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鳩山内閣誕生ッス!

13エノモト武揚人:2009/09/20(日) 20:51:25
きょうの意気上がる「ムネオ日記」全文、外務省幹部と天下ってるOB全員の首は風前の灯でよし。

鳩山政権がスタートし各大臣それぞれ自分の役割について発信している。
 
岡田外相は、核・沖縄密約の真相究明を就任早々外務省に指示している。亀井郵政・金融担当相は、中小企業を守るため融資の返還猶予を言い大きな話題になっている。仙谷行政刷新相は公益法人への国の予算支出はしないと言っている。前原国土交通大臣は八ッ場ダムの中止を表明した。原口総務相も郵政民営化の見直しに触れている。長妻厚生労働相、川端文部科学相は大臣、副大臣、大臣政務官で 政策決定の新しい方向付けを示している。
 
間違いなく官僚の書いたシナリオに載った政治ではなく、国民との約束を果たそうとする姿勢が見えてくる。国民も大いに期待していることだろう。
 
あわせて、ここで大事なのは民主主義は手続きと中身である。過去の経緯もしっかり把握した上で判断したほうが無駄なエネルギーはかからない。
 
最初から「ありき」でものを言ってしまうと、引っ込みが付かない。この点、しっかり戦術戦略も併せもって発信すると、更に更に現実のものとして、目に見えた形で国民に理解と支持をされるのではないか。
 
昨日も触れたが、私の外務委員長就任について、一方的な論調の記事もあったが、お陰様で各事務所には、激励の電話、FAXが寄せられる。議員会館に5本嫌がらせ的電話があったそうだが、圧倒的多数の「外務省の機密費、税金の無駄遣いを鈴木さんの手で明らかにして欲しい」といった電話、FAXが届いている。
 
8年前のバッシングを振り返ると大きな様変さまがわりである。平成13年6月、外務委員会で当時田中真紀子外相に質問した時、中身ではなく「何で田中様に質問するのか。お前はなんぼの者か。」と言った電話が一日中なり、FAXは休みなく入ってきた。作為的に行動するグループがある事に気がついたが、後の祭りであった。今、世の中落着きを取り戻し、それなりに物事を冷静に受け止める様になってくると、見方も随分変わってくるものだ。
 
私は、批判は批判として、正面から受け止める。合わせて国民から選ばれた国会議員として、しっかり仕事をして行く事が国民への責任であると考え、このことをきちんと頭に入れて頑張っていく。

新党大地は「大地に還り 大地に学ぶ」これはアイヌ民族の文化、歴史を元に考えた理念である。自然を敬うやまい、自然に感謝する心が、家族愛・郷土愛社会に対する責任を持つことに繋がっていくと考える。昨年6月6日、日本政府は初めてアイヌ民族を先住民族として認めたが、差別や偏見にあってきたアイヌ民族の権利の確立を訴えて、平成17年8月18日立ち上げたのが、新党大地である。
 
一人で何が出来るかと言われたが、私は間違いなくアイヌ民族の皆さんの声を代弁し、歴史の新しい1ページを開いたと自負する。
 
この思いを忘れず外務委員長として外務省の機密費問題、税金の無駄遣い等、きちんと結果を出していきたい。
 
その上での批判、ご叱声、ご指摘は喜んで受けたまわりたいと思う。政治は結果責任であることも頭に入れて、日々努力していく。
 
今日の北海道は正真正銘の秋晴れであった。北海道にとって、春と秋、最もきれいな時期であり、特に秋は実りの季節を迎え、自然に対しての思いが違ってくる。
 
生かされていることに感謝しながら、時間を無駄にしない様、頑張って参りたい。

14エノモト武揚人:2009/09/21(月) 00:11:35
恐るべし、YouTube。

http://www.youtube.com/watch?v=pC9mGX7C9os&NR=1

15エノモト武揚人:2009/09/22(火) 00:14:37
 敬老の日、65歳以上が2898万人。女性は4人に1人、男性も5人に1人が高齢者と総務省は発表している。
きょうの「ムネオ日記」も充実しています。新聞テレビもう要りません。自民党みたいに丸投げはいかんね、自分の頭を少しだけ使おうや。


 敬老の日、65歳以上が2898万人。女性は4人に1人、男性も5人に1人が高齢者と総務省は発表している。

 私が子供の頃、人生60年とよく言われたものである。中学、高校生では人生70年と言われ古希(こき)の祝いが多くなった。そもそも古来(こらい)希(まれ)なりで古希だったのが大きく価値観が変わってきた。そして今、男性80歳、女性85歳の平均年齢である。古希の祝いも喜寿(77歳)、そして今は米寿(88歳)へとなってきている。長生きは良い事だ。長生きして良かったと言われる環境にしなくてはいけない。

 子供は「国の宝」というがお年寄りも「国の財産」といえる道義をしっかりもつ社会にしなくてはいけない。

 「親孝行したい時には親はなし」である。私の両親、家内の父親もすでにいない。親孝行出来なかった事を深く、深く申し訳なく思いながら、家内の母が寝たきりで病気と闘っている。少しでも良くなって欲しいと神仏に祈りながら十分な事を出来ない不幸を詫びるのみである。

 敬老の日を機に後期高齢者医療制度の廃止に向けて、具体的検討に入るべきである。人生を年齢で線引きするやり方はいけない。同時に高齢者の医療、介護も含めて総合的に検討する必要がある。長妻厚生労働相のリーダーシップに期待したい。

 鳩山首相が訪米し鳩山外交がスタートした。米国との関係では沖縄の基地問題は避けて通れない。特に普天間の日米合意はどうなるのか鳩山首相の考えが注目される。
 併せて、この普天間基地について歴史的経緯をどこまで頭に入っているか関係者は良く検証して欲しい。

 平成9年橋本内閣で普天間基地を名護市にお願いした。その時私は、沖縄開発庁長官であった。当時、名護市の比嘉市長が職を賭(と)して決断してくれたのである。今でもあの時、比嘉市長が重い決断をして下さった姿が思い出される。

 沖縄の皆さんは人間関係を大事にするその典型が「ゆいまある」精神である。「困った時は助け合いましょう」、「困った時はお互い様」という広い心を沖縄の人は持っている。

 私は中川一郎先生の秘書の時から沖縄のサトウキビの政府保証価格にタッチしてきた。

 比嘉市長さんとも昭和53年私が農林大臣秘書官の時からのご縁であった。国会議員になってからも、私は沖縄の痛みを分かち合うべきだとの思いで活動してきた。その最たるものが沖縄県道204号線越えの米軍実射訓練を私は選挙区の別海町矢臼別演習場に受け入れたのである。平成8年12月のことだ。こうした実績が沖縄の皆さんに理解され、大臣になってさらに良好な関係が維持できた。

 また学童疎開船対馬丸を探し当てたのも平成9年12月私が大臣の時である。あの時、小泉純一郎厚生大臣で厚生省は対馬丸を探すのに反対していた。「一隻探すと他2999隻に影響します」と言ってきたものだ。私は戦争に参加した戦艦と学童疎開船は違うと言ったら、「勝手にどうぞ」という厚生省の態度だった。私は科学技術庁・防衛庁に協力を依頼し、ものの見事に対馬丸を探し出したのである。こうした積み重ねが沖縄との信頼関係が出来上がってきたのである。

 小泉政権以後、全く沖縄をやってこなかった人がたまたまポストに就いて動いても沖縄の人の心をつかむことができなかった。不毛の9年だった。

 鳩山政権での関係者も是非とも経緯をよく踏まえ、沖縄の理解なくして次の展開はないことをしっかり頭に入れて対応していただきたい。

 外務委員長就任を機に、日米地位協定、沖縄の負担軽減、沖縄密約等しっかりやって参りたい。いずれにせよ政治は「人」である。「人」の使い方がなによりのポイントであることもお互い考えていかなくてはならない。

 午前中、議員会館で書類整理をし、午後札幌に向かい、17時半からお世話になっている後援者のご子息の結婚式に出席。華やかなめでたい催しは何よりである。新郎新婦、ご両家の末永いご多幸を祈念して心からのご挨拶をする。

 大型連休中日(なかび)、どれほどの人が連休を享受しているのか。明日を心配している人が多いのではないか等と考える一日であった。

16エノモト武揚人:2009/09/22(火) 21:50:48
きょうの「ホリエモン日記」全文。

 昨日羽田で飛行機に乗る時、また、千歳におりてからも、「鈴木先生、頑張って下さい。信じています」「中傷、誹謗に負けないで、外務委員長として堂々と責任を果たして下さい」「敗者復活できない時代に、鈴木先生は国民から2回も信任を受けたのです。自信を持って仕事をして下さい」等々、激励を受ける。

 わかってくれる人はわかってくれているとありがたく思いながら、今尚(いまなお)、誤解している人や、私に対して否定的な考えを持っている人たちにも、少しでも理解してもらえるよう、渾身(こんしん)の努力をして参りたいと考える。

 鈴木宗男と付き合い、人間関係のある人は良いのだが、私を直接知らない人、接触のない人たちは、残念ながら一方的な間違った情報を元にして私を見てしまう。ここが大きなポイントなので、私自身、しっかり身を律して行かなくてはならない。私に対して意見、批判、注文のある人は、遠慮なく事務所に言って戴きたい。そのことを真摯(しんし)に受け止めて、政治活動の参考にしていきたい。

 北海道新聞5面に、一ページを割いて北方領土問題の特集がなされている。「北方領土 変わる風景 『ビザなし』同行記者報告 択捉 飛行場や港整備着々 国後 観光振興策は後回し 色丹 資金難 計画に遅れも」といった見出しである。

 私も今年は択捉、国後、昨年は択捉、3年前は色丹をビザなし訪問したが、大変な様変わりである。日本が手をこまねいているうちに、日本の出番はなくなる。日本の持てる技術、ノウハウを北方四島開発に活かすべきである。

 日本とロシアの両国の最高首脳が、北方四島は日ロの係争地域であることを認め、未解決の問題であり、法と正義に基づき、話し合いで解決することで合意している。指をくわえているだけでは何の前進もない。

 政権交代し、鳩山新首相の日ロ関係、就中(なかんずく)北方領土問題解決にかける情熱、思いを知る者として、ここは大きな政策的判断が必要ではないかと考える。23日の日ロ首脳会談に注目しながら、まずは信頼関係の構築を図って戴きたいと思う。それが問題解決のスタートである。

 9時から札幌事務所で週刊誌の取材。11時から札幌市白石区にある川下八幡宮の秋季例祭に出席し、お参り。地域の皆さんに心からお礼申し上げ、政権交代、鳩山新政権の安泰をお祈りする。

 14時20分、丘珠から釧路に飛んで北見市に向かい、16時半から網走管内後援会の選挙報告会。熱心な後援会役員が駆けつけて下さる。

 網走管内は4年前の衆議院選挙、2年前の参議院選挙と、いつも同じ票を出して下さる。いかに後援会が安定しているかを物語っている。

 政治風土厳しかった網走管内で、昭和58年から応援して下さっている心ある後援者に、ただただ頭の下がる思いだ。

 18時半より北見市留辺蘂町温根湯で、温根湯診療所クリニックの三角彰宏先生が建てられた高齢者専用賃貸住宅「春にれの里むか川」の落成記念祝賀会に出席。三角先生の地域医療にかける情熱に敬意を表しながら、心からのご挨拶をする。

 こうした人のお陰で地方の生活が守られていることを肝に銘じなければいけない。

17エノモト武揚人:2009/09/23(水) 21:40:47
平成の武揚によるきょうの「ムネオ日記」全文です。

 鳩山首相の外交デビューがテレビ、新聞で大きく取り上げられている。国連本部で開かれた国連気候変動首脳会合開会式で、「2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減することを目指す」と、堂々と国際公約を表明したのである。その心意気や良し、である。

 あわせて、国内対策をしっかりやらなくてはいけない。産業界、連合の中でも懐疑的な意見があると報道されている。まずは足元からきちんと手を打っていかないと、絵に描いた餅になってしまう。

 テレビから鳩山首相の胆力、気迫が伝わってくる。小泉、安倍、福田、麻生各首相になかった政治主導のスタイルが、国連で最初に示された意義は大きい。

 読売新聞4面の囲み記事に「松野官房副長官 日中会談説明 官僚に『助けて』 『政治主導』のはずが…」と、松野副長官に厳しい指摘がなされている。

 首脳会談のブリーフは副長官の仕事である。ただそばに同席しているだけではなく、自らメモを取り、首相の発言もチェックし、相手の答えもポイントはしっかりと頭に入れておかなければならない。

 私が小渕首相の副長官だった時、首脳会談でのやり取りは克明にメモしたものである。何よりも政治センスの問われる仕事である。

 記者の皆さんに親切に事前ブリーフをしておくとか、コンパクトに首脳会談の記録をすぐまとめるとか、エピソードなどをタイムリーに発表する等、しっかり鳩山首相を支えて戴きたい。取り巻き、側近の一挙手一投足で首相のイメージも変わることを、よくよく肝に銘じて、職責を全(まっと)うしてほしい。

 10時から日高管内新ひだか町静内で、アイヌ民族の永遠なる平和を願って和人と戦い、無念の最期を遂げたアイヌ民族の長(おさ)、英傑(えいけつ)であるシャクシャインの法要祭。今年は没してから340年の節目の年であり、全道各地からアイヌ民族の関係者が来られていた。

 実行委員会の大川委員長、アイヌ協会の加藤理事長、部落解放同盟の組坂委員長が挨拶の中で、「アイヌ民族の権利の確立に声を上げ、昨年アイヌ民族を先住民族として政府が初めて認めたが、その先頭に立って超党派の議員連盟を立ち上げ、差別や偏見をなくすために頑張ってくれたのが鈴木宗男先生だ」と話して下さり、嬉しい限りである。

 私は、アイヌ民族の権利確立に向けて、また、世の中から差別や偏見をなくし、真に公平、公正な社会をつくるため、努力していく。シャクシャインの法要祭に初めて出席したが、決意を新たにする機会ともなった。

 17時から新党大地苫小牧支部・鈴木宗男苫小牧後援会の選挙報告会。苫小牧市内の役員の皆さんが出席して下さり、政権交代、北海道から初の総理大臣誕生を喜び合う。熱心な支持者がここ苫小牧にいることに感謝の気持ちで一杯だ。

 特に女性部の組織である八重桜会のメンバーの皆さんは別格だ。様々な広い人間関係を有し、強力この上ない人たちである。

 改めて、人の出会い、ご縁に心からお礼申し上げたい。

20エノモト武揚人:2009/09/30(水) 21:25:47
今日の「ムネオ日記」から、岡田外務大臣、鈴木外務委員長を訪問した部分を抜粋します。

 岡田外務大臣が13時20分から45分まで訪ねてこられ、意見交換をする。岡田大臣は明確に核・沖縄密約について真相究明をして、国民に説明責任を果たし、情報開示をしたいと語っていた。

 在外勤務手当等、税金の無駄使い、機密費(報償費)についても、国民の理解を得られる使い方でなければならないとの考えであった。立法府の側からも、この岡田外相の判断を多たとし、支えて参りたい。

 外務省幹部に対する人物評価、認識もしっかりしておられ、私の思いと差はなかった。

22エノモト武揚人:2009/10/01(木) 22:16:56
今日の「ムネオ日記」は一貫してブレナイ主張が表現されています。それにしても、外務官僚は狡賢い責任転嫁の対応に余念がないことがわかりますな。


 昨日総務省は、平成20年の政治資金報告書を公表し、今日の新聞、テレビが早速取り上げている。

 昨年までは政権党・自民党の政治家のお金集めをチェックしていたが、政権交代し、立場が変わると、民主党幹部・閣僚の資金収入について、「労働組合に依存し、団体献金に偏っている」と、メディアもすっかり軸足を変えた物言いである。

 昔から政治資金については、自民党は経団連、企業団体に依存し、民主党は多くの代議士が組合にお願いしてきたことは、マスコミはじめ周知の事実である。何も特別変わった仕組みになった訳ではないのに、大きな変化があった様に報道されている。国民は冷静にチェックし、見守ってほしいものである。権力の立場が変わると穿(うが)った見方をする向きもあるが、公平、公正に判断することが一番である。

 私は一人政党なので、政党助成金も、企業・団体献金も受け取る資格がない。心ある人たちの個人献金と、東京と札幌での政治資金パーティーによる収入で政治活動をしている。まさに心のこもった浄財を戴いているのである。変わらざる物心両面でご支持下さる皆さんに、心から感謝したい。

 政治資金発表の際、様々な話題が出てくるが、お陰様で私は個人献金で支えられている。政治資金に関しては、私は国民の税金を使う政党助成金の廃止、企業・団体献金の廃止を訴えていく。

 企業献金は、全くの善意、無私の気持ちでなされた時、株主から「何の見返りもなく会社のお金を使うのは背任行為だ」と訴えられた場合、役員の皆さんはどうなるか。また、役員が「なにがしかの便宜を期待して政治資金を出しました」と言ったら、これは贈収賄だと言われてしまう。どっちに転んでも良い話ではない。だからやめた方が良いのである。団体献金ももちろんである。

 個人の善意、思いで政治に参加し、政治家を育ててもらう仕組み、環境にもっていくのが望ましいと考えている。この点、マスコミ、読者の皆さんも、是非とも御理解、御協力を戴きたいものである。

 14時25分羽田発で小松に飛び、17時半から福井後援会選挙打ち上げ式。福井県の鈴木宗男後援会は1、2、3区それぞれの地区で民主党の当選に向け、頑張った。心から後援会の皆さんに感謝し、お礼申し上げる。

 全国に心ある支持者がいることを誇りに思いながら、この人間関係の重さが鈴木宗男の今日(こんにち)につながっているご縁、巡り合わせに感謝してやまない。

 質問主意書の答弁が22件返ってきたが、その内容はほとんどが「御指摘の諸点については、新内閣の下でこれまでの経緯等を確認しているところであり、その結果も踏まえ適切に対処してまいりたい。」というものであり、これは中間的な答弁書と受け止める。新政権になって日も浅く、検討の時間を与えるということで、私も平野官房長官と電話で話をしている。

 当座の答弁としては理解するが、臨時国会がスタートすれば、私の質問に対し、明確でわかりやすい答弁をきちんと戴きたいと考えている。

23エノモト武揚人:2009/10/01(木) 22:19:17
小沢一郎幹事長、昨日の静岡市での初記者会見に引き続き、今日は神戸市での記者会見です。記者クラブ主宰じゃないから、アホメディアは困ったの3乗、フリーの上杉隆は喜びの3乗でしょう。

官僚答弁“禁止”で法改正 民主・小沢氏が表明
10月1日(木) 20時9分 (共同通信)

 民主党の小沢一郎幹事長は1日午後、神戸市で記者会見し、国会の委員会審議で閣僚に代わって官僚が「政府参考人」として答弁を行う国会審議の官僚依存を改めるため、今月下旬に召集見通しの臨時国会で、国会法の改正作業に取り組む考えを示した。鳩山政権の「政治主導」をアピールする狙いがあり、官僚答弁を原則禁止する方向で法改正を検討するとみられる。

25エノモト武揚人:2009/10/02(金) 20:31:51
毎日全力投球の鈴木宗男外務委員長に感銘、多くの国民は元気を与えられます。今日の「ムネオ日記」全文です。

 平成20年の政治資金収支報告書が公表されてから、政権側への資金提供、支持団体について色々な指摘がある。特に鳩山首相が、お母さんが所有している建物を借りている賃料が相場よりも安いというものがある。 

 利害関係がある人から借り、それが特別安いというのならクレームを付けられても仕方ないが、親子、しかも15年前からの契約が継続されていることが、ことさら目くじらを立てられる話ではないと思うのだが。昨年までは良くて、総理になったらケシカランというのは筋が通らないのではないか。商行為として、住宅ローンでも30年、35年の固定金利で契約している例もある。親子で20年、30年の契約をするのは、信用、信頼関係の上でもあり得るのではないか。親子の絆が問われている今日、子を思う親心が生かされることもあっていいのではと思うのだが、読者の皆さんはどう受け止めるだろうか。

 正しい認識、判断ができるよう、国民に情報提供するメディアは、あくまで公平、公正の上で報道する義務があるのではないか。

 私自身、8年前にメディアバッシングに遭い、「ムネオハウス」、「北方支援の三井物産ディーゼル発電」、「アフリカODAのケニアソンドゥ・ミリウダム」等の問題で、ギワク、ギワクと叩かれ、国会でも取り上げられたが、それらで事件になったり、裁判しているものはない。しかし国民の中には、今でもこの誤った報道を鵜呑みにしている人もいる。

 公共性の高いマスメディアにおかれては、どうかどうか、真実、事実を国民に知らせて戴きたいと心からお願いしたい。

 7時50分発で帯広に向かい、10時から十勝管内豊頃町で後援者の告別式に参列。

 12時から十勝毎日新聞創刊90周年記念式典に出席し、13時半帯広空港発で上京。議員会館に入り、お客さん応対。

 23時半、東京都庁に向い、2016年東京オリンピック・パラリンピック開催地決定を迎える会に行く予定である。

 東京にオリンピックが再び来ることを祈りながら、時間を待つことにする。

26エノモト武揚人:2009/10/03(土) 20:47:27
札幌オリンピック2020を提唱する鈴木宗男外務委員長、良いんでないかい♪ 代々木公園の「北海道フェア2009」で会いましたよ♪ 今日の「ムネオ日記」全文です。


 2016年東京オリンピック開催の決定を期待して、昨夜23時半から東京都庁に陣取って声援を送っていたが、コペンハーゲンまで届かなかった。夕方のプレゼンテーションも上々と思っていたのだが…。第一回の投票でシカゴが脱落。一番の強敵と言われていたので「いける!」と思ったのは私一人ではなかっただろう。「南米に初のオリンピックを」のブラジルの訴えが功を奏した訳だが、国民挙げての「オリンピックをブラジル・リオデジャネイロに」の声も大きな評価につながったのではないか。

 先の都議会議員選挙でも、東京オリンピック招致に対して東京都民の声はどうであったかについても考えなければならない。いずれにせよ、「日本にオリンピックを」の声を消してはいけない。私は札幌に夏のオリンピックを誘致したいと思う。冬のオリンピックは既に開催している。同じ都市で夏もできるのは札幌しかない。夏冬開催した都市は、未だないのである。夢に向かって動き出してほしいものだ。何事も諦めないことである。

 10時半から拓大学友会創立100周年記念式典に出席。ブラジルはじめ海外の支部からも多くの学友が参加されており、久しぶりにお目にかかるお顔に感激する。

 13時代々木公園で行われている北海道フェアに顔を出す。道内各市町村の特産品が販売されており、雨模様にもかかわらず、大勢の人が列をなしていた。

 16時横浜で「大地のジョイントパフォーマンス アイヌ・レブルズ」を激励。ここでもアイヌ文化が息づいていることを感じる。昨年6月6日の先住民族の認定は、やはり大きな意味のある出来事だった。アイヌ新法の制定、アイヌ民族の権利確立に向けて、更に努力していきたい。

 17時半、神奈川県座間市での松山千春さんの秋のコンサート初日に駆けつけ、千春さんを激励する。電話ではしょっちょうやり取りしているが、久しぶりに本人の元気な姿を見て安心する。14年ぶりとなる座間でのコンサートに、多くのファンが感激していた。

27エノモト武揚人:2009/10/04(日) 19:10:48
政治の世界の厳しさしみじみ。千春の歌が胸を打つ。今日のムネオ日記全文です。

 報道関係者から9時50分過ぎ、中川昭一さんが亡くなったらしいという連絡を受け、直ぐ別の報道関係者から亡くなったと伝えられる。

 10時過ぎるとテレビ、新聞等、マスコミ関係者から取材要請があり11時過ぎ札幌事務所でインタビューを受ける。

 「ただただ驚き、びっくりで言葉もない。何という事か。私と中川さんについては、昭和58年の最初の選挙で骨肉の争いとか、確執とか言われたが中川一郎先生は世襲反対論者だったが息子さんが出る以上、息子さんの事を心配されたであろうし又、私の事も心にかけてくれたと思う。だから私は二人当選することが天国の中川一郎先生に報いる事だと思いながら戦った。その証拠に中川一郎先生の弟さんが後援会長もして下さり、ご兄弟も応援してくれた。中川一郎先生の議員会館にいた秘書仲間も全員私の元に駆け参じてくれた。お陰様で2人共当選出来て私は何よりだったと思った。私は中川昭一さんに対しては堪えずお仕えした人の息子さんという思いで接してきた。その最大の証(あかし)、出来事は平成7年中選挙区制から小選挙区制になった時、中川昭一さんは十勝、今の11選挙区を希望した。私も十勝生まれ、十勝育ち、ましてや先祖の墓もある生粋(きっすい)の十勝っ子である。中川さんは東京生まれの東京育ちだ。私にもこだわりがあったが釧路根室管内に国替えをし中川さんに譲ったものだった。

 あの時、コスタリカ方式で残ることも出来たが私にはやはり、お仕えした人の息子さんの強い意向というものを尊重しなくてはという思いにかられた。いつも私はその事を胸に刻みながら接してきました。こんなにも早くお別れするのなら一度ゆっくりいろんな話をしたかったと叶わぬ事とはいえ今、とっても残念でなりません」と話させて頂く。

 中川昭一さんのご冥福を心から祈るのみである。

 人生何があるかわからない。失望や挫折はついてまわる。自分の計算通りにはいかない。私自身十分経験し天国と地獄をみてきた。しかし私は正直に、信念を持って生きてきた。これからも生きていく。

 改めて政治の世界が厳しいものだと実感する。

 私には松山千春さんはじめ変わらざる後援者、秘書スタッフ、何よりも家内はじめ家族の支えに心から感謝するものである。今、生かされている事に感謝しながら与えられた環境で精一杯生きていく。

 「生きる事が辛いとか 苦しいだとかいう前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ」

 松山千春さんの名曲「大空と大地の中で」のフレーズを頭に刻みながら私は生きていく。

28NIKE:2009/10/05(月) 00:43:05
中川元金融相の訃報について涙ながらにインタビューに応えられている鈴木宗男さんをTVで拝見しました。
因縁浅からぬ間柄の方のご不幸に動転されてるご様子でした。私達国民にもびっくりするニュースでした。
政治家としては優秀だったのに残念ですね。嫌いな政治家ではありませんでした。ご冥福をお祈りします。

