したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

アジア

1NAME:2012/10/09(火) 02:32:30
アジア

114NAME:2014/05/27(火) 19:14:23
「ベトナムの漁船から衝突」と新華社 「中国に責任なし」と主張
2014.5.27 14:25 [中国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140527/chn14052714250004-n1.htm

 中国国営通信の新華社は27日、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島近海で26日発生した中国とベトナムの漁船同士の衝突について「ベトナムの船が中国の船を妨害してぶつかってきた」と伝えた。 中国側には責任がないとの立場を強調している。中国の漁船は、ベトナムに近い海南省東方市の船だったという。(共同)

115NAME:2014/05/28(水) 01:01:27
駐越日本大使、中国を「利己的でゆがんだプロパガンダを持つ」と批判 国防省関連式典
2014.5.27 18:20 [日中関係]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140527/plc14052718200014-n1.htm

 深田博史駐ベトナム大使は27日、ハノイで開かれたベトナム国防省関連の式典で「一方的に現状を変更しようとする試み」が起きていると強調、南シナ海などで活動を活発化させる中国を間接的に批判した。 深田氏は、国防省の国連平和維持活動(PKO)担当部局設立式典でのあいさつの冒頭、「不幸なことに、利己的でゆがんだプロパガンダを持ち、武力の行使や威嚇で一方的に現状を変更しようとする試みにわれわれは直面している」と強い調子で訴えた。

 その上で地域や国際社会が一致して「不可欠な基本的原則」である「法の支配」を支持していかなくてはならないと主張した。中国を名指しはしなかった。 式典にはベトナムのブー・ドク・ダム副首相やフン・クアン・タイン国防相、各国の駐在武官らが出席。国防省当局者によると、中国も招待したが出席はなかったという。

116NAME:2014/05/28(水) 19:27:08
自業自得、ベトナム反中デモで6万人失業―中国メディア
2014年5月28日 16:21 (Record China)
http://topics.jp.msn.com/wadai/recordchina/article.aspx?articleid=4537836

2014年5月28日、中国の軍事ニュースサイト・戦略網は、「自業自得、ベトナム反中デモで6万人失業」と題した記事を掲載した。 ベトナムメディアによると、外国系企業に対する暴力事件で大きな被害が出た南部ビンズオン省では、労働者6万人が失業した。 同省社会保険局によると、程度は異なるものの100社余りの外国系企業が被害に遭い、工場全焼が12社、半焼も6社に上った。同局によると、工場の閉鎖が相次いだため、約4万人が失業手当を申請し、2万人は一時的給付金を受け取ったという。

被害は中国本土企業のほか、台湾や韓国、日本企業にも及んでいる。香港商社・利豊は南部地区の工場生産を一時中断した。同社から商品を仕入れている米大手スーパーのウォルマートやターゲットでは、供給遅延が懸念されている。 「外国企業を狙った暴力事件としては、この20年間で最悪。ベトナムの国際イメージはがた落ちだ」。そう話す海外投資家は少なくない。米シンクタンク・ヘリテージ財団の研究員は「暴力活動により、投資先としてのベトナムの魅力は大幅に減少した」と指摘している。(翻訳・編集/NY)

117NAME:2014/05/31(土) 21:44:10
安倍首相講演を大きく報道 ベトナム、対日連携に期待
2014.5.31 15:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140531/plc14053115520017-n1.htm

安倍晋三首相が5月30日にシンガポールでのアジア安全保障会議で行った講演について、31日付のベトナム国営各紙は「日本がベトナム支持」などと大きく報じた。

 南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島付近での中国による石油掘削作業を発端に中国船とベトナム船の衝突が相次ぐなど緊張が高まっている。ベトナムは、中国を強く批判している日本との連携を強めたい考えだ。有力紙トイチェは1面に安倍首相の講演写真を掲載。「日本が海洋安全保障の確保で東南アジア諸国連合(ASEAN)を支援」との見出しで伝えた。 ティエンフォン紙は「日本が(南シナ海で中国と領有権を争う)ベトナム、フィリピンを強く支持」との見出しを掲げた。(共同)

118NAME:2014/06/02(月) 02:05:39
アジア注視、日本の「有言実行」
「有言実行」カギ、日本に期待と不安 アジア安保会議
2014.6.1 19:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140601/asi14060119050006-n1.htm

【シンガポール=吉村英輝】アジア安全保障会議が1日、閉幕した。東シナ海や南シナ海で緊張が高まる中、安倍晋三首相は基調講演で「積極的平和主義」を訴え、地域の海洋安全保障に貢献していくと約束した。ただ、日本が具体的にどう関与していくかは不透明で、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の間では、日本の実行力をめぐって期待や不安が入り交じっているようだ。

 シンガポールの英字紙サンデー・タイムズは1日、安倍首相が講演でASEANとの安全保障関係の強化を訴えたことについて、「中国は懸念しない」と分析する記事を掲載した。中国とASEANの関係は強固で、インドネシアなど一部の加盟国以外は安倍氏の演説を表だって歓迎していない−という指摘だ。 南シナ海の石油掘削で中国と対立が続くベトナムの国営メディアは、首相の演説を「日本がベトナム支持」と大きく報じた。だが、ASEAN加盟国で南シナ海の領有権を表だって中国と争っているのはベトナムとフィリピンだけ。加盟国の多くは、「経済的な結びつきが強く、軍事的覇権を拡大する中国とは波風を立てたくない」(外交筋)のが本音だ。 米国のヘーゲル国防長官は、中国の力による一方的な現状変更を「見て見ぬふりはしない」と述べた。しかし、会議では「オバマ大統領が言う軍事費削減方針と整合性が取れていない」と不信の声も上がった。

東南アジア研究所(シンガポール)のマルコム・クック上級研究員は、安倍首相の演説に説得力があったとし、「集団的自衛権の行使容認を含めた防衛政策の見直しに沿って、貢献拡大を明示した」と評価する。 しかし、安倍首相は講演で、すでに表明しているインドネシア、フィリピン、ベトナムの海上保安当局への巡視船提供などに触れるにとどまり、新たな具体的支援には言及していない。 中国人民解放軍の王冠中・副総参謀長は、会議での日本や米国の発言を、「将来は、言葉でなく行動で決まる」と皮肉った。「有言実行」が求められている。

119NAME:2014/06/02(月) 11:36:06
掘削施設移動し体当たり続く中国
中国の石油掘削施設、また移動 中国船の体当たり続く
2014.6.1 23:38 [アジア・オセアニア]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140601/asi14060123380007-n1.htm

 ベトナムのインターネット新聞ザンチによると、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島近くに設置されている中国の石油掘削施設が1日、従来の位置から北西に約140メートル移動した。ベトナム漁業監視部隊は、掘削施設の位置は不安定だと発表した。

 中国は5月初めに設置した掘削施設を同月27日、当初の場所から東北東に約43キロの場所に移動し「第2段階」の作業を始めた。さらに場所を変える可能性もある。 漁業監視部隊によると、中国は1日も軍艦4隻、海警局の船38〜40隻など計約120隻を現場海域に展開、ベトナム船への放水などを続けた。 国営ベトナム・テレビは、中国船が1日ベトナムの沿岸警備隊の船に体当たりし、船体に小さな穴が開くなどの損傷があったと報じた。(共同)

120NAME:2014/06/04(水) 10:30:48
ベトナムへのODAを日本が停止、汚職理由に=対中国で一致した直後の通告にベトナム困惑―日本メディア
http://www.recordchina.co.jp/gallery.php?gid=89093

2014年6月3日、中国国営ニュースサイト・CRI Onlineは日本メディアの報道を引用し、「ベトナムの政府役員の汚職により、日本が新規ODAを停止」と伝えた。 報道によると、鉄道関連のODA(政府開発援助)事業を巡って、ベトナムの鉄道公社幹部らが鉄道関連の建設コンサルタント会社・「日本交通技術」からリベートを受け取っていたと分かり、日本政府はベトナム政府が防止策を策定するまで、ODA事業の新規採択を停止すると2日に通告した。

外務省の統計によると、2012年の対海外ODA全体のうちベトナムは40%を占め、近年日本が経済援助で最も力を入れている国。アジア安全保障会議で日本は南シナ海問題におけるベトナムの姿勢を支持し、対中国で足並みを揃えたばかりということもあり、日本のODA一時停止にベトナム政府は困惑しているに違いない。日本のODA停止に対しベトナムがどのような姿勢を見せるのかが注目される。(翻訳・編集/内山)

121NAME:2014/06/04(水) 18:51:30
<中華ボイス>「国内外から嫌われる中国」=ベトナムの反中激化でネットユーザーが嘆き
配信日時:2014年5月15日 13時28分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88121

2014年5月15日、中国は日本のみならず、周辺国との争いが絶えない。11日に閉幕したASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議の議長声明では、中国を名指しこそしなかったが、ASEANは団結する必要があると訴えており、海外メディアは中国への対抗とみている。

周辺国との関係について中国のネットユーザーは、「日本との関係が低迷し、台湾や香港にも嫌われている。フィリピンやマレーシアからけん制され、ベトナムでは反中デモが勃発。中国の隣国で、安心して行くる国はあといくつあるのだろうか」と周辺国と関係が悪化する中国を憂慮している。(翻訳・編集/内山)

122NAME:2014/06/05(木) 14:37:10
中国自爆で高評価された首相演説
中韓接近の嘘、半島の住人に地政学的友人は存在しない
2014.6.5 08:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140605/chn14060508000004-n1.htm

先週末のシンガポールでの「アジア安保会議」は大成功だったようだ。日本の首相が初日の夕食会で基調講演を行い、それが高く評価されるなんて過去に記憶がない。今週はこの話から始めよう。 そもそもこの「会議」、公式の国際会議ではない。英国有力シンクタンクが毎年主催し、一昔前まではアジア各国の国防相が参加する中規模のシンポジウムに欧米の一部元首・閣僚が参加する「知る人ぞ知る」会合だった。

 隔世の感とはこのことだろう。お世辞抜きで、今回安倍晋三首相と小野寺五典(いつのり)防衛相はよくやったと思う。 多くの参加者の注目を集めただけでなく、日本の立場に理があることを(中国を除く)世界に情報発信できたからだ。この点は欧米を含む複数の参加者に確認したので間違いないだろう。

 安倍首相は中国の「オウンゴール」にも助けられた。会議直前、中国は南シナ海にオイルリグ(掘削装置)を持ち込み、ベトナム漁船を沈没させた。東シナ海上空で自衛隊機に異常接近し、不必要に緊張を高めた。一連の事件がなければ安倍スピーチは、これほど注目されなかったかもしれない。 以上の通り、シンガポールで中国は事実上孤立したのだが、日本では逆に「中露・中韓の接近と米中の協調で日本は孤立しつつある」と見る向きが少なくないのだ。なぜ「戦術」にばかり目を奪われ「戦略」が見えないのだろう。ここは筆者の独断と偏見にお付き合い願いたい。まずは「中露接近」説から始めよう。一般に「敵の敵は味方」といわれる。米国が共通の「敵」である中露は「味方」同士というわけだ。確かに東南アジアでは、フィリピンとベトナムが対中脅威感を共有する「味方」となりつつある。だが、これはあくまで中規模国家同士の話。相互に地政学的矛盾を持たないからこそ「敵の敵は味方」なのだ。 大きな国同士ではそうはいかない。「中露接近」というが、中露は地政学的に「潜在的脅威」同士なので、「敵の敵」は必ずしも「味方」にはならない。どちらも一国では米国に対抗できないだけの話。こうした中露の行動はあくまで便宜的、一時的、戦術的なものと見るべきだろう。

 それでは「米中協調」説はどうか。いかに対立しているように見えても、米国は日本よりも中国との経済関係を重視するとの見方が日本ではエコノミストを中心に根強い。 だが、1990年代以降「中国を関与させたいが、拒否するなら力をもって抑止する」という米国の対中政策は基本的に変わっていない。言い換えれば、中国の台頭が平和的で既存の国際秩序を受け入れるものなら、米国は中国の経済力を最大限活用する。 逆に、中国が東アジアの現状、特に海洋秩序に挑戦するなら、米国はこれを洋上で軍事力により抑止する、ただし、中国大陸にまで戦線を拡大するつもりはない、ということだ。米国は中国との戦争を望んでいないし、そんな覚悟もないからこそ、中国を「重視」するだけのこと。これを「米中接近」と誤解してはならない。

最後に、「中韓接近」はどうか。有史以来中国が長く直接・間接に支配してきた朝鮮半島は中国との地政学的矛盾を抱えている。されば、対日関係をめぐる中韓の接近も、中露同様、基本的には戦術的であるはずだ。理不尽な列強に囲まれた半島の住人には地政学的友人など存在しない。彼らは中国もロシアも米国も日本も信用していない。 「敵の敵」もまた「敵」なのだ。過去の経緯にかんがみれば、韓国は日本との地政学的矛盾への恐怖心を捨て切れないのだろう。今こそ日本は、半島に野心を持たず、日韓間に地政学的矛盾がないことを韓国に粘り強く説明していくべきである。

123NAME:2014/06/07(土) 15:15:22
殺人も…限界、外国人メイド介護
外国人メイド介護の限界 シンガポールの高齢化
2014.6.7 07:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140607/asi14060707000001-n1.htm

目覚ましい経済発展を遂げたシンガポールが、急速な高齢化に直面している。民間活力を重視する成長戦略が多くの国民に金銭的な豊かさを与えた一方で、医療や介護など福祉政策の遅れを招いたとも指摘される。外国人家政婦に依存した介護モデルには限界もみえ、来年で建国50年となる同国の政治的安定を脅かす恐れもはらむ。(シンガポール 吉村英輝、写真も)

 ミャンマーから出稼ぎにきた家政婦(24)が今年3月、住み込みで働く家の老女(85)を殺害した容疑で逮捕された。老女は息子夫婦と孫(16)と同居しており、事件発生時は家政婦と2人だけだった。地元メディアによると2002年以来、家政婦が絡む殺人事件がこれ以外に16件起きている。 シンガポールは1980年ごろから、外国人の家政婦雇用を奨励してきた。家事や育児、親の介護の負担を軽減して女性の社会進出を促し、労働力不足を補うのが目的だ。 政府統計によると、インドネシアやフィリピンなど外国人の家政婦は21万人に上る。月給が350〜550シンガポールドル(約2万8千〜4万4千円)という安さもあり、5世帯に1世帯が雇っている計算だ。

当然のことだが、ほとんどの外国人家政婦は介護の訓練を受けていない。高齢世代は英語を話せない人が多く、殺害された老女も中国語の方言を話していたという。ミャンマー人家政婦との意思疎通に問題があったとすれば、閉ざされた空間で悲劇が繰り返される危険性がある。

 シンガポール国立大社会福祉学科のバスー准教授は、初代のリー・クアンユー首相以来、「(政府は)国民に自助自立を促して健全財政を保ってきた」と説明する。全世帯の8割以上が住む公団住宅の割り当てで親との同居を奨励し、高齢者の面倒は国や病院ではなく、子どもがみることを前提としてきた。 そのため、共働き世帯は狭い公団住宅で、時には子どもと相部屋で外国人家政婦を住まわせ、24時間体制の介護を自宅内で行っている。他方で、介護施設に入る65歳以上の高齢者は3%程度にとどまり、「入居待ちが深刻化している」(バスー氏)という。 シンガポールでは昨年、1人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率が、日本を含むアジア諸国を下回る1・19を記録した。若者は低賃金で重労働の介護の仕事につきたがらない。外国人家政婦に介護を依存する構造が今後も続き、その総数は2030年には30万人に増えると予測されている。

こうした社会情勢をふまえ、リー・シェンロン首相は今年2月、1965年の建国時に16歳以上だった国民45万人を「パイオニア世代」と位置付け、90億シンガポールドル(約7200億円)を元手に基金を設け、医療費の大半を終生補助することなどを決めた。与党の人民行動党が11年の総選挙で過去最低の得票率となり、経済中心から福祉重視の姿勢へと政策を転換している現れでもある。 政府は雇用期間の延長などで財政赤字を免れようとしているが、64〜45歳の「第2世代」は100万人以上もいる。シンガポールマネジメント大学のユージン・タン助教授は、社会保障費で巨額の財政赤字を抱える日本を引き合いに、「強い政治意思による改革が不可欠だ」と強調した。

124NAME:2014/06/07(土) 23:33:23
中国「1200回もぶつけてきた。わが方は強く自制している」・・・ベトナムは自国船がぶつけられ転覆する映像公開
2014年6月6日 12:13 (サーチナ)
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=4644058

中国政府・外交部の洪磊報道官は5日の定例記者会見で、パラセル諸島(西沙諸島)周辺におけるベトナムとの対立について、中国が加速している資源探査活動について「完全に中国の主権である」、「(ベトナム側は)船を延べ1200回以上もぶつけてきた」、「一切の挑発を停止せよ」、「中国側は強い自制を維持している」などとベトナムを強く非難した。ベトナム政府は同日、自国の漁船が5月28日に中国の漁船に衝突されて転覆した様子の映像を初めて公開した。

 中国が資源探査を行っている海域については「西沙諸島の領海基線から約17海里で、ベトナムからは160海里の距離にある」、「争いの余地のない、中国の西沙諸島の接続海域にある」、「中国側の作業は完全に中国の主権、主権にともなう権利、管轄権の範囲内にある」と述べた。 5月下旬に中国が新たな場所で探査に着手したことをきっかけに、ベトナム側が態度を硬化させた。洪報道官は「中国の関連企業は西沙諸島の近海で10年間にわたり、活動している」と述べ、「このたびのドリルは、関連する探査の進展上の通常な延長だ。合理的で合法的であり、完全に正当なものだ」と主張した。

 ベトナムに対して、「船を延べ1200回以上もぶつけてきた。さらに大型の漂流物と障害物を海に入れ、中国の主権、主権にともなう権利、管轄権を侵害し、中国側人員と施設の安全を危険にさらしている」、「国際法と国際関係の基本準則に多雨する違反であり、該当海域の航行の自由と安全を破壊している」と非難。 ベトナムの動きに対する対処としては「中国側は強い自制を維持し、公船とその他の民間船を現場に派遣し、海上の正常な作業秩序を維持し、中国側作業員と施設の安全を確保している」と説明。ベトナム側を改めて「中国側の自制を、事態を拡大し緊張を高めるチャンスとして、事態を収拾させず、さらに激化させている」と非難した。

 中国側の基本方針としては「国家の主権と海洋の権益を守る決意と意思に揺らぎはない」、「ベトナム側が中国側の油井掘削プラットフォームに危害を与える危険行為に対しては、今後も阻止を続ける」と説明。 ベトナムに対して再び「国際的に争いを作り出そうと企ててもうまく行かない。ベトナムが事態を拡大し、複雑化しようとして行ういかなることも、最終的にはベトナム自身の利益を損ねるだけのことになる」と非難し、「ベトナムが今すべきことは、幻想を捨てることだ。ただちに一切の挑発を停止せよ。現場からすべての船を引き揚げさせよ。すみやかに海上の平穏さを回復せよ」と主張した。

 ベトナム政府が5日に公開した映像では、ベトナムの漁船がはるかに大きい船にななめ後ろからぶつけられた。中国船はさらに、速度をつけて側面からぶつけられた。衝突の際に船体の一部が破壊される音が発生した。ベトナム船は制御不能になり転覆した。乗組員10人はベトナムの船に救助された。映像には、中国船がベトナム船に激しく放水する様子や、上空を航空機が周回する様子も収録されている。ベトナム政府は中国側の行為を「非人道的」と強く非難した。(編集担当:如月隼人)

125NAME:2014/06/07(土) 23:35:34
中国外交部「ベトナム船が1200回衝突してきた」=「数えたの?」「偉そうに言うことか?」―中国ネット
2014年6月6日 11:22 (Record China)
http://topics.jp.msn.com/wadai/recordchina/article.aspx?articleid=4643477

2014年6月5日、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、南シナ海でのベトナム船の中国船への衝突が延べ1200回以上に上っていると明かした。 京華時報によると、洪報道官は「ベトナムが武装船舶を含む大量の船で中国側の作業を妨害しており、中国の公務船は5月27日以降、延べ1200回以上衝突されている」と主張。さらに、「これは中国の主権を犯し、中国側の人員と施設の安全に危険を及ぼす行為。国際法に違反し、当該海域での航行の自由と安全を破壊した」と批判した。

このニュースに、中国版ツイッターには以下のようなコメントが寄せられている。 「偉そうに言うことか?」 「1200回も衝突されてるのに何もしないの?」 「弱いから1200回も衝突されるんだよ」 「結果はベトナム戦の半分が損壊。どっちの船の消耗が多いか見物」 「戦争する勇気もないのに。衝突したからなんだって言うんだ?」 「中国の領海ならなぜベトナム船を拿捕しない?おれたちの税金で食ってるくせに」 「よく数えたな。数取器でも持ってたのか?」 「数なんかどうでもいい!反撃するなら反撃、我慢するなら我慢のどちらかだ」 「1200回も衝突されて沈まないとは、わが国の船の質も向上したものだ」(翻訳・編集/北田)

126NAME:2014/06/08(日) 23:00:46
南シナ海の現実、尖閣に中国艦船100隻の悪夢は「今そこにある危機」
2014.6.3 07:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140603/chn14060307000001-n1.htm

「傍若無人とはまさにこのことだ」と多くの人が思っているのではないか。中国による南シナ海での覇権主義的な振る舞いのことだ。中国はパラセル(中国名・西沙)諸島周辺に130隻近い艦船を繰り出し、ベトナムの抗議を無視して石油掘削作業を進めている。(SANKEI EXPRESS) わが国固有の領土である東シナ海の尖閣諸島(沖縄県石垣市)でも100隻を超える中国艦船がある日、突如として現れて、あっという間に占領されてしまうという悪夢が起きないとは誰も断言できない。

 今回の事態の根底にあるのは、自らの周辺海域をその支配下に置こうという中国の野望だ。すでに中国はガス田開発を東シナ海で強行し、その上空に防空識別圏を一方的に設定した。さらに尖閣諸島への領海侵犯を繰り返している。 中国が掘削作業をしているパラセル諸島付近の海域には、ベトナムが艦船を派遣しているが、数で勝る中国が圧倒している。ベトナムは、中国の掘削作業を止めさせる手段がないのが現状だ。 このことは尖閣諸島の防衛にも大きな不安の影を落としている。中国が無数の艦船で尖閣諸島を取り囲んだ場合、海上保安庁や海上自衛隊の艦船はそれを排除することができず、中国による上陸や施設設置の強行を阻止できない事態に直面する恐れがあるということだ。

127NAME:2014/06/08(日) 23:01:49
管轄権の既成事実化狙う

 尖閣諸島周辺では、すでにわが国の漁船が中国艦船に追いかけられるという問題が起きており、海上保安庁の巡視船が領海内で操業するわが国の漁船に退避を求めることもあった。中国艦船によって拿(だ)捕(ほ)や臨検がされたら、尖閣諸島周辺における中国の管轄権行使が既成事実化されてしまう。 昨年4月23日には中国の海洋監視船8隻が領海に侵入して日本漁船を追跡する事態も起きている。この時は海上保安庁の巡視船が割って入るような形で、わが国の漁船を逃した。ただ、中国国家海洋局はウェブサイトで、「日本の権利侵害船の追い払いに成功した」との声明を発表しており、国際社会に対して尖閣諸島周辺で管轄権を行使しているとの世論工作を展開している。

 また、昨年11月には尖閣諸島周辺のわが国の排他的経済水域(EEZ)で中国海警局の船の乗組員が付近にいた中国漁船に立ち入りを行い、管轄権行使は認めないと警告した海上保安庁の巡視船に対し、「中国の管轄海域で漁業順法活動をしている」と応答。法の執行を公然とアピールした。 米国は尖閣諸島に日米安保条約を適用する理由として、わが国の施政権が及んでいることを挙げている。しかし、中国が尖閣諸島での施設設置やわが国の船舶の拿捕・臨検が行われ、わが国の施政権が失われるような事態になれば、米国が日米安保を発動する根拠が大きく揺らぐことになりかねない。

覇権獲得へ第4、5段階

 日中関係筋によると、中国は自らの周辺海域での覇権獲得に向けて、(1)諸島の領有を一方的に宣言(2)領有の根拠となる国内法整備(3)海洋調査の実施(4)艦船による法の執行(5)海空軍の出動と軍事力優勢の確保(6)占領とその既成事実化−といったプロセスを取ってきている。 中国は、国連が膨大な量の石油資源が埋蔵されている可能性を指摘した直後の1971年に突如として尖閣諸島の領有権を主張。92年にはその根拠となる領海法を制定した。90年代半ばから後半にかけてはわが国の警告を無視して尖閣諸島の領海などで海洋調査を強行している。 日中関係筋は、中国による防空識別圏設定や自衛隊機に対する戦闘機の異常接近も海空軍による軍事力優勢の確保としてとらえるべきだとしており、プロセスは第4段階から第5段階にさしかかっていると分析している。中国の脅威はすでに眼前に迫っているといっていいだろう。(笠原健)

128NAME:2014/06/10(火) 08:54:16
トイレがない?大国インドの実態
「立ち小便」を放水で撃退、6億2000万人がトイレのない“IT・経済大国インド”の実態…疾病、性犯罪の温床にも
2014.6.9 07:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140609/waf14060907000001-n1.htm

