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テーマは加古川市

1管理人:2009/08/28(金) 12:37:02
 ザキンコさんからお便りを頂きました!

「加古川市について語るスレがないので作ってください。
よろしくお願いします。」

 とのことですので、「テーマは加古川市」を立ち上げました!
掲示板や読者の皆さんのレスに対する批判でなく、良識ある意見・情報交換の場として活用していただければ幸いです。
 
 宜しくお願いします。

256市民オンブズ加古川:2016/02/28(日) 17:22:06
2月26日の加古川市議会本会議を傍聴した。
順を追って会議の内容、議決結果、及びそれを踏まえた私個人の考察・感想を書いていく。

2月26日の本会議ではまず2つの請願について討論・採決された。

請願第5号 市内全域に公共下水道整備を求める請願書
①下水道は上水道と並んで重要なインフラ事業であり、市内の何処に住んでも、公平なサービスを提供するものであること。
②加古川下流の本市において、瀬戸内海環境保全特別措置法に基づき水質保全という大目標を達成する必要があること。
③下水道整備は人口減少対策のまちづくりの一環であること。
請願事項
1市内全域に公共下水道を整備して下さい。

上記請願第5号について、賛成、反対の討論の後採決が行われた。

岸本健樹議員(無会派(共産党))の賛成討論では、市街化区域のみ先行して下水道整備したにもかかわらず、それ以外の区域について整備せず合併浄化槽での対応は公平性の原則に反し、未整備の地域での少子化を促進すると討論。

一方、玉川秀樹議員(志政加古川)の反対討論では、請願の①の趣旨には賛同するが、市には金が無い、下水道接続率が低下しているという理由により、反対する旨を討論。
畑広次郎議員(新市民クラブ)の反対討論では、下水道会では580億円債務があること、合併浄化槽設置の補助制度を導入していることから、反対する旨を討論。

中村亮太議員(創政会)の反対討論では、合併浄化槽について補助しており、請願の①〜③全ての理由について反対する、若い世代の代表として市内全域に下水道整備をすることは将来負担になるので、将来負担が増えることは若い世代の代表として全く賛同できないから反対する旨を討論。

起立採決の結果
賛成3 反対27 で不採択(否決)

賛成(無会派(共産党))岸本健樹、高木英里
  (無会派(新社会党))松崎雅彦

反対(創政会)神吉耕藏、吉野晴雄、井上隆司、原田幸廣、中村亮太、森田俊和、福岡照文、山本一郎、落合誠
  (志政加古川)松本裕一、木谷万里、玉川秀樹、織田正樹、松本裕之、西村雅文、建部正人
  (公明党)大西健一、相良大悟、小林直樹、桃井祥子、白石信一、小澤敬子
  (新市民クラブ)村上孝義、畑広次郎、稲次誠、渡辺征爾
  (無会派)井上津奈夫

257市民オンブズ加古川:2016/02/28(日) 17:23:59
次に、下記の請願について討論・採決された。

請願第7号 安全保障関連法の廃止を求める意見書採択について
請願事項
1貴議会として、戦争に繋がる安全保障関連法の廃止を求める意見書を採択されるよう請願します。

高木英里議員(無会派(共産党))の賛成討論では、国民的に反対の声が高いとして、採択するよう討論。

松崎雅彦議員(無会派(新社会党)の賛成討論では、海外駐在の邦人への注意喚起がなされるなど、海外在留邦人に危険が及ぶかもしれない現実を踏まえ廃止にすべき、と討論。

一方、西村雅文議員(志政加古川)の反対討論では、志政加古川としてはこれまで一貫して安保関連法は安全保障上の脅威が増し、友好的とは言えない近隣諸国との関係を考えれば必要不可欠なものであり、決して戦争を引き起こすものではない。反対運動を行う市民団体は一部政治勢力により操られていることはもはや明確になっている。安保関連法は中・朝・韓を除く諸外国から支持されているものである、と反対する旨を討論。

起立採決の結果
賛成3 反対24 棄権3で不採択(否決)

賛成(無会派(共産党))岸本健樹、高木英里
  (無会派(新社会党))松崎雅彦

反対(創政会)神吉耕藏、吉野晴雄、井上隆司、原田幸廣、中村亮太、森田俊和、福岡照文、山本一郎、落合誠
  (志政加古川)松本裕一、木谷万里、玉川秀樹、織田正樹、松本裕之、西村雅文、建部正人
  (公明党)大西健一、相良大悟、小林直樹、桃井祥子、白石信一、小澤敬子
  (新市民クラブ)村上孝義(川重労組)、渡辺征爾(関電労組)

棄権(新市民クラブ)畑広次郎(神鋼労組)、稲次誠(神鋼労組)
  (無会派)井上津奈夫

258市民オンブズ加古川:2016/02/28(日) 17:24:50
以下、私の考察及び感想を記載する。
「請願第5号 市内全域に公共下水道整備を求める請願書」
少子高齢化が進み、今あるインフラの維持すら難しい現状において、市内全域に下水道を整備することはもはや不可能であり、この請願を不採択として事そのものの判断は正しいと思う。
しかしながら、本来市は市内全域に下水道整備する義務を負っているのであり、未整備の地域の人はこれまでも我慢してきた上にまた我慢を要求することになるのだから、当然「納得してもらうために何度でも最大限の丁寧で誠意ある説明、説得をすべき」であることは間違いない。

その意味では、玉川秀樹議員(志政加古川)の、請願の「下水道は上水道と並んで重要なインフラ事業であり、市内の何処に住んでも、公平なサービスを提供するものであること」の趣旨には賛同するが、少子高齢化の中インフラ維持は難しいという理由による反対討論は、いい内容であったと思う。

一方、中村亮太議員(創政会)の若い世代の代表として市内全域に下水道整備をすることは将来負担になるので、将来負担が増えることは若い世代の代表として全く賛同できないとする反対討論は、自らがさも若い世代の代表であり、未整備地域の若者も下水道未整備を支持しているかのような思い上がった討論であり、評価できない。

この請願に賛成した岸本健樹議員は志方町選出、一部趣旨には賛成しながら反対とした玉川秀樹議員は上荘町選出、全面反対した中村亮太議員は加古川町選出である。
下水道が早期に整備された都市部の議員は請願に反対し、整備の遅れている上荘、志方町等地方の議員は請願に理解を示していると言える。

中村亮太議員は自身が若者の代表であるかのように称し、自身はインフラの整った都市部で生活し、インフラの整った都市部と都市部の若者の声だけが民意であるかのようにふるまっており、思い上がりも甚だしいと言わざるを得ない。
将来負担を減らすことが大切であるという考え方は私も大いに賛同するが、それ以前に、これを下水道未整備の地域の人にも理解してもらうことが最も重要なことなのである。
こういった考え方では、市内の都市部と地方の対立、若者と高齢者の世代間対立をいたずらに煽るだけである。もっと下水道が整備されない地域の人の声を聞き、あらゆる世代の声を聞いた上で、それを反映した反対討論をすべきである。

尚、公明党は反対討論をしなかった。下水道整備について無責任であると言わざるを得ない。

259市民オンブズ加古川:2016/02/28(日) 17:25:58
考察及び感想の続きである。

「請願第7号 安全保障関連法の廃止を求める意見書採択について」

全国各地の地方議会で安保関連法に反対する意見書提出を求める請願が提出され、採択された自治体もあるし、不採択となった自治体もある。加古川市では採択されていない。

まず、賛否であるが、

無会派の井上津奈夫議員、
新市民クラブの畑広次郎(神鋼労組)、稲次誠(同)が棄権し、
村上孝義(川重労組)、渡辺征爾(関電労組)が賛成したことに注目した。

新市民クラブは連合系労組出身議員により結成された会派(つまりは民主系会派)だが、どのような会社と労組がこの法案に反対し、あるいは賛成・歓迎しているかがよくわかる。

討論についてだが、高木英里議員(無会派(共産党))、松崎雅彦議員(無会派(新社会党)の賛成討論はこれまで議論されてきた反対派の論理であり、特に問題がある内容でもないので特にコメントは無い。

逆に、西村雅文(志政加古川)反対討論には大いに問題があったと言わざるを得ない。特に問題だと考えられるのは、「反対運動を行う市民団体は一部政治勢力により操られていることはもはや明確になっている」と主張するが、その根拠は何なのか?西村議員はあえて特定の政党・団体名をあげないよう巧妙に討論しているが、どんな情報源を基にそういった主張を市議会という神聖な場でするのか、ぜひ聞きたいものだ。
さらに問題であると考えるのが、「安保関連法は中・朝・韓を除く諸外国から支持されている」という内容である。中国や北朝鮮はともかく、韓国は懸念は示しつつも安保関連法には賛成している。この西村議員の討論は「志政加古川」を代表して行われており、「志政加古川」は日韓関係についてどう考えているのか、ぜひ聞きたいものである。

そもそも、この西村議員は落選した6年前の選挙で応援弁士として田母神俊雄元航空幕僚長を招き、TwitterやFacebook等のSNSでも出所や根拠が明らかでない極右・ヘイトの情報をしょっちゅうUPしており、いわゆるネトウヨ議員である。(公人たる市会議員が、このようなネットの使い方をしていることも問題だが、今回は触れない。)
「志政加古川」はなぜ西村議員を会派に加入させているのか、ぜひ聞きたいものだ。

さて、「創政会」「公明党」「新市民クラブ」はこの請願に対する反対討論をしなかった。ということは、西村議員の反対討論に賛同した(=ネトウヨ議員の討論に賛同した)ということになるが、いったいどう考えているのか?
ぜひ聞きたいものである。

260読者:2016/02/29(月) 07:33:11
審議の内容、個々の議員の考え方、がよく理解できます。特にオンブズ氏の裏事情?解説がよろしいです。
少なからぬ労に感謝し、次回に期待します。

261市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:03:22
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.005

2つの請願についての討論、採決の後に、
議案第1号 専決処分の承認を求めること(平成27年度加古川市一般会計補正予算(第4回))
議案第2号 平成27年度加古川市一般会計補正予算(第5回)
について、質疑が行われた。

議案第1号 専決処分の承認を求めること(平成27年度加古川市一般会計補正予算(第4回))については、議員からの質疑無し。専決処分の主な内容としては臨時福祉給付金(消費税8%増税に伴う簡素な給付措置)にかかる補正予算で補正額は589万円。

262市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:04:16
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.006

次に、議案第2号 平成27年度加古川市一般会計補正予算(第5回)についての質疑。補正予算案の額は20億2677万円。

畑広次郎議員(新市民クラブ)は、
Q.畑議員:地方創生事業ではどのような事業をするのか?と1回目の質問。
A.担当部長:ボランティアポイントシステム導入に向けたシステムの構築準備費用、女性の就労支援、学校支援ボランティア、放課後子ども教室事業、農林分野では休耕田活用事業、加古川産コットン、綿の栽培についての支援等の事業をする。
Q.畑議員:ボランティアポイントとはどのようなシステムか詳細は?子育て支援以外への支援は無いのか?と2回目の質問。
A.担当部長:この地方創生事業は仕事の創出が目的の国からの交付金であり、仕事の創出につながらないものにもいずれは予算をつけたいと考えている。
Q.畑議員:ボランティアポイントをどう活かそうと考えているのか?保育所費用の大幅減額はなぜなのか?と3回目の質問。
A.担当部長:ボランティアポイントは民間のシステムを活用し、貯めたポイントはボランティア活動の費用・ユニフォーム購入等の費用に使えるようなシステムにする。
A.担当部長:保育所は3施設の整備費用を計上しており、本年度の工事進捗状況を基に本年度分の工事費用のみ計上したため、保育所費用を大幅減額した。