29エノモト武揚人:2009/10/05(月) 20:39:31
菅谷さんには検事総長が謝罪すべきだと、ムネオさんも自身のことを想えば腹立たしく、他人事ではあるまい。武揚人としてもしっかり人間鈴木宗男を応援するところです。今日の「ムネオ日記」全文です。


 中川昭一さんが亡くなり一日が経ったが、未だ信じられない思いだ。

 56歳、あまりにも早すぎる永遠(とわ)の旅立ちである。天国の中川一郎先生が一番びっくりしていることだろう。どんな言葉で昭一さんを迎えるのか。何とも胸の痛むことである。

 14時35分の千歳発で上京し、羽田からまっすぐ中川昭一さんの弔問に伺う。眠るようなお顔で、亡くなったことが信じられない。奥様、ご長女、ご長男が気丈にご挨拶をされていた。

 奥様から「お参り戴き、ありがとうございます」と声をかけられ、ただただ悲しみが増してきた。心からのご冥福をお祈りする。

 やはり残念でならないのは、こんなにも早くお別れすることになるのなら、一度ゆっくり忌憚(きたん)のない、胸襟(きょうきん)を開いての話をしておきたかったと思う。もう叶わぬことではあるが、何とも言えぬ世の無常を感じながら、手を合わせた次第である。

 足利事件で冤罪となった菅家利和さんに、宇都宮地検の幕田英雄検事正が「検察を代表しておわび申し上げます」と謝罪した。本来検事正ではなく、検察の最高ポストにいる検事総長が菅家さんに心からのお詫びをすべきではないのか。

 17年半も無実の罪で刑務所に入れた責任を誰がどう取るのかはっきりしない。検察、警察の潔さ、人間としての心を示してもらいたい。読者の皆さん、国民の皆さんも是非とも考えてほしい。

 検察、権力側は、狙えば何でもできるしくみになっている。検察、権力側が暴走すると恐ろしいことになる。

 私の時も検察は、自分達の裏金問題を明らかにしようとした大阪地検の三井環さんを逮捕した。国民の目から検察の不祥事を反らすために、ムネオハウスの疑惑で私の秘書を逮捕した。そして私を狙った。しかし私はそれに何もタッチしていなかったので、その件では逮捕できなかった。

 それでも外務省のリーク、検察のリークで、北方領土における三井物産のディーゼル発電事業、またはアフリカODA、ケニアのソンドゥ・ミリウダム工事等、何でも鈴木と言われた。

 私は今、これらの件で裁判はしていない。検察は「鈴木は悪いやつだ」というイメージをつくり、自分達が動きやすい方向に世論を作っていった。やまりん事件、島田事件について、何も私はやましいことはしていない。

 国会でも偽証はしていない。政治資金規正法も、私が虚偽記載をしろと指示したこともない。

 権力がその気になれば事件は作られる。私自身がそのことを経験している。善良な一般市民の中で、権力によって挫折や失望を味わった人は多い。

 私は真に公正、公平な社会をつくるため、闘っていく。ごまかしやウソでつくられた意図的、恣意的な事件に対し、堂々と私は私の主張をしていく。

 今日の宇都宮地検の幕田検事正の姿を見ながら、決意を新たにするものである。

30エノモト武揚人:2009/10/08(木) 20:27:38
きょう行われたムネオ・イチロー会談の成果に大いに期待しています。「ムネオ日記』からの抜粋です。



 14時半から小沢一郎幹事長と面会。来年の参議院選挙、国会における官僚、特に内閣法制局長官による答弁禁止に伴う国会法改正、北方領土に対する認識等、忌憚(きたん)なく話をすることができた。

 来年の参議院選挙については、勝つためにはどうしたらよいか、この一点に絞り、民主、大地お互い協力していくことで一致する。具体的な話もさせて戴き、共通認識が持てて良かった。

 国会法改正については、できれば臨時国会で、そして通常国会で実施していきたいとの考えであった。北方領土問題についても、小沢幹事長は現実的解決に向けて努力していくしかないとの認識であり、私も同感である。

 政治の動きについても貴重なお話を伺うことができた。

 大与党の幹事長になり、その存在感は圧倒的である。平成3年、自民党の幹事長をしていた頃より、数段重みを増した小沢幹事長である。国会が始まると更に更にウエートが増していくことだろう。

31エノモト武揚人:2009/10/14(水) 07:53:02
きのう行われた2回に渡る鳩山首相との政務打ち合わせ、ご苦労様でした。公務優先で一点の曇りもない議員活動ぶりは与野党問わず新人議員の模範になるでしょう。ムネオ日記全文です。前原大臣のKYぶりを鋭く批判しています。


 朝8時から国土交通省、9時15分総務省、9時半厚生労働省、11時外務省、16時財務省の政策会議がそれぞれ開かれる。補正予算の見直し、来年度予算の概算要求についての説明である。

 私も8時の国交省の会議に出席し、ダム、道路等の工事について、最初から「廃止ありき」ではなく、地元の声を十分聞いて対応するよう意見を言う。前原大臣はすぐ退席されたので、副大臣、大臣政務官から大臣に伝わることだろう。

 外務省の会議でも、「在外勤務手当等、税の無駄遣いの廃止を国民の目に見えるよう、即実施することが国民の理解、支持を得る。直ちに資料を出し、検討戴きたい」と話す。

 私は国民の目線で主張していく。必ず結果を出して行きたい。

 14時45分、鳩山首相を訪ね、北方領土問題、普天間基地の移設、税の無駄遣い、政治の動き等、約50分、幅広く話させて戴いた。鳩山首相も十分耳を傾けて下さり、秘書官にも指示していた。

 具体的な話のやり取りについては控えさせて戴くが、泰然自若とした鳩山首相の姿にホッとしながら、言葉の端々に国家国民を心配する、日本のトップリーダーとしての心構えが出来ていると感じた。

 18時から総理公邸で、鳩山首相による常任委員長、特別委員長、審査会長、国対委員長との懇談会に出席。臨時国会に向けての顔合わせの色彩が強かったが、皆それなりに責任を持って分を果たして行く意欲が表れていた。

 鳩山首相の気配り、言葉遣いがとても印象に残った。今日は2回も総理とゆっくり話をする機会があり、充実した一日だった。

 18時30分から函館で松山千春さんのコンサートが行われているが、この日程が入っていたため行くことが出来なかった。お伺いできないことを電話でおわび申し上げた次第である。

32エノモト武揚人:2009/10/14(水) 20:42:10
民主党の議員は総じて勉強好きなようで、日本の将を来大いに期待できます。ムネオさんもうかうか出来ないと、外交辞令でしょうが、きょうも、やる気満々の「ムネオ日記」全文です。ジョン・ルース駐日米大使発言、ほんとうなら軽卒だな、そのうち頚になるだろう。


 昨日鳩山首相と会った時の話について、今日もマスコミ関係者から、北方領土問題、普天間基地移設のことについて色々聞かれる。話の中身について触れるわけにはいかないが、とにかく鳩山首相は北方領土問題解決に並々ならぬ思いがある。普天間基地移設についても、沖縄の痛み、負担をとても心配されているということである。

 2つとも重要な外交交渉案件であり、日本の考えだけで済むものではない。英知を結集し、未来志向でやっていくしかない。その環境作りに少しでも協力して参りたい。

 今日も環境省、文部科学省の政策会議があり、予算の説明を受ける。

 正午から2回目の国対と常任委員長、特別委員長との臨時国会に向けての打ち合わせ。14時から各委員会の顔合わせをする。

 民主党の議員は勉強熱心で意欲的だ。良い刺激になる。

 一回生議員からも発破がかかり、うかうかおちおちしていられない。私も初心に帰って、責任を果たして参りたい。

 米国のジョン・ルース駐日大使が13日の読売新聞の会見で述べたことについて、「鳩山首相が今月10日の日中韓首脳会談で『(日本が)今まで米国に依存しすぎていた』と発言したことについては、『(日米関係についての)適切な表現ではない』と不快感を示した。一方で、『首相が「対等な関係」であると発言しているのは正しい』とも述べた。」と書かれている(読売新聞1面)。

 平場で日本の首相の発言を批判することに、私は逆に不快感を持つ。一方で「対等な関係」と言いながら、もう一方では見下した様な言い方である。読者の皆さんはどう受け止めるだろうか。

 私は鳩山首相の発言を支持していく。

34エノモト武揚人:2009/10/16(金) 00:31:45
親友ならぬ、心友の存在に感謝と感激のムネオさん、日本の司法を糺すことに一処懸命です。もんたって、まだテレビに出てるのか、たまにはマトモなことも言ってるようですな。きのうのムネオ日記全文です。

 産経新聞1面に、「『竹島』『日本海』『独島』『東海』 表記変更1000件超す 海外文献など韓国政府が要求」という記事がある。国家主権が侵されている竹島だ。外務省はどんな交渉をしているのか見えてこない。

 韓国とは一衣帯水と言いながら、話し合いがなされないのはおかしいのではないか。国益に叶う外務官僚の対応を強く希望する。

 日本経済新聞朝刊39面に、「最高検が11件検証 口頭陳述内容不十分な例も 量刑過去例使用控えて」という見出しで、「今年8月から全国で実施された裁判員裁判での検察側の立証が適切かどうかについて、最高検がまとめた検証結果が14日、分かった。『分かりやすさ』を優先するあまり、冒頭陳述の内容が不十分な例があったとしたほか、論告で量刑のデータの使用を控えるよう促すなど改善策を提示した。裁判員裁判が秋以降、本格化するのを見据え、公判に立ち会う現場の検事に注意喚起し、審理の充実との両立を目指す狙いだ。」という記事がある。

 裁判員裁判になったからと言って、当たり前のことを改めて指導するのは、今までのやり方に問題があるということなのではないか。

 私の場合でも、正直に真実を話すと「反省の情皆無」と、検察は量刑の際、必ず言ってくる。公判廷で言っている真実が自分達のストーリー、シナリオに合っていない
と、検察は頭から否定する。

 人質司法と良く言われるが、一般の人なら精神的に持たない。今日の記事を読みながら、やはり全面可視化を実現し、冤罪をなくさねばならないと感じる。参考人、証人、被疑者の取り調べ可視化に向け、私は頑張っていく。

 今朝のTBSみのもんたさんの「朝ズバッ」で、国会議員の特権が税の無駄遣いだと指摘されている。特に、1か月100万円の文書通信交通滞在費は第二の給料と言われ、領収書は要らず、届出の必要もない、渡しきりのお金である。国民の税金である100万円の明細を国民に明らかにする責任が、国会議員にはあると思う。

 予算で無駄をなくす前に、国会議員自ら無駄をなくすことが、政権交代した一番のわかりやすい説明ではないか。

 また、8月に当選してわずか2日の議員日数で、一か月分の給料がもらえるというのも、国会議員の特権の典型的なものであり、廃止すべきである。

 私はこれらの件を廃止すべきであると質問主意書を提出したが、全く自浄能力を示そうとする動き、決断がなかった。新政権主導で、国民の声にお互い応えていこうではないか。

 14時25分羽田発で旭川へ。市内挨拶回りをして、18時半から松山千春さんのコンサートに足を運ぶ。13日の夜は函館でのコンサートだったが、鳩山首相との日程が入っており伺えなかったので、今夜の旭川は何としても行かなければの思いでステージを見つける。

 今回も変わらざる千春のトーク、歌に、心揺さぶられる思いである。「心友」の存在に、感謝と感激で一杯だ

35エノモト武揚人:2009/10/18(日) 20:28:40
静岡で民主党候補を応援するムネオパワーに脱帽します。今日のムネオ日記全文です。

 東京新聞一面トップで81の独立行政法人に常勤役員で天下りしている官僚OBは198人で平均報酬は年1664万円、このうち2千万円をこえる役員は12人もおり、退職金もわずか数年の在職期間で平均445万円。なんという高額なお手盛りか。生活感のない額に汗して真面目に働いている人達を馬鹿にしている実態である。

 官僚政治打破を訴え、国民は支持し、政権交代がなった。こうした官僚の天下りを徹底的にチェックし、国民の目線にあわさなくてはならない。

 今日の東京新聞の記事を読みながら政治家の怠慢は許されないと決意するものである。予算をカットしたり削減することよりも各大臣は自分の足元の無駄を先ずははきちんと整理することが一番ではないか。すぐできることからやるのが改革である。あわせて国会議員の給料削減、ボーナス廃止もすぐやることだ。地方の民間会社は赤字経営ならボーナスはでない。国が850兆円の赤字をかかえながら国家公務員が約4.5ヶ月分のボーナスをもらうのは国民感情からして理解されない。高校・大学生の子供をかかえている人には2ヶ月支給とか、チエを出しながら見直しをすべきだ。その前提として国会議員はボーナスをもらわないときちっとケジメをつける必要がある。

 国会議員、公務員の特権をなくすことにより国民も政治に行政に理解や信頼をもってくれるものと思うのだが。いろんな場面でこのことを発信していく。

 9時3分東京駅発で静岡下田に行き、老人福祉施設のお祭りに顔を出し挨拶。理事長さんが北海道出身の縁で懇意にしているのだが秋晴れのもと、お年寄りの笑顔にホッとさせられる。
 「長生きは良いことだ」と言わしめる社会にしなくてはならない。

 静岡に出て参議院議員補欠選挙で民主党公認の土田ひろかずさんの応援をする。鳩山政権になって初めての国政選挙であり、なんとしても勝利しなくてはならない。

36エノモト武揚人:2009/10/27(火) 12:17:46
10月26日のムネオ日記全文です。


 臨時国会が召集され、天皇陛下をお迎えしての開会式、総理の所信表明演説があった。

 最初の本会議で議席指定があり、私は議場の最後列の議席になった。自民党が与党時代、森、海部両元首相らが座っていた席である。9月の特別国会では、小沢一郎幹事長が座っていた場所だ。国会の景色が全く変わったと、改めて実感する次第である。

 鳩山首相の所信表明で、私が関心を持ち、かつ鳩山首相にも話をしたアイヌ民族、日ロ関係についても、きちんと言及されていた。

 アイヌ民族については、
 すべての人々が偏見から解放され、分け隔てなく参加できる社会、先住民族であるアイヌの方々の歴史や文化を尊重するなど、多文化が共生し、誰もが尊厳をもって、生き生きと暮らせる社会を実現することが、私の進める友愛政治の目標となります。
 という表現で強調されていた。

 日ロ関係、北方領土問題については、
 日露関係については、政治と経済を車の両輪として進めつつ、最大の懸案である北方領土問題を最終的に解決して平和条約を締結すべく精力的に取り組んでまいります。また、ロシアをアジア太平洋地域におけるパートナーと位置付けて協力関係を強化してまいります。
 という、今までの首相にはなかったフレーズを使い、日ロ関係のダイナミックな進展に向けてのメッセージを発していた。必ずやロシア側に届くことだろう。

 58分を超える所信演説だったが、そこに政権交代した新しい政治、歴史をつくりたいという、鳩山首相の決意がにじみ出ていたと思う。

 明後日からの代表質問における、鳩山首相の裂帛れっぱくの気合いをもっての受け答えを、国民は期待を込めて待っていることだろう。
 久しぶりに琴線に触れる演説であり、鳩山カラーが出ていたと評価したい。



本日提出した質問主意書2件

No.1 外務省における各種密約の調査等に関する質問主意書

No.2 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」に関する質問主意書

37エノモト武揚人:2009/10/27(火) 21:23:52

27日提出した質問主意書2件

No.3 外務省在外職員に支給される在勤基本手当に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

No.4 外務省在外職員に支給される住居手当に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

38エノモト武揚人:2009/10/28(水) 22:32:39

28日提出した質問主意書3件

No.5 外務省における健康管理休暇制度に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

No.6 外務省在外職員に支給される配偶者手当に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

No.7 外務省在外職員に支給される子女教育手当に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

39エノモト武揚人:2009/10/29(木) 21:36:24

 臨時国会でも私は質問主意書を出しているが、このことについて「与党の側の委員長が質問主意書を出すことはいかがなものか」という一部声があるが、委員長でも質問主意書は堂々と出せるとルールである。26日の国会の召集日に、平野官房長官に「私が質問主意書を出すのは、政権交代した現政権は自民党政権とは違いますよと言うことを明らかにするために出していると言うことを理解して戴きたい」と伝えた。

 自民党内閣での答弁書は、官僚の書いた、全く答えになっていない、署名する大臣すらバカにする内容のものであった。国民への情報の開示、情報の透明性確保は、全くと言って良いほどなかった。

 私の狙いは、「国民の総意によってできた現政権は、国民の目線に立って全て賢明な政治を行います」と、自民党政権との際だった違いを示すことにある。このことを多くの人に御理解戴きたい。内閣を責めるのではなく、国民に向かって行動していることをおわかり戴きたい。

29日提出した質問主意書2件

No.8 外務省の報償費に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

No.9 我が国が抱える領土問題に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

40エノモト武揚人:2009/10/30(金) 21:03:52

本日提出した質問主意書2件

No.10 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

No.11 外務省による同行記者団に対する白紙領収書の供与についての鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

41エノモト武揚人:2009/10/31(土) 22:54:07
 14時25分羽田発で釧路へ。車で帯広に向かい、17時半から後援会会合。

 19時から大変お世話になっている方の娘さんの結婚式に出席する。

 帯広・十勝は冬間近の気配だ。改めて月日が経つ速さに驚く。先の選挙からもう2ヶ月が過ぎる。ビロード革命は間違いなく進んでいる。

42エノモト武揚人:2009/11/01(日) 20:42:17
 7時58分帯広駅発で札幌へ。

 11時から札幌市宮の森の曹洞宗薬王寺で「北海道開拓殉難者慰霊供養」法要に出席。奉賛会会長としてお参りに来て下さっている皆さんに感謝のご挨拶をさせて頂く。

 札幌市内を廻りながら、今日から11月、今年もあと2カ月。しっかり仕事をしなくてはと、自分に、自身に言い聞かせるものである。

43エノモト武揚人:2009/11/02(月) 19:46:55

◎ 本日提出した質問主意書2件

No.12 在上海総領事館員自殺事件に際して外務省職員が下した判断の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

No.13 鳩山由紀夫内閣における第31吉進丸の船体返還に向けた取り組み等に関する質問主意書

44エノモト武揚人:2009/11/03(火) 21:09:19

7時に網走を出て、9時から和が故郷足寄町で平成21年度文化賞・スポーツ賞等表彰式に出席。

 10時十勝管内幕別町で金剛寺開山忌法要。このお寺は曹洞宗で、私が干与総代をしている足寄賞大誉地にある興誉寺は末寺にあたる。

 11時から帯広市の平成21年度文化賞文化奨励賞贈呈式に出席。

 夕方帯広から上京。
 今朝の網走、足寄はマイナス5度まで下がり、日一日と冬到来である。寒くなると子供の頃、白い息を吐きながら、学校に通っていたことを想い出す。
 「寒門に硬骨有り」である。

45エノモト武揚人:2009/11/04(水) 22:28:31
 9月26日、かつて外務省が私を忌避しようとして作った、いわゆる「ムネオマニュアル」についての質問主意書を提出した。

◎ 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」に関する質問主意書

一.外務省において、そもそもなぜ「対応マニュアル」なる文書を作成したのか、その理由を説明されたい。
二.「政府答弁書」では、「新内閣の発足を受け、今後は御指摘の文書ではなく、新内閣の下での『政・官の在り方』(平成二十一年九月十六日閣僚懇談会申合せ)にのっとり、適切に対処してまいりたい。」との答弁がなされ、「対応マニュアル」が既に有効性を失っていることが明らかにされている。外務省において、いつ「対応マニュアル」の有効性が失われたのか、その具体的に日にちを明らかにされたい。
三.外務省において「対応マニュアル」を無効とすると決めた決裁書は作成されているか。
四.外務省において「対応マニュアル」を無効とすると決めた理由は何か。また、それを決めたのは誰か、その者の官職氏名を明らかにされたい。
五.外務省として、今後新たに「対応マニュアル」の様な、特定の国会議員を忌避する取り決めを作成する考えはあるか。
六.「対応マニュアル」には「鈴木宗男衆議院議員」という固有名詞が明記されている。国民の負託を受けた国会議員の中から特定の議員を忌避するかの様な行動規範を作ることは、外務省という一行政機関の行動として適切であったか。同省として、ただ単に一.の答弁にあるように「今後は御指摘の文書ではなく」とするのではなく、そもそもなぜその様な文書を作成したのか、そのことを一度総括し、鈴木宗男本人はもとより、国民に説明をする必要があると考えるが、岡田克也外務大臣の見解如何。


そして本日、以下の答弁が届いた。

○ 政府答弁書
一及び六について
これまで累次にわたって答弁してきているとおり、御指摘の文書は、外務省として「政」と「官」との適切な関係を維持していく観点から作成されたものであったが、現在においては、文書にまでする必要はなかったと考えている。
二から五までについて
新内閣が発足し、平成二十一年九月十六日に「政・官の在り方」(平成二十一年九月十六日閣僚懇談会申合せ)にのっとり、すべての「政」と「官」の関係に対して適切に対処していくことを岡田外務大臣が判断したものであり、御指摘のような決裁書は作成していない。また、今後、新たに御指摘の文書のようなものを作成する考えはない。


 この答弁書を読みながら、間違いなく政権交代をしたのだと改めて実感する。
 「文書にまでする必要はなかったと考えている」、「今後新たに御指摘の文書のようなものを作成する考えはない」と書かれているが、自民党政権時代は、官僚の書いた答弁書を国務大臣が何のチェックもせず、官僚の言うがままに閣議で決裁がなされてきた。官僚政治をまさに体現していた。
 今日の答弁書を見て、国民目線に立った、国民本位の政治が行われていると確信した。更にこの流れを推し進めていきたい。
 14時から衆議院外務委員会理事候補予定者との懇談会を開き、13日9時、外務委員会を開会する日程を決めさせて戴く。岡田外務大臣の外交日程も勘案しながら、しっかり審議を行いたい。

◎本日提出した質問主意書2件
No.14 外務省が保管しているワインに対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

No.15 外務職員が公務出張に際して取得したマイレージの同省における取り扱い等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

◎本日受領した政府答弁書2件

No.1 外務省における各種密約の調査等に関する質問主意書

No.2 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。  
衆議院ホームページ http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_shitsumon.htm

47エノモト武揚人:2009/11/05(木) 21:09:21
 昨日、いわゆる「ムネオマニュアル」の政府答弁書が返ってきた。昨日の日記でも触れたが、政権交代した何よりの結果である。

 岡田外務大臣の的確な判断によるものであり、これだけでも官僚政治からの脱却を証明している。まさにビロード革命が進行している。

 私は現在民主党会派で、紛れもなく与党側にいる。私が質問主意書を出すのは、今の政権と小泉、安倍、福田、麻生政権との違いを国民に知ってもらうためである。官僚による作文の中身も確認せず、閣議でただサインをしてきた国務大臣自身が官僚に使われてきたことを、国民に知ってもらうためである。

 この点読者の皆さんにも御理解戴きたい。政権交代し、国民の目線、国民本位で政治が動いていることをよくわかってもらうために、また以前出した質問主意書の答弁と鳩山政権での答弁はこんなにも違うのだということを国民にわかってもらうことを年頭に入れて出していることを、是非とも御理解戴きたい。

 私は国民への情報の開示、情報の透明性確保を求めてこれからもしっかり対応して行きたい。

◎本日提出した質問主意書2件
No.16 外務省所管の各種法人に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

No.17 外務省における飲酒対人交通事故や暴力事件を起こした人物の幹部登用の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

48エノモト武揚人:2009/11/06(金) 20:01:57
 ヤンキース松井秀喜選手のワールドシリーズMVP(最優秀選手)報道でもちきりである。鳩山首相も「久し振りに日本にとって勇気をもらった」と松井選手を褒め称えている。

 スポーツの感動、感激を政治の世界でもと期待する人は多いことだろう。国会議員一人一人が「俺が政治家だ」という思いで取り組むことが一番である。私も初心を忘れずにやっていきたい。

 昨日、官房長官は記者会見で官房機密費(内閣官房報償費)について「オープンにしていくことは考えていない」と発表しないことをあきらかにした。国益、外交上の礼儀だから細かな相手先をあきらかにしなくとも良いが、国民の汗と涙の結晶である尊い税金である以上、できる限り公表した方が国民の理解を得られるのではないか。少なくとも総理の海外出張における経費、国際会議等での出費などはオープンにしても良いと思うのだが、今後の展開を見守りたい。先週10月29日に提出したこの件に関して私の質問主意書には「答弁は延期させて欲しい」との答えである。時間をかけてお答え戴ければ十分である。

49エノモト武揚人:2009/11/07(土) 22:14:09
 昨日、沖縄に行き、旧知の市長、町長と意見交換する。普天間移設問題等について貴重なお話を伺うことができた。沖縄問題を動かすには、人間関係が大事である。

 沖縄には結いまーるの精神、心がある。「助け合い」「お互い様」「人との縁」を尊重して生きていくことだが、小泉政権以後、沖縄問題を担当する人達がいかほど沖縄に心を砕いた人がいたかとなると、たまたまポストに就いたから仕事をやるといった感じではなかったか。

 私は国益の観点から少しでも鳩山首相、岡田外相、北澤防衛相が的確な判断ができるよう環境整備に汗をかいていく決意である。

 8時10分発で帰京し、13時から早稲田大学早稲田祭「大隈塾プロジェクト2009」で講演・パネルディスカッション。「挑戦」というテーマで学生とのさまざまなやり取りはとても勉強になり、有意義な1時間半であった。

 15時35発で千歳に向かい、乗り継いで釧路に飛び、18時半から後援者のご子息の結婚披露宴に出席し、お祝いを述べる。

 今日は日本列島縦断の一日だった。

50エノモト武揚人:2009/11/08(日) 23:51:28

 オバマ米大統領の来日が、5日テキサスの陸軍基地で起きた銃乱射による犠牲者の追悼式典に出席の為、1日遅れることになった。昨日の午前中の情報では来日がなくなるのではとの話もあったが、時間が短縮されるにせよ、予定通り日本に来てくれることに関係者はホッとしていることだろう。

