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第三汎用スレッド

1「鍵を持つ者」:2012/09/29(土) 00:27:21 ID:???
第三の眼なんて無かった

887とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 00:25:07 ID:HmtRaTiQ
>>886
「……チッ、やっぱバケモノか。」

【忌々しげな声が兜から漏れる】
【その光景を見て大層機嫌が悪くなったようで】

mob槍「オラァ!ヴォルケンオラァ!何美少女虐めてんだオラァ!!」
『なぁヴォルケン、手ぇ出したら浮気か? それとも実際に行為まで行かなきゃ……いや三人の気持ちを裏切るのはどうよ!?』

【……言われるがままにあの人(槌の人)に文句を付ける槍の人と、
 何やら意識が見当違いな方向に行っている金髪の人】

【槌の人はなんかもう、ぷるぷるしてる】

>>885
『ハッ……丁度いいガキンチョ! 浮気ってどっからだと思う!?』
mob槍「丁度良いガキンチョ!ちょっとそこの槌振ってるお兄さんダマラスのに協力してくれ!」


【もう無茶苦茶である】

888とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 00:32:02 ID:iZBHsfDM
>>885
「お空からお客さんですか、んふふ。」

【その少年の姿を見て、くすくすと笑うのは毛先のみが黒い金髪を持つ少女。
年は学生で言うところの中等部くらいに値し、まだまだ幼い印象だ。

傍らには巨大な蜂蜜で出来た球体が存在しており、甘い香りを放っている。
そして、少女は蜂蜜に塗れており、体を蜂蜜が伝っている。

月明かりに照らされて、ぬらりと輝く少女の体は年齢からかけ離れた妖艶さを放つ。】


「それとも……邪魔をしにきたんですかー?」

【一方で、地面が割れていたり、少女に向けてその地面の一部が投げつけられた跡が見えるなど
あまり、穏やかとはいえない状況も展開されている。】

>>887
「バケモノ?酷いですね、私はただの人間ですよー?
ただ、甘いものが好きなだけです、よ?」

【ふふふ、と笑顔を顔に貼り付けたままで。
指から垂れ落ちる蜂蜜を下でペロリと舐め取った。】


「そうですよ、ホント2人は……特に槍のお兄さんはお利口さんですねー。
今すぐにでも、とびきりの愛をご馳走してあげたいぐらいですよ。」

【と、mob槍のことを褒めている。
口調は甘えるようなものだが、言葉は甘えさせるものである。】

889とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 00:38:44 ID:jLDQRNNw
>>885
おいおい、言ってる事が噛み合ってねえぞ!
なにをしたいんだ、全く……

>>886
蜂蜜……か。甘いもんばっか食ってると、身体壊すぞガキンチョ!

【どこからどう見ても少年の背丈からして「ガキンチョ」と言うにはふさわしくなさそうなのだが……】
【とはいえ、あまり穏やかではなさそうな空気に、面白くなりそうだとワクワクしているらしい】

へっ。邪魔するな、だって?先に俺に攻撃してきた方を邪魔するさ。

890とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 00:42:19 ID:HmtRaTiQ
>>888
「臭ェんだよ、怪物。」
【にべもなく】
【最初の口調は何処へやら、粗暴なゴロツキの様な口調で】
【片手に構えた大槌を軽くぶぅん、と振るう】

mob槍「愛!愛だってよハーレン!朝までコースかな!?」
『愛……ハッ、パルちゃん……!

 良し、煩悩は振り切ったぜヴォルケンッッ!!』
mob槍「あふぅん!?」

【金髪の人は正気(?)に戻ったのか】
【槍の人を蹴倒して背の剣に手を掛けた】

>>889
『良いか? つまり、俺の彼女は全員かわいい、って事だ。』

【ドヤ顔、心なしからキラキラしたエフェクトが見える】
【まるで意味が解らない】

891とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 00:52:45 ID:iZBHsfDM
>>889
「ふふふ、それなら都合がいいです。
私はお兄さんに危害を加えるつもりなんかこれっぽっちもありませんから。

というより、危害を加えられたのは私のほうですよ。」

【にこにことした笑顔を顔に貼り付けたままで、バルムンクに語りかける。
そして、被害者は自分だと指で自身の胸の辺りを指した。】


「あの2人に聞いてくれれば、分かるとおもいますよー?」

【と、指しているのは槌を持っていない2人である。】


>>890
「んー……そうですか、そんなに嫌いですか……分かりました。」

【はぁ、と露骨に深いため息をついた。
周囲は噎せ返りそうなほどの甘い香りで満たされている。】


「そんなに嫌いなら、とびっきりのモノをご馳走して好きにさせてあげますよ。
それはもう……溺れるほどに、蕩けるほどに……。

甘い甘いこの感覚に痺れて……恍惚に体を預けて……。」

【流れ落ちるままだった蜂蜜の様子が変わっていく。
少女の体に絡みつくようにして、蜂蜜が這い回っている。】

892とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:03:03 ID:jLDQRNNw
>>890
「彼女……そうかい。ハァ」
呆れたような声を出した

>>891
「………」
笑顔を貼り付けていた彼女だったが、
沢山の人を見てきたバルムンクが表情で人の感情を読むなど用意で。
すぐにその笑顔の裏に隠された狂気めいた感じに気づいた。
……最も、頭がcrasyなのは三人組の二人も同様だが。

「……半狂乱なのはアンタの方か。だが……」

ちら、と三人組に目をやる。
鎚の人はともかく、そのうちの二人はあまり手を組むような知能はないと思える。

「はァ。結局、敵は自分で判断しろ、か……」
そう言って懐から鈍い輝きを放つ石を取り出したと思うと、その石が突然鋭く光り、
その時には少年の姿はなく、立派なドラゴンがそこにいた。
「グルルルル……(さて、その場のノリ的な感じで行きますか……)」

893とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:07:15 ID:HmtRaTiQ
>>891
「ウダウダ言ってねぇで来いよ、殺しに。
 結局はそうなるんだろうが、えぇ――クソバケモノがよォッ!!!」

【大槌の人が大槌を地面に叩き付け地面を打ち壊す】
【そうして生まれた大地の破片の内の一つを大槌で更に砕き、娘へ打ち出す】

mob槍「あーッ!?お前ッ!俺の事を好きだって言ってくれる可愛子ちゃんになんて事ヲーッ!?」
『落ち着けmob槍、お前の事を好きって言う女がまともな訳ねぇだろ!』
mob槍「酷い!?」

【金髪の方大剣を軽々と片手で持ち、槍の人をどついている、警戒しろ】
>>892
『あ? んだよ、お前マムクートか竜人か。』
mob槍「え、何、ハント?とかげ?」

【竜に別に驚く事無く】
【槍の方は何時も狩ってるトカゲ(リオ)を見るかの如く】

894とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:15:54 ID:iZBHsfDM
>>892
「………?!」

