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【44衆】東北

542片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/02(水) 08:33:10
県会議長候補は遠藤忠氏 讀賣福島

 新たな副会長、政調会長、総務会長、筆頭副幹事長も選ばれ、新体制の主要役員が固まった。新幹事長ら役員は6月1日の県連大会で正式承認され、過半数の30議席を占める自民党の議長候補は5月15日の臨時議会の選挙で正式に選出される。ただ、副議長ポストを、20議席に躍進した第2会派の県民連合が要求しているため、これまで独占してきた副議長候補のほか、連動する常任委員長候補や他の県連役員人事は決定を見送った。

 同党県連は参院補選の大敗を受け、吉田弘幹事長が辞意を示すなどしたため、今月から本格化する新議会の人事案件などに新執行部で臨むため、大型連休明けに予定していた定例の役員改選を前倒しした。この日は正午から夕方まで、役員会、全員協議会、常任顧問協議、当選期別の協議などを断続的に開き、幹事長と議長候補を選出。新幹事長となる橋本氏が、3役ら主要役員を指名した。

 幹事長のほかの役員は、副会長に渡辺敬夫氏、政調会長に佐藤憲保氏、総務会長は鴫原吉之助氏、筆頭副幹事長に太田光秋氏が選ばれた。また、辞表を提出していた岩城光英県連会長については、留任を国会議員団が決めている。

 橋本氏は前政調会長、遠藤氏は前幹事長で、いずれも昨年11月の知事選の敗退を受け引責辞任していた。

 橋本氏は須賀川市区選出。当選4回の44歳。記者会見で「(新執行部は)難局に立ち向かわなければならない」との危機感を示し、最大の課題として「自民党の組織の立て直し」を上げた。知事執行部への対応は「是々非々はある意味当たり前。県議選の得票総数も考えると、胸を張れない状況ではない」と一定の距離を保っていく見解を示した。

(2007年5月2日 読売新聞)

543片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/02(水) 23:12:54
自民党県連:新人事を決定 県議長候補は大野氏 /秋田
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20070502ddlk05010288000c.html

 自民党県連は1日、常任総務会と県議会の会派総会を開き、新役員などの人事を決定した。県連会長には引き続き津谷永光氏が就任し、会派会長を兼務。県議会の議長候補は大野忠右エ門氏とした。県連役員の任期は2年。大野氏は10日からの県議会臨時議会で議長に決まる見通し。

 県連のそのほかの新役員は、幹事長・鈴木洋一氏、総務会長・鶴田有司氏、政調会長・武田英文氏。津谷会長は会見で、「県議会で過半数を獲得したとはいえ、会派はまだ不安定。党内融和を図って県政の行財政改革に当たるとともに、参院選に向けて一丸となる」と話した。県議会の副議長は、非公式にポスト移譲の打診があった第2会派のみらい21に譲ることで一致した。【津村豊和】

毎日新聞 2007年5月2日

544片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/02(水) 23:13:59
県議会:自民系会派38人に 公明含め知事与党3分の2 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/news/20070502ddlk04010254000c.html

 統一地方選で改選された県議会(定数61)の会派構成が1日、決まった。最大会派の自民党・県民会議は六つの常任委員会で過半数を占められる36人を上回る38人となった。公明党県議団4人と合わせると42人となり、県議会の3分の2を知事与党が占めることとなった。

 一方、浅野史郎前知事時代に与党会派とされたフロンティアみやぎの消滅で、県議会から“浅野色”が払拭(ふっしょく)された。

 自民党・県民会議にはフロンティアみやぎの5人と今選挙で初当選した党推薦、保守系無所属の9新人が加入した。民主フォーラムと無所属の会が合流してできた新会派・改革みやぎ(12人)が第2会派となった。

 改選前の公明・21世紀クラブが、公明党県議団と21世紀クラブに分かれ、同クには新人の吉川寛康議員1人が所属する。社民党県議団は改選前から2人減らして4人、共産党県議団は2人で構成する。【山寺香】

毎日新聞 2007年5月2日

545片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/02(水) 23:14:49
自民県連:新幹事長に橋本氏、三役内定 議会人事は先送り−−全員協 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070502ddlk07010365000c.html

 自民党県連は1日、福島市内で県議の全員協議会を開き、新幹事長に橋本克也県議を選出するなど三役人事を内定した。一方、県議会議長に加え副議長ポストも自民党会派から推すかは、結論を先送りした。

 役員人事は大型連休後に予定されていたが、県議選と参院補選での敗北を受け、「執行部の早期刷新が不可欠」との吉田弘・現幹事長の判断で前倒しされた。協議会はまず幹事長に、須賀川市選出で現在4期目の橋本氏を選出。橋本氏が、総務会長に鴫原吉之助県議、政調会長に佐藤憲保県議を指名した。他に副会長は渡辺敬夫県議、筆頭副幹事長は太田光秋県議を指名した。6月1日の県連定期大会で正式決定する。

 また協議会では、県議会議長に遠藤忠一県議を推すことを決め、副議長も自民党から出すべきだとの意見が相次いだ。しかし、橋本氏は「議会構成を考えると、議会人事は熟慮しなくてはいけない。副議長ポストは白紙」と述べ、今後の県民連合との調整を待って方針を決める考えを示した。

 自民党は県議選で2議席減の29議席に後退、無所属議員を追加公認して単独過半数を維持した。対する県民連合は5議席増の20議席と躍進した。これまで最大会派の自民党が正副議長をほぼ独占してきたが、与党会派の県民連合から副議長ポストを要求する声が強まっている。【菊谷隆、今村茜】

毎日新聞 2007年5月2日

546片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 00:59:43
自民議長候補に大野氏 県議会、副議長は安藤氏か 秋田魁
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070502h

 県議会自民党会派の議員総会が1日、秋田市の党県連事務所で開かれ、10日招集予定の臨時議会で改選される議長の候補として、大野忠右エ門氏(69)=大仙市仙北郡選挙区、4期目=を推す方針を決めた。副議長については第2会派みらい21の要請を受け入れ、みらい21からの推薦とすることを確認した。みらい21は、副議長に安藤豊氏(54)=湯沢市雄勝郡、3期目=を推す方針。

 党県連によると、大野氏の議長候補選出は「全会一致」で決まった。ただ、選出の過程では当初、他の4期目と5期目の議員も候補に上がり、その後、大野氏と4期目の1人に絞られた。最終的には投票の結果、小差で大野氏が上回ったとみられる。

 正副議長の両ポストを独占してきた自民が過半数割れした6年前から、議長は自民、副議長は第2会派から選出されてきた。今回の県議選で自民は過半数を取り戻したものの、「圧倒的多数の過半数でない。議会をスムーズに運営するため」(津谷会長)として、引き続きみらい21から副議長候補を選出してもらうことにした。
(2007/05/02 11:12 更新)

547片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 01:03:33
〈達増新知事〉政権交代実現すればいい 党離脱「考えてない」と会見で 盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/02/07050202.html

 達増知事は1日午後1時半から就任後、初の記者会見に臨み「改めて責任の重大さを感じている。身の引き締まる思い。大勢の県職員と顔を合わせ、前向きな手応えを感じている」と初登庁の感想を語った。「党員であることは誇りでもある」と民主党籍を維持することも明言。行政の長、政治家としてのバランスを保ちながら、新県政のかじを取る決意を示した。

  県財政運営の基本的な考え方について達増知事は「この7年間で約2兆円の県民所得、財産が理不尽に奪われた格好になっている。これが県民の生活や仕事の危機の本質。危機を克服していくためには生活本位の施策、事業をきちんとやっていかなければならない」と強調。一方で「大盤振る舞いの予算で、財政規律を失わせ、中長期的な危機を招くことがないよう、できる限りの施策を実行していく」と県財政のプライマリーバランスの均衡に力を入れる考えを示した。

  当面の課題として6月の補正予算編成を挙げ、「(使い道を決めていく)準備の過程で、知事として地域の実情をきちんと見たい。特に県北、沿岸に重点を置いて現場に足を運びたい」と県北・沿岸地域の振興にも意欲を見せた。

  懸案の岩手競馬問題への対応に関しては「改めて知事として管理者として問題を整理していきたい。仕事始めとしてきょう、副管理者と事務局長に会って話を聞いた。先送り、後回しできない問題。早めに問題点を把握しながら適切な手を打っていきたい」と説明。再建計画の見直しは「個人的にはいろいろ、考えるところがあるが、知事としての意思決定は、もう少し組織的にしていきたい」と述べるにとどまった。

  中核市への移行を目指す盛岡市との関係については「かなりの権限を盛岡市が持てるようになる。市というものが、より自立していく一つのモデルケースになってほしい。そのためにスムーズな権限の移譲を図り、移譲したあとも対等なパートナーシップの下、フォローアップもきちんとしていければ」と、30万人都市の今後に期待。

  盛岡広域圏の合併に関しては「いろいろな議論や試みが積み重ねられてきている。県央広域振興圏の枠組みの中で、それぞれの市町村が大事なパートナー。話し合いや共同の事業を重ねながら、地域全体にとって良い方向に持っていきたい」と話した。

  達増知事は民主党籍を持つ知事としても注目を集める。「党をやめることは考えていない」と明言。「民主党は日本で一番良い政党だと思っている。党員であることは誇りでもある。国政選挙で民主党が躍進して政権交代が実現すればいい。個人としてできることは何か、いろいろと工夫をしながら取り組んでいきたいと思う」と述べ、国政選挙に出馬する民主党候補の応援についても前向きな姿勢を示した。

  民主党の国会議員としての10年余りの活動を「民主主義、現代社会における人間のあるべき姿を深く追及する機会だった」と振り返り、「この修業の道を今後も続けていきたい」と言及。

  「プラトン、アリストテレス、孔子、孟子以来、政治的に一人前になることが立派なリーダーになることでもあると信念を持っている。行政を進めるにあたって、政治的な主張信条で人や地域を差別して予算を付ける付けないだとか、暗黒時代にしてやるとか、そういうことは言わない、やらないこと。民主主義の理念や作法に従い、やっていきさえすれば、そこはうまくいくと思う」と行政の長と政治家としての仕事を両立させる考えを繰り返した。

  県の特別職として政務秘書に、元小沢一郎衆議院議員秘書で前民主党県議の木戸口英司氏を任命したことについては「適材適所に尽きる。けじめを付けながら行政の長としての仕事も政治家としてのあり方も全うしていくのを補佐してもらううえで一番の人材」と説明した。

548片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 08:00:09
県会自民 議長候補決定1票差
分裂回避へ2氏決選投票 「全会一致」表面だけ? 讀賣秋田

 県議会最大会派の自民党が10日の臨時県議会で、新議長に大野忠右ェ門氏(69)(4期、大仙市・仙北郡選挙区)を推すことになった。投開票から1か月。その舞台裏では、6年ぶりの過半数(23議席)確保に伴い、会派内の激しい多数派工作が行われていた。話し合いでの一本化が困難になり、分裂回避のために採った手段は「決選投票」。票差はわずか1票だった。

 所属議員23人が集まった1日の同会派議員総会。議長候補には、大野氏のほか、佐藤健一郎氏(55)(5期、由利本荘市選挙区)、冨樫博之氏(52)(4期、秋田市選挙区)が名乗りを上げた。各氏を推す議員の中にはこの日まで、当選回数ごとに議会や県連でのポストをちらつかせるなどして、説得に当たる人もいたという。1〜3期の議員が大野氏、4期以上が冨樫氏を推す構図がほぼ固まっていた。

 3人が別室に移り、30分間の話し合いで佐藤氏が辞退したが、大野、冨樫両氏は譲らなかった。決選投票の結果、大野氏が12票、冨樫氏は11票となった。

 津谷永光・同党県連会長は、大野氏への一本化は「全会一致」とし、決選投票の実施は明かさず、一枚岩を強調した。しかし、議員からは「6年前の再現になるのでは」との声が早くも漏れている。

 2001年4月、所属議員8人が新会派「自民党新生会」(後の新生会)を結成し、自民党は過半数を割った。県政課題をめぐる意見の対立も一因だったが、「その2年前、投票で決めた副議長人事がしこりになっていた」と証言する議員は少なくない。新人議員は「改選前も議案採決で会派が割れる場面もあった。23人が一つになるのは、とても大変なことなのかもしれない」と懸念する。

 新議長は9月開幕の秋田わか杉国体や、08年春の全国植樹祭で天皇陛下を迎える大役を果たす。しかも、全国都道府県議会議長会の会長ポストが10年度に回ってくる可能性がある。

 「参院選も控え、内輪もめはマイナスばかり」。ベテラン議員は自嘲(じちょう)気味に語った。

(2007年5月3日 読売新聞)

549片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 08:02:08
県議会議長選2人出馬意向
自民・阿部信議員と松沢議員 讀賣山形

 4月の県議選を受けて行われる県議会の議長選に、自民党の松沢洋一(67)(最上郡区)、阿部信矢(60)(鶴岡市区)両氏が立候補の意向を固めた。

 同党は全議席の3分の2以上を占めており、12日の党県連大会で決まる県連の役員人事とも連動するため情勢には流動的な面もあるが、16日の臨時会までに党内で両氏のいずれかに一本化され、本会議で正式に選出される見通しだ。副議長も同党から選ばれるとみられる。

 県議会の場合、議長は慣例により2年で交代してきた。改選直後のため現在は空席。自民党所属の議員で「議長適齢期」とされる未経験者は松沢氏(当選8回)、阿部氏(同5回)のほか、ともに当選5回の土屋健吾(天童市区)、平弘造(長井市区)の両氏。

 05年の前回議長選では、今井栄喜・前議長と阿部氏、土屋氏が名乗りを上げ、党内の予備投票で今井氏に一本化された。

 読売新聞の取材に対し、松沢氏と阿部氏は立候補に意欲を示す一方、土屋氏は立候補しない考えを示した。

 平氏は党県連幹事長を務めており、参院選に向け引き続き党務に専念するとみられる。

(2007年5月2日 読売新聞)

550片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/04(金) 09:39:04
新盛同志会7人離脱 盛岡市議会 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070503_5

 統一地方選で改選された盛岡市議会(定数42)で、最大会派の新盛同志会(12人)は2日、議長選への対応をめぐる立場の違いから7人が会派を離脱した。7人は同日、第二会派の明政会(7人)の議員と会合を持ち、14人による新たな会派結成で合意。議会内の勢力図が大幅に塗り変わることが確定的となったことで、17日に予定される正副議長選をめぐる情勢は混沌(こんとん)としてきた。

 新盛同志会の分裂は、1日の会合で表面化した同会派所属の山本武司氏(58)の議長3選をめぐる賛否が背景にある。「多選」を理由に反対する7人が2日の会合の冒頭で、会派離脱を表明した。

 7人は第二会派の明政会と急きょ会談。明政会のメンバーは1日夜、改選を機に会派解消を申し合わせていた。双方で水面下の調整は進んでいたとみられ14人の新会派結成は一気に決まった。

 新会派は、現在の情勢では第一会派となることが濃厚。会合に参加した議員によると、議長選出について具体的な話はまだ出ていないが、「第一会派から議長を選ぶのが筋」との声が出ており、今後、人選が進められる見通しだ。

 今回の動向について山本氏は「自分は議長3選を断念しても、会派の結束は守りたいと思っていた。信じられない結果だ」と語っている。

 一方、改選時に第三会派だった市民連合(5人)も2日会合を開き、市議選で当選した元職と新人各1人を加えた計7人で会派を維持することを決めた。

 このことにより、改選前に第一会派だった新盛同志会は7人の離脱に伴い、現時点では5人となり、共産(5人)と並んで第三会派に転落。そのほかの会派は議会改革フォーラム3人、公明2人、玉政会1人。

 会派入りを明らかにしていない4人の新人のうち2人は新会派結成の意向。残る新人2人と元職1人の動向は不明。

 盛岡市議会は、過去にも改選後の主導権争いをめぐり会派の離合集散が繰り返されており、市民目線に立った運営を求める声は高まりそうだ。

551片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/04(金) 09:48:15
〈盛岡市議会〉新盛同志会で造反 離脱7人が他と合流、一気に最大新会派
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/03/07050301.html

 盛岡市議会(定数42)の保守系議員ら14人が2日、同市内で会合を開き新会派の結成を確認した。第1会派だった新盛同志会を離脱した7人と、前日会派を解消した旧明政会の7人。山本武司氏(7期)の議長3選を阻止し、独自に議長候補を擁立する。14人はいずれも2期目以上の現職。現時点で最大会派になる。さらに新人らの加入を呼びかける考えでいる。(9面に関連記事)

 新会派に参加するのは新盛同志会を離脱した熊谷喜美男(5期)、佐々木弥一(4期)、守谷祐志(3期)、佐藤栄一(同)、吉田孝人(2期)、天沼久純(同)、千葉長進(同)の7氏と旧明政会から伊藤俊光(5期)、工藤由春(同)、村田芳三(4期)、中村一(3期)、遠藤政幸(同)、金沢陽介(同)、菊田隆(2期)の7氏の計14人。

  会派役員を選出していないため、当面の代表に佐々木氏を据えた。会合は2日午後から同市松尾町の河南公民館で開かれた。11人が出席した。30分弱で話し合いを終えた。佐々木代表によると、会合の中身は会派結成の目的と構成についての確認だったという。

  佐々木代表は取材に対し「一方は会派を離脱し、もう一方は明政会を捨てて新会派をつくる。大きな目的が必要。議会をより活性化していくため、市民から見て議会活動が信頼されるために、議長の3選は市民からも議会からも賛成できないということで一致した」と結成理由を説明した。

  会合では会派の名称、議長候補や会派役員などの人事は話し合われていないという。

  新盛同志会を離脱した7人は2日朝、見解をまとめ、同会の会合で離脱を連名で表明した。明政会は1日会合を開き、会派の看板を下ろした。それぞれが「ニュートラルの立場になって」合流したという。

  今後、新人や旧玉政会の竹田浩久氏(2期)に参加を呼びかける考えだ。

  今回の会派再編をめぐり、他会派も会合を開くなどして、最終的な構成員数などの動向を見守っている。17日の議長選で過半数の同意を得るために引き続き会派による多数派工作や会派間の交渉が展開されることになる。7日までには新たな会派構成が固まる見込みとなった。

552片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/04(金) 09:48:48
〈盛岡市議会〉有無言わせぬ離脱宣言、山本氏の議長3選消える
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/03/07050302.html

 盛岡市議会の保守系最大会派・新盛同志会12人のうち7人が2日、会派を離脱した。市役所で午前10時から開かれた会合の冒頭、守谷祐志氏(3期)が名前を読み上げて離脱を宣言。その場で7人が退席した。

  ほかに熊谷喜美男氏(5期)佐々木弥一氏(4期)佐藤栄一氏(3期)吉田孝人氏(2期目)天沼久純氏(同)千葉長進氏(同)。

  会合には12人全員が顔をそろえた。前日の会合で山本氏が3選の意向を示したのに対し、会派内で議長選出の方法を話し合うはずだったが、7人は事前に離脱を決めていた。

  佐々木氏は取材に対し「やはり議長の3選には反対し、新議長を擁立して議会内の活性化に向かっていこうとするもの」と答えた。

  会派を7人で構成するか他会派や新人に参加を呼びかけるかについては「今後の対応はこれから。方向性はこれから出す」と述べた。

  残された5人は複数の候補による選出を実施し、結果を踏まえて12人全員が結束して会派として存続するのが最優先と考えていた。「離脱ありきだった。議論自体を拒否された」と話しており、7人に完全に出し抜かれたようだ。

  山本氏は「信じられない行動。12人の維持が最優先で、それが崩れるなら(議長職への名乗りを)取り下げてもいいと思っていた。あっという間の離脱宣言ではどうにもならない。残った5人で結束して新人に会派入りを呼びかけていく」と話している。

553片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/04(金) 09:49:25
〈盛岡市議会〉情報公開掲げ新会派結成呼び掛け 新人議員2氏
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/03/07050303.html

  初当選した盛岡市議の鈴木一夫氏(民主公認)と高橋司氏(無所属)は2日、市議会議員と既存各会派に対し、新会派の結成を呼び掛ける記者会見を市役所で開いた。

  新会派は▽市議会の情報公開の徹底▽議会費の徹底的な削減▽市議会の政策立案力の強化−を目的とする。所属政党にこだわらず、会派の趣旨に賛同する議員での構成を呼び掛けている。新会派の設立を目指すが、政策的に一致できれば、他会派との合流などあらゆる選択肢を視野に入れるとしている。

  両氏は「これまでに各会派から誘いを受けたが、政策論議が中心になるような話ではなかった」「市民の負託に応えるためには、原点に立ち返り、政策本位で会派を作る必要がある。新人議員であればこそ、スタート時点で自分のスタンスを明らかにして臨むべき」などと新会派結成の呼び掛けに至った経緯を説明。「数合わせでなく、市民の声をしっかり反映できるような会派を設立したい」と決意を語った。

  議会内では議長ポストなどをめぐる主導権争いが加熱。それに伴う新人議員の勧誘や既存会派改変の動きが強まっている。今回の選挙戦では新人議員7人が当選しており、ポスト争いなどが先行する議会の体質に一石を投じる狙いがあるとみられる。

554片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/06(日) 11:27:15
県議会 主要ポストで駆け引き
知事との関係 試金石に 讀賣岩手

 県議会は、連休明けの8日から3日間、改選後初の臨時議会を開き、議長や各委員長など主要ポストを決める。達増知事が前民主党県議を政務秘書に起用して党派色を鮮明にする中、各会派はどのような態度で臨むのか。ポストをめぐる駆け引きは、知事と議会との今後の関係を占う試金石ともなりそうだ。

