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【44衆】九州

747片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/04(木) 18:03:31
乱反射:福田首相辞任の波紋/中 解散の筋書き /佐賀
 ◇“想定外”に戸惑い
 福田康夫首相の退陣表明で、世間の関心は解散・総選挙へと移った。永田町では、すでにさまざまなシナリオがささやかれている。

 その一つが、10月解散説。衆院佐賀1区選出の自民現職、福岡資麿氏(35)によると、「臨時国会で新首相が施政方針演説をした直後に冒頭解散をする」のだという。

 “震源地”は党内の重鎮といい、「すぐに(解散・総選挙を)やれ」と発破をかけ、水面下で選挙態勢作りを進めているともされる。

 福岡氏がこれまで想定していたのは、年明けの解散。地元で支持者回りをするなど足場固めを進めていたが、想定外のスケジュールが入ってきたことで、準備を急がなければならなくなった。

 「自民が総裁選をやっている間に民主は時間ができる。2カ月で(準備が)できるか不安がある」

 ◇  ◇  ◇
 解散までのカウントダウンが早まったことを感じているのは、民主党も同じだ。

 同党現職で佐賀2区に出馬を予定している大串博志氏(43)は「(福田首相の辞任表明の)影響はまだ見えないが、選挙は早まると思う」。3日は党の打ち合わせで上京したが、4日昼には佐賀に帰る。

 佐賀1区に出馬予定の民主現職、原口一博氏(49)も党務などのため上京中。3日はテレビ収録や勉強会などをこなした。5日には佐賀に戻るという。

 原口氏は最近の国政報告会について「会場からの質問が生活に密着した具体的なものになっている」と感じ取っている。臨時国会の冒頭解散の可能性も高いことを指摘したうえで「いよいよ天下分け目の戦い。選挙準備を加速させたい。政権交代を求める声が高まっている」。

 ◇  ◇  ◇
 「予備選の準備をするよう事務方に指示している」と、石井秀夫・自民県連幹事長は言う。今月10日告示、22日開票と日程が決まった党総裁選で県連は、割り当てられる3票をだれに投じるかを決めるため、党員・党友による予備選を実施する方向だ。

 最終的には10日に代表役員会を開いて決定するが、石井幹事長は「党総裁(=首相)を決められるのが党員・党友の最大のメリットであり、実施するのは当然」と強調する。

 自民現職の今村雅弘氏(61)=佐賀2区=も3日は午前の総務会、午後の両院議員総会−−と党務に忙殺されながらも、夕方には飛行機に飛び乗り、一路、鹿島市を目指した。

毎日新聞 2008年9月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/saga/archive/news/2008/09/04/20080904ddlk41010341000c.html

748片言丸:2008/09/06(土) 08:47:04
乱反射:福田首相辞任の波紋/下 選挙協力 /佐賀
 ◇集票に思惑さまざま
 「公明党が持っている票は(当否の)決め手になる。背に腹は替えられない。自公の選挙協力は不可欠だ」。自民党県連関係者が力を込めた。「自民に厳しい選挙だろうから、比例代表で復活する可能性は低い。小選挙区で勝利しなければ」

 有権者が政党の枠にこだわらなくなったこともあり、自民の“基礎体力”は低下したといわれる。党員数は91年の543万9890人をピークに、07年には110万2460人にまで落ち込んだ。98年以来、10年連続のマイナスだ。

 こうした自民の危機を支えるのが、創価学会を支持母体とし、「固い票」を持つ公明党との選挙協力。公明側も、選挙協力を通じて自民と連立政権を組むことで、支持者向けのPR材料となる政策実現率を高められる。

 だがここにきて、自公にすきま風が吹き始めていると言われる。公明が総合経済対策での定率減税実施を強硬に主張したことなどでギクシャクし、福田康夫首相の退陣表明の「引き金になった」との観測もあった。

 公明党県本部の伊藤豊代表は政策面などで自民と違う主張をすることは「存在意義のアピールのため当然」と意に介さない。そして次期衆院選をこう位置づけてみせた。「基本的には自公政権の評価を問う選挙」

 だが、選挙後の協力のあり方については明言を避けた。

 ◇  ◇  ◇
 民主、社民は05年の前回選挙と同様、選挙区のすみ分けによる共闘を表明している。

 1、2区は現職がいる民主が擁立し、3区は社民が新人を立てるという方法だ。

 選挙区の割り振りや候補予定者の顔ぶれは前回と同じ。だが、選挙協力関係を前回の「支持」から、初めて「推薦」に格上げした。

 すでに各区の候補予定者は、両党が主催する講演会や街頭演説に相互乗り入れをしており、自公政権に共同で対峙(たいじ)する姿勢をアピールしている。関係者の一人は、「3人の写真を並べたポスターも作製する予定です」と打ち明ける。

 民主県連の原康彦幹事長は「政権交代の最大のチャンス。国政の大きな目標に向けて力を合わせたい」と表情を引き締めた。

 ◇  ◇  ◇
 共産党県委員会は小選挙区比例代表並立制になってから初めて1、2区への候補者擁立を見送っており、3区が唯一の擁立選挙区となる。比例九州ブロックに重複立候補させ、本部の方針どおり、比例に重点を置く。

 1、2区では他党との選挙協力はせず、自主投票を呼びかけるという。民主と自民の同一性を訴えることで、比例票の上積みを狙う。

 1、2区の共産票はどこへ行くのか。平林正勝委員長は「(党員に)反自民の人は多い。棄権か民主に投票するのでは」と言う。

 共産の地方議員たちは、選挙本番と同じように、広報カーで県内を回り始めている。平林委員長は「これまでは1、2区の候補者に地方議員が付いて回ったが、今回は地方議員に比例代表の候補者になったつもりでやってもらう」と話す。

 ◇  ◇  ◇
 中央政界は、自民の新総裁選び一色となった。永田町の動きをにらみつつ、各候補予定者の総選挙への準備は、加速しつづけている。

毎日新聞 2008年9月5日 地方版
http://mainichi.jp/area/saga/news/20080905ddlk41010634000c.html


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