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【44衆】東北

1片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/08(月) 16:10:54
44回衆院選東北に関する

593片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 15:11:46
原発増設 「凍結の意味なし」
2007年06月15日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000706150005

 −双葉町長、議会に解除託す−


 双葉町の井戸川克隆町長は14日、6月定例町議会の一般質問で、東京電力のトラブル隠し後の02年9月に町議会が可決した福島第一原発7、8号機の増設決議の凍結について「凍結の意味がなくなった」と述べた。財政難の町として、原発立地に伴う国からの交付金などに頼らざるを得ず、議会側に凍結解除を託した形だ。


 井戸川町長は、町議の1人が東電の取り組みをただしたのに対し、不正隠しの再発防止への努力を評価。「(現在)原発をつくった当時の人は定年退職し、つくった経験のない人が保守管理している。だが、つくった上で保守管理する方が地域の安心・安全のためになる」とし、「凍結の意味はなくなったと判断している」と述べた。


 井戸川町長は3月の定例町議会で、町議2人が凍結決議について考えをただしたが、一連の不正隠しが明るみに出始めた時期だったため、「増設も視野に入れた地域振興に取り組む」と答弁するにとどめた。


 別の町議からは、原発を増設する際の残土処理を巡る、町と東電との協議について質問が出た。


 02年12月の定例町議会の議事録に、第一原発に近い細谷地区土地改良事業に関して「増設の残土をもってということが前提。助役や総務課長を含む担当者が東京電力の担当者と協議している」とする前町長の答弁が記載されている。だが、06年の3月定例町議会で、斉藤実・副町長が東電との協議を否定し、資料も残っていないとした。


 一般質問では、02年当時に斉藤副町長は総務課長だったため、06年の議会の答弁は虚偽だったと追及されたが、町側は虚偽の答弁はしていないと否定した。


 ◇建屋蒸気漏れ 原子炉手動停止


 東京電力は14日、運転中の福島第一原発3号機(大熊町)のタービン建屋内で蒸気が漏れたため、原子炉を手動停止した、と発表した。漏れた蒸気に放射能は含まれていないという。


 東電によると、14日午前10時半ごろ、職員が建屋1階の床に水たまりを発見。現場を調べたところ、2階の「タービングランドシール蒸化器」という装置近くの配管から蒸気が漏れ、約105リットルの水たまりになっているのを確認した。8日のパトロール時は水たまりはなかったという。


 蒸化器は、復水器内の放射能を含む蒸気が外部に出るのを防ぐため、タービンの軸部分に放射能を含まない蒸気を吹き付ける装置だが、吹き付ける側の放射能を含まない蒸気が配管から漏れたという。

594片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/18(月) 11:54:44
くすぶる川井村「分村」問題
2007年06月18日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000706180005

 県の合併推進構想で、宮古市との広域合併が提示されている川井村の門馬(かど・ま)地区で、「分村」して盛岡市との合併を目指す住民運動がくすぶり続けている。合併新法による合併期限は2年9カ月後。村は、県の構想を基に宮古市との合併を目指す立場だが、盛岡市との合併を望む地区住民の意向は強い。展開次第では合併の成否そのものを左右しかねない状況だ。


    ◇


 5月26日午後、盛岡市との境に近い門馬地区の去石地区集会所で開かれた分村派住民団体「門馬の明日を考える会」の集会には、地区住民約30人が集まった。


 「チャンスが来れば必ず悲願は達成したい」。元町議の去石雄喜代表(73)が語気を強めると、集まった住民はしきりにうなずいた。同地区田代の主婦、去石幸子さん(58)は「宮古に行くのは運転免許の書き換えで3年に1回だけ。子供も全員盛岡に住んでいるし、買い物も盛岡。一緒になるなら盛岡以外考えられない」と話す。


 約200世帯、500人が暮らす門馬地区は、盛岡市までは区界峠を経て約25キロ。車で30分ほどで着く。だが、宮古市中心部に行くには六十数キロ、1時間半以上もかかる。


 旧川井、旧小国との3村合併で1955年7月に川井村になった当時にも、旧門馬村では盛岡との合併を目指す運動があったといい、「半世紀前からの悲願だ」と去石代表は強調する。


 今回の分村運動は3年前に始めた。05年7月に全207世帯を対象に行ったアンケートでは、回答した188世帯のうち、147世帯が盛岡市編入を希望した。昨年3月には、分村合併推進の要請書を村と村議会に提出している。


 これに対し、道又邦彦村長は「一地域の意向だけを通せば自治体行政は成り立たない。分村となれば、戸籍や地籍など、国・県の行政も絡んで大変な労力がかかる問題。今の村では実現困難だ」と否定的だ。


 複雑な村内の状況に、周辺自治体の反応も慎重だ。門馬地区に市の区界高原少年自然の家を持つ盛岡市の谷藤裕明市長は「少なからずご縁はあるが、村において将来に向けた議論を尽くして欲しい」と静観する。


 合併検討会への参加を同村に呼びかけた経緯もある熊坂義裕・宮古市長も「川井村とは歴史的な一体性もあり、要請があれば(合併を)前向きに検討したいが、分村問題となれば冷静に見ざるを得ない。まずは地域で十分検討を」と話す。


 昨年4月、宮古広域5市町村による新たな合併構想を示した県も「川井村については村内動向に留意しながら議論を進める必要がある」として、合併推進に踏み出せない状況だ。


 川井村では、26日告示、7月1日投開票で村長選がある。


 今のところ立候補表明しているのは道又村長の「後継」とされる元村収入役の巣内宏一氏(66)だけ。巣内氏が「自主財源の比率も県内で一番低く、単独村政は困難。(合併新法の)期限内に宮古地域との合併に道筋をつけたい」と訴えるのに対し、「考える会」の去石代表は「誰が村長になっても当面の合併は困難。決して宮古との合併を認めたわけではない」とクギを刺す。


 分村合併には村議会の議決が必要となる。人口約3400人の川井村の中で、門馬地区は少数派。去石代表は「分村が認められるには、最終的に村内合意が必要。悲願達成のために、現時点での対立は避けたい」としている。


 だが、村が宮古市との合併に動き出せば、対立は表面化しかねず、門馬地区をめぐる動向が、今後の大きな焦点となりそうだ。


    ◇


《川井村の合併問題》
 02年10月、旧宮古市が宮古、下閉伊郡による合併検討会への参加を呼びかけたが、川井村は参加を見送り。宮古市は新里村、田老町との3市町村で新・宮古市を発足させた。旧合併特例法の期限後の06年4月に県が新たに示した「合併推進構想」では、川井村は宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村との合併の枠組みに組み込まれている。


 05年4月施行の合併特例新法は、2010年3月までの時限立法で、税制上の優遇措置や激変緩和措置が受けられる。


 平成の大合併の中で、「分村合併」が実現したのは、総務省によると、06年3月の山梨県上九一色村だけで、人口約1600人の村が北部は甲府市、南部は富士河口湖町に合併した。

595片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/21(木) 12:15:49
知事演述賛否くっきり 県議会開会
自民「施策に新味なし」民主は絶賛 讀賣岩手

 6月定例県議会は20日開会し、達増知事が就任初の所信表明にあたる「知事演述」を行った。知事は補正予算案の柱に据えた二大戦略の推進を改めて強調し、県民参加の理念を打ち出したが、政党色がにじむ演説内容に議場では賛否両論が渦巻いた。

 知事演述は、4年間の任期中に目指す施政方針について、具体的に説明するもの。中でも力を入れたのは、県政運営の基本理念について触れた一節。「所得が減少する一方で社会保障費の負担が増大し、多くの方々が不安に直面している」と政府の経済政策を批判し、「危機から目をそむけ、危機が去ることを願うだけでは、危機から逃れることはできない」などと、「危機」という言葉を9回繰り返した。その上で、自ら提唱する「新地域主義戦略」と「岩手ソフトパワー戦略」に言及し、「県民とともに自治の王道を歩んでいきたい」と語った。

 最後は、幼少時代に口ずさんだ「岩手県民の歌」を引き合いに出し、「明るい歌詞やメロディーとともに、大人たちは『ふるさと岩手』の発展のために邁進(まいしん)していた。私がいただいた希望を次の世代につないでいかねばならない」と約35分の演説を締めくくった。

 議場では、知事与党の民主党から、「品格ある、いまだかつてない名演述」(佐々木順一・県連幹事長)と大きな拍手が送られたが、自民党の千葉伝・県連幹事長は「イデオロギー的な部分が先行し、具体的な施策に関してはこれまで推進してきた中身の踏襲がほとんど」と不満を示した。

     ◇

 今定例会の会期は7月4日までの15日間。26日に代表質問を行い、一般質問は27日からの3日間。

(2007年6月21日 読売新聞)

596片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/21(木) 12:16:24
公示日延びる?参院選関係者やきもき 讀賣宮城

 今国会の会期が12日間延長される見通しとなったことで、当初の想定から1週間ずれ込むことが確実になった今夏の参院選。会期末直前の延長劇の波紋が県内にも広がっている。最終的には7月12日公示、同29日投開票となる見通しだが、これまで22日投開票を前提に準備してきた関係者は「早く正式に決まってほしい」とやきもきしている。

ポスター手直し

 県はすでに、JR駅や公共施設に張り、投票を呼びかける啓発ポスター1万3000枚を印刷。そのすべてに「22日投票」との文字が入っているという。県では刷り直しはせず、「22日」の部分に「29日」と書いたシールを張って対応する予定だが、県市町村課では「シールの印刷代、張る人員の経費が余計にかかる」と話す。このほか、90万枚印刷する予定の啓発チラシ、ポケットティッシュなどは、すでに印刷を止めており事なきを得たものの、投票啓発CMの放映期間変更や、啓発イベントの日程変更など、事務手続きに大わらわになっている。

開票場は確保難

 計80万人余の有権者を抱える仙台市の市内5区選管は、開票会場の確保に頭を痛めている。

 青葉体育館(青葉区)や宮城野体育館(宮城野区)など、5体育館で7月22日の予定を押さえていたが、29日にはママさんバレーやバドミントンの大会などの予約がすでに入っている。市選管では「先約を強制的に排除するのは不可能。日程や場所を変更していただければ良いが、無理なら代替施設を探さなければ」とため息をつく。また、7月29日投開票なら町議選のダブル選挙となる村田町選管は「県選管からは参院選を先に開票しろと言われているが、町議選も注目されている。作業の段取りを練り直さなければ」と困惑する。

悲鳴と歓迎

 立候補予定者の陣営からは「事務所の契約を延長しなければならず、40〜50万円程度の出費増」との悲鳴も上がっているが、「宣伝の期間が増えるのは歓迎」と前向きに受け止める陣営も。ある新人の陣営は「与党への批判は、投票日が1週間伸びたくらいでは弱まらない」と力を込め、ある現職陣営は「地元に顔見せできる機会が1週間分増えた、と考える」とプラス面を強調した。

(2007年6月21日 読売新聞)