 県議会の新たな会派構成(定数48)は、民主・県民会議22人、自民クラブ13人、政和・社民クラブ9人、公明1人、共産1人、無所属2人。どの会派も単独では過半数に届かず、主導権を確保するには他会派との連携が必要だ。

 注目されるのは、議会冒頭に行われる議長選挙。全議員による投票で行われるため、他会派の意向によっては第一会派の民主が議長ポストを得られない可能性もある。このため民主の伊藤勢至代表は、主要3会派による今月1日の代表者会議で、「(県議会の慣例として)第一会派から議長、第二会派から副議長を選出することでお願いしたい」と理解を求めた。

 これに対し、第二会派の自民クラブは「知事政務秘書の起用法に問題がある」(幹部)などと反発。議長選で独自に候補者を擁立することも検討しており、無所属議員らとの連携に向け、働きかけを強めている。

 一方、第三会派の政和・社民クラブは、代表者会議で田村誠代表が態度を保留した。ただ、会派内では「第一会派が議長を取るべきだ」とする意見が支配的で、議長選では民主候補に投票する方向。民主と合わせれば30票を超えるため、他会派からは「議長選を契機に民主と政和・社民の連携が深まり、事実上の巨大与党になるのではないか」と警戒する声も出ている。

 しかし、田村代表は「知事に対する態度は別」と、達増県政には是々非々で臨む考えを明言しており、両派の連携が進むかどうかは不透明だ。補正予算の中身など、知事の具体的な政策を見極めるまで、当面は各会派が合従連衡することも予想される。

(2007年5月6日 読売新聞)

555片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 09:06:17
〈07知事選〉民主 独自候補事実上の断念
2007年05月01日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000705010003

 民主党県連(田名部匡省代表)は30日、5月17日告示の知事選で、事実上、独自候補の擁立を断念することを決めた。県連は「7月の参院選に、集中するため」としている。青森市内で開いた常任幹事会で決定した。田名部代表は、自身の責任問題にも触れ、辞任をほのめかす発言をした。


 県連によると、幹事会では、横山北斗衆院議員ら一部の幹部から候補予定者の名前も出たが「勝てる参院選に力を集中すべきだ」という不戦敗論が多数を占めた。


 常任幹事会後の記者会見で、今博幹事長は「苦渋の選択をせざるを得ない状況。党として、積極的に知事選の候補者を探すことは、もうない」と事実上の不戦敗を認めた。ただ、擁立断念の機関決定はしておらず、「やりたいという人が出てきたら、その時点で考える」とも話した。


 田名部匡省代表は「対抗馬を出せなかった責任を痛感し、県民には心からおわび申し上げたい」と謝罪。そのうえで、「代表として非力だった。きちっと責任をとらないといけない」と進退問題にも言及した。


 昨秋から本格化した民主党の候補者選びは、迷走の末、事実上不戦敗に追い込まれた形になった。横山衆院議員は幹事会後、「県連の総意に従って、候補擁立に向けて努力してきたのに、幹事会で擁立の動きに集中攻撃を受けた」と悔しさをにじませた。知事選の候補者擁立を巡る県連の足並みは、最後まで乱れたままだった。


 民主党が候補者擁立に向けて本格的に動き出したのは昨年末。12月には、党の国会議員が中心になり、青森市内の元民放アナウンサーに出馬を打診。立候補にあと一歩までこぎつけたが、一部の県連幹部が反発し、擁立に失敗した。候補予定者は「(県連は意思統一の)手順を踏んでおらず、一本になるのは難しいと思った」と辞退の理由を語った。


 現職の三村知事の推薦を決めた連合青森を巡っても、県連内の対応は分かれた。「参院選と知事選は別」と主戦論を訴える声があった一方、「『候補を出さないで欲しい』という連合に配慮すべきだ」という幹部が次第に増えていった。


 ある県議は「われわれ県議団は最初から、きちっと戦える国会議員を立てるべきだと主張していた。聞き入れられなかった」。別の県議も、横山衆院議員の候補者擁立の動きを「我々とは、別の動き。党としての候補者ではない」と話し、県連内の溝は、時間の経過とともに、深まった。


 県連幹部の1人は「候補者を擁立しようという人がいなかった。党として危機的な状況だ」と話した。

556片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 09:17:37
県民連合が副議長職要求
2007年05月02日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000705020003

 統一地方選、参院補選が終わり、県議会の各会派とも、今後の県政運営に向けて動きを本格化させている。第二会派の県民連合は、副議長ポストを改めて要求。役員を刷新した自民党はチェック機能強化を強調した。


 県民連合(瓜生信一郎代表)は1日、各会派代表が議会運営を話し合う世話人会で、同会派から副議長を選任するよう求めた。瓜生代表は「県政の円滑な運営のために第一会派から議長を、第二会派から副議長を選ぶべきだ」と述べた。


 県民連合は、自民党の副議長ポストへの対応を見守りたいとして、同日予定していた新役員の選出を見送り、当面、現在の執行部体制を継続することを決定した。


 副議長ポストについて、自民党県連の幹事長に内定した橋本克也県議は「34、35議席あった今までとは状況が違う。まだ白紙」と語った。


 同党では、常任委員会の委員長ポストと合わせて、県民連合と世話人会の場で協議して決める方針だが、同党県連幹部からは、「30議席持っており、副議長ポストを渡す理由は無い」とする声も上がっている。


 戦後、自民党以外の会派から副議長が選出されたのは1981年で、旧社会党からだった。また01年に自民党が分裂した際には、第一会派の同党議員会から議長、第二会派の同党改革クラブから副議長が、それぞれ選出された。



 幹事長に橋本氏/自民県連が新役員内定


 自民党県連の県議による全員協議会が1日開かれ、橋本克也県議を県連幹事長とすることを内定した。橋本県議は、副会長に渡辺敬夫県議、総務会長に鴫原吉之助県議、政調会長に佐藤憲保県議、筆頭副幹事長に太田光秋県議を選任した。新執行部は6月1日の同県連大会で正式承認される。協議会では、県議会の議長候補に遠藤忠一県議を推薦することも決定した。


 協議会終了後、橋本県議は新執行部のメンバーと会見して、「期待に応え、県連をリードする重責を担っていきたい」と抱負を語った。新体制の課題として、党支部や友好団体など組織の立て直しを挙げ、公明党との関係強化や国会議員との連携も含めて「一つひとつ丁寧に取り組んでいく」とした。


 7月の参院通常選挙では、同党が既に公認を決定している弁護士の森雅子氏(42)に加え、もう一人の候補者を擁立するかどうかが注目されているが、橋本県議は「党内での議論や参院補選の総括を踏まえて、改めて判断する」として明言を避け、「そう遠くない時期にはっきり申し上げられる」と述べた。


 今後の県議会運営については「(知事と議会の双方がそれぞれ住民を代表する)二元代表制の役割を認識し、知事としっかり向き合って議論したい」とし、議会のチェック機能を強調した。県議会の副議長や委員長ポストなどの人事については、9日に再度全員協議会を開いて決める方針。

557片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 10:18:26
県議会議長人選を調整 民主・県民会議  岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070506_9

 県議会(定数48)の正副議長選は、改選後初めて招集される8日の臨時県議会本会議で行われる。最終合意には至ってないが、議長は第一会派の民主・県民会議(伊藤勢至代表、22人)、副議長は第二会派の自由民主クラブ(佐々木大和代表、13人)から選出される公算が大きい。民主・県民会議の議長候補は、ともに当選4回の渡辺幸貫(60)=奥州選挙区、佐々木一栄(47)=一関同=の両氏を軸に人選が進みそうだ。自民ク内には民主との対立姿勢を打ち出すために「単独でも正副議長候補を擁立すべき」との強硬論も出ている。

 民主・県民会議は、伊藤代表(60)=宮古選挙区、渡辺氏、佐々木氏の3人が最多の当選4回。伊藤代表は既に議長を務めており、「慣例に従いたい」と辞退する意向を示している。

 このため、議長候補は渡辺、佐々木両氏を軸に調整が進むとみられる。

 渡辺氏は県競馬組合議会議長、佐々木氏は県議会議会運営委員長をそれぞれ歴任。民主党県連内の人事も絡み、調整は大詰めを迎えている。

 正副議長選をめぐっては、民主・県民会議が過半数(25議席以上)を確保できなかったため、自民クと政和・社民クラブ(田村誠代表、9人)が連携し、「非民主」勢力を結集する可能性もあったが、政和・社民クは2日の会派総会で「第一会派から議長、第二会派から副議長を出すのが原則だ」との方針を決定した。

 しかし、自民ク内には「民主と対決する姿勢を鮮明にすべき」との強硬論も出ており、正副議長選に独自候補を擁立し、存在感を示すという考えも浮上している。

 こうした背景には、達増知事が政務秘書に民主前県議の木戸口英司氏(43)を起用するなど「民主色」を強めていることへの警戒感があり、正副議長選の選出方法をめぐる調整は難航する可能性もある。

558片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 10:32:05
子育て新税“課税ありき”見え隠れ 秋田県、説明にぶれ
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070507t41021.htm

 秋田県が全国で初めて、子育て支援と教育の充実を目的とした新税を導入しようとする構想が、正念場を迎えつつある。9月定例県議会に関係条例案を提出したい寺田典城知事の想定とは裏腹に、県議会の反発は根強く、容易に理解を得られそうにない。その原因には県の説明内容のぶれと、内部議論の整理不足がありそうだ。(秋田総局・末永秀明)

<批判受けて削除>
 統一選を終えたばかりのベテラン県議が4月下旬、東京都内に足を運んだ。県が練り上げている新税構想が、実現可能かどうかを専門家らに問うのが目的だった。秋田に戻った県議は、「問題ありの感触を得た。地方税にはなじまない中身だと実感した」と語った。

 県は2月下旬に公表した「子育て支援と教育充実を推進する将来ビジョン」の骨子案で、子どもを「いずれ、社会全体を支える意味で準公共財」と位置付けた。県民から広く税を徴収することが可能かどうか、学識経験者の助言を受けた上での判断だったという。

 「準公共財」の表現は、県議会などから「子どもを物扱いしている」などと批判され、3月下旬にまとめた将来ビジョン案では削除された。だが、「子どもは未来の社会全体を支える存在」と、課税理由の骨格自体は変えなかった。

<「明らかに誤解」>
 県から助言を求められたノースアジア大(旧秋田経法大)経済学部の木村了教授(会計学)は「事業やサービスが準公共財的であれば課税は可能だと伝えた。経済学に人を公共財と位置付けるような考え方はなく、県は明らかに誤解している」と説明する。

 助言の趣旨からすれば、県はどのような施策が求められ、どういった事業が準公共財に該当するのか知恵を絞らなければならなかった。

 ベテラン県議は「子どもと教育には公共財的な機能があるから課税できる、という本末転倒な考えに陥り、必要なサービスは何かという最も重要な検討作業がばっさり抜け落ちた」と批判する。

<目新しさ少なく>
 この問題点は、3月下旬にあった県総合政策審議会でも取り上げられ、委員の一人は「今、力を入れて実行しようとするのはどこか、それを実現するとどうなるかイメージできない。メニュー内容の議論が足りないのではないか」と指摘した。

 県は新税を充てる事業を「未来創造メニュー」と名付け、保育料・乳児養育費助成や少人数学習、在宅育児支援バウチャーなど9事業に絞ったが、新規はバウチャー(利用券)事業のみで、残りは現存事業の現状維持か拡大をしたにすぎなかったためだ。

 寺田知事は4月下旬になって、「メニューの事業内容は十分ではなく、変える要素が多いと思っている」と述べ、新たな事業を盛り込む考えを示唆し始めた。設定した目標は9月の議会通過。骨格から見直しが迫られている新税構想が、県のスケジュール闘争の中で進められていることに懸念を示す県議は少なくない。

559片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/08(火) 08:17:12
県議会議長に渡辺幸貫氏 きょう決定
民主会派所属 讀賣岩手

 8日の臨時県議会(定数48)で行われる議長選挙で、第一会派の民主・県民会議(22人)は7日、渡辺幸貫氏(奥州選挙区)の擁立を決めた。第三会派の政和・社民クラブ(9人)が「第一会派が議長を出すべき」との方針を固めており、過半数に達することから、渡辺氏の議長就任がほぼ決定した。

 これに対し、第二会派の自民クラブ(13人)は議長選で独自候補を擁立する構えを見せている。県議会の慣例では、副議長は第二会派から選出することになっている。だが、自民が議長選で強硬姿勢を貫けば、他会派が自民の副議長ポスト獲得に難色を示す可能性もある。3会派は本会議直前に会派代表者会議を開き、最終調整を図る予定だ。

 民主は7日、党県連の工藤堅太郎代表を交え、所属議員が議長選への対応を話し合った。工藤代表によると、会派内最多となる当選4回議員3人のうち、すでに議長を務めた伊藤勢至氏(宮古選挙区)を除き、渡辺氏と佐々木一栄氏(一関選挙区)が候補に挙がった。年少の佐々木氏が辞退し、渡辺氏の擁立が決まったという。

 一方、自民は7日夕の3会派の会派代表者会議で、議長選、副議長選の双方に独自候補を立てる方針を説明。民主、政和・社民との溝は埋まらず、結論は持ち越しとなった。

(2007年5月8日 読売新聞)

560片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 08:09:12
新幹線建設促進期成会「比例選出議員も顧問メンバーに」
民主県連幹事長、知事に要請 讀賣青森

 「比例(選出)の国会議員も、顧問のメンバーにぜひ入れるべきだ」

 青森市内のホテルで8日開かれた「県新幹線建設促進期成会」の総会で、民主党県連の今博幹事長が、議長を務める三村知事に強く要請する一幕があった。

 今氏が問題にしたのは、総会資料の名簿欄で、県内の選挙区選出の国会議員6人だけが顧問とされている点だ。比例で当選した民主党県連所属の国会議員も加えるべきだというのが今氏の主張。選挙区選出の6人の内訳は「自民5、民主1」だが、比例選出議員も加えると、「自民5、民主4」と両勢力はほぼ拮抗(きっこう)する。民主党は今夏の参院選青森選挙区で勝利し、「自民4、民主5」へと比率を逆転させることを目指しており、そうした背景が今氏の語気を強めさせたようだ。

 三村知事や事務局は、「今後、検討する」としてその場を収拾したが、今氏は総会終了後もなお、「去年も同じことを指摘したのに。民主党はいらないというのか」と納得がいかない様子だった。

(2007年5月9日 読売新聞)

561片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 08:11:18
自民 議長選で野党色
調整まとまらず県議会、正副2人決定 讀賣岩手

 県議会の臨時会が8日開かれ、新議長に民主・県民会議の渡辺幸貫氏(当選4回、奥州選挙区)、副議長に自民クラブの佐々木大和氏(当選4回、下閉伊選挙区)をそれぞれ選出した。

 議長選を巡っては、第一会派の民主・県民会議(22人)と第三会派の政和・社民クラブ(9人)が、議会の慣例に沿って「第一会派から議長、第二会派から副議長を選出する」ことを主張。これに対し、第二会派の自民クラブ(13人)は、達増知事が前民主党県議を政務秘書に起用したことなどに反発して、議長選と副議長選の両方に独自候補を立てた。

 選挙の結果、渡辺氏が34票を獲得、自民が擁立した菊池勲氏(当選5回、北上選挙区)が14票で、渡辺氏が議長に当選した。副議長選は、自民が立てた佐々木氏に、民主と政和・社民の両会派も投票した。

 議長選後、民主党県連の佐々木順一幹事長は「政務秘書に問題があれば知事に直接ただすべき。無用な争いは回避するべきだった」と自民の対応を批判。一方、自民党県連の千葉伝総務会長は「達増知事の言動はあまりに党派色が強い。人数では議長には届かないが、対民主で会派の色を出した」と説明した。

 就任会見で渡辺議長は、「県政に対するチェック機能を働かせながら、県民に開かれた議会運営をしていきたい」と抱負を語った。

(2007年5月9日 読売新聞)

562片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 08:12:06
知事「議会では不偏不党」
「政治的にはかなり 自由にやりたい」 讀賣岩手

 達増知事は8日、初めての県議会に臨み、「夢にあふれ、希望に満ちた県土づくりのために全身全霊を傾けていく」と意欲を語った。

 知事は、県北・沿岸振興や学力向上などの県政課題に触れつつ、「早急に着手すべきものについては、6月議会に提案するので、ご審議をよろしくお願いしたい」と協力を求めた。

 しかし、知事が政務秘書に前民主党県議を起用し、5日には衆院岩手1区補選の同党候補予定者の出馬会見に同席したことに、自民クラブの県議らは「党派色が強すぎる」と警戒感をあらわにしている。

 これに対し、知事は8日の定例記者会見で「議会には不偏不党で臨むし、政党は平等に扱っている」と強調。「ポイントは行政の中立を侵さないこと。この原理原則に反しない限り、政治的にはかなり自由にやらせていただいてもいいと思う」と持論を展開した。1区補選候補の会見への同席については「後継の選択肢をきちんと示すことが、政治家としての私の責任だ」と述べた。

(2007年5月9日 読売新聞)

563片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 08:20:42
村山県議に辞職勧告へ
各会派代表臨時会で決議案提案方針 讀賣山形

 道路交通法違反(酒気帯び運転)で摘発された村山隆県議(47)について、県議会の各会派代表は8日、臨時会初日の16日に議員辞職勧告決議案を提案する方針を固めた。決議案は賛成多数で可決される見通しだ。村山氏は8日午前、各会派代表らに謝罪したが、進退については「臨時会の会期中(16〜22日)には結論を出したい」と述べるにとどまった。

 8日朝に頭髪を短く刈り込んだという村山氏は、議長応接室に集まった各会派の代表3人らに土下座して謝罪。「運転代行を呼んだが、すぐ来なかった。酔いも冷めたと思い、自分で運転してしまった」などと、摘発された2日未明までの状況を説明した。会合後、村山氏は記者団に、「一生かけて犯した罪を償っていきたい」と表明。「辞職を求める意見もあるが、『辞めれば済むのか。辞職せず頑張りなさい』との声も多く寄せられている。決するまでに至っていない」と述べた。

 各会派代表はその後の協議で、「今回の不祥事は、村山氏個人ではなく議会全体の問題」との認識で一致し、辞職勧告決議案を提案する方針で合意した。最大会派・自民党の平弘造代表は記者団に、「村山氏が辞職しない場合、議会の選択肢は一つしかない。各会派の意見は一致している」と述べ、決議案は可決されるとの見通しを示した。

 村山氏を会派から除名した「県政・公明クラブ」の寒河江政好代表は、「議会として行動を起こさなければ、県民への責任を果たせない」と決議案提出に賛成する意向を表明。「委員会構成などを決める11日までに適切に判断してほしい」と村山氏に辞職を促した。

(2007年5月9日 読売新聞)

564片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 09:15:34
県議会議長に自民の神山氏が有力 青森東奥

 県議会自民党会派は七日、県議会内で議長候補選考委員会を開き、議長候補として神山久志氏(東郡選出、六期目)、田中順造氏(十和田市選出、五期目)の二人に絞り込んだもようだ。正副議長選は臨時県議会初日の九日に行われるが、県議会過半数を占める自民党会派が両ポストを確保する見通し。同委員会は九日の本会議前に会議を開き、議長候補を決定するが、党内では現段階で神山氏が有力視されている。

 同選考委員会は自民党県連筆頭副会長の山内和夫氏を委員長に、衆院各選挙区の代表である成田一憲(1区)、中谷純逸(2区)、滝沢求(3区)、西谷洌(4区)の四委員で構成。同日の会議では各委員がそれぞれ正副議長候補を推薦した。

 会議後、山内委員長は「正副議長候補としてそれぞれ二人の名前が挙がった。最終的には九日に決定する」と語った。

 同会派の議長候補はこれまでの慣例で五期以上が対象。現在、議長経験がない五期以上は三人いるが、党への貢献度などから神山、田中両氏の名前が挙がったもようだ。また、副議長候補には大見光男氏(むつ市選出、三期目)、清水悦郎氏(八戸市選出、三期目)が挙がったとみられる。正副議長選は単記無記名による投票で行われる。

565片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 09:36:16
仙台市議会の会派構成決定 改革ネット20人で最多 河北宮城
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070509t11033.htm

 仙台市議会(定数60)で8日、改選後の会派届け出が締め切られ、正式に構成が決まった。「改革ネット・自民」が20、「民主クラブ仙台」が12、「きぼう」と「公明党市議団」が各8、「共産党市議団」と「社民党市議団」が各6となった。

 改革ネット・自民は、旧改革ネット仙台から名称を変更。3新人らの加入で、改選前に続いて最大会派となった。旧フォーラム仙台から名称を改めた民主クラブ仙台は、元議員と新人が加わって第2会派に浮上した。

 きぼうは、保守系会派のみらい仙台と、岡征男元議長の1人会派「無所属の会」が合流して新たに結成。公明、共産、社民の各党は改選前の勢力を維持した。

 各会派の所属議員と当選回数は次の通り。(○印は代表者)

 【改革ネット・自民】大内久雄=10回、大泉鉄之助=9回、佐々木両道=7回、鈴木繁雄、庄子晋、渡辺博=6回、赤間次彦、○佐藤正昭、柿沼敏万=5回、西沢啓文、佐竹久美子、野田譲=4回、岡部恒司、田村稔、高橋次男=3回、斎藤範夫、橋本啓一=2回、跡部薫、加藤和彦、菅原健=1回

