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自衛隊

28NAME:2013/08/09(金) 10:17:18
年間予算5兆、世界有数の自衛隊
「8・15」に思う 軍はもう「政治の癌」に戻らない 大阪大学大学院教授・坂元一哉
2013.8.9 03:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130809/plc13080903310007-n3.htm

終戦から2週間にもならないある日のこと。吉田茂は旧知の来栖三郎(元駐独大使)に、日本の負けっぷりは「古今東西未曽有」のものだから、再建の機運も自(おの)ずとそこから生まれるだろう、と述べるはがきを送っている。

吉田が日本再建のための条件としてまずあげたのは、「軍なる政治の癌(がん)」を「切開除去」することだった。 「軍なる政治の癌」を取り除けば、政治は明るく、国民の道義も高まり、外交も一新できる。そして科学振興と米国からの資本導入で財界が立ち直り、日本のいいところが発揮できるなら、この敗戦も決して悪くない。吉田はそう書いた後で、「雨後天地又更佳」とまでいい切った。 国は至るところで焦土と化しているのに、いかにも吉田らしい不敵な楽観論である。もちろん、軍の政治介入、軍国主義が日本を誤らせたという反省と、終戦工作に関連して憲兵隊に捕まった体験からくる、軍への強い嫌悪感が背景にある。

吉田が「軍なる政治の癌」を切り取るといったのは、軍国主義を切り取る、という意味であろう。GHQの草案に基づく日本国憲法9条のように軍(「陸海空軍その他の戦力」)そのものを切り取れば、たしかに日本は、軍国主義に戻りようがなくなる。その意味では、吉田の考えに合うともいえる。だが、軍なしに、どうやって国家の安全を確保するのか。

≪安全保障の基盤固める改憲≫

 来年は、その自衛隊の創設から60年になる。いまの自衛隊は年間、5兆円弱の予算を使う世界有数の実力組織だが、この間の歩みは、日本がそういう組織を持っても軍国主義には戻らないことを内外に明確にしつつ、国家安全保障のための機能を、少しずつ普通の軍に近づけていくものだった、ということができるだろう。


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