松本裕之議員(志政加古川)は、
Q.松本裕之議員:ボランティアの委託先は何ヵ所用意されているのか?いつから導入するのか?と1回目の質問。
A.担当部長:何ヵ所用意する等、どうするか詳細については未定である。

263市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:07:17
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.007

井上隆司議員(創政会)は、
Q.井上隆司議員:合併浄化槽に要する費用が6千万円減額になっている理由は?農業支援に要する費用が減額されているが補助金の使い方はどうなっているのか?災害復旧費減額の理由は?と1回目の質問。
A.担当部長:補助金を利用して収納する予定だった2名が、研修等の理由で今年度補助金を利用しなかったため減額補正した。
A.担当部長:災害査定の結果、当初予算見込みより減った分を減額補正した。
Q.井上隆司議員:合併浄化槽について、当初予算での見通し(見込み額)が甘いのではないか?12月議会で補正予算を出すことはできなかったのか?と2回目の質問。
A.担当部長:4〜6月期に大量の助成の申し込みがあったため、大幅に金額を増やしたが予想より9〜12月期の助成申し込みが少なかったため。

岸本健樹議員(無会派(共産党))は、
Q.岸本議員:ボランティアポイントシステムについて、全額国庫負担(国からの補助金)による事業だが、市としてのボランティア体制や方向性はどうなっているのか?と、1回目の質問。
A.担当部長:仕事の創生が目的である。
Q.岸本議員:マイナンバー関連事業の負担金について、見通しはどうなっているのか?と2回目の質問。
A.担当部長:マイナンバー事業は10/10国庫負担事業であり、人口按分により予算が配分される。
Q.子ども子育て支援交付金はどうなっているのか?と3回目の質問。
A.担当部長:(※申し訳ありません。メモできませんでした。)

上記4議員の質問のみで質疑は終局。尚、公明党所属議員からの質問は一切なかった。

264市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:10:15
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.008

次に、特別会計関連補正予算案について議題となった。が、

議案第3号〜第10号、国民健康保険事業(1億4,675万円)、後期高齢者医療事業(1,031万円)、介護保険事業(▲6億2,139万円)、病院事業債管理事業(▲4,167万円)、駐車場事業(▲2,447万円)、財産区(4,310万円)、の各特別会計補正予算案及び、水道事業(入▲2億1,343万円、出▲1億6,926万円)、下水道事業(入▲993万円、出▲3,563万円)の上下水道事業会計補正予算案については一切質疑なし。

合計、約13億円もの補正がある特別会計補正予算案にも関わらず、議員から一言の質問も無く、ただ議員たちが「なし!」「なし!」と叫び続けるだけで審議は終わった。

次に、
議案第33号 加古川市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例を定めること
について質疑が行われ、
畑広次郎議員(新市民クラブ)は、
Q.畑議員:専門職とはどのような職種で加古川市には何人いるのか?と1回目の質問。
A.担当部長:弁護士や公認会計士が該当するが、加古川市では採用実績は無い。

265市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:11:04
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.009

ここまでの考察・感想
さて、ここまで4名の議員による質疑時間はたった1時間足らず、である。
20億円もの一般会計補正予算案に4人しか質問せず、1時間足らずで質疑が終わり、13億円もの特別会計補正予算案は質疑すらされなかった。
ちなみに、9億7千万円の一般会計補正予算案を提出している高砂市議会は、本会議での質疑を3日間行っている。委員会審査も2日間で、加古川市議会より多い。(加古川市議会は1日間の予定)。
公明党にいたっては質問すらしていない。
この現実を見れば、加古川市議会は議論する気が全く無いと言っていい。

質疑の中で、ボランティアポイント制度についての議論があった。来年度予算の目玉でもある、ボランティア活動に何らかのインセンティブを付与するという仕組みの導入はいいことだと私も思う。が、質疑での担当部長の答弁を聞いていると、単に国の補助金が出るから補正予算案に計上し、全く調査も準備ができていないというお粗末な実態のようである。議員はその点について追及すべきだったが、議論は全く深まらなかった。
1人質疑は3回までという制限があるが、議場には議長以外の30人もの議員がいて、残り26人には質問回数が残っているのだから、他の議員が「関連質問」すればいいのである。
それができないのは、はじめから真面目に質疑をする気が無く、質疑している一般会計補正予算案の内容について不勉強であり、能力が無いということである。

ボランティアポイント制度予算案については、内容が不十分であり準備不足な面が否めない。当局がまともな答弁をしないのであれば、市議会は補正予算修正案を提出、補正予算組み替え動議を提出すべきである。
もっとも、今の加古川市議会にそんなことをするやる気も、能力もないだろうが。

266市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:13:09
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.010

次に、
議案第34号 加古川市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例を定めること
について質疑が行われた。これはいわゆる議員報酬を削減する条例案で、月額の報酬を、
議長 「70万円」→「66万7千円」
副議長「63万円」→「60万4千円」
議員 「58万円」→「55万8千円」
と平均月額3.8%を削減する条例案である。(尚、期末手当(ボーナス)については人事院勧告に基づき特別職、一般職員と同等にアップされる)。

質疑で、
松本裕一議員(志政加古川)は、
Q.松本裕一議員:(報酬削減の答申を出した諮問機関の)報酬審議会について、議事録は加古川市ホームページに公表され、近隣自治体と比較して報酬を決めたというが具体的にどのような議論をしたのか?と1回目の質問。
A.担当部長:職務責任の原則に基づいて判断したことに加え、議会活動の日数や議会だよりを見てもらったうえで、一般市民からの議員報酬についての意見も反映した。
Q.松本裕一議員:職責について、本会議や委員会の日数を参考にしたというが、必ずしも議会の開催日数が職務責任の軽重とは言えないのではないか?と2回目の質問。
A.担当部長:近隣自治体の議会だより等を見せ、比較してもらいつつ市民に説明した。

中村亮太議員(創政会)は、
Q.中村議員:答申後条例を提出するまでどのような議論し、なぜ3月議会に提出したのか?と1回目の質問。
A.担当部長:市役所の内部で議論した。

議案第37号〜第39号、特別職の給与、教育長の給与、市職員の給与条例の一部改正案については質疑なし。これは人事院勧告に基づく期末手当の引き上げ(ボーナスアップ)条例である。

267市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:15:17
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.011

上記、議員報酬削減条例案の質疑に対する私の考察及び感想である。

所詮、月額3.8%、平均2万7千円の削減である。
岡田市長は月額20%の削減をしている。
この程度の削減なのに、市会議員の皆さんは随分不満たらたらのようである。

そもそも、議員報酬は議員自身で条例を改正して定められるのに、市役所の報酬審議会(おそらく市長の諮問機関)に丸投げし、議員自身の議員立法でなく市長が議員報酬削減条例を提出するということ自体が市議会として無責任である。にもかかわらず、その答申案にぐちゃぐちゃ言うのはかなり身勝手である。(議員自身で議論し、あるいは議長の諮問機関を作って答申を得て、議員立法するのが本来望ましい形式である。)

松本裕一議員(志政加古川)の質疑で、会議日数(本会議・委員会の開催日数)と職責は違うという趣旨の質問があったので、次の項及び次々項に平成28年第1回加古川市議会定例会と、高砂市議会定例会の日程表を載せてみた。

268市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:15:51
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.012

加古川市議会
定数:31人
議員報酬:58万円
当初予算総額:1736億円
提出議案:64本(追加提出予定議案を含む)
本会議日数:7日
委員会日数:4日(実質2日)
合計日数:11日(実質9日)

平成28年第1回加古川市議会(定例会)日程
2月
29日(金曜日)本会議(開会、請願(討論・即決・付託)、専決案件(質疑・討論・即決)平成27年度補正予算及び関連議案上程(質疑・付託)、施政方針、平成28年度予算及び関係議案等上程)
3月
3日(木曜日)常任委員会(平成27年度補正予算及び関係議案、請願等)
4日(金曜日)本会議(代表質問)
7日(月曜日)本会議(一般質問)
8日(火曜日)本会議(一般質問)
9日(水曜日)本会議(委員長報告、補正予算及び関係議案、請願(質疑・討論・採決)平成28年度予算(質疑・付託))
11日(金曜日)本会議(条例・単行議案(質疑・付託)、追加議案上程(質疑・付託))
14日(月曜日)総務教育常任委員会(条例・単行、平成28年度予算案等、議案審査)
15日(火曜日)福祉環境常任委員会(条例・単行、平成28年度予算案等、議案審査)
16日(水曜日)建設経済常任委員会(条例・単行、平成28年度予算案等、議案審査)
17日(木曜日)予備日(議案審査)
25日(金曜日)本会議(委員長報告、追加議案上程、討論採決、閉会)

※委員会の審査日数が実質なのは、3月14〜16日は同日開催していないため。(前日同日開催の高砂と比較するため。)

269市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:16:25
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.013

高砂市議会
定数:21人
議員報酬:52.2万円
当初予算総額:731億円
提出議案:50本
本会議日数:13日
委員会日数:7日
合計日数:20日

平成28年第1回高砂市議会(定例会)日程
2月
22日(月曜日)本会議(開会、市長の施政方針並びに提案理由の説明、諸報告(地方創生委員会報告、新庁舎)、議案質疑(補正関係分))
23日(火曜日)本会議(議案質疑(補正関係分))
24日(水曜日)本会議(議案質疑(補正関係分))
25日(木曜日)特別委員会、常任委員会(議案審査(補正関係分))
26日(金曜日)常任委員会(議案審査(補正関係分))
29日(月曜日)本会議(委員長報告、討論採決(補正関係分))
3月
1日(火曜日)本会議(代表質問)
2日(水曜日)本会議(議案質疑)
3日(木曜日)本会議(議案質疑)
4日(金曜日)本会議(議案質疑)
7日(月曜日)本会議(議案質疑)
8日(火曜日)本会議(議案質疑)
9日(水曜日)本会議(議案質疑)
10日(木曜日)本会議(一般質問)
11日(金曜日)特別委員会、常任委員会(議案審査)
14日(月曜日)常任委員会(議案審査)
15日(火曜日)常任委員会(議案審査)
16日(水曜日)常任委員会(議案審査)
17日(木曜日)常任委員会(議案審査)
18日(金曜日)本会議(委員長報告、討論採決、閉会)

270市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 00:17:03
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.014

比較すればよくわかるが、加古川の半分以下の予算規模で議員数も3分の2しかいない高砂市議会の方が加古川市議会の倍以上の日数会議を開き、議案を審議している。

松本裕一議員は会議日数と職責は別だというが、どうだろうか?
確かに、ただ、だらだら会議をしていればいいというものではないが、本来議会は議論する場であり、より真剣で意味のある議論をすれば、自ずと会議日数は増えるのではないだろうか。そして、会議日数が多い議会がよく仕事をしているため報酬が多く、そうでない議会は仕事をしていないので少なくしようと考えるのが普通の市民感覚ではないか。
少なくとも、私が報酬審議会の委員なら上記のように考える。