 【民主クラブ仙台】池田友信=8回、相沢芳則、斎藤建雄、○渡辺公一=6回、木村勝好=5回、日下富士夫=4回、佐藤わか子、岡本あき子、安孫子雅浩=3回、村上一彦、横田匡人=2回、小野寺健=1回

 【きぼう】熊谷善夫、岡征男=7回、郷湖健一=6回、伊藤新治郎、佐藤嘉郎、柳橋邦彦=5回、○鈴木勇治=4回、庄司俊充=3回

 【公明党仙台市議団】○笠原哲=6回、菊地昭一、山口津世子=3回、嶋中貴志、鎌田城行、鈴木広康=2回、小野寺利裕、小田島久美子=1回

 【共産党仙台市議団】○福島かずえ=5回、嵯峨サダ子=4回、花木則彰=3回、舩山由美=2回、菅野直子、高見紀子=1回

 【社民党仙台市議団】小山勇朗=6回、辻隆一、○八島幸三=5回、大槻正俊=4回、石川建治=3回、相沢和紀=1回

2007年05月09日水曜日

566片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 09:46:48
自民党県連 執行部人事を一新 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070509_3

 自民党県連は8日、執行部人事を一新する方針を固めた。玉沢徳一郎県連会長(衆院議員)、県議会副議長に就いた佐々木大和幹事長が同日、退任の意向を明らかにした。統一地方選の知事選で独自候補を擁立できず推薦候補が大敗。県議選も改選前より2議席減らしたことなどから、現執行部が総退陣して7月の参院選、衆院岩手1区補選に向けて体制を立て直す。後任の幹事長には千葉伝総務会長(県議)の起用が確定。後任の県連会長は、異例となる県議の菊池勲県連副会長を軸に調整が進むとみられる。

 8日は、県議会会派・自由民主クラブの議員総会で、佐々木氏が県連幹事長と自民ク代表を退任することを表明、後任の自民ク代表に千葉氏を決めた。会派代表は県連幹事長が兼務するのが慣例となっており、千葉氏の幹事長就任が決まった。

 玉沢会長も同日、岩手日報社の取材に対し「任期満了なので交代したい。今後は一人の国会議員として参院選、衆院岩手1区補選の勝利のため力を尽くしたい」と退任の意向を明らかにした。後任の会長については「後継指名はしない。在県執行部で考えてほしい」と話している。

 佐々木氏は2005年3月に幹事長、玉沢氏は05年11月に県連会長に就任。同党県連の役員は、今年3月の定期大会で任期満了を迎えたが、統一地方選や参院選などの対応で任期を延長していた。

 しかし、知事選での候補擁立をめぐる迷走やその後の推薦候補の大敗、県議選でも民主党に敗北するなど、県連内で「今のままでは夏の政治決戦を戦えない」「人心を一新すべき」との不満が高まっていた。

 次期会長が有力視される菊池氏は1991年県議初当選、現在5期目。副議長や幹事長を務め、05年3月から副会長として鈴木俊一前会長(衆院議員)や玉沢会長を支えてきた。千葉氏は95年県議初当選、現在4期目。05年3月から総務会長を務めている。

 前会長の鈴木衆院議員は「(後任会長を県議から選ぶのが)玉沢会長と在県執行部の意向なら、それでいい」としている。

567片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 08:36:27
自民、副議長求めず 党の立て直し優先 福島県議会 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070510t61028.htm

 自民党福島県連は9日、県議による全員協議会を開き、副議長ポストを求めない方針を決めた。6月1日の県連大会で幹事長に就任する橋本克也・前政調会長が、党立て直しのため議会運営の安定化を優先させ県民に改革姿勢を示す考えを表明し、了承された。これを受け、副議長ポストを求めていた第二会派の県民連合は同日、副議長候補に渡部譲幹事長(56)=会津若松市=を選んだ。

 自民は既に議長候補に遠藤忠一・前幹事長(59)=喜多方市=を選んでおり、出身会派が異なる正・副議長が15日開会の臨時議会で選出される見通しだ。最大会派の自民が正・副議長を独占しない例は過去2回あるが、自民の分裂が影響しており、会派分裂が絡まない初のケースとなる。

 自民は4月の県議選で公認候補の当選が半数を割り、無所属2人を追加公認して30人の過半数をようやく確保。一方で県民連合が議席を伸ばし、自民が独占してきた正・副議長や常任委員長の人事が注目されていた。

 県連内には、副議長も確保すべきとの意見も強かったが、議員全員協で表立った異論はなかった。一方で自民は、6つの常任委員会の委員長・副委員長ポストについては政策的議論を重視して従来通り独占する方針も決め、候補者も選定した。

 橋本氏は「党の再生のを重視した。他会派を巻き込んでポスト争いをすることが県民の目にどう映るかを考え、立ち直りにプラスに作用しないと判断した」と説明した。

568片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 08:45:23
県議会:新会派構成で自民、単独過半数を維持 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070509ddlk02010264000c.html

 9日開会の臨時県議会を前に、県議会の改選後の新たな会派構成が決まった。県議会の定数が改選前の51から48に削減された中、最大与党の自民党は公認24人に無所属4人を加えた28人となり、改選前より1人減ったものの引き続き単独過半数を維持した。

 同じく三村県政と共同歩調をとる公明・健政会は1減の3人となり、自民党と合わせた与党勢力は議会の6割以上を占めた。

 民主系の野党第1党・新政会は改選前比1人減の6人。共産党と社民・農県民連は改選前と同じ2人を維持した。

 このほか、新会派として▽県民クラブ(鹿内博県議、古村一雄県議)▽大心会(中村寿文県議、山田知県議)▽クラブ林檎(川村悟県議、一戸富美雄県議)が結成された。このうち県民クラブは野党の立場で活動する方針を明らかにした。渋谷哲一県議は無所属で活動する。【村松洋】

毎日新聞 2007年5月9日

569片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 08:47:54
臨時県議会:知事、波乱デビュー 自民が独自議長候補 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070509ddlk03010414000c.html

 臨時県議会が8日開会。達増拓也知事は所信表明で、「夢にあふれ、希望に満ちた新しい県土づくりを目指し全身全霊を傾ける」と述べた。しかし、政務秘書に前民主党県議を起用したことに抗議した自民が慣行に反して議長選挙で独自の対立候補を擁立するなど、達増知事の県議会デビューは波乱含みの滑り出しとなった。【念佛明奈、岸本桂司】

 達増知事は所信表明で、厳しい県財政や雇用環境、医師不足問題などを挙げ、「産業集積、企業誘致促進、農林水産業振興によって力強い経済産業基盤を構築し、雇用確保や所得向上を図る」と意気込みを語った。選挙戦の争点の一つとなった競馬問題については触れなかった。

 また選挙戦で示した公約の中で、早急に対応する必要がある施策は6月県議会に提案すると約束した。

 ◇知事への反感、くすぶる自民

 県議会の新議長には渡辺幸貫氏(民主・県民会議)、副議長には佐々木大和氏(自民クラブ)が選任された。従来通り、議長を第1会派、副議長を第2会派から選んだものの、自民内には達増知事への反感がくすぶる。

 達増知事が政務秘書に前民主党県議の木戸口英司氏を起用したことをきっかけに、「(民主色が強い)知事との対決姿勢を明確にすべきだ」(自民県議)との声が上がっている。

 議長選に渡辺氏を立てた民主に対し、自民は副議長選に佐々木大氏、議長選にも菊池勲氏を擁立。結果的には34対14。菊池氏に投票したのは自民の13人と無所属1人とみられる。結果、渡辺氏が議長に就任することになった。

 他会派のある県議は「知事への不満と議長人事はまったく別物」。別の県議は「民主が副議長を立てなかったのは議会運営の混乱を避けるため」と解説する。

 増田寛也前知事が1期目で政務秘書に任命した佐々木順一氏(現民主党県連幹事長)は、当時小沢一郎氏の秘書を務めていたために、自民などから「中立であるべき知事秘書として問題」と反発を受け、政務秘書を辞任した経緯がある。

毎日新聞 2007年5月9日

570片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 08:48:35
達増知事:「後継の選択肢、示す責任ある」 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070509ddlk03010410000c.html

 達増拓也知事は8日の定例会見で、衆院岩手1区補選(参院選と同日に投開票)で民主党が擁立する階(しな)猛氏に自分のネクタイを手渡したことについて問われ、「知事に就任してから県産品のネクタイしか使っていない。今までのネクタイを使わなくなるので、機会の多い階さんにあげた」と説明。さらに「政治家個人として(知事選出馬で衆院議員を辞した)責任を果たす意味で、後継の選択肢を示すことが私の責任」と話した。

 政務秘書に同党前県議の木戸口英司氏を起用するなど、政党色を強く打ち出している達増知事。県議会の自民会派からは「民主色が強すぎる」と批判も出ている。県議会との関係について達増知事は、「議会には不偏不党、公平中立で臨みたい。政党との距離については平等対等に扱っているつもり」と述べた。

 しかし一方で、「日本では首長の積極的な政治的活動は浸透していないが、米の州知事は政党に基盤を置いている」と語り、地方分権には政党政治が必要だとの認識を示した。【念佛明奈】

毎日新聞 2007年5月9日

571片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 09:09:51
県会議長に自民・神山氏臨
臨時会開会 副議長には大見氏 讀賣青森

 先月8日の改選を受けた臨時県議会が9日開会し、同日の本会議で、議長に神山久志氏(自民党)、副議長に大見光男氏(同)を選出した。改選前に引き続き、最大会派の自民党が正副議長ポストを独占した。

 本会議後の記者会見で、神山氏は「各会派の意見を聞きながら、スムーズな議会運営に努めたい」、大見氏は「県民にわかりやすい議会運営をしたい」と、それぞれ抱負を述べた。

 同党は同日午前の選考委員会で、神山、大見両氏を正副議長候補にすることを決めた。同党内にはこれまで、〈1〉正副議長は1期4年の間に「1年」「1年半」「1年半」で交代する〈2〉議長は5期以上の議員から選ぶ――などの慣例があったが、先月の県議選でベテランが落選したことなどから、白紙に戻して議論した。選考委員長を務めた山内和夫県議は同日、「いろんな事情、党内の状況が変わった。(慣例には)とらわれません」と話した。

 臨時県議会は11日までの3日間。県は9日の本会議で、知事選候補者が公職選挙法に基づいて配布するビラの作成費を一定範囲内で公費負担することなどを定める条例案など3議案を提出した。県議会の勢力は以下の通り。

 自民党28▽新政会6▽公明・健政会3▽共産党2▽社民・農県民連2▽県民クラブ2▽大心会2▽クラブ林檎2▽無所属1

(2007年5月10日 読売新聞)

572片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 09:10:33
自民県連会長に菊池氏
執行部全員県議 参院選へ臨戦体制 讀賣岩手

 自民党県連は9日、常任総務会を開き、新執行部を決定した。県連会長は玉沢徳一郎衆院議員に代わり、菊池勲県議が就任。執行部全員を県内在住者で固める異例の体制で、夏の参院選と衆院岩手1区補選に臨む。

 その他の執行部は、副会長に小野寺研一県議、幹事長に千葉伝県議、幹事長代理に樋下正信県議、総務会長に柳村岩見県議、政調会長に嵯峨壱朗県議。玉沢氏と鈴木俊一衆院議員はいずれも顧問となった。任期は9日からで、19日の県連総務会で正式に承認される見通し。

 菊池会長は「13人の県議が持てる力をすべて出し切ろうということで、微力ながら(会長職を)引き受けた。参院選、1区補選に向けて最善の努力をしていきたい」と決意を語った。

(2007年5月10日 読売新聞)

573片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 09:16:50
県議会副議長県民連合から民主・渡部譲氏知事野党・自民が譲歩 讀賣福島

 自民党県連は9日、県議会人事の焦点だった副議長ポストを、4月の県議選で知事与党として20議席に躍進した第2会派の県民連合に譲ることを決めた。これを受け、県民連合は役員会などを開き、前幹事長の渡部譲氏を副議長候補者に選んだ。戦後、自民党以外から副議長が選ばれるのは、1981年に第3会派だった社会党県議が自民党の分裂などの影響で就任して以来2度目。渡部氏は、議長候補に決まっている自民党の遠藤忠一氏とともに15日の臨時議会の選挙で正式に選ばれる見通し。

 自民党の議席は、定数58の過半数ぎりぎりの30議席で、人事を一任された自民党県連の次期幹事長の橋本克也氏が「円滑な議会運営のため」と県民連合側の要求をのむことを決め、9日の自民党所属県議の全員協議会で承認された。実質的な審議を行う6常任委員会の委員長については独占する方針。

 党内の一部では、国政で連立与党を組む公明党(3議席)に常任委員長ポストを譲るなどし、副議長を取るべきとの声もあった。だが、「他会派を巻き込み、ポストを確保する姿が県民にどう映るか」(県連幹部)との懸念も出され、譲歩につながったとみられる。ただ、副議長ポストは党3役経験者などが就く「貴重な名誉職」(県連幹部)だけに、橋本氏は「(第2会派からの副議長選出が)慣例になるとは認識していない」と党内への配慮ものぞかせた。

 一方、県民連合の瓜生信一郎会長は「副議長は第2会派からと十年来、申し上げてきた。自民党の英断に敬意を表したい。新しい議会の歴史が開いたという思いが強い」と述べた。

 渡部氏は会津若松市区選出で現在5期目。56歳。民主党県連の幹事長も務めている。渡部氏の副議長候補への決定に伴い、県民連合幹事長を退任。渡部勝博氏が県民連合の新幹事長に同日付で就任した。渡部譲氏は「当面は併任だが長くならない。(県連)代表と相談させてもらう」とし、県連幹事長についても退任する考えを示した。

(2007年5月10日 読売新聞)

574片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 21:57:24
自民党:県連会長に菊池県議 知事選大敗、執行部は総退陣 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070510ddlk03010242000c.html

 自民党県連は9日、盛岡市で常任総務会を開き、衆院議員の玉沢徳一郎県連会長(69)が辞任し、後任会長に県議の菊池勲氏(69)が就く人事を決定した。また県連執行部は総退陣し、新幹事長には県議の千葉伝氏(59)が就任した。県議が県連会長を務めるのは同党県連初。19日の党県連総務会で承認を得る。

 4月の知事選で同党推薦候補が達増拓也知事に大敗したことなどから、夏の参院選、衆院岩手1区補選に向けて組織の立て直しが必要と判断した。県連会長に在県の県議を据えることで、機動力を高める狙いがある。

 県連会長に就任した菊池氏は「県議13人が一丸となって戦い、(参院選と衆院補選に)持てる力をすべて出し切ろうという判断だ」と語った。菊池氏は北上市和賀町出身。91年に県議に初当選、現在5期目。県連幹事長などを経て05年3月から副会長を務めていた。

 総務会長には柳村岩見県議、政務調査会長には嵯峨壱朗県議が就任した。【念佛明奈】

毎日新聞 2007年5月10日

575片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 22:02:31
県議会:自民以外から26年ぶり、県民連合から副議長 今後の運営に緊迫感 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070510ddlk07010420000c.html

 県議会の副議長が、第2会派の県民連合から選出されることが9日、確実になった。自民党県連が同日の全員協議会で、副議長の擁立を断念したためで、自民党以外の会派から副議長が選ばれるのは26年ぶり。自民党の退潮を象徴する形となり、今後の議会運営も緊迫感が高まると予想される。

 県民連合は同日、会派幹事長の渡部譲県議(民主党県連幹事長)を副議長候補に選んだ。15日の県議会臨時会で正式決定する。

 81年3月から翌年9月まで社会党(当時)県議が副議長を務めた以外は、自民党が正副議長を独占してきた。しかし4月の県議選で敗北し、現有議席は定数58のうち、過半数ぎりぎりの30議席。これまでも市長選出馬などで、任期途中の県議辞職が相次いだことから、議長に加え副議長まで出すと、今後過半数割れを招く恐れがあった。

 全員協議会の後、次期県連幹事長に内定している橋本克也県議は「30議席では今後、どんな状況になるか分からない。まずは県連の立て直しが重要」と話した。

 一方の県民連合の瓜生信一郎会長は「自民党の英断を高く評価する。今日から県議会の新しい歴史のページが開かれた」と述べた。

 渡部県議は会津若松市選出で5期目。副議長に就任した場合は、「議会での公平中立な立場を考える」(渡部県議)として、民主党県連の幹事長職は辞任する意向。後任の幹事長には中村秀樹県議が有力視されている。【菊谷隆】

毎日新聞 2007年5月10日

576片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/11(金) 09:17:48
公明反発、参院選に影響も/県議会人事
http://www.minyu-net.com/news/news/0510/news6.html

 自民が県議会人事で常任委員長の独占方針を決定したことで、公明は反発を強め、昨年の知事選以降、表面化しつつあった亀裂が鮮明化。県議会運営や夏の参院選での選挙協力などに影響する可能性が高まった。
 公明は今回の人事で、所属議員3人ながら2大会派拮抗(きっこう)の中でキャスチングボートを握る立場になり、委員長ポストの一つを期待していた。しかし、前日までに自民から打診がなかったため、関係幹部が9日、橋本克也幹事長予定者に意向を提示。関係者によると、橋本氏は「組閣会議」の全員協議会前に「意向に添えない」と回答したという。
 甚野源次郎公明党県本部代表は「納得いかない。議会運営と党運営は連動する」と不快感をあらわにしており、今後の議会運営では自民と一線を画した対応を取ることを示唆した。県民連合との歩調も探りながら臨む方針。
(2007年5月10日 福島民友ニュース)

577片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/13(日) 10:35:37
〈滝沢村議会〉議長に角掛氏を選出 第1会派候補を破る 岩手盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/12/07051201.html

 滝沢村議会(定数22)の臨時会は11日招集され、選挙の結果、新議長に角掛邦彦氏(50)=当選3回、副議長に川原清氏(63)=同5回=を選出した。角掛氏は第2会派春緑クラブ(4人)に所属し、川原氏は無会派。第1会派の新志会(9人)が擁立した候補をいずれもきん差で破った。改選によって台頭した柳村典秀村長の支持派が、議長選で敗れたことで柳村村長の議会への影響力が限定されることが明らかになった形。今後も当局の議会対応には慎重さを求められそうだ。

 議長選は単記無記名投票で行われた。角掛氏が10票、新志会の鎌田忍氏が9票、無会派の武田猛見氏(共産)が2票、無効票1票だった。第2会派の春緑クラブ(4人)、しののめ会(同)が共闘を組み、これに残る公明、無会派議員の中から同調の動きがあった。

  副議長選は川原氏が11票、新志会の長内信平氏が9票、無会派の桜井博義氏(共産)が2票だった。第2会派勢力は改選で議席数を減らしたものの、川原氏を巻き込むことで結束し力関係を覆した。

  昨年の村長選で柳村村長の応援に回った新志会を、正副議長選挙で制したことで議会と村長の関係にも影響が及ぶのは避けられない。柳村村長にとっては多数派与党形成に失敗した形になる。

  角掛氏は議長就任に当たり「この上ない光栄と責任の重さを痛感している。議員経験は浅いが皆さんのご厚情に報いるためにも議会運営に誠心誠意努力する」とあいさつした。

  住民にとって最も身近な村議選の投票率が低下している現状に、「議会自体が注目されていない。開かれた議会を再確認しなければならない」と議会改革の必要性を挙げた。「ある程度住民側に出向きながら議会活動の啓発、住民から見た議会の意見を聞き、活性化に結びつけていきたい」と話した。

  川原氏は「青天の霹靂(へきれき)。会派に所属をしていないわたしがよもや副議長に選任されるとは思わなかった。議長を補佐し、公正公平な議会運営に努めたい」とあいさつした。

  「議長、議運と相談しながらもう一歩進んだ議会改革を進めなければならない。議会に対する批判や不満が多い。存在感のある活動が見える議会にしていきたい」と述べ、当局側からも議会に質問できる反問制などの採用も視野に入れながら、議会改革を進めたいとした。「これまで会派でなければならないような傾向があったが、今後はそれも改善していきたい」とも話した。

  柳村村長は「議会に対しては白紙の状態で新たな気持ちで臨みたい」と話した。角掛氏は「わたしたちは本村の発展を心から願う議員ばかり、そのためにも住民とともに歩み、住民の福祉向上に努力する。議会は議会の立場として評価するものは評価し、是々非々でやっていきたい」との考えを示した。

  同日は議会運営委員会(黒沢明夫委員長ら7人)、総務常任委員会(武田俊和委員長ら7人)、教育民生常任委員会(柳村一委員長ら8人)、産業建設常任委員会(高橋寿委員長ら7人)の各構成委員が決まった。

578片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/15(火) 08:15:05
県議会、仙台市議会 新議長固まる
高橋長氏、赤間氏に 讀賣宮城

 県議会第一会派の自民党・県民会議は14日、会派総会を開き、15日の臨時会で実施される議長選に高橋長偉氏(66)=5期=を擁立することを決めた。会派内では先週末の時点で計5人が意欲を見せていたが、調整の結果、一本化でまとまった。

 同会派は定数61のうち、過半数の38を占め、他会派からは擁立の動きがないことから、議長選では高橋氏が選出されることが濃厚。副議長選では、改革みやぎ(12人)などが坂下康子氏(48)=同=を推す意向だが、自民党・県民会議の千葉達氏(61)=4期=が有力で、正副議長を第一会派が独占する公算が大きい。

