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▲2007年▲21参▲北関東・南関東・東京

533片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 13:58:24
  〔南アルプス〕 カギ握る保守層の動向

有権者数
 南アルプス  57,311

 入倉、米長両候補が市選出県議や地元衆院議員の地盤を基に支持を広げ、花田候補も浸透を図る展開。四月の市長選が激戦となった反動もあってか、低調ムードが漂い、各陣営が無党派層へのアプローチとともに、いかに有権者の関心を高められるかが焦点だ。
 入倉陣営は内田健、中込博文両県議を中心に南アルプス支部を組織。保守系市議や南アルプス青年会議所OBも加わり、後援会加入カードを集めるなど知名度アップを図っている。一日には桃源文化会館で支部の総決起大会を開き、約三百人が結束を確認した。
 保守層が強い地域性を背景に、支部幹部は「投票にさえ行ってもらえれば、自民候補に投票する有権者は多い」と推測、投票の呼び掛けにも力を入れる。ただ、市長選で落選した候補者の支持者間には、自民県議や横内知事の市長選対応に対する不満もくすぶっていて、運動の広がりを心配する声もある。
 米長陣営は金丸直道県議や連合傘下の労組などが南アルプス支部の活動を展開。保守系を含めて市議十人程度も支援に回っている。六月十七日に櫛形生涯学習センターで二百人規模の集会も開いた。金丸県議は「年金記録不備問題などを受け、自民支持者の反応も良い」と手応えを感じている。
 また、米長候補の父親の出身地である増穂町に隣接していることから、支部役員は「入倉候補より知名度はあり、親近感を感じている有権者も少なくない」と分析。県議選での金丸県議のトップ当選を弾みに支持拡大を目指す方針だ。
 花田陣営は共産党巨摩地区委員会が中心となり、政策ビラの配布や宣伝カーでの巡回などで活動。花田候補も市内での街頭演説で浸透を図っている。「政治とカネ」の問題などで高まる自民批判によって「かつてないほどの手応え」(同地区委員会)を感じているとし、党の政策を訴えて浮動票の取り込みを狙う。



  〔南巨摩 市川三郷〕 米長氏、地縁・血縁で浸透

有権者数
 南巨摩   37,826
 市川三郷  15,361

 増穂町は米長候補の父親の出身地。地縁・血縁を通じて米長陣営が浸透を進めている。これに対し、入倉陣営は自民三県議を中心に切り崩しに躍起となっている。
 米長陣営は後藤斎衆院議員の後援会を中心に活動。激戦となった増穂町長選の間は「活動を見合わせていた」(陣営幹部)が、現在は遅れを取り戻そうと、昨年十月に発足した後援会「米長晴信を育てる会」(会長・長沢利久はくばく会長)がフル回転している。南巨摩総合選対本部として設けた七支部も活動を本格化。「峡南から国会議員を」を合言葉に支持を呼び掛けている。
 入倉陣営は地元選出の自民党三県議の全面支援を受け、個票集めをしながら浸透を図っている。総務省から県側に示された、中部横断自動車道の県負担額軽減を「政府与党である自民党の功績」とPR。今後もあらゆる場面で沿線住民にアピールし、入倉候補への得票に結び付けていきたい考えだ。八日には麻生太郎外相が増穂町入りして講演会を開き、民主党批判を展開するなど、てこ入れを図った。
 花田陣営は活動拠点の七支部を中心に、六月上旬から各戸に政策パンフレットを配布。街頭演説では若年層の定住促進に向けた雇用対策も掲げ、支持者の開拓に取り組んでいる。「少子高齢化が著しい地域。介護保険の充実など弱者の側に立った政策で他候補との差別化を図る」(渡辺文子身延町議)としている。

534片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 13:59:18
2007年7月13日(金)
総合
若さ前面“口撃”も過熱
「天下分け目の決戦」選挙疲れ、熱気いま一歩 山梨
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/07/13/7.html

 参院選が公示された十二日、山梨選挙区に立候補した花田仁(共産)、米長晴信(民主)、入倉要(自民)の三候補の出陣式では、県民の関心が高まる中、年金問題に訴えが集中。同選挙区で初めてとなる四十代の新人三氏による選挙戦となるため、各陣営とも若さをアピールする一方、相手陣営を“口撃”するいつもながらの光景も見られた。与野党は「天下分け目の決戦」と位置付けるが、出陣式の参加者は過去の選挙に比べて少なめ。今年は知事選を皮切りに選挙続きだったためか、関係者の「選挙疲れ」をうかがわせた。
  
 年金問題 
 
 米長陣営の出陣式には「年金を返せ」と書かれたのぼり旗が林立。年金問題に対する「怒りの県民大行進」と題して甲府市中心街を練り歩き、政府与党の対応を批判した。花田候補は「政府はすべての年金受給者らに年金保険料の納付記録を送ると言っているが、直ちにやるべきだ」と強調した。
 一方、入倉陣営は「年金時効廃止特例法や社会保険庁改革関連法は既に成立している。何が争点なのか」(赤池誠章衆院議員)と「火消し」に躍起。長崎幸太郎衆院議員は「年金問題は社会保険庁職員の怠慢が原因」と指摘。労働組合との間で結ばれた協約を俎上(そじょう)に載せ、労組の支援を受ける民主党を暗に批判した。
  
 批判合戦 
 
 米長陣営の応援に駆け付けた渡部恒三民主党最高顧問は「長い政治生活で安倍内閣ほどひどい内閣は初めて。安倍首相はエラー、エラーばかりだ」と非難した。
 一方、入倉陣営では、中島真人自民党県連会長が、小沢一郎民主党代表の政治資金管理団体が不動産を取得していた問題を取り上げ、「三十五億円もの政治資金で土地建物を買いながら、政治家を辞めたら自分のものになる。そんなことをしゃあしゃあとやっている」と応酬した。
  
 40代 
 
 これまでワイシャツ姿で活動してきた入倉候補はこの日、オレンジ色のポロシャツ姿で登場。「若さと行動力をアピールするのが狙い」(陣営幹部)で、出陣式でも「四十二歳」の年齢を繰り返し強調。「しがらみがないからこそ、政治改革ができる」(入倉候補)と訴えた。
 花田陣営は「昨年、果樹農家が豪雨で被害に遭った時も直ちに現場に駆け付けた」(千葉信男選対本部長)とフットワークの良さをアピール。一方、米長陣営では「平成の黄門様」の愛称で知られる渡部氏が民主党のマークが入った印籠(ろう)を示しながら「米長晴信を当選させて、日本の政治を変えるぞ」と訴えるパフォーマンスも見られた。
   
 選挙イヤー 
 
 各陣営とも出陣式の参加者数は「これまでの国政選挙に比べると少ない(陣営幹部)と指摘。米長陣営の選対幹部は「今年は知事選に始まり、統一地方選と選挙イヤーで関係者が疲れている。平日でもあり、強く出席を求めなかった」と実情を吐露した。
 一方、入倉陣営も安倍首相ら大物の来県で「イベントへの動員が続いている」のが実情。「全県から一カ所に集まってもらうよりも、各地域で開催した方が参加しやすいだろう」と県内を七ブロックに分けて出陣式を行ったが、「思ったより集まりはよくなかった」(陣営幹部)との嘆きが聞かれた。

535片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:00:20
2007年7月12日(木)
歴史
参院選山梨選挙区 激戦の足跡 【1】
第1回から第10回
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/07/12/21.html

 参院選は戦後20回行われ、山梨では補欠選も1回あった。第1回以降、保革の争いを軸に激しい選挙戦を展開。五五年体制確立後は自社対決が中心となった。連立政権発足以降は中央政界の勢力図の変化とともに対決構図も変わり、近年は自民、民主両党の「二大政党制」が焦点となっている。山梨の参院選の歴史を振り返る。(敬称略)




■第1回 ●1947(昭和22)年4月20日

投票者数 289,045
投票率  66.65%
当 103,246 小宮山常吉 (無所属)
当  90,366 平野 成子 (社会党)
   59,314 古屋 貞雄 (社会党)
   13,254 阿部 淑子 (共産党)
 小宮山常吉(無所属)、平野成子(社会)の2人が古屋貞雄(社会)、阿部淑子(共産)を下し初の参院議員に。自由、民主の推薦を受けて保守勢力をまとめた小宮山が最多得票で当選を果たしたが、勢力地図では保守、革新がほぼ伯仲の状態となった。



■第2回 ●1950(昭和25)年6月4日

投票者数 323,626
投票率  76.53%
当 86,199 平林 太一 (無所属)
  70,598 丸山 三郎 (社会党)
  62,846 中村 邦保(国民民主党)
  55,382 柳本 光三 (自由党)
  34,942 雪江  雪 (共産党)
 自由、民主の保守勢力同士の争いを軸に展開。自由党を除名になった平林太一(無所属)が、丸山三郎(社会)中村邦保(国民民主)、柳本光三(自由)、雪江雪(共産)を抑えて当選した。自由党が惨敗した一方、社会党が善戦した。



■第3回 ●1953(昭和28)年4月24日

投票者数 317,203
投票率  72.54%
当 176,452 広瀬 久忠 (無所属)
  110,430 鈴木 俊彦 (無所属)
   14,905 堀内義之輔 (社会党)
 大臣経験もある広瀬久忠(無所属)が鈴木俊彦(無所属)、堀内義之輔(社会)を破った。自由、改進の保守勢力が広瀬支持で連携した。革新勢力は鈴木が左派社会、共産などの支援を受けたが、右派社会が堀内を擁立、候補者の統一はならなかった。



■第4回 ●1956(昭和31)年7月8日

投票者数 320,797
投票率  71.79%
当 145,427 吉江 勝保 (自民党)
  136,219 安田 敏雄 (社会党)
   23,193 田中 哲雄 (無所属)
    5,492 武井 治郎 (無所属)
 元知事で衆院議員経験もある吉江勝保(自民)が知名度を生かし、安田敏雄(社会)、田中哲雄、武井治郎(いずれも無所属)を退けた。保守政党の公認候補が当選したのは県内参院選で初めて。



■第5回 ●1959(昭和34)年6月2日

投票者数 325,080
投票率  70.64%
当 157,984 安田 敏雄 (社会党)
  156,197 広瀬 久忠 (自民党)
 安田敏雄(社会)が現職の広瀬久忠(自民)を小差で破った。共産党が独自候補の擁立を見送ったことで革新勢力が統一、保革の一騎打ちとなった。保守勢力が一本化に難航。接戦の末、第1回参院選以来の革新系候補の議席確保となった。

536片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:00:46
■第6回 ●1962(昭和37)年7月1日


投票者数 353,558
投票率  77.39%
当 182,953 吉江 勝保(自民党)
  138,275 神沢  浄(社会党)
   12,475 平林 太一(無所属)
    6,884 足達 八郎(共産党)
 吉江勝保(自民)が神沢浄(社会)、平林太一(無所属)、足達八郎(共産)を大差で下し再選を果たした。連続当選は県内の参院選で初。憲法改正問題、外交での基本政策などが論争の中心となり、全国的には自民は安定過半数を確保。社会は民社の分裂なども影響して低迷し、民社も大きく後退した。



■第7回 ●1965(昭和40)年7月4日

投票者数 365,812
投票率  79.04%
当 187,842 広瀬 久忠(自民党)
  154,160 安田 敏雄(社会党)
   12,090 足達 八郎(共産党)
 広瀬久忠(自民)が前回選挙で敗れた安田敏雄(社会)、足達八郎(共産)を破り返り咲いた。争点は憲法問題、外交・平和問題、物価・経済問題などだった。自社ともに山梨地方区を全国重点地区として選挙戦を展開。自民は党始まって以来、初の党営組織選挙で地力を発揮した。



■第8回 ●1968(昭和43)年7月7日

投票者数 376,404
投票率  77.17%
当 186,810 吉江 勝保(自民党)
  155,714 神沢  浄(社会党)
   21,363 三森  信(共産党)
 吉江勝保(自民)が神沢浄(社会)、三森信(共産)を破り3選を果たした。自民党は前回の知事選で分裂した党県連が直前になって一本化に成功、改定を2年後に控えた日米安保条約問題をめぐる論争でも有権者の支持を得た。



■補 選● 1970(昭和45)年11月1日

投票者数 289,393
投票率 56.17%
当 136,960 星野 重次 (自民党)
  127,750 神沢  浄 (社会党)
   22,188 三森  信 (共産党)
 吉江勝保の死去に伴う選挙。自民党県連会長の星野重次(自民)が神沢浄(社会)、三森信(共産)を破り自民の議席を維持した。星野陣営が保守勢力を取りまとめ組織力を発揮したが、社共の革新勢力の得票の合計は自民票を上回り、保革の差が近接した。



■第9回 ●1971(昭和46)年6月27日

投票者数 346,043
投票率  66.62%
当 170,051 神沢  浄 (社会党)
  130,496 大沢  融 (自民党)
   19,889 三森  信 (共産党)
   16,456 成沢 勇記 (無所属)
 神沢浄(社会)が大沢融(自民)、三森信(共産)、成沢勇記(無所属)らを下し4度目の参院選挑戦にして初当選した。社会党としては12年ぶりの参院の議席奪還。実質的には自社の対決となったが、両候補の知名度の差が当落に大きく影響した。



■第10回 ●1974(昭和49)年7月7日

投票者数 429,197
投票率  79.87%
当 177,108 中村 太郎 (自民党)
  173,286 鈴木  強 (社会党)
   32,872 中沢 広明 (公明党)
   25,646 桜井 真作 (共産党)
   12,222 遠藤欣之助 (民社党)
 中村太郎(自民)が接戦の末、全国区現職の鈴木強(社会)、中沢広明(公明)、桜井真作(共産)、遠藤欣之助(民社)を破って初当選した。5大政党による初の選挙戦で、インフレや狂乱物価対策が争点となった。

537片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:01:32
2007年7月12日(木)
歴史
参院選山梨選挙区 激戦の足跡 【2】
第11回から第20回
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/07/12/20.html

■第11回 ●1977(昭和52)年7月10日

投票者数 440,755
投票率  79.66%
当 212,990 降矢 敬雄 (自民党)
  194,247 神沢  浄 (社会党)
   23,084 桜井 真作 (共産党)
 短期決戦で臨んだ降矢敬雄(自民)が現職の神沢浄(社会)、桜井真作(共産)を破って初当選。降矢陣営は自民組織の結束で短い準備期間を挽回(ばんかい)した。



■第12回 ●1980(昭和55)年6月22日

投票者数 479,091
投票率  84.52%
当 255,068 中村 太郎(自民党)
  170,364 原  忠三(社会党)
   31,392 桜井 真作(共産党)
 史上初の衆参同日選挙。中村太郎(自民)が原忠三(社会)、桜井真作(共産)を大差で下し再選を果たした。金権腐敗からの脱却、政治倫理の確立などが争点。



■第13回 ●1983(昭和58)年6月26日

投票者数 399,345
投票率  68.40%
当 217,722 志村 哲良 (自民党)
  153,038 神沢  浄 (社会党)
   19,616 桜井 真作 (共産党)
 志村哲良(自民)が自民党県連の挙党態勢で臨んだ結果、元職の神沢浄(社会)、桜井真作(共産)を大差で破って初当選した。中曽根康弘首相となって初の国政選挙。日本では初めて比例代表制による投票が行われ、ミニ政党が多く登場した。



■第14回 ●1986(昭和61)年7月6日

投票者数 501,212
投票率  83.06%
当 338,016 中村 太郎(自民党)
  122,858 桜井 真作(共産党)
 史上2回目の衆参同日選挙。中村太郎(自民)が桜井真作(共産)に圧勝した。社会党が候補の擁立を見送ったため、参院選では27年ぶりの一騎打ち、初の自共対決となった。



■第15回 ●1989(平成元)年7月23日

投票者数 472,471
投票率  75.37%
当 231,084 磯村  修(連合の会)
  208,057 志村 哲良 (自民党)
   24,199 福田 剛司 (共産党)
 磯村修(連合の会)が現職の志村哲良(自民)、福田剛司(共産)を破って初当選した。革新が勝ったのは71年以来18年ぶり。リクルート事件をきっかけにした政治改革と消費税問題、農産物の自由化が争点。逆風を受けた自民党が全国的に改選議席をほぼ半減、歴史的な大敗となった。

538片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:02:07
■第16回 ●1992(平成4)年7月26日

投票者数 462,658
投票率  71.18%
当 256,770 志村 哲良 (自民党)
  175,853 望月 幸明(連合の会)
   20,080 福田 剛司 (共産党)
    1,955 大河原 満 (無所属)
 志村哲良(自民)が前知事の望月幸明(連合の会)、福田剛司(共産)、大河原満(無所属)を破り、返り咲きを果たした。国連平和維持活動(PKO)協力法の是非や政治改革が最大の争点となった。望月の連合の会への所属、金丸信衆院議員との確執、田辺国男衆院議員の望月批判などが絡み「望月対自民」の構図が色濃い選挙となった。



■第17回 ●1995(平成7)年7月23日

投票者数 350,574
投票率  52.26%
当 129,386 中島 真人 (自民党)
  101,317 赤池 誠章 (新進党)
   86,850 磯村  修 (民改連)
   23,376 福田 剛司 (共産党)
 前県議の中島真人(自民)が、自民党の組織力を生かし、赤池誠章(新進)、現職の磯村修(民改連)、福田剛司(共産)を破って自民党の議席を奪還した。連立政権時代になって初めての本格的な国政選挙。身近な争点はなく選挙戦は低調ムードで、県内の投票率は過去最低の52.26%となった。



■第18回 ●1998(平成10)年7月12日

投票者数 441,546
投票率  64.18%
当 183,721 輿石  東 (無所属)
  169,633 保坂  司 (自民党)
   45,946 遠藤 昭子 (共産党)
   19,122 蒲田 裕子 (自由党)
    6,205 深沢満寿子 (自由連)
 新人5人が立候補し、民主党と社民党の推薦を受けた輿石東(無所属)が、保坂司(自民)に接戦の末競り勝ち、初当選した。擁立母体の「やまなし県民大連合」に加盟した各労組や民主党県内組織をバックに、非自民票を固め、「自民王国」の一角を崩した。



■第19回 ●2001(平成13)年7月29日

投票者数 440,973
投票率  63.05%
当 203,664 中島 真人 (自民党)
  140,316 樋口 雄一 (民主党)
   33,344 遠藤 昭子 (共産党)
   31,807 庄司  寛 (自由党)
    9,632 加藤千穂子 (自由連)
 前回同様5人の対決。現職の中島真人(自民)が樋口雄一(民主)ら新人4人を破り再選。「聖域なき構造改革」を掲げた小泉純一郎首相の圧倒的な人気による追い風を受け、自民支持層を固めたことに加え、無党派層にも食い込んだ。しかし、投票率は63.05%で前回を下回り、有権者の選挙離れを強く印象付けた。



■第20回 ●2004(平成16)年7月11日

投票者数 435,046
投票率  61.81%
当 231,631 輿石  東 (民主党)
  155,949 大柴 堅志 (無所属=自民党推薦)
   32,845 花田  仁 (共産党)
 自民党県連が国政選挙で初めて公認候補擁立を断念。出身母体・県教職員組合(山教組)を軸に組織力に勝る現職の輿石東(民主)が、自民党の推薦を受けた大柴堅志(無所属)ら新人2人を大差で退け、再選を果たした。選挙戦は盛り上がりに乏しく、投票率は61・81%と低調。選挙後には、輿石の支援組織による選挙資金集め問題がクローズアップされた。

539片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:04:13
2007.07.13 upload
安倍政治問う天王山 千葉県選挙区8氏が乱立
参院選スタート 年金、憲法で舌戦
http://www.chibanippo.co.jp/news/seikei/kiji.php?id=seikei07071310063001

 第二十一回参院選は十二日公示され、二十九日の投開票に向け十七日間の選挙戦が始まった。千葉県選挙区(改選数三)には、自民、民主、共産、社民、国民新と無所属のいずれも新人八氏が立候補を届け出。年金問題や憲法改正、格差、政治とカネなどそれぞれに争点を掲げ、初日から激しい舌戦を展開した。安倍政権にとって初の大型国政選挙となる参院選は、非改選も含め参院全体二百四十二議席の過半数をめぐる与野党の攻防が最大の焦点。その縮図となる本県選挙区でも県民の審判の行方が注目される。四月の統一選を経て、各党・陣営が“天王山”と位置づける今年最大の政治決戦の火ぶたは切られた。(関連記事2、3、4、18、19面)

 千葉県選挙区の立候補は、十二日午前八時半から午後五時まで県庁で受け付け。すでに出馬を表明した八氏が届け出を済ませた。

 無所属で立候補した本間進候補は千葉市中央区の事務所で出陣式。選挙協力を結ぶ県議が本間氏の若さと行動力をアピールすると、本間氏は「これからは無所属が必要。与党でも野党でもない」と述べ、参議院の独自性を訴えた。

 自民党の石井準一候補は同市中央区のホテルで国、県、市町村の議員や首長、支持者多数を集め出陣式。総括責任者の森英介衆院議員は「石井候補ほど千葉県を知り尽くした人物はいない」と支持を呼びかけた。

 同党の白須賀貴樹候補は同市美浜区の幕張メッセで出陣式。同じく党関係者のほか、拠点とする東葛地域の首長らも多く顔をそろえる中、白須賀氏は若さを前面に、自身と縁がある教育や医療、福祉問題などを取り上げ公約を訴えた。

 両候補とも昼過ぎ、遊説で来葉した安倍晋三総裁と県庁前で合流、街頭での第一声を行った。

 共産党の浅野史子候補はJR千葉駅前に支持者らと集結。「ストップ貧困」「守ろう憲法九条」のキャッチフレーズが書かれた横断幕を掲げながら、年金生活者、若者らが次々と暮らしの窮状を訴え、浅野氏当選と党の躍進を求めた。

 国民新党の岩渕美智子候補は習志野市の新津田沼駅前で第一声。生活者、女性の視点から年金や介護の現状を「自民党政治は人に冷たい」と批判し、与野党逆転を呼びかけた。応援弁士は候補の行政経験と大学講師の知識をPR。

 社民党の青木和美候補は千葉市中央区の街頭で党県連合の幹部らと第一声。元教諭として「教え子を再び戦場に送るな」と護憲の党をアピールすると、演説の際の定番となった平和と憲法の歌も披露、道行く人に支持を呼びかけた。

 民主党の長浜博行候補は「ガラス張り政治」をイメージした車内の見えるワンボックスカーで県庁前に乗りつけ。野田佳彦選対本部長らの応援演説や、若手県議を中心とする練り歩き部隊も合流。政権交代へ気勢をあげた。

 同党の加賀谷健候補も千葉駅前で第一声。連合千葉の関係者や支援県議らが応援に駆けつけた。加賀谷候補は年金、格差問題での公約を掲げ、定率減税廃止では安倍政権を批判。参院の与野党逆転と政権交代の必要性を訴えた。

540片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:26:57
まるたま出遅れ!蚊帳の外のまま東京選挙区討論会
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070712-OHT1T00088.htm

 元テレ朝アナウンサーで東京選挙区で自民党から出馬する丸川珠代氏(36)が11日、東京・中野で公開討論会に参加した。しかし発言回数はわずか5回で同党現職のライバル・保坂三蔵氏(68)の半分以下。存在感を示すことはできなかった。

 他候補は与党への質問をほとんど保坂氏に投げかけ丸川さんは“蚊帳の外”状態。唯一、共産党の田村智子氏(42)から「イラク戦争やアフガン空爆も国際貢献か?」の質問を受け「私たちは武力行使という形でイラク戦争にかかわったわけではない」などと答えたが要領を得ず、他の候補に首をかしげられてしまった。

 さらに「討論会の日程変更の影響で」(丸川陣営関係者)1人だけ30分遅れて到着。得意の年金問題の議論にほとんど加わることができなかった。

2007参院選

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(2007年7月12日06時02分 スポーツ報知)

541片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:32:32
まるたま真っ赤な勝負服…参院選公示
赤いツーピース姿で有権者と握手する丸川氏 [写真を拡大]
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070713-OHT1T00091.htm

 夏の政治決戦の火ぶたが切られた。第21回参院選(7月29日投開票)が12日、公示された。

 元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民・東京選挙区=は、新橋で第一声。これまでの白から一転、新調したトレードカラーの真っ赤なツーピース姿で、中年男性らを悩殺した。

 SL広場で握手ぜめにあった丸川氏は、自身が選んだ赤の布地を、服飾を学んでいる友人から仕立ててもらったという。「着るのはきょうだけ。当選したら同じ服を着て現れたい」と願をかけた。

 その後は山手線に乗って移動。新宿で小池百合子防衛相、渋谷で安倍首相から応援を受け「東京選挙区の中の5番目でいいんです! どうか政治の中に入れてください」と声をからした。夜は8時まで五反田駅前で演説。フジテレビの報道番組の一環で、石原慎太郎都知事の二男でタレント・良純氏も姿を見せ、伸晃、宏高両衆院議員と3兄弟が顔をそろえた。

2007参院選

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(2007年7月13日06時02分 スポーツ報知)

542片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:35:24
こちらも“萌え〜”自民・丸川氏、「攻めの赤」で山手線作戦
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007071301.html

真っ赤な勝負服で第一声に臨む丸川珠代氏。女子アナのおみあしは健在です=12日、東京都港区(撮影・戸加里真司)
 自民公認で東京選挙区から出馬した丸川珠代氏(36)陣営には、初日から党の超大物が続々と応援に駆けつけた。

 新橋の選挙事務所での出陣式には、塩崎恭久官房長官(56)や党都連会長の石原伸晃衆院議員(50)ら。新宿の街頭演説には時の人、小池百合子防衛相(54)、そして渋谷ハチ公前では安倍晋三首相(52)。安倍首相肝いりの候補ながら「出遅れ」も指摘されているだけに、ブ厚いテコ入れ態勢だ。

 首相は「丸川さんを公認して本当に良かったと確信している」と声を張り上げた。テレビで活躍し兵庫県出身と共通項が多い小池氏は「これほど素晴らしい人材はない」と持ち上げてみせた。

 石原氏は「テレビよりナマの丸川さんの方が好き」と激白。当選1回の小泉チルドレン、平将明衆院議員(40)からは「丸川さんは(佐藤ゆかり氏ら)『小泉シスターズ』より一回り若く3倍カワイイ」と“問題発言”まで飛び出していた。

 真っ赤なスーツ姿の丸川氏は出陣式後、「決戦の日なので勝負服を着た。燃えてます」と表情を引き締め、都内5カ所で街頭演説。公示前の活動でやや枯れたハスキーボイスで「社会保険庁の体たらくは許すことができない」などと訴え、「(改選数)5人の中の5番目でも良いんです」と本音もポロリ。

 移動は「新橋→神田→新宿→渋谷→五反田」とすべてJR山手線を利用する“山手線作戦”を敢行。たすきを掛けたまま電車内で乗客と握手や記念撮影をして顔を売るのに懸命だった。乗客からは「頑張って」「若いわねー」「何党?」などとさまざまに声を掛けられていた。


★女性候補は91人

 参院選の立候補者数は選挙区が218人、比例代表は11の政党・政治団体の159人で、計377人。昭和58年に比例代表制が導入されて以来、平成16年の前回参院選の320人に次いで2番目に少ない。女性候補は計91人で、前回の66人より25人増えた。