 鳩山首相はオバマ大統領との会談で、今回の事件に関してありきたりの表現でなく、鳩山流の友愛に基づく、琴線に触れる言い方で心からの哀悼の意を表するべきだ。

 日本でも昨年は、土浦、秋葉原、八王子と3件の無差別殺人事件があった。節度と道義を重んじてきた日本で、モノ・カネ優先の価値観が横行し心をなくしてしまった今の日本である。アメリカと似ている社会状況である。

 両首脳は腹を割って社会の安寧(あんねい)が世界平和につながることを発信していただきたいものだ。

 今年の日本シリーズは巨人が制した。北海道を本拠地とする日本ハムに勝ってほしかったが、そうは問屋が卸さなかった。どの試合も緊張感のある、シーソーゲームで野球ファンは堪能したことだろう。来年はどんな展開になるのか。野球ファンは来年に向かってさまざまな思いをめぐらしていることだろう。

51エノモト武揚人:2009/11/09(月) 19:53:15

 ベルリンの壁が崩れ、今日で20年になる。東西冷戦の象徴であったベルリンの壁の崩壊は、まさに歴史の一ページであった。そして91年、ソ連がなくなり、自由と民主のロシアになっていく。

 1989年(平成元年)防衛政務次官、91年は外務政務次官として、当時若手政治家であった私は感動、感激の面持ちでこの流れを見つめていたことが想い出される。

 この20年、10年の変化を評価しながら、平和の尊さをかみしめるものである。

◎本日提出した質問主意書2件

No.20 外務省における各種密約の調査等に関する再質問主意書

No.21 ミャンマー情勢並びに邦人殺害事件に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

52エノモト武揚人:2009/11/10(火) 21:04:19

◎本日提出した質問主意書2件

No.22 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書

No.23 外務省による同行記者団に対する白紙領収書の供与についての鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書

53エノモト武揚人:2009/11/11(水) 19:48:43

◎本日提出した質問主意書2件

No.24 北方領土問題の解決に向けた鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書

No.25 竹島問題の解決に向けた鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書

54エノモト武揚人:2009/11/12(木) 20:39:05
 内閣主催による天皇陛下御即位20年記念式典が国立劇場で行われる。

 式典委員長の鳩山由紀夫内閣総理大臣の式辞は、心のこもった、まさに国民を代表しての挨拶であった。

 天皇陛下のお言葉は、20年を振り返りながら、絶えず国民と共に歩み、国民を思う深いお心に溢れた、とってももったいないお言葉で、感激した。

 記念演奏の合唱、独唱があり、鮫島由美子さんの透き通る様な声での「野菊」、「こもりうた」、杉並児童合唱団の「海」「風」「つばさを下さい」「星の王子の…」を聴き、心洗われるひとときだった。しばし故郷を想いうかべ、また今は亡き両親や家族のことなど様々なことを考える、ありがたい御在位20年記念式典だった。

◎本日提出した質問主意書2件

No.26 平成二十一年度北方領土返還要求行進に対する鳩山由紀夫新内閣の関与に関する質問主意書

No.27 冤罪並びに取り調べの全面可視化に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

55エノモト武揚人:2009/11/13(金) 22:09:28

 本日4件の質問主意書の答弁書が返ってきたが、その内の2件に、次の様な回答があった。

○ 外務省が保管しているワインに対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書(外務省において保管されているワインは、せいぜい年間1000本程度しか消費されないのにも関わらず、なぜ常に7000本ものワインを必要としているのかという質問に対して)年間を通じての諸外国要人の本邦訪問は多岐にわたり、具体的な滞在日程等が来日直前まで確定していない場合も多いため、常に対応できるように一定の質及び量のワインを保存することが必要である等の事情がある。他方、政府資産のスリム化の観点から、既存の在庫を優先的に使用することにより保管本数を減少させることとしてまいりたい。

 前政権における答弁は、「年間を通じての諸外国要人の本邦訪問は多岐にわたり、具体的な滞在日程等が来日直前まで確定しない場合も多いため、常に対応できるように一定の質及び量のワインを保存することが必要である等の事情があるからである」、というものであった。今日の答弁で「政府資産のスリム化の観点」や「保管本数を減少させる」という言葉が見られることは、非常に評価できることである。

○ 外務省における飲酒対人交通事故や暴力事件を起こした人物の幹部登用の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書(1992年9月27日、モロッコ王国の首都ラバト市内のバーでウイスキーを飲んだ後に、飲酒状態で自動車を運転し、帰宅する途上事故を起こし、スクーターに乗っていた現地人を死亡させた外務省在外職員に対し、外務省は停職という極めて軽い処分で済ませ、そのことを当時国民に公表もせず、更にその職員を後に天皇陛下から認証を受ける特命全権大使としてドミニカ共和国に赴任させているが、鳩山総理、岡田外務大臣はこの一連の対応についてどう考えるかという問いに対して)これまでの経緯等を確認した結果、御指摘の事案は、現行の「懲戒処分の指針について」(平成十二年三月三十一日付け職職―六八人事院事務総長通知)及び「懲戒処分の公表指針について」(平成十五十一月十日付け総参―七八六人事院事務総長通知)の下では、御指摘の「外務省在外職員」に対し、懲戒免職処分が科され、処分につき原則公表され、その結果当該職員が特命全権大使として任命されることは当然不可能となる性質の事案であったと考える。

前政権の答弁は、「外務省の職員が御指摘の事故を起こしたことは、事実である。当時、当該職員は、国際法上の特権及び免除を享有していた。当該職員に対して、停職処分が行われている。外務省として、この処分に関する当時の判断は、妥当であったと考える。外務省において確認できる範囲では、当時、この処分の内容については、公表していない。

というものだった。「当該職員が特命全権大使として任命されることは当然不可能となる性質の事案であったと考える」という答弁は、極めて真っ当な正しい認識であり、大きな変化である。この答弁書も評価に値する。

 前政権の頃は何ら誠実な回答がなされず、国民をバカにした回答ばかりであったが、政権が変わると、やはり国民の目線に立った回答になっている。ここでもビロード革命が進んでいると確信した。

◎本日提出した質問主意書1件

No.28 ある国会議員と外務省との過去の関係が我が国の国益に悪影響を及ぼしたと同省が認識している根拠等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

56エノモト武揚人:2009/11/22(日) 23:35:17

 1日札幌で仕事をし、夕方釧路に飛ぶ。

 11時から、日本ハムファイターズのパ・リーグ優勝パレードが札幌大通公園から駅前通りを通り、すすきのまで行われ、大変な人の出であった。北海道の球団として定着した日本ハムに、来年こそ日本一を期待したい。
 今から来シーズンが楽しみである。

 18時30分から釧路市内で地元マスコミ関係者との懇談会。来年の参議院選挙、中央での政治の動き、流れを話させて戴く。2か月ぶりの懇談だったが、鳩山政権になり政治がダイナミックに動いている事を実感する。

57エノモト武揚人:2009/11/23(月) 20:19:19

 三連休道内札幌、十勝、釧路を廻り多くの人から「事業仕分け」は地方切り捨て、弱者いじめでないかと言われる。「民主党のマニフェストで国民生活第一と言いながら診療報酬を削る。地方、地域主権と訴えながら地方の事業はきられる。この先心配です」という声が多い。更に「財務省が裏で事業仕分けのたたき台をつくっている。それを後押ししているのが財務副大臣だと聞いている。鈴木さんはそのことを知っているのか」とかなり中身を知っている話をする人もいる。

 情報化時代とはいうものの核心にふれた話にびっくりする。私も閣僚の方から又、民主党の有力議員からも財務省と財務副大臣、行革刷新相が一体となっているという話を二週間前から聞いていたが、こうした声に関係者はどうこたえていくのか。今後の流れに注目したい。あわせて事業仕分けにかかわっている国会議員も国民はよく知っているし見ている。パフォーマンス宜しくTVを意識してものを言うより国民目線にたって冷静な判断をしていった方がよい。

 財務省からの一方的な情報、見方で仕分けをしていくと必ずや国民から反発をうける。一部の議員の思いこみで仕分けされた結果、それは来年夏の参議院選挙、再来年四月の統一地方選挙に直接結びついてくる。折角政権交代しても間違った判断で政治の不安定をまねいてはいけない。何が真の公正、公平かよくよく考えて作業を進めていただきたいものである。

 一日釧路市内で仕事。11時から昭和58年から大変お世話になっている濱谷家のお母様の葬儀。葬儀委員長としてご会葬者に喪主の濱谷和雄様にかわり心からのお礼のご挨拶をする。濱谷社長さんの親孝行、兄弟思いに教えられること大である。心に残る葬儀であった。

58エノモト武揚人:2009/11/26(木) 00:49:03
 国会が正常化され、各委員会が動き始める。

 外務委員会も8時50分から理事会を開き、本日の日程協議をしたが、野党側から注文があり、約30分委員会の開会が遅れる。

 午前中2時間の質疑を予定通り終え、今臨時国会での3条約は明日の本会議にかかることになる。

 11時半、ロシアのベールイ駐日大使が挨拶に来られる。日ロ関係について有意義な意見交換ができた。

 外交には相手がある。相手も良かった、日本も良かったという結果が良い外交である。いかに原理原則のみを言っても、結果が出なくては政治ではない。責任ある政治家は運動するのではなく、交渉をするのだということを考えなくてはならない。

 森繁久弥さんに国民栄誉賞を授与することを検討していると、昨日鳩山首相が発表している。

 国民の目線に立った、素晴らしい判断だ。大衆芸能の第一人者として、森繁久弥さんの人生は多くの人に様々な意味で大きな影響を与えた。天国で気持ちよさそうに「鳩山首相、ありがとう」と、森繁節の知床旅情が聞こえてくるようだ。

 ここ数日、鳩山首相の政治献金問題、水谷建設の政治献金についてよく報道されているが、なぜ特定の人しかわからない話が報道されるのか。ここにも意図的、恣意的な情報操作が行われていることが感じられる。「鈴木さん、検察のリークがまた始まっていますね」、「検察関係者しか知り得ない話がなぜ表に出るのでしょうか」といった話が私の所に数多く寄せられる。

 私自身の8年前の経験上、検察によるリークは有り得ることを知っている。しかし、行きすぎた行為はあってはならない。

 国民生活第一、官僚政治打破を訴えて国民の理解を得て政権交代した現内閣である。鳩山内閣も国民の声、目線に立ち、真に公正、公平な社会をつくるため、行政のチェックをすべきでないか。

◎ 本日提出した質問主意書2件
No.38 冤罪の定義に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
No.39 冤罪並びに取り調べの全面可視化に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書

59エノモト武揚人:2009/11/26(木) 21:13:28
◎本日提出した質問主意書3件

No.40 外務省における飲酒対人交通事故や暴力事件を起こした人物の幹部登用の是非等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書

No.41 北方領土に居住しているロシア系住民へのビザ発給等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書

No.42 行政刷新会議による事業仕分け作業と国会議員の特権等に関する質問主意書

60エノモト武揚人:2009/11/27(金) 20:52:52

ふたりの武揚人の意見を掲載します。

「事業仕分け」に国会議員の給与や手当等の特権も入れるべきであると、昨日質問主意書を提出したが、これまた大きな反響がある。「どんな答えが返ってくるか楽しみです」という人もいれば、「前政権は『国会の場で議論して戴くべきもの』と逃げていましたが、国民の税金を使う以上、鈴木さんの言うとおり仕分けに入れるべきです」と言って来る人もいる。官僚政治打破を訴え、政権交代をしたのだから、国民の目線にあった答えが返ってくるものと期待したい。
(2009.11.27 ムネオ日記)

与野党を問わず議員の歳費、特権が法外なままに放置されている事についてはさんざん書かれてきた。年間約2,200万円の歳費。月100万円もの「文書通信交通滞在費」なる非課税のつかみ金。1日働いても1カ月分の給与がまるごと支給され、公私混同のJRグリーン車乗り放題特権、格安の豪華議員宿舎、年間300億円の政党交付金・・・数えあげればきりがない。それらが、議員らしい仕事をしない、できない議員にまですべて与えられる。あれほど厳しく無駄を「仕分け」する議員は、まず自らの不当な議員特権を「仕分けしろ!」というのが、日刊ゲンダイの記事である。誰が読んでも納得がいく。それをしないようでは誰も「事業仕切り」を信用しない。自民党が解体寸前の今、民主党の一党支配が現実のものとなりつつある。そのような政治状況では、政治そのものが、政治家そのものが、国民の監視の対象となる。「事業仕分け」の究極の「仕分け」はそこにある。
(2009.11.27 天木直人)

61エノモト武揚人:2009/11/28(土) 21:41:04

 核密約問題について外務省の有識者委員会が作業に着手したと報じられている。密約があったのかどうか、今までの国会答弁は正しかったのかどうか、事実だけは国民に明らかにしなくてはならない。外務委員会としても、関係者からの意見聴取、参考人出席等を考えていきたい。

 沖縄返還・核密約に関し国会に質問主意書を20件以上出してきた私が、外務委員長してこの問題にあたることができる巡り合わせを多としたい。

 午後羽田から女満別に飛び、16時から網走管内美幌町での新党大地・鈴木宗男後援会の会合。

 18時から美幌町でお世話になっている方の北海道産業貢献賞受賞祝賀会に出席する。

62エノモト武揚人:2009/11/30(月) 21:16:33

 13時半から帝国ホテルで行われた民間外交推進協会主催の会合で、ナルイシュキンロシア大統領府長官の講演があった。日ロ関係の前進に向けて、極めて興味深い話があった。

 「ロシアは第二次大戦の残滓(ざんし)を取り除こうとしている。そのためには、公的発言に注意すべきだ。声高に『不法占拠』と言うのは非生産的だ。首脳会談では建設的な対話が進められており、この流れを大事にすべきだ」と言われていた。北方領土問題解決をロシアは考えているというメッセージだと、私は受け止めた。

 主催者側から政治問題、経済問題でそれぞれ1人ずつ質問があり、その後急に私に指名があったので、持論を述べさせて戴く。

 「北方領土問題について、日本とロシアの基本的立場の違いはある。しかし、外交には相手がある。お互いの名誉と尊厳を尊重して、お互いが良かったと言える結論を出すべきだ。北方領土は日ロの係争地域であり、日ロの最高首脳が過去の約束、宣言、声明等全てに基づき、法と正義に基づき、話し合いで解決することで合意をしている。

 橋本、小渕、森政権では、日露関係はステップバイステップで前進したが、残念ながら小泉、安倍、福田、麻生政権では後退してしまった。

 鳩山首相には日ロ関係をダイナミックに進めたいとの強い気持ちがある。私はこの鳩山首相の思いを大事にしていきたい」と話をさせて戴いた。

 日ロ関係の専門家はじめ各界から大勢の人が来ており、有意義なナルイシュキン長官の講演であった。

 夜6時から経済界との会合、7時からロシア文化フェスティバル2009パーティー。8時から国会議員との会合をこなす。


◎本日提出した質問主意書2件

No.43 サハリン州政府によるビザなし交流船への入港税課税問題に関する質問主意書

No.44 検察庁による刑事事件に係る情報のリークに対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

63エノモト武揚人:2009/12/01(火) 22:02:27

 昨日ロシアのナルイシュキン大統領府長官の講演に触れたが、昨夜ロシア文化フェスティバル2009パーティーでもナルイシュキン長官にお目にかかることができた。私の発言に対し、長官から「勇気ある発言で感銘しました」と言われる。

 今朝も帝国ホテルでお会いする機会を得てお話することができた。「領土問題については一歩一歩前進することが大事だ」と長官に言われ、私も「その通りです。お互いの立場を尊重して進めることが大事で、その環境整備に私なりに努力したい」と申し上げる。

 来年は戦後65年の節目の年である。鳩山首相の北方領土問題解決に向けての出番がいよいよやってくる。

 衆議院第2議員会館の玄関で辻元清美国土交通副大臣に出会う。辻元さんの方から「先日はああいう言い方しかできなくてごめんなさい」と言われる。私は「かまいません。国会の場で言って下さり、意味がありました」と答える。「疑惑のデパート」「疑惑の総合商社」と叫んだ人が、「あの様な言い方をしたことを、今では反省しています」と、自民党議員の質問に対して答弁したことを多としたい。


◎本日提出した質問主意書1件

No.44 ある国会議員と外務省との過去の関係が我が国の国益に悪影響を及ぼしたと同省が認識している根拠等に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する再質問主意書

64エノモト武揚人:2009/12/02(水) 20:52:47

 昨日、吉野文六元外務省アメリカ局長が東京地方裁判所で証人として出廷し、これまで日本政府が否定してきた1972年の沖縄返還に関わる日米密約が存在することを認めた。

 当時の沖縄返還交渉の事務方の責任者が明確に法廷で語ったのである。自民党政権は国民にウソをついてきたことになる。

 私も小泉、安倍、福田、麻生政権に、質問主意書で密約の存在について度々確認を求めてきたが、「ないものはない」という態度だった。吉野証言からすると、政府、外務省は明らかにウソを言ってきたことになる。

 今回の吉野証言を歴代の総理、外務大臣はどう受け止め、どんな責任をとるのか。少なくとも国民に対する背信行為である。このことについてどう責任を取るのか。

 生きている総理経験者、外務大臣経験者は、積極的に国民に説明を果たすべきではないか。あわせて、岡田大臣のもとにつくられた、外務省における有識者からなる第三者委員会は、総理、外務大臣経験者からも話を聞くべきである。

 「歴史の歪曲は国民にとってマイナスだ」と毅然と話す吉野氏の姿に、80代、90代の日本人は凄い、しっかりしていると感じる。また、よく働いた等、様々な思いが胸を打つ。

 「ウソつきに良い外交はできない」と、私は常々思ってきた。マル秘文書を公然と共産党に流した8年前の外務省である。国家公務員法違反であるのに、何の調査もしない当時の外務省、官邸であった。こうした体質が今、明らかになってきている。

 吉野氏の毅然とした真摯なお話に教えられること大である。外務委員会としても、何らかの形で吉野さんのお話を伺いたいと考えている。


◎ 本日提出した質問主意書2件

No.46 沖縄返還に係る日米密約に対する鳩山由紀夫内閣の見解等に関する質問主意書

No.47 北方領土問題に係る前原誠司沖縄北方担当大臣の発言等に関する質問主意書

65エノモト武揚人:2009/12/03(木) 22:56:29

 事業仕分けで「廃止」となった外交問題を扱う月刊誌「外交フォーラム」を外務省が買い上げる制度の継続を求める緊急声明を、北岡伸一氏、田中明彦氏ら東大教授が記者会見している。

 国民の税金を使い、高い原稿料を戴いている人達にとっては必要かもしれないが、国民から見て特に必要はない。外務省はどこに配っているのか。また「国益に適う」と言うが、そもそも外務省のお抱え雑誌的であり、どの点で国益に適うと言うのか。

 またこの外交フォーラムは、外務省によって第3種郵便で配られているが、その定義は以下の様になっている。

第三種郵便物
承認条件について

第三種郵便物の承認条件は次のとおりです。
(郵便法第22条、郵便法施行規則第6条、内国郵便約款第162条)

1. 毎年4回以上、号を追って定期に発行するものであること。

2. 掲載事項の性質上発行の終期を予定し得ないものであること。

3. 政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議することを目的とし、あまねく発売(※)されるものであること。

(※)次の図のように、団体・個人等が一括購入後、第三者へ無料で頒布している場合や発売先を限定している場合はあまねく発売されていることにはなりません。
(3の具体的条件は、4〜8のとおりです。)

4. 会報、会誌、社報その他団体が発行するもので、その団体又は団体の構成員の消息、意見の交換等を主たる内容とするものでないこと。

5. 全体の印刷部分に占める広告(法令の規定に基づき掲載されるものを除きます。)の割合が5割以下であること。

6. 1回の発行部数が500部以上であること。

7. 1回の発行部数に占める発売部数の割合が8割以上であること。

8. 定価を付していること。

(日本郵便HPより引用)

 この定義からすると、外務省が一括して買い上げをして、あちこちに配っているやり方は、第3種郵便制度の趣旨から外れ、違法行為になるのではないか。

 学者の皆さん方に言いたい。真の国益論を言うならば、無料で原稿を書き、手伝いをして初めて国民の理解が得られるのではないか。まずは隗より始めよ、である。

 朝、名古屋から帰京。東京は雨で、12月の雨はより寒さを感じる。師走に入ったということをしみじみ感じさせる今日の天気である。

66エノモト武揚人:2009/12/05(土) 10:10:08
 先日のムネオ日記でも触れたが、行政刷新会議の事業仕分けについて、月100万円の文書通信交通滞在費、月65万円の立法事務費等、国会議員の各種特権や、全額税金からまかなわれている政党助成金もその対象に含めるべきではないか、まずは国会議員自ら身を削ることで初めて国民の理解を得られるのではないかとの思いで、11月26日に質問主意書を提出した。

 今日その答弁書が返ってきた。以下、質問主意書とその答弁書を掲載したい。

◎ 行政刷新会議による事業仕分け作業と国会議員の特権等に関する質問主意書

本年9月16日に発足した鳩山由紀夫内閣において、行政刷新会議が新設された。現在、同組織により、国民の税金の無駄遣いを徹底的にチェックする事業仕分け作業が行われている。右を踏まえ、質問する。

一.行政刷新会議は、聖域を設けることなく、あらゆる分野について仕分け作業を行っていると承知するが、確認を求める。

二.例外的に、行政刷新会議の事業仕分けの対象外となる分野はあるか。

三.現在国会議員1人あたり月100万円の文書通信交通滞在費、また各会派に1人あたり月65万円の立法事務費が支給されている。加えて、東京都港区にある衆議院議員宿舎は、相場感覚の5分の1程度の格安の家賃で居住できる様になっている。更に、国民1人あたり約600万円、国と地方をあわせて約850兆円を超える国家財政赤字を抱える中、国会議員1人あたり年約500万円を超えるボーナスが支給されている。行政刷新会議の対象はあくまで行政であると承知するが、この様な立法府における税金の無駄遣いこそ事業仕分けの対象にし、国会議員1人1人が自ら率先して身を切るべきであると考えるが、鳩山内閣の見解如何。

四.現在国民1人あたり約250円、全体で約320億円に上る政党助成金については、過去に同制度が導入されるにあたり、代わりに企業献金、団体献金を廃止することを目指すという前提があったと承知するが、それらは今も続けられている。同制度も国民の税金を原資としている以上、削減、または廃止等、そのあり方を見直すため、行政刷新会議の事業仕分けの対象とすべきではないのか。

右質問する。


○ 政府答弁書

一から四までについて
御指摘の「事業仕分け」については、平成二十一年十月二十二日に開催した第一回行政刷新会議において了承された「事業見直しの視点」において、「平成二十二年度予算編成においては、聖域なく事業の見直しを行うこととし、根本から歳出の枠組みを刷新する」とされていること等を踏まえ、対象となる事業・組織等を決定したものであるが、お尋ねの文書通信交通滞在費、立法事務費、政党交付金等については、まずは、国会においてその在り方を御議論いただくべき問題であると考えている。

以上である。

民主党は官僚政治打破、国民の目線に立った政治を訴え、政権交代を実現できた。この答弁書では、官僚政治そのものではないか。なぜ国会議員自らが前向きに国会議員の特権、無駄をなくすことを考えないのか。

行政刷新会議は、その名の通り、行政の無駄を排除することが目的である。今日の答弁は、立法府・国会の話は国会でやってくれと言わんばかりのものだが、日本の国に関わる全ての国家予算は、最終的に行政・内閣が決める。

事業仕分けの様子がテレビはじめ各マスメディアで報道され、いわゆる仕分け人が舌鋒鋭く事業を切り捨てていく姿がよく目についたが、「なぜこれが廃止なのか?」と疑問の声が上がることもあった。仕分け人である国会議員自らが身を切り、血を流すことで、初めて国民の理解、支持を得られるのである。昨日の日記にも書いたが、まずは「隗より始めよ」なのだ。

本日で臨時国会が閉会。自民党は今日の本会議にも欠席した。今国会では採決に加わらなかったことになる。

野党は国会論戦が勝負だと考えるが、このやり方でどの様な展望が開けるのだろうか。余計な心配はするなと言われるかもしれないが、健全な議会制民主主義の為にも、健全な野党が必要なのである。

67エノモト武揚人:2009/12/05(土) 20:52:11

 昨夜9時半過ぎに記者数名から、総理公邸に小沢幹事長、輿石参議院議員会長が入っているのではないかとの連絡を受ける。公邸周辺がにぎやかになっているとのことだったが、情報が一人歩きすると恐ろしいことになる。時間的にずれる話もある。恐ろしい話も流れ、一瞬緊張した時間帯だった。

 日米両政府による閣僚級作業部会の二回目会合が昨日行われ、ルース駐日米大使の話が大きく取り上げられている。

・読売新聞1面 米、普天間継続使用も 長期化なら「グアム移転に影響」 日本側に警告 不誠実なじる米大使

・朝日新聞2面 漂う普天間移設 米、いらだち隠さず 「このままなら、状況さらに困難」

・毎日新聞3面 「首相指示」 混乱に拍車 普天間問題越年 米反発強い圧力

・日本経済新聞1面 米、普天間越年に懸念 「米軍再編行程表に影響」

・産経新聞2・3面 米に大きな失望感 首相、グアム移設に言及も… 実現性薄い代替案 防衛相「年内困難」 普天間問題WG 大使激怒「現行案が唯一」 「鳩山は盧武鉉」の見方

・東京新聞1・2面 米、「普天間」越年に懸念 駐日大使「解決困難になる」 連立配慮 きしむ政策 宙に浮く普天間作業部会 米は不信感 移設先変更応じぬ構え

 以上であるが、見出しを見ただけでも各紙のスタンスが窺(うかが)い知れる。

 日米の最高首脳が新しい作業部会をつくり、精力的に話を詰めることで合意している。その作業が行われている最中であるのにもかかわらず、ルース大使の物言いは、日本を軽視したものである。

 話し合いでベストの結論を出す作業がスタートしてからまだ二回目である。ルース大使の頭づくりは、最初から「辺野古ありき」ではないのか。沖縄県民の思いをいかほど理解しているのか。

 沖縄県民の思いを知る者として、また橋本政権の時から普天間返還の経緯を最初から知っている私としては、何よりも沖縄県民の思いを大事にして、日米双方が「これならばやっていける」という結論を出すべきであると考える。