【突如として、ドラゴンへと変化した少年に流石にぎょっとした様子。
いくら王都といえどドラゴン種を見ることは少ない。

まして、少女のターゲットは主に人間である。人間ではないにしても少なくとも人型だ。
故に、このような状況は珍しいのだろう。】


「これは、驚きました。動物さんだったとは……。
んー、虫なら蜂蜜は大好物でしょうけど、ドラゴンはどうなんでしょうねー。」

【だが、これはこれで興味が湧いたらしい。】


>>893
「殺す、なんてとんでもない。
どうせなら、ゆっくり、じっくりと壊してあげますよ?」

【再び、杖を一振りするとそれに追従するようにして、蜂蜜が飛ぶ。
そして、まるで指揮者の指揮棒の様に杖を細かく動かすと、再び、自身の前に蜂蜜の壁が形成。

さきほどと同じように受け止める……かと思いきや、その壁から更に蜂蜜が展開される。
今度は蜘蛛の巣状になった蜂蜜でそれがこちらへと向かう地面と相対する。

蜂蜜の網によって、勢いを殺させて壁を以て防ぐつもりのようだ。】

895とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:27:00 ID:jLDQRNNw
>>893
「グロォォアァァァ……(ん、マムクートを知ってるのか、ちょいと意外だな。)」
なぜなら、ほとんどの人間はマムクートという種族を知らない。
故に、先ほどまでふざけていたような奴がマムクートを知っていたのは少し驚きだったのだ。
「グルル……(ま、いっか。)」

>>894
「グォオオオァァア!(残念だったな、俺は肉食だ!甘いのは口に合わん。)」
そう言って口に熱エネルギーをチャージしはじめた。

896とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:28:19 ID:HmtRaTiQ
>>894
「――。」
【岩を防いだ】
【即ち、当たれば通る、という事だ】
【そうでなければ防ぐ理由が無い、そう結論漬けた槌の人は――】

「――ぁぁぁああああああああああッッッ!!」

【打ち出す、打ち出す、打ち出す】
【弾は地面だ、幾らでもある、砕いた地面を更に砕き、飛ばし、穿つ――!】

mob槍「ああっ!? ちょっと待っててねはちみつ美少女!今直ぐに俺が止めtゴフゥ」
『……南無南無、っと。』

【槍の人が金髪の人によって沈められる
 最後まで哀れだった】

897とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:29:15 ID:HmtRaTiQ
>>895
『ああ、ハンターでな。 いや、龍かと思ったらマムクートだったって時は焦ったぜ。
 ……あ、未遂だぜ、別に同族手ぇ掛けたりはしてねぇから安心してくれよ。』

【何となく言いたい事を察したのかそう応える金髪】
【……あれ、何だかまともだぞ】

898とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:37:12 ID:iZBHsfDM
>>895
「……ふむ、火を吐く……一般的なドラゴンという感じですか。
あはは、これは余り美味しくない展開かもしれませんねー……。」

【蜂蜜は熱に弱い性質がある。弱いというよりも熱せられれば溶けてしまうのである。
すなわち、蜂蜜を使用した防御壁などが無意味のものになってしまう。

対策を立てたいようだが、一方で打ち出される岩(>>896)を防いでいるため、思うように動けていない。】


>>896
「……そろそろ、壁も限界そうですね。
しかも挟み撃ち……意地悪ですね、お兄さんたちは。」

【少女の言葉通り、無数に打ち付けられる地面の一部によって蜂蜜の壁は崩れ去ろうとしている。
もちろん、砕けてしまえば、無数の岩の弾丸に少女は倒れてしまうであろう。】

「…………仕方がありませんねー。」

【はぁ、とため息をついた瞬間に、岩が壁に直撃し、壁が砕けた。
守るものがなくなったメヤズに打ち出された岩が迫る――――――……

だが、岩が通過した後にメヤズの姿はない。
それと付属して傍らにあったはずの蜂蜜の球体まで消えてしまっている。】

899とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:44:40 ID:jLDQRNNw
>>897
「グルァァォォオ……(まあ、殺してないならそれでいいけどよ……)」
(ん?まともになってないか?)
いつの間にか金髪の人の口調がまともになっていて不思議がっている

>>898
口に熱エネルギーを十分溜めた後
「グォオオオァァァア!(食らいやがれ、チャージ・ブレス!)」
ドォン!と、溜めた熱エネルギーを少女に向けて放出するが。
そこにはすでに少女の姿はなく、炎の球は少女がいた所に着弾して、そのまま消滅した。
「グルルルル……(ちぃっ……のがしたか……)」

900とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:46:21 ID:HmtRaTiQ
>>898
「逃げやがった――か……?」

【大槌を片手に、周囲を軽く見回して】

『ん、おう、終わったか?』
mob槍「うーん、スイーツエンジェル……」

>>899
『あぁ、うん、悪い悪い酒入ってたわ。
 いや呑みの帰りでよー。』

【騒いでる内に酒が抜けたらしい】
【龍言語を理解しつつあるが、気にしないでおこう】

901とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 01:56:23 ID:iZBHsfDM
>>899
【ズルル、と水っぽい何か不自然な音がバルムンクのほうへと迫る。
もちろん、少女の姿は今はない。だが、同時に蜂蜜の球体までも姿を消している。

とはいえ、術者が消えたのだから共に消えたと考えれば、自然だ。
だが、仮にそうでないとすれば、どうであろうか。

それはものすごいスピードでバルムンクの足元へと迫っている。
正しく不意打ちだ。しかし、ドラゴンの聴力ならば、察知できる可能性がある。

だが、スピードゆえに察知できても反応できるかどうかは分からないが。】

>>900
【草原の茂みがまるで小動物が駆け回っているかのように不自然にガサガサと動いている。
それは、もの凄いスピードでドラゴン状態のバルムンクへと迫っている。

目もくれずにバルムンクへと迫るその茂みの揺れはまるで導火線のようだ。】

902とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:06:51 ID:jLDQRNNw
>>900
「グルァァァ……(ああ、酒のせいか……)」
「グロォォォォ(って、龍言語まで理解するとか人間でもなかなか類を見ないな。)」
と、素直に感心している様子のバルムンクだった。

>>901
「……グル(ん?)」
なにやら水音のような音がするのを聞き取った。
同時に茂みがガサガサと猛スピードでこちらに向かってきているのを確認したバルムンク。
長年の経験がそうさせたのか、咄嗟の反射神経で地面を蹴り、危機一髪その謎の攻撃を回避する。そして、
「ゴァァァアア!!(そこにいるのは誰だ!隠れていないで出て来い!)」
と、攻撃が飛んできた方向を睨むのだった。

903とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:09:40 ID:HmtRaTiQ
>>901
「――――。」

【姿を確認する】
【敵は地中、遠い、自分に遠距離攻撃手段は無い――】

「――ハーレン・ムーシュッ!!」
『あいよ。』

【大槌の人が金髪の男の名を呼ぶ】
【名を呼ばれた男は軽々と持った大剣を手に、豹もいなやと言わんばかりの速度で駆けて】

>>901
『長いもんでな――ハァァァァァァッットッ!!ブレイカァァァァッ!!!』

【龍への返答を軽い調子で返して】
【大剣に何故だか桃色の魔力粒子を纏い、力任せにバルムンクが避けた攻撃へとハート型の斬波を放つ】


【ハート型て】

904とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:16:02 ID:jLDQRNNw
//まずい、そろそろ眠気が限界かもしれませぬ……だが落ちるわけにはいかなzzZ

905とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:18:23 ID:iZBHsfDM
>>902-3
【飛び立たれてしまったことに、それは急停止をした。
衝撃で、とぷんと〝ソレ〟が波打った。

そして、ハート型の斬波も読めていたとばかりに、避けた。
というよりも忙しなく動くソレを捉えるのには少々、心許ない。

すると、地面を走り回っていたソレがぴょんと軽く跳ねて、宙に浮く。
そうしたかと思うと、空中でぐるぐると渦を巻き始めた。

ぐるぐる、ぐるぐると空中に円を描きながら、その渦はだんだんと小さくなり始める。
そして、それが一つに収束した瞬間――――――。】


「んー、今のは完璧だと思ったんですけどねー。」

【蜂蜜が弾けて黄金色の少女が姿を現した。
先ほど忽然と姿を消してしまった少女そっくりの姿である。】

906とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:20:32 ID:HmtRaTiQ
>>905
「――蜂蜜のバケモノかよ、気持ち悪ぃ。」
『女の娘相手に気持ち悪ぃとか言うな、っつの。

 ……んで、どーするよお嬢ちゃん、続けっか? 三対一の乱交だぜ。』
「乱交とか言うな、酒残ってんのか。」
『いや、シラフ。』

【金髪の男は剣を軽々と回して、軽薄に】

>>904
//座、座目は―!

907とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:25:37 ID:jLDQRNNw
>>903
「グルル……(何故にハート……まあいいか)」
だが意外に強そうな斬撃に少々驚かされる。

>>904
突然の攻撃が集束したかと思えば、先ほどの少女そっくりの黄金色の少女が出てきた。
「グルル……(てめぇ……さっきのと同じか……?)」

ドラゴンは、彼女を睨みつつ質問をした。

//眠気に……くっ……する…わけ……にzzZ

908とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:27:58 ID:HmtRaTiQ
>>907
『あ、俺の契約してる精霊で嫁さんがパルちゃんつってな?
 そりゃぁもう可愛い愛の精霊なんだよ、もーな、すっげぇ可愛いの。
 いやどのぐらい可愛いのかっつうとヤバイぐらい可愛い。
 エルラさんとかサーシャももうマジバリ可愛いんだけどパルちゃんの可愛さはこう
 それとはまた別方向っつーの? エルラさんが綺麗系、サーシャが強気系だとしたら
 パルちゃんはほわほわ系の可愛さっつーかry』

【以下総略】

909とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:34:30 ID:iZBHsfDM
>>906
「あは、もう良いです。
どの道、こんな状況じゃ勝ち目はありませんしー。

ま、そっちのドラゴンには興味があったんで、どこまでイけるかは
分かりませんがヤりたかったんで、そのつもりでしたけどねー。

んー、上手くはいかないものですよ。」

【蜂蜜状態のままでため息を吐きつつ、少女の一挙一動から甘い香りが漂う。】

>>907
「んー、答える必要はありませんよねー?
いや、残念です。折角なら一口でもご馳走してあげたかったのですが……。

んふふ、ドラゴンに挑むのは私には早すぎたようですねー。」

【くすくすと笑いながら。
おそらく、あのまま気づかなければ、蜂蜜によって拘束された上で
この少女が殺しに着ていたのであろう。】


「ま、もう良いですよ。デザートは別腹なんて言葉もありますからね。
……正直、雛ちゃんの再調整で私も忙しいんで。

それじゃ、また会いましょうね、お兄さんとドラゴンさん♪」

【弾むような声と年相応の少女らしい笑顔を浮かべるとその蜂蜜の姿が崩れ去る。
どうやら、蜂蜜で作った人形だったのだろう。

つまりは本体が逃げるための時間稼ぎでもあったようだ。】

910とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 02:35:34 ID:HmtRaTiQ
>>909
『そうかい、そりゃ良かった。
 これ以上は浮気認定されちまいそうだからな、愛情過多だぜ。』

【勝手に妙な言葉を作って、大剣を背負い直す】
【大槌の人は舌打ちと共に蜂蜜に八つ当たり気味に石を放り投げた】

911とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 03:14:10 ID:fUMEBIWI
「………あれ?こんな所に人影が………」

薄青い髪の少女がふらふらと散歩をしてる。

912とある世界の冒険者:2013/05/04(土) 03:19:21 ID:iZBHsfDM

【崩れた蜂蜜はそのままに、その本体であったメヤズは既にどこかへと
消えてしまっていたとか、FO】

//ごめんなさい、FOしたつもりが書き込めていませんでした……。
//改めて、お疲れ様でした!

913とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 14:11:16 ID:qRiHg9qw
>>872
「ああ、言われんでも謝りには行きたいんだが………肝心のベルがどこに行ったかがわからん。
とりあえず走っていけば追いつけるだろうが…………ってなんか変なこと思ったか?」
ディフの不自然な言葉のつなげ方に何やら違和感を感じ、言及しようと。

>>873
「……………。」
よもやここまで使えない魔術だったのかと、不安定な魔術だったのかと思っておらず、唖然としている。

「あ、え、えっと………格闘戦の合間にこの動作しても魔術は使えるんかね?」
最後の望みとして適当にページを捲ってこの魔術のルールやらなんやらが書いてあるページを探しだそうと。
……もし使えた所で、多くの動作を要するこの魔術は実践では使えないだろうが

914とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 14:24:47 ID:6XIzsRP2
>>913
「えーっと…… 傷つける以外の他の理由を考えようとしたらロクでもない理由しか思いつかなくて」
「今考えてる事言っても毒にしかならないだろうし忘れて」

頭を掻きながらビートの疑問について答える
ビートに対してもベルに対しても失礼な理由しか思いつかなかった、らしい

「これ動作覚えるよりも魔力の使い方覚えた方が使えるんじゃあ」

>>873
「………うん、どうしようもない」

必死にフォンベルに対して伝えていたが、結局分かった所でどうしようもない
人の口には戸は立てられないからには被害を抑える事もできないのだ

「だけど…… 森の噂と侵食関連、繋がっているような気がしてならないんだけどな……」

915とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 14:32:57 ID:mf3ssyUY
>>913
フォンベル
「いいところに気がついたな、要はそういう事だ」
「パズルのピースを組み合わせるみたいに動作に組み込むんだよ、その手の術式は」
「馬鹿正直にその動作だけやっても潰されるのがオチだからな」

とは言うものの確実性や威力を求めるとやはり現状のままでは…といった具合。
そもそも何事においても一朝一夕で何とかなるほど世の中緩くない。

>>914
「無関係だとは俺様も思わねえよ、ただそんな事をしてる奴は何処の誰で何が目的なんだ?」
「まさか本気で侵負とかに世界を壊させるとか考えちゃあいないだろ」
「仮に本気だとしたらもっと上手いやり方はありそうなもんだしな…」
「明らかに侵負とは関わり合いのない噂も含まれてそうなんだろ?」

916とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 14:43:31 ID:qRiHg9qw
>>914
「…………だから、単に舞い上がってただけなんだってば。」
そこまで考えてなかった、とディフにそう伝えて。
(……まぁ向こうが言いたくねぇのなら言わないでいいか。
毒にしかならないって言ってるだろうし。)

「……正直、俺もそう思う。」
魔法使うにしてもいくらこれは無いんじゃないか、それを極めてもさして意味が無いんじゃないかと思いながら

>>915
「………もし動作に組み込めても何も出なかったらただの間抜けだな。」
「……それと、精密にこの動作をしないといけないのか?
例えば、このぐるりと一回転するって所で足払いを並行してやったりとか。」
とりあえず、最低限の使い方は出来る様子で安心しつつも細かい点をドンドン質問していって。
いろいろあったが格闘家の端くれである以上、それを近接戦闘でどう活かす、考えている様子。

「………そういえば、ベルはどこ行った?
あいつには世話になってるから謝りに行かねぇと。」
……そして、ここに来てようやくベルがどこに行ったかを聞き出す始末。
まず謝りに行くべきだっただろう。

917とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 14:52:23 ID:6XIzsRP2
>>915
「侵食と無関係だと思う噂の方が多い…… よね」

鶏やら半魔やら、こじつけでなら何とかつながりを持たせそうではある
だが本当に無理やりでしか結び付けられそうにない
鶏が例の剣の使い手だとかそんな感じに

「目的に対して手間が多い、そして手間と目的が見合う物だとしてももっといい手段がある」
「……完全にそこら辺の事考えてなかったよ。」

>>916
「それ以上でもそれ以下でもないのはわかってるんだけど……」
「……ああやばい、ネガティブ思考に毒されてきてる、これ以上考えるのはやめよう」

単純な事でも無駄に後ろ向きな事を考え複雑にしてしまうのだ
これ以上下手に考えるのはやめようと

918とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 15:02:39 ID:mf3ssyUY
>>916
「組み合わせる事は出来るだろうが他の術の動作とかぶって暴発もあり得るぞ」
「だからこそあんまり流行ってないんだよな、この手の動作術式」

とにかく工夫次第でしかないようで。

「さあ、家に帰ったのかどっかほっつき歩いてんのか、判らねえな」

>>917
「噂をばら撒いたのが単独なのか複数なのか、それすら分からねえ。
 何かの判断を下すにはチョット情報が足りねえな」
「まあ、いま言えるのは何者かが意図をもって噂をばら撒いているっていうぼんやりしたもんだ」

919とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 15:16:14 ID:qRiHg9qw
>>917
「………まぁ、いろいろ考えてくれてるのは嬉しいぜ?
……それで疲れてちゃあ世話ないけどな」
複雑な問題でもさして考えない自分とは真反対だなぁとか考えている。
なんだかんだで、自分を考えていってくれてるんだなともわかっているので相手を避難する気にもならないし。

>>918
「………他の動作と並行して行うこともできると……。」
逆に考えれば動作の途中で別の動作に切り替えたり、連続して魔法を使うこともできるということ。
しかし、それを行うには単に努力だけではなく、才能も必要になってくるのだろう。

(つまり、極めている前提なら、確率は低くとも手数で補えるわけか……。
…………悪くないかも。)
だが、不思議とビートは面白いとも思い始めていた。
師匠の戦い方とも、自身の目指した戦い方とも全然違うのに、惹かれるものがあった。

「………とりあえず、探してくる。
……なんかあったら骨は拾っておいてくれ。」
あそこまで不機嫌なベルを放っておくのはどうかと思い、塾の外に向けて走りだす。
ベルには恩義も感じているし、自分の失言が原因とはいえここで交友が断たれるのは嫌だからだ。

(……ヒロがもういない魔女の家にはいないだろうな。
………だったらどこだ?)
……特に宛もなく走ることになるが。

920とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 15:25:49 ID:6XIzsRP2
>>919
「生きて帰れよビート君、何かあったら草葉の陰から応援よろしく」

走り去るビートの背中に向け応援と不吉の言葉を送る青年
まぁ死にはしないだろう、多少は怒られるだろうが問題ない

と考えたが、先ほどガチで殺されかけたことを思い出し背中が寒くなる

>>918
「情報の出所については、火水神社の方が調べてくれている」
「無駄足になるかもしれないけど、もう少し森の噂について調べてみようと思う」

少し前に一人だと危険だとか言われたが、今なら多分大丈夫
誘ったら乗ってくれる…… かもしれない人がいるし、何より今持っている情報を伝える事が出来たのだし

「ああそうだ、話変わるけれどこの塾って今塾生募集したりしてるかな?」
「僕も魔法についてもう少し勉強したくて……」

921とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 21:03:29 ID:mf3ssyUY
>>919
「おいおい下手に歩き回らないほうがいいんじゃねえか?
 独り歩きでろくな目にあわないのは何度か経験してるんだろ?」

>>920
「しかし信用できるのかその神社…関係性がありそうなのは分かるが」

降って湧いたような神社の存在に懸念を示す。

「私塾は基本的にいつでも塾生募集中だ」

922とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 21:10:01 ID:qRiHg9qw
>>920
>>921
「……いや、それはわかってるんだが……それでも俺は探す気だぜ?
もしかしたらベルが巻き込まれてるかもしれないしな。」
ここで自分が折れたら、一生ロクデナシのままなのではないかと考えて。
例えこれでまた酷い目にあってもそれはベルを怒らせた自業自得なのだろう。世話になった人間を裏切ったのだから。

923とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 21:21:24 ID:6XIzsRP2
>>921
「…………」

信用できるかと聞かれ、少し振り返ってみる
犬になっている自分を強引に連れて行き、星渡や鬼滅衆の情報を教えてくれた巫女
そして情報を渡しながらも、肝心の所は話してくれなかった二人

「………今のところ、もらった情報におかしい点は無い。」

「それに僕を通じてどうこうするのも考えにくいし…… 盲信はできないけど、一応信用はできるんじゃないかな」

それに個人的な感情でなんとなく信用したいとも思っている
高所から突き落とした点では絶許レベルだが、悪い人達じゃなかった
自分の身を案じてくれたという意味では、鬼滅衆のあの浪人も悪い人ではないのだろうが

「よかった、それじゃあ…… またの機会にか、うん」

>>921-922
「独り歩きで碌な目に合わないんだったら誰か付いていけばいいんだよね?」
「それなら僕が付いていくよ ……ベストで最高でピッタリな付添い人とは言えないだろうけど」

そういって、返事を促すようにビートを見る青年
さっき謝るのを手伝うと言ったばっかりだしついでにこっからの帰り道がわからないし

924とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 21:24:57 ID:mf3ssyUY
>>922>>923
「まあ、俺様も色々忙しいからよ。
 いちいちソッチのやることに口出しも出来ねえからくれぐれも慎重にな」

そういって大魔術師は動き出す。

「とりあえず岩竜の名前から考えるか…」

925とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 21:33:25 ID:qRiHg9qw
>>923
>>924
「えーと、すまんな。
俺のわがままに付き合ってくれて。」
ディフが同行してくれると言ってくれたことに感謝しつつ大魔導師に向かい合って