 参院の定数は242議席で、このうち改選されるのは半分の121議席(選挙区73、比例代表48)。非改選分を含め、与野党のどちらが過半数(122)を制するかが最大の焦点だ。年金記録不備や憲法改正、政治とカネ、消費税率引き上げなどが争点となる。

 安倍首相は自民、公明の与党で過半数維持に必要な64議席を獲得して、長期安定政権の一歩としたい考え。これに対し、民主党など野党側は59議席を得て、与党を過半数割れに追い込みたいところ。

543片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:37:42
川田龍平氏、「人間の鎖」作った“因縁”の厚労省前から第一声
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007071308.html

 東京選挙区に無所属で立候補した東京HIV訴訟元原告、川田龍平氏(31)=写真=は“因縁”の厚労省前からスタート。12年前に約3500人の学生らで「人間の鎖」を作って抗議したことから「国と向かい合ってきた場所なので」と第一声の舞台に選んだ。

 川田氏は演説の中で、官僚の無責任さや隠ぺい体質が人々に不安と苦しみを与え続けているとし「この社会の仕組みを変えていきたい。薬害の問題だけではない」と訴えた。また厚労省には「これからしっかり向き合って一緒に仕事をしていきたい」と呼び掛けた。一緒に戦った弁護士仲間や知人で俳優の滝田栄氏(56)も応援に駆けつけた。

544片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 20:48:24
丸川氏、自民の保坂氏に無視された
2007年07月12日
http://www2.asahi.com/senkyo2007/nikkan/NIK200707120015.html

 参院選東京選挙区(改選5)に立候補する自民党の丸川珠代氏(36)が、同党現職で3選を目指す保坂三蔵氏(68)からダメだしされた。11日、同選挙区での出馬予定8人による公開討論会に出席。司会者から道州制について問われると賛成した丸川氏は反対の保坂氏に「自民党では1つの見通しが立ち、結論は出ている」とばっさり。司会者からも「党内調整が必要」と指摘され、場内から失笑が漏れた。

 挙手さえもできなかった丸川氏は、ほとんど無視された状態で、最後の言葉でも保坂氏から「出席メンバーを考えていい。川田(龍平)さんや黒川(紀章)さんなどと話してみたかった」と皮肉たっぷりに言われていた。

545片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/14(土) 09:10:08
参院選 激戦区、党首クラス続々 讀賣千葉

 参院千葉選挙区は、新人8人が3議席を争う全国屈指の激戦区だけに、各党の党首クラスは選挙期間中、候補者応援のため次々と県内入りすることにしている。

 年金記録漏れや赤城農相の事務所費を巡る問題もあって厳しい戦いが予想される自民党は、公示日の12日に安倍首相(同党総裁)が早々と来県、千葉市中央区内で2人の公認候補とともにマイクを握った。安倍首相は選挙戦終盤にも再度の県内入りを検討している。

 次期衆院選での政権交代につなげるため「2議席確保」が悲願の民主党は13日、菅直人代表代行が松戸市、柏市で応援演説を行った。15日には鳩山由紀夫幹事長、岡田克也元代表も来県する予定だ。

 共産党は公示日の小池晃政策委員長に続き、きょう14日には志位委員長が応援に駆け付ける。社民党は21日に福島党首が同党候補の応援で千葉市などでマイクを握る。また、国民新党も14日に綿貫代表、16日に亀井静香代表代行の応援を予定している。

■民主・菅代表代行政権交代を訴え■ 民主党の菅直人代表代行は13日、参院選に立候補している同党公認候補の応援のため県内入りした。

 菅代表代行は、JR柏駅前で候補者とともに街頭演説に立ち、薬害エイズや年金記録漏れの問題を引き合いに出しながら「役人は組織になると失敗や間違いを絶対に認めず、隠してしまう」と指摘。こうした体質を変えるには政権交代が必要だと強調した。

 その上で「なんとしてもこの選挙で民主党がバッターボックスに立てるように、千葉県の三つの議席のうち二つを与えていただきたい」と訴えた。

(2007年7月14日 読売新聞)

546片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 08:48:43
雨の街頭に「純ちゃーん」
公示後最初の週末 小泉前首相が来県 讀賣愛知

比例選候補の応援で来県した小泉前首相(14日午後、高崎市内で)

 参院選公示後初の週末を迎えた14日、小泉純一郎前首相が比例選の上野公成候補(自民党公認)の応援のため、来県した。高崎、太田両市で行った街頭演説では、本降りの雨の中、多くの聴衆を集め、「純ちゃーん」と声援を受けるなど相変わらずの人気の高さを見せた。

 前首相は演説で、小泉内閣を官房副長官として支えた上野候補について「改革を進め、活気ある日本を作っていくためにも、比例はやるべきことをしっかりやってくれる上野さんを」と訴えた。高崎の街頭演説を最前列で聞いた高崎市大類町の新井吉枝さん(69)は「ユーモアもあって、わかりやすい。やはりほかの人とは違う」と感心していた。同日夜には、森喜朗元首相も上野候補の応援で前橋入りした。

 一方、国民新党の亀井静香代表代行も同日、JR高崎駅西口で群馬選挙区の福田晃治候補の応援演説を行い、年金記録漏れ問題での政府与党の対応を批判した。

 (2007年7月15日 読売新聞)

547片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 08:49:47
↑讀賣群馬

雨中の陣 四苦八苦  07・参院選
演説 時間短く  遊説 家を狙え 讀賣埼玉

 参院選公示後初の週末となった14日、大型で非常に強い台風4号の影響で県内は終日雨に見舞われ、日程の変更を余儀なくされたり、聴衆に配慮して演説時間を短くしたりなどの対応に追われた。

 ある陣営は、「足元が滑りやすく、候補者や有権者がケガをしては大変」だとして、さいたま市浦和区内の商店街を練り歩く予定を中止。JR南浦和駅前では政党マニフェストの簡略版を配り始めたが、雨が強まり、「ぬれてビショビショのビラを配るのも失礼」と、これも断念する羽目に。

 日高市のスーパー前で街頭演説をした陣営では、地元関係議員は手短に応援演説を切り上げ、候補者と来賓の閣僚経験者に集中できるよう配慮した。

 15日は各陣営が訴えに一層力を入れる“選挙サンデー”で、陣営の多くは党幹部を招いた街頭演説を予定している。しかし、同日夕方にかけて台風の最接近が予想され、天候によっては日程の変更も強いられそう。

 ある新人陣営は「駅前や商店街、住宅街などで有権者に“生の姿”を売り込むはずだった。雨だと選挙カーで候補者の声を届かせるだけで、良さが伝わらないよ」と恨み節。別の新人候補の陣営も「道行く人の手が傘や荷物でふさがり、候補者と握手することもできない」とぼやいた。

 一方、ある現職陣営は「外出を控えて家にいるだろうから、団地や住宅街を狙って遊説すれば効果的」と余裕の構え。ある政党のベテラン県議も「駅頭中心から、スーパーや商店街での遊説に組み替えれば、聴衆は結構いる」と慣れた表情で日程変更を行っていた。

(2007年7月15日 読売新聞)

548片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 08:50:20
候補者ら、繁華街などを回る 讀賣千葉
■本間候補 ■ 無所属の本間進候補は市川市や船橋市などで街頭演説。年金改革や教育改革などの政策を訴え、「無所属の本間をよろしくお願いします」と呼びかけた。移動の電車内や、駅に隣接する食品売り場などでも有権者と握手して歩き、知名度アップを図った。

■石井候補 ■ 自民党の石井準一候補(公明党推薦)は、浦安市内の魚市場で地元県議とともに“握手作戦”を展開。その後、支援者の会合や党支部の懇親会を回り、環境問題に取り組む姿勢を強調し、「必ず勝ち抜き、ご恩返しをしていきたい」と呼びかけた。

■白須賀候補 ■ 自民党の白須賀貴樹候補(公明党推薦)は千葉市内の駅前で街頭演説をこなしたほか、支援者の会合や党支部の懇親会にも出席。「社会保険庁を透明化し、信頼いただける新しい組織を作っていく。自民党の議席を死に物狂いで守る」と力を込めた。

■浅野候補 ■ 共産党の浅野史子候補は、午後2時からJR津田沼駅前で同党幹部や比例選候補者と街頭演説会を開き、支持を訴えた。その後は地元県議らと同駅やJR船橋駅周辺の商店街を練り歩いたほか、若者と話し合う場も設けるなど幅広い支持拡大に力を注いだ。

■岩渕候補 ■ 国民新党の岩渕美智子候補は、午前10時45分からJR千葉駅前で街頭演説を行い、その後も千葉市内で街頭演説を繰り広げた。雨で駅頭に人がまばらな場合は近くの団地内にも急きょ移動。「女性の観点から見た子育てや福祉の充実をしたい」などと訴えた。

■青木候補 ■ 社民党の青木和美候補は、党県連の村上克子代表の地元・市川市周辺で街頭活動。村上代表や地元市議とともに、駅前や週末の買い物客でにぎわうスーパー前でマイクを握り、「平和憲法を守り、子供たちに平和な日本を引き継いでいく」などと訴えかけた。

■長浜候補 ■ 民主党の長浜博行候補は午後からJR千葉駅周辺を練り歩き、買い物客らに手を振りながら支持を呼び掛けた。その後は中田宏・横浜市長とJR千葉駅などで街頭演説。「前の政権のやったことを洗い直す政権交代のシステム実現が私の悲願」などと訴えた。

■加賀谷候補 ■ 民主党の加賀谷健候補はJR千葉駅前で「参院の与野党逆転をすることで今の乱暴な政治が変わる」と訴え、その足で千葉市中心部を練り歩いた。午後からは小林正夫参院議員も応援に入り、JR海浜幕張駅前などで街頭演説を展開し支持を訴えた。

(2007年7月15日 読売新聞)

549片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 11:04:36
元テレ朝アナの丸川氏がフジTV前で演説
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070715-227275.html

 東京選挙区(改選5)から立候補した元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36=自民党)が14日、かつてのライバル局、フジテレビ前で街頭演説を行った。台場の同局では夏恒例のイベント「ザ・冒険王」の初日。人出を見込んで場所を決めたが、あいにくの雨。白のレインコートと赤のレインブーツで登場し、観客らと握手して回った。フジ側は近くで番組収録を行っていたため、演説時間の短縮を丸川氏サイドに申し入れた。丸川氏は「イベントをしていらっしゃるので、ご商売に差し支えるかなーと思いましたけど」と満足げだったが、通りかかったフジテレビ社員は「ここでやるの?」と驚いた様子だった。

[2007年7月15日8時41分 紙面から]

550片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 11:26:10
慎太郎知事 保坂三蔵氏を恩返し応援
http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/topics/20070615-345193/news/20070714-OHT1T00089.htm

 ◆第21回参院選(7月29日投開票) 石原慎太郎東京都知事(74)が、現職の保坂三蔵氏(68)=自民・東京選挙区=の応援のため、16日に八王子や府中に入ることが13日、分かった。

 都知事は4月の都知事選などで、保坂氏から熱心な支援を受けた。一方、同じ東京選挙区の元テレビ朝日アナウンサー・丸川珠代さん(36)を、息子の伸晃氏、宏高氏の両衆院議員が全面バックアップしている。両候補が支持層のすみ分けに苦しむなか、都知事の動きが注目されたが、まずは保坂氏を選んだ形。関係者は「順番は恩のある人から、という考えではないか」と分析。

(2007年7月14日06時02分 スポーツ報知)

551片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 12:32:00
12年に1度、亥年選挙イヤーで議員ら疲労
2007年07月14日 朝日茨城
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/ibaraki/TKY200707140198.html

 亥年(いどし)の今年は3年ごとの参院選と、4年ごとの統一地方選が重なる12年に1度の選挙イヤー。県内の場合は、これに昨年末の県議選も加わり、地方議員や首長と、その支援者にとっては、休みなく選挙が続く「厳しい1年」。参院選は公示されたばかりだが、現場で活動する地方議員の一部には、疲労感も漂っている。

 「正直、選挙ばかりでつらい」

 JR石岡駅前で13日あった自民公認の長谷川大紋氏(64)の街頭演説である県議はそう漏らした。遊説には同党の県議が各自、数日間張り付き、街頭演説を手伝う。

 全県一区の参院選の場合、党の職域支部のほかに、各地の県議や市町村議が中核となって選挙を担うことが多い。

 この県議は公示日に、後援会と自身で約300枚以上のポスターも張った。「自分の選挙が終わり、統一地方選では、親しい数人の市議を手伝った。それが終わったら、もう参院選。疲れます」

 人集めにも苦心する。

 同党の別の県議の支援者は、昨年の県議選の際に集まった100人以上のボランティアのうち、今回は親しい人だけにしか街頭演説への動員の電話をかけられなかった。「昨年から、集会続きで何度も動員をかけるのも気が重くて」

 長谷川氏陣営の幹部は「厭戦(えんせん)ムードが漂うのが怖い」と心配する。

 一方、藤田幸久氏(57)を擁立した民主陣営も同様の悩みを抱える。

 「おはようございます。マニフェストです」

 13日朝。藤田氏の傍らで、ある市議が声を張り上げた。

 この市議は公示日にポスター張りをするなどして深夜に帰宅。翌13日には、午前5時半に起きた。

 昨秋から、この市議は県議選の応援と自身の選挙のため、駅などで、演説やビラ配りなどをする生活が続く。「ずっと選挙運動しているよう。朝立ちに行きたくないと思うこともある」ともらす。

 さらに、今回は日程が1週間ずれたことで、「夏休み」に重なったことも懸念材料だ。

 ただでさえ亥年は地方議員の動きが鈍り、有権者も「選挙疲れ」することで、投票率が下がると言われる。藤田氏陣営のある幹部は「貴重な休みに、支持層が投票に行ってくれるかどうかも心配です」。

552片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 12:37:35
現新3氏、「1減」の1議席巡り激突
2007年07月13日 朝日栃木
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/tochigi/TKY200707130156.html

 与野党どちらが過半数をとるかが焦点となる参院選が12日公示され、栃木選挙区には現職2人、新顔1人の計3人が立候補を届け出た。29日に投開票される。定数削減のあおりで改選数は1のみ。各候補は街頭で第一声をあげ、17日間の論戦をスタートさせた。近年参院選の投票率は低迷してきたが、対決色が強まった今回、県内有権者約164万人がどれだけ投票するかも注目される。

 この日、立候補を届け出たのは、再選を目指す谷博之氏(民主)=国民新推薦=、新顔の小池一徳氏(共産)、3選を狙う国井正幸氏(自民)=公明推薦=の3人。

 昨年6月、参院選挙区の「一票の格差」是正を目的とした改正公職選挙法が成立した影響で、改選数は前回までの2から1に減った。全国の1人区では唯一、自民、民主両党の現職同士がぶつかり合う注目度の高い選挙区となった。

 各党は中央から知名度の高い幹部級議員を次々と応援に招いており、選挙戦は早くも激しさを増している。

 自民党は公示前の7日、安倍首相が来県。15日には、鹿沼、日光両市で再び街頭に立つことが決まった。党副幹事長の茂木敏充衆院議員は「安倍首相や党三役、閣僚などを毎日のように投入する」と述べ「総力戦」をアピールした。

 民主党は6日の鳩山由紀夫幹事長に続き、12日は菅直人代表代行が来県。13日には小宮山洋子衆院議員、その後も渡部恒三衆院議員、白眞勲参院議員らが県内に入るという。共産党は志位和夫党委員長が20日、県内を訪れることが決まっている。

 2議席を争った過去5回の参院選では、自民党が森山真弓、矢野哲朗両氏で2議席を独占した92年を除けば、与野党が1議席ずつを分け合う形が続いてきた。今回と同じく自民、民主、共産の3党が公認候補を立てて争った前回04年の参院選は、自民党関係者が「省エネ選挙だった」と振り返るように、2議席ある余裕から陣営が緊張感を欠いた面も否めず、投票率は50.99%にとどまった。

 今回、1議席をめぐる「生き残り競争」となったことで、年金問題や政治とカネなどを巡って激しさを増した与野党対決の構図が、栃木選挙区にそのまま持ち込まれ、投票率は高くなるとの見方も出ている。

553片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 12:41:24
7氏が論戦火ぶた 党首クラス続々応援
2007年07月13日 朝日埼玉
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/saitama/TKY200707130178.html

 参院選が12日に公示され、17日間の熱い戦いが始まった。埼玉選挙区(改選数3)には、自民、民主、公明、共産、社民、国民新の6政党7人が届け出た。自民・公明が与党で2議席を維持するのか、民主など野党が2議席以上奪うのかに注目の集まる選挙戦。各党は、激戦の埼玉選挙区を重要視しており、中央から党首クラスが続々と応援に駆けつけた。
候補者らに声援を送る支持者たち=さいたま市浦和区で


 国民新の新顔、沢田哲夫氏(43)は、同党が6月に始めた「全国縦断リレーマラソン」の県内スタートに合わせ、秩父市の秩父神社で第一声を上げた。「国民の声を永田町に」と、意見を募る「目安箱」を用意しながら、タスキをかけて市内の目抜き通りを約1キロ走った。続いて、皆野町、長瀞町、寄居町、熊谷市へと移動。各地で商店街などを走り抜けた。

 公明現職の高野博師氏(60)は午前9時半に、JR浦和駅西口で、冬柴鉄三国土交通相とともに第一声。約1000人の聴衆から盛んに声援を受けた。夕方には、太田昭宏代表が川越駅東口で演説。「環境や外交の分野できちっと結果を出せる。これほど力のある人はいない」と持ち上げた。遊説先では、自民党から深井明県連幹事長らが応援した。

 民主新顔の行田邦子氏(41)は午前11時、JR大宮駅東口の合同出陣式で、年金問題や働く人への育児、介護支援の必要性を訴えた。マイクを握った枝野幸男県連代表は「『民主が善戦した』では、今の政治は変わらない。何としても埼玉で2議席を獲得したい」と声を張り上げた。その後、越谷市などで街頭演説し、同市内でも個別の出陣式を開いた。

 県内3カ所で街頭演説に立った自民新顔の古川俊治氏(44)の陣営には、党本部から有力者が続々と駆けつけた。午前10時のJR大宮駅西口での第一声では丹羽雄哉総務会長が、午後1時半の川越市内では石原伸晃幹事長代理が、それぞれ応援に立った。午後3時の川口駅東口には、安倍晋三首相が登場。「埼玉でも自公で2議席を」と約6800人に訴えた。

 社民新顔の松沢悦子氏(59)は午前10時、県庁東門での出発式に、活動のユニホームにしている憲法9条の条文をデザインしたピンクのTシャツで登場。労組の関係者や支援者の激励を受けた。その後、松沢氏は日森文尋県連代表らと選挙カーに乗ってさいたま市内を遊説。午後6時からはJR大宮駅西口で演説し、「平和憲法を守る」と支持を呼びかけた。

 民主現職の山根隆治氏(59)は、JR大宮駅東口の合同出陣式で、約1000人の聴衆を前に年金や医療制度の問題を訴えた。応援に駆けつけた菅直人代表代行は「イチロー選手も、打席に立てなければヒットを打てない。どうか埼玉選出の優秀な議員を打席に立たせ、民主党の政権交代を実現させて」と呼びかけた。夕方には、川越市内で地元出陣式を開いた。

 共産新顔の綾部澄子氏(48)は午前10時25分、JR浦和駅西口で、市田忠義書記局長と第一声を上げた。市田書記局長は「年金問題で大事なのは責任をなすりあうのではなく、1人の被害者も出さないことではないか。そのためにも綾部候補の当選を」と訴えた。午後は、JR北朝霞駅や東武東上線志木駅、大型ショッピングセンターで演説をした。

554片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 14:27:59
まるたまフジテレビ前で演説も収録中で大ブーイング (スポーツ報知)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/tamayo_marukawa/story/20070715hochi099/

 ◆第21回参院選(7月29日投開票) 元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民、東京選挙区=は14日、かつてのライバル局であるフジテレビ前で公示後初の週末をスタート。同局のイベント「ザ・冒険王」の来場者を狙っての遊説だったが、同じ時間にイベント内で番組収録を行っていた撮影スタッフから、猛クレームを浴びた。

 演説開始前から、街宣車の周辺は物騒なことに。フジの撮影スタッフらが「(演説するとは)聞いてない」「ここでやるなら自殺してやるくらいの覚悟だ」などと激怒。丸川陣営に詰め寄った。

 しかし、塩崎官房長官も駆けつけ演説がスタート。マイクを握る丸川氏には「は〜や〜く〜」のブーイングが飛び、腕を回して「巻き」を合図するテレビクルーも。丸川氏が「ご収録の皆様には大きな声でご迷惑をおかけしました」と締めくくると「ホントだよ!」と怒号が響いた。番組スタッフは「演説中は音声を止めた」と怒っていた。

[ 2007年7月15日8時5分 ]

555片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 22:59:18
07参院選:公示 1議席めぐり総力戦 政権左右「象徴的選挙区」 /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/tochigi/news/20070713ddlk09010130000c.html

 参院選が12日公示され、栃木選挙区でも1議席をかけた戦いの火ぶたが切って落とされた。立候補したのは▽民主現職の谷博之候補(64)▽共産新人の小池一徳候補(46)▽自民現職の国井正幸候補(59)の3人。今回から改選数が1減されて「1人区」となり、全国で唯一、現職同士がぶつかる激戦区となった。安倍政権の帰すうを左右する象徴的選挙区として注目されており、各党幹部らが入り乱れて来県するなど総力戦の様相だ。29日の投票日まで、年金、農政、格差、政治とカネなどを争点に舌戦が展開される。【参院選取材班】

 ◇長靴姿の来場者も

 ○…国井氏の出陣式が開かれた選挙事務所前の空き地は、連日の雨で地面がドロドロに。このため11日、急きょ購入した青色のビニールシートを会場一面に敷いた。「選挙スタッフが3〜4人がかりで敷きました。足場が泥だらけだと、支持者にご迷惑をかけるので」と選対関係者。支持者の中には、雨を見越して長靴を履いて来場する姿もちらほら。別の選対関係者は「梅雨時の選挙は雨でぬれたスーツをクリーニングに出すなど、思わぬ出費が多い」と笑っていた。

 ◇憲法変えさせない

 ○…12日は、宇都宮空襲からちょうど62年目。同市域の5割が焼失し、最低でも620人が犠牲になったとされる。小池氏は第一声で、「(当時)10歳だった私の母は、チフスで市内の病院にいたが、空襲の火災から本当に九死に一生を得て、助け出された」と明かした。「戦争で多くの命が奪われ、その痛苦の思いから今の平和憲法ができた。尊い命の犠牲の上に成り立っている憲法を変えさせるわけにはいかない」と、反戦を訴えた。

 ◇菅直人代表代行、来県し応援演説−−宇都宮など2カ所

 民主党の菅直人代表代行が12日来県し、JR宇都宮駅前と真岡市民会館の2カ所で、谷博之候補の応援演説を行った。菅代表代行は、米大リーグで活躍する選手を引き合いに、「イチロー選手でも守備ばかりやらせられたら、ヒットもホームランも打てない。(民主に)バッターボックスに立たせてほしい」と訴えた。

 一方、自民は、安倍晋三首相が15日来県し、日光市などで国井正幸候補の応援演説を行う。首相は7日に来県し、宇都宮、真岡、小山の3市でてこ入れしたばかり。

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 ◆選挙区候補者(改選数1−3)=届け出順

 ◇今の政治が許せない−−谷博之氏

 谷氏は午前10時から宇都宮市松原2の選挙事務所で出陣式。総合選対委員長の簗瀬進参院議員のほか、山岡賢次衆院議員や福田昭夫衆院議員らが駆け付けた。

 あいさつで簗瀬氏は、「日本の運命を決める重要な戦いになる。皆が思いやりを持って、支え合う『共生の社会』を作りたい人は、谷博之と民主党に(投票を)お願いしたい」と述べた。また、福田氏は「与野党逆転が実現すれば、横暴な自民党の政治を止めることが出来る。日本を良くする方法は政権交代しかない。皆さんの怒りを選挙にぶつけてほしい」と訴えた。

 谷氏は「繰り返される国民への負担増、放置される格差是正問題。一つ一つが国民の暮らしを荒廃させ、地域社会をずたずたにしようとしている。私はこうした今の政治が許せない」と声を張り上げた。さらに、「私たちが勝つことによって参議院の与野党逆転を果たし、新しい日本の政治が、新しい国民の声が、風通しの良い国会の中で堂々と披露され、その第一歩が踏み出される」と述べた。【山下俊輔】

556片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 22:59:44
 ◇自公の暴走ストップ−−小池一徳氏

 小池氏は午前10時から、宇都宮市宮園町の東武宇都宮百貨店前で、第一声を上げた。木塚孟県委員長や野村節子県議、村主明子比例代表候補らが応援に駆けつけた。

 木塚氏は「共産党は年金問題で、すべての加入者や受給者に対し納付記録を送り、解決を急ぐことが大事、と政府に申し上げた。安倍首相も『共産党の言うことはもっともだ』と認め、実現に足を踏み出している」と党の存在感をアピール。村主氏も「選挙区で小池さんが大奮闘されている。比例代表は共産党に一票を託してほしい」と声を張り上げた。

 小池氏は第一声で、「この選挙は、自民公明の暴走政治にストップをかけ、貧困と格差をなくし、暮らしと憲法を守る選挙」と述べた。増税反対や格差社会の是正、憲法改正反対などを公約に掲げ、「県民の皆さんの暮らしを守りたい、平和を守りたい、という願いを小池に託してほしい」と訴えた。

 小池氏はその後、選挙カーで市内を回ったほか、スーパーなどで街頭演説を行い、支持を呼び掛けた。【戸上文恵】

 ◇年金問題しっかり解決−−国井正幸氏

 国井氏は午前8時、宇都宮市の県護国神社での必勝祈願後、午前10時から、選挙事務所(宇都宮市一ノ沢町)前で出陣式に臨んだ。選対事務長の森山真弓衆院議員をはじめ、県選出の自民党国会議員、阿部和夫・鹿沼市長など、県内の首長や県議らが出席。支持者も約2000人が集まった。

 最初にあいさつした森山氏は「皆さん一人ひとりの熱意と情熱で、国井さんを勝たせてほしい」と檄(げき)を飛ばした。また、国井氏を推薦する公明党の遠藤乙彦・県本部代表は「パフォーマンスだけの民主を勝たせてはいけない。国井さん必勝のために全力を挙げる」とエールを送った。

 最後にあいさつに立った国井氏は、「年金問題はしっかり解決する。ふるさと納税も実現したい。子供、孫のためにも与党政権を維持させてほしい」と述べ、「厳しい戦いだが、くじける訳にはいかない。国井をもう一度、国会に送ってほしい」と訴えた。演説後、国井氏は支持者とともに、「頑張ろう」を三唱。選挙カーに乗り県内各地へ遊説に出発した。【塙和也】

557片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 23:03:22
07参院選:安倍首相、鳩山幹事長来県 両陣営「ガチンコ対決」 /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/tochigi/news/20070714ddlk09010310000c.html

 ◇あす選挙サンデー

 自民党県連は13日、安倍晋三首相の再度の来県日程を正式発表した。選挙サンデーの15日、鹿沼市と日光市で遊説し、3選を目指す国井正幸候補(59)への支援を呼び掛ける。一方、民主党の鳩山由起夫幹事長も15日、日光市に入ることが決まった。谷博之候補(64)の応援演説を行う。両陣営の「ガチンコ対決」は激しさの度合いを増してきた。