 沖縄をバカにしたやり方は断じて許せない。外務省、防衛省の担当官僚にも、しっかりしろと言いたい。キャンベル次官補はじめ米側の言いなりになっては、沖縄県民の理解は得られない。

 日本は政権交代したのである。日米合意は合意として尊重しなくてはならないが、政権交代を受けて更に議論する余地があるということで、今の作業部会ができたのだ。キャンベル次官補の思い通りにはいかないことを、日本の官僚はしっかり伝えなくてはいけない。

 日本は節度と道義を重んじる国民である。キャンベル次官補あたりに舐められていると受け止められることは、一番良くない。日本の国益を考えるなら、まずは沖縄県民の心をよく汲み取って交渉するのが最善最良のやり方である。

68エノモト武揚人:2009/12/06(日) 22:52:09
 岡田外務大臣が沖縄を訪問し、知事はじめ普天間移設先の名護市関係者と会談しているが結論は見えてこない。

 普天間移設問題は12年前からスタートした話である。橋本、小渕、森、小泉、安倍、福田、麻生政権と7代の総理が関わってきた。橋本、小渕政権での沖縄との関係は良好だった。小泉政権以後どうであったか一度検証すべきである。どれ程沖縄に心を砕き、沖縄県民の思いを理解してきたのか。私なりに学童疎開船対馬丸を探し当てたり、県道104号線実射訓練を私の地元に受け入れしたり、サミットを沖縄に決める様根回ししたり、サトウキビの価格保証をしたり沖縄と30年以上関わって来た者として歯がゆい思いである。プレイヤーがいないと痛感する。

 鳩山首相の気持ちをしっかり受け止めて何よりも沖縄県民の心を汲み取って1日も早い問題解決を図って欲しい。

 アメリカが年内先送りに強い懸念を示していると言うが、またキャンプ・シュワブ沿岸名護市に移設する現行計画の履行を強く求めようが、日本は日本の判断をすれば良い。この夏の選挙で沖縄県民は全選挙区で民主党系の衆議院議員を選んだ。この厳粛な事実を考えなくてはいけない。

 何よりも沖縄の思いをしっかり受け止めて結論を出すべきである。

 午前中、札幌で仕事をし、13時10分千歳発で女満別空港に飛び阿寒に向かい、釧路管内鈴木宗男後援会女性部の集いに出席する。300人もの熱心な女性後援者が参加して下さり有難い限りである。後援会の絆に感謝で一杯だ。

69エノモト武揚人:2009/12/07(月) 21:34:39

 9時25分女満別発で上京。

 13時、ゴルバチョフ元ソ連大統領と鳩山首相のとの表敬に同席。

 平成3年、ゴルバチョフ大統領が訪日された際、私は外務政務次官であり、何回か接伴させて戴いたことがある。ゴルバチョフ元大統領は、当時の海部俊樹首相とのマラソン会談で、北方四島の4つの島の名前を挙げて「問題解決に向けて話し合おう」と言ってくれた最初の指導者であった。グラスノスチ(情報開示)、ペレストロイカ(改革)という言葉もゴルバチョフ元大統領の時代に出てきたものであった。

 鳩山首相もとても温かい対応ぶりで、ゴルバチョフ元大統領も感激していた。勿論、北方領土の話題も出た。ビザなし交流はゴルバチョフ−海部会談で決まったものであり、その時私は外務政務次官であった。

 外交は積み重ねであり、重層的、多面的なアプローチも必要である。様々なネットワークを活かすことも大事である。

 鳩山首相は4日にもアレクサンドル・パノフ元駐日ロシア大使とも会われているが、鳩山首相のロシアにかける思いは、必ずや日ロ関係のダイナミックな発展に大きく寄与することだろう。

 15時10分羽田発で旭川へ向かい、以前から頼まれていた講演をする。

 20時から私の後援者の会社忘年会に出席。今日も北海道と東京を往復する。

70エノモト武揚人:2009/12/08(火) 21:53:05

 仙谷行政刷新相が事務次官廃止を視野に入れた公務員制度改革案を通常国会に出す意向を記者会見で述べている。まずポストをなくすことありきよりも、仕事をきちんとやっているかどうかの検証が先ではないか。

 しっかり国民目線で頑張って働いている者には、それなりの処遇、待遇があって当然である。“官僚の中の官僚”的な者は排除して良い。ポストをなくすよりも、人材、人物をまず見ることをやって戴きたい。

 また仙谷大臣は要望があれば仕分けを再議論すると言っているが(日本経済新聞2面)、仙谷大臣自身が汗をかくべきだ。担当大臣として他人に任せるのではなく、ご自身が財務省の力も借りず仕分けして見てはいかがだろうか。ワイドショー的、劇場型のやり方は1回きりで結構だ。

 民主主義は手続きが一番で、次に中身である。一方的に決めつけるやり方は民主的でない。議論に議論を重ね、そこで得た結論はお互いが責任を持つという民主主義の大原則を踏まえて進めるべきではないか。

 8時から旭川で異業種の経営者の集まりである「若獅会」で朝食懇談会。旭川の現状、そして将来について意見交換をする。

 10時発で上京。国会が閉会しても何かと忙しいものである。

 夜は役所OBの方と懇談。事務次官まで務めた皆さんから貴重なお話を伺う。色々な角度からの話は重いものである。

71エノモト武揚人:2009/12/09(水) 22:54:19

 議員会館で仕事をする。正午から、先週月曜日の11月30日、ロシアの大統領府長官のナルィシュキン氏が講演した民間外交推進協会で講演をする。

 ナルィシュキン長官の講演内容にも触れながら、ロシアについての思いを話させて戴いた。

 AP通信の取材、更には世界的なNGO法人ヒューマン・ライツ・ウォッチのトム・マリノフスキ(元クリントン米大統領補佐官)の訪問を受ける。今日は外交の話題が多かく、貴重な話を伺うことができた。

 夜はマスコミ関係者と懇談。

72エノモト武揚人:2009/12/10(木) 23:14:56
 夕刊各紙に、コペンハーゲンでの第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)にあわせて検討していた、鳩山首相とオバマ米大統領との首脳会談の開催は困難であると出ている。

 普天間問題を解決しなければ日米同盟が崩れる、日米関係に亀裂が生じるなどと心配する声もあるが、私は過剰反応だと思う。普天間問題は日米合意ができ、解決すべき問題ではあるが、日本側も政権交代したこと、特に沖縄県民の皆さんの思いを考えると、すんなりと日米合意を進めるわけにはいかない事情がある。沖縄における米軍基地の移転分散、騒音被害等を軽減することをはじめ、お互い努力しなくてはいけないことがある。

 ゲーツ国防長官の押しつけ的な物言いや、ルース大使の一方的な日本への態度によって、アメリカ側の思い通りに行くと考えているのなら、大違いである。特に、キャンベル国務次官補やグレグソン国防次官補達のシナリオに、外務省や防衛省の官僚は乗せられすぎている。

 もっと沖縄の思いを考えて、特に事務方がアメリカ側に強く出なくてはいけない。それから大臣、総理の出番である。プレーヤーがいないことを懸念するものである。

73エノモト武揚人:2009/12/12(土) 11:02:47
 ゴルバチョフ元ロシア大統領と昼食を取りながら座談会を行う。

 海部俊樹元首相も来て下さり、1991年4月の海部−ゴルバチョフ マラソン会談に触れ、お二人とも懐かしそうに想い出話にふけっていた。

 海部元首相から「あの時、北方四島をゴルバチョフ大統領は『小クリル列島』と表現していたので、四島の島の名前を入れてくれとお願いし、共同声明において四島の名前が明記されることになった」と、極めて興味深い話をされていた。またゴルバチョフ、海部両氏は、1991年7月のロンドンサミットで、当時のソ連に対してG7の国がどの様に対応したか、今まで表に出ていなかった話について語り合っていた。

 ゴルバチョフ氏は、「日ロ関係については幅広く信頼関係をつくり、そしてロシアの懐に入っていく必要がある。その点でも、人的交流等が足りない。ライオンが毛を立てて何かを狙うかの様に、自分の主張を押し通す保守的な考え方では進まない。シベリア、極東プロジェクトで日本が取り残されてはならない。日本とロシアがもっと接近する関係にしなくてはならない」と、なるほどと思われるお話をされていた。

 1991年8月のクーデター未遂事件の生々しいやり取りも聞くことができた。メドベージェフ大統領とプーチン首相の関係についても、ゴルバチョフ氏の考え、認識をお尋ねした。

 ゴルバチョフ氏が大統領になり、歴史的なベルリンの壁崩壊が起き、ソ連からロシアになった。まさに歴史の生き証人とも言うべき人の話に教えられること大であった。

74エノモト武揚人:2009/12/13(日) 06:41:01
 昨夜、鳩山首相、亀井国民新党代表、福島社民党党首が食事をとりながら会談している。普天間問題や来年度予算案について当然話題になったことだろう。

 普天間問題で、鳩山首相の迷走、決断の無さを指摘する声があるが、私は、鳩山首相の言う、「沖縄県民の思いを踏まえて問題解決に向けて全力を尽くしたい」という考え方で十分である。県外海外移設を福島社民党党首は叫ぶが、それならばどこが受け入れてくれるのか、候補地を決めてきてから言うべきではないか。場所も決めないで声高に、県外、海外と言うのは無責任だ。

 平成7年沖縄の県道104号線越え実射訓練を、時の村山首相がクリントン大統領と決めてきながら、自分の地元大分県日出生台演習場で受け入れなかった。私は、沖縄の負担軽減の為、敢えて北海道矢臼別演習場に誘致した。大変な反対、非難ごうごうであったが、私は、町長、議会関係者に頭を下げ地元を説得し、誘致にこぎつけた。少しは責任ある政治をしたと思っている

 普天間移設問題を考えるとき、今日までの沖縄の平和への貢献、その為の痛み負担に心から感謝し、将来に向けて、基地の整理縮小、騒音軽減、環境整備、地位協定見直し等、総合的に日米協議をしっかり行い沖縄の皆さんに理解を得ることである。

 これまで極東アジア、世界の安定平和にどれほど沖縄が貢献してきたか。

 そして今しばらくアジアの安定平和の為、沖縄の貢献が必要であることをきちんと説明してきただろうか。外務、防衛両省の官僚はこの点しっかり踏まえて大臣をサポートして頂きたい。

 心のこもった仕事をお互いやっていこうではないか。

 鳩山首相を官房長官はじめ司司(つかさつかさ)の人が裂帛(れっぱく)の気合で支えていくことを期待したい。

75エノモト武揚人:2009/12/16(水) 22:13:41
 14日、<民主党の小沢一郎幹事長が、宮内庁の羽毛田信吾長官の発言を「辞表を出してから言うべき」と批判した>(12月14日産経新聞電子版)が、当然のことと思う。羽毛田氏は、選挙で選ばれた政治家ではなく、内閣によって任命された官僚だ。鈴木宗男衆議院外務委員長が<私は陛下のご了解を戴いたのにもかかわらず、その日程のやり取りを表沙汰にした羽毛田宮内庁長官は尊皇精神に欠けていると言いたい。陛下のご健康、ご体調を軽々に平場で口に出すのはいかがなものか>(12月1日付ブログ「ムネオの日記」)と述べているが、その通りと思う。

 小沢氏の対応に問題があると考えるならば、国民は次の選挙で、小沢氏並びに同氏と考え方を同じくする民主党の議員を落選させるという形で、影響を行使することができる。これに対して、羽毛田宮内庁長官をはじめとする官僚は、身分保障がなされているので、国民の力によって排除することはできない。南北朝時代、北畠親房、楠木正成など南朝の忠臣は身を挺して後醍醐天皇をお守りした。この精神で宮内庁職員は天皇陛下をお守りすべきと思う。

76エノモト武揚人:2009/12/17(木) 23:52:21

 6時55分羽田発で女満別に飛ぶ。車で釧路管内弟子屈町に行き、私の後援会長である高橋正光さんを弔問。70歳、早すぎる旅立ちに、世の無常を恨むのみである。

 弔問に向かう途中電話があり、帯広事務所の佐藤秘書が亡くなったと連絡が入る。ガンで入院していたのだが、62歳、これまた何という巡り合わせか。

 更に、有城正憲帯広市議会議員の奥さんのご逝去の報が入る。世の儚さを感じながら、心からのご冥福を祈る。

 10時25分女満別発の飛行機で東京に戻り、16時半東久留米市長選挙の馬場一彦候補の応援。

 19時から神奈川県相模原市で民主党本村賢太郎代議士の後援会会合に出席。

 今日も一日あっという間だった。

77エノモト武揚人:2009/12/19(土) 09:38:54
 公明党の山口那津男代表は、「天皇陛下と中国副主席の会見は政治利用ではない」と昨日記者会見している。

連立を組んだ自民党はこの発言をどう受け止めるのか、興味あるところである。

78エノモト武揚人:2009/12/23(水) 20:42:53
 今日は天皇誕生日である。13時から宮中で陛下の誕生を祝う宴会の儀に出席し、陛下のご健康と皇室のご繁栄を、鳩山総理以下出席者全員で心からご祈念申し上げる。「天皇陛下晴れ」とも言うべき素晴らしい天気で、皇居はいつにも増して映えていた。

 16時から横浜市でのJR総連議員団会議で講演。約一時間、冤罪、取調の可視化、検察のあるべき姿等について、私の経験、考えを話す。

 18時から、私がお世話になっている会社の東京での忘年会に出席する。

 今日は日程が重なり、横須賀市でのペルシャ湾掃海派遣の会の定例会に出席できなかったのがとても残念である。来年は是非とも参加したいものである。

79エノモト武揚人:2009/12/25(金) 23:00:59

 かねてから私が30本以上の質問主意書を提出し、政府に強く求めてきたアイヌ民族の権利確立に関し、鳩山首相の強いリーダーシップにより、本日「アイヌ政策推進会議」が立ちあげられ、そのメンバーが発表された。

 アイヌ民族が5人も入っており、更にアイヌ文化の振興に熱心な釧路市阿寒湖畔の大西雅之鶴雅グループ代表も入っている。非常に時機を得た立ち上げで、アイヌ民族も大きな期待を寄せることだろう。

80エノモト武揚人:2009/12/26(土) 22:22:14

 12月2日、田中明彦東京大学副学長、北岡伸一、山内昌之東大教授らは、外務省が『外交フォーラム』を買い上げる制度を求めて記者会見をしている。

 彼らは2日の記者会見で、国益の観点から、外務省が『外交フォーラム』を買い上げる制度を維持せよと主張していた。しかし彼らは決してボランティアで原稿を書いていたのではない。相当の額の原稿料を受け取っていたのだ。彼らは表向き国益云々を訴えるが、彼らが本当に心配しているのは「私益」ではないのか。

 話は少しそれるが、『外交フォーラム』2002年5月号に、「今こそ“外交不在”を克服するとき」との見出しで、田中氏が当時の小島明日本経済新聞社論説主幹、給田英哉丸紅経済研究所会長、宮内義彦オリックス株式会社会長と会談する内容の記事が掲載されている。その中で田中氏は、次の様に私を批判している.

 〈最後に鈴木宗男議員の問題です。表面化したのは偶然ですが、実際には一九九〇年代後半からずっと続いてきた問題です。(中略)つまり、自民党の五派閥領袖体制が消滅して、派閥の長に言えばまとまるという体制ではなくなったとき、地元利益を誘導する政治家に対してどう役所が対応するかという回答がない。なぜこれが外務省で起きたかというと、外交問題と内政問題が結びつくようになってきたからです。冷戦時代、派閥体制がしっかりしているときには、派閥の長がそれなりに内外政の区別をしていた。ところが派閥の長が九〇年代に入って、自民党体制の中で機能しなくなった。そして外交関係者が内政に関連したことをやろうとするとき、どうしても自民党の先生に頼らざるを得なくなる。そしてその先生が突出したことをやっても、抑える領袖がいなかったという問題だと思います。〉(13頁)

 〈それから自民党の先生方の意識も、依然として許認可権に関わる執行面に問題があると、役人を呼びつけてなんとかするというのが政治主導だということになっている。ですから、今回の鈴木議員の問題をきっかけに、大臣と副大臣と政務官がチームを作って官を主導するかたちで物事が動いていく方向に進むのであれば、日本の政治システム全体としてみると、いい方向に動いたと、私は期待を持っています。〉(16頁)

 〈鈴木議員のような人を排除するところまではできたけれど、その後政治が外務省を指導する体制を実質的につくり上げられなかったら、やはり外交は機能しないでしょうね。だから、政治の側から、大臣や事務次官、局長に、外交戦略について積極的なインプットをするような体制をつくっていかなければ、いつまで経っても外交不在という漂流は続く感じがしますね。〉(17頁)


 田中氏は一体何を根拠にこう言うのか。この点について私は田中氏に14日付で質問状を出したのだが、田中氏の回答は「私としてお答え申し上げる点はございません」というものだった。何と不誠実な対応か。田中氏は国民の税金の尊さ、重さをいかほど理解しているのだろうか。

 密約問題や在外職員の手当の問題、そしてこの『外交フォーラム』への対応を見ると、少しずつではあるが、外務省においてもようやく自浄能力が発揮されつつあるのかと感じる。これも政権交代の成果であり、ビロード革命が進んでいる証である。

 しかし、私は手放しで外務省を認めているわけではない。

 元々私は、この質問状を河相周夫外務省大臣官房長あてに出している。しかし、今日届いた回答の差出人は「外務省大臣官房」となっている。

 「責任者は誰だ」と河相官房長に問い合わせをしたところ、河相官房長曰く、「これは岡田外務大臣の決裁も得ており、外務省全体としての決定です。所管は報道官です」とのことだった。しかし常識的に考えても、普通は差出人の名前を書くものである。所管が報道官ならそう書けば良い。手紙を書くマナーとして失礼な話だ。

 この様な所に、社会通念とずれた外務省の姿が見え隠れする。残念ながら外務省の努力もまだ不十分だ。この点は厳しく指摘しながら、今後の外務省の対応を待つこととしたい。

 今日は午前中札幌事務所で年末の仕事をする。午後列車で帯広に入り、後援会の会合等を5つこなす。

 今年も残りわずか、慌ただしさを増してきた。

81エノモト武揚人:2009/12/27(日) 23:46:48

 「今回の世論調査でも「説明責任を尽くし、改善策を講じて首相を続投すべきだ」が64.3%と最も多く政治責任をとって首相を辞任すべきだ」は21.1%でまだ国民は鳩山首相に期待している。ここはしっかり国民に何回もお詫びし、頭を下げるしかない。

 1月からの通常国会では堂々たる答弁をし、国民に説明責任を果たすことが大事である。

 鳩山首相を批判する自民党だが自民党所属議員も神様、仏様ではないだろう。胸に手を当てて考える必要がある人もいるだろう。国会議員自ら自浄能力を発揮し、政治資金の透明性を高めていこうではないか。

 企業献金、団体献金の廃止を直ちに廃止し、あわせて、国民の税金からいただく政党助成金も廃止することを私は訴える。こうしたことを一つ一つやっていくことが国民の理解を得られることになると私は考えるのだが。

 帯広から北見市に移動し、更に釧路市に廻り、各事務所仕事納め。事務所のスタッフ、後援会の皆さんに心から感謝し、神棚に手を合わせる。今年もあと4日である。

82エノモト武揚人:2009/12/28(月) 23:55:49

 企業再生支援機構が日本航空の支援に向け、日本政策投資銀行などの金融機関に「2000億円の債権放棄」を求めていると新聞に出ている。

 政府は日航を全面的に支援すると言っているが、それならばまず日航の給料体系、ボーナス、労働組合の数、様々な特権等、国民に情報公開し、理解を得るべきではないか。

 「一般の民間会社ならとうに潰れている状態なのに持ちこたえているのは、大きな政治力が働いているからだ。うらやましい限りだ。我々も面倒を見て欲しい。」といった中小企業の社長さんの切実な声が届く。

 日航の再生を本当に考えるのなら、一度会社を整理し、一から出直したらどうだろう。最初から「日航の存続ありき」で動くのではなく、新たなスタートラインに立つことを関係者は検討すべきでないか。

 「一般とはかけ離れた企業年金・給与で、今のまま残してもやっていけないのではないか」といった声も多数寄せられる。ショック療法も時には絶大な効果を生むこともある。一端整理して出直すことも勇気ある決断の一つだと言うことを、是非とも考えて欲しい。

 午前中釧路市内を挨拶回りし、午後の便で上京。中央官庁は今日が仕事納め。地方自治体は29日、30日までのところもある。

 この点もチグハグで、どこにも無駄な悪しき慣例はあるものだと思いながら、議員会館の掃除、書類整理をする。

83エノモト武揚人:2009/12/30(水) 21:10:55

  28日行われた日ロ外相会談は、特別新しい独創的アプローチと呼べる新しい提案は無かったようだ。日本側からも新しいカードを切ってはいない。原則論をいかに議論しても話は進まない。帰属問題を解決しないといけないと言っているうちは、入り口で止まってしまい出口が見えない。

 私がいつも言うように外交には相手がある。お互いの名誉と尊厳がかかっている。帰属問題で日本の主張が通れば日本100点、ロシア0点である。これでは話が進まない。現実的な解決に向け英知と知恵を出して欲しいものだ。残念ながら基礎体力が問われるところである。

84エノモト武揚人:2009/12/31(木) 22:58:49

 いよいよ大晦日、一年を振り返ると時の流れ、移ろいの早さに驚くばかりである。特に今年は選挙があったので、あっという間の一年だった。

 私にとって今年一番のニュースは政権交代である。

 8月30日執行の第45回衆議院総選挙は、民主党の圧勝で歴史を作ることが出来た。

 新党大地は昨年11月7日に当時の民主党代表の小沢一郎先生と、選挙協力で合意し、「北の大地北海道からチェンジ」「北の大地北海道から政権交代」を訴え、大きな流れを作る先陣をきったと自負するものである。ご支援いただいた心ある北海道の皆さんに心から感謝したい。

 来年は参議院選挙、8月の衆議院選挙と同じ様に北海道から勝利ののろしをあげていきたい。

(2009.12.31 ムネオ日記)

85エノモト武揚人:2010/01/02(土) 10:35:06

 13時小沢幹事長宅に新年のご挨拶。元気一杯で「今年もやるぞ」という小沢幹事長の気迫が伝わってきた。

 新聞報道についても意見交換し、小沢幹事長と同じ認識であった。

 報道によく「関係者の話」「関係者によると」という表現があるが、これは検察である。検察しか知り得ない情報が漏れている。それも一方的な自分達に都合良い言い回しである。

 私の経験からも検察は手足がない、リークをして世論の動向を見て次の手を打っていくやり方である。これが真の公正、公平といえるのだろうか。

 小沢幹事長も相手が何を考えているか充分承知している。今年はまさに勝負の年になる。

(2010.01.01 ムネオ日記)

86エノモト武揚人:2010/01/02(土) 23:37:48

 広島の天気も新年晴れとも言うべき好天である。天気が良いと気持ちも良くなる。自然の恵みに感謝したい。

 しかし、雪が降り、自然と相対している地方もある。自然の摂理に逆らう事は出来ない。

 21世紀も10年過ぎたが、環境の世紀とよく言われるが一人一人が自覚して行かねば地球が持たない。

 「大地に還り大地に学ぶ」新党大地の理念である自然との共生、自然を敬い、自然に感謝し、自然の恵みに生かされている事をそれぞれ胸に刻んでいこうではないか。

  今年も愛媛県大三島の日本総鎮守(そうちんじゅ)の大山祗(おおやまずみ)神社にお参り。

 海の守り神、軍(いくさ)の神と言われており、平成17年からお参りさせていただき、昨年のご加護にお礼申し上げ、今年の抱負、決意を祈願する。

 心新たにして今年も頑張っていく。

87エノモト武揚人:2010/01/03(日) 00:20:45

「月刊日本」11月号より吉田松陰の名辞として

「人生倏忽(しゅつこつ)、夢の如く幻の如し、毀誉(きよ)も一瞬、栄枯も半餉(はんしょう)、唯だ其の中に就き、一箇不朽なるものを成就せば足る」とある。

「人生というのは極めて短いものであり、夢、幻のようなものである。

誹りを受けることも、褒められることも一瞬である。

栄えることも衰えることも瞬時である。

はかない人生である中で、1つだけで良い永遠に朽ちない事柄を成し遂げられれば十分である」

60年余続いた保守政権の転覆は激動の時代の始まり、一種の黒船の到来であろうか。羅針盤も経験もないまま、鳩船は進む。

「自民党を焼け尽くして、更地にする」(小沢幹事長)この気概がなければ、「二代政党交代論、脱官僚、政治家主導の政治」は夢また夢である。徹底した破壊こそが新時代を創る。それをうざいとおもっているのが東京地検特捜部で岡っ引き根性よろしくますます露出している。国体の衰弱という背景のなかで治外法権化した特権集団のようだ。「青年将校化した・・・」(佐藤勝氏)彼らに鈴をつける志士はいないのかと嘆くのは小生だけであろうか。

88エノモト武揚人:2010/01/03(日) 22:20:40

 お正月三が日、東京も広島もとてもおだやかな天気だった。

 この天気の様な、おだやかな、平安な一年にしたいものである。その為にも国民から選ばれた国会議員の責任は重い。「俺が政治家」という気概を持って活動すれば、間違いなく良い日本が作れる。選挙の時だけアピールしても、選挙民も国民も受け付けない。

 政府与党として、初めての正月を迎えた民主党所属国会議員と一緒になって7月の参議院選挙必勝の信念を持って闘い抜いていく。

89エノモト武揚人:2010/01/05(火) 12:09:03

ON THE WAY ジャーナル BY 高野孟

http://pod.jfn.co.jp/people/scope/dl/takano_43.mp3

90エノモト武揚人:2010/01/05(火) 21:57:34
 「東京地検 小沢氏秘書を聴取」と夕刊各紙は報じている。検察しか知り得ない情報がどうして漏れるのか。

 よくメディアは「反権力」と言うが、実際は権力の流す裏付けのとれない情報を鵜呑みにして記事を書かざるを得ない。そうして、知らず知らずのうちに世論誘導がなされていく。権力のなせる怖さである。

 真実、事実のみを国民に知らせてくれれば良いことが、権力の掌てのひらに乗ってしまい、「我先に」という報道が多いのではないか。検察には国家公務員としての守秘義務が当然ある。それを自分達の有利な状況作りにつかわれたのでは、たまったものではない。

 国民に選ばれた国会議員は、国民生活を守るため予算を通し、更に法律を作る立場にある。「民主主義が国民主権」と言うのなら、本当の意味での「主権在民」について、国会議員は真剣に考えなくてはいけない。

 権力の暴走を許してはいけない、また権力の暴走をつくってもいけないと、しみじみ考えるものである。

 7時、8時、9時と、釧路市市場での初セリに出席。水産の街・釧路が今日から動き始めた。

 11時釧路市新年交礼会。

 12時55分釧路発で丘珠行きに乗り、14時からの札幌市建設業協会新年交礼会に出席する予定だったが、悪天候のため、飛行機が一時間半遅れてしまい、間に合わなかった。

 16時北海道林業人新年交礼会に出席し、17時から「連合北海道新年交礼会」に出席。驚いたことに、自民党を応援した高橋はるみ知事が顔を出し、挨拶していた。

 あれだけ自民党候補とツーショットのポスターを作り、応援演説をした知事が、ぬけぬけと民主党の最大支持組織である連合の会合に来るとは…。やはり並の神経では知事にはなれないということか。

 世の中、変われば変わるものである。「節操」とか「筋を通す」とか、日本の文化である節度と道義を重んじる「心」が段々となくなっていくことが問題である。

 鈴木宗男は信念を持って生きていく。失ってはいけない「心」をしっかりと持って生きていく。

91エノモト武揚人:2010/01/06(水) 21:18:55
 10時10分、千歳発で女満別へ。今日はかつて私の北見事務所の所長を務めてくれた越膳さんの命日であり、お参りに行く。

 正午から北海道新聞北見支社新年交礼会。その後帯広に向かい、帯広建設業協会新年交礼会。

 今日も札幌から女満別空港、北見、帯広と回ったが、北見は大雪である。厳しい冬の季節に「寒門有硬骨」と自分自身に言い聞かせる。私は自然の摂理を大事にしていきたい。

93エノモト武揚人:2010/01/07(木) 21:01:48
 
 藤井財務相の後任が菅副総理に決まったが、鳩山首相は無難な決断をしたと思う。30年の国会議員生活、それなりの政治キャリアをもつ菅さんならば、国会が始まっても心配ない。鳩山内閣にとって、菅さんの発信力はプラス要素の面が高くなると期待したい。

 一昨日、昨日と、東北海道は大雪に見舞われたが、今日はうってかわって晴天である。自然の摂理、太陽のありがたさにつくづく感謝するものである。

95エノモト武揚人:2010/01/08(金) 21:32:04

 昨夜は10時に車で釧路を出て、5時間ちょっとかけて札幌に着く。夜中の3時過ぎになってしまった。今日10時からの告別式に間に合わせるには車しかなかった。

 高速道路があれば4時間で着く距離である。やはり北海道は一日も早く北海道縦貫道・横断道の全線開通と、国規格道路の整備を推進しなくてはいけない。

 「新幹線を札幌まで」と言うが、新幹線は函館まで早く引いて、そのあとの優先順序は高速道路が先である。それができあがってから新幹線の札幌延伸、これが北海道発展に求められるシナリオではないか。

 限られた財政事情の中で、「新幹線も高速道路も」と言っても時間がかかるだけだ。プライオリティを付けて、予算配分すべきではないか。

 15時50分千歳発で稚内に行く。

 17時から鈴木宗男稚内後援会・新党大地稚内支部の新年会。

 18時から稚内建設協会新年会。初めて案内が来たが、これも政権交代の効果か。

 19時、連合稚内の新年会に出席する。稚内でも新しい動きがあり、有難い限りである。

96エノモト武揚人:2010/01/09(土) 09:32:30
ご隠居!小沢チャンの事で、ずいぶんテレビ、新聞が賑わっているがどうなっているだ?