松本裕一議員の質問は、市民感覚とかけ離れた、議事堂にこもり議席にあぐらをかいた議員の思い上がりの論理と言わざるを得ない。報酬以前に、どういった議員・議会がよく仕事をしているといえるのかを再考すべきである。

尚、松本裕一、中村議員以外の議員からは発言が無かった。当選回数の多いベテラン議員たちの議員報酬削減条例についての考え方も、ぜひ聞きたいものである。

271市民オンブズ加古川:2016/03/01(火) 18:19:57
2月26日加古川市議会本会議レポートNo.015

次に、休憩をはさんで岡田市長による施政方針演説が行われた。
全文は、下記加古川市ホームページに記載されているので、ご覧いただきたい。
http://www.city.kakogawa.lg.jp/shiseijoho/shichonopeji/1456472445432.html

私が注目したのは、まちづくりの進め方という項目において、
・国保料の値上げに加え、霊柩車の利用料も新たに設け値上げすること
・「オープン」をキーワードに、市政運営に取り組んできたこと
・ただ単に聞こえの良い側面だけを伝えるだけではなく、市が抱えている課題の現状、市民に新たなご負担をお願いしなければならないことも、誠実に、また丁寧に伝え、市一緒になって、一つ一つの課題を乗り越えていく
と、岡田市長が述べたことである。

これまでの加古川市政は、情報公開とはほど遠く、住民と真摯に向き合い話し合うことなく、一方的に市役所で削減や市民への負担増を決定し、一方的に押し付けてきた。
岡田市長への加古川市政史上初の政権交代により、「OPEN」のキーワードの下、市民にとって負担となることもしっかり話し合ったうえで納得してもらえるよう努力する市政に変革することが期待される。
そして、市議会議員もただ何でも反対・賛成で議論しない、まして市民に対する説明責任や負担増のお願いをする努力をしないようであれば、加古川市議会への市民からの信任は全く無くなってしまうだろう。

3月4日(金)に施政方針に対する各会派代表質問が実施される。建設的な議論がなされることを望むが、果たして?

272市民オンブズ加古川:2016/03/02(水) 23:20:01
明日3月3日(木)9時30分〜、総務教育常任委員会、建設経済常任委員会、環境福祉常任委員会の各常任委員会が開催されます。本年度補正予算案等が質疑・採決されます。

特に、総務教育常任委員会に付託されている「議員報酬条例の改正案(議員報酬を月額平均3.8%削減するもの)」については、一部ベテラン議員が造反(退席・反対)すると噂されており、注目です。

お時間のある方は、ぜひ、明日の加古川市議会各常任委員会を傍聴しましょう!

276読者:2016/03/03(木) 10:28:11
http://urx.red/rNMm

277市民オンブズ加古川:2016/03/03(木) 19:05:59
3月3日(木)加古川市議会常任委員会レポートNo.016

本日の加古川市議会総務教育常任委員会で、議案第34号「加古川市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例」案(議員報酬を月額平均3.7%削減する)が可決された。

神吉耕藏委員(創政会、当選6回)が造反(退席)した。

賛成8 反対0 棄権1

賛成→白石信一副委員長(公明党、当選1回)、中村亮太委員(創政会、当選2回)、松本裕之委員(志政加古川、当選1回)、西村雅文委員(志政加古川、当選1回)、井上津奈夫委員(無会派、当選2回)、松本裕一委員(志政加古川、当選3回)、大西健一委員(公明党、当選6回)、井上隆司委員(創政会、当選3回)

反対→なし

棄権(退席)→神吉耕藏委員(創政会、当選6回)


詳細は後程記載する。

278読者:2016/03/03(木) 19:27:00
http://urx.red/rNN6

279読者:2016/03/04(金) 08:10:27
本日9時30分〜加古川市議会にて代表質問が行われます。
岡田市長が「創政会」「志政加古川」「公明党」「新市民クラブ」の質問に答えます。

時間のある方は是非傍聴しましょう!

280読者:2016/03/04(金) 12:03:04
http://urx.red/rNLl

281読者:2016/03/05(土) 22:55:05
せっかく岡田市長に政権交代したのに、
加古川市議会がこの有り様じゃ世話ないな!

282市民オンブズ加古川:2016/03/06(日) 23:58:18
明日3月7日(月)9時30分〜加古川市議会本会議場にて一般質問があります。
代表質問と異なり、加古川市議会独自の市長・副市長・教育長は答弁してはならないというとてもおバカなルールがあり、議員の質問に部長が答弁するものですが、そのあたりも含め、是非一度傍聴していただきたい!

お時間のある方は是非傍聴を!
みんなで傍聴・監視して議員たちにプレッシャーをかけましょう!

283市民オンブズ加古川:2016/03/07(月) 08:30:20
本日3月7日(月)9時30分〜加古川市議会本会議場にて一般質問があります。
代表質問と異なり、加古川市議会独自の市長・副市長・教育長は答弁してはならないというとてもおバカなルールがあり、議員の質問に部長が答弁するものですが、そのあたりも含め、是非一度傍聴していただきたい!

お時間のある方は是非傍聴を!
みんなで傍聴・監視して議員たちにプレッシャーをかけましょう!

289市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:18:30
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.017

遅くなったが、3月3日に行われた3常任委員会について報告する。
総務教育常任委員会では、まず、下記請願について審議・討論・採決された。

請願第4号 子どもたちの教育環境の整備・充実を求める請願書
請願事項
一、 子どもたちの成長に合わせた洋式トイレを設置してください
一、各教室にエアコンをつけてください

市当局としては、エアコン設置は当面難しいとの意見。
白石信一委員(公明党)は、現在トイレを洋式化に順次改修しており、エアコン設置は当面難しいから反対。
西村雅文委員(志政加古川)は、「教育を受ける義務」を定める憲法に基づき請願の趣旨には賛同するが、中学校給食を優先するため反対。
中村亮太委員(創政会)は、エアコン設置前にまず扇風機での対応をすべきで、反対。

採決の結果、全会一致で不採択(否決)となった。

290市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:19:37
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.018

請願第4号 子どもたちの教育環境の整備・充実を求める請願書について、以下2項にわたって、私の考えと、考察・感想を述べる。

私も、快適な教育環境・学校環境を整えるという請願の趣旨には大いに賛同する。但し、市に無限大に予算があるわけではないので、給食や耐震化を優先するという各委員(議員)の考え方とほとんど同じである。

気になったのは志政加古川の西村委員の討論にあった、憲法の「教育を受ける義務」という言葉である。憲法で定められているのは「教育を受けさせる義務」である。西村議員は志政加古川を代表する討論の為に、わざわざ「てにをは」まで書いた文書を用意し、それを読んで討論していたが、憲法の内容をどこまで正しく理解しているのか疑問であるし、この文書をOKした志政加古川の所属議員の憲法に対する理解も気になるところである。(言うまでもなく加古川市議会議員は加古川市の特別公務員なので、憲法第99条により憲法尊重擁護の義務を負っている。擁護の義務を負わされている憲法の内容について、最低限の理解はしておいてもらいたいものである。)

291市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:20:23
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.019

地球温暖化が進む今、夏場の学校の暑さはかなりのものであるし、エアコンが当たり前の生活を送る現在の児童・学生に必要不可欠であるということは、わからないでもない。
とはいえ、エアコン設置のためのエアコン代、改修工事費用、設置後の電気代が膨大であることもまた事実である。
2月25日の加古川市総合教育会議で岡田市長は加古川市には約900教室がありそれら全てにエアコンを設置すると、設置費用だけでやく10億〜20億円、年間の電気代で数千万かかるとの話である。それだけの予算をエアコンに使うことが正しいのか、私には疑問である。
そもそも、子どもの体力低下が問題になる中、エアコンを整備してより体力低下を助長させないかといった観点での議論も、予算面での議論とともにしてもらいたい。

トイレの洋式化についても、確かに汚いトイレをきれいに改修することは必要であるが、来年度から学校検診の項目に座高測定に代わり「しゃがむ等の運動」が加わることを考えると、子どもの体力を維持するという面で本当に正しい施策なのか、しっかり議論してもらいたいものである。

292市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:21:21
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.020

次に、下記請願について質疑・討論・採決された。

請願第9号 加古川市放課後児童健全育成事業の環境改善のための請願
1 特別な支援を必要とする児童に対して、保育園、幼稚園及び小学校からの情報共有が更に出来るようにしてもらいたい。
2 各児童クラブ間、児童クラブと小学校との情報共有が充分に図れる環境を整えてもらいたい。
3 支援員、補助員が適切な保育を行うための研修費等の予算を確保してもらいたい。

この請願は、1.特別な支援を必要とする児童について、保護者が自分の子供の特徴について、どこまで詳しく児童クラブの利用申込用紙に書き込むべきかアドバイスをして欲しいということ。2. 児童クラブの中だけでなく、職員会議に参加させてもらい情報の共有をして欲しい。3.研修にかかる費用が欲しい。という内容であると紹介議員の井上津奈夫委員が説明。
志政加古川の松本裕一委員は、この請願の内容では個人情報の扱いに問題があるので継続審査にして欲しいと討論したが、井上津奈夫委員が拒否したので、採決。

挙手採決の結果、
賛成6 反対3 で採択(可決)された。

賛成
(創政会)神吉耕藏、井上隆司、中村亮太
(公明党)大西健一、白石信一
(無会派)井上津奈夫
反対
(志政加古川)松本裕一、松本裕之、西村雅文

293市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:22:06
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.021

以下、請願第9号 加古川市放課後児童健全育成事業の環境改善のための請願についての私の考察及び感想。

この請願は放課後児童クラブについての細かい部分での要望であるが、保護者と指導者、さらに学校間の連携を求め、より良い環境をつくってほしいというもので、内容は理解できるし、採択という判断も理解できる。

気になったのは、紹介者の井上津奈夫議員が要望についてどこまで理解できていたのか、かなりあいまいだったということである。請願者の要望はきちんと理解して聞いておくべきだし、説明の難しい請願であれば委員会として請願者を参考人招致して請願内容について説明を求めるべきだろう。

松本裕一議員が個人情報の扱いの問題があるという理由で継続審査を求めたことも理解はできる。しかし、請願をむやみにたなざらしにすることもまた問題である。

この請願を議論することも大事だが、重要なことはこの請願に示された要望について、予算案や条例を通じて市の施策に反映していくことである。議員には予算の議決権・条例制定権があるのだから、予算審議で議論し、必要であれば予算の増額修正をしたり、議員立法で条例を制定できるのだから、そちらの審議にむしろ時間と労力を割いてもらいたいものである。

294市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:22:42
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.022

余談だが、この請願採択後の休憩時、
「本会議で請願について答弁できへんかったっけ?」
「できへん、できへん。質問に答えられるのは委員長だけや。」
「せやから、継続審議言うたのに・・・。」
という趣旨の雑談を当選2〜3回の議員がしていた。