「………これから、よろしくお願いします。
それじゃあ、またあう日まで。」
と一度礼儀正しくお辞儀をした後に塾の外に向かって歩いて行く。
……一度モノを教えてもらう以上、こういうことはすべきだと考えたからだ。

926とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 21:44:42 ID:6XIzsRP2
>>924
「了解。 それでは、近いうちにまた」

最近は石橋を破壊する勢いでやっているし、そこら辺は多分何とかなる
しかし忙しいの内容に関してはあまり反応しない方がいいだろう、
生み出したからには思う所もあるだろうし

>>925
「いや、いいよ 塾の事教えてくれた礼とかしたいし」
「それに誤魔化すためとはいえ謝るの手伝うって言ったからね」

ビートの隣まで少し歩調を早めて歩き、追いついたところで歩調を緩める
悪い奴じゃない、という考えならビートだって悪い奴じゃなさそうだし
何となく放っておけない

「……そういえば名前まだ名乗ってなかったね」
「僕の名前はディフ=エンス 王都のごく普通の冒険者の一人」

927とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 21:47:21 ID:mf3ssyUY
>>925>>926
大魔術師達は二人を見送る…さてこれからどうする

928とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 21:53:53 ID:qRiHg9qw
>>926
>>927
「ああ、自己紹介してなかったんだな、俺たち。
……おれはビート・バーランドだ。魔法も碌に使えなければ格闘だって微妙な残念な格闘家だ。」
むしろ今まで自己紹介していなかったのかと思い出しつつ自己紹介を返す。

「…………とは言ってもベルの行き先がわからねぇから適当に歩きまわるしかないんだよ…。
確実に魔女の家ではないだろうなぁ……。ヒロの移動云々とか言ってたし。」
……外に出たはいいが、具体的な行き先は決めていなかった様子。
これでベルは見つかるのか。

929とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:02:44 ID:6XIzsRP2
>>927-928
「急いで情報を伝えないと行けなかったのと合体侵食三兄弟の襲撃でまともに自己紹介する暇が無かったからね」
「そしてナチュラルに自虐ネタを……」


「………いや?ベルさん確か『帰る』とか言ってなかったかな?」
「そのまんまの意味じゃないかもしれないけど、確実に無いって言うのはないんじゃないか?」

確か落ちる直前に、それっぽい女性のそれっぽい言葉が聞こえたのを思い返しながら
心当たりがある場所なら優先的に潰しておいた方がいいだろうとも考え

930とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:08:40 ID:mf3ssyUY
>>928>>929
暫くはナレーションぐらいしかやることなさそうなので方針固まるまで待機するのであった。

931とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:17:16 ID:qRiHg9qw
>>929
>>930
「……だってさ、魔法使わないでひたすらに素手で戦えるように頑張ったってのによぉ………。
それを俺と同じくらいの奴らが魔法やら人外の力やらで簡単に越していくんだぜ?」
「………おまけに魔法使えるようになった所でそいつらに並べるわけでもねぇ…………。
……嫌になってくるよ、色々と。」
魔法が使えてもさして強くなることもできなかったのが精神的に答えたようで、ディフにそう愚痴を吐く。

「………魔女の家か、ヒロがいないにしても婆ちゃんは居るだろうしありえるか。
……塾サボって入り浸ってたらしいし。」
まぁありえるかなとも思い、念には念を入れる形で魔女の家に向かっていく。

(もしいなくても、ベルのご機嫌取りの方法を聞き出せばいいしな……。)
……現金なやつであった。

932とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:25:54 ID:6XIzsRP2
>>931
「周りが優秀過ぎて卑屈になるのは…… ………僕も小さい頃似たよなもんだったし正直笑えない」

「魔法に関しては、まだ産まれたての赤ん坊みたいな状態に見える」
「強くなろうにも、まだ歩き方も学んでいない状態 今は弱くてもまだまだこれからに期待できるよ、ビート君」

愚痴を吐くビートにフォロー半分、本音半分で答える
実際まだ魔力の放出の仕方さえ学んでいない状態だろう、モノにできるようになれば使えるかもしれない
この言葉通りじゃなかった時の事はあんまり考えないように、前向きに、前向きに

933とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:36:15 ID:mf3ssyUY
>>931>>932
そんなわけで森の中。
魔女の家にはまだ遠く。

進行方向からこちらに向けて駆けてくる小さな足音一つ。

934とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:40:11 ID:qRiHg9qw
>>932
「……まぁ、少しは期待しないとな。
………強くなってる頃には全部終わってるかもしれないだろうが。」
要は、早く強くなりたいようで、焦っているみたいである。
故に自身が力を手に入れるたびに一喜一憂するのだろう。
そのことに本人は気付いているのかいないのか……

「……………?」
順調に魔女の家に進んでいっている途中で足音が聞こえ、そちらを振り返り

935とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:43:43 ID:6XIzsRP2
>>933-934
「手っ取り早く手に入った強さは長続きしないしデメリットの方が多い」
「やっぱり、遅くても着実に手に入るしか他ないよ」

王都で数年間暮らしてきて悟った事
そしてビートの内心を知ってか知らずしてか、話す青年

進行方向から聞こえてくる足音
足音的にひそめているような感じはない、多分今のところは害のない相手…… だろうか

936とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:46:47 ID:mf3ssyUY
>>934>>935
「!」

駆けてきたのは身体を襤褸で覆う首に大きい痕がある裸足でボサボサ黒長髪の子供だった。
ヒロとよく一緒にいた無口な子供である。
かなり必至だ、何故なら。

『はっ、何処にいくってんだよ!』

目の前の木々を断ち切りながら姿を現した
携えたネオベイ刀だけは立派な素浪人風の男に追われていたからだ。

『このゼンショウ様から逃げられると思ってんのかよっ!!』

937とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:57:19 ID:qRiHg9qw
>>935
>>936
「………それじゃあ遅いだろ、俺が死ぬほうが早いわ。
だって、何度も死にかけてるんだぜ?長続きしなくても手っ取り早い方がいい。」
その考えの結果痛い目にあったにもかかわらず、根本的な考えは変わっていない様子である。

「だから、俺は魔法の才能にすべてを賭けるしか―――!
お前はヒロと一緒にいた………名前わからねぇ!」
必死に走ってきた子供の襟首を掴み、事情を聞こうとした時にネオベイ刀を持った男が乱入してきて

「……なんかコイツに用か?」
(………手には剣か……勝てるかねぇ……)
とだけ、言う。
前なら威勢良く立ち向かえたのだろうが、卑屈になっている今はあまり積極的に関わろうとはせず。

938とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 22:58:38 ID:6XIzsRP2
>>936-937
「その能力にむしろ殺される方が先だと思うよ、ビート君。」



