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【44衆】九州

648片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 02:51:57
自民県連会長に新宮氏 県議14年ぶり 選考委で選出
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070528/20070528_023.shtml

 自民党福岡県連の「会長選考委員会」が28日午前、福岡市博多区の県連事務所で開かれ、5月末で任期が切れる現会長の原田義昭衆院議員(62)の後任に、新宮松比古県議(69)を内定した。県議が会長に就くのは1993年の早麻清蔵氏以来14年ぶり二度目。会長選びが選考委までもつれ込んだのは初めてで、6月2日の県連総務会で正式決定する。

 選考委は県連執行部など16人で構成。うち11人が出席、全会一致で新宮氏を決めた。現会長の原田氏は欠席。新宮氏は福岡市博多区選出で、県連幹事長、県議会議長などを歴任し、当選7回。

=2007/05/28付 西日本新聞夕刊=
2007年05月28日13時46分

649片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/03(日) 09:27:37
<鉄路のゆくえ>九州新幹線長崎ルート 「着工条件見直しを」岩永参院議員 讀賣佐賀

 整備新幹線計画の見直しに向けた、与党の建設推進プロジェクトチーム(PT)に県選出国会議員で唯一参加する岩永浩美・参院議員(自民党)が2日、読売新聞の取材に応じ、着工のメドが立たない九州新幹線長崎(西九州)ルートの着工条件見直しの必要性を強調、PTで検討対象に挙げることを明言した。PTは、見直しの素案を練る重要な場。今後の展開について、順調に進めばPTでの素案が自民党整備新幹線等鉄道調査会での承認を経て来年度の国の予算編成に反映する可能性も示唆した。

 岩永参院議員の主な発言は次の通り。

 ――PTの位置づけと設置目的は

 自民、公明の国会議員11人で構成し、枠組みの見直しの素案を練る。素案について調査会の承認をもらって政府に要望するという流れで、見直し内容の実務をするところだ。

 PTでは、今進めている計画区間が当初予定した時期に開業するには、現在想定している予算では間に合わないのではとの懸念があり、予算の増額が必要ではとの検討項目がある。さらなる計画の延伸を含め、将来の整備新幹線のあり方について協議しようというのが目的だ。

 ――長崎ルートは、着工条件見直しがなぜ検討項目となるのか

 JRから経営分離される区間の沿線自治体の同意が必要としたのは、分離後の第3セクターによる運行で沿線自治体にも財政支出が求められるとの前提があるからだった。このため、事前に了解を得ようという趣旨だ。1996年12月の政府・与党合意の時には、県が同意すればいいとの理解だったとも聞いている。経緯の定かな文書はないが、それが(今の形に)様変わりしたと認識している。

 経営分離後の長崎線は、沿線市町の財政負担はない。佐賀、長崎両県とJR九州が責任を持つとしている。当初想定されたのと違う内容になっているものについて見直しを図っていくべきだ。

 ――PTでどのような取り扱いを目指すのか

 北海道や北陸新幹線の検討と並行して、この着工条件見直しも行われるようにしていきたい。3年連続で確保された10億円の予算は、無理をすれば引き続き付くかもしれないが、この問題をこのまま引き延ばしても決していいことはない。北部九州の将来図を描く社会基盤の一つとしてなんとしても着工を実現させたい。

 ――今後のPTの展開は

 5月31日の初会合で、各知事から現状報告を受けた。2回目は、参院選の公示までに開くように、津島雄二座長に求めたい。8月の来年度予算の概算要求までに1、2回の会合を持ち、どうするかを詰めることになるだろう。年末の予算編成時までに、調査会としての道筋も付け、政府・与党の動きへとつながっていく可能性が高いと思う。

 ◇九州新幹線長崎ルートの経営分離問題 博多―長崎間を結ぶ長崎ルート(143キロ)は、まず武雄温泉(武雄市)―諫早(長崎県諫早市)間45キロの新規着工を目指している。古川知事が経営分離への同意を表明したことで2004年12月、政府・与党は「地元の調整が整った場合」との条件付きで着工を了承した。条件は、JRから経営分離が計画される区間(長崎線・肥前山口―諫早)の沿線自治体が経営分離に同意すること。現段階では鹿島市と江北町が反対している。県は分離後の運行案を示し、地元自治体の負担を求めないことを強調。同市に対しては自動車専用道路「有明海沿岸道路」工事の前倒しや地域振興支援も提示し、同意を求めている。

(2007年6月3日 読売新聞)

650片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/03(日) 18:25:13
自民県連会長 新宮県議の就任決定 西日本福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/fukuoka/20070602/20070602_002.shtml

 自民党福岡県連は2日、福岡市内のホテルで総務会を開き、新会長に新宮松比古県議(69)を正式決定した。県議が県連会長に就任するのは1993年から2年間務めた早麻清蔵氏(78)以来14年ぶり2人目。規定上の任期は2年間となる。

 会長選考をめぐっては、新宮氏を推す県議団と、前会長の原田義昭衆院議員続投を求める国会議員側が対立。両陣営がけん制し合い、5月25日の会長選立候補受付日はだれも届け出ない事態となった。

 その後、県連初の会長選考委員会で新宮新会長が内定、1日の代表者会談で国会議員側も了承した。

 新宮氏は福岡市博多区選出で当選7回。県連幹事長、県議会議長などを歴任した。公選法違反容疑で逮捕された総務会長の久野清隆前県議の後任には井本邦彦県議を選出。

 また、参院選福岡選挙区(改選数2)で再選を目指す現職の松山政司氏の選対本部長は原田氏に決まった。

=2007/06/02付 西日本新聞朝刊=

651片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/03(日) 18:25:28
自民県連なお溝 「バッジを外せ」執念むき出し 県議団と国会議員 「新宮会長」和解演出の陰で 西日本福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/fukuoka/20070602/20070602_001.shtml

 参院選を前に、無風とみられた福岡選挙区(改選数2)に自民党のお家騒動が影を落とし始めた。福岡県連の次期会長人事をめぐる国会議員団と県議団の対立は1日、派閥領袖でもある山崎拓、古賀誠両氏らと県議代表の六者会談で一応の“手打ち”となり、2日の県連総務会は会長選考委員会の結論通り、新宮松比古県議を選出する。だが対立劇が生んだ溝は容易に埋まりそうにない。

 1日夕、福岡市の県連事務所。山崎、古賀両氏に太田誠一氏の国会議員3人と県議団の蔵内勇夫会長ら3人が顔をそろえた。国会議員団が「新宮会長」を了承。「これで県議も一丸となって参院選を戦います」。蔵内氏の言葉に古賀氏も笑顔でうなずく。だがテレビカメラも招き入れたこの場は、和解アピールのセレモニーにすぎなかった。

 続く記者会見で太田氏が「国会議員がやった方がいいという意見はいまだに強い」と口を滑らすと、蔵内氏は「全国会議員の先生から新宮氏で行く、という結論をいただいている」。わだかまりが早くも露呈した。

 和解の筋書きは、前日に出来上がった。年金法案の衆院採決が未明にもつれ込む中、合間を縫って古賀、山崎、太田氏と現県連会長の原田義昭氏が衆院第二議員会館に集まった。

 「選考委の結論を了とするが、参院選は原田氏を選対本部長とし、全党的体制で臨む。以上確認する」−比例を含む同県選出国会議員14人の連名による「合意事項」がまとまった。通常は県連会長が務める参院選の選対本部長に原田氏が就くことで、双方の顔を立てた形。対立のまま県連総務会を迎える事態をとりあえず回避する措置だが、両者の不信は根深い。

 当面は原田氏が続投し、参院選後に仕切り直す−。古賀氏と有力県議の間で当初、練られていた両者妥協のシナリオ。だが、原田氏は地元の筑紫野市で、参院選後の辞任の約束を求める県議に「辞める時期なんて言えん」と突っぱねた。

 一方の新宮氏は有力国会議員からも強硬派県議からも「バッジを外せ」などと厳しい言葉を浴びせられた。国会議員は「名誉欲を出すな」という忠告、県議は「会長就任への覚悟」を求めた圧力。人事をめぐる双方の執念がむき出しとなった。

 内紛は永田町にも伝わっている。「亀裂ではなく、しっかりした県連体制をつくる調整の過程と思う」。中川秀直幹事長は1日の会見で取り繕ってみせたが、党本部の選対関係者はこう皮肉った。「参院選前に何をしてるんだ。九州は佐賀にしても宮崎にしても、分裂が好きだね」

=2007/06/02付 西日本新聞朝刊=

652片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/06(水) 21:42:01
松田建設:2社自己破産へ 負債総額15億円 /長崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070606ddlk42020371000c.html

 帝国データバンク長崎支店によると、土木建築業の松田建設(江迎町、桜井幸一社長、従業員27人)と同社の関連会社で舗装工事業の九州道路(同、吉田俊文社長、従業員32人)が5日までに自己破産申請の準備に入った。負債総額は5月時点で両社合わせて約15億円とみられる。

 松田建設は57年12月に設立。公共工事を中心に手掛け、99年3月期には売上高約25億円を計上したが、近年の公共事業の需要減の影響で業績が悪化、06年3月期には売上高約10億9000万円にまで落ち込んでいたという。

〔佐世保版〕

毎日新聞 2007年6月6日

653片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 09:12:16
九州新幹線問題…前国交省局長が佐賀市で講演 讀賣佐賀

 着工のメドが立たない九州新幹線長崎(西九州)ルート建設問題で、前国土交通省鉄道局長の梅田春実氏が6日、佐賀市内で講演した。梅田氏は着工の前提となる長崎線(肥前山口―諫早)のJRからの経営分離への沿線自治体の同意に関し、「(経営分離後の鉄道運行に沿線の)地元負担がないならば、論理的には同意は要らない」との認識を示した。梅田氏は、2004年12月の条件付き着工が決まった当時の鉄道局長。この問題の根幹部分に関する元国交省幹部の発言だけに、県内で今後、論議を呼びそうだ。

 条件付き着工が決定する前には、JR九州による経営分離区間への一部乗り入れ運行案、資産の無償譲渡などが示されたが、鹿島市など反対姿勢の自治体すべてが同意に転じる結果にはつながらなかった。

 同意取り付けを目指す県は05年7月、設備維持や運行に関して「佐賀、長崎両県がすべて責任を持ち、沿線自治体に負担は求めない」との地元負担への具体的な方針を提示したが、現在も同市と江北町が反対姿勢を堅持する。

 梅田氏は、条件付き着工を認めた政府・与党合意に明記された「経営分離についての沿線地方公共団体の同意取り付け」の解釈に関して、「沿線自治体が(経営分離後の運行の)赤字補てんやサービスダウンなどの不便を被るかもしれないので、同意を(事前に)要求しようとの考え方だ」と説明。「(沿線自治体に)負担を求めないなら、論理的には同意は要らない」との見方を示した。

 建設に必要な地元同意については、「全国新幹線鉄道整備法が建設で求めるのは知事の同意。佐賀県の地域としての判断はすでにもらっている」と述べた。

 この日の後援会は、県などでつくる「九州新幹線を活用する県協議会」が企画、古川知事ら約200人が出席した。

 長崎ルートを巡っては、着工条件をクリアできずに05年度から2年連続で10億円の予算が不執行となった。与党は、整備新幹線計画の見直しに向けた建設推進プロジェクトチームをつくり、5月31日に知事ヒアリングを行って始動した。

    ◇

 県が先月末に漫画で建設推進への理解を求めるチラシを肥前鹿島駅(鹿島市)などで配布したのに対し、市民有志が抗議した件で、古川知事は6日、県と、鹿島市などでつくるJR長崎本線存続期成会の確認事項に反していないとの見解を示した。

 定例記者会見で、知事は「説明会に関する確認であり、ビラを配ってはいけないと書いていない。気持ちはわかるが、配布ができないことは、今の社会ではおよそあり得ない」と述べた。

 今後の展開については「私がやっていく。解決しないといけない時が来ていると思っている」とし、自らが前面に立つ姿勢を改めて強調した。

 「九州新幹線を活用する県協議会」がこの日の総会で了承した県民集会開催については「開催するなら(来年度予算の概算要求後の)9月にやってもしようがない」とし、8月開催に意欲を示した。佐賀市内での開催が検討されている。

(2007年6月7日 読売新聞)

654片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 17:49:42
九州新幹線:建設で知事、鹿島市長と直接交渉の意向 「私が責任を持つ」 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070607ddlk41010529000c.html

 古川康知事は6日の定例会見で、九州新幹線長崎(西九州)ルート建設問題について「私が責任を持って進める段階に来た」と述べ、反対している桑原允彦・鹿島市長との直接交渉に踏み切る意向を表明した。古川知事は、5月31日にあった整備新幹線の与党プロジェクトチーム後にも同様の発言をしていたが、今回はさらに踏み込んだ形。一方、県が5月30日にPR漫画を鹿島市で配布したことに同市議有志が抗議したことに対しては「約束違反とは思わない」と反論した。【上田泰嗣】

 古川知事は会見で、新幹線問題担当のトップだった川上義幸前副知事が辞職した後の担当について「私がやっていく。いよいよ勝負というか、解決しないといけない時期が来ていると思う」と、この問題が大きなヤマ場を迎えているとの見方を強調した。

 先月末の発言よりも自らを問題の中心に置く姿勢が前面に出た形だ。しかし、実際には「いろんな人を通じて打診しているが実現できずにいる」(知事)のが現状で、知事自身、「引き続きやっていきたい」と述べるにとどまっている。

 ただ、PR漫画チラシをまいたことに対して地元・鹿島市議らが「県とJR長崎本線存続期成会(会長・桑原市長)との確認事項違反だ」と反発していることについては、「どこが違反なのか。これが駄目なら新幹線の必要性を訴える『県民だより』(広報誌)も市内では配れなくなる」と強い不快感を示した。

 長崎ルート建設をめぐっては、並行在来線の沿線自治体の同意が必要とする着工条件の緩和を求める声が自民党の一部から出ている。知事は「対話の道を引き続き取り続けたい」と、現時点では鹿島市などの同意取り付けを優先する姿勢。

毎日新聞 2007年6月7日

655片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 17:52:54
県漁協連合会:「県内1漁協」に合併へ 組織拡大・強化狙い /鹿児島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagoshima/news/20070607ddlk46020004000c.html

 県漁業協同組合連合会(上野新作会長)は6日までに、現在49ある県内の漁協を09年4月に一つの漁協に合併する方針を固めた。合併案は5日の漁協長会議で了承され、22日の総会で決議される見通し。

 合併の基本事項には、組合員は旧漁協の資格を受け継ぐ▽漁業権は新たに設置する地区ごとに与える、などが盛り込まれている。

 漁協合併は国の方針で、背景に漁業関係者の高齢化がある。県内の漁協の正組合員は05年までの10年で約25%減少し、存続が危ぶまれる漁協も多い。合併で組織を拡大・強化し、水産物の販売や資材の購買において価格交渉力などを強める狙いもあるという。

 「県内1漁協」は、99年の国の合併促進法に基づいた県漁連の基本計画で明文化され、03年までに68あった漁協を10に減らす計画だった。しかし、漁協間の規模や業務内容、財務状態の違いから足踏みが続いている。【大塚仁】

毎日新聞 2007年6月7日

656片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 21:49:45
九州新幹線:国に改めて反対意思−−在来線存続の期成会総会 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070609ddlk41040092000c.html

 九州新幹線長崎(西九州)ルート建設問題で、反対の鹿島市などでつくる「JR長崎本線存続期成会」(会長・桑原允彦鹿島市長)の今年度定期総会が8日、同市役所であり、国などに改めて反対の意思を伝えることを確認した。

 新幹線着工には、JRから経営分離される在来線沿線自治体の同意が必要だが、鹿島市などが反対している。これに対して地元選出の岩永浩美参院議員が、沿線自治体の同意なしに着工できるよう求めるなど新たな動きも出始めている。

 期成会は夏にも国や与党を訪れ、「地元同意が必要」とした国交相の国会答弁を示し、経営分離に同意できないことを再度伝える。

 桑原市長は「強固なきずなで主張を曲げずにやっていきたい」と述べた。【関谷俊介】

毎日新聞 2007年6月9日

657片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 21:53:45
県議会:6月議会開会 傍聴、わずか9人 議会事務局「拍子抜け」 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070609ddlk45010720000c.html

 初日の本会議を傍聴したのは、わずか9人だった。東国原知事初登壇となった2月定例会の初日は、在京テレビ局や傍聴希望の県民約150人が殺到、議場があふれ返ったことから、議会事務局は8日も多数の傍聴人が詰めかけることを予想。傍聴席のくじ引き抽選や別室でのテレビ中継の準備をして万全の態勢で臨んだが、ふたを開けてみれば「拍子抜け」に終わった。

 事務局はこの日に備えて傍聴席63席のほか、大型の中継用テレビを別室に設置し、椅子100席を用意した。

 しかし、抽選の整理券を配る予定の午前9時半になっても希望者は4人だけで、最終的に9人が傍聴した。仕事の合間をぬって訪れた宮崎市内の男性会社員(46)は「もっと人が来ると思ったが、楽勝で入れた」と苦笑い。

 事務局は、一般質問初日の13日以降に希望者が増えるとみている。会期中は午前9時半までに60人を超えた場合に抽選をする。【種市房子】

毎日新聞 2007年6月9日

658片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/13(水) 18:30:21
参院選健闘での相乗効果を見込む

打越氏が民主入り 参院選挙区で協力強調/鹿児島市
(2007-06-12) 鹿児島南日本
http://373news.com/_senkyo/07/sangiin/index.php?storyid=4911

 2005年の衆院選鹿児島2区に自民党籍のまま無所属で立候補し落選した打越明司元県議(49)=指宿市=は11日、鹿児島市で民主党の小沢一郎代表と会談し、同党入りを正式に決めた。
 会談後の記者会見で打越氏は「保守地盤で育った、浪人生に党首自ら声をかけていただいたことは政治を志す者にとって感激」と述べ、参院鹿児島選挙区に立候補を予定している民主公認の新人への選挙協力に先頭に立って取り組む決意をアピールした。
 小沢代表は、打越氏の民主入りについて「参院選に後援会ともども応援をもらうことはプラスになる」と期待。鹿児島の位置づけについて「自民党の最も根強い基盤といわれる県で勝利することは、参院での与野党逆転とイコール」との見方を示した。
 打越氏は同日夕、指宿市民会館で緊急の後援会総会を開き、支持者に民主入りへの理解を求めた。小沢氏は同総会に出席したほか、会談に先立ち選挙区候補への支持を決めている社民党県連合を訪れ懇談した。

659片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/13(水) 20:23:47
鳥栖市議会:市長の自民離党、政治姿勢ただす−−本会議一般質問 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070613ddlk41010711000c.html

 鳥栖市の橋本康志市長が2月の市長選で、自民党の推薦を得られなかったことで離党したことについて、12日の同市議会本会議の一般質問で原康彦議員(民主クラブ)が政治姿勢をただした。

 橋本市長は昨年12月、自民党に入党。市長選にあたって党に推薦願を出したが、現職候補が推薦された。一方、橋本市長は入党後数週間で離党届を出し、政党推薦を得ずに当選した。

 民主党県連の幹事長でもある原議員が「(選挙直前に)入党し、すぐ離党するという話は聞いたことがない。党に失礼だ」と追及すると、自民系市議から賛同の声が上がる一幕も。橋本市長は「『市民党』の立場で市民や市発展のために働く」と強調した。

毎日新聞 2007年6月13日

660片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/14(木) 09:54:54
県議会、「一問一答」空転スタート 讀賣宮崎

 一問一答方式の質疑応答を導入して最初の県議会一般質問が13日始まり、初日から早くも空転した。従来は、議員と執行部が事前に質問・答弁を打ち合わせていたが、一問一答の導入に伴い、打ち合わせを簡略化した結果、議論がかみ合わなかった。東国原知事は「丁々発止の議論ができた」と満足した様子だったが、一問一答方式の定着には時間がかかりそうだ。

 この日、最初に質問した鳥飼謙二議員(社民)は、一問一答方式で、年度中に退職した現業職員(一般職ではなく、農業試験場の研究補助など特定業務に携わる職員)の人数を聞いた。河野俊嗣副知事は席に設置されたマイクで「手元に具体的な数字がないので後で答える」と答弁。鳥飼議員は「質問の趣旨は事前に通告したのだから、当然、数字は把握しておくべきだ」と、数字の公表を求めた。これに対し、河野副知事が「具体的な数字まで通告されていなかった」と弁明したため、鳥飼議員は「これでは質問を続けられない」と憤慨し、議事が中断された。

 再開後、東国原知事は「重箱の隅をつつく議論になると、執行部があらゆるデータを網羅するのは現実的ではない。後で報告するのはダメなのか」と副知事を擁護。鳥飼議員は「重箱の隅ではない」と反発し、2度目の中断に。休憩中には、鳥飼議員が知事と副知事に詰め寄るシーンも見られた。知事と副知事が「できるだけ質問に関するデータは用意する」と陳謝して収まったが、約20分間空転し、鳥飼議員は予定していた7項目のうち、5項目しか質問できなかった。