IT産業を中心に経済成長を続け、「経済大国」への道を歩むインドだが、実は国民の半数が自宅で排尿・排便ができない「トイレ難民」だという。その数は実に約6億2千万人。そこで街中で立ち小便する男たちに対し、放水を浴びせる団体が登場した。国連児童基金(ユニセフ)は「うんちは屋内で」と題したキャンペーンを展開。さらに屋外トイレでは男女が隣り合わせで用を足すこともあり、レイプの温床となっているとの指摘され、先の総選挙でもトイレ不足が話題となったという。(大谷卓)

線路脇で、街中で立ちション、排便は当たり前…

 「何よりもまずトイレを、寺院建設はその後で」 英フィナンシャル・タイムズやハフィントン・ポスト(いずれも電子版)によると、5月16日開票のインド総選挙で勝利したインド人民党(BJP)の首相候補だったナレンドラ・モディ氏(現首相)はある会議の席上、こう述べたとされる。 BJPは、ヒンズー教至上主義との関係が強い政党だが、その政党の首相候補をしてこう述べさせるほど、インドのトイレ事情は劣悪だ。世界銀行によると、インドでは全世帯の53%が屋外で排泄行為をしている。 米CNN(電子版)は、インド政府の国勢調査のデータとして、国民の53・2%が携帯電話を持っている一方で、トイレ付の家に住んでいる人は46・9%に止まると指摘。3千人規模のスラム街の小さな家には、衛星テレビや冷蔵庫などがあるにもかかわらず、トイレがある家は1軒もないと皮肉っている。

排便も命がけ…列車の合間に線路脇で、あるいはレイプ覚悟の共同トイレで

自宅にトイレがない人はどうするのか。 CNNによると、首都ニューデリーのスラム街では、住民が毎朝、線路脇に集まり、用を足す。列車の通過に動じることなく、排尿、排便を平然と済ます。だから街中で立ち小便をしたり、しゃがみ込んで排便したりする様子は日常的にみられる。 そうした現状に立ち上がったのが、「クリーン・インディアン」という団体。黄色い車体に立ち小便禁止のマークをつけたタンク車で街中を巡回。排尿する男を見つけると、すぐに放水し、撃退している。 動画投稿サイト「You Tube」で流されている映像によると、壁際で立ち小便をしている男たちを車からの放水で“退治”。男たちはあまりの水勢にひっくり返ったり、うずくまったり。びしょ濡れになりながら、必死にズボンを上げようとする男もいた。

肝炎、ポリオ…そしてレイプ被害

 立ち小便撃退の放水はさておき、劣悪なトイレ環境はインド国内で様々な問題を巻き起こしている。 ユニセフなどによると、トイレのない学校に通っている児童・生徒は約2800万人。屋外のトイレなど劣悪な衛生環境は、A型肝炎やポリオ(小児まひ)などの原因となっているほか、子供たちの4割が栄養失調に陥っている要因だとされる。 健康面だけでない。犯罪の温床になっているとの指摘もある。ハフィントン・ポストがその実態を伝えている。 ニューデリー北西部にあるブホールスワに住むヘルマさんは、村にある2つの共同トイレの利用者だ。トイレは一日1千人が利用する。女性たちは最も安全な時間帯である早朝、集団でトイレを利用しにくるが、それでも被害に遭う女性は少なくない。

トイレ周辺に群がり、手を伸ばす男たち…「プー・パーティ」運動

129NAME:2014/06/10(火) 08:56:37
共同トイレを利用する女性たちは普段からからかわれ、建設作業員らに拉致され、性的暴行を受けることもあるという。 また、住民300人に1つの共同トイレがあるニューデリー郊外の村に済む若い女性は「男たちはトイレの周辺に群がり、手を伸ばしてきて触ったりする」と話している。 このほか、男女が隣り合わせで用を足すようなトイレや、屋根が低く、ほとんど丸見えのようなトイレがあるといい、犯罪の温床になっているとの指摘がある。

「うんちは屋内で」

 こうした事態に対する取り組みも始まっている。 ユニセフ・インド支部は「プー・パーティ」というビデオを制作。「排便は屋内トイレで」というキャンペーンを行い始めた。「プー」はうんちの意味で、ビデオでは道路や公共の建造物などを占拠するうんちと、市民グループが対決するストーリーだ。「トイレで排便しよう」というフレーズが繰り返し歌われ、防止を喚起している。 インド国内で下水処理施設がある都市は多くなく、あるNGOは、低価格の水洗トイレを開発、1970年以降、貧しい地域を中心に提供している。

 日本では平成24年11月に大阪府交野市の空き地で、維新の会の大阪府議のポスターに向かって男が立ち小便をしているのを、たまたま通りかかったこの府議が発見。交野署に通報される騒ぎになった。 また立ち小便をめぐっては、プロ野球の阪急ブレーブスで活躍したある有名選手が国民栄誉賞を打診され、「そんなんもろうたら立ちション(小便)もできんようになる」と断ったという「逸話」もある。

いずれにしろ、立ち小便は非衛生的で、しかも犯罪に問われる行為。インドで、立ち小便をする男たちに放水を続ける団体「クリーン・インディア」は、不届きな男たちに対しこう掲げているという。 「お前たちが立ち小便をやめれば、我々も放水をやめる」

130NAME:2014/06/12(木) 19:50:11
中国漁船の体当たりに備えよ!ベトナムが鉄甲漁船3万隻の建造へ―中国メディア
2014年6月12日 12:42 (Record China)
http://topics.jp.msn.com/wadai/recordchina/article.aspx?articleid=4712685

2014年6月10日、参考消息網は記事「ベトナム、漁民のために3万隻の鉄製漁船を建造へ」を掲載した。 先日、ホーチミン市で「漁船のために鉄製漁船を」座談会が開催された。多くの専門家が参加し、漁民と漁船は単に海洋経済発展のツールではなく、海上主権防衛のためのツールでもあると主張。漁民たちが安心して操業できるように支持すべきだと訴えた。ベトナムのズン首相もその意見に賛同。現行の木造漁船では頼りないと、10兆ドン(約500億円)を拠出し3万隻の鉄製漁船を建造するよう命じた。

現在、南シナ海パラセル諸島(中国名は西沙諸島)では中国企業による石油採掘プラットフォームに端を発するにらみ合いが続いている。中越両国はお互い公船での衝突を避け漁船を最前線に動員しているが、ベトナム漁船は木造の小さい船が多く、中国漁船と衝突しても一方的に被害を受けるだけだとの問題を抱えている。(翻訳・編集/KT)

<南シナ海問題>中越経済交流は止まらない=強い相互依存揺るがず―ベトナムメディア
2014年6月12日 07:00 (Record China)
http://topics.jp.msn.com/wadai/recordchina/article.aspx?articleid=4709318

2014年6月11日、参考消息網によると、南シナ海問題で中国と対立するベトナムで、専門家やメディアは「中国とベトナムの経済は相互依存関係にある。ベトナムとの貿易は中国の最も貧しい省にも利益をもたらしている」と指摘している。ベトナム通信は9日、「ベトナム経済は中国に依存しており、中国は原料供給国であると同時に消費国になっている。南シナ海問題の緊張で経済交流が断たれれば、ベトナムは大きな打撃を受ける」と伝えた。経済専門家はまた、「ベトナムは心配する必要はない。中国はこのような行為を続ければ打撃を受けると分かっている。向こうもベトナムに依存しているのだから」と指摘した。

さらに、ベトナム商工会議所会長は「ベトナムとの貿易は中国の最も貧しい省にも利益をもたらしている」と指摘。中国企業にとってベトナムは東南アジア最大の市場であり、ベトナムで中国からの投資者は優遇措置を受けているという。(翻訳・編集/AA)

131NAME:2014/06/14(土) 00:05:51
日本のマネで成り上がった中国・韓国がASEANに抜かれるのは時間の問題…日本は創業魂を大切に持ち続けよ
2013.10.13 07:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/131013/wec13101307000000-n1.htm

アセアンに吹く風はビジネスチャンス

 グローバル地政学で、今最も注目されているのが「アセアン(東南アジア諸国連合)」であることは、衆目の一致するところではないでしょうか。 アセアンは、原加盟五カ国(タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア)が、民主・資本主義に元づく経済・社会連携と、反共産主義理念から安保同盟を結び、互いの文化風俗を尊重しあう「総合的な地域協力提携」を命題にして発足し、現在では加盟十カ国となっております。域内人口6億人は、欧州の5億、北米ナフタの4・5億を凌駕する巨大な有望市場です。 親日国家が大半を占めており、経済文化連携と安保を含む価値観外交も共有するので、早くから日本発の各種基金設立が進み、文化学術交流協会と官民連携プランで呼応し合うなど、日本にとっても「東南アジアシフト」は“順風に帆を揚げる”ようなものです。 すでに、実績のある電気、自動車、ビールメーカーやアパレルに続いて、食品の味の素、日用雑貨のユニチャームや花王など数多くの日本企業が着実にシェアを伸ばしています。吉野家はインドネシアほかでの店舗数を急増させ、ドトールコーヒーは海外店の7割をアセアンに振り向けるそうです。シンガポールには伊藤園が統括本部を、JR東日本が事務所を設立しました。

“輸出大国”と呼ばれる中韓の実態

 こうした動きの背景には、前回指摘した中韓の経済失速の影響もあるでしょう。格付け会社のフィッチ・レイティングスは今春、中国人民元建て長期国債を一段階引き下げましたが、その理由は信用崩壊リスクで、国有企業や家計部門の純債務を加えた政府債務総計がGDPの198%にも達したと発表しました。 また、中国の製品には、高付加価値の評価を生むブランド力(デザイン、品質、機能を含む総合イメージ)が未熟なため、今後のグローバル展開の足かせとなると見られております。

「世界初」技術を持たず、なお「現地組み立て」頼みの韓国の苦境

132NAME:2014/06/14(土) 00:07:07
一方、韓国製造業の特徴は、中付加価値の汎用品の生産・輸出大国だったわけで、サムスンにしても「世界で初めて」という“独自開発技術を持たない巨大産業”に過ぎなかったため、長年のウォン安にも終止符が打たれた今、苦境に立たされつつあるようです。 自動車とて同様で、現代・起亜グループの国内生産比率が5割と高く、しかも海外生産分のうち国内生産部品をパッケージ輸出して現地で組み立てる「ノックダウン式」がかなり比重を占めており、日本メーカーの日産・ホンダの海外生産比率80%、トヨタの70%に比べてもグローバル展開にアキレス腱を抱えていると言われています。その上、系列部品メーカーの脆弱性(会社数も少なく、技術力も劣る)は、日本メーカーがすでに30年来積み上げてきた「系列部品メーカー軍団総出の進出」に比べ大きく立ち遅れています。その結果、多くの部品を日米欧出自の現地部品メーカーに依存せざるを得ない状況で苦戦が続いているそうです。

 もともと韓国企業は、ポスコは新日鉄に、サムスンはサンヨーに、現代は三菱自動車に、ハンコックは横浜ゴムに、サミックはヤマハピアノに…という具合に、初期人材やノウハウを依存して類似商品を製造してきました。日本企業のキャッチアップ戦術だけでは、いずれ、アセアン諸国に追いつかれてしまうジレンマを拭い切れていないのです。

日本的な創業者魂を生かす

 歴史家のE・H・カーは「歴史とは過去と未来との永遠の対話である」と説いております。縄文土器や磨製石器に始まり、古代・中世・江戸職人を通じて培われた“匠のモノ造り”伝統技術を、明治以後も時間をかけて近代化を遂げ、戦後の創業者魂へとつなげて来た日本の企業家精神は、変転の激しいグローバル市場に適応すべき底力を秘めています。

明治以来“起業”精神あふれる企業家DNA…ホンダ、ソニーにも

渋沢栄一は銀行家の枠を超え大実業家として近代資本主義をリードし、儒教(道義)的に正道を歩まなければ事業は永続しないと、江戸商人の徳育を図った石田梅岩の和の魂に欧米経営技術を加味しました。続いて安田善次郎は、明治政府からの信用を得る一方で、仏教に深く帰依して政商に距離を置き、手がけた事業に永続性を持たせ、今日のミズホグループにつなげたのでした。 現JFEスチールや太平洋セメントの生みの親・浅野聡一郎も「九転び十起き」を座右の銘とした規格外の大実業家でした。丸善創業者・早矢仕有的も書店・商社・病院経営等多角経営の代表的財界人の一人です。極め付きは東芝創業者・田中久重。万年時計の傑作を生み、蒸気船・精米機・蒸気自動車から電信機・電話機まで携わった理系エンジニアの先駆けは、永続国家日本を支え、道義心、克己心、忍耐力、謙虚さ、など国民的美質の源泉となっています。

 戦後のイノベーター気質の代表は、ホンダとソニーのトップによる決断が生み出した「どこにもないモノ造り」でしょうか。 ホンダの本田宗一郎は「まねをして楽をしたら、その後苦しみ、転落と崩壊しかない。苦しくとも、独自の製品を創り出せば、最終競争に勝つ王道に至る。悔いの残らぬモノ造りの基本条件は、自らに忠実な創意と技術であり、その点は芸術やファッションにも通じる」と言いました。 ソニーの井深大は「俺が欲しいものは世界中の人々も必ず欲しがるだろう。技術力に自信を持ち、開発に没頭し続け、思い切って企業化する勇気と決断はトップの責務である」 この2人の至言を今こそ噛み締めていただきたいものです。「失敗を恐れず、考え続ける気風が企業の良し悪しを定め、成功という快楽に至る根源である」というのが両創業者共通の考え方だったのです。

アセアン進出成功の鍵は、日本的な創業者魂を生かすことにあると考えます。ただ、全体を一市場と誤解せず、一カ国ずつ攻略しつつ地道に近隣国へと活動を広げてゆくことが重要で、現地スタッフとの融合、すなわち多様性の許容が最優先課題でしょう。それを成すには最優秀な日本人幹部を派遣すべきで、アセアン共通語である英語力が問われます。それは、次の次を期待されるアフリカ(人口10億、GDP2兆ドル)進出にもつながるはずです。(上田和男)

133NAME:2014/06/27(金) 18:07:13
W杯日韓敗退に〝喜び爆発〟中国
「なんて気持ちのいい朝なんだろう」韓国敗退に中国ネットユーザー 「日本もだらしない」
2014.6.27 12:25
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140627/wco14062712250015-n1.htm

サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会、グループHの韓国代表は26日(日本時間27日)、ベルギー代表に0−1で敗れ、グループリーグ敗退が決まった。これで、日本、豪州、イラン、韓国と、アジア勢4カ国は全滅。それも、4チームの通算成績は9敗3分けという惨敗だ。アジア勢が1勝もできなかったのは、1990年イタリア大会以来、24年ぶりという屈辱となった。 現在のアジア枠は4.5。次回2018年ロシア大会の出場枠は未定だが、今回の惨敗を受け、アジア枠が削減される恐れも出てきた。アジア各国にとっては由々しき事態なのだが、今回のW杯本大会に出場していない中国だけは“別世界”のようだ。

 中国の各メディアも韓国の敗退、アジア勢の全滅を大きく伝えたが、中国のネットユーザーの反応は、むしろ、うれしそうなのだ。 中国版ツイッター・微博(ウェイボー)には、韓国の敗退が決まった直後から、“喜びの声”が多く寄せられた。「何て気持ちのいい朝なんだろう」「こんなにうれしいことはない」などといった書き込みのほか、「日本も韓国も海外組がいるのに、それが生かされていない」「韓国も日本もなんてだらしないんだろう」などといった日韓両国を揶揄(やゆ)するようなコメントが多く見られる。 本大会に出られなかったひがみなのか? 反韓、反日感情のなせるわざなのか? もし、アジア枠が減らされれば、中国も決して人ごとではないはずなのだが…。(普)

134NAME:2014/06/28(土) 16:56:51
日本の集団的自衛権に中国は警戒、軍拡加速も 韓国「黙認」
2014.6.27 19:29 [アジア・オセアニア]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140627/chn14062719290005-n1.htm

 中国国営通信の新華社は27日、日本政府が集団的自衛権の行使を認める閣議決定最終案を提示したことについて「歴代内閣が順守してきた自衛権発動3要件を否定し、集団的自衛権行使に道を開く」と報じ、警戒感を表明した。習近平指導部は安倍政権の安全保障政策を「脅威」と位置付け、自国の軍拡を加速する可能性が高い。

 オバマ米政権は、日米同盟の強化に直結するとして「歓迎し、支持する」(ヘーゲル国防長官)立場。韓国の朴槿恵政権は、国内世論と米国の双方に配慮し「黙認」の姿勢。 中国外務省の秦剛報道局長は27日の定例記者会見で「歴史的かつ現実的な原因のため、日本の軍事動向には高い関心と警戒を寄せている。日本の動きが(アジア)地域の平和と安定を損なうならば、反対を表明する」と述べた。中国はこれまでも歴史問題を絡めた批判を繰り返しており、日本政府の閣議決定に向けて反発のトーンを強めるとみられる。(共同)

135NAME:2014/06/30(月) 20:06:12
インドでまたビル崩壊、14人死亡 約40人下敷きか
2014.6.30 15:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140630/asi14063015330001-n1.htm

インド南部チェンナイ郊外で28日夕、建設中の12階建てビルが崩壊し、少なくとも14人が死亡した。地元当局は30日、約40人が依然がれきの中に閉じ込められている可能性があるとして捜索を続けた。地元紙タイムズ・オブ・インディアが報じた。

 当局によると、建設作業員のほか、近隣住民も巻き込まれて下敷きになった。犠牲者はさらに増える可能性があり、当局は捜索を急いでいる。 当局は建設や管理がずさんだったとして過失致死の疑いでビル開発の関係者を逮捕し、原因を調べている。 インドでは経済成長に伴い、住居用や商業用のビルの建設が急増。建築技術者の不足や材料高騰による手抜き工事のため比較的新しいビルでも崩壊する事故が相次ぐ。老朽化したビルが突然崩れ落ちる事故も多く、建物の安全確保が課題となっている。(共同)

136NAME:2014/07/02(水) 19:13:23
越が南シナ海で中国との戦争言及
越書記長、戦争に言及 南シナ海の中国との対立で
2014.7.1 23:10 [アジア・オセアニア]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140701/asi14070123100003-n1.htm

 ベトナムの国営メディアによると、同国の最高指導者グエン・フー・チョン共産党書記長は1日、南シナ海での中国との対立について、戦争も含めてあらゆる可能性に対して準備する必要性に言及した。ハノイでの有権者らとの会合で語った。 南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島付近で5月に中国が石油掘削作業を始めたのをきっかけに、現場海域では両国の公船や漁船の衝突が相次ぎ、今も緊張が続いている。

 チョン氏は「戦争が起きるのかと問う人がいる。ならば、われわれはあらゆる可能性への準備をしておかなくてはならない」と述べる一方、「われわれは戦争を望んではいないし、起こらないようにしなくてはならない」と強調した。 チョン氏は平和的方法での問題解決を目指すとの立場をあらためて表明。中国の一般国民と、拡張主義の中国指導部とは分けて考えなければならないとも述べた。(共同)

137NAME:2014/07/04(金) 22:57:43
菅長官バッサリ中韓“記念”活動
中韓両国の記念活動「地域平和には全く役立たない」 菅長官が批判
2014.7.4 12:08 [安倍内閣]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140704/plc14070412080014-n1.htm

 菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は4日午前の記者会見で、中国と韓国の両首脳が中国の抗日戦争勝利と朝鮮半島解放の記念活動を行うことを確認したことについて、「韓国と中国が連携して過去の歴史をいたずらに取り上げ、国際問題化しようという試みは、この地域の平和と協力の構築に全く役に立たない」と批判した。

138NAME:2014/07/08(火) 22:59:25
日豪首脳は“親密”と豪メディア評価 集団的自衛権は支持、捕鯨批判は封印
2014年7月7日 18:17 (NewSphere(ニュースフィア))
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=4998662

安倍首相は、6日にニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニア歴訪に出発した。オーストラリアのキャンベラでは、日本の首相としては初の、連邦議会での演説が行われることになっており、その内容に関心が集まっている。

【日豪リーダー蜜月?】 シドニーの日刊紙、『The Australian』 は、安倍首相とオーストラリアのアボット首相が「政治的、地域的、そして個人的にも互いの味方となった」と報じている。 「プライベートで話すときは、二人はほとんど英語で会話。通訳がいても、安倍首相はアボット首相の言うことはすべて理解し、しばしば英語で返答する」と二人の仲の良さを強調し、ここ十数年の間で、「最も親密な個人的関係」を築いていると好意的に紹介された。 シドニー・モーニング・ヘラルド紙によると、アボット首相のスポークスマンは、安倍首相訪問時に捕鯨問題を取り上げるか否かの質問に対して、回答を拒否している。

【注目の豪議会演説】 安倍首相は今回の訪問で、日豪経済連携協定(EPA)と、防衛装備品分野の協力に関する協定に署名する予定だ。 しかし海外紙が注目するのは、日本の首相として初めて、安倍首相が連邦議会での演説を行うことであり、その中に集団的自衛権行使容認についての説明が盛り込まれると、多くが予想している。 ガーディアン紙は、オーストラリアは日本の歴史的防衛政策の転換に賛成を表明しており、地域の安定における主要な脅威として、中国の東シナ海、南シナ海における攻撃的挑戦や北朝鮮の核開発を引き合いに出せば、日豪両首相が意見を異にすることはほぼないだろうとする。よって、8日の議会演説では、「二人の政治的相乗作用と友情が最も明確になる」と述べている。 ブルームバーグも、「安倍首相の演説は、日豪関係の重要性を語る以上に、より大きな意味を持つだろう」という『The Australian』の編集者のコメントを紹介。演説が、戦略上の観点から、世界的に注目されるだろうことを示唆した。

【ナショナリズムは問題?】 ガーディアン紙は、アメリカに安全保障を頼り、平和の精神を遵守する「自虐的」戦後処理からの脱却を目指す政治家グループの中では、安倍首相は最も表立った人物だと指摘。武器輸出を解禁し、集団的自衛権を認め、国益のために必要ならば軍事力も使う、「普通の」民主主義国家に日本を仲間入りさせるのが、彼の信じるところだと分析している。 しかし、安倍首相の「弁解をしないナショナリズム」が、日中、日韓関係をここ数十年で最悪のものにしているとし、歴史認識の問題でも、そのタカ派的、修正主義的考えを譲ろうとはしないと述べている。 一方ブルームバーグは、日本国内の世論にも言及。集団的自衛権行使容認は、日本国民の大多数から反対されていると述べ、内閣支持率は低下し、国民の中には、軍事力拡大を許すことで、戦争に巻き込まれるという懸念があると報じている。

139NAME:2014/07/08(火) 23:33:26
「かつての敵が最高の友人に」 豪首相が安倍首相を歓迎「世界で最も強固な友好関係」
2014.7.8 13:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140708/plc14070813180021-n1.htm

オーストラリアのアボット首相は8日、連邦議会での安倍晋三首相の演説に先立ち、8日署名する日豪経済連携協定(EPA)は「歴史的合意」だと評価、防衛面での協力進展も踏まえ「両国は世界で最も強固な友好関係の一つを築いた」とあいさつした。 アボット首相は「民主主義や人権など共通の価値を土台にしたわれわれの特別な関係を認識し、演説を聴こう」と安倍首相を歓迎。第2次世界大戦で日本がオーストラリアを攻撃した歴史に触れた上で「(かつての)敵が最高の友人になることもある」と語った。(共同)

140NAME:2014/07/09(水) 18:29:19
「日本は法の下で行動」と豪首相
豪首相「日本は法の下で行動してきた」 歴史問題で批判を繰り返す中国を強く意識
2014.7.8 22:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140708/plc14070822310026-n1.htm

安倍晋三首相にとって7日のニュージーランドのキー首相、8日のオーストラリアのアボット首相との首脳会談は、集団的自衛権の行使を限定容認する憲法解釈変更について、1日の閣議決定後に初めて外遊先で説明する場となった。特にアジア太平洋地域の大国であるオーストラリアの支持が得られるかがポイントだったが、アボット首相は安倍首相が直接、全閣僚に説明をする場を設けるなど歓迎姿勢を示した。

 「こうした会合に外国の首脳を招いたのは英国のブレア元首相以来だ」 8日の日豪首脳会談後、連邦議会内で開かれた安倍首相とアボット政権の全閣僚との会合で、アボット首相はそう語った。各閣僚は一様に「今日の議会での演説は素晴らしかった」などと安倍首相を持ち上げた。 首脳会談を受けて発表された共同声明には、日豪関係を「特別な戦略的パートナーシップ」と明記。友好国とは「戦略的パートナーシップ」とする表現が一般的だが、「日豪は通常より一段上の関係」(政府高官)との理由で“準同盟国”扱いすることになった。

その背景には、7年前の第1次安倍政権時代に交渉が始まった日豪EPA(経済連携協定)に正式調印できたことに加え、安全保障面で米国を加えた日米豪3カ国で共同訓練を重ねるなど、関係強化を積み重ねてきたことがある。日豪間は捕鯨問題をめぐり対立も残るが、経済・安保の緊密な関係構築で乗り越えた格好だ。 日豪間の懸案は積極的な海洋進出を進める中国だ。中国はオーストラリアの最大の貿易相手国だが、安保上の危機感が優先された。 アボット首相は首脳会談後の記者会見で、歴史問題で執拗(しつよう)に日本批判を繰り返す中国を念頭に「日本は1945年から一歩一歩、法の支配の下で行動してきた。日本を公平に見てほしい」と訴えた。海洋安全保障の強化を目指し、日本とハワイ、オーストラリア、インドをひし形に結ぶ「安全保障のダイヤモンド構想」を提唱する安倍首相は自信を一層深めたようだ。(キャンベラ 桑原雄尚)