 安倍首相の来県は、台風4号の影響で中止の可能性もあるが、首相は7日に来県し、県内3カ所を回ったばかり。鳩山幹事長も6日に宇都宮市入りし、てこ入れしていた。国井氏の陣営幹部は「党本部が、絶対落とせない選挙区と位置づけている表れ」と話し、谷氏の陣営幹部は「与野党の勝敗を決する選挙区との認識が、党本部に浸透している」と説明する。

 さらに、国井氏の応援には、小泉純一郎前首相が19日に宇都宮市入りする方向で調整が進んでいる。他に閣僚経験者らが次々と応援に入る。谷氏の応援も、渡部恒三・最高顧問(16日、鹿沼市)らの日程が入り、小沢一郎代表も「当然来るだろう」(陣営幹部)という。共産新人の小池一徳候補(46)も国会議員らの応援を得て、支持拡大を図る。【参院選取材班】

毎日新聞 2007年7月14日

558片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 23:10:24
07参院選:3候補、恨みの雨 連呼の声もかき消されがち /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/tochigi/news/20070715ddlk09010036000c.html

 「台風が迫る中、悪天候にもめげず、遊説に取り組んでおります」。参院選は初の週末を迎えた14日、台風4号の影響で雨に見舞われた。栃木選挙区に立候補している民主現職の谷博之氏(64)▽共産新人の小池一徳氏(46)▽自民現職の国井正幸氏(59)の3人はレインコートを着たり、傘を差しての街頭演説。立ち止まって耳を傾ける人はまれで、選挙カーからの連呼も、雨にかき消されがち。恨めしげに空を仰ぎながらの遊説となった。【参院選取材班】

 ◇小沢代表が訪れ、激励−−民主・谷候補

 谷氏は日中、佐野市と足利市を選挙カーで重点的に回った。両市は民主の県議が不在で、支持基盤が薄いとされる。陣営は序盤に回ることで、知名度アップを図った。谷氏は街頭演説で「大臣が次から次へと不祥事を起こし辞めている」と与党批判を展開した。

 夕方には、小沢一郎代表が宇都宮市の選挙事務所に激励で訪れた。東北4県を回った帰りで、滞在時間は約15分。小沢代表は「力を合わせて、この選挙で政治を変えましょう」と呼び掛けた。

 ◇「庶民大増税」反対と訴え−−共産・小池候補

 小池氏は足利市など県南部を中心に計10カ所で街頭に立った。公示日からの6日間で県内を一巡する予定で、選対幹部は「初めての選挙。まず、顔と名前を覚えてもらうのが必要」と話す。小池氏は演説で「庶民に大増税、大企業に減税する逆立ち税制をやめさせます」と主張した。

 この日は、塩川鉄也衆院議員(比例北関東ブロック)も佐野市と壬生町で街頭演説し、「共産党が伸びてこそ、政治を変える力につながる」と訴えた。

 ◇年金制度の再構築強調−−自民・国井候補

 国井氏は正午まで、宇都宮市内の企業回りをした後、真岡市に移動。午後から選挙カーで、同市と宇都宮市を回った。国井氏は街頭演説で、「年金制度の再構築にまい進する。社会保険庁は改革してしっかりと構築し直す」と強調した。

 演説中、19日に予定している小泉純一郎前首相の来県を知らせるチラシを配布し、相次ぐ超大物の応援をアピールしていた。15日には安倍晋三首相が来県予定だが、台風4号の影響で実現するか流動的だ。

毎日新聞 2007年7月15日

559片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 23:16:33
07参院選・神奈川:各党幹部が続々来県 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/kanagawa/news/20070714ddlk14010261000c.html

 参院選の選挙戦2日目の13日、各党幹部が続々と来県した。自らの政党の擁護や他党の批判など「政権選択色」が強まる今回の選挙の特徴を反映した演説を行った。

 自民党町村派会長の町村信孝元外相は大和市の集会に出席。年金問題について謝罪し「年金以外にも首相はいろんな仕事をする。トータルで見れば十分合格点がつく」と述べ、中国、韓国との関係改善や地球温暖化対策などの実績を強調した。

 一方、民主党は鳩山由紀夫幹事長が横浜市港北区で街頭演説し、年金問題に絡み「(与党に)信任を与えてしまうと、再びふたをしてしまいかねない」と指摘。「民主党も100点満点じゃないが、民主党への支援で緊張感のある政治がよみがえる」と訴えた。

 公明党の浜四津敏子代表代行は横浜市都筑区の駅前で「この選挙は年金選挙。民主党と与党の政策のどちらがいいか見極めてほしい。民主党はきれい事を言っているだけだ」と民主批判を強めた。共産党の志位和夫委員長はJR横浜駅西口で「自民と民主ではなく、自民と共産が対立軸だ。安倍政権の大暴走を止め、国民の暮らしを守る政治を行う」と呼びかけた。【山下修毅、笈田直樹、池田知広】

毎日新聞 2007年7月14日

560片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 08:39:00
陣営「とんだ水入り」
支持者の安全考慮 集会中止相次ぐ 讀賣茨城

 参院選公示後、初の「選挙サンデー」となった15日の県内は、台風4号の接近で風雨が強まり、支持者らの安全面を考慮して街頭演説や集会を中止するなどの陣営が相次いだ。選挙戦が幕を開けた直後とあって、陣営関係者は「とんだ水入りになった」と恨めしそうだった。

 民主党公認の藤田幸久候補は、風雨をついて守谷、取手両市などを回り、「台風は(屋内で)避けることができるが、政治を変えなければ、増税は避けることが出来ない」などと訴えた。

 無所属の石津政雄候補は筑西市や八千代町などを巡ったが、風雨はさほど強くなく、「日程通りに進んだ」(選対関係者)。ただ、雨でポスターが飛ばされるなどの被害があったという。

 共産党公認の田谷武夫候補は風雨が強まったため、午前中の日程途中で遊説を切り上げた。陣営関係者は「ポスター張りや法定ビラの配布が滞るなどの影響が出ている」と語る。

 国民新党公認の工藤敏隆候補は、亀井静香代表代行を迎えて街頭演説を予定していたが、朝に中止を決めた。陣営は「強行して支持者に何かあってはいけない」と説明していた。

 自民党公認の長谷川大紋候補は午前の日程を予定通り消化したものの、午後の日程は途中で中止した。関係者は「午前中は悪天候でも多くの人が集まってくれたのに」と残念そうだった。

 「共生新党」公認の武藤博光候補は「集まってもらう予定の人の安全確保が危ぶまれる」との理由で、常陸太田市内の個人宅で予定していたミニ集会を中止した。

 一方、鹿嶋市選管は、14日と同様に、ポスター掲示板や選挙啓発用の横断幕、のぼりの一部撤去を続けた。担当者は「台風が通過した後の16日には元に戻す予定」と話す。各市町村が受け付けている期日前投票も直撃を受けた。水戸市選管は「台風接近のあおりで、投票者の出足は鈍く、14日の半分程度に落ち込むのでは」と予想していた。

(2007年7月16日 読売新聞)

561片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 08:40:16
参院選で大物が来県、“再対決”
首相と民主幹事長が支持訴え 讀賣栃木

雨の中、政権交代を訴える鳩山・民主党幹事長(日光市今市で)

子供と握手する安倍首相(宇都宮市のオリオン通りで)

 安倍首相と民主党の鳩山幹事長が15日、国井正幸(自民)、谷博之(民主)各候補の応援のため、来県した。どちらも公示前に続く2度目の来県で、街頭演説場所が激戦区の日光市内で重なるなど、互いを意識した応援ぶり。党首級2人がぶつかる“総力戦”で、「1人区」での生き残りをかけた選挙戦は、熾烈(しれつ)を極めてきた。

 7日に続いて来県した安倍首相は午後5時過ぎ、鹿沼市茂呂の鹿沼木工団地内で街頭演説し、「『攻めの農政』で、農業を未来型産業に変えようと始めたのが国井さん」と持ち上げた。年金問題では、「社会保険庁の体質に問題があった。親方日の丸の体質をぶちこわしていく」と声を張り上げた。

 この後、日光市平ヶ崎のJR今市駅前に移動。約1000人の聴衆に、「東照宮を生かした観光政策を打ち出してはどうか」と呼びかけると、「その通り」と声が上がった。

 これに先立ち、宇都宮市では、街頭アピールを急きょ実施。国井候補らと、オリオン通りや東武宇都宮百貨店内を回り、買い物客らと握手をしたり、記念撮影に応じたりした。夜には市内の餃子店で食事し、「宇都宮餃子はおいしい」と、笑顔を見せた。

 一方、鳩山幹事長は6日に続いての来県で、午後1時ごろから、日光市今市の商店街で、谷候補とともに街頭演説。「政治をよみがえらせるチャンスがやって来た。その象徴が、現職同士が全国で唯一ぶつかり合う栃木県だ」と力を込め、与党批判を展開した。

 年金問題では、「安倍政権は昨年から知っていたのに、支持率が下がったのを見て対策を講じた」と指摘。数時間後に日光市入りする安倍首相を意識し、「後で聞いてみて下さい」と呼びかけた後、集まった人々と握手をして回った。

 安倍首相、鳩山幹事長の2度目の来県が、衆院栃木2区(日光市、鹿沼市など)でぶつかった背景には、地元の森山真弓、福田昭夫両衆院議員がしのぎを削る激戦区だという事情がある。自民県連幹部は「重点地区でてこ入れする必要があった」と話し、谷陣営幹部も「首相には負けられない」と、鳩山幹事長の演説場所を、急きょ集会所から街頭に変更した。

 小池一徳候補(共産)には、20日に志位委員長が来援予定。この日は小池候補も、衆院栃木2区を回り、地道に支持を訴えた。

 鹿沼市では、強風で同行者の傘が吹き飛ばされながらも、格差社会の是正などを精力的に訴えた。陣営幹部は「安倍首相が来ても、票につながるかは疑問。我々は、我々の政策を訴えていくだけだ」と話していた。

(2007年7月16日 読売新聞)

562片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 08:41:48
風雨ニモ負ケズ 陣営駆ける 07・参院選 讀賣埼玉

 参院選公示後最初の日曜日の15日、埼玉選挙区(改選定数3)の各陣営は、候補者の知名度アップを狙って街頭演説などに党首クラスを投入、応援合戦を繰り広げた。ただ、台風4号が関東地方に接近したため、2党のトップが来県予定を見送った。




日程を変更し、民主党陣営の事務所を訪れた小沢代表(さいたま市浦和区で)


 民主党の小沢代表はこの日、鹿児島県の奄美大島入りする予定が中止となり、急きょ関東近県の候補者陣営の激励に日程を変更した。夕方、公示後初めて埼玉選挙区入りし、2候補者の選挙事務所を回ってスタッフらと握手、「何としても2議席取ってほしい」と励ました。


 岡田克也・元代表もJR川口駅東口での街頭演説に駆け付け、「赤城農相の問題で、現政権には国民の望むような政治資金規正法の改正ができないと分かった」と政権批判。演説中、雨が強く降り、集まった聴衆の傘で駅前が彩られた。

 社民党陣営は、台風の影響で午前中の街頭演説を中止した。しかし、午後4時過ぎには雨はやみ、同4時半からJR浦和駅西口で福島党首を招いて行った街頭演説では、「台風も吹き飛ばす社民党だ」と気勢を上げた。

 台風の影響を受けたのは公明党。この日は、太田代表と上田知事が応援演説をする予定だったが、前日深夜にキャンセルし、候補者だけの街頭演説に切り替えた。

 国民新党も、予定していた綿貫代表の街頭演説を中止した。




商店街練り歩きをミニ集会にかえた陣営も(鳩ヶ谷市で)


 自民党候補者は、額賀福志郎・元防衛庁長官(元党政調会長)を招き、県南部で街頭演説。ただ、「顔を売るチャンス」と期待していた鳩ヶ谷市の夏祭りが台風接近で中止になったため、商店街を練り歩く予定を急きょ支持者宅でのミニ集会に切り替えた。自民党は19日に小泉前首相の県内入りを予定している。


 共産党は、17日に志位委員長がさいたま市大宮区に演説に入る予定。

(2007年7月16日 読売新聞)

563片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 08:43:33
参院選 台風、陣営ほんろう
午後から晴れ間…急ぎ遊説 讀賣神奈川

 参院選の公示後初の連休となった15日、候補者の多くは台風4号による大雨を警戒し、日程の変更を余儀なくされた。ただ、予報に反して午後からは晴れ間も見え、天候に振り回される陣営も。「せっかく無党派層に訴えるチャンスだったのに、もったいない」と、恨み節も聞かれた。

 牧山弘恵候補(民主)は横浜市内の商店街などを歩く予定を中止し、外出を避けた市民を狙って団地内を選挙カーで巡った。陣営幹部は「晴れてきても家にいるはず……」と“臨時作戦”の効果を気にしていた。斉藤さちこ候補(国民)も、駅前での演説をやめ、支援者へのあいさつ回りを中心に日程をこなした。

 畑野君枝候補(共産)陣営は前夜、選挙カーでの遊説を控えることを決めた。しかし、朝になって台風の影響は大きくないと判断、急きょ車を出動させた。事務所から支援者らにダイレクトコールする計画だった松あきら候補(公明)も、天候が回復したのを見て、川崎駅などで街頭演説をこなした。和田茂候補(社民)は、午後から横浜駅西口で国会議員らとともに街頭演説。陣営は「雨が上がって人も出始めた時間帯だったので、ラッキーだった」と話していた。

 一方、多くの人出が予想される15日夜の横浜国際花火大会には、各候補が顔を出す予定だった。

 大会の中止を受け、水戸将史候補(民主)は、横浜駅東口の屋根付き広場で一日中、県議や市議とリレートークを繰り広げた。小林温候補(自民)も、街頭演説に切り替えたが、陣営幹部は「候補の顔を見せるチャンスがつぶれた」と悔しがった。

(2007年7月16日 読売新聞)

564片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 08:47:54
参院選 初サンデー 讀賣山梨

 参院選公示後、初の日曜日となった15日、県内は台風4号の影響で朝方は雨に見舞われたが、山梨選挙区から出馬している3候補は予定通りの遊説日程をこなした。昼までには多くの地域で雨が上がり、甲府市では、日中気温が7月最高の32度まで上昇。一転して蒸し暑い真夏日となった中、各候補は「お願い」を連呼して県内を走り回った。




台風一過で青空も顔を出した中、沿道に手を振る候補者


――花田陣営 


 南アルプス、甲斐の両市と昭和町を回った花田仁候補(46)(共産・新)の陣営は、風雨が長引く場合は日程変更もやむを得ないとの覚悟で遊説を始めたが、午前11時の演説前には雨が上がり、一同ほっと胸をなで下ろしていた。

 午後には時折強い日差しが照りつけ、晴れの日は欠かさないという日焼け止めクリームを塗るのが遅れた花田候補は、午後3時ごろには顔が真っ赤。「朝とはえらい違い。少し焼けちゃったよ」と苦笑いしながら、道行く人に手を振っていた。

 この日は日本共産党創立85周年の“誕生日”。陣営は、いつもより意気込んで遊説に向かったという。

――米長陣営 

 米長晴信候補(41)(民主・新)の陣営は、郡内、峡東の両地域を遊説。選挙カーに、雨をぬぐうためのバスタオル50枚を積み込んでスタートしたが、窓から強い雨が降り込むため、正午前にはすべて使い切り、選対本部がさらに10枚を“差し入れ”する一幕もあった。

 山間部での遊説中止も一時検討したが、天候が回復したため予定通り完遂。樋口雄一・総合選対幹事長は「練りに練った遊説計画は一度変更すると、後が大変」と話していた。

 米長候補は桃農家が多い笛吹市一宮地区を通過中、「台風の直撃がなくて良かったです」と呼びかけ、気遣いを見せていた。

――入倉陣営 

 入倉要候補(42)(自民・新)は、地元の甲府市内を選挙カーで回った。同市選出の県議らを乗せ、中心市街地では「風林火山博」を成功させた実績をアピール。「甲府で生まれ育ったからこそ、皆さんの目線で考えられる」と訴えた。

 晴れ間がのぞいた午後には、沿道に支持者の列ができた。入倉候補は車から降りて駆け寄り、握手しながら深々と頭を下げていた。

 遊説出発時には、雨がっぱや長靴を着込んで「びしょぬれになる覚悟だった」というスタッフもほっとした様子。日傘や帽子で暑さをしのぐ支持者を見て、「暑い中、応援してくれた方のためにも勝ち抜く」と意気込んでいた。

(2007年7月16日 読売新聞)

565片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 09:28:46
3候補の戦いを追う 讀賣群馬

 29日投開票の参院選。群馬選挙区に出馬している3候補の訴えも一層熱を帯びている。連休最終日となった16日、各候補の戦いぶりを追った。

■軽妙な口調支持者わかせ■山本 一太候補(49)自民 現(公明推薦)

 人目をひく赤い選挙カーで、ノリのよいロックミュージックを響かせながら、田園地帯や住宅地を縫うように走る。この日は渋川市周辺で遊説と街頭演説。住民が軒先で手を振ると、その1人1人に「ご声援、しっかり受け止めました」と返し、時には車から手を伸ばして握手を交わした。

 午前9時、榛東村中央公民館前でマイクを握ると、「初当選から12年たち、私も知られてきた。商店のおばちゃんは『テレビで見るよりかわいい』と抱きしめてくれる」と、軽妙な口調で数十人の支持者をわかせた。父・富雄元農相に引き続いて支援しているという男性(81)は「彼は熱血漢。話もうまいね」と、息子を見るように目を細めた。

 改選定数2で行われた6年前の選挙では、福田系の支援する山本候補に対し、中曽根系が別の候補を立てて争った。今回選は定数1減となり、自民党県連は公認候補を一本化。この日は中曽根弘文参院議員が応援演説で、「彼は外交のエキスパート。今後ますます活躍できる」と持ち上げた。

 演説は、JA前では「農業にも国際感覚が求められる時代」、温泉街では「観光文科省を創設する」とそれぞれ強調。「年金の逆風、政治とカネの逆風で、最後は大変な激戦になる」と、危機感を訴えるのも忘れない。

 公示日前後に風邪をひいたが「走り回っているうちに汗をかいて治った」という。声はかすれぎみだが、演説では大きな身振りで声を張り上げる。「今までためてきたエネルギーがロケット噴射している」と手応えも口にした。(横山航)

 

■睡眠3時間疲れも見せず■福田 晃治候補(42)国民 新(民主推薦)

午前9時半、玉村町から街頭宣伝活動を始めた。通常よりも遅めのスタートになったのは、この日の午前4時まで、沼田市内の3か所で支援者に呼ばれた宴席などで支持を求めてあいさつ回りをしていたためで、睡眠時間は3時間しかなかったという。

 選挙戦5日目となるが、「手を振り返してくれる人が日を追うごとに増えている」と話し、疲れを見せずに選挙カーに乗り込んだ。「知名度がない新人候補なので、全県を徹底的に回って覚えてもらう」とスタッフは話す。日中は街頭宣伝に重点を置き、夜は支援者などの小集会に参加するのが基本スタイルだ。伊勢崎市に移動しながら住宅街の細い路地までくまなく回り、「地域の声を国政に届ける熱意は誰にも負けない」と声を張り上げた。

 午前中、中越沖地震が発生した時も街宣中で、地震発生を知ると、「中越地震ではボランティアとして物資を届けに行った。今回も被災地に行きたいぐらいだ」と顔を曇らせた。

 午後は同市中心部で開かれた七夕まつりに参加。「人が多く集まる場所が少ない群馬で絶好の機会」と意気込み、のぼり旗を持ったスタッフとともに、屋台の並ぶ本町通りを練り歩いた。中高生が多く、「数年後の有権者だな」と笑いながら、握手して回った。

 祭り会場の近くで行ったこの日2回目の街頭演説では、「地方を切り捨てた改革により、商店街の空洞化が進んでいる。地域の声を届けなければならない」と訴え、最後は「推薦を頂いた民主党としっかり連携し、この関ヶ原の合戦に挑んでいく」と結んだ。(笠原一哉)

(2007年7月16日 読売新聞)

566片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 09:31:05
丸川氏まさかの“玉砕”…転入届提出遅れで投票できない
参院選の投票を呼びかけるポスターの前で、あたふたしながら報道陣に釈明する丸川珠代氏=16日午後、東京・新宿区役所前
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007071701.html

 自民党の参院選東京選挙区候補で、元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)が16日、期日前投票をしようと新宿区役所を訪れた。しかし選挙人名簿に名前がなく、投票できずに“玉砕”となった。

 丸川氏は微笑みながら新宿区役所へ入ったものの、約30分後に出てきたときには顔面蒼白。ほおを引きつらせながら「投票できないことが分かりました。ニューヨークに赴任し、戻ってきてすぐに住民票の手続きをするつもりだったのが、忙しくて忘れてしまった。お集まりいただいたのにごめんなさい」と報道陣に両手を合わせながら報告した。

 丸川氏は平成15年6月、住民票の転出届を出しテレビ朝日のNY支局に赴任。16年6月に帰国したが、今年4月20日前後になって転入届を出したという。陣営は「公示日前日から3カ月前の4月11日までに転入届を出していないと投票できない。29日も投票は厳しい。こんなことになるとは」とガックリ。

 一昨年の衆院選や4月の統一地方選も投票していないことまで発覚。気になるのは約3年間の住民税だが、陣営は「テレ朝からもらっていた給与明細を本人が確認したら住民税を納めていた。どこの自治体かは、テレ朝に聞かないと分からない」と話した。

 丸川氏は11日の中野区の公開討論会に約40分遅刻。14日、港区台場のフジテレビ前で行った街頭演説では、収録中の同局番組を一時中断させてしまったほか、15日に予定していた安倍晋三首相との銀座の歩行者天国遊説は台風でキャンセルに。空回りが続いている。

 同じ自民党の東京選挙区候補、保坂三蔵氏(68)は丸川氏が投票できなかったことに「もったいないなー」と笑い飛ばした。

567片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 09:32:14
丸川珠代氏“選挙権”なし…NYから帰国後3年、転入届け未提出
選挙権がないことが判明し、新宿区役所の前で沈痛な表情を見せる丸川珠代氏 [写真を拡大]
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070717-OHT1T00015.htm

 元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民・東京選挙区=が16日、期日前投票を門前払いされた。丸川氏は約3年前に海外勤務から帰国しているのに、今年4月まで転入届を未提出。投票権が消滅した状態だった。同氏は「忙しくて(転入手続きを)忘れてしまって」と釈明したが、ここ3年選挙に行っていないのではという疑惑も浮上。とりあえず貴重な1票は確実に失ってしまった。

 この日午後、期日前投票のため笑顔で新宿区役所に入った丸川氏。しかし30分たっても出てこない。そして陣営スタッフが沈痛な表情で現れた。

 「仕事でニューヨークに住んでいて、帰国した際に転入届を出し忘れていて投票ができませんでした」と関係者は説明した。丸川氏は03年6月から約1年、テレ朝のニューヨーク支局に勤務。04年6月に帰国した。だが転入手続きを忘れ今年の4月下旬になって急きょ行ったという。丸川氏は新宿区在住だが転入届を出してから3か月が経過しないと区の選挙人名簿に登録されない。そのため選挙権が"消滅"していた。

 区役所から出てきた丸川氏は「投票ができないことが分かりました。ニューヨークから戻ってきて、すぐに転入の手続きしなければいけないのに忙しくて忘れてしまって…。すいませんでした。ごめんなさい」と頭を下げた。

 今年4月に転入届を出したのであれば帰国以来、投票に一度も行っていないことになる。事実であれば、05年9月の衆院選も今年4月の都知事選も棄権。石原ファミリーの全面支援を受けながら、慎太郎知事に1票を投じることもなかったのか。元報道キャスターとしては何とも痛い失態。関係者は「忙しくて恐らく(選挙には)行っていないでしょう。(同じマスコミの)みなさんもそうでしょ?」と話す。

 さらに転入手続きが済んでいなければ、帰国してから今年4月まで、どこに住民税を払っていたのかも疑問となる。この点について丸川氏は帰宅後に源泉徴収票を発見したという。事務所も「04〜06年まで住民税を払っていたことを確認しました」としたが、どこに払っていたかについては依然として「分かりません」とのこと。「(もし不備があれば)法的な手続きは早急に行いたいが…」と関係者は力なく話した。

 ◆届け出は公示前3か月以上必要、立候補はOK
丸川氏はなぜこんな事態に陥ったのか。選挙権の行使(投票)には各市町村の選管が管理する選挙人名簿に登録されていることが必要だ。通常は各市町村の住民票などの住民基本台帳に基づき登録される。選挙区内で投票するには、各選挙の公示(告示)の3か月以上前までに住民票の届け出が済んでいなければならない。
海外に転居した場合は、各市町村に転出届を提出後4か月以上がたつと選挙人名簿から抹消される。だが、各国の日本大使館などに「在外選挙人名簿」の登録を申請すれば海外での投票が可能となる。
しかし帰国した際に転入届の提出を怠ると、選挙の公示日まで3か月を切っている場合は日本国内での選挙人名簿に登録されず、投票ができない状態となる。
なお被選挙権については、日本国籍を保有していれば公選法上、海外在住でも立候補は可能。チリに軟禁中のフジモリ元ペルー大統領が今回の参院選に出馬している。

(2007年7月17日06時00分 スポーツ報知)

568片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 09:32:41
知事 初の応援演説 自・民・公「投入」時期で思惑
07・参院選 讀賣埼玉

 上田知事は16日、さいたま市浦和区のJR浦和駅西口で、参院選埼玉選挙区の民主党候補の応援演説を行った。公示後の知事の応援演説はこれが初めて。自民、民主、公明3党は、2回ずつ知事を応援に呼ぶ「等距離戦略」で合意しているが、時期や登場場面の違いには、微妙な思惑や戦術の違いがうかがえる。

 この日、知事は「政治主導のため、庶民感覚のある人を参院に」と民主党候補への支持を訴えた。

 民主党関係者は「元民主党衆院議員の知事と、心情的に一番近いと訴えられた」と効果を語る。ただ、もう一人の陣営は「街頭では広がりに限界がある。最終盤の集会に招き、盛り上げる象徴にしたい」と話す。

 一方、公明党関係者は「知事が近いのは民主党だけではないと訴える」ため、台風接近で中止した15日の知事応援の場所は、民主党候補の地盤にぶつける予定だった。自民党選対幹部は「終盤の“空中戦”で、知事の知名度にあやかりたい」と、次の週末に知事を「投入」する意向だ。

(2007年7月17日 読売新聞)

569片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 09:37:13
まるたま雨降らずガクッ びしょ濡れ作戦陣営思惑外れた
水道橋駅前で野球観戦後の男性にせがまれてボールにサインする丸川氏 [写真を拡大]
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070716-OHT1T00006.htm

 元テレビアナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民・東京選挙区=は15日午後、暴風雨の予報にもかかわらず新宿・伊勢丹前で街頭に立った。かねて「晴れ女」を自称するだけあって、到着した瞬間に雨は上がり「お買い物はいかがですか〜?」とマイクで呼びかけた。