 終了後、鳥飼議員は「通告されてないから答弁できないというのは不誠実。一問一答はやりやすいが、きょうは燃焼不足だ」と執行部を批判した。

 一方で、鳥飼議員の後に一問一答方式を選んだ2人の質問は、混乱なく、議事は順調に進んだ。

 散会後、東国原知事は「一問一答で、自由闊達(かったつ)で丁々発止の議論ができた」と感想を述べたが、「質問に関するデータは用意すべきだが、あまりに細かいデータを求められると議事が中断してしまう。どこまでのデータを用意すべきか、見極めが難しい」と課題もあげた。

(2007年6月14日 読売新聞)

661片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 15:37:57
随意契約新たに13億円/県と外郭団体
2007年06月15日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000706150003

 県と11の外郭団体との間で昨年度に結ばれた57件、総額6億6500万円分の業務委託などがすべて随意契約だった問題で、他の「県文化スポーツ振興財団」(大分市)など7外郭団体との230件、総額13億7200万円の契約もすべて随意契約だったことが、新たに分かった。地方自治法では、随意契約は特に緊急性の高い場合などの例外を除いて禁止されているが、県と外郭団体との間では恒常的に随意契約が結ばれている実態が改めて裏付けられた格好だ。


 県が50%以上出資しているか、職員の派遣や財政援助を受けている公社や財団法人など24の外郭団体のうち、県が11外郭団体と交わしていた業務委託などの契約計57件、総額約6億6500万円分が随意契約だったことが、これまでの朝日新聞の取材で判明していた。


 さらに今回は、県が業務委託などの契約をしていた別の「県建設技術センター」(同)や「県土地改良事業団体連合会」(同)など計7外郭団体との間の230件、総額約13億7200万円分についても、すべて随意契約だったことが、県の調査などで分かった。


 地方自治法などの規定では、契約は原則として入札を行い、随意契約は緊急性の高い場合や、契約額が250万円以下の工事など特別なケースに限定している。


 ところが、県が計18の外郭団体との間で交わしていた契約計287件(総額約20億3700万円)は、1件の例外もなく、すべて随意契約で、入札を行っていた契約例はなかった。


 新たに分かった7外郭団体との随意契約のうち、契約額が最も高額だったのは、県から23件の事業を請け負っていた県土地開発公社(同)で、計6億1136万円。その次に、県土地改良事業団体連合会の98件、4億320万円▽県建設技術センターの101件、2億7754万円――と続く。


 一連の随意契約の中には、県土地開発公社が受注した宇佐高校(宇佐市)の「通学路造成工事」(2件、計6003万円)や、鶴崎高校(大分市)の「テニスコート造成工事」(1件、4283万円)のように、250万円を超える契約額の工事も含まれている。


 しかも、この工事は同公社が県からいったん受注した後、民間の建設業者へ再発注している。同公社は「再発注額が、県からの受注額を下回った場合、差額を県に返還している」と話しているが、再発注の「手数料」として再発注額の3%を公社が受け取っており、県が入札を行って業者に発注するより、割高になっている可能性が高い。


 一方、県がすべての契約を随意契約で交わしていた18外郭団体では、常勤役員18人のうち12人を天下りの県幹部OBが占めていることも明らかになっている。


 県行政企画課は「契約の透明性や公費の節減の観点から、見直すべきところは見直していきたい」としている。

662片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/18(月) 09:26:43
<鉄路のゆくえ>国に存続要望活動へ 25日で最終調整、具体的行動は初 讀賣佐賀

 九州新幹線長崎(西九州)ルート着工の前提となる長崎線のJRからの経営分離に反対する「JR長崎本線存続期成会」が、国や与党への存続要望活動を25日に行う方向で最終調整をしていることが17日、関係者の話で明らかになった。決定すれば2004年12月に同ルートの条件付き着工が決まって以降、国に対する初の具体的な行動となる。整備新幹線計画の見直しに向け、与党の建設推進プロジェクトチーム(PT)が始動、着工条件の見直し検討の可能性があるだけに、今後の推移が注目される。

 関係者によると、計画案では、期成会会長の桑原允彦・鹿島市長と副会長の田中源一・江北町長、監事の橋爪敏・市議長、顧問を務める2人の衆院議員と県議に加え、市副議長と担当委員長の計8人が参加。PTのほか、国土交通省鉄道局長と幹線鉄道課長、地元選出の国会議員を回り、存続が地域には不可欠という実情を要望書を携えて訴える予定だ。

 しかし、仲介を依頼した自民党の地元選出国会議員が、与党などへの取り次ぎに難色を示したことに加え、国会の会期延長論が取りざたされているため、確定までには至っていないという。

 経営分離問題を巡っては、「経営分離後の運行に沿線自治体の負担がないならば、経営分離への同意は要らない」との解釈論が浮上。PTの初会合(5月31日)でも岩永浩美・参院議員が主張した。

 これに対し、期成会は8日、2年ぶりに総会を開いて、鹿島市、江北町でつくる期成会として不同意を改めて確認。新たな解釈論についても「基本的ルールを変えるのはおかしい」と反発し、今年度の事業計画に国などへの存続要望活動を盛り込んでいた。

(2007年6月18日 読売新聞)

663片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 10:11:08
新幹線問題で知事・市長招いた勉強会開催へ…鹿島市議会 讀賣佐賀

 九州新幹線長崎(西九州)ルート着工の前提となる長崎線のJRからの経営分離に反対する鹿島市議会が、古川知事と桑原允彦・同市長を招いた勉強会開催を決めたことが、18日明らかになった。県と、同市などでつくるJR長崎本線存続期成会が交わした確認書に基づく開催が前提。確認書通りならば、両者の合同方式となり、この問題を説明する場で両トップが初のそろい踏みになる可能性もある。21日の議会運営委員会(議運)で開催要領を詰めたうえで、双方に出席要請する方針だ。

 関係者によると、4月の市議選で選ばれた新議員16人の約3分の1にあたる6人が初当選のため、5月に市議数人が橋爪敏議長に開催を申し入れていた。

 議運では「期成会エリア内の住民説明会などは、県と期成会間で調整のうえ開催することとし、双方の合同方式を基本とする」などと明記した確認書に基づく開催を確認。全員協議会では、一部に異論が出たが、「できるだけ早い時期に」として開催が決まったという。

 同市議会は05年11月にも勉強会を開いたが、その際は2部構成で、知事と市長から別々に説明を受けた。

 この問題を巡っては、整備新幹線計画の見直しに向け、与党の建設推進プロジェクトチームが始動。着工条件の見直し検討の可能性が出ている一方で、期成会側は与党や国に対する存続要望活動の最終調整をしている。問題が動き出しつつある中での開催となり、同ルートを巡る今後の情勢に微妙な影響を与える可能性もありそうだ。

(2007年6月19日 読売新聞)

664片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 23:48:56
九州新幹線:長崎ルート問題 「反対で阻害に疑問」 知事、鹿島市を暗に批判 /長崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070620ddlk42010336000c.html

 金子原二郎知事は19日、県議会一般質問で、九州新幹線長崎ルートが着工できない状況にあることについて「将来の西九州の発展につながる国家プロジェクトがごく一部の自治体の反対で阻害されることに大いに疑問を抱いている」と述べ、建設に反対している佐賀県鹿島市を暗に批判した。長崎ルートをめぐり、知事が他県の自治体を批判するのは異例。

 馬込彰県議の質問に答えた。金子知事はまた、「他の(整備新幹線の)ルートよりも有利な条件にもかかわらず、状況が進展していないことは非常に遺憾だ。結局、(着工できるかは)佐賀県次第の状況になっている」とも述べ、佐賀県知事に問題の解決を強く促した。

 長崎ルートについては、政府与党の申し合わせで、並行在来線の沿線自治体の同意が着工条件となっている。政府は05年度から3年連続で事業費10億円を計上しているが、鹿島市の同意が得られていない。長崎県側には今年度中に着工できなければ来年度の予算計上が難しいとの危機感がある。【宮下正己】

〔長崎版〕

毎日新聞 2007年6月20日

665片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/21(木) 13:08:58
新幹線建設で経営分離の在来線、県内3社が資本参加意向 讀賣長崎

 佐世保市の造船関連会社「辻産業グループ」、諫早市の「九州ガス」、長崎市の「ラッキー自動車」は20日、九州新幹線長崎(西九州)ルート建設に伴いJR九州から経営分離される並行在来線(JR長崎線・肥前山口―諫早間)の運営会社に資本参加する意向を明らかにした。第3セクター方式が検討されているが、資本参加の意向表明は初めて。

 辻産業グループの辻昌宏代表と栗林秀雄・九州ガス社長、川添一巳・ラッキー自動車社長が、金子知事を訪ね、意向を伝えた。

 松浦鉄道の社長に就任した辻氏は記者会見で、「制度上の問題がなければ松浦鉄道としても資本参加したい。佐賀県の企業にも参加を働きかける」と述べた。

 金子知事は「経営者の視点から在来線区間の運営が十分に可能だと評価された。今後の佐賀県内での調整にとって大きな弾みになる」とコメントした。

 長崎ルート建設は、今年度まで3年連続で政府予算に事業費が計上されたが、在来線沿線の佐賀県鹿島市などが反対し、着工のめどが立っていない。

(2007年6月21日 読売新聞)

666片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 14:05:08
九州新幹線:長崎ルート問題 着工に同意しない限り、知事「振興支援は困難」 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070622ddlk41040422000c.html

 九州新幹線長崎(西九州)ルート整備問題で、古川康知事は21日、着工に同意しない限り鹿島市などに地域振興支援をするのは難しいとの見解を示した。一方で着工に同意した自治体には特別支援金を与える考え。新幹線をめぐる「アメとムチ」が顕在化している。

 県は6月議会に、着工に同意した白石町と太良町への特別支援1828万円を盛り込んだ補正予算案を提出。古川知事は「並行在来線の経営分離という厳しい判断をしてもらった」と、同意への見返りだったことを強調した。

 一方、着工に反対の鹿島市、江北町については「振興策は難しい」と述べている。仮に地元の同意なしに着工できるようになった場合でも、両自治体への振興支援はしない考えで、強硬な姿勢を貫いている。【上田泰嗣】

毎日新聞 2007年6月22日

667片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 09:52:04
「中間貯蔵施設」誘致発言 メリットは交付金、周辺は不信感 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;mode=1&amp;classId=&amp;blockId=504872&amp;newsMode=article

 原発の使用済み核燃料中間貯蔵施設の誘致を検討する考えがある、という東松浦郡玄海町の岸本英雄町長の発言が大きな波紋を広げた。唐津市議会や県議会にも飛び火し、市民団体が抗議の文書を提出するなどの事態に。発言はその後トーンダウンしたが、町長は「(誘致の)検討を避けて通ることはできない」と将来の誘致の可能性は否定していない。唐突とも思える発言がなぜこの時期に飛び出したのか、その真意は。背景を探った。

 「仮に誘致するとすれば、10年はかかると考えないといけない」。19日、岸本町長は全国で初めて中間貯蔵施設を誘致した青森県むつ市を視察した後、調査要請から同施設の操業開始までにかかる時間の長さを強調した。

 使用済み核燃料を再処理する国の核燃料サイクル政策のもと、同町にある玄海原発の4基の貯蔵プールには使用済み核燃料がたまり続けている。既に容量の5割を超え、青森県六ケ所村の再処理工場が稼働しても2020年ごろには満杯になる。町長による今回の発言は、解決が急がれる原発の根本的な問題点が背景になっている。

 現在、中間貯蔵施設の適地調査を実施している九州電力は「具体的にどの地点と絞っているわけではない」とするが、「将来的には必要な施設。岸本町長がこれらの状況を理解していただいているのは大変ありがたい」と町長の発言に関心を寄せる。

 自治体にとって、中間貯蔵施設誘致の最大のメリットは国からの多額の交付金だ。事業者の立地可能性調査から知事の同意までに最大で年間1億4000万円が支払われ、同意すれば翌年度から2年間は年間9億8000万円に跳ね上がる。県と市町村の分配は地元で協議することになるが、むつ市と青森県の場合はむつ市に全額が支給されている。加えて着工、稼働後にも交付金が用意されている。

 プルサーマル計画に関する24項目の要望案をまとめたばかりの唐津市議会。20日、プルサーマル特別委員会で坂井俊之市長は「大変遺憾に感じている」と突然の誘致検討発言に不快感を示し、22日には市議会が「信頼を裏切るような行為」と強い遺憾を表明する緊急動議を可決した。

 県にとっても岸本町長の発言は寝耳に水だった。プルサーマル計画への反対運動の再燃を懸念する県幹部は「プルサーマルが片づく前に、中間貯蔵施設の誘致など考えられない。勉強するのはいいが、検討すると言ってしまえば受け取られ方が違ってくる」と困惑する。県にあわただしく経緯を説明した岸本町長は「言葉を慎重に選ぶべきだった」と原発立地町の町長としての発言の影響の大きさを痛感した様子だった。

 町長と会談して誘致反対を訴えた玄海原発対策住民会議の藤浦晧会長は「現時点での誘致は否定したが、将来についてはあいまいなまま。誘致に向けて既成事実を積み重ねていくつもりではないか」と厳しい視線を向ける。

【写真】多くの報道陣が詰めかけた岸本町長の記者会見。町長は「今の時点では誘致するつもりはない」と語った=21日、玄海町役場



 玄海原発の使用済み核燃料  玄海原発の貯蔵プールの容量は、4基合わせて3278体分(1体あたり約400−450キロ)で、保管されている使用済み核燃料は3月現在で1750体。毎年約200体が使用済み核燃料となっている。貯蔵能力を高めるため、1998年に1、2、4号機の貯蔵プールの共用化を行った。川内原発(鹿児島県薩摩川内市)では、燃料ラックを改造し、詰め込み方を変えて容量を増やす「リラッキング」を実施。核燃料サイクルが順調に進んだ場合でも、玄海は2020年ごろ、川内は2040年ごろにはプールが満杯になる。

668片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 10:43:44
大分市職労が脱退討議へ「指導力発揮してない」…市平和運動センター 讀賣大分

 大分市職労(約2400人)は23日、同市で中央委員会を開き、社民党支持労組で組織する市平和運動センター(32単組、約1万500人)からの脱退について、職場討議にかけることを決めた。9月の定期大会で正式に決定する見通しという。

 市職労によると、同センターについて「平和運動などを主体的に推進していない」「県議選などの選挙運動で加盟組合への指導力を発揮していない」などを理由に、4年ほど前から脱退を検討していた。

 ただ、上部組織の自治労県本部は県平和運動センターに加盟しており、脱退後も県センターを通じて護憲運動などには引き続き取り組むという。

 一方、参院選大分選挙区(改選定数1)でこの日、社民党推薦の新人で医療法人理事長・松本文六氏(64)の推薦を決め、萱島正一委員長は「参院選への影響はない」としている。これに対し、小野博文・市センター事務局長は「加入、脱退は各組織の判断。現時点では静観したい」と話している。

(2007年6月24日 読売新聞)

669片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 09:42:33
JR長崎本線存続期成会 要望活動成果を強調 讀賣佐賀

 九州新幹線長崎(西九州)ルート着工の前提となるJR長崎線の経営分離問題で、JR長崎本線存続期成会が25日に行った要望活動は、国土交通省や与党の国会議員に、「経営分離反対」という地域の声を直接伝えることを狙ったが、実際に面会できたのは国交省の担当課長にとどまった。しかし、東京で記者会見した期成会会長の桑原允彦・鹿島市長は「応対者に要点を話したので、今後はその点を頭に置いてもらえる」と成果を強調した。

 桑原市長と田中源一・江北町長、橋爪敏議長ら市議11人の計13人はこの日午前9時から、衆院と参院の議員会館に行き、整備新幹線計画の見直しを検討するプロジェクトチームのメンバーである自民、公明両党の議員の各部屋を回った。

 県選出の民主党議員らを含め16人はいずれも不在だったが、一行を代表して桑原市長が「今までのルールでは沿線自治体の意志も尊重するようになっている。ルールを変えないようにお願いします」と、応対した各秘書らに訴えたうえで要望書を手渡した。

 要望書には、「地域にとって欠くことのできない唯一の交通手段であり、先人が残してくれた宝」とも明記し、理解を求めた。

 午後からは国交省で、森重俊也・幹線鉄道課長に約40分にわたって面会。森重課長は報道陣に非公開で応対した後、「政府・与党の申し合わせに基づき仕事をしている。地元調整を見守るというスタンスは変わっていない」と話した。

    ◇

 古川知事は読売新聞の取材に、「国土交通省から、地元で調整してほしいとの話だったと聞いている。私もそう思うし、調整のため、ぜひ話をさせてほしい」と述べた。また、「我々は地元調整が進んでいないことを含めて国に説明している。国交省にとって新しいニュースはなかったのでは。これからも状況はきちんと伝えていく」とした。

(2007年6月26日 読売新聞)

670片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 09:43:32
相良村長が協力拒否…川辺川ダム 讀賣熊本

 川辺川ダム建設に反対する相良村の矢上雅義村長は25日、国土交通省九州地方整備局が、同ダムが計画される球磨川水系の河川整備基本方針について説明する「くまがわ・明日の川づくり報告会」について、村内での開催を拒否し、協力しない考えを表明した。

 報告会は、同村を含む流域12市町村を中心に順次開催していく考えで、既に6市町村14か所で終了した。村役場で記者会見した矢上村長は、「ダムありきの行政の方針が事実上決まっている」と指摘。「村としては、『報告会で地元の意見は聞きました』という既成事実づくりに協力する気はない」と述べた。報告会に対しては、村の公共施設の貸し出しや、職員の派遣は行わないという。

 同整備局は、基本方針を踏まえて、ダムなどの個別施設を盛り込む整備計画の策定作業を進めている。同整備局の光成政和・河川調査官は「報告会を終わらないと計画づくりに進めないということはないが、説明責任をどう果たすかを考えていきたい」と話していた。

(2007年6月26日 読売新聞)

671片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 09:44:19
社会の格差縮小図る 県成長力底上げ推進会議 讀賣宮崎

 社会の格差縮小を目指す「県成長力底上げ戦略推進円卓会議」(議長=大村昌弘・宮崎産業経営大学長)の初会合が25日、宮崎市のホテルで開かれた。メンバーは行政や産業界、教育機関の代表ら22人で、県内の現状や最低賃金の引き上げについて意見を交わした。

 この会議は政府が3月に設置した円卓会議の地域版で、内閣府が設けるよう求めていた。▽フリーターらの就職を支援する▽母子家庭や障害者の就労による自立を手助けする▽中小企業の生産性を向上させ、働く人の賃金を引き上げる――の三つを目標に、効果的な取り組みを検討する。

 初会合で、メンバーの東国原知事は「県内ではまだ景気回復の実感はわかない。若者も多くが仕事を求めて県外に出てしまう。交通網を整えて企業誘致を進め、多様な働き場を確保しなければならない」と現状を説明した。

 最低賃金の引き上げについては、労働界の代表が「現在の県の最低賃金(時給611円)は生活できる水準に達していない」と訴えた。これに対し、産業界の代表は「県内の中小企業にとって賃金引き上げは難しい。生産性と収益性の向上が前提だ」と述べた。

 8月下旬の第2回会合で今回の意見を集約し、具体策の検討に入る。

(2007年6月26日 読売新聞)

672片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 11:07:11
深層・真相:水俣病与党PT 救済策巡り迷走 議論百出、自公に温度差も /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070625ddlk43040086000c.html

 水俣病認定申請者が5000人を超え、未認定患者の新たな救済策を検討している与党プロジェクトチーム(PT、座長・園田博之衆院議員)が22日、7月初めまでに救済策の方向性を示すことで合意した。しかし、前回95年の政治決着との関係や、賠償や認定を求める訴訟で原告が1000人を超える現状に、「議論百出の状態」(関係者)。一時金の支給額など詳細の決定は参院選後になることが確実だが当分、迷走が続きそうだ。【山田宏太郎】

 ■「意見が激突」

 「前回の政治決着当時から四肢末端の感覚障害があったか確認できないが、現に症状がある人をどうするかは、議論が激突した」。22日のPT後、メンバーで公明党の江田康幸衆院議員は厳しい表情で語った。

 環境省のアンケート調査では、前回政治決着の一時金支給対象要件だった「四肢末端の感覚障害」をうかがわせる「手足のしびれ」がある人が94%(約9000人)を占めた。しかし、政治決着当時から「しびれがある」のは、そのうちの約6割。医師が一部の人に対面調査した結果はさらに割合が低く、救済対象や内容の判断を迷わせる要因となっている。

 自民関係者には「最終の全面解決策」として苦心の末に実施した政治決着への思い入れが強い。前回並みに一時金を支給する場合、対象は「当時から症状があった人に限るべきではないか」という意見もある。一方で当時、与党でなかった公明は「幅広い救済」を主張し、前回の枠組みにこだわらない救済策づくりへの思いもにじませる。

 ■効果疑問視も

 更に問題を複雑にしているのは、多くの認定申請者が国家賠償訴訟を続ける構えを見せていることだ。前回政治決着は長期化する水俣病訴訟の早期解決を目的に、行政責任や水俣病像の問題を棚上げにした和解的な色合いがあった。だが、政治決着後も訴訟を継続した関西訴訟原告が最高裁で勝訴。現在、1000人を超す認定申請者が最高裁判決に基づく司法救済を求めている。