請願は委員会で採択・不採択になった場合、本会議で委員長報告され、その委員会での質疑の内容について委員長に質問することはできるが、紹介議員に質問することはできない。
市議会議員になって6〜10年になる議員たちのこのような会話を耳にすると、いったいこれまで議員として何を勉強し、どんな仕事をしてきたのか、かなり心許無い。

295市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:23:24
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.023

休憩後、
議案第33号 加古川市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例を定めること
について議題となったが、質疑無し。

議案第34号 加古川市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例を定めること
いわゆる議員報酬月額平均3.7%削減条例案であるが、これについては次項で詳細を述べる。

議案第38号 教育長の給与条例改正案
これも、質疑なし。

議案第39号 加古川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を定めること
これも、質疑なし。

上記4議案は、退席した神吉耕藏委員以外の全会一致で可決された。

296市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:23:56
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.024

さて、問題の、
議案第34号 加古川市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例を定めること(議員報酬月額平均3.7%削減条例案)
である。
創政会の中村委員は、平成7年の報酬審議会答申では報酬値上げ、平成12年の答申では据え置きとなっているが、そのことは今回の報酬審議会の議題にあがったのかと質問し、議論されていないと当局は回答。当局で、条例化する過程では前回の答申をどう扱ったかという質問では、今回の答申を尊重し、以前の答申については議論しなかったと回答。
公明党の大西委員は、第三者委員会たる報酬審議会は、より慎重かつ的確に審議会を運営してもらいたいことを要望し賛成討論。

採決の結果は、以前に速報でお伝えした通り、

神吉耕藏委員(創政会、当選6回)が造反(退席)。

賛成8反対0棄権1 で可決。

賛成
(創政会)井上隆司、中村亮太
(志政加古川)松本裕一、松本裕之、西村雅文
(公明党)大西健一、白石信一
(無会派)井上津奈夫
反対
無し
棄権(造反)
(創政会)神吉耕藏

297市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:24:57
3月3日加古川市議会総務教育常任委員会レポート No.025

以下、私の考察と感想。

市職員の給与に関する条例では全く質疑すらしないのに、自身の議員報酬になった途端、ものすごく議論が盛んになるというのは実にわかりやすい。
挙句、普段は国保料の値上げ、市民病院の統合、上下水道料の値上げといったような市民に負担を強いる議案には、質疑や意見もせずなんでも賛成するベテラン議員が、自分たちの議員報酬を月額わずか3.7%削減するという条例では公然と造反、退席するのだ。
民主主義のためのコスト、と随分偉そうなことを言うが、それはコストの分だけ市民のために働く、即ち、真剣に真面目に議会で議論をしてから言えることである。
一般市民が参加し、市民感覚での答申案を出した、報酬審議会の答申にあれこれ難癖をつけるなど、議員たちの思い上がりも甚だしい。
川向こうの高砂市議会の半分の日程さえも会議を開かず、議論しない=仕事しない、今の加古川市議会にそんな偉そうなことを言える資格のある議員は一人としていない。

9日(水)の本会議でこの議員報酬削減条例は採決される。

「誰が」退席、もしくは反対するのか、しっかり目に焼き付け、記憶し、次の選挙の大いなる参考にしようと思うし、より多くの加古川市民にそうしてもらいたいと思う。

298市民オンブズ加古川:2016/03/08(火) 08:25:40
本日、3月8日午前9時30分〜加古川市議会本会議場にて一般質問が行われます。
本日質問するのは、

松崎雅彦議員(無会派(新社会党))
稲次誠議員(新市民クラブ)
西村雅文議員(志政加古川)

の3議員。
それぞれ、「子ども・子育てについて」「新エネルギーについて」「日岡山公園整備について」「教科書問題について」等の質問をします。

先日も書きましたが、加古川市議会には一般質問では市長・副市長・教育長等の特別職は一切答弁してはならないという他の地方議会にはない加古川市議会独自のおバカな申し合わせがあり、答弁するのは各部長で、残念ながら岡田市長等とのやり取りは期待できませんが、現在の加古川市議会のあまりにも燦燦たるありのままの現実を直に確認できる機会ですので、お時間のある方はぜひ傍聴してください!

たくさんの市民の傍聴で、市議会議員たちに緊張感を持っていただきましょう!!

299読者:2016/03/08(火) 16:48:32
>297の「ふだんは全く質疑すらしないのに、自身の議員報酬になった途端、ものすごく議論が盛んになる・・・」を読んで、さすが加古川市の議員やと感心し、笑ろてもた。

301読者:2016/03/08(火) 18:59:17
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302市民オンブズ加古川:2016/03/09(水) 08:24:22
本日、3月9日(水)9時30分〜加古川市議会本会議が開催されます。

本日は補正予算案および関連条例の委員長報告、質疑、討論、採決が行われます。

特に、
議案第34号 加古川市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例を定めること(議員報酬月額平均3.7%削減条例案)
の採決は注目です。

日頃質疑等の議論をほとんどせず、市長提案になんでも賛成の議員たちが、自分たちの報酬削減になった途端、反対や退席など造反することが見込まれ、大注目です!

時間のある方はぜひ傍聴しましょう!!

306市民オンブズ加古川:2016/03/10(木) 10:28:55
今日は中学校卒業式のため、加古川市議会は休会だそうです。
来賓として偉そうに座っているだけなのに、いいご身分ですね。

(※高砂市は今日も市議会本会議を開催しています!)

議場でも質疑も議論もせず、ただ座っているだけ。

本業はほとんどせず、学校や自治会の行事や祭りに来賓として偉そうに出席するだけ、名誉職のごとくPTA役員の肩書きを傘に偉そうに振るまい、毎朝駅前に立って仕事をしているかのようなふりをする。全ては顔を売って、次の選挙でも自身の議席と議員報酬を守るため。

我々はこのような加古川市議会議員を月額報酬58万円×31名も雇い、議会経費として年間5億円以上の市民の税金を使っているのです。

311市民オンブズ加古川:2016/03/10(木) 23:50:47
余談になるが、加古川市内の中学校ではインフルエンザが流行している。
同様に、加古川市議会でもインフルエンザが流行していて、少なくとも昨日までで2名以上欠席している。
兵庫県の公立高校入試は明後日12日であり、受験生である卒業生中学校3年生は気が気でないだろう。
そんな気が気でない中学3年生たちの卒業式に、わざわざ議会を休会にして、次の選挙と自らの権力欲を満たすためにインフルエンザウイルスを撒き散らす可能性など無視して出席する31名の加古川市議会議員たち。
議会で偉そうに教育がどうのPTAがどうの地域活動がどうの言っているが、だったら今日も予算審議をして教育について議論すべきだろう。
せめて、お得意の申し合わせで卒業式への出席見送り、電報のみとすべきだった。
月額58万円もの高額な議員報酬を市民の血税からもらい、議会での議論を放棄し、受験生にインフルエンザウイルスをまきちらすごとく卒業式に出席しながら偉そうに教育を語る・・・加古川市議会議員、恥を知れ!!

312市民オンブズ加古川:2016/03/11(金) 14:08:22
さらに余談

インフルエンザの為、今週7日(月)、8日(火)、9日(水)と加古川市議会本会議を欠席していた井上隆司議員(創政会)が今日の本会議に出席していた。
まさかとは思うが、インフルエンザ病み上がりで昨日の中学校卒業式に出席していたのではあるまいな?

市民の血税の使い方を決める大事な本会議を欠席しながら、自身の次回選挙と権力欲を満たすために受験を控えた中学3年生にインフルエンザをうつしに行ったのだとすれば、許しがたいことである!

313読者:2016/03/13(日) 18:34:53
今日は趣向をかえて加古川市議会議員のブログを引用し、つっこみを入れてみた。

以下、「中村亮太の活動日記」より

委員会もみて下さいね

16/03/11

今日は条例の質疑です。

今日は議会に先立ち、東日本大震災で亡くなられた方々に黙祷を捧げました。 まだまだ復興には遠い現状であり、また風化も問題となってきますが、阪神大震災を経験した我々として、 出来ることはもっとしていかねばと思いを新たにしました。

議場で質疑を行った後、委員会に付託されます。

質疑なので基本的には意見ではなく、疑問を質すということなので、「ここはどういうこと?」というのが基本だと思っています。

目的や大きな方針を確認し、委員会で細かい審議を行います。

委員会も公開されていますから議場と同等ですし、職員さんも課長・副課長さんも入るので詳しい審議ができるので、合理的ですね。

議会というと議場でのやり取りとイメージしますが、そこだけではなく様々なところ(基本オープンです)で議論をしています。

ですので、委員会もぜひ見ていただきたいですし、今回の予算で議会のネット放送が計上されています。(全体のもので、代表・一般質問は以前から 録画放送があります)

今後は委員会の放送も検討していくべきだと思います。

ただ、設備面と議場棟自体が古いので配線の問題がありますが。

さて、予算審議も大詰め。 来週からは委員会審議が本格化します。

こちらもぜひ!

314市民オンブズ加古川:2016/03/13(日) 18:36:46
今日は趣向をかえて加古川市議会議員のブログを引用し、つっこみを入れてみた。

以下、「中村亮太の活動日記」より

委員会もみて下さいね

16/03/11

今日は条例の質疑です。

今日は議会に先立ち、東日本大震災で亡くなられた方々に黙祷を捧げました。 まだまだ復興には遠い現状であり、また風化も問題となってきますが、阪神大震災を経験した我々として、 出来ることはもっとしていかねばと思いを新たにしました。

議場で質疑を行った後、委員会に付託されます。

質疑なので基本的には意見ではなく、疑問を質すということなので、「ここはどういうこと?」というのが基本だと思っています。

目的や大きな方針を確認し、委員会で細かい審議を行います。

委員会も公開されていますから議場と同等ですし、職員さんも課長・副課長さんも入るので詳しい審議ができるので、合理的ですね。

議会というと議場でのやり取りとイメージしますが、そこだけではなく様々なところ(基本オープンです)で議論をしています。

ですので、委員会もぜひ見ていただきたいですし、今回の予算で議会のネット放送が計上されています。(全体のもので、代表・一般質問は以前から 録画放送があります)

今後は委員会の放送も検討していくべきだと思います。

ただ、設備面と議場棟自体が古いので配線の問題がありますが。

さて、予算審議も大詰め。 来週からは委員会審議が本格化します。

こちらもぜひ!

315市民オンブズ加古川:2016/03/13(日) 18:54:54
約30本もの条例案を、わずか2時間の本会議質疑で終わらせてしまう加古川市議会議員たち。
条例案の中には、クリーンセンターへのごみの持ち込み有料化や霊柩車使用の補助廃止など、市民に痛みや負担を求める内容のものも有るのにこの有り様である。
市議会議員報酬をたった3.7%下げる条例案の時にあれだけ文句たらたら時間をかけて議論したのとは大違いである。

さて、blogの中村亮太市議だが、このたった2時間の質疑中、たった1回しか質問しなかった。
ビラ、チラシ、blog、Twitter、Facebookでは、さも若手の改革派やり手の議員のように振る舞い宣伝しているが、事態はほとんど発言もしない税金ドロボー議員の1人である。

中村市議は、Facebookで「シッカリ議論します!」と言っている。ならば明日3月14日(月)の総務教育常任委員会でシッカリ議論しているか、見てやろうじゃないか!
みんなで委員会を傍聴し、中村市議の活躍ぶりをチェックしよう!
そうじゃなかったらうそつき市議と非難してやりましょう!!