 陣営関係者らにとっては思惑が外れた形だ。選対本部長で、この日同行した平沢勝栄衆院議員も「嵐だと思ったのに。大雨に打たれても訴えれば、一生懸命やってることが伝わるんですが」。思わぬ好天で「珠代、びしょ濡れ作戦」がかなわず、無念そうだった。

 この日は新宿、池袋で地下のショッピングモールを巡り、握手攻めにあった丸川氏。夕方には巨人―広島戦が終わった東京ドーム前にも立った。敗れたG党からは「じゃまなんだよ〜」の怒号も浴びつつ、もみくちゃになる人気ぶりだった。

 平沢本部長は「自民党は嫌いだけど丸川さんは好き、という『丸川党』を増やしていけばいいんだ。え? 丸山党じゃないよ!」と話していた。

(2007年7月16日06時00分 スポーツ報知)

570片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 09:52:15
各党大物相次ぎ来県
参院選 演説や講演会に閣僚も 讀賣山梨

 今回の参院選で、与野党が勝敗の分かれ目になるとみている「1人区」。自民、民主両党は、全国29の1人区の中でも、東京から近く、新人同士が争う山梨を「最重点地区」と位置づけ、中央からの応援に力を入れる。多くの閣僚を投入する自民、大物を効果的に県内入りさせたい民主、応援にばかり頼らない共産など、様々な手法で支持獲得を図る。

 公示前から、安倍首相や麻生外相など大物閣僚らが相次いで来県した自民。公示後も、14日に若林環境相と二階俊博国対委員長が県内入りし、党公認の入倉要候補(42)への支援を呼びかけた。17日以降も大物の応援で日程がびっしりだ。陣営では、「要請以上に本部から応援の打診がある。重視されていると感じる」と話し、大物来県のメリットについて、陣営幹部は「麻生さんらを生で見たいと集まった有権者に、入倉とも会ってもらうことで票につながるのでは」と期待する。

 一方、公示前に小沢一郎代表や鳩山由紀夫幹事長が県内入りした民主は、公示日に渡部恒三最高顧問、13日には菅直人代表代行と党幹部が相次いで来県し、公認の米長晴信候補(41)をもり立てた。今後も、小沢代表の3度目の来県を実現すべく調整が進んでいる。

 また、米長候補が記者時代に野党担当をしていた経緯から、個人的に親しい国会議員も応援に駆けつけている。陣営では、「誰彼かまわずでは無く、候補の活動にプラスとなる方に応援をお願いしている」として、自民の大量動員との“違い”を強調する。

 花田仁候補(46)を擁立する共産は、6月20日に志位和夫委員長が来県、公示日も小池晃政策委員長が駆けつけたが、今後の予定は入っていない。陣営では「顔で選挙が出来れば苦労はない」と他陣営をけん制。「政策論争で党の主張を聞いてもらうのが一番」と強調するが、「志位さんは統一地方選の時から何回も来てもらっている。来て欲しいけど無理は言えない」と、本音ともとれる声もある。

 大物の応援は、選挙活動の時間をより長くする「裏技」でもある。閣僚らの講演は夜間がほとんど。公職選挙法では午後8時以降の遊説は違反になるが、会場での個人演説会は禁止されていない。ある陣営は「大物議員が来れば、夜でも有権者の出席率はいい。遊説後に候補が駆けつけるまで引き留められる」と打ち明ける。

(2007年7月17日 読売新聞)

571片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 16:44:42
【靖国】丸川珠代当選なるか?3【I will go】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1182950202/
467 無党派さん New! 2007/07/17(火) 16:04:36 ID:e3ukj848
510 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/17(火) 10:56:51 ID:a5v7Cy9t0

この人、立候補届の時も不備を指摘され掲示板の抽選が無効になったお。
その後、立候補届が受理されたらしく、めでたくあまりものの19番ゲットw
(その後さらに、駆け込みの立候補があったので20番目の候補もいるが)

意外と選対が素人集団なんだなと思った


620 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/17(火) 11:08:36 ID:a5v7Cy9t0
>>553
本当です。
いきなり掲示板の番号が繰り上がったから、何事(いきなり辞退?)かと思いましたよww
おかげで、繰り上げ番号を再送信するのに、てんやわんやでしたww
いい迷惑でした。

他陣営なので詳しい情報は自粛しますね。
まあ、これくらいの恨み言はいいでしょう。
本当に迷惑したのだから・・

572片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 17:11:56
丸川珠代氏選挙権なかった…期日前投票できず発覚
住民税はドコに払ってた?
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071709.html

電車内、長靴で選挙遊説を行う丸川氏だが…
 自民党公認で参院選東京選挙区から出馬した元テレビ朝日アナウンサー、丸川珠代氏(36)が米国勤務から帰国後、住民票を長く戻していなかった問題で、丸川陣営は17日、住民税の納付事実を確認した。しかし、問題はこの3年間、一度も選挙に行っていなかった点。「政治を語る資格があるのか」という批判もあり、陣営では頭を痛めている。

 これは16日、丸川氏が期日前投票をするため、報道陣を引き連れて新宿区役所を訪れた際に発覚した。何と、選挙人名簿に名前がなく、投票できなかったのだ。

 約30分後に役所から出てきた丸川氏は顔面蒼白(そうはく)。ほおを引きつらせながら、「ニューヨークに住んでいたんですが、忙しくて(住民票の手続きを)していられませんでした。申し訳ありません」と語り、そのまま車に乗り込んだ。

 関係者によると、丸川氏は2003年6月にテレビ朝日のNY支局に赴任。この時に住民票の転出届を出していた。翌年6月に帰国したが、今年4月に転入届を出すまで、そのままになっていたという。

 住民税は、毎年1月1日の時点で住民登録している住民に対し、自治体が徴収する。元旦に住民票が日本になければ、自治体は捕捉できないため、実務上、税金を請求されない。

 かつて、竹中平蔵前総務相が日本と米国の間で住民票を移動させ、住民税を節税していたという疑惑が国会などで追及された。

 丸川陣営幹部は17日、夕刊フジ取材に「住民税はテレビ朝日が天引きしている。源泉徴収票で間違いなく(住居がある)新宿区に納めていることを確認した」といい、テレビ朝日の広報担当者も「丸川氏が帰国後、会社に提出した住所変更届に基づき、その住所地のある自治体に納めている」と説明した。

 ただ、今後、帰国後投票に行っていないことが尾を引くのは必至だ。

 野党は「自分が投票に行ってなくて、人に投票に行ってほしいと言えるのか」と批判し、有権者からも「総選挙も都知事選も行かなかった理由を聞きたい」との問い合わせが相次いでいる。

 前出の陣営幹部は「本人は反省している」と話すが、政治姿勢が問われる事態に発展しそうだ。

ZAKZAK 2007/07/17

573片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 08:20:02
民・自の2人安定 本社世論調査上情勢
比例選 自民逆風民主に勢い 讀賣茨城

 参院選を前に、読売新聞社は14日から16日にかけて世論調査を行った。これによると、茨城選挙区(改選定数2)は、民主党公認の藤田幸久候補と自民党公認の長谷川大紋候補の2人が安定した戦いを繰り広げており、共産党公認の田谷武夫候補ら残る4人は苦戦している。しかし、無回答などの態度未定者が4割を超えており、浮動票の行方が情勢を大きく左右しそうだ。比例選は、民主党を筆頭に自民党、公明党、共産党、社民党、国民新党の順となっており、「自民王国」茨城でも、自民に強い逆風が吹いていることがうかがえる。

 【選挙区】 ◇地域別 衆院小選挙区別に見ると、藤田候補が1〜6区で優位に立っている。特に、鹿行地区や県北の内陸部など、これまで自民が強いとされてきた地域での浸透が目立つ。長谷川候補は県西部を抱える7区で優勢となっているのをはじめ、県内全域で支持を広げている。田谷候補は大票田の水戸市を中心に浸透しているが、全県的な広がりには欠ける。石津政雄候補は県南部や県西部での支持が目立つ。工藤敏隆、武藤博光の両候補は出遅れが響き、苦戦している。

 ◇支持政党別 藤田候補は民主党支持層の4人に3人を固め、候補擁立を見送った社民党支持層にも食い込んでいる。長谷川候補は自民党支持層の半数しか固めておらず、組織力を生かし切っていない。選挙協力を見送った公明党支持層の支持も4分の1にとどまる。

 ◇職業別 藤田候補は事務技術職や管理専門職などを中心に浸透している。長谷川候補は農林水産業での支持が突出している。

 ◇男女・年代別 藤田候補は男性の支持が女性の倍となっているのに対し、長谷川候補は男女の支持が伯仲している。年代別では、藤田候補が20歳代から70歳以上まで幅広く支持を受けている。長谷川候補は50歳代以上の中高年層で強さを発揮しているが、若年層への浸透不足が目立つ。逆に、石津候補は20〜30歳代の若年層に一定の人気がある。


 【比例選】  民主党が支持層の9割弱を固め、3年前の前回参院選に続き、トップ得票をうかがう勢い。都市部だけでなく、町村部でも自民党を上回る支持を集めた。公明党との選挙協力を見送って比例票積み上げを狙う自民党だが、支持層の7割強しか固めていない。

 【政党支持率】自民が前回比1・5ポイント増の33・8%で首位となったが、民主が6・1ポイント増の27・2%と急追している。

 【内閣支持率】支持率は前回比4ポイント減の34・8%にとどまり、不支持率は14・7ポイント増の49・3%に跳ね上がった。

(2007年7月18日 読売新聞)

574片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 08:21:05
谷、国井候補競り合う
参院選本社世論調査 讀賣栃木

 読売新聞社は14日から16日にかけて、参院選に関する世論調査を行い、情勢を分析した。今回から「1人区」となり、各党が総力戦で臨んでいる栃木選挙区では、民主現職の谷博之候補と、自民現職の国井正幸候補が激しく競り合い、共産新人の小池一徳候補が続く展開となっている。ただ、調査時点では4割近くが投票する候補を決めておらず、今後の攻防で、情勢が大きく変わる可能性もある。

 谷候補は、民主支持層の8割超を押さえた。年金問題などを追い風に、「支持政党なし」の無党派層でも2割超に浸透したほか、自民支持層でも1割程度から支持を集めている。

 支持は、年代別では20〜60歳代まで幅広く、職業別では管理専門職で5割、商工サービス業などで4割を超える支持を集めた。自民支持が多いとされる農林水産業でも3割の支持を集めた。都市規模別では、県議時代の地盤だった宇都宮市など都市部で支持を広げているほか、町村部でも広がりつつある。

 国井候補は、自民支持層の6割超、公明支持層の5割近くを固めた。安倍首相が2度来県するなど異例のてこ入れを図っているものの、無党派層の支持は1割にとどまっている。

 年代別では70歳以上で4割近い支持を集めているが、20〜40歳代では伸び悩んでいる。職業別では自民の支持基盤で、出身母体でもある農林水産業で5割超に浸透し、自由業で4割近い支持を集めた。地域別では、自民の支持基盤が強固な県北部で浸透している。

 小池候補は、共産支持層の5割超を固めた。しかし、無党派層などへの支持は伸び悩んでいる。年代別や職業別でみても、他候補に水をあけられている。

(2007年7月18日 読売新聞)

575片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 08:22:40
自公民4候補 横一線 本社世論調査 讀賣埼玉

   ■中終盤が当落左右

 参院選埼玉選挙区(改選定数3)は、7候補が序盤から熱戦を繰り広げている。読売新聞社が公示直後の14〜16日に実施した世論調査では、民主党新人の行田邦子(41)、公明党現職の高野博師(60)、自民党新人の古川俊治(44)、民主党現職の山根隆治(59)の4候補がほぼ横一線に並び、激しく競り合う展開となっている。ただ、半数以上がまだ態度を決めておらず、中盤から終盤にかけての選挙戦が当落を分けそうだ。

 行田候補は民主党支持層の3分の1を固め、「支持政党なし」とした無党派層からも、最も多い支持を集めている。さいたま市を含む県南、県東部で優位に立つ。男性からの支持が他候補を大きく引き離し、70歳以上を除く各年代から満遍なく支持を得ている。

 高野候補は公明党支持層の8割を固め、選挙協力を結ぶ自民党の支持層の一部からも支持を得ている。特に人口30万以上の中核都市で優位に立つ。比較的若い層や、商工サービス業にも浸透している。

 古川候補は中都市や町村部を中心に、県北部、県西部で健闘しているが、まだ自民党支持者の4割弱しか固めていない。年齢が上がるにつれて支持が高まる傾向にあり、70歳以上の高齢者からの支持が特に厚い。女性、農林水産業、自由業などに順調に浸透している。

 再選を目指す山根候補は、民主党支持層の2割強の支持を固め、社民、共産両党支持層の一部にも浸透。県南、西部に比べ、県北、東部がやや伸び悩んでいる。職業別では管理専門職や商工サービス業の支持が高い。男性に比べ、女性への浸透がやや弱い。

 綾部候補は、共産党支持層の6割強を固め、無党派層にも浸透しつつある。県西、東部で比較的健闘。女性からの好感度が高く、農林水産業にも支持が広がっている。

 松沢候補は社民党支持層の半分の支持を固めた。さいたま市内や人口10万未満の小都市では比較的支持が高いが、中核都市や中都市への浸透が課題。

 党として初の参院選に臨む沢田候補は、県南、西部に比べ、県北、東部の町村などへの広がりが遅れている。

   ■「比例で民主」町村部も優位

 比例選で投票しようと思う政党(候補者の所属政党を含む)では、民主党と答えた人が3割を超え、2割弱の自民党を引き離してトップとなった。この傾向は3年前と同様で、以下、公明、共産、社民、国民新党と続いた。民主党はさいたま市で自民党の2倍以上の支持を集めたほか、自民党が強いとされる町村部でも優位に立つ。女性は両党ともほぼ並んだが、男性は民主党が自民党の2倍以上に。自民党は70歳以上と農林水産業でトップだった。

 政党支持者のうち、民主党は約9割、公明、共産両党も8割前後を固めているが、自民党は7割弱しか固め切れておらず、2割が未定と答えた。

   ■支持率1位民主 自民との差拡大

 主要政党の支持率は、民主党が25・2%、自民党が23・2%。3年前の前回参院選時と順位は同じだが、両党の差は0・1ポイントから2・0ポイントに拡大。一方、「支持政党なし」の無党派層は31・7%で前回より2・8ポイント減ったものの、全国平均より2・1ポイント多かった。

 安倍内閣の支持率は、「支持しない」が52・5%で「支持する」の25・2%を大幅に上回った。全国平均と比べると、支持が2・7ポイント低く、不支持が0・8ポイント高い。


 【調査方法】 調査は14〜16日に県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯2472件のうち、1537人から回答を得た(回答率62・2%)。

(2007年7月18日 読売新聞)

576片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 08:37:10
加賀谷、白須賀候補競り合う
本社世論調査(上)情勢 讀賣千葉

 29日投開票の参院選について、読売新聞社は、全国世論調査を実施し、これに取材結果を加味して序盤戦の選挙情勢を探った。新人8人が立候補している千葉選挙区(改選定数3)では、民主の長浜候補と自民の石井候補が一歩リードし、残る1議席を巡り、民主の加賀谷候補と自民の白須賀候補が横一線で激しく競り合う展開となっている。ただ、7割近い有権者が投票する候補を決めておらず、最終的な選挙戦の行方はなお流動的だ。

 千葉選挙区 

 衆院からくら替えしての立候補となった長浜候補は、民主党支持層の3割を固めた。県内全域で安定した戦いぶりを見せている。男女を問わず全年代に浸透し、管理専門職、事務技術職など、あらゆる職業の有権者から幅広い支持を集めている。

 石井候補は、自民、公明両党の支持層の3割近くを固めた。地盤の県南部や千葉市で強みを発揮し、県内全域に浸透している。年齢別では50歳代以上の高齢層を中心に取り込み、職業別でも農林水産業などで強さを見せている。

 連合千葉が全面支援する加賀谷候補は、地盤の千葉市のほか、京葉、東葛など都市部に浸透しつつある。終盤戦に向けて無党派層の票をどれだけ取り込めるかが課題だ。

 白須賀候補は井上裕・元参院議長の後ろ盾もあって、地盤の東葛地域などで支持を集めている。残りの期間で公明支持層や無党派層にどこまで浸透できるかがカギとなりそうだ。

 参院選3回目の挑戦となる浅野候補は共産党支持層の約6割を固めたが、支持が無党派層に広がるには至っていない状況だ。

 青木候補は出遅れが響いて社民党支持層を固めきれておらず、苦戦している。

 自民党の公認から漏れた本間候補は全県で伸び悩んでいる。

 落下傘の岩渕候補も他候補にリードを許している。

 比例選 

 県内では民主党が自民党をやや上回り、3割近くの支持を集めている。都市部のうち千葉市は互角だが、船橋市や市川市などで民主が自民より優位に選挙戦を進めている。職業別では、農林水産業などでは自民が民主を上回るが、事務技術職や管理専門職など幅広い層で民主が自民よりも支持を広げている。

 また、両党以外では、公明党、共産党、社民党、新党日本、国民新党の順に支持を集めているが、いずれも1割に達していない。

 安倍内閣 

 今回の世論調査では、安倍内閣の県内での評価も探った。安倍内閣を「支持する」は27・6%で、「支持しない」は51・6%。不支持が支持の2倍近い結果となった。2004年の前回参院選の際の調査では、小泉内閣を「支持する」は33・8%だった。

 支持政党別で見ると、自民、公明支持層の6割以上が「支持する」と回答しているが、民主、共産、社民支持層の8割以上が「支持しない」としている。

 政党支持率 

 県内の政党支持率は、自民26・2%、民主23・1%、公明3・7%、共産2・7%、社民2・1%、国民新0・6%、新党日本0・3%の順で、「支持政党なし」は32・5%だった。

 男女別で見ると、男性は民主支持(30・1%)が自民支持(27・9%)を上回ったのに対し、女性は自民支持(24・7%)が民主支持(16・8%)より多かった。

(2007年7月18日 読売新聞)

577片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 08:41:11
本社世論調査(上)情勢 小林、松、牧山横一線
無党派の動向 行方左右 讀賣神奈川

 読売新聞社が14日から16日まで全国で行った世論調査で、参院選神奈川選挙区(改選定数3)は、自民の小林温、公明の松あきら、民主の牧山弘恵が競り合って、これを水戸将史が激しく追いかける展開となっている。さらに、共産の畑野君枝、国民新党の斉藤さちこ、社民の和田茂が追い上げを図る。調査時点では、有権者の50%が投票する候補者を決めていないとしており、3割を超える無党派層の動向によっては、これから終盤にかけて情勢が大きく変わる可能性がある。(敬称略)

 小林は、自民支持層の半数以上を固め、地域別でも、すべての地域で浸透している。年代別では、70歳以上で2割台半ばの支持を集めている。ほかの年代も、いずれも2けたの支持率となっている。職業別では、農林水産業や商工サービス業、労務サービス職などでの支持が厚い。

 松は、公明支持層の8割以上を固めたほか、自民の支持層にも食い込みをみせている。地域別では、県央・県西地域の小都市・町村部などで2けたとなり、ほかの地域でもまんべんなく支持を広げている。年代別では、50歳、60歳代を中心に2けたの支持を集め、主婦層に浸透している。職業別では、商工サービス業で高い支持を集める。

 牧山は、無党派層で最も支持を集めている。民主支持層のほぼ3割を固める。社民支持層の1割以上にも浸透。川崎市を除く県内全域で2けたの支持を得る。年代別では、30歳代〜50歳代の比較的若い世代で、全候補中のトップとなっている。職業別では、事務技術職の支持が厚く、労務サービス職にも食い込んでいる。

 水戸は、民主支持層の2割強を固める。無党派層や自民支持層の一部にも食い込む。地域別では、横浜、川崎の大都市部で勢いがある。年代別では、30歳代と50歳代でほぼ1割の支持を得ている。職業別では、事務技術職などで支持を集めている。

 畑野は、共産支持層の7割以上を固め、無党派の一部からも支持を得ている。地域別では湘南・三浦半島で支持を広げる。女性からの支持が高い。

 斉藤は、大都市・中核都市の自民支持層の一部から支持を得ている。和田は、社民支持層の4割を固めるにとどまっている。


◆政党支持率 自、民の支持率差縮む

 主要政党の県内での支持率は、自民27・4%、民主23・5%、公明5・5%、共産2・5%、社民2・1%の順となった。前回参院選前時点の世論調査では自民27・2%、民主21・4%で、ほぼ横ばいの自民と、支持率を伸ばした民主の「2大政党」の差はやや縮まった格好だ。

 一方、「支持政党なし」は32・0%で、前回(34・1%)から減少したものの、依然、有権者のほぼ3人に1人を「無党派」が占める状況は変わらず、各党とも、支持層固めに加え、この層の攻略の成否が、選挙戦のカギを握りそうだ。

 世代別にみると、60歳代と70歳以上で自民支持が民主を上回ったが、20〜50歳代ではいずれも民主支持が自民を上回った。「支持政党なし」は20歳代、30歳代で高く、4割を超えた。


◆内閣支持率 内閣支持せず半数超

 安倍内閣の県内の支持率は、「支持する」が28・2%だったのに対し、「支持しない」が52・3%だった。小泉内閣時代、2004年7月の前回参院選前の調査では、支持(37・4%)と不支持(38・4%)が拮抗(きっこう)していたが、今回は、大きく「不支持」が上回った状態での参院選となる可能性が高い。

 支持政党別では、安倍内閣を「支持する」との回答は自民支持層で68・7%、公明支持層でほぼ5割だった。これに対し、「支持しない」と答えた人は、民主支持層で83・2%と高く、共産、社民支持層とも8割を超えた。

 また、「支持政党なし」と回答した層では、安倍内閣支持は13・2%にとどまり、不支持率が61・9%に上った。

 世代別では、「支持する」が70歳以上で44・0%、60歳代で37・4%と平均より高かった。一方、「支持しない」との回答が、20歳代、30歳代、40歳代のすべてで6割以上だった。


◆比例選 民主横浜・川崎で優位

 比例選は、民主が自民を上回った。無党派層の2割以上から支持を得たため。

 民主は横浜、川崎市で支持が高く、女性より男性に支持者が偏っている。年齢別では、20歳代〜50歳代でほかの政党を引き離した。

 自民は、大都市以外では民主と伯仲しているが、政令市のうち、横浜市で民主に水をあけられている。中高年層に支持者が多い。

 公明、共産、社民、新党日本、国民新党がこれに続く。

(2007年7月18日 読売新聞)

578片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 08:57:14
参院選情勢 米長候補が一歩リード
入倉候補が追いかける 讀賣山梨

 読売新聞社は、14〜16日に行った世論調査に取材結果を加味して参院選の情勢を分析した。山梨選挙区(改選定数1)では、民主党公認の米長晴信候補が一歩リードし、自民党公認の入倉要候補が追い上げる展開になっている。ただ、有権者の3割は投票態度を決めておらず、情勢はなお流動的だ。比例選は、自民・公明と民主が激しく競っている。

■【選挙区】■ 米長候補は、元民放記者の経歴を押し出し“現場主義”をアピールしながら安倍内閣批判を展開する。民主支持層の8割以上を固めているほか、「支持政党なし」と答えた有権者の約4分の1から支持を集めている。さらに、自民、公明、共産の各支持層のおよそ1割ずつからも支持を得ている。地域別では、甲府市と町村部で4割を超える支持を集めている。内閣不支持と答えた有権者の6割近く、参院選への関心が「大いにある」と答えた有権者の半数近くも取り込んでおり、年金問題など安倍政権への逆風を生かし、流れを引き込んでいると言えそうだ。

 入倉候補は「政権政党の候補」と強調しながら、党本部の応援を絡めた組織戦を展開。自民、公明の支持層の約6割をまとめている。不動産管理会社社長という経歴も影響してか、職業別では「管理専門職」からの支持が最も高い。地域別では、民主の国会議員や県議がいない衆院山梨2区で他候補を上回る支持を得ているほか、米長候補の出身地も含まれる同3区で健闘。ただ、出身地・甲府市の支持をまとめきれていない。同市の有権者の約3割が投票態度を決めていないだけに、どれだけ浸透を図れるかが課題と言えそうだ。

 4度目の国政選挑戦となる花田候補は、共産支持層の8割近くを固めた。ただ、陣営が目指す「無党派層への浸透」は伸び悩んでいる。年代別では、30〜80歳代でまんべんなく支持を集めているが、これまでは比較的高かった20歳代の支持が低調。他党の候補が若く、若さを売りに出来ないことも影響しているとみられる。

■【比例選】■ 比例選は、民主と自民がそれぞれ有権者の2〜3割の支持を固めているほか、公明も1割近い支持がある。一方、4分の1以上がまだ投票先を決めていない。

 安倍内閣へのスタンスと絡めてみると、安倍内閣支持層の約半数が自民、不支持層の約半数が民主への投票ときれいに分かれた。一方、自民支持層の約1割が民主への投票を検討しており、自民には早急な対策が必要になりそうだ。

 県内は、2004年の参院選比例選で、自民の政党合計得票が16万1802票で県内第一党を確保したが、民主も01年に比べ、約6万2000票上積みし、14万933票を得るなど、差は縮まりつつある。

■【支持政党】■ 50歳代以上からの支持の高い自民が31・2%と最も多く、前回参院選より約1・7ポイント上がった。都市部や若者からの支持を得た民主は26・9%の支持を獲得し、3年前の21・7%より大幅に伸びている。前回参院選に比べ、公明はほぼ倍増し、共産は微増、社民は微減。「支持政党なし」と答えた無党派層は25・9%だった。

【安倍内閣「支持しない」48%】

 県内の安倍内閣支持率は「支持しない」が48・0%で、「支持」の30・3%を大きく上回った。直近の国政選にあたる2005年衆院選では、当時の小泉内閣支持率は48・2%で、安倍政権には厳しい数字となった。

 全県的に内閣不支持の有権者は多いが、特に甲府市では52・5%、市部でも半数近くに達した。年代別では、20歳代でおよそ7割、30〜50歳代も半数を超えた。「支持」が上回ったのは70歳以上だけだった。

 支持政党別では、自民支持層、民主支持層でそれぞれ支持、不支持が明確に分かれたが、連立政権を組む公明党の支持層もおよそ3割が「支持しない」としている。

(2007年7月18日 読売新聞)

579片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 10:35:21
「恥ずかしい」丸川氏、住民税未納疑惑の潔白を証明
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007071808.html

疲労のせいか、やや腫れぼったい目で過去3年分の納税通知書のコピーを報道陣に公開する丸川珠代氏=17日午後、東京都府中市
 住民票の移し忘れから今回の参院選の投票権を失い、住民税未納疑惑が浮上していた自民党の東京選挙区候補で、元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)が17日、都内で納税通知書のコピーを報道陣に公開した。





 この日、小雨のぱらつく東京都府中市で演説を終えた“渦中”の丸川氏に、報道陣が殺到した。

 少し疲れた表情の丸川氏は、都民税、住民税の納税通知書のコピーを差し出すと「住民税はちゃんと払っておりました」。コピーは平成16年度から18年度の3年分で、納付先は新宿区。18年度は約76万円を納めた。