141NAME:2014/07/09(水) 19:59:31
日本と連携、「考え直せ」…豪州識者が警告 中国との対立リスク考慮か
2014年7月8日 18:00 (NewSphere(ニュースフィア))
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=5010270

安倍晋三首相は7日からオーストラリアを訪問中だ。8日には、日本の首相としては初めて、豪国会で演説を行い、安全保障分野でのオーストラリアの協力を求めた。 豪地元紙は、安倍首相が戦略的連携強化をオーストラリアに求めたことに注意を促す意見を取り上げている。また中国紙も日本の動きを牽制している。

【日豪連携はオーストラリアの利益に適うか?】 オーストラリア国立大学のヒュー・ホワイト教授は、豪地元紙『ジ・エイジ』に、安倍首相のメッセージにオーストラリアが答えるべきか、と疑問を寄せている。 同氏は、日本が先週、唯一無二であった平和主義の決定的な方向転換をした、と書いている。集団的自衛権の新しい方針のもと、自衛隊は同盟国に味方して共通の敵と戦うことになるだろうとしている。そして安倍首相は今、ともに戦ってくれる同盟国を探しているのだという。共通の敵はもう見つけてあると皮肉を込め、中国の台頭を指摘した。

 中国の増大する軍事力が日本への脅威になっているが、アメリカは日本の代理として中国に敵対することを嫌がっているようだ。尖閣諸島の件を見ればよくわかる、と同氏は続ける。日本はこれまでのアメリカに依存した防衛方針が、中国との間に起こる可能性がある先々の有事に機能しないのではないかと不安だ。このため、自衛隊の活動範囲を広げ、新しく協力関係を結べる国を探している、と論じている。 首相の心積もりでは、フィリピン、ベトナム、インドは数に入っている。オーストラリアもそこに加えたいのだという。

【アジアが分断される危険を指摘】 日本にとっても、中国に対抗する地域の連携を図り防衛を固めることは賢明な策ではないだろう、とホワイト氏はみている。日本が中国に対抗して他国と防衛的な連携を組めば、アジアを敵対関係で分断してしまうことになり、最善の道とは到底思えないとしている。 日本政府が先週、集団的自衛権の行使容認をすすめる決定をしたことで、日米、豪米のそれぞれの防衛関係から、当然の結果として三国の連携が強まったとする見方もある。しかし、深刻なリスクと、中国やその他の国とのより広い枠組みにも目を向けなければいけないだろう、と地元オーストラリアン紙は報じている。

【環太平洋地域経済の要】 中国は、世界の貿易の流れの中に組み込まれていて、大切な役割を演じている、とオーストラリアン紙は中国の経済的貢献を評価している。そのうえで、日本とオーストラリアは、環太平洋地域で各国を経済的に結びつける重要な役割を担っているとみている。 日本とオーストラリアは、環太平洋経済連協定(TPP)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)両方の話し合いをすすめている。TPPに中国は参加しておらず、また、RCEPには、アメリカが参加していないことを、同紙は例としてあげている。

【中国紙は日豪の潜水艦共同開発を牽制】

 中国国営人民日報は、「オーストラリアと日本の戦略的連携は浅はかだ」との見出しの記事を掲載している。オーストラリアが日本と潜水艦の共同開発をすすめることに異議を唱えるホワイト氏の、「潜水艦の技術と能力は、オーストラリアにとって、戦略的に極めて重要だ。また機密保持のため非常に注意すべき分野であることは明らかだ。日本のように戦略的利益が常に明確になっているわけではない他国に開発の助けを求めることは、重大で危険な行為と言えるだろう」とする意見を取り上げている。

142NAME:2014/07/11(金) 01:36:35
首相、3年間で200億円のODA供与表明 集団的自衛権の閣議決定には支持 日パプア首脳会談
2014.7.10 21:39 [安倍首相]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140710/plc14071021390016-n1.htm

 【ポートモレスビー=桑原雄尚】オセアニア3カ国歴訪中の安倍晋三首相は10日午後(日本時間同)、最後の訪問国パプアニューギニア入りし、首都ポートモレスビーの国会議事堂でオニール首相と会談した。両首脳は液化天然ガス(LNG)など日本へのエネルギーの安定供給で一致。安倍首相はインフラ支援のため今後3年間で200億円規模の政府開発援助(ODA)を供与すると表明した。

 会談で安倍首相は、集団的自衛権の行使を限定容認する憲法解釈変更の閣議決定について説明し、オニール首相は歓迎、支持した。 両首脳は海洋進出を強める中国を念頭に、海における「法の支配」の重要性を強調。安倍首相は同国が先の大戦の戦没者遺骨収集や慰霊碑の維持管理に支援を続けていることに深い感謝の意を表明し、オニール首相は引き続き協力を惜しまないとの考えを示した。

143NAME:2014/07/12(土) 06:23:38
島嶼国支援で中国の「第2列島線」にくさび
2014.7.10 23:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140710/plc14071023320019-n1.htm

安倍晋三首相は日本の首相として中曽根康弘氏以来29年ぶりにパプアニューギニアを訪れた。日本人になじみの薄そうな同国を訪問先に選んだのには、海洋進出を強める中国の存在がある。中国は伊豆諸島からグアム、サイパン、パプアニューギニア付近を結ぶ「第2列島線」を太平洋に設定。防衛ラインの拡大を図っており、日本としてもパプアニューギニアなど太平洋島嶼(とうしょ)国との関係強化で中国を牽制(けんせい)する狙いがある。 「今回の訪問を契機に両国関係を一層発展させ、太平洋地域の平和と繁栄のために、両国で協力しながら貢献していきたい」

 安倍首相は10日夕、パプアニューギニアのオニール首相との首脳会談後の共同記者発表で、こう述べ、太平洋の島嶼国支援に力を入れる考えを強調した。 会談では、日本主導で太平洋の島嶼国・地域の首脳らが一堂に会する「太平洋・島サミット」の取り組みを強化する方針で一致。安倍首相は、島嶼国への経済支援や人的交流などを強化し、日本の友好国を増やしたい考えだ。太平洋島嶼国をめぐっては、中国が対米防衛ラインの第1列島線(九州〜沖縄〜台湾)内の制海権を確保した上で、第2列島線まで勢力拡大を狙う。中国がこれらの国々へ政府庁舎の建設援助などを行っているのもその一環で、いずれ海洋権益をめぐり太平洋島嶼国の周辺で米国と中国の衝突が起こる可能性もある。 今回の首脳会談で、安倍首相はパプアニューギニアに今後3年間で200億円規模の政府開発援助(ODA)供与を表明した。今後はODA大綱の見直しの動きも踏まえ、災害救援など非軍事目的の他国軍支援といったODAの戦略的活用も必要となりそうだ。(ポートモレスビー 桑原雄尚)

plc14071023320019-p1.jpg

144NAME:2014/07/19(土) 15:34:15
首相演説に豪議会絶賛 中国は…
安倍首相の名調子に豪議会絶賛 歯ぎしりする中国に会心の一撃
2014.7.19 12:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140719/plc14071912000018-n2.htm

ただ、その心配も杞憂に終わった。安倍首相のウイットに富んだ演説は要所要所で笑いを誘い、賛同の拍手を得た。先の大戦で戦火を交えたことを真摯に反省し、未来志向の関係強化を訴えたことも評価された。東日本大震災直後に南三陸で緊急捜索救助隊を指揮した消防士のロバート・マクニールさん、1964年東京五輪で競泳女子100メートル自由形の五輪3連覇を果たしたドーン・フレーザーさんを傍聴席に招待し、安倍首相が紹介すると喝采を浴びた。演説後に行われたアボット政権の全閣僚との会合では、各閣僚から一様に「演説は素晴らしかった」との声が相次いだ。

 一方、面白くないのが中国だ。8日付の国営の新華社通信は「安倍氏が徒党を組んでも地域の繁栄と安定のためにはならない」と題した論評をウェブサイトに掲載。中国メディアは安倍首相を絶賛したアボット首相も批判したが、豪有力紙オーストラリアン(電子版)は9日付の社説で、新華社通信の報道を「こうしたつまらぬ誤った議論は、家庭の観客には受けるかもしれないが大きな舞台ではだめだ」とこき下ろした。

 「ギブ・ジャパン・ア・フェア・ゴー(日本を公平に扱おう)」 アボット首相は8日の日豪首脳会談後の共同記者会見で、豪州人のモットーである「フェア・ゴー」の言葉を持ち出し、「日本は今日の行動に判断されるべきだ。70年前の行動で判断されるべきではない」と述べた。それは歴史問題で執拗に日本批判を繰り返す中国にとって、強烈なパンチとなったに違いない。(桑原雄尚)

145NAME:2014/07/21(月) 19:54:19
“奴隷”20人が手足縛られ海に
殴られ1日20時間労働、目前で殺人、鎖つなぎ食事抜き…エビ好き日本人の胃袋支える輸出国「タイ」の養殖業界、驚愕“奴隷労働”実態
2014.7.21 12:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140721/wec14072112000006-n1.htm

外国人を奴隷に…米国「タイは北朝鮮と同レベル」

 実際、6月20日付ロイター通信が報じていますが、米国務省がこの日、発表した世界の人身売買に関する年次報告書(TIP)の最新版によると、タイとマレーシア、ベネズエラの3カ国は、人身売買を無くすための取り組みが不十分だったことから、最低ランクの「第3階層」に格下げされていました。ちなみに「第3階層」の代表国は北朝鮮と中東のシリアです。

 さらにこの報告書は、タイの“奴隷労働”の現状について昨年12月のロイター通信の調査報道を引用し、タイの入国管理局の当局者と海軍関係者、そして人身売買を牛耳るマフィアがグルになり、ここ1年でタイの難民キャンプに逃れてきたミャンマーの難民(先住民族のロヒンギャ族)約1万人を人身売買の餌食(えじき)にし、タイで“奴隷労働”に従事させていると指摘しています。 タイの“奴隷労働”について、世界からあがる非難の声は日々、大きくなっていますが、残念ながら、この問題が解決に向かう日はまだまだ遠いようです。

146NAME:2014/07/22(火) 23:11:28
フィリピン人が親日というのは本当ですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1415681194

フィリピン、マレーシア、インドネシアというのは、親日的な国と
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1183096891;_ylt=A3xTws22as5TCR0AtOC4.vN7?fr=rcmd_chie_detail

147NAME:2014/08/12(火) 01:06:21
南シナ海問題で「深刻な懸念」維持 ASEAN外相会議
2014.8.11 19:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140811/asi14081119480004-n1.htm

【ネピドー=吉村英輝】東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、8日にミャンマーの首都ネピドーで開いた外相会議の共同声明を発表し、一部の加盟国が領有権をめぐり中国と対立する南シナ海情勢について、「深刻な懸念」を引き続き表明した。中国が加盟各国へ圧力を強める中、カンボジアなどから表現の緩和を求める意見が出され、とりまとめが遅れたが、ASEANとしての「結束」を何とか維持した。 議長国ミャンマーのイェ・トゥ情報相は、産経新聞と単独会見し、「加盟国どうしの主張が対立し、合意に時間がかかった」と述べ、草案修正の作業が難航したことを明らかにした。

 前回5月の外相会議は、パラセル(中国名・西沙)諸島周辺で中国が石油掘削を強行した直後に開催され、中国とベトナムの船舶衝突などの緊張の高まりを受け、異例の緊急声明で「深刻な懸念」を示した。 だが、中国が石油掘削を前倒しして終了させたことなどから、「親中派」とされるカンボジアなどが、中国を非難する表現の取り下げを主張。中国の王毅外相と個別会談したラオスなどもこれに同調した。 一方、今回の声明では、中国と対立するフィリピンが提案した、南シナ海の新規開発凍結など緊張緩和に向けた「3段階の行動計画」について、中国の反発を受けて「書き留めた」とするにとどめ、支持や評価は避けた。 議長国ミャンマーは、双方の主張の「中間」を取ることで声明とりまとめを乗り切った。ただ早期の緊張緩和に向けた具体策はなく、今後も難しい調整局面が予想される。

148NAME:2014/09/02(火) 19:58:16
首相の対中抑止構想、完成間近
安倍首相の「安保ダイヤモンド構想」、対中抑止へ完成間近
2014.9.2 00:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140902/plc14090200340003-n1.htm

安倍晋三首相とインドのモディ首相との会談で、両国の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)設置の検討で合意したのは、海洋進出を進める中国を牽制(けんせい)し、南シナ海やインド洋などの海上交通路(シーレーン)を守る狙いがある。安倍首相は海洋安全保障強化を図るため、日本とハワイ(米国)、オーストラリア、インドの4カ所をひし形に結ぶ「安全保障ダイヤモンド構想」を提唱しており、今回の会談は構想実現に向けた大きな一歩となった。

 ダイヤモンド構想は、首相が第2次政権を発足させた直後に英文で発表した論文「アジアの民主主義 セキュリティーダイヤモンド」で披露した戦略。中国は、バングラデシュやスリランカなどインド周辺国への支援を通じてインドを包囲する「真珠の首飾り戦略」を進めており、首相はダイヤモンド構想が中国と隣接するインドにとってもメリットがあると踏んでいた。 ただ、インドは伝統的に「非同盟」の外交路線を取っており、特定の国との強い結びつきには慎重な面がある。そこで首相はかねて親交があり、経済政策でも共通点が多いモディ氏との個人的な信頼関係を活用し、インドを日本の安保戦略に引き込んだ。会談では、集団的自衛権行使を限定容認する憲法解釈変更の閣議決定について、モディ氏から支持を得ることもできた。

8月30日夜に開かれた非公式夕食会には、谷内正太郎国家安全保障局長とモディ氏側近で知日派のアジット・ドバル国家安全保障顧問が同席した。両国の安保分野での協力関係が「順調かつ円滑」(外務省幹部)であることを内外にアピールするためだった。 首脳会談を受けて発表された共同声明には「特別な戦略的パートナーシップ」との文言が盛り込まれた。友好国との2国間関係では「戦略的パートナーシップ」の表現が一般的で、インドは事実上の“準同盟国”にまで格上げされたことになる。 首相は7月の日豪首脳会談でも、共同声明に「特別な」の文言を明記した。豪印両国との連携が進み、ひし形の完成は間近といえる。(山本雄史)

149NAME:2014/09/03(水) 03:41:37
「まるで記者のようだ」中国問題問われ苦笑 モディ首相が大学で講演
2014.9.2 12:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140902/asi14090212150003-n1.htm

来日中のインドのモディ首相は2日、聖心女子大(東京都)で講演し「インドの開発、発展のあらゆる分野で、女性が役割を果たせるようにしたい」と述べ、女性の一層の社会進出を促す考えを示した。

 インドは女性の識字率が男性より劣るほか、残虐なレイプ事件が起きるなどしており、女性の地位向上がモディ政権の重要な政策課題になっている。 モディ氏は自身の内閣でも、外相や商工相など主要閣僚に女性を起用したことを挙げ、「人口の5割を占める女性が意思決定の過程に入らなければならない」と指摘。今後も女性教育を充実させる考えを示した。 講演後の質疑応答では学生から中国の台頭に対するインドの考えなどを聞かれ「まるで記者の質問のようだ」と苦笑する場面もあった。(共同)

150NAME:2014/09/04(木) 00:52:54
“野菜すし”でおもてなし ベジタリアンのモディ首相に智恵絞る
2014.9.3 08:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140903/asi14090308040001-n1.htm

 8月30日から日本を訪問したインドのモディ首相は厳格なベジタリアン(菜食主義者)で、酒もたしなまないことで知られる。接遇する日本側は「野菜のすし」でもてなすなど、モディ氏に楽しんでもらおうと必死に知恵を絞ったようだ。 外務省関係者によると、到着した日の安倍晋三首相との私的な夕食会では「野菜のすし」が提供され、卵や肉類は一切使われなかった。1日の安倍首相主催の夕食会でも「野菜の食事がずらりと並んだ」という。

 モディ氏が完食したのは、31日の京都市での昼食会。ごま豆腐や湯葉、くりご飯など、京都ならではの精進料理が振る舞われた。 インド紙によると、ヒンズー教徒のモディ氏は、小麦粉のパンや豆の汁など、非常にシンプルな地元料理を好むという。(共同)

151NAME:2014/09/14(日) 01:28:07
近づく中国…タイ軍政強化の弊害
タイ軍政、権力集中で孤立すれば中国接近の懸念 内畠嗣雅
2014.9.13 13:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140913/asi14091313300001-n1.htm

タイの民政復帰までの暫定政権が発足した。5月の軍事クーデターで全権を掌握した国家平和秩序評議会(NCPO)議長のプラユット陸軍司令官が首相を兼務し、権力を一手に握る。 クーデターが何度も繰り返されたタイだが過去には、軍は内外の批判をかわすため前面に出るのを極力避けてきた。

 1991年2月のクーデター後、軍が暫定首相として白羽の矢を立てたのは、外交官出身のビジネスマンで駐米大使の経験もあるアナン氏だった。米国や日本の懸念を鎮めようとしたのだ。 タクシン首相放逐の2006年9月のクーデター後は、退役軍人ながら陸軍司令官時代は「軍の政治不介入」を貫き国民の信頼が厚いスラユット枢密院議員を擁立した。重責を引き受ける民間人がおらず次善の策だった。

 クーデターに至った対立の構図は今も06年と同じだ。農村部の貧困層を中心とする新興勢力のタクシン派が権力を握り、都市部のエリート層など従来の支配勢力である反タクシン派が反発して、デモの応酬となった。「政治対立の解消」を大義名分に軍が動いたのだが、実質的にはいずれも反タクシン派クーデターだった。 今回際立つのは、軍への露骨な権力集中である。批判を厳しく封じ込める一方、暫定議会の議員の半数以上、暫定内閣の閣僚の3分の1に現役・退役軍人らを配した。制度改革、新憲法制定も軍主導で進められる。

06年のクーデターで軍は権力奪取には成功したが、権限の大半を早々に移譲し、タクシン派の勢いを止めるに至らなかった。軍は今度こそ、タクシン派が支持されない状況、復権できない仕組みを作り出すつもりのようだ。 プラユット政権が意欲を示している税制改革もその一つだ。貧困層への支援を手厚くする代わりに相続税の導入など富裕層への課税を強化する。タクシン派の支持基盤である貧困層を切り崩そうというのだ。

 「政治対立の解消」は反タクシン派に肩入れしての軍の介入では難しかろう。軍が新たな仕組みを作れば、自らの権力を維持する装置をそこへ含ませる。そうなれば実質的な軍政の継続であり、民主主義の後退である。 1991年のクーデターでは、翌年の総選挙後、クーデターの中心人物だったスチンダ陸軍司令官が下院議員でないのに「公務員」の資格で首相に就任し、国民に不満が広がった。軍が抗議の市民らに発砲して44人が死亡する「5月流血事件」と呼ばれる惨事に発展する。国王が乗り出して事態を収め、スチンダ首相は辞任した。タクシン派をめぐる今の対立状況以前から軍の介入が安定をもたらさないのは明らかなのだ。

 今回のクーデター後、米国はタイへの軍事援助を凍結し、日本も早期の民政復帰を求めている。強権政治で孤立すると、かつてのミャンマー軍政にそうしたように中国が近づいてくる。タイも早速、棚上げになっていた中国南部と結ぶ高速鉄道計画を認可し、中国提唱のアジアインフラ投資銀行設立に賛意を示した。軍政強化の弊害はそこにもある。(論説委員)

152NAME:2014/09/18(木) 21:28:50
印首相の懸念表明に表情硬い習氏
モディ印首相、領土紛争や経済に懸念表明 習近平国家主席表情固く… 経済協力も日本下回る
2014.9.18 20:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140918/asi14091820180004-n1.htm

【ニューデリー=岩田智雄】インドを訪問中の中国の習近平国家主席は18日、ニューデリーでモディ印首相と会談した。会談後の共同記者会見でモディ氏は、両国が領有権を争うカシミール地方などで中国人民解放軍の越境行為が続いていることに懸念を表明、領土問題への強い姿勢を示した。経済協力では、中国が5年で200億ドル(約2兆1700億円)を投資すると発表され、「5年で3・5兆円の投融資」という今月初めに安倍晋三首相が表明した規模を下回った。

 「国境地域で起きていることに懸念を表明した。問題の解決が必要だと申し上げた」 会見でモディ氏は、厳しい表情でメモを読み上げ、それを見守りペンを走らせる習氏の表情は硬かった。 インド・メディアは最近、印当局者らの話として、カシミール地方で中国軍が実効支配線を超えて、インド支配地域に侵入していると連日伝えている。中国軍は道路を建設し、両国軍が対峙(たいじ)する事態になっている。モディ氏が、こうした越境行為を非難したのは間違いない。

 両国はカシミール地方と印北東部アルナチャルプラデシュ州で領土問題を抱え、1962年には国境紛争が起きている。モディ氏は今月1日、訪問先の日本でも中国を念頭に領土拡張主義を批判していた。 中印両国は18日、高速鉄道分野での協力の実現性を研究することや、中国企業専用工業団地の建設での中国側の投資、ヒンズー教徒の中国・チベット地方への新たな参拝ルートを開設することなどをうたった合意文書に調印した。

印メディアは、中国が表明する投資額は日本の額を上回るとの見通しを報じてきたが、実現しなかった。モディ氏は会見で、「貿易の拡大速度が鈍り、不均衡が悪化していることに懸念を伝えた」と不満を表明した。 習氏が提唱する「21世紀の海上シルクロード」構築には、合意文書や記者会見で一切、言及がなかった。モディ氏は会見で、国境、経済、中国側が発給する査証問題で「懸念」という言葉を5回使い、両国の経済協力よりも溝が浮き彫りになったといえそうだ。

153NAME:2014/10/08(水) 10:55:03
天皇・皇后両陛下、パラオを慰霊訪問へ 戦後70年に
2014年9月16日20時31分
http://digital.asahi.com/articles/ASG9J5T0VG9JUTIL04Y.html?_requesturl=articles/ASG9J5T0VG9JUTIL04Y.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG9J5T0VG9JUTIL04Y

菅義偉官房長官は16日、天皇、皇后両陛下が戦後70年にあたる2015年度の早い時期に、太平洋戦争の激戦地パラオを訪問する方向で調整していることを明らかにした。両陛下はかねて国内外で犠牲になった戦没者に心を寄せており、関係者によると、パラオでの慰霊を望んでいたという。 宮内庁によると、8月に同国を訪れた外務省の木原誠二外務政務官に、レメンゲサウ大統領から両陛下訪問の招待があったという。

 同国訪問は戦後60年の際も検討されたが、交通や通信手段などに難点があって実現しなかった。 宮内庁の河相周夫式部官長はこの日、「10年前と比べ諸条件は改善しつつある」と説明。滑走路などの問題から、日本から同国までは大型の政府専用機ではなく、チャーター機を使い、日米軍が死闘を繰り広げたペリリュー島へは海上保安庁のヘリで移動することなどが検討されている。 両陛下は戦後50年の1995年、「慰霊の旅」として長崎、広島、沖縄を訪問。戦後60年の05年には太平洋戦争の激戦地サイパンを訪れている。

 〈パラオ共和国〉 日本から約3千キロ南の太平洋に浮かぶ島国で、人口約2万人、面積は屋久島とほぼ同じ約490平方キロ。第1次世界大戦後、太平洋戦争敗戦まで約30年にわたり日本が統治し、一時は2万人以上の日本人が暮らした。戦後は1994年に外交関係を樹立、今年が20周年にあたる。 中心部の南に位置する小島ペリリュー島では、44年9月15日から約2カ月間、米軍と激戦が繰り広げられ、この戦闘を中心に全体で旧日本軍1万6千人余りが戦死した。

154NAME:2015/02/01(日) 22:43:55
【アジアの目】
「日本は身勝手な国といわれる」移民受け入れ、早急な議論が必要
2015.2.1 18:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150201/prm1502010002-n1.html

2020年の東京五輪を前に顕在化している建設労働者不足を解消するため、政府は技能実習制度の見直しなどを進めている。ただ、オリンピック後には需要が減るのは確実で、場当たり的な対応という批判もある。一方で人口減少、少子高齢化に対応するためには、外国人材の本格的な受け入れが避けられないという意見もある。大和総研経済調査部で移民問題に詳しい児玉卓アジアリサーチ・ヘッドは、移民受け入れをめぐる議論を日本も早急に始めるよう提言している。

評判悪い技能実習

 −−政府は、技能実習生制度の見直しを行っているが、同制度は批判も多い。そもそも実習生の待遇を良くすれば、日本人の求職者が増え、外国人労働者を受け入れる必要はないのでは 「確かに待遇が改善され、求職者が増えれば、外国人労働者を受け入れる必要はなくなるだろう。ただ、現実問題として建設に関わる力仕事を(国内の)高齢者ができるのか。また女性の場合、保育所などの整備も必要だ。20年の五輪に間に合わせるには、外国人に頼るのはやむを得ない」