なあ〜熊さん、青年将校なったつもりの東京地検の特捜がマッチを擦っては、電波と新聞に投げているのさ。がしかし、かっての国策捜査「ムネオ事件」とちがってどうも火が燃え上がらず、焦っている感じだね。

なあ〜熊さんよ、これは記載ミスという単純な形式犯で修正申告で済む話よ!これまでず〜とこうやってきた。

熊さん、考えて見てご覧。今まで時速60kの処、急に時速40kに下げられた。これはたまったものでないよ!みんなアウトだよ!金額が多いなんて問題じゃない。政権交代のハレーションといっても良い。システムとしての国体の衰退。これを憂いて六法全書片手に正義感を振り回しているといった感じだな。

じゃ〜ご隠居、田中政治の嫡子たる小沢チャン、常に特捜検事と対峙している小沢ちゃんが権力然としているのが気に入らないんだ!

熊さん、この「国体の衰退」と「国策捜査」の関係については佐藤勝著「国家の罠」にすぐるものなし!必読の価値があるよ。

97エノモト武揚人:2010/01/09(土) 23:50:50

 政府与党批判が連日繰り返される報道の中、1月9日付日刊ゲンダイの一面は、「藤井辞任 お粗末自民遠吠え」「連日流される根拠薄いカングリ報道」「自民党政権時代にはどんな悪政が続いてもヨイショばかりしていたくせに政権交代したら何年も放置されている小沢一郎の疑惑を突然追及し始める社会の木鐸の正体」「露骨な民主政権つぶしアリアリ」、二面では「法律に規定されていない原資まで問うえげつなさ」「普通のことを意味深長に伝える嫌がらせ」「新しい政治の始まりをつぶす報道機関と捜査機関」、三面では「自民幹部は病人を殺す気らしい」「国民は冷笑自民幹部の遠吠え(予算案を作った人が国会審議前に辞めるのは異例異常だ)」「では聞くが、所信表明演説をした首相が2日後に辞めたあんたの党はどうなんだ」「民主を批判する資格なし」と書かれている。

 「久し振りに目からウロコの記事だ」と何件か私のところに連絡が入る。

 私も記事を読みながら、しごく当然の見方ではあると思う。とにかく、報道は事実だけを流して欲しい。余計な詮索、憶測、勝手な見方はしないで欲しい。

 あくまでも真実を報道するところに天下の公器としての価値があるのではないか。

 貴乃花親方が二所ノ関一門から離脱して、日本相撲協会の理事選挙へ立候補することを明らかにした。

 慣例や秩序、しきたりを重んじる相撲協会で、この貴乃花親方の行動は、日本相撲協会の一つの革命である。

 色々な声はあると思うが、国技大相撲を良くしたいという思いで、貴乃花親方が手を挙げたとするならば、一つの革命である。

 どのような結果になるのか、私は大きな関心をもって見守りたい。

 昨夜は稚内から4時間近くかけて、夜中に旭川に入り、今朝、列車で札幌に出る。

 11時半から大変お世話になっている企業の新年交礼会に出席し、ご挨拶する。

 午後から札幌事務所でお客さんの対応。夜は、後援会関係者と会合。

 日に日に仕事量が増えてくる。

98エノモト武揚人:2010/01/10(日) 23:21:38
 平野官房長官が沖縄を視察したが、「何のために行ったのか」、「地元に不信感」、「迷走政府に地元冷淡」など、地元の評価、印象は芳しくない。

 政治家として過去に沖縄問題に取り組んだ経験、また、政治家として防衛・外交に取り組んだことがあるのか。政治家としての基本的な基礎体力のない人が出ていっても、混乱するだけである。

 言葉の遊びに、沖縄県民は飽き飽きしている。責任ある立場に就いている閣僚は、しっかりした頭作りをして、普天間基地移設問題の解決に向け、的確な努力をして戴きたい。

 今月19日、日米安全保障条約改定の調印から50周年を迎えるにあたり、日米両政府は共同声明を発表すると報道されている。都合の良い時ばかり利用される安保条約であってはならない。

 日米同盟と言うなら、普天間問題でもなぜ冷静に対処しないのか。アメリカの押しつけ的やり方に、頭をかしげる人は多いことだろう。政権交代し、何か足元を見られてしまっている状況は決して良いことではない。

 真の同盟というのは信頼関係である。時には忍耐、我慢も必要である。自分達の思い通りには行かないからと言って強圧的に出てきたアメリカのやり方は、むしろマイナスだった。

 普天間問題も仕切り直しに入ったのであるから、ある程度の時間を与えてもらい、5月までに結論を出すと期限を付けた日本政府の判断を待ってほしい。

 民主党は7月の参議院選挙で、北海道選挙区に女性候補として、企業経験者でもあり、テレビリポーターでもある徳永エリさんを擁立することを決めた。もう一人立てて、2議席しっかり確保していきたい。計算通りの進み具合である。

 7時50分、丘珠空港から釧路に向かい、市内弔問等をする。

 13時から釧路市成人式。1812人の新成人の若者が一堂に会すると、やはり迫力がある。

 「ナンバーワンになるよりもオンリーワンを目指せ。そのためには明確な目的、目標を持って生きろ」と激励の挨拶をする。私も41年前、足寄で成人式を迎えたことを想い出し、感慨無量だった。

 夕方釧路から帯広に入り、18時中学のクラス会に出席。久しぶりに顔をあわせる人もおり、ただただ懐かしさがこみ上げてくる。

 足寄の「大誉地(およち)」という山の中の学校で、冬はマイナス30度以下の日が一週間も続き、マイナス20度は当たり前の土地柄だった。厳しい自然が豊かな心を育ててくれたと感謝しながら、良き友人、先生に巡り会えたことも人生に影響したとつくづく感じたクラス会だった。

99エノモト武揚人:2010/01/11(月) 23:44:30

 自民党の谷垣禎一総裁は、9日、京都市内の会合で、「民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる問題などで小沢幹事長が十分な説明責任を果たさない場合は議員辞職を求める考えを示唆した。」と新聞記事にあった。

 「谷垣さん、大丈夫か」と言いたい。風聞で間違った情報で天下の公党の責任者が軽々に議員辞職を言って良いのか。議員を選んだのは国民である。国民を無視した発言は看過できない。自民党にも国会議員にも議員を辞めさせる権限は無い。

 私も8年前国会で議員辞職勧告決議案を受けたが、国会議員に私を辞めさせる権限は無かったのである。わたしはやましいことはしてないとの確固たる信念で筋を通させて戴いた。今となっては正しい選択をしたと自負している。

 谷垣総裁、もっと広い心で天下国家の議論をすることをお勧めしたい。

 それにしても公党のトップがなんと情けない発言か。検察の動きをチェックするのが、国権の最高機関に属する国会議員の役割ではないか。「谷垣さん、あなたも狙われたら、意図的、恣意(しい)的にやられたら何でも事件は作られますよ」と進言したい。

 政治家が劣化してはいけない。国民の代表たる立法府としての立場の重みをしっかり持った発言をして頂きたいものだ。

100エノモト武揚人:2010/01/12(火) 22:00:35
 昨日帯広市の成人式で、石川知裕代議士と一緒になった。

 連日石川代議士に関する報道がなされているので、私は「あなたの方で情報提供しているのか。サービスしているのか」と聞いてみた。石川代議士曰(いわ)く、「そんなことはしていません。ただ検事に供述した話が、そのまま新聞の『 』(カギ括弧)で使われています。検察がリーク(漏洩)したとしか思えません。ひどい話です」との答えだった。

 新聞では「関係者」となっている。その関係者は、石川代議士か検察官のどちらかである。

 石川代議士は明確に否定している。だとするなら、もう一方の当事者である検察に行き着くことになる。

 そこで私は不思議に思うことがある。それは、昨年12月8日、閣議で決裁された私の質問主意書に対する答弁書の内容である。

 私が「石川代議士に関する捜査情報を、検察がリークしているのではないか」と質したのに対し、鳩山首相名で「検察当局においては従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきたものであり、捜査情報や捜査方針を外部に漏らすことはないものと承知している。」との回答がなされていた。

 国務大臣による閣議で決裁された答弁書の持つ意味は重いと考える。しかし、連日報道されている小沢幹事長や石川代議士の件は、一体誰が流しているのだろうか。「関係者」に該当するのは、「検察」以外に誰がいるのだろうか。

 私自身の8年前のメディアバッシングを想い出しながら、権力側のリーク、世論誘導、国策捜査は、私の時でやめてもらいたい、私で最後にしてほしいとつくづく思う。18日から国会が始まるので、この点、国民の目線に立って、私はしっかり対応して行きたいと思う。正直者がバカを見る社会であってはならない。

 日本航空の再建問題につき、政府は「法的整理」に基づいてやっていくと決め、民間主力銀行も債権放棄に応じるとの姿勢である。

 それにしてもおかしいのは、組合の数はどうなっているか、職員の給料は他の民間会社に較べてどうなのか、明らかになっていないことだ。国民にしっかり説明して、理解を得ることが必要ではないのか。

 誰よりも飛行機に乗っている者として、私は羽田でも千歳でも日本航空の皆さんが一所懸命頑張っていることを知っている。しかし、ここに至る中で、何が無駄で何が良くなかったのか、一部の行きすぎた労使関係等、説明責任を果たす義務があると考える。

 読者の皆さんはどうお思いだろうか。お互い考え、検証していくべき問題ではないだろうか。

 今日から東京での本格的な仕事始めである。

 10時半からタイ国下院議員団一行19名と外務委員会との意見交換。

 11時半過ぎからテレビインタビュー、お客さん応対し、午後の便で帯広に向かう。十勝地区トラック協会研修会で「政権交代による今後の日本の政治状況」というテーマで講師を務める。

 昨年は42回講演したが、今年も既に5件予定が入っている。私なりの発信をして、人間・鈴木宗男に迫って戴きたいと思う。

101エノモト武揚人:2010/01/13(水) 19:59:22

 昨夜帯広からの最終便で上京する際、石川知裕代議士と一緒になった。羽田に着くとテレビがわんさと来ていたが、石川代議士が目当てである。

 私の車で送る予定だったので、そのテレビ取材に巻き込まれてしまう。8年前のムネオバッシングを想い出し、寒気がしてきた。

 それにしても、間違った情報、意図的、恣意的なリークによって、石川代議士の人権が侵害されている今の状況は、憂慮に耐えない。昨日も書いたが、石川代議士にお話を十分聞く機会があったので色々意見交換をした。石川代議士と検察しか知り得ないやり取りが、新聞、テレビに出てくる。石川代議士はじめ関係者は、何も言っていないと言う。

 それならば、もう一方の当事者の話になってくる。検察が世論誘導するかのごとき今のやり方は問題である。

 8年前、私の時も権力側のリークで迷惑した。国民に間違った判断をさせるやり方は、公平、公正ではない。

 今回の石川代議士に関する報道を見るにつけ、検察の姿勢は相変わらずであると感じる。政権交代した以上、民意を受けたのであるから、政府・与党はしっかりしなくてはいけない。

 夕方17時過ぎに、石川代議士の議員会館に強制捜査が入ったという知らせが届く。小沢一郎先生の秘書時代のことで、小沢事務所関係の書類が石川代議士の事務所にあるはずがない。誰が考えてもわかる話だ。なぜ強制捜査する必要があるのだろうか。

 石川代議士は逃げ隠れする立場にないし、何も隠すものはないのである。単純な記載ミスでここまでやるのかと考える時、改めて権力の暴走を危惧(きぐ)するものである。

 読者の皆さんも、「狙われたら明日は我が身だ」ということを、是非とも頭に入れておいてほしい。

 早速自民党の大島幹事長が「来週から始まる国会では、小沢幹事長の議員辞職勧告決議案も視野に入れて」と発言しているが、何と軽い言い方か。どうして国民から選ばれた国会議員を、自民党が議員辞職させられるのか。こうした発言もまた、パフォーマンスとして政治不信を招くだけである。

 間違った権力の暴走を防ぐのが国会議員の使命だと、私は思うのだが。

102エノモト武揚人:2010/01/14(木) 22:37:11

 テレビ、新聞は小沢民主党幹事長、石川代議士、鹿島への強制捜査を扱っている。

 この強制捜査に関していつも不思議に思うのは、なぜか事前にマスコミが知り、現場にテレビカメラが待ち受けていることだ。誰が事前に知らせるのだろうか。事前リークなくしてどうしてわかるのだろうか。検察側が誘導していることは明らかである。

 そして「段ボール箱を何箱押収した」と言うが、書類等をあの段ボール箱にぎっしり入れると、とても一人では持てない。捜査官は仰々ぎょうぎょうしく段ボール箱を抱えていくが、その中身はせいぜいノート一冊、書類少々で、極めて軽いものなのである。

 なぜわかるか。それは、平成14年、私の事務所、自宅が捜索された時、段ボール箱にはもっと書類が入るところを少ししか入れずに、捜査官がただただ数多く運び出した様にしている姿を見ているからである。検察はこうした無駄なパフォーマンスをしているのだ。

 読者の皆さんも、興味本意で今回の強制捜査を見るのではなく、検察、権力の暴走にかかったら大変なことになるということを考えながら、冷静に見て戴きたい。

 石川代議士を調べている検事は、おそらく次のように脅かし、すかし、ささやきをしていることだろう。「『政治資金規正法違反を意図的にやりました』と言え」と。そして大きな声で「小沢が守ってくれるのか?小沢は守ってくれないぞ。お前が良く知っているだろう」、「人生やり直した方が良い」、「否認し、聴取に応じないのなら、ガサかけるぞ」、「今からやるぞ」、「明日、また聴取を約束するか」と。石川代議士は、おそらくこの様に検事から言われていることだろう。

 単純な記載ミスを意図的にやったと言わせるやり方は、誤導、誘導である。それを経験した者として、私はそれなりに検察のやり方が想像できる。読者の皆さんも是非考えてほしい。

 密室での検事とのやり取りは、一般の人にとって大変な精神的負担になる。だから取調の全面的な可視化が必要なのだ。被疑者は勿論、将来証人、参考人になりうる人に対する聴取も全面可視化すべきだ。そうすれば、冤罪はなくせる。改めて、取調の全面可視化を訴えて行きたい。

 特捜検事出身の弁護士さんからは、「今回の石川さんの件は政治資金規正法上の単純な記載ミスです。小沢さんがきちんと説明すればわかってもらえることです」といった話も入ってくる。

 いずれにせよ、ここは小沢幹事長、石川代議士にはしっかり事実を述べ、権力と相対してほしい。リークで世論誘導するやり方は公平、公正ではない。

 私は小沢幹事長、石川代議士を信じてやまない。今後の推移を見守っていく。

 9時半羽田発で大阪へ向かう。11時半から共同通信きさらぎ会1月例会で講師を務める。

 「激動の世界と日本政治の課題」というテーマだったが、冒頭に取調の全面可視化の必要性についてお話させて戴いた。大阪地検の方も来ておられたので、話を聞いてもらえて良かった。

 夕方の便で帰京。

103エノモト武揚人:2010/01/15(金) 22:02:29


  中南米ハイチの地震は、時間が経つにつれ甚大な被害が出ている。自然エネルギーの巨大さに改めて驚くものだ。

 各国も支援をしているが、日本もいち早く緊急援助をすべきだ。お金を出すことも一つの有効な手段だが、人を派遣することも、血の、心の通った支援になる。タイムリーな行動計画をすべきではないか。

 本日の閣議で、宮崎法制局長官が辞任した。一部報道では、法制局長官の国会答弁を禁止する方針を決めたばかりなので、抗議の意思表示ではないかとする見方もなされている。

 宮崎長官は3年以上も法制局長官をやり、内閣も代わった。特に政権交代したのだから、進んで辞任を申し出たとするなら、潔(いさぎよ)い出処進退だと思う。「羽毛田長官も宮崎長官の様な潔(いさぎよ)さがあったら良かったですね」という声も多数聞かれる。

 人事というのは、その時の巡り合わせによるところが大きいものだ。

 昨日自民党本部で、金沢なる者が石川知裕代議士のことで話をしているが、陳腐なことである。

 私も金沢なる者を知っている。石川代議士の私設秘書と言うが、後援者の一人で、石川事務所の手が足りないものだから、会合等に代理出席していた程度の人物だ。何か仰々(ぎょうぎょう)しく側近と言うべき様な人物ではない。

 おまけにこの金沢氏と石川代議士とは直接のパイプがあった訳ではない。元々は当時の公設第二秘書の江藤氏との人間関係で、江藤氏が金沢氏に「東京に行ってくれ」と頼み、上京したのである。

 石川代議士に東京に呼ばれたと言っているが、石川代議士は呼んではいない。この点でも、石川代議士に呼ばれたと言った金沢氏の発言はウソであると江藤氏は話している。

 おまけに江藤氏は、金沢氏の発言は8割方事実でないと言っていた。ボストンバッグは石川氏の洗濯物を入れていたものだそうである。

 この様な人物が検察に上申書を出しているそうだが、漫画チックな話ではないか。金沢氏がいかなる人物か、時が解決することだろう。

 中傷、風聞で人を貶(おとし)めては、人間として失格である。金沢氏はテレビに出て少々舞い上がっている様な感じだったが、冷静に事態を見つめていきたい。

104エノモト武揚人:2010/01/16(土) 19:31:17
 午前中、石川代議士逮捕に関してのテレビ取材等を議員会館で行う。

 13時から民主党2010年度定期大会に出席。

 新党大地は北海道の地域政党だが、福島社会民主党党首、亀井国民新党代表、田中新党日本代表に続き、挨拶の機会を得た。

 「検察の暴走、一部の“青年将校化”、検察のリークはあってはならない。取り調べの全面可視化の必要性、官僚政治打破を訴えて政権交代をし、民主党政権ができた。検察といえどもあくまで官僚組織の一つであるが、自分達の組織防衛を考えれば、検察は政権潰しに出る心配がある」等、私の想いを話させて戴く。

 ここは一丸となって、間違った権力の行使と断固闘って行く。鳩山首相も小沢幹事長も党大会では相当な気合い、気迫をもって決意を述べていたことは、大きな光明である。

 私も出来る限りの事をしていきたい。36歳の石川代議士の人生を終わらせてはならない。

 初めて民主党の大会に呼ばれたが、皆さん気持ちよく迎えてくれた。感謝の気持ちで一杯だ。

 17時から仲間であった前代議士のご子息の結婚披露式に出席し、乾杯の音頭を取らせて戴く。新郎の晴れ姿を見て、天国のお母さんが喜んでいることだろう。

105エノモト武揚人:2010/01/17(日) 20:17:17


 昨日、鳩山首相が「小沢幹事長を信じている。戦って下さい」と言った事が行政のトップとしての発言として、不適切ではないかとの報道がある。

 国民に選ばれた政治家が、しかも、政権交代という新しい歴史を作った同志が「信じている。戦って下さい」と言うのは当然ではないか。

 鳩山首相が、小沢さんと検察どちらを信用するかの判断であり、小沢さんを信用せずして、何のための政党政治、議院内閣制か。政府・与党は一体のものなのである。

 今回の件は、小沢幹事長潰(つぶ)し、しいては、鳩山政権潰(つぶ)しである。この事を鳩山首相はよくわかっている。だからこそ鳩山首相は明確に「戦って下さい」と言ったのである。

 鳩山首相の胆力、読みの深さが伺いしれる。

 「検察に配慮するような報道を見るとき、社会部の皆さんは検察の呪縛(じゅばく)にかかっている」と言った声が多数寄せられた。

 朝日新聞12版1面に「政権と検察 全面対決」「首相『戦って下さい』」という見出し記事の中で、「検察幹部は党大会での小沢氏の発言をテレビで見ながら『あがいているだけだ。取るに足らない』と切り捨てた。」というくだりがある。「検察も行政の一部であるにもかかわらず、ここまで思い上がっているとしたなら、人間として公平・公正な判断ができるのか。」と言った厳しい指摘が私の事務所に、何件もあった。

 私が言う、まさに青年将校化した1部検察官の暴走があったとするならば、とんでもない事である。

 何でも自分たちが正しい、正義だという価値観の前に、検察官といえども、人間だという姿勢、心構えがあって然るべきと思うのだが。

 明日から国会が始まる。国民の声、思いをしっかり受けて政治は国民の為にあることを実践して参りたい。

 帯広に行き、各種会合をこなす。

 石川代議士の地元であり、私にとってもゆかりの地域である。今回の石川代議士の件につき、私の見解を述べさせていただく。

 昨日の民主党大会での私の挨拶がTV、新聞等に出ているので、逆に励まされる。意を強くして私も頑張っていく。

106エノモト武揚人:2010/01/18(月) 23:32:55
 本日から通常国会。昨今の状況から、何かと緊張感が漂う。

 国会は国民生活を守るため、まずは予算を通すことが一番の責任である。予算審議が終わった後、十分聞きたいことを聞けば良い。

 野党は小沢幹事長の議員辞職や参考人招致などと言っているが、「国会に議員を辞めさせる権限はない。国民、選挙民のみ、この権利を有しているのである。何を勘違いしているのか」という指摘、声が多数届く。私もその通りだと考える。

 冷静に現下の経済情勢、日本の置かれている現状を踏まえた、国民生活第一の審議を心から期待したい。国会議員の資質が問われるところである。

 鳩山首相が16日、「どうぞ戦って下さい」と発言したことが、行政のトップとして検察の捜査への介入ではないかとして批判され、尾を引いているが、見方、受け止め方がそもそもスタートから違っているのではないか。

 小沢幹事長が「やましいことはしていない。断固戦う」と決意表明し、幹事長続投の決断をした以上、民主党代表として「頑張って下さい。信じています。戦って下さい」と言うのは当たり前の礼儀ではないか。また、歴史的な政権交代を一緒に成し遂げた同志として、当然の対応と思うのだが。

 鳩山首相とて、検察が小沢幹事長を狙っているということは、鳩山政権、鳩山内閣が狙われているということを十分わかっていることだろう。だからこそ、ここは一心同体、一蓮托生(いちれんたくしょう)だという心構えは正しいのである。

 国会で鳩山首相、小沢幹事長にお会いし、言葉を交わしたが、堂々としておられた。鳩山首相も小沢幹事長も正しい分析をなされていると受け止めた。

 鳩山首相の胆力(たんりょく)、小沢幹事長の人力(じんりょく)を信じてやまない。

107エノモト武揚人:2010/01/20(水) 20:01:43

 日本航空が会社更生法の適用を申請し、東京地裁は更生開始を決定した。

 負債額が2兆3千億で、事業会社としては過去最大だと興味本位の報道があるが、冷静になぜこうなったのかを検証する必要がある。親方日の丸の体質ではなかったか。組合がいくつもあり、甘えの構造もあったのではないか。