 同会派によると、土日も含めて調整を図ったが難航し、最終的に一本化に至ったのは総会直前だったという。総会の席上には投票箱も持ち込まれていたが、柏佑整会長は、「話し合いでまとまったことが何より。大事なときに、会派が乱れることなくスタートできた」と話した。

 一方、仙台市議会の新議長には、保守系の最大会派「改革ネット・自民」(20人)の赤間次彦氏(5期)が選出される見通しとなった。副議長には、保守系の第3会派「きぼう」(8人)の佐藤嘉郎氏(5期)が選ばれる見込み。15日に開会する臨時議会で正式に決まる。

 赤間氏については「議会改革に適任」との評価が高く、会派内で合意した。一方、第3会派からの副議長選出については、第2会派「民主クラブ仙台」(12人)が、「与党間で不要な対立をつくるべきでない」と譲歩したためという。

 市監査委員には、民主クラブ仙台の渡辺公一氏(6期)、公明党の菊地昭一氏(3期)が選ばれる見通し。

(2007年5月15日 読売新聞)

579片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 08:18:39
県会議長に高橋長氏
仙台市会議長には赤間氏 読売宮城

 県議会と仙台市議会は15日、統一地方選後初の臨時会を開き、正副議長選をそれぞれ実施した。県会議長には高橋長偉氏(66)、副議長に千葉達氏(61)=ともに自民党・県民会議=を選出した。議会事務局によると、同一会派の正副議長で議会が運営されるのは12年ぶり。仙台市議会では、議長に赤間次彦氏(50)=改革ネット・自民=、副議長に佐藤嘉郎氏(68)=きぼう=が選出された。

 県議会臨時会には61人の全議員が出席。正副議長選はいずれも無記名投票で行われ、議長選は有効票44票のうち高橋長氏42票、横田有史氏(63)=共産党=2票。副議長選が、有効票61票のうち千葉氏が43票、坂下康子氏(48)=改革みやぎ=が18票だった。

 高橋氏は南三陸町(旧志津川町)出身で、本吉選挙区選出。1991年に初当選し、党県連幹事長や会派会長などを歴任し現在5期目。議長就任のあいさつで、「厳正、公正な議会運営に徹し、県民の負託に応えたい」と抱負を語った。

 一方、仙台市議会には60人の全議員が出席。議長選は有効票57票のうち、赤間氏51票、福島一恵氏(46)=共産党=6票だった。副議長選は、有効票57票のうち佐藤氏が50票、嵯峨サダ子氏(59)=同=6票、笠原哲氏(59)=公明党=1票。

 赤間氏は記者会見で「海外視察、議員定数など改革すべき課題は多いが、市民は政務調査費の改革に最も関心がある。各会派と相談し、1日も早く形にしたい」と語り、6月議会までに、改革の方向性や時期などを決める考えを示した。

(2007年5月16日 読売新聞)

580片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 19:28:26
八戸市議会:議長に吉田氏、副議長は越後氏を選出 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070516ddlk02010172000c.html

 八戸市議会は15日、4月の改選後初めて招集された臨時会本会議で、議長に吉田博司氏(65)=政風クラブ、副議長に越後賢司氏(62)=自由民主クラブ=をそれぞれ選出した。任期は慣例により2年間。今回新たに設置された「中心市街地活性化推進特別委員会」など4特別委員会、4常任委員会、議会運営委員会の委員も決まった。

 新議員36人の会派別内訳は、自民系の自由民主クラブ(旧市民政友会)16人▽民主系の政風クラブ11人▽社民党・市民連合3人▽公明党2人▽日本共産党議員団2人▽無所属2人。【長沢晴美】

毎日新聞 2007年5月16日

581片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 19:31:50
県議会:議長には高橋氏、副議長には千葉氏 自民党・県民会議14年ぶり独占 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/news/20070516ddlk04010287000c.html

 県議会(定数61)は15日、臨時会を開き、第35代議長に最大会派、自民党・県民会議(38人)の高橋長偉氏(66)=5期、第32代副議長に同、千葉達氏(61)=4期=を選出し、93年以来14年ぶりに第1会派が正副議長を独占した。

 無記名での投票結果は、議長選が高橋氏42票、共産党県議団(2人)の横田有史氏(63)2票、無効票17票。第2会派の改革みやぎ(12人)や社民党県議団(4人)などが白票を投じたとみられる。副議長選では千葉氏が43票、改革みやぎの坂下康子氏(48)が18票だった。

 正副議長は近年、自民会派の過半数割れを背景に、会派間で正副ポストを分け合ったり、副議長が会派離脱し無所属となるなどの調整が行われており、1会派の独占は8期ぶり。県民会議は4月の改選で常任委員会すべてで過半数を完全に確保できる絶対安定多数を得て、改革みやぎが水面下で求めた副議長ポストを拒否、議会運営の主導権を握った。

 改革みやぎの内海太会長は「数に頼み県議会の常道を踏み外す行為。村井県政へのチェック機能が果たされるか疑問」と懸念する。これに対し、県民会議の柏佑整会長は「38人もの当選は、県民に村井県政が支持された結果。正副議長を出すことは、県民の負託に応えることにつながる」と反論した。【山寺香】

毎日新聞 2007年5月16日

582片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 19:32:22
仙台市議会:議長に赤間氏 きぼうの佐藤氏が副議長 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/news/20070516ddlk04010285000c.html

 仙台市議会(定数60)は15日、臨時議会を開き、議長に第1会派、改革ネット・自民(20人)の赤間次彦氏(50)=5期=を、副議長に第3会派、きぼう(8人)の佐藤嘉郎氏(68)=同=を選出した。両会派は第2会派の民主クラブ仙台(12人)と公明党市議団(8人)と、与党4会派体制を維持する方向で協議し、正副議長の候補一本化に成功した。

 議長選で赤間氏は、有効票57のうち与党4会派の合計48を超える51票を獲得。共産党市議団(6人)の福島かずえ氏は6票だった。副議長選は▽佐藤氏50票▽同市議団の嵯峨サダ子氏6票▽公明党市議団(8人)の笠原哲氏1票−−だった。

 赤間氏は終了後に会見し「時代性をとらえ政務調査費や海外視察の制度改革を優先的に進めたい。6月議会までに方向付けし、一日も早く形にしたい」と決意を述べた。

 民主クラブ仙台は民主系の旧「フォーラム仙台」、きぼうは保守系の旧「みらい仙台」を母体に、4月の改選後、新しく会派結成された。【比嘉洋】

毎日新聞 2007年5月16日

583片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 19:34:22
県人口:120万人割れ目前、戦後最低を更新 今月すでに“達成”!? /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070516ddlk06040098000c.html

 ◇先月、120万635人

 県内の人口減少が続いている。昨年10月には120万7513人となり、それまで戦後最低だった73年の121万4154人を下回り最少人口を更新した。その後も減少を続け、今年4月1日現在で120万635人となり、120万人台を割り込むのも目前となっている。

 県内の人口は、戦後の海外からの引き揚げや第1次ベビーブームで1950年にピークの135万7347人となった。その後は、経済の高度成長で、東京、大阪などの大都市圏への人口集中が続き、第1次石油危機の73年まで人口減少が続いた。

 同年を底に人口増に転じ、80年には126万人台にまで回復した。しかし89年から再び人口の減少傾向が始まった。特に97年以降は、少子高齢化を反映して死亡数が出生数を上回るようになり、人口減少に拍車がかかった。

 昨年10月〜今年3月にかけては、毎月比で100〜700人の間で減少が続いてきた。中学・高校の卒業生らが県外に大量に転出した今年4月は前月比4418人減少。4月は前年度も4530人減少し、進学や就職のために県外に出る時期が数字に反映された。早ければ、今月1日にも120万人台を割っていることが予想される。【佐藤薫】

毎日新聞 2007年5月16日

584片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 19:36:02
山形市議会:議長に酒井氏、副議長に加藤氏 引き続き非自民系に /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070516ddlk06010094000c.html

 改選後初の山形市議会の臨時会が15日開かれ、議長に酒井靖悦氏(71)=市民連合山形市議団、副議長に加藤賢一氏(63)=緑政・公明クラブ=が選出された。緑政・公明クラブ内で票が分裂し接戦となったが、非自民党系の両会派が改選前に続き議長、副議長のポストを占めることになった。任期は申し合わせにより2年。

 議長選では、市議35人の投票の結果、酒井氏が19票、最大会派の自民党系新翔会の峯田豊太郎氏(66)が16票だった。峯田氏には、同会派の14人の他、緑政・公明クラブの公明党市議2人が投票した。2人は14日夜になって突然、峯田氏へ投票する意向を所属会派に伝えたという。自・公と非自民で16票ずつという展開になったが、共産党山形市議団の3人が酒井氏に票を投じた。

 選任後、酒井氏は「山形市には課題が山積しているが、議会と市執行部が協力し、市の第7次総合計画を推進していきたい」とあいさつした。【大久保渉】

毎日新聞 2007年5月16日

585片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 22:42:10
自民県連:「県議選、厳しい結果」−−統一選を総括 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070520ddlk03010346000c.html

 自民党県連(菊池勲会長)は19日、総務会を開き、統一地方選の総括などを行った。

 総務会には約100人が参加。玉沢徳一郎前会長らが「知事選では候補の選定が遅れ、結果にかなりの影響が出た。県議選は全選挙区で候補を擁立できず、2議席を減らす大変厳しい結果となった」と統一地方選を総括した。

 また、県議の菊池氏が県連会長を務める新たな在県執行部人事を承認。民間の職域団体から新たに3人の県連副会長を選出した。会長職を辞任した玉沢衆院議員は報道陣に対し、「統一地方選では所期の目的を達成できなかった。私の指導力不足だと痛感し、ちょうど任期が終わるのでこの機会に(人事を)一新した」と説明した。

 また同日は、参院選と衆院岩手1区補選の合同選対本部を設立。選対本部長に菊池会長が就任した。総務会後に開いた会見で、菊池会長は「(自民は)受け身の形の戦いが多かったが、戦う集団に切り替えて短期決戦に挑む」と決意を述べた。【念佛明奈】

毎日新聞 2007年5月20日

587片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/21(月) 09:03:31
民主県連懇談会 知事選不戦敗漂う脱力感(2007/05/20)青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/20/new0705201101.htm

 舌戦の続く青森県知事選だが、不戦敗に追い込まれた民主党県連(田名部匡省代表)は支持候補もおらず、静観を強いられている。十九日、青森市で開かれた懇談会では、統一地方選の反省点と参院選への取り組みを話し合ったが、真っ最中の知事選の話題はほぼゼロ。参院選に向けた結束を確認したものの、知事選の不戦敗による脱力感も漂った。
 
 懇談会には国会議員や県議のほか、県議選で落選した公認、推薦候補ら合わせて十八人が出席。
 田名部代表は、冒頭のあいさつで「大変な選挙を勝ち抜いた人もいる。残念ながら届かなかった人もいる。しっかり組織づくりをし、次の選挙で全員を当選させるようにしなければならない」と決意を強調した。
 知事選には触れなかったが、「皆さんの力を借りて岩手県と青森県が競い合うような状況をつくりたい」と“民主王国”の岩手県を目標に掲げるなど、知事選で存在感を示せない悔しさもにじんだ。
 県議会の民主党会派である新政会の斗賀寿一会長は、乾杯の音頭で「残念ながら知事選は不戦敗になったが、これからの選挙で二大政党を目指して力を合わせて頑張りたい」と声を張り上げた。
 知事選告示後、四人の国会議員は主に東京で議員活動。県議は、議会質問の準備など普段とあまり変わらない日々を過ごしている。
 統一地方選での疲れから、体を休めていたという県議は「二十年くらい選挙やってきたが、(知事選で)選挙運動をしないのは今回が初めて。(推す候補もおらず)どう対応すればいいのか迷う」と落ち着かない様子。また、八戸市議は「本来であれば、知事選で盛り上がっているところだ。虚脱感がある」と心境を語った。
 同党県連は懇談会で、六月一日に一回目の参院選選対本部の会議を開くことを決定。今博幹事長が記者団に対し、「知事選中に水面下の活動を進め、(投票翌日の)六月四日から参院選の運動を始める態勢を組みたい」と力を込めた。

588片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 21:32:33
寺田知事:多選禁止条例の提案に含み /秋田
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20070522ddlk05010132000c.html

 総務相の諮問機関「首長の多選問題に関する調査研究所」が法律で多選を制限することは憲法に抵触しないとの見解で一致したことを受け、以前に多選禁止条例の提出を模索したことがある寺田典城知事は21日の定例会見で、条例制定について「意欲がないわけではない」と語り、将来的な条例案提出に含みを持たせた。しかし国が多選禁止法を制定することについては「法律で一律に禁じるのは危険だと思う」と反対する考えを示した。

 寺田知事は初当選した97年に多選禁止条例の作成を模索したが、旧自治省が「公選法の規定にない」と難色を示したため、断念していた。【津村豊和】

毎日新聞 2007年5月22日

589片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/25(金) 07:48:11
今別町財政再建 報酬減に町議猛反発 讀賣青森

 財政再建団体への転落を避けるため、大胆な財政健全化計画案をまとめた今別町で24日、町議会の全員協議会が開かれた。議員報酬の40〜50%削減などを内容とする計画案に対し、複数の町議から「議員報酬は生活給だ」などとする強い反発の声があがり、意見はまとまらなかった。同町議会は29日に臨時議会を開き、健全化計画に伴う8条例案などを審議する。

 同町がまとめた計画案には、水道料金の35%程度の引き上げや町職員給与の最大30%の削減、小鹿正義町長ら特別職の給与削減などと並び、議員報酬の大幅削減が盛り込まれている。町総務課によると、議員報酬(月額)は現在、議長が26万3000円、副議長は22万5000円、一般議員は21万5000円。

 24日の全員協議会では、出席した町議から「議員報酬は生活給。(小鹿町長のやり方は)あまりに拙速だ」「事前に議会に打診がないのはおかしい」などと反発の声が上がった。

 これに対し、小鹿町長は「まず町長、次に議員が責任を取らなければならない。(議員報酬が)足りなければ昼間働けばいい。議会は夜間にやりましょうよ」などと発言。別の町議が「議員は普通のサラリーマンのように(兼職で)できるものではない」と抗議し、紛糾する一幕もあった。

 一方、町は同日、町民向けにまとめた説明資料を町内1647戸すべてに配布した。町財政について、健全化計画を実施した場合としなかった場合を比較。標準財政規模に占める水道など公営事業会計も含めた累積赤字の割合(連結実質赤字比率)は、2006年度(見込み)で23・6%で、計画を実施しなければ12年度(同)には73・1%にまで悪化するが、実施した場合は10%に抑えられるなどと説明している。

(2007年5月25日 読売新聞)

590片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/06(水) 21:07:29
県議会民主党会派:子育て新税と行革特別委設置を提案へ /秋田
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20070606ddlk05010132000c.html

 県議会民主党会派の高松和夫幹事長が5日、県庁で記者会見し、6月定例県議会の議会運営委員会に、子育て新税と行財政改革に関する二つの調査特別委員会設置を提案する意向を示した。

 高松県議は会見で「子育て新税などは重大で県民を巻き込んだ施策。特別委員会で徹底的に議論すべきだ」と指摘。また県当局が集会などで県民との対話を重ねている点を挙げ「議会からの発信も大切だ」と話した。

 自民党会派の津谷永光会長は「まずは設置する目的について説明を受けたい」としている。【馬場直子】

毎日新聞 2007年6月6日

591片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/15(金) 10:57:49
子育て・教育増税、9月提案見送り
12月めどに順延 知事「時間かけ理解を」 讀賣秋田

 県が2009年度の導入を目指す「子育て増税」を柱とする「子育て支援と教育充実を推進する将来ビジョン」について、寺田知事は14日、県議会6月定例会で、「時間をかけて県民の理解を求める必要がある」と述べ、当初予定していた9月の提案を見送ることを明らかにした。施策を練り直し、12月をめどに提案する考え。一方、議会各会派はおおむね反対の姿勢を崩しておらず、増税の必要性について議論が活発化するのは必至だ。

 知事は14日の本会議で、9月提案を見送る理由について、「社会全体で子育てや教育を支えていくことの大切さは理解されている」としたうえで、「法人負担や在宅育児支援バウチャー事業の妥当性、進学するにつれてお金がかかる現状にどう対応するかなど、整理すべき課題がある」と説明した。

 本会議後、知事は記者団に対し、「(県民と意見交換している中で)私たちがもっと勉強すべきだと率直に思った。県民ニーズを把握し、税負担への理解を得るには時間が足りない」と語った。

 税収で展開する子育て支援・教育充実策については、「どこに視点を置くべきか。県内各地で意見を聞き、柔軟な姿勢でいい案を作りたい」と語り、県民の意見を聞いて、現在の案を見直す考えを示した。25億円を見込んでいる県民の負担についても「増えることも減ることもある」と述べた。

 県は4月、バウチャー事業など関連9施策を盛り込んだ「将来ビジョン」案を公表し、9月に成案をまとめる方針を示していた。その後、県内8か所で知事を交えた県民フォーラムを開催。県の広報誌を通じて県民の意見を集めているほか、今月上旬には県民4000人対象の意識調査を行い、現在、集計を進めている。

 ■県会各派、厳しい意見 

「肩すかしだ」「新税構想を撤回すべきだ」。子育て増税を柱とする「将来ビジョン」を9月に提案することを見送った寺田知事の判断に対し、県議会の主な会派の代表者からは厳しい意見が相次いだ。

 最大会派の自民党の津谷永光議員は「肩すかしのような感じ。このままでは難しいと気づいたのか。会派内では賛成するという話はない」と話す。

 「みらい21」の穂積志(もとむ)議員は「準備不足。今の財政の中で新しい税負担を求めるべきではない」と言う。

 社民党の佐々木長秀議員は「検討を深めるのは妥当だが、子育てや教育は国に財源を求めていくべきで、新税構想を撤回すべきだ」と指摘する。

 「いぶき」の門脇光浩議員も「子育て支援と教育充実の必要性は高いと思う。県民からさらに話を聞いていくという判断は賢明。(子育て増税は)一つの方法だが、先走りしている」と語った。

 民主党の小田嶋伝一議員は「無理すべきでないと思っていたので、妥当な選択をした。有効な少子化対策がはっきりしない中で新税を投入するのは無理だ」と述べた。

 公明党の田口聡議員も「県民の理解が得られていない中で、無理に突っ込むより賢明だ」と話した。

(2007年6月15日 読売新聞)

592片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/15(金) 10:58:23
執行部「強行」提案か
県一般職給与削減 労組「十分な説明を」 讀賣秋田

 県の一般職職員の給料カット問題を巡り、執行部と労組が対立している。危機的な財政状況から、執行部は今年8月から2年間、5%(一部は3%)の給料カットを提案しているが、労組側は「財政悪化は人件費のせいではない。合意はできない」と反発。執行部は、合意が得られなくても、14日開会した6月議会で関連条例案を追加提案する方針だ。県と労組の5回目の団体交渉が15日に開かれるが、双方の歩み寄りは見られず、合意は難しい見通し。“強行”提案となれば、職員の士気にも影響しそうだ。

     ■労 組

 「このまま強行提案すれば、県庁内はガタガタになる」。県職労の羽沢斉志委員長は11日、執行部側との約2時間に及んだ団体交渉を終えた後、不満をあらわにした。労組側はこの日の4回目の団体交渉で、〈1〉削減の開始時期を来年1月にずらす〈2〉組合員の削減率を緩和し、課長級以上は拡大する――などを要求。だが、交渉は平行線のまま終わった。

 労組側は、「納得がいく説明があれば、協力する」と条件付きで給料カットを受け入れる姿勢を示している。反発しているのは、「財政が悪化した理由について、執行部から十分な説明がない」という点だ。

 県は、地方交付税の削減などを見据え、1999年度から職員の定員削減を実施。2011年度までに計約1300人を削減する計画だ。05年度には、普通会計に占める人件費比率は、全国で3番目に低い25・4%となった。これに対し、公債費比率は17・0%と、全国で11番目に高い。

 「財政が悪化したのは、職員のせいではない。定員削減が進む中、職員は子育て増税(導入に向けた事務作業)などで深夜まで働いている」と羽沢委員長は主張する。

     ■執行部

 執行部が一般職職員の給料カットにまで踏み切ろうとしている背景には、基金が枯渇しかかっているほどの危機的な財政事情がある。

 県の財政見通しでは、地方交付税の減少や少子高齢化による社会保障費の増加で、07年度当初予算で290億円の財源が不足。08年度以降も200億円以上の不足が続く。主要3基金は、07年度で残高335億円(最終見込み額)に上り、09年度には枯渇するおそれがある。

 県は行財政改革を進め、08年度に一般財源ベースで250億円の歳出削減を目指している。このうち約40億円は、給料カットで捻出(ねんしゅつ)したい意向だ。このほか、各種団体への補助金を削減し、すでに各種団体への説明を始めた。「各種団体に削減をお願いしているのに、県職員だけ実施を遅らせるわけにはいかない」(県人事課)。いち早く県職員の給料カットを行い、県民に歳出削減に取り組む姿勢を示す――。執行部にはそんな狙いがある。

     ■全 国

 県人事課によると、全国では5月現在、20道府県で一般職職員の給料カットを実施している。いずれも財政危機が背景にあり、削減率は北海道が10%(実施期間5年)で最も高い。同課が20道府県に聞き取り調査したところ、労組側の合意が得られないまま、一般職の給料カットに踏み切ったのは、山梨、鳥取、愛媛の3県あった。訴訟に発展したケースはないという。