 −−20年になって需要がなくなれば、帰ってもらうことになる。それでいいのだろうか 「技能実習制度はそもそも開発途上国への技術移転が名目だから、実習期間が終われば自国に帰ってもらうことになっている。しかし、それでは日本は身勝手な国と言われる。今はいいが、将来、外国の人材が本当に必要になったときに来てくれないだろう」

−−日本では、移民受け入れに対する警戒感が強い。移民を受け入れると言えば、選挙に落ちるという政治家もいる。外国人労働者の受け入れをどう考えるか 「日本は少子高齢化で介護問題も深刻化している。また、誰が年金を負担していくのかという課題もある。外国人労働者が納税者として貢献するのかは不明だが、外国人労働者を受け入れることで解決できることは多い。外国人労働者は本当に要らないということを検証しないまま、受け入れないのは問題だ」

 −−外国人労働者を受け入れるためには、どういう方法が考えられるのか 「移民法を作るのは難しい。現実には、技能実習生として来る建設労働者や介護分野の労働者に、まともな労働力としてのステータスを与えることから始める。日本が必要とするセクターで受け入れることで日本国民の理解を得ていく。そのうえで、家族や子弟の受け入れ、日本語教育を行うなど個別の受け入れ策につなげていくべきだろう」

有期雇用ビザの検討

 −−具体的な方法は 「当初は雇用期間を定めて受け入れるのがよい。技能実習制度より待遇は良いし、移民という言葉を使うこともない。労働者としてのステータスを与え、合法的にビザを与える。高度人材の受け入れについて、日本はハードルが低い」 −−まさにシンガポールが行っている方法だ。単純労働者と高度人材とを分けてビザを与えて管理している。外国人労働者の受け入れの上限人数はどのくらいと考えるか

「上限は決めるのは難しい。ただ、現在、日本には(在日韓国・朝鮮人など)特別定住者を含めると200万人の在留外国人がいる。これは全人口の約2%にあたる。日本が成長を維持していくには、30年の時点で5%程度にする必要がある」

 −−ドイツなどでは移民排斥運動が起きた。移民が増えると、治安の悪化などを懸念する声もある 「今後も介護分野や建設現場を中心に外国人の労働者や技能実習生は増える。さらに留学生も政府は受け入れを増やす方針で、増え続けるだろう。しかし、このまま何もしなければ、ドイツのように事実上の移民がなし崩し的に増え、問題が噴出してから移民政策をとらざるを得なくなる」

 −−政府は、高度人材の受け入れにも力を入れるとしている 「ほとんどの先進国で高度人材の獲得競争が繰り広げられる。日本は海外の高度人材にとって魅力的な国とは思われていない。さらにアジア以外の人材を呼ぶのも難しい。日本はアジア諸国との良好な関係の構築と維持を含め、外国の人材獲得のための競争力を強化していくことが重要だ」(編集委員 宮野弘之)

155NAME:2015/03/25(水) 03:23:48
パラオ海中「旧日本軍艦」から中国国旗消える
2015.3.23 21:13更新
http://www.sankei.com/world/news/150323/wor1503230047-n1.html

太平洋戦争で米軍の攻撃を受け、パラオの海底に沈んでいる旧日本軍の給油艦「石廊」に中国国旗が結び付けられていた問題で、現場から旗がなくなっているのを23日午前(日本時間同)、共同通信記者が確認した。 幅約1メートルの中国国旗は21日、現場を潜水取材した共同通信記者が発見。パラオ政府によると、報道に接したレメンゲサウ大統領は「非常に失望していた」といい、法相を兼務するベルズ副大統領が23日午前、司法省に撤去を命じた。

 しかし23日夜、取材に応じたベルズ氏によると、パラオ当局は現場での撤去作業に着手しておらず、旗が消えた理由は不明。誰が石廊の船体に取り付けたのかも分かっていない。 パラオは中国ではなく台湾と国交を結んでいるが、昨年は中国人観光客が前年比約4倍と、日本を上回り国・地域別の訪問者数で最多に。中国人団体旅行の急増を受け、地元では個人旅行の予約が取りにくくなっており、生鮮食料品の不足なども深刻化している。(共同)

156NAME:2015/03/30(月) 21:39:41
有名ブロガー路上でめった切り、バングラデシュで2人目
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%9c%89%e5%90%8d%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%ac%e3%83%bc%e8%b7%af%e4%b8%8a%e3%81%a7%e3%82%81%e3%81%a3%e3%81%9f%e5%88%87%e3%82%8a%e3%80%81%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%87%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%81%a72%e4%ba%ba%e7%9b%ae/ar-AAacq6Z

【AFP=時事】(一部更新)バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で30日、有名ブロガーが刃物でめった切りにされ殺害される事件が起きた。ダッカでは2月にも、米国人の無神論者のブロガーが同じ手口で殺害されている。 地元警察は、被害者を有名ブロガーのワーシク・ラーマン(Washiqur Rahman)氏(27)と特定するとともに、現場から逃走しようとした男2人を逮捕したと発表した。ラーマン氏は「今朝、ダッカ・ベグンバリ(Begunbari)地区の自宅から460メートル離れた地点で、大きな刃物で残虐にめった切りされ死亡した」という。

バングラデシュの首都ダッカで、無神論者の米国人ブロガー、アビジット・ロイ氏殺害に抗議する世俗派の活動家(2015年2月27日撮影)。

 警察によれば、ラーマン氏が2月に殺害されたアビジット・ロイ(Avijit Roy)氏と同様に無神論者だったかどうかは不明。だが、ブロガーとインターネット活動家でつくる団体の代表イムラン・サルカー(Imran Sarker)氏によれば、ラーマン氏は別のペンネームを使った著述活動もしており、「進歩的な自由な考えの持ち主で、宗教原理主義に反対していた」という。(バングラデシュでは2004年以降、著述家ら4人が襲撃され、過去2年で無神論者のブロガー2人が殺害されている。

c)AFP=時事/AFPBB News バングラデシュの首都ダッカで、無神論者の米国人ブロガー、アビジット・ロイ氏殺害に抗議する世俗派の活動家(2015年2月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供

157NAME:2015/04/13(月) 02:36:56
台頭する中国に対抗 インドが空軍力強化 仏36戦闘機購入へ
2015.4.11 22:14更新
http://www.sankei.com/world/news/150411/wor1504110045-n1.html

インドのモディ首相は10日、パリでフランスのオランド大統領と会談し、同国のラファール戦闘機36機を購入したい意向を伝えた。インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは11日、契約額は約40億ユーロ(約5100億円)とみられるとし、インド側が「飛べる状態」での早急な納入を求めたと伝えた。

 両国は2012年にインドでの現地生産分を含め、同戦闘機126機の購入で合意したが、その後の最終契約が難航していた。インドは、台頭する中国や対立するパキスタンをにらみ、36機を先に購入することで空軍の近代化を進めたい考え。 モディ氏は10日、「契約の細部については両国政府が交渉する」と述べた。オランド氏は最終契約に向けた条件面を詰めるため早急に国防相をインドに派遣すると述べ、前向きに応じる姿勢を示した。(共同)

158NAME:2015/04/27(月) 03:06:47
【ネパール大地震】
日本、中国…各国援助隊次々出発 米英、支援申し出も「災害規模にショック」
2015.4.26 14:16更新
http://www.sankei.com/affairs/news/150426/afr1504260016-n1.html

ネパール中部で25日に起きた大地震を受け、インドは発生直後から救援物資の輸送など支援活動を展開、日本政府は26日、国際緊急援助隊の派遣を決定したほか、中国の援助隊が同日、被災地に向けて出発した。欧米各国も支援を相次いで表明するなど、国際的な災害救援活動が動き始めた。 ケリー米国務長官は25日、米国際開発局(USAID)が災害支援対策チームの派遣準備に入ったことを明らかにした。また、当面の緊急措置として100万ドル(約1億2千万円)の資金拠出も決めた。 英国のキャメロン首相は25日、「ショックを受けている。英国は被災者のためにあらゆる援助を行う」と述べた。また、ドイツのメルケル首相は、ネパールのコイララ首相に対し「災害の規模と死者の多さに衝撃を受けた」として支援を申し出た。

159NAME:2015/04/27(月) 03:08:44
【ネパール大地震】
「エベレスト史上最悪の惨事」…登山家「氷の壁が襲ってきた」
2015.4.26 20:55更新
http://www.sankei.com/world/news/150426/wor1504260068-n1.html

【ニューデリー支局】25日に大地震が襲ったネパールの首都カトマンズでは、26日にかけて大型の余震が相次ぎ、住民らが身を寄せ合って眠れぬ夜を過ごした。世界最高峰のエベレストでは地震が雪崩を引き起こし、登山客ら18人が死亡する「エベレスト史上、最悪の惨事」(ロイター通信)に発展。雪崩からかろうじて逃れた登山家は「氷の壁が襲ってきた」などと口々に恐怖を語った。

 「昨晩から今朝に少なくとも3回、大きな余震があった。目が覚めて自分が生きていると実感するたびに、喜びをかみしめた」 大地震から一夜明けた26日、カトマンズの住人はAP通信に声を震わせながら語った。 今回ほどの大規模地震は、ネパールでは約80年ぶりだ。住居の崩壊や余震を恐れた住民らは広場に集まり、夜を過ごした。 現地では26日の夜明けとともに救助隊が活動をはじめ、倒壊した建物のがれきを掘り起こして生存者を探している。多くの地域で電気が止まり、医療品や食糧が不足しているという。カトマンズの病院は、血や泥にまみれて運び込まれるけが人などでごった返した。

 「氷の壁が襲ってきた」

マレーシアの大学登山チームのリーダーとしてエベレストに登っていたアジム・アフィフさん(27)は、AP通信に地震直後の様子を語った。 揺れを感じてテントから飛び出すと、雪崩が目に飛び込んできた。地元ガイドの「逃げろ」という大声に反応し、チームの登山者がいっせいに身を隠して、事なきを得たという。 ロイター通信によると、最初の雪崩の際、標高約5千メートルにあるエベレスト登山のベースキャンプには、登山者や地元ガイドら約千人がいた。雪崩は複数回発生したとみられ、辺りにはテントや登山道具などが散乱した。 ヘリコプターによる救助活動が進められているが、「キャンプ1」と「キャンプ2」と呼ばれる、より標高が高い場所に約100人が取り残されているとの情報もある。

【ネパール大地震】
欧米に続き、韓国・台湾・タイも続々支援表明
2015.4.26 21:05更新
http://www.sankei.com/world/news/150426/wor1504260069-n1.html

【ニューデリー支局】大地震に見舞われたネパール政府に対し、近隣国以外からも支援の申し出が相次いでいる。米国が救助隊の派遣や100万ドル(約1億2千万円)の資金拠出を決め、欧州各国や韓国、台湾も支援を表明した。 米国では国際開発局(USAID)が災害支援対策チームの派遣準備を進めている。キャメロン英首相やメルケル独首相も25日に支援方針を表明。英政府は専門チームの派遣も決めた。

 26日には、オーストラリアが500万豪ドル(約4億6千万円)、イタリアが30万ユーロ(約3900万円)の拠出を決めた。韓国が100万ドル規模の支援方針を示したほか、台湾が30万ドルの支援を発表。タイも医療チーム派遣の準備を進めている。国連などの国際機関も救援活動の準備を進め、国際通貨基金(IMF)も金融支援の用意があると発表した。

160NAME:2015/05/09(土) 01:12:27
【ネパール大地震】
犠牲者8千人超える ネパールと近隣国
2015.5.8 22:37更新
http://www.sankei.com/world/news/150508/wor1505080044-n1.html

ネパール警察当局は8日、大地震による国内の死者数が7902人になったと明らかにした。インドや中国など近隣国と合わせ、死者は8千人を超えた。被災状況の把握が遅れている山村地域を中心に、死者数はさらに増えるとみられる。

 内務省の集計では、負傷者は約1万7千人で、全半壊した建物数は約56万戸。コイララ首相は8日、議会で演説し、家を失った世帯に対して20万ネパールルピー(約23万円)を支給すると説明。また、道路などのインフラ再建を2年以内に終わらせると述べた。 財源として、20億ドル(約2400億円)規模の国家再建ファンドの創設をあらためて表明。各国や国際機関に資金拠出を呼び掛けた。(共同)

【ネパール大地震】
日本の捜索犬、疲労で点滴受け活動 各国の救出チームは続々引き上げ
2015.5.5 11:21更新
http://www.sankei.com/world/news/150505/wor1505050029-n1.html

【カトマンズ=天野健作】ネパール大地震は5日、発生から10日たち、各国から集まった救出チームが続々と引き上げ帰国している。今後は長期的な支援が必要とされるが、国外から送られた救援物資が税関手続の遅れで空港で滞っており、国連がネパール政府に早期の物資の通過を要請している。

 同政府によると、集まった救出チームは34カ国で、内訳は、インド約1千人、中国約370人、イスラエル約300人、米国約100人、ロシア約90人など。ネパール内務省のサガル・マニ・パラジュリ計画監督局長は「10日もたち、あきらめてはいないが、生存者がいるとの望みは薄い。大半の救出活動を完了させ、次は復興の段階に入る。残る救出は自国のチームで行える」と話し、外国の救出チームの帰国準備を手伝っているという。 日本も約70人と捜索犬4匹による国際緊急援助隊を編成し4月28日から救出活動を展開している。

各国が帰国する中、日本のチームはネパール政府から必要とされており、団長を務める外務省の小林成信・国際緊急援助官は「要請がある限りは活動を続ける」と強調。ただ疲労の色は濃く、捜索犬が暑さとストレスで元気がなくなり、点滴を受けるほどだったという。 一方で、山村地域の被災地では、救援物資が届かない取り残された集落も多数ある。ネパール政府はテントや防水シートに限って関税を免除する措置を講じたが、国連は全ての救援物資に拡大するよう求めていた。

161NAME:2015/05/19(火) 23:56:28
日フィジー首脳会談 9億円の防災支援に儀仗隊儀礼など異例の厚遇 太平洋の「親中国」にくさび
2015.5.19 22:00更新
http://www.sankei.com/politics/news/150519/plt1505190046-n1.html

安倍晋三首相は19日、フィジーのバイニマラマ首相と官邸で会談し、防災対策として、日本が約9億円の支援をすることで一致した。日本政府は自衛隊の儀仗隊による栄誉礼を行うなど、人口約90万人の小国の首脳を異例の“厚遇”で迎えたが、その背景には、太平洋進出をにらみフィジーへの接近を強める中国との間にくさびを打ち込む狙いがある。

 会談で、安倍首相は「昨年9月にバイニマラマ首相が民主的な選挙で国民の信任を得られたことに改めて祝意を表したい」と歓迎。バイニマラマ首相も「日本と1対1の緊密な絆を築いていきたい」と応じた。 バイニマラマ首相は22、23両日に福島県いわき市で開かれる「太平洋・島サミット」に出席するため来日。同サミットには14カ国の首脳級が参加予定だが、ここまでの厚遇は同国だけだ。会談後には公邸での夕食会でもてなした。

 フィジーは2006年、軍事クーデターを理由にオセアニアの地域協力機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」の資格を停止された。そこに接近してきたのが中国だ。首脳の相互訪問や軍事交流などあらゆる分野で関係を深めた。 日本政府は、昨年フィジーが民政に復帰したことを理由に、今回9年ぶりに太平洋・島サミットへの招待を決めた。日本政府としては、今回の太平洋・島サミットを通じてフィジーのPIF復帰に道筋を付け、中国の影響力拡大を牽制したい考えだ。

162NAME:2015/05/21(木) 23:37:05
中国不法漁船を爆破 インドネシアが「弱腰」から「見せしめ」に
2015.5.21 19:08更新
http://www.sankei.com/world/news/150521/wor1505210055-n1.html

【シンガポール=吉村英輝】インドネシアは20日、領海内で不法操業をしていたとして拿捕(だほ)した中国漁船を海上で爆破した。地元メディアが21日、一斉に報じた。「海洋国家」を目指すジョコ政権はその一環として、不法操業船の取り締まりを強化、「見せしめ」として外国籍の違法漁船を爆破してきたが、中国漁船への対応には慎重だった。

 スシ海洋・水産相は20日、植民地時代のインドネシアで最初の民族団体が結成された日にちなんだ「民族覚醒(かくせい)の日」の演説で、「大統領の命令で、法に基づく措置を執行する」と述べ、違反が確定した外国漁船41隻の爆破を発表した。 爆破は船から乗組員を下ろした後で海軍などが行った。報道によると、うち1隻は中国漁船(300トン)で、カリマンタン島西沖で少量の爆発物で沈めた。 インドネシア近海は豊富な漁業資源に恵まれ、外国漁船の違法操業が野放し状態になっていた。ジョコ大統領は取り締まりを指示、今年3月までに外国漁船計18隻を爆破した。だが、20隻以上摘発した中国籍の船は爆破せず、議会などから「弱腰」との批判が出ていた。中国漁船の爆破は今回が初めてとみられる。

今回、他に爆破した漁船は、ベトナム5隻、タイ2隻、フィリピン11隻など。 ジョコ氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国が中国と領有権を争う南シナ海問題で「法に基づく解決」を主張。インドネシア自身は中国と領有権問題はないとしているが、中国が領海域と主張する「九段線」がナトゥナ諸島を含めている可能性が強く、警戒を強めている。 中国外務省の洪磊報道官は21日の定例記者会見で、中国漁船爆破について、「建設的に漁業協力を推進し、中国企業の合法で正当な権益を保証するよう望んできた」と不満を示し、インドネシア側に説明を求めたことを明かした。

163NAME:2015/05/22(金) 02:01:49
安倍首相「質も量も、二兎を追う」 アジア向けインフラ投資、5年間で13兆円表明
2015.5.21 21:32更新
http://www.sankei.com/politics/news/150521/plt1505210034-n1.html

安倍晋三首相は21日、東京都内で開かれた国際交流会議で講演し、公的資金によるアジア向けのインフラ投資を今後5年間で約3割増やすと表明した。日本が主導するアジア開発銀行(ADB)や政府開発援助(ODA)を通じた融資を含め、約1100億ドル(約13兆2千億円)の投資拡大を目指す。アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を目指す中国に対抗する狙いがある。

 講演で安倍首相は、「世界中から多様な資金をアジアに呼び込み、ダイナミックなイノベーションが開花する大地へと変えたい」と訴えた。各国や国際機関などと協働し、日本の高い技術力を生かす「質の高いインフラ投資」を推進する考えだ。 その上で、具体的な施策として(1)円借款や技術協力などODA支援の拡大・迅速化(2)融資能力の拡大などのADB改革を後押し(3)政府系金融機関の国際協力銀行(JBIC)によるリスク資金の積極的供給(4)質の高いインフラの世界標準化-を挙げた。 成長著しいアジアでは、鉄道や道路などインフラ整備に毎年100兆円が必要とされている。安倍首相は「質も量も。二兎(にと)を追う」と語った。

アジアの資金需要に応じるため、ODAの実施機関である国際協力機構(JICA)を活用し、5年間で4兆円を超える支援をする。JBICなども官民連携のインフラ事業への融資や出資で計約2兆4千億円を投じる。途上国政府の保証がなければ融資できなかった比較的リスクの高い事業にも資金を提供する。

 今回の日本の投資総額約1100億ドルには、ADBによる5年間の融資額など約530億ドル(約6兆3600億円)が含まれる。 日本のアジア向けインフラ投資については、麻生太郎財務相が今月、アゼルバイジャンで開かれたADB年次総会で、投資拡大を表明していた。だが具体的な投資規模については言及していなかった。 中国主導のAIIBの融資枠は未定だが、設立時の資本金は1千億ドル近くになる可能性がある。

164NAME:2015/06/03(水) 01:30:08
印首相逮捕に12億円の懸賞金 パキスタン・イスラム協会
2015.6.3 00:35更新
http://www.sankei.com/world/news/150603/wor1506030009-n1.html

【ニューデリー=岩田智雄】パキスタンのイスラム保守政党、イスラム協会総裁のシラジュル・ハク上院議員は2日、カシミール地方のパキスタン支配地域で演説し、インドのモディ首相逮捕に10億ルピー(約12億円)の懸賞金をかけると発表した。パキスタン紙ドーンが伝えた。 ハク氏は、モディ氏がカシミール地方や印西部グジャラート州で、多数の市民を殺害していると非難した。

印首相、イスラエル初訪問へ 武器輸入で関係緊密化狙い
2015.6.2 21:53更新
http://www.sankei.com/world/news/150602/wor1506020033-n1.html

【ニューデリー=岩田智雄】インド政府は、モディ首相が同国の首相として初めてイスラエルを訪問すると発表した。インドはイスラム教徒や左派の反発に配慮して首相訪問を控えてきたが、武器輸入などを通じて深まっている両国関係をさらに緊密にする狙いがあるとみられる。 スワラジ外相が5月31日の記者会見で明らかにしたところによると、訪問の日程は未定。スワラジ氏が年内にイスラエルとパレスチナ、ヨルダンを訪れ、首相訪問の地ならしをする。

 インドは1992年にイスラエルと国交を結び、国防分野での関係を強化。インドはイスラエルにとり最大の武器輸出先でもある。イスラエルは、インドと領土問題で敵対するパキスタンに厳しい外交政策を取っていることでも知られる。 また、ヒンズー至上主義を掲げるモディ氏与党のインド人民党(BJP)はイスラエルと良好な関係を続けてきた。モディ氏自身、グジャラート州首相時代にイスラエルを訪問し、昨年の国連総会に出席した際はネタニヤフ首相と会談し、親交を深めている。

 インドのイスラエル専門家、オルバイト・ニンソージャム氏は「国民会議派主導の前政権は左派やイスラム教徒に配慮してきたが、BJPはこうした集団を支持基盤とせず、下院でも過半数を維持しており、モディ氏の独自外交が可能になっている」と指摘した。 一方でインドはパレスチナの分離独立を支持し、国家承認もしている。

165NAME:2015/07/08(水) 06:57:26
「なぜ日本に接近するのか」、「第二次世界大戦の被害者のくせに」 フィリピンに「苛立ち」隠せぬ中国メディア・・・中国をナチスになぞらえたことに「怒り」爆発
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E6%8E%A5%E8%BF%91%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%8D%E3%80%81%E3%80%8C%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%81%AE%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%81%9B%E3%81%AB%E3%80%8D-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%80%8C%E8%8B%9B%E7%AB%8B%E3%81%A1%E3%80%8D%E9%9A%A0%E3%81%9B%E3%81%AC%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%82%92%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%9E%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%80%92%E3%82%8A%E3%80%8D%E7%88%86%E7%99%BA/ar-BBkQVWP#page=2

中国メディア「中工報」は5日「フィリピンと日本はなぜ、どんどん接近するのか」と題する論説を発表した。フィリピンのアキノ大統領が日本との緊密化を図っていることに「いらだち」を示し、特に中国をナチスになぞらえて批判したことに「怒りを爆発」させた。 記事は、フィリピンのベニグノ・アキノ大統領が2-5日の日程で訪日したことに注目。「2010年の大統領就任以来、6回目」と紹介し、アキノ大統領は日本を「米国を別にすれば、最も重要な戦略パートナーとみなしている」と主張した。

 さらに、日本とフィリピンは経済だけでなく軍事面でさらに密接になりつつあると指摘。アキノ大統領が日本からの武器購入の動きを強めていることや、5月にはフィリピンのコレヒドール島近くで自衛隊とフィリピン軍の合同演習が実施されたことについて「第二次世界大戦後初だ。コレヒドール島は第二次世界大戦期に、在フィリピン米軍と日本軍の血戦の場だった」と論じた。 記事は、フィリピンについて「南シナ海における中国の主権に挑戦している。しかし、東南アジア諸国連合(ASEAN)内に、フィリピンを支持する国は少ない」と主張し、日本も中国と領土問題を抱えているだけに、アキノ大統領は「両国が相互に支持しあい、中国に対抗できる」と考えていると指摘した。

 記事は、アキノ大統領が中国をナチス・ドイツと結びつけて語ったことについて、「中国は日本軍国主義の被害者だ。アキノ大統領は日本が集団的自衛権を解禁したことが、アジアに脅威をもたらすであろうことを心配していない。それどころか、第二次世界大戦で命をかけて日本に抵抗した中国を侮辱した」、「この種の理不尽な言動に、アキノ大統領のでたらめさがはっきりと出ている」などと怒りを爆発させた。

**********

◆解説◆ 上記論説は触れなかったが、3日に行われたアキノ大統領を歓迎する宮中晩餐会では天皇陛下が、「このことは私ども日本人が深い痛恨の心と共に、長く忘れてはならないことであり、取り分け戦後70年を迎える05年、当時の犠牲者へ深く哀悼の意を表します」と述べられた。 天皇陛下のお言葉を受けたアキノ大統領は「過去に経験した痛みや悲劇は、相互尊重、尊厳、連帯に根差した関係構築に努めるという貴国の約束によって癒やされてまいりました」と述べた。アキノ大統領は政権担当者として、終戦から現在に至るまでの日本を改めて評価したことになる。(編集担当:如月隼人)