 国民目線でチェックし、国民の理解を得て再出発し、再生を図っていくしかない。一生懸命働いている社員の姿を絶えず目にしている者として、私なりの応援をして行きたいと思う。

 15時40分から官邸で鳩山首相とお会いする。

 北方領土、ロシア関係はじめ、昨今の石川代議士、小沢幹事長のことや党内の動き等、森羅万象(しんらばんしょう)、多岐(たき)に渡りお話をお聞きすることができた。

 鳩山首相は淡々と耳を傾けて下さった。お会いする度に迫力が増し、オーラが出てきたと感じる。特に小沢幹事長に対する「信頼」、「情」について、やはり二人で政権交代という歴史を作ってきたという思いがにじみ出ていた。こうした「心」がある限り、鳩山内閣は心配ない。

 鳩山首相と小沢幹事長を分断する様な動き、発言はもってのほかである。淡々と事態の推移を見守って行けば良いのである。鳩山首相の元気な姿に安心した。

 私も与党の一員として、一日も早く補正予算等を通し、国民生活を守ることに全力を尽くしていきたい。

 参議院本会議で自民党の尾辻秀久参院議員会長が、鳩山首相が小沢幹事長に「どうぞ戦って下さい」と言った発言について「検察への圧力だ」と質問したのに対し、鳩山首相は「私の発言は検察への圧力も影響もない」と答弁している。

 小沢幹事長が「何もやましいことはない。法に触れることはしていない」と言っている以上、鳩山首相がこの言葉を信ぜずしてどうなるのか。その上で小沢幹事長は戦うと言っているのだ。それに対して「どうぞ戦って下さい」と答えるのは、当たり前の流れではないか。

 与野党立場が変わった今、国民は重箱の隅をつつく様な話は期待していない。一日も早く予算を上げることが大事なのである。良識に基づき、良心を持って事に当たることを国民は期待している。

 私の民主党大会での挨拶、或いはテレビでのコメントにつき、沢山のFAXが来ている。良くチェックしてみると、その中に批判的なものはただ一通だけだった。多くの人が今回の事態を冷静に受け止めていると感じた。

 私はこの声を大事にしていきたい。

◎本日提出した質問主意書1件


No.6 政治資金規正法違反容疑による現職国会議員の逮捕に関する質問主意書

108エノモト武揚人:2010/01/21(木) 21:13:16

 昨日の読売新聞夕刊1面トップの「小沢氏4億円不記載了承」「石川容疑者が供述」との記事について、今日の衆議院予算委員会で民主党の伴野副幹事長が「誤報ではないのか」と質したのに対し、千葉景子法相はいとも簡単に「(法務省側が)誤報だと回答したことはないと承知している」と答えている。

 午前中、石川知裕代議士に接見した弁護士が、新聞を見せながら石川代議士に問うたところ、石川代議士は「そんなことは言っていない」と明確に否定したと私は聞いている。検察による情報リーク、検察に不都合な記事を書くマスコミに対する出入り禁止措置といった検察の行為に対し、千葉法相が今日の様な答弁をしているのでは、責任者としての基礎体力が問われるのではないか。

 取調べの可視化についても、参議院議員として二度も法案に賛成し、可決させておきながら、法相になったら勉強会を開くと言う。それならば可決させた法案はなんだったのか。これについては、政治家の見識が問われることになるだろう。

 自民党の小里泰弘代議士が今日の予算委員会で、石川代議士の元私設秘書の発言を引用して質問している。

 15日のムネオ日記にも書いたが、この金沢なる者を石川代議士に紹介した、石川代議士の元公設第二秘書からは、「金沢の話は8割方事実でない」と教えられている。時系列的にも金沢氏の話にはつじつまが合っていない部分が多い。しっかりした裏付けも取らず、テレビ中継される予算委員会でいい加減な質問すること自体、迷惑な話である。

 私はこの元公設第二秘書を通じ、金沢氏のことについてはしっかり調べているし、札幌の様々な関係者から聞き取りもしている。いずれにせよ、どちらが真実かはっきりすることだろう。

 せっかくの予算委員会である。国民生活を考えた議論にしてほしいものだ。

◎ 本日提出した質問主意書2件


No.7 取調べに対する供述内容が外部に漏洩した件に関する質問主意書


No.8 取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書

109エノモト武揚人:2010/01/22(金) 20:50:32

 人間味のある話まで否定する政治家に、国民の思い、声なき声が分かっている、届いているとは到底思えない。政治の貧困を憂いてやまない。

 13時10分から健康産業全国協議会で講演。

 15時羽田発で千歳に向かい、乗り継いで女満別へ。18時半から北見地区新党大地支部・鈴木宗男後援会の新年交礼会。

 政権交代し、野党から与党に変わると、この北見でも景色が変わってくる。世の中、正直で敏感なものである。

 羽田で小沢幹事長と顔を合わせる。いつもの調子で「オッ」と声をかけられる。小沢幹事長はニコニコしており、オーラを感じた。これならば何があっても心配ないと安心する。

 実は18時から札幌での民主党北海道の新春パーティーに私も招待されていたのだが、北見での私の会合が先に入っており、行けなかったのである。明日13時からの民主党北海道第19回定期大会には出席し、挨拶させて戴く予定である。



本日提出した質問主意書2件

No.9 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物への取調べの様子を録音したテープの公表等に関する質問主意書


No.10 国会議員の活動に対する内閣官房長官の見解に関する質問主意書

110エノモト武揚人:2010/01/23(土) 21:18:59
 昨日、宇都宮地裁で、足利事件再審第5回公判で当時取り調べを担当した、宇都宮地検の森川大司元検事の証人尋問が行われた。各紙扱っているが、北海道新聞31面で、「元検事謝罪せず」「菅家さん『一生許さぬ』」「『反省してないんですか』元検事は沈黙」「立場逆転 声荒らげ追及 菅家さん」と大きな見出し記事がわかりやすいので紹介したい。

 追及する側とされる側の立場は逆転した。
 「無実の罪を着せたことを謝ってください」。22日、宇都宮地裁で開かれた足利事件の第5回再審公判。顔を紅潮させながら謝罪と反省を求める菅家利和さんに、18年前の取り調べで“自白”を引き出した森川大司元検事は「深刻に受け止める」と繰り返した。
 午後1時、大柄でスーツ姿の元検事が証言台のいすに座った。正面の裁判長を見据え、1㍍左側の弁護人席に座る菅家さんとは目を合わせない。証人尋問の冒頭、立ち上がった菅家さんは興奮した様子で「反省してないんですか」。沈黙する元検事。検察側から異議が唱えられると、菅家さんは「黙っていてくださいよ。関係ないでしょう」と声を荒らげた。
 続いて主任弁護人の佐藤博史弁護士が、菅家さんの無念を代弁するように「錯覚に陥れる違法な取り調べ」と厳しく糾弾。元検事は「否認は虚偽と思った」「細かいことは覚えていない」と、背もたれに体を預けて淡々と応じていたが、弁護士が大声を出すと「威嚇するのですか」と反論。菅家さんは腕を組み、元検事をにらみ付けた。
 検事側は弁護士による尋問の間、30回を超える異議を申し立て、法廷は荒れ模様に。
 閉廷直前、菅家さんから「お願いします」と再び謝罪を求められた森川元検事は、小さな声になり「先ほど申し上げた通り」とだけ述べた。
 午前中には、菅家さんが否認を翻し、虚偽の自白をした場面の録音テープが再生された。険しい表情で聞いていた菅家さんは悔しさを思い出したのか、弁護人席をけり上げた。菅家さんは閉廷後の記者会見で「取り調べで人間性がないと言われたが、森川さんの方がない」と怒りをあらわにした。
(1月23日北海道新聞31面)


 検事の人間性、人の道をわきまえない、そんな態度に怒りを覚える人は多いことだろう。

 何故、謝らないのか。菅家さんの気持ちが痛いほどわかる。こうした冤罪を無くす為にも、取り調べの全面可視化が必要である。私も経験した者として、密室での取り調べは異常な雰囲気、精神的にも圧迫感を持つ。被疑者は勿論、将来参考人、証人になる人も含めて、全面可視化をしないと、冤罪は無くならない。


 読者の皆さん、国民の皆さん、検察に狙われたら、明日は我が身だという認識を持って、全面可視化に向けての声を挙げて頂きたい。

 毎日新聞3面で、「『可視化法案』で検察けん制」「識者から批判」という記事がある。なんと的外れな指摘か。可視化法案は、小沢幹事長の事件で動き出した話ではない。すでに参議院では、2回も可決されているのだ。鹿児島志布志事件、富山事件等々、冤罪が現実にあり、最近では足利事件、布川事件があり、この流れの中で今、可視化法案が論じられているのだ。勝手な一方的な見方はしないで頂きたい。

 報道は事実のみ、正確を記して国民の知る権利に答えて頂きたいものである。

 小沢幹事長の聴取で、朝からこれも色めきだっているが、そもそもどうして任意の事情聴取が表ざたになるのだろうか。小沢さん側から流すことはないので、関係者というのは、もう一方の側、検察しかないのである。人にレッテルを貼りつける、世論誘導して悪いイメージを作るこのやり方は、8年前の私の時で止めて頂きたい。検察のシナリオ、ストーリに沿ってメディアにリークしていくやり方は、公正・公平ではない。私は経験者として、切実に読者の皆さんに訴えたい。事件は作られる。明日はあなたかも知れないということを。

 9時5分、釧路空港から丘珠へ。

 13時民主党北海道定期大会に出席。挨拶の機会を得る。

 16時15分丘珠から女満別空港に向かい、18時から網走管内遠軽町で、新党大地・鈴木宗男後援会の新年交礼会。盛会裡に行うことが出来た。

111エノモト武揚人:2010/01/25(月) 00:31:17

 東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けた小沢民主党幹事長が昨夜記者会見した。私もニュースを見たが、小沢幹事長が土地代の原資(お金)についてしっかり説明した事で納得した人も多い事だろう。併せてゼネコンから不正なお金は一切受け取っていないとキッパリ否定した。幹事長職を全うするのは当然である。

 検察は公平・公正な捜査を行って欲しいとも言ったが、この事が一番訴えたかった事だろう。検察の間違ったリークで又、一方的な思い込みで捜査しているとするならば、言語道断である。

 私は八年前リークの被害に遭い、世論誘導されて逮捕された者として、今回の小沢バッシングは目に余るものである。テレビのコメンテーターが軽々しく「説明責任が無い」とか「幹事長続投すべきでない」と無責任な発言をしているがもう少し冷静な発言をして欲しい。

 小沢幹事長が「やましい事はしていない」「法に触れる事もない」「秘書を信じている」と言っている以上、この言葉を信ぜずして民主主義は成り立たない。批判の為の批判はあってはならない。私は小沢幹事長は十分説明責任を果たしたと思う。

 9時から網走管内雄武町。

 10時半同興部町。

 12時紋別市。

 15時同滝上町。

 18時半網走市で新党大地各支部鈴木宗男後援会の新年交礼会。

 どこも熱心な支持者が集まって下さり有難い限りである。私は人間関係を大事にしてきた。私と付き合ってきた人で私を知る人は離れない。そこにはお互い正直に生きてきた一つの証が有ったと思う。

 私がいい加減な政治家で何もして来なかったのなら復活は無かった事だろう。正直に信念を持って生きてきたから解ってくれた人が沢山いたのである。お天道様がちゃんと見ている。私は自信を持って鈴木宗男なりの生き方をしていく。

112エノモト武揚人:2010/01/25(月) 20:26:29

 注目されていた沖縄県名護市の市長選挙は、普天間基地を名護市辺野古に移設する現行案に反対し、民主党・国民新党党・社民党・共産党・沖縄社会大衆党・そうぞう(沖縄社会大衆党とそうぞうは沖縄の地域政党)が推薦していた稲嶺進候補が、自民党・公明党推薦の現職島袋吉和氏を破り、当選を果たした。沖縄の民意が表れている。

 ゲーツ国防長官やキャンベル国務次官補の押しつけ的、強圧的な発言に、沖縄県民はきちんと「ノー」と言ったのである。これで小沢幹事長が昨年末話した様に、あのきれいな青い海を埋め立てることはできなくなった。

 日米で合意した現行案がダメになるとどうなるのか。何も心配はいらない。沖縄県民のこれまでの貢献に感謝し、沖縄県民の理解を得られる知恵を出すだけである。

 基地があった方が良いか、ない方が良いのかと聞かれれば、私も「ない方が良い」と答える。しかし、すぐにそれを実現、実行できるかと言うと、そうはならない。この点を良く沖縄県民に話し、負担をお願いするというのではなく、沖縄の貢献に感謝し、更に基地の整理縮小、統合に向けての努力を日米政府としてきちんと示し、米軍訓練の本土への分散、あわせて沖縄での一部活用等、様々な角度から問題解決を検討していくしかない。結論を急ぐのではなく、限られた時間内で解決できるよう、司々(つかさつかさ)の人達は汗をかくべきである。

 私は沖縄県民の側に立って、厳粛な名護市長選挙の結果を尊重し、沖縄県民の声を守って行きたい。

 朝のテレビを観ていると、「小沢幹事長は説明責任を果たしていない」と言うコメンテーターが多いが、小沢幹事長は「法を犯していない」、「やましいことはしていない」と訴え、土地購入に要した資金の原資についても、具体的に裏付けのある話をされている。ここまで言って、更に何を説明しろと言うのか。無責任な発言は慎むべきである。

 興味本位で煽(あお)り、そそのかす様な報道はいけない。ここは冷静に見守る時ではないのか。

 私は小沢幹事長の説明で、十分納得した一人である。石川代議士が検察の誘導、“悪魔のささやき”に負けないことを祈るのみである。

 密室での検察官による執拗(しつよう)な取調べや追及、そして情報もなく、世間から遮断された生活が一週間、二週間と続くと、精神的なバランス感覚、平衡感覚を保つことができなくなる。勾留されている間、話し相手は検察官のみであり、時間が経つにつれ、検察官が優しく見えてくる。こうなってくる時が危ないのである。

 石川代議士には堂々と信念を持って、検察官と相対して戴きたい。冤罪をつくらせない為にも、検察官の誘導に乗らないことである。経験者として、ただひたすら権力と闘ってほしいと祈るのみだ。

 こうしたことを考えるにつけ、やはり取調べの全面可視化が絶対必要であると感じる。読者の皆さん、国民の皆さんには、是非ともこのことをわかってほしい。

 18時半から衆議院本会議が開かれ、補正予算が可決され、参議院に送られる。一日も早く成立させることが、国民生活を守ることである。

◎ 本日提出した質問主意書2件

No.11 東京地方検察庁特別捜査部による報道機関への取材拒否等に関する質問主意書

No.12 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物の取調べを担当した元検察官による謝罪に関する質問主意書

113エノモト武揚人:2010/01/26(火) 21:58:35

 8年前の私の時も、検察官は将来参考人、証人として法廷に立つ人達から調書を取った。後で関係者に直接聞くと、検察官は「鈴木の復活はもうない」「あなたの会社は談合していますね。それをやると会社は潰れ、役所、団体、業界にも迷惑をかけますね。こちらの狙いは鈴木だけです。あなたは何を言っても罪になりません」と言ったそうだ。世の中、神様、仏様の人はいないのであるから、この発言で一般の人は検察の側についてしまう。

 調書主義の日本で、現実にこうした手法によって調書が作られていく。読者の皆さんも、どちらが公平、公正か、冷静に判断して戴きたい。

 元大阪高等検察庁公安部長の三井環氏は、検察内部には「風を吹かす」という言葉があり、情報をリークして世論を味方に付けることもあると話している。自分自身の現職時代の経験、対応から、リークをしていると発言している。何が真実か、公の場所で聞きたいものである。

 石川知裕代議士に面会した弁護士が、石川代議士の勾留延長に対し、「被疑者をしてもっぱら虚偽自白をさせようとしている。毎日長時間の取り調べで『小沢は虚偽の収支報告をすることを知っていただろう』、『水谷建設からお金を受けとっただろう』と激しく追及され続け、また『嘘をつくな』などと激しく罵倒され続け、肉体的にも精神的にも完全に疲弊させられており、筆舌に尽くしがたい苦痛を受けている」と、東京地方裁判所に準抗告申立をしている。

 このことからしても、取調べの全面可視化が必要である。検察のストーリー・シナリオが冤罪を作り出すのである。読者の皆さんも良くおわかり戴きたい。

 全面可視化は小沢問題で出てきた話ではない。参議院では既に過去2度、法案が可決されているのである。冤罪を防ぐために何年も議論してきたことを、検察牽制と受け止める一部マスコミは間違っている。

 14時40分の羽田発で釧路へ。18時から新党大地釧路支部・鈴木宗男釧路後援会の新年交礼会。大勢の同志が出席して下さる。

 サプライズというかハプニングというか、明日のスピードスケート国民体育大会の開始式に出席するため森喜朗元総理が来釧されており、飛び入りで私の会合に顔を出して下さる。なんと35分も政界の裏話や、現下の政治状況について、森元総理の認識を話してくれる。私の秘書時代の仕事ぶりを事細かに、さらに政治家・鈴木宗男の生き様を後援会の皆さんに親切に話してくださった。

 森元総理の人情、人間関係を大事にするお姿に、後援会の皆さんも大喜びで、有難い限りであった。心から感謝したい。

◎ 本日提出した質問主意書2件

No.13 検察庁における裏金問題について指摘した元大阪高等検察庁公安部長の発言に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書

No.14 日本航空の再生に対する鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書

○ 本日受領した政府答弁書3件

No.1 鳩山由紀夫内閣における東京地方検察庁特別捜査部の取材対応のあり方等に関する質問主意書

No.2 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する質問主意書

No.3 検察庁に対する法務大臣の指導監督に関する質問主意書

114エノモト武揚人:2010/01/29(金) 09:44:46
28日に民主党の「取り調べの全面可視化を実現する議院連盟」(会長川内博史氏)が設立された。
「ムネオ日記」28日付けに詳細があり、ぜひそちらをみていただきたい。
只気になる点を少々、2004,5年にある、「取調べの際の弁護人の立会」が2007,9年の参議院の可決内容にないことだ。
また、議決すればすぐ実施すべきと考えるが実施は3年後とある。
この2点。
後退しているのではないか?ここのところはしっかり議論して今国会に提出してもらいたいものだ。
冤罪を阻止する為にである。

115エノモト武揚人:2010/01/29(金) 17:33:09
民主党の「取り調べの全面可視化を実現する議院連盟」会長川内博史氏へのメール全文

北の大地から南の邦人へ

28日に「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」ができ、川内先生がその会長に就任された由、慶賀に耐えません。

一部に「小沢問題」と絡めて政治的だなぞという意見もありますが、ことの実態を無視した暴言だと考えます。

ここ十数年の公訴権を負託された;つまり、国民から十手を預かった検察一般の捜査方法に目に余るものがあります。

いうまでもなく、足利事件、布川事件、志布市事件等は検察の強圧的、非人道的な取調べによる事件がそれです。
冤罪こそが恐ろしき犯罪です。

また、今物的証拠もなく、供述も取れない事案を「単純な状況証拠」だけで立件に持っていく傾向があり、それを裁判官も追認している実態もあります。将に司法の危機ではないでしょうか。

捜査は職人的な技術と考えます。それを磨かず見込み捜査、立件のスジ立てに基ずく供述書の作成は自ずと無理がかさなり、「被疑者」への強圧的取り調べになっていくのは必然でしょう。
さらに「全面可視化」と同時にかって法案に明記されていた「取調べにおける弁護士の立会い」(2003・7・24,2004・3・30)を
加えて今国会への提出するようお願い致します。

一日も早い実現を望みます。こうしている間にも人権が無視されて日々「冤罪」が生まれているからです。

最後に川内先生の歴史的案件への奮闘を願って筆をおきます。

ご自愛のほど

116エノモト武揚人:2010/01/30(土) 08:51:31
2010年1月29日(金) 鈴 木 宗 男

 昨日、「外務省の報償費に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書」を提出した。

 実はこの質問主意書は、昨年10月29日に提出していたのだが、今年1月5日までの答弁延期を了承し、更には4日に撤回していたものである。
 
 官僚政治打破、国民目線、生活者第一の政治の実現を訴えて、鳩山政権は誕生した。この原点を考える時、国民の税金を報償費として使っていることについて、情報の開示、透明性の確保を図ることが一番であると考え、昨日、質問主意書を再提出した。
 
 24日、沖縄県名護市長選挙の投開票が行われ、普天間基地を名護市辺野古に移設する現行案に反対していた稲嶺進候補が、現職の島袋吉和氏を破り、当選を果たした。ゲーツ国防長官やキャンベル国務次官補の押しつけ的、強圧的な発言に、沖縄県民はきちんと「ノー」と言った。まさに沖縄の民意が表れたのである。
 
 それなのに平野長官は、25日の記者会見において、稲嶺氏が当選したことにつき、「一つの民意としてはあるだろうが、検討していく上においては、あまりそのことも斟酌してやらなければいけないという理由はないと思っている。」と、民意を尊重しない考えを表明した。更に、「地元の合意がなければ現実的に難しいのでは」との質問に対し、「そこは十分検証したい。法律的にやれる場合もあるだろう。色んなケースがあると思う」と、地元が政府の要請の応じない場合、法律措置をとることをほのめかしている。
 
 平野長官の発言は、地元軽視も甚だしい。当然の様に沖縄は猛反発している。
 
 鳩山内閣として、普天間飛行場移設問題については、本年5月までに最終的な結論を出すことを米国側に約束している。その中で、内閣官房長官という、内閣にとって扇の要である重要な立場にある者が、なぜ地元の以降を斟酌しない、場合によっては法的措置を取る等と、混乱を生じさせることを言う必要があるのか。百害あって一利なしである。
 
 平野長官は、本気で鳩山総理、鳩山内閣を支えていない。このままでは、鳩山総理の足を引っ張ることになりかねない。
 
 こうなったら、私としても機密費の問題を徹底的に追及し、膿を出し切るしかない。そうすることが、真の意味で鳩山総理、鳩山内閣を支えることになると考える。
 
 平野長官におかれては、昨日私が出した質問主意書に対し、誠実な答弁をされるようお願いしたい。
 
 一時から衆議院本会議で、鳩山総理から施政方針、岡田外相から外交、菅財務・経済財政政策相から財政経済に関する演説がそれぞれあった。
 
 いよいよ22年度本予算の審議スタートである。代表質問、予算委員会での質疑に、各閣僚は緊張感をもって対応して戴きたい。
 
 18時から釧路管内厚岸町で新党大地・鈴木宗男後援会の新年交礼会。
 
 昨年の総選挙で新党大地を支援していない方々も出席してくれる。やはり政権交代の効果がここでも表れている。
 
 私はポスト、地位に就いている人よりも、声なき声をしっかり受け止めて、政治を必要とする人に励みや勇気を与えていきたい。

◎ 本日提出した質問主意書1件

No.19 政権交代時における内閣官房機密費の支出等に関する質問主意書

○ 本日受領した政府答弁書5件

No.4 検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書
No.5 東京地方検察庁特別捜査部に関する質問主意書
No.6 政治資金規正法違反容疑による現職国会議員の逮捕に関する質問主意書
No.7 取調べに対する供述内容が外部に漏洩した件に関する質問主意書
No.8 取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書

117エノモト武揚人:2010/01/30(土) 20:33:12

2010年1月30日(土) 鈴 木 宗 男

昨日の鳩山首相の施政方針演説に対し、各紙次の様な見出し記事を載せている。

・ 情緒前面 鳩山色 説得力は足りず 「労働なき富」 首相ご熱心 「政治とカネ連想」 ○○無視 (読売新聞3面)

・ 「いのち」連呼24回 「労働なき富」引用 一斉にヤジ 理念たっぷり首相主導 役所の関与排除 見えない具体案 (朝日新聞3面)

・ あえて理念先行 勢い回復 兆し見えず ガンジー7つの大罪 「労働なき富」にヤジ (毎日新聞3面)

・ 政策への熱意 濃淡鮮明 政治とカネ 言及少なく 仕分け意欲 (日本経済新聞2面)

・ 「いのち守る政治、実行に移す」 鳩山流 かすむ政策 (産経新聞1面)

・ 苦境反映 懸案語らず 小沢問題素通り 虚偽献金は重ねて陳謝 (東京新聞3面)

・ 演出先行 政策は守り 理念を重視 批判は覚悟 企業・団体献金は後退 (北海道新聞3面)

 権力側にある者は、何を言っても批判される側にある。批判を覚悟しなくてはいけない。あとは言ったことをしっかり実行することである。できることからやっていくことだ。
 
 政治とカネが問題になっている今、昨年、小沢幹事長(当時は代表)が言った企業・団体献金の廃止を、鳩山首相の手で進めることである。併せて政党助成金の廃止も打ち出し、これもやめることだ。
 
 国会議員の定数削減、歳費・各種手当の削減、ボーナスの廃止など、国民にわかりやすいことを実行していくことが急務ではないか。そうすることで、鳩山首相のリーダーシップが国民の目に映るのである。
 
 来週から始まる本会議での代表質問、予算委員会の質疑は、まさに鳩山首相の腕の見せ所である。鳩山首相の明快な答弁を国民は待っている。鳩山首相を支え、安定政権にして、国民目線の政治をビシバシやって行きたい。

 11時から根室管内中標津町、14時から釧路管内浜中町散布地区、16時から同浜中町、18時半から根室市でそれぞれ新党大地支部・鈴木宗男後援会の新年交礼会。各地区とも熱心な、変わらざる支援者が駆けつけて下さる。