 前日16日、丸川氏は新宿区役所で期日前投票をしようとしたが、選挙人名簿に氏名がなく“門前払い”。住民票の不備が原因だった。

 丸川氏は女子アナ時代の15年から16年にかけ、住民票の転出届を出し、テレ朝NY支局に赴任。今年4月20日前後に転入届を出した。都選管によると、「公示日前日から3カ月前までに転入届を出さないと投票できない。丸川さんは29日の投票もムリ」。さらに帰国後約3年にわたる住民税未納疑惑も浮上し、潔白を証明すべく、丸川氏はコピーを持参した。

 また、17年の「郵政選挙」(衆院選)や4月の都知事選で投票を棄権したことも明かし「このように立候補している立場で、大変お恥ずかしい」と釈明すると、約25秒間、頭を下げ続けた。

 棄権理由について「郵政選挙では、選挙班として取材に夢中でした。都知事選も仕事があり…」などと説明。石原慎太郎東京都知事(74)から選挙事務所などを引き継ぎ、選挙戦を展開する丸川氏だが、石原氏に投票していなかったのだ。

 “凡ミス”で、帰国後の3年間、選挙権ナシの状況だった丸川氏。「一票の重み」を知っていたら、とっくに転入届の手続きを完了していても良さそうだが…。

580片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 10:38:56
ドクター・中松氏、丸川氏の転入届提出遅れに怒りあらわ
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007071807.html

 東京選挙区候補で無所属の発明家、ドクター・中松氏(79)=写真=が17日、都内の遊説先で丸川氏の“転入届提出遅れ”問題について「選挙民に対して失礼だ!」と怒りをあらわにした。

 中松氏は「まったく不注意だ。政党におだてられて突然選挙に出たから、こういうことになる」とイヤミを放ち、「政党にも問題があることを事前に知らせておくべきだ」と丸川氏の“常識”に疑問を呈した。

 中松氏は東京・国立市の社会福祉施設「滝乃川学園」での「参院選のお話を聴く会」に出席。東京選挙区の候補者が招かれたが参加は20候補中8陣営のみ。本人が出席したのは中松氏や川田龍平氏(31)ら4人にとどまった。

581片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 10:40:50
丸川氏、過去の投票「すっぽかし」
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070718-228724.html

 米国赴任から04年6月に帰国後、住民登録が遅れ、参院選の選挙権を持たないことが発覚した自民党の丸川珠代氏(36)が17日、「お恥ずかしい限り」と、平謝りした。05年の郵政選挙や今年4月の都知事選など、有権者が注目した選挙の投票に行かなかったことも告白。「取材に夢中だった」「赴任前は投票に行っていた」と釈明したが、永田町では「政治参加していなかった人が立候補とは…」と、丸川氏の政治センスを疑う声も出ている。

 丸川氏は街頭演説を終えた後、「消えた選挙権問題」について釈明した。顔はこわばっていた。自らのミスで、帰国後現在の住所に住民登録するのが遅れ、結果的に選挙への投票をすっぽかした点に話が及ぶと「本当にお恥ずかしく、おわび申し上げるしかない」と続けた。

 少しでも選挙に関心があれば、投票用紙が郵送されてこないと疑問に思い、そこで気付けば、住民登録の問題にも行き着くはず。しかし丸川氏は「仕事が忙しく、取材に夢中だったので、投票権を行使していなかった」「やっておくべきこと(住民登録)を、やっていなかった」と、唇をかむばかりだった。

 丸川氏は、03年6月にニューヨークに赴任。帰国した04年6月以降、主な国政選挙は04年参院選、05年衆院選などがあった。特に衆院選は「小泉劇場」で、投票率67・51%(選挙区)と有権者の大きな関心を呼んだ。「(取材で)全般的にかかわっていた」と強調した丸川氏だが、投票は“無視”したことになる。今年4月の都知事選にも行っていないが、3選した石原慎太郎知事(74)には、参院選で応援を要請する立場。投票に行かなかったのは、ばつが悪いに違いない。

 一方、住民税の納め先については、テレビ朝日時代(04年〜06年)の源泉徴収票のコピーを示し「ご覧の通り、会社から源泉徴収されていた。払っていました」と強調。事務所側は、自宅のある新宿区に納められていた、と補足した。

 海外赴任する前は、投票に行っていたと強調した丸川氏。しかし永田町では、「あまりにお粗末な対応」(ベテラン秘書)と厳しい声が多い。自民党関係者は「これまで政治参加もしてこなかった人に、立候補要請するなんて」と、口説いた安倍晋三首相(52)の選球眼にも疑問の声が出た。

 丸川氏の選挙カーには「期日前投票に行きましょう」の幕があった。本人が投票できない以上、何とも説得力のないフレーズになってしまった。【中山知子】

[2007年7月18日7時18分 紙面から]

582片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 10:48:20
まるたまコピー持って謝罪「住民税は払っております」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070718-OHT1T00058.htm

 海外勤務後、住民票の転入手続きを怠り“選挙権なし”となった元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民、東京選挙区=が16日、同社勤務時代の源泉徴収票のコピーを公表。住民税の支払いを証明した。

 丸川氏はニューヨーク勤務から帰国した04年〜06年の源泉徴収票コピーを手にして「住民税は払っております。給料から引かれてるので手続きは済んでいるものと思っていました」と釈明。事務所では「住民票がなくても住んでいた実態があり、課税されていたようだ」と話した。

 また、一昨年の衆院選、昨年の都知事選には投票に行っていないことも明らかに。「このような立場で、本当ごめんなさい。取材に夢中になってて」と4度にわたり約25秒頭を下げた。渡米前は投票に行っていたという。

 この日は午前7時半から始動した丸川氏。握手しながら「お騒がせしました」と頭を下げまくっていた。

(2007年7月18日06時02分 スポーツ報知)

583片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 11:38:54
丸川さん“投票しなかった疑惑”認める
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/07/18/06.html

街宣車の前で演説を行う丸川さん。自身には選挙権がないため投票できなかった「不在者投票」を呼びかける垂れ幕も


 東京都の選挙権がないことが判明した自民党公認で、東京選挙区から立候補した元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代さん(36)が17日、府中市での街頭演説後、約3年間にわたり選挙の投票に行っていないことを認め、謝罪した。一方、住民税未納の疑いもかけられたが、源泉徴収票のコピーを取材陣に提示し、こちらの疑惑はシロだった。

 丸川さんは午前7時半からJR吉祥寺駅前であいさつを開始。3カ所目の遊説場所である府中市での演説後、集まった報道陣に重い口を開いた。「このような立場で投票をしていなかったことは、本当に恥ずかしいことでおわびするしかない。本当に申し訳ございません。ごめんなさい」と話し深々と頭を下げた。

 アナウンサーとしてテレビ朝日に在籍していた丸川さんは、赴任先の米ニューヨークから04年6月に帰国。その際に自宅のある新宿区へ転入届を提出していなかった。赴任するまでは選挙に行っていたと話したが、帰国後に行われた05年9月の衆院選、今年4月の都知事選の投票を行っていないことを認めた。

 その理由については、仕事が忙しいことなどを挙げ「投票権を行使しなかったことを深く反省しております」と申し訳なさそうだった。ただ、本人は帰国後に選挙取材も経験しており、投票の意思があれば自宅に投票所整理券が届かないことを疑問に思うはず。選挙に対しての基本的な姿勢が問われそうだ。

 また、未納疑いがかかっていた自宅のある新宿区の住民税については、「テレビ朝日からの給与で住民税をとられていた」と、源泉徴収票のコピーで納付を証明。住民税が給与から源泉徴収されていたことで「転入届の手続きも済ませたという気になっていた」と話した。

 丸川さんは約5分間の取材陣とのやりとりの中で、計4回にわたって深々と頭を下げた。また、応援演説に駆け付けた自民党の国会議員に「お騒がせしました」と話す場面も。しかし、丸川さんの演説に聞き入った有権者に対する直接のおわびはなく、集まった人の中には「どういうことなんでしょうね。ちゃんと説明してほしい」との声もあった。
[ 2007年07月18日付 紙面記事 ]

584片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 11:39:14
川田氏「ひどい」…丸川さん投票問題
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/07/18/07.html

 自民党公認で東京選挙区から出馬した丸川珠代さん(36)が過去2回の選挙に行っていない疑惑が浮上している問題を受け、同じく東京選挙区から立候補している元東京HIV原告の川田龍平氏(31)=無所属=は17日、遊説で「(2回にわたり)投票していないのは、ちょっとひどいですね」と厳しい表情。

 改選数5の同選挙区で、川田氏と丸川さんは最後の議席を争うライバル同士。川田氏は連日、複数の駅を回り有権者に支持を訴える地道な選挙戦を展開中。この日は京王線高幡不動駅前ほか7カ所を回ったが「握手してくださる方も多くなり、反応はいいです」と手応えを感じているようだ。

 川田氏は今年初めに長野県から住民票を移しており「そろそろ期日前投票しようと考えていたところでした」と話した。
[ 2007年07月18日付 紙面記事 ]

585片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 07:55:11
07参院選 「関心ある」76% 15ポイントの大幅増 讀賣茨城

 29日の参院選の投開票日を控え、読売新聞社が行った世論調査によると、県内有権者の9割以上が「投票に行く」と回答したほか、参院選に関心を持っている人は8割近くに上り、いずれの数字も3年前の前回参院選より伸びていることが分かった。年金記録漏れ問題や「政治とカネ」の問題などが相次いで争点に浮上したことで、有権者の注目度は高まっているようだ。

 今回の参院選に「関心がある」と答えた人は、「大いに」が45%、「多少は」が31%で、合計76%。3年前の前回に比べると、15ポイントの大幅増となった。

 逆に、「関心がない」との回答は「あまり」が16%、「全く」が7%の計23%で、前回に比べ15ポイント急減した。

 年代別では、20歳代で「関心がない」が「関心がある」を上回ったが、30歳代以上はすべての年代で「関心がある」が「関心がない」を上回った。特に、60歳代は85%、70歳以上は82%が関心を持っている。

 投票に「必ず行く」は66%、「なるべく行く」は27%。計93%が「行く」と回答し、前回を5ポイント上回った。一方、「たぶん行かない」は5%、「行かない」が3%だった。

 年代別に見ると、若年層の関心の薄さが目立っている。「たぶん行かない」と「行かない」を合計した割合は20歳代が21%、30歳代が16%に上った。若年層の選挙離れは、3年前の前回、全国最下位にとどまった低投票率の最大要因とされる。


「知事を支持」54%持ち直す

 4期目を迎えている橋本知事の支持率は全国27位の54%となった。過去最低だった2004年(49%)に比べ、5ポイント増と持ち直した。過去の支持率を見ると、1995年が67%、98年が51%、01年は58%だった。

 支持政党別では、自民党支持層の7割が支持していたのに対し、民主、公明、社民各党の支持層は5割、共産党支持層は4割の支持率だった。

(2007年7月19日 読売新聞)

586片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 07:57:13
参院選本社世論調査「大いに関心」56%
1人区の激戦反映か 讀賣栃木

 読売新聞社が14〜16日に実施した参院選に関する世論調査では、選挙への関心度や投票意欲なども探った。調査結果では、今選挙に「大いに関心がある」と答えた人が56%で、前回2004年より25ポイント増え、全国平均も3ポイント上回った。「1人区」の激戦を反映してか、有権者の関心の高さがうかがえた。来年12月に任期満了を迎える福田知事の支持率は51・6%で、全国32位だった。

 関心度は、「大いに関心がある」「多少はある」を合わせると76%で、栃木選挙区の投票率が全国ワースト2位(50・99%)だった前回を19ポイントも上回った。

 「大いに関心がある」と答えた人を年代別でみると、50歳代と60歳代で6割を超え、最も低い20歳代でも3割近かった。

 支持政党別では、共産が8割超、民主が7割超と高く、公明が約7割、自民が約6割と続いた。支持政党がない「無党派層」でも、前回の2倍超の約4割に上っている。

 職業別では、自民の支持基盤で、民主も切り崩しをかける農林水産業が約7割と、最も高かった。

 「投票に必ず行く」と答えた人は70%で、前回より2ポイント減。「なるべく行く」と合わせると93%で、前回を4ポイント超えたが、関心度と比較して伸びが悪く、投票日が夏休み最中の29日になった影響がうかがえる。支持政党別では、選挙区に候補を擁立した自民、民主、共産ともに約8割で並んだ。無党派層も約5割だった。

 福田知事の支持率は51・6%で、全国平均(53・1%)より1・5ポイント低かった。自民、公明の支持層の7割以上が「支持する」と答え、「支持しない」は1割未満だったのに対し、民主支持層では「支持する」が約4割にとどまり、「支持しない」が2割を超えた。

 職業別では、ほとんどの職業で「支持する」が4割を超え、特に農林水産業が約7割と高かった。衆院小選挙区別では、全選挙区で「支持する」が5割を超えたが、市長を務めた宇都宮市などの衆院1区で、「支持しない」が2割を超えた。

 3年前の福田昭夫・前知事の支持率(43・5%)と比較すると、8・1ポイント高いが、福田富一知事は「どんぐりの背比べだ」と評し、「まだまだ努力が足りないという、県民の皆さんの叱咤(しった)激励と受け止めたい」と話した。

(2007年7月18日 読売新聞)

587片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 07:57:46
「関心ある」73% 「投票に行く」92%
参院選 本社世論調査 讀賣群馬

 読売新聞社が全国一斉に行った世論調査で、県内の有権者に参院選への関心度を聞いたところ、関心が「大いにある」「多少はある」と答えたのは、合わせて73%に上り、3年前の参院選時調査より13ポイント増加した。年金記録漏れ問題、閣僚の辞任などが話題になる中、関心の高まりがうかがえる。

 調査結果によると、「大いにある」は50%で、3年前よりも14ポイント増加した。「多少はある」は23%でほぼ同じだった。「あまりない」「全くない」は合わせて26%だった。

 支持政党別で、「大いにある」は、自民党52%、民主党66%、公明党69%、共産党65%、社民党69%。年代別では、50歳代以上でいずれも50%を超えたが、40歳代以下は20〜40%台だった。

 また、「投票に行くか」の問いには、「必ず行く」(69%)「なるべく行く」は合わせて92%で、「たぶん行かない」「行かない」は合わせて7%だった。「必ず行く」は3年前より3ポイント減っており、有権者の関心は高いものの必ずしも投票行動に結びついていない面もある。

 支持政党別で、「必ず行く」は、自民党78%、民主党73%、公明党78%、共産党92%、社民党85%。年代別では、50歳代以上でいずれも70%を超えたが、30歳代は40%台、20歳代は30%にとどまった。

 調査は、今月14日から16日にかけて県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1268件のうち、783人から回答を得た(回答率61・8%)。

(2007年7月19日 読売新聞)

588片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 08:08:13
80%「関心ある」 「投票行く」は前回並み 本社世論調査 讀賣埼玉

 今回の参院選に「関心がある」と回答した県内有権者は80%に達し、3年前の前回参院選より12ポイント上回っていることが読売新聞社の世論調査(14〜16日実施)で分かった。前回の投票率は52・60%。今回は投票日が夏休みの行楽シーズンにずれ込み、低投票率が懸念されたが、有権者の関心は高まりつつあるようだ。

 参院選への関心は「大いにある」55%、「多少はある」25%で、計80%が関心を寄せている。前回は計68%だった。

 ただし、投票に関しては「必ず行く」69%、「なるべく行くつもり」24%で、前回の70%、17%と大きな差はなかった。関心の高さが実際の投票行動につながるかどうかは未知数。

 明るい材料は、明確に「行かない」とした人が3%と、前回の7%から半減している点。各陣営も、期日前投票の積極利用などを呼び掛け、投票率アップに努めている。

   ■「知事支持する」46・5%

 8月の知事選に再選出馬を表明している上田知事について、「支持する」と答えた人は46・5%で、全国の都道府県知事の平均53・1%を下回り、40番目だった。ただ、「支持しない」は17・0%で、全国平均の21・8%よりも低かった。

 この数字について上田知事は「一般的に現職の知事であれば、県民受けの悪い仕事もあり、支持率が下がってもおかしくない。その中で3年前(支持率46・7%)と変わらないのは、埼玉県を盛り上げようという志が伝わっているためでは」と感想を述べた。

 支持政党別でみると、「支持」と答えたのは、自民、民主、社民の各党支持層の6割前後と公明党支持層の5割弱を占めた。知事選で対抗馬を推薦する予定の共産党の支持層だけが「不支持」が「支持」を上回った。

(2007年7月19日 読売新聞)

589片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 08:08:48
「関心がある」80% 「必ず投票」68%、前回下回る
本社世論調査(下) 讀賣千葉

 読売新聞社が実施した世論調査では、29日投開票の参院選に「関心がある」と答えた人が80%に達し、前回選(2004年)を上回った。しかし一方で「投票に必ず行く」との回答は68%で前回を下回り、千葉選挙区(改選定数3)では新人8人による混戦が繰り広げられながら投票率アップは必ずしも期待できない状況がうかがえる。また、堂本知事の支持率は42%で全国で42位だった。

 関心度・投票行動 

 投票率の低さがしばしば指摘される千葉県における前回参院選の投票率は、選挙区が51・87%で全国ワースト3位。前々回は50・87%でワースト2位を記録している。

 今回の世論調査で参院選への関心を尋ねたところ、「大いにある」との回答は59%、「多少はある」は21%で、前回に比べてそれぞれ19ポイント増、6ポイント減だった。一方、「全くない」は8%で前回を3ポイント下回った。

 また、「必ず投票に行く」と答えた人は68%で前回を5ポイント下回ったものの、「なるべく行く」という回答は23%で前回を7ポイント上回る結果となった。

 投票に「必ず行く」と回答した人の割合を支持政党別にみると、公明、共産、社民が8割以上だったのに対し、自民支持層は約7割、民主支持層は8割弱だった。

(2007年7月19日 読売新聞)

590片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 08:09:19
知事「支持」42%
本社世論調査 讀賣千葉

 今回の調査では、2005年3月に再選を果たした堂本知事の評価も尋ねた。その結果、「支持する」は42%で、前回参院選の際の調査結果より6ポイント低くなった。一方、「支持しない」は24%で3年前より3ポイント増えた。

 男女別で見た場合、男性は4割近くが堂本知事を支持するとしたものの、約3割が不支持だった。女性は5割近くが支持するとしたが、不支持は約2割にとどまっている。

 支持政党別では、自民、民主の支持層は4割台、公明支持層は約7割が支持している。一方、自民支持層の2割強、民主支持層の3割近く、共産支持層の過半数が不支持だった。

 47都道府県知事の支持率の平均は53%で、支持率が最も高かったのは、東国原英夫・宮崎県知事の91%。次いで、広瀬勝貞・大分県知事(78%)、西川一誠・福井県知事(72%)の順だった。最も低かったのは、藤田雄山・広島県知事の18%だった。

(2007年7月19日 読売新聞)

591片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 08:10:10
「参院選に関心」85% 全国より7ポイント高く
「石原知事支持」57・1% 讀賣東京

 29日に投開票される参院選について、「関心がある」都民は85%に上っていることが読売新聞社の世論調査(14〜16日実施、電話方式)でわかった。全国平均(78%)より7ポイントも高く、年金や「政治とカネ」を巡る問題に都民が注目していることがうかがえる。ただ、「必ず投票に行く」と答えた人は前回参院選時調査より減っており、実際の投票行動に結びつくかは微妙だ。石原知事の支持率は57・1%で、2005年の都議選時調査より5・5ポイント低下した。


 調査結果によると、今回の参院選に「大いに関心がある」としたのは56%、「多少は関心がある」は29%だった。前回2004年の参院選時調査では「大いに」が45%で、今回は11ポイントも増えた。前回の「多少は」は27%だった。


 「大いに」と答えた有権者は、支持政党別でばらつきがみられた。民主支持層では69%に達したが、自民支持層では51%で、与野党の支持層で温度差が浮かび上がった。無党派層は45%だった。


 年代別では、年金問題を身近に感じる60歳代の70%が「大いに」を選択した。30歳代は38%、20歳代は33%だったが、ともに前回参院選時よりは上昇した。


 期日前投票を含め投票に「必ず行く」都民は70%で、全国平均の水準だった。前回参院選時調査(73%)、01年の前々回参院選時調査(78%)を下回った。


 「必ず行く」の支持政党別では、民主が78%(前回参院選時84%)で自民の68%(同78%)を上回った。公明は9割、共産は8割だが前回より若干下がり、無党派層は59%(同56%)だった。


 実際の参院選の投票率は前回が56・08%、前々回は53・27%。これから各候補の訴えや選管の啓発活動が、どこまで有権者の投票行動を喚起するか、注目される。


 今回の調査では、今年4月の都知事選で3選された石原知事の支持率も調べた。「支持する」都民は57・1%で、「支持しない」は25・8%だった。


 01年は73・0%(前々回参院選時調査)で、04年63・8%(前回参院選時調査)、05年62・6%(都議選時調査)と、高水準を保ちながらも低落傾向が続いており、この6年間で16ポイント減少した。


 全国の知事47人を今回の支持率で並べると24位で、前回(10位)、前々回(5位)より下がった。2期目の後半からは、腹心としていた副知事の辞職に始まり、四男の都文化事業への関与などに批判が集まったほか、目玉政策の一つとして始めた新銀行東京の経営不振もあり、支持率に影響を与えたとみられる。


 支持政党別では、都知事選で対立候補を支援した民主が48・0%で半数を割った。前回参院選時は67・6%で、20ポイント近くも下がった。自民の83・5%、公明の7割、無党派層の48・3%は前回と同水準だった。


 年代別では、団塊の世代を含む50歳代が51・5%と、ほかの世代より低かった。男女別の支持率は、男性が58・7%、女性が55・7%だった。

(2007年7月19日 読売新聞)

592片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 08:11:04
参院選 「関心ある」82%
投票「行く」93% 「必ず」は5ポイント減 讀賣神奈川

 読売新聞社が参院選の情勢分析のために行った全国世論調査で、県内の有権者の82%が参院選に「関心がある」と回答した。2004年の前回参院選時の調査より13ポイント高くなった。与野党の過半数攻防が激しさを増し、注目度の高さを示している。一方、投票に「必ず行く」と答えた有権者は69%。前回を5ポイント下回った。投票率が前回の54・48%を上回るのか下回るのか、選挙結果に影響を与えそうなだけに、注目される。

 ◆関心度 

 参院選への関心が「大いにある」と回答した人の割合は51%で、前回(42%)を上回った。「多少はある」(31%)と合わせ、有権者の5人に4人が「関心がある」と答えた。関心が「あまりない」「全くない」は計17%で、前回(30%)を大きく下回った。

 「関心がある」とした人を年代別でみると、60歳代が88%で最も高い。20歳代は66%と最も低かったが、前回(46%)を20ポイント上回り、若年層の関心が高まっていることを示した。

  ◆投 票 

 投票については、「必ず行く」「なるべく行く」と回答した有権者が計93%で、前回(89%)を上回った。ただ、「必ず行く」と答えた人は69%で前回(74%)を下回っている。

 「必ず行く」と答えた人の割合は、60歳代と70歳以上の年金受給者世代でともに80%と高かった。

 投票に「行かない」「たぶん行かない」と答えた人は計7%で前回(9%)を下回ったが、20歳代は2割超と前回(19%)より高かった。

◆知事支持率 

 4月に200万票を超える得票で再選された松沢知事を、有権者の56・6%が「支持する」と回答した。「支持しない」は14・3%。04年7月調査の支持39・3%、不支持16・4%と比べ、支持を大きく伸ばした。

 支持政党別では、民主支持層の69・1%が支持。知事選で対立候補を立てた自民の支持層は63・0%が、公明支持層も5割強が支持した。いずれも3年前と比べ、高い数字になっている。

 「支持しない」は、共産支持層で4割強と高くなっている。

 年代別でも、20歳代〜70歳以上の各層で、いずれも支持率が5割を超えた。

(2007年7月19日 読売新聞)

593片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 10:35:35
比例投票先、民主が自民を逆転 選挙区は山本氏安定 本社世論調査 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007sangiin/20070717.htm

 上毛新聞社は参院選序盤の情勢を探るため電話による世論調査(十三―十五日)を実施した。群馬選挙区(改選数一)は、自民党公認で現職の山本一太候補(49)が支持を広げリードを保ち、国民新党公認で民主党推薦の福田晃治候補(42)と共産党公認の酒井宏明候補(41)の二新人が追い掛ける。全国的に安倍政権への強い逆風が吹く中、比例代表の政党別投票先では民主党が自民党をわずかに上回り、前回調査時(六月二十九日―七月一日)の結果を逆転した。

◎群馬選挙区

 山本候補は自民支持層の六割を固め、公示直前に推薦を取り付けた公明支持層の半数弱を取り込んでいるほか、福田候補を推薦する民主支持層にも食い込む。支持政党を持たない無党派層でも他候補を引き離す。
 福田候補は推薦を受ける民主支持層の二割をまとめ、前回調査時よりも支持を広げた。このほか、高崎地区や六十代で一定の支持を得ている。
 酒井候補は共産支持層の六割台後半を固め、二十代や高崎地区で前回調査時よりも浸透する。
 誰に投票するか決めていない人は半数に上る。特に、全体の三割以上を占める無党派層では四分の三に上っている。

◎比例代表

 「政党名で投票」が48・5%を占める。このうち投票先に民主を選んだ人は33・3%で、自民(32・9%)を小差で上回った。前回調査では自民が民主を8・3ポイント上回っており、全国的にみられる自民退潮現象を受け二週間で逆転した。
 「民主に投票」は男性や三十―五十代、桐生・伊勢崎地区、西毛地区で高くなっている。民主支持層の九割近く、無党派層では三割半ばに達する。自民支持層も二割近くが民主に流れている。
 一方「自民に投票」は女性や二十代と七十代以上、北毛地域で「民主に投票」を大きく上回る。自民支持層で六割半ばだが、無党派層では一割程度にとどまっている。
 「候補者名で投票」は28・1%。本県関係では、自民元職の上野公成候補(68)が前回調査より微増、公明現職の加藤修一候補(59)は支持を広げた。自民新人の尾身朝子候補(46)は若干減らし、同じ自民新人の中山恭子候補(67)も減らした。

◎関心度

 「非常に関心がある」「少しは関心がある」を合わせて78・3%となり、前回調査時の65・6%を大きく上回った。選挙戦がスタートし、過半数獲得をめぐり与野党の攻防が激化しているため、県民の関心が高まったとみられる。  

▽調査の方法 十三―十五日の三日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で世論調査を実施。無作為に発生させた番号のうち、八百二十三人から回答を得た。

594片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 22:31:34
各党テコ入れ合戦、幹部が相次ぎ応援に来県
2007年07月16日 朝日栃木
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/tochigi/TKY200707160272.html

 参院栃木選挙区の候補者テコ入れのため、自民、民主両党が幹部を異例のハイペースで送り込んでいる。国会が終了し、参院選が実質スタートした5日以降、自民党は安倍首相が2度の来県。民主党は鳩山由紀夫幹事長が2回、小沢一郎代表、菅直人代表代行が各1回、相次ぎ応援に入った。15日は安倍、鳩山両氏が勝負のカギを握るとされる衆院2区で街頭に立ち、火花を散らした。

 台風4号の影響で大粒の雨が横殴りに降る日光市今市の商店街。15日午後1時過ぎ、民主党の鳩山幹事長は、街頭に集まった約300人の聴衆の前で声を張り上げた。隣では民主現職の谷博之氏が雨がっぱ姿で手を振った。