 寺田知事は、「合意に向かうよう、最大限努力する」と話すが、合意できる見通しは立っていない。

(2007年6月15日 読売新聞)

593片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 15:11:46
原発増設 「凍結の意味なし」
2007年06月15日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000706150005

 −双葉町長、議会に解除託す−


 双葉町の井戸川克隆町長は14日、6月定例町議会の一般質問で、東京電力のトラブル隠し後の02年9月に町議会が可決した福島第一原発7、8号機の増設決議の凍結について「凍結の意味がなくなった」と述べた。財政難の町として、原発立地に伴う国からの交付金などに頼らざるを得ず、議会側に凍結解除を託した形だ。


 井戸川町長は、町議の1人が東電の取り組みをただしたのに対し、不正隠しの再発防止への努力を評価。「(現在)原発をつくった当時の人は定年退職し、つくった経験のない人が保守管理している。だが、つくった上で保守管理する方が地域の安心・安全のためになる」とし、「凍結の意味はなくなったと判断している」と述べた。


 井戸川町長は3月の定例町議会で、町議2人が凍結決議について考えをただしたが、一連の不正隠しが明るみに出始めた時期だったため、「増設も視野に入れた地域振興に取り組む」と答弁するにとどめた。


 別の町議からは、原発を増設する際の残土処理を巡る、町と東電との協議について質問が出た。


 02年12月の定例町議会の議事録に、第一原発に近い細谷地区土地改良事業に関して「増設の残土をもってということが前提。助役や総務課長を含む担当者が東京電力の担当者と協議している」とする前町長の答弁が記載されている。だが、06年の3月定例町議会で、斉藤実・副町長が東電との協議を否定し、資料も残っていないとした。


 一般質問では、02年当時に斉藤副町長は総務課長だったため、06年の議会の答弁は虚偽だったと追及されたが、町側は虚偽の答弁はしていないと否定した。


 ◇建屋蒸気漏れ 原子炉手動停止


 東京電力は14日、運転中の福島第一原発3号機(大熊町)のタービン建屋内で蒸気が漏れたため、原子炉を手動停止した、と発表した。漏れた蒸気に放射能は含まれていないという。


 東電によると、14日午前10時半ごろ、職員が建屋1階の床に水たまりを発見。現場を調べたところ、2階の「タービングランドシール蒸化器」という装置近くの配管から蒸気が漏れ、約105リットルの水たまりになっているのを確認した。8日のパトロール時は水たまりはなかったという。


 蒸化器は、復水器内の放射能を含む蒸気が外部に出るのを防ぐため、タービンの軸部分に放射能を含まない蒸気を吹き付ける装置だが、吹き付ける側の放射能を含まない蒸気が配管から漏れたという。

594片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/18(月) 11:54:44
くすぶる川井村「分村」問題
2007年06月18日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000706180005

 県の合併推進構想で、宮古市との広域合併が提示されている川井村の門馬(かど・ま)地区で、「分村」して盛岡市との合併を目指す住民運動がくすぶり続けている。合併新法による合併期限は2年9カ月後。村は、県の構想を基に宮古市との合併を目指す立場だが、盛岡市との合併を望む地区住民の意向は強い。展開次第では合併の成否そのものを左右しかねない状況だ。


    ◇


 5月26日午後、盛岡市との境に近い門馬地区の去石地区集会所で開かれた分村派住民団体「門馬の明日を考える会」の集会には、地区住民約30人が集まった。


 「チャンスが来れば必ず悲願は達成したい」。元町議の去石雄喜代表(73)が語気を強めると、集まった住民はしきりにうなずいた。同地区田代の主婦、去石幸子さん(58)は「宮古に行くのは運転免許の書き換えで3年に1回だけ。子供も全員盛岡に住んでいるし、買い物も盛岡。一緒になるなら盛岡以外考えられない」と話す。


 約200世帯、500人が暮らす門馬地区は、盛岡市までは区界峠を経て約25キロ。車で30分ほどで着く。だが、宮古市中心部に行くには六十数キロ、1時間半以上もかかる。


 旧川井、旧小国との3村合併で1955年7月に川井村になった当時にも、旧門馬村では盛岡との合併を目指す運動があったといい、「半世紀前からの悲願だ」と去石代表は強調する。


 今回の分村運動は3年前に始めた。05年7月に全207世帯を対象に行ったアンケートでは、回答した188世帯のうち、147世帯が盛岡市編入を希望した。昨年3月には、分村合併推進の要請書を村と村議会に提出している。


 これに対し、道又邦彦村長は「一地域の意向だけを通せば自治体行政は成り立たない。分村となれば、戸籍や地籍など、国・県の行政も絡んで大変な労力がかかる問題。今の村では実現困難だ」と否定的だ。


 複雑な村内の状況に、周辺自治体の反応も慎重だ。門馬地区に市の区界高原少年自然の家を持つ盛岡市の谷藤裕明市長は「少なからずご縁はあるが、村において将来に向けた議論を尽くして欲しい」と静観する。


 合併検討会への参加を同村に呼びかけた経緯もある熊坂義裕・宮古市長も「川井村とは歴史的な一体性もあり、要請があれば(合併を)前向きに検討したいが、分村問題となれば冷静に見ざるを得ない。まずは地域で十分検討を」と話す。


 昨年4月、宮古広域5市町村による新たな合併構想を示した県も「川井村については村内動向に留意しながら議論を進める必要がある」として、合併推進に踏み出せない状況だ。


 川井村では、26日告示、7月1日投開票で村長選がある。


 今のところ立候補表明しているのは道又村長の「後継」とされる元村収入役の巣内宏一氏(66)だけ。巣内氏が「自主財源の比率も県内で一番低く、単独村政は困難。(合併新法の)期限内に宮古地域との合併に道筋をつけたい」と訴えるのに対し、「考える会」の去石代表は「誰が村長になっても当面の合併は困難。決して宮古との合併を認めたわけではない」とクギを刺す。


 分村合併には村議会の議決が必要となる。人口約3400人の川井村の中で、門馬地区は少数派。去石代表は「分村が認められるには、最終的に村内合意が必要。悲願達成のために、現時点での対立は避けたい」としている。


 だが、村が宮古市との合併に動き出せば、対立は表面化しかねず、門馬地区をめぐる動向が、今後の大きな焦点となりそうだ。


    ◇


《川井村の合併問題》
 02年10月、旧宮古市が宮古、下閉伊郡による合併検討会への参加を呼びかけたが、川井村は参加を見送り。宮古市は新里村、田老町との3市町村で新・宮古市を発足させた。旧合併特例法の期限後の06年4月に県が新たに示した「合併推進構想」では、川井村は宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村との合併の枠組みに組み込まれている。


 05年4月施行の合併特例新法は、2010年3月までの時限立法で、税制上の優遇措置や激変緩和措置が受けられる。


 平成の大合併の中で、「分村合併」が実現したのは、総務省によると、06年3月の山梨県上九一色村だけで、人口約1600人の村が北部は甲府市、南部は富士河口湖町に合併した。

595片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/21(木) 12:15:49
知事演述賛否くっきり 県議会開会
自民「施策に新味なし」民主は絶賛 讀賣岩手

 6月定例県議会は20日開会し、達増知事が就任初の所信表明にあたる「知事演述」を行った。知事は補正予算案の柱に据えた二大戦略の推進を改めて強調し、県民参加の理念を打ち出したが、政党色がにじむ演説内容に議場では賛否両論が渦巻いた。

 知事演述は、4年間の任期中に目指す施政方針について、具体的に説明するもの。中でも力を入れたのは、県政運営の基本理念について触れた一節。「所得が減少する一方で社会保障費の負担が増大し、多くの方々が不安に直面している」と政府の経済政策を批判し、「危機から目をそむけ、危機が去ることを願うだけでは、危機から逃れることはできない」などと、「危機」という言葉を9回繰り返した。その上で、自ら提唱する「新地域主義戦略」と「岩手ソフトパワー戦略」に言及し、「県民とともに自治の王道を歩んでいきたい」と語った。

 最後は、幼少時代に口ずさんだ「岩手県民の歌」を引き合いに出し、「明るい歌詞やメロディーとともに、大人たちは『ふるさと岩手』の発展のために邁進(まいしん)していた。私がいただいた希望を次の世代につないでいかねばならない」と約35分の演説を締めくくった。

 議場では、知事与党の民主党から、「品格ある、いまだかつてない名演述」(佐々木順一・県連幹事長)と大きな拍手が送られたが、自民党の千葉伝・県連幹事長は「イデオロギー的な部分が先行し、具体的な施策に関してはこれまで推進してきた中身の踏襲がほとんど」と不満を示した。

     ◇

 今定例会の会期は7月4日までの15日間。26日に代表質問を行い、一般質問は27日からの3日間。

(2007年6月21日 読売新聞)

596片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/21(木) 12:16:24
公示日延びる?参院選関係者やきもき 讀賣宮城

 今国会の会期が12日間延長される見通しとなったことで、当初の想定から1週間ずれ込むことが確実になった今夏の参院選。会期末直前の延長劇の波紋が県内にも広がっている。最終的には7月12日公示、同29日投開票となる見通しだが、これまで22日投開票を前提に準備してきた関係者は「早く正式に決まってほしい」とやきもきしている。

ポスター手直し

 県はすでに、JR駅や公共施設に張り、投票を呼びかける啓発ポスター1万3000枚を印刷。そのすべてに「22日投票」との文字が入っているという。県では刷り直しはせず、「22日」の部分に「29日」と書いたシールを張って対応する予定だが、県市町村課では「シールの印刷代、張る人員の経費が余計にかかる」と話す。このほか、90万枚印刷する予定の啓発チラシ、ポケットティッシュなどは、すでに印刷を止めており事なきを得たものの、投票啓発CMの放映期間変更や、啓発イベントの日程変更など、事務手続きに大わらわになっている。

開票場は確保難

 計80万人余の有権者を抱える仙台市の市内5区選管は、開票会場の確保に頭を痛めている。

 青葉体育館(青葉区)や宮城野体育館(宮城野区)など、5体育館で7月22日の予定を押さえていたが、29日にはママさんバレーやバドミントンの大会などの予約がすでに入っている。市選管では「先約を強制的に排除するのは不可能。日程や場所を変更していただければ良いが、無理なら代替施設を探さなければ」とため息をつく。また、7月29日投開票なら町議選のダブル選挙となる村田町選管は「県選管からは参院選を先に開票しろと言われているが、町議選も注目されている。作業の段取りを練り直さなければ」と困惑する。

悲鳴と歓迎

 立候補予定者の陣営からは「事務所の契約を延長しなければならず、40〜50万円程度の出費増」との悲鳴も上がっているが、「宣伝の期間が増えるのは歓迎」と前向きに受け止める陣営も。ある新人の陣営は「与党への批判は、投票日が1週間伸びたくらいでは弱まらない」と力を込め、ある現職陣営は「地元に顔見せできる機会が1週間分増えた、と考える」とプラス面を強調した。

(2007年6月21日 読売新聞)

597片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 14:14:33
梅原仙台市長 不誠実認めて陳謝 再質問でようやく答弁 河北宮城
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070626t11034.htm

 梅原克彦仙台市長は、25日の市議会本会議で、議員の一般質問に対する答弁が不誠実だったとして「趣旨を真摯(しんし)に受け止め、丁寧な対応に努める」と陳謝した。

 問題になったのは、22日の相沢和紀市議(社民党市議団)の一般質問に対する答弁。自衛隊の情報収集活動をめぐる市長発言について「適切でない部分は反省してほしい」との問いに対して、「前日の同僚議員の質問と重複するので省略する」と答弁しなかった。

 相沢議員は「質問の趣旨は違う。議会での質疑はなくていいということなのか」と再質問。梅原市長は「繰り返しになるが」と前置きした上で、ようやく答弁に応じた。

 25日の本会議に先立ち議会運営委員会が開かれ、赤間次彦議長が「市長答弁が質疑者の意にかなっていない部分があった」と述べ、本会議で市長に釈明を求めることを決めた。

 野党議員からは「これまでも自身に都合の悪い答弁を局長にさせたり、『見解の相違だ』などと切り捨てたりする場面はあったが、答弁拒否は前代未聞だ」との批判が出ている。

2007年06月26日火曜日

598片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 08:37:34
知事VS自民会派 「民主色」現状巡り 県議会代表質問で火花 讀賣岩手

 県議会は26日、本会議を開き、各会派による代表質問が行われた。参院選を目前に控え、民主党への肩入れが目立つ達増知事の言動をめぐり、自民党から痛烈な批判の声があがった。

 知事の言動を取り上げたのは、同党系会派「自民クラブ」代表で、党県連幹事長も務める千葉伝氏。達増知事が知事選では無所属で戦いながら、当選後に政党色を強く打ち出したことについて、「なぜ党公認で戦わなかったのか。よろいの上に衣を着て、当選後に衣を脱ぐとは、こそくな手段と受け止められても仕方ない」と指摘。「知事は『行政の長』と『政治家』の二つの顔を使い分けると明言したが、本当にできるのか」とたたみかけた。

 これに対し、知事は「政党に公認を求めるか推薦を求めるかは、本人の自由だ。政治的判断に対する評価は、投票を通じて示されている」と反論。「達増拓也は100%政治家であり、政治家として行政の長の仕事を適切に行い、政治家としてそれ以外の活動を自由に行う」と突っぱねた。

 千葉氏は、前民主党県議の政務秘書への起用にも触れ、「選挙で応援しなかった市町村長らに対し、政務秘書を通じて報復的措置があるのではという不安が県民の中にある」と指摘したが、知事は「面会要請があれば会っているし、積極的にこちらからも出向いている」とかわした。

(2007年6月27日 読売新聞)

599片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 00:26:15
県議会:知事「私は100%政治家」 政治姿勢に質問集中 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070627ddlk03010337000c.html

 達増拓也知事の就任後初の県議会代表質問が26日あり、民主党籍のまま知事に就任した政治姿勢に質問が集中した。達増知事は「達増拓也は100%政治家であり、政治家として行政の長の仕事を適切に行い、政治家としてそれ以外の活動を自由に行う」と断言。各会派は「一応クギはさした」と今後の動向を注視する。

 自由民主クラブの千葉伝県議は、達増知事が政務秘書を置いていることなどを挙げ、「党派色が強く、政治家に偏っていないか」と指摘。達増知事は「知事は、行政の執行の際には公正公平、不偏不党でなければならない。それを貫いていれば政治活動を含め、あとは自由と考えている」と持論を述べた。

 また政和・社民クラブの飯澤匡県議が「行政職と政治家の発言を使い分けると言っても、知事の口は一つだ」と問うと、達増知事は「行政の執行においてもその他の執行においても県民本位を貫きたい」と答えた。

 質問を終えた千葉県議は、「今はまだいいが、各市町村長から予算要望を聞く段階で(知事の党派色が)問題になってくる」と感想を述べた。飯澤県議は「知事の政策をきちんと見ていくが、政治家としてあまり自由にやってもらっては困るのでクギをさした」と話した。【念佛明奈】

毎日新聞 2007年6月27日

600片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 11:43:59
県農協中央会迷走 正副会長選任できず(2007/06/28)青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/06/28/new0706281101.htm

 青森県農協中央会は二十七日、青森市の県農協会館で、正副会長の人事案件などを審議する通常総会を開いた。だが、出席した組合長から正副会長の選考基準や議事進行に対する不満が噴出。議事が空転する混乱状態の中で、流会を求める緊急動議が出され、賛成多数で可決された。五十三回目となる総会で、流会の事態は極めて異例。会長候補の工藤信氏(53)=つがる弘前農協組合長=と、副会長候補の角濱光昭氏(68)=しんせい五戸農協組合長=の選任は持ち越された。次回の総会日程は未定。
 正副会長の推薦候補は、役員選考委員会が▽県内の五農協合併構想に沿って合併を進めている▽同構想に基づく合併促進協議会に加入している―など五項目の選考基準に照らし、それぞれ一人に絞り込む。これまでは、選考委推薦が事実上の決定となっていた。
 今回の役員改選では、前会長の種市一正氏と前副会長の神勝衛氏の辞任に伴い、選考委員会が推薦した工藤、角濱両氏を選任する予定だった。
 しかし総会では、出席した組合長から「現段階で選考基準を満たしている組合長は県内にいるのか」「基準があいまいではないか」などと疑問の声が相次いだ。
 会長候補に名乗りを上げ、選考漏れしたごしょがわら市農協の白戸勝一組合長は「(工藤氏は)選考基準を満たしているのか」との質問通知書を事前に同会へ提出。さらに総会では「基準が分かりにくい」と指摘し、理事側に説明を求めた。
 これに対し、総会の議長が「意見は承っておく」として取り上げず議事進行を優先したため、反発が強まり流会の事態に至った。
 同会は総会終了後、緊急の理事会を開催。七月二日にあらためて理事会を開き、選考基準に対する考え方や今後の対応などを協議することを確認するにとどまった。
 総会後に記者会見した神副会長職務執行者は「議事進行にまずかった面はあるかもしれない。ただ、しっかりと説明し、話し合えば理解できるはずだ」と述べた。
【写真説明】
総会の流会を求めた緊急動議に、賛成の挙手をする県内の農協組合長

601片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 21:19:45
県議会:副知事人事案、渡部氏に不同意 「数の横暴」知事不快感 /秋田
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20070630ddlk05010300000c.html

 ◇森林税は見直しを示唆

 県議会6月定例会は29日、本会議を再開し、里山の保全に充てる森林環境税関連2議案と、県職員の給与を削減する条例改正案について、賛成多数で継続審査とした。また、次期副知事の人事案は過半数を占める自民党会派などの反対で渡部文靖・県知事公室長の選任を不同意とし、西村哲男・副知事のみの選任に同意した。そのほか総額29億1749万円の今年度一般会計補正予算案を含む31議案は原案通り可決し閉会した。寺田典城知事は閉会後の会見で副知事1人の不同意について「多数の横暴。これはいじめですよ」と不快感をあらわにした。

 寺田知事は会見で人事案について「出納長職が廃止され、合議のシステムも含めて2人の副知事は地方行政にとって必要」と強調したうえで、「人間的なこと、能力で否定されたわけじゃない。正常な解決の仕方ではない」と議会側を批判した。さらに今後、再度渡部室長を選任する考えを示した。

 森林環境税については「県民の意向調査も含めて白紙に戻すくらい検討したい」と述べ、抜本的な見直しを示唆した。県職員の給与削案については、「議会も組合も官民格差があるのを分かっているはずなのに」と理解を求め、今後、提案内容を変更しない考えを明らかにした。【津村豊和】

毎日新聞 2007年6月30日

602片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 22:12:26
渦巻く賛否、警戒感 仙台市の男女参画審人選問題 宮城
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070630t11034.htm

 仙台市の男女共同参画推進審議会委員に、「新しい歴史教科書をつくる会」元副会長で明星大教授の高橋史朗氏の起用が取りざたされていることに関し、任命権者の梅原克彦市長は29日、「現段階ではコメントできない」と、多くを語らなかった。ただ、2006年度の男女共同参画関連予算を「優先順位が低い」と削減、市民団体などの反発を招いた梅原市長だけに、イデオロギー色が強い今回の人選はさまざまな憶測と波紋を広げている。

 市議会には、賛否両論が渦巻いた。第2会派・民主クラブ仙台の渡辺公一代表は「審議会委員の人事権者は市長。市長が良かれと思っているなら受け入れるしかない」と話した。公明党市議団も「いろんな考えの人が入ることに問題はない」(笠原哲団長)と議論の推移を見守る方針。

 社民党市議団の八島幸三代表は「男尊女卑的な考えを持つ人を、委員に迎えるのは不適切だ。就任が決まれば抗議声明を出す」と反発。

 与党のベテラン議員は「(つくる会が主導した)扶桑社の教科書採用が、最終的な狙いなのだろう」と、高橋氏任命のさらに先にある梅原市長の胸の内を推測。「(9月に任期満了を迎える)教育委員の選任についても注意深く見ていく必要がある」と警戒感を示した。

 市のある幹部は、廃止検討を進める男女共同参画推進の拠点施設エル・パーク仙台(青葉区)問題への影響を心配した。「落としどころがようやく見えてきたのに、あえて火に油を注ぐようなもの。解決の道が遠のいた」と表情を曇らせる。審議会委員の1人は「人選に関しては、市からまだ何も聞いていない。高橋氏がどんな人物かも分からない」と困惑していた。

◎高橋氏任命しないで 女性団体など市に申し入れ
 仙台市の梅原克彦市長が、市男女共同参画推進審議会(会長・水野紀子東北大大学院教授)の委員改選に際し、「新しい歴史教科書をつくる会」の元副会長、高橋史朗氏への委員委嘱を検討していることについて、市内の女性団体などが29日、高橋氏を任命しないよう市に要望した。

 要望したのは、婦人民主クラブ県支部協議会(大木れい子会長)など13団体。要望書は「つくる会が発行した教科書には共同参画基本法と相いれない記述が多く、高橋氏は推進すべき立場の審議会委員としてふさわしくない」などとしている。

 仙台市男女共同参画課の舩山明夫課長は「人選を進めている段階であり、委員の構成について話すことはできない」と答えた。

2007年06月30日土曜

603片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 02:38:18
「小沢王国」の謎:参院・衆院補選を前に/上 小選挙区制 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070709ddlk03010237000c.html