 PTでは「全面解決でなく一部救済では意味がない」との意見も出た。前回と違い申請者の多数を占める原告が救済策拒否の姿勢を示しているため、救済策の有効性に疑問も出ている。また新たな負担に難色を示す原因企業チッソの説得▽国、熊本県が財政負担する場合も財政難の中でどう対応するか−−といった課題も指摘された。

 ■ランク分け

 園田氏は「前回政治決着の当時に戻って考えることは基本。しかし、当時救えなかった人に対しても、幅広い救済を考えなければならない」と苦悩する。政治決着前後での被害者の色分けは「あくまで病像の整理」としており、救済策にどう反映するかは不明だ。しかし、なんらかのランク分けは「考えなければならないかもしれない」とも話す。果たして妙案は浮かぶのだろうか。

毎日新聞 2007年6月25日

673片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 13:48:19
自民石垣支部小底氏、支部長辞任へ
八重山毎日新聞 (2007-06-30 10:06:37) 沖縄八重山毎日
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&amp;article_id=8583

参院選控え、トップ不在に


め  自民党沖縄県第4選挙区石垣支部の小底嗣洋支部長は29日までに辞意を固めた。市議会で同僚議員の提出議案に賛同しなかったことから反発を受け、辞任することを決めた。7月29日の参院選を前に石垣支部はトップ不在に陥ることになり、後任選びなど組織の立て直しが急務の課題となりそうだ。

 小底氏は3月定例会で仲間均氏が提案した「自衛隊不発弾処理隊の常駐を求める要請決議」、6月定例会では砂川利勝氏が動議で出した「国立公園指定(現行案)の見直しを求める要請決議」に賛同せず、反対する立場をとった。
 これに対し、内部からは「これでは一緒にやっていけない」と支部長としての責任を問う声が挙がり、複数の議員が24日、小底氏と話し合った。小底氏は「西銘氏(参院選予定候補者)の会見に同席した支部長の責任として参院選までは戦いたい」との意向を示したが、「感情的なしこりがあっては一緒に戦えない」と事実上の拒否に遭い、その場で辞意を伝えた。

 小底氏は自衛隊の常駐について▽多数の不発弾があるという根拠がない▽不発弾処理の要請は首長に権限がある▽常駐経費がかかる―などの理由で賛成せず、国立公園についても自然環境保全の立場と国土利用計画との整合性から見直しに同調しなかった。
 同支部は29日、議員控室で常任総務会を開き、他の議員に報告。砂川会長は「総務会で本人の意志が表明されてないのでまだ正式な決定ではない」としているが、実質的に小底氏の辞任は確実な情勢となっている。

674片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/04(水) 21:56:55
別府市職員の政党機関紙購読:議員勧誘は地位利用か 市議会で熱い論争 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070704ddlk44010435000c.html

 市議が自分の所属する党の機関紙購読を市職員に勧誘するのは地位利用にあたるのか−−。別府市議会で熱い論争が巻き起こっている。新任議長が「議会改革の一環」として各会派に購読の見直しを要請したのが発端。全紙が6月末で打ち切られたが、共産党議員団は「議長の職権乱用」と抗議している。

 自民党市議団が同党選出の山本一成議長(57)に「職員が議員に政党新聞を押し付けられ、迷惑している」と指摘。山本議長は部課長会(課長級以上の職員の任意団体)に事実関係を照会した。

 同会は会員を対象にアンケート調査を実施。86%が「新聞を6月末でやめ、継続したい人だけが自主的に申し込む」に○をつけた。残りは「現状のままでいい」。

 議長は公明(4人)と社民ク、共産(各3人)の3会派に6月末で購読を白紙に戻すように要請した。社民クは社会新報(月額700円)の担当市議の勇退で、配布が中断していたこともあり、要請を受け入れた。

 だが、公明と共産は議長要請だけでは受け入れられないと拒否。すると両会派に対し(1)6月末で購読を断る(2)継続を希望する職員は自ら申し出る−−との「購読者一同」名の文書が提出された。各文書には、公明新聞(月額1835円)の購読者162人▽赤旗(同2900円、日曜版800円)の購読者192人が署名、なつ印した名簿が添付されていた。

 公明会派長の堀本博行議員(54)は「職員と対立する意図はない」と受け入れ、現職市議でなくOB名で再購読を要請する文書を出す方針。

 共産会派長の平野文活議員(58)は「署名を本人の申し出と判断し、購読中止の手続きをした。しかし、議員が新聞購読を勧誘するのは地位利用ではなく、政治倫理にも反しない」と反論。

 同党議員団は2日、議長に対して(1)強引な働きかけはしていない(2)議長が部課長会にアンケートなどを指示したことこそ越権行為(3)市幹部職員が政党機関紙を購読するのは政治的見識を養う一助−−と抗議文を出した。さらに5日には、市長に対して今回の部課長会の行動に対する真相の究明を求めるという。

 ■解説

 ◇他の自治体に大きな波紋

 議員による政党機関紙の勧誘は長年の慣行であり、いやいやながら購読している職員は別府市だけではない。その意味で、新任議長が投じた一石は他の自治体にも大きな波紋を広げるだろう。

 職員が議員の勧誘に抗しきれないのは、怖いからである。議会で部課長が市議から厳しく質問されているのを見聞きしているだけに、勧誘されると「月に数千円程度なら」と付き合ってしまうのだ。そして、勧誘の多くは、係長などに昇進した時に来るという。

 課長で月額4000円、部長でその倍近くの出費になっているそうだが、財政再建で昇給が難しくなっているだけに、今回の処置を「ベースアップだ」と喜んでいる職員の気持ちもよく分かる。

 一方、「見聞を広めるために新聞を読め」という意見も一理ある。しかし、立場の強い者が弱い者に働きかける時には、配慮が必要だ。そして、どこまでの配慮が必要なのかを巡って、共産党議員団と議長の間には見解の相違がある。論争はさらに尾を引きそうだ。【渡部正隆】

毎日新聞 2007年7月4日

675片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/07(土) 00:52:19
別府市職員の政党機関紙購読:勧誘問題で共産党市議団、市長に抗議文 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070706ddlk44010060000c.html

 市職員に対する議員の政党機関紙の購読勧誘問題で、共産党別府市議団(3人)は5日、真相究明と事態の是正を求める文書を浜田博市長に出した。

 文書は(1)市議会議長の指示で部課長会は購読に関するアンケートを実施しているが、市長の同意がなくてできるのか(2)読みたい新聞が読めない職場環境は是正すべきだ−−と指摘した。

 浜田市長は「部課長会は任意の親ぼく団体。6月末での購読中止は会の自主的な判断と理解している」と述べた。市幹部も「議長から部課長会に指示はない。事実関係の問い合わせがあっただけだ」と反論した。

 市議団は「指示はあったと聞いている。また、部課長会の幹事会が中止を決定し、課長会議で通達している」と上意下達を批判したが、議論は平行線のまま終わった。

毎日新聞 2007年7月6日

676片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 15:35:25
奄美市議会自主解散を議員提案へ 讀賣鹿児島

 奄美市議会を自主解散する議案が11日の最終本会議で議員提案される。

 3月議会では「6月議会での自主解散」との決議案を全会一致で可決していたが、その後、「決めたのは解散議案を提案することだけ。解散するかは別」などと反対を口にする議員も出始めた。同市議会では現在41人が在職し、自主解散となるには議員の4分の3以上が出席し、出席議員の5分の4の賛成が必要。解散が実現するか、不透明な情勢だ。

 5日、奄美市の中央公民館で「市議会解散を呼びかける議員の集い」が開かれた。参加したのは委任状の1人を含め計20人。議員らは「記名投票に持ち込み、各議員の判断を明確にしよう」と申し合わせた。賛否の姿勢を市民に明らかにし、解散後の市議選(定数26)での有権者の判断材料にしてもらう、との考えだ。

 奄美市は昨年3月、名瀬市、笠利町、住用村が合併して誕生。議会は在任特例を適用し、旧市町村議員43人(現在は41人)が11月19日まで在任することになった。しかし、市の財政難から、市議会に対し「マンモス議会」などと市民の批判が高まった。

 解散に賛成の議員は、各会派代表による特別委員会で自主解散の方針を決めたことや、本会議の決議を踏まえ、「こうした議会の決定をほごにしていいはずがない」と主張する。

 一方、解散に反対の議員からは「議員を含め、市民や有識者が集まる合併協議会で決めた在任特例期間。今さら解散する理由がない」といった声が出ている。反対が根強いのは主に旧笠利町、住用村出身の議員で、「定数が減れば、地域代表の議員数は確実に減る」と危機感を感じている。

 解散議案を審議する本会議に、41人の全議員が出席した場合、33人が賛成すれば可決する。今のところ賛成を明言しているのは、23人だ。

(2007年7月8日 読売新聞)

677片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 09:39:13
2007/07/19
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&amp;num=10375

 鳩山由紀夫幹事長は19日、沖縄県那覇市で県連代表の喜納昌吉参議院議員とそろって記者会見し、同日付で 赤嶺昇沖縄県議会議員が入党し、初の民主党所属の沖縄県議会議員が誕生したことを発表。「民主党として沖縄に赤嶺さんという民主党所属の県会議員を得たことは、大変喜ばしい」と語った。

 赤嶺議員は「これまで(民主党内で)苦労してきた方々を尊重しながら、自分のできる範囲で、できることを精一杯行っていく」と述べ、民主党としての体制強化に力をつくしていく考えを表明した。

 鳩山幹事長はまた、同日の全国紙朝刊(一部を除く)に「年金記録問題への対策」と題する「政府広報」が折り込まれ、「消えた年金」問題と定率減税全廃について与党の主張をそのまま記載している問題を取り上げ、公職選挙法違反で告発することも視野に入れて党本部で検討していることを明らかにした。

 政府として必ずしも決定していない内容であり、自民党が掲げる政策を政府広報として報じたものであるとの見方を示し、自民党の考え方が「政府広報」として国民に発信されたことを問題視。「それを政府のカネでどんどんばら撒くというのは究極の選挙違反の疑いがある」として、「公正な判断を司法に求めていきたい」と語った。

678片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 09:44:39
赤嶺昇氏が民主入党へ 県議会所属会派は未定 沖縄琉球
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-25563-storytopic-3.html

 県議の赤嶺昇氏(40)は18日までに民主党入党を決めた。19日午後、県庁で会見して発表する。
 国政では最大野党の民主党だが、県議会に議席を持つのは初めて。県議会内に足場ができることで、県内政界に一定の影響を与えそうだ。
 赤嶺氏はこれまで政党は無所属で、県議会会派は維新の会に所属していた。会派については9月定例会までに会派内や党内で話し合って決める予定。
 会見には鳩山由紀夫民主党幹事長も同席。入党の理由などを説明する。
 赤嶺氏は1997年、浦添市議に初当選。2004年に県議(浦添市区)に初当選し、現在1期目。文教厚生委員会、少子・高齢対策特別委員会に所属している。

(7/19 9:45)

679片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/03(金) 21:09:15
無所属のまま活動 松下参院議員
2007年08月03日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000708030003

  参院民主党会派からの離脱を表明していた松下新平参院議員=無所属=は2日、コメントを発表し、「無所属のまま、いずれの会派にも属さず『是々非々』で活動」する方針を表明した。松下氏の会派離脱は自民党への復党に向けた地ならしとの観測も流れ、去就が注目されていた。


  松下氏は、与党を「強行採決など強引な国会運営」と批判し、野党についても「問責決議などを乱発し抵抗する姿は国民不在」と距離を置いた。さらに、特定政党に属さない議員を募り、「良識の府、再考の府」とされる参院の原点に立ち返りたい、としている。


  松下氏は自民党県議を経て、04年参院選に無所属で立候補。民主などの支援を受け、自民現職を破り初当選した。国会では民主党会派に属していた。だが、7月の参院選宮崎選挙区で同党推薦の外山斎氏ではなく、無所属の長峯基氏を支援することを理由に、会派離脱を表明していた。


  その際の会見で「与党か野党かと言われれば、ちょうど真ん中」と語ったことなどから、参院選後の自民への復党を視野に入れた離脱とも目されていた。しかし自民県連幹部は先月19日に安倍首相が遊説で宮崎入りした際、「04年に自民現職を落選させた松下氏を党本部が復党させれば、県議28人は県連から離脱する」と迫り、松下氏の復党を拒否していた。

680片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/03(金) 21:10:21
坂本氏の復党申請を不受理/自民県連
2007年08月03日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000708030001

  衆院熊本3区補選で再選した坂本哲志氏(56)は2日、復党に向け、自民党県連に入党申込書を提出した。だが、県連は書類に不備があるために受理せず、9月初めの役員改選後、改めて提出するよう伝えた。


  2日朝、熊本市の県連会館を訪れた坂本氏は「党本部から、臨時国会が7日に開会することもあり、入党手続きを急ぐように言われた」と語った。党本部は1日、役員連絡会で坂本氏の入党を認める方針を示したが、正式な手続きである入党申請よりも早い段階だったため、県連は「超党則的な入党は承認できない」と抗議していた。


  県連は、坂本氏が2日に提出した書類の日付が「7月31日付」だったことから「役員連絡会を正当化するため」と判断。三役会を開き、県連の現体制では受理しないことを決めた。西岡勝成幹事長は「選挙後の熱気を冷ました方がいい。結論を急いで波風を立てたくない」と話した。


  坂本氏は、日付について「党本部から指示を受けた。政党助成金などの事務手続き上のことと思った」と話し、入党手続きが遅れることは「仕方がない」と話した。


  自民県議だった坂本氏は03年に離党し、同年総選挙で自民公認の故・松岡利勝氏を破って初当選し、松岡氏は比例区九州ブロックで復活当選した。その後、党本部は、松岡氏との間で小選挙区と比例区で交互に立つ「コスタリカ」方式を提案したが、坂本氏は拒否。05年総選挙も無所属で立候補したが、落選した。

681片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 11:34:23
松下参院議員「無所属で活動」 会派離脱でコメント
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070802/20070802_006.shtml

 参院会派の民主党・新緑風会を離脱した松下新平参院議員(40)=宮崎選挙区=は2日、今後の議員活動について「無所属のまま、いずれの会派にも属さず『是々非々』で活動する」とのコメントを発表した。

 松下氏は、7月29日投開票の参院選宮崎選挙区で自らが支援した候補者を民主党が推薦しなかったことに反発し、会派離脱を表明、去就が注目されていた。

 松下氏は各報道機関に書面を送付し、参院での「緑風会」の歴史などを記した上で「今こそ原点に立ち返り、『緑風会』の趣旨にあるような特定の政党に属さない無所属で活動する議員を募り、参議院を本来の役割が果たせるスタイルにつくりかえたい」とした。

=2007/08/03付 西日本新聞朝刊=
2007年08月03日00時14分

682片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 15:46:15
新幹線問題、知事が与党に直接要望へ 讀賣佐賀

 3年連続で10億円の予算が確保されながら着工のメドが立たない九州新幹線長崎(西九州)ルート。整備新幹線計画の見直しを検討する与党のプロジェクトチーム(PT)の協議本格化が予想されるなか、古川知事が9日、引き続き予算確保に向け、PTメンバーらへ要望活動を行うことが、3日明らかになった。次年度に向けた政府予算の概算要求は8月末が通例で、これをにらんだ動き。概算要求前に知事が具体的な活動を行うのは、2004年12月の条件付き着工決定以降初めてで、予算継続への危機感の表れといえそうだ。

 PTの5月末の始動を受け、北海道や北陸では建設計画延伸への期待が高まっている。一方、長崎ルートはいまだ、着工条件となる長崎線(肥前山口―諫早)のJRからの経営分離について、沿線の鹿島市、江北町の同意を得られてないうえ、協議そのものも、06年1月を最後に途絶えたままで、再開の糸口すら見いだせていない。

 そうした状況でも、予算を確保できているのは、政府・与党申し合わせが大きな支えになっている。しかし、各計画の優先度合いなどを見た場合、前進していない長崎ルートの予算確保のハードルは、さらに高くなるとの危惧(きぐ)もあり、PTメンバーの国会議員らに石丸博・県議会議長と一緒にアピールする考えを固めたと見られる。

 PTの津島雄二座長は7月24日、読売新聞の取材に、年末の予算編成までに、整備新幹線計画の枠組み見直しを明言。並行在来線も含まれるとの見解を示したが、9日の要望ではあくまで、来年度の事業費確保に絞った訴えになる見通し。

 さらに、24日には福岡、長崎、佐賀の沿線3県による合同要望活動も行う。これも概算要求をにらんだ動きとしては初めてという。

 昨年7〜8月には、長崎県内の自治体や団体などが、政府・与党申し合わせにある地元調整を進めようと、反対姿勢の鹿島市と江北町に出向いて、理解を求める行動が相次いだ。

 ところが、今年はPTが5月末から動き出したことから、東京での行動が中心になる様相を呈している。鹿島市などでつくるJR長崎本線存続期成会も6月25日、PTメンバーや国交省に長崎線のJRによる運行継続を要望した。

    ◇

 九州と北海道、東北、北陸の整備新幹線計画沿線12道県も9日、整備新幹線開通に伴ってJRから経営分離された在来線の維持に関する財政支援強化などを、津島座長に要望する計画を立てており、佐賀県も参加を予定している。

 肥薩おれんじ鉄道(熊本県八代市―鹿児島県薩摩川内市)など、すでに経営分離された4線は、県や沿線自治体が中心になって第3セクター方式で鉄路を維持している。しかし、いずれも施設整備など初期投資に多額の地元負担を伴い、厳しい経営環境にある。

 要望書では、今後新たに対象となる路線があることを見すえ、▽線路などJRの鉄道資産譲渡の場合、長崎ルートで示したような無償譲渡か、収益性に基づいた低い価格設定▽初期投資や維持にかかわる地元負担への助成措置――などを求める。

(2007年8月4日 読売新聞)

683片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 18:05:10
坂本氏、自民入党申し込み 県連受理せず  熊本
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070802000007

自民党への入党申込書を提出する坂本哲志氏(左)=熊本市の自民党県連会館
 衆院熊本3区補選に当選した無所属の坂本哲志氏が二日午前、自民党県第三選挙区支部(支部長代行・古閑三博県連会長)に入党申込書を提出した。しかし、書類の日付が「七月三十一日」となっていたため、党県連は「意図的な偽装」として受け取りを拒否した。

 坂本氏は熊本市水前寺の県連会館を訪れ、書類を事務局に提出。しかし、日付が二日になっていないことを県連が確認、受け取らなかった。

 坂本氏に関しては、党本部の役員連絡会が一日、入党を認める方針を打ち出した。しかし、これに県連が反発、党則に反したやり方として党本部に抗議していた。

 西岡勝成・県連幹事長は「一日の党本部の承認方針が肯定されるように仕込んだ、意図的な日付の偽装だ。坂本氏は電話で『(三十一日付にしたのは)党本部の指示』と言った」と述べた。

 日付について、坂本氏は「党本部の谷津義男選対総局長からそうするよう指示を受けた。理由は分からない」と話している。(毛利聖一、小多崇)
熊本日日新聞2007年8月2日夕刊

684片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 18:05:44
坂本氏入党 取り扱い9月以降に 自民県連  熊本
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070803000005

坂本哲志氏の入党申込書を受理しないことを発表する西岡勝成幹事長(中)ら同党県連幹部=熊本市の自民党県連会館
 自民党県連は二日、衆院熊本3区補選で当選した無所属の坂本哲志氏が同日提出した入党申込書の取り扱いを、県連の新執行部体制がスタートする九月以降に先送りすることを決めた。党本部も了承した。

 自民党県連の幹部らが取り扱いを協議。入党申込書の日付が提出日の二日ではなく、七月三十一日にさかのぼっていたことから「一日に県連に先走って入党を認めた、党本部の動きを正当化するための偽装ではないか」(古閑三博県連会長)などの声が上がった。

 自民党の党則では、入党手続きは県連が正式申し込みを受けてから対応することになっている。坂本氏の入党方針を決めた党本部には「党全体の運営や3区内のしこりを解消するためにも(入党は)当然」(県関係国会議員)との声が支配的だが、一方で「地元の手続きも重視したい」(同)として、当面は県連の対応を見守ることにした。

 党県連の会長選考は六日に始まり、月内には新執行部体制が決まる予定。西岡勝成幹事長は「新体制で入党問題を協議し、挙党体制につなげてほしい」と語る。

 しかし、足元の党県第三選挙区支部には「保守分裂で争ってきた経緯から坂本氏の支援はできない」(党県議)との声も根強く、党本部主導の入党手続きがすんなりと進むかは微妙だ。(毛利聖一、清田秀孝)
熊本日日新聞2007年8月3日朝刊

685片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 18:37:51
(下)坂本氏の自民入党 急ぐ党本部に地元困惑 熊本
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/gekisen/gekisen03.cfm