166NAME:2015/07/09(木) 21:40:08
ハングリーなアジア系留学生が脱力系日本人学生を駆逐する
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%aa%e3%82%a2%e3%82%b8%e3%82%a2%e7%b3%bb%e7%95%99%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%8c%e8%84%b1%e5%8a%9b%e7%b3%bb%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%82%92%e9%a7%86%e9%80%90%e3%81%99%e3%82%8b/ar-AAcK5Sx#page=2

日本の大学ではアジア系留学生の存在感が日に日に増している。今まで50万人のビジネスパーソンの「市場価値」を上げてきたキャリアコンサルタントの藤田聰氏によると、「アジア系留学生と日本人学生の違いに成長のヒントが隠れている」という。

アジア系留学生の圧倒的な存在感

 日本の大学には、年々アジア系留学生が増えている。私は都内の総合大学でリーダーシップ論を教えているので、それを実感する。特に積極的なのは中国人学生だ。 大学の講義では、留学生の存在感が異常なまでに高い。コンサートで言うと高額なアリーナ席に相当する中央前列には彼らしかいない。決して遅刻することなく最前列に座り、真剣なまなざしで私を凝視し、どんどん意見や質問をぶつけてくる。 全体の9割を占める日本人学生はどうかというと、指名されるのを恐れ、後方に集中している。豊かさの代償なのか、往々にして大人しい。講座が終わったらそそくさと帰り、控室に質問に来ることもない。肉食動物と草食動物ほどの違いすら感じる。

「どんな組織でも優秀な上位20%、凡庸な中位60%、ダメな下位20%に分けられる」という「2:6:2の法則」が知られているが、大学の講義では「1:9の法則」が適用されているようだ。超優秀なアジア系留学生1割がそうでない日本人学生9割を圧倒している。しかも差は広がっていく一方だ。このままいくと、いずれ職場でも「1:9の法則」が適用され、9割の日本人が1割のアジア系ビジネスパーソンに駆逐されるのではないか、と不安を覚えてしまうほどである。

上位1割の優秀な人になる方法

 この超格差社会で日本人学生が生き残るにはどうしたらいいだろうか。私なりに上位1割と下位9割の学生を比較してみた。主に次の4点が違いとして挙げられる。この点を克服すれば、下位から脱出することができるだろう。 第一に挙げられるのが、自分のビジョンや夢を明確に持っているかどうかだ。アジア系留学生はだいたい、親しくなると「将来は起業して一族を養いたい」「上場して大金持ちになりたい」と熱く夢を語りだす。留学している時点で、みなかなりのエリートであるのは間違いない。親族の期待を一身に受け、壮絶なプレッシャーに打ち勝つべく、鮮明な成功イメージを持っているようだ。理想の実現に向けて、一心不乱に努力している人は総じて優秀である。日本人にもいるにはいるが、圧倒的に数が少ない。

 第二に、夢を持った人と付き合っているかどうか。周りの留学生も同様にビジョンを持っていることが多い。「朱に交われば赤くなる」ということわざがあるとおり、どうしても人は友人の影響を受ける。優秀な人同士で付き合うことで、彼らの意識はさらに高くなる。 第三に、メンター(師匠)がいるかどうか。文化の違いなのかどうかわからないが、皆、講義が終わると控室に押し寄せ、講師を質問攻めにしてくる。中には「私の師匠になってください」と言い、慕ってくる人もいる。人生経験が豊富なメンターにつけば、それだけ成長が速くなる。

 最後に、謙虚に学び続けているかどうか。とても優秀なのに、彼ら留学生は卑下と言えるほど謙虚である。成功イメージと現在の自分を比べて、まだまだ努力が足りないということを痛切に感じている。理想と現実のギャップをどう埋めていくかを常に意識している人は、成長しやすい。 以上4点が、私が考える「ハングリーなアジア系留学生」と「脱力系日本人学生」の違いだ。外国人力士が活躍する大相撲と似ている。学生に限らず、若手ビジネスパーソンにもそのまま当てはまる。「自分にはハングリーさが足りない」と思う人はぜひ参考にしていただきたい。

167NAME:2015/07/11(土) 02:44:19
【南シナ海問題】
中国船か? ベトナム漁船、体当たりされ沈没
2015.7.10 20:36更新
http://www.sankei.com/world/news/150710/wor1507100043-n1.html

中国やベトナムなどが領有権を争う南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島付近で9日夜、操業中のベトナム漁船が中国船とみられる3隻に体当たりされ、沈没していたことが10日、分かった。

 ベトナム中部クアンガイ省の漁業関係者によると、同省の村から漁に出た11人乗り組みのベトナム漁船が体当たりされた。乗組員は近くで操業中のベトナム漁船に全員救助された。3隻は逃走したという。 西沙諸島付近はベトナム中部漁民の重要漁場。6月以降、中国船によるとみられる妨害活動が頻発している。(共同)

168NAME:2015/08/10(月) 03:08:32
シンガポール「幸福度」世界最下位 アジアで最も豊かなはずが 建国50年、「能力主義」行き詰まる
2015.8.8 16:07更新
http://www.sankei.com/world/news/150808/wor1508080038-n1.html

【シンガポール=吉村英輝】赤道直下の都市国家シンガポールが9日、建国50周年を迎える。1965年のマレーシアからの分離独立以降、一党支配の長期政権で経済発展を実現し、アジアで最も豊かな国となった。一方、格差拡大などで「能力至上主義」の成長モデルは行き詰まっている。 至るところに国旗や装飾が掲げられ、全土が祝賀ムードに包まれている。9日の式典には、18カ国の首脳ら代表も参加。日本からは麻生太郎副総理兼財務相が出席する。

 リー・シェンロン首相は8日夜、就任以来11回目となる記念メッセージを放送。父親で今年3月に91歳で死去した初代首相、リー・クアンユー氏が、言葉や宗教の平等を認め多民族国家の繁栄に成功した功績をたたえ、「より良い将来を誰もが期待できる」と述べ、結束の継続を訴えた。 当日の9日は、午前9時に全土でサイレンが鳴らされ、元首相の肉声による独立宣言が初めてラジオとテレビで流される。50年前の当日は、元首相が自ら読み上げるつもりだったが多忙でかなわず、アナウンサーが代読していた。肉声は3年前に収録していた。

31年間の長期政権を率いた元首相は、東京23区とほぼ同じ広さの島に、日本などから資本と技術を導入し工業化に成功。90年代に人件費が高騰すると、ハイテクや金融サービスが主体の産業構造へ機敏に転換した。現在の高層ビルや緑が調和した景観、少ない汚職や治安の良さは、元首相の理想を具現化したものだ。 シンガポールの国民1人当たりの国内総生産(GDP)は、2007年に日本、11年に米国をそれぞれ追い抜き、13年には独立時に比べ100倍以上の約5万5千ドルに膨らんだ。

 一方、米調査会社ギャラップが12年に発表した日常生活の「幸福度」調査で、シンガポールは、148カ国中、最下位だった。激しい競争社会や、政治的な息苦しさが指摘される。 11年の総選挙(定数87)で、与党人民行動党(PAP)の得票率は60・1%と独立後最低で、過去最多の6議席を野党に奪われた。若者を中心に所得格差や移民流入による就職難に不満を抱く層が増えている。次回総選挙では、独立後生まれの有権者数が独立前生まれ世代を初めて上回る。

リー首相は今月、「多くの外国人労働者を受け入れれば、経済はうまくいくが社会問題を抱える」とし、生産性向上により外国人に頼らない発展の継続を訴えたが、前途は多難だ。 7月24日には新たな選挙区割りが発表され、PAPは独立記念日後間もなく、候補者調整を完了する予定。初代首相の死去や建国50周年で愛国ムードが高まるなか、早期解散による「9月12日の総選挙」説が流れている。

169NAME:2015/09/25(金) 21:44:36
南シナ海防衛、「日本も責任」=ベトナム書記長が講演
2015/09/17
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%8D%97%E3%82%B7%E3%83%8A%E6%B5%B7%E9%98%B2%E8%A1%9B%E3%80%81%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%82%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E3%80%8D%EF%BC%9D%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%9B%B8%E8%A8%98%E9%95%B7%E3%81%8C%E8%AC%9B%E6%BC%94/ar-AAeoQ4x?li=AA570j

来日中のグエン・フー・チョン・ベトナム共産党書記長は17日、東京都内で講演し、ベトナムが中国と領有権を争う南シナ海問題について「シーレーン(海上交通路)は日本の利益に直接関わる。日本も(防衛の)責任がある」と述べ、日本との安全保障協力に期待を表明した。

 チョン書記長は「南シナ海で衝突を防ぐため、全ての国が透明で責任ある行動を取り、(平和的解決へ)協力を強化する必要がある」と指摘。その上で「日本はより大きな役割を果たすべきで、ベトナムは一貫して日本の国連安保理常任理事国入りを支持している」と訴えた。

170NAME:2015/10/04(日) 22:00:29
インドネシア「9・30事件」から50年 歴史の闇に埋もれ、謝罪いまだなく 惨劇味わった住民「川は血で真っ赤だった」と証言
http://www.sankei.com/world/news/151001/wor1510010006-n1.html
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%80%8C%EF%BC%99%E3%83%BB%EF%BC%93%EF%BC%90%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%80%8D%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BC%95%EF%BC%90%E5%B9%B4-%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%AE%E9%97%87%E3%81%AB%E5%9F%8B%E3%82%82%E3%82%8C%E3%80%81%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%A0%E3%81%AA%E3%81%8F-%E6%83%A8%E5%8A%87%E5%91%B3%E3%82%8F%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BD%8F%E6%B0%91%E3%80%8C%E5%B7%9D%E3%81%AF%E8%A1%80%E3%81%A7%E7%9C%9F%E3%81%A3%E8%B5%A4%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%8D%E3%81%A8%E8%A8%BC%E8%A8%80/ar-AAeYDEO?li=AA4RHB#page=2

インドネシア建国の父、スカルノ初代大統領の失脚と大虐殺の端緒になった1965年の「9・30事件」から、30日で50年となった。陸軍左派の反乱を鎮圧したスハルト少将(当時)は権力を奪取して、32年に及ぶ長期独裁に道を開いた。国軍は、スカルノ氏に接近して勢力を広げていたインドネシア共産党(PKI)のクーデターとみなして掃討を進め、住民による党員粛清も奨励し、全土で50〜200万人が虐殺されたとされる。虐殺に加わった住民らは誰一人処罰されておらず、民主化が進んだ現在も被害者側は抑圧に苦しんでいる。(中ジャワ州ソロ 吉村英輝)

鮮明な記憶

 甘い旋律で、日本でも流行した民謡『ブンガワン・ソロ』で知られるソロ川は、「人の血で真っ赤に染まった」。郊外の橋のたもとで暮らす女性、マルトトムさん(80)が当時を振り返る。 「決まって夜10時過ぎ、トラック一杯に連れてこられた人たちが橋の上に並べられ、銃声が響いた。数カ月続き、10回は聞いた。翌朝の川は真っ赤だった」 多くの仲間をこの橋で殺されたという元小学校教諭のムリヤディさん(72)は、PKI関係者と疑われ32カ月間、拘束された。解放後も、スハルト時代は身分証に「元政治犯」の印が押され、家族も社会から差別されてきた。

スハルト氏は精鋭部隊を現地に送り込む一方、「共産主義者は残虐だ」との宣伝活動を展開。脅威を感じた自警団のような住民たちが、あいまいな調査で疑いが浮かんだ人を次々と殺害していった。 国軍内部でも不当な粛清が断行された。元兵士のブロントさん(87)は自宅から突然連行され、15年間投獄された。食料も満足に与えられず、仲間が連日、餓死していった。妻が子供6人を育てながら月に一度、差し入れをし、何とか生き延びた。「投獄の理由については何の説明もなかった。PKIとも関係ない。おそらくスカルノ信奉者だったからだろう」

171NAME:2015/10/04(日) 22:04:26
うずく古傷

 歴代トップと違い、軍とは全く関係ないソロ出身のジョコ現大統領が昨秋就任したことで、「初めて犠牲者に謝罪するのでは」と期待する声もある。 だが、現地で長年研究にあたる慶応大学の倉沢愛子名誉教授は悲観的だ。今年初め、ジョコ氏が謝罪するとの「噂」が流れただけで、政権内で反対論が巻き起こったという。 「ソロならほとんど、他地域でも大部分の市民が、殺したか殺されたかどちらかの親族。同じコミュニティー内で被害者側と加害者側が事件を語ることをタブーにして共存してきた、長く暗い過去がある」

東南アジアで共産主義が勢力を広げる「ドミノ」現象を恐れた当時の日本を含む西側諸国も、見て見ぬふりをし、メディアも反応してこなかったのが実情だ。 社会の分断につながりかねない事件を蒸し返さず、歴史の闇に埋もれさせようとする力が働く。特に加害者側には、政権や社会の中枢で活躍する人が多い。 川辺で事件の犠牲者の追悼式を営むことができたのは05年のことだ。昨年11月には、掛け替えられ橋げただけになった部分に虐殺の記念碑ができたが、2日後、誰かに外されていたという。古い傷をえぐられたくない加害者はまだ大勢、存在している。 ムリヤディさんは3年前、人権団体の助力で、被害者の証言と回顧をDVDにまとめた。「若い人に知ってもらうため、ぜひ日本にアニメ化してほしい」と話している。

 ■9・30事件 1965年9月30日の深夜から翌朝にかけ、インドネシアの首都ジャカルタで、陸軍左派がスカルノ大統領を守るとして親米派の陸軍将軍ら7人を拉致、殺害して革命評議会を設置。陸軍戦略予備軍司令官だったスハルト少将が直ちに鎮圧し、中国共産党の支援を受けたインドネシア共産党(PKI)の陰謀だとして弾圧した。住民同士の虐殺は東ジャワ、バリ島など全土に及び、PKIに融和的だったスカルノ氏は権力を奪われ、68年3月、スハルト氏が第2代大統領に就任した。住民による虐殺は12年公開のドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』の題材にもなった。

172NAME:2015/10/26(月) 00:14:26
リンゴ箱に「釣魚島は中国のもの」 ベトナム税関が輸入禁止通達 中国のプロパガンダと判断
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b4%e7%ae%b1%e3%81%ab%e3%80%8c%e9%87%a3%e9%ad%9a%e5%b3%b6%e3%81%af%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e3%82%82%e3%81%ae%e3%80%8d-%e3%83%99%e3%83%88%e3%83%8a%e3%83%a0%e7%a8%8e%e9%96%a2%e3%81%8c%e8%bc%b8%e5%85%a5%e7%a6%81%e6%ad%a2%e9%80%9a%e9%81%94-%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%91%e3%82%ac%e3%83%b3%e3%83%80%e3%81%a8%e5%88%a4%e6%96%ad/ar-BBmoW4t#page=2

【シンガポール=吉村英輝】ベトナム東北部クアンニン省の税関当局は24日までに、中国からのリンゴの梱包(こんぽう)箱に「釣魚島(尖閣諸島=沖縄県石垣市=の中国名)は中国のもの」と書かれていることを問題視し、輸入禁止の通達を出した。現地メディアが伝えた。 当局の担当者は、商業活動に乗じた中国側のプロパガンダだとして、ベトナムの国内法にも国際法にも抵触すると指摘。さらに、日越関係にも悪影響を与えると説明している。

 文言は、梱包する段ボールに中国語と英語で表示され、中国の国旗も印刷されていた。9月下旬以降から流入し始め、警察が税関当局に通報。今月下旬に輸入禁止の通達が出された。 現地メディアは、ベトナムが中国と領有権で対立する南シナ海の帰属問題でも、中国側が「混乱を狙った情報発信キャンペーン」を繰り返していると主張。南シナ海のほとんどを囲い込み「権益」を主張する「U字線」が描かれた地図や旅券などの中国の公的文書について「ベトナムが抗議してきた」と指摘している。

173NAME:2015/11/17(火) 02:43:46
トルコ人100人に聞きました! エルトゥールル号事件を知っていますか?
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1311929049950.html

「エルトゥールル号事件」と「イラン・イラク戦争時のトルコ航空による邦人救出劇」を知っていますか? これら二つの事件は日本とトルコの友好関係をあらわす出来事として、しばしば取り上げられる。

エルトゥールル号事件とは、外務省ホームページによると、明治天皇の親書の答礼として1890年に、オスマン・パシャ提督率いる総勢650名の使節団が軍艦エルトゥールル号に乗り1890年に日本へやってきた。しかし、帰路、同使節団は和歌山県串本町大島の沿岸で台風により沈没してしまう。結果、オスマン提督含む587名の乗組員が死亡する惨事となったが、付近住民の献身的な救助により69名の乗組員を救出。後に日本海軍の巡洋艦によりトルコへ帰国した、というもの。

トルコ航空による邦人救出劇とは、その約100年後、1985年に勃発したイラン・イラク戦争の際、イラクがイラン領空の全航空機を攻撃対象とする発表をしたために、テヘランにいた在留邦人250名が帰国できず孤立する恐れとなった。海外に自衛隊機を派遣できなかった日本の代わりに、トルコ政府はトルコ航空機をイランに派遣。結果、イラクの攻撃設定期限直前で在留邦人はイランから脱出できた、というもの。

日本では、特にエルトゥールル号事件はトルコが親日国である理由の一つであり、トルコ国内では広く知られているといった認識がある。しかし実際はどうなのか? 議論するより直接聞いてみよう! というわけで、現地でトルコ人100人に聞きました。この二つの事件、知っていますか? 

アンケートをおこなったのはイスタンブール市内。多くのトルコ人が集まる市場を中心に、ボードにトルコ語で二つの事件を書き、「Evet(はい)」「Hayir(いいえ)」の欄にシールを貼ってもらった。 人懐っこい国民性を反映して、一人に聞くと、次々とトルコ人たちが集まる。アンケート中、トルコ人からは「グッド、クエスチョン!」といった声を多数かけてもらい反応は良好。 結果、エルトゥールル号事件に関しては、「知っている」が72人、「知らない」が28人。トルコ航空救出劇に関しては、「知っている」が56人、「知らない」が44人だった。予想通り、エルトゥールル号事件の方が認知度は高かった。

それぞれのコメントを紹介すると、エルトゥールル号事件については、「もちろん知っている」「学校で習った。教科書に載っている」「知らないヤツはどうかしている」という人もいる一方で、「学校で習ったが今は習わない」「歴史に興味ある人は知っているだろうが多くではないと思う」という意見も。また「学校では習わなかったが、それ以外で知った」「知らない人はトルコ人じゃない。トルコ人の顔をしたアメリカ人だな」というコメントもあった。

トルコ航空救出劇について、知っていると答えた人は「新聞で読んだ」という意見が多数。「それらしいことを聞いたことはあるが、詳細は知らない」という人も結構いた。若い世代に関しては、「歴史で知るオスマン帝国時代と違い、イラン・イラク戦争は生まれていないので知らない」というコメントもあった。また、エルトゥールル号事件は知らずとも、トルコ航空救出劇は知っているという人が結構いたことも興味深かった。 調査の結果、エルトゥールル号事件については約7割、トルコ航空救出劇は半数以上の人が「知っている」と答えたので、認知度は高いと言って良いのではないだろうか。(加藤亨延)

174NAME:2015/11/25(水) 00:33:36
トルコ、露戦闘機を撃墜 「領空侵犯」 シリア内戦処理に影響も
2015.11.24 20:11更新
http://www.sankei.com/world/news/151124/wor1511240046-n1.html

【カイロ=大内清】トルコ軍は24日、同国の領空を侵犯したとして、シリアに派遣されていたロシア軍の戦闘爆撃機スホイ24を1機撃墜、同機はトルコ国境に近いシリア北西部ラタキア県内の村に墜落した。ロイター通信によれば、北大西洋条約機構(NATO)加盟国によるロシア軍機撃墜は旧ソ連時代の1950年代以来初めて。プーチン露大統領は24日、ロシア南部ソチでのヨルダン国王との会談で、撃墜は「トルコとの関係に深刻な結果をもたらすだろう」と述べた。

 露トルコ間の緊張が、シリア内戦の終結を目指す多国間協議や、トルコが加盟するNATOとロシアとの関係に影響する可能性もある。NATOは同日夕、ブリュッセルで大使級緊急会合を開催、トルコ側から撃墜時の状況説明を受ける。

 トルコ軍は「撃墜までの5分間に10回にわたり警告した」上でF16戦闘機2機で露機を撃墜したとしている。ロシアは領空侵犯は否定した。パイロット2人は緊急脱出したが、シリア反体制派などによると2人とも死亡した可能性が高い。 一方、シリア人権監視団(英国)によると、ラタキア県内で同日、ロシア軍のヘリコプターが反体制派の攻撃を受け、政権側支配地域に緊急着陸した。

 アサド政権を支えるロシアは9月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討を名目にシリアへ軍事介入し、反体制派側にも空爆。反体制派を支援するトルコは、ロシアの軍事行動がアサド政権存続につながるのを警戒していた。

175NAME:2015/11/26(木) 23:00:32
日本への旅行熱が止まらない、タイ人の本音 中国人とはちょっと違う「好き」の理由
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%b8%e3%81%ae%e6%97%85%e8%a1%8c%e7%86%b1%e3%81%8c%e6%ad%a2%e3%81%be%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bd%a4%e3%82%bf%e3%82%a4%e4%ba%ba%e3%81%ae%e6%9c%ac%e9%9f%b3-%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%a8%e3%81%af%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e9%81%95%e3%81%86%ef%bd%a2%e5%a5%bd%e3%81%8d%ef%bd%a3%e3%81%ae%e7%90%86%e7%94%b1/ar-BBnrGC9

観光旅行で日本を目指してやってくるのは、“爆買い”の中国人観光客だけではない。中国、台湾、香港などの中華圏に次いで多いのが、東南アジアのタイだという。 タイ人の訪日観光客数は、2014年に前年比45%となる65万7600人。過去最高を記録した。さらに、今年1月〜9月の統計でも既に54万人を突破。年間でも最高記録を更新するのは間違いなく、まさに右肩上がりの伸びだと言える。

 2013年7月、タイ人観光客への査証免除措置が実施されたとき、ここまでの状況を想像していた人がいただろうか。 観光を理由とした15日以内の滞在であれば、ビザが無くても入国可能となったことが大きな追い風となり、ここ数年は、日本への旅行ブームが起きているのだ。 今月6日〜8日、日本政府観光局は「個人旅行に特化した旅行フェア」を開催。現地の旅行代理店や航空会社をはじめ、外国人観光客向けのフリーパスを販売しているJRや私鉄、それに加えて、自分たちの街にもタイ人観光客を呼び込もうと地方自治体の観光課などがブースを並べた。 定期的に開催されているイベントで、ちょうど1年前のイベントにも立ち寄ったことがあったのだが、今回は去年の3倍以上のスペースとなる特設ホールが会場となっていた。しかも、初日の金曜日、まだオフィスアワーであるにもかかわらず、オープン前には列ができるほど、大勢のタイ人が詰めかけていたのである。

 「急激な右肩上がりを続けているので、さすがに穏やかな伸びになるだろう……と思っていましたが、もうしばらくは続くのかもしれません。今回の盛況ぶりを見て驚きました。既に日本に行った事があるリピーターが増えている一方で、これから初めて行く人もまだまだ多い。一部の層だけではなく、かなり裾野が広がってきているという印象を受けます」 そう話すのは、イベントを主催する日本政府観光局の天野泉さん。観光ビザが必要だった時には、ビザを得るために旅行会社のパッケージツアーを利用していた人も多かったが、今はツアーに参加しなくても、思い立ったらすぐに日本へ飛ぶ事も容易になった。 その結果、個人旅行(F.I.T/Free Individual Traveler)で気軽に日本へ行く人が増え、年1回は必ず日本に鮨を食べに行くという人がいるくらい、リピーターが続出している。

176NAME:2015/11/26(木) 23:05:01
日本の旅行情報を得ようと今回のイベントに足を運んでいたタイ人たちは、大学生から高齢者まで幅広かったが、私が会場で声を掛けた人のほとんどは『既に日本へ行った事がある』と答えたリピーター観光客。彼らは、もう次の旅行先やベストシーズンを調べに来ていた。 来月12月に旅行を計画しているという30代の女性は、次回の旅行が4回目。この日は、福岡と沖縄の情報を集めることが目的だという。

 「最初の旅行で行ったのは、東京、大阪、京都、奈良です。2回目と3回目は、どちらも東京だけ。今回は、60代の両親を連れて行くので、寒くないところがいいなと思って、九州が候補になっています。沖縄でダイビングするなら、どこがオススメですか?石垣島?離島に行っても、英語は通じるかしら?」 取材目的で話し掛けると、反対に色々なことを質問されるのだが、その内容はかなり細かい。そして、ここまでバラエティに飛んだ都市名が出るのかと驚くほど、北海道から沖縄まで、様々な観光地の名前が出てくる。

 40代の奥様グループ3人組は、それぞれが家族旅行で日本を訪れることを計画中。いずれも、5回以上は日本を訪れているという。 「私は、この冬に大阪へ行く事が決まっているけれど、他の2人はまだ決めていないので、今日このフェアで探そうと思って来ました。彼女は、東京ディズニーランドとUSJどちらも一度の旅行で行きたいようなのですが、東京〜大阪の移動手段は、新幹線が良いですよね?」 彼女達は、パンフレットを見比べながら、友人同士で情報交換を続けていた。 「東京〜大阪って、新幹線でどれくらいかかるんだっけ?」 「3時間はかからなかったから、大変ではないと思う」 「新幹線もJRパスに含まれているの?」 「含まれているから、追加料金なしで乗れるよ」 基本的には、航空券とホテルだけを取って、それ以外はJRや私鉄が出しているフリーのレイルパスを使って、自分たちで移動するという。このレイルパスは、3日間でいくら、5日間でいくら、と決まっている、外国人観光客限定のもの。一部の例外を除けば、新幹線の自由席でさえも、フリーパスで乗ることができる。