597片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 14:14:33
梅原仙台市長 不誠実認めて陳謝 再質問でようやく答弁 河北宮城
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070626t11034.htm

 梅原克彦仙台市長は、25日の市議会本会議で、議員の一般質問に対する答弁が不誠実だったとして「趣旨を真摯(しんし)に受け止め、丁寧な対応に努める」と陳謝した。

 問題になったのは、22日の相沢和紀市議(社民党市議団)の一般質問に対する答弁。自衛隊の情報収集活動をめぐる市長発言について「適切でない部分は反省してほしい」との問いに対して、「前日の同僚議員の質問と重複するので省略する」と答弁しなかった。

 相沢議員は「質問の趣旨は違う。議会での質疑はなくていいということなのか」と再質問。梅原市長は「繰り返しになるが」と前置きした上で、ようやく答弁に応じた。

 25日の本会議に先立ち議会運営委員会が開かれ、赤間次彦議長が「市長答弁が質疑者の意にかなっていない部分があった」と述べ、本会議で市長に釈明を求めることを決めた。

 野党議員からは「これまでも自身に都合の悪い答弁を局長にさせたり、『見解の相違だ』などと切り捨てたりする場面はあったが、答弁拒否は前代未聞だ」との批判が出ている。

2007年06月26日火曜日

598片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 08:37:34
知事VS自民会派 「民主色」現状巡り 県議会代表質問で火花 讀賣岩手

 県議会は26日、本会議を開き、各会派による代表質問が行われた。参院選を目前に控え、民主党への肩入れが目立つ達増知事の言動をめぐり、自民党から痛烈な批判の声があがった。

 知事の言動を取り上げたのは、同党系会派「自民クラブ」代表で、党県連幹事長も務める千葉伝氏。達増知事が知事選では無所属で戦いながら、当選後に政党色を強く打ち出したことについて、「なぜ党公認で戦わなかったのか。よろいの上に衣を着て、当選後に衣を脱ぐとは、こそくな手段と受け止められても仕方ない」と指摘。「知事は『行政の長』と『政治家』の二つの顔を使い分けると明言したが、本当にできるのか」とたたみかけた。

 これに対し、知事は「政党に公認を求めるか推薦を求めるかは、本人の自由だ。政治的判断に対する評価は、投票を通じて示されている」と反論。「達増拓也は100%政治家であり、政治家として行政の長の仕事を適切に行い、政治家としてそれ以外の活動を自由に行う」と突っぱねた。

 千葉氏は、前民主党県議の政務秘書への起用にも触れ、「選挙で応援しなかった市町村長らに対し、政務秘書を通じて報復的措置があるのではという不安が県民の中にある」と指摘したが、知事は「面会要請があれば会っているし、積極的にこちらからも出向いている」とかわした。

(2007年6月27日 読売新聞)

599片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 00:26:15
県議会:知事「私は100%政治家」 政治姿勢に質問集中 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070627ddlk03010337000c.html

 達増拓也知事の就任後初の県議会代表質問が26日あり、民主党籍のまま知事に就任した政治姿勢に質問が集中した。達増知事は「達増拓也は100%政治家であり、政治家として行政の長の仕事を適切に行い、政治家としてそれ以外の活動を自由に行う」と断言。各会派は「一応クギはさした」と今後の動向を注視する。

 自由民主クラブの千葉伝県議は、達増知事が政務秘書を置いていることなどを挙げ、「党派色が強く、政治家に偏っていないか」と指摘。達増知事は「知事は、行政の執行の際には公正公平、不偏不党でなければならない。それを貫いていれば政治活動を含め、あとは自由と考えている」と持論を述べた。

 また政和・社民クラブの飯澤匡県議が「行政職と政治家の発言を使い分けると言っても、知事の口は一つだ」と問うと、達増知事は「行政の執行においてもその他の執行においても県民本位を貫きたい」と答えた。

 質問を終えた千葉県議は、「今はまだいいが、各市町村長から予算要望を聞く段階で(知事の党派色が)問題になってくる」と感想を述べた。飯澤県議は「知事の政策をきちんと見ていくが、政治家としてあまり自由にやってもらっては困るのでクギをさした」と話した。【念佛明奈】

毎日新聞 2007年6月27日

600片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 11:43:59
県農協中央会迷走 正副会長選任できず(2007/06/28)青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/06/28/new0706281101.htm

 青森県農協中央会は二十七日、青森市の県農協会館で、正副会長の人事案件などを審議する通常総会を開いた。だが、出席した組合長から正副会長の選考基準や議事進行に対する不満が噴出。議事が空転する混乱状態の中で、流会を求める緊急動議が出され、賛成多数で可決された。五十三回目となる総会で、流会の事態は極めて異例。会長候補の工藤信氏(53)=つがる弘前農協組合長=と、副会長候補の角濱光昭氏(68)=しんせい五戸農協組合長=の選任は持ち越された。次回の総会日程は未定。
 正副会長の推薦候補は、役員選考委員会が▽県内の五農協合併構想に沿って合併を進めている▽同構想に基づく合併促進協議会に加入している―など五項目の選考基準に照らし、それぞれ一人に絞り込む。これまでは、選考委推薦が事実上の決定となっていた。
 今回の役員改選では、前会長の種市一正氏と前副会長の神勝衛氏の辞任に伴い、選考委員会が推薦した工藤、角濱両氏を選任する予定だった。
 しかし総会では、出席した組合長から「現段階で選考基準を満たしている組合長は県内にいるのか」「基準があいまいではないか」などと疑問の声が相次いだ。
 会長候補に名乗りを上げ、選考漏れしたごしょがわら市農協の白戸勝一組合長は「(工藤氏は)選考基準を満たしているのか」との質問通知書を事前に同会へ提出。さらに総会では「基準が分かりにくい」と指摘し、理事側に説明を求めた。
 これに対し、総会の議長が「意見は承っておく」として取り上げず議事進行を優先したため、反発が強まり流会の事態に至った。
 同会は総会終了後、緊急の理事会を開催。七月二日にあらためて理事会を開き、選考基準に対する考え方や今後の対応などを協議することを確認するにとどまった。
 総会後に記者会見した神副会長職務執行者は「議事進行にまずかった面はあるかもしれない。ただ、しっかりと説明し、話し合えば理解できるはずだ」と述べた。
【写真説明】
総会の流会を求めた緊急動議に、賛成の挙手をする県内の農協組合長

601片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 21:19:45
県議会:副知事人事案、渡部氏に不同意 「数の横暴」知事不快感 /秋田
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20070630ddlk05010300000c.html

 ◇森林税は見直しを示唆

 県議会6月定例会は29日、本会議を再開し、里山の保全に充てる森林環境税関連2議案と、県職員の給与を削減する条例改正案について、賛成多数で継続審査とした。また、次期副知事の人事案は過半数を占める自民党会派などの反対で渡部文靖・県知事公室長の選任を不同意とし、西村哲男・副知事のみの選任に同意した。そのほか総額29億1749万円の今年度一般会計補正予算案を含む31議案は原案通り可決し閉会した。寺田典城知事は閉会後の会見で副知事1人の不同意について「多数の横暴。これはいじめですよ」と不快感をあらわにした。

 寺田知事は会見で人事案について「出納長職が廃止され、合議のシステムも含めて2人の副知事は地方行政にとって必要」と強調したうえで、「人間的なこと、能力で否定されたわけじゃない。正常な解決の仕方ではない」と議会側を批判した。さらに今後、再度渡部室長を選任する考えを示した。

 森林環境税については「県民の意向調査も含めて白紙に戻すくらい検討したい」と述べ、抜本的な見直しを示唆した。県職員の給与削案については、「議会も組合も官民格差があるのを分かっているはずなのに」と理解を求め、今後、提案内容を変更しない考えを明らかにした。【津村豊和】

毎日新聞 2007年6月30日

602片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 22:12:26
渦巻く賛否、警戒感 仙台市の男女参画審人選問題 宮城
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070630t11034.htm

 仙台市の男女共同参画推進審議会委員に、「新しい歴史教科書をつくる会」元副会長で明星大教授の高橋史朗氏の起用が取りざたされていることに関し、任命権者の梅原克彦市長は29日、「現段階ではコメントできない」と、多くを語らなかった。ただ、2006年度の男女共同参画関連予算を「優先順位が低い」と削減、市民団体などの反発を招いた梅原市長だけに、イデオロギー色が強い今回の人選はさまざまな憶測と波紋を広げている。

 市議会には、賛否両論が渦巻いた。第2会派・民主クラブ仙台の渡辺公一代表は「審議会委員の人事権者は市長。市長が良かれと思っているなら受け入れるしかない」と話した。公明党市議団も「いろんな考えの人が入ることに問題はない」(笠原哲団長)と議論の推移を見守る方針。

 社民党市議団の八島幸三代表は「男尊女卑的な考えを持つ人を、委員に迎えるのは不適切だ。就任が決まれば抗議声明を出す」と反発。

 与党のベテラン議員は「(つくる会が主導した)扶桑社の教科書採用が、最終的な狙いなのだろう」と、高橋氏任命のさらに先にある梅原市長の胸の内を推測。「(9月に任期満了を迎える)教育委員の選任についても注意深く見ていく必要がある」と警戒感を示した。

 市のある幹部は、廃止検討を進める男女共同参画推進の拠点施設エル・パーク仙台(青葉区)問題への影響を心配した。「落としどころがようやく見えてきたのに、あえて火に油を注ぐようなもの。解決の道が遠のいた」と表情を曇らせる。審議会委員の1人は「人選に関しては、市からまだ何も聞いていない。高橋氏がどんな人物かも分からない」と困惑していた。

◎高橋氏任命しないで 女性団体など市に申し入れ
 仙台市の梅原克彦市長が、市男女共同参画推進審議会(会長・水野紀子東北大大学院教授)の委員改選に際し、「新しい歴史教科書をつくる会」の元副会長、高橋史朗氏への委員委嘱を検討していることについて、市内の女性団体などが29日、高橋氏を任命しないよう市に要望した。

 要望したのは、婦人民主クラブ県支部協議会(大木れい子会長)など13団体。要望書は「つくる会が発行した教科書には共同参画基本法と相いれない記述が多く、高橋氏は推進すべき立場の審議会委員としてふさわしくない」などとしている。

 仙台市男女共同参画課の舩山明夫課長は「人選を進めている段階であり、委員の構成について話すことはできない」と答えた。

2007年06月30日土曜

603片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 02:38:18
「小沢王国」の謎:参院・衆院補選を前に/上 小選挙区制 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070709ddlk03010237000c.html

 ◇「どぶ板」は民主主義の原点

 岩手“小沢王国”は、小選挙区制が可決された94年、約束されたのかもしれない。

 96年10月20日。小選挙区比例代表並立制初の総選挙が行われた。

 自民党は単独過半数には届かなかったものの、28議席増やして239議席を獲得。一方の小沢・新進党は4議席減らして156議席となり、敗れた。羽田孜氏(元首相)らが党内グループを作り、ゴタゴタが続くなかでの敗北だが、おひざ元の岩手県では逆のことが起こっていた。