 鳩山氏は「支持率が急落して年金問題に対処した安倍氏は、支持率至上主義のパフォーマンス主義だ」と時折こぶしを振り上げ、演説を終えると聴衆と握手した。

 鳩山氏にとって、この日は6日に続く2度目の来県。前日の14日には、小沢代表が急きょ宇都宮市の谷氏選挙事務所を訪れた。わずか10分間ほどの滞在だったが、事務所のスタッフと支持者を前に「今回はほかでもない政治を変える最大で最後のチャンス。私は政治生命をかける、と申し上げている。1人区の中での象徴的な選挙区がここ。ここで勝つことが参院で過半数を取ることとイコールだ」などと訴えかけた。

 公示からわずか4日の間に小沢代表、鳩山幹事長、菅代表代行と党の「3トップ」が栃木に顔を出したことになる。

 対する自民党の安倍首相は15日午後6時半ごろ、日光市のJR今市駅前に姿を見せ、選挙カーの上で自民現職の国井正幸氏と肩を並べた。首相は激しく雨が降る中に集った支持者に対し、「改革を進めるのか逆行するのか、成長するのか停滞するのか、それを皆さんが選ぶ選挙だ。この選挙を勝たせてください」と声を張り上げた。

 公示前の7日に続く来県。国会閉会以降、安倍首相は首都圏のほか青森、秋田、石川、福井などの各県を回ったが、わずか8日間のうち同じ選挙区に2度も入るのは異例中の異例だ。

 7日は宇都宮、真岡、小山3市で街頭に立った。この日は宇都宮市の商店街から2区に入り、鹿沼市の工業団地、日光市と駆け足で巡った。

 首相に先立ち演説した森山真弓衆院議員は「前回来たときは日光には来て頂けなかったが、栃木で勝てば、全国的にもいい影響がある。だから首相にわざわざ来て頂いた」と首相の度重なる来県の意義を強調した。

 幹部を続々投入する総力戦に、民主党側からは「序盤でここまでハイペースの投入戦は予想していなかった。中盤で中だるみしなければいいが」との危機感も聞かれた。

 この日両党がてこ入れした衆院2区は鹿沼市、日光市、さくら市などで構成する。有権者数は約28万人で、県内五つの衆院小選挙区中2番目に少ない。にもかかわらず幹部の応援が相次いだのは、現時点で自民と民主の勢力が最も拮抗しているとみられるからだ。

 自民県連幹部は「1区が最も厳しいが、2区がその次に競っている。何とか民主の福田昭夫(衆院議員)さんの足元を揺さぶりたい」と安倍首相を投入した思惑を話す。

 前知事の福田氏は、かつて市長を務めた旧今市市を中心に強固な支持基盤を持つ。農村地帯の2区は元々自民支持層が多いが、その中には福田氏を支持する人が一定程度存在する。たとえば知事時代の福田氏が、自民推薦を受けた福田富一・現知事と戦った04年の知事選。11万票という大差で敗れたが、2区だけは福田昭夫氏が上回った。

 翌05年の衆院選で福田氏は現自民県連会長の森山真弓氏と戦い1万2000票まで迫ったが敗れ、比例で復活当選した。今年4月の県議選では福田氏直系の無所属県議が、自民のベテラン県議に5000票差をつけてトップ当選するなど、影響力は衰えていない。

 民主陣営幹部は「互いに2区が激戦になると読んでいるのは間違いない。元々保守系が多く票が裏返りやすい2区を押さえないと、民主党は勝てない」とみる。

 共産新顔の小池一徳氏は15日、無党派層への知名度を上げようと鹿沼市と宇都宮市を中心にスーパーや団地、駅前など10カ所で街頭演説を行った。午後3時ごろ、JR鹿沼駅前での演説では激しい雨が降りしきる中「ワーキングプアや介護、医療難民があふれるような、ひどい政治を何とか変えたい」と訴えた。

 陣営は、公示から6日で県内を一巡する予定で16日は矢板市や那須塩原市など県北部を回ることにしている。20日には志位和夫委員長が応援のため来県する予定だ。

595片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 22:41:51
「タレント」応援 効果はいかが?
2007年07月18日 朝日埼玉
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/saitama/TKY200707180334.html

 参院選も中盤に差し掛かり、各党とも知名度の高い応援部隊を送り込んで集票に力を入れている。17日は安倍晋三首相の昭恵夫人が応援のため県内入りし、民主も比例区のタレント候補が駆けつけた。動員力を当て込んだ戦略だが、効果のほどは――。


■アッキー

 昭恵夫人は熊谷市で自民県連などが主催した会合に相次いで出席した。地元県議の集会では「自民党はいま大変な逆風を受けておりますが、主人は必死に踏ん張っている」と切り出し、「主人の国を思う信念を信じてほしい」と声を震わせながら締めくくった。200人の出席者の中にはもらい泣きする姿も。

 続いて訪れた同市内の体育館では、衆院議員の後援会婦人部が主催するダンス教室に飛び入り参加し、自らもステップを踏む張り切りよう。会場からは「アッキー」の声も飛んだ。支援者らは「けなげで愛想もいい」と好感を抱いた様子だったが、肝心の候補者に関しては「あのタスキの人だれだったかしら」と印象は薄かったようだ。

 同県連によると、昭恵夫人の応援要請は各陣営から殺到し順番待ちの状態。「女性のハートをつかむ切り札的な存在」(同関係者)との見方もあるほどという。


■さくらパパ

 民主は、プロゴルファー横峯さくらさんの父親で、比例区候補の横峯良郎氏を街頭応援に引っ張り出した。横峯氏がJR大宮駅東口に現れると、100人前後の若者たちが取り囲んだ。「さくらパパだ」「選挙出るの?」。携帯電話で並んで写真を撮る若者もいた。

 「私にも、さくらさんと同じくらいの娘がいる」と選挙区候補が演説すると、横峯氏は「驚いた。そんな若い娘がいるようには見えない」と笑いをとった。

 話題が政策に転じると「21歳の娘さくらも、皆さんと同じように、参議院が何なのかも分からない。ただ、年金の話だけは知っている」と念押し。「国会で民主と自民が半分半分になって初めて、皆さんの意見が通るようになる」と支援を呼びかけた。

 ある陣営スタッフは「若者ばかり集まると、票にはあまり結びつかないかも」と戸惑っていた。


■俳優・芸人

 創価学会の支援を受ける公明陣営には先週末、学会系のタレントが相次いで応援に来た。中堅俳優の一人は東武東上線の駅頭で民主批判を繰り広げたが、お笑い芸人は聴衆と握手をするだけにとどまった。支持者は「今が旬の芸人さんは、色がつくことを敬遠したのではないか」と話した。

596片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 22:58:05
大物続々、効果に期待 無党派層へPR
2007年07月17日 朝日山梨
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/yamanashi/TKY200707170349.html

 参院選山梨選挙区は、過半数をかけた勝負の場とされる1人区。各党とも公示前からテレビなどの出演でよく知られた国会議員が続々と県内入りしている。「人寄せパンダ」などとの批判もあるが、知名度に乏しい新顔候補を抱える陣営にとっては、無党派層を引きつけるPR効果に期待をかける。

 公示日の12日午後、共産党公認の党県常任委員花田仁氏(46)と甲府市内で一緒に街頭演説をしたのは、テレビの討論番組にも頻繁に出演している党政策委員長の小池晃参院議員。「(年金記録問題は)国家による振り込め詐欺だ」などと分かりやすい表現で安倍政権を批判した。

 公示前の6月20日には志位和夫党委員長が昭和町内で演説し、冗談も織り交ぜて会場をわかせた。陣営幹部は「演説のうまい志位氏に加え、公示日に論客として広く知られる小池氏まで県内入りした効果は大きい」と歓迎した。

 13日夜、増穂町で開かれた民主党公認の元テレビ記者米長晴信氏(41)の集会に参加したのは党代表代行の菅直人衆院議員。集まりは「出陣式を上回り、予想以上」(陣営幹部)という。

 与野党屈指の論客、菅氏を、あえて有権者の多い甲府でなく、同町に招いた理由は、直前にあった町長選で支持者間で対応が分かれ、悪影響が懸念されているからだ。後援会長長沢利久・はくばく会長は「集会の盛り上がりをきっかけに一致団結を目指したい」と期待する。

 公示前には田中真紀子元外相や、同党比例代表候補の「さくらパパ」こと横峯良郎氏らも相次いで来県。「有名人」の両氏の宣伝効果を生かして浸透を図っている。

 自民党公認の不動産管理会社長入倉要氏(42)の陣営は16日夜、集会に「小泉チルドレン」で党広報局長の片山さつき衆院議員を招いた。「入倉さんを超える候補はいない。勝たせてください」と支持を訴えた。当初は小池百合子防衛相が予定されていたが、同日午前に新潟県を中心に起きた大地震の対応で来られなかったのだ。

 安倍首相が5月に来県したのを皮切りに麻生太郎外相、中川秀直党幹事長ら「大物」が相次いで来県して、テコ入れに躍起になっている。

 「年金記録問題」など逆風の中で陣営が今、期待しているのは小泉純一郎前首相だ。22日前後の県内入りを党本部に依頼しているという。もっとも選対幹部の堀内光雄と保坂武両衆院議員は一時、小泉前首相に党を追われた過去がある。「無党派層に訴えるには小泉さんは強い。ただ自民党支持者の中にも反発はあるのでは」(陣営幹部)という見方もある。

597片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 09:31:58
小泉前首相が来県、熱弁 讀賣栃木

熱弁を振るう小泉前首相(19日、宇都宮市元今泉のマロニエプラザで)

 小泉前首相が19日、国井正幸候補(自民)の応援で来県した。首相退任後1年近くたつが人気は高く、宇都宮市の講演会場は2000人を超える聴衆であふれかえった。22日には安倍首相が3度目の応援で来県する。

 小泉前首相は、ロックバンド「X JAPAN」の曲をバックに登壇。直前に演説した国井候補が「助けてください」と声を詰まらせた姿を引き合いに、「あんな必死な姿は見たことがない。それだけ苦しい戦いだ」と支援を呼びかけた。

 さらに民主の政策批判を展開し、「逆風で苦しいが改革を止めるわけにはいかない。総理が1年や2年で辞めれば改革は進まない」と理解を求めた。

 22日には安倍首相が来県するが、首相が一回の選挙で3回来県するのは「前代未聞」(船田元衆院議員)。民主は谷博之候補の応援のため、来週中に小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長が相次いで来県する計画。共産も20日に志位委員長が小池一徳候補の応援で来県予定で、総力戦となっている。

(2007年7月20日 読売新聞)

598片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 09:33:02
「期日前」が急増
知事選2.5倍 参院選3.4倍 前回比
全国でも突出
有権者「1回で済ませたい」 讀賣群馬

 県選管のまとめによると、18日現在の期日前投票者数は、知事選が7万3310人で、前回の2・5倍、参院選は6万597人で同3・4倍となっている。特に参院選は、渋川市で前回の5・2倍、前橋市も同4・2倍となるなど、高い伸びを示している。

 知事選で1日あたりの投票者数をみると、知事選しか投票できなかった6〜12日はいずれも1000人台だったが、13日には6101人と急激に増え、16、17日は1万人を超えた。総務省がまとめた13〜14日の中間状況でも、全国平均が前回同時期の1・1倍だったのに対し、群馬県は2・8倍と突出して多かった。このため、県選管は、「制度が浸透していることもあるが、両選挙を一度に投票できる利便性が一番の理由ではないか」としている。

 また、県内小中学校の多くが21日から事実上夏休みを迎え、知事選投票日が最初の日曜日にあたることから、各陣営が早めの投票を呼びかけていることも影響しているとみられる。

 伊勢崎市役所で19日、投票を済ました同市内の主婦(38)は、「どうせ投票するなら、1回で済ませたいと思った。わざわざ2回行く必要がなく、とても便利」と話し、前橋市役所で同日、投票をした同市内の自営業の女性(56)も、「投票日は用事がある。2日に分けて投票するよりも、いっぺんに済むので確実だし、助かる」と話していた。

(2007年7月20日 読売新聞)

599片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 09:35:50
小泉前首相VS長妻議員 年金対決 讀賣埼玉

演説で年金問題などについて語る小泉前首相(左)と長妻議員(右)


 自民党の小泉前首相と民主党の長妻昭衆院議員が19日、県内でそれぞれ街頭演説し、与野党の立場で「年金問題」を訴えた。

 小泉氏は、三郷市の市文化会館を埋め尽くした聴衆を前に、「(年金問題は)私もあきれている」と切り出し、「記録は残っている。照合、統合作業が遅れているが、一人残らず給付するのが政権政党の責任だ。きっちりやっていく」と政府の対策に理解を求めた。

 一方、いち早く国会で年金問題を取り上げた長妻氏は、越谷市の東武伊勢崎線新越谷駅前で「安倍首相は国会で『(年金問題で)不安をあおらないで』というばかりだ。今ほど皆さんの選球眼が試される時はない。参院選で与野党が逆転すれば、“消えた年金記録”問題以外も民主党が政府を大掃除する」と政府の姿勢を批判した。

(2007年7月20日 読売新聞)

601片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 09:47:09
横浜市長、公明候補を応援
きょうは自民大会に 「要請あれば民主にも」 讀賣神奈川

応援演説をする中田市長

 横浜市の中田宏市長は19日、参院選の神奈川選挙区に立候補している公明現職候補の応援演説を行った。中田市長が公示後、応援演説に立ったのは初めて。

 この日午後、横浜市西区のJR横浜駅西口で選挙カーの上に乗って候補の隣でマイクを握った。中田市長は開口一番、「魂を入れて応援に来ました」と聴衆に訴えかけ、政権与党の立場にある公明の存在価値などについて力説した。

 再選を果たした昨年の市長選で83万票を獲得し、大票田・横浜で8割を超える得票率を記録した中田市長だけに、参院選での動向が注目されたが、20日は自民の現職候補の決起大会に出席する予定。この日の演説後、記者団に対し、民主についても「要請があれば応援に行く」と語り、“全方位外交”の姿勢を強調した。

 参院選候補の応援について、中田市長は公示前日の11日の記者会見で「日程が合えば、ありえる」と述べていた。

(2007年7月20日 読売新聞)

602片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 10:10:14
自民 栃木に純ちゃん&アッキー同時投入
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070720-OHT1T00079.htm

 小泉純一郎前首相(65)が19日、栃木県宇都宮市で自民党候補の応援演説を行った。同じ日に安倍首相の昭恵夫人(45)も栃木入り。逆風が吹き付ける自民党は、人気者を同時投入する異例の「ツープラトン応援」で巻き返しを図る。

 小泉氏は同選挙区候補の国井正幸参院議員(59)の演説会に駆け付け「民主党は無責任な政策ばかり」などと約2500人の支持者に訴えた。昭恵夫人は同席せず、朝から郡部などでの6か所のミニ集会をはしご。夜には同市内の集会で約400人を集めるなど2人で「ローラー作戦」を展開した。

 党関係者によると、小泉氏や昭恵夫人への応援要請の数は屈指の多さだという。夫人の日程は原則非公表だが、人気弁士の日程が重なるのは異例。同選挙区は定数削減で改選定数が1つになり、激戦模様。国井陣営は「2人の応援が同じ日になったのは偶然。党が力を入れてくれている証拠」と大喜び。自民党のなりふり構わぬ作戦は功を奏すか。

(2007年7月20日06時02分 スポーツ報知)

603片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 10:12:00
丸川珠代氏号泣
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070720-OHT1T00080.htm

片山さつき氏の腕に抱かれ、むせび泣く丸川氏(左) [写真を拡大]

 元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民・東京選挙区=が19日、みそぎの黒いスーツ姿で涙を流し、選挙の投票に行っていなかった「選挙権問題」からの出直しを誓った。武蔵小山駅前の演説では涙をぬぐい、同行した片山さつき衆院議員に抱きつき、号泣。また、遊説場所が重なった女優の若尾文子氏(73)=共生新・比例代表=の前では存在感を示せないなど、逆風はまだやみそうにない。

 珠代、涙がでちゃう―。武蔵小山駅前に立った午後6時過ぎ、丸川氏は前日同様「投票権を行使していなかったこと、恥ずかしい思いでいっぱいであります」と演説を始めた。23秒間、頭を下げ続けたところで、聴衆から励ましの声。つぶれた声で何とか演説を終え再び頭を下げたが、顔を上げられない。下を向いたまま袖で2回、涙をぬぐった。

 演説後の握手を終え、向かったのは応援に駆けつけたさつき氏の腕の中。ほおをうずめて涙する後輩を抱いたさつき氏は「こういう人間味のある人だから! どうぞよろしく!」と絶叫した。

 「本当に恥ずかしいばかりで」丸川氏は涙の理由を説明してまた涙。いつもの白ではなく、黒いツーピースを着たことには「みなさんに反省の気持ちが少しでも伝われば」と、絞り出した。

 夕暮れの感動劇場で、出直しの決意を存分に表現した丸川氏。この日はさつき氏、塩崎恭久官房長官とともに、商店街を1時間45分かけて練り歩いた。さつき氏は「(選挙権問題から)再チャレンジさせてほしいわね」と語ったが、立ちはだかる壁は一つではなかった。

 武蔵小山に先立ち、歩いた戸越銀座商店街では、待ちかまえていたかのようなタイミングで若尾氏が出現。「ああ若尾さん!」(塩崎官房長官)、「きれいねぇ〜」(さつき氏)と話しかけられ「あら、まぁ」と優雅な笑顔で3ショットに応じた。

 だが丸川氏は同じ候補者同士とあってか素通り。若尾氏陣営によると、当初は練馬区に行くはずだったが、18日の巣鴨・とげ抜き地蔵商店街での遊説が大盛況だったため、「団地より商店街」にと照準を変えただけで、丸川氏の存在は意識していなかったという。「ごあいさつしようと全員で必死に探したけど見つからなかった。丸川さんはいたんですか?」と元女子アナのオーラは感じ取れなかったとした。

 またこの日、浅草雷門前で演説した川田龍平氏=無所属・東京選挙区=からは「政治を志すものとして、投票に行ってないなんて信じられない。これはきちんと有権者に判断してほしい」と厳しく非難された。今週末には、安倍首相、石原慎太郎都知事が応援に来る予定。選挙権問題ショックからの巻き返しはなるか。

 ◆丸川氏の選挙権問題 発端は16日に行った新宿区役所での期日前投票。意気揚々と出向いたが、04年6月に海外勤務から帰国していたのに、今年4月まで転入届を未提出だったことが判明。転入届提出後3か月が経過しないと区の選挙人名簿に登録されないため、選挙権がない形となり門前払いされた。住民税も払っていなかったのでは、との“疑惑”に対しては、テレビ局勤務時代の源泉徴収票のコピーを公表。支払いを証明したが、05年衆院選などの選挙に行かなかったことが明らかになった。

(2007年7月20日06時02分 スポーツ報知)

604片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 21:51:59
自民・山本氏有利な戦い 
2007年07月20日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000707200005

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選の群馬選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報を合わせ、序盤の情勢を探った。調査時点では、自民現職の山本一太氏(49)=公明推薦=が有利に戦いを進めており、国民新党新顔の福田晃治氏(42)=民主推薦=と、共産新顔の酒井宏明氏(41)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約6割で、情勢は流動的だ。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、山本氏は自民、公明各支持層をほぼ固めている。改選数1減で、これまで2人候補を出していた自民は一本化。6年前の参院選で、吉川真由美氏(落選)と分け合った自民支持層を取り込む勢いがみられる。


 県内全域で支持の広がりがある。知名度の高さに加え、遊説や小規模な街頭集会を繰り返しており、無党派層からも約6割の支持を得る。農林漁業者層、主婦層で強みを発揮している。


 福田氏は、年金記録や郵政民営化問題で、与党批判を強める。民主は今期で引退する角田義一氏の後継を立てず、推薦に回った。民主県連の分裂の影響が懸念されたが、民主支持層の半分以上を固めた。女性より男性の支持が厚い。20、50、60代で一定の支持を得る。地域別では東毛、西毛での支持が比較的高い。


 酒井氏は共産支持層をほぼまとめたが、他党の支持層や無党派層への広がりに欠ける。
    ◇


 同時に実施した世論調査では、政党支持で、20代、30代では自民と民主が拮抗したが、40代以上では自民が民主を上回った。「支持政党なし」「答えない・わからない」と回答したいわゆる無党派層が43%にのぼった。40代の女性では、7割近くに達する。ちなみに3年前の参院選の際の調査では、無党派層は48%だった。


 「投票の判断材料として年金問題を重視するか」については、すべての年代で8割以上が「重視する」とした。民主、共産、社民各支持層では半分以上が「大いに重視する」を選んだ。


 投票意欲については、7割が「必ず行く」と答えた。ただし、世論調査では「必ず行く」という回答が多くなる傾向があり、実際の投票率を示すわけではない。

605片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:07:40
谷氏優勢、追う国井氏/参院選序盤情勢調査
2007年07月20日 朝日栃木
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000707200001

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選栃木選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。民主現職の谷博之氏(64)=国民新推薦=が優勢に選挙戦を進め、自民現職の国井正幸氏(59)=公明推薦=が追い上げている。


 共産新顔の小池一徳氏(46)は勢いが見られない。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は6割程度にとどまり、終盤にかけて情勢は変化する可能性がある。


 谷氏は、投票態度を明らかにした人のうち、民主支持層をほぼ固め、「支持政党なし」「答えない・わからない」とした人を合わせた無党派層も7割近く取り込んだ。年金記録漏れ問題や政府が取り組む農業政策を批判。自民支持層や公明支持層にも浸透している。


 幅広い世代の支持を集め、特に20代と40代への食い込みが目立つ。職種では、事務・技術職層の約7割、製造・サービス従業者層の6割超から、それぞれ支持された。
 有権者の多い都市部の県央で他候補を引き離しているほか、農村部でも精力的に遊説。幅広い地域で勢いを増している。


 国井氏は、公示前後に2度来県した安倍首相の応援も受け、年金問題の対応策や安定政権下の経済成長を訴えている。自民支持層の8割強を固め、公明支持層の約7割から支持されている。ただ、無党派層の支持をつかみきれていない。
 男女別では女性の支持が比較的高く、70歳以上は7割近い。地域をみると、県南地域で半数近くをまとめた。県経済連出身で農水副大臣という経歴を生かし、農林漁業者層の7割弱から支持を受けた。


 小池氏は、現行憲法の改正反対や雇用問題の改善を訴える。共産支持層の8割超を固め、栃木選挙区で候補者を擁立していない社民支持層からも一定の支持を得た。
 ただ、選挙初挑戦という知名度の低さからか、支持層に広がりが欠け、出遅れている。

606片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:13:07
自民27%、民主22%/政党支持率調査
2007年07月20日 朝日栃木
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000707200002

 朝日新聞社が選挙情勢調査と同時に実施した世論調査によると、県内の政党支持率は、自民27%、民主22%、公明4%、共産1%、社民1%となった。国民新党は1%に満たなかった。選挙の動向を左右するといわれる無党派層は「支持政党なし」と「答えない・わからない」を加えて45%に上り、最大勢力だ。


 無党派層は、20〜60代では年代が上がるにつれ減る傾向があった。ただし、70歳以上は約4割が支持政党を明らかにしなかった。


 男女別にみると、自民支持率は男性の26%と女性の28%がほぼ並んだ。民主支持率は男性の29%と、女性の15%との差が大きく出た。


 与野党の支持を比べると、自民、公明の与党の支持は計31%で、野党3党の計24%を上回った。


 地域別では、際だった特徴はないが、職業別にみると、自民が農林漁業者層の約6割から支持されたのが目立っている。

607片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:13:59
参院選「大いに関心ある」40%
2007年07月20日 朝日栃木
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000707200003

 今回の参院選への関心の程度を聞いたところ、「大いに関心がある」が40%、「少しは関心がある」が45%だった。


 50代以上は5割以上が「大いに」と答えたが、40代以下は1〜3割程度だった。支持政党別では、民主支持層、自民支持層のそれぞれ5割程度が「大いに」と回答した。
 争点になった年金記録問題を投票の際に重視するかは「大いに重視する」が45%、「ある程度重視する」は45%、「重視しない」は9%だった。民主支持層の半分以上は「大いに重視する」と回答した。


 投票については、「必ず行く」(73%)、「できれば行きたい」(20%)、「行かない」(5%)。一般に「投票に行く」という回答が多くなる傾向があり、実際の投票率を示すものではない。


 「必ず行く」と答えた人は、すべての世代で半数に達し、特に50代以上は8割を超えた。ただ、20代、30代の1割ほどは「行かない」とした。


 支持政党別に分析すると、民主支持層は9割近く、自民支持層は8割近くが「必ず行く」と答えた。無党派層の「必ず行く」は6割強だった。

608片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:16:13
藤田、長谷川氏が安定した戦い
2007年07月20日 朝日茨城
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000707200001

 朝日新聞社は17、18の両日、参院茨城選挙区(改選数2)について、県内の有権者を対象に電話による選挙情勢調査を行い、取材で得た情報と合わせ序盤の情勢を探った。それによると、民主新顔の藤田幸久(57)と自民新顔の長谷川大紋(64)の両氏が他候補に水をあけ、安定した戦いぶり。共産の田谷武夫(55)、共生新の武藤博光(45)、無所属の石津政雄(60)、国民新の工藤敏隆(46)の新顔4氏は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約半数にとどまり、情勢は流動的だ。

藤田氏は全域に浸透、長谷川氏は組織戦
2007年07月20日
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000707200002

 投票態度を明らかにした人を分析すると、前衆院議員の藤田氏は、民主支持層の約8割を固め、県内全域で支持を広げている。県内での立候補は初めてだが、年金問題を最大の争点として訴え、無党派層に浸透、約6割の支持を集める。自民支持層にも食い込んでおり、約2割の支持を得ている。
 連合茨城の支援を受け、職業別でも、事務・技術職層と製造・サービス従事者層の約6割を固めている。年代別では20〜60代から、まんべんなく支持を集めている。
 長谷川氏は組織戦を展開し、自民支持層の約7割をまとめた。自民は今回、公明党との選挙協力を見送ったが、公明支持層も半数の支持を固めた。しかし、無党派層からの支持は約2割にとどまっている。
 年代別では、70歳以上で約4割の支持を集めているものの、20〜60代では藤田氏を下回った。自営業者層、農林漁業者層でも、藤田氏と支持を分け合っている。
 国政選挙挑戦7回目の田谷氏は、共産支持層をほぼ固め、社民支持層からも高い支持を受ける。地域別では、県南で一定の支持を集めるが、無党派層への浸透はいま一歩だ。
 武藤氏はミニ集会を重ねて支持を訴えており、無党派層の一部から支持を集める。地元の県北のほか、鹿行地域で一定の支持を得ているが、他党の支持層からの支持は伸び悩んでいる。
 旧大洋村長を4期16年務めた石津氏は、地元の鹿行地域での支持が比較的高く、公明支持層にも一部浸透しており、支持拡大に懸命だ。
 工藤氏は特定郵便局長OBらで組織する大樹の支援を受ける。若さを前面に支持を訴えるが、勢いは見られない。

609片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:17:54
参院選序盤 本社情勢調査
2007年07月20日 朝日埼玉
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000707200002