 場所的に北方領土問題に対する関心が高く、私は「北方領土問題は鳩山首相の手で解決できなければ、未来永劫解決はない」と話させて戴く。

 私は北方領土問題にかける鳩山首相の思い、考えを良く知っている。ここは鳩山首相のやる気を買うしかない。私も全力で持てる力を鳩山首相にかけていく。

118エノモト武揚人:2010/01/31(日) 20:31:23
29日に北方領土国後島沖で安全操業中の羅臼漁船がロシア国境警備隊から2隻銃撃を受けたとの情報が入ったので、私は羅臼漁業協同組合の田中組合長に電話したところ、越境もしていないのにヘリコプターから照明弾を発射され、停船命令を受けたが何もなく寄港したと聞いていたので、「銃撃」とはビックリした。何があったのか先ずは事実を把握しなければいけないが、いずれにせよ「銃撃」はいけない。丸腰の漁民を撃つのはあってはならない。

 2006年8月の第31吉進丸の事を想い起こした。人の命に係わる事である。

 海上保安庁、外務省はきちんと連携していると思うが情報開示、情報の透明性、説明が無い。銃撃があって丸1日も経ってから、在京ロシア大使館に外務省谷崎欧州局長が抗議したと新聞に出ているが、29日の夜は何をしていたのか。誰と連絡を取っていたのか。何も伝わってこない。政府は政治主導と言いながら、これでは地元民から反発を受ける。

 この安全操業は、私が提案して平成10年に実現した枠組みでもあり、国民目線に合っていない今回の対処の仕方をしっかり検証したい。

 横綱朝青龍が、場所中にマネージャーに酔って暴行をはたらいたとして、親方と横綱が場所後に理事長から注意を受けたが、何とその報告は嘘の報告であった事が明らかになった。一般の人に、怪我を負わせたのが真相である。マネージャーはさもさものように、自分のブログに、横綱との関係を載せていたが、これも嘘・でたらめになる。この点、文部科学省は厳しく調査すべきである。財団法人を取り消すぐらいの決意を持って、毅然とした態度で臨んで欲しい。

 特に高砂親方の姿勢はなっていない。親方をそのままやらせていいのか。重大な判断をすべきではないか。国技大相撲を守る上でも、相撲協会の明快な結論を期待したい。

 午前中、釧路市内。市内挨拶廻り。13時釧路市音別町。15時釧路管内白糠町で新党大地・鈴木宗男後援会支部の新年交礼会。

 昭和58年からの、変わらざる支援者、更には小選挙区になってからの熱烈な後援者、多くの人が集まって下さる。ただただ、感謝の気持ちで一杯だ。

 18時から十勝川温泉で、足寄高校同期生新年会に出席。いつも会っている友人も居れば、何年ぶり、いや何十年ぶりの友もおり、しばし44年前に時計の針が戻り、青春時代を懐古(かいこ)する。健康で元気で生きている事を実感し感謝。有難いとつくづく思う。

 亡き両親にご先祖様に、かけがえのない友人に後援者に手を合わせるものである。
今日は私の62歳の誕生日でもあった。

20時20分帯広発で上京。

(2010.01.31 ムネオ日記)

119エノモト武揚人:2010/02/02(火) 00:57:15
堀江氏は自分自身が検察の手によって不当に犯罪者に仕立て上げられたとの立場から、検察とメディアがタッグを組んで事件を作り上げていく(堀江氏)手法の怖さと危うさを繰り返し訴える。
 
また、現在問題にされている捜査の可視化や弁護士の立ち会いなどは必要だが、それだけでは不十分だと堀江氏は指摘し、自身の経験では、検察の力の源泉は任意捜査にあると言う。

堀江氏によると、ライブドア事件を立件するために、検察は周囲に広く捜査の手を広げ、堀江氏に不利な供述をした人は罪に問わなかったり、罪を軽減するなど、事実上の司法取引が行われている。
それが検察の最大の武器だと堀江氏は言う。

事件に巻き込まれる恐怖から、本人が言ってもいないことを聞いたとか、やってもいないことを見たと証言する人が出てくるからだ。
 
それにしても、なぜ小沢氏や堀江氏は検察のターゲットとなったのか。

堀江氏はその答えとして、自分と小沢氏の間のある共通点をあげる。

それは、両者とも自分たちを「嫌いな人間が一定数存在する」こと。

小沢氏も堀江氏も既存の秩序の破壊者であり、一定の数の人々の強烈な反発を買うタイプであることは確かかも知れない。

検察としては善人面した人よりもそういうタイプを立件した方が、はるかに一罰百戒効果があるというのだ。

今回の事件で検察が執拗に小沢氏を狙う理由について堀江氏は、はっきりと「民主党が進めようとしている司法制度改革を何としても阻止したいから」と言い切る。

それは堀江氏の経験では、民主党の司法制度改革が実現してしまうと、自身に対して行われたような捜査や立件は難しくなるからだ。

120エノモト武揚人:2010/02/02(火) 21:40:33
2010年2月2日(火)鈴 木 宗 男

 小沢一郎民主党幹事長が昨日の定例記者会見で、「私自身が刑事責任を問われることになれば、非常に責任は重いと思う」と述べたのに対し、メディアの書きぶりは「進退に言及」「刑事責任問われれば辞任」と、過激なものになっている。

 「法に触れることはしていない。やましいことはない。秘書を信じている」と、小沢幹事長は一切ぶれていない。この前提での話を、すぐ先走りする様な書き方は、一方的で間違った判断ではないか。

 読者がストレートに見出しを読めば、「小沢幹事長は辞めるのか」と受け止めてしまう。誤解を与えかねない表現は極力避けるべきでないか。

 昨日、直接小沢幹事長と様々な意見交換をしたが、「自分に与えられた職責はしっかり果たしていく」と、確固たる信念を持っておられた。極めて意気軒昂(いきけんこう)である。

 ここは淡々と静かに見守っていくことである。評論家よろしく、国会議員が予見を持って勝手な前提を付けて話すことではない。一部に見られる跳ね上がり的な発言は慎むべきである。

 8年前、私について「ムネオハウス」、「北方領土ディーゼル発電」、「アフリカODA」等で捕まるなどの間違った情報と検察のリークを基にした話で、私を散々批判した人達が、今回も同じ様なスタンスで小沢幹事長を見ているのならば、それは大間違いである。冷静な頭作りが必要だ。私の8年前のことを検証すべきである。

 本日の衆議院本会議で、公明党の井上義久幹事長が質問の中で「政治とカネ」に触れ、過去に鳩山首相が「秘書のやったことは政治家の責任だ」と繰り返し述べていたことを指摘したのに対し、鳩山首相は「過去の発言に対し弁明するつもりはない」と答え、更に自分の親からの資金提供については「私腹を肥やしたとか、不正に蓄財したことはない」と答えている。

 人間誰しも神様ではない。言い過ぎもあれば、その時の状況での物言いもある。野党であればその立場での発言、発信も必要だったことだろう。

 「首相になってからも、昨日言ったことと今日言ったことが一日で変わっている発言がたくさんある。それなのになぜ、『秘書のやったことは政治家の責任だ』という発言については、率直に『当時の立場と今は受け止め方が違う』と国民に説明しないのか」といったFAXが私の所に届く。なるほどと思いながら、やはり国民はよく見ているものであると感じる。

 こうした国民の声なき声にも耳を傾けることを、「友愛」を掲げる鳩山首相の基本的な姿勢にしてほしいものである。

 東京は昨夜からの雪で、一面銀世界である。何年かぶりに積もった雪を見ながら、自然の摂理の尊さを感じる。

 故郷の人はじめ北海道の人はどうしているかと思いながらの、今日一日であった。


本日提出した質問主意書2件



No.22 横綱の暴行騒動に係る日本相撲協会の対応に対する文部科学省の見解に関する質問主意書



No.23 外務省報償費の官邸への上納に係る外務大臣の認識に関する質問主意書


本日受領した政府答弁書4件


No.9 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物への取調べの様子を録音したテープの公表等に関する質問主意書


No.10 国会議員の活動に対する内閣官房長官の見解に関する質問主意書












No.11 東京地方検察庁特別捜査部による報道機関への取材拒否等に関する質問主意書


No.12 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物の取調べを担当した元検察官による謝罪に関する質問主意書

121エノモト武揚人:2010/02/04(木) 09:01:59
2010年2月3日(水)鈴 木 宗 男

 米国におけるトヨタ自動車のリコールが騒動になっている。

 しかしこれも、そもそもの経過を辿れば、アメリカでの現地法人において生産されたものではないのか。1980年代、アメリカとの貿易摩擦が問題になった時、それを少しでも和らげるべく、アメリカにおける雇用等、トヨタがアメリカに配慮して現地法人を使うことにしたという経緯がある。今回は、むしろこれが仇とでた話ではないのか。

 今回のリコール騒動は、アメリカの自動車会社が何かしら意図的にトヨタ叩きをしているものではないのかという声も聞こえてくる。

 また視点を変えれば、国内生産では問題ないがアメリカ産に不具合があるということは、逆に日本の技術が如何に高いかを物語っていることでもある。不具合に対して迅速な対応をすることは当然だが、ここはトヨタは自信を持って、事に当たって戴きたい。同時にアメリカには、普段から自分達が誇りとしている、真の民主主義の姿を見せてほしいものだ。

 石川知裕代議士や小沢一郎民主党幹事長の秘書の勾留期限を明日に控え、起訴されるか否かをめぐり、報道がにぎやかさを増している。しかしこれは、予見を挟んだり、勝手な思惑をもって報じることではない。静かに見守ることが、公正、公平であるべきメディアの役割ではないのか。

 決して先を競う様な話ではなく、冷静に、出された結果を報じることが一番大事なことである。真実を報道するという原点だけは忘れないで戴きたい。何かしら作られた報道を危惧するものである。

 石川代議士と面会した弁護士より、ご本人の様子等を知らせて戴いた。何よりも元気でおられることに安心する。堂々と信念を持って、検察の誘導、誤導に乗らず、真実を明らかにして戴きたいと、私自身国策捜査に遭った者として、心から願うものである。

◎ 本日提出した質問主意書2件

No.24 検察庁による事情聴取のあり方に関する質問主意書

No.25 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物への取調べの様子を録音したテープの公表等に関する再質問主意書

122エノモト武揚人:2010/02/07(日) 17:15:53
うんざり、北海道新聞の社説

「被告に聞かせたかった」と先だって確定した「横浜事件無罪」判決について、論説している。

「横浜事件」というのは1942年から1945年にかけて起きた事件で編集者、記者ら60余人が「共産主義を宣伝した」として、治安維持法の罪に問われ、特高警察の拷問で4人が獄死している。5人の被告は、終戦直後の裁判であわただしく有罪判決を受けた。今回新たな再審開始裁判でこれまでの免訴判決から一歩踏み込んで、実質の無罪判決を勝ち取り、さらに「特高が思い込んで拷問による虚偽の自白強要など違法な捜査をし、それを検察が見過ごした。裁判所も稚拙、粗雑ともされる処理で慎重な審査をしようとしなかった。要するに特高警察による拷問を認定し、警察、検察と裁判所の故意・過失と責任を問うたもので画期的な判決となった。

それをとらえて論説は「裁判所が国家の犯罪と言うべき事実に目をつむってきたといわれてもやむを得まい。警察の見込み捜査や虚偽の自白強要、それを検察や裁判所が見抜けなかったのは戦時下に限らない。「足利事件」「布川事件」「富山氷見事件」など最近も相次いで表面化してる。・・・・・・・・・・・・・・

冤罪を生まないために推定無罪の大原則と正確な事実認定が何よりも求められている」とした。

御説もっともであり、だれも異論を差し伸べないだろう。がまた、誰もこのことを信じない。なぜなら誰しも過去の事はいかようにも語れるし、まして今般裁判所のお墨付きがでたばかりでけして勇気ある論説と思わないからだ。よく注意して読んで見ると「特高警察」が悪でそれに騙されたのがおしとよしの検察・裁判所であるかのようだ。事実は「特高警察」も「検察・裁判所」もグルでまた法曹一元化という名の元で弁護士もそれであった。戦後「特高警察」はなくなった。が「検察・裁判所」ともども戦前の犯罪を問われることなく、生き延び戦後も戦前と同じような「見込み捜査(すじたて)」「自白強要」をしているのが実態である。そして疑うことなく裁判所は検察に追認して流れ作業で判決文を書いているのである。起訴後の有罪率は99.999%。絶対である。そんな中で「足利事件」「布川事件」「富山氷見事件」等の冤罪事件がおきた。この事件を繰り返してはならないとするならばどうしてこうなったのか?精査し、その解決策とし如何なる処方をすべきか?一つの方法論を展開するのはジャーナリズムの使命であろう。そのことが当時貴社にあって警察の発表を疑うこともなく、捕まえた被疑者を極悪非道のものとして書き散らかした事へのしょく罪でもある。「推定無罪の大原則」というなら・・・貴社はそのような理念にもとづいて現在事件を扱っているか問いたい。(ムネオ事件、一連の小沢関連事件)そして今日「特高警察」が「特高検察」となり、メデイアに提灯を持たせて事件をつくっている事実(リークで騒ぎたてる)をどう考えるか?問いたい。

「冤罪」をつくらないためには「推定無罪の大原則」の理念のしたで、「強制的な任意取調べの禁止」、取り調べの「全面可視化」「弁護人の立会い」を今国会で通すべきだ。今、民主党内で小委員会を作りじっくり研究していることであるが専門家と称する法務官僚の手によって骨抜きにされないことを切望する。

123エノモト武揚人:2010/02/11(木) 23:59:46

夕刻、石川議員が離党。つい2日前である、「離党も辞職もしない」と言ったのは・・・

一つの選択枝であったことは確かであるだろう。

訳のわからない世論;民主主義(デマゴニー)にカードをきらされた。

本人にしてみれば「こんなことで何故?」という思いで一杯であろう。

じっと耐えて、後退戦を戦うのもよい、再起の道は無限にありき。

124エノモト武揚人:2010/02/15(月) 00:18:19
泣くな!愛子^^^

もう落ちないで・・・

125エノモト武揚人:2010/02/21(日) 12:57:45
一年前のものですがカンポの宿疑獄を解明する納得の動画です。

http://d.hatena.ne.jp/keizaigakuhakusi/20091221/1261352864

126エノモト武揚人:2010/03/13(土) 00:59:30
2010年3月12日(金)鈴 木 宗 男

 今日の東京新聞27面にも掲載されているが、「佐藤優の霞が関ウオッチング」はよく読まれていると聞かされる。金曜日のこのコラムを楽しみにしているマスコミ関係者も多いという。
 「密約問題報告書 官僚の『新しいウソ』暴け」という今日の記事を全文紹介したい。

 3月9日、岡田克也外務大臣は、密約問題に関する外務省の調査結果と有識者委員会の検証報告書を公表した。今回、調査の対象となった密約は以下の四つだ。
 1 1960年1月の安保条約改定時の、核持ち込みに関する密約
 2 同じく、朝鮮半島有事の際の戦闘作戦行動に関する密約
 3 1972年の沖縄返還時の、有事の際の核持ち込みに関する密約
 4 同じく、原状回復補償費の肩代わりに関する密約
 外務省は2だけを密約とし、有識者委員会は1、2、4を密約とする。このような状態になれば「何が密約なのか」という疑問がでてくる。外務官僚の狙いはまさにそこにある。争点が数十年前の昔の出来事に関する歴史認識の問題であるとすり替え、外務官僚が政権交代直前まで、国民に対して嘘をついていたことを隠蔽しようとしているのだ。しかし、いくら嘘をつこうとしても物証が残っている。
 一例をあげる。
 1の核持ち込み疑惑に関する鈴木宗男氏の質問に対し、昨2009年7月6日付で麻生太郎内閣総理大臣(当時)が、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(昭和三十五年条約第六号。以下「日米安保条約」という。)の下での核兵器の持込みに関する事前協議制度についての日米間の合意は、日米安保条約第六条の実施に関する交換公文及びいわゆる藤山・マッカーサー口頭了解がすべてであり、秘密であると否とを問わずこの他に何らかの取決めがあるという事実はない。」(内閣衆質171第612号)と書面で答弁している。
 これは明らかに虚偽答弁だ。特に、日本への核の持ち込みに関しては、事前協議の対象とするという「藤山・マッカーサー口頭了解」が、架空のもので、それを1968年に外務官僚が文書にデッチあげたことが、今回の調査から浮かび上がった。
 9日付の有識者委員会の報告書で、「日本政府の説明は、嘘を含む不正直なもの。民主主義の原則から、本来あってはならない」と厳しい指摘がなされた。虚偽答弁を行ったのは現役の外務官僚だ。連中の「新しい嘘」を国民とマスメディアと政治家が三位一体になって徹底的に追及しないと、外務官僚は近未来にまた嘘をつく。


 佐藤さんの指摘をしっかり受け止めることが、国民の信頼と理解を得る道だと思う。
 19日金曜日9時からの参考人質疑を、この佐藤さんの心配をなくす様に、委員長としてしっかりした議事運営をして参りたい。

 15時半の羽田発で千歳に向かい、18時半から空知管内由仁町で新党大地・鈴木宗男後援会の新春交礼会。人口わずか6千人ちょっとの町だが、こうした地域でも会合を開けるところに、鈴木宗男の強さの秘訣がある。人生出会い、人との巡り合わせ、ご縁をしっかり大事にして、これからも頑張っていく。

 元横綱朝青龍が、引退後初めてモンゴルに帰国し、記者会見している。
 引退の引き金となった暴行問題については、「暴行を一切していない」と言い、また将来については「具体的に何も考えていない」と述べ、更には「引退は後悔していない」と、朝青龍流の会見だった。
 祖国に帰り、ホッとしたのか。朝青龍がここまで言うのなら、日本相撲協会としてもきちんと話を聞くべきではないのか。
 財団法人として様々な面で優遇措置がなされている。その組織は国民に対して情報の開示、透明性確保が求められる。
 相撲協会の対応によっては、財団法人という資格がふさわしいか否か、議論をする必要があるのではないか。

◎ 本日提出した質問主意書2件
竌75 各在外公館の邦人保護に対する体制に関する質問主意書
竌76 ビザなし交流船への入港税課税問題に関する質問主意書

◎ 本日受領した政府答弁書6件
竌58 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等についての法務大臣の説明等に関する再質問主意書
竌59 政権交代時における内閣官房機密費の支出に対する鳩山由紀夫内閣の見解等に関する質問主意書
竌60 平成二十二年四月以降に行われる行政刷新会議による事業仕分け作業と国会議員の特権等に関する質問主意書
竌61 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議に関する第三回質問主意書
竌62 自衛官自殺問題に対する鳩山由紀夫内閣の取り組みに関する質問主意書
竌63 国会議員の歳費のあり方等に係る鳩山由紀夫内閣の見解等に関する質問主意書

127天下直人:2010/03/21(日) 20:09:21
2010年03月20日
 
外務省が目の前で音を立てて崩れつつある
 
 3月19日、衆院外務委員会で日米密約に関する参考人質疑が行われた。

 この歴史的な参考人質疑の重要性について、果たしてどれほどの国民が気づいていることだろうか。

 密約の存在に関して斉藤邦彦氏と東郷和彦氏という二人の元条約局長の証言が、まっぷたつに対立した。

 すなわち、斉藤氏は、後継内閣に引き継がれなかった事などを理由に「必ずしも密約とはいえない」とした有識者委員会の見解に「同意する」と述べたのに対し、東郷氏は、国民に公開された日米共同声明を超えた「密約」があったと断言した。

 そして東郷氏は、自ら整理した密約ファイル16件のうち、8件しか見つかっていない事を証言し、それらの文書を引き継いだ者として、谷内正太郎条約局長(後の外務事務次官)、藤崎一郎北米局長(現駐米大使)という実名をあげ、彼らによる文書廃棄の疑いをほのめかした。

 3月20日の朝日、毎日、東京新聞の社説はこぞってこの証言を取り上げ、文書破棄が事実なら国民と歴史への背信だと厳しく断じている。

 当初は犯人探しに消極的だった岡田外相もついに3月19日の参院外務・防衛委員会で「なぜ(紛失が)起こったのか誰が考えても不思議なので、よく調査しなければいけない」と調査を約束した。

 もし複数の外務官僚が証拠隠滅のために機密文書を破棄したことが明らかになれば、外務省という組織の権威は大きく失われる。

 折から、外務事務次官という外務省組織の最高職を経験しながら日米密約の存在を告白し、今回の密約調査のきっかけを作った村田良平氏が18日急逝した。

 最後の取材の時に残した言葉が、「政府が国民をずっとだましてきた。こんなばかばかしい話でコメントすることはない」というものだったという(3月20日日経)。

 それにしても、とつくづく思う。

 日米外交という外務省にとって最も重要な外交に関し、歴代の次官経験者ら幹部が、次々と本音を語り始めた。

 結束を貫いてきた外務省の幹部たちが、いまこうして対立した発言を繰り返し、お互いを批判しあっている。

 こんな事は私が外務省にいた頃には考えられなかった事だ。

 証人席に座る老いたるかつての上司や同僚の姿を見ながら、そしてメディアで報じられるかつての同僚たちを思い浮かべながら、私は一抹の寂しさを抱きながら思わざるを得ない。

 外務省という組織がいま私の目の前で音を立てて崩れ落ちつつある、と。

                                 完

128エノモト武揚人:2010/04/15(木) 19:57:01
2010年4月15日(木)
鈴 木 宗 男

 ワシントンで開かれていた核安保サミットを終え、鳩山首相が帰国した。日本のメディアは鳩山首相の存在感、また、オバマ大統領との信頼関係について悲観的な記事を多く書いているが、実際はどうだろうか。
 私は、逆の見方をしている。
 オバマ大統領は、イランへの追加制裁を提案し、鳩山首相はそれを支持している。これは、オバマ大統領に対する大きなバックアップである。オバマ大統領が中国に配慮して胡錦涛国家主席と長時間会談したのも、イラン対策を話し合うためである。
 こうしたことを考えると、鳩山首相は十分な役割を果たし、十分に存在感の重さを示したと考える。
 日米関係について、鳩山首相は安定した信頼関係を構築できていると私は見ている。この点、鳩山首相が一枚上手だと受け止める。何も心配することはない。
 メディアの皆さんには、よくよく賢明な判断をすることをお願いしたい。
 9時45分からロシアのナルイシュキン大統領府長官と会談する。
 日本・ロシア文化フェスティバルにナルイシュキン長官は4年連続で出席されている。「4年間で日本の総理は4人でした」と言われたので、「鳩山首相は続きますよ」と、私なりの見方を話す。十分わかって戴けたと思う。
 一昨日のメドベージェフ大統領と鳩山首相の会談で、6月のカナダでのG8サミット、9月のロシア・ヤロスラブリでの国際会議、11月の横浜市でのAPECと、3度の首脳会談がされることも、日ロ関係の発展、就中(なかんずく)北方領土問題の解決に向けて、大きな一歩であると思う。
 いよいよ鳩山首相の出番である。
 普天間も鳩山首相の腹案で進めれば良いことである。5月末までにきちっと結果を出せば良いことだ。予見や先入観でモノを言うべきではないと思うのだが。
 5月末まで静かに見守ってやることが一番である。


◎ 本日提出した質問主意書3件
・ 竌124 いわゆる砂川事件及び伊達判決に対する外務省の対応の変遷に関する再質問主意書
・ 竌125 検察官による違法な取調べの様子を記した著書に関する再質問主意書
・ 竌126 タイで日本人カメラマンが銃撃された件に関する質問主意書

129エノモト武揚人:2010/05/07(金) 19:57:55
2010年5月7日(金)
鈴 木 宗 男

 徳之島三町長さんと鳩山首相が午後会談された。報道から見る限り、三町長さんも地元の声を頭に入れ、更に島の将来等を考えながらの、苦渋の中での会談であったことは想像に難(かた)くない。

 何か事を起こす時は、様々な軋轢(あつれき)はついて回る。鳩山首相の丁寧で親切な姿勢は、時間が経つに連れ、生きてくることだろう。

 10日からモスクワに行くことになった。平成14年1月以来、8年ぶりの訪ロである。何とも言い様のない感がする。

 11日には10時(モスクワ時間)から、外交アカデミーで講演させてもらう。コサチョフ国家院国際問題委員長等、旧知の人達とお会いできることを楽しみにしたい。

 国策捜査に遭わなければ、北方領土問題も解決していたと考える時、この空白の8年間、政治の責任は重いとつくづく感じるものである。

 いずれにせよ、外交は積み重ねであり、人である。私は私なりの役割を果たしていきたい。


 ◎ 本日提出した質問主意書2件
 ・ 竌149 鳩山由紀夫政権における外務省在勤基本手当に係る改革に関する質問主意書
 ・ 竌150 鳩山由紀夫政権における外務省住居手当に係る改革に関する質問主意書

130エノモト武揚人:2010/05/07(金) 19:58:50
2010年5月7日(金)
鈴 木 宗 男

 徳之島三町長さんと鳩山首相が午後会談された。報道から見る限り、三町長さんも地元の声を頭に入れ、更に島の将来等を考えながらの、苦渋の中での会談であったことは想像に難(かた)くない。

 何か事を起こす時は、様々な軋轢(あつれき)はついて回る。鳩山首相の丁寧で親切な姿勢は、時間が経つに連れ、生きてくることだろう。

 10日からモスクワに行くことになった。平成14年1月以来、8年ぶりの訪ロである。何とも言い様のない感がする。

 11日には10時(モスクワ時間)から、外交アカデミーで講演させてもらう。コサチョフ国家院国際問題委員長等、旧知の人達とお会いできることを楽しみにしたい。

 国策捜査に遭わなければ、北方領土問題も解決していたと考える時、この空白の8年間、政治の責任は重いとつくづく感じるものである。

 いずれにせよ、外交は積み重ねであり、人である。私は私なりの役割を果たしていきたい。


 ◎ 本日提出した質問主意書2件
 ・ 竌149 鳩山由紀夫政権における外務省在勤基本手当に係る改革に関する質問主意書
 ・ 竌150 鳩山由紀夫政権における外務省住居手当に係る改革に関する質問主意書

131エノモト武揚人:2010/05/18(火) 11:37:46


 11日10時からの外交アカデミーで私が講演した内容を、読者の皆さんにお知らせしたい。

鈴木衆議院外務委員長による外交アカデミーにおける講演(1/5)