「……………」


「ひょっとしたらいい人なんじゃないかと思ってたら、まさかのショタコン」
「見損なったよ、ああ見損なったしドンビキだよもう」

素浪人風の男性に冷たい目線を浴びせながら、黒長髪の子どもを庇うように立つ青年
やはり鬼滅衆は敵なのだと、辛いがこれが現実だと受け止めないといけないのだ

939とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:02:57 ID:mf3ssyUY
>>937>>938
『お、いつぞやの奴か。邪魔すんなよ、こちとら竜牙狩りに忙しいんだ』

腰の鞘に刀を収めつつ素浪人。

『とりあえずは一匹目だ。それで大分状況は俺達に良くなる』
「……」

ぜぃぜぃ、とビートに引っ掴まれた無口は息を荒げている。
全速力で逃げ回っていたらしい。

940とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:09:36 ID:qRiHg9qw
>>940
>>939
「………竜牙?」
何を勘違いしたのか子供の口を無理やり広げさせて竜牙とやらがあるのか確認しようと。
……そういうことでは確実にないだろう。

941とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:14:07 ID:6XIzsRP2
>>939-940
「……………」

ゼンショウを睨みながら、懐に手を入れる
竜牙の人については何も知らない、しいて言うならJD兄妹が悪い人ではない、という程度
そして目の前の鬼滅衆の一人についてはどうだろうか、侵食を浄化してくれるし目をつぶっていれば自分には何もしてこないはずだ

「………刀を収めるにはまだ早いんじゃないかな。 大人しく引き渡すとは一言も言ってないよ、ゼンショウさん」



「後ビート君多分そうじゃない そうじゃないから」

942とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:21:22 ID:mf3ssyUY
>>940>>941
じたばたともがく無口。
パッと見普通の歯…と見せかけて中は鋭い歯ばかり。
…竜牙?

『ああ、俺も刃を納めたつもりはつもりはね―

斬ッ!という音。
素浪人が一歩前へと足を出した瞬間、衝撃が3人を襲う。
下から上へと閃光が走った、そう見えたが…

―えな…ちっ、ちょいと距離が足りなかったか』

943とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:30:10 ID:qRiHg9qw
>>942
「んじゃあディフ、こいつのどこが竜なんだ?」
子供の口を見てどこも竜っぽくねぇなと毒づいて手を離し

「……とりあえず―――ッ!」
逃げろと促す前に閃光が走り、驚きつつもバックステップをして

「………やるのか?」
(えーと、ステップは二度だけだったけどその後の動作に繋げなかったら大丈夫だよな……?)
と、左右にステップを刻みながら構える。
……一度も使ったことがない魔法を、更に不安定なシロモノを一発勝負で使う気らしい。

944とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:38:08 ID:6XIzsRP2
>>942-943
「種族とかそんなのだよ ……多分」

だけど口の中、それっぽいような気もしなくない
いやだから竜牙というのは ありえるか

「居合斬り、それも斬撃波付きの……」

「うん、獲物の前で刀しまうような真似しないよね」

軽口を叩きながら、内心ヒヤヒヤしている
今の攻撃、間合いの範囲内で打たれた物だったとして反応していただろうか
少なくとも障壁を展開するまでの間、間違いなく当てる事ができた そう思う

「……鬼滅衆は侵食を浄化しに来たんじゃないのか?」

945とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:45:27 ID:mf3ssyUY
>>943>>944
しかしビートの足元には無口。
ちょっと邪魔くさい。
あと、ステップから始まる魔法がどうなるかは神のみぞ知る。
因みにこの場合の神は言わずもがな私だ!

『浄化の前の準備だ。それ以外の何物でもねえ』

じり、とすり足で間合いを詰める素浪人。

946とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:52:43 ID:qRiHg9qw
>>945
「………邪魔だ!どっか行ってろ!」
さすがに足元に要られては邪魔なのか振り落とす気でステップを続行。

「…………コイツがそんなに重要な人間なのか?」
そう、ステップをしながら素浪人に尋ねる。
シュールである。

947とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:55:01 ID:6XIzsRP2
>>945-946
「(……それ以外に亜人駆除っていう名目もあるんだろうな)」

間合いを詰める素浪人から離れるように、後ろ歩きで自分も離れる
相手の都合は何となくわかっている、それが何の武器になるかはさっぱりだが
星渡の事を持ちかけようにも、何かしらのきっかけがないと陰で聞いていた事がばれるだけだろう
そして肝心の戦闘ではというと さっきの技術を見る限り難しい

「この前はこういう子無しで侵食の死体の山作っていたじゃないか? それ以外の何物でもないって」

948とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:57:57 ID:mf3ssyUY
>>946>>947
無口「…」

何処に、とその目は問うている。
当然だ。安全な場所何ぞどこにもない。
そしてビートの問いに素浪人は答えない。
そもそも如何でもよければ刀抜いて襲ったりはしないだろう…

『ありゃ宣戦布告みたいなもんさ。
 俺達が来たからには手前らバケモノに好き勝手させねえって言うな』

949とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:03:37 ID:1akNgDdc
>>947
「………だぁ!とにかく離れろよ!
これじゃあ俺だってぶった切られてお陀仏だ!」
今度は一回転して無理やり引剥剥がそうとする。

「…………んで、コイツを俺たちが渡さないって思ったらどうするんだ?
わざわざ攻撃してきた相手にむざむざ渡すと?」

950とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:06:18 ID:.fOFUQz6
>>948-949
「ゼンショウさん、それはあの死体の山を作った理由であって浄化の準備にこの子を必要とする理由じゃないよ」
「………さっきから妙に、話をぶらしたり、意味ありげに言わなかったりしてるけどそれは何故なの?」

理由は分かっている、何度も心の中で唱えている通り
ただ時間を稼ぎたい 戦闘に入るにしても逃げるにしても覚悟を決めたい

951とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:12:23 ID:/uiyl4JE
>>949>>950
「!?」

振り回され転がる。
はっきりいってそれは致命的なやり方だった。

『あー…もう面倒くせぇよ御前等』

横凪に閃光が走る。
放たれる衝撃は風によって相手を刻むカマイタチ。
ディフやビートは問題なかろうが無口には身を守る術などない。
抗う事なくその身がズタズタに切り裂かれる。

952とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:16:35 ID:1akNgDdc
>>951
「………ッ!」
横薙ぎの閃光が見えた瞬間に自身もそれに対抗するために両手を前に突き出して動作術式を完成させる!
正直言って、相打ちする気で放ったため、無口の怪我の状態には気づいていない。

953とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:20:51 ID:.fOFUQz6
>>951-952
「――――っ!」

無口が転がされ、相手にはカマイタチ
どっちも守らないといけないというのはわかる、だが遅かった

とっさに障壁を展開するが、完全に防ぎきる事は出来なかった
右手、顔、胸に深くはないが傷ができた
だが、今はそれよりもズタボロになった少年の方が不味い

少年に駆けより、再び背中で庇うように立つ
今回は、少し屈み、少年の息を確かめるように

954とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:27:29 ID:/uiyl4JE
>>952
ぶすん、黒煙が出て魔法は終わった。
動作の合間合間に喋るとか『ノイズ』が多すぎるのだ。
下手すれば暴発して自身の腕が吹っ飛びかねない。
習得していない魔術なんぞ使うものではない…