 県を二つに分ける中選挙区(計7人)から4小選挙区に改まった衆院岩手。自民との対決の結果、新進党からは小沢氏ら3人が当選し、4議席中3議席を占めた。自民は鈴木善幸元首相のジュニア、俊一氏のみとなった。民主が自民を圧倒する現在の力関係がこの時点でできあがった。

 得票数で見ると“小沢党”の躍進ぶりがよく分かる。中選挙区の93年、小沢・新生党票は1、2区計21万6000票。全有権者の20%だった。対する自民党は25万票(23%)で新生党を上回っていた。

 小選挙区になった96年、小沢・新進党は一気に4区計38万票(34%)を獲得した。自民は2万5000票減らし、22万5000票(20%)に後退した。

 そもそも小選挙区制は小沢氏が自民を離党し、新生党など8党による細川連立内閣のときに成立させた選挙制度だ。かねて小沢氏が導入を画策してきた選挙制度でもある。

 小沢氏はその優れた点を「なれ合いだった政党同士の政策論争を活発化させる」と説明する。確かにその通りだが、それ以上の違いは、議員1人当たりの有権者が、中選挙区に比べ圧倒的に少なくなることだ。それは小沢氏が得意とするどぶ板選挙に適しているということでもある。

 マスメディアでさげすまれて使われることが多いどぶ板選挙。しかし小沢氏は「どぶ板選挙こそ民主主義の原点」(自著・小沢主義)という。「さまざまな人のところに飛び込み、話に耳を傾けることで、今の社会の問題や政治家として何をすべきか見えてくる」からだ。

 それはともかく、小沢氏自身も15年近く続けた「どぶ板」選挙こそが、支持を広げる原動力となった。

 その一端を当時の選対幹部が明かす。

 「強さの秘密は徹底したローラー作戦なんだ」。96年、衆院選公示前に支持者らが戸別訪問した。例えばAからEの5班に分かれ、ある一定の地域の住宅を片っ端から訪ねる。留守宅にはチラシをポストに残す。

 回ったところは住宅地図に色を塗り、留守宅も報告。数日後に再び同じ場所を回る。前とは別の班が回る。前の班が回っているか確認できるからだ。監視と競争の中で選挙戦が行われる。2回目の報告の時には有権者の反応を報告してもらう。手応えをみて、候補者がその地域に戸別訪問をするかどうかを判断するのだ。ローラーは、後援者の家だけに行く場合もあれば、住宅地図に載っているすべての家を対象にすることもある。

 中選挙区から小選挙区になったことで、面積が狭まり、有権者も少なくなった。どぶ板もローラーもより効果を発揮するようになった。

   ×    ×

 天下分け目と言われる参院選が12日に公示される。小沢氏はその進退をかけて選挙戦に臨むと明言した。小沢王国などと呼ばれ、小沢氏が支配者であるかのように語られる岩手。だが、そうではない。端的に言えば多くの有権者が小沢党を支持しているに過ぎない。ではなぜ小沢党は支持を集められるのか。参院選でその支援は全国に広げられるのか−−。政権交代を争点とする国政選挙を前に、小沢“王国”の強さの秘密を探った。

毎日新聞 2007年7月9日

604片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 20:22:23
「小沢王国」の謎:参院・衆院補選を前に/中 「足で動け、口を動かせ」 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070710ddlk03010093000c.html

 ◇支持拡大、支流から大河へ

 今でこそ小沢一郎氏が選挙区に戻ることは少ないが、その地歩は一朝一夕に築いたわけではなかった。

 父佐重喜氏の弔い合戦として戦った最初の総選挙(1969年12月)。27歳の小沢氏は旧岩手2区で7万1520票を獲得、トップ当選を果たした。2位に1万7000票差をつけた。2回目(72年12月)は椎名裁定の椎名悦三郎氏にトップを奪われた。

 正念場と周囲がみたのは3回目。76年12月のロッキード選挙だ。小沢氏が師と仰ぐ田中角栄元首相が7月、逮捕された。田中派若手議員の小沢氏にとって厳しい選挙となると、誰もがみていた。票が開いてみると7万1449票を得てトップに返り咲き3選。周囲を驚かせた。以後、田中判決のあった83年を除き、すべての選挙でトップ当選を続ける。徹底的な選挙区回りをしたことが選挙に強い理由だと、小沢氏自身が語っている。

 ロッキード選挙の2カ月前。10月8日金曜日、小沢氏は午後10時過ぎに東京から水沢市(現奥州市水沢区)袋町に戻った。当時、夕方4時半に上野発の特急に乗ると、約5時間半後の夜10時ごろに水沢に着いた。

 金帰火来という言葉があるが、小沢氏は会期中はほとんど岩手に戻らなかったという。その代わり国会閉会中は地元に戻り、徹底的な戸別訪問を続けた。

 この選挙ばかりは方針を変えたようだ。会期中に自宅に戻った小沢氏は翌朝6時45分、秘書を伴って自宅を出発。東へ40キロ近く離れた住田町に車を走らせ、猛威をふるった冷害を視察。「共済の調査は」「冷害で大変でしょうが頑張ってください」。小沢氏は長靴姿で田んぼに分け入り、農民たちに尋ねたり、激励したりする。

 小さな車に乗り換えると、狭い道を通って山中の支持者宅に足を運ぶ。別の地区の土地改良区の理事会に出席。支持者宅でこしらえてもらった握り飯を抱えて、三陸町(現大船渡市)へ。さらに精力的に回り、自宅に帰りついたのは午後10時過ぎだった。

 田中角栄氏から学び、小沢自身も15年近く続けたという徹底した選挙区回りを再現しているのが現知事、達増拓也氏だ。

 新進党公認で初めて立候補した96年からどぶ板選挙に徹してきた。海に向かって達増氏が手を振っていたのは有名な話だ。いつ有権者が現れてもいいようにそうするのだという。「支援者の家を一軒一軒、マメに回ってあいさつした。出身の盛岡だけでなく、矢巾町でも相手候補より票を取れたのはそのためだ」と新進党時代の幹部は話す。

 工藤堅太郎民主党県連代表は今でも理由が分からない。選挙運動を川上からやると、なぜ効果があるのか。

 「足で動け、口を動かせ」と言われ、半信半疑ながら小沢氏流の選挙を実践した。人口300人、家が100軒ほどの山村から歩いた。「街頭演説でもね、支流が集まって大河になるその支流の部分で政策を訴えるんだ」

 工藤氏が小沢氏から出馬を打診されたのは93年衆院選の前だ。実はその1週間前、工藤氏は鈴木善幸元首相から国政をあきらめるように言われたばかりだった。ゆくゆくは国政へという工藤氏の気持ちを、善幸元首相も承知していたはずなのに、である。このタイミングではいやも応もない。迷わず小沢氏の誘いを受けた。

 新生党から出馬した工藤氏は7万3542票で初当選。トップは玉沢徳一郎氏(10万9353票)、2位で再選した善幸元首相の長男俊一氏(8万555票)に7013票差と迫った。

毎日新聞 2007年7月10日

605片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 09:24:22
会長ようやく決まる 県農協中央会工藤氏に 讀賣青森

 県農協中央会は16日、青森市東大野の県農協会館で臨時総会を開き、会長に工藤信・つがる弘前農協会長(53)を、副会長に角浜光昭・しんせい五戸農協組合長(68)を選任した。種市一正・前会長(現三沢市長)が5月29日に辞任して以来、ひと月以上続いた「会長不在」の事態はようやく収拾した。

 正副会長の人事案は6月27日の通常総会に提出されたが、「選考基準を満たしていない」との指摘があり、総会が流会していた。

 16日の総会では、工藤氏が、弘前市農協など6農協が合併したつがる弘前農協の初代組合長を務めた点を評価。選考基準の中に、県内の農協を五つに集約する構想に基づいて「合併へ向かう『前段合併』を実現した農協の組合長か会長」という条件があることを踏まえ、同農協の合併を「前段合併」と解釈し、基準を満たすと判断した。会長選任の議案は賛成35票、反対11票で可決された。

 工藤氏は記者会見で、「組合長らの間で認識の違いがあった。(組合長らと)腹を割って話したい」と述べ、選考基準の改定に向けて検討委員会を設置する考えを示した。任期は09年6月まで。

(2007年7月17日 読売新聞)

606片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 09:28:22
「発展税」財界から“反発”
東北経済連会長「大変きつい話」 讀賣宮城

 県が導入する方針を固めた新税「みやぎ発展税」について、東北経済連合会の幕田圭一会長は19日、仙台市内で開かれた東北地方経済懇談会後の記者会見で、「景気にも影響が出かねない。県として慎重に検討してほしい」と述べ、新税の導入に批判的な考えを示した。

 新税は一定規模の企業が支払う法人事業税に税率5%を上乗せするもので、県は県議会9月定例会に条例案を提出する方針。

 幕田会長は新税の導入について、「県の経済状況は上向きの景気が続いているのは事実だが、力がない弱々しい景気回復。各企業とも経営の効率化を進めてきている矢先に課税が増えるというのは大変きつい話だ」と指摘。その上で「県として慎重に検討し、あわせて納税者に対してわかりやすい説明をお願いしたいと思っている」と注文をつけた。

 また、幕田会長とともに、記者会見を行った日本経団連の御手洗冨士夫会長は、「世界各国で法人税の値下げ競争に入っている状況のような中で、さらなる企業の負担を増やすという方向はいかがなものか」との感想を述べた。

(2007年7月20日 読売新聞)

607片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 21:45:32
移植やめ一転伐採へ/仙台ケヤキ撤去問題
2007年07月18日 朝日宮城
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000707170006

 地下鉄東西線の建設に伴うケヤキの撤去問題について、仙台市の梅原克彦市長は17日の記者会見で、「基本的には伐採する方向になると思う」と述べ、当初の移植方針を転換する考えを明らかにした。ただ、市にはJR仙台駅近くに高層ビルを建設予定の企業から「ケヤキをもらい受けたい」との要請が届いており、今後同じような申し出が出てくる可能性もあることから、梅原市長の対応が注目される。


 撤去の対象となっているのは、市中心部の青葉通に並ぶ高さ15メートルほどのケヤキ約50本。


 梅原市長は1月、「ケヤキの精たちが『伐採しないで』と語りかけてきた」などとして、撤去するケヤキを移植する方針を打ち出していた。


 しかし、移植に1本当たり300万円以上かかるとの試算が出たため、市議会などから「税金の無駄遣いだ」と批判が続出。梅原市長は方針の見直しを迫られていた。


 市が6月に市民1万人に行ったアンケートでも、半数以上が伐採を支持するとの結果が出た。このため、梅原市長は伐採に転換する方向に傾いた。伐採の本数などについては、18日に開かれる「杜の都の環境をつくる審議会」で明らかにするとした。