◇3議席目巡り混戦 山根・高野氏、線上の戦い


 朝日新聞社は17、18の両日、参院選埼玉選挙区(改選数3)で、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報を合わせて総合的に序盤情勢を探った。調査時点では、民主新顔の行田邦子氏(41)が他候補に水をあけ、自民新顔の古川俊治氏(44)が混戦から抜け出た形だ。民主現職の山根隆治(59)、公明現職の高野博師(60)の両氏が残り1議席をめぐり、互角の戦いを繰り広げる。共産新顔の綾部澄子(48)、社民新顔の松沢悦子(59)、国民新新顔の沢田哲夫(43)の3氏は支持拡大に懸命だ。ただ、半数の人が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢は変化する可能性がある。



◇織部、松沢、沢田3氏懸命


 自民・公明が与党で2議席を守るのか、民主など野党が2議席以上を奪うのかが注目される今回の選挙戦。民主支持層の6割程度を行田氏が、4割程度を山根氏が分け合う形となっている。自民支持層の1割程度も民主の両氏を支持した。一方、与党で2議席を目標に自民が公明に協力する態勢をとるが、高野氏は自民支持層に浸透していない。


 行田氏は街頭演説で知名度拡大を図り、無党派層の約3割の支持を得る。今回の情勢調査と同時に行った世論調査で、今回の参院選に「大いに関心がある」と答えた人の支持も比較的高い。


 古川氏は、自民支持層と農林漁業者層の約7割を固めた。世論調査で「投票判断で年金問題を重視しない」と答えた人の支持が目立つ。


 山根氏は事務・技術職層の支持が比較的高い。無党派層の約2割に浸透しているが、女性の支持が約1割と苦しむ。高野氏は公明支持層をほぼ固めた。主婦層への支持も高いが、男性の支持は約1割にとどまっている。


 綾部氏は共産支持層のほか、世論調査で「年金問題を大いに重視する」と答えた人から一定の支持を得ている。松沢氏は社民支持層をおおむね固めたが、伸び悩んでいる。沢田氏は出遅れている。



<本社世論調査>


◇「年金問題を重視」9割 選挙「大いに関心」増す


 朝日新聞社が17、18両日に実施した参院選序盤の電話による世論調査では、支持政党、関心度や年金問題について尋ねた。年金問題を「投票の判断材料として大いに重視する」と答えたのは40%、「ある程度重視する」としたのは49%で、「重視しない」の11%を大きく上回った。あわせて、8月の知事選で再選を目指す上田清司知事への支持も尋ねた。


   ◇    ◇


 性別では、「大いに重視する」が男女ともに約4割と変わらなかった。


「ある程度重視する」を合わせると、9割程度を占める。


 年齢層別では、「大いに重視する」は30代以下では3割前後だったが、50代以上の各年齢層で48%の同数となり、世代間で差が表れた。


 職業別で強い関心を示したのが、農林漁業者層、自営業者層、主婦層。「大いに重視する」はそれぞれ、65%、45%、44%だった。


 一方、投票に「必ず行く」と答えた人のうち、年金問題を「大いに重視する」のは42%、「ある程度重視する」は50%だった。

610片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:18:34
   ◇   


 政党支持率は、民主25%、自民22%、公明4%、共産3%、社民1%の順で、04年の前回参院選の調査と同様に民主が首位となった。民主と自民の差は前回が5%だったが、今回は3%とやや縮まった。「支持政党なし」「答えない・わからない」と回答した無党派層は計45%だった。


 年齢層別の支持は、民主、共産、社民は、各年齢層であまり差はなかった。一方、自民は、60代以上で30%以上と高く、40代以下は10%台と低い傾向が出ている。


 男女別では、民主は男性の支持が32%と女性の17%のほぼ2倍と顕著なのに対し、自民、共産、社民の性別による支持の差は少なかった。


   ◇  


 参院選への関心度は、「大いに関心がある」が45%、「少しは関心がある」が41%、「関心はない」が14%だった。04年参院選の調査では、「大いに関心がある」は36%、「関心はない」は17%だった。


 「大いに関心がある」と答えたのは、男性53%、女性36%。年齢層別では、20代が12%、30代が35%と低調だが、50代以上が5割後半から6割前半と高い。


 一方、投票については、「必ず行く」が67%、「できれば行きたい」が23%、「行かない」が8%と、いずれも前回並み。男女比に大きな差はなかった。「必ず行く」と答えたのは、30代以下で6割を下回るが、50代以上で8割弱以上になる。


   ◇ 


 来月26日投開票の知事選で再選を目指す上田清司知事の支持についても聞いた。「支持する」は47%、「支持しない」は21%、「その他・答えない」が32%だった。前回参院選の際に行った知事の支持率調査では、不支持が16%だった。


 今回、支持すると答えたのは、男性51%、女性42%と前回並み。年齢層別では、「支持する」が5割を超えたのは、60代以上のみ。それ以外は3割から4割半ばにとどまった。


 政党支持別に見ると、「支持する」と答えたのは、民主、自民支持層が共に57%、公明支持層が48%、共産、社民支持層が共に21%、無党派層が39%だった。



<調査方法>


 調査方法 17、18の両日、県内の有権者に「朝日RDD」による電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは2933件で、そのうち1506人から有効回答を得た。回答率は51%。



<小泉前首相 三郷で講演>


 小泉前首相が19日、参院選候補応援のため三郷市で講演した。会場の市文化会館には開場前から行列が出来るなど相変わらずの人気ぶりを見せつけた。


 小泉氏は「小泉内閣時代に格差が広がったと言われるが、いつの時代にも格差はあった」と批判に反論した。自民県連によると「小泉氏は来ないのか」との要望が多かったといい、今回の県内入りは3日ほど前に決まった。


 しかし、この日、小泉氏は会場のホールで話しただけで、街頭演説には立たなかった。党関係者は「安倍首相との人気の差がはっきり出てもいけない」と打ち明けた。

611片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:22:40
参院選序盤 本社情勢調査
2007年07月20日 朝日千葉
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000707200001

 朝日新聞社は17、18の両日、参院千葉選挙区(改選数3)について県内の有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施、取材で得た情報と合わせ、序盤の情勢を探った。新顔8人が乱立する中、長浜博行(民主)、石井準一(自民)、加賀谷健(民主)の3氏が安定した支持を得ている。白須賀貴樹氏(自民)が支持拡大に懸命、浅野史子(共産)、本間進(無所属)の両氏は伸び悩み、青木和美(社民)、岩渕美智子(国民新)の両氏は勢いが見られない。ただ、調査時点では6割を超す有権者が投票態度を決めておらず、終盤にかけて情勢はなお流動的だ。


 長浜氏は衆院比例区からくら替えし、県選出国会議員を中心に選挙戦を展開、民主支持層の半数を固めた。二大政党制の実現や年金改革を訴え、地盤の県北西部を中心に浸透、30〜60代の約3割から支持を集めた。


 石井氏は、自民支持層の6割超、推薦を受けた公明支持層の半数を固めた。地盤のある県東部を中心に支持を広げ、70歳以上の約4割、農林漁業者層の大部分を固めた。ただ、無党派層は伸び悩んでいる。


 加賀谷氏は連合千葉(組合員数約15万人)の全面支援を受け、地盤の県央を中心に支持を広げている。民主支持層の3割超を固め、社民支持層にも浸透。50代男性の3割を固め、安定した戦いぶりだ。


 白須賀氏は、地盤の東葛地域の首長や県議らの支援を受ける。支持は自民支持層の約2割、推薦を受けた公明支持層では半数に及ばない。無党派層の支持は伸び悩んでいる。


 3回目の参院選挑戦となる浅野氏は共産支持層をほぼまとめた。格差是正や雇用の改善を訴え、前回得票の上積みを目指す。


 本間氏は、無党派層の2割近くに浸透、自民支持層の一部も取り込んだ。自民県議時代の地盤、県央で支持を広げている。


 青木氏は、社民支持層の半分以上をまとめたが、出遅れている。


 岩渕氏は地盤の北西部を中心に支持拡大を訴えるが、苦戦している。


 同時に行った世論調査で支持政党を聞いたところ、自民、民主が23%で並んだ。次いで公明が4%、共産2%、社民1%となった。


 参院選への関心度では「大いに関心がある」が46%、「少しは関心がある」は42%で、「関心はない」は12%だった。


 男性の5割超、女性の約4割は「大いに関心がある」と回答。年代別では男性が60代と70歳以上の7割超が、女性が60代の約6割が「大いに関心がある」。


 投票意欲については、「必ず行く」が73%、「できれば行きたい」は22%。「行かない」は5%だった。


 また、年金問題を投票の際の判断材料とするかも聞いたところ、「大いに重視する」は38%、「ある程度重視する」は51%で9割近い人が重視するとした。「重視しない」は10%だった。


 50代、60代の約5割は「大いに重視する」とした。


 堂本知事を支持するかどうかも聞いた。46%が「支持する」と回答、「支持しない」は22%、「その他・答えない」が32%だった。


 女性の5割は「支持する」と回答、20代〜50代で支持が5割を超えた。男性では「支持する」が4割、「支持しない」も2割超にのぼった。政党別では、自民支持層の5割超、公明支持層の6割、無党派層の約4割が支持するとした。共産支持層の4割超は「支持しない」とした。

612片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:27:43
現職3氏やや先行 参院選本社情勢調査
2007年07月20日 朝日東京
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000707200001

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選東京選挙区(改選数5)について、都内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。鈴木寛、保坂三蔵、山口那津男の3氏が有利な情勢になりつつあり、大河原雅子、田村智子、丸川珠代、川田龍平の4氏が横一線に並ぶ混戦だ。杉浦ひとみ、中村慶一郎の両氏らは出遅れている。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は4割で、情勢は流動的だ。



 投票態度を明らかにした人を分析すると、現職の3氏が、やや先行している。


 民主党が2人を擁立するなか、鈴木寛氏は民主支持層の4割を固める。無党派層からも一定の支持を集め、参院選に「大いに関心がある」と答えた層の支持も多かった。


 保坂氏は、9年ぶりに自民党が2人を公認するなか、自民支持層の5割を固める。年金問題などで自民に逆風のなか、年金問題を「重視しない」層の多くが支持する。


 山口氏は公明支持層の9割を確実に固めている。主婦層の支持を集めているが、無党派層の支持が弱い。40代と60代以上の支持が高めだ。


 新顔の4氏は、互角の激しい戦いを繰り広げている。


 大河原氏は、鈴木寛氏と分け合う形で、民主支持層の3割の支持を受けている。年金問題を「大いに重視する」と答えた層の支持が高めになっている。


 田村氏は、共産支持層の9割近くから支持を受けている。無党派層への一定程度の浸透もみせ、年代別でみると、ほぼまんべんなく支持を集めている。


 丸川氏は、保坂氏には及ばないものの、自民支持層の3割近くが支持している。ただ、投票に「行かない」と答えた層の支持が高く、今後の戦い次第となる。


 川田氏は無党派層の2割が支持している。年金問題を「ある程度重視する」と答えた層の支持が高かった。20代をはじめ若年層の支持が高くなっている。

613片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 22:32:32
本社情勢調査 民主・米長氏が優勢
2007年07月20日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000707200005

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選山梨選挙区(改選数1)について、有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報を加えて序盤の情勢を探った。民主新顔の米長晴信氏(41)が優勢で、自民新顔の入倉要氏(42)が追い上げている。共産新顔の花田仁氏(46)は伸び悩んでいる。ただ、4割近い有権者は態度を明らかにしておらず、終盤にかけての情勢はまだ流動的だ。


 米長氏は、民主支持層の9割を固めたほか、無党派層の6割近くに浸透している。党選出の国会議員のいない郡内地域などでも優位に立っている。幅広い世代から支持を集めており、職業別では事務・技術職層の支持が厚い。


 入倉氏は、自民、公明の各支持層の8割を固めたが、他党の支持層や無党派層への広がりに乏しい。地域別でも、米長氏と激しく競り合う峡北・峡南地域など以外では、十分に浸透していない。


 花田氏は、共産支持層の8割近くを固めている。「改憲反対」を訴えて、無党派層への食い込みにも力を注ぐが、勢いが見られない。


■政党支持率 自民24%、民主は23%


 情勢調査と同時に実施した世論調査によると、県内の政党支持率は、自民24%に対し、民主23%と伯仲している。1月の知事選前の本社調査(自民32%、民主11%)と比べると、自民が減って、民主が急速に増えている。一方、「支持政党なし」と「答えない・わからない」を合わせた無党派層は44%だった。


 参院選への関心度は、「大いに関心がある」が44%にのぼり、04年参院選の32%に比べて大きく増えた。投票については「必ず行く」が77%、「できれば行きたい」が16%。ただ、一般に「投票に行く」という回答は多く出る傾向にあるため、実際の投票率を示すものではない。


 大きな争点となっている年金問題は、「大いに重視する」と「ある程度重視する」の合計が9割を超えた。「大いに重視する」とした人の半数以上が米長氏を支持した一方、「重視しない」とした人の6割強は入倉氏を支持している。


  ◇  ◇


 調査方法 17、18の両日、県内の有権者に対し「朝日RDD」による電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1607件で、そのうち981人から有効回答を得た。回答率は61%。

614片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/21(土) 07:21:36
石原都知事、初めて公明党候補の応援…22日に都内で演説
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007072107.html

 石原慎太郎東京都知事(74)=写真=が公明党の東京選挙区候補、山口那津男氏(55)の応援演説を行うことが20日、分かった。山口氏の陣営が発表した。選挙戦“ラストサンデー”の22日、新宿駅東口と渋谷駅ハチ公前の2カ所で行われる山口氏の街頭演説に弁士として“参戦”するという。公明党の都本部が打診して実現した。

 石原氏は以前は公明党とは距離があるとされていたが、今年4月の都知事選で公明党から支援を受けており、今回の応援はその“恩返し”とみられる。

 公明党によると、石原氏が同党の候補者の応援に入るのは初めてという。同党広報部は「複雑な思い? ありませんよ。心強い限り」と話した。

 石原氏は今回の参院選でこれまで、東京選挙区の保坂三蔵氏(68)ら自民党候補の応援に入っている。

615片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/21(土) 07:55:57
まるたま陣営“塀の中の票固め”へ
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070721-OHT1T00086.htm

 平沢氏指示 元テレ朝アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民・東京選挙区=の選対本部長・平沢勝栄衆院議員が20日、陣営に「塀の中の票固め」を指示した。

 この日、都内のホテルで開かれた丸川氏の個人演説会に登場した平沢氏は、自身の地元・葛飾区の隠れた?票田である東京拘置所に言及。「中に入ってる人も、刑が確定していない人は選挙権がある。選挙の時は、真っ先に東京拘置所の壁につけて、でっかいマイクで叫ぶんです」と小菅票のゲットを厳命した。

 東京都選管によると刑事施設では、施設の長が塀の中の人の住所がある市区町村の選管に投票用紙を請求、記入したものを送り返す形で投票が行われる。平沢氏によると、都知事選でも三百数十人が投票したという。

 丸川氏はこの日、荻窪などで遊説。「選挙行っていない」問題に触れては頭を下げ、連日の涙声で言葉にならない場面もあった。

(2007年7月21日06時02分 スポーツ報知)

616片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/21(土) 21:03:33
山梨県選挙区2
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1169402628/

827 無党派さん New! 2007/07/20(金) 18:04:00 ID:vxC5wiS0
街中で中傷まがいのビラを見かけたのでうpする。
内容は、特定の政党を暗に批判するものだった。
場所は、甲府市の国母通り千秋橋前と中央郵便局裏の三吉通りにある電柱etc.
かなりの枚数が貼ってあった。法的には問題ないのだろうか?
クリーンな選挙選を期待していたのに残念だ。



内容:

   『気をつけよう
        
        甘い言葉とみんしゅ糖
               
                  日本元気製薬』

写メ:http://a.pic.to/eaep3

832 無党派さん sage New! 2007/07/21(土) 06:40:07 ID:yy9yvtY8
>>827が目撃したビラはおそらく・・山日が紙面で報じている。

参院選ポスターに中傷ビラ張られる  南甲府署に届け出
29日投開票の参院選で、比例代表の政党ポスターに政党を誹謗する
内容の紙が張られているのが20日見つかった。
被害に遭った陣営は同日、南甲府署に届け出た。

陣営によると、被害に遭ったのは甲府市相生3丁目の
市道沿いの電柱に張られていたポスターなど
少なくとも5枚。政党代表の顔写真部分に縦約40センチ、
横約15センチの紙が張られていた。紙には政党を
中傷する文言が書かれていた。
同様の紙は、付近の電柱などにも張ってあるのが見つかった。

617片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/21(土) 21:04:31
山梨県選挙区2
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1169402628/

838 無党派さん sage New! 2007/07/21(土) 15:36:34 ID:f4/dtAOy
今朝の山日・社会25面より。(記事は紙面のみ)
八代英太、26日に米長陣営の選対事務所へ激励に訪れるとのこと。(街頭演説の予定は無し)
地元後援会の米長支持決定を受けて、自ら支援を表明。
2月の自民党県連による候補者公募の選考結果への不満が背景にある模様。
「自民党を恨んでいるわけではないが、辛い思いをしたという気持ちは若干残っている」(本人談)

839 無党派さん 2007/07/21(土) 17:08:57 ID:p2ZPLfJE
八代の気持ちはわからんでもない
そもそも公募自体が出来レースだった可能性があるからなww

840 無党派さん 2007/07/21(土) 20:11:49 ID:SAXZc/M8
>>839
確かにな。県連が入に「お金あるでしょうね」と念押ししたと聞いた。

841 無党派さん sage New! 2007/07/21(土) 20:47:13 ID:f4/dtAOy
>>840
以前にも1区での候補者公募をやった時に「金はあるのか?」と尋ねて
内定していた人物から出馬を断られた前歴があるんだよね。>自民党県連
入倉氏、相当の金を使わされているはず。甲府選出の県議は特にタチが悪いから。
98年の参院選に出馬して輿石氏に敗れた元県議なんて、落選後は悲惨だったよ。
金をさんざん使わされた挙句、経営していた温泉旅館が経営不振で倒産してしまった。

618片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 04:44:50
民主が2議席の勢い、自公現職と競り合う/参院選神奈川選挙区情勢
政治・行政 選挙 2007/07/22
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijul0707461/

 第二十一回参議院選神奈川選挙区(改選数三)は二十九日の投開票に向け、八氏が激しい争いを続けている。神奈川新聞社は十九日から三日間、県内有権者を対象に電話による世論調査を実施。取材による情報を加えて総合的に分析して中盤情勢を探った。有力七氏の中では民主党・水戸将史、自民党・小林温、民主党・牧山弘恵、公明党・松あきらの四氏が競り合い、民主が自公現職の一角を崩して二議席獲得の可能性も出ている。ただ、調査時点で四人に一人は誰に投票するか決めておらず、流動的な要素もある。

 水戸氏は、民主支持層の四割以上を固めた。無党派層も二割近く、自民支持層でも一割以上が支持しており、「自民離れ」の受け皿となっている。年金、格差問題を投票基準にする人の二割の支持を集め、年齢別では二十代で三割を占めてトップ。

 小林氏は、自民支持層の五割近くしか固めていない。女性からの支持は二割近くを集めて候補者のうち最も高い。年齢別では六十代以上で二割以上が支持している。県西部で人気が高いが、横浜、川崎の都市部では伸び悩んでいる。

 牧山氏は、民主支持層の四割近くを固めた。無党派層も候補者で一番高い二割近くに浸透している。年齢別では三十〜四十代の支持が二割と高い半面、二十代や七十歳以上の支持は低迷している。地域別では、都市部で健闘が目立つ。

 松氏は、公明支持層をほぼ固めた。しかし、無党派層への浸透は一割にも満たず、自民など他党支持層にも広がっていない。性別では女性の二割近くが支持している一方、男性は一割に満たない。年齢別では、二十〜四十代の支持が比較的高い。

 共産党・畑野君枝氏は、共産支持層の八割を固めたほか、社民の一割強に食い込んでいるが無党派層の支持が低い。社民党・和田茂氏は、社民支持層の五割近くしか浸透しておらず、無党派層も取り込めていない。国民新党・斉藤幸子氏は出遅れが影響し、苦戦している。

619片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 08:42:30
参院選世論調査 谷、国井氏が競り合う 栃木下野
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20070722&n=2

 下野新聞社は19日から21日までの3日間にわたり世論調査を行い、本社取材網の情報を加え、今回から改選数が1となった参院選栃木選挙区の情勢を探った。その結果、民主党現職の谷博之候補(64)と自民党現職の国井正幸候補(59)がほぼ互角で競り合い、共産党新人の小池一徳候補(46)は支持が伸びず苦戦している。ただ調査時点では、約3割の有権者が投票する人を決めておらず、なお予断を許さない。

620片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 08:43:06
参院選関心度は80%超 本県世論調査 栃木下野
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20070722&n=3

 二十九日投開票の参院選に関心を持っている県内有権者の割合は83・5%に上り、事実上無風だった前回二〇〇四年の参院選(69・6%)より13・9ポイント上回ったことが、二十一日までに下野新聞社が実施した世論調査の結果で分かった。栃木選挙区が定数減で一人区となり、全国で唯一、現職同士がしのぎを削る激戦区となったことや、年金、農業問題など争点が明確になっていることなどが、有権者の関心を高めたとみられる。

621片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:49:08
【神奈川】
’07参院選かながわ 本紙世論調査 自・民・公 4氏競り合う
2007年7月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20070722/CK2007072202034640.html

 二十九日の投開票に向け、八人が三議席を争う参院選神奈川選挙区。東京新聞が二十一日まとめた中盤の電話世論調査では、自民、民主、公明の主要四候補が激しく競り合う混戦模様となっている。年金問題などで九割近い人が選挙に関心を持っている上、「投票する人を決めていない」有権者が四割近くいるため、情勢が大きく変動する可能性がある。 (参院選取材班)

 【選挙区情勢】

 民主新人の牧山弘恵候補(42)は、民主支持層からの支持を、同じ民主新人の水戸将史候補(45)と三割弱ずつで分け合っている。「支持政党なし」の無党派層の支持はトップに立つ。年代、性別では、二十代の男性から支持を多く集めている。

 自民現職の小林温候補(43)は、自民党支持層の四割弱しか固めきれていない。無党派層からの支持は主要四候補の中で最も低く、年金記録不備問題などによる逆風の影響がみられる。年代別では六十代以上、職業別では農林漁業者からの支持が厚い。

 公明現職の松あきら候補(59)は、公明支持層の九割近くを固めたほか、女性からの支持はトップ。地域別では、相模原市や大和市など県央で強い。

 水戸候補は、職業別で、管理職や事務・技術職でトップの支持を集める。地域別では、横浜市港北区や都筑区などで優位に戦いを進めている。

 主要四候補を激しく追う共産元職の畑野君枝候補(50)は、共産支持層の八割近くを固めたほか、二十代の女性から支持を集める。

 社民新人の和田茂候補(52)と国民新党新人の斉藤幸子候補(39)は苦しい戦い。

 【関心度と投票行動】

 参院選への関心は「大いにある」が52・2%、「少しはある」が33・6%で、合わせて85・8%が関心を示す。「大いにある」「少しはある」を合わせて79・8%だった二〇〇四年の参院選と比べても、関心の高さが裏付けられた形で、前回の選挙区での投票率54・48%を上回るかが注目される。

 年代別では、「大いにある」が、五十代以上は六割以上だったが、二十−四十代は四割前後にとどまった。二十代では「あまり関心がない」が二割を超えた。

 選挙区で、投票する候補者を「決めている」と「だいたい決めている」とを合わせると60・7%。「まだ決めていない」が38・6%で、このうち三十−四十代女性の六割以上が投票先を決めていない。

 【重視する政策】

 投票で重視する政策は「年金」(22・2%)がトップ。次いで、「介護や医療」(18・7%)、「『政治とカネ』の透明化」(12・9%)−の順となっている。

 「年金」は四十代と五十代で最多となっており、特に近く年金受給を控える五十代は31・1%に上った。「介護や医療」は六十代以上の関心が高い。

 「景気や雇用」が三十代で最多。二十代では「教育改革」が最多となっており、年代ごとに重視する政策が異なっている傾向がうかがえる。

 「憲法改正」は7・6%にとどまり、自民党支持者の中でも重視すると答えた人は、「その他」の次に少なかった。

 【松沢知事支持層の動向】

 今年四月の知事選で二百万票を集めた松沢知事。その“松沢票”が、今回の選挙にどう影響するか−。

 松沢知事を「支持する」と答えた人のうち、五人に一人が牧山候補を支持している。小差で小林候補が続き、やや離れて水戸候補、松候補と続く。

 この四候補を選んだ人は合計で約六割に達する。「どちらかといえば支持する」と答えた人も、この四候補を選んだ人が合計で五割に近く、政党を超えて“松沢票”が流れている。

 一方で、松沢知事を「支持しない」と答えた人が投票するのは、松候補、小林候補の順。両候補を選んだ人が四割を占めている。

 【政党支持率と比例代表情勢】

 比例代表での投票先を聞くと、民主と答えた人が31・8%で最も多く、続く自民の15・0%を二倍以上引き離している。自民、公明の与党を合わせても、民主には及ばない。

 このほかの政党では、公明8・6%、共産6・4%、社民1・4%、新党日本0・3%、国民新党0・2%と続く。ただ、三人に一人が投票先を決めておらず、今後の動向が注目される。

 民主は同党支持者の約八割を固めているほか、自民党支持者の四人に一人を取り込み、社民党支持者の二割近くも流れ込んでいる。「支持政党なし」と答えた人からも三割強の支持を集め、無党派層の受け皿となっている。

 自民は同党支持者の四割強しか固められておらず、無党派層からの支持も一割に満たない。

622片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:50:25
【千葉】
’07参院選ちば 本紙世論調査 長浜、石井両氏が先行
2007年7月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20070722/CK2007072202034655.html

 参院選千葉選挙区(改選数三)は今回、新たに増えた三議席目をめぐり争いは混迷の度合いを深めている。本紙は十九−二十一日の三日間、参院選の電話世論調査を実施、選挙戦終盤に向け情勢を探った。衆院からくら替えした民主の長浜氏と県議から転身した自民の石井氏が一歩抜け出し、民主の加賀谷氏と自民の白須賀氏が追う。ほかの候補も交え、激しく三議席目を争っている。八割以上の有権者が参院選に関心を示す一方、半数が選挙区で投票態度を決めておらず、勝敗の行方は流動的だ。合わせて堂本暁子知事の支持の変遷も調べた。 (参院選取材班)

■関心度
 今回の参院選への関心について、「大いにある」と答えたのは、43・6%。「少しはある」と答えた人も38・7%で、計82・3%に上り、前回選挙の調査結果(75・2%)を7・1ポイント上回った。

 逆に「あまりない」は13・0%、「全くない」は4・1%で、計17・1%。前回(24・6%)を7・5ポイント下回り、今回の選挙への関心の高まりを表している。

 性別では、「大いにある」と「少しはある」の合計は男性83・3%。女性は81・3%だった。

 年代別では七十代以上が87・1%、六十代が90・7%、五十代が88・0%と、九割近くを占めた。政治離れが指摘される若年層では、二十代の「大いにある」は19・4%で、他世代と比べて極端に低かった。

■選挙区
 長浜氏は民主支持層の約三割を固める。無党派層も候補者中トップの一割超が支持している。県選出国会議員を中心に県連主体の選挙運動が効いているようだ。東葛、葛南地域を中心に都市部で強みをみせている。