 ◇「どぶ板」は民主主義の原点

 岩手“小沢王国”は、小選挙区制が可決された94年、約束されたのかもしれない。

 96年10月20日。小選挙区比例代表並立制初の総選挙が行われた。

 自民党は単独過半数には届かなかったものの、28議席増やして239議席を獲得。一方の小沢・新進党は4議席減らして156議席となり、敗れた。羽田孜氏(元首相)らが党内グループを作り、ゴタゴタが続くなかでの敗北だが、おひざ元の岩手県では逆のことが起こっていた。

 県を二つに分ける中選挙区(計7人)から4小選挙区に改まった衆院岩手。自民との対決の結果、新進党からは小沢氏ら3人が当選し、4議席中3議席を占めた。自民は鈴木善幸元首相のジュニア、俊一氏のみとなった。民主が自民を圧倒する現在の力関係がこの時点でできあがった。

 得票数で見ると“小沢党”の躍進ぶりがよく分かる。中選挙区の93年、小沢・新生党票は1、2区計21万6000票。全有権者の20%だった。対する自民党は25万票(23%)で新生党を上回っていた。

 小選挙区になった96年、小沢・新進党は一気に4区計38万票(34%)を獲得した。自民は2万5000票減らし、22万5000票(20%)に後退した。

 そもそも小選挙区制は小沢氏が自民を離党し、新生党など8党による細川連立内閣のときに成立させた選挙制度だ。かねて小沢氏が導入を画策してきた選挙制度でもある。

 小沢氏はその優れた点を「なれ合いだった政党同士の政策論争を活発化させる」と説明する。確かにその通りだが、それ以上の違いは、議員1人当たりの有権者が、中選挙区に比べ圧倒的に少なくなることだ。それは小沢氏が得意とするどぶ板選挙に適しているということでもある。

 マスメディアでさげすまれて使われることが多いどぶ板選挙。しかし小沢氏は「どぶ板選挙こそ民主主義の原点」(自著・小沢主義)という。「さまざまな人のところに飛び込み、話に耳を傾けることで、今の社会の問題や政治家として何をすべきか見えてくる」からだ。

 それはともかく、小沢氏自身も15年近く続けた「どぶ板」選挙こそが、支持を広げる原動力となった。

 その一端を当時の選対幹部が明かす。

 「強さの秘密は徹底したローラー作戦なんだ」。96年、衆院選公示前に支持者らが戸別訪問した。例えばAからEの5班に分かれ、ある一定の地域の住宅を片っ端から訪ねる。留守宅にはチラシをポストに残す。

 回ったところは住宅地図に色を塗り、留守宅も報告。数日後に再び同じ場所を回る。前とは別の班が回る。前の班が回っているか確認できるからだ。監視と競争の中で選挙戦が行われる。2回目の報告の時には有権者の反応を報告してもらう。手応えをみて、候補者がその地域に戸別訪問をするかどうかを判断するのだ。ローラーは、後援者の家だけに行く場合もあれば、住宅地図に載っているすべての家を対象にすることもある。

 中選挙区から小選挙区になったことで、面積が狭まり、有権者も少なくなった。どぶ板もローラーもより効果を発揮するようになった。

   ×    ×

 天下分け目と言われる参院選が12日に公示される。小沢氏はその進退をかけて選挙戦に臨むと明言した。小沢王国などと呼ばれ、小沢氏が支配者であるかのように語られる岩手。だが、そうではない。端的に言えば多くの有権者が小沢党を支持しているに過ぎない。ではなぜ小沢党は支持を集められるのか。参院選でその支援は全国に広げられるのか−−。政権交代を争点とする国政選挙を前に、小沢“王国”の強さの秘密を探った。

毎日新聞 2007年7月9日

604片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 20:22:23
「小沢王国」の謎:参院・衆院補選を前に/中 「足で動け、口を動かせ」 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070710ddlk03010093000c.html

 ◇支持拡大、支流から大河へ

 今でこそ小沢一郎氏が選挙区に戻ることは少ないが、その地歩は一朝一夕に築いたわけではなかった。

 父佐重喜氏の弔い合戦として戦った最初の総選挙(1969年12月)。27歳の小沢氏は旧岩手2区で7万1520票を獲得、トップ当選を果たした。2位に1万7000票差をつけた。2回目(72年12月)は椎名裁定の椎名悦三郎氏にトップを奪われた。

 正念場と周囲がみたのは3回目。76年12月のロッキード選挙だ。小沢氏が師と仰ぐ田中角栄元首相が7月、逮捕された。田中派若手議員の小沢氏にとって厳しい選挙となると、誰もがみていた。票が開いてみると7万1449票を得てトップに返り咲き3選。周囲を驚かせた。以後、田中判決のあった83年を除き、すべての選挙でトップ当選を続ける。徹底的な選挙区回りをしたことが選挙に強い理由だと、小沢氏自身が語っている。

 ロッキード選挙の2カ月前。10月8日金曜日、小沢氏は午後10時過ぎに東京から水沢市(現奥州市水沢区)袋町に戻った。当時、夕方4時半に上野発の特急に乗ると、約5時間半後の夜10時ごろに水沢に着いた。

 金帰火来という言葉があるが、小沢氏は会期中はほとんど岩手に戻らなかったという。その代わり国会閉会中は地元に戻り、徹底的な戸別訪問を続けた。

 この選挙ばかりは方針を変えたようだ。会期中に自宅に戻った小沢氏は翌朝6時45分、秘書を伴って自宅を出発。東へ40キロ近く離れた住田町に車を走らせ、猛威をふるった冷害を視察。「共済の調査は」「冷害で大変でしょうが頑張ってください」。小沢氏は長靴姿で田んぼに分け入り、農民たちに尋ねたり、激励したりする。

 小さな車に乗り換えると、狭い道を通って山中の支持者宅に足を運ぶ。別の地区の土地改良区の理事会に出席。支持者宅でこしらえてもらった握り飯を抱えて、三陸町(現大船渡市)へ。さらに精力的に回り、自宅に帰りついたのは午後10時過ぎだった。

 田中角栄氏から学び、小沢自身も15年近く続けたという徹底した選挙区回りを再現しているのが現知事、達増拓也氏だ。

 新進党公認で初めて立候補した96年からどぶ板選挙に徹してきた。海に向かって達増氏が手を振っていたのは有名な話だ。いつ有権者が現れてもいいようにそうするのだという。「支援者の家を一軒一軒、マメに回ってあいさつした。出身の盛岡だけでなく、矢巾町でも相手候補より票を取れたのはそのためだ」と新進党時代の幹部は話す。

 工藤堅太郎民主党県連代表は今でも理由が分からない。選挙運動を川上からやると、なぜ効果があるのか。

 「足で動け、口を動かせ」と言われ、半信半疑ながら小沢氏流の選挙を実践した。人口300人、家が100軒ほどの山村から歩いた。「街頭演説でもね、支流が集まって大河になるその支流の部分で政策を訴えるんだ」

 工藤氏が小沢氏から出馬を打診されたのは93年衆院選の前だ。実はその1週間前、工藤氏は鈴木善幸元首相から国政をあきらめるように言われたばかりだった。ゆくゆくは国政へという工藤氏の気持ちを、善幸元首相も承知していたはずなのに、である。このタイミングではいやも応もない。迷わず小沢氏の誘いを受けた。

 新生党から出馬した工藤氏は7万3542票で初当選。トップは玉沢徳一郎氏(10万9353票)、2位で再選した善幸元首相の長男俊一氏(8万555票)に7013票差と迫った。

毎日新聞 2007年7月10日

605片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 09:24:22
会長ようやく決まる 県農協中央会工藤氏に 讀賣青森

 県農協中央会は16日、青森市東大野の県農協会館で臨時総会を開き、会長に工藤信・つがる弘前農協会長(53)を、副会長に角浜光昭・しんせい五戸農協組合長(68)を選任した。種市一正・前会長(現三沢市長)が5月29日に辞任して以来、ひと月以上続いた「会長不在」の事態はようやく収拾した。

 正副会長の人事案は6月27日の通常総会に提出されたが、「選考基準を満たしていない」との指摘があり、総会が流会していた。

 16日の総会では、工藤氏が、弘前市農協など6農協が合併したつがる弘前農協の初代組合長を務めた点を評価。選考基準の中に、県内の農協を五つに集約する構想に基づいて「合併へ向かう『前段合併』を実現した農協の組合長か会長」という条件があることを踏まえ、同農協の合併を「前段合併」と解釈し、基準を満たすと判断した。会長選任の議案は賛成35票、反対11票で可決された。

 工藤氏は記者会見で、「組合長らの間で認識の違いがあった。(組合長らと)腹を割って話したい」と述べ、選考基準の改定に向けて検討委員会を設置する考えを示した。任期は09年6月まで。

(2007年7月17日 読売新聞)

606片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 09:28:22
「発展税」財界から“反発”
東北経済連会長「大変きつい話」 讀賣宮城

 県が導入する方針を固めた新税「みやぎ発展税」について、東北経済連合会の幕田圭一会長は19日、仙台市内で開かれた東北地方経済懇談会後の記者会見で、「景気にも影響が出かねない。県として慎重に検討してほしい」と述べ、新税の導入に批判的な考えを示した。

 新税は一定規模の企業が支払う法人事業税に税率5%を上乗せするもので、県は県議会9月定例会に条例案を提出する方針。

 幕田会長は新税の導入について、「県の経済状況は上向きの景気が続いているのは事実だが、力がない弱々しい景気回復。各企業とも経営の効率化を進めてきている矢先に課税が増えるというのは大変きつい話だ」と指摘。その上で「県として慎重に検討し、あわせて納税者に対してわかりやすい説明をお願いしたいと思っている」と注文をつけた。

 また、幕田会長とともに、記者会見を行った日本経団連の御手洗冨士夫会長は、「世界各国で法人税の値下げ競争に入っている状況のような中で、さらなる企業の負担を増やすという方向はいかがなものか」との感想を述べた。

(2007年7月20日 読売新聞)

607片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 21:45:32
移植やめ一転伐採へ/仙台ケヤキ撤去問題
2007年07月18日 朝日宮城
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000707170006

 地下鉄東西線の建設に伴うケヤキの撤去問題について、仙台市の梅原克彦市長は17日の記者会見で、「基本的には伐採する方向になると思う」と述べ、当初の移植方針を転換する考えを明らかにした。ただ、市にはJR仙台駅近くに高層ビルを建設予定の企業から「ケヤキをもらい受けたい」との要請が届いており、今後同じような申し出が出てくる可能性もあることから、梅原市長の対応が注目される。


 撤去の対象となっているのは、市中心部の青葉通に並ぶ高さ15メートルほどのケヤキ約50本。


 梅原市長は1月、「ケヤキの精たちが『伐採しないで』と語りかけてきた」などとして、撤去するケヤキを移植する方針を打ち出していた。


 しかし、移植に1本当たり300万円以上かかるとの試算が出たため、市議会などから「税金の無駄遣いだ」と批判が続出。梅原市長は方針の見直しを迫られていた。


 市が6月に市民1万人に行ったアンケートでも、半数以上が伐採を支持するとの結果が出た。このため、梅原市長は伐採に転換する方向に傾いた。伐採の本数などについては、18日に開かれる「杜の都の環境をつくる審議会」で明らかにするとした。


 ただ、ここに来て新たな局面が生じている。青葉区の東北学院中学・高校の跡地にホテルなどの入った高層ビルを建設する予定の森トラスト(本社・東京都)が、伐採される予定のケヤキの移植を申し出て来た。


 同社幹部が6月中旬に仙台であった会合に出席した際、地元経済人から「開発地にケヤキを置くつもりはないか」と打診され、社内で検討した結果、受け入れを決めた。すでに非公式に市に伝えているといい、吉田武副社長は「開発地にもともと木を植えるつもりだった。費用や本数については今後話し合っていく」と話す。


 市の負担軽減につながるこの申し出について、市の担当者は「一企業優遇と見られる可能性もあり、慎重に検討したい」としている。

608片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 21:46:57
企業の申し出「お断り」/仙台・ケヤキ問題
2007年07月19日 朝日宮城
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000707190002

 地下鉄東西線の建設に伴うケヤキの撤去問題で、JR仙台駅近くに高層ビルを建設予定の企業から「ケヤキをもらい受けたい」と移植の要請があったことについて、梅原克彦市長は18日、「ご厚意のみ、ありがたくちょうだいする」と述べ、申し出を断る方針を明らかにした。同日開かれた審議会では、撤去するケヤキを50本から44本に減らし、そのうちの37本を伐採し、7本を移植するとの市の方針が示された。


 移植を申し出ていたのは、同市内に高層ビルを建設予定の森トラスト(本社・東京都)。同社は開発地に広場を作り、木を植える計画をたてていたことから、ケヤキをもらい受けたい意向を非公式に市に伝えていた。


 梅原市長は「まだ最終決定は検討中」とした上で、「(移植費用は)中途半端な金額ではなく、特定の開発事案を持っている会社に金額の負担をお願いするのは間違いだ」と述べた。別の民間企業が同様の申し出をした場合についても、受け入れない意向だとした。


 市長のこの方針について、同市建設局の担当者は「開発許可を出す側の市が、特定の企業から金銭的に援助を受けることは難しい」と説明する。その一方で、「一企業ではなく、市民団体などからの援助ならば受け入れる可能性はある」とも話した。


 市内の商店街の町づくりを進める地元関係者は「森トラストの提案を聞き、最後の希望だと思っていた。ここまでか、と残念だ」と話す。


 この日、ケヤキの撤去問題を審議する「杜の都の環境をつくる審議会」が開かれ、ケヤキ7本を移植、37本を伐採する計画案が示された。


 計画では、今年1月に示されたケヤキ50本を移植する案よりも、撤去費用は1億1820万円安い4180万円となる。


 同審議会の鈴木三男会長は「当初は撤去が必要なケヤキが77本だったのが、44本にまで減った。仙台市がケヤキを尊重している姿勢の表れだ」と評価した。

609片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 21:47:57
ケヤキ問題、梅原市長の判断に疑問の声
2007年07月20日 朝日宮城
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000707200001

地下鉄東西線の建設に伴うケヤキの撤去問題で、JR仙台駅近くに高層ビルを建設中の企業からの「ケヤキをもらい受けたい」との要望を梅原克彦市長が断る意向を示したことについて19日、関係者から「なぜ」と疑問視する意見が相次いだ。市は先日、地下鉄工事で撤去した西公園の桜を別の企業に譲り渡したばかり。市役所内部からも「なぜこの件だけ」といぶかる声が出ている。
 移植を申し出た森トラスト(東京都)は、同市一番町の東北学院中学・高校跡地に地上40階建て規模の複合施設を建設する計画を進めている。今年末には建築確認申請をして、着工する予定だ。
 梅原市長は18日、この計画を念頭に「特定の開発事案を持っている会社に金額の負担をお願いすることは間違いだ」として申し出を断る考えを示した。
 しかし、市は同じ東西線建設のために伐採される予定だった西公園の桜について、地元ディベロッパー「錦エステート」が移植を申し出た際には快諾。6日、同社が費用を負担して移植が行われている。ある市幹部は「なぜこの件に限って」と首をかしげる。
 森トラスト社の吉田武副社長は「市民の要望を受けた申し出であり、移植費用を支払うことで便宜を図ってもらおうということではない。具体的な話し合いもしていないのに、断る理由がわからない」と市長の発言に困惑する。
 笠原周二副市長は梅原市長の判断について「熟慮を重ねたということではなく、感覚的にある一つの企業を優遇することを嫌っただけ」と説明する。
 また、梅原市長に近い市議は「企業が何かをするときには必ず利益を考慮しており、利用される可能性がある。李下(り・か)に冠を正さず、ということだ」と話す。別の市議は「移植費を負担できる大企業だけがケヤキをもらいうけることができるのはおかしいということだ」。
 東西線建設に反対し、ケヤキの移植費用を市が支出することを不当だとして予算案の撤回を求めてきた「宮城地域自治研究所」の高橋輝雄弁護士は、「ケヤキの精を守りたいとあれだけ言っていたのに。断る理由が不明確だ」と批判した。

610片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 11:16:22
発展税導入で「政治生命かけた」と知事 讀賣宮城
 「10年後に県内総生産を10兆円とするには、新税の導入が不可欠。政治生命をかけた判断だ」

 一定規模以上の企業に県が独自に課税する「みやぎ発展税」の導入を発表した20日の記者会見で、村井知事はこう力を込めた。

 知事によると、現在ある財政再建のためのプランをすべて実行し、見込んでいる税額を完全に徴収できたとしても、財源不足は2008年度で80億円以上、09年度は90億円以上に達する。職員給与カットなどを進めても、産業振興のための予算を新たに年間30億円捻出(ねんしゅつ)するのは「どうやっても無理」(知事)だった。

 5年間で得られる150億円のうち、125億円を企業集積の促進や中小企業の技術高度化支援などの産業振興に、25億円を橋梁や小中学校の耐震化、災害情報ネットワーク整備などの震災対策に充てる。大半はすでに事業化されているが、県では「新税のポイントは質と量の拡充」(三浦俊一・県総務部長)と位置付けている。9月議会で「発展税」が成立すれば、11月議会に優遇税制の「企業立地促進税」案を提出し、企業誘致に弾みをつけたい考えだ。

 ただ、「発展税」へは各界から懸念が示されている。東北経済連合会の幕田圭一会長は19日、「景気に影響が出かねない」と批判。20日の県議会総務企画委員会では、知事与党である自民党・県民会議の須田善明委員からも、「新しいこと(事業)に使うのか、今までのことに使うのか示さなければ、財源不足の穴埋めだと言われてしまう」との指摘が出された。

 経済界は、自民党と並ぶ村井知事の支持基盤だけに、知事は会見で「正直、2期目の選挙の公約で、とも考えた」と胸の内を明かし、「応援して下さった方に増税を強いるのは断腸の思い。(支持者が)離れることも考えられる」とまで語った。導入か、見送りか。最終的に、知事自身の公約へのこだわりと「宮城のためには産業振興が絶対に必要だ」との思いが、知事就任後2年で最大の政治決断へと背中を押した。

 (吉野裕介)

(2007年7月21日 読売新聞)

611片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/05(日) 08:42:46
民主党県連、衆院選想定し体制強化へ 讀賣秋田

 民主党県連は4日の常任幹事会で、12月に衆院選があるとの想定で態勢強化を進めることを決めた。

 推薦した松浦大悟氏(37)が当選した参院選について、「自民支持層の一部が流れてきており、自民党への不信感が第一の勝因。本当に民主党が信任されたとは言い難い」と総括。

 次期衆院選に向け、全県での組織作りを強化し、有権者と触れあうミニ集会も開くことにした。特に、空白となっている2区の総支部づくりに着手していくという。

(2007年8月5日 読売新聞)

612片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/24(金) 22:28:38
【盛岡市長選】岩手選挙総合part.8【衆院選】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1186664066/
109 てんてん 2007/08/24(金) 16:49:24 ID:NYIwSupo
増田め、なに企んでるんだか…
ふれあいランド近くの沿道脇に三浦陽子と二人、にこやかに笑うポスター今発見。

613片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/28(火) 07:29:45
前知事入閣 地方振興へ期待感
格差是正、分権など取り組み 讀賣岩手

首相官邸に入る増田知事

 「12年間培ってきた経験を政府の中で生かしていきたい」。27日に発足した安倍改造内閣で、増田寛也・前知事が総務相に抜てきされた。3期務めた知事時代の実績を買われ、分権改革や都市と地方との格差是正などに取り組む。経済の低迷が続く県内からは、地方の立場を重視した政策への転換に期待がふくらんだ。

 県関係者の入閣は、2002年9月に発足した小泉改造内閣で自民党の鈴木俊一衆院議員が環境相に就任して以来、5年ぶり。増田前知事は総務相の任命にあたり、安倍首相から、「地方の元気が増すような施策の実現に向け、全力を尽くすように」と指示を受けたという。

 前知事は4月に知事を退任後、政府の地方分権改革推進委員会で委員長代理を務めるなど、地方の立場から積極的に発言を続けてきた。総務相として初めて臨んだ記者会見では、知事時代と同様に淡々とした表情ながら、岩手でも力を入れた人口減少対策や医師確保、1次産業の再生などを優先課題に挙げた。

 岩手をよく知る前知事の初入閣に、県内では歓迎の声が広がった。達増知事は「岩手にとって大変意義のあることだ。民主党とも十分、政策的すり合わせを行うところにも、役割を果たしてほしい」とコメント。県商工会議所連合会の小原富彦専務理事は「県内で自動車産業の誘致も成功させたし、どうすれば特色ある地方振興が図れるか熟知している」と述べた。

 宮古市の熊坂義裕市長も「財源移譲や補助金改革などで相当、大胆なことをやるだろう」と改革派の本領発揮に期待する。また、ある県幹部は、岩手競馬の存廃を巡って紛糾した3月の県議会を振り返り、「増田さんは全く考え方がぶれなかった。官僚の抵抗もあるだろうが、頑張ってくれるに違いない」と語った。

 一方、次期衆院選などへの影響を深読みする向きも。前知事がかつて「政治の師」と仰いだ小沢一郎・民主党代表との決別が決定的となり、ある県議は「自民党は次の衆院選で、増田さんを県内から出馬させるかもしれない」と警戒する。かつて前知事の政務秘書を務めた民主党県連の佐々木順一幹事長は「国民の信を失い、政策目標の旗も色あせた安倍内閣では、苦労するのでは」と冷ややかに感想を述べた。

