ビルマと仏教」というテーマで、講演しました。  お二人は親友だと思いますが、ウ・ヌーさんが演説の最後に方で半ば冗談のように「我が親愛なる友人の周総理はどうも仏教を信じておらず、ヨーロッパから伝わったある「主義」を信じている。ただこれは周総理の責任ではなく責任は私にある。周総理がビルマに半年か1年くらいおられれば、私と同じように敬虔な仏教徒になるに違いありません」と、おっしゃったんです。主義とはマルクス主義のことを指しているので、聴衆は拍手していいのか悪いのか躊躇する。

 講演司会者である馬寅初学長が、周総理にあいさつを求めました。しかし周総理は頭を横に振って、来月もう一度来て国際情勢について講演すると約束しました。しかし、私たち学生は周総理の講演を聞くのが最大の希望だったので、教師の代表も含めて熱烈な拍手が起こりました。そこで周総理は仕方なく5分足らずのスピーチをしました。私はそれを一生忘れません。

「北京大の先生と学生諸君がご存知のように、我が国は文化・芸術をさらに発展させるために、この間、党中央は百花斉放、百家争鳴(共産党に対する批判も歓迎するという政治運動)の二つの百花の方針を打ち出した。今日、ウ・ヌー閣下にここで講演して頂くのも、百花斉放、百家争鳴の一つで、外国に対しても、この方針を貫こうとすることの表れである。世界の一部の国は中国には人権がない、発言の自由がないと批判するが、ウ・ヌー閣下に講演していただくことも、言論の自由、宗教の自由がないという論調が成り立たないことを示している。  また、閣下は私も仏教徒になってほしいとおっしゃったが、残念ながら私は30年ほど前に、真剣かつ丁寧に比較して、中国の問題を解決する最高の指導思想であるとして「主義」を選んだ。残念ながら私はこれからも仏教の信者にはなれないと申し上げます」

会場はものすごい拍手です。当時、周総理は57歳。あの風格、あの声、中国では最高の美男子の一人です。私は心密かに、日本語をやる以上は必ず周総理の側にいて日本語の通訳を担当すると夢を抱き、そのために命をかけても頑張ると決意しました。 私は58年に北京大学を卒業して外交部(日本の外務省)に配属されました。59年の秋には、日本から周総理の招きで、三つの代表団が中国に来ました。片山哲元首相、石橋湛山元首相、自民党の重鎮・松村謙三さんです。そのとき私は周総理のために通訳するチャンスを得ることができたのです。決意してから4年目のことでした。

(下に続く) ※(下)は7月29日公開。いよいよ1972年に行われた日中国交正常化交渉のエピソードが語られます。

298NAME:2015/07/30(木) 08:59:33
「オバマ政権、凋落」「中国経済はガタガタ」 中西輝政氏が講演、防衛セミナーで
2015.7.29 15:13更新
http://www.sankei.com/west/news/150729/wst1507290046-n1.html

京都大学名誉教授で「正論」メンバーの中西輝政氏が28日、「世界の動きと日本の進路」をテーマに、山口県下関市で開かれた防衛セミナー(県防衛協会下関支部など主催)で講演した。 中西氏は、任期が1年余りとなった米オバマ政権について、「凋落が見え始めた」と指摘。中国についても、「国内経済はガタガタだ。国内の危機が深まれば、もっと強く出てくるかもしれない」と危惧した。

 沖縄・尖閣諸島や、南シナ海で周辺諸国に圧力を強める中国に対抗するため、「日本でも米国でも、もはや単独で防衛はできない。日米が手を組んでいるというメッセージを、中国やロシア、北朝鮮に送らなければならない」と語り、参院で審議入りした安全保障関連法案の重要性を強調した。

299NAME:2015/08/05(水) 23:31:13
中国の王毅外相、南シナ海問題「騒ぎ立てるな」ARF閣僚会議前に会見
2015.8.4 08:19
http://www.sankei.com/world/news/150804/wor1508040010-n1.html

中国の王毅外相は3日、マレーシアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議を前にシンガポールで記者会見し、南シナ海の領有権をめぐる問題について「悪意をもって騒ぎ立てることは受け入れられない」と述べた。

 中国外務省によると、王氏は会見で「会議の雰囲気を壊す者は責任を負わなければならない」と述べ、フォーラムで南シナ海情勢を大きな争点にしないよう牽制した。 中国は南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で岩礁を埋め立てるなどして近隣国の反発を買っている。(共同)

