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海外事情・国際関係

253片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/01(日) 04:14:12
イスラエル:オルメルト首相、窮地に…汚職疑惑
 【エルサレム前田英司】汚職疑惑に直面するイスラエルのオルメルト首相が、閣内から相次いで「辞任勧告」を受け窮地に陥っている。すでに各党は国会の解散・総選挙を視野に動き始めており、政局は混迷する一方だ。疑惑を否定する同首相は6月2日から訪米し、ブッシュ大統領との「蜜月関係」の誇示を行うことで、失地回復を狙っている。

 イスラエル捜査当局は今月、収賄罪などを視野にいれた首相の疑惑の捜査開始を発表。27日、検察側がオルメルト氏への献金者である米国人実業家を事情聴取し、政局は一気に流動化した。

 実業家は選挙支援などで過去15年間に計約15万ドル(約1500万円)を現金でオルメルト氏に提供したと証言。この中にはオルメルト氏のワシントン滞在費(3日間4700ドル以上)や、私的な旅費(2万5000ドル)も含まれると明かした。不正については「(金銭提供の)見返りはない」と否定している。

 汚職疑惑を受け、オルメルト連立政権の最大のパートナー、中道左派・労働党のバラク国防相が28日、事実上の辞任勧告を行った。オルメルト氏が党首の中道右派カディマのリブニ外相も29日、「あらゆる事態を想定すべきだ」と公言。解散総選挙や同党の党首選を念頭に党内調整を加速している。野党側も選挙態勢を強めており、一部で「年内総選挙」の見方も出ている。

 疑惑は中東和平の行方にも影を落とす。総選挙となれば「年内妥結」を掲げたパレスチナ和平交渉は空転し、再開を発表したばかりのシリアとの交渉も停滞は必至だ。パレスチナ自治政府は「和平交渉に悪影響を与える」(ルデイネ議長顧問)と憂慮している。

毎日新聞 2008年5月31日 11時15分(最終更新 5月31日 12時18分)
http://mainichi.jp/select/world/mideast/news/20080531k0000e030031000c.html


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