(2007年8月28日 読売新聞)

614片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/28(火) 09:49:41
格差是正に総力 増田総務相が意欲 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070828_3

 民間人として、安倍改造内閣の総務相に就任した前県知事増田寛也氏(55)は、先の参院選で地方から厳しい審判を受けた政府・与党にとって起死回生の目玉人事。増田氏は27日夜、岩手日報社の単独インタビューに答え、都市と地方の格差問題に「課題は多岐にわたる」と現状への認識を示し「地方の皆さんが抱える問題に応えることが私に課せられた使命。内閣の総力を挙げて取り組まなければならない」と対策の先頭に立つ決意を強調した。

(聞き手は東根千万億本社編集局長)

 増田氏は、安倍首相から「地方の問題解決にぜひ協力してほしい」と就任要請を受けたという。地方分権や道州制の検討、郵政民営化の推進、年金問題の検証などに加え、今回新たに地方・都市格差是正も担当。「地方の痛み」対策の最前線に立つ。

 「急激な人口減少に適応できない社会構造、元気を失った一次産業、医師不足や限界集落の問題など、格差問題は多岐にわたる」とし「一総務相、地方分権担当ということでなく、内閣の総力を挙げ取り組む。そうした中で地域の問題を直視し、民意をよく聞く。かつてのばらまきに時計の針を戻すわけにはいかないが、しかし地方が疎外感を持たないよう、政府が目を向けているという懐の深い施策を展開しなければいけない」と、財政の制約がある中でも地方を活気づける施策を積極的に推進していく考えを強調した。

 安倍首相からの打診は「(安倍首相の)外遊前」という。「最終的にはきょう(27日)判断した」とした上で「引き受けた以上は全力を尽くす」と決意を強調。その土台となるのは3期12年の本県知事としての経験。県民に向けては「県民に育てていただいた。感謝の思いをよりどころとして職責を全うしたい」と語った。

 今後の国政への転身については「岩手から衆院選に出るつもりはない」と可能性を否定した。

 増田 寛也氏(ますだ・ひろや)東大卒。旧建設省紛争調整官を経て95年県知事選に立候補し初当選。今年4月まで3期12年間務めた。「改革派知事」として知られ「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」知事・市町村長連合会議座長などを歴任。政府の地方分権改革推進委員会委員長代理、内閣府の「地域力再生機構研究会」座長、郵政民営化委員などを務める。55歳、東京都出身。

(2007/08/28)

615片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/29(水) 16:47:48
小沢氏との距離鮮明に 総務相就任の増田前知事 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070829_3

 【東京支社】冷戦から対立へ。安倍改造内閣で総務相に就任した増田寛也前知事と、同氏の生みの親といわれる小沢一郎民主党代表の関係は新たな展開を迎える。増田氏は28日、「首相の意をくんで仕事をしたい」と安倍政権を支える覚悟を語り、過去との決別を事実上宣言した。一方、小沢氏は今回の組閣について、まだ何も言及していない。魑魅魍魎(ちみもうりょう)が渦巻く永田町で、増田氏が政治的しがらみにとらわれずに手腕を発揮できるか。民主党内には「まずはお手並み拝見」と冷めた見方が広がっている。

 27日夜。内閣改造後の記者会見に臨んだ安倍首相は「中央と地方の格差に配慮すべきという参院選の教訓を受け止め地方の知事を経験した増田氏に参加してもらった」と、政権浮揚への期待を増田氏に託した。

 増田氏は今回の入閣によって、知事時代に各党と等距離を保ってきた政治姿勢を転換。次期衆院選に向けて、重要閣僚の一人として安倍政権の一翼を担うことになった。

 1995年に旧新進党幹事長だった小沢氏に擁立されて知事に初当選した増田氏。こうした経緯から、永田町では、「小沢民主党」と対決する安倍政権の象徴にもみられている。

 かつて、小沢氏を「政治の師」と仰いだ増田氏は、今回の入閣について「政治的な立場は、それぞれの立場で変わる。この十数年の政界再編の中で立場が入れ替わってきている」と自らの変化を隠さない。

 小沢氏については「政治の師であることは変わらない」としつつも、「地方問題の解決に12年の経験を生かすことに専念したい」と、政治的しがらみよりも、民間閣僚としての役割を果たす決意だ。

 増田氏の政権入りについて、小沢氏は「特に気にしている様子はない」(小沢氏側近)とされ、民主党県連の工藤堅太郎代表も「小沢代表との対決と言ってもできることではない。それよりもきちんと地方のために結果を出せるのかを注視したい」と受け止める。

 衆院岩手4区内の小沢氏後援会幹部の一人は「増田氏の最初の知事選は、小沢さんが連れてきたからこそ、われわれも頑張った。その後の経過を含め、両氏が対立する構図になったことは残念だ。安倍首相は民主党の基盤が強い岩手にくさびを打ち込もうとしたのだろうが…」と複雑な心情を吐露する。

 「自民党に入ったわけではなく、安倍政権の一員としてどう行動していくかだ」。現在の微妙な立場をこう表現する増田氏。改革派知事としてならした手腕を国政の場で発揮できるかどうか。真価が問われる。

(2007/08/29

616片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/31(金) 20:40:09
「増田総務相の手腕期待」 安倍改造内閣発足で知事 讀賣三重

 野呂昭彦知事は30日の定例記者会見で、27日発足した安倍改造内閣で総務相に就任した前岩手県知事の増田寛也氏について、「改革派知事として、全国知事会の活動の先頭に立って活躍し、実行力は高く評価する。地方分権改革の推進や地域間格差の是正などに向け、頑張ってほしい」と、手腕に期待を込めた。

 野呂知事は前の内閣について「発足時は目新しさもあって期待したが、結果として残念だった」と述べ、“期待外れ”だったとした。そのうえで、新しい内閣に対し、「参院選の結果を重く受け止め、国民生活に軸足を置いた政策の実現に努力してほしい。今回の顔ぶれは私もよく知っている人が多く、これまで以上に、地に足のついた議論や施策が展開されると期待している」と語った。

(2007年8月31日 読売新聞)

617片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 09:14:44
エンタケさん無念
遠藤農相辞任、手腕発揮の機会なく 讀賣山形

 「何の成果も上げられなかった」。自らが組合長を務めた置賜農業共済組合の補助金不正受給問題で、3日に農相を辞任した遠藤武彦さん(68)(衆院山形2区)は、就任から8日目で“退場”に追い込まれた思いを記者会見でこう表現した。自他ともに認める農政通でありながら、食料自給率の向上や、農業振興を通じた地域間格差の解消などの課題に向け期待された手腕を発揮できないまま、エンタケさんは農水省を去った。

 「迅速に事務処理を行うべきだった。私に監督責任がある」。遠藤さんはこの日午前9時ごろ、首相官邸に安倍首相を訪ねて辞表を提出、その後農水省で記者会見し、辞任の経緯などを説明した。

 会見で遠藤さんは、まず補助金不正受給問題について経緯を説明し、「職員が補助金を着服・横領したことはない」と一気にまくし立てた。

 質疑応答では時折、笑みを浮かべながら応えていたが、「間違ったことをしたという認識がないのではないか」と指摘されると、一転して憮然(ぶぜん)とした表情になり、「事務的には間違った。だが、法的に確かめたが、契約は正当だ」と言い切った。




苦渋の表情で報道陣に応対する大友・連合後援会長(右)=3日午前9時35分、米沢市門東町で


 一方、問題を把握していながら就任前に首相に伝えていなかったことについては、「甘かったというか、自分できちんと気付いていなかった。言われてみればその通りだったかなと思う」と力無く答えた。


 会見を通じ、遠藤さんは強い口調で釈明したが、「脇が甘かった」とこぼし、肩を落とす場面もあった。

 農水省では、退任する大臣を職員が玄関に並んで見送る慣習があり、不適切な政治資金処理の責任を取って辞任した赤城元農相もこのセレモニーを受けたが、遠藤さんは断ったという。

■就任「おめでとう」直接言いたかった■ 

 辞任の一報を受け、米沢市門東町の遠藤さんの事務所では午前9時半ごろから、連合後援会の大友久太郎会長が記者団の取材に応じ、「こうした事態になり、支援者や国民に申し訳ない」と語った。

 遠藤さんが県議から国政に転じて当選回数を重ね、農水副大臣などの要職を務め上げてきた姿を見て、支援者の間では「次は大臣に」が合言葉になっていたといい、農相就任はまさに「念願」だった。大友会長は「地元から十数年ぶりの大臣誕生を心から喜んでいた。先週末には、遠藤先生が川西町のイベントに出席する予定があり、会えるのを楽しみにしていた。顔を見て『おめでとう』と言いたかった」と無念さをにじませた。

 後援会の今後の対応について大友会長は「問題発覚後に遠藤さん本人と直接話をする機会がないため具体的には決まっていない」としたが、「私個人としては、引き続き地元の代表として頑張ってほしいと思っている」と語った。

 事務所には、支援者から問い合わせの電話は断続的にかかってくるものの、記者団が集まっていることを気にしてか、訪問する人は少なかった。

 大友会長と今後の対応を協議するためとして事務所に顔を出した中川勝県議(自民、米沢市区)は、「農政の即戦力として期待していただけに残念でならない。県政にもどんな影響が出るのか…」と複雑な表情で話していた。

(2007年9月4日 読売新聞)

618片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/07(金) 09:46:07
県会自民過半数割れ 高橋県議が死去 讀賣福島

 自民党県議の高橋信一氏が6日、膵臓(すいぞう)ガンのため、亡くなった。57歳だった。高橋氏の議席が当面空席になるため、県議会の自民党の議席は過半数を割り、影響力の低下は必至だ。現職県議では、今年7月には、同党県連前幹事長の吉田弘氏が亡くなっている。

 高橋氏の死去により、県議会(定数58、欠員2)の会派別議席数は、自民党28、県民連合20、公明3、共産3、改進の会1、無所属1になった。

 自民党は今年4月の県議選での当選者は、改選前より2人少ない29人にとどまり過半割れしたが、無所属で当選した満山喜一氏を追加公認し、過半数を維持した。今回は、一昨年の福島市長選の対応を巡り離党し、無所属で活動している望木昌彦氏に会派入りの打診を検討する。ただ、望木氏は県議選直後に同様の打診を受けながら固辞しており実現は微妙な情勢だ。

 高橋氏が務めていた総務常任委員長については、自民党と他会派の調整で、定例会閉会中ならば遠藤忠一議長が選任することになるが、引き続き自民党内から選出される見通し。

    ◇

 高橋氏の告別式は10日午後1時から、福島市黒岩堂ノ後35、たまのや黒岩斎苑で営まれる。喪主は妻、みち子さん。自宅は、同市松川町薩摩6の2。

 高橋氏は福島市議などを経て、1999年に県議選(福島市選出)で初当選。今年4月の県議選で3選を果たした。自民党県連では、昨年の出直し知事選時に筆頭副幹事長として党務や選挙活動を取り仕切った。

(2007年9月7日 読売新聞)

619片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/12(水) 08:21:43
「県勢衰退の一途」県議会一般質問
元秋田市長石川県議痛烈に批判 讀賣秋田

 元秋田市長から県議に転じた石川錬治郎県議(国民新、秋田市)が11日、県議会一般質問で初登壇し、寺田県政を痛烈に批判した。


 石川氏は、寺田知事が知事選に初当選した1997年からの10年間について、「人口減」「県民所得の減少」を理由に、「県勢は発展ではなく、明らかに衰退の一途をたどっている」と総括した。


 さらに、知事が横手市長就任前に代表を務めていた建設会社と、知事の親族が経営している建設会社が知事就任以降、県発注工事の受注実績を大幅に伸ばしていることを指摘し、「県勢衰退の中にあって、知事とその周辺の人々は隆盛を謳歌(おうか)している」と批判。最後には、「結果責任を取って、可能な限り早く辞任すべきだ」と“辞職勧告”まで飛び出した。


 これに対し寺田知事は、行財政改革や市町村合併、基盤整備など、10年間の実績を並べて“衰退論”に真っ向から反論。人口や県民所得の減少にも「企業誘致などに全力で取り組む」と主張した。また、知事関連の建設会社の受注が増えていることについては、「現在、それらの会社とは何ら関係ない。受注実績は、経営努力の結果だ」とかわした。


 議会終了後、石川氏は「このままでは県が滅びてしまうと思い、批判した」と涼しい顔。一方、寺田知事は、「私が知事になってから会社全体の売り上げは減っている」「私を辞職させて、本人は知事選に出たいんじゃないのか」などとあれこれ不満を口にし、「何もコメントはございません」と腹立たしさを隠しきれずにいた。

(2007年9月12日 読売新聞)

620片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/12(金) 18:31:03
発展税、県議会委で可決/民主会派は反対
2007年10月12日 朝日宮城
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000710120005

 県が来春の導入をめざす「みやぎ発展税」の条例案について、県議会の総務企画委員会は11日、県に行財政改革の徹底などを求める付帯意見をつけた上で賛成7、反対3の賛成多数で可決した。直前まで賛否を決めていなかった民主系の野党会派「改革みやぎ」は反対に回った。最大会派の自民党・県民会議が賛成するため、新税は12日の本会議で成立する見通し。


 改革みやぎは11日朝、会派総会を開き、反対を決めた。内海太会長は、自民会派が示した付帯意見について「条例案を修正するものではなかった」と判断。県の行財政改革が不十分などと指摘し、「増税によらなくても企業誘致の財源は生み出せる」と語った。


 その後の総務企画委員会では、自民会派が付帯意見として(1)現在の行財政改革のみならず、一層の歳入確保と総人件費の抑制を含む歳出削減に取り組む(2)みやぎ発展税を財源とする施策の効果や実績の評価を明らかにし、説明責任を果たす――などを県に求めた。


 これに対し、改革みやぎの藤原範典県議は「行政として当然やるべきことで、あえて付帯意見をつける必要がない」と反発。「発展税は財源としての的確さに疑問が残る。徴税力強化などのあらゆる努力がなされた末の選択とは思えない」と反対理由を述べた。


 社民党県議団の本多祐一朗県議は、国が法人2税の地方への配分見直しを検討していることを踏まえ、「あわてて結論を出す必要はない」と継続審議を訴えた。


 一方、自民の安部孝県議は「県経済は停滞の期間が長かった。会派内で議論を重ねてきた結果、富県戦略に『政治生命をかける』という知事を応援したい」と述べた。


 採決では、自民会派と公明の7人が賛成し、改革みやぎと社民の3人が反対した。


 ●発展税、実は恒久課税?先行導入の自治体に廃止例なし
 「みやぎ発展税」は当面、5年間に限った新税だと説明されている。県議会で、県側は「5年後のことはわからない」との答弁を繰り返すが、これまでに法人事業税の超過課税を導入した自治体で制度を廃止したケースはない。恒久的な増税になるのかどうか。先行きは不透明だ。


 菅間進県議(改革みやぎ)「この税金は、一度導入するとやめられない」「更新しないと明言したらどうか」


 村井嘉浩知事「5年後の経済、財政状況が分からず、今の時点では申し上げられない」


 9月27日の県議会代表質問で、こんなやりとりが交わされた。「5年後はどうなるのか?」との質問は今夏、県民向けに開かれた意見交換会でも多く出された。そのたびに県執行部は「先々のことは分からない」と明言を避けてきた。


 ただ、総務省自治税務局によると、いったん導入した自治体で廃止を打ち出した例はない。現在導入しているのは7都府県。「税金をやめるという議論はない」(神奈川県)とする自治体がほとんどだ。東京都は「国が都市のインフラ整備に必要な財源措置を実施していないので税金の必要性に変化はない」。大阪府は「見直しより増税期間の延長、更新という考えが近い」。「施策には継続性が必要だ」(兵庫県)との意見もある。


 それでも、課税対象や税率を見直す自治体はある。静岡県は10%の超過課税を段階的に引き下げて現在は5%に。愛知県も税率を下げ、課税対象の範囲を狭めた。


 宮城県幹部は「先行自治体は、どこもやめていない」と現状を承知しつつも、県民や県議に予断を持たれる答弁は慎んだようだ。

622片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/17(土) 20:50:36
遠藤前農相:「人のうわさも75日」 辞任後初、公の場−−地元山形で /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20071117ddlk06010338000c.html

 遠藤武彦衆院議員が16日、山形市内で開かれた地域活性化シンポジウムに出席した。遠藤氏が農相辞任後、地元の公の場に姿を見せたのは初めてで、記者の質問に「人のうわさも七十五日と言う。今日が(辞任した9月3日から数えて)その75日目だ」と答えた。

 シンポジウムには、自民党の「政務調査会都市と農山漁村の共生・対流を進める調査会」の会長として出席したが、農相辞任の原因となった置賜農業共済組合の補助金不正受給問題については触れずじまいだった。

 次期衆院選についての記者の質問には「そのために活動している」と意欲を見せた。【釣田祐喜】

毎日新聞 2007年11月17日

623片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/30(日) 11:16:12
松浦議員民主系会派へ
通常国会から 最終的には入党も 讀賣秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20071230-OYT8T00076.htm

 無所属の松浦大悟参院議員が民主党系会派入りを希望している問題で、松浦氏は29日、秋田市内で記者会見し、来年1月に始まる予定の通常国会に合わせて民主党系会派「民主党・新緑風会・日本」に入ると表明した。

 7月の参院選で松浦氏を支援した民主党県連、社民党県連、連合秋田、鈴木陽悦参院議員による「4者協議」が同日、秋田市内のホテルで開かれ、最終決定したという。

 8月に会派入りの意向を明らかにしていた松浦氏は「無所属で頑張ってきたが、委員会が一つしか所属できず、質問時間も短かった。格差問題や農業問題についてもう一歩踏み込んで仕事ができると思う」と話した。最終的には民主党入りを考えているという。

 社民党県連の石田寛幹事長は4者協議の後、「年内を無所属で頑張ってくれたことに感謝している」などと話した。

(2007年12月30日 読売新聞)

624片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 11:18:40
鳴海・黒石市長:政権交代やむなし 格差拡大し財政窮迫…年頭会見で不満爆発 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20080108ddlk02010033000c.html

 06年6月の市長選で自民、公明の推薦を受けて3選を果たした黒石市の鳴海広道市長は7日の年頭会見で、「(次期衆院選で)政権交代してもやむなし」と語った。自公連立政権の下で地域格差が拡大し、財政的に追い詰められた自治体首長の不満が爆発した格好だ。

 同市は、08年度決算から適用される地方自治体財政健全化法に基づく「早期健全化団体」への転落が確実視されている。昨年12月には観光名物「1億円純金こけし」も第三者に売却するなど、現行法の「財政再建団体」に当たる「財政再生団体」への転落だけは回避しようと必死だ。

 鳴海市長は、地元選出の自民党衆院議員の後援会トップでもあるが、「今の政権には期待していない。考えを直さない限り、自民党が野党になるのは間違いない」と福田政権への辛口評価は止まらなかった。【太田圭介】

毎日新聞 2008年1月8日

625片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:19:54
三上県議の民主系会派入り認めず
核燃サイクル反対で…
 民主党系の県議会会派新政会は7日、会派入りを希望していた三上隆雄県議(社民・農県民連)の入会を認めない方針を決めた。

 三上氏は過去、核燃料サイクル政策反対を訴え、参院選で当選したこともあり、現在でもそのスタンスは変わっていない。新政会の田名部定男幹事長は「核燃料サイクル政策の基本姿勢を変えない限り、入会は認められない」と話している。

 三上氏は1989年の参院選に無所属(社会党推薦)で立候補し、初当選。95年の参院選で落選した後、99年の県議選で当選し、現在3期目。三上氏は1月下旬、新政会に入会を打診。これを受け、新政会は5日の議員総会に提案したが、結論は持ち越しになっていた。

 三上氏は7日、会派入りが認められなかったことについて、「(核燃料サイクル政策について)やみくもに進める立場にはならない。一つの政策を突出して拘泥するのは、政権政党を担うものとしてはよくない。柔軟に対応してほしい」と語った。

(2008年2月8日 読売新聞)青森
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080207-OYT8T00784.htm

626片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/18(月) 00:08:40
森元首相と甘利経産相が来県
 自民党の森喜朗元首相、甘利明経済産業相が15、16日、相次いで来県した。

 森元首相は、桑折町で開かれた同党の亀岡偉民衆院議員の「国政報告会」に出席。国会で焦点となっているガソリン税の暫定税率について、「ここに来て道路はまだまだ完全になっていない感じがした。暫定税率をなくすとガソリンは25円安くなるが、ここは我慢してできるだけ道路網を整備したい」と述べ、理解を求めた。

 甘利経産相は、福島市で開かれた同党の佐藤剛男衆院議員の「新春のつどい」であいさつ。昨年10〜12月の実質国内総生産が年率3・7%成長を記録したことに触れ、「設備投資が急激に伸びているためで、その次の1〜3月は相当厳しいと思われる」と述べた。

(2008年2月17日 読売新聞)福島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080217-OYT8T00203.htm

627片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/23(土) 14:38:16
新政会入り三上氏、原子力推進に 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080222220114.asp

 県議会の社民党系会派を既に離脱していた弘前市選出の三上隆雄県議が二十二日、民主党系会派・新政会に入会した。核燃反対を掲げて一九八九年の参院選本県選挙区で社会党推薦で初当選し、県議転身後もその姿勢を貫いてきた三上氏だが、今回の入会に当たり「原子力事業推進に姿勢転換する」という内容の合意書を新政会と交わした。

