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中 国 2

239NAME:2015/05/07(木) 20:56:24
【メガプレミアム】
「中国人は日本を知りたがっている」…中国で10万部売り上げる月刊誌『知日』を創刊した在日中国人教授が指摘する「中国人の心理」
2015.5.7 11:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150507/prm1505070012-n1.html

中国で、毎号5〜10万部を売り上げる「知日」という月刊誌がある。近年は尖閣沖漁船衝突事件(2010年)や香港の活動家による尖閣上陸事件(12年)もあり、日中関係は円満とは言い難いが、まさにその漁船衝突事件を受けてこの雑誌は創刊された。同誌の日本版ダイジェスト『知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!』(潮出版社)が今年1月、刊行されたのを機に、同誌主筆の毛丹青(マオ・タンチン)神戸国際大教授らに話を聞いた。(溝上健良)

反日感情のピークに発刊

 中国・北京で「知日」が創刊されたのは11年1月のこと。この4カ月ほど前の10年9月、尖閣沖漁船衝突事件が起きた。発刊のいきさつを毛教授は今回の著書でこう記している。《私は、最大の好機が到来したと感じました。反日感情が最高潮に達した時こそ、それとは逆の反応を示す人たちが必ず出てくることを、知っていたからです》。ちなみに毛教授は北京大を卒業後、留学のために25歳で来日し、すでに滞日27年。日本で過ごした月日のほうが長く、『にっぽん虫の眼紀行』(文春文庫)などの著書もあり、日本の週刊誌などにみられる“逆張り”(主流と反対の行動をする)の発想も身に付けていたようだ。この賭けは、当たった。創刊号は3万5千部を用意し、2カ月で完売したのだった。 同誌は毎号ごとに特集するテーマを選んでいるが、創刊号のテーマは「奈良美智(よしとも)」という思い切ったものだった。中国で同誌編集長を務める蘇静(ス・ジン)さんが画家・彫刻家の奈良美智の絵を好きだったこともあったが、蘇さんには《このテーマには新鮮さがある。『知日』の創刊号で、「武士道」とか「禅」とかいえば普通だけど、「奈良美智」にはびっくりしますよ》《(奈良美智の)内面世界を静かに追求している姿が『知日』読者の志向に合うと思えた》との狙いがあったという。

創刊当初は季刊誌で、第2号以降は「制服」「美術館」「本の国」…を特集テーマにしていった。日本では当たり前に存在するものが、中国側からはどう見えるのか興味深い。蘇さんは美術館について、同誌の編集長序文で《日本のミュージアムは政府、企業、民間団体と、運営主体が非常に多様だ》《日本では企業が、政府あるいは社会に近い機能を果たしており、市民の審美眼を養う役目を果たす》《もしかしたら我々もいつか、ハイアール美術館、ファーウェイ美術館などに出会えるかもしれない》と記す。「本の国」特集では、日本の出版社の多くが自社ビルを持っていることに対して《せいぜい十数年の歴史の中国の民間出版業とは厚みが違うのだ》と驚きが示される。

 第4号以降、しばらくの休刊をへて、12年8月発売の第5号からは月刊誌となる。その再出発を記念した「猫」特集号は12万部を記録する人気だった。日本各地のさまざまな猫をふんだんな写真と文章で紹介。《日本の猫って中国人のセンスにあう》という中国読者の声も。さらに特集テーマは「鉄道」「明治維新」「妖怪」…と続いていく。 この間、野田政権による尖閣諸島の国有化や中国での激しい反日デモもあったが、「知日」は5〜10万部の堅調な売り上げが続く。毛教授は「あれだけ反日があっても、『知日』がコアな読者を獲得できたことを理解してほしい」と話す。


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