結果、カマイタチの餌食だ。

>>952
…息は、無い。
致命傷を受けてしまったようだった。

『…終わりだ』

955とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:34:11 ID:1akNgDdc
>>954
「………へへっ、やっぱ俺って………。」
「ぐわぁ!あだっ!ぎゃぁぁあああ!!」
無理やり振り切った結果、こうまでひどい結果になるとは思っておらず
多くの人間に致命傷を与えた自分を情けなく思いながらカマイタチに晒される。

そしてたっぷりと食らった後、傷だらけの状態で膝立ち状態になる。
意識も戦う気もあるが、相当に消耗している状態だ。

956とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:41:27 ID:.fOFUQz6
>>954-955
「  」

頭の中が真っ白になり、目の前が暗くなる
今の、今の一撃で……

「ケ、ア……」

とっさに回復魔法をかけようとするが、声が震える
短く息を吸い込み、落ち着かせる
まだだ、まだ確定している訳じゃない

「…ケアルラ!!」

短く、はっきりした声で治癒呪文を唱える
まだ息を吹き返す可能性だって残っている、いや低くないはずだ
そう簡単に諦められる物ではない

957とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:44:11 ID:/uiyl4JE
>>955>>956
『無駄だ』

冷たく言い放つのは凶刃を振るった本人。

『餓鬼に…それも竜の流れを汲むものなら尚更今の一撃耐えれるもんじゃねえ』

その言葉は事実。
無口な子供が動くことは二度とない。

958とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:48:10 ID:1akNgDdc
>>956
>>957
「……………。」
膝立ちのまま、少しも動かずにいる。
と言うよりここで動いてもただ刃を返されて殺されるだけだろう。

奴が隙を見せるか、そのまま立ち去るまで動く気がないのだ。

959とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:52:41 ID:.fOFUQz6
>>957-958
「…………」


青年の手から出ていた治癒魔法が、静かに消えた
治癒を行使した瞬間から薄々気づいてはいた
人間の傷を治す時とは違う、感触が死体を触った時の其れだった

960とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:54:51 ID:/uiyl4JE
>>958>>959
『じゃあな、恨んでくれても構わねえが…まずは手前の弱さを恨めよ?』

そう言うと素浪人は背を向け去っていく…

961とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 01:01:17 ID:1akNgDdc
>>959
>>960
「………えっと……行ったか………。」
一方、素浪人に気を取られていてそれ以外の状況を全く把握できていないビートは、立ち上がると倒れている無口を見つけて。

「………………あ?え?
………おい、嘘だろ?」
その、無残な姿に唖然としている。

962とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 01:08:59 ID:.fOFUQz6
>>960-961
「…………」

ビートに向け静かに首を振り、肩を落とす青年
この前の侵負に負けてヒトガタに落ちた冒険者とは、訳が違う
今回は完全に、自分の落ち度だった

963とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 01:10:17 ID:/uiyl4JE
これからどうなる、今日は此処までFo

964とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 20:58:45 ID:Kj1mzhDk
>>961>>962
子供の身体は急速に風化し消えていく…残る襤褸布も刻まれ朽ち果て粉々だ。
何も残っていない。

965とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:03:40 ID:1uwSbmv.
>>964
「…………どういうことだよ、俺のせいなのか!?
………他の連中になんて説明すりゃあいいんだよ!!」
無口が風化していくのを見てパニック状態になっている

「………俺が悪いのか?俺が振りほどかなかったら死ななかったんか!?」

966とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:14:39 ID:yHscXv4M
>>964-965
もはや死体さえも残らず、塵と化した無口がいた場所の横を肩を落としたまま身動き一つしかしない青年
あまりにもあっけない、早過ぎる終わりだった
護る事ができなかった無口への申し訳なさ、早めに行動しなかったことへの後悔
そしてそれとは別に冷たく暗い何かが胸の中で広がるのを感じた

目の前が暗くなりかけたところに、耳に入ってくるビートがパニックを起こしている声
この事態に向けられる感情は同じであれど、青年はビートほど錯乱していなかった
少なくとも、見た目上は

「……それは、違う……… よ…‥」

「………」

「………違うよ、ビート君」

ビートの言う事を否定しようとして出たのは弱弱しい声
一度つぐみ、再び出したのは無理やり強さをつくろった、否定の声

967とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:21:59 ID:Kj1mzhDk
>>965>>966
「弱いから死んだ、それだけのことだろうがよぉ…何をそんぐらいで、うろたえてんだ?」

ゆらり、と暗闇からにじり寄る影一つ。
鬼を模した面を付け黒い洋服の上から白の和服を着崩すヒトガタである。

968とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:35:47 ID:1uwSbmv.
>>966
>>967
ディフから、自分は悪く無いと諌められてなぜか無性に腹が立つ。
自分を頼ってきたのに、それを振り落とした結果『殺して』しまったのだから。
ましてや、足にしがみつかれたのは初めてではない。すべてが始まったあの日にもしがみつかれていた。
あの日は足にしがみつかれていても戦おうとしていたのに、なんで今回は無理やり引き剥がしたのか。
自分が、自分の心が弱くなっているからだ。自分がもっと強くなければ守れるわけがないのだ。

「俺が悪いんだ!!お前に同情なんてしてもらいたくない……!
こんなんじゃあ、ヒロを守るだなんてとても無理だ……!!」

ディフの言葉が同情にしか聞こえない。
アイツが俺の立場だったらもっとうまくやっていただろう。だからこそ、情けなんてかけてほしくなかった。
そう、うなだれているところにかけられてくる声に

「……うるせぇ、弱いから死ぬんだとしたら俺はとっくに死んでるよ。
………守れなかったから死んでしまったんだ。」
と、言葉を返す

969とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:48:36 ID:yHscXv4M
>>967-968
考える余裕がほとんどなくなった頭でも薄々感付いていたごとが、
今回は嬉しくない事に命中してしまった
やはり、自分なんかよりもビートの傷の方が深い
言葉の端から、これが初対面でない事ぐらい読み取れた、
そして直前の行動からどうしても、自分の行動に行きついてしまう事も

「同情なんかじゃ、ないよ! 今回は………」

しょうがなかったと言葉を続けようとして、再びこみあげてくる自己嫌悪
運命とか、こうなるしかなかったとか 大嫌いな言葉に頼ろうとした自分に吐き気がこみあげてきた

「…………」

「……そんな風に割り切れるほど、楽な性格はしてないんだよ 残念ながら」

970とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:54:40 ID:Kj1mzhDk
>>968>>969
「あ?だから守れなかったのは手前等が弱いからだろ?」

小馬鹿にした様子でいきなり出てきた奴は語る。

「…にしても何も残ってねえな。こんな筈じゃあねえんだが」

971とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:04:53 ID:1uwSbmv.
>>970
「…………次があるとか、今度頑張ればいいとかそんなふざけたことを言ったらぶん殴る。そんで死ぬ」
ディフは、こんな状況でも必死に頭を働かせて言葉を発しているんだろう。
俺はそこまで頭が良くないのだから、考える必要はない、意味もない。立ち上がらなければ。
頭のなかで無理やり思考を切り替えて、生気のない顔で立ち上がって。

「………てめぇ!」
小馬鹿にされたことに苛立ちを感じて立ち上がり、ヒトガタに詰め寄る。
どうせすぐに倒されるだろうが、その前に一発ぶん殴って―――!