※投稿が二重になり申し訳ありませんでした。

316読者:2016/03/13(日) 19:45:21
【クリック→http://3step.me/3agn

317市民オンブズ加古川:2016/03/15(火) 23:20:12
3月14日加古川市議会総務教育常任委員会レポート【速報】 No.026

3月14日(月)の総務教育常任委員会について、中村亮太市議(創政会)のことをここで散々書いたので、質疑内容の速報と彼の評価について書いておく。
中村議員はこの掲示板を見たのかもしれないが、この日はほぼ全ての議題で発言はした。「大うそつき」と言うのははばかられるので、そうは言わないようにしておく。
ただし、発言回数で言えば圧倒的に松本裕一議員(志政加古川)の方が発言しており、議会の若手改革派のイメージと実体は大いに異なることを指摘しておく。
この日の総務教育常任委員会で提出議案は全て全会一致で可決。
率直な感想として、総じて議員のレベルが低く、議論が深まったとは言い難い。

詳細は後日お伝えする。

318市民オンブズ加古川:2016/03/15(火) 23:21:13
3月15日加古川市議会福祉環境常任委員会レポート【速報】 No.027

逆に、本日3月15日(火)の福祉環境常任委員会は、木谷万里議員(志政加古川)、建部正人議員(志政加古川)両議員の的を射た質問により、加古川市議会としては充実した質疑が行われた。レベルの低い加古川市議会において、この2議員は勉強し、資料請求し、議員報酬や政務活動費に見合うだけの仕事をしようとしている点で評価できる。
勉強し、調査したうえでの的を射た真摯な質問に対しては、市職員も真剣に答弁しようとし、議論が深まる傾向にあり、市民の税金について真剣に話し合われる方向への改革の可能性の芽があることは、非常にいいことである。

※但し、あくまでも、低レベルの加古川市議会における相対的な評価である。

詳細は後日お伝えする。

319市民オンブズ加古川:2016/03/15(火) 23:23:10
加古川市議会、議会事務局等対応についてのレポートその① No.028

最近、加古川市議会を傍聴する度に、新しい規則ができたと告げられる。
「マスクを取ってください!」
「携帯の電源を切ってください!画面を確認します!」
「委員会休憩中は退席をお願いすることがあります!」
議長以下加古川市議会議員たちがこのようなルールを作っているのか、議会事務局長を中心とする議会事務局の市職員が、議員の意向を忖度してこのようなルールを作っているのかは定かでない。
しかし、加古川市議会は、議会ぐるみで傍聴人を不当に排除し、市長が言う「OPEN」とは真逆の「CLOSE」な加古川市議会を作ろうとしていることは間違いないだろう。

320市民オンブズ加古川:2016/03/15(火) 23:24:46
加古川市議会、議会事務局等対応についてのレポートその② No.029

委員会休憩中に傍聴人を委員会室から排除するなど、ばかげている。
(※議員たちは雑談すら聞かれたくないのだろうが、だったら『一般市民立入禁止』(これも加古川の閉ざされた議会ルールの一つである!)の会派控室の中に引きこもって好きなだけ話せばいい!)
本当に聞かれたくない会議なら、法令に基づく議決をし、秘密会を開催すればいい。(むろん、毎回委員会を秘密会にして開催する議会が「OPEN」ではなく「CLOSE」であることは明らかである!)
傍聴人を委員会室に入れず、会議室に押し込め待たせるなど、ふざけた対応である。
(議会事務局は、元市議会議員の傍聴人まで会議室に押し込め待たせるという無礼千万で信じ難い対応をしている!元議員の方々が文句も言わず我慢していることが不思議である!)

このような「閉ざされた議会」を促進する、加古川市議会議員たちと、官尊民卑の腐りきった役人根性での対応しかできない加古川市議会事務局(情報公開等全く頭の中にない由らしむべし、知らしむべからず根性の市職員たち)に強く猛省を求める!
議会を変えようという志ある加古川市議有志は、25日の議会最終日本会議に、「議長不信任決議案」「議会事務局長不信任決議案」の提出を検討すべきである!

321読者:2016/03/16(水) 20:16:15
>319 >320 に拍手。

322市民オンブズ加古川:2016/03/21(月) 00:08:51
3月16日加古川市議会福祉環境常任委員会レポート【速報】 No.030

遅くなったが、3月16日の福祉環境常任委員会の傍聴レポート速報をお伝えする。
まずは審査された議案と各議案に対する賛否一覧をお伝えする。

議案第43号 加古川市建築確認申請等手数料条例の一部改正
→全会一致で可決

議案第47号 加古川市日光山墓園の設置及び管理に関する条例の一部改正
・日光山墓園に新たに合葬式墓地を導入するための条例改正
→全会一致で可決

議案第57号 農業用河川工作物等応急対策事業の施行
→全会一致で可決

323市民オンブズ加古川:2016/03/21(月) 00:09:28
3月16日加古川市議会福祉環境常任委員会レポート【速報】 No.031

議案第23号 平成28年度加古川市水道事業会計予算
→賛成多数で可決
賛成
(創政会)原田幸廣、福岡照文
(志政加古川)玉川英樹、織田正樹
(公明党)小林直樹、小澤敬子
(新市民クラブ)畑広次郎
(無会派(新社会党))松崎雅彦
反対
(無会派(共産党))岸本健樹

議案第24号 平成28年度加古川市下水道事業会計予算
→賛成多数で可決
賛成
(創政会)原田幸廣、福岡照文
(志政加古川)玉川英樹、織田正樹
(公明党)小林直樹、小澤敬子
(新市民クラブ)畑広次郎
(無会派(新社会党))松崎雅彦
反対
(無会派(共産党))岸本健樹

議案第11号 平成28年度加古川市一般会計予算のうち建設経済常任委員会付託分
→賛成多数で可決
賛成
(創政会)原田幸廣、福岡照文
(志政加古川)玉川英樹、織田正樹
(公明党)小林直樹、小澤敬子
(新市民クラブ)畑広次郎
(無会派(新社会党))松崎雅彦
反対
(無会派(共産党))岸本健樹

議案第15号 平成28年度加古川市公園墓地造成事業特別会計予算
→全会一致で可決

議案第20号 平成28年度加古川市公設地方卸売市場事業特別会計予算
→全会一致で可決

324市民オンブズ加古川:2016/03/21(月) 00:10:07
3月16日加古川市議会福祉環境常任委員会レポート【速報】 No.032

この日の委員会は18時過ぎまで続いた。加古川市議会では最も議論がなされた建設経済常任委員会だが、所属委員のほとんどが当選1〜2回の新人。加古川市議会はベテラン議員が議会で発言せず、かつ若手議員の発言の機会を奪うよう圧力をかけていることが実によくわかる。
この建設経済常任委員会の森田俊和委員長(創政会、当選2回)は、自らも理事者(市の部長・課長・副課長等)に質問(副委員長に委員長を代行してもらえば委員長も発言できる)しており、ベテランの村上孝義総務教育常任委員長(新市民クラブ、当選6回)、相良大悟福祉環境常任委員長(公明党、当選4回)は全く質問もせず、ただ会議を早く終わらせることだけを考えていることを思えば、ベテラン議員より若手議員の方が市民の民意、意見を議論し反映させる場である市議会・委員会を良く理解しているといえる。

もっともこの委員会には、元市職員の森田俊和委員長(創政会、当選2回)、松崎雅彦委員(無会派(新社会党)、当選7回)、岸本健樹委員(無会派(共産党)、当選2回)、福岡照文委員(創政会、当選1回、元市人権施策担当部長)と、市職員OBが4人もいるので、市政のことがよくわかっていて当然であるのだが。

詳細は後日お伝えする。

325市民オンブズ加古川:2016/03/23(水) 12:15:54
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その1】 No.033

ここからは、今加古川市第1回定例会に提出されている注目議案、予算案のうち注目の事業、問題点について取り上げていきたい。すでに審議は終了し、委員会採決も終わっているが、市民の皆様にはぜひ注目し、関心を持ってもらいたい。

・議案第34号 加古川市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例を定めること
議員報酬を月額平均▲3.7%引き下げるというもの。既に3月9日の本会議において全会一致で可決されている。
わずか3.7%の減にもかかわらず、加古川市議会としては珍しく侃侃諤諤の議論(実際は、文句たらたらの議員による愚痴大会)が行われた。
委員会の採決時には退席・造反したが、さすがに本会議で退席すると有権者から非難を浴びると思ったのか出席して賛成した、大ベテランの神吉耕藏議員(創政会、当選6回)が、これまためずらしく本会議場で次のように討論した。
「本案に反対しないが、この案はただ報酬等審議会の答申を尊重したものでしかなく、拙速である。審議会の議事録には『議員は何をしているのかわからない』とあり、これまで議員定数を38名→31名に削減してきたこと、前回の答申時には報酬を引き上げなかったことが十分説明されていない。これでは議員になりたい人を減らすことになってしまう。」

次に、いつも頓珍漢で不勉強な質問を繰り返す松本裕一議員(志政加古川、当選3回)が討論し、
「第三者委員会である報酬等審議会の答申に反対するものではないが、審議会での審議は十分でなく、今後は前例にとらわれずに報酬等審議会の進め方を改めてほしい。議員の評価を市民と共有していく必要がある。」
以上のように討論した。

326市民オンブズ加古川:2016/03/23(水) 18:33:16
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その2】 No.034

以下、私の考察及び感想である。
加古川市議会議員たちは、料金値上げや病院の統廃合といった市民に負担をお願いする議案はほとんど議論せずなんでも賛成するのに、自身の報酬をわずかに減らす議案になるとここまで文句たらたら議論するのかとあきれてしまう。
議会で質問も討論もほとんどせず、他の議員の質疑や市長答弁に対し「議事進行」をかけたりと、ひたすら仕事をせず他人の質問や議論の邪魔をすることを繰り返してきた、ワーストクラスのベテラン、神吉耕藏議員だがよくもまあここまで身勝手な討論ができたものである。
>審議会の議事録には『議員は何をしているのかわからない』とあり、これまで議員定数を38名→31名に削減してきたこと、前回の答申時には報酬を引き上げなかったことが十分説明されていない。
→実際に加古川市議会議員が何もしていないことを指摘されただけのことである。一般市民から公募された審議員を見下すような討論をしているところが、神吉耕藏議員の無駄に6期も当選し、高い議員報酬をもらいながらロクに仕事もせず、市民を見下し議席にあぐらをかいた特権意識を感じる。
>これでは議員になりたい人を減らすことになってしまう。
→少なくとも神吉耕藏のような、質問もせず、他議員の発言を封じるくせに無駄に特権意識にあぐらをかくバカ議員が当選しなくなればそれだけでも結構なことである。神吉耕藏のような議員がいなくなれば、もっと議論できる質の高い加古川市議会になることは確かであろう。

327市民オンブズ加古川:2016/03/23(水) 18:35:18
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その3】 No.035