坂本哲志氏の自民党入党に関して、党本部主導のやり方への不信感を語る党県連の古閑三博会長(中央)ら=1日、熊本市の自民党県連会館
 自民系候補同士による三たびの分裂選挙となった衆院熊本3区補選。その熱が冷めやらぬ一日午後、熊本市水前寺の自民党県連会館に、会長古閑三博と三役が急きょ集まった。

  この日午前、党本部の役員連絡会は同補選で当選した坂本哲志の入党を認める方針を打ち出した。出馬表明時から当選後は自民入党を目指すことを明言していた坂本。しかし通常、入党申請は地元選挙区支部の審査を経て県連が承認する。本人の申請が出る前の方針決定に、県連幹部たちは不満をあらわにした。

  「いったい党本部は何を急いでいるんだ。地元の複雑な事情も、党則も無視した頭越しの決定は承認できない。独善的だ」。古閑はあきれた様子で吐き捨てた。

■複雑な事情

  自民党県議だった坂本は〇三年、県議を辞して衆院選に挑戦。同党現職だった故松岡利勝と相対した。当選後もコスタリカ方式による松岡との選挙区内調整を拒否。〇五年の総選挙で再び松岡と争い、議席を失った。

  松岡の支持者は、松岡の支援を受けて県議に当選した坂本の国政挑戦を「裏切り」と見る。二回の選挙では、松岡の政治手法を批判する坂本の支持者と互いにいがみ合い、選挙戦は泥沼化。“因縁の対決”とさえ言われた。

  松岡の死去を受けた今回の補選でも、松岡の後援会は自民党県議だった荒木義行を擁立。参院選への影響を考慮した党県連が公認こそ見送ったものの、同後援会をはじめ県農政連や商政連など同党の友好団体は荒木を支援。一部の自民党県議も応援のマイクを握った。無所属新人ながら知名度で勝る坂本に約一万三千票差まで迫った。

  さらに状況を複雑にしているのが選挙前の党県連の対応だ。党県連は荒木の公認を見送る際、党本部に対し「選挙後も坂本を公認しない」との確約をとった経緯がある。荒木の支持者には次期総選挙をにらみ、荒木の“再挑戦”を模索する動きも。荒木を支援した自民党県議は「正式には支部役員会を開いて協議するが、坂本の入党を認めるわけにはいかない」と言い切る。

  県連幹事長・西岡勝成も「荒木陣営にとって酷。坂本の今後の政治活動にもプラスにならない。いくらなんでも早すぎる」と頭を抱える。

■一寸先は闇

  党本部の思惑と県連の事情がかみ合わない入党問題。一日夜、坂本は地元菊池郡大津町で開いた後援会の会合で入党の意思を了承された。坂本は党本部の決定に困惑の表情を浮かべながらも「3区を地元とする国会議員はもう私一人。重い責任を果たすには自民党に入るしかない」と意を決したように語った。

  参院選と衆院補選の“余震”がやまない中、八月に入って自民、民主党県連ともに新役員選考がスタートした。両党は新執行部の下、年内にもささやかれる衆院解散や来春の知事選に向け、対応を迫られる。

  三十日。自民党県連会館で会長辞任を表明した古閑は、県政界の行く末をこう語った。

  「まさに松岡の死が物語るように、政治の世界は一寸先は闇。県政界も動乱の時代を迎えることになる」(文中敬称略)(同日選取材班)

熊本日日新聞2007年8月2日朝刊

686片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/06(月) 09:46:22
民主県連 新代表に原口氏 讀賣佐賀

 民主党県連は5日、佐賀市内で常任幹事会を開き、暴力団組長の葬儀会場を訪れて弔問した衆院議員の大串博志氏(41)の辞任で不在となっていた代表に、元代表で衆院議員の原口一博氏(48)を選出した。任期は来年2月に予定の次期県連大会まで。

 原口氏は、参院選佐賀選挙区で党公認の川崎稔氏(46)が初当選したことについて、「ゴールではなく、スタート。組織の拡大と県民生活の安定、安心に全力で取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 原口氏は県連の女性職員が活動費約880万円を着服した問題で、2月に代表を引責辞任した。代表復帰に「より一層の反省と緊張を持ってやっていかなければならない。さらなる県連の拡大を目指すうえで必要で、これですべてがけじめがついたということではない」とし、今後も法令順守など内部体制の強化に努めていく考えを示した。

 7月に代表を辞任したばかりの大串氏も副代表に選ばれた。大串氏は固辞したが、組織強化のために必要という意見が強く、最終的に了承したという。

 また、次期衆院選などに備え、県内各市町で支部づくりを目指すことを確認した。原口代表は記者会見で、衆院佐賀3区に、前回、候補を擁立した社民党と話し合い、10月をめどに候補を決める考えも示した。

(2007年8月6日 読売新聞)

687片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 08:19:19
自民県連会長選考始まる 讀賣熊本

 自民党県連は6日、会長選考委員会を開き、古閑三博会長の後任選びをスタートさせた。具体的な候補者名は挙がらなかったが、次期衆院選や来春の知事選を念頭に「挙党体制が組める人を会長に選ぶべき」といった意見が出された。8月中に候補者を絞り込み、9月の県連大会で決定する。

 委員会は熊本市の県連で非公開であり、国会議員代表の野田毅衆院議員(熊本2区)、木村仁参院議員、各支援団体の代表、県議ら計23人が出席。選考委員長に松村昭県議を選んだ。

 委員会後、記者会見した松村委員長によると、参院選の惨敗を受けて取りざたされる衆院選や来春の知事選を意識して、会長に強い求心力が必要だとする声のほか、「選考過程は、県民にわかりやすく開かれたものにすべき」「国会議員や県議にこだわる必要はない」「女性でもいいのでは」といった発言もあった。

 各委員は、新会長にふさわしい人物像について所属団体などと協議したうえで、20日の次回委員会で改めて話し合うことにした。

 会長の任期は2年。幹事長、総務会長、政調会長は新会長が指名する。

(2007年8月7日 読売新聞)

688片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 21:44:09
九州新幹線:長崎ルート問題 長崎線を守る団体発足 JRに質問状送付へ /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070807ddlk41040614000c.html

 ◇鹿島市民ら会員を募集

 九州新幹線長崎(西九州)ルート整備問題で、鹿島市民有志が、新幹線が整備された場合にJRから経営分離される長崎線を守る民間団体「なし?会」を発足させ、会員募集を始めた。

 「なし?会」の「なし」は、長崎線の「な」と同線を走る特急車両「白いかもめ」の「し」を組み合わせ、「なぜ?」を表す佐賀弁とかけた。

 同会は、特急「白いかもめ」が新幹線整備で廃止されることから、特急を動物に見立てて「白いかもめは絶滅危惧(きぐ)種」などと書いたリーフレット「レッドデータブックかしま」を5000部作り、東京で配布したり、会員に送る。

 また、月内にも新幹線の必要性などを問う質問状をJR九州に送付する。質問状では「(新幹線整備による)十数分の時間短縮のために2700億円の税金を使うのはなぜ?」など10の疑問を投げかけている。

 久原正之会長は「疑問の声の大合唱が起これば」と期待している。問い合わせは同会0954・62・3791。【関谷俊介】

毎日新聞 2007年8月7日

689片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/09(木) 07:25:21
相良村脱会は保留・・・川辺川ダム建設促進協
事業計画と予算案採決、人吉市長が棄権 讀賣熊本

 球磨川流域の12市町村でつくる川辺川ダム建設促進協議会の定期総会が8日、人吉市内で開かれた。新会長に柳詰恒雄・球磨村長を選び、ダム反対を表明した相良村からの脱会届については結論を保留して事実上認めなかった。

 同村の脱会届についての審議では、「脱会は認められない」との意見が出され、7日の理事会の決定通り、結論を出さなかった。西村久徳・五木村長は、同ダム建設に伴う水源地域対策特別措置法に基づいて相良村で約100億円に上る事業費が使われたとして、「莫大(ばくだい)な金がつぎこまれているのに、今さら反対とは食い逃げではないか」と県の見解を求めた。これに対し、県担当者は「60世帯が移転を終え、事業の効果も出ている。負担金返還を求めることはできない」と答えた。

 また、「ダム建設事業予算の増額」「ダム本体工事の早期着工」が盛り込まれた今年度の事業計画と予算案の審議では、田中信孝・人吉市長が「4月の市長選でダム中立を掲げた。採決は控えさせていただきたい」と発言、採決を棄権した。これに対し、坂田孝志・八代市長が「今回は(ダム促進の)決議も見送る配慮をした。採決を控えるとは行き過ぎだ」と抗議する一幕もあった。

 田中市長は終了後、「ダムの是非を判断するまで、会の要望活動にも参加しない」とし、新会長の柳詰村長は「かじ取りは大変だが、これまでの歴史を十分勉強し、ダム促進の活動を進めたい」と話していた。

(2007年8月9日 読売新聞)

690片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/21(火) 05:50:56
「国会議員、県議から選出」・・・自民県連新会長 今週中にも候補絞る 讀賣熊本

 自民党県連の会長選考委員会が20日、熊本市の県連で開かれ、新会長は県選出の国会議員か県議から選出することを確認した。今後、両議員団がそれぞれ意見集約し、週内にも開かれる次回会合で新会長候補を選ぶ見通し。

 会合は非公開であり、国会議員代表の野田毅衆院議員(熊本2区)、木村仁参院議員、各支援団体の代表、県議ら19人が出席。6日の初会合後に、所属ごとに話し合った意見を持ち寄った。

 初会合では「一般人や女性の登用」を求める声もあったが、自民党が参院選で惨敗したことや、来春に控えた知事選を視野に「挙党体制を取るためには、会長は政治に携わってきた人物がいい」との意見でまとまり、国会議員と県議に絞られた。

 会合後、記者会見した松村昭委員長(県議)によると、国会議員は多忙であるため、地元に密着している県議から適任者を選んだほうがいいのではという意見が大勢を占めたという。

 今後、松村委員長が国会議員、県議の意見をまとめて1人に絞り込み、次回会合に提案する運び。新会長は9月の県連大会を経て決まる。

(2007年8月21日 読売新聞)

691片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/26(日) 07:33:56
自民県連新会長に山本・県議団長を内定・・・来月8日の大会で正式決定 讀賣熊本

 自民党県連の会長選考委員会が25日、熊本市のホテルで開かれ、会長候補に満場一致で同党県議団長の山本秀久氏(71)(芦北郡区、当選8回)を選んだ。山本氏は受諾の意向を示しており、9月8日の県連大会で新会長に山本氏が選ばれる。

 委員会は非公開であり、県選出国会議員や県議、友好団体の代表ら14人が出席した。

 これまでの会合では、来るべき衆院選、来春の知事選を視野に「挙党体制で乗り切るため、新会長は政治経験のある県議がふさわしい」との意見が大勢を占めていた。

 松村昭委員長(県議)が国会議員団、県議団などと協議を重ね、この日の会合に山本会長案を提案、満場一致で決まった。松村委員長は選考過程で、山本氏を推す声が強かったことを明かし、「議員経験も豊富で、人望もある。難局を乗り切るために最もふさわしい」と述べた。

 山本氏は明治大卒。1979年に県議に初当選し、県連幹事長、県議会議長、県連副会長などの要職を歴任している。

 会長は来月8日の県連大会で承認を経て正式に決まる。幹事長、総務会長、政調会長の県連3役は新会長が指名する。任期は2年。

 山本氏は取材に対し、「県民の目線で誠心誠意やっていく。役員人事は皆さんの意見を聞いて県連大会までに決めたい」と話した。

(2007年8月26日 読売新聞)

692片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/30(木) 15:01:59
長崎ルート概算要求盛り込み、年末にかけ攻防ヤマ場 讀賣長崎

 国土交通省が29日発表した2008年度政府予算の概算要求で、整備新幹線の事業費(3069億円、うち国費790億円)に九州新幹線長崎(西九州)ルートも盛り込まれた。

 着工の前提となる長崎線・肥前山口〜諫早間のJRからの経営分離に沿線の鹿島市と江北町が同意せず、05年度から3年連続で計上された各10億円の予算が執行されない異常事態が続く中、整備新幹線の計画全体を見直す与党のプロジェクトチーム(PT)は、9月にも本格的な検討を始める。同ルートの計画が実現するかどうか、予算編成が行われる年末にかけ、攻防がヤマ場を迎えそうだ。

 ――推進派

 谷口太一郎・嬉野市長は、長崎ルートの沿線6市を中心とし、建設容認を前提に地域振興などを考える「地域振興連絡協議会」の会長に、7月に就任したばかり。「例年以上に(中央への)要望活動を行ってきた成果が出た。引き続き、10億円の予算が確保できるように頑張りたい」と述べた。

 県と鹿島市、江北町との協議は、06年1月で中断したままだが、「古川知事が出席した学習会が今月21日に鹿島市内で開かれた。そういう雰囲気が広がり、(両市町が協議の)テーブルにつく動きができていってほしい」と期待を込めた。

 嬉野市と同様、新幹線の停車が予定される武雄市の樋渡啓祐市長は「(予算不執行のなかでは)これが最後との危機感がある。(年末に向け)これからが正念場だ。地元の熱意をさらに伝えていく」と意気込んだ。

 県や地域の推進組織など9団体でつくる「九州新幹線を活用する県協議会」の枝吉順佑会長も「ほかの地域に予算が流れないように、さらに地元の機運醸成に努めたい」と話した。

 ――反対派

 鹿島市の桑原允彦市長は、市役所で記者会見し、「盛り込まれるのは当たり前。楽観も悲観もしていない。予算編成に向けた動きに応じ、それなりに対応したい」と話した。

 与党のPTの検討が、経営分離に関する条件見直しにも及ぶ可能性があることについては、「ゲームの途中でルールを変更するようなもので、変更はかなり難しい。ただ、角度を変えて考えると、建設の必要性についての本格的な議論をせざるを得なくなるということで、むしろ歓迎したい」と述べた。

 同ルート沿線で唯一、建設反対姿勢を明確にしている江北町の田中源一町長は「事業の進ちょくが見られないなかで、いつまでこういう動きが続くのだろうか」と疑問を呈した。

 6月には桑原市長らと上京し、沿線にも反対の考えがあることを、与党の国会議員や国交省に示した。「2700億円の建設費に見合う効果がないという反対姿勢は変わらない。鹿島市と連携して、必要があれば再度上京し、考えを訴えたい」と述べた。

 ――知事

 古川知事は「(国への要望活動で)手応えがあったので期待していたが、概算要求に盛り込まれたと聞いてほっとしている」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 その上で、「(予算編成が行われる)冬にかけ、(地元調整の状況が)変化しないといけない。地域にプラスになると理解してもらうことに尽きる。住民の気持ちが変われば、首長の考えが変わってもおかしくない。愚直にやっていくしかない」と力を込めた。

 長崎県の金子原二郎知事は「今後の予算編成作業は決して楽観できないが、古川知事が一日も早い着工に向け、努力すると表明されている。長崎県としても今年度の着工を実現させるため不退転の決意で取り組む」とのコメントを出した。

(2007年8月30日 読売新聞)

693片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/06(木) 11:38:33
八代市議会、自民が分裂…議長選巡り 讀賣熊本

 八代市議会(議員34人)は定例会初日の4日、議長選を巡って、最大会派(23人)の自民市議団が分裂、深夜まで紛糾し、正副議長には自民の新会派の議員が、共産を含めた3会派の支持を受け選出された。

 自民市議団は2005年9月の市議選後、議長は「2年交代」を申し合わせていた。2年後の今回、会派内では新議長に、旧八代郡出身と、旧八代市出身の議員を推す両グループが対立。話し合いはつかず旧八代市グループが「自民党同志会」(10人)を結成、新会派を届け出た。

 議長選では、同志会の渡辺俊雄氏が、改革クラブ(5人)、市民クラブ(3人)、共産(1人)の支持を得て19票で当選。自民の古嶋津義氏13票、公明の飛石順子氏2票。副議長も同志会の村上光則氏が、同じ票差で当選した。

 渡辺氏は「野党の方々の支持もいただいたので、少数意見も尊重しながら民主的な議会運営をしていきたい」と話した。

 絶対勢力だった自民の分裂は、今後の議会運営や、坂田孝志・市長の市政にも影響を与えそうだ。

(2007年9月6日 読売新聞)

694片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/09(日) 23:24:46
自民県連会長に山本県議選出 讀賣熊本

 自民党県連大会が8日、熊本市のホテルで開かれ、新会長に山本秀久県議(71)(芦北郡区、当選8回)を選出した。幹事長、総務会長、政調会長の新役員も決まり、次期衆院選、来春の知事選などを主要課題とする新体制がスタートした。

 県選出の国会議員や県議、党員ら約270人が出席。前会長の古閑三博氏が「年内の(衆院)解散もささやかれ、来春は知事選もある。新執行部には挙党一致で進んでもらいたい」とあいさつ。

 県連会長選考委員会の松村昭委員長(県議)が、山本氏を新会長とする議案を提案、満場一致で承認された。幹事長は前川收(菊池市区、5回)、総務会長は小杉直(熊本市区、4回)、政調会長は中原隆博(同)の各県議が選ばれた。

 来賓の潮谷知事は「元気で明るい熊本づくりに向け、政権与党として、確かな歩みを進められることを確信している」と祝辞を述べた。

 最後に「結党以来の最大の危機に直面しているとの認識に立ち、知事選、衆院選を再起を誓う政治決戦ととらえ、挙党一致して勝利する」との大会宣言を採択。頑張ろう三唱で締めくくった。

 山本会長は明治大卒。1979年に県議に初当選し、県連幹事長、県連副会長などを歴任している。

 大会後、記者会見した山本会長は「慎重かつ大胆に行動する。現在の日本を築いた高齢者に安心と安らぎを与え、若者が希望と夢を持てる社会を実現したい」と抱負を語った。

(2007年9月9日 読売新聞)

695片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/11(火) 06:51:12
坂本氏自民県連に再び入党願・・・衆院熊本3区 讀賣熊本

 松岡利勝元農相の死去に伴う7月の衆院熊本3区補欠選挙で無所属で当選した坂本哲志氏(56)は10日、自民党県連に再度、入党願を出した。県連は11日以降、取り扱いを協議する。

 坂本氏の秘書が10日、県連と党第3選挙区支部に提出した。坂本氏は「県連の新体制発足に伴い提出した。3区の国会議員は自分しかおらず、来年度の政府予算獲得など、有権者の希望に応えるため、一日も早い入党を望む」と話した。坂本氏は衆院では「自由民主党・無所属会」に所属している。

 坂本氏の入党問題を巡っては党本部が選挙直後、容認の見解を示したが、県連は「党則では県連の承認が必要」などと反発。坂本氏が8月に入党を申し入れた際には書類の不備などを理由に不受理とし、今月8日に発足した新執行部で対応することになっていた。

(2007年9月11日 読売新聞)

696片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/21(金) 13:40:16
国会議員・県議 深まる溝
2007年09月19日 麻生福岡
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000709190001

 ドタバタ劇に幕が下りない。自民党総裁選の予備選を党県連が中止したことに反発した古賀誠氏や山崎拓氏ら県選出国会議員と、県連の要職を占める県議らの溝をどう埋めるか。県連は18日、予備選実施を求める申入書を出した国会議員に経緯を説明することにしたが、火種は残りそうだ。


 県連は同日午前の執行部会で、予備選をせず麻生太郎氏支持で一本化することを改めて確認。午後1時から、福岡市・天神で開いた役員会でも10分足らずで了承された。


 問題は、県連の方針に反発している国会議員への対応だった。役員会で県議から意見が出た。「国会議員に経緯を説明するべきだ」。最終的に県連会長の新宮松比古県議らが20日に東京で、申入書を連名で出した6人の国会議員らに会うことが決まった。


 国会議員への説明を提案した県議は「大事な事柄は国会議員と協議するということになっていたのに、それが省かれた。山崎拓さんもそこに怒っている。このままでは県連運営が難しくなる」と語った。


 県連はいま、重層的な亀裂を抱えている。総裁選に立った麻生氏と、対抗馬の福田康夫氏を推す古賀、山崎両氏の溝に加え、県連会長改選で国会議員と県議の間で深まった確執だ。国会議員側は衆院議員の原田義昭前会長の続投を求めたが、6月に新宮県議が会長に就任。県議主導の県連運営に国会議員の不満はくすぶっていた。


 役員会後、新宮会長は報道陣の「国会議員は納得すると思うか」との問いに、「大人の意見をちょうだいできると思っている」と答えた。しかし、すぐに和解となるかどうかは不透明だ。


 17日に福岡市で県議や同市議らを集めて会合を開いた山崎氏は、麻生氏支持一本化などに関し、何も聞いていなかったことについて「久しぶりに怒った」と漏らした。


 山崎氏の地元事務所(福岡市)の西村俊隆事務所長は役員会に出席後、「(麻生氏支持一本化という)結論ありきという感じだった」。古賀氏の事務所関係者も「予備選をやらないことに党員は怒っている」。


 県議ら地方議員側にもしこりが残る。ベテラン県議は「国会議員も事情はあるだろうが、どうして同じ地元の麻生氏に頑張れと言えないのか」。一方、山崎氏に近い福岡市議の一人は「あんな無様な首相退陣の責任を、幹事長の麻生氏が取らないのはおかしい。出馬自体、間違っている」。


