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自衛隊

97NAME:2014/05/14(水) 20:58:46
人気の理由は災害時の貢献

 呉基地が一般の艦船見学を受け入れるようになった時期は、記録が残っていないものの、平成の初めごろかそれ以前とみられる。 古参隊員らの記憶によると、当初は見学希望の団体を、その都度受け入れていたが、平日を含む不定期の公開は通常業務をこなす乗組員の負担も大きく、「ローテーションを組んで日曜日ごとに担当艦を決める」という方法に変わったのだという。

 公開は平成13(2001)年の米同時多発テロの発生で一時中断したが、約1年後には再開され、現在まで毎週途切れずに続いている。5年ほど前まで見学者数は、1回100人程度で3回で300人を超えることはあまりなかったが、その後徐々に増えてきた。担当する隊員らに聞いてみると、一昨年から昨年にかけて一気に増加した感じだという。 見学に訪れる人たちの会話から受ける印象では、23年の東日本大震災で、自衛隊が被災地で活動する姿が報道で何度も取り上げられたことが大きいという。 注目度が高まるにつれ、自衛隊の活動はテレビの情報番組などで紹介される機会も増え、さらに、海自艦見学を組み入れたパックツアーも売り出された。見学者の増加は、それらの相乗効果があるのではないかと隊員はみている。

海軍の街・呉

 基地のある呉市を代表する観光スポットに海事歴史科学館「大和ミュージアム」がある。

戦争賛美と揶揄された博物館…戦艦大和の“真実”若い世代にも関心

明治22年に海軍鎮守府、同36年に海軍工廠が設置され、戦艦「大和」を建造するなど造船、製鋼分野で国内最先端の技術を誇る「海軍の街」だった呉市。ミュージアムはその歴史を紹介する博物館で、実物の10分の1サイズの戦艦「大和」を中央に展示したインパクトは強烈だ。 平成17年4月のオープン前は、「戦争賛美の施設」などという批判も一部にはあったが、開館から今年3月末まで約9年間の累計入館者数は896万3707人に達し、年平均約100万人は全国の博物館でも10位以内にランクされる。新幹線や高速道路の沿線から外れている呉市のアクセス環境を考慮すれば、その人気ぶりがよく分かる。

 入館者の男女比は開館以来ずっとほぼ6対4。年齢層に極端な偏りはないが、ここ数年は若い層が増加してきているという。4、5年前までは10、20代を合わせて3割程度だったのが、近年は4割程度を占めるようになってきた。 館内には、第2次世界大戦以前の海軍を中心とする貴重な海事資料も並ぶ。入館者は順路に従って見学しているうちに現代と未来を考え始める−そんな構成になっている。 海自艦の見学者もみんな真摯な態度だった。装備の解説を聞き、世界につながる海を眺めていた。戦争の記憶のない世代にとって、「学びたい」という欲求が働いているのを感じた。海自艦の公開や大和ミュージアムは、そのための格好のツールとなっているようだ。


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