 石井氏は自民支持層の三割近くを固める。出馬表明が一年二カ月前と、早くから支持固めに動いた効果が出ている。推薦を受ける公明支持層も一割近くが支持する。地盤の郡部を中心に、都市部でも支持を広げつつある。

 加賀谷氏は連合千葉が全面的に支援、民主支持層の一割超が支持する。無党派層からも一割近くの支持を得て、追い上げを図っている。

 白須賀氏は民主支持層の一部にも食い込みを見せるが、自民支持層の支持は一割に届かず、出遅れが響く。公明の支持率も石井氏に比べ低い。

 共産の浅野氏は共産支持層の六割強を固めたが、無党派層は伸び悩んでいる。

 無所属の本間氏は自民支持層、無党派層を中心に幅広く支持を集めるが、支持率は低い。

 社民の青木氏は出遅れが響き、社民支持層の支持は約四割にとどまる。

 国民新党の岩渕氏は支持基盤がなく、苦戦している。

■比例代表
 比例代表で投票する政党、候補者を「決めている」「だいたい決めている」と答えたのは、合わせて58・6%。

 これらの回答をした人のうち、投票先として民主と同党の比例候補者を挙げたのは約四割。一方、自民と同党の比例候補者を挙げたのは、二割強にとどまった。民主が支持層の九割、無党派の五割近くを固めたのに対し、自民は支持層の六割半程度を固めたにとどまっている。ただ、全体では「まだ決めていない」「分からない・無回答」と答えた人が、約四割を占める。

623片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:51:32
【東京】
’07参院選 本紙世論調査<上>  鈴木寛氏先行、追う6氏
2007年7月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070722/CK2007072202034629.html

 参院選の投票を29日に控え、東京新聞は19−21日の3日間、都内の有権者を対象に東京選挙区と比例代表の投票行動などについて世論調査を行った。5議席を争う東京選挙区では民主の鈴木寛氏が一歩リードし、同党の大河原雅子、自民の保坂三蔵、公明の山口那津男、共産の田村智子の各氏が接戦。これを自民の丸川珠代、無所属の川田龍平の両氏が激しく追う展開となっている。だが、過半数がまだ態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 調査は無作為で発生させた都内の電話番号一千六百七十三件に電話をかけ、一千二百七十人から回答を得た。

 参院選に対する関心度では、「大いに関心がある」48・2%と「少しは関心がある」38・0%を合わせると、九割近くが関心を示した。年齢層別では、関心が高い層の割合は二十代が69・5%で最も低く、五十代と六十代で90%を超えた。

 鈴木、大河原の両氏で民主支持層の四割以上を固めている。

 鈴木氏は民主支持層の四人に一人から支持を得ているほか、無党派層にも浸透。男性を中心に、各年代から満遍なく支持を集めている。大河原氏も無党派層に浸透しつつある。

 保坂氏の自民支持層への浸透率は二割に及ばない。一方で、自民支持層の半分近くが態度を決めておらず、年金記録不備問題などをめぐる安倍内閣への逆風を反映している。

 山口氏は公明支持層の約七割を固め、自民支持層の一部からも支持を得る。田村氏も共産支持層の六割以上を固め、社民支持層の一部にも食い込んでいる。

 丸川氏は自民支持層への浸透率が一割に及んでおらず、無党派層への浸透もいまひとつ。一方、川田氏は無党派層に加えて社民、自民など各党支持層の一部に支持を広げ、両氏が激しく競り合う。

 比例代表では、民主が28・3%を占めトップ。自民の17・8%が続き、次いで公明6・6%、共産4・7%、社民2・0%の順となった。

無党派層投票予定3割民主 自民の5倍
 「支持政党なし」と回答した無党派層は全体の41・6%を占めた。三年前の前回参院選における世論調査よりも4・2ポイント増えており、政党離れは一層進んだ。

 「比例代表でどの政党、どの候補に投票するか」という問いには、民主が前回より2・7ポイント増の32・0%で、他党を大きく引き離してトップ。対する自民は一割以下の6・3%で、前回の約三分の一にまで大幅に減らした。自民と民主との差は約五倍に広がっており、無党派層の安倍内閣への不満の高さを表している。

 そのほかは、共産4・9%(前回比0・9ポイント減)、公明3・2%(同0・2ポイント増)、社民2・2%(同1・2ポイント増)。前回は結成されていなかった国民新は0・9%で、新党日本は0・7%だった。

 それぞれ、投票先を決めていない人に「現在、投票するとしたら」という問いに対する回答も含む。

624片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:55:28
【埼玉】
’07参院選さいたま 本紙世論調査  行田、古川氏競り合う
2007年7月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20070722/CK2007072202034662.html

 東京新聞が行った参院選(二十九日投開票)の世論調査結果に基づく情勢分析によると、埼玉選挙区(改選数三)に立候補している七人のうち、民主新人の行田邦子氏(41)と自民新人の古川俊治氏(44)が競り合い、公明現職の高野博師氏(60)、民主現職の山根隆治氏(59)が続き、共産新人の綾部澄子氏(48)が追う展開。国民新新人の沢田哲夫氏(43)、社民新人の松沢悦子氏(59)は水をあけられている。しかし有権者の半数は意中の候補を決めておらず、情勢はなお流動的だ。

 行田氏は民主支持層の三分の一を固め、「支持政党なし」とする無党派層にも食い込み始めている。男女ともに支持を集め、四十代と六十代の支持が厚い。地域別に見ても、まんべんなく支持を広げている。

 古川氏は多くが自民支持層で、三分の一以上を固めた。二十代の特に男性の支持が高く、職業別でも学生から支持を集めている。地域別では県西部を除き全域で支持を広げている。

 高野氏は公明支持層の八割近くを固めた。三十代では最も支持を集めており、四十代の支持も高い。地域別では県北部に浸透している。

 山根氏は、民主支持層を二割弱しか固め切れていない。県西部で最も多く支持を集めているが南部から東部にかけて浸透し切れていない。

 綾部氏は共産支持層の半数以上を固めている。商工サービス業からの支持が厚いが、三十代への浸透が課題。

 沢田氏は、国民新支持層を一割弱しか固め切れておらず、同党支持層への働きかけが課題。県南部以外の広がりに欠けている。

 松沢氏は社民支持層の三割を固めているが、四十代以下に浸透し切れていない。県北部以外への浸透が課題になっている。

    ◇

 比例代表で投票しようとする政党では、民主党が三割弱で、二割弱の自民党を抑えてトップ。公明、共産、国民新、社民、新党日本、維新政党・新風、女性党と続いている。民主は年代、職業、地域に限らずまんべんなく支持を集めている。

    ◇

 普段の支持政党を聞いたところ、自民27・0%、民主17・0%と、自民党が優勢になっている。ついで公明党4・9%、共産党3・6%、社民党2・4%、国民新党0・6%、新党日本0・1%、その他0・3%。支持政党なしが38・5%と最も多かった。

《調査の方法》
 調査は19日から21日の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるRDD方式で実施、1068人から回答を得た。

625片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:55:57
【埼玉】
週末の人出求め有名人も『お願い』 各陣営の応援演説
2007年7月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20070722/CK2007072202034661.html

 公示後、二度目の週末となった二十一日、各陣営の応援に有名人らの姿も目立った。

 元プロレスラーの前田日明氏は、大宮駅前で参院選候補者の応援に立った。前田氏は現政権を「腐敗」と批判し、鍛えた腕を突き上げ「若い人たちよ、もっと政治に関心を持って。このままほっておくと、国は破たんしますよ」と訴えた。

 さいたま市南区のJR武蔵浦和駅東口で行われた候補者の演説には音楽グループ「TRF」のメンバー・SAMさんが駆け付けた。

 SAMさんは「(候補者と)いとこで兄弟のように育ってきた。よろしくお願いします」と支持を訴えた。

626片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:56:38
【茨城】
07参院選いばらき 民主・自民候補を追う4人
2007年7月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070722/CK2007072202034669.html

 二十九日投開票の参院選は、投票まで一週間となった。いずれも新人の六人が立候補した茨城選挙区(改選数二)は、リードする民主、自民の二候補を、残る四候補が追う展開となっている。選挙戦も後半に突入し、各陣営はラストスパートに入った。 (布施谷航)

 民主・藤田幸久候補(57)の陣営では当初、知名度不足を懸念する声もあったが、党への追い風を生かしながら、公示後には名前が浸透しつつある。「比例代表では五十五万票」(陣営)とする目標達成のためにも、引き締めを図る。

 無所属・石津政雄候補(60)は、一部の県議や首長らの支援を取り付けるとともに、公明党支持層の取り込みを図る。陣営は「早朝に駅前で有権者にあいさつするなど、知名度向上に力を入れる」と強調。県南の無党派層対策を課題に挙げる。

 共産・田谷武夫候補(55)は、国会議員らとともに県内全域で年金問題や増税問題を中心に支持を呼びかける予定。陣営は「市町村議員選挙よりも有権者の関心が高いようだ」と、手応えを強調。無党派層の取り込みを強化する方針だ。

 国民新・工藤敏隆候補(46)は、前半戦に引き続き、早朝に水戸市の千波湖周辺を走ったり、遊説途中に自転車で走ったりして有権者にアピールする予定。陣営は「出遅れを取り戻すため、今後も露出を徹底する」と話している。

 自民・長谷川大紋候補(64)は、年金問題や赤城徳彦農相の事務所費問題などをめぐる逆風に警戒感を強め、支持団体や党支部の引き締めを図る。陣営は「まだ支持層を固めきれていない」と分析。県議団による組織戦を強化する方針だ。

 諸派・武藤博光候補(45)は、県内各地の後援会と調整し、ミニ集会を開いてきた。街頭演説は、人の集まり具合を見て対応。陣営は「本人の意向もあり、今後も少人数に訴えていく。合間を見て街頭演説を行う」としている。

627片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:57:16
【栃木】
’07参院選 応援語録で眺める激戦区
2007年7月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20070722/CK2007072202034675.html

 全国注目の新一人区とあって、大物・著名人の応援が相次ぐ参院選栃木選挙区。先の読めない激戦に、有権者への呼びかけもヒートアップしています。今回は、日々の紙面で伝えきれない個性的な言葉の数々をご紹介−。 (杉藤貴浩)

 【民主・谷博之氏陣営】

 ◆「芸人は(政治姿勢を)旗幟(きし)鮮明にしてはいけないと言われるが、そんな時代ではない」。柳沢伯夫厚労相の失言に触れ「女性が産む機械だったら、男は材料か。こんな話ができるのは(人気テレビ番組の)笑点でも私だけ」(落語家の三遊亭楽太郎さん、6月24日、宇都宮市の民主集会で)

 ◆「中盤で(相手候補の)背中が見えたというのは、前の人よりスピードは速いということ。そのスピードを落とさなきゃいい。差を考えて、今の運動で越せるのか、届かないのか、見極めることだ」(民主支持団体の連合・高木剛会長、7月17日、宇都宮市の記者会見で)

 【共産・小池一徳氏陣営】

 ◆年金記録漏れの責任問題について「政権に加わってない共産党はこの点は正しい、と(自民党の)片山さつきさんも言っていた。共産党以外はみんな関係ある。政府と歴代の厚労大臣だ。一人一人の人生がかかっている。救済じゃなくて補償。哲学が大事だ」(共産の穀田恵二国対委員長、6月22日、宇都宮市の演説集会で)

 ◆年金問題で「安倍(晋三)首相が、共産党の主張にも一理あると言った。首相が殊勝なことを言った」。死去した元共産党議長の宮本顕治氏について「弾圧されながら、決して屈しなかった。そのがんばりが今の平和の礎になっている」(共産の志位和夫委員長、7月20日、宇都宮市の街頭演説で)

 【自民・国井正幸氏陣営】

 ◆「農家と名の付く家にすべて金を支払う民主の政策は、今の農業予算では実現不可能で、国際ルール違反だ。(政府の政策は)農家の切り捨てではない」(自民の中川昭一政調会長、7月17日、宇都宮市で農協関係者への演説で)

 ◆「民主党は、社保庁解体に反対している。公務員の労組に支援された民主党は社保庁の身分を守ろうとしているだけ」「逆風で苦しいが、改革をやめるわけにはいかない。総理が一年や二年で辞めれば改革は進まない」(自民の小泉純一郎前首相、7月19日、宇都宮市の演説で)

628片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 16:19:35
07参院選:中盤情勢・毎日新聞調査 藤田氏と長谷川氏、支持広げる /茨城
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/ibaraki/news/20070722ddlk08010239000c.html

 ◇民主、無党派にも浸透 自民は足元の7割固める

 29日投開票の参院選について、毎日新聞社は19〜21日の3日間、電話による世論調査(県内回答者590人)を実施した。調査結果に支局取材を加えた情勢分析によると、茨城選挙区(改選数2)に立候補している新人6人のうちで、民主の藤田幸久氏(57)と自民の長谷川大紋氏(64)が順調に支持を拡大し、安定した戦いを見せる。共産の田谷武夫氏(55)、国民新党の工藤敏隆氏(46)、諸派の武藤博光氏(45)、無所属の石津政雄氏(60)は終盤に巻き返しを図る。調査結果からは年金問題などの自民への逆風が、保守王国と言われる茨城でも吹いていることが読み取れる。(全国の情勢は8、9面)

 労組を中心にした組織選挙を展開する藤田氏は、民主支持層の8割近くを固め、無党派層からも全候補者中最も多い4人に1人に浸透している。50〜60代から4割近い支持を集め、中でも60代男性では約半数に達する。労組票が多い日立市を含む県北と、鹿行地区で強さを発揮する。

 長谷川氏は自民支持層の7割を固める。選挙協力を見送った公明支持層への浸透は3割程度にとどまり、40代女性の支持が比較的厚い。民主の強い地域を固めきれていないが、衆院6区(つくば市、土浦市など)では4割近くを押さえている。

 田谷氏は共産支持層の9割以上を固める。50代以上の支持が比較的厚い。石津氏は公明支持層の2割近くに浸透し、女性から支持を受けている。工藤氏、武藤氏は支持拡大に懸命だ。

 無回答を含めて、態度を決めていない有権者が3人に1人おり、この動向によっては情勢が変わる可能性がある。

 ◇安倍内閣評価−−「評価しない」60%、与党支持層にも厳しい声

 安倍晋三内閣の政策・実績については「評価しない」が60%で、「評価する」の28%を大きく引き離した。年金問題だけでなく、赤城徳彦農相の事務所費問題や久間章生前防衛相の原爆「しょうがない」発言などが影響しているとみられる。

 「評価しない」は自民支持層でも29%、公明支持層も33%に上る。与党支持層にも現内閣に厳しい判断をする傾向がみられる。

 ◇年金問題−−政府対策に強い不信感、82%「解決するとは思わない」

 年金記録漏れ問題については、政府の対策で「解決するとは思わない」とする回答が82%に上った。30代で90%、20代で89%に達するなど各年代とも高い割合で、政府の対策への強い不信感が如実に表れている。

 支持政党別に見ても、野党支持層だけでなく自民支持層の69%、公明支持層の55%が「解決するとは思わない」と答えている。

 年金制度改革の論議で説得力があるのは「民主党」とする回答が42%で、「与党」の30%と差がついた。自民支持層の26%、公明支持層の24%が「民主党」に説得力があると答えている。

629片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 16:20:44
 ◇政党支持率−−民主、前回13ポイント上回る 自民、年金や「政治とカネ」影響

 支持政党は、民主が29%で最も高く、前回(04年)を13ポイントも上回った。一方、自民は24%(前回38%)と大幅に支持率を下げ、年金や「政治とカネ」などが影響を及ぼしていることが数字の上からも見て取れる。公明は6%、共産4%、国民新党、社民各1%となっている。支持政党なしは26%だった。

 年代別では、60代(44%)と30代(33%)が民主支持が多く、70代以上は37%が自民支持だった。

 男女別では、男性の37%が民主を支持しているが、女性の民主支持は21%にとどまった。自民は男性の26%、女性22%で大きな男女差は見られない。

 「支持政党なし」の28%が比例は民主に投票すると答えている一方、自民に投票すると答えた人は19%にとどまり、民主が無党派層に浸透している様子が浮き彫りになっている。

 ◇投票行動−−65%が「必ず行く」、全国最低、汚名返上に注目

 「投票に行きますか」の問いに「必ず行く」と答えた人は65%で、前回の04年を6ポイント上回った。しかし、全国平均の71%を下回っており、茨城選挙区で過去3回投票率が全国最低だった汚名返上ができるか注目される。

 年齢別では、年金問題が争点の一つとなっていることを反映してか、50代以上の7割以上が「必ず行く」と答えた。だが20代では「必ず行く」は38%、30代でも56%にとどまり、若い世代の関心の薄さが懸念される。

 ほとんどの地域で「必ず行く」が6割以上だったが、日立市などの衆院茨城5区の地域は52%だった。

 支持政党別では自民66%▽民主83%▽公明75%▽共産86%▽社民78%が「必ず行く」と答えているのに対し、「支持政党なし」は50%にとどまった。無党派層の行動が投票率を左右することになりそうだ。

毎日新聞 2007年7月22日

630片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 16:21:21
07参院選:中盤情勢・毎日新聞調査 谷氏が一歩リード、国井氏が追う展開 /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/tochigi/news/20070722ddlk09010179000c.html

 参院選は29日に投開票日を迎える。毎日新聞社は今月19〜21日の3日間、県内の有権者に電話による特別世論調査を実施した。計956人から得た回答とこれまでの取材結果を合わせて、栃木選挙区の情勢を分析。これによると、民主現職の谷博之氏(64)が自民現職の国井正幸氏(59)を一歩リード。共産新人の小池一徳氏(46)が両氏を追う展開となっている。ただ、有権者の3割が態度を決めておらず、情勢には流動的な要素もある。(全国の情勢は8、9面に)【参院選取材班】

 ◇有権者の3割が態度未定

 谷氏は民主支持層の8割、社民支持層の約7割を固めた。特に、宇都宮市をはじめとする都市部で強みを発揮。また、自民の支持基盤だった農村部にも深く浸透し、全県的に優位な戦いを進めている。年齢別では20〜50代の若年、中高年層から高い支持を得ている。中でも50代の約5割を固めている。谷氏は連合系労働組合の支援のほか、農村部で自民農政を批判するチラシ配布や遊説を積極的にこなし、支持拡大を図っている。

 国井氏は自民支持層の約7割を固めたものの、推薦を受けた公明党への浸透がまだ進んでいない。宇都宮市などの都市部に加え、農村部でも谷氏を追いかける展開となっている。年代別では、70代以上で最も高い支持を得ている。年金記録漏れ問題など、政府・与党への逆風をもろに受けた国井陣営では、安倍晋三首相ら党本部の大物を次々に招いて、反転攻勢の機会をうかがう。終盤にかけて農村部での支持をどうばん回するかが課題。

 小池氏は共産支持層の約半数しか固めきれておらず、終盤での追い上げがカギとなる。

 ◇政党支持、民主が自民逆転

 政党支持率は自民19%、民主30%と、04年参院選の調査(自民38%、民主18%)を逆転した。

 年代別では、20〜50代で民主支持が自民支持を10〜20ポイント上回っている。比例で投票する政党でも、60代を除くすべての世代で、民主が自民を上回っている。

 自民支持層のうち、比例で自民へ投票すると答えたのは6割台にとどまり、民主支持層は7割台が民主に投票すると答えた。共産支持層は約6割が共産に、公明支持層は約7割が公明に投票するとしている。

 「支持政党はない」いわゆる無党派層は、全体の3割弱を占める。このうち、比例で民主に投票すると回答したのは2割弱、自民は1割弱だった。ただ、6割以上が態度を決めておらず、今後の動向に注目が集まる。

 ◇年金問題、78%が否定的

 最大の争点となっている年金記録漏れ問題。政府の打ち出した対策で「解決すると思う」は7%で、「思わない」は78%に上った。特に、20〜50代は8割以上が「思わない」と答えており、60代(67%)、70代(54%)に比べ、将来への不安感が表れた数字となった。

 政党別では、自民支持層で「思わない」は約7割、公明支持層も約6割に達した。与党は社会問題化した5月下旬以降、矢継ぎ早に対策を打ち出したが、与党支持者の間でも不信解消に至っていない実態が浮き彫りになった。

 年金制度改革では、保険料方式の維持を目指す与党と、最低保障部分を税金でまかなう民主案が対立しているが、与党に説得力があるとの回答は23%、民主は36%で、民主が上回った。

 ◇安倍内閣「評価」2割

 一方、安倍内閣の政策・実績を「評価する」は21%、「評価しない」は59%に達した。自民支持層で「評価する」は約5割だが、3割強が「評価しない」と回答した。

 ◇88%が「投票に行く」

 投票に「必ず行く」は65%、「たぶん行く」は23%で、計88%が「投票に行く」と答えた。04年参院選の調査では「必ず行く」(65%)に対し、選挙区投票率は50・99%だった。

 年代別では、40〜60代の9割以上が「投票に行く」と答えるなど、20〜70代以上のすべての世代で8割以上が「投票に行く」と答えている。ただ、20、30代の約1割は投票に「行かない」「たぶん行かない」と答えた。

 また、「支持政党はない」と答えた人の84%が「投票に行く」と答えており、無党派層の関心の高さを示している。

 ◆栃木選挙区立候補者(改選数1−3)=届け出順

谷博之 (64)民現(1)=[国]

小池一徳(46)共新

国井正幸(59)自現(2)=[公]

毎日新聞 2007年7月22日

631片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 16:22:10
07参院選:中盤情勢・毎日新聞調査 山本氏、優位な戦い /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/gunma/news/20070722ddlk10010278000c.html

 ◇福田・酒井氏、追い上げ焦点

 29日の投票日まで1週間となった参院選について、19〜21日の3日間、県内の有権者を対象に実施した特別世論調査をもとに群馬選挙区(改選数1)の中盤情勢を分析した。回答者は865人。自民現職の山本一太氏(49)=公明推薦=が優位な戦いを進め、国民新党新人の福田晃治氏(42)=民主推薦=が追いかけ、共産新人の酒井宏明氏(41)がそれに続く展開を見せている。一方で投票する候補者を決めていない有権者は2割以上に上り、福田、酒井両氏の追い上げが焦点と言えそうだ。【木下訓明】(全国の情勢は8、9面に)

 ●山本氏

 衆院選挙区の1〜5区すべてで4〜5割の支持を固め、安定した戦いぶりを見せている。各区で党組織に乗った組織選挙を展開。街頭演説など都市型選挙も繰り広げ、無党派層の約4割に浸透。現状を堅持し、更なる支持拡大を図る。

 ●福田氏

 国民支持層の8割を固め、社民の5割にも浸透。推薦を受けた民主党の支持層への浸透は4割に達せず、現時点では選挙協力効果は不透明だ。衆院選挙区別では地元・伊勢崎市の2区や高崎市の4区で2割程度で、前橋など市部での浸透が鍵。

 ●酒井氏

 共産支持層の8割を固め、民主の約1割、国民の一部にも浸透。無党派層には1割未満にとどまる。衆院選挙区別では1〜5区すべてで約1割と厳しい。地元・高崎市を含む4区での支持が弱く、市部での支持拡大が課題と見られる。

 ◇自・民、ほぼ横一線“王国”にも厳しい逆風−−政党支持率

 県内の政党支持率は自民党25%、民主党22%で、わずか3ポイントと近接し両党ほぼ横一線の状況。“自民王国・群馬”にも自民党に厳しい逆風が吹いていることが明らかになった。

 他党を見ると、公明5%、共産3%、社民、国民、新党日本は各1%。「支持政党なし」の無党派層は36%と最多だった。

毎日新聞 2007年7月22日

632片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 16:23:16
07参院選:中盤情勢・毎日新聞調査 長浜、石井氏が安定 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/chiba/news/20070722ddlk12010295000c.html

 ◇加賀谷氏、議席うかがう 追う白須賀、浅野、本間氏

 新人8人が立候補している参院選千葉選挙区(改選数3)は、投票日まであと1週間に迫り、各陣営は追い込みに懸命だ。毎日新聞社は19〜21日の3日間、世論調査(県内回答者1583人)を実施した。調査結果に支局取材を加えた情勢分析によると、民主の長浜、自民の石井両氏が安定し、民主の加賀谷氏が3議席目に迫る勢いだ。無回答を含め態度を決めていない有権者が4割を上回り、なお流動的な要素を残している。【参院選取材班】

 長浜氏は既に民主支持層の4割強を固め、年齢、性別問わず広範囲に浸透。無党派層を取り込むため都市部を中心に運動を展開。石井氏は自民支持層の4割弱、公明支持層の3割強を固めた。確実な票の上積みを目指して、組織固めに力を入れる。

 民主の加賀谷氏は民主支持層の2割を固め、世代を問わず男性に浸透。自民の白須賀氏は自民支持層の1割強をまとめ、公明支持層への浸透がカギになりそう。共産の浅野氏は共産支持層の7割を手堅くまとめ、20代の支持を受けている。無所属の本間氏は、自民支持層と無党派層の約1割に浸透。社民の青木氏は社民支持者の6割を、国民新党の岩渕氏は国民新党支持層の3割をまとめている。

 前回の04年参院選では、年金改革法や自衛隊のイラク派遣などが、自民の逆風となり、民主候補がトップ当選。今回は年金記録漏れ問題で、政府の対応への批判が高まっており、選挙結果を左右しそうだ。

 ◇政党支持率、民主31%・自民22%

 政党支持率をみると、民主が04年の前回調査から15ポイント上昇し、31%と最も支持を得た。一方、自民は11ポイント下落し、22%だった。公明は1ポイント上昇して5%、共産は横ばいの4%、社民は1ポイント上がって2%。「支持政党なし」の無党派層は22%だった。

 また、調査で「投票に必ず行く」と答えた人は前回から5ポイント上昇して73%。「たぶん行く」の17%と含めると、前回調査並みの9割に上った。

 ◇評価しない6割−−安倍内閣の政策

 今回は安倍政権発足以降、補選を除く初の国政選挙となる。安倍政権の政策・実績に対し、「評価しない」と答えた人は6割で「評価する」の26%の2倍以上になった。党の支持別にみると、自民支持層は約6割が「評価する」とした一方、同じ与党の公明支持層は6割弱が「評価しない」と答えた。民主支持層は8割超が、「支持政党なし」の無党派層は7割が「評価しない」と回答した。

 ◇「解決すると思わない」77%−−年金・政府の対応

 また、年金問題について、政府の対応で「解決すると思わない」と答えた人は77%で、「解決すると思う」の12%を大きく上回った。自民、公明両与党の支持層も、それぞれ65%、72%と過半数が「思わない」と回答している。また、同制度の改革案で説得力があるのは「民主党」と答えた人が42%で、「与党」と答えた25%に差をつけた。

 ◇福島・社民党党首、街頭で支持訴え−−JR津田沼駅など

 社民党の福島瑞穂党首は21日、JR津田沼駅などで街頭演説し、同党候補への支持を訴えた。

 福島党首は「働く人の5人に1人が年収200万円以下となっている。成長を実感できるでしょうか」と安倍政権の雇用政策を批判。「平和と民主主義を壊し、福祉を切り捨てる政治に不信任を突きつけよう」と訴えた。【駒木智一】

毎日新聞 2007年7月22日


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