 ある県議は「こげんことで県連がガタガタになったら、次の衆院選が戦えん」と心配する。


 役員会後の記者会見で、幹事長の江口吉男県議は国会議員との連携について問われ、こう答えた。「それは一応、今後の課題でしょうね」

697片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/21(金) 13:41:15
自民県連 見えぬ収束
2007年09月20日 朝日福岡
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000709200001

 自民党総裁選をめぐり、山崎拓氏、古賀誠氏ら県選出の一部の国会議員が、党県連が予備選を取りやめたことに反発した問題で、県連幹部と山崎氏らとの「手打ち」が流れた。20日に東京で予定していた会合が、国会議員側の都合が合わず中止になり、両者の溝を埋める機会は先送りに。ゴタゴタ続きに、県議らから不安の声も出ている。


 県連の新宮松比古会長によると、19日朝、国会議員の秘書から「20日の会合には出席できる議員が少ない。(新総裁が決まる)23日までは都合がつかない」と連絡があった。このため「特定の議員だけに会うと誤解を招く」と中止を決めた。


 県連は18日の会合で、予備選をせず麻生太郎氏支持で一本化することを改めて確認した一方、新宮会長らが上京し、反発している国会議員らに経緯を説明することにした。県連幹部らはそこで和解にこぎ着けたいと考えていた。


 有力県議の一人は「このままでは互いにプラスにならない。民主党にプラスになるだけだ」。別の県議は「県議と国会議員が感情的になっていては県連が機能しなくなる。少し時間をおく必要があるかもしれないが、一体どうなってしまうのか」と心配する。


 ある国会議員の秘書は「結論が出た話の了解を求めるためだけに来られても意味がない」。別の国会議員秘書も「会合をセットして出席しなかったら逃げたと言われる。そもそも会ったからといって手打ちになる訳じゃない」と突き放す。


 一方、県連幹部らは19日、福岡以外の九州・沖縄の7県の県連を手分けして回り、麻生氏支持を訴えた。

698片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/01(月) 14:09:05
民主と関係修復? 潮谷知事が大会出席 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071001200004&amp;cid=main

民主党県支部の定期大会に出席した潮谷義子知事=30日、熊本市(横井誠)

 三十日、熊本市で開かれた民主党県連大会に潮谷義子知事が来賓として出席した。毎年要請はあるが、大会に知事が顔を見せたのは初めて。「日程に余裕があった」と政治的意味合いを否定した知事だが、来春に迫った選挙をにらみ、“冷え込み”が指摘される民主党との関係修復に動いた、との見方も出ている。

 潮谷知事は過去二回の選挙で自民、公明党の推薦を受け、国政選挙でも与党候補を応援。今夏の参院選でも自民党の集会に参加したが、躍進した民主党関係者から「日ごろ知事が口にする県民党の立場と矛盾している」との反発を招いていた。

 同日の大会で、知事は県財政の窮状を挙げて県政への協力を要請。選挙や去就に関する発言は一切なかった。しかし、前後してマイクを握った党関係者の言葉には「次回選挙で自民党を倒そう」「政策の合った人を知事にしたい」など政党色が色濃くにじんだ。

 途中退座した知事は「自分の行動に政党の基準はない。招待を受け、ほかの公務がなかっただけ」と淡々と説明したが、周囲には「勢力を伸ばす民主党を意識せざるを得なくなったのでは」と見る向きも。

 招待した側の党県連幹部も「知事選の対応はこれからだが、向こう(自公)側にいると思っていた知事が来たのでびっくりした」と戸惑い気味だった。

 知事は九月八日の自民党県連大会にも出席した。同党県連幹部は、この日の動きに「特に関係ない」としながらも、「うちを無視して県政は動かせない」と、態度を表明していない知事の動きを強くけん制した。(毛利聖一)

699片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/24(水) 06:35:31
長崎市議会 初の共産副議長 中田氏「チェック機能に全力」 讀賣長崎

 長崎市議会は23日、森幸雄議員(公明党)が自身の学歴問題で副議長を辞任したことを受けて、臨時議会を開き、新しい副議長に中田剛議員(63)(共産党、当選9回)を選出した。市議会事務局によると、正副議長に共産党議員が就任するのは初めて。

 全議員51人が投票。中田議員26票、田中洋一議員(市民クラブ)24票、無効1票だった。5月の正副議長選と同じ票の割れ方をしており、自民党(11人)、公明党(6人)、共産党(5人)、自民長崎人の会(2人)などが中田議員、市民クラブ(15人)と自民明政クラブ(9人)が田中議員を支持したとみられる。

 中田議員は「議会の役割はチェック機能を果たすことであり、全力を尽くしたい」と抱負を述べた。

     ◇

 公明党は22日、森議員の副議長辞職に関連して、吉原孝議長に対し「司法判断も明確になっていない段階で、議員辞職勧告決議で辞任を求めることは、数の論理による押し付け」として、「議会の健全化」を求める申し入れをした。「今後、政治的思惑を持って、議員辞職勧告決議が繰り返される可能性もある」と指摘している。

(2007年10月24日 読売新聞)

700片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/06(火) 16:06:39
都城商議所、内部対立で役員選流れる 讀賣宮崎

 都城商工会議所(東健爾会頭)は、議員選挙や会頭ポストなどを巡る内部対立のため、5日に予定した役員選挙を実施できなかった。役員選の日程のめどはついておらず、10月末で任期の切れた会頭や副会頭ら役員が、暫定的に職務に就いている異常事態が続いている。日本商工会議所は「役員任期は切れているので、いち早く新役員を決めなければならない」としている。

 関係者によると、8月末の議員総会で、今月5日に臨時議員総会を開いて役員選挙を行うことが決まっていた。しかし、10月にあった議員選挙を巡り、東会頭が「自らが集めた候補に辞退を迫り、不公正な選挙をした」と、柚之原久郎専務理事と次期会頭選に立候補している岡崎誠副会頭に反発。柚之原専務理事に解職の辞令を出し、「商工会内部が混乱しており、役員選挙は開けない」として、臨時議員総会の延期を決めた。

 柚之原専務理事は、「(同商工会議所の)定款で、(専務理事の)任期は次の専務が決まるまでと決まっている」と主張し、今も職務に就いている。

 議員の間からは早期の臨時議員総会(役員選挙)の開催を求める声が高まっており、在籍議員67人のうち55人が、12日までに臨時議員総会を開くよう求める署名を同商工会議所に提出した。定款では「在籍議員の5分の1以上の署名があった場合、30日以内に臨時議員総会を開かなければならない」と定められているが、東会頭は「署名に代表者の割り印がなく、一部重複する署名もあり無効」と主張。近く正副会頭会議を開いて対応を決めるとしている。

 会員の一人は「商工業者の模範となる立場の商工会議所なのに、都城の恥をさらすようでみっともない。早く正常化してもらいたい」とあきれ顔で話している。

 都城商工会議所は、1929年の創立。5日現在、会員数は1956社。国や県、市の補助を受け、経営指導や融資などを行っている。

(2007年11月6日 読売新聞)

701片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/13(火) 14:15:52
自民八代支部党紀委、市議4人を除名処分…議長選で野党と連携 讀賣熊本

 自民党八代地域支部(松永久彦支部長)は12日、八代市で記者会見を開き、9月市議会での党市議団の分裂に伴い、市議4人を除名、同6人を厳重注意の処分(10日付)としたことを発表した。除名の4人は議長経験者らを含んでおり、次期衆院選などへ影響を与えそうだ。

 最大会派(23人)だった市議団は、議長選を巡り旧八代郡出身議員と、旧八代市出身議員とを推すグループが対立。旧八代市グループ10人は「自民同志会」を結成し、共産党を含めた3会派の支持を得て正、副議長ポストを獲得した。

 これを受けて、旧八代郡グループが支部に党規違反を申し立て、支部党紀委員会(村川清則委員長、7人)が処分を決めた。除名の4人は10日以内に再審査の請求ができる。

 支部は除名4人の名前は公表していないが、議長経験者の藤井次男、小薗純一両氏と、現副議長の村上光則氏、島田正道氏とみられる。

 松永支部長は処分理由について「野党と連携し、党人として許せない。除名の4人は言動にかんがみて重くした」と述べた。

 一方、厳重注意処分を受けた渡辺俊雄市議会議長は「野党と手を組んだと言うが、あちらも共産党などに頼みに行って断られており、おかしな処分だ」と反発している。

(2007年11月13日 読売新聞)

702片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/13(火) 14:31:59
国政選挙公認候補で自民県連 公募制、来年6月以降に 「組織立て直し優先」 選考委員に支部代表も 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20071113/20071113_001.shtml

 自民党県連は12日、国政選挙の公認候補予定者を公募で選出する「公募・党員投票制」の基本方針を固めた。公募選考委員会には県連役員のほか、「党内民主主義の徹底を図る」(県連)ため、各地域支部の予備選などで選出された地域支部代表が選任される。一方、国会が流動化し年内の衆院解散もささやかれる中、当初来年初めからと見込んでいた制度の導入時期は来年6月1日施行と決めた。坂元裕一会長は「党員に周知する期間が必要。拙速は避けなくてはいけない」と述べ、分裂続きの組織立て直しを優先する姿勢を示した。

 県連は、この日の役員会で基本方針案を了承。15日に正式決定し、各地域支部での説明会、県連総務会での規約改正案決定をへて、来年5月の党大会で規約改正する。

 公募選考委員会は、衆院選が3小選挙区ごとに70人以内、参院選は150人以内で、県連役員や県議、職域・友好団体、女性代表などで構成する。1次審査の書類審査と小論文で上位3人に絞り、2次審査の10分間スピーチ(演説)と質疑応答などで最終決定する。

 自民党大分県連によると、宮崎の公募制は構成・審査方法ともに大分県連とほぼ同じ。同県連では次期衆院選大分1区で、すでに公募で公認申請予定者を決定している。公募制をめぐっては、宮崎1区の中山成彬衆院議員(自民)が「予備選をしたら、負けた方は(選挙で)絶対応援しない。(保守が)割れるので、そんなばかことは絶対させない」と猛反発するなど現職陣営に反対の声が大きい。坂元会長は「現職を無視しているわけではない。各地域支部が全党員参加の選出方法で代議員(公募選考委員)を選ぶことで、開かれた党につながる」としている。

=2007/11/13付 西日本新聞朝刊=

703片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 14:45:15
国政選公募制導入へ自民県連の改革進む 讀賣宮崎

 自民党県連(坂元裕一会長)は、今後行われる国政選挙の公認候補の選出について、公募制を導入し、候補を決める選考委員会を設ける。選考委員も投票で選ぶなど、党員の意見を色濃く反映させる方法を検討しているが、導入には課題も多い。1月の知事選や7月の参院選の惨敗や政治不信などによる党員減少が課題となっている中、信頼回復への取り組みが続く。

 県連役員会が検討している素案によると、国政選挙の公認候補選定は従来、現職優先だったが、今後は現職以外にも広く候補者を募集。選挙の度に設置する選考委員会が書類による1次審査、スピーチなどの2次審査を行い、選考委員による投票を行う。

 選考委員は、各地域の党支部や職域団体などの代表者で、衆院選では三つの選挙区ごとに70人以内、参院選では150人以内で構成。委員は、それぞれの組織の党員全員による投票や、総会で選出する方針だ。

 こうした改革を推進する背景には、1月の知事選や7月の参院選で、党が事実上分裂して敗れたことのほか、党員が減少していることへの危機感がある。県内の党員・党友は、現在約1万2000人。最も多かった1995年前後の約5万人から大幅に減少している。

 公募制の導入は、一般の党員に国政選挙の公認候補選びに参加してもらうことで県連内の風通しを良くし、末端の意見を吸い上げて党の結束を固めようという狙いがある。

 だが、これまで自動的に得ていた「自民党公認」の座を失いかねない現職議員にとっては、死活問題だ。中山成彬・衆院議員(宮崎1区)は「事前に全く相談がなかった。独断専行しても(党員は)ついてこない」と県連を批判し、不快感をあらわにする。

 ベテラン県議らからは「衆院が急に解散した場合、公募による選出は時間が足りず、難しいのではないか」「(公募への)応募者が複数になれば、県連内の対立の構図は解消されないだろう」などと、公募制導入への課題の多さを指摘する声も上がっている。

 13日、宮崎入りし、県連幹部らと懇談した同党の古賀誠選対委員長は、公募制導入の是非について、「これから県連と打ち合わせをする。(公募制には)それぞれの考え方があり、我々も勉強すべきことがあれば勉強する」と述べ、さらに調整が必要との認識を示した。

 県連では今後、年内に公認候補選定に関する規約改正案を作成し、12月の総務会で方針を固め、来年春の県連定期大会で最終決定する。ただ、定期大会の前に、衆院解散・総選挙となる場合について、徳重忠夫幹事長は「現時点では(公募制を行うかどうかは)未定」と言葉を濁している。

(2007年11月14日 読売新聞)

704片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 15:00:07
民主に幅広い救済求める 水俣病互助会 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071114200010&amp;cid=main

 水俣病の未認定患者らでつくる水俣病被害者互助会(佐藤英樹会長)は十四日、東京・永田町の参院議員会館で民主党の環境健康被害対策小委員会(末松義規委員長)と意見交換し、胎児性患者の症状も踏まえた幅広い救済策を求めた。

 独自の被害者救済法案策定を見据え、司法救済を目指す互助会の考えを聴取しようと、民主党側が面談を求め、互助会の佐藤英樹会長(52)と事務局の谷洋一さん(59)が意見を述べた。

 佐藤会長らは、偏見や差別がある中、水俣病申請を控えている人々がいる実態を紹介。「不知火海沿岸の被害実態を把握する幅広い調査が必要」と強調し、「調査もせずに策定された与党の新救済策は最終解決策ではない」と批判した。

 胎児性患者と同世代が裁判を起こした理由については、「胎児性患者は水俣病特有の四肢末しょうの感覚障害が若い時には認められなかったが、高齢化とともに体調が悪化し、不安が増している」と説明した。

 出席した松野信夫参院議員(熊本選挙区)は「識者に意見を求め、現地調査もして法案を固めたい」と話した。 (清田秀孝)

705片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/27(火) 18:48:32
坂本氏の入党了承 熊本3区の自民党県議団
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071127200003&amp;cid=main

 自民党県連は二十六日、衆院熊本3区の県議による会合を開き、同区選出で無所属の坂本哲志衆院議員の入党を了承した。党県連は十二月上旬、役員会を開き正式決定する方針だが、県連幹部に特に異論はなく、入党は認められる見通し。

 坂本氏は、松岡利勝元農相の死去に伴う七月の衆院補選当選後、県連に入党願を出していた。入党が認められれば、空席となっている党県第三選挙区支部長に就任する。

 坂本氏は〇三、〇五年の総選挙で松岡氏と激戦を演じ、先の補選でも松岡氏支持者や党友好団体が支援する元県議と戦った。県連は、地域のあつれきを懸念して入党願の扱いを保留してきたが、「ずるずると延ばすわけにはいかない」(県連幹部)として入党合意に向けた調整を本格化させていた。

 この日の会合は熊本市水前寺の党県連会館であり、前川收幹事長を含む3区の六県議が出席。反発が強かった大津町支部でもおおむね理解が得られたことが報告された。このため、「坂本氏が協調・融和に努力する」ことなどを条件に、入党を認めることを確認した。党本部は八月に入党を了承している。

 前川幹事長は「解散総選挙の可能性が高まっている。地元の理解を得ながら、民主党に対抗する選挙態勢を早急に整えたい」と述べた。

 3区では、民主党が十月、後藤英友・元党県連副代表を公認候補に決めている。(毛利聖一)

706片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/28(水) 15:39:52
衆院熊本3区 坂本氏が自民復党へ 12月にも役員会で承認
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20071128/20071128_002.shtml

 坂本哲志衆院議員=熊本3区選出=の自民党復党問題で、3区の同党県議が復党を認める方向で合意したことが27日、分かった。同党県連は12月初めにも役員会を開き、坂本氏の復党を承認する見通し。

 前川收・県連幹事長によると、26日に3区の県議6人が会合を開き、復党問題を協議。坂本氏の地元、大津町の党支部長を務める県議が「地元の調整は終わった」と報告し、ほかの県議も了承したという。

 前川幹事長は「3区の支持者すべてが復党を歓迎しているわけではない。坂本氏には今後も調整と融和を心掛けてもらう」と語った。

 坂本氏は元自民党県議で、2003、05年の衆院選で自民党の松岡利勝氏と激突。松岡氏の死去に伴う今年7月の3区補選でも松岡後援会が推す候補らを破って当選し、自民県連に復党願を提出していた。

 坂本氏の復党で自民は県内の5小選挙区のうち「空白区」だった3区の候補者調整が終わり、次期衆院選への準備が整う。3区にはほかに、民主党が県連副代表の後藤英友氏を擁立する方針。

=2007/11/28付 西日本新聞朝刊=

707片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/02(日) 14:13:08
自民党会派分裂の波紋/八代市議会
2007年11月29日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000711290002

  八代市の自民党・保守陣営が揺れている。市議会最大会派の自民党が正副議長選挙をめぐって分裂し、除名などの処分問題に発展した。党八代地域支部の役員に空席が生じる事態も起きた。


  自民党会派は市議34人のうち23人を占めていた。9月定例会では、2年交代が慣例の議長候補に、合併前の旧八代市出身者と旧郡部出身者を推す2グループに割れた。旧市の市議を支持する自民党会派団長の藤井次男氏(71)ら10人が離脱し、新たに自民党同志会を結成。同会は改革クラブ(5人)、市民クラブ(3人)、共産党(1人)の非自民3会派と同調し、正副議長を得た。


  自民党八代地域支部はこの動きが「党の規律に反した」として、藤井氏ら4人を除名、6人を厳重注意処分にした。党支部の松永久彦支部長(73)は「他会派との同調が問題。党紀委員会で慎重に審議した結果のけじめだ」と説明。


  党支部の役員は、副幹事長だった藤井氏や政策審議会長の除名で空席が生じた。藤井氏らは「処分は行き過ぎ。理由も納得できない」と撤回を求めている。


  波紋は広がっている。次の衆院選熊本5区で4選をめざす自民現職の金子恭之氏(46)は24日、八代市の党支部で国政報告会を開いた。だが出席したのは自民党会派所属市議だけ。自民党同志会向けの集会は日を改めて催す予定だ。金子氏の八代事務所は「こちらから両派にどうしろとは言えない」と戸惑い顔だ。


  05年8月の市町村合併に伴う市長選に自民推薦で初当選した坂田孝志市長(50)はこの2年、圧倒的多数の自民党会派に支えられてきた。だが今回、市政与党が分裂し、市人事や予算審議、2年後の市長選の動向にも影響しそうだ。自民党同志会は「与党の立場を変えない」としている。(倉成篤実)

708片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/07(金) 16:01:55
自民党福岡県連:遠い「手打ち」 朝食会、山崎・古賀氏ら姿見せず
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20071207ddp041010017000c.html

 自民党福岡県連は6日、東京都内の党本部で県選出の国会議員を招いて朝食会を開いた。県連は9月の総裁選で、麻生太郎前幹事長(衆院福岡8区)を支援し、福田康夫首相を支持した山崎拓前副総裁(同2区)や古賀誠選対委員長(同7区)らと対立したばかり。朝食会には「手打ち」の意味合いがあったが、両氏は姿を見せず、解決の糸口も見えないまま越年することになった。

 午前8時からの朝食会は、来年2月に開く県連大会の打ち合わせ名目で開かれた。しかし、太田誠一元総務庁長官(同3区)が、国会議員の考えを県連運営に反映させるよう県連三役に求めるなど、厳しい雰囲気に。山崎氏に近い新宮松比古県連会長は先月30日、「朝食を食べるだけでいい。とにかく顔を出してほしい」と、出席を促すメッセージを送ったが、山崎氏は応じなかった。

 県連側が国会議員との関係修復を急ぐのは、次期衆院選対策に加え、来春に政治資金パーティーを開くことが念頭にあるためだ。パーティー券は1枚3万円。これまでは国会議員に1人当たり100枚が割り当てられ、「国会議員が協力しなければ、開催自体が難しい」(県連幹部)という台所事情がある。

 ただ、県連と一部国会議員との対立は、今年6月の人事で、数に勝る県議団が国会議員を抑え、会長に県議の新宮氏を選んだのがきっかけ。総裁選の経緯も対立に拍車をかけた。双方の不信感は根強く、県連側が朝食会で打診したパーティー開催にも、国会議員側は難色を示した。

 東京から戻った新宮会長は6日、福岡市内で「(関係修復に)一歩前進」と強調した。しかし、長引く対立劇は、県連の存在感を低下させている。【中村篤志】

毎日新聞 2007年12月7日 西部朝刊

709片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/08(土) 07:12:55
候補者公募制を「尊重」 自民・古賀選対委員長
19:45 宮崎
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=3900&amp;catid=74&amp;blogid=13