 ただ、ここに来て新たな局面が生じている。青葉区の東北学院中学・高校の跡地にホテルなどの入った高層ビルを建設する予定の森トラスト(本社・東京都)が、伐採される予定のケヤキの移植を申し出て来た。


 同社幹部が6月中旬に仙台であった会合に出席した際、地元経済人から「開発地にケヤキを置くつもりはないか」と打診され、社内で検討した結果、受け入れを決めた。すでに非公式に市に伝えているといい、吉田武副社長は「開発地にもともと木を植えるつもりだった。費用や本数については今後話し合っていく」と話す。


 市の負担軽減につながるこの申し出について、市の担当者は「一企業優遇と見られる可能性もあり、慎重に検討したい」としている。

608片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 21:46:57
企業の申し出「お断り」/仙台・ケヤキ問題
2007年07月19日 朝日宮城
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000707190002

 地下鉄東西線の建設に伴うケヤキの撤去問題で、JR仙台駅近くに高層ビルを建設予定の企業から「ケヤキをもらい受けたい」と移植の要請があったことについて、梅原克彦市長は18日、「ご厚意のみ、ありがたくちょうだいする」と述べ、申し出を断る方針を明らかにした。同日開かれた審議会では、撤去するケヤキを50本から44本に減らし、そのうちの37本を伐採し、7本を移植するとの市の方針が示された。


 移植を申し出ていたのは、同市内に高層ビルを建設予定の森トラスト(本社・東京都)。同社は開発地に広場を作り、木を植える計画をたてていたことから、ケヤキをもらい受けたい意向を非公式に市に伝えていた。


 梅原市長は「まだ最終決定は検討中」とした上で、「(移植費用は)中途半端な金額ではなく、特定の開発事案を持っている会社に金額の負担をお願いするのは間違いだ」と述べた。別の民間企業が同様の申し出をした場合についても、受け入れない意向だとした。


 市長のこの方針について、同市建設局の担当者は「開発許可を出す側の市が、特定の企業から金銭的に援助を受けることは難しい」と説明する。その一方で、「一企業ではなく、市民団体などからの援助ならば受け入れる可能性はある」とも話した。


 市内の商店街の町づくりを進める地元関係者は「森トラストの提案を聞き、最後の希望だと思っていた。ここまでか、と残念だ」と話す。


 この日、ケヤキの撤去問題を審議する「杜の都の環境をつくる審議会」が開かれ、ケヤキ7本を移植、37本を伐採する計画案が示された。


 計画では、今年1月に示されたケヤキ50本を移植する案よりも、撤去費用は1億1820万円安い4180万円となる。


 同審議会の鈴木三男会長は「当初は撤去が必要なケヤキが77本だったのが、44本にまで減った。仙台市がケヤキを尊重している姿勢の表れだ」と評価した。

609片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 21:47:57
ケヤキ問題、梅原市長の判断に疑問の声
2007年07月20日 朝日宮城
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000707200001

地下鉄東西線の建設に伴うケヤキの撤去問題で、JR仙台駅近くに高層ビルを建設中の企業からの「ケヤキをもらい受けたい」との要望を梅原克彦市長が断る意向を示したことについて19日、関係者から「なぜ」と疑問視する意見が相次いだ。市は先日、地下鉄工事で撤去した西公園の桜を別の企業に譲り渡したばかり。市役所内部からも「なぜこの件だけ」といぶかる声が出ている。
 移植を申し出た森トラスト(東京都)は、同市一番町の東北学院中学・高校跡地に地上40階建て規模の複合施設を建設する計画を進めている。今年末には建築確認申請をして、着工する予定だ。
 梅原市長は18日、この計画を念頭に「特定の開発事案を持っている会社に金額の負担をお願いすることは間違いだ」として申し出を断る考えを示した。
 しかし、市は同じ東西線建設のために伐採される予定だった西公園の桜について、地元ディベロッパー「錦エステート」が移植を申し出た際には快諾。6日、同社が費用を負担して移植が行われている。ある市幹部は「なぜこの件に限って」と首をかしげる。
 森トラスト社の吉田武副社長は「市民の要望を受けた申し出であり、移植費用を支払うことで便宜を図ってもらおうということではない。具体的な話し合いもしていないのに、断る理由がわからない」と市長の発言に困惑する。
 笠原周二副市長は梅原市長の判断について「熟慮を重ねたということではなく、感覚的にある一つの企業を優遇することを嫌っただけ」と説明する。
 また、梅原市長に近い市議は「企業が何かをするときには必ず利益を考慮しており、利用される可能性がある。李下(り・か)に冠を正さず、ということだ」と話す。別の市議は「移植費を負担できる大企業だけがケヤキをもらいうけることができるのはおかしいということだ」。
 東西線建設に反対し、ケヤキの移植費用を市が支出することを不当だとして予算案の撤回を求めてきた「宮城地域自治研究所」の高橋輝雄弁護士は、「ケヤキの精を守りたいとあれだけ言っていたのに。断る理由が不明確だ」と批判した。

610片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 11:16:22
発展税導入で「政治生命かけた」と知事 讀賣宮城
 「10年後に県内総生産を10兆円とするには、新税の導入が不可欠。政治生命をかけた判断だ」

 一定規模以上の企業に県が独自に課税する「みやぎ発展税」の導入を発表した20日の記者会見で、村井知事はこう力を込めた。

 知事によると、現在ある財政再建のためのプランをすべて実行し、見込んでいる税額を完全に徴収できたとしても、財源不足は2008年度で80億円以上、09年度は90億円以上に達する。職員給与カットなどを進めても、産業振興のための予算を新たに年間30億円捻出(ねんしゅつ)するのは「どうやっても無理」(知事)だった。

 5年間で得られる150億円のうち、125億円を企業集積の促進や中小企業の技術高度化支援などの産業振興に、25億円を橋梁や小中学校の耐震化、災害情報ネットワーク整備などの震災対策に充てる。大半はすでに事業化されているが、県では「新税のポイントは質と量の拡充」(三浦俊一・県総務部長)と位置付けている。9月議会で「発展税」が成立すれば、11月議会に優遇税制の「企業立地促進税」案を提出し、企業誘致に弾みをつけたい考えだ。

 ただ、「発展税」へは各界から懸念が示されている。東北経済連合会の幕田圭一会長は19日、「景気に影響が出かねない」と批判。20日の県議会総務企画委員会では、知事与党である自民党・県民会議の須田善明委員からも、「新しいこと(事業)に使うのか、今までのことに使うのか示さなければ、財源不足の穴埋めだと言われてしまう」との指摘が出された。

 経済界は、自民党と並ぶ村井知事の支持基盤だけに、知事は会見で「正直、2期目の選挙の公約で、とも考えた」と胸の内を明かし、「応援して下さった方に増税を強いるのは断腸の思い。(支持者が)離れることも考えられる」とまで語った。導入か、見送りか。最終的に、知事自身の公約へのこだわりと「宮城のためには産業振興が絶対に必要だ」との思いが、知事就任後2年で最大の政治決断へと背中を押した。

 (吉野裕介)

(2007年7月21日 読売新聞)

611片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/05(日) 08:42:46
民主党県連、衆院選想定し体制強化へ 讀賣秋田

 民主党県連は4日の常任幹事会で、12月に衆院選があるとの想定で態勢強化を進めることを決めた。

 推薦した松浦大悟氏(37)が当選した参院選について、「自民支持層の一部が流れてきており、自民党への不信感が第一の勝因。本当に民主党が信任されたとは言い難い」と総括。

 次期衆院選に向け、全県での組織作りを強化し、有権者と触れあうミニ集会も開くことにした。特に、空白となっている2区の総支部づくりに着手していくという。

(2007年8月5日 読売新聞)

612片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/24(金) 22:28:38
【盛岡市長選】岩手選挙総合part.8【衆院選】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1186664066/
109 てんてん 2007/08/24(金) 16:49:24 ID:NYIwSupo
増田め、なに企んでるんだか…
ふれあいランド近くの沿道脇に三浦陽子と二人、にこやかに笑うポスター今発見。

613片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/28(火) 07:29:45
前知事入閣 地方振興へ期待感
格差是正、分権など取り組み 讀賣岩手

首相官邸に入る増田知事

 「12年間培ってきた経験を政府の中で生かしていきたい」。27日に発足した安倍改造内閣で、増田寛也・前知事が総務相に抜てきされた。3期務めた知事時代の実績を買われ、分権改革や都市と地方との格差是正などに取り組む。経済の低迷が続く県内からは、地方の立場を重視した政策への転換に期待がふくらんだ。

 県関係者の入閣は、2002年9月に発足した小泉改造内閣で自民党の鈴木俊一衆院議員が環境相に就任して以来、5年ぶり。増田前知事は総務相の任命にあたり、安倍首相から、「地方の元気が増すような施策の実現に向け、全力を尽くすように」と指示を受けたという。

 前知事は4月に知事を退任後、政府の地方分権改革推進委員会で委員長代理を務めるなど、地方の立場から積極的に発言を続けてきた。総務相として初めて臨んだ記者会見では、知事時代と同様に淡々とした表情ながら、岩手でも力を入れた人口減少対策や医師確保、1次産業の再生などを優先課題に挙げた。

 岩手をよく知る前知事の初入閣に、県内では歓迎の声が広がった。達増知事は「岩手にとって大変意義のあることだ。民主党とも十分、政策的すり合わせを行うところにも、役割を果たしてほしい」とコメント。県商工会議所連合会の小原富彦専務理事は「県内で自動車産業の誘致も成功させたし、どうすれば特色ある地方振興が図れるか熟知している」と述べた。

 宮古市の熊坂義裕市長も「財源移譲や補助金改革などで相当、大胆なことをやるだろう」と改革派の本領発揮に期待する。また、ある県幹部は、岩手競馬の存廃を巡って紛糾した3月の県議会を振り返り、「増田さんは全く考え方がぶれなかった。官僚の抵抗もあるだろうが、頑張ってくれるに違いない」と語った。

 一方、次期衆院選などへの影響を深読みする向きも。前知事がかつて「政治の師」と仰いだ小沢一郎・民主党代表との決別が決定的となり、ある県議は「自民党は次の衆院選で、増田さんを県内から出馬させるかもしれない」と警戒する。かつて前知事の政務秘書を務めた民主党県連の佐々木順一幹事長は「国民の信を失い、政策目標の旗も色あせた安倍内閣では、苦労するのでは」と冷ややかに感想を述べた。

(2007年8月28日 読売新聞)

614片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/28(火) 09:49:41
格差是正に総力 増田総務相が意欲 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070828_3

 民間人として、安倍改造内閣の総務相に就任した前県知事増田寛也氏(55)は、先の参院選で地方から厳しい審判を受けた政府・与党にとって起死回生の目玉人事。増田氏は27日夜、岩手日報社の単独インタビューに答え、都市と地方の格差問題に「課題は多岐にわたる」と現状への認識を示し「地方の皆さんが抱える問題に応えることが私に課せられた使命。内閣の総力を挙げて取り組まなければならない」と対策の先頭に立つ決意を強調した。