「………ん、お前、ジグザルザーにやられたんじゃ……。」
元気の無い様子でどこかで見たヒトガタにそう尋ねる。
………余裕が無いからか、今までヒトガタとすら気づいていなかった様子だ。

972とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:12:51 ID:yHscXv4M
>>970-971
そんな頭がめでたい事を言う訳ないし、急に現れた男の前後の言葉も繋がっていない
しかし今はそれに触れる余裕すらない、こっちも精神的にきつい
それよりも、先ずはビートを止めようとすることの方が先だった

「……ビート君、ストップ。 君もカマイタチ、モロで喰らっていただろ」


「そして『こんな筈じゃなかった』って、どういう事?」

973とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:22:42 ID:Kj1mzhDk
>>971
「やられるか、俺を誰だと思ってやがる」
「逆に返り討ちにしてやったぜ。
 ニンゲンって奴は偶に変なのを作りやがるな」

>>972
「あの餓鬼がくたばれば石が残る筈だったんだよ。
 龍玉とでも言えばいい代物がな…何故残らねえ」

ガリガリと頭をかく。

「畜生め、封印を解くにせよ食うにせよモノがねえんじゃな」

974とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:29:34 ID:1uwSbmv.
>>972
「誰があんなんでやられるってんだ!」
そうは言っているが、体中が傷だらけで出血量も激しい。
痛がっていないのは単に体を巡っているアドレナリンの効果だろう。

>>973
「んん、それなら最初から助けなんていらなかったと。」
エルンストの言っていたように、初めから行動に方向性を持ってそれに向かって突き進めば、こんな事にはならなかったのだろう。
なんで自分は他人の言っていたことを生かせないのだろうかと憤りを感じて

「んで、わざわざ皮肉だけを言いに来たのか?」
不機嫌な様子を隠さずに、ヒトガタに文句を言い。

975とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:39:01 ID:yHscXv4M
>>973
「……龍玉」

封印、龍。
噂の一つが頭に浮かんだ

確か、森の奥のどこかに転がる竜の卵
関連付けるならあれしかない

問い詰めようと口を開ける青年
このヒトガタが何故、そんな事をしようかと言いかけ

「……そうか、残念だったな」

……なぜか、やめた

>>974
「………」

ビートに自身の傷ついた右ほおと手を、さりげなく見せる
深くはない、けれども浅くはない傷 治療しなかったら不味いだろう

「……障壁で防いでやっとこれだ。 今は単に痛みを感じていない、それだけだ」

976とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:41:20 ID:Kj1mzhDk
>>974
「忙しい身で雑魚に一々構うかよ。
 こちとら餓鬼に用があったんだ。正確に言えば餓鬼の躯にだが」

>>975
「手前らが何かしたってわけでもねえようだな
 …あー、さっきの奴にでも問いただすか」

クルリと身をひるがえすと素浪人が立ち去ったほうへと歩いていく。

977とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:50:46 ID:1uwSbmv.
>>975
>>976
「だったらなんだよ、だったら痛くないうちに治療するしかねぁじゃねーか」
ディフに比べると一つ一つの傷が深いものの、幸運にも致命傷になりそうな箇所には傷が及んでいない。
無論、今も血が流れていて失血がひどい状況であるが。

「………ザコってなぁ!ふざけんな――――――ッ!」
ヒトガタの物言いにブチ切れたのか先ほどの忠告を無視して駆け出そうとした所で急に足がもつれだして地面に無様に倒れる。
……流れた血の量が酷い、倒れた原因は貧血だろう。

978とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:55:11 ID:yHscXv4M
>>976-977
「っ……! ビート、君!」

倒れたビートに駆け寄る青年
互いに血を流し過ぎた、すぐにでも傷を防がないとまずいだろう

「待ってろ、今治療、魔法を………」


「………こんにゃく」

青年の懐から、銀色の半固体が出てきた
今の持ち主である青年に向け、顔を向ける

「こっちの子の止血と治療を……頼む。」

青年がそう声をかけると、ビートの体に飛びつき特に傷が深く多い場所に、
体を広げてぴったりと張り付いた
血が少し吸われているのを感じるが、塞がっていくのも感じた

979とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:58:00 ID:Kj1mzhDk
>>977>>978
周囲に何かの気配はない。
戻るにせよ進むにせよ目的地にはすぐにつけそうである

980とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 23:03:56 ID:1uwSbmv.
>>978
>>979

「………ッ!いらねぇ――――――いや、すまん。」
もろにカマイタチを食らった右肩に張り付いた銀色のなんかを引剥剥がそうとするが、頭がやっと冷えてきた様子でディフに礼を言い

「とにかく、魔女の家に行こう。
色々と報告しなきゃならん。ベルの事とか、あの子の事とか。」
と言って傷ついた体に活を入れて起き上がり、ヨロヨロと先を進んでいく。

981とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 23:08:40 ID:yHscXv4M
>>979-980
「……肩貸すよ」

貧血で倒れた人間を一人で歩かせるわけにはいかないと、左側からビートの腕を回す青年
こっちの傷がしみるが大したことじゃない、魔女の家に辿り着けば多分、手当てしてもらえるはずだ

「予想以上に冷静で、安心したよビート君」

982とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 23:10:24 ID:Kj1mzhDk
>>980>>981
さてはて魔女の家には…てなところで今日はおしまい。
次回は多分、青いのも居ないと出来ない。

983とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:26:54 ID:XURBCLKA
そんな訳で魔女の家!

えっちらおっちら家へと水を桶で運び中なのは、
質素なフード付きローブを纏った茶のポニテな金目銀目娘、エクゥスである。

エクゥス「よいしょー」

984とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:33:29 ID:x.7V6fdc
>>981
>>983
「………ああ、やっと着いた……。」
ディフに肩を支えてもらいながら歩いてくる軽鎧を着た青年。
体のあちこちから血が出ていることへの疲労感によって、悲しみが薄れている状態である。

「………あー、どうも。
………少し、話したいことがあるんだ。悪い報告がある。」
エクゥスを見かけるなりボロボロの状態のままそうはなしかけ

985とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:40:04 ID:TcXzft5E
>>983-984
「ゼェ……ハァ………ゼェ……ハァ………」

「や、やっと……か……」

魔女の家に辿り着く少し前から、息が切れるようになった青年
戦闘で感じた衝撃とダメージと疲労、そしてそれよりも前に魔力が切れる寸前になっていた
今になってようやく疲れを感じ始めたのだろう

エクゥスとビートが知り合いらしく、ビートが先に声をかけてくれたため
今回は黙って会話に参加しない青年

986とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:41:51 ID:XURBCLKA
>>984>>985
エクゥス「なっ…ど、どうしたんですか!?」

その惨状に慌てる娘。
ワタワタ。

エクゥス「な、何でしょうか?」


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