 自民党県連の坂元裕一県連会長と徳重忠夫幹事長は7日、東京の党本部で古賀誠選対委員長らと会談した。県連が改革の一環で導入を目指している国政選挙候補者の公募制について、古賀選対委員長は「民主的に行われるのであれば尊重しないといけない」と一定の理解を示した。

 坂元県連会長によると、古賀選対委員長と菅義偉選対副委員長に対し、県連が国政選挙候補者について現職を含めて公募する規約案を説明した。古賀選対委員長は党本部の現職優先の方針を踏まえ、「食い違うことになったら困る」と懸念を示しながらも、「選考委員の選出など全党員がかかわる形で民主的に行われるのなら尊重しないといけないだろう」と一定の評価をした、という。

 衆議院宮崎1−3区には党の現職がいるため党員の一部には「混乱を招く」との懸念があるが、同日の会談で坂元県連会長は「現職が日ごろの活動や党員との意思疎通を図っていれば有利」と説明した上で、党本部に対し現職国会議員への指導を求めた。

710片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 17:29:17
ふんえんワイド’07回顧:ミンシャ /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20071212ddlk46070721000c.html

 「ミンシャは(候補者を)出すのかね」

 04年4月、鹿児島に着任直後の参院選取材。県内保守の大物の発言に驚いた。同じ月、衆院5区補選。大隅の畜産家も「ミンシャには入れないよ」。

 「民社」党は解党し、10年になるのに。「自民王国」での「民主」党の存在感の薄さに、あ然とした。参院選は04年が初の擁立、国会議員1人、県議ゼロでは仕方なかったろう。

 あれから3年、同じ参院選。民主は一転、夏の主役に躍り出た。格差など「小泉の負の遺産」や「消えた年金」、閣僚不祥事など与党への逆風。県内的には、04年の知事選のしこりで自民支持層の足並みの乱れもあり、かつてない激戦に。だが、2664票で、自民に敗れた。

 波に乗り切れなかった民主党県連。「彼我の差は大きい」。ぼやきは3年前と同じだ。地方議員の少なさからくる体力差。今年、県議復活や奄美市議誕生もあったが、それでも、県、町議各1人に市議3人とわずか5人しかいない。

 鹿児島は来年も選挙イヤーだ。鹿児島市議選(4月)、知事選(7月)、同市長選(12月、いずれも任期満了)と続き、天下分け目の衆院選も、そう遠くはないだろう。民主は、年内には4、5区の候補者を決め、3区の国民新党元職への推薦を含め、初めて県内全区に候補擁立する。

 もう「ミンシャ」と言う人はいない。

毎日新聞 2007年12月12日

711片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/18(火) 00:19:26
坂本氏の入党を正式決定 自民党県連  熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071217200023&amp;cid=main

 自民党県連(山本秀久会長)は十七日、熊本市水前寺の党県連会館で役員会を開き、坂本哲志衆院議員(熊本3区)の入党を正式決定した。十八日に前川收県連幹事長が上京し、伊吹文明幹事長ら党本部幹部に報告。坂本氏は週内にも党第三選挙区支部長に就く。

 坂本氏は松岡利勝元農相の死去に伴う七月の衆院熊本3区補選で当選。その直後、県連に入党届を出した。しかし、松岡氏と激戦を繰り広げた二〇〇三と〇五年の総選挙や、松岡氏の支持者や党の友好団体が支援した元県議と争った七月の補選から、県連がしこりを懸念し、保留していた。

 この日の役員会では、坂本氏の入党に異論はなかったが、坂本氏に対して、さらに党友好団体などと融和に努める必要があるとの指摘があったという。

 坂本氏は「本当に感謝している。今、自民党はかつてないほどの逆風下にある。次期総選挙に向け、地元の感情的なしこりを解消できるよう各支部・団体と十分に話し合いたい」としている。(毛利聖一、小多崇)

712片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:41:52
社民幹事長重野氏選出 地元は期待と不安 大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20071224/20071224_003.shtml

 「党勢回復を」「苦労の多いポストで心配だ」‐。社民党の党大会で新たな幹事長に重野安正氏(衆院比例九州)が選出された23日、地元の党関係者や有権者からは、国対委員長の経験を生かした政治手腕発揮を望む声がある一方、次期衆院選で選挙区に戻りにくくなることを憂慮する意見もあり、期待と不安が交錯した。臼杵市の土谷桂山市議は「何事にも堅実に対処できる人。党の勢いを取り戻すため、起死回生の頑張りをしてほしい」と激励。一方、社民県連合を支持する自治労県本部の棚村和秀委員長は「党全体のことを考える立場なので、自分の選挙に集中できなくなるかもしれない」と複雑な思いを明かす。佐伯市駅前の自営業男性(50)は「政局が混迷している時期で、自身の選挙と両立できるのだろうか」とおもんぱかった。

=2007/12/24付 西日本新聞朝刊=

713片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 17:50:05
取材ノートから 5/参院選共闘関係崩壊
2007年12月27日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000712270004

 「選挙協力は大切だし、協力の方法についても、これから協議していく」――民主党県連の梶原九州男幹事長と、社民党県連合の久原和弘幹事長に今月、総選挙での共闘の可能性について聞くと、異口同音にこんな答えが返ってきた。だが、共闘関係が崩壊し、双方にしこりと反目が残った5カ月前の参院選の時から、両党はすれ違いの関係が続いている。
(伊東邦昭)


 民主県連が推薦した矢野大和氏と、社民推薦の松本文六氏が獲得した票を合計すると、自民の礒崎陽輔氏を約11万票も上回る31万932票――。


 今夏の参院選で、仮に民主と社民の選挙協力「大分方式」が実現していたらという幻の得票数だが、両党の支持者らからは、共倒れに終わったことを象徴する数字として盛んに取り上げられてきた。批判の声は強く、民主県連、社民県連合、連合大分の三者は、それぞれ10月に、参院選の敗因を総括せざるを得なかった。


 連合大分は「社民と民主の統一候補を擁立できなかったことが、最大の敗因」と率直に認めたうえで、「同じ愚を再び繰り返してはならない」と結んだ。が、民主と社民の場合は、選挙から3カ月近くたった総括の場でも、依然として感情的なしこりが色濃く残っている様子がうかがえた。


 社民県連合の民主への不信感は根強いものがある。総括の冒頭で、いきなり「三者協力の崩壊」に触れ、激しい口調と言葉で、こう怒りをあらわにした。「吉良(州司代表の)民主党は当初から意図的に三者の枠組みを壊すことで、社民と連合を崩壊させる意図を持っていたとしか考えられず、敵対的行為と言わざるを得ない」


 一方、民主は、「大分方式」が崩れたことを今後の教訓とした連合や、怒りの矛先を向ける社民をいなすかのように、「社民との協力が成立しなかったことが、今回の参院選の主要な敗因とは考えていない」と総括した。


   ■   □

714片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 17:50:31
 「31万もの死に票を出して、県民の思いに応えられず、申し訳ない思いでいっぱいだ」。今月、私の取材に、久原幹事長は、参院選を振り返ってそう話した。梶原幹事長も「県民は自民党以外の新勢力の進出を期待していたのに、それに応えられなかったのは反省点だ」と語った。


 「ねじれ国会」の下での年明けの「出合い頭解散」や、年金記録問題での福田内閣の支持率低下を受け、来年早々の総選挙の可能性も取りざたされている。自民県連は今月、公募でレストランチェーン「ジョイフル」社長、穴見陽一氏の1区での擁立を決め、共産党も11月、山下魁氏を同区で公認候補とするなど、総選挙に向けて着々と準備を進めている。


 連合が言うように、参院選での「失敗を再び繰り返さない」ため、総選挙で民主と社民が共闘できるかどうかは、選挙情勢を一変させるだけの要因ともなる。それだけに、他の政党も成り行きを注視している。


 久原幹事長は「民主に対して絶対に協力できないといった感情論だけでは、県民の利益にならない。連合と相談しながら民主にも働きかけたい」。梶原幹事長も「政権交代のためには野党協力は必要だ。可能な限り、社民と協力したいというのは変わらない」と話し、この両者の言葉からは、双方の不信感が一見、解消されたかにも見える。


 だが、よくよく聞いてみると、2人が思い描く選挙協力の具体的な姿は、海と山ほどの違いがある。


 「大分から社民の議員を出さなければいけない。民主は、県内では候補者を立てないことが、選挙協力だ」。久原幹事長はこう言い、梶原幹事長も「民主支持者が良いと思えるような候補でないと。選挙協力ありきではだめだ」と言う。分裂選挙となった、あの参院選の時に、両党の幹部らが語っていた言葉と少しも変わっていないのだ。


 「(民主・吉良代表の地元)1区での選挙戦も、避けられないかもしれない」と話す社民県連合の幹部さえいる。


 民主と社民が、双方の利害や恨みなどを乗り越えて、総選挙で再び共闘することができるのかどうか――その行方は、依然として視界不良のままだ。


 ◆キーワード:今夏の参院選・大分選挙区
  自民党は06年7月に公募で選んだ元総務官僚・礒崎陽輔氏を擁立。公明党との選挙協力では、元衆院議員の衛藤晟一氏の参院選出馬の影響で、公示直前まで調整が難航した。一方、01、04年の参院選で、民主と社民、連合が共闘し、「大分方式」とも呼ばれた選挙協力は今夏の参院選では決裂。民主党県連は矢野大和氏を推薦し、社民党は松本文六氏を推薦した。


 国民新党からは当時現職の後藤博子氏、共産党からは山下魁氏が立候補して5氏が争う全国でも有数の激戦区となった。7月29日の投開票では、礒崎氏が次点の矢野氏に約2万9千票差となる19万9523票を獲得して当選した。

715片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/09(水) 13:15:36
メディア露出控え目に 東国原知事が年頭定例会見 「県の品格や威厳を配慮」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20080109/20080109_001.shtml

 東国原英夫知事は8日、年頭の定例記者会見でメディアへの露出について「私が宣伝しなくても県産品(売り上げ)や観光が順調に推移することが望ましい。昨年よりは控える」と述べた。

 知事は「まったくメディアに出ないで数年後に宮崎はどうなったのか、という戦略もあると思う。ただ、(私がメディアに出ることで)定期的に宮崎が話題を呼ぶと、忘れられないのではないか」と述べた。

 また、テレビのバラエティーなど出演番組の選別については「県の品格や威厳、威信、県全体のイメージが損なわれないような番組や出方に十分配慮する必要がある」と語った。

 一方、次期衆院選での態度を問われた東国原知事は「参院選惨敗後に地方に力点を置いた政策に転換している政府与党を支持することが、県の浮揚にとって現実的かつ近道で、実効性がある。県のために奮励努力される人を支持したい」との認識を示した。

=2008/01/09付 西日本新聞朝刊=

716片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 11:10:27
知事の中山氏支持発言、真意は…
2008年01月16日

 今月7日に東国原英夫知事が、次期衆院選で自民党の中山成彬衆院議員(宮崎1区)を支持する意向を表明した発言が、波紋を広げている。「県民党」「県民総力戦」を掲げた知事はこれまで、既成政党や特定の政治家と距離を置いてきたからだ。知事は朝日新聞のインタビューに答え、道路特定財源の暫定税率をめぐる議論に一石を投じる狙いを込めたことを明かした。



■なぜこの時期に?


 知事は昨年の参院選で各党に対し、中立を貫いた。自民支持に舵(かじ)を切った理由を知事は、発言の翌8日の定例記者会見でこう説明した。


 「政府与党は参院選の惨敗以降、地方に軸足を置いた政策に転換しつつある。宮崎が浮揚するには与党を支持するのが一番の近道」と。


 ただ、衆院解散の熱がやや冷めてきたこの時期に、なぜ、あえて自民支持を打ち出したのか。


 知事は取材に対し、「ちょうどいま、与野党で道路特定財源などを議論している」。


 ガソリンなどにかかる税金をもとにした道路特定財源には、本来、税に上乗せされた暫定税率も含まれる。その期限は3月末に切れる。与党は10年間の延長、民主党は撤廃を昨年末に発表した。


 知事は「(自民支持の発言で)議論に一石を投じる狙いがあった」と明かした。


 伏線は昨年末の定例記者会見にさかのぼる。知事は暫定税率の延長を求める談話を読み上げ始めた。「民主党案だと、県と市町村で計210億円の減収。県内の道路整備も含め、財政に大きな支障が出る」。自民、民主の両案を見比べた上での発言だった。


 ただ、自民支持については「今の段階では、です。選挙の時期、政局の状況によって、変わるかもしれない」と、含みをもたせた。



 ■政争に利用される?


 今回の発言は、知事の「支持基盤」を揺るがしかねない危険性もはらむ。


 中山氏の宮崎1区には、共産党の馬場洋光氏と無所属の川村秀三郎氏が立候補を表明。民主は川村氏を支援するとみられている。また中山氏は06年1月の宮崎市長選で、津村重光市長の対立候補を支援し、市長との確執も取りざたされている。


 そうした「政争」を背景に、1区は保守分裂含みの選挙戦が予想されている。


 県議の1人は「政争に飽き飽きした有権者の支持を集めたのが知事だった。今回の発言で、宮崎1区の政争の構図に知事が取り込まれかねない」。


 知事に一票を投じた有権者の受け止め方も様々だ。


 宮崎市の無職久光勲さん(70)は「知事にそういう言動は期待していなかったのだが……」。販売員後藤潤子さん(45)は「中山さんは中央に顔が利く自民党議員。高速道路などを造るには、知事も頼らざるをえないのでは」と理解を示す。


 知事本人はどう考えるのか。「(政争の構図に乗る)リスクは承知しているが、宮崎に利益になる人、組織、政党はどこかを考える」と、淡々と答えた。





■中山成彬衆院議員の賀詞交歓会であいさつした東国原知事の発言要旨
「中山先生におかれましては常に国政の中枢におられまして、文科相など要職を歴任なされまして、(中略)来る衆院解散の折には、また先生にバッジを付けていただかないと」


■道路特定財源
揮発油税(ガソリン税)など、使い道が高速道路などの道路整備に限定される税金。道路整備の促進名目で、74年から導入され、ガソリン税は2倍、自動車重量税は2・5倍まで増税(暫定税率)された。ほぼ5年ごとの法改正で延長を繰り返してきたが今春、次の適用期限を迎える。「無駄な道路整備に歯止めをかける」理由から、歳出見直しの議論が与野党間で活発になっている。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000801160003
朝日宮崎

717片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 11:31:00
61 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2008/01/21(月) 13:49:40 ID:/ZiMtPKj
桜パパが民主党県連に鞍替えを要望。

62 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2008/01/21(月) 23:17:54 ID:WMLfim5F
どういうこと?

63 名前:無党派さん[] 投稿日:2008/01/23(水) 10:28:41 ID:aJKLy+Dw
鹿児島県連と合わないみたいなんだな.保守的な所が嫌と言ってる。
奥さんが那覇市出身で桜パパが喜納昌吉と面識があったので
わざわざ沖縄入りして頼んだという。

沖縄社会大衆党と政党そうぞうと沖縄県の選挙
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1189798201/

718片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/01(金) 20:03:52
「ハートフル」の行方:北橋市政誕生から1年/中 「市民党」で中立強調 /福岡
 ◇自民分裂議会、なぎ状態に

 昨年12月20日。北橋健治・北九州市長は市役所で、雇用のあり方について語る公明の吉河節郎・前副議長に低姿勢で接していた。

 昨年2月の市長選では、たもとを分かった両者。「派遣社員やパート労働者が増えるようでは、真の景気回復ではない」と説く吉河氏に、市長はメモを取り「指摘はよく分かる」とうなずいた。

 要請の10日前、12月議会本会議で、公明市議団は市長提出議案にすべて賛成・同意してもいた。市議団幹部は「市長が議場内外で各会派に平等かつ低姿勢で応じる。反対しようにもしにくい雰囲気がある」と苦笑する。

   ■  ■

 市議64人のうち、市長選で北橋氏を支えた民主、社民、国民新党系2会派の議員数は16人で、対抗馬を推した自民、公明党系3会派は36人。議会が紛糾してもおかしくないはずが、12月議会では大多数の会派が市長提出議案に賛成した。

 最大の要因は、議長職をめぐる内紛などで、自民が議長派の自民議員団(11人)と、反議長派の自民市民クラブ(14人)に分裂していることだ。自民クラブは昨年3月、市長と政策協定を結び、両会派が一致して反旗を翻す環境にはない。

 各会派市議に低姿勢で接する市長。市民参加型審議会の多用で「市長と市民が直結している」との印象も広がり、「自公支持者にも『北橋ファン』が相当いる」(自民クラブ幹部)。「支持者の声を市に取り次ぐ市議ならではの仕事は、市長野党ではやりにくい」(一部市議)との事情も加わり、市議会はなぎの状態にある。

   ■  ■

 なぎはいつまで続くのか。「今秋とも予想される衆院選までだろう」とみるのは自民議員団の実力者。「衆院選で党の候補を党全体で推し、市議の一体感を生みたい」と話す。09年初めの市議選後に両会派を合同させて「自民」の旗を掲げ、11年の市長選に向けて北橋市政に揺さぶりをかける戦略を描く。

 公明の古参もこの戦略に「うちと自民議員団の信頼関係は厚い。議員団が自民全体を引っ張る展開に期待したい」と理解を示す。

 一方の自民クラブ幹部は市長に「衆院選も、市議選も動くな」と伝えている。元民主党衆院議員としての色が出れば、「自民」として対立を迫られるからだ。

 市長は1月28日のパーティーで「『市民党党首』との気持ちで頑張ってきた」と中立姿勢を強調した。一方で「入れ墨はいったん入れるとなかなか取れないそうだ」とも漏らした。

 衆院選、市議選、市長選。これらの日程がどんな影響を及ぼすのか。市議たちは息を潜めて見守る。【平元英治】

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年2月1日
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080201ddlk40010385000c.html

719片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/11(月) 03:01:21
民主県連:「配分は地方が決める」 道路特定財源で藤井氏講演−−定期大会 /大分
 民主党県連の第12回定期大会が9日、大分市内であり、党所属の県選出国会議員など約250人が参加した。

 党税制調査会長の藤井裕久・党最高顧問が講演。党が主張する道路特定財源の一般財源化と暫定税率撤廃について「財源の配分を地方が決められるようにするべきだ。道路財源を特別にせず、福祉や農業と平等に考えないといけない。使い道は地域が決めること」と訴えた。

 暫定税率の廃止については「経済が急速に悪化する中、車の利用頻度が高い地方への減税効果は大きい」と説明。将来の道路建設については「少しは予算が減るのは間違いないが、必要な道路は着実に作る」と理解を求めた。

 大会では吉良州司・県連代表が、06年に策定した党県連の地方版マニフェスト「大分コントラクト」の検証などを今年の目標に挙げ「知恵を絞って政策、組織を充実させよう」と次期衆院選に向けた支持基盤の拡大を呼びかけた。

 政策調査機能の充実や党の発信力、機動力の向上などの活動方針を了承。道路特定財源の一般財源化と暫定税率撤廃を求める緊急決議も行った。役員改選は「今年度中の早い時期に決定」として吉良代表らに一任された。【小畑英介】

毎日新聞 2008年2月10日
http://mainichi.jp/area/oita/news/20080210ddlk44010364000c.html

720片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 16:09:17
衆院選など立候補予定10人が決意表明  民主党県連大会


鹿児島市議選や衆院選での勝利に向けて「勝つぞ」と気勢を上げる民主党県連の役員ら 民主党県連(代表・川内博史衆院議員)の第10回定期大会が9日、鹿児島市上荒田町のジェイドガーデンパレスで開かれた。4月の鹿児島市議選や年内の解散・総選挙もささやかれている衆院選の立候補予定者らが紹介され、必勝を誓った。

 党員ら約130人が出席。川内代表はあいさつで、「間違った政策を行えば、間違った結果をもたらすことが、現在の拡大した格差が証明している」と与党を批判。「格差を是正し、生活第一の政治を実現しなければならない」と政権奪回への決意をにじませた。また、来賓の押川浩一郎・連合鹿児島会長も「民主党に政権を取ってもらい、暮らしを変える政策をしてほしい」と激励した。

 続いて衆院選に党の公認・推薦で立候補予定の5人と、同市議選に党公認で立候補する5人の計10人が壇上で決意表明。新年度の活動方針では、昨年12月現在で2237人の県内の党員・サポーターを3000人に拡大することなどを承認した。

 また暫定税率撤廃と道路特定財源の一般財源化について川内代表は「道路にしか使えなかった財源を、地方の皆さんがいろいろ考えて使えるようになる。真の地方分権が訪れる」「地方ほど車が多く、暫定税率廃止で減税効果が出る」と理解を求めた。

(2008年2月10日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080209-OYT8T00556.htm

721片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/18(月) 01:05:33
自民福岡県連:規約改正、執行部会に国会議員 衆院選へ結束演出
 自民党福岡県連(新宮松比古会長)は16日、福岡市で県連大会を開き、県議と市議で構成する執行部会について県選出国会議員の代表を加える規約改正を正式に決めた。昨年6月の役員改選や同9月の総裁選対応を巡り、一部国会議員と県議の対立が続いていたが、次期衆院選をにらみ、県連内の「結束」を演出した大会となった。