私の考察及び感想の続きである。
「自称」政策集団たる志政加古川代表のいつも頓珍漢で不勉強な質問を繰り返す松本裕一議員の討論であるが、
>第三者委員会である報酬等審議会の答申に反対するものではないが、審議会での審議は十分でなく、今後は前例にとらわれずに報酬等審議会の進め方を改めてほしい。議員の評価を市民と共有していく必要がある。
→おそらく、審議会でもっと議論すれば▲3.7%ではなく▲37%ぐらいになったであろう。近隣の市町議会と比較しても、会議の実質開催日数も少ないし、会議を開いても大概午前中に終わり、広報誌でも情報公開に乏しい加古川市議会の評価が低く、議員報酬が低く評価されることは当然の事である。
議員の評価を市民と共有すれば、きっとさらに低い評価となり、議員報酬を「日当制」にすべきだという声が出てきてもおかしくない。
松本裕一議員は志政加古川の代表になって、自身はよく勉強しよく質問しているデキる議員だと思い上がっているようだが、不勉強で法律を全く理解していない意味不明な質問ばかりを繰り返しているのが実態である。市民に評価される市議会議員でありたいなら、自身に対しもっと謙虚になって、市政のこと法律のこと等について一から勉強し直すべきである。

328読者:2016/03/23(水) 20:05:47
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329読者:2016/03/23(水) 20:58:41
>326 >327 いつも興味深く見ています。
特に「市民に負担をお願いする議案はほとんど議論せずなんでも賛成するのに、自身の報酬をわずかに減らす議案になるとここまで文句たらたら・・・」、「仕事をせず他人の質問や議論の邪魔をすることを繰り返してきた・・・よくもまあここまで身勝手な」のあたり、共感を持ちます。

330市民オンブズ加古川:2016/03/23(水) 23:57:07
>>329
ありがとうございます!
これからも精力的に書き込んでいきます!
市民の力で加古川市議会を変えていきましょう!!

331市民オンブズ加古川:2016/03/23(水) 23:57:44
>>329
ありがとうございます!
これからも精力的に書き込んでいきます!
市民の力で加古川市議会を変えていきましょう!!

332市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 08:26:12
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その4】 No.036

・議案第44号 加古川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を定めること

一般廃棄物(主に家庭ごみ)をゴミ収集所に出すのではなく直接クリーンセンターに持ち込んだとき、これまでは無料だったものを10キログラム当たり130円徴収するということに改正する条例である。
いわゆる悪徳業者が一般廃棄物と称して産業廃棄物を持ち込むことを防止するための改正であり、必要な条例改正で委員会では既に可決された。

333市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 08:28:13
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その5】 No.037

以下、私の考察及び感想である。
この廃棄物処理条例の改正は必要不可欠だが、市議たちのレベルが低いので、これまた頓珍漢な議論がなされた。
「これはごみの一部有料化なのですね!」と意味不明な質問を繰り返したのは松本裕一議員(志政加古川)。ごみ減量のためのごみ袋有料化とは全く性質の異なるものであり、ごみ問題について不勉強であることがよくわかった。
「ごみステーションに出したらタダで収集されるのに、持ち込みが有料なら善良な一般市民への救済措置が必要だ!」とこれまたわけのわからぬ質問をしたのが新市民クラブの畑広次郎議員と渡辺征爾議員。そもそも「善良な市民」なるものの定義がわからないし、ごみを出し忘れたら次の収集を待てばいいのである。一般市民に紛れて不当に事業ごみを持込む業者を排除する目的の条例改正なのだから、質問の意図がおかしい。本当に「善良な市民」は決められた日の決められた時間までにごみステーションにちゃんとごみを出している。
決められた日に決められた場所にゴミを出せば無料で収集されるのだから、ごみの一部有料化ではないし、決められた通りに出せなかった人が次の収集を待てず直接クリーンセンターに持ち込んだ場合有料になるのは非常に公平感のある条例改正である。
これに比べれば、「ごみの収集日を増やさないのか?」という井上津奈夫議員(無会派)の質問の方がはるかにマシであった(もちろんカネが無いのに収集日は増やせない)。
そもそもごみの話をしているのに、廃掃法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)というキーワードが一度も出てこないあたりに、レベルの低さを感じる。

新市民クラブの畑、渡辺議員はよく質問していて熱心な議員であることは評価したいが、勉強不足な感が否めない。政務活動費を使って誰も見てくれないであろう会派「新市民クラブ」のホームページを作ったり、中身(内容)の無いカラーで高い紙を使ったチラシを作るぐらいなら、もっと政策について勉強するために政務活動費(=税金)を使うことをお勧めする。

334市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 08:29:44
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その6】 No.038

・議案第45号 加古川市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めること

いわゆる国保料の値上げ条例である。市民に対して負担を求める条例であることから、熱心かつ真剣な議論が求められるが、議員報酬削減とは異なり、ほとんど議論がなされず賛成多数で委員会を通過している。
本当に、自身の報酬を僅かにカットすることはあれほど熱心に議論するのに、市民に負担を求める話はほとんど議論しない。
これでは市民の心はますます市議会から離れていってしまうだろう。

335市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 08:30:43
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その7】 No.039

・議案第58号 加古川市斎場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を定めること

平成26年11月の公開事業評価の結果に基づき、霊柩車の利用補助金を廃止する条例である。条例から「霊柩自動車の運行に関すること」等の文言を削除する。

336市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 08:32:14
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その8】 No.040

以下、私の考察及び感想である。
公開事業評価の結果は尊重すべきであるし、カネも無いことから霊柩車費用の補助廃止はある意味仕方のない問題ではある。ただし、市民に負担を求める内容であるし、とりわけ死は全ての人に平等に必ず1度訪れるものであるから、当然慎重かつ真摯な議論が求められるが、全くそういった議論にはならなかった。
玉川秀樹議員(志政加古川)は霊柩車の運行ルート、地元との協定について質した。斎場はいわゆる「迷惑施設」であり、上荘町を地盤とする玉川議員にとっては自身の当落にも関わる死活問題なので、真剣に質問していた。
この霊柩車事業、公開事業評価では特定の葬儀屋以外参入できないような仕組みになっていて問題があると感じたのだが、その点について質す議員はいなかった。
岸本健樹議員(無会派(共産党))は、「これは受益者負担ということですか?」「誰もが皆死ぬのにこれはおかしいのでは?」と質問。他の議員から質問がおかしいという声が上がった。確かに岸本議員の聞き方はおかしい(死んだ人間は受益者足り得ない)が、「死んだ時にまで負担を求めるのか?」という議論はあってしかるべきだし、その発言はおかしいと言い出す大半の市議たちや議長の判断はおかしいし、市民に負担を求めようとすることに何の抵抗も躊躇も感じず、勉強不足の加古川市議たちの姿勢を感じた。
そもそも、墓地埋葬法(墓地、埋葬に関する法律)で、市町村は無料で遺体を火葬しなければならない。そうでなければ、お金の無い人は死を隠してしまう可能性があるからであるが、そういった視点での議論は全く無かった。
つくづく加古川市議のレベルの低さを感じさせられた。

ちなみに、今年度当初予算における斎場管理費は1億21万円である。

337読者:2016/03/24(木) 12:33:50
続きがあれば教えて下さい。

338市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 22:27:52
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その9】 No.041

ここからは、総額837億8千万円の平成28年度一般会計予算案のうち、注目事業についてピックアップして取り上げる。
まずは、

・ボランティアポイント付与制度

岡田市長の公約の一つである。ボランティア活動等をした人にポイントを付与し、たまったポイントは、ボランティア活動の費用等に使用できるというもの。主に補正予算に国からの仕事の創出を目的とする財源でもってシステム構築費等の準備費用が計上されている。

以下、私の考察及び意見と提言である。
ボランティア活動にインセンティブを与えるため、ポイントを付与しようとする制度の趣旨と意義については大いに賛成する。ただし、質疑を通じてこれらの事業についての事前準備がかなり不十分で、実体は全額国庫負担の補助金がやってきたので計上した感が否めない。
畑広次郎議員(新市民クラブ)への答弁では、女性の就労支援や学校支援ボランティア、放課後子ども教室事業他を対象事業にし、貯めたポイントは民間のシステムを活かしつつユニフォーム購入等のボランティア活動のための費用にできるようにしたいと考えていると説明した。
全体を通して、当局の説明不足準備不足が否めなかったが、市議からの突っ込んだ質問が無いのもまた加古川市議会の現実である。

私は、事業を進めるのは大いに結構だが、くれぐれも市民に不公平感を与えず、インセンティブを最大限に与えるよう予算執行を求めたい。即ち、自治会役員やPTA会長等の役員、各種団体等の一部声のデカい人間だけが利益を得るような不公正な制度にしないこと(これまでの加古川市の行政はほとんど声のデカい自治会、PTA,団体等に有利になるよう進められてきた)、新たにボランティア等の市民活動に参加したい人を増やせる制度設計、運営と予算執行を求めたい。

339市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 22:28:28
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その10】 No.042

・ごみ減量化推進事業

環境部所管の事業で、一般会計当初予算案計上額は、5905万2千円である。
高砂市に二市二町での広域ごみ処理施設を建設し、ごみの量を基に負担金が決まることから、加古川市のごみの排出量を20%減量するための施策を進めるものである。

340市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 22:29:03
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その11】 No.043

以下、私の考察及び意見と提言である。
このごみ減量化推進事業そのものは必要不可欠な事業であるが、その中身や計画、目標があまりにもずさんであるといわざるを得ない。
事業内容について、渡辺征爾議員(新市民クラブ)への答弁では、(ごみ減量の啓発費が上昇した理由は)のぼりや横断幕、小学生向けの副読本、ポスター、パンフレットを作成のためであるという。
さらに、桃井祥子議員(公明党)、木谷万里議員(志政加古川)へは、生ごみ処理機の補助も実施し、本体価格の1/2までで上限3万円まで、電気温風で生ごみを乾かすものを購入した場合に補助するよう検討していると答弁した。
ここでめずらしいことに、普段は本質からずれた質問ばかりしている山本一郎議員(創政会)が、
「ごみ減量化の各施策による大目標は、個々の大目標は出ているのになぜ20%削減の大目標が無いのか?」
と、環境部を質したところ、
「この1年でアクションプランを作り来年度配布することにしている」
と答弁、山本議員は、
「行政改革で平成30年からごみ有料化をしようとしているのに、スケジュールが後から後から決めていておかしい」
と、珍しく的を射たいい質問をしていた。
さらに、建部正人議員(志政加古川)へは、紙ごみ、資源回収の数量を増やすため、雑がみ回収袋等を配ったが効果は乏しく、今後早急に資源回収BOX増やすと答弁した。

341市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 22:29:39
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その12】 No.044

長々と委員会での質疑の内容を引用した(※この福祉環境委員会は木谷万里、建部正人議員と元々いい質問をする議員がいる上に、珍しく山本一郎議員もいい質問をしたため引用が長くなった)。
読んでいただければわかるが、この環境部のごみ削減計画は大目標もないままに進められている。このままでは、各種減量化推進事業で税金を使って作られたパンフやのぼりも新たな雑がみ等のごみになってしまうのではないかと危惧される。
環境部は昨年10月にごみ減量化推進事業として税金を使って雑がみ回収袋を配布したが、その効果はどれだけあったのか試算されていない(※新たに雑がみを増やしただけの可能性もある)。
加えて、水切りを先着で文化センターで配布したが、公平性の原則を考えてこのやり方が果たして良かったのか検証されていない。
今回、さらに生ごみ処理機への補助金を出そうとしているが、補助金についての公平性についての議論がなされていないことは極めて残念である。