(聞き手は東根千万億本社編集局長)

 増田氏は、安倍首相から「地方の問題解決にぜひ協力してほしい」と就任要請を受けたという。地方分権や道州制の検討、郵政民営化の推進、年金問題の検証などに加え、今回新たに地方・都市格差是正も担当。「地方の痛み」対策の最前線に立つ。

 「急激な人口減少に適応できない社会構造、元気を失った一次産業、医師不足や限界集落の問題など、格差問題は多岐にわたる」とし「一総務相、地方分権担当ということでなく、内閣の総力を挙げ取り組む。そうした中で地域の問題を直視し、民意をよく聞く。かつてのばらまきに時計の針を戻すわけにはいかないが、しかし地方が疎外感を持たないよう、政府が目を向けているという懐の深い施策を展開しなければいけない」と、財政の制約がある中でも地方を活気づける施策を積極的に推進していく考えを強調した。

 安倍首相からの打診は「(安倍首相の)外遊前」という。「最終的にはきょう(27日)判断した」とした上で「引き受けた以上は全力を尽くす」と決意を強調。その土台となるのは3期12年の本県知事としての経験。県民に向けては「県民に育てていただいた。感謝の思いをよりどころとして職責を全うしたい」と語った。

 今後の国政への転身については「岩手から衆院選に出るつもりはない」と可能性を否定した。

 増田 寛也氏(ますだ・ひろや)東大卒。旧建設省紛争調整官を経て95年県知事選に立候補し初当選。今年4月まで3期12年間務めた。「改革派知事」として知られ「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」知事・市町村長連合会議座長などを歴任。政府の地方分権改革推進委員会委員長代理、内閣府の「地域力再生機構研究会」座長、郵政民営化委員などを務める。55歳、東京都出身。

(2007/08/28)

615片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/29(水) 16:47:48
小沢氏との距離鮮明に 総務相就任の増田前知事 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070829_3

 【東京支社】冷戦から対立へ。安倍改造内閣で総務相に就任した増田寛也前知事と、同氏の生みの親といわれる小沢一郎民主党代表の関係は新たな展開を迎える。増田氏は28日、「首相の意をくんで仕事をしたい」と安倍政権を支える覚悟を語り、過去との決別を事実上宣言した。一方、小沢氏は今回の組閣について、まだ何も言及していない。魑魅魍魎(ちみもうりょう)が渦巻く永田町で、増田氏が政治的しがらみにとらわれずに手腕を発揮できるか。民主党内には「まずはお手並み拝見」と冷めた見方が広がっている。

 27日夜。内閣改造後の記者会見に臨んだ安倍首相は「中央と地方の格差に配慮すべきという参院選の教訓を受け止め地方の知事を経験した増田氏に参加してもらった」と、政権浮揚への期待を増田氏に託した。

 増田氏は今回の入閣によって、知事時代に各党と等距離を保ってきた政治姿勢を転換。次期衆院選に向けて、重要閣僚の一人として安倍政権の一翼を担うことになった。

 1995年に旧新進党幹事長だった小沢氏に擁立されて知事に初当選した増田氏。こうした経緯から、永田町では、「小沢民主党」と対決する安倍政権の象徴にもみられている。

 かつて、小沢氏を「政治の師」と仰いだ増田氏は、今回の入閣について「政治的な立場は、それぞれの立場で変わる。この十数年の政界再編の中で立場が入れ替わってきている」と自らの変化を隠さない。

 小沢氏については「政治の師であることは変わらない」としつつも、「地方問題の解決に12年の経験を生かすことに専念したい」と、政治的しがらみよりも、民間閣僚としての役割を果たす決意だ。

 増田氏の政権入りについて、小沢氏は「特に気にしている様子はない」(小沢氏側近)とされ、民主党県連の工藤堅太郎代表も「小沢代表との対決と言ってもできることではない。それよりもきちんと地方のために結果を出せるのかを注視したい」と受け止める。

 衆院岩手4区内の小沢氏後援会幹部の一人は「増田氏の最初の知事選は、小沢さんが連れてきたからこそ、われわれも頑張った。その後の経過を含め、両氏が対立する構図になったことは残念だ。安倍首相は民主党の基盤が強い岩手にくさびを打ち込もうとしたのだろうが…」と複雑な心情を吐露する。

 「自民党に入ったわけではなく、安倍政権の一員としてどう行動していくかだ」。現在の微妙な立場をこう表現する増田氏。改革派知事としてならした手腕を国政の場で発揮できるかどうか。真価が問われる。

(2007/08/29

616片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/31(金) 20:40:09
「増田総務相の手腕期待」 安倍改造内閣発足で知事 讀賣三重

 野呂昭彦知事は30日の定例記者会見で、27日発足した安倍改造内閣で総務相に就任した前岩手県知事の増田寛也氏について、「改革派知事として、全国知事会の活動の先頭に立って活躍し、実行力は高く評価する。地方分権改革の推進や地域間格差の是正などに向け、頑張ってほしい」と、手腕に期待を込めた。

 野呂知事は前の内閣について「発足時は目新しさもあって期待したが、結果として残念だった」と述べ、“期待外れ”だったとした。そのうえで、新しい内閣に対し、「参院選の結果を重く受け止め、国民生活に軸足を置いた政策の実現に努力してほしい。今回の顔ぶれは私もよく知っている人が多く、これまで以上に、地に足のついた議論や施策が展開されると期待している」と語った。

(2007年8月31日 読売新聞)

617片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 09:14:44
エンタケさん無念
遠藤農相辞任、手腕発揮の機会なく 讀賣山形

 「何の成果も上げられなかった」。自らが組合長を務めた置賜農業共済組合の補助金不正受給問題で、3日に農相を辞任した遠藤武彦さん(68)(衆院山形2区)は、就任から8日目で“退場”に追い込まれた思いを記者会見でこう表現した。自他ともに認める農政通でありながら、食料自給率の向上や、農業振興を通じた地域間格差の解消などの課題に向け期待された手腕を発揮できないまま、エンタケさんは農水省を去った。

 「迅速に事務処理を行うべきだった。私に監督責任がある」。遠藤さんはこの日午前9時ごろ、首相官邸に安倍首相を訪ねて辞表を提出、その後農水省で記者会見し、辞任の経緯などを説明した。

 会見で遠藤さんは、まず補助金不正受給問題について経緯を説明し、「職員が補助金を着服・横領したことはない」と一気にまくし立てた。

 質疑応答では時折、笑みを浮かべながら応えていたが、「間違ったことをしたという認識がないのではないか」と指摘されると、一転して憮然(ぶぜん)とした表情になり、「事務的には間違った。だが、法的に確かめたが、契約は正当だ」と言い切った。




苦渋の表情で報道陣に応対する大友・連合後援会長(右)=3日午前9時35分、米沢市門東町で


 一方、問題を把握していながら就任前に首相に伝えていなかったことについては、「甘かったというか、自分できちんと気付いていなかった。言われてみればその通りだったかなと思う」と力無く答えた。


 会見を通じ、遠藤さんは強い口調で釈明したが、「脇が甘かった」とこぼし、肩を落とす場面もあった。

 農水省では、退任する大臣を職員が玄関に並んで見送る慣習があり、不適切な政治資金処理の責任を取って辞任した赤城元農相もこのセレモニーを受けたが、遠藤さんは断ったという。

■就任「おめでとう」直接言いたかった■ 

 辞任の一報を受け、米沢市門東町の遠藤さんの事務所では午前9時半ごろから、連合後援会の大友久太郎会長が記者団の取材に応じ、「こうした事態になり、支援者や国民に申し訳ない」と語った。

 遠藤さんが県議から国政に転じて当選回数を重ね、農水副大臣などの要職を務め上げてきた姿を見て、支援者の間では「次は大臣に」が合言葉になっていたといい、農相就任はまさに「念願」だった。大友会長は「地元から十数年ぶりの大臣誕生を心から喜んでいた。先週末には、遠藤先生が川西町のイベントに出席する予定があり、会えるのを楽しみにしていた。顔を見て『おめでとう』と言いたかった」と無念さをにじませた。

 後援会の今後の対応について大友会長は「問題発覚後に遠藤さん本人と直接話をする機会がないため具体的には決まっていない」としたが、「私個人としては、引き続き地元の代表として頑張ってほしいと思っている」と語った。

 事務所には、支援者から問い合わせの電話は断続的にかかってくるものの、記者団が集まっていることを気にしてか、訪問する人は少なかった。

 大友会長と今後の対応を協議するためとして事務所に顔を出した中川勝県議(自民、米沢市区)は、「農政の即戦力として期待していただけに残念でならない。県政にもどんな影響が出るのか…」と複雑な表情で話していた。

(2007年9月4日 読売新聞)

618片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/07(金) 09:46:07
県会自民過半数割れ 高橋県議が死去 讀賣福島

 自民党県議の高橋信一氏が6日、膵臓(すいぞう)ガンのため、亡くなった。57歳だった。高橋氏の議席が当面空席になるため、県議会の自民党の議席は過半数を割り、影響力の低下は必至だ。現職県議では、今年7月には、同党県連前幹事長の吉田弘氏が亡くなっている。

 高橋氏の死去により、県議会(定数58、欠員2)の会派別議席数は、自民党28、県民連合20、公明3、共産3、改進の会1、無所属1になった。

 自民党は今年4月の県議選での当選者は、改選前より2人少ない29人にとどまり過半割れしたが、無所属で当選した満山喜一氏を追加公認し、過半数を維持した。今回は、一昨年の福島市長選の対応を巡り離党し、無所属で活動している望木昌彦氏に会派入りの打診を検討する。ただ、望木氏は県議選直後に同様の打診を受けながら固辞しており実現は微妙な情勢だ。

 高橋氏が務めていた総務常任委員長については、自民党と他会派の調整で、定例会閉会中ならば遠藤忠一議長が選任することになるが、引き続き自民党内から選出される見通し。

    ◇

 高橋氏の告別式は10日午後1時から、福島市黒岩堂ノ後35、たまのや黒岩斎苑で営まれる。喪主は妻、みち子さん。自宅は、同市松川町薩摩6の2。

 高橋氏は福島市議などを経て、1999年に県議選(福島市選出)で初当選。今年4月の県議選で3選を果たした。自民党県連では、昨年の出直し知事選時に筆頭副幹事長として党務や選挙活動を取り仕切った。

(2007年9月7日 読売新聞)

619片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/12(水) 08:21:43
「県勢衰退の一途」県議会一般質問
元秋田市長石川県議痛烈に批判 讀賣秋田

 元秋田市長から県議に転じた石川錬治郎県議(国民新、秋田市)が11日、県議会一般質問で初登壇し、寺田県政を痛烈に批判した。


 石川氏は、寺田知事が知事選に初当選した1997年からの10年間について、「人口減」「県民所得の減少」を理由に、「県勢は発展ではなく、明らかに衰退の一途をたどっている」と総括した。