177NAME:2015/11/26(木) 23:09:52
今回のイベントに出展していたJR九州(九州旅行鉄道株式会社)の伯野慎一郎さんによると、個人旅行で来るタイ人観光客たちの“黄金ルート”ができてきているという。 「福岡には、バンコクからの直行便が飛んでいますが、JALだけでなくジェットスターの直行便がスタートしたことで、タイ人観光客が急激に増えました。なんと、前年比200%増という月があったほど。LCCで来て、JR九州のレイルパスを使って九州の各県をいくつか回るというルートを取る人が圧倒的に多いのです。」

 今月、まさにこのルートで旅行している人がいる。50代のプロイさん夫婦だ。旅行期間は11日間。直行便で福岡に行き、5日間の九州レイルパスを2回使って、10日間かけて佐賀や熊本などを回ったという。旅館やホテルは、英語を使って個人で直接予約した。 「文化、美術、歴史、生活すべての面で、日本は最も面白い国のひとつだと思います。食べ物も美味しいし、日本の製品は良いものだし、日本人も優しいし。タイでは感じられない季節もあります。今回は紅葉も少し始まっていて綺麗でした。日本は、どんな季節でも旅行したいと思う国です。治安が良いから、個人旅行にも向いていますよね。航空券はもちろん、ホテルや旅館、レイルパスも全てネットで予約できるので、安心して行く事ができます。」

 最近では、バンコクの旅行代理店などでもレイルパスを販売するようになり、日本の窓口などで購入しなくても良くなった。これで、日本への旅行はさらにハードルが低くなったという。 そして、個人旅行をするときに大切なのは、旅館やホテルなどの宿泊先選び。ここで頼りにするのは、やはりインターネットの口コミサイトだ。 日本の旅館やホテル、観光地やレストランなど、どこが良かったか、どうやって行ったのか、個人旅行で頼りになるのは経験者の口コミだ。

 そんなときにタイ人が頼りにするというのが、タイ最大の口コミ旅行サイト『Pantip(パンティップ)』。日本をはじめ世界各国の旅行先についてのレビューが集まるので、旅行を計画するときには必ずチェックをするという人が多かった。 来年の夏に、友人達5人で行く旅行の計画を立てているという大学生たちは、それぞれが情報収集を続けている。 「私自身は、東京、千葉、大阪、広島に行った事があるけれど、日本のどこに行くかは皆とゆっくり相談してから決める予定です。Pantipで調べて、AgodaとかBooking.comで予約することが多いかな。お刺身、鮨、ラーメン、たこ焼きを食べたい。バンコクでも食べられるものだけど、やっぱり本場がいいので。」

 一握りのタイ人富裕層だけが日本に来る時代は終わった。毎年4月中旬にあるタイ正月の長期休暇には、海外旅行先ランキングで1位になったのだ。中間層にも広がる日本観光ブーム。その動向に注目しているのは企業だけではない。 今回のイベントでブースを出していた日本の地方自治体。少子高齢化、首都圏への一極集中が進む中、好意的な目を向けているタイ人観光客にどんなPRをしているのか。次回記事では、それぞれの戦略を追いたい。

178NAME:2015/11/30(月) 16:56:44
映画:「海難1890」来月5日全国公開 日トルコ、絆深く
毎日新聞 2015年11月29日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20151129ddm010200005000c.html

1890年に和歌山県串本町沖で起きたオスマン帝国(トルコ)の軍艦エルトゥールル号海難事故、1985年イラン・イラク戦争時のトルコによるテヘラン邦人救出劇を通して、日本人とトルコ人の深い友情を描いた映画「海難1890」が12月5日、全国公開される。今年は、エ号の事故から125周年。両国友好の起点と記憶される史実を壮大なスケールで映像化した、勇気と誠意にあふれた人間ドラマだ。見どころや物語の背景を紹介しよう。【最上聡】

 日本とオスマン帝国の公式な接触は、明治維新後に始まる。1887年、小松宮彰仁親王が皇帝(スルタン)アブドゥル・ハミト2世に面会、明治天皇の親書を手渡した。89年の親善使節としての軍艦エルトゥールル号の派遣は、その返礼の意味合いがあった。アジアの東・西端、9000キロを隔てて位置する両国は欧州列強、特にロシアの南下圧力にさらされ、富国強兵や不平等条約改正を目指し、憲法制定をはじめ改革を図るなど、似通った状況があった。

 明治天皇に親書を手渡した一行だが、エ号は帰国途上の90年9月16日、暴風雨に遭い、和歌山・紀伊大島沖で座礁・沈没。嵐の夜の中、島民らの救助活動が始まった。島民らが残した記録によると、血まみれの船員を手当てし、私物の衣服や食料を分け与え、住民参加で捜索をした。犠牲者は約500人にのぼったが、69人が生還。地元では事故翌年に追悼碑が建立され、節目に慰霊祭を営んできた。トルコから寄せられた謝礼について救助に関わった医師が「遺族にあげてほしい」と書いた手紙も残されるなど、見返りを求めない善意は、日本・トルコ(日・土)友好の原点と言われるようになった。

 日露戦争(1904〜05年)の日本の勝利がオスマン帝国にも好意的に受け止められたが、国交を結んだのは24年。第一次世界大戦(14〜18年)後、オスマン帝国が解体し、アナトリア半島にトルコ共和国が成立してからだ。「草の根の交流」が、国交に先んじた形だった。30年、日土通商航海条約が結ばれ、第二次世界大戦末期には中立を転じ連合国に参加したトルコだが、日本とは戦火を交えなかった。戦後、日本の資金技術援助でアジア・欧州にまたがるボスポラス海峡の橋や地下鉄を建設するなど、イスタンブールのインフラ整備が進められた。

 85年にはイラン・イラク戦争のさなか、航空機の無差別攻撃の危機などにさらされたテヘランに多数の日本人が取り残された。イラク軍の攻撃の危険がある中、トルコ航空の志願した乗務員で構成した特別機によって、215人の日本人が国外に脱出した。

 また、同じく地震国であるトルコ。2011年の東日本大震災などでも、両国は相互援助する関係を構築している。 本作では1890年と1985年の史実に基づき、国を超えた友情が描かれる。

 田中光敏監督はトルコに足を運ぶこと、十数回。エ号関係者の子孫に会うなど実地調査を重ねた。「史実を描くのでなく、人の心の真実を描く」。その言葉通り、暴風雨に巻き込まれた航海の悲劇は、コンピューターグラフィックスに頼りすぎず、実際に水まみれになるセットを組んだ。さらに機関室の士官と乗組員の身分を超えた友情や、冷え切った救助者の体を自身の体温で温めるといった、まさに身をていした島民の救助が胸を打つだろう。 日・土関係の象徴として、時代を超えて一人二役を演じる忽那汐里とケナン・エジェの演技にも注目だ。

179NAME:2015/11/30(月) 16:58:41
 ◇「日本人救出は誇り」 1985年テヘラン 100年越しの献身

1985年3月、イラクが「イラン上空の航空機の無差別攻撃」を宣言した緊急時には、現地には約300人の日本人が取り残されていた。 その一人、自動車会社に勤務した沼田凖一さん(73)はひと月前、現地工場の生産性向上のために技術者4人と一緒にイランへ出向いた。戦争のさなかだったが、「情報を集めたところ、危険な事態には発展しないと判断。危機感はなかった」と振り返る。ところが、3月12日のテヘラン空爆で、事態が急変した。

 「日本からの救援機が来ないと聞いて、ただ悲しい気持ちになった」と振り返る。車での脱出も検討したが「当時、国境付近で山賊に襲われると聞き、実行できなかった」。欧州便のチケットを求めて航空会社の窓口に毎日通ったが、入手できなかった−−。 1週間後、在テヘラン日本大使館からトルコ航空の特別機がやって来る話を聞く。「厳しい状況で来てくれることが信じられなかった」。機上の人になり、国境を超えた瞬間、緊張と恐怖から解き放たれて涙が止まらなかったという。 2008年、テレビ番組でエ号のことを知り、トルコ大使館を訪ねて礼を述べずにはいられなかった。2年後にはイスタンブールで、当時の乗務員に直接会った。女性乗務員の「日本人を助けるため、テヘランに行けるのを誇りに思った」との言葉に感激した。

83年から現地日本人学校で教えていた縣(あがた)直樹さん(62)は、間近に空爆を受けた。2軒隣の家の中庭に爆弾が落下、住んでいた家の窓ガラスも割れた。「地下室へ妻と子供と逃げた際、大人の悲鳴やうめき声が聞こえてきた」。空爆の犠牲者だったかもしれない、その声を今も忘れられない。

 赴任当初、テヘランは戦争を忘れるほど平穏で、イランの人々と楽しくつきあった。ところが、空爆で一変。不安がる妻や泣き叫ぶ子供を見て、現実に気付かされた。心労からか体調を崩すも、何とか空港へたどり着いた。しかし、飛行機には乗れずじまいで「道は閉ざされた」と諦めかけたところに、日本大使館員から特別機の飛来を聞かされる。

 「トルコがいくら親日的とはいえ……」。100年前の恩義を忘れない献身的な振る舞いに驚いた。帰国後、エ号の歴史を知った。テヘラン赴任時、イスラム圏のことを知ろうとトルコにも旅したことがあった。映画公開を機に縣さんは「またイランやトルコを訪ねて、当時の人たちの安否を尋ねてみたいと思う」と目を細めた。

180NAME:2015/11/30(月) 19:13:48
 ◇友好125周年 本紙報道で振り返る

明治維新後、オスマン帝国と公式に初交渉を持った日本人は、後に東京日日新聞(現・毎日新聞)主筆となる福地源一郎(桜痴(おうち))だった。不平等条約改正などを目指して欧米を巡った岩倉使節団の一員だった桜痴は1873(明治6)年、一行と別行動してイスタンブールへ赴いた。東京日日新聞は77?78年、ロシアとトルコが東欧地域を巡って戦い、結果ルーマニアなどが独立することになる「露土(ろと)戦争」も開戦から休戦まで分析を交えて報じ、世間の耳目を集めることになる。

 エ号の訪日は、当時の新聞各紙の扱いは小さかったが、和歌山での遭難事故には多大な関心が寄せられた。東京日日は事故から3日後の90年9月19日、遭難をいち早く報じた号外を発行。<土耳古(トルコ)軍艦の沈没>との見出しで、乗組員が多数死亡し、生存者六十余人も大半が負傷したと伝え、<惨状目も当てられず>と報じた。翌20日発行の紙面では、1ページの大半を割いて詳報を伝えて<同情相愍(あいあわれ)む」とする社説を掲載。ようやく帰途についた乗組員を悼み、「アジア諸国の連帯」などを訴えた。

 1985年のテヘラン邦人救出では、トルコ機での脱出の様子などを現地から報道。トルコの救援については、近年の首脳交流などの「友好関係の成果」とする日本政府の反応を伝えていた。87年、毎日新聞は「日本・トルコ友好百年」記念講演会を、トルコ大使館とともに開催。さらに76、92、99年にトルコで散発した大地震についても大きく紙面を割いた。同時に、毎日新聞社会事業団に寄せられた多額の救援金を現地に送るなど、被害者に寄り添った歴史がある。

 ◇トルコ艦沈没/テヘラン邦人救出 史実描く

 1890年の紀伊大島・樫野地区。医師の田村(内野聖陽(せいよう))は助手のハル(忽那汐里(くつなしおり))と、貧しい人たちも親身に治療していた。エ号の水蒸気爆発のごう音を聞き駆けつけた島民たちは嵐の中、漂流者を必死に救出、治療する。海軍大尉のムスタファ(ケナン・エジェ)は既に呼吸が停止、海難事故で亡くしたいいなずけの姿を重ねたハルは立ち尽くすが??。 1985年、空爆の続くイラン・テヘランは、脱出を図る人たちで混乱していた。日本人学校教師・春海(忽那)と、トルコ大使館職員・ムラト(ケナン)は落ち合い空港に向かうも、救援機を待つトルコの人たちであふれていた。時を隔て文化の壁を越え、受け継がれる両国の絆を描く物語だ。

 <スタッフ・キャスト> 監督 田中光敏 脚本 小松江里子 撮影 永田鉄男、会田正裕 音楽 大島ミチル 
出演 内野聖陽、ケナン・エジェ、忽那汐里、アリジャン・ユジェソイ、夏川結衣、永島敏行、竹中直人、笹野高史

181NAME:2015/12/15(火) 00:00:00
【米イージス艦南シナ海派遣】
米イージス駆逐艦が上海軍港に到着、南シナ派遣後初 “友好”演出か
2015.11.16 20:16更新
http://www.sankei.com/world/news/151116/wor1511160052-n1.html

【上海=河崎真澄】米海軍のイージス駆逐艦「ステザム」が16日午後、中国海軍との合同演習のため、上海市郊外の呉淞軍港に到着した。南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で別の米イージス駆逐艦が先月27日、中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)以内を航行して中国が強く反発して以来、米艦艇が中国に寄港するのは初めて。 中国海軍は日本の報道機関にも駆逐艦到着のようすを公開した。南シナ海をめぐる米側との軍事摩擦を避けたい思惑があり、“友好ムード”を演出したものとみられる。中国共産党機関紙人民日報が運営するニュースサイトなども到着を好意的に速報し、中国側の関心の高さを印象づけた。

 ハリー・マーシュ艦長は到着後、報道陣の取材に、約1週間にわたって中国海軍と東シナ海などで海難救助や通信などで合同演習を行うほか、米中でバスケットボールの親善試合を行うと述べた。ステザムは米海軍横須賀基地が母港。全長約154メートル、満載時の排水量は約8400トン。乗組員は約340人。7月28日に山東省の青島港にも寄港し、今回は横須賀基地から直接、上海入りした。 南シナ海での緊張をめぐっては先月29日、米海軍制服組トップのリチャードソン作戦部長と、中国海軍の呉勝利司令官が行ったテレビ会談で、双方の艦艇の寄港などを通じ、偶発的な衝突の回避措置を取ることで合意している。ステザムの上海寄港はその合意を受けて初めての動きとなる。

182NAME:2016/04/13(水) 01:15:06
【世界を読む】中国の野望「南シナ海制圧」防げ、自衛隊のフィリピン展開求める声も…日比は準軍事同盟関係に
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%90%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%82%92%e8%aa%ad%e3%82%80%e3%80%91%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e9%87%8e%e6%9c%9b%e3%80%8c%e5%8d%97%e3%82%b7%e3%83%8a%e6%b5%b7%e5%88%b6%e5%9c%a7%e3%80%8d%e9%98%b2%e3%81%92%e3%80%81%e8%87%aa%e8%a1%9b%e9%9a%8a%e3%81%ae%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%94%e3%83%b3%e5%b1%95%e9%96%8b%e6%b1%82%e3%82%81%e3%82%8b%e5%a3%b0%e3%82%82%e2%80%a6%e6%97%a5%e6%af%94%e3%81%af%e6%ba%96%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e5%90%8c%e7%9b%9f%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%ab/ar-BBrDgYC#page=2

南シナ海制圧をもくろむ中国への対抗を念頭に、日本とフィリピンの軍事連携が着実に進んでいる。日本側は共同訓練や護衛艦派遣に加え、南シナ海パトロール用の航空機貸与にも踏み込み、4月下旬の中谷元・防衛相のフィリピン訪問での合意を目指す。フィリピンへの自衛隊の展開を可能にする「訪問軍協定」の締結や防衛装備品供与の具体化を求める声があり、日本とフィリピンは事実上の準同盟関係に入りつつある。 「南シナ海で海上自衛隊と各国の軍隊との共同訓練など、地域の安定に資する活動に積極的に取り組んでいる。今後も二国間、多国間の共同訓練などで連携する」

海自潜水艦が15年ぶりにフィリピンへ寄港

 集団的自衛権の行使を限定的に容認する安全保障関連法が施行され、自衛隊の役割と運用拡大に注目が集まるなか、中谷氏は4月3日、自衛隊とフィリピン軍との協力について積極的に取り組む考えを明確に示した。 この日は海自の護衛艦「ありあけ」「せとぎり」と練習潜水艦「おやしお」が南シナ海に面するフィリピン・ルソン島のスービック港に入港した。この訪問は、対潜ヘリコプターや哨戒機のパイロットをしている初級幹部自衛官の練習航海の一環で、海自の潜水艦のフィリピン寄港は15年ぶりとなった。

 また、防衛省は海自の大型ヘリコプター搭載護衛艦「いせ」をスービック湾に寄港させ、米海軍とフィリピン海軍との共同訓練を行うことも検討している。 平成27年6月には海自のP3C哨戒機が、フィリピン軍との共同訓練のため、フィリピンが中国と領有権を争っている南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島に近い西部パラワン島に入った。P3C哨戒機はフィリピン軍の要員を乗せて、南シナ海の上空を飛行した。

183NAME:2016/04/13(水) 01:15:51
自衛隊の展開を可能にする協定締結

 こうした中、日本とフィリピン両政府の間で「訪問軍協定」の締結に向けた動きが出ている。「訪問軍協定」は、自衛隊が将来、南シナ海で活動する場合を想定し、給油などのためにフィリピン軍の基地を使うことを認めるというものだ。 27年6月に来日したフィリピンのアキノ大統領は安倍晋三首相との会談後に行った東京都内での記者会見で、「訪問軍協定」が首脳会談で議題になったことを明らかにしたうえで、締結に向けた議論を始めたいとの考えを表明した。

 フィリピンは憲法で外国軍の常時駐留は認めていないが、26年4月に米国との間でフィリピンへの米軍展開を可能とする新たな軍事協定を締結。これで米軍はフィリピン軍の基地を利用できるようになり、物資補給のための施設建設、航空機や艦船の派遣も可能となった。 フィリピンは米国、そしてオーストラリアとの間で「訪問軍協定」を交わしており、日本との間でも結ばれれば、自衛隊はフィリピン国内の基地を一時使用できるようになる。

米高官「日本はさらなる参加を望んでいる」

 この「訪問軍協定」に関して、米国のシーライト国防副次官補が3月29日、米軍とフィリピン軍が南シナ海に面するフィリピン各地で行う合同演習に、自衛隊が定期的に正式参加するようになるとの見通しを示した。自衛隊が参加する見通しなのは「バリカタン」と呼ばれる合同演習で、これまで自衛隊はオブザーバーとして参加していた。

 シーライト氏は日本とフィリピン両政府は、自衛隊員がフィリピン国内で活動するための法的地位を定めた協定の締結交渉を進めていると明らかにするとともに、「日本はさらなる参加を望んでいる。協定が締結されれば、日本は定期的にこのような演習に参加できる」と語った。 一方、日本とフィリピン両政府は今年2月に防衛装備品・技術の移転に関する協定を締結している。この協定は「防衛装備移転三原則」に基づいてフィリピンに防衛装備品を輸出する際の枠組みとなる。日本は米国、英国、オーストラリアなどと同じような協定を結んでいるが、東南アジア諸国ではフィリピンが初めてとなった。

海自練習機を貸与、南シナ海の哨戒可能に

 フィリピン軍の装備は陸軍、海軍、空軍のいずれも旧式なのが多く、大幅な近代化が課題となっており、安倍首相は25年7月にフィリピンを訪問した際、政府開発援助(ODA)を活用して巡視船10隻をフィリピンへ供与することを表明している。 また、防衛省は海自の練習機TC90を最大5機貸与する方針で、中谷氏のフィリピン訪問に合わせて最終的な調整を行う。TC90の行動範囲は半径700〜800キロメートルで、フィリピン海軍が保有する航空機と比較して、行動半径は2倍以上に広がる。

 このため、スプラトリー諸島の警戒・監視に活用できる。防衛省は海上自衛官を派遣し、フィリピン海軍に整備方法を研修することも検討する。 27年6月に記者会見したフィリピン国防省のガルベス報道官は「わが国としては、P3C哨戒機の調達に興味がある」と述べ、防衛装備品の調達に強い関心を示しており、今後、さらに拡大する可能性がある。

184NAME:2016/05/11(水) 00:48:33
タイ高架鉄道、本格試運転 日本受注のパープルライン
2016.5.10 18:06
http://www.sankei.com/photo/story/news/160510/sty1605100007-n1.html

タイの首都バンコクの高架鉄道「パープルライン」で10日、8月の開業を控え本格的な試運転が始まった。車両は日本企業が受注し製造した。タイの都市鉄道に日本製車両が導入されるのは初めて。
 パープルラインは2009年に着工。バンコク北部のバンスー地区と郊外のバンヤイ地区の約23キロを結び、約790億円の円借款が活用された。

 この日の試運転は、車両基地があるクロンバンパイ駅とタオプーン駅間を往復。試乗したタイ政府関係者や報道陣らは、日本製車両の滑らかな走行に感心していた。 6月から7月にかけて一般市民を乗せた試運転が行われ、開業は8月6日の予定。 車両は丸紅と東芝が共同受注し、JR東日本の子会社、総合車両製作所(横浜市)が製造した。(バンコク共同)

185NAME:2016/10/18(火) 01:00:02
【ドゥテルテ・ショック(上)】麻薬受刑者でごった返す刑務所 南シナ海で中国に歩み寄り…「暴言大統領」が支配する国の現実
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%80%90%e3%83%89%e3%82%a5%e3%83%86%e3%83%ab%e3%83%86%e3%83%bb%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%82%af%ef%bc%88%e4%b8%8a%ef%bc%89%e3%80%91%e9%ba%bb%e8%96%ac%e5%8f%97%e5%88%91%e8%80%85%e3%81%a7%e3%81%94%e3%81%a3%e3%81%9f%e8%bf%94%e3%81%99%e5%88%91%e5%8b%99%e6%89%80-%e5%8d%97%e3%82%b7%e3%83%8a%e6%b5%b7%e3%81%a7%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ab%e6%ad%a9%e3%81%bf%e5%af%84%e3%82%8a%e2%80%a6%e3%80%8c%e6%9a%b4%e8%a8%80%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%80%8d%e3%81%8c%e6%94%af%e9%85%8d%e3%81%99%e3%82%8b%e5%9b%bd%e3%81%ae%e7%8f%be%e5%ae%9f/ar-AAj28Bz#page=2

看守に案内され施設の中庭を見下ろすと、立ち上ってくる人いきれと歓声に思わず後ずさった。フィリピン・マニラ首都圏ケソン市の刑務所。バレーボールに興じる仲間の周囲をカナリアの群れのように受刑者が埋め尽くしていた。面会人らと区別するため、受刑者は黄色いシャツの着用が義務づけられている。 定員800人の施設に約3500人を収容し、監房1平方メートルあたりでは3人弱。前から過密だったが、6月に就任したドゥテルテ大統領の「麻薬撲滅戦争」で環境は悪化した。受刑者の63%が違法薬物関係で、次いで多い窃盗や殺人(ともに5%)を圧倒する。

 「寝る場所がないのが一番つらい」。取材に応じた建設作業員の男性受刑者(40)は7月、仲間数人とアジトにいたところを警察に急襲された。監房に収まりきらず、中庭に段ボールを敷き仲間と重なりあって雑魚寝しているという。 男性は「ドゥテルテが大統領になり、怖くてクスリは辞めていた。警察に要求された賄賂1万2000ペソ(約2万6000円)を工面できず逮捕された」と冤罪(えんざい)を訴える。「2人の子供がいる。殺されなくて良かった…」とも語った。

 ドゥテルテ氏就任以来、警察は1500人超を射殺。自警団の関与が疑われる被害は2000人に上る。3万人弱が逮捕され、中毒者75万人以上が出頭した。 覚醒剤を使用して過酷労働に耐え、日銭を稼ぐ貧困層。対策の重要性を痛感する国民の8割以上が麻薬対策に「満足」と回答した。9割以上が殺さずに逮捕することが「重要」と、人権上の懸念も認識している。

 フィリピンは1987年、マルコス独裁政権時代の反省から、憲法に基づく独立組織「国家人権委員会」を立ち上げ、警察の違法捜査被害者らを救済してきた。ドゥテルテ大統領が推し進める「麻薬撲滅戦争」で殺害された家族らが今、ここに殺到している。 ただ、受理できた相談件数は殺害者数の1割にも満たない250件。ロベルト・カディス委員は「被害者が多過ぎてさばき切れない。人権侵害認定と事件送付まで至らない」と語る。

186NAME:2016/10/18(火) 01:00:38
 カディス委員は前政権下の昨年任命され、任期は7年。現政権の人権侵害を監視する立場だが、「ドゥテルテ氏配下の議員に予算をゼロにすると脅された。閣僚も彼の言いなりだ」とし、国連などに頼るしかないと述べた。 委員会の調査員は警察の態度も変わったと嘆く。ドゥテルテ氏が「人権重視を訴える弁護士から(警察を)絶対に守る。容疑者を殺害しても(彼らを)刑務所には行かせない」と強調しているためだ。捜査資料開示などの調査協力にも応じなくなったという。