ごみ減量化は喫緊の課題であるが、加古川市環境部のやっている施策は、ごみ広域化にかこつけて予算を確保し、あらたにごみとなるパンフ等を税金を使って大量作成し、不公正な形で税金のばらまきをやっている面が否めない。
市当局にはもう少し効率的で正しい税金の使い方をしてもらいたいし、福祉環境常任委員会の市議たちには厳しくチェックしてもらいたいものである。

342市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 22:30:16
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その13】 No.045

・加古川河川敷バーベキューサイトモデル事業

これも、岡田市長の公約の一つである。JR加古川橋梁の北側の河原自治会に隣接する加古川河川敷に、バーベキューサイトを設置しようとする計画と予算(モデル事業)である。
しかしながら、当局の説明を通じてあまりにも無計画でずさんな内容であることがわかった。

343市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 22:30:56
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その14】 No.046

以下、私の考察及び意見と提言である。
まず、委員会での建設部からの報告では、河川敷での水、電気等はポリタンク設置することを検討する。最近のBBQサイトは自宅同様手ぶらで利用できるようなものでないと不人気だが、それは難しい等の苦しい答弁が続いた。 
さらに、煙やニオイについて、地元河原自治会の了解はとれているのかという質問には、次回委員会以降で報告するとの答弁で、まだ調整できていないことがわかった。
さらに、国交省からBBQサイトの駐車場にガードマンをつけるよう指示されていると答弁したが、じゃあ他の河川敷の無料駐車場に車を置かれたらどうするんだ、という質問にまともな答えは無かった。
さらに、委員会での予算質疑では、玉川英樹議員(志政加古川)が、加古川まつりのときBBQサイトはどうするのかと質問したところ、花火の時どうするかは決めていない、有料席(さじき席)を500→600席に増やすことを決めているので難しいが、岡田市長は花火の時もBBQサイトを実施したいと考えているようである、と、当局は無責任な答弁に終始した。
さらに、国交省と話し合いで、河川敷に総延長1500mの誤進入防止のためフェンスを設置すると答弁した。
岸本健樹議員(無会派(共産党))は、撤去可能なその総延長1500mのフェンスは、毎年3回以上加古川が増水するそうだがその度に撤去するのかと嫌味っぽく質問したところ、当局は「撤去します!」と答弁した。

344市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 22:31:29
加古川市議会今定例会注目の議案及び予算案【その15】 No.047

以上、議員たちの聞き方や当局の答弁を見てもお分かりだと思うが、このBBQサイト事業、本当に何も考えておらず無責任な計画であると断ぜざるを得ない。
まず、河原自治会との交渉がうまくいくかどうか?現に淀川のBBQサイトではニオイや街中へのごみの不法投棄等問題が多くもめているようであるが、そのあたりのことが全く考えられていない。加えて、予定地の南側には7月開業の新市民病院があるが、ニオイ等の公害について本当に問題が無いのか大いに疑問である。
年に3回以上加古川が増水する現実も全く直視していないし、花火大会のことも全く考えられていない。
担当部局の答弁は、「岡田市長の肝いりなので」と言わんばかりだが、加古川市役所は誰も市長にこの事業内容はまずいと進言できる人物がいないのか?
市議会議員もこれだけ問題があると言いながら、市長を呼んで、「これはあかんで!」と言える議員はいないのか?

本来、このような無責任な事業を含む予算案は組み替え動議を出す、予算修正案などを出す等して議会として修正するべきであったが、委員会では賛成多数で可決されてしまっている。

345市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 22:32:09
本定例会提出議案に対する評価、意見について(私の意見・討論) No.048

以下、私の本定例会提出議案についての評価、意見を述べる。
一般会計予算案以下各種予算案、及び提出された条例改正はどれも必要不可欠なものであり、可決成立させるべきものである。しかしながら、市民に新たな負担をお願いする内容の予算案や条例改正があるにもかかわらず、市議会議員たちは自身の議員報酬削減以外、まともに質疑せず、岡田市長の言う「ただ単に聞こえの良い側面だけを伝えるだけではなく、市が抱えている課題の現状、市民に新たなご負担をお願いしなければならないことも、誠実に、また丁寧に伝え、市一緒になって、一つ一つの課題を乗り越えていく」という状況には程遠く、「決まったことだから従え!」と言わんばかりの姿勢というのが市議会の現状であると言わざるを得ない。このような姿勢では、加古川市も加古川市議会からも市民の心はますます離れ、市民からの行政、議会への信頼は失われていくだろう。
加えて、一連の議論では法律等についての市議会議員たちの勉強不足が露呈した。
市議会議員たちは、その姿勢を反省し、改めなければならない。
予算案についても、国から補助金がもらえたので事業をすると言わんばかりの無計画な事業が少なからず盛り込まれている他、市民病院跡地活用、ごみ広域化といった重要課題について、市民の理解を得ようとする姿勢、長期目標を持ってそれに向かって進めようとする姿勢、無駄なく効率よく予算(=税金)を使おうという姿勢が欠けている。
とりわけ、バーベキューサイトモデル事業は、後先考えない無計画な事業と言わざるを得ず、到底賛成できないものであり、予算修正すべきであるが、すでに委員会で可決されている以上、付帯決議等で市当局に住民との合意を図り、安全かつ適切な形で事業が進められるよう要求すべきである。

346市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 23:58:20
明日3月25日加古川市議会本会議最終日に「議長不信任決議案」等の提出を求める!!
No.049

さて、明日3月25日9時半〜加古川市議会本会議が開かれ、平成28年度各種当初予算案他条例改正案について委員長報告、質疑、討論、採決が行われ、加古川市議会は閉会する。
これまで傍聴してきた中で、議事運営・議事整理能力の無い佐藤守議長、傍聴人排除を企てる議会事務局、及び全加古川市議会議員には猛省を促したいことから、以下の不信任決議案、問責決議案を作成した。

「加古川市議会議長佐藤守君に対する不信任決議案(議長不信任決議案)」
「加古川市議会事務局長に対する不信任決議案(議会事務局長不信任決議案)」
「加古川市議会事務局に対する問責決議案」
「加古川市議会に対する問責決議案」

加古川市議会議員の有志は、明日の本会議で上記4決議案を動議として提出の上、趣旨説明の後、討論、採決してもらいたい!!
(※志有る市議会議員の諸君には、是非上記決議案を提出してもらいたい。この掲示板から引用してもらって構わないので、切に動議提出をお願いしたい。)

347市民オンブズ加古川:2016/03/24(木) 23:59:41
加古川市議会議長佐藤守君に対する不信任決議案(議長不信任決議案)

加古川市議会は、議長佐藤守君を信任しない。
上記決議する。

(理 由)
地方自治法第104条によると、議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表するという重責を担う職である。
しかし、佐藤守議長は以下に挙げる主に3点において、議長としての資質、能力を著しく欠いていると言わざるを得ない。
第一に、本会議質疑で議員の質問を不当に打ち切り、当局に適切な答弁をさせなかった。
本会議における予算質疑、条例案質疑等の場において、質問するため挙手した議員を無視し、勝手に質疑を打ち切るという、議長としてあるまじき行為を何度も繰り返しただけでなく、議員の質問に対し当局の答弁漏れがあるにもかかわらず、そのことに気付くこともなく、当局に答弁を求めることも、休憩して当局に答弁調整させることもせず、ただ議長席の高い椅子に座り、議会事務局の作った議事進行表を読み続けるだけの、極めて不公正かつ全く整理がなされていない議事運営を行った。
具体的には、少なくとも3月9日と11日の本会議合わせて挙手した議員の質問を4回以上不当に打ち切り、当局の答弁漏れは3回以上あった。
言うまでもないことであるが、31名の市議会議員は党派に関わらず全議員が市民から民意を付託されて議場で発言しているのであり、その発言を不当に打ち切り発言させないことは、市民の声を切り捨て、市民の民意を否定すること、即ち民主主義を否定することであり、到底許されることではない。
当局の答弁漏れに気付かないのは、議長自身が議員から何を質問されたかまともに聞いておらず、メモすることもなく、質問の内容も理解せず、当局が聞かれた事に対し答えたかどうかなど全く聞きもせず理解していないからである。
代表質問や一般質問においても、「一般質問における市長答弁の禁止」という加古川市議会独自の愚かな申し合わせをいいことに、バカの一つ覚えのごとく代表質問では市長のみを指名し、一般質問では担当部長の身を指名し続けた。少なくとも代表質問でも詳細な事項については担当部長を指名すべきであるし、一般質問でも重要事項や市民への負担増を伴う事業等は市長を指名すべきであったが、全くそういったことはせず、議事運営能力、議事整理能力が全く無いことが証明された。
議長の役割がまるで会議を1分1秒でも早く終わらせることであるかの如く勘違いしているようだが、それはつまり民主主義と民意を否定する姿勢であり、到底容認できるものではない。

348市民オンブズ加古川:2016/03/25(金) 00:00:15
第二に、定例会会期中で委員会開催中にもかかわらず議会以外のイベントに出席した。
加古川市議会委員会条例第2条「議長は、常任委員会に所属しないものとする」により、議長は常任委員会に出席せずともよいことを悪用し、本会議開会中にもかかわらず各種式典やイベントに出席し、議事堂から不在となるなど言語道断である。
少なくとも一般市民は、議長の仕事はイベントに出席して偉そうに来賓あいさつし、偉そうに来賓席に座ることではなく、議長として本会議において議事運営すること、議員として委員会等で質疑をすることであると考えている。自身の名誉欲と権力欲を満たすために、各種行事やイベントに呼ばれてもいないのに出席し、来賓として威張り散らすことは、納税者たる市民の求める議長の役目ではない。
このような姿勢で月額70万円もの議長報酬を受け取っていては、加古川市議会議長は高給取りのくせに仕事もせず挨拶回りばかりしている税金泥棒であると市民から非難を浴び、市議会そのものへの信頼を失うことは間違いない。
第三に、議会事務局と結託し、あろうことか傍聴人を排除せんがばかりの傍聴規則、規定の変更を実施した。
「※傍聴席に入場される前に職員が携帯を確認しますのでご協力ください。」に加え、「6 委員会休憩中は、傍聴席から退席いただく場合があります。」と、本会議及び委員会において、傍聴人を排除せんばかりの傍聴規則、規定の変更を実施した。議会事務局職員が携帯電話の画面を確認するなど、法令による根拠があいまいな不当なプライバシー侵害に等しい行為であるし、委員会休憩中に無理やり傍聴人を会議室に押し込めるなど、無礼千万かつ極めて「閉ざされた議会」運営であると言わざるを得ない。
市議会を傍聴することは、憲法が保障する市民の有する当然の権利であり、これを市議会議員、市議会議長及びそれらと結託した議会事務局職員によって侵害することは到底許されないことである。
市長が公約で「OPEN」を主張する中、佐藤守議長は加古川市議会を「CLOSE」させようとしており、まさに時代と逆行する行為であり、市民の権利を侵害するもので到底許されない。
こうした議事運営の姿勢、能力の低さ、議会制民主主義に対する意識が根本的に欠落しているようでは、議会に対する市民の信望を失墜させることは明白であり、佐藤議長は、議会の代表を務めるにたえないと判断せざるを得ない。
よって、加古川市議会は、議長佐藤守君の不信任を決議する。