 さらに、知事が横手市長就任前に代表を務めていた建設会社と、知事の親族が経営している建設会社が知事就任以降、県発注工事の受注実績を大幅に伸ばしていることを指摘し、「県勢衰退の中にあって、知事とその周辺の人々は隆盛を謳歌(おうか)している」と批判。最後には、「結果責任を取って、可能な限り早く辞任すべきだ」と“辞職勧告”まで飛び出した。


 これに対し寺田知事は、行財政改革や市町村合併、基盤整備など、10年間の実績を並べて“衰退論”に真っ向から反論。人口や県民所得の減少にも「企業誘致などに全力で取り組む」と主張した。また、知事関連の建設会社の受注が増えていることについては、「現在、それらの会社とは何ら関係ない。受注実績は、経営努力の結果だ」とかわした。


 議会終了後、石川氏は「このままでは県が滅びてしまうと思い、批判した」と涼しい顔。一方、寺田知事は、「私が知事になってから会社全体の売り上げは減っている」「私を辞職させて、本人は知事選に出たいんじゃないのか」などとあれこれ不満を口にし、「何もコメントはございません」と腹立たしさを隠しきれずにいた。

(2007年9月12日 読売新聞)

620片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/12(金) 18:31:03
発展税、県議会委で可決/民主会派は反対
2007年10月12日 朝日宮城
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000710120005

 県が来春の導入をめざす「みやぎ発展税」の条例案について、県議会の総務企画委員会は11日、県に行財政改革の徹底などを求める付帯意見をつけた上で賛成7、反対3の賛成多数で可決した。直前まで賛否を決めていなかった民主系の野党会派「改革みやぎ」は反対に回った。最大会派の自民党・県民会議が賛成するため、新税は12日の本会議で成立する見通し。


 改革みやぎは11日朝、会派総会を開き、反対を決めた。内海太会長は、自民会派が示した付帯意見について「条例案を修正するものではなかった」と判断。県の行財政改革が不十分などと指摘し、「増税によらなくても企業誘致の財源は生み出せる」と語った。


 その後の総務企画委員会では、自民会派が付帯意見として(1)現在の行財政改革のみならず、一層の歳入確保と総人件費の抑制を含む歳出削減に取り組む(2)みやぎ発展税を財源とする施策の効果や実績の評価を明らかにし、説明責任を果たす――などを県に求めた。


 これに対し、改革みやぎの藤原範典県議は「行政として当然やるべきことで、あえて付帯意見をつける必要がない」と反発。「発展税は財源としての的確さに疑問が残る。徴税力強化などのあらゆる努力がなされた末の選択とは思えない」と反対理由を述べた。


 社民党県議団の本多祐一朗県議は、国が法人2税の地方への配分見直しを検討していることを踏まえ、「あわてて結論を出す必要はない」と継続審議を訴えた。


 一方、自民の安部孝県議は「県経済は停滞の期間が長かった。会派内で議論を重ねてきた結果、富県戦略に『政治生命をかける』という知事を応援したい」と述べた。


 採決では、自民会派と公明の7人が賛成し、改革みやぎと社民の3人が反対した。


 ●発展税、実は恒久課税?先行導入の自治体に廃止例なし
 「みやぎ発展税」は当面、5年間に限った新税だと説明されている。県議会で、県側は「5年後のことはわからない」との答弁を繰り返すが、これまでに法人事業税の超過課税を導入した自治体で制度を廃止したケースはない。恒久的な増税になるのかどうか。先行きは不透明だ。


 菅間進県議(改革みやぎ)「この税金は、一度導入するとやめられない」「更新しないと明言したらどうか」


 村井嘉浩知事「5年後の経済、財政状況が分からず、今の時点では申し上げられない」


 9月27日の県議会代表質問で、こんなやりとりが交わされた。「5年後はどうなるのか?」との質問は今夏、県民向けに開かれた意見交換会でも多く出された。そのたびに県執行部は「先々のことは分からない」と明言を避けてきた。


 ただ、総務省自治税務局によると、いったん導入した自治体で廃止を打ち出した例はない。現在導入しているのは7都府県。「税金をやめるという議論はない」(神奈川県)とする自治体がほとんどだ。東京都は「国が都市のインフラ整備に必要な財源措置を実施していないので税金の必要性に変化はない」。大阪府は「見直しより増税期間の延長、更新という考えが近い」。「施策には継続性が必要だ」(兵庫県)との意見もある。


 それでも、課税対象や税率を見直す自治体はある。静岡県は10%の超過課税を段階的に引き下げて現在は5%に。愛知県も税率を下げ、課税対象の範囲を狭めた。


 宮城県幹部は「先行自治体は、どこもやめていない」と現状を承知しつつも、県民や県議に予断を持たれる答弁は慎んだようだ。

622片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/17(土) 20:50:36
遠藤前農相:「人のうわさも75日」 辞任後初、公の場−−地元山形で /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20071117ddlk06010338000c.html

 遠藤武彦衆院議員が16日、山形市内で開かれた地域活性化シンポジウムに出席した。遠藤氏が農相辞任後、地元の公の場に姿を見せたのは初めてで、記者の質問に「人のうわさも七十五日と言う。今日が(辞任した9月3日から数えて)その75日目だ」と答えた。

 シンポジウムには、自民党の「政務調査会都市と農山漁村の共生・対流を進める調査会」の会長として出席したが、農相辞任の原因となった置賜農業共済組合の補助金不正受給問題については触れずじまいだった。

 次期衆院選についての記者の質問には「そのために活動している」と意欲を見せた。【釣田祐喜】

毎日新聞 2007年11月17日

623片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/30(日) 11:16:12
松浦議員民主系会派へ
通常国会から 最終的には入党も 讀賣秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20071230-OYT8T00076.htm

 無所属の松浦大悟参院議員が民主党系会派入りを希望している問題で、松浦氏は29日、秋田市内で記者会見し、来年1月に始まる予定の通常国会に合わせて民主党系会派「民主党・新緑風会・日本」に入ると表明した。

 7月の参院選で松浦氏を支援した民主党県連、社民党県連、連合秋田、鈴木陽悦参院議員による「4者協議」が同日、秋田市内のホテルで開かれ、最終決定したという。

 8月に会派入りの意向を明らかにしていた松浦氏は「無所属で頑張ってきたが、委員会が一つしか所属できず、質問時間も短かった。格差問題や農業問題についてもう一歩踏み込んで仕事ができると思う」と話した。最終的には民主党入りを考えているという。

 社民党県連の石田寛幹事長は4者協議の後、「年内を無所属で頑張ってくれたことに感謝している」などと話した。

(2007年12月30日 読売新聞)

624片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 11:18:40
鳴海・黒石市長:政権交代やむなし 格差拡大し財政窮迫…年頭会見で不満爆発 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20080108ddlk02010033000c.html

 06年6月の市長選で自民、公明の推薦を受けて3選を果たした黒石市の鳴海広道市長は7日の年頭会見で、「(次期衆院選で)政権交代してもやむなし」と語った。自公連立政権の下で地域格差が拡大し、財政的に追い詰められた自治体首長の不満が爆発した格好だ。

 同市は、08年度決算から適用される地方自治体財政健全化法に基づく「早期健全化団体」への転落が確実視されている。昨年12月には観光名物「1億円純金こけし」も第三者に売却するなど、現行法の「財政再建団体」に当たる「財政再生団体」への転落だけは回避しようと必死だ。

 鳴海市長は、地元選出の自民党衆院議員の後援会トップでもあるが、「今の政権には期待していない。考えを直さない限り、自民党が野党になるのは間違いない」と福田政権への辛口評価は止まらなかった。【太田圭介】

毎日新聞 2008年1月8日

625片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:19:54
三上県議の民主系会派入り認めず
核燃サイクル反対で…
 民主党系の県議会会派新政会は7日、会派入りを希望していた三上隆雄県議(社民・農県民連)の入会を認めない方針を決めた。

 三上氏は過去、核燃料サイクル政策反対を訴え、参院選で当選したこともあり、現在でもそのスタンスは変わっていない。新政会の田名部定男幹事長は「核燃料サイクル政策の基本姿勢を変えない限り、入会は認められない」と話している。

 三上氏は1989年の参院選に無所属(社会党推薦)で立候補し、初当選。95年の参院選で落選した後、99年の県議選で当選し、現在3期目。三上氏は1月下旬、新政会に入会を打診。これを受け、新政会は5日の議員総会に提案したが、結論は持ち越しになっていた。

 三上氏は7日、会派入りが認められなかったことについて、「(核燃料サイクル政策について)やみくもに進める立場にはならない。一つの政策を突出して拘泥するのは、政権政党を担うものとしてはよくない。柔軟に対応してほしい」と語った。

(2008年2月8日 読売新聞)青森
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080207-OYT8T00784.htm

626片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/18(月) 00:08:40
森元首相と甘利経産相が来県
 自民党の森喜朗元首相、甘利明経済産業相が15、16日、相次いで来県した。

 森元首相は、桑折町で開かれた同党の亀岡偉民衆院議員の「国政報告会」に出席。国会で焦点となっているガソリン税の暫定税率について、「ここに来て道路はまだまだ完全になっていない感じがした。暫定税率をなくすとガソリンは25円安くなるが、ここは我慢してできるだけ道路網を整備したい」と述べ、理解を求めた。

 甘利経産相は、福島市で開かれた同党の佐藤剛男衆院議員の「新春のつどい」であいさつ。昨年10〜12月の実質国内総生産が年率3・7%成長を記録したことに触れ、「設備投資が急激に伸びているためで、その次の1〜3月は相当厳しいと思われる」と述べた。

(2008年2月17日 読売新聞)福島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080217-OYT8T00203.htm

627片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/23(土) 14:38:16
新政会入り三上氏、原子力推進に 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080222220114.asp

 県議会の社民党系会派を既に離脱していた弘前市選出の三上隆雄県議が二十二日、民主党系会派・新政会に入会した。核燃反対を掲げて一九八九年の参院選本県選挙区で社会党推薦で初当選し、県議転身後もその姿勢を貫いてきた三上氏だが、今回の入会に当たり「原子力事業推進に姿勢転換する」という内容の合意書を新政会と交わした。

628片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 09:58:57
自民宮城県連会長に土井氏 若手起用で人心一新

土井亨衆院議員

 自民党宮城県連の次期会長に、土井亨衆院議員(49)=1区=が就任することが27日、固まった。3月2日の県連大会で市川一朗会長(参院議員)が退任し、正式に選出される見通し。土井氏は当選1回で、若手議員が県連会長に就くのは異例。次期衆院選に向けて人心を一新し、選挙戦略の練り直しを図る狙いがあるとみられる。

