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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

353紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/09/23(水) 00:35:11
>>349>>350(GM、愛川)

  「……別に構いませんが、愛川ちゃん」

    「それ、『死にますからね』」

『とーぜんのこと』を言うように、口出しする。

      「ここにルンクス、ないしその手下が襲いに来る危険性が非常に高い。
       ……というような話を、たった今したばかりですが」

   「そこに『一般人』である『あなたの親友』を連れてくるんですね?」

仮にも、紫だってスタンド使い。
自衛の心得はあるし、危険は承知で来ている。が。

        「ハッキリ言っておきますが、この場の最優先護衛対象は『宝梦ちゃん』です。
         好き嫌いだとか情だとかではなく、それは彼女の能力がこの場において最も有用だからなんですが……
         敵の襲撃があった場合、最も優先されるべきは『小角宝梦を守る事』。彼女さえ逃げ延びれば、また調査を行える。
         だから私が死んでも貴女が死んでも、エイノーさんが死んでも青田さんが死んでも高遠さんが死んでも、それだけは優先されるべきです」

            「少なくとも、私はその子を守りませんが」

     「それを理解した上で、貴女の『親友』をこの『死地』に呼ぶ理由があるのであれば、まずはその理由をお聞かせ願いたいとこですがね。
      別に『大丈夫だと思うから』、なんて理由でも構いませんよ? 友情とは無償であり、また麗しくあるべきです。
      ただ、多角的に危険すぎるので私はお勧めしない、とだけは言っておきましょうか」


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