平成28年3月25日 加古川市議会

349市民オンブズ加古川:2016/03/25(金) 02:14:55
加古川市議会事務局長に対する不信任決議案(議会事務局長不信任決議案)

加古川市議会は、議会事務局長を信任しない。
上記決議する。

(理 由)
地方自治法第138条によると、議会事務局長は、議長の命を受け、議会に関する事務に従事するという、議会職員の中でも最も重責を担う職である。
しかしながら、加古川市議会事務局長は、議長他市議会議員と結託し、あろうことか傍聴人を排除せんがばかりの傍聴規則、規定の変更を実施した。
「※傍聴席に入場される前に職員が携帯を確認しますのでご協力ください。」に加え、「6 委員会休憩中は、傍聴席から退席いただく場合があります。」と、本会議及び委員会において、傍聴人を排除せんばかりの傍聴規則、規定の変更を実施した。議会事務局職員が携帯電話の画面を確認するなど、法令による根拠があいまいな不当なプライバシー侵害に等しい行為を平然と実施し、委員会休憩中に無理やり傍聴人を会議室に押し込めるなど、無礼千万かつ極めて「閉ざされた議会」運営を何らためらいもなく実施した。
市議会を傍聴することは、憲法が保障する市民の有する当然の権利であり、これを一介の公務員に過ぎない議会事務局長及び職員によって侵害することは到底許されないことである。
市長が公約で「OPEN」を主張する中、加古川市議会事務局長及び職員は加古川市議会を「CLOSE」させようとしており、まさに時代と逆行する行為であり、市民の権利を侵害するもので到底許されない。
そもそも、公務員たる議会事務局長は、日本国憲法第15条第2項により「全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」と定められており、議長や市議会議員のご意向ばかりを忖度し、市民への情報公開や憲法第99条で公務員に定められた憲法擁護義務を放棄することは到底許される行為ではない。議員の機嫌を損ねないためにその意向を忖度し、市民に「閉ざされた議会」を作り、「決まったことに従え!」という、官尊民卑の腐りきった役人根性での対応しかできない加古川市議会事務局長及び職員の対応、情報公開等全く考えていない由らしむべし、知らしむべからずの姿勢は到底許されるものではない。
議会制民主主義に対する意識が根本的に欠落し、全体の奉仕者としての姿勢が全く欠けている現状では、議会に対する市民の信望を失墜させることは明白であり、議会事務局長は、議会職員の代表を務めるにたえないと判断せざるを得ない。
よって、加古川市議会は、議会事務局長の不信任を決議する。

平成28年3月25日 加古川市議会

350市民オンブズ加古川:2016/03/25(金) 02:15:25
加古川市議会事務局に対する問責決議案

加古川市議会事務局職員は、議長他市議会議員と結託し、あろうことか傍聴人を排除せんがばかりの傍聴規則、規定の変更を実施した。
「※傍聴席に入場される前に職員が携帯を確認しますのでご協力ください。」に加え、「6 委員会休憩中は、傍聴席から退席いただく場合があります。」と、本会議及び委員会において、傍聴人を排除せんばかりの傍聴規則、規定の変更を実施した。議会事務局職員が携帯電話の画面を確認するなど、法令による根拠があいまいな不当なプライバシー侵害に等しい行為を平然と実施し、委員会休憩中に無理やり傍聴人を会議室に押し込めるなど、無礼千万かつ極めて「閉ざされた議会」運営を何らためらいもなく実施した。
市議会を傍聴することは、憲法が保障する市民の有する当然の権利であり、これを一介の公務員に過ぎない議会事務局長職員が侵害することは到底許されないことである。
市長が公約で「OPEN」を主張する中、加古川市議会事務局職員は加古川市議会を「CLOSE」させようとしており、まさに時代と逆行する行為であり、市民の権利を侵害するもので到底許されない。
そもそも、公務員たる議会事務局職員は、日本国憲法第15条第2項により「全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」と定められており、議長や市議会議員のご意向ばかりを忖度し、市民への情報公開や憲法第99条で公務員に定められた憲法擁護義務を放棄することは到底許される行為ではない。議員の機嫌を損ねないためにその意向を忖度し、市民に「閉ざされた議会」を作り、「決まったことに従え!」という、官尊民卑の腐りきった役人根性での対応しかできない加古川市議会事務局職員の対応、情報公開等全く考えていない由らしむべし、知らしむべからずの姿勢は到底許されるものではない。
加古川市議会は、加古川市議会事務局に対し強く猛省を求める。

以上、決議する。

平成28年3月25日 加古川市議会

351市民オンブズ加古川:2016/03/25(金) 02:16:17
加古川市議会に対する問責決議案

加古川市議会議員31名は、加古川市民27万人を代表する議員であり、4年に1度の選挙で民意を付託された、まさに市民の代表者である。
加古川市議会は、市長の提出した予算案に対する議決権及び修正案の議決権、各種条例案の議決権及び議員立法としての条例提出権、請願陳情の審査権及び意見書の提出権等、市民の為の施策を実行するための多大な権限を有している。
市議会は、31名の議員がそれぞれに付託された民意について言論を通じて議論することで政策課題を洗い出し、少数意見も取り入れつつ、方向性を見出し、実現に向け議決する場であり、加古川市民を代表する民主主義を実現する場である。
これら市民の願いを実現するために、議会事務局を設置し、議会職員を雇用し、月額8万円もの政務活動費を支払い、月額58万円もの議員報酬を支払っている。これらの原資は当然すべて税金であるが、市民の願い、民意を実現するために必要な「民主主義のコスト」である、と一般的には解されている。
しかしながら、加古川市議会の実情は「民主主義のコスト」を支払うに相応な活動が全くなされていない。
本会議の場においても、委員会の場においても、自身に付託された民意などどこ吹く風で、全く発言しない議員が多数いる。
本会議質疑の場では、他議員の質問即ち、民意である発言を全く聞かず質疑を打ち切ったり、他議員の質問など全く聞かず、即ち、本質的に議論に参加せず言いっぱなしで、発言だけをする議員が多数いる。当然、当局もその議員の姿勢を見抜き、質疑は言いっぱなし、答えっぱなしの常に一方通行で、議論が全く成り立たない。これでは、政策課題の洗い出しも、よりよい提言も生まれない。
代表質問では3人以上の会派にしか質問の機会を与えず、一般質問では不当な申し合わせにより市長、副市長、教育長等の特別職は一切答弁できない。一般市民には、市長に質問する機会はない。市長に質問する機会を与えられている市議会議会自らが、市長に質問する権利を放棄するなど、言語道断である。
本会議、委員会の質疑を通じて議員の勉強不足がよくわかる。法律についてはもとより憲法についてさえ理解しておらず、当局と対等に議論することなど全くできないレベルにもかかわらず、自身は偉いと勘違いし、意味不明な質問を繰り返している。そして政務活動費等を有効活用して勉強しようという気など一切なく、無駄に贅沢な紙を用いたカラーで内容の無いチラシ配布等に湯水のようにムダに政務活動費を使用している。
そして、やたらと形式にばかりこだわり、心のこもらない誰がつくったかわからない文書を長々と読み上げる討論等の意味の無いことを繰り返す反面、自身の言いたいことだけを主張し、主張の異なる議員の意見を聞こうとしないばかりか、はじめから発言を塞いだり妨害したりと、議会制民主主義を根本から否定するような行動をとっている。
そもそも、近隣の市町議会と比較しても、加古川市議会は本会議、委員会とも開催日数が圧倒的に少ない。にもかかわらず、各種行事や卒業式等のイベントには招かれてもいないのに出席し続け、市議会で議論することは放棄し、議事堂の外で名誉欲と権力欲を満たすためと次回選挙の為に顔を売るためのイベント出席ばかりを続けている。これでは市民から仕事をしていないので、議会など不要であると言われても仕方が無い。
少なくとも現在の加古川市議会には月額58万円もの議員報酬に見合うだけの仕事をしている議員はいない。
加古川市議会議員31名には、現状の議論しない、議論のための勉強をしない自身の議会活動について、強く猛省することを求める。

以上、決議する。

平成28年3月25日 加古川市議会

352読者A:2016/03/25(金) 08:40:55
今日は本会議があるみたいですが、仕事で行けないので、また詳しく教えて下さいね。

353市民オンブズ加古川:2016/03/26(土) 10:07:47
3月25日加古川市議会本会議(討論・採決)レポート【速報】No.050

昨日、加古川市議会本会議(第7日)が開催され、予算案、条例改正案、人事案件について、討論・採決され、閉会した。まずは各種議案の賛否一覧をお伝えする。

予算関連議案①

・議案第11号 平成28年度加古川市一般会計予算
→賛成多数で可決 賛成:27 反対3 

賛成
(創政会)神吉耕藏、吉野晴雄、井上隆司、原田幸廣、中村亮太、森田俊和、福岡照文、山本一郎、落合誠
(志政加古川)松本裕一、木谷万里、玉川秀樹、織田正樹、松本裕之、西村雅文、建部正人
(公明党)大西健一、相良大悟、小林直樹、桃井祥子、白石信一、小澤敬子
(新市民クラブ)村上孝義、畑広次郎、稲次誠、渡辺征爾
(無会派)井上津奈夫

反対
(無会派(共産党))岸本健樹、高木英里
(無会派(新社会党))松崎雅彦

・議案第19号 平成28年度加古川市病院事業債管理事業特別会計予算
→賛成多数で可決 賛成:28 反対2 

賛成
(創政会)神吉耕藏、吉野晴雄、井上隆司、原田幸廣、中村亮太、森田俊和、福岡照文、山本一郎、落合誠
(志政加古川)松本裕一、木谷万里、玉川秀樹、織田正樹、松本裕之、西村雅文、建部正人
(公明党)大西健一、相良大悟、小林直樹、桃井祥子、白石信一、小澤敬子
(新市民クラブ)村上孝義、畑広次郎、稲次誠、渡辺征爾
(無会派(新社会党))松崎雅彦
(無会派)井上津奈夫

反対
(無会派(共産党))岸本健樹、高木英里

・議案第21号 平成28年度加古川市駐車場事業特別会計予算
→賛成多数で可決 賛成:27 反対3 

賛成
(創政会)神吉耕藏、吉野晴雄、井上隆司、原田幸廣、中村亮太、森田俊和、福岡照文、山本一郎、落合誠
(志政加古川)松本裕一、木谷万里、玉川秀樹、織田正樹、松本裕之、西村雅文、建部正人
(公明党)大西健一、相良大悟、小林直樹、桃井祥子、白石信一、小澤敬子
(新市民クラブ)村上孝義、畑広次郎、稲次誠、渡辺征爾
(無会派)井上津奈夫

反対
(無会派(共産党))岸本健樹、高木英里
(無会派(新社会党))松崎雅彦

・議案第22号 平成28年度加古川市財産区特別会計予算
→全会一致で可決 賛成:30 反対:なし


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