 執行部会は現在、新宮会長ら県議10人と市議2人の計12人で構成。昨年6月の役員改選で、数に勝る県議団が国会議員を抑え、会長職を奪った結果、国会議員代表が外れていた。新宮会長は大会後の会見で、規約改正について「次期衆院選は、総力戦で戦うと前々から言っている」と述べ、選挙戦をにらんだ対応との認識を示した。

 大会では、衆院福岡7区選出の古賀誠選対委員長があいさつで年内の衆院選に否定的な見方を示しながらも「新宮会長を中心に、組織を挙げて衆院選の体制づくりのご協力をお願いする」と強調。同2区選出で県議主導の県連運営を批判していた山崎拓前副総裁も「心からご支援をお願いし、私どもも県連の結束を守ってまいりたい」と訴えた。

 同6区の鳩山邦夫法相が、実兄の鳩山由紀夫・民主党幹事長を引き合いに「衆院選で自民党が民主党に勝った場合、必ず政界再編が起き参院のねじれは解決する。私は将来の政界再編のため、兄貴と仲良くする」と明言するなど選挙後の政局をにらんだ発言も出て、大会は衆院選の決起大会の様相となった。

 大会は、08年を「党勢回復年」とする組織活動方針を決めた。県内の党員は約2万2000人で、ピーク時の3分の2程度まで減っているが、組織強化の具体策は示されておらず、「各議員とも足元に余裕はなく、内輪もめをしている場合じゃない」(県選出国会議員)との危機感が結束演出につながった。【中村篤志】

毎日新聞 2008年2月17日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080217ddp041010006000c.html

722片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:51:07
財源巡り問われる真価・・・検証・北橋市政1年<上>


子供たちと給食を食べる北橋市長(昨年10月25日) 「子育て支援日本一の街を目指します」。昨年の北九州市長選に始まり、当選後の記者会見、市議会などで、北橋健治市長はこの言葉を繰り返してきた。

 就任時はちょうど、主要な公共事業が終わり、市が福祉などのソフト重視に方向転換した時期と重なる。この流れに乗り、予算を子育てや教育分野に重点配分し、この分野のマニフェスト13項目すべてに着手した。民主党出身で21年間の代議士経験がある北橋市長。「時代の流れと民意に敏感」と評する人が多い。

    ◇

 市の調査で約75%の保護者が導入を望みながら、コスト面の制約などから市が「実施しない」と言い続けてきた中学校の完全給食。北橋市長はこの壁に風穴を開けた。市教委は約7650万円をかけ、今年1月から門司区の早鞆中など4校にモデル事業として導入。2008年度予算も継続のため6100万円を計上した。また、市が入通院費を補助する乳幼児医療で、対象を5歳未満から就学前に拡大。妊婦の無料検診も2回から3回に増した。

    ◇

 順風満帆にみえる北橋市政にも課題はある。

 2月15日昼、早鞆中の3年生の教室では、生徒たちがはしゃぎながら給食を食べていた。だが、このクラスの30人に聞いてみると、「家から持ってきていた弁当の方がおいしい」「準備に手間がかかり、ゆとりがなくなる」など、26人が不満を漏らした。

 昨年6月の給食導入をテーマにした会議。学校代表者らは「給食費滞納や、好き嫌いによる残食にはどう対処するのか」と、次々に問題点を挙げ、反対を表明した。全63校に導入するには、民間業者が調理して届ける方式で、初期投資が約7億円、年間経費が約14億円。給食センター新設には初期投資だけで約160億円、年間経費約16億円。膨大な財源が必要になる。

 一方、「公約の『日本一』が、どのレベルを指すのかわからない」と、具体的な目標設定に悩む市の幹部もいる。例えば乳幼児医療で、トップ水準の神戸市(入院は小学校卒業、通院は小学3年まで補助)に並ぶには、さらに約12億円が必要。すべての施策で日本一を達成するのは至難の業だ。

 子育て支援を続ける同市のNPO法人代表理事、中村雄美子さんは(33)は「前市長に比べ、生活者の視点は感じる。しかし、多くの母親はまだ『子育てしやすくなった』と実感できていない。これからに期待している」と語る。

 また、ある市議も「各自治体の悩みは財源確保。入り口の施策に着手したばかりで、真価が問われるのはこれから」と分析する。

    ◇

 昨年2月20日、約40年ぶりに官僚出身者以外の市長が誕生した北九州市。北橋市政の1年間を検証し、今後の課題を探る。

(2008年2月19日 読売新聞)福岡
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080218-OYT8T00661.htm

723片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/12(水) 00:45:28
民主・社民・無所属連合「県民連合」に名称変更
 県議会の「民主・社民・無所属連合」が会派名を「県民連合」に変更することを決め、6日に開かれた県議会議会運営委員会で報告した。県民連合には、これまで無所属だった中山信一議員(志布志市・曽於郡区)が加入し、7人となる。県議会では旧社会党県議団が最多で10議席を占めていた時代もあったが、党勢の縮小を象徴するように会派名から「社民」の名前が消えることになった。

 民主・社民・無所属連合は、昨年4月の県議選で連合鹿児島から推薦を受けて当選した8人のうち6人で構成。連合鹿児島は政党色を出さず広く支持を集めるため、党名を冠しない会派名を求めていた。

 同会派は2003年の県議選買収無罪事件(志布志事件)に関して県警のずさんな捜査を追及しており、会派名変更に伴い、同じく連合鹿児島の推薦を受けて当選した同事件の元被告でもある中山議員が会派入りを決めた。

 県民連合でも引き続き会派代表を務める二牟礼正博議員は「最大会派の自民党と政策的に対抗するには1人でも多くの議員と会派を組むことが必要。党を超えて協力し合うことで、国政選挙でもプラスになると思う」と話している。

 会派名の変更について、社民党県連合の南徹郎代表は「社民の名を消したくない気持ちはあるが、現有議席が1(上村勝行議員)では他党と協力しなければ会派構成できないため、やむをえない」と話している。名称変更届は27日、金子万寿夫議長に提出する予定。

 これに伴う、新しい会派構成と所属議員数は▽自民40▽県民連合7▽公明3▽共産1▽無所属3。

(2008年3月7日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080306-OYT8T00678.htm

724片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/22(土) 10:52:17
衛藤晟一氏の県連復帰 衛藤征会長 「軟着陸を」
 自民党県連会長選挙で再選された会長の衛藤征士郎衆院議員は21日、大分市内で記者会見し、県内で選挙活動をしない条件で復党し、現在、党都連に所属する衛藤晟一参院議員の県連復帰について「党本部の見極め、公明党との関係を推し測りながら、ソフトランディング(軟着陸)させる作業中だ」と述べ、前向きな姿勢を示した。

 復帰時期は「県連がイニシアチブ(主導権)をとることではない」と明言を避けた。晟一氏の参院比例代表出馬に反発していた公明党との関係については「連携・協力態勢をしっかり構築したい」と語った。

 会長公募制を導入後、3回連続で無投票だった点については「選挙の活性化ではなく、選ばれた会長、新執行部が党の活性化に頑張るかに尽きる」と説明した。

=2008/03/22付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20080322/20080322_001.shtml

725片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/28(金) 02:23:49
自民県連、公募制を修正 議決3分の2で実施せず
08:27 宮崎


 自民党県連(坂元裕一会長)は26日、宮崎市内で総務会を開き、5月の県連定期大会に諮る国政選挙候補者の公募制導入について、規約を修正した。「現職議員がいる選挙区では、選考委員会で3分の2以上の議決があれば公募しない」とする内容。公募制をめぐっては、党本部や県選出衆院議員らが「現職優先。保守分裂を招く」と懸念を示しており、県連は修正により、民主的な候補者選びと現職優先のいずれにも対応する考えだ。



 総務会には48人が出席した。修正案をめぐり、「3分の2以上はハードルが高い。過半数に下げるべきだ」「衆院選は解散を受けて急に行われる。選考委員会や公募をしている時間はない」などの意見も出た。

 県連役員側は昨年1月の知事選と同7月の参院選での党推薦・公認候補落選を示し、「勝てる候補を選ぶことが大事」と訴えた。

 最終的に挙手採決の結果、賛成多数で承認した。坂元会長は「従来より開かれた形で候補者を決めることになる。県連の改革を進めなければならない」と意欲を語った。
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=6626

726片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 11:16:07
自民県連が年次大会 地域支部の目標設定 大分

次期衆院選勝利に向けてガンバローで気勢
 自民党県連(衛藤征士郎会長)は十四日、別府市内で年次大会を開いた。次期衆院選の三小選挙区勝利に向けた態勢づくりと党員減少に歯止めをかける取り組みに力を入れる活動方針を決めた。
 約八百五十人が出席。衛藤会長は「党本部を通じて地方の声を国政に反映をさせるために、県連の組織と財政基盤の充実、強化が必要。特に党員を増やすことに協力してほしい」と呼び掛けた。広瀬勝貞知事、清家孝大分商工政治連盟会長らが祝辞を述べた。
 県連は二〇〇五年から「党員二万人回復」を目標にしているが、〇七年は前年比17%減の一万三千三百七十九人だった。
 このため▽五年間で半減した職域支部党員の回復▽地域支部段階でも党員獲得目標を設定して組織拡大を進める―などの具体的な取り組みを打ち出した。
 次期衆院選について志村学幹事長は「責任政党として民主党の”絵空事”の政策を打ち破らなければならない。公募で選出した大分1区の穴見陽一氏と、現職の衛藤氏(2区)、岩屋毅氏(3区)の必勝態勢で臨もう」と訴えた。
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1208185200=120822093221192=1

727片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 11:23:31
衛藤晟氏が県連復帰
 自民党大分県連は十四日、衛藤晟一参院議員(比例代表)の県連所属を承認した。衛藤晟氏は二〇〇五年衆院選(大分1区で落選)の後に離党して以来、三年ぶりに「県連復帰」を果たした。ただ、衛藤晟氏の復党と比例出馬に反発した公明党は「今後の自公協力は厳しくなる」(竹中万寿夫県本部代表)としており、両党間の溝が深まり、次期衆院選での選挙協力に影響を与える可能性がある。

 別府市で開いた常任総務会で決定した。衛藤征士郎会長は会見で、十一日に衛藤晟氏から文書で県連所属の申し出があり、「常任総務会で反対意見はなかった」と説明した。衛藤晟氏の参院選出馬は公明党に配慮して「選挙期間中は県内での活動自粛」などを条件に党本部の党紀委員会が認めたが、党紀委員会は(県連復帰を)「問題ない」としたという。
 衛藤晟氏は「県連の判断に感謝している」とコメント。公明党については「連立与党として今後とも協力していきたい。いずれ党県本部にもあいさつをしたい」との意向を示している。
 県連によると、自民党の参院比例選出議員は活動拠点や出身地など三つの都道府県連に所属することが認められている。衛藤晟氏は参院選出馬の際、党東京都参議院比例区第七十八支部を設立している。
 一方、竹中代表は同日別府市であった自民党県連年次大会で祝辞を述べる予定だったが、直前に欠席を申し出た。竹中代表は「あくまで自民党県連の問題だが、県連から説明はなかった」とした上で、「党員、支持者に根強い不信感が残っており、配慮が足りない」と不満をあらわにした。
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1208185200=120821926516383=1

728片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 11:24:09
自民・大分 衛藤晟氏 県連に復帰 公明は反発「信頼壊れる」
2008年4月15日 00:14 カテゴリー:政治 九州・山口 > 大分
 自民党大分県連は14日の常任総務会で、県内で選挙活動しないことを条件に復党し、2007年参院選の比例代表で当選した衛藤晟一氏の県連復帰を決めた。衛藤氏の県連所属は「郵政造反組」として05年の衆院選で落選、離党して以来約2年半ぶり。

 衛藤氏の比例代表くら替えに反発した公明党県本部は「自民党内の問題で口を挟む立場にないが、自公の信頼関係は壊れる」として自民党の対応を批判した。竹中万寿夫代表は同日の自民党県連年次大会を急きょ欠席。「参院選で裏切られた党員の気持ちを逆なでする。公明党への配慮がなく、選挙協力する気持ちになれない」と非難した。

 県連によると、衛藤氏は11日付で県連復帰の要請文を提出。14日の常任総務会は全員一致で復帰を承認した。衛藤征士郎・県連会長は県内で選挙活動しない復党条件との関連について「参院選の期間に限定された条件だ。党本部も問題点はないと判断した」と説明した。

 衛藤晟一事務所は「参院当選から半年も過ぎ、住所も事務所も置く大分への復帰をお願いしない方が失礼だ。育ててもらった県連のために努力したい」と自民党県連の対応を歓迎した。

=2008/04/15付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/16255

729片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 17:26:49
自民県連:衛藤参院議員、2年半ぶり復帰 「衆院選で恩返し」 /大分
 自民県連の常任総務会が14日、別府市であり、衛藤晟一参院議員(比例)から会長の衛藤征士郎衆院議員あてに11日に出ていた県連所属願いを全会一致で了承。05年衆院選落選後の同10月に離党して以来、2年半ぶりに県連に復帰した。晟一氏はこの日山口県内におり、毎日新聞の取材に対し「ありがたい。育ててくれた大分に恩返しする。衆院選でも力になれれば」と話している。

 常任総務会後、党員426人が参加する年次大会があったが、復帰についての説明はなし。公明県本部の竹中万寿夫代表(県議)が来賓出席する予定だったが、会場で非公式に復帰話を聴き、急きょ欠席に。竹中氏は「自民内部の話とはいえ、経緯からすれば県連から事前説明があって当然。友党なのにあまりにひどい。気持ち良い(選挙協力)関係はもう築けない」と激怒。征士郎会長は「時機を見て正式に説明申し上げる」と話した。

 晟一氏は郵政民営化に反対し、衆院選大分1区で無所属で出馬。党本部が佐藤錬氏(比例復活)を立てたこともあり、民主の吉良州司氏に惜敗した。07年参院選比例代表立候補をにらんで同3月に復党した際、票が競合する公明への配慮から、参院選では(1)大分で政治活動しない(2)住居を県外に移す−−などの条件を受諾。党東京都連所属で当選した。

 大分1区を中心に支持が厚く、党大分市連は参院選後、復帰の労を取るように県連に要請。党本部は昨秋、復帰可の見解を示したといい、「所属願い」で一気に進展した。都連との重複所属になる。【梅山崇】

毎日新聞 2008年4月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/oita/news/20080415ddlk44010665000c.html

730片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 17:28:32
選挙:衆院選 知事が自民支持明言 「県の事業やりやすい」 /長崎
 金子原二郎知事は13日、長崎市内で開かれた自民党県連大会に出席し、次期衆院選について「我々が支持する自民党国会議員の数を確保することで、県の事業がやりやすくなる。私もできる限りのことはやる。この戦いを勝ち抜かないと大変だ」と述べ、自民党を全面支援していく姿勢を明確にした。

 知事の発言は、ねじれ国会の下で福田政権の支持率が低下する中、次期衆院選での自民党に対する危機感を表したものといえる。ただ知事は、昨年の参院選で初めて自民候補の支持を表明。民主党県連や知事を選挙で推薦した連合長崎から反発を受けただけに、今回、完全に自民党にかじを切った形の発言は波紋を呼びそうだ。

 来賓として大会に出席した知事は「自民、公明の協力をいただき県政を推進してきた。県連と支部が一体とならなければ衆院選は勝てない。大事な時期にきている」とも訴えた。

 一方、県連会長の谷川弥一衆院議員(長崎3区)は、民主党の小沢一郎代表について「自民党の福田(康夫)総裁をいじめるのが目的で、中身はどうでもいい。壊し屋だ」と批判を繰り返した。【宮下正己】

〔長崎版〕

毎日新聞 2008年4月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080415ddlk42010752000c.html

731片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/03(土) 01:21:06
鹿児島市議会8会派が届け出 自民系は4派分立
自民新政会が最大16人
(2008 05/02 07:23)
 改選に伴う鹿児島市議会(定数50)で1日、8会派が結成届を提出した。自民系は4会派が届け出、自民党新政会が16人で最大会派となった。第2会派だった自民党は分裂するなどして6人減の3人。このほか、公明、社民、共産の各党所属議員による3会派と、民主党と無所属議員でつくる1会派が届け出た。無会派は3人だった。
 自民党新政会は改選前から1人減り16人。5人が勇退、自民党から3人が移籍し返り咲き1人が加わった。自民党に所属していた2人が新たに「自民党第一」を結成。自民党は単独で議案が提出できない3人となった。自民議員と無所属議員で構成する自民・市政クラブは「自民みらい」に改称。自民党と旧平成の会からそれぞれ1人が合流し5人となった。
 民主党と無所属議員でつくる市民クラブは「民主市民クラブ」となり2人増の6人。同じく6人の公明党、社民党とともに第2会派となった。共産党は3人。無所属議員のうち、3人は会派をつくらなかった。
 会派と代表者は次の通り(会派勢力順。同数の場合は届出順)。敬称略。
 自民党新政会 仮屋秀一▽公明党 中尾政子▽民主市民クラブ 泉広明▽社民党 森山清美▽自民みらい 政田敬次▽共産党 平山孝▽自民党 入船攻一▽自民党第一 赤崎正剛
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=10476

732片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/05(月) 23:28:54
衛藤晟氏「復帰」で深い溝

不満が再び噴出
 「大分に恩返しをしたい」。四月二十一日の県議会内。自民党の衛藤晟一参院議員は笑顔で「県連復帰」のあいさつをし、集まった県議一人一人と握手した。
 一方、同じ階の県議控室にいた公明党県本部の竹中万寿夫代表は記者団に囲まれ、「他党の問題だが、感情的にいいですよとはならない」と厳しい表情を崩さなかった。
 昨年の参院選で、衛藤晟氏の比例出馬に公明党が「競合する」と反発した。県連復帰で不満は再び噴出し、両党の関係に深い溝が生じた。
 衛藤晟氏は公明党に配慮した復党条件で東京都連傘下から出馬。選挙後、党大分市連を中心に県連復帰を求める声が高まっていた。復帰問題は四月十四日の党県連年次大会前に急展開。常任総務会で全員一致で承認された。総務会の開催は前日夜の懇親会中、県議らに通知される慌ただしさだった。
 衛藤征会長は「(公明党には水面下で)状況を知らせてきたが、容認できないとの姿勢は変わらなかった」。友党の理解が得られないまま、県連として”主体的”に判断したことを強調する。大分市連の秦野恭義会長は次期衆院選をにらみ「これで衛藤晟氏は大手を振って地元で活動できる。大分市の自民党が一本になった」と喜ぶ。

年次大会を欠席
 一方、公明党の竹中代表は年次大会出席のため会場入りしていたが、県連復帰の知らせを受け、急きょ欠席。暗に抗議の意を表した。竹中代表は「配慮が足りない」と不満顔だ。支援組織の創価学会関係者からも「いろんな問題を乗り越えて衛藤晟氏を支援してきたのに、裏切られたという気持ちが残っている。納得は難しい」との声が聞こえる。
 「与党として一緒に戦いたいとの思いは変わらない」(衛藤征会長)と”秋波”を送る自民党だが、公明党は「選挙協力を話題にすること自体が難しい」(竹中代表)とかたくな。自民党が掲げる「三選挙区勝利」に欠かせない公明党との協力が実現するか、選挙直前まで曲折が続きそうだ。
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1209913200=120994679620589=1

733片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/25(日) 11:12:18
国政選公認候補に公募制導入

 国政選挙の公認候補選出に公募制を導入することを正式に決めた自民党県連(坂元裕一会長)の定期大会。採決を挙手から一転、投票に変更するなど、波乱含みの導入劇となった。県連幹部は「県連改革の第一歩を踏み出した」と評価するが、反対票も4割に上り、党員から導入への疑問や反対が相次いだ。(毛利雅史、麻生淳志)

 宮崎市のJA・AZMホールで開かれた大会には、中山成彬、江藤拓、古川禎久の現職衆院議員3人をはじめ、党員ら約300人が出席。議論は、公募制に関する議案に集中した。

 公募制に賛成意見が出る一方で、「現職議員は懸命にやっている。制度改革は必要なのか」「現職がいるのに公募すれば、県連がほころぶ」などの反対意見や、「衆院が急に解散すれば、公募制は時間的に難しい」と課題を指摘する声が噴出した。

 坂元会長は「『勝てる候補者』を出すため」「選考委員の3分の2以上が支持しなければ(現職でも)選挙には勝てない」と導入への理解を求めた。

 採決は当初、挙手で行われ、「賛成多数」と判断されたが、「数え方があいまいで納得できない」などと怒号が飛び交い、投票での決定に変更。約15分の休息後、賛成112票、反対74票で議案を承認した。

 公募制の規約は、6月1日に施行。公認候補を選出する選考委員は、参院選が150人以内、衆院選が各選挙区70人以内とすることも盛り込んだ。今後、各地域の党支部、職域支部などで選考委員を決める作業に入る。

 古川衆院議員は「党員による決定なので素直に受け止めたい。投票での採決は、賛成、反対両者とも納得できる方法で良かった」と話していた。

(2008年5月25日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080525-OYT8T00113.htm