 県選出国会議員団が同日、東京都内で協議し、土井氏を会長に推す方向で一致した。任期は、市川氏の残り任期に当たる2009年2月まで。

 当選1回の衆院議員が県連トップに就くのは、1997年10月から98年7月まで務めた中野正志衆院議員(59)=比例東北=以来2人目。

 自民党は昨年の参院選で惨敗し、次期衆院選も都市部を中心に民主党との激戦が予想される。このため、仙台市選出で若手の土井氏を党の「顔」に据え、無党派層対策を含めた選挙戦略を構築する方針だ。

 土井氏は富谷町出身。県議3期を経て、2005年衆院選で民主党新人を破って初当選した。

 県議時代の2000年8月から02年3月まで県連幹事長を務め、当時の森喜朗首相を批判するテレビコマーシャルを制作して注目を集めた。

 土井氏は「地方から自民党や国を変えていく行動が、再び県連に求められている。現状に安住せず、『起動せよ!宮城県連』という思いがある」と話している。

 市川氏は04年2月から県連会長を務めてきた。市川氏は「次期衆院選は天下分け目の決戦になる。新体制で臨むことが必要だと判断した。県連幹事長などを歴任した土井氏の手腕と若さに期待する」と話している。
 渡辺和喜幹事長(66)ら県連幹部も、県連大会後に一新される見通し。
2008年02月27日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080228t11037.htm

629片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 09:59:23
子育て新税 断念遅すぎた 知事姿勢に批判集中 秋田

新税断念を先延ばしした責任などを追及する厳しい質問に、審議を中断し答弁を打ち合わせる寺田知事(中央)

 秋田県議会2月定例会は27日、本会議を開いて代表質問を行った。「子育て新税」導入を断念した寺田典城知事に対し、議員から「決断は当然だが、遅きに失した」と批判が集中。「政治生命を懸ける」と明言した責任を問う声も相次いだ。

●責  任 
 最大会派・自民党の武田英文議員は、県議会が新税反対の請願を全会一致で採択しても、寺田知事が断念しなかった点を指摘。「民意とは何か。請願採択から断念までの間、新税論議に膨大な労力と経費をつぎ込んだ責任は大きい」と迫った。

 寺田知事は「議会の判断は重く受け止めたが、十分な議論を行わず、問題に終止符を打つことは、県民の利益にならないと判断した」と説明し、「労力は決して惜しむべきでなく、議論に費やした時間やコストは無駄ではない」と強調した。

 さらに、「県民から反発を招く政策であっても、それが県民の利益にかなうものであれば、思い切って提案し議論していくことが、政治に携わる者の務め」と持論を展開し、新税構想を打ち出した妥当性を訴えた。

●整合性 
 第2会派みらい21の穂積志議員は、県が「新税を導入しないと、施策の廃止や縮小は不回避」と説明しておきながら、新年度に一部拡充する方針を決めた矛盾する対応を追及した。

 「県は新税断念は『新たな議論の出発』とも言うが、何ら議論せず拡充を決め、県だけ先に出発してしまった」と批判した上で、「新税を求めるほど重要な子育て支援と教育なら、最優先で予算計上すれば施策は維持できる」と指摘した。

 寺田知事は「子育て支援と教育さえも、現状維持の予算配分は大変厳しい」と従来の説明を繰り返す一方、「真に必要な事業は速やかに実施することが、県民の利益にかなう」とも語り、説明は分かりにくさを増した。

●今  後 
 代表質問で、「一人で県政を振り回してきた」と指摘された寺田知事。新税導入を断念し、今後どう子育て支援と教育を充実させるのかとの質問には、「難しい課題」と声を落とした。

 「実現への道筋を付けることこそ、わたしと県議会に課せられた責任。引き続き、県議会や県民と知恵を絞り、議論を重ねたい。これからが正念場」と述べ、議会側に新たな議論を挑んだ。
2008年02月27日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080228t41023.htm

630片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/03(月) 00:42:15
民主県連:寺田代表は留任、京野氏が副代表に−−常任幹事会 /秋田
 民主党県連の寺田学代表は1日の常任幹事会で、自身が代表にとどまり、京野公子幹事長が副代表に就任する役員案が満場一致で承認されたと発表した。9日の県連大会で正式に了承される。任期は次期県連大会まで。

 次期衆院選で秋田1区から出馬予定の寺田代表と同3区から立候補する京野幹事長については、選挙の当事者であり、選挙活動に専念する必要があるため、現在の役職を一時的に辞する意向を示していた。だが、幹事会や党支持者から「代表は国会議員が務めるべきだ」との意見があり、寺田代表が再度就任する。このほか、幹事長には高松和夫政調会長、2人目の副代表には小田嶋伝一総務会長が就任する。【馬場直子】

毎日新聞 2008年3月2日
http://mainichi.jp/area/akita/archive/news/2008/03/02/20080302ddlk05010143000c.html

631片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/07(金) 01:31:34
衆院議員時の公約守るべき?
知事と県議が論戦

 衆院議員時代の公約は、知事になっても守るべきか――。県議会一般質問最終日の5日、政策の一貫性と政治責任の在り方をめぐり、こんな論戦がかわされた。

 焦点となったのは、2005年の「郵政選挙」で民主党が掲げ、達増知事も作成に携わった政権公約(マニフェスト)。当時、衆院岩手1区の自民党候補として知事と舌戦をかわした及川敦氏(無所属)が、県議会に場を移して再び論戦を挑んだ。

 及川氏は、「公務員の天下り全面禁止」などを掲げた民主党のマニフェストと、知事の施政方針を比較し、「衆院議員として取り組んできたとされる政策が、すっぽり抜け落ちている」と批判。「政策本位の主張はどこへ行ったのか」と皮肉った。

 これに対し、知事は「私が今、政権政党の一員として国政に参加していればマニフェストに拘束されるが、そういう状況にはない」と反論。議場からは「選挙に負けたから悔しいだけだろう」と知事を応援するヤジも飛んだ。

 それでも及川氏は、県が今後4年間の重点政策で「県民所得を260万円台まで回復させる」と数値目標を記したことを取り上げ、「達成できなかった場合、どのように政治責任を取るつもりか」とさらに迫った。しかし、知事は「ぜひとも目標を達成せよ、という強い励ましだと受け止めたい」といなし、県議会での再戦は、すれ違いのまま終了となった。

(2008年3月6日 読売新聞)岩手
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080306-OYT8T00027.htm

632片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/08(土) 01:42:40
自民宮城県連 衆院1・2区重視 新三役発表
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080306t11032.htm

 自民党県連(土井亨会長)は5日、新しい三役人事を発表した。幹事長に県議会最大会派「自民党・県民会議」会長の柏佑整県議(60)=塩釜=、総務会長に仙台市連会長の野田譲仙台市議(46)=泉=、政調会長に県連筆頭副幹事長の中島源陽県議(45)=大崎=が就任した。任期は来年3月まで。

 仙台市議が三役に起用されるのは初めて。次期衆院選に向けて都市部重視のシフトを敷き、仙台市の1、2区で党勢拡大に全力を挙げる。

 仙台市青葉区の県連事務所で記者会見した土井会長は「県議、仙台市議、県連が3本の矢となり、最大限の力を発揮する。積極的に行動する県連に変える」と強調した。

 次期衆院選は、全6選挙区で民主党と激突する見通し。柏幹事長は「仙台市の1、2区は激戦が予想される。苦戦すれば3―6区にも影響する。仙台市の戦いに主眼を置く」と語った。

 野田総務会長も「1、2区が勝負どころ。無所属市議とも連携し、少子化対策を訴えて党勢拡大に臨む」と述べた。

 農村部対策に当たる中島政調会長は「農家は米価下落や飼料高騰の窮状にある。現場の視点で農政をつくり上げたい」と語った。

 主要な役員ポストでは、会長代理に今野隆吉県議(68)=泉=、幹事長代理に須田善明県議(35)=石巻・牡鹿=を起用。新設した特任補佐には大泉鉄之助仙台市議(67)=青葉=が就いた。
2008年03月05日水曜日

633片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/07(月) 09:21:19
大高氏自己破産へ 今月中旬に申し立て
 前郡山商工会議所会頭の大高善兵衛氏(72)が4日までに、自己破産申し立ての準備に入ったことが分かった。各債権者に代理人から文書で通知された。
 通知などによると、これまでに判明した負債は26社合わせて約3億6000万円余で、保証債務が中心とみられる。文書では破産手続きによる債務整理の方針を説明し債権調査への協力を求めており、申し立ては今月中旬ごろになる見通し。
 大高氏は5期13年余にわたり郡山商工会議所会頭を務め、昨年10月に健康面などを理由に退任。ヨークベニマルの社長を30年務め、東北を代表するスーパーに育てた。
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=715831&newsMode=article

634片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/12(土) 12:08:00
福島交通が更生法申請 負債81億円、低価格競争打撃

記者会見する福島交通の武藤社長(右)ら       

 福島県中通り地方を中心に、路線バスや鉄道を運行する福島交通(福島市)は11日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、保全管理命令を受けた。同社によると、子会社1社を含めた負債総額は約81億円。当面、運行業務を継続し、路線廃止や減便もないという。

 同社によると、マイカー増加や少子高齢化などで通勤・通学客が減少したのに加え、規制緩和で貸し切りバスや高速バスの低価格競争が激化し、経営が悪化。不採算路線の廃止や営業所の閉鎖、不動産売却で立て直しを図ったが、抜本的な経営改善にはつながらず、自主再建を断念した。

 帝国データバンク福島支店によると、同社はピーク時の1993年9月期には売上高約117億円を計上したが、2007年9月期には半分の約59億円にまで落ち込んでいた。

 地裁から保全管財人に任命された小林信明弁護士は同日、福島県庁で記者会見し、交渉中のスポンサーから支援を受けて経営再建を図るとともに、約400人の債権者には債権放棄を働き掛けていく方針を明らかにした。

 一緒に会見した武藤孝志社長は「関係者に多大なる迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。経営責任を問われると、「保全管財人の指示に従う」とだけ答えた。

 会社側に続き、会見した同社労組の紺野勝芳委員長は「路線バス事業の経営環境が厳しい中、安定した経営基盤をつくってこなかった会社の責任を追及していく」と言及。ただ、予想される給与削減については「これまでも大幅なカットをのんできた。今後打診があった場合、一切応じないというわけではない」と柔軟姿勢を見せた。

[福島交通]1907年創業。軌道の狭い「軽便鉄道」の運行から始まり、その後バス運行にも事業を拡大した。72年に故小針暦二氏が経営に参画。86年、使途不明金問題が発覚し「新福島交通」として新会社に移行し、その後に現社名に変更した。福島県中通り地方と相馬地方を中心に140のバス路線があるほか、福島市中心部と飯坂温泉を結ぶ鉄道の飯坂線も運営している。従業員数は約900人。2007年9月期の売上高は約59億5000万円。
2008年04月12日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080412t62017.htm