1 冒頭、パノフ学長から概要以下のとおり述べた。

 本日は、日本の著名な政治社会活動家である鈴木宗男衆議院外務委員長をお招きでき光栄。

 我々は20年以上に及ぶ知り合いであり、自分(パノフ学長)が駐日大使を務めた際にも恒常的にお会いし、二国間関係に関わる様々な重要な問題について協議した。現在も、鈴木委員長とはお付き合いさせていただいており、訪日した際に会談させて頂いている。鈴木委員長は、日露関係の分野で大変活発に活動されており、今回訪露されたのも偶然ではない。現在、両国関係は追加的な弾みを必要としており、過去10年間において停滞とも言える状況があるとの共通の印象がある。モスクワにおける鈴木委員長の国家院、外務省等での会談を通じ、二国間関係の新たな発展の道筋が見出されることを期待する。

2 これに続き、鈴木委員長より、概要以下のとおり講演を行った。
 今回、尊敬して止まないパノフ外交アカデミー学長からの招きで外交アカデミーで講演することとなった。本日、こうして皆様にお会いし、講演する機会を与えていただいた同学長にまずは感謝したい。
 あまり知られていないかもしれないが、最初に公式にメドヴェージェフ大統領にお会いした日本の政治家は他でもない自分(鈴木委員長)である。2001年3月25日、イルクーツクで行われた森・プーチン会談に同行した自分(鈴木委員長)は、当時大統領府第一副長官であった、メドヴェージェフ現大統領にお会いした。
 また、自分(鈴木委員長)は、2000年3月26日、プーチン現首相が大統領に選出されてから、4月4日に世界で最初にプーチン大統領とお会いした外国の政治家でもある。当時の小渕総理の総理特使としてプーチン大統領にお会いした。こうしためぐり合わせを光栄に思っております。

 5月9日、対独戦勝65周年記念日を迎え、自分(鈴木委員長)からもこの歴史的な日を心からお祝いしたい。ソ連が対独戦争に勝利する上で日本は大きな役割を果たした。当時、日本はナチス率いるドイツと軍事同盟を締結していたが、同時にソ連とも中立条約を締結していた。中立条約とは、仮に、ソ連がどこかの国と戦争を始めても、日本は中立を保つ、また、逆に日本が戦争を始めても、ソ連は中立を保つということをお互いに約束したものである。当時、ヒトラーは日本に対し、ドイツとの軍事同盟を優先し、ソ連を攻撃するように何度も要請した。しかし、日本はそれをはねのけた。仮に日本が別の選択をしていたのなら、歴史は変わっていたであろう。日本の選択は正しかった。なぜなら、ファシズムは全く間違っていたからである。ヒトラー率いるナチスの悪行は言語に絶する。まずはこの点を皆様にお伝えしたい。
 自分(鈴木委員長)は、5月7日付の「イズヴェスチヤ」紙に掲載された、5月9日の対独戦勝65周年記念日を前にしたメドヴェージェフ大統領のインタビュー記事を読んだ。同インタビューにおいて、メドヴェージェフ大統領は次のように述べた。記事の一部を引用したい。「当時のソ連国民に選択肢などなかった。命を落とすかもしれなかった。あるいは奴隷になるかもしれなかった。これは動かしようのない事実である。もう一つ、誰が始めた戦争かということである。この点はニュルンベルグ裁判の資料のみならず、多くの人の記憶に照らしても明らかである。大戦時の赤軍及びソ連国家が担っていた使命とその後起きたことを分けて考えることは、一般の人々の常識であり、歴史家の腕前というものである。」。また、スターリンに対しては、「自国民に対し多くの罪を犯し、彼の生涯に成功もあったが、国民への犯罪行為を許すわけにはいかない。」。

132エノモト武揚人:2010/05/18(火) 11:52:13
鈴木衆議院外務委員長による外交アカデミーにおける講演(2/6)


 このメドヴェージェフ大統領の言葉に全面的に賛成するものである。メドヴェージェフ大統領の考えは一貫している。例えば、2009年10月31日、メドヴェージェフ大統領は、スターリンの政治的弾圧について次のように述べている。「弾圧は、正当化されるものではない。人間の命より価値の尊いものはない。」。これは非常に重い意味を持つ言葉である。

 自分(鈴木委員長)は、これまで一貫して、日露関係を、地政学的、戦略的に発展させるべきとの立場をとってきた。北方領土問題に関しても、当時ソ連が中立条約を侵して日本を攻撃した点だけを取り上げ、ロシアを激しく非難する人達がいる。しかし、そのような歴史認識に対しては、日本はナチス・ドイツの同盟国ではなかったのか、ソ連は英国や米国との約束を守って日本を攻撃したのである、ソ連のみが責められる筋合いのものではないとのロシア側からの反論を招いてしまう。このような議論は歴史専門家に任せるべきであり、我々は大きな歴史の中で、ファシズムが打倒され、ドイツも日本も、自由と民主主義を基本とする国家となったことに目を向けることが重要であると考える。

 さらに重要なことは、メドヴェージェフ大統領が、昨年10月31日に述べた、「弾圧は正当化されるものではない。人間の命より価値の尊いものはない。」という言葉である。第二次世界大戦終結後、60万人を超える日本人将兵がシベリアに抑留され、そのうち6万人以上が強制収容所で亡くなった。この件につき、エリツィン元大統領は、1993年10月に訪日した際、スターリンによる弾圧の結果を認め、天皇陛下、総理大臣、抑留者代表、日本国民に謝罪した。

 過去の過ちを認めることができる国家は強い国家であり、更にその過ちにについて謝罪することができるのは、勇気ある指導者である。このエリツィン元大統領の勇気ある行動が、日本の政治エリートの対露認識を根本から変え、自分(鈴木委員長)も日本の対露政策転換に大きく関与した。

 1997年7月、当時の橋本総理は、ユーラシア戦略に関する演説を行った。当時、NATOは西側からロシアを封じ込める政策をとっていたが、これに対し日本は、21世紀のアジア太平洋の新秩序を形成するのは、日露米中の4大国であり、その中で最も2国間関係が持つ潜在力を発揮できていないのが日露である、日露を接近させることが、日本の国益、ロシアの国益を促進させ、地域の安定に貢献すると考えた。そのような中、パノフ学長が鍵を握る重要な役割を果たし、政治、経済、文化の関係を戦略的に発展させる中で段階的に北方領土問題の解決を図るとの認識が日露両国の政治エリートの間で共有されるようになった。

 自分(鈴木委員長)は、日本の愛国者であり、それゆえ日本の名誉と尊厳を大切にする。同時にロシアの名誉と尊厳も尊重する。それは、ロシアの愛国者の気持ちが分かるからである。ロシアの名誉と尊厳が守られることは極めて重要であり、ロシアの名誉と尊厳を毀損する形での北方領土問題の解決はあり得ないと考えてきたし、今でもそのように考えている。

133エノモト武揚人:2010/05/18(火) 12:12:56
鈴木衆議院外務委員長による外交アカデミーにおける講演(3/6)

 ここで皆様にこれまで明らかにしてこなかった話を一つしたい。なぜ、2002年に自分(鈴木委員長)が一端政治的に失脚したかということである。

 それは、それはチェチェン問題をめぐる日本の外務官僚の一部との対立が原因であった。1999年末、テロリスト達の破壊活動が北コーカサス地域及びモスクワで起こった。それに対するロシア政府の闘いに対し、日本の外務官僚の一部は、ロシアによる人権弾圧である、チェチェン民族への弾圧であるという圧力を米国及び英国とともにロシアにかけるべきであると考え、策動を行った。自分(鈴木委員長)はそれに断固反対した。その理由は、真実、事実に関する認識である。

 当時のプーチン首相は、このテロは中東、アフガニスタン、中央アジアと繋がる国際テロリズムであると訴えた。日本、米国、英国等が一緒になってロシアに人権干渉をしようといった人達は、国際テロリズムなど存在しない、ロシアは人権弾圧を正当化するために嘘をついていると主張した。当時の日本外務省のインテリジェンス能力には高いものがあり、この時期、キルギスで日本人鉱山技師がウズベク・イスラム運動のテロリスト達に拉致される事件も起きていた。この結果、日本の専門家も、キルギスのテロリストも、北コーカサスやアルカーイダと連携しており、国際テロリズムが存在すると結論づけた。自分(鈴木委員長)は、真実に基づき、ロシアの対テロ対策を日本は支持すべきだとの立場に立ち、当時の小渕総理も自分(鈴木委員長)の考えを採用した。

 2001年9月11日に米国で同時多発テロが起きたことは、自分(鈴木委員長)やロシアの判断が正しかったことを表しているのではないか。この時の事情は、パノフ学長がよくご存知であると考える。自分(鈴木委員長)が失脚した後、日本の政治エリートのロシアに対する関心が著しく低くなり、ロシアに対する冷笑的な姿勢が始まった。その結果、日露関係は戦後最低の水準に陥った。まさに空白の10年であった。

 しかし、2009年8月30日、日本で政権交代が起きた。これは、ロシア史で言うならば、1991年12月、ソ連邦が崩壊し、新生ロシアが誕生したことに匹敵するものである。そして、自分(鈴木委員長)も政権に戻り、衆議院外務委員長のポストに就いた。外交は政府の専管事項である。日露平和条約交渉をまとめ、北方領土問題を解決できる人物は、この世界に2人しかいない。それは鳩山総理とメドヴェージェフ大統領である。国家の最高政治責任者である2人が大枠を決め、それを受け、閉ざされた中で実務担当者が細かなことをすべて詰めることである。しかし、時として役人は情報を他にリークするものである。これをさせないよう、信頼できる人物が、鳩山総理とメドヴェージェフ大統領が決めたことをしっかり実行できる環境を作らなければならない。

 自分(鈴木委員長)は、モスクワに来る前の8日、鳩山総理と会談し、本日ここでお話しする内容について説明した。4月13日、核セキュリティー・サミットに出席した鳩山総理は、米国ワシントンにおいてメドヴェージェフ大統領と会談し、6月のカナダでのG8サミット、9月のヤロスラブリでの国際会議、11月の横浜市でのAPECの際にそれぞれ首脳会談を行うことで合意した。この3度の会談において、鳩山総理は、経済協力を加速させ、日露平和条約交渉、日露関係をダイナミックに進展させたいと考えている。鳩山総理は、ソ連時代から、自由と民主のロシアになってからも、一貫してロシアと関わってこられた人物である。ご存知のとおり、鳩山総理は、鳩山一郎元総理の孫に当たる。鳩山一郎元総理は、戦前のリベラルな政治家であったが、GHQにより、軍部に協力した軍国主義者と見なされ、公職を追放された。しかし、その後カムバックを果し、自身の政治生命をかけて、1956年に日ソ国交回復を成し遂げた。鳩山総理のDNAにはロシアにかける熱い思いが織り込められている。鳩山総理は、祖父ができなかったことをしようとしているのである。

134エノモト武揚人:2010/05/18(火) 12:23:32
鈴木衆議院外務委員長による外交アカデミーにおける講演(4/6)

 また、鳩山総理は、ロシアの著名な数学者であるアンドレイ・マルコフ博士のマルコフ連鎖を研究した人物である。微分や確率といった変化が理解できる、ロシアの知識が入った人物である。鳩山総理は、ロシアの名誉と尊厳を尊重する。外交には相手があり、双方の名誉と尊厳を尊重した上で、北方領土問題の解決を図り、日露関係を発展させ、日露の戦略的提携を発展させることに非常に強い意欲を持っている。

 鳩山総理は、総理就任後の2009年10月26日の最初の所信表明演説においても、また今年1月29日の施政方針演説においても、日露関係は、北方領土問題を解決し、平和条約を締結すべく精力的に取り組み、ロシアをアジア太平洋地域におけるパートナーとして協力を強化すると国民に訴えかけた。

 鳩山総理は、不規則発言や雑音のない静かな環境で北方領土問題の解決、日露平和条約締結に向けた交渉をしたいと考えている。その交渉の基礎となるのは、1956年の日ソ共同宣言、1993年の東京宣言、2001年のイルクーツク声明の3つである。日ソ共同宣言においては、平和条約締結後、歯舞、色丹の2島が日本に返還されることが約束された。東京宣言では、歯舞、色丹、国後、択捉の4島が日露間の係争地域であり、これらの帰属の問題が日露間に横たわる未解決の問題であることが確認された。日露双方が、歴史的・法的事実、両国の間で合意の上作成された諸文書、法と正義の原則の3つを基に交渉していくことが定められている。そして、イルクーツク声明は、2つの合意を明示的に確認し、交渉の突破口を開こうとするものである。

 鳩山総理は、この3つの堂々たる約束を基本にして、平和条約締結に向け、現実的に北方領土問題を解決しようと考えている。これら過去の約束、声明等を踏まえて交渉すれば、我々は双方の名誉と尊厳を大切にしながら、win-winの答えを出すことができる。自分(鈴木委員長)は、鳩山総理の時に北方領土問題の解決、平和条約の締結ができなければ、未来永劫解決はないと考える。鳩山総理は、自分の手で日露関係を発展させたいという強い決意を持っており、このことを是非とも理解いただきたい。

 メドヴェージェフ大統領は、ロシア経済の近代化を最重要視し、資源依存型経済からイノベーション型経済への移行を考えている。その中では、医療、エネルギー効率、核エネルギー、宇宙通信、ITの5つの分野を提起している。これらはすべて日本が協力できる分野である。医療については、テレビによる遠隔医療が可能であり、日本にはこの技術がある。エネルギー効率についても、省エネ技術を高め、発電所のロスをなくすためのノウハウを日本は持っている。核エネルギーについては、昨年5月、プーチン首相が来日された際、日露原子力協定に署名された。ロシアは、原子力発電所を40基作ることを計画しているが、日本企業にはその技術がある。宇宙通信については、現在、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが国際宇宙ステーションに滞在している。IT分野では、先端技術、インターネット、光ファイバーでの日本の技術がロシアでも生かされると考える。経済の近代化を推進するため、現在ロシアでは、ロシア版シリコンバレー創設が検討されてる。これについても、日本がすべてに協力できると考えている。これらがうまく相互作用すれば、単純に1+1=2ではなく、1+1=3にも4にもなると考える。ロシアは、人と天然資源が大きな財産である。日本も人と経済力が大きな財産である。人、基礎技術世界一のロシアと、応用技術世界一の日本とが協力すれば、世界に大きな貢献ができると考えている。経済協力と平和条約交渉を並行して進めていくことが何より肝要であると考える。

 また、ロシアは伝統文化を非常に大切にする国である。伝統文化の素晴らしさにおいては、我が日本もロシアに負けることはないと自負しているが、残念ながら、それを大切にする心が近年失われつつある。この点、日本はロシアを見習うべきであると思う。我々政治家がなすべきことは運動ではなく、我々に課せられた使命は、現実的な交渉をし、結果を出すことである。政権交代を機に、鳩山総理は、過去10年の不信の蓄積を取り払い、信頼関係を回復したいと強く考えている。自分(鈴木委員長)は、全面的に鳩山総理を支持し、協力していく。そして、日露関係の歴史に新たな一ページを切り拓きたいと考えている。

135エノモト武揚人:2010/05/18(火) 12:29:14
鈴木衆議院外務委員長による外交アカデミーにおける講演(5/6)

3 講演に引き続き、パノフ学長から、戦勝65周年に対する鈴木委員長の発言に謝意を述べた後、パノフ学長の司会の下、質疑応答が行われたところ、概要以下のとおり。

(1)(問)(外交アカデミー研究員)平和条約の欠如以外に日露間の経済協力発展の障害となっているものはあるか。

(鈴木委員長)経済協力と平和条約交渉の進展は並行して進められるべきであると考える。

(2)(問)(外交アカデミー研究員)第一に、「静かな外交」と述べられたが、何を意味しているのか。議会の委員会等いずれにしても公式な議論が必要であると考えるが「雑音のない交渉」はどのように行うことができると考えるか。第二に、平和条約は必要ない、日露間には係争の領土問題などないとの意見もあり、また平和条約問題が経済協力の足かせになっているとの意見もあるが、これを避けて通ることはできないのか。

(鈴木委員長)「静かな外交」とは、お互いの立場を尊重しながら、話し合いをしていくことである。2番目の質問については、メドヴェージェフ大統領も日露間において平和条約がないのは不自然であると述べている。ロシアの大統領も、日本の内閣総理大臣も、北方領土は未解決の係争地域であると確認をしているところ、最高首脳の発言に沿って話し合いを進めていくべきであると考える。

(パノフ学長)「静かな外交」について補足すれば、交渉をめぐり、議会の決議等によりプレスを通じて騒ぎを起こすことはできるが、それは何ももたらさないということである。最近の「静かな外交」に関し2つの例を挙げたい。第一の例は、先般のメドヴェージェフ大統領のオスロ訪問の際、ノルウェーとのバレンツ海の境界画定問題が予期せず解決したことである。同時に学者等が様々な立場からこの問題を議論していたが、最終的に決定を下すのは政治家であり、最終的な合意が得られるまで必ずしもプロセスが明らかになる必要はない。議会での批准の過程において、反対することも可能であるし、もちろん賛成することもできる。第二の例は、黒海艦隊の件である。これも誰も予期しない形で解決したが、合意が達成され、既に批准も行われた。このような解決がなければ、永久に騒ぎ、議論が継続されていたであろう。鈴木委員長もよくご存知のように、プレスや世論による小さな動きと言えども、このような解決が不可能になる可能性がある。

136エノモト武揚人:2010/05/18(火) 12:36:31
鈴木衆議院外務委員長による外交アカデミーにおける講演(6/6)

(3)(外交アカデミー職員)(質問ではないがとした上で、)自分は、領土問題を日露関係の喉に刺さったトゲにしてはいけないと考えており、分科、人文、経済、国際協力等の分野の協力を通じて、領土問題が自ずと解決するような雰囲気を作るべきであると考える。領土問題の解決が先で、その後に始めて経済協力が行われるとの立場はあまり有益ではない。また、パノフ学長の活動に対する高い評価に感謝。ロシア連邦における日本研究の第一人者の1人であるパノフ学長の、現在の日露関係のあるべき姿を示した唯一の文献を言える著書がG8サミット前に発表されることは意義が大きい。

(4)(問)(外交アカデミー職員(ブルガリア出身))ブルガリアは、グローバリゼーションの深化とともに変化する世界において、EUに加盟した。日本の新政権の対EU政策、特にブルガリアに対する外交方針如何。

(鈴木委員長)2週間前に日本とEUとの定期協議が東京で行われた。現在、EUは世界経済の30%を占めており、世界経済において最も大きな影響力を持つ組織である。このような現状を踏まえ、日本の総理とEUの委員長が相互に訪問しており、こうした良好な関係の構築を通じ、対話を進めているところである。

4 最後に鈴木委員長より、概要以下のとおり述べた。

 日本のメディアの方もおられるので最後に一言述べたい。日本のメディアでは、鳩山政権について様々な心配、懸念を抱いている向きもあるが、鳩山政権の足腰は強く、全く心配ないとの認識を持っている。4年間、衆議院選挙はしないというのが小沢幹事長の考えであり、小沢幹事長は、鳩山総理を全面的に支えていくと表明している。ここにおられる日本の記者さんも、安心して鳩山政権を見守っていただきたい。参議院選挙についても、間違いなく現状維持か、あるいはそれ以上の結果を見込めると思っている。普天間問題も何ら心配ない。自分(鈴木委員長)も相談を受けているし、自分の関係者も色々と協力している。日本が政権交代をした以上、米国側も日本の政権交代という重みを考えてもらえれば、ソフトランディングできると思っている。日米関係において、普天間問題は一つの事象であり、普天間のみが大きな、根幹を揺るがす問題ではないと考えている。普天間問題の解決が延びても天は落ちてこないことから、この件に関し自分(鈴木委員長)は楽観視している。鳩山総理は、優しく、言葉に気を使いすぎるのが、逆に裏目に出ている面があるが、時間が経てば、鳩山総理の人間性や思いが次第に理解されていくものと思う。モスクワからも総理を宜しくお願いする。

137エノモト武揚人:2010/05/24(月) 08:35:41
2010年5月23日(日)
鈴 木 宗 男

 米軍普天間基地移設問題に関し、昨日日米が大筋合意したと新聞に出ている。

一部訓練、県外へ グアム移転費、継続拠出(最終調整案)

○ 代替施設の移設先は米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)
○ 代替施設の具体的な工法や場所、滑走路の形状などは秋までに決定
○ 米海兵隊のグアム移転費の日本側負担(総額約60億㌦)は継続拠出
○ 普天間基地のヘリ部隊の一部訓練を県外に移転検討
○ 嘉手納基地周辺の騒音を低減
○ 2014年までの代替施設の完成目標は変更せず
(日本経済新聞1面)


 この中に「普天間基地のヘリ部隊の一部訓練を県外に移転検討」という項目があるが、国の安全、安心は、国民等しく考えなくてはならないことである。特に国会議員一人ひとりがその責任を果たさなくてはいけない。
 私は沖縄の負担軽減のために、精一杯汗をかいていく。北海道が日本と極東の平和と安全に貢献できるのなら、誇りと勇気を持って取り組んで行きたい。
 政治家に信念がなくなったら、辞めてもらうことである。これからが正念場である。
 9時から平成22年全国郵便局長会通常総会・全国郵便局長会生活協同組合通常総代会に出席し、挨拶の機会を得る。
 昨年は5月千葉県幕張メッセでの総会で、新党大地は挨拶の機会を戴き、認知された。言葉は力なりきと言うが、あの時の私の挨拶が郵便局長さん方の心をつかむことができた。
 今日も心を込めて、政権交代の大きな原動力を作って戴いた郵政研、同夫人会の皆さんに、万感の思いで御礼申し上げ、この夏の参議院選挙、長谷川憲正総務大臣政務官への応援のお願いをする。
 北海道からも大勢の局長さんが来られており、それぞれご挨拶させて戴いた。今年も熱気溢れる総会であった。
 18時半から八角部屋打ち上げ。19時から八角部屋所属の北勝岩の断髪式。
 スポーツはじめどの世界にも言えることだが、脚光を浴びるのは一握りの人達である。華やかさの裏に、静かにその道を去っていく人もいる。勝負の世界の常である。
 北勝岩のこれからの人生に幸あれと願ってやまない。

138エノモト武揚人:2010/05/30(日) 18:11:46
2010年5月30日(日)
鈴 木 宗 男

 朝からの報道番組は、どこも普天間飛行場移設問題である。

 「県外」と言っていたがそれを実現できなかった鳩山首相に全ての責任があるかの様な、一方的議論にウンザリする。

 過度な負担に喘(あえ)ぐ沖縄の思い、心を察する時、「県外」と言ってきた鳩山首相の判断は正しい。しかし、時間的に5月末までに間に合わなかったということである。

 2014年までの普天間飛行場移設は、何が何でもやらなくてはいけない。そのために「県外」と言ってきたのであり、これからも「県外」を模索し、希求していくのだ。今回の政府案で終わりではない。

 あわせて、色々の手続き等を考える時、県の許可、了解も必要であり、簡単に進んでいく様な生やさしい話ではないのだ。もっと本質を良く知った上で議論してもらいたいものだ。「県外」という言葉のみをとらえて批判するのは無責任である。

 読者の皆さんも、冷静に普天間移設問題を考えてほしい。

 16時14分、社民党が連立政権離脱を決定したとのニュース速報が入る。

 社民党の決断であるが、政権を離れてこれからどの様な形で影響力を持っていくのか、民主党との各県選挙区における選挙協力はどうなるのか。小沢幹事長の判断が大きなウェートを占めることになるだろう。

 選挙協力まで否定すると、社民党は地方区での戦いはできなくなる。懐の深い対応をしないと、まさに党の存亡に関わってくることだろう。

 明日から政局になってくるだろう。

 民主党参議院改選組の声がどう出てくるか。政権に対する批判が大きくなると、流れを変えざるを得ないのか。小沢幹事長の一挙手一投足に注目が集まることになる。

 いずれにせよ、民主党政権に変わりはないが、どんな方向に向かっていくのか、しっかりアンテナを立てて、情報戦に負けない様にしていきたい。

 11時半から長男の結婚式、12時半からごく身近な人に来て戴いての披露宴。アットホームで気楽な会で、皆さん喜んで下さった。

 ご縁、巡り合わせ、人生まさに出会いと、つくづく感謝してやまない。

139エノモト武揚人:2010/06/02(水) 21:07:43
2010年6月2日(水)
鈴 木 宗 男

 8時からの外務副大臣主催の外務省政策会議で、岡田外相から普天間問題等、最近の外交案件の説明を受けていたところ、8時半、本日の衆参両院の委員会質疑は行わないとの幹事長指示が入ったと連絡を受け、すぐさま10時から民主党の両院議員総会が開かれると聞かされる。

 「鳩山首相は辞任する」と一瞬脳裏をよぎった。しかし昨夜、更には一昨日の三者会談でも粘った鳩山首相である。ここは裂帛の気合で、両院議員総会でご自身の考え、決意を披歴ひれきするのかもと考えたが、やはり鳩山首相は、大所高所に立った大きな決断をなされた。

 昨年8月30日、国民の圧倒的支持を受け、選挙に勝利し、歴史的な政権交代を成し遂げ、9月に鳩山内閣がスタートした。鳩山内閣は極めて高い支持率を誇り、国民の大きな期待があった。

 8か月半での退陣を、あの当時誰が想像したであろうか。政治の世界、まさにわからないものである。

 しかし、「北海道から初の総理大臣」、「北海道からチェンジ」を訴え、それを実現することができ、鳩山首相就任後、月に1、2回、定期的に協議し、北方領土問題、普天間問題、政局等に私なりのメッセージを伝えてきた。

 私としては、鳩山首相の手で日露の平和条約交渉が進み、鳩山首相でしか北方領土問題は解決できないと信じていた。この点、残念である。

 また仕切り直しとなってしまったが、次期首相も鳩山首相の思いをしっかり受け止め、日露関係を考えて頂きたいものである。

 鳩山首相は政権交代を成し遂げ、間違いなく歴史の1ページを切り拓いた。このことは厳粛な事実である。

 今後はこれまでの経験を生かし、一段高い目線で、政治のあるべき姿を指導して頂きたいものである。

 政治は時に、権力闘争である。4日に次期民主党代表が決まるが、国民は固唾かたずを呑のんで見守ることだろう

◎ 本日提出した質問主意書2件
・竌182 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に係る外務省の調査に関する質問主意書
・竌183 検察庁による定例記者会見の開放に関する第三回質問主意書

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