 ある調査員は「警察が売人などを使って薬物を中毒者に渡し、現場に踏み込む。女性などを外に出した上で、賄賂提供に応じなければ『抵抗した』とでっち上げて射殺し、捜査成績をあげる。押収した薬物はまた、売人に売る。一石二鳥だ」と指摘した。 警察署内で最近、容疑者が射殺された際、警察は「拳銃を奪われそうになり反撃した」と主張したという。同委員会の医師は「不自然」との見方を示すが、立証には調査が必要だ。

 国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)は今月、「当局の高官らが公に殺害を容認する発言をし、(殺害の)継続を促しているとみられることに深刻な懸念を抱いている」と指摘し、フィリピンの麻薬犯罪対策が訴追対象になる可能性を警告した。 国際的な懸念が高まる中、フィリピンのアベリヤ大統領報道官は12日、人権専門家による調査を受け入れると国連に通知したと発表した。だがドゥテルテ氏は翌日、国連や米国、欧州連合(EU)を名指しし、「やつらより俺の方が利口だ。こっちに来て俺を捜査してみろ」と挑発。法廷弁護士だった経験も生かし論破すると大見えを切った。

 そんなドゥテルテ氏が歩み寄りを狙うのが中国だ。12日の演説では、中国が麻薬中毒患者への更生施設建設で麻薬撲滅戦争を支援してくれていると称賛し、欧米は「批判ばかりだ」と息巻いた。 とはいえ、問題の違法薬物の多くは中国から流入しているとされ、外交に詳しいフィリピン大学のクラリタ・カルロス教授は「中国との首脳会談では、取り締まり強化による麻薬の“輸出中止”も要求すべきだ」と指摘する。 ただ、南シナ海問題をめぐる仲裁裁判所の裁定を棚上げしたい中国が経済支援もエサに、フィリピンの取り込みを図る恐れは否めない。 異色づくめのドゥテルテ大統領が25日の日本訪問を前に、18日から中国を訪れる。同国と南シナ海問題を抱える中、麻薬対策や経済支援で懐柔されるとの懸念も強まっている。(マニラ 吉村英輝)

187NAME:2016/10/20(木) 14:07:54
「米国にさよなら」 フィリピン大統領、中国への傾斜鮮明に
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%80%8c%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e3%81%ab%e3%81%95%e3%82%88%e3%81%aa%e3%82%89%e3%80%8d-%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%94%e3%83%b3%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%80%81%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%82%be%e6%96%9c%e9%ae%ae%e6%98%8e%e3%81%ab/ar-AAja6hr#page=2

【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は19日、訪問先の北京(Beijing)で行ったスピーチで、同盟国である米国に「さよならを言う時が来た」と述べた。大統領はフィリピンの同盟関係の再構築に乗り出している。 ドゥテルテ大統領は4日間の日程で中国を訪問しており、米国から中国の勢力圏に傾斜する同氏の立場が裏付けられるとみられている。20日には中国の習近平(Xi Jinping)国家主席と会談する予定だ。

 ドゥテルテ大統領は北京在住のフィリピン人らを前にスピーチを行い、米国とは長い間同盟を組んできたが得るものはほとんどなかったと主張。「お前らは自分の利益のためにフィリピンにいる。友人よ、さよならを言う時が来た」とまるで米国に向けて演説するように語った。 さらにバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領のことを再び「売春婦の息子」呼ばわりした上、「私が今後、米国を訪問することはない。侮辱されるだけだからだ」と続けた。

 6月末に就任したドゥテルテ大統領は、フィリピンの外交政策が西側諸国の意図に翻弄(ほんろう)されていることにうんざりしているとも発言。「中国と距離を置く状況を招いたのはフィリピン自身ではない。新たな方向に進む」と宣言した。

188NAME:2016/10/25(火) 00:05:09
【暴言大統領25日来日】
ドゥテルテ比大統領、「新中」「反米」そして「親日」 
2016.10.24 20:49更新
http://www.sankei.com/world/news/161024/wor1610240025-n2.html

【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのドゥテルテ大統領が25日、6月末の就任後初めて日本を訪問する。先の訪中では、同盟国の米国と「決別する」と述べるなど反米感情をあらわにする一方、南シナ海の領有権問題では「棚上げ」に応じ、対中傾斜を鮮明にした。一方、ドゥテルテ氏は親日家として知られる。アキノ前政権同様、経済や安全保障での日本との協力関係が推進されるか注目される。

 「もっと敬意を払うべきだ」。ドゥテルテ氏は22日、訪中から帰国後の会見で、9月上旬のオバマ大統領の対応に改めて怒りを爆発させた。容疑者殺害も辞さない「麻薬撲滅戦争」の人権状況も議題にするとしていたオバマ氏に対し暴言を吐き、初の首脳会談は中止に。関係修復は絶望的な状況だ。 オバマ氏批判は、米国への離反を正当化するための“口実”にも聞こえる。米紙ウォールストリート・ジャーナルは24日、ドゥテルテ氏の愛国心が、「左翼寄りのフィリピン人に見られる共通の感情を反映している」と指摘した。

同紙によると、ドゥテルテ氏は米国が敵視する共産党の指導者の下に学び、首都マニラの中央政界や財界は米帝国主義と結びつき利益をむさぼっているとして距離を保ち続けたという。 また、厳格なミッション系の学校で神父にインクをかけ退学処分になるなどした、短気でケンカ早い少年時代にも言及。強盗被害の経験から犯罪組織撲滅を誓い、法律を学んで検事になったことにも触れている。

 ドゥテルテ氏が20年以上市長を務めて治安を劇的に改善させたダバオでは2002年、爆弾事件の米国人容疑者が、米当局により連れ去られたとされる。ドゥテルテ氏は22日の会見でこの事件を「主権侵害」と憤り、対イラク戦争などで米国批判を展開した。 ダバオは先の戦争の激戦地で、旧日本軍の爪痕も残る。だがドゥテルテ氏は、戦後日本の経済協力やイスラム武装勢力との和平協議支援などを高く評価し、親日家とされる。東日本大震災では、海外の自治体の中でいち早く被災者受け入れを表明した。日本の戦没者供養などにもよく顔を出し、13年には日本人墓地に記念碑を建立。家族旅行で来日している。 大統領としての今回の訪日は27日まで。安倍晋三首相との会談や、天皇陛下との会見を予定している。

189NAME:2016/10/25(火) 23:53:10
【暴言大統領】
ついに来日! 反米だけど親日のドゥテルテ氏 菅義偉官房長官「何も心配していない」
2016.10.25 20:09更新
http://www.sankei.com/politics/news/161025/plt1610250033-n1.html

フィリピンのドゥテルテ大統領が25日夕、羽田空港に到着した。26日には安倍晋三首相との会談に臨み、中国が軍事拠点化を図る南シナ海の問題や米軍のプレゼンスなどについて協議する。「反米」だが「親日」とされるドゥテルテ氏が、日本の同盟国である米国との関係について首相と認識を近づけることができるか注目される。 「何も心配していない」 菅義偉官房長官は25日の記者会見で、ドゥテルテ氏の反米的な姿勢が日本外交にとって障壁になるかとの質問にこう言い切った。また、今回の来日を「両国のパートナーシップを一層深める大変有意義な機会にしたい」と述べた。

 岸田文雄外相も同日の記者会見で「夕食会や首脳会談の機会を通じてしっかり意思疎通を図り、ドゥテルテ氏の考えを直接聞くことが大切だ」と強調した。 26日の首脳会談ではインフラ整備や海洋安全保障、ミンダナオ支援などについて協議し、日本としてフィリピンの発展を積極的に支援する考えを伝える見通し。政府関係者は「今回の首脳会談は、(フィリピンを日米の陣営に引き止めるための)安倍外交の真骨頂になる」と話している。

 ドゥテルテ氏は羽田に到着後、都内のホテルで日本在住のフィリピン人らの団体との懇談会に参加。この後、東京・銀座の日本料理店で岸田外相が主催する夕食会に出席した。ドゥテルテ氏は27日まで日本に滞在し、天皇陛下も同日午後に会見される。

【暴言大統領来日】
到着のホテルで「ドゥテルテ・コール」 在日フィリピン人が大歓迎、予定外の握手・撮影会
2016.10.25 21:14更新
http://www.sankei.com/world/news/161025/wor1610250050-n1.html

来日したフィリピンのドゥテルテ大統領は25日夜、東京都千代田区のホテルで開かれた在日フィリピン人との集会に出席した。会場内には千人以上が詰め掛け、中に入りきれないフィリピン人ら数百人がホテルの外で国旗を振るなど熱狂的な歓迎を受けた。

 午後6時すぎ、ドゥテルテ氏を乗せた車がホテルに着くと、大きな歓声が湧いた。ロビーを移動する途中、支持者から愛称で呼ばれると、突然くるりと向きを変え、外にいる人々の方へ歩きだした。予定外の行動で、警護の警察官やホテル関係者、報道陣が追い掛けて大混乱に。ドゥテルテ氏が支持者らとの握手や写真撮影に応じる中、一部の人々から「ドゥテルテ・コール」が起きた。

 日本には約23万人のフィリピン人が在住。ドゥテルテ氏は16〜21日に訪れたブルネイと中国でも、現地在住のフィリピン人との会合に参加し、熱烈な歓迎を受けた。(共同)

190NAME:2016/10/25(火) 23:55:07
【暴言大統領来日】
「ばかども」「何も分かっていない」 やっぱりドゥテルテ節がさく裂
2016.10.25 22:01更新
http://www.sankei.com/world/news/161025/wor1610250055-n1.html

来日したフィリピンのドゥテルテ大統領は25日夜、東京都千代田区のホテルで開かれた在日フィリピン人との集会に出席。ドゥテルテ氏は米国や欧州連合(EU)を名指しし「このばかどもは何も分かっていない」と批判するなど来日早々“ドゥテルテ節”をさく裂させた。

ドゥテルテ氏は演説で「日本は最大の支援者。悪く言うところは何もない」と強調する一方、「米国やEUは私を攻撃する。(麻薬犯罪対策で)3千人が死んだと言うが、このばかどもは何も分かっていない。(中毒者が)300万人という数字があるのだ」と語気を強めて批判すると、参加者から歓声が上がった。

 ホテルのロビーでドゥテルテ氏に頬にキスされた埼玉県川口市のミカ・ヤノさん(38)は「口は悪いが仕事はする。今までで一番いい大統領だ」と手放しで絶賛した。(共同)

191NAME:2016/11/05(土) 02:54:15
インドネシアが日本に「鉄道の高速化計画」打診か、理由は中国不信?
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%8d%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%81%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ab%e3%80%8c%e9%89%84%e9%81%93%e3%81%ae%e9%ab%98%e9%80%9f%e5%8c%96%e8%a8%88%e7%94%bb%e3%80%8d%e6%89%93%e8%a8%ba%e3%81%8b%e3%80%81%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%af%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%b8%8d%e4%bf%a1%ef%bc%9f/ar-AAjS6UA#page=2

インドネシアのジャカルタとスラバヤを結ぶ既存鉄道の高速化計画において、日本の一部メディアが「インドネシア政府が日本に協力を求めている」と報じたことに対し、中国メディアの捜狐は3日、仮にジャカルタ-スラバヤ間における既存鉄道の高速化計画を日本が受注しても、「東南アジアにおける高速鉄道の受注競争では中国のほうが有利であることは変わらない」と論じた。

 記事は、日本と中国は2015年にジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道プロジェクトで受注を争い、中国は「インドネシア政府の債務保証や担保供与を求めない」という破格の条件を提示してプロジェクトを勝ち取ったと指摘。 一方、ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道計画は土地の取得や資金、経営方針などをめぐって、インドネシア政府と中国側とで意見にズレが生じ、計画に遅れが生じていることを伝えつつ、日本の一部メディアが「インドネシアはジャカルタとスラバヤを結ぶ既存鉄道の高速化計画では、日本に協力を要請する方針」と報じたことを紹介した。

 だが記事は、ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道計画において「中国とインドネシアの双方は協議のなかで誠意を示した」と主張。中国は高速鉄道の完成に向けてインドネシア側の資金的問題を解決する方針を示し、インドネシア側も同高速鉄道を優先的に建設する方針を示したと主張した。さらに、日本メディアが「インドネシアは中国不信のため、ジャカルタとスラバヤを結ぶ既存鉄道の高速化計画では日本に協力を要請する方針」と報じたことに対し、ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道計画に遅れが生じていることとは無関係との見方を示した。

 さらに、新幹線の技術力は「確かに高い」と指摘し、中国高速鉄道にとって新幹線は手強い強豪相手であるとの見方を示しつつも、東南アジアにおける高速鉄道の受注競争において中国のほうが有利である点があると主張。それは中国政府が推進する「一帯一路」戦略であり、一帯一路によって中国と高速鉄道で結ばれれば「各国は貿易面で大きな利益を享受できる」と主張、こうした強みは島国の日本にはないものであると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

192NAME:2016/12/27(火) 20:29:50
眞子さまがブータンご訪問へ
2016.12.27 17:04更新
http://www.sankei.com/life/news/161227/lif1612270035-n1.html

宮内庁は27日、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが来年6月、ブータンを公式訪問する方向で調整していると発表した。ブータン側から、同月4日に開催予定の「花の博覧会」のメーンゲストとして招待を受けたという。滞在は約1週間の見通しで、博覧会ご出席のほか、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻の表敬などが検討されている。眞子さまが海外を公式訪問されるのは、今年9月のパラグアイ以来。

 日本とブータンは今年、外交関係樹立30周年を迎えた。日本からは昭和62年に皇太子さま、平成9年に秋篠宮ご夫妻が同国を訪問されている。23年11月には国賓としてワンチュク国王夫妻が来日、皇居で歓迎行事や宮中晩さん会が催された。

193NAME:2017/01/01(日) 16:23:07
【トルコ銃乱射】
犯人はサンタクロースの格好で入店 現場のナイトクラブ35人死亡、40人負傷
2017.1.1 11:49更新
http://www.sankei.com/world/news/170101/wor1701010010-n1.html

【中東支局】トルコの最大都市イスタンブールのナイトクラブで1日発生した銃乱射事件で、犯人はサンタクロースの格好をして店内に入ったとAP通信などが報じた。当時、店内は新年を祝うため訪れた500人を超える若者らでごった返していた。 AP通信によると、イスタンブール中心部のボスポラス海峡に面した地区にあるナイトクラブで1日未明(日本時間同日午前)、武装した何者かが銃を乱射した。現時点で少なくとも35人が死亡し、40人が負傷した。一般客のほか、警察官が撃たれたとの情報もある。

 地元知事は「テロ攻撃だ」との見方を示したが、具体的な根拠は明らかにしていない。 現地メディアなどによると、現場付近には多くの救急車が駆けつけ、現地警察がナイトクラブ周辺の広い範囲を立ち入り禁止にするなど緊迫した様子となった。 イスタンブールではテロによる被害が相次いでいる。昨年12月10日には、中心部のサッカースタジアム近くで自動車爆弾と自爆による2回の爆発があり、44人が死亡。非合法武装勢力「クルド労働者党(PKK)」の分派組織が犯行声明を出した。また、昨年6月にはアタチュルク国際空港で爆弾テロが発生し、40人以上が死亡している。

194NAME:2017/01/17(火) 23:43:40
巡視船「おき」きょう境港から最後の航海 マレーシアで“第二の人生”へ
http://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E5%B7%A1%E8%A6%96%E8%88%B9%E3%80%8C%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%80%8D%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E5%A2%83%E6%B8%AF%E3%81%8B%E3%82%89%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E8%88%AA%E6%B5%B7-%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%A7%E2%80%9C%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E2%80%9D%E3%81%B8/ar-AAlVEcs#page=2

境海上保安部(鳥取県境港市)所属の巡視船「おき」(820トン)が、外国の海上保安機関向けとしては初めて、マレーシア海上法令執行庁に供与されることになり、17日、改修を行う広島県尾道市の造船所に向け、境港から最後の航海に出る。20日には同船で同庁の乗組員との引き継ぎが行われ、春頃、マレーシアに旅立つ予定。

 海上保安庁はマレーシア政府の要請を受け、同船と巡視船「えりも」(釧路海上保安部)を供与する。 おきは平成元年に建造。横浜海上保安部の巡視船「のじま」として活動後、9年に「おき」と改名され、境海上保安部で海難救助などに活躍した。

 昨年12月に松江市沖で発生した底引き網漁船の沈没事故でも、捜索・救助活動を行った。約28年間の任務で船体が老朽化、搭載機器も旧式化したため、24日、同造船所で、海上保安庁での運用を終える解役を迎える。 現在、山口県下関市の造船所で、新たな「おき」を建造中。2月に境海上保安部に配属を予定している。

195NAME:2017/06/05(月) 00:17:55
【眞子さまブータンご訪問】
前国王から紀子さまが贈られた民族衣装「キラ」姿でご活動 竹弓の試射も…
2017.6.3 22:31更新
http://www.sankei.com/life/news/170603/lif1706030035-n1.html

【ティンプー(ブータン)=福田涼太郎】ブータンを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは3日、秋篠宮ご夫妻が1997年に同国を訪問された際、秋篠宮妃紀子さまが前国王から贈られた女性の民族衣装「キラ」を着て活動された。眞子さまはキラ姿で同国伝統の弓技を体験されるなど親善に努められた。 上着が青、スカート部分が赤を基調としたキラ姿の眞子さまは、首都ティンプーの国立弓技場で実際に使われる竹弓を試射された。失敗を重ねながらも上手に矢を飛ばし、ほっとした表情を見せられた。

 続いて現国王の父、ジグミ・シンゲ・ワンチュク前国王を表敬された。宮内庁によると、前国王は自身が過去に贈ったキラを眞子さまが着られているのを見て感激していたという。 その後、王立織物博物館の視察などに加え、現地で活躍する青年海外協力隊とご懇談。「皆さんで協力し合っているのですね」などと激励されていた。

196NAME:2017/06/05(月) 00:20:07
「暴言王」ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が海自の最新鋭空母型護衛艦「いずも」を視察 日本の実力どう映った?
2017.6.4 20:14更新
http://www.sankei.com/politics/news/170604/plt1706040021-n1.html

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は4日、北部スービック港に寄港した海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」の艦内を視察した。同国訪問中の河井克行首相補佐官とも会談した。 海自は南シナ海への進出を続ける中国を念頭に、フィリピン海軍に練習機「TC90」を貸与するなど連携強化を進めている。ドゥテルテ氏としても日本との緊密な関係をアピールした形だ。

 ドゥテルテ氏は河井氏や海自隊員らの出迎えを受けた後、艦内やヘリコプターを視察した。 いずもは全長約250メートル、14機のヘリを搭載できる海自最大の艦艇。5月には自衛隊として初めて、安全保障関連法に基づき米軍の艦艇を守る「武器等防護」を実施した。(共同)

197NAME:2018/03/08(木) 03:25:42
モルディブ、インド主催の海上訓練への参加辞退 中国に遠慮? 亀裂鮮明に
2018.3.8 00:40更新
http://www.sankei.com/world/news/180308/wor1803080005-n1.html
モルディブ共和国(モルディブきょうわこく、ディベヒ語: ދިވެހިރާއްޖޭގެ ޖުމްހޫރިއްޔާ‎, Dhivehi Raa'jeyge Jumhooriyya)、通称モルディブは、アジアのインド洋にある島国で、インドとスリランカの南西に位置する。

【ニューデリー=森浩】インド洋の島嶼(とうしょ)国モルディブが、インドが主催する海上共同訓練への参加を辞退した。2月5日の非常事態宣言から続く政治的混乱を理由に挙げたが、経済的に依存を強める中国に遠慮した可能性もある。蜜月の関係にあったインドとモルディブの亀裂が改めて鮮明となった格好だ。

 インドが開催する海上共同訓練「ミラン」は、インド海軍が1995年から約2年おきに実施している。今年は6日から8日間の日程で、ベンガル湾にあるインド連邦直轄領アンダマン・ニコバル諸島付近で始まった。今回は、オーストラリアやマレーシア、シンガポールなど8カ国が艦船を派遣し、計16カ国が代表を送るなど過去最大規模となる見通しだ。

 インドは訓練を通じて各国が連携を強化することで、インド洋への進出を強める中国を牽制(けんせい)したい狙いがある。印PTI通信などはインド当局者の話として、訓練での協議で「中国のインド太平洋地域における進出がテーマとなる可能性もある」と報じている。

 シーレーン(海上交通路)上の重要地点であるモルディブは2012年の訓練から参加していたが、今回は見送った。モルディブ駐インド大使は「非常事態宣言が出されているため」と強調したが、ヤミーン政権は親中国的な姿勢を鮮明にしているだけに真相は不明だ。

 モルディブの混乱をめぐっては2月19日に、ヤミーン大統領が非常事態宣言の30日間延長を決定。直後にインド外務省は事態を憂慮する声明を出した。野党指導者のナシード元大統領は混乱収束のためインドに介入を求めており、与野党間の対立は深まっている。

198NAME:2018/03/12(月) 01:39:26
仏とインドが軍事協力、インド洋・太平洋での「覇権」拒絶 中国の膨張を牽制
2018.3.11 17:38更新
http://www.sankei.com/world/news/180311/wor1803110026-n1.html

【パリ=三井美奈】フランス、インド両国は10日、インド洋での軍事協力を定めた合意文書に調印したと発表した。訪印中のマクロン仏大統領はニューデリーでモディ印首相と行った共同記者会見で「インド洋や太平洋で覇権はあってはならない」と述べ、中国の海洋進出を暗に牽制した。 10日の合意は、軍基地の相互利用を認める内容。フランスはインド洋の海外領土レユニオン島のほか、中東のアブダビ、アフリカのジブチに海軍基地を保有しており、インドはこれらの拠点に寄港が可能になる。

 インドは、中国がスリランカやパキスタンの港湾整備を通じて「包囲網」を構築することを強く警戒している。マクロン氏は会見で、「フランスはインドにとって欧州第一の戦略パートナーになる」と述べた。

 マクロン氏は1月、就任後初のアジア訪問に中国を選び、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」をめぐる経済協力で合意。インドはアジアで2番目の訪問先となった。両大国間でバランス外交を目指す一方、海洋安全保障では、中国に対抗するインド支援の姿勢を明確にした。 フランスはインド洋や太平洋に海外領土を保有。2016年の報告書「アジア太平洋安全保障」で、インドや日米、オーストラリアと安全保障協力を進める方針を明示した。

199NAME:2018/03/15(木) 01:54:22
世界に先駆け、福島産の水産物輸入を解禁した国 それは・・・
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ab%e5%85%88%e9%a7%86%e3%81%91%e3%80%81%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e7%94%a3%e3%81%ae%e6%b0%b4%e7%94%a3%e7%89%a9%e8%bc%b8%e5%85%a5%e3%82%92%e8%a7%a3%e7%a6%81%e3%81%97%e3%81%9f%e5%9b%bd-%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%af%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2/ar-BBKbFMA?ocid=iehp#page=2

3月11日に東日本大震災発生から7年を迎え、国内外で改めて震災や原発事故について大きくクローズアップされた。中国では特に、原発事故から7年が経過した今でも7万人が帰宅できずに避難生活を余儀なくされていることが報じられている。

 中国メディア・環球網は13日、「タイが世界で初めて福島県産の水産物の輸入を合法とした」とする記事を掲載した。記事は「福島第1原発事故からすでに7年が経過したが、ついに初めて合法的に現地の水産品を輸入する国ができた」としたうえで、タイが今月初めより福島県海域の水産品の輸入を開始したことを伝えている。

 そのうえで、「タイの漁業局が、福島海域で獲れたオヒョウ100トン、その他の魚30トンを輸入したことを明らかにした。日本メディアによれば、これらの水産物は今月2日にタイに向けて輸出され、バンコクにある12の和食レストランに供給されるとのことだ」とした。

 記事はまた、「タイの環境保護団体が同国食品薬物管理員会に対して福島産水産物を使用するレストランのリスト開示を要求したが、同委員会は拒否した。これについて、同委員会は『すでに放射性物質検査を通っている。わが国ではすべての放射性物質汚染地域の食品輸入に対して厳しい規定を設けている。また、日本の衛生当局と協力して輸入食品の安全を確保している』とコメントしている」と伝えている。

 中国の一部メディアは先日、タイ国民の日本に対する好感度が非常に高いとのニュースが伝えられたばかり。タイが率先して福島産水産物の輸入を認めたことは、日本とタイとの繋がりの強さを感じさせるトピックになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

200NAME:2018/03/18(日) 00:39:37
ソンミ村504人虐殺50年、平和公園構想も ベトナム
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%82%bd%e3%83%b3%e3%83%9f%e6%9d%91%ef%bc%95%ef%bc%90%ef%bc%94%e4%ba%ba%e8%99%90%e6%ae%ba%ef%bc%95%ef%bc%90%e5%b9%b4%e3%80%81%e5%b9%b3%e5%92%8c%e5%85%ac%e5%9c%92%e6%a7%8b%e6%83%b3%e3%82%82-%e3%83%99%e3%83%88%e3%83%8a%e3%83%a0/ar-BBKjEIs?ocid=iehp

ベトナム戦争中の1968年、ベトナム中部の旧ソンミ(現ティンケ)村で、多くの子どもを含む無抵抗の住民504人が米軍に殺害された「ソンミ村虐殺事件」から50年となった16日、現場跡地の記念碑前で追悼式典が開かれた。