300NAME:2015/08/07(金) 22:47:01
「自分の言動よく考えろ」 中国外相、沖ノ鳥島持ち出し日本に反論 南シナ海埋め立て問題
2015.8.7 12:13更新
http://www.sankei.com/world/news/150807/wor1508070024-n1.html

6日に行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議で、中国の王毅外相が、南シナ海での岩礁埋め立てに懸念を示した日本に対し、日本最南端の沖ノ鳥島の周囲に水没を防ぐために防護壁を設置したことを持ち出して反論したことが分かった。中国外務省が7日までに発表した。

 岸田文雄外相も出席した会議で王氏は、日本が沖ノ鳥島で「鉄筋コンクリートを使って人工島をつくり、排他的経済水域(EEZ)を主張している」と指摘。その上で「他人のことを言う前に、自分の言動をよく考えるべきだ」と批判した。

 沖ノ鳥島は、東京都心部から約1700キロ離れた太平洋上の無人島。地球温暖化による海面上昇などで水没する恐れがあり、周囲に保護壁が設けられている。(共同)

301NAME:2015/08/10(月) 22:59:57
【環球異見】
2022年の北京冬季五輪 「数千トンの人工雪…これ以上の茶番があるか」と英紙酷評
2015.8.10 14:30更新
http://www.sankei.com/world/news/150810/wor1508100015-n1.html

2022年冬季五輪の開催都市が北京に決まった。中国紙は「3億人を動員する」と主張するなど、五輪開催による国威発揚を強調する。しかし、12年にロンドン五輪が開かれた英国の新聞は、人権状況に問題がある国の首都が開催都市となるのは「五輪の価値を崩す」と苦言を呈したほか、米国紙は、五輪の開催費用が膨らみ続けているせいで、実際に招致できる都市が限定されつつあると警鐘を鳴らした。

 □オブザーバー(英国)

またも崩れる五輪精神

 英紙ガーディアンの兄弟紙で、日曜日に発行されるオブザーバー紙は2日付で「2022年冬季五輪に北京が選ばれたことは、またしても五輪の価値を崩す前例をつくった」と主張し、人権状況に問題がある国がホスト国となる選考方法に疑問を呈する社説を掲載した。 同紙はまず、北京が初めて夏季と冬季の五輪を両方開催する都市となったことに関し、大会は数千トンもの人工雪を作る機械に頼ることになると指摘。「これ以上の茶番がどこにあるのか」と厳しく批判し、国際サッカー連盟(FIFA)が22年W杯の開催国に、屋外競技場にエアコンを設置すると約束した灼熱(しゃくねつ)のカタールを選んだのと同じだと断じた。

 また、国際オリンピック委員会(IOC)が今回、中国とカザフスタンという人権状況に問題がある2カ国の都市から選ぶことを迫られたことについて、「五輪の未来に深刻な影を投げかけた」と指摘。ほかに立候補したクラコフやストックホルムなどの都市は、膨大な開催費負担や市民からの支持不足などを理由に次々と辞退を表明しており、「民主国家が五輪を招致するのは、かつてないほど困難になっている」と強調した。

その上で、12年のロンドン五輪は支出に見合う価値を提供したが、04年のアテネ五輪では、大半の施設がその後は使われずに荒廃している実情を紹介。五輪は「非常に高価で華麗な祭典となる一方、五輪精神を根付かせることにはしばしば失敗している」と警鐘を鳴らした。

 同紙はさらに、510億ドル(約6兆3640億円)を投じた14年のロシア・ソチ五輪にも触れ、「五輪の憂鬱な未来の代表かもしれない」と指摘。既存の施設を使い、比較的低予算で行われた1984年のロサンゼルス五輪が史上初めて黒字となった例を紹介し、「IOCは至急、開催地の選考で五輪精神の価値を再生させる必要がある」と締めくくった。(ロンドン 内藤泰朗)

 □人民日報(中国)

新たな伝説を記そう

 2022年冬季五輪の開催都市に北京が選ばれ、中国共産党機関紙、人民日報は決定翌日の1日付で「新たな約束、新たな出発」と題する評論記事を掲載。08年北京五輪、14年南京ユース五輪、そして22年へ続く歩みを根拠に、「新世紀以降、中国と五輪は共に歩みを進め、異なる文明の交流と融合を促してきた」と説いた。 中国側では9割を超える市民の支持が強調され、同紙傘下の国際情報紙、環球時報は7月31日付の社説で「中国の人々は発展と外界とのさらなる接触を切望している」と指摘。人民日報の評論は「冬季五輪は雪上・氷上スポーツに3億人を動員することになる」と五輪効果を喧伝(けんでん)している。