628片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 09:58:57
自民宮城県連会長に土井氏 若手起用で人心一新

土井亨衆院議員

 自民党宮城県連の次期会長に、土井亨衆院議員(49)=1区=が就任することが27日、固まった。3月2日の県連大会で市川一朗会長(参院議員)が退任し、正式に選出される見通し。土井氏は当選1回で、若手議員が県連会長に就くのは異例。次期衆院選に向けて人心を一新し、選挙戦略の練り直しを図る狙いがあるとみられる。

 県選出国会議員団が同日、東京都内で協議し、土井氏を会長に推す方向で一致した。任期は、市川氏の残り任期に当たる2009年2月まで。

 当選1回の衆院議員が県連トップに就くのは、1997年10月から98年7月まで務めた中野正志衆院議員(59)=比例東北=以来2人目。

 自民党は昨年の参院選で惨敗し、次期衆院選も都市部を中心に民主党との激戦が予想される。このため、仙台市選出で若手の土井氏を党の「顔」に据え、無党派層対策を含めた選挙戦略を構築する方針だ。

 土井氏は富谷町出身。県議3期を経て、2005年衆院選で民主党新人を破って初当選した。

 県議時代の2000年8月から02年3月まで県連幹事長を務め、当時の森喜朗首相を批判するテレビコマーシャルを制作して注目を集めた。

 土井氏は「地方から自民党や国を変えていく行動が、再び県連に求められている。現状に安住せず、『起動せよ!宮城県連』という思いがある」と話している。

 市川氏は04年2月から県連会長を務めてきた。市川氏は「次期衆院選は天下分け目の決戦になる。新体制で臨むことが必要だと判断した。県連幹事長などを歴任した土井氏の手腕と若さに期待する」と話している。
 渡辺和喜幹事長(66)ら県連幹部も、県連大会後に一新される見通し。
2008年02月27日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080228t11037.htm

629片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 09:59:23
子育て新税 断念遅すぎた 知事姿勢に批判集中 秋田

新税断念を先延ばしした責任などを追及する厳しい質問に、審議を中断し答弁を打ち合わせる寺田知事(中央)

 秋田県議会2月定例会は27日、本会議を開いて代表質問を行った。「子育て新税」導入を断念した寺田典城知事に対し、議員から「決断は当然だが、遅きに失した」と批判が集中。「政治生命を懸ける」と明言した責任を問う声も相次いだ。

●責  任 
 最大会派・自民党の武田英文議員は、県議会が新税反対の請願を全会一致で採択しても、寺田知事が断念しなかった点を指摘。「民意とは何か。請願採択から断念までの間、新税論議に膨大な労力と経費をつぎ込んだ責任は大きい」と迫った。

 寺田知事は「議会の判断は重く受け止めたが、十分な議論を行わず、問題に終止符を打つことは、県民の利益にならないと判断した」と説明し、「労力は決して惜しむべきでなく、議論に費やした時間やコストは無駄ではない」と強調した。

 さらに、「県民から反発を招く政策であっても、それが県民の利益にかなうものであれば、思い切って提案し議論していくことが、政治に携わる者の務め」と持論を展開し、新税構想を打ち出した妥当性を訴えた。

●整合性 
 第2会派みらい21の穂積志議員は、県が「新税を導入しないと、施策の廃止や縮小は不回避」と説明しておきながら、新年度に一部拡充する方針を決めた矛盾する対応を追及した。

 「県は新税断念は『新たな議論の出発』とも言うが、何ら議論せず拡充を決め、県だけ先に出発してしまった」と批判した上で、「新税を求めるほど重要な子育て支援と教育なら、最優先で予算計上すれば施策は維持できる」と指摘した。

 寺田知事は「子育て支援と教育さえも、現状維持の予算配分は大変厳しい」と従来の説明を繰り返す一方、「真に必要な事業は速やかに実施することが、県民の利益にかなう」とも語り、説明は分かりにくさを増した。

●今  後 
 代表質問で、「一人で県政を振り回してきた」と指摘された寺田知事。新税導入を断念し、今後どう子育て支援と教育を充実させるのかとの質問には、「難しい課題」と声を落とした。

 「実現への道筋を付けることこそ、わたしと県議会に課せられた責任。引き続き、県議会や県民と知恵を絞り、議論を重ねたい。これからが正念場」と述べ、議会側に新たな議論を挑んだ。
2008年02月27日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080228t41023.htm

630片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/03(月) 00:42:15
民主県連:寺田代表は留任、京野氏が副代表に−−常任幹事会 /秋田
 民主党県連の寺田学代表は1日の常任幹事会で、自身が代表にとどまり、京野公子幹事長が副代表に就任する役員案が満場一致で承認されたと発表した。9日の県連大会で正式に了承される。任期は次期県連大会まで。

 次期衆院選で秋田1区から出馬予定の寺田代表と同3区から立候補する京野幹事長については、選挙の当事者であり、選挙活動に専念する必要があるため、現在の役職を一時的に辞する意向を示していた。だが、幹事会や党支持者から「代表は国会議員が務めるべきだ」との意見があり、寺田代表が再度就任する。このほか、幹事長には高松和夫政調会長、2人目の副代表には小田嶋伝一総務会長が就任する。【馬場直子】

毎日新聞 2008年3月2日
http://mainichi.jp/area/akita/archive/news/2008/03/02/20080302ddlk05010143000c.html

631片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/07(金) 01:31:34
衆院議員時の公約守るべき?
知事と県議が論戦

 衆院議員時代の公約は、知事になっても守るべきか――。県議会一般質問最終日の5日、政策の一貫性と政治責任の在り方をめぐり、こんな論戦がかわされた。

 焦点となったのは、2005年の「郵政選挙」で民主党が掲げ、達増知事も作成に携わった政権公約(マニフェスト)。当時、衆院岩手1区の自民党候補として知事と舌戦をかわした及川敦氏(無所属)が、県議会に場を移して再び論戦を挑んだ。

 及川氏は、「公務員の天下り全面禁止」などを掲げた民主党のマニフェストと、知事の施政方針を比較し、「衆院議員として取り組んできたとされる政策が、すっぽり抜け落ちている」と批判。「政策本位の主張はどこへ行ったのか」と皮肉った。

 これに対し、知事は「私が今、政権政党の一員として国政に参加していればマニフェストに拘束されるが、そういう状況にはない」と反論。議場からは「選挙に負けたから悔しいだけだろう」と知事を応援するヤジも飛んだ。

 それでも及川氏は、県が今後4年間の重点政策で「県民所得を260万円台まで回復させる」と数値目標を記したことを取り上げ、「達成できなかった場合、どのように政治責任を取るつもりか」とさらに迫った。しかし、知事は「ぜひとも目標を達成せよ、という強い励ましだと受け止めたい」といなし、県議会での再戦は、すれ違いのまま終了となった。

(2008年3月6日 読売新聞)岩手
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080306-OYT8T00027.htm

632片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/08(土) 01:42:40
自民宮城県連 衆院1・2区重視 新三役発表
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080306t11032.htm

 自民党県連(土井亨会長)は5日、新しい三役人事を発表した。幹事長に県議会最大会派「自民党・県民会議」会長の柏佑整県議(60)=塩釜=、総務会長に仙台市連会長の野田譲仙台市議(46)=泉=、政調会長に県連筆頭副幹事長の中島源陽県議(45)=大崎=が就任した。任期は来年3月まで。

 仙台市議が三役に起用されるのは初めて。次期衆院選に向けて都市部重視のシフトを敷き、仙台市の1、2区で党勢拡大に全力を挙げる。

 仙台市青葉区の県連事務所で記者会見した土井会長は「県議、仙台市議、県連が3本の矢となり、最大限の力を発揮する。積極的に行動する県連に変える」と強調した。

 次期衆院選は、全6選挙区で民主党と激突する見通し。柏幹事長は「仙台市の1、2区は激戦が予想される。苦戦すれば3―6区にも影響する。仙台市の戦いに主眼を置く」と語った。

 野田総務会長も「1、2区が勝負どころ。無所属市議とも連携し、少子化対策を訴えて党勢拡大に臨む」と述べた。

 農村部対策に当たる中島政調会長は「農家は米価下落や飼料高騰の窮状にある。現場の視点で農政をつくり上げたい」と語った。

 主要な役員ポストでは、会長代理に今野隆吉県議(68)=泉=、幹事長代理に須田善明県議(35)=石巻・牡鹿=を起用。新設した特任補佐には大泉鉄之助仙台市議(67)=青葉=が就いた。
2008年03月05日水曜日

633片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/07(月) 09:21:19
大高氏自己破産へ 今月中旬に申し立て
 前郡山商工会議所会頭の大高善兵衛氏(72)が4日までに、自己破産申し立ての準備に入ったことが分かった。各債権者に代理人から文書で通知された。
 通知などによると、これまでに判明した負債は26社合わせて約3億6000万円余で、保証債務が中心とみられる。文書では破産手続きによる債務整理の方針を説明し債権調査への協力を求めており、申し立ては今月中旬ごろになる見通し。
 大高氏は5期13年余にわたり郡山商工会議所会頭を務め、昨年10月に健康面などを理由に退任。ヨークベニマルの社長を30年務め、東北を代表するスーパーに育てた。
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=715831&newsMode=article

634片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/12(土) 12:08:00
福島交通が更生法申請 負債81億円、低価格競争打撃

記者会見する福島交通の武藤社長(右)ら       

 福島県中通り地方を中心に、路線バスや鉄道を運行する福島交通(福島市)は11日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、保全管理命令を受けた。同社によると、子会社1社を含めた負債総額は約81億円。当面、運行業務を継続し、路線廃止や減便もないという。

 同社によると、マイカー増加や少子高齢化などで通勤・通学客が減少したのに加え、規制緩和で貸し切りバスや高速バスの低価格競争が激化し、経営が悪化。不採算路線の廃止や営業所の閉鎖、不動産売却で立て直しを図ったが、抜本的な経営改善にはつながらず、自主再建を断念した。

 帝国データバンク福島支店によると、同社はピーク時の1993年9月期には売上高約117億円を計上したが、2007年9月期には半分の約59億円にまで落ち込んでいた。

 地裁から保全管財人に任命された小林信明弁護士は同日、福島県庁で記者会見し、交渉中のスポンサーから支援を受けて経営再建を図るとともに、約400人の債権者には債権放棄を働き掛けていく方針を明らかにした。

 一緒に会見した武藤孝志社長は「関係者に多大なる迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。経営責任を問われると、「保全管財人の指示に従う」とだけ答えた。

 会社側に続き、会見した同社労組の紺野勝芳委員長は「路線バス事業の経営環境が厳しい中、安定した経営基盤をつくってこなかった会社の責任を追及していく」と言及。ただ、予想される給与削減については「これまでも大幅なカットをのんできた。今後打診があった場合、一切応じないというわけではない」と柔軟姿勢を見せた。

[福島交通]1907年創業。軌道の狭い「軽便鉄道」の運行から始まり、その後バス運行にも事業を拡大した。72年に故小針暦二氏が経営に参画。86年、使途不明金問題が発覚し「新福島交通」として新会社に移行し、その後に現社名に変更した。福島県中通り地方と相馬地方を中心に140のバス路線があるほか、福島市中心部と飯坂温泉を結ぶ鉄道の飯坂線も運営している。従業員数は約900人。2007年9月期の売上高は約59億5000万円。
2008年04月12日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080412t62017.htm

635片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/22(火) 11:49:14
秋田県が2人目副知事案再提出へ 自民、一転同意
 秋田県の寺田典城知事は21日、経済産業省出身の佐藤文一理事(45)を2人目の副知事として起用する人事案を、28日招集の県議会4月臨時会に再提出する方針を各会派へ伝えた。議席の過半数を占める最大会派の自民党は、佐藤氏起用を含む副知事人事案を過去3回、不同意としてきたが、同意する方針に転換、佐藤氏の就任は確実な情勢だ。

 佐藤氏は2004年に秋田県へ出向し、産業経済労働部長などを務めた後、今月から現職。自民党の津谷永光会長は「(自民党会派は)産業振興、雇用確保が(県政にとって)最重要と訴えてきた。これらに専念する佐藤氏の人事案を否定すれば主張と矛盾する」と、同意の理由を説明した。

 寺田知事は昨年の6月定例会で、当時の知事公室長を起用する人事案を提出。自民党は「副知事2人は不要」と不同意し、12月定例会への再提案でも不同意した。今年の2月定例会には、佐藤氏を起用する人事案が提出され、自民党は3度目の不同意を決めたが、知事が提案を取り下げ、自民党は検討を継続することで合意していた。

 自民党は20日、会派総会を開いて対応を協議。「副知事2人は不要との主張と矛盾する」「一貫性を欠く行動は、自民党への批判を招く」など異論も出たが、全会一致で同意方針を決めた。

 翻意の背景には、寺田知事が産業振興の緊急性を強く訴え、人事案に反対しにくい状況にしたことに加え、経済界の一部から同党議員への働き掛けもあったとされる。

 過去3回、「副知事でなくても仕事はできる」と人事案を突っぱねた同党幹部議員は総会後、「(同じ仕事でも)部長より副知事の方がいいに決まっている」と語り、それまでの主張がなかったかのような言い回しで党の決断に理解を求めた。
2008年04月21日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080422t41004.htm

636片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/12(月) 11:28:40
自公 合同大会で結束強調へ
自民・公明両党は、次の衆議院選挙に向けた結束をアピールするため、ことしの東北ブロックの大会を初めて両党の共催で開くことになりました。

自民党は「次の衆議院選挙は、正に政権の帰すうを決める重要な選挙になる」としており、自民・公明両党で過半数を維持するためには、両党のいっそうの協力が欠かせないとしています。東北地方は、去年の参議院議員選挙で、2人区の宮城・福島では自民党と民主党が議席を分け合ったものの、1人区の青森、秋田、岩手、山形ではいずれも自民党の候補が野党系の候補に敗れており、こうした状況を踏まえて、自民・公明両党は、ことしの東北ブロックの大会を初めて両党の共催で開くことになりました。与党関係者によりますと、両党が地域の大会などを合同で開くのはきわめて珍しいということです。合同大会は、民主党の小沢代表のおひざもとである岩手県盛岡市で来月下旬から7月上旬までの間に開催される計画で、次の衆議院選挙に向けて両党の結束をアピールしたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014509671000.html

637片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/13(火) 12:30:42
自民県連:衆院選へ選対本部 地域党員倍増計画も /青森
 自民党県連は12日、役員会を開き、次期衆院選に向けた選挙対策本部の設置を決めた。6月10日までに1〜4区でそれぞれ、本部長と幹事長を選任する。

 また、県内で現在約3800人いる地域党員を倍増する方針も示した。成田一憲・県連筆頭副会長は「自民党離れしているので、なるべく早い時期に党員を増やしたい」と話した。今後は、元党員への復党なども呼びかけていくという。【後藤豪】

毎日新聞 2008年5月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2008/05/13/20080513ddlk02010023000c.html

638片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/18(日) 22:31:22
自民 遠藤県連会長を再任
幹事長に今井県議
 自民党県連は11日、山形市内で大会を開き、遠藤利明会長(衆院議員)の再任を承認し、平弘造幹事長(県議、長井市区)の後任に今井栄喜・前県議会議長(同、山形市区)を選出した。任期はともに1年。今井氏の県連幹事長就任は2度目となる。

 大会では「昨年の参院選で歴史的大敗を喫した結果を真摯(しんし)に受け止め、素直に反省して信頼回復に全力で努める」とする決議を採択。組織の高齢化、硬直化が進んでいるとして、無党派層や若者への入党の働きかけと広報活動の強化を今年度の方針に据えた。

 記者会見した遠藤会長は「30、40歳代に議員に手を挙げる人が少なく、(県連の)手足が細っている。人材育成の政治塾のようなものを作りたい」と述べ、政治家志望の若手と有識者との交流の場を県連内に設けたいとの考えを示した。

(2008年5月12日 読売新聞)山形
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20080512-OYT8T00034.htm

639片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:33:44
及川氏に改革本部入り要請 自民県連

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 自民党県連(菊池勲会長)は26日、盛岡選挙区の県議及川あつし氏(無所属)に県連改革本部への参加と県議会会派の自民クラブ入りなどを要請した。次期衆院選岩手1区(定数1)をにらみ、同選挙区の基盤強化を図ることが狙い。及川氏は「県連がどこまで改革するつもりか見極めたい。後援会役員らと協議する」と即答を避け、30日までに回答する意向を示した。

 盛岡市内丸の県議会議員会館で菊池県連会長、千葉伝幹事長らが及川氏と約30分会談。県連は31日に設置する改革本部への参加、自民クラブ入り、党籍復帰を要請した。

 会談後、及川氏は「2002年に作成に携わった県連再生計画が進んでいない上、その総括もない点に不満を感じている」などと保留の理由を説明した。

 千葉幹事長は「1区では1人でも多くの県議の支援を受けることが勝つための条件。引き受けてもらえると思っている」と述べた。

 及川氏は盛岡市議、県議を経て衆院選岩手1区の自民党公認として03、05年の2度出馬。07年の統一地方選で県議に返り咲いた。

(2008/05/27)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080527_6
岩手

640片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 21:43:18
野呂田芳成衆院議員に聞く(上)
郵政選挙 信念通す
 今年1月に政界引退を表明した野呂田芳成衆院議員(78)(秋田2区)が読売新聞のインタビューに応じ、秋田への思いを語った。

――政界に入ったきっかけは



インタビューに応じる野呂田衆院議員(能代市の事務所で) 政界は予想していなかった世界だった。1953年に建設省(現国土交通省)に入省、20数人いた同期の中で、27歳で課長になり出世はトップクラス。36歳だった66年に出向した茨城県では、筑波研究学園都市(つくば市)や鹿島臨海工業地域(鹿嶋市)の建設にあたり、仕事に燃えていた。

 77年に転機が訪れた。秋田県の自民党県議から、この年に行われた参議院選挙への出馬を要請された。仕事が楽しかったから、建設省を辞める気にならなくて、ずっと断っていた。

 しかし、自民党幹事長だった大平正芳さん(元首相)が入院していたとき、病室に呼ばれて言われた。「(大蔵官僚だった)私も役人を辞めたくなかったが、国会議員も働きがいがある」と。直接、そう口説かれて立候補を決めた。

――苦労も多かったのでは

 初めての立候補は参院選まで90日ほどしかなかった。当然、知名度はゼロ。県南で行った演説会の会場には、男性1人しか来なかった。だが、その男性に1時間以上、秋田の将来について熱弁を振るった。同じ場所で行った2回目の演説では、その男性が大勢の人を連れてきてくれた。自分の思いを有権者に直接ぶつければ、必ず通じると実感した。

 83年には衆院にくら替えして、衆院議員を8期務め、農林水産大臣や防衛庁長官なども経験し、政治家としての信念を貫いてきた。

――一番厳しかった選挙は

 2005年に郵政関連法案に反対して自民党から除名処分を受けた。一番、思い出に残るのは、その年の衆院選だ。初めて無所属で選挙に臨んだ。

 郵政民営化したら、採算の取れない地方の小さい郵便局が淘汰(とうた)されていくに決まっている。将来のことを考えず、地方選出の議員まで法案に賛成していくのが許せなかった。私は自分の信念を通した。

 仲間もついてきてくれた。自分の後援会からは、自民党県連会長を務める津谷永光君ら大勢の県議や首長らの人材が育っている。このときほど、仲間の大切さを感じたことはなかった。

(聞き手・松本貴裕)

(2008年6月13日 読売新聞)秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080612-OYT8T01019.htm

641片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 21:44:05
野呂田芳成衆院議員に聞く(下)
道路網生かし活路を
――国会議員として力を入れたことは



政界引退を表明する野呂田衆院議員(1月6日、秋田市内のホテルで) 全国と比べて様々な面で遅れていた秋田のために、特に陸海空の基盤整備に取り組んだ。

 精力を傾けたのは道路網の整備。道路の経済効果を高めるため、高速道路で太平洋側と日本海側を縦断。さらに所々で横につなげて「はしご状」にするよう尽力した。東北自動車道とつながる秋田自動車道は、二ツ井白神インターチェンジ(能代市)まで延伸した。その先はまだ完成していないが、開通のめどはついている。空の玄関としては、10年前に大館能代空港ができた。能代港の整備にも力を注ぎ、リサイクル関連産業が集積する「リサイクルポート」の指定を受けて資源循環型社会の拠点になっている。

――政界引退を決断した理由は

 78歳になって体力にはまだ自信があるが、最近は選挙期間の終盤になると選挙カーの乗り降りも大変になってきていた。もう、自分が働ける範囲では、頑張ってきたという思いもある。今の国会議員は「やめろ」と言われてもやめない人が多いが、男として自分の出処進退は、自分で決断したかった。

 今年1月の引退表明は、後継者に指名した金田勝年君への配慮もある。次の衆院選は2009年だと考えているから、金田君が選挙に勝つために、1年以上の準備期間を作らないといけないと思った。

――引退にあたり、心残りはないか

 自殺率が高い秋田で、自殺対策には力が及ばなかったなと感じている。また、農業の衰退が加速している。今は飼料が高騰しており、休耕田で飼料用の米を作るなど色々なアプローチが必要ではないか。そのほか、自然が豊かな秋田ではバイオテクノロジーは新たな産業として育てていけると思うが、道路網を生かして活路を見いだすことができると思う。(聞き手・松本貴裕)

(2008年6月14日 読売新聞)秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080614-OYT8T00146.htm


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