50年前の同事件は、米軍部隊が南ベトナム解放民族戦線のゲリラに対抗するとの理由でソンミ村にヘリコプターで降り立ち、村民504人を殺害したとされる。ベトナム反戦運動が拡大するきっかけになった。

 現場跡地で開かれた式典には遺族や元米兵らが参加。事件で姉など親類8人を亡くし、遺体の下に隠れて生きのびた当時5歳のドー・タン・ズンさん(55)は取材に、「今でも血のにおいがよみがえる時がある。でも、憎み続けるのではなく、二度と起きないよう願いながら前に進みたい」と話した。

 式典では、原爆被害を受けた広島・長崎の取り組みを参考に、跡地周辺に平和公園をつくる構想も発表された。構想づくりを率いた財団代表のチュオン・ゴック・トゥイさんは、「平和の尊さを若者に伝え、世界に発信する場にしたい」とし、建設費約16億円を寄付などで集めるという。(〈ベトナム中部〉旧ソンミ村=鈴木暁子)

201NAME:2018/04/10(火) 20:56:54
ドゥテルテ比大統領「習近平氏を本当に愛している」
2018.4.10 20:02更新
http://www.sankei.com/world/news/180410/wor1804100029-n1.html

【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのドゥテルテ大統領は9日、「博鰲アジアフォーラム」年次総会参加などのため訪中するのを前に、地元の南部ダバオで記者会見し、会談を予定している習近平国家主席について、「彼は私の問題を理解し、支援しようとしている。本当に愛している」と述べ、友好関係を強調した。現地メディアが伝えた。

 また、「ビジネスに興味はあるが、戦争に興味はない」として、会談では南シナ海での中国の軍事拠点化などに触れず、海底資源の共同開発などについて言及する可能性があるとした。

 フィリピン・ルソン島のバターン半島ではこの日、1942年に旧日本軍の捕虜となった米兵やフィリピン兵が多数死亡したことを追悼する式典が行われた。昨年参加したドゥテルテ氏は訪中を理由に欠席。米国との強固な同盟関係や日本との協力関係をたたえるメッセージが代読された。

202NAME:2018/05/06(日) 01:07:51
ドゥテルテ比大統領、慰安婦像撤去を支持「日本を侮辱すべきでない」―中国メディア
2018年4月30日 17時10分
Record China
http://news.livedoor.com/article/detail/14652673/

2018年4月29日、中国メディアの騰訊網によると、フィリピンの首都マニラのロハス通りに設置された旧日本軍の慰安婦問題を象徴する女性像が撤去されたことについて、ドゥテルテ大統領は「公共の場所への設置は、日本を侮辱するものだ」とし、撤去を支持する意向を示したという。

27日夜に撤去された慰安婦像について、マニラ市の当局者は「中央政府が下水道改良事業のため撤去した」と話していた。

昨年12月に設置された慰安婦像をめぐっては、在フィリピン日本大使館が遺憾の意を表明したほか、今年1月にマニラを訪れた野田聖子総務相がドゥテルテ政権に日本政府の立場を伝えていた。

フィリピンメディアによると、ドゥテルテ大統領は29日の記者会見で「日本政府は多くの代償を支払ってきた。賠償は数年前に始まった。日本を侮辱すべきでない」とし、「日本政府は謝罪している。慰安婦問題を繰り返し持ち出すことは、元慰安婦やその子孫に痛みや苦しみをもたらすだけだ」と述べたという。(翻訳・編集/柳川)

203NAME:2018/05/06(日) 01:21:09
ドゥテルテ比大統領の中国愛アピールが止まらない!「中国が東洋を守る」と発言も、効果は微妙との見方
Record china
配信日時:2018年4月12日(木) 19時40分
http://www.recordchina.co.jp/b591470-s0-c10.html

2018年4月12日、フィリピンのドゥテルテ大統領の「中国愛アピール」が止まらないようだ。 中国メディアの環球網によると、フィリピンのハリー・ロケ大統領報道官は11日、米中貿易摩擦に関連し「われわれはどちらかに肩入れするつもりはない。だが大統領は、中国が東洋と貿易自由主義を守る時が来たと信じている」と語った。

米華字メディアの多維新聞は11日、日本メディアの報道を引用し、ドゥテルテ大統領がこのほど、中国で開催される「ボアオ・アジアフォーラム」年次総会参加などのため訪中するのを前にダバオで記者会見し、習近平(シー・ジンピン)国家主席について「彼は私の問題を理解し、支援しようとしている。本当に愛している」と述べ、友好関係を強調したことを伝えた。

一方で、多維新聞は米メディアの報道を引用し、ワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所の研究員であるグレゴリー・ポーリング氏が、「中国との関係の温暖化がもたらす利益は、その国の役人が思うほど素晴らしいものではない」と述べたことを紹介した。

ポーリング氏は「中国が約束した融資や無償の資金援助はプロジェクトに転化されていない。中国は依然として他の貿易・投資パートナーに後れを取っている」と指摘。フィリピンのアーネスト・ペルニア国家経済開発庁長官も今年2月、「日本の融資条件は中国よりも良い」と述べたという。(翻訳・編集/柳川)

204NAME:2018/05/20(日) 22:31:28
ヴィトンやバーキン続々押収 ナジブ前首相の不正捜査
2018/05/18 18:42
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%83%88%e3%83%b3%e3%82%84%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%ad%e3%83%b3%e7%b6%9a%e3%80%85%e6%8a%bc%e5%8f%8e-%e3%83%8a%e3%82%b8%e3%83%96%e5%89%8d%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%81%ae%e4%b8%8d%e6%ad%a3%e6%8d%9c%e6%9f%bb/ar-AAxsBi6?ocid=iehp&page=2#page=2

マレーシア警察は16日から18日にかけて、ナジブ前首相の関係先とみられるクアラルンプール市内のマンションなどを捜索し、ハンドバッグ284箱分や現金などを押収した。

ハンドバッグはエルメスの「バーキン」、シャネル、ルイ・ヴィトンといった高級ブランドばかり。ナジブ氏の妻ロスマ氏は、豪華な暮らしぶりで知られる。3千足ともいわれる靴を持っていたフィリピンのマルコス元大統領夫人にちなみ、「マレーシアのイメルダ夫人」と呼ばれる。

 警察は、ロレックスなどの高級時計や宝石の入った72箱も押収。金の延べ棒100キロ分や、1億リンギ(27億円)近くの現金も含まれるという。地元紙は「押収額が多すぎて計算できない」という警察官の声も報じた。現金を数えるため、紙幣計算機もマンションに運び込まれたという。

 マレーシアで初めて政権交代を果たした新首相のマハティール氏は、ナジブ氏による政府系ファンド「1MDB」の資金不正流用疑惑を追及すると明言。警察関係者は地元メディアに、「捜索は捜査の一環だ」としている。(シンガポール=守真弓

205NAME:2018/05/20(日) 22:49:46
フィリピン、「中国の反対無視し」日本譲渡の航空機を南シナ海偵察に運用―米華字メディア
Record china
配信日時:2018年3月27日(火) 11時50分
http://www.recordchina.co.jp/b586684-s0-c10.html

2018年3月26日、米華字メディアの多維新聞は、日本からフィリピンに無償で譲渡された海上自衛隊の練習機「TC90」3機が同日、マニラ近郊のサングレーポイント海軍基地に到着したことについて、「フィリピンは、中国の反対を無視し、日本から譲渡された航空機を南シナ海の海上偵察に運用する方針だ」と報じた。

記事は、26日付の香港・東網の報道を引用し、「日本が防衛装備品を外国に無償で譲渡したのは今回が初めてだ」と伝えた。

その上で、フィリピンのロレンザーナ国防相が「中国が反対したとしても、われわれは日本から寄贈された航空機で、南シナ海の中国が支配する浅瀬の航空パトロールを継続するだろう」と述べたことを紹介した。

記事は、TC90について「行動範囲はフィリピン軍機の2倍に当たるとされ、中国が南シナ海で造成しその多くが軍事基地化された七つの人工島まで飛行して偵察することが可能だ」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

206NAME:2018/05/29(火) 22:23:45
マレーシア、中国の“野望”に反旗 国内最大規模の鉄道建設も見直し本格化
2018.5.28 23:54更新
http://www.sankei.com/world/news/180528/wor1805280026-n1.html

【シンガポール=吉村英輝】マレーシアのマハティール首相は、28日に表明した高速鉄道計画の廃止に並び、同国最大規模の鉄道建設計画の見直しも本格化。中国の「一帯一路」の“野望”が、逆回転を始めた。

 マハティール氏は、東海岸鉄道(ECRL)事業について、中国と契約条件の再交渉を行っていると、28日付のマレーシアの経済誌エッジに語った。 ECRL計画は、タイ国境近くから、中国が開発を進める東海岸クアンタン港を経由し、西海岸のクラン港まで全長約690キロを結ぶ。昨年8月、着工した。

 だが、マハティール氏によると、総額550億リンギット(約1兆5千億円)の事業費は、融資する中国輸出入銀行から、受注した中国交通建設に直接支払われ、マレーシア側は一度も引き出していない。支払いは出来高でなく計画ベース。利息も含むと、中国への債務は920億リンギットに。前政権が続いていれば「国は破綻していた」と非難する。

 16年の中国からの直接投資は、「一帯一路」の名の下、前年比約7倍に急増(日本貿易振興機構調べ)。過度に中国へ依存した前政権から、軌道修正を図るとみられる。

豪州紙によると、米国務省の政策立案のためにハーバード大学の研究者が今年3月にまとめた論文は、中国の「債務帳簿外交」の危険にさらされている16カ国を指摘。マレーシアのほか、フィリピン、カンボジア、ラオス、タイなど、東南アジアの国々が、リストの一角を占めるという。

 採算性や必要性が不明確なまま、巨額のインフラ資金を融資し、不透明な資金を得た親中政権が、国民の審判を受ける。「開発独裁」につけ込んで周辺国を債務不履行に陥れ支配する。そんな中国の思惑に、限界が見え始めている。

207NAME:2018/06/07(木) 22:02:12
天皇皇后の行幸啓が休日となったパラオの「日本への思い」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%a4%a9%e7%9a%87%e7%9a%87%e5%90%8e%e3%81%ae%e8%a1%8c%e5%b9%b8%e5%95%93%e3%81%8c%e4%bc%91%e6%97%a5%e3%81%a8%e3%81%aa%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%83%91%e3%83%a9%e3%82%aa%e3%81%ae%e3%80%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%b8%e3%81%ae%e6%80%9d%e3%81%84%e3%80%8d/ar-AAygT7f?ocid=iehp#page=2

大東亜戦争の激戦地、パラオ・ペリリュー島では約1万人の日本軍将兵のうち、最後まで戦って生き残ったのはたった34名だった。そのパラオは南洋屈指の親日国である。彼らの思いに、ジャーナリスト・井上和彦氏が触れた。「親日をめぐる旅」パラオ編──。

 * * *

 日本から真南に3200キロメートル、そこに南洋一の親日国家「パラオ共和国」がある。国旗は青地に黄色の満月をあしらった“月章旗”──この旗は1994年にパラオがアメリカの信託統治領から独立国となったとき、住民投票で選ばれた。日章旗に因んでデザインされ、“月(パラオ)は太陽(日本)が輝いてこそ輝く”という意味が込められているという説もある。 パラオは古くはスペイン領で、19世紀末にドイツへ売却されて第一次世界大戦後からおよそ25年間、日本の委任統治が行われていた。

 国際連盟が日本の内南洋(注1)委任統治を決定したのが1922年(大正11年)。これを受けて日本はパラオに「南洋庁」を設けて統治の行政機関とした。日本からは大量の移民が押し寄せ、現地民の4倍にもなったという。そうした邦人移民は漁業や燐鉱石の採掘で生計を立て、また鰹節の生産や米の栽培にも取り組んだ。

【注1/現在の南洋諸島(北マリアナ諸島、パラオ、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦)を当時の日本では内南洋と呼んだ。】

 日本統治時代のパラオでは台湾や朝鮮の統治に倣って、インフラをはじめ教育制度や医療施設が整備され、生活水準の向上が積極的に推し進められたのだった。 事実、当時の英国ロンドン・タイムズの記者は、〈内南洋の人々は、世界の列強植民地の中で、最も丁寧に行政されている〉と報じている(『歴史群像』No.34/学習研究社)。 南洋政策の中心だったパラオは、ラバウルなど重要拠点に向かう輸送船団の中継基地としてたいそう賑わった。日本統治時代の残照は、首都が置かれたコロール島内の随所に見られる。

208NAME:2018/06/07(木) 22:02:42
 かつてのパラオ支庁は現在も最高裁判所として使用されているほか、共和国議会の建物も日本統治時代のものがそのまま使用されている。また日本統治時代の学校がそのままパラオ高校として使われており、正門の門柱などは当時のままだ。さらにアサヒ球場という野球場も健在だ。日本人墓地も当時のままで、戦後は数多くの戦没者慰霊碑が建立されている。

 こうした日本統治時代を経験したパラオの対日感情はすこぶる良く、親日度は世界屈指と言っても過言ではない。いまでも日本語を話せる年配者が多く、また当時持ち込まれた多くの日本語がそのまま日常語として定着しているから驚きだ。「デンワ」(電話)、「サビシイ」(寂しい)、「コイビト」(恋人)など、多くの日本語が日常で使われているほか、パンツを「サルマタ」(猿股)といい、さらに女性用下着のブラジャーは「チチバンド」(乳バンド)、ビールを飲むことを「ツカレナオース」(疲れ治ーす)というから傑作だ。

 そんなパラオは、実は大東亜戦争時の日米大激戦地であり、点在する島々には日米両軍の兵器や建物が手つかずのまま遺されている。 最大の激戦地であるペリリュー島には撃破された戦車や遺棄された零戦、破壊された司令部の建物が当時のまま遺されているだけでなく、日本軍が立て籠もった複廓陣地(注2)には今も5000柱の日本兵の遺骨が埋もれたままなのだ。 【注2/約500もの洞窟や壕を通路で結び要塞化した。】 このペリリュー島を巡る攻防戦は1944年(昭和19年)9月15日に始まった。猛烈な艦砲射撃と空爆に援護された米第一海兵師団が上陸を開始した。

「3日で陥としてみせる」。 米軍はそう豪語した。しかし彼らを待ち受けていたのは、米海兵隊が経験したことのない精強無比なる日本軍守備隊の猛反撃だった。 米軍を迎え撃ったのは、中川州男大佐率いる陸軍の水戸第二連隊を中心とする約1万1000人の守備隊であった。日本軍は地元住民を安全な島に疎開させ、それまでの水際撃滅・万歳突撃の戦法から洞窟陣地による徹底的な持久戦に切り替えて戦った。そのため米軍は未曾有の損害を出すことになったのである。

 当時、日本の戦局は振るわず、連日暗いニュースが前線から届く中、このペリリューでの戦いぶりは大本営幕僚を驚かせ、起死回生の逆転をも期待させたという。またペリリュー守備隊の敢闘は消沈していた全軍をおおいに奮い立たせた。 その勇戦敢闘ぶりに、天皇陛下から11回もの御嘉賞を下賜され、ゆえにこの島は「天皇の島」とも呼ばれたのである。

209NAME:2018/06/07(木) 22:21:53
◆勇敢な愛国心

 2014年(平成26年)9月15日、ペリリュー戦終結70周年記念式典が開かれた。 式典にはパラオ共和国のトミー・レメンゲサウ大統領のほか、在パラオ米大使館のトーマス・E・ダレイ代理大使、クニオ・ナカムラ元パラオ共和国大統領らも参加した。式典が始まると、日本・アメリカ・パラオの各国旗と米海兵隊旗が会場に入場し、なんと「君が代」が最初に演奏され、これに続いてアメリカ合衆国国歌、パラオ共和国国歌が演奏されたのである。

 そして米海兵隊太平洋基地司令官のチャールズ・L・ハドソン少将はスピーチで、ペリリュー戦での日米両軍の尊い犠牲を讃え、参列したペリリュー戦の勇士・土田喜代一氏とウィリアム・ダーリング氏に最大の敬意を表したのだった。

 これまでも合同式典は互いの武勇を讃え、“昨日の敵は、今日の友”というスタンスで執り行われてきた。 島にはペリリュー神社が再建されている。そこには敵将、米太平洋艦隊司令長官・C・W・ニミッツ提督から日本軍将兵に送られた賛辞が刻まれた石碑が建立されている。

“TOURISTS FROM EVERY COUNTRY WHO VISIT THIS ISLAND SHOULD BE TOLD HOW COURAGEOUS AND PATRIOTIC WERE THE JAPANESE SOLDIERS WHO ALL DIED DEFENDING THIS ISLAND”

 その日本語訳文が裏面に刻まれている。“諸国から訪れる旅人たちよ この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い そして玉砕したかを伝えられよ” 日本軍将兵の武勇がこうして敵将にも讃えられているのである。

 そんなパラオへ2015年(平成27年)4月8日、9日に天皇皇后両陛下が行幸啓された。 パラオ国民は日章旗と月章旗を振って両陛下を大歓迎した。日本からも多くの人々がパラオに出向いて両陛下を奉迎した。その中に大学生らもいたが、彼らを引率した全日本学生文化会議事務局長・椛島明実氏はこんなエピソードを披露してくれた。

「奉迎団の人々が沿道に並んで天皇皇后両陛下を待っていたんですが、そのとき、板切れを持ったパラオ人の青年が現れて『ここにサインをしてほしい。あなたたち日本人は僕たちのヒーローなんです』と言って多くの日本人にサインを求めて回っていたんです。本当に感動しました」 現代の若者までもが歴史に学び、日本への親近感を抱いてくれているのだ。 ペリリュー州では天皇皇后両陛下が行幸啓された4月9日を「天皇皇后両陛下ご訪問の日」として休日に定めた。 ※SAPIO 2018年5・6月号

210NAME:2018/06/08(金) 23:44:24
中央アジアに親日国確保「意義大きい」 ウズベキスタン、日本にラブコール
2018.5.16 07:16更新
https://www.sankei.com/world/news/180516/wor1805160009-n1.html

中国、ロシアが影響力を競うウズベキスタンだが、日本に対しても企業や観光客の誘致に向けた“ラブコール”を送り続けている。ただ、現状では日本からの投資は限定的だ。(岡田美月)

 ミルジヨエフ大統領は昨年12月の施政方針演説で、「高い利益をもたらす有望な分野」として観光を挙げた。首都タシケントを含む13カ所に抑留された旧日本兵を埋葬した日本人墓地も、日本からの訪問客呼び込みに活用する考えだ。 筑波大や名古屋大などには多くのウズベキスタン留学生が送り込まれている。同国政府高官には日本留学経験者が少なくない。

 首都中心部のタシケント国立東洋学大学の日本語学科には現在、約150人の学生が在学する。ただ、「日本語を習得してもそれを生かす仕事は少ない」(京都大の帯谷知可准教授)のが現実。進出企業の多くは政府開発援助(ODA)絡みの商社や建設業者などが中心で、民間への投資は消極的だ。

 中央アジア・コーカサス研究所の田中哲二所長は、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を進める中国などが対日強硬姿勢に傾いた場合、「(中露の)間にある国が日中露どちらにつくか、その動向が物事を決めることにもつながる。中央アジアに親日的な国があることは意義が大きい」と強調。その上で、「環境問題に関する技術供与、観光開発など幅広い分野で支援していくことが重要だ」と話した。

211NAME:2018/06/16(土) 00:05:45
【千葉・9歳女児殺害】「犯人に死刑求める」「命請いをする娘をなぜ殺したのか」リンさん父証言台に立つ 第9回公判
2018/06/15 13:10
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%90%e5%8d%83%e8%91%89%e3%83%bb%ef%bc%99%e6%ad%b3%e5%a5%b3%e5%85%90%e6%ae%ba%e5%ae%b3%e3%80%91%e3%80%8c%e7%8a%af%e4%ba%ba%e3%81%ab%e6%ad%bb%e5%88%91%e6%b1%82%e3%82%81%e3%82%8b%e3%80%8d%e3%80%8c%e5%91%bd%e8%ab%8b%e3%81%84%e3%82%92%e3%81%99%e3%82%8b%e5%a8%98%e3%82%92%e3%81%aa%e3%81%9c%e6%ae%ba%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b%e3%80%8d%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%81%95%e3%82%93%e7%88%b6%e8%a8%bc%e8%a8%80%e5%8f%b0%e3%81%ab%e7%ab%8b%e3%81%a4-%e7%ac%ac%ef%bc%99%e5%9b%9e%e5%85%ac%e5%88%a4/ar-AAyFNrV?ocid=iehp#page=2

昨年3月、千葉県松戸市立六実(むつみ)第二小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)、ベトナム国籍=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた元同小保護者会長、渋谷恭正被告(47)の裁判員裁判第9回公判が15日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれた。この日はリンさんの父、レェ・アイン・ハオさん(35)が証人尋問で証言台に立ち、「リンちゃんは『日本とベトナムの架け橋になる』と言っていた」と述べた。

 遺族の法廷での発言は初めて。検察側に、リンさんの死後の弟(4)の様子を問われると、「まだ自分の姉が亡くなったことを知らない」とベトナム語で述べた上で、日本語で「弟は『(リンさんが)どうして学校から戻ってこないの』『なんで(お供えの)ご飯が残ったままなの』『リンちゃんは誰かに殺されたの』と聞く。どう答えたらいいですか」と涙を流しながら話した。

 法廷内には、被害者参加制度を利用し、目隠し用のついたてを挟んで傍聴していた母親のグエン・ティ・グエンさん(31)のむせび泣く声も響いた。

 ハオさんは「犯人に死刑を求める」と話し、「リンちゃんが死ぬ前、何を叫んだのか。命請いをする娘をなぜ殺したのか。私たち家族は今日まで苦しんできた」と悲痛な胸のうちを明かした。 起訴状などによると、渋谷被告は昨年3月24日、登校中のリンさんをわいせつ目的で軽乗用車に乗せて連れ去り、車内でわいせつな行為をした上、首を圧迫して窒息死させ、同県我孫子市の排水路脇に遺棄したとされる。

212NAME:2018/06/18(月) 19:32:35
「日本は選挙支援やめて」 カンボジア野党NYでデモ
2018.6.17 07:31更新
https://www.sankei.com/world/news/180617/wor1806170005-n1.html

カンボジア政府の弾圧により昨年解散させられた最大野党カンボジア救国党の支持者ら数百人が16日、ニューヨークの国連本部近くで、同党を参加させない7月の下院選は不当だと訴え、日本政府に選挙支援をやめるよう求めるデモをした。

 参加者の多くは米国やカナダ在住のカンボジア人。カンボジア国旗のほか、英語とカンボジア語、日本語で「自由で公正な選挙を」「日本は独裁者を助けるのをやめて」などとフン・セン政権批判が書かれたプラカードや日の丸を掲げた。

 カンボジアから参加した救国党幹部のエン・チャイエアン氏は「この選挙への支援は、カンボジアの民主主義を殺すのと同じ。日本の人々は分かってほしい」と訴えた。 参加者らは広場で集会を開いた後、シュプレヒコールを上げながら日本の国連代表部まで行進した。(共同)

213NAME:2018/08/09(木) 21:12:31
中国との不透明資金疑惑も浮上 マレーシア前首相を追起訴 親中派政権の腐敗ぶりに注目集まる
2018.8.9 12:48更新
http://www.sankei.com/world/news/180809/wor1808090021-n1.html

【シンガポール=吉村英輝】マレーシアの検察当局は8日、マネーロンダリング(資金洗浄)など3つの罪で、ナジブ前首相を追起訴した。政府系ファンド「1MDB」を舞台にした巨額汚職事件の捜査では、“親中派”とされた前首相が、経済圏構想「一帯一路」の大型事業の背後で、中国と不透明な資金のやりとりをしていた疑惑も浮上している。

 起訴状などによると、ナジブ被告は「1MDB」の元子会社から、2014年12月と15年2月など計3回、総額4200万リンギット(約11億5000万円)を自身の銀行口座に移したとされる。ナジブ被告は先月も背任罪や収賄罪など4つの罪で起訴されたが、無罪を主張している。

 ナジブ被告が創設した「1MDB」をめぐっては、総額45億ドル(約5000億円)以上の資金が不正流用されたとみられている。

 マハティール政権は先月初旬、「東海岸鉄道」とともに、総額23億ドル規模の2つのパイプライン計画の中止を命じた。工事は進捗(しんちょく)率13%だが、中国輸出入銀行から融資を受け、88%の資金が建設主体の中国国有企業の関連会社に支払われていたとなっているが、英BBC放送は、資金の一部が「1MDB」に流れ、その負債隠しに使われたとの、新政権当局者の見方を伝えた。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(7月31日付、電子版)は、不動産取引を装い、中東アブダビの会社や人民元決済を利用した巧妙な手口で、中国からの約7億ドルが、ナジブ被告の負債隠蔽(いんぺい)に使われたとする、マレーシアの複数の高官の見方を伝えた。

 「1MDB」の資金流用の“黒幕”は、ナジブ氏と親しく、宝飾品購入やハリウッド映画への投資など派手な生活で知られた華人実業家、ジョン・ロー氏とされる。マレーシア当局が逮捕状を出したが海外逃亡中で、同氏の高級大型クルーザーは、インドネシア当局に拿捕(だほ)され、7日にマレーシア側に引き渡された。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板