302NAME:2015/08/10(月) 23:01:07
国際オリンピック委員会(IOC)は現在、コスト削減を目指して策定した中長期改革案「五輪アジェンダ2020」の重視を掲げている。評論は「選手中心、持続可能な発展、節約開催という北京が五輪招致に提示した3大理念は、IOCの五輪アジェンダ2020にも合致するもので、広く賛同を得た」と主張している。 しかし、IOCのバッハ会長はIOC総会が開かれたクアラルンプールで、アルマトイ(カザフスタン)の計画を「持続性について五輪アジェンダ2020に適合していた」と評価。北京については、冬季スポーツに携わることになる「3億人」の多くを「青少年」と見なし、アジェンダへの適合性よりもむしろユース世代の教育を長所に挙げた。圧倒的勝利が予想されながら4票差の辛勝に終わった背景には、北京の“口約束”に対する疑念がうかがえる。

 評論は「異なる信仰、異なる肌色、異なる民族が一堂に会し、五輪がもたらす情熱や喜びを分かち合い、今この瞬間から共に新たな五輪の伝説を記していこう」と訴えている。しかし、08年五輪当時、中国政府が約束した人権状況や大気汚染の改善は一つとして達成されていない。「新たな約束」とは何なのか-。その具体的な姿は見えてこない。(北京 川越一)

 □USA TODAY(米国)

招致できるのは北京だけ

 米紙USA TODAY(電子版)は7月31日、五輪開催でかかる膨大な費用や地元住民への負担、国際オリンピック委員会(IOC)が候補地に突き付ける理不尽な要求などを考えた場合、「五輪を招致したいと考えるのは北京だけだ」と痛烈に皮肉る記事を掲載した。 記事は、北京は2008年の夏季五輪で、過去のどの大会よりも多額の400億ドル(約5兆円)が投じられ、インフラ整備のため推定150万人を移住させたことなどに言及し、「喜んで法外な金を支払い、住民を気にも留めない町が招致都市になるのはIOCにとっても問題だ」と指摘する。

 記事はまた、途中まで招致を目指したノルウェーの首都オスロはIOCから(1)王宮か地元五輪組織委員会が費用負担するカクテルパーティーを催す(2)道路にIOCメンバー用の特別レーンを設ける(3)五輪組織委員長とホテル支配人の「歓迎の言葉」をIOCメンバーの部屋に季節の果物とともに置く-といった要求を突き付けられたことを紹介し、こうした「バカげた」要求が見直されなければ、「夏季でも冬季でも五輪を2年ごとに開催できるのは北京だけになる」と批判している。 五輪をめぐっては、米東部ボストンが「地元住民から十分な理解が得られなかった」として24年夏季招致からの撤退を表明した。記事は、米国では西海岸のロサンゼルスだけが必要なインフラを有し、招致を希望する町だとした上で、「(米国は)広大な国だというのに、(開催できそうなのは)一都市だけしかない」と問題提起している。 カナダ最大のオンラインメディア、トロント・スターも1日、東部トロントが同年夏季五輪招致を目指していることに関し、市民の盛り上がりぶりを伝える一方で、「(予想される)コストが増大するリスクは小さくない」と警告している。(ニューヨーク 黒沢潤)

303NAME:2015/08/29(土) 15:23:51
中国軍サイバー攻撃力重視 ウイルス注入や情報かく乱 先行の米軍追う 訓練文書で判明
2015.8.29 11:37更新
http://www.sankei.com/world/news/150829/wor1508290015-n1.html

中国人民解放軍がサイバー戦の訓練に当たり、敵の情報システムへのウイルス注入、情報撹乱(かくらん)、安全システムの弱点発見などを重視していることが、中国軍の専門家がまとめた文書で29日までに分かった。 中国は、米国などで発生しているサイバー攻撃に関連し、「中国もハッカーの被害者だ」として当局の関与を否定しているが、軍事力の一環としてサイバー攻撃を認めていることを裏付ける文書は珍しい。

 文書は2010年にサイバー司令部を発足させた米軍の動向を詳述。米国に対抗し、追い付こうとする姿勢が強くうかがえる。 14年10月発行のインターネット技術訓練に関する文書で、サイバー攻撃訓練についても解説。主要な訓練として(1)巡航ミサイルやステルス戦闘機の情報システムの制御系統などを破壊するためのウイルス注入(2)敵の指揮系統を妨害するためのデータ書き換えによる情報撹乱(3)敵の安全システムの弱点探し-などを挙げている。(共同)


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