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自衛隊

52NAME:2013/12/02(月) 13:42:33
「対中国シフト」強化で本州から「戦車」が消える…日本防衛激変、海からの侵略はどう防ぐ
2013.12.2 07:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131202/waf13120207000001-n1.htm

沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張し、初のドッグ型強襲揚陸艦の建造にも乗り出すなど中国の軍備拡大が進むなか、自衛隊も装備更新が急がれている。しかし予算の制約などから“しわ寄せ”を受けているのが陸上自衛隊。正面装備のなかでも主力といえる戦車の数が半数以下へと大幅に削減される流れにあり、しかも本州では全廃の可能性が濃くなっている。関西を含む西日本の防衛も大きな変化にさらされようとしている。

迫力の訓練、尖閣を意識した人も

 74式戦車が目の前を走り抜け、轟音(ごうおん)とともに空包を放つ−。10月26日、陸上自衛隊日本原駐屯地(岡山県奈義町)では市民らに活動への理解を求める訓練展示が行われ、計約4200人が見学した。 訓練は、上陸した敵の攻撃に苦戦しながらも敵を海岸線に押しとどめ、主力部隊の増援を得て撃滅するとの想定で実施。専守防衛の自衛隊では普通の設定だが、見学者の中には時節柄「尖閣」を意識した人も多かったようだ。

 敵役には74式戦車を使い、迎撃役には74式戦車と87式偵察警戒車、96式装輪装甲車のほか、ヘリコプターも投入。戦車が空包射撃を行うと発砲炎や煙とともに轟音が響くなど、訓練は迫力満点だった。また戦車の搭乗体験も行われ、車体後部に体験用のカゴを固定した「体験搭乗用戦車」の前には子供から大人までが行列をつくった。 こうした陸上自衛隊の訓練展示はここ数年、見学希望者が増加。最大規模の富士総合火力演習(毎年8月、静岡県御殿場市)の場合、今年は5875人の入場券に対し約11万6千人が応募し、倍率は19・7倍にもなった。

戦車は不用に?

 東日本大震災での救援活動で大きな信頼を得たことに加え、近年の中国の軍備拡張などからますます重要視されている証ともいえるが、実は日本の陸上自衛隊は、装備面で充実の方向にあるとはとても言えない状況だ。 今後約10年の防衛力整備と運用の指針となる平成22年策定の防衛大綱では、主力ともいえる戦車の配備数はわずか400両で、現在の約760両からほぼ半減させる計画だった。ところが、年内に政府が策定する予定の新防衛大綱ではさらに削減し、わずか300両に。しかも戦車は北海道と九州に集中配備するとし、本州には戦車部隊を配備しない方針だというのだ。

 現状の約760両の内訳は、旧式化のため順次引退させる74式が約370両、今後も使い続ける90式が約340両、そして配備を進めている最新の10式が約50両。90式と10式だけで新防衛大綱の300両を超えており、このままでは新型の10式戦車は、90式の老朽化に伴う入れ替えを念頭に細々と生産する程度になりかねない。 防衛省などによると、10式戦車は強力な120ミリ砲を積み、スラローム走行しながら目標を捉え続ける性能を持つ。C4I(情報処理システム)も優れ、多数の戦車で情報を共有し、攻撃の重複や漏れを避けるため、それぞれの戦車に攻撃目標を自動的に割り振ることができる。そんな最新鋭戦車の今後の配備計画が一気に不透明になった。 影響は当然、関西にも及ぶ。近畿2府4県の防衛警備にあたる第3戦車大隊、中国地方の第13戦車中隊、四国4県の第14戦車中隊はいずれも旧式の74式装備だが、新型戦車は配備されないことになる。


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