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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

503紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/10/26(月) 02:59:48
>>496(GM)

  「ふむ」

 「……相手は宝梦ちゃんがここで調査していることを知っているのに、予定を変えていない?
  となると、確実に仕留めるつもりなのか、それともよほど自分の逃走経路に自信があるのか」

疑問に道筋を与えてくれる『名探偵』は、今や紫の中だ。助言は期待できない。
しかし、問題は無い。
この場に『名探偵』は二人いるからだ。三人いるに越したこともないのだが。

   「……しかし、『蠍』ですか。
    音を媒介に、動物を生み出して操る能力? それとも、自然環境そのものを再現する能力?
    いずれにせよ、レパートリーは豊富そうですね。
    仮に『象』なんかが出てきたらどうしてくれましょうか」

拳銃では、流石に象の相手は心もとない。
せめてライフル銃は欲しいし、それでも即死させるのは難しかろう。
いずれにせよ、周辺の警戒は怠るまい。


>>502(愛川)

    「ちなみに、人間のような大型哺乳類を死に至らしめるような猛毒を持つ蠍はごく一握りですよ。
     特にエイノーさんぐらい大柄な成人男性であれば、少なくともすぐに死に至るということはないかと。
     無論、スタンドで生み出された生物に現実の常識がどの程度通じるのかと言うのは疑問が残りますがね」

軽くフォローをいれつつも、『命令』とやらは小角に任せよう。
自分は愛川の『スクリーム・アウト・ラウド』の詳細な説明を聞いているわけではないからだ。


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