734片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/26(月) 10:32:56
自民、公募制導入 大会紛糾、投票で決着
2008年05月25日

 国政選挙の候補選考に公募制を採り入れる自民党県連の改革案が24日、曲折の末に次期総選挙から導入されることが決まった。ただ現職側の反発を受け、公募を実施しない道も残すなど当初案からは大幅に後退。とは言え、現職が公募制を阻止するためには一定の支持者獲得が必要で、安穏とはしていられない。



 導入を決めたこの日の定期大会には県選出の中山成彬、江藤拓、古川禎久の3衆院議員も出席。


 公認候補は党本部から公認料や運動員の手配など手厚い支援が受けられる。そのため現職優先の党原則を転換した県連執行部に対し、現職の支持者らは当初から猛反発していた。


 これに配慮するように、定期大会に諮られた公募制の案からは党員投票が削られ、現職がいる選挙区に設ける選考委員会で、3分の2以上の反対があれば公募制は行わないとの「妥協点」で折り合った。


 「3分の2条項」について、強固な支持基盤や党員をもつ現職が有利で、公募制の実施は事実上、困難との見方が県連内には広がっている。


 しかし、定期大会で反対派は、公募制を導入して選考で敗れる応募者が出れば、選挙で保守陣営が分裂しかねないと指摘し、「野党を利するだけの制度だ」と反発。


 これに対し、公募制をまとめた執行部の県議は「現職議員で3分の2以上の信任を得られないようでは選挙は勝てない」と批判した。


 執行部案について、いったんは挙手で可決したが、反対派が投票を求めて議事が一時中断し、混乱。急きょ投票による採決に変更され、賛成112、反対74、無効4の賛成多数で導入にこぎつけた。


 県連の坂元裕一会長は「公募制の導入で(3分の2以上の信任を得るため)現職議員の地元での活動が活発になる。劣勢の党勢を好転させる機会にしたい」と述べた。


 ただ、現職には不満もくすぶる。


 大会で反対意見を述べた出席者の大半は、江藤氏の地元の衆院2区(延岡市、日向市など)の党員。


 県連資料によると、自民県議でさえ党員獲得数は平均114人(07年)だが、江藤議員は77人にとどまる。中山氏や古川氏は昨年、500人以上の党員を獲得している。


 県議の1人は「江藤議員の支持者が公募制に強硬な反対姿勢を見せるのは、『3分の2』の党員を集めて選考委に送り込めるか不安が残るからだろう」と話していた。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000805250003
宮崎

735片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:31:36
自民県連:「改革の道筋つけた」 坂元会長が辞任へ /宮崎
 自民党県連の坂元裕一会長(59)が、国政選挙の候補者選びに公募制の導入が決まったことを受け「改革の道筋をつけた」と辞任する意向を毎日新聞の取材に述べた。27日に辞職願を出すという。後任は6月1日から施行する会長公選規定に基づき、党員投票で選ばれる見込み。

 坂元会長は「公募制や広報活動の活発化の改革を進めた。区切りをつけたい。昨年7月の参院選敗北の責任も取る」と述べた。公募制決定直後の辞任に「『次の衆院選に手を挙げるつもり』とか、うわさがあるが、ありえない」と否定した。

 県議の坂元会長は、川添睦身・前会長が長男博氏の県議選に絡む公選法違反容疑(有罪確定)で逮捕されて辞職したのを受けて、昨年5月に就任した。【中尾祐児】

毎日新聞 2008年5月26日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20080526ddlk45010320000c.html

736片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 09:54:04
自民県連坂元会長が辞任届

 自民党県連の坂元裕一会長が27日、同県連に会長職の辞任届(31日付)を提出した。

 坂元会長は「昨年の参院選での敗北が決まった時点で辞任を決めていた。やれるだけの党改革をしてきたので職を辞する」と、坂口博美筆頭副会長に辞任届を提出。坂口副会長は受理せず、「(会長が辞任届を出した)前例がない。気持ちは分かるが、熟慮してもらえないか」と慰留した。坂元会長は「新しい会長の下で改革を進めてもらいたい。翻意することはない」と慰留に応じなかった。

 坂口副会長は「今後も慰留する」とし、会長代行に就く考えはないことを示した。しかし、坂元会長の辞任の意思は固く、同県連は早急に役員会を開いて対応を協議する。

(2008年5月28日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080527-OYT8T00644.htm

737片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/01(日) 11:05:52
坂元会長の辞意真意聞き取りへ…自民党県連
 自民党県連の坂元裕一会長が辞任を申し出ている問題で、同県連は31日、臨時役員会を開き、坂元会長を役員会に呼んで詳しい理由を聞くことを決めた。日程は未定で、坂口博美筆頭副会長は「早めに調整したい」としている。

 宮崎市内のホテルで開かれた会合には同県連役員ら9人が出席。坂口副会長によると、坂元会長が27日に辞任届を提出しようとしたが受理しなかったことなどを説明。出席者からは「なぜ今辞めたいのかわからない」などと疑問の声が上がったという。

 同県連の徳重忠夫幹事長は「県連改革について議論し、新しい方向付けをしていく矢先のこと。坂元会長の真意を聞いて、対応を決めたい」と語った。

(2008年6月1日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080531-OYT8T00668.htm

738片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/04(水) 12:22:00
坂元会長の辞任承認 会長選実施を判断へ
 自民党県連の坂口博美筆頭副会長は2日、坂元裕一会長の辞任届を受理し、同県連役員会は辞任を承認した。先月の県連定期大会で、会長選任は党員の選挙で行うことを決めている。近く総務会を開き、坂元会長の辞任を報告し、選挙を実施するか判断する。

 この日、宮崎市の県連本部に集まった役員に対し、坂元会長は「改革の道筋をつけた。ここで県連の顔(会長)が交代した方がいい」と辞任理由を説明。役員から慰留する声は出なかったという。坂元会長は報道陣に「改革には痛みを伴った。県連が団結するためには、(会長として)私は好ましくない」と語った。

 坂口副会長は、同日付で会長代行に就任。「新体制で県連を発展させてほしいと言われ、辞任届を受理した。できるだけ早く新会長を決めたいが、手続きで1か月は必要」と述べた。(毛利雅史)

(2008年6月3日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080602-OYT8T00791.htm

739片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/05(木) 20:12:50
自民党古賀派:徳田毅衆院議員が入会、62人に
 自民党古賀派は5日の総会で、徳田毅衆院議員(鹿児島2区)の入会を了承した。同派は衆院51人、参院11人の計62人になった。徳田氏は父虎雄元衆院議員の次男。05年衆院選を無所属で初当選し、06年12月に自民党入りした。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080606k0000m010040000c.html

740片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/21(土) 12:21:27
国政転身明言避ける 知事県議会で
 東国原知事は19日、今後の国政転身の可能性について「宮崎の活性化を図るため、与えられた任期を務めたい」などと、従来のあやふやな発言に終止した。

 県議会一般質問で、武井俊輔議員(愛みやざき)が「県民には国政転身を心配する声もある」と質問すると、「知事を志したのは、地方の立場で宮崎を活性化するため」と答弁。「1期目は任期満了まで務めるのか」と聞かれると、「1日1日、誠心誠意務めたい」と明言を避けた。

 議会終了後、報道陣に「日本を変えるため、地方活性化のために何をしなければならないかが大前提。地方分権を実行するには、どちらが有効か考え、そのつど判断する」と語った。

 知事は先月の自民党県連の定期大会で、「国政があと5年以内に何とかならないなら、私が何とかする」と、国政転身に前向きとも取れる発言をした。

(2008年6月20日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080620-OYT8T00112.htm

741片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/22(日) 00:22:57
2008年6月21日(土) 朝刊 2面
五ノ日の会・自民県議団 県連会長めぐり綱引き
 県議選で公認候補六人が落選する大敗を喫した自民党県連(外間盛善会長代行)で、次期県連会長をめぐり、国会議員と県議団の方針が対立、会長職をめぐる綱引きが始まっている。国会議員と県議団は二十一日、県議会内で県議選総括と人事方針を協議するが、責任論も含めた激しいやりとりも予想される。
 県議団は十九日の協議で、「那覇市長選や次期衆院選などで地元密着で動ける会長が望ましい」「体制立て直しは、地域で活動する県議がリードすべきだ」という意見が大勢を占めた。一部に「地元での活動は幹事長が担う職務。対外的に、会長は国会議員が務めるべきだ」との意見もあったが、県議団の意向として、次期会長は県議団から選出する方針をまとめた。

 一方、県選出・出身の同党国会議員でつくる五ノ日の会(会長・仲村正治衆院議員)は二十日、衆院第一議員会館で会合を開き、「会長は国会議員を人選する」との方針を再確認した。

 国会議員では、衆院議員の西銘恒三郎氏の呼び声が高いが、一部に仲村氏らの名も上がっている。県議は、現職最多の当選回数になる具志孝助氏、新垣哲司氏らが候補となる。

 県議選大敗の要因は後期高齢者医療制度批判の逆風との見方が大勢だが、自民の一部関係者は「逆風だけではない。組織の弱体化が最も深刻だ。県連存亡の危機に再建策置き去りの議論になっている」と危機感を募らせている。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806211300_09.html

742片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:51:07
新会長に緒嶋県議

 自民党県連の坂元裕一前会長の辞任に伴う会長選は、30日正午で立候補の届け出を締め切り、県議の緒嶋雅晃氏(67)が会長に決まった。県連改革の一環で、初の選挙を実施したが、無投票となった。

 県北出身の会長は初めて。緒嶋氏は西臼杵郡区選出で6期目。県議会の副議長、議長を歴任し、同県連幹事長も務めた。

 宮崎市の同県連事務局で、県連選挙管理委員会の植野守委員長から当選証書を受けた緒嶋氏は、「下部組織の意見を尊重して風通しのいい県連にし、次期衆院選に挙党態勢で臨みたい」と抱負を語った。

 同日、衆院議員の中山成彬議員(宮崎1区)は「誰も手を挙げなければ、私が引き受けざるを得ないと思っていたが、緒嶋氏が決意され、ありがたい。県民に信頼してもらえる県連になるよう行動してほしい」と語った。

(2008年7月1日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080630-OYT8T00835.htm

743片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/07(月) 10:00:15
民主「応援」目立たず 知事選

 13日投開票の知事選で、自民、民主両党の取り組みに温度差が生じている。立候補している現職・伊藤祐一郎氏(60)と新人・祝迫加津子氏(65)の両陣営は、いずれも支持拡大のために政党色を弱めた戦術を取っているが、事実上、与野党相乗り状態の伊藤陣営では、自民党の動きばかりが目立っており、民主党の影は薄い。次期衆院選をにらんだ“呉越同舟”ともいえる伊藤陣営の舞台裏をのぞいた。

 知事選では、自民、民主、公明の各県連・県本部が伊藤氏を支援しており、共産は新人・祝迫氏を推薦している。社民党県連合は自主投票を決めた。

 自民党県連で運動の中心は40人の県議団。県議たちは、市町村ごとに置かれている伊藤氏の後援会を通じて、遊説の際のスケジュール作りや、演説会の動員などを手伝い、党の存在をアピールしている。本坊輝雄幹事長は「実質的に支えているのは自民」と胸を張る。

 次期衆院選で政権交代を目指す民主党にとって、知事選のような大きな地方選挙は党勢拡大の好機だが、県連は伊藤氏の「応援」を打ち出しながらも、結果的にその動きは目立たない。

 最大の理由は県議の数。県議会の民主、社民系などの県民連合は7人で、このうち民主系議員は1人しかいない。また同党の友好団体の連合鹿児島に影響力を持つ自治労には、伊藤氏が財政再建を理由に、県職員の本年度の給料5、6%カットを断行したことへの反発が根強く残っている。

 伊藤氏の陣営は、一党一派によらないというスタンスから、各政党への個別の要請は控えているが、県連幹部も「伊藤陣営から応援要請があれば、対応するのだが」とこぼしている。

 選挙戦は終盤に差し掛かっているが、伊藤氏からの要請はなく、鹿児島市の県連事務所に、伊藤氏の選挙ポスターも見当たらなかった。別の幹部は「知事選に政党活動はなじまない」と言い、すでに知事選後の政党活動準備に目を向ける。

 県連代表の川内博史衆院議員は「相乗りへの悩ましさは実際ある」と明かしながらも、「伊藤氏は前回選挙では私たちが推したからこそ勝てた」と再選の中核部隊を自認するが、前回に比べると今回、民主党の動きは目立たない。自主投票を決めた社民党県連合も、知事選に絡んだ動きはしていない。

 一方、共産党県委員会は、祝迫氏と二人三脚で知事選を戦っている。同党の県議が遊説に同行しているほか、次期衆院選の鹿児島1区に擁立する立候補予定者(33)が、祝迫氏を推す団体の広報宣伝車に同乗することも。

 県委員会の久保田薫書記長は「祝迫氏は団体の推挙を受け、無所属で立候補している。私たちの党がストレートに訴えをする訳にはいかないが、次期衆院選にプラスに働くように、存在感を示していきたい」と意気込む。

 伊藤氏を支持しているある団体関係者は「衆院選へのステップのために明確に存在感を打ち出している党はない」と断じたうえで、「各政党とも今は財務面で余裕がない。それだけに決戦の次期衆院選に余力を残しておきたいところ。あえて今回の選挙は“休戦”している」と指摘した。

(2008年7月6日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080705-OYT8T00640.htm

744名無しでチュウ:2008/08/08(金) 17:30:08
水難事故:宮崎県知事選で落選、持永哲志さん水死−−沖縄のビーチ沖
 6日午前9時40分ごろ、沖縄県今帰仁村運天(なきじんそんうんてん)のビーチ沖約10メートルの海上で、男性があおむけに浮いているのをビーチ監視員が見つけ、病院に搬送されたが死亡が確認された。県警本部(もとぶ)署の調べで、男性は昨年1月の宮崎知事選に自民党などの推薦で立候補した東京都世田谷区弦巻2、会社員、持永哲志さん(48)と分かった。同署は持永さんがおぼれたとみて調べている。

 調べでは、持永さんは観光目的で妻、子ども2人と5日に沖縄に到着。同村のホテルで1泊し、午前9時半ごろからホテル近くのビーチ沖で、空気でふくらませたビニール製のマットに乗っていた。現場の水深は約2メートルで、監視員が見つけた時には、マットをつかんだ状態で海面に浮いていたという。

 持永さんは持永和見・元自民党衆院議員(宮崎3区)の長男。経済産業省を退職し、03年に父の地盤を引き継ぐ形で衆院選に出馬したが落選し、05年にも落選。昨年1月には宮崎県の官製談合事件に絡む出直し知事選に同党と公明党推薦で立候補したが、現知事の東国原英夫氏に敗れた。【三森輝久、中尾祐児】

毎日新聞 2008年8月7日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20080807ddp041040024000c.html

745片言丸:2008/08/09(土) 18:10:37
持永さんの死因、水死ではなく心臓突然死
 沖縄県今帰仁(なきじん)村の海水浴場で6日に死亡した東京都世田谷区弦巻、研究機関職員持永哲志さん(48)の死因について、沖縄県警本部署は8日、「医師の診断の結果、心臓突然死の疑いが強い」と発表した。同署は当初、水死としていた。

(2008年8月9日01時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080809-OYT1T00066.htm

746片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/04(木) 18:02:48
乱反射:福田首相辞任の波紋/上 深まる失望 /佐賀
 ◇政治には、あきれた
 「やる気はある。でもどんなに頑張っても、労賃も出ない」「選挙で上がるためじゃなく、地域が潤う施策を実行してほしい」

 8月30日、小城市内の五つの農業者グループが、同市内で農政懇談会を開いた。招かれたのは、次期総選挙で佐賀2区に出馬予定の今村雅弘(自民)、大串博志(民主)両衆院議員。両党の議員が並んで農政を語る機会は珍しく、約150人が会場を埋めた。

 フリーの質疑応答に移ると、農家らは相次いで手を挙げ、要望や苦しい現状を訴えた。「現場を見て生の声を聞いて」と、両議員に厳しい意見もぶつけられた。

 参加した市内の農家男性(46)は「両党の政策の違いや考えはある程度分かった。あとは国会でどう進めてくれるか」。

 福田康夫首相が辞任を発表したのは、その2日後だった。

 ◇  ◇  ◇
 「先行きが全然見えないですね」。2日朝。玄海町で県特産の佐賀牛を育てる農家、中山裕さん(40)はため息をついた。

 味の良さで全国に知られる佐賀牛。ブランドが確立しているとはいえ、景気低迷や物価上昇で消費が伸び悩み、市場価格が低下傾向にあることは否めない。

 一方で、世界の投機マネーが穀物や原油に流れ込み、飼料代が昨春より3割程度増え、経営コストを圧迫し続けている。農家が受ける世界経済の余波は、個々の農家が立ち向かえる範囲を明らかに越えている。

 中山さんは言う。「原油高騰は国の責任もある。余計、しっかり取り組んでもらわないと」

 経営が厳しいという点では、米作農家も同じだ。小城市の大島義人さん(82)は「大都市周辺と比べて地方の農家は厳しい。輸送コストもかかる」と表情を曇らせる。

 大島さんは、今回の辞任劇で強い失望感を味わったという。「政治には、あきれた。他の誰がなっても、どんぐりの背比べやろ」

 一方、福田首相の困難な政権運営を思いやる言葉も聞かれる。

 佐賀市内に住む76歳の女性は言う。「ねじれ国会の中、民主党から何を言われても耐えて、やっとこれからというところだったのに」

 ◇  ◇  ◇
 この日、県内各自治体の首長は福田首相辞任について、相次いでコメントを発表した。「大変驚いている。一刻も早い政局の安定を願っている」(坂井俊之・唐津市長)、「保利耕輔・自民党政調会長を中心に総合経済対策がまとめられ、実行段階での辞任は誠に残念」(塚部芳和・伊万里市長)、「驚きと共に怒りを感じている。災い転じて福としてほしい」(樋渡啓祐・武雄市長)。

 古川康知事もがっかりした様子で「地方重視、生活者起点という芽が出始めていた」と述べ、こう続けた。「早く総選挙で国民の審判を仰いでほしい」

 ◆  ◆  ◆

 福田首相は1日夜、突然の辞任表明をした。政権を投げ出したような辞任劇が繰り返されたことに「政治不信が加速した」との批判や、総選挙がいよいよ早まったとの見方も出始めた。県内に広がる波紋を追った。

毎日新聞 2008年9月3日 地方版
http://mainichi.jp/area/saga/archive/news/2008/09/03/20080903ddlk41010561000c.html

747片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/04(木) 18:03:31
乱反射:福田首相辞任の波紋/中 解散の筋書き /佐賀
 ◇“想定外”に戸惑い
 福田康夫首相の退陣表明で、世間の関心は解散・総選挙へと移った。永田町では、すでにさまざまなシナリオがささやかれている。

 その一つが、10月解散説。衆院佐賀1区選出の自民現職、福岡資麿氏(35)によると、「臨時国会で新首相が施政方針演説をした直後に冒頭解散をする」のだという。

 “震源地”は党内の重鎮といい、「すぐに(解散・総選挙を)やれ」と発破をかけ、水面下で選挙態勢作りを進めているともされる。

 福岡氏がこれまで想定していたのは、年明けの解散。地元で支持者回りをするなど足場固めを進めていたが、想定外のスケジュールが入ってきたことで、準備を急がなければならなくなった。

 「自民が総裁選をやっている間に民主は時間ができる。2カ月で(準備が)できるか不安がある」

 ◇  ◇  ◇
 解散までのカウントダウンが早まったことを感じているのは、民主党も同じだ。

 同党現職で佐賀2区に出馬を予定している大串博志氏(43)は「(福田首相の辞任表明の)影響はまだ見えないが、選挙は早まると思う」。3日は党の打ち合わせで上京したが、4日昼には佐賀に帰る。

 佐賀1区に出馬予定の民主現職、原口一博氏(49)も党務などのため上京中。3日はテレビ収録や勉強会などをこなした。5日には佐賀に戻るという。

 原口氏は最近の国政報告会について「会場からの質問が生活に密着した具体的なものになっている」と感じ取っている。臨時国会の冒頭解散の可能性も高いことを指摘したうえで「いよいよ天下分け目の戦い。選挙準備を加速させたい。政権交代を求める声が高まっている」。

 ◇  ◇  ◇
 「予備選の準備をするよう事務方に指示している」と、石井秀夫・自民県連幹事長は言う。今月10日告示、22日開票と日程が決まった党総裁選で県連は、割り当てられる3票をだれに投じるかを決めるため、党員・党友による予備選を実施する方向だ。

 最終的には10日に代表役員会を開いて決定するが、石井幹事長は「党総裁(=首相)を決められるのが党員・党友の最大のメリットであり、実施するのは当然」と強調する。

 自民現職の今村雅弘氏(61)=佐賀2区=も3日は午前の総務会、午後の両院議員総会−−と党務に忙殺されながらも、夕方には飛行機に飛び乗り、一路、鹿島市を目指した。

毎日新聞 2008年9月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/saga/archive/news/2008/09/04/20080904ddlk41010341000c.html


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