635片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/22(火) 11:49:14
秋田県が2人目副知事案再提出へ 自民、一転同意
 秋田県の寺田典城知事は21日、経済産業省出身の佐藤文一理事(45)を2人目の副知事として起用する人事案を、28日招集の県議会4月臨時会に再提出する方針を各会派へ伝えた。議席の過半数を占める最大会派の自民党は、佐藤氏起用を含む副知事人事案を過去3回、不同意としてきたが、同意する方針に転換、佐藤氏の就任は確実な情勢だ。

 佐藤氏は2004年に秋田県へ出向し、産業経済労働部長などを務めた後、今月から現職。自民党の津谷永光会長は「(自民党会派は)産業振興、雇用確保が(県政にとって)最重要と訴えてきた。これらに専念する佐藤氏の人事案を否定すれば主張と矛盾する」と、同意の理由を説明した。

 寺田知事は昨年の6月定例会で、当時の知事公室長を起用する人事案を提出。自民党は「副知事2人は不要」と不同意し、12月定例会への再提案でも不同意した。今年の2月定例会には、佐藤氏を起用する人事案が提出され、自民党は3度目の不同意を決めたが、知事が提案を取り下げ、自民党は検討を継続することで合意していた。

 自民党は20日、会派総会を開いて対応を協議。「副知事2人は不要との主張と矛盾する」「一貫性を欠く行動は、自民党への批判を招く」など異論も出たが、全会一致で同意方針を決めた。

 翻意の背景には、寺田知事が産業振興の緊急性を強く訴え、人事案に反対しにくい状況にしたことに加え、経済界の一部から同党議員への働き掛けもあったとされる。

 過去3回、「副知事でなくても仕事はできる」と人事案を突っぱねた同党幹部議員は総会後、「(同じ仕事でも)部長より副知事の方がいいに決まっている」と語り、それまでの主張がなかったかのような言い回しで党の決断に理解を求めた。
2008年04月21日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080422t41004.htm

636片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/12(月) 11:28:40
自公 合同大会で結束強調へ
自民・公明両党は、次の衆議院選挙に向けた結束をアピールするため、ことしの東北ブロックの大会を初めて両党の共催で開くことになりました。

自民党は「次の衆議院選挙は、正に政権の帰すうを決める重要な選挙になる」としており、自民・公明両党で過半数を維持するためには、両党のいっそうの協力が欠かせないとしています。東北地方は、去年の参議院議員選挙で、2人区の宮城・福島では自民党と民主党が議席を分け合ったものの、1人区の青森、秋田、岩手、山形ではいずれも自民党の候補が野党系の候補に敗れており、こうした状況を踏まえて、自民・公明両党は、ことしの東北ブロックの大会を初めて両党の共催で開くことになりました。与党関係者によりますと、両党が地域の大会などを合同で開くのはきわめて珍しいということです。合同大会は、民主党の小沢代表のおひざもとである岩手県盛岡市で来月下旬から7月上旬までの間に開催される計画で、次の衆議院選挙に向けて両党の結束をアピールしたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014509671000.html

637片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/13(火) 12:30:42
自民県連:衆院選へ選対本部 地域党員倍増計画も /青森
 自民党県連は12日、役員会を開き、次期衆院選に向けた選挙対策本部の設置を決めた。6月10日までに1〜4区でそれぞれ、本部長と幹事長を選任する。

 また、県内で現在約3800人いる地域党員を倍増する方針も示した。成田一憲・県連筆頭副会長は「自民党離れしているので、なるべく早い時期に党員を増やしたい」と話した。今後は、元党員への復党なども呼びかけていくという。【後藤豪】

毎日新聞 2008年5月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2008/05/13/20080513ddlk02010023000c.html

638片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/18(日) 22:31:22
自民 遠藤県連会長を再任
幹事長に今井県議
 自民党県連は11日、山形市内で大会を開き、遠藤利明会長(衆院議員)の再任を承認し、平弘造幹事長(県議、長井市区)の後任に今井栄喜・前県議会議長(同、山形市区)を選出した。任期はともに1年。今井氏の県連幹事長就任は2度目となる。

 大会では「昨年の参院選で歴史的大敗を喫した結果を真摯(しんし)に受け止め、素直に反省して信頼回復に全力で努める」とする決議を採択。組織の高齢化、硬直化が進んでいるとして、無党派層や若者への入党の働きかけと広報活動の強化を今年度の方針に据えた。

 記者会見した遠藤会長は「30、40歳代に議員に手を挙げる人が少なく、(県連の)手足が細っている。人材育成の政治塾のようなものを作りたい」と述べ、政治家志望の若手と有識者との交流の場を県連内に設けたいとの考えを示した。

(2008年5月12日 読売新聞)山形
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20080512-OYT8T00034.htm

639片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:33:44
及川氏に改革本部入り要請 自民県連

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 自民党県連(菊池勲会長)は26日、盛岡選挙区の県議及川あつし氏(無所属)に県連改革本部への参加と県議会会派の自民クラブ入りなどを要請した。次期衆院選岩手1区(定数1)をにらみ、同選挙区の基盤強化を図ることが狙い。及川氏は「県連がどこまで改革するつもりか見極めたい。後援会役員らと協議する」と即答を避け、30日までに回答する意向を示した。

 盛岡市内丸の県議会議員会館で菊池県連会長、千葉伝幹事長らが及川氏と約30分会談。県連は31日に設置する改革本部への参加、自民クラブ入り、党籍復帰を要請した。

 会談後、及川氏は「2002年に作成に携わった県連再生計画が進んでいない上、その総括もない点に不満を感じている」などと保留の理由を説明した。

 千葉幹事長は「1区では1人でも多くの県議の支援を受けることが勝つための条件。引き受けてもらえると思っている」と述べた。

 及川氏は盛岡市議、県議を経て衆院選岩手1区の自民党公認として03、05年の2度出馬。07年の統一地方選で県議に返り咲いた。

(2008/05/27)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080527_6
岩手

640片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 21:43:18
野呂田芳成衆院議員に聞く(上)
郵政選挙 信念通す
 今年1月に政界引退を表明した野呂田芳成衆院議員(78)(秋田2区)が読売新聞のインタビューに応じ、秋田への思いを語った。

――政界に入ったきっかけは



インタビューに応じる野呂田衆院議員(能代市の事務所で) 政界は予想していなかった世界だった。1953年に建設省(現国土交通省)に入省、20数人いた同期の中で、27歳で課長になり出世はトップクラス。36歳だった66年に出向した茨城県では、筑波研究学園都市(つくば市)や鹿島臨海工業地域(鹿嶋市)の建設にあたり、仕事に燃えていた。

 77年に転機が訪れた。秋田県の自民党県議から、この年に行われた参議院選挙への出馬を要請された。仕事が楽しかったから、建設省を辞める気にならなくて、ずっと断っていた。

 しかし、自民党幹事長だった大平正芳さん(元首相)が入院していたとき、病室に呼ばれて言われた。「(大蔵官僚だった)私も役人を辞めたくなかったが、国会議員も働きがいがある」と。直接、そう口説かれて立候補を決めた。

――苦労も多かったのでは

 初めての立候補は参院選まで90日ほどしかなかった。当然、知名度はゼロ。県南で行った演説会の会場には、男性1人しか来なかった。だが、その男性に1時間以上、秋田の将来について熱弁を振るった。同じ場所で行った2回目の演説では、その男性が大勢の人を連れてきてくれた。自分の思いを有権者に直接ぶつければ、必ず通じると実感した。

 83年には衆院にくら替えして、衆院議員を8期務め、農林水産大臣や防衛庁長官なども経験し、政治家としての信念を貫いてきた。

――一番厳しかった選挙は

 2005年に郵政関連法案に反対して自民党から除名処分を受けた。一番、思い出に残るのは、その年の衆院選だ。初めて無所属で選挙に臨んだ。

 郵政民営化したら、採算の取れない地方の小さい郵便局が淘汰(とうた)されていくに決まっている。将来のことを考えず、地方選出の議員まで法案に賛成していくのが許せなかった。私は自分の信念を通した。

 仲間もついてきてくれた。自分の後援会からは、自民党県連会長を務める津谷永光君ら大勢の県議や首長らの人材が育っている。このときほど、仲間の大切さを感じたことはなかった。

(聞き手・松本貴裕)

(2008年6月13日 読売新聞)秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080612-OYT8T01019.htm

641片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 21:44:05
野呂田芳成衆院議員に聞く(下)
道路網生かし活路を
――国会議員として力を入れたことは



政界引退を表明する野呂田衆院議員(1月6日、秋田市内のホテルで) 全国と比べて様々な面で遅れていた秋田のために、特に陸海空の基盤整備に取り組んだ。

 精力を傾けたのは道路網の整備。道路の経済効果を高めるため、高速道路で太平洋側と日本海側を縦断。さらに所々で横につなげて「はしご状」にするよう尽力した。東北自動車道とつながる秋田自動車道は、二ツ井白神インターチェンジ(能代市)まで延伸した。その先はまだ完成していないが、開通のめどはついている。空の玄関としては、10年前に大館能代空港ができた。能代港の整備にも力を注ぎ、リサイクル関連産業が集積する「リサイクルポート」の指定を受けて資源循環型社会の拠点になっている。

――政界引退を決断した理由は

 78歳になって体力にはまだ自信があるが、最近は選挙期間の終盤になると選挙カーの乗り降りも大変になってきていた。もう、自分が働ける範囲では、頑張ってきたという思いもある。今の国会議員は「やめろ」と言われてもやめない人が多いが、男として自分の出処進退は、自分で決断したかった。

 今年1月の引退表明は、後継者に指名した金田勝年君への配慮もある。次の衆院選は2009年だと考えているから、金田君が選挙に勝つために、1年以上の準備期間を作らないといけないと思った。

――引退にあたり、心残りはないか

 自殺率が高い秋田で、自殺対策には力が及ばなかったなと感じている。また、農業の衰退が加速している。今は飼料が高騰しており、休耕田で飼料用の米を作るなど色々なアプローチが必要ではないか。そのほか、自然が豊かな秋田ではバイオテクノロジーは新たな産業として育てていけると思うが、道路網を生かして活路を見いだすことができると思う。(聞き手・松本貴裕)

(2008年6月14日 読売新聞)秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080614-OYT8T00146.htm

642片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/26(土) 07:48:05
#せめてもの罪滅ぼしby秀直

村岡氏次男のパーティーに大物続々 波乱の秋田3区
7月25日20時58分配信 産経新聞

 日本歯科医師連盟のヤミ献金事件で有罪が確定した自民党の村岡兼造元官房長官の次男、敏英氏が25日、都内で開いた政治資金パーティーに中川秀直元幹事長や青木幹雄前参院議員会長、額賀福志郎財務相らが出席。村岡氏の地元・秋田3区は御法川信英衆院議員が出馬の意向を固めており、調整は難航しそうだ。
 敏英氏は前回総選挙で、御法川氏に公認争いで敗れ、自民党離党し出馬・落選したが、昨年の参院選直前に党執行部に「次期総選挙で処遇する」と説得され、自民党候補を応援した経緯がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